男「なんか深夜の2ch徘徊が日課だな…どうしてこうなったwwwwwww」
男「…」
男「ん?ゾンビ?バイオかよwwwwwwwゾンビとかどこの田舎でつか?っと」
男「あほくせー釣りだな」
男「せめて走れるゾンビかのろのろ動くのかはっきりしろよ」
男「さて今日はそろそろ寝て明日は昼から仕事だよ」
翌日
男「ん…8時か…飯食ってのんびりしてから行くかな」
リビング
?「いやーお母さんのだし巻き卵美味しいですねー作り方まで教えてもらってすみません」
母「そう言ってもらえると嬉しいわー私なんかで良ければ何でも聞いてね」
?「料理はてんでダメで本当に助かります」
男「母ちゃんめ…し…」
母「あっおはよあんたも早く食べちゃいなさい」
男「」
?「おはようございまーす」
男「え?」
母「どしたの?」
男「ぎゃあああああーーー」
?「きゃあああああーーー!!」
母「どうしたの男!?」
男「母ちゃん!!ゾンビ!!逃げるぞ
!」
母「落ち着いて!大丈夫だから!」
男「落ち着いてられっかよ!」
ゾンビ「急に叫ぶとか辞めてくださいよビックリするじゃないですか」
男「なんだテメーはぶっ殺すぞ」
ゾンビ「いや死んでるから…」
母「あっ紹介がまだだったわねこの方ゾンビさんよさっきコンビニで助けて頂いたの」
男「は?」
ゾンビ「ニュース見ろゆとり」
テレビ「皆さん落ち着いて行動して下さい!決して家から出ないで下さい!」
男「あっ…なんだよこれ…」
母「ゾンビさんはどちらから?」
ゾンビ「地元は埼玉です」
母「あら結構近いのね」
ゾンビ「歩きでしたからね電車乗ろうにもお金無くて適当に歩いてたらさっきの状況にって感じです」
母「そーだったの…外は危なそうだしうちでのんびりしてて良いからね」
ゾンビ「ありがとうございます」
男「落ち着き過ぎだろ!少しは焦れよ!!」
ゾンビ「夜のニュース位毎日見なさい!これだからゆとりは」
男「あ?頭ふっ飛ばすぞ?」
ゾンビ「キレる若者ですね解ります」
男「マジでなんなんだよこれ…」
ゾンビ「まーまー落ち着いて」
男「所でさお前は何者なんだよ」
ゾンビ「ゾンビだよ?」
男「馬鹿にしてんのか?」
母「あんたいい加減にしなさいよ!」
男「だっておかしいだろ!寝て起きたら家でゾンビと母ちゃんが飯作ってんだぞ?なんだよこの状況は…」
ゾンビ「だからニュースを見ろって言ってるんだよ」
男「今見たよ!」
ゾンビ「昨日から速報でばんばん流れてたよ?」
男「知らねーよ!」
ゾンビ「だからニュース普段から見ろよ!そんなだと社会についていけないぞ?」
男「うるせーよ!」
男「んでさ…なんでお前はうちに居るんだ?」
ゾンビ「あーそれはな少し前の話しなんだけど」
コンビニ
母「まさか牛乳切れてるとは思わなかったわ…それにしても酷いわね」
母「どこを見てもゾンビだらけだし怖いわー…」
ゾンビ1「う…ああああーー」
ゾンビ2「うぅぅぅ」
母「ひっ!」
ゾンビ1「うああぁぁぁぁ」
ゾンビ「ちょい待ちって」
ゾンビ2「う?」
ゾンビ「だめだってお前等こんな綺麗な女性に手出しちゃさ」
母「あ…あ…」
ゾンビ「もう大丈夫ですよここは任せて下さい」
母「あの…ありがとうございます」
ゾンビ「いえいえそれより何かお求めで?」
母「あっ!牛乳を…」
ゾンビ「牛乳ですねこちらでよろしいですか?」
母「あっ!はい」
ゾンビ「190円になります」
母「はい」チャリン
ゾンビ「はい…丁度ですねありがとうございましたー」
母「はいどうもー」
男「うん…え?なんでお前店員なの?」
ゾンビ「違うよ?」
男「うん?」
ゾンビ「ん?」
男「まーいいや…それでなんでお前そこからうちに来てんの?」
ゾンビ「いや外危ないから送ってあげたらご飯誘われてさ」
男「もう考えたくないや…」
ゾンビ「まーそんな深く考えるなよ」
男「所でさお前…なんで喋ってるの?」
ゾンビ「自分でもわからないな…」
男「ゾンビってさ人間食ったりするのが定番じゃん?それにうーうー言ってさ」
ゾンビ「あー…そうだね映画でもそうだね」
男「お前は違うのか?」
ゾンビ「いや俺肉はしっかり焼いたのが好きだしな」
男「…」
ゾンビ「ほら走れたり力強かったりタン汁飛ばすのも居るじゃん?俺は喋れるんじゃないかな?」
男「l4dかよ!お前ゲーマーかよ」
ゾンビ「生前はよくやったなー…モンハン全部ソロでクリアしたり」
男「ぼっちかよ」
ゾンビ「その言い方辞めろ!」ドンッ!
ゾンビ「すまない…」
男「いや俺も悪かった…」
ゾンビ「ご飯ご馳走になっちまったし俺も協力するから二人が生きていけるようにさ」
男「いやそんな気にするなよ飯ぐらいでさ」
ゾンビ「単なる自己満だから気にしないでくれ」
男「…わかった!これから宜しくな!」
ゾンビ「おう!」握手
男「ぬちゃーって…」
ゾンビ「あっ!すまん…」
男「じゃー武器と食料だな!後は生存者なんかも探しつつって感じか?」
ゾンビ「そうなるなまずは定番コースで」
男「おっしゃ準備していきますかな」
母「うふふ二人して楽しそうにして」
進行遅くてすみません
男「まずは足が必要だな」
ゾンビ「足?まだ腐ってないよ?」
男「移動手段って意味だよ!」
ゾンビ「ならそう言えや!」
男「解れやったくよー…って揉めてても仕方ないなんかないかな…」
ゾンビ「車使えよ」
男「免許ないよ」
ゾンビ「もう警察は機能してないから大丈夫」
男「いや運転なんか出来ねーよ…」
ゾンビ「仕方ねーな全く…とりあえず荷物とか持って行きますか」
男「おう!」
男「ドイトへ!」
ゾンビ「は?カインズホームだろ!」
男「なにそれ?」
ゾンビ「え?ないの?」
男「ドイトならあるけど…」
ゾンビ「…なんか虚しい」
男「まー良いじゃん早く行こうぜ」
ゾンビ「お…」
外
男「静かだな」
ゾンビ「もうほとんどが食われたか逃げたかしたんだろうな」
男「そんでどうするよ?」
ゾンビ「えーっと…あれでいいや」
男「おいおい!大丈夫なのかよ」
ゾンビ「有事だ!仕方ない、路上に放置されてる車は大体鍵付きだからな」
ゾンビ「お前はここで待ってろ」
男「え?わかった」
ゾンビ「さてと…」ガチャ
ゾンビ「えーっと…おっ!居た居た、おい!起きろ」トントン
ゾンビ2「お…おおー」
ゾンビ「悪いが車使うから降りて貰えるか?」
ゾンビ2「お?おおおおーーー!!」
ゾンビ「嫌じゃねーよ!ほら降りた降りた!」グイグイ
ゾンビ2「うおっ!」
ゾンビ「おーい!乗れー!」
男「おっ…おう…」
ゾンビ「ガスが少ないな…途中でgs寄るぞ」
男「良いのか?あのゾンビ…なんか項垂れてるが…」
ゾンビ「良いんだよ!ほら行くぞ」
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