絶対覗くなよ?(30)






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 ( ´・ω・) ようこそID腹筋スレへ!
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 しー-J

ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。

例1 ID:wwh7KM12 の場合 7×12=84 なので84回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. の場合 数字がないので今日は一休み。

さあ、存分に腹筋するがよい。↓

男「」チラッ

鶴「覗くなって言ったろ」

男「・・・」

鶴「どうした? カッコよすぎて言葉もでないか? あ!?」

男「……お前オスなの?」

鶴「オスで悪いか?」

男「……別に」

鶴「もしかして期待してた!?」

男「・・・」

鶴「プッ、鶴に期待するとかwww」

男「……訪ねて来たとき人の女性だったじゃん」

鶴「なに言ってんだお前? 願望が強すぎて幻覚見たんじゃね?」

男「……は?」

鶴「このイケツルのオレ様が変装するわけ無いだろ」

男「・・・」

鶴「変装なんかしたらオレ様のイケツルな顔が隠れるだろ?」

鶴「だからオレ様は変装もせずに堂々とだなーー」

男「俺なんでこんな鶴を家に上げたんだろ……」

鶴「こんな鶴だぁ!? お前よりもイケTEL鶴だぞ!?」

男「俺そもそも鶴じゃないし」

妹「お兄ちゃん…… どうしたの」ゴシゴシ

男「あ、すまん起こしちゃったか」

妹「ううん…… へーき」ゴシゴシ

男「……そうか」

男(なにが平気なんだろ?)

鶴「おいお前!!」

妹「……なーに?」

鶴「お前じゃない、そこのブサツルのことだ」

男「だから俺は鶴じゃないって」

鶴「そんなことはどうでもいい」

男「よくない」

男「で? 俺になんか用でもあるのか?」

鶴「何でもない。 ただ呼んだだけだ。 それくらい察しろ」

男(こいつウゼぇ)

妹「お兄ちゃん、お兄ちゃん」チョンチョン

男「ん?」

妹「あの鳥さん何でお話できるの?」

男「さぁ?」

鶴「その質問にはオレ様が直々に答えてやろう。 感謝しろストーク信者よ」

男「ストーク信者って誰のことだよ」

鶴「無論そこのブサツルの妹に決まっているだろうに」

男「俺は不細工かもしれないが、鶴じゃない。 何度言ったらわかるんだ」

男「てかストークって何だよ」

鶴「そんなことも知らないのか?」

男「知るか。 普通は知らないだろ」

鶴「いや、普通は知ってて当たり前のことだ。 本当に知らないのか?」

鶴「こんな常識的なことも?」

男「お前ら鶴の常識と、人の常識は違うっての」

鶴「同じだろ」

男「違うっての。 その証拠に、俺はお前らの常識であるストークってのを知らん」

鶴「それはお前がバカなだけであろう」

男「バカでも常識くらいわかるっつうの」

鶴「おい、そこのストーク信者よ」

妹「ほえ?」

鶴「ストークってなんだか知っているであろう?」

男「だから知ってる訳ないって。 まして俺よりも小さい妹が知っているわけがない」

妹「私知ってるよ~」

男「なにっ!?」

鶴「やはりな」

鶴「これは知ってて当たり前のことだよな、ストーク信者よ」

妹「うん!! 知らないのはそーとーなおバカさんだ~」

男「……俺、知らないんだけど」

妹「じゃあお兄ちゃんはおバカさんだね~」

鶴「だな」

男「じゃあこのおバカなお兄ちゃんに、ストークって何かを教えてくれないかな?」

男(ただ聞いたことがあるだけで、本当のことは知らないはず……)

鶴「仕方がない。 このオレ様が直々に教えてやろう」

男「お前に言ってない」

鶴「なっ!?」

男「妹ちゃん、お兄ちゃんに教えてくれないかな?」

妹「いいよ~」

鶴「ば、バカな!? このオレ様が教えてやるというのに、それを断るだと!?」

男(……絡まれると面倒臭いからほっとくか)

男「それでね、ストークって何かな?」

妹「すとーくって言うのはね、コウノトリさんのことだよ」

男「そうかそうか、コウノトリさんのことかー。 さすが妹は頭がいいな~」ナデナデ

男(たぶん違うけど……)

妹「えへへー」

鶴「さすがはストーク信者、このブサツルとは違って常識がわかっているな」

男「え!? あってるの!?」

鶴「合っているに決まっているだろ。 もしかして、ストーク信者のことを疑っていたのか?」

妹「……え? そうなの? お兄ちゃん……」

男「い、いやいや、そんなことはないぞ!!」

妹「……ホントに?」

男「あ、ああ本当だ。 お兄ちゃんが妹を疑うわけが……ないだろ!!」

妹「そーだよね。 お兄ちゃんがそんなことするはずがーー」

鶴「図星を付かれて焦る気持ちもわかるが、少し落ち着いたらどうだ? ブサツルよ」

男「ちょっ!! おまっ!!」

妹「……お兄ちゃん」

男「……ハイ」

妹「……私はね、お兄ちゃんのこと信じてるの」

妹「だからね、私には嘘はついて欲しくないな……って……思ったり」

鶴「さすがはストーク信者まだまだ純粋な心の持ち主だな」

男「ちょっと黙っててくれる?」

鶴「オイ!! もしかしてオレ様に言っているのか!? なぁ!? なぁ!?」

男「明日の朝食、唐揚げにしようかな~」チラッ

鶴「朝からそんなヘビーなもの食って、気持ち悪くならないのか?」

男「・・・」

妹「お兄ちゃんたち!! ちゃんと聞いてるの!?」

鶴「『たち』ってなんだ!! 『たち』って!! オレ様はその話に関係無いだろ!?」

妹「鳥さん」

鶴「なんだ? ここは親しみを持ってイケツルと呼んでもらっても構わないぞ」

妹「じゃあ、イケツルさん」

鶴「なんだ?」

妹「うるさいからお話に混ざらないで」

鶴「なっ!? このオレ様ーー」

妹「黙って♪」

鶴「……了解」

男「プッ、小さい女の子に言いくるめられてやんのww」

鶴「お、おのれぇ」

妹「お兄ちゃん」

男「なんだ?」

妹「お兄ちゃんもうるさいから、黙ってて」

男「いや、でもコイツよりはーー」

妹「静かに、ね?」

男「……ハイ」

鶴「ハハッ、お前も変わらないではないか。 オレ様の方がイケツルなだけまだましだな」

男「だから俺は鶴じゃないって」

妹「お兄ちゃんたちは、少しの間でいいから、お口を塞げないの?」

鶴「オレ様の場合、口じゃなくてくちばしだからセーフだな」

男「いやいや、セーフの意味がわからねぇよ」

妹「私のお話聞いてよ!!」

鶴「え~ オレ様も聞かなきゃダメなのか?」

男「シィー、ここは黙って聞いてやれよ」

妹「………」うるうる

妹「もういい!! お兄ちゃんのバカ!! もう知らない!!」プイッ

ガラガラ

妹「おやすみ!!」

バタン

男「………」

鶴「怒ってても挨拶していくんだな。 よくできた娘だ」

男「………」

鶴「知ってるか? ああゆう娘ほどモテるんだぞ」

男「………」

鶴「かく言うこのオレ様もモテモテだからわかる」

男「………」

鶴「ストーク信者からはこのオレ様と同じで、モテモテオーラを放っていた」

男「………」

鶴「まぁオレ様ほどじゃ無いけどな」

男「………」

鶴「……さっきから黙っているが、どうかしたか?」

男「………」

鶴「このオレ様がお前の話を聞いてやろうじゃないか」

男「……何で俺だけ罵倒されたの?」

鶴「そりゃあの娘がオレ様に惚れてて、オレ様に嫌われたくないからお前にしか言わなかったに決まってるだろ」

男「……お前に聞いた俺がバカだったよ」

男「お前に聞いた俺がバカだったよ」

鶴「ストーク知らない時点でお前のバカはもう証明されたろ」

男「………」

ーーー
ーー

妹(お兄ちゃんのバカバカ!!)

妹(どうして私のお話を黙って聞けないの!?)

妹(お兄ちゃんのバカ、バカ、バ~カ!!)

妹「………」

妹「……バカ」

トントン

男「いもうと~」

妹「……なに」

男「さっきは悪かった」

妹「………」

男「俺もアイツも悪気があった訳じゃないんだ」

鶴『悪気が無くて怒らせるとは、最悪な奴だなお前』

男「お前もだよ!!」

男「妹……だからーー」

鶴『オレ様もか!? そんなわけ無いだろ!? このオレ様みたいなーー』

男「うるせぇ!! 少し黙ってろ!!」

男「だからな…… なんて言うか…… そのーー」

鶴『さっきの黙ってろって、もしかしてオレ様に言ったのか!? なぁ!? なぁ!? なぁ!?』

男「ちょっとまってて、アイツをブッ殺して来る」

妹「………」

男『オイ貴様!! 少し黙ってろって言ってんだろ!!』

鶴『ブサツルよ、少しは言葉を選びたまえ』

男『うるせぇその口縫ってやろうか!?』

鶴『くちばしだからセーフだ』

男『だからセーフの意味がわかんねっての!!』

鶴『セーフと言うのは、アウトでは無いことだ。 ブサツルよ、少しは勉学に励んだほうがよいぞ』

男『セーフの意味ぐらい知ってるっつうの!!』

鶴『知っているならなぜ聞いた?』

男『うっぜぇ~』

妹「あはは ……バ~カ」

ガラガラ

妹「二人ともヤメテ~ お家が壊れちゃうよ~(棒」

男「妹……」

鶴「どうしたんだ? いきなり名前を呼んだりして…… あ、恋か」

男「いきなりなに意味のわからないこと言い出してんの?」

妹「そうなんだよね~ 私、お兄ちゃんに恋しちゃって……」

男&鶴「……え?」

男「……何でお前(鶴)が驚いてんの?」

鶴「お前!! オレ様に恋してたんじゃなかったのか!?」

妹「あはは~ ざんねんでした~」

妹「と言うわけでお兄ちゃん」

男「アイ!!」

妹「結婚してください!! お願いします」

男「……え?」

男「それはどういう……」

妹「な~に? もう一度言わせるつもりなの~?」///

男「いや…… ちょっとまって…… え?」

男「結婚したいの?」

妹「……うん」

男「俺と? お前(妹)で?」

妹「……うん」

男「……少し考えさせてくれ」

妹「プッ…… 考え、なくて、いいよ」プルプル

男「……ん?」

妹「だって、これーー」プルプル

妹「もう限界、あははははは、だ~まされ~た~」

男「……は?」

妹「本気にしちゃって~、私がお兄ちゃんに恋するわけ無いでしょ。 あはは、おっかしーのー」

鶴「やはりオレ様にーー」

妹「それは絶対に無い」

鶴「………」

男「なっ……なんてことするんだ!!」///

妹「ゴメンね、つい……」

妹「でもね、元はと言えばお兄ちゃんが悪いんだよ!!」

妹「お兄ちゃんが、私のお話を聞かないから……」

男「でもコイツも……」

妹「え? だって私、鳥さんとお話するつもり無いもん」

鶴「グハッ……」

鶴「もうやめて! そこのイケツルのライフはゼロよ」

男「……言ってて悲しくならないか?」

鶴「なるわけ無いだろバカが」

男「妹~ もっと言って差し上げろ~」

鶴「なっ!? 頼むからもうやめてくれ!!」

妹「これ以上鳥さんに言うことは無いよ?」

男「なっ!?」

鶴「形成逆転だな」

男「くっそ……」

妹「それにこれ以上この鳥さんとお話したくないしね」ニコッ

鶴「………」ガクッ

妹「どうしたの鳥さん!?」

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