モバP「枕」 (99)

グダグダだが大目に見てくださいな

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406896527


ガチャ

卯月「ただいま戻りましたー」

ちひろ「あ、おかえりなさい卯月ちゃん」

卯月「ただいまですちひろさん……あれ?プロデューサーさんは?」

ちひろ「プロデューサーさんならさっき、大慌てでトライアドプリムスの迎えに行きましたよ」

卯月「もうですか!?」

ちひろ「卯月ちゃんが上がってくるまでに、嵐のように来て報告済ませた後、ビューンって去っていきました」

卯月「プロデューサーさん……私を送ってくれたから時間が間に合わなくなったんだ……悪いことしちゃったなぁ」シュン

ちひろ「大丈夫ですよ、プロデューサーさんの事だから、アイドルのためならたとえ火の中水の中ですよ、てゆうか割と本気で『アイドルを歩かせるくらいなら俺がおんぶして走る!!』とか……言い出しそう……てかやりかねない……むしろやったからほんとにあいつはもぉぉぉぉ……」

卯月「ま、まあプロデューサーさんですからね…」ハハハ…


ちひろ「ん゛ん゛っ……ところで卯月ちゃん、今日の仕事はもう終わりでしょ?」

卯月「はい、プロデューサーさんが、送っていくから帰り支度して待っててくれって、言ってたんですけど……」

ちひろ「え、あー……、迎えに行っちゃいましたからねー」

卯月「はい、でも、これ以上プロデューサーさんの手を煩わせるのも嫌ですし、自分で帰ることにします、女子寮までそんなに距離もないですし」

ちひろ「あーいやー……でも、素直に待ってた方がいいと思うなー」

卯月「え? どうしてですか?」

ちひろ「プロデューサーさんのことだから、卯月ちゃんが自分で帰ったって知ったら……多分車飛ばして追いかけると思う」

卯月「い、いやさすがにそこまで心配症と言う訳でも……」

ちひろ「前科……」ボソッ

卯月「へ?」


ちひろ「前科があるのよ」ハァー…

卯月「プ、プロデューサーさん……」

ちひろ「というわけで、そうなるといろいろ面倒だから、あとなしく待っててちょうだいな」

卯月「あはは……はい、そうしますね」

ちひろ「あ、そういえば、卯月ちゃん、明日はニュージェネレーションの収録で一日出るんだったわよね?」

卯月「はい、朝からと昼からで収録があります」

ちひろ「だったら、今のうちに休んでおきなさい、仮眠室使ってもいいから」

卯月「で、でもそれだとプロデューサーさんが……」

ちひろ「大丈夫大丈夫、プロデューサーさんが来たら起こしてあげるから」

卯月「そ、そうですか? んー……じゃあ、少しだけ」


ちひろ「はい、今のうちにしっかり英気を養ってください」

卯月「はい、それじゃあちひろさん、お願いします」

ちひろ「はーいおやすみなさーい」フリフリ

ガチャ パタン

卯月「ん、まあ横になるくらいなら大丈夫だよね……あ、布団が引いてある、誰かが出しっぱなしなのかな?」

卯月「まあちょうどいい……かな?、そのまま使わせてもらおうっと……」

ポフッ

卯月「ああー……布団が温かー……くはないけど、冷たくもなーい」

卯月「んあー……上脱がないと皺になっちゃう……でも……ああ……眠たくなってきた……」

卯月「んんー……まあ……すぐに起きるし……少しくらいなら……いい……よ……ん……」


卯月「……」

卯月「zzz」スピー



――――――

――――

――


ちひろ「ふんふんふふーん♪……あ、コーヒーが無い」

ちひろ「ちょっと要れてこよっと」ガタッ

ちひろ「えーっと豆豆ー……あ、無い」

ちひろ「んんー……と」ゴソゴソ

ちひろ「あちゃー……まさかのコーヒー全滅とは」

ちひろ「時間は……まだ5時ちょっとか、んんプロデューサーさんはー……トライアドは女子寮にそのまま送るって言ってたし、帰ってくるまで後もう少しかかる……かな?」

ちひろ「コンビニ行って……あ、電話番……いや、近くにあるし急いでいけばすぐに帰ってこれるはず」

ちひろ「さすがにこの時間帯でかかってくることってほとんどないし……入れ違い用に書置きだけ置いて……よし、行くか」

ガチャ  パタン


P「ただいま戻りましたー」ガチャ

P「……あれ?ちひちゃんいない」

P「ア゛れ!?卯月も居ない!? ままままさか!?一人で!? あああなんといことdん?」

P「メモがある、どれどれ?」

ちひろ『お仕事お疲れ様ですプロデューサーさん、ちょっと所要で出ますごめんなさい、すぐに帰ってきます、卯月ちゃんは仮眠室で休んでいるので安心してください、ちひろ』

P「ふはあああ……なんだ仮眠室か、焦らせるなあーもう……」

P「そんじゃま、卯月を起こして送るとしますか」

ガチャー

P「卯月ー、起きてるかー?」コソッ

P「……返事がない」


卯月「zzz」スピー ムニャムニャ

P「まだ寝てるのか、おーい卯月ーねんねするならお家でなー」ユサユサ

卯月「ううーん……あとごふんだけぇ……」ゴロン

P「まあ5分くらいならいいんだが……って寝言か、ん?」

卯月「んんー」スピー

P(卯月が寝返りを打ったことで俯せに……)

P「な、なんという事だ……」

P(卯月の……卯月の……お尻が目の前に!!)

P「まあだからと言ってなにもしないのだ……が……」ポフッ

P「ポフッ?……はっ!?」


P(い、いったいどういう事だ? 卯月が寝返りを打ったら俺が卯月の尻を枕にして寝ていた!?)

P(一体何が起こったってんだ!?、ぐっ、早く起きなければ…………なに!?)

P(身体が……動かない!? どういう事だ!? まるで金縛りにあったように動かない!!)

P(あ、いや、ちがう! こ、これは! 俺が……動きたくないだけだ! この体勢から逃げる事をこの俺自身が拒否しているんだ!?)

P(ぐっ、ああ、だめだ、意識したら卯月のお尻の柔らかさが、温かさが……匂いが……)

P(だめ……だ……意識が……刈り取ら……れて……)

P「……」

P「zzz」スピー



――――――

――――

――


卯月「ん、んんーーーはれ? んんーー……あ……ああ!どうしよう寝ちゃって……あれ?」

卯月「お尻が重……い……」クルリ



P「zzz」スピー



卯月「」



卯月(島村卯月です、仮眠室で寝てしまって慌てて起きようとしたら……)


P「zzz」スピー


卯月(プロデューサーさんが私のお尻を枕にして寝てました、しかも、俯せで)

卯月「……」

P「zzz」スピー

卯月「……」

P「んんー……」スリスリ

卯月「……」



卯月(ひゃああああああああああああああああ////////)

卯月(どどどどどどういう事なんですかこれは一体いいい!?)

卯月(ププププロデューサーさんがどうして私のお尻で寝てるんですか!?)

ちょっとここまで

自分は薫ちゃんのお腹を枕にしてねたいですはい
膝、お尻でも可


P「んん~~……」スリスリ

卯月「ひやああ////」ビクッ

卯月「プ、プロデューサーさん……お尻こすっちゃだめ……んっ////」

卯月「……プロデューサーさん起きてくください」

P「んあー……んん……」グリグリ

卯月「~~~~ッッ!!」ビクンッ

卯月(プロデューサーさんが……顔をぐりぐりお尻に埋めてくるぅ////)

卯月「だっ……だめぇ……ぐりぐりしないでくださいぃ…………あ、あれ?」

卯月(お尻が温かい……?)

チラッ


卯月「ひゅあっ!?」

卯月(お尻が急に温かくなったと思ったら……す、スカートがめくれて……プロデューサーさんの顔が……)

P「んはぁ~」スリスリ

卯月(顔が……パンツ越しに……顔でぐりぐりした時に捲れ上がっちゃったんだ、ううぅ……どうしよう////)

卯月「(とにかく起こさなきゃ……)プロデューサーさん、起きてくだ……!!」

卯月(あれ? もしこんな状況で起きたら……私……)

チラ↓

P「スピー……クカー……」スリスリ

卯月(パンツが見られたどころじゃない! だめ、起こしたら恥ずかしくて死んじゃう! プロデューサーさんに見られただけじゃなくて、お尻を枕にされただなんて////)

卯月「とにかくプロデューサーさんの頭に退いてもらわないと……あ」


ズリ……ズリ……

卯月(服が擦れるけど……ほふく前進みたいに這っていけばプロデューサーさんの頭がずり落ちるはず……、落ちそうになったら太ももで支えて、ゆっくり降ろしてあげる……よけい恥ずかしいけどこれくらいしか思いつかないよぅ////)

ズリ……ズリ……

卯月(あと、少し、くらいで……)

ズリ……ズルズルガシィッ

卯月「――――ッ!?」ビクゥ

P「んむぅ……うづきぃ……」グリグリ

卯月「プ、プロデューサーさん!?」

卯月(え!?うそ!?プロデューサーさんに抱きしめられて……)

卯月「ってだめ……そんなに顔押し付けちゃ……」


P「んん~……んふううぅぅぅぅぅぅぅ……」スリスリ

卯月「――ッ!! ひゃあああああああああああ!!」ゾクゾク

卯月(プロデューサーさんの! プロデューサーさんの鼻息が……お、お尻の……お尻の……)

P「すぅぅぅぅぅ……んふううぅぅぅぅぅ……」スリスリ

卯月「んん……んひゃあああああ//// あああぅ……んん……んひゅぅ////」ゾクゾクゾク

卯月「だ、だめぇ//// お尻にぃ……鼻息はだめぇぇ////」プルプル

P「ん……卯月ぃ……」ギュゥ

卯月「んん//// あ、そんなに強くしちゃ……ふあ////」

P「卯月ぃ……俺は……俺は頑張るぞぅ……」

卯月「んひう//// しゃべっ……たら//// あ……あそこに……息がぁ////」ピクンッ


P「ぜったいぃぃ……トップアイドルにぃ……してやるからなぁぁ……」クカー

卯月「意気込みは嬉しいですけど……息が……しゃべっちゃだめ……あん////」

卯月(うう//// どうしよう……プロデューサーさんの息がだんだん……気持ちよくなって……)

P「卯月……」ギュウゥ

卯月「んはあ//// プロ……デューサーさん……きつくしちゃ……だめぇ////」

P「卯月……俺は……卯月のこと……ぁぃ……」

卯月「え」

卯月(い、いま、いいいいいままままプロデューサーさんが!!)ドキドキドキドキ

卯月「プロデューサーさん……? い、今、なんて……」

P「んん……」スリスリ


卯月「ん//// プロデューサーさん……」

P「うづ…きぃ……」

卯月「は、はい……!」ドキドキ

P「おれ……はぁ……」

卯月「……」ドキドキ

P「うづきの……ことぉ……」

卯月「////」バクバクバク

P「あい」

未央「しまむー起きてるー?」ガチャ

卯月「」


P「あい……あぃぃぃ……」クカー

未央「」

卯月「」

P「スピー」

未央(どうもどうもシンデレラプロ所属アイドルユニットニュージェネレーションのムードメーカー、ちゃんみおこと本田未央でーす……………………うん、自分の事は分かる、でも、状況が分からない、これは一体????)

卯月「」

P「zzz」

未央(今日はグラビア撮影が終わった後、しぶりん達は先に女子寮に帰ったって言うから、事務所にいるだろうしまむーといっしょに帰ろうと思って立ち寄ってみれば、…………このざまよ)

卯月「あの、これ、は、その」

未央(プロデューサーの机にあったメモを見て仮眠室を覗いてみれば、プロデューサーがしまむーのむっちりムニムニふかふかやわらかせんs…お尻に顔からダイブを決めているではないか、しかもスカート越しではなくパンツに)


卯月「えと、これは、その、事情、事情という、のがありまして、ですね」

未央(ダイレクトアタックではないのがせめてもの救い?ってやつだけど……この状況に遭遇した未央ちゃんはどうすりゃいいの?、圧倒的に経験値が足りなさすぎるよしまむー)

卯月「私が寝ちゃったのが悪くて、プロデューサーさんは全然悪くなくて、それで、えーと……」

未央「なるほど」

卯月「へ?」

未央「ふふふ、わかったよ、なるほどね、そういうことか」

卯月「み、未央ちゃん? 何が……分かったの?」

未央「足りなければ、得ればいい、そういうことだね?」

卯月「え?どういうこと?」

未央「……」


卯月「未央ちゃん?」

未央「ちょっくらごめんよっと……」グイッ

P「んあ……」

卯月「未央ちゃん!?プロデューサーさんの足を広げていったい何を」

未央「私もお尻を枕にして寝ればいいってことなんだね!」ゴロン

卯月「え?」

未央「おおぅ、プロデューサーとはいえ男の人のお尻を枕にするのはどうかと思ったけど……これはなかなかどうして」

卯月「」

未央「やばい、これじゃあ私が変態みたいじゃないか!」

卯月「ちっっっっがああああああああう!!!!!」


未央「んひょお!?」ビクッ

P「んおお!?!?」ビクッ

卯月「あ」

P「ん? あ」

未央「おお……今日はしr」

卯月「きゃああああああああああああ!!」

ガシッ

P「卯月!?これはいったい……んぐお!?があ……あ、足が……くび……しま……」

卯月「見ないでえええええええ!!」

未央「えーっと……わん!つー!すっ……」

P「」カクッ

卯月「あ」

未央「……」フリフリ

卯月「ご、ごめんなさあああああい!!」



――――――

――――

――


~~車内・帰宅中~~

卯月「////」ブシュー

P「んん……」コキッ コキッ

未央「ん?どったのー?首でもこってるのかい?」

P「ああ、多分……なんか首辺りがなー」

未央「まあ……ねー……」

卯月「すいません……////」ボソボソ

P「なんか記憶も怪しんだよなー、メモ見て仮眠室に入ったあたりから」

卯月「!? ぷぷプロデューサーさん!」

P「ん?どうした卯月?」

卯月「えと、プロデューサーさんたら、仮眠室でぐっすり寝てましたよ?記憶がちょっと曖昧になっちゃうくらいそれほど疲れてたんですよ!ねっ、未央ちゃん!」


未央「へ? ああ、……うん、そうだよプロデューサー、働くのはいいけど休みもしっかり取らないと!」

P「うーん……そうなのかなー」

未央「まあプロデューサーは真面目だから、それでも働いちゃうんだろうけどねー」

卯月「未央ちゃん……真面目だったら体調管理もちゃんとできますよ」

P「ぐふっ」グサッ

未央「おおう……言うねーしまむー」

卯月「これにこりたらちゃんと休みもいれてくださいね?」

P「はい……」

卯月(ご、強引だけど、これで話の方向修正を……!)

未央「まあまあ元気出したまえプロデューサーくん!もし忙しくて休む暇がないなら、この未央ちゃんが膝枕してあげてもいいよ?」


卯月「未央ちゃん!?」

P「っ!? なんだと……? まじ?」

未央「まじまじー、リアルJKの膝枕だよー? うれしいでしょー」

P「よし、頑張ろう、休む暇がないくらい頑張ろう!」

卯月「もう!未央ちゃん!!」

未央「あははーごめんごめん、そうだ、じゃあしまむーもしてあげたらいいんじゃないかな?膝枕とか、しr」

卯月「未央ちゃん」

未央「」

卯月「帰ったら、一緒に晩ご飯食べない?ね?」

未央「え、いや…その」


卯月「未央ちゃん?」

未央「イェスマム!」ビシッ

P「どうしたんだ未央?」

未央「いやははは何でもない何でもない」

P「?」

卯月「……」


 P『あい……』


卯月「……あの、プロデューサーさん?」

P「ん?なんだ?」

卯月「あ……いえ、やっぱり何でもないです……」


P「え?ああ、そうか……」

卯月「やっぱり、直接言ってもらいたいです」ボソボソ

未央「ん?しまむー、何だってー?」」

卯月「え!? ん、なんでもないですー!」

未央「えー、気になるよー」

卯月「ほんとに何でもないから!」


シマムーキニナルヨー
 
   ナイショデスーオシエマセーン
     
 オイオイソンナニハシャグナヨー



結論:しまむーのふかふかお尻はスマイリング


さて次はだれで寝ようか
ネタ調達のため薫ちゃんちょっとこっちに来てくれるかい?


わたしはろりこんじゃないよ?

なんでや……なんで小梅がよくて薫ちゃんがあかんねん……

それでも私は薫ちゃんが好きだ!


ガチャ

P「……」

ちひろ「あ、おかえりなさいプロデューサーさん、……どうしたんですか?」

P「……」

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「……」ガシッ

ちひろ「きゃっ! ぷ、プロデューサーさん!?どうしたんですか!?ちょっ……痛いですって……」

P「ちひちゃん」

ちひろ「は、はい? なんですか?」

P「俺はロリコンじゃない!!!!」


ちひろ「…………はい?」

P「確かに薫や仁奈のお腹をプニプニして枕にしたいとか、千枝やありすの太ももをスリスリしながら膝枕で寝たいとか、舞や小春のお尻に顔をダイブさせながら寝たいだとかいろいろ言ってるが、俺はそれがしたいと思ってるだけの普通の人間だ!」

ちひろ「へー」シラー

P「だから俺はロリコンじゃない」

ガシッ

早苗「ごめんねー、普通にアウト」

ガシッ

清良「ごめんなさいプロデューサー、少し、いいですか?」

P「だめなんですか?」

早苗「YES♪ ってか当たり前だこらーーー!!!!」ギリギリ


清良「覚悟は、よろしいですか?プロデューサー」ニコニコ

P「まって、ほんとまって」ミシミシ

早苗「じゃあちひろちゃん、P君借りてくからしばしよろしく~」  <チガウンデスハナシヲキイテクダサイ!

ちひろ「いえいえ大丈夫ですよ、仕事は後できっちりさせますんでー」 <オレハロリコンジャナクテヨウジョガダイスキナダケナンダー!

早苗「そういうわけだからはいP君、きりきり歩く」

P「ちょっとまじで勘弁してくださいって!」ズルズル

清良「女々しいですよプロデューサー、一緒に治療しましょうねー」

P「いやだー!! ちひちゃんたすけt」

バタン

ちひろ「さて仕事の続き続き……」カキカキ          <アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

諸事情により中断

薫以外なら雪美ちゃんとか、仁奈ちゃんとか……

はっ!! これでは私が変態じゃあないか!?


比奈「おつかれさまでーす」ガチャ

ちひろ「あ、比奈さん、おつかれさですー、今お茶用意しますね」

比奈「ああいいっスよ別にすぐ帰るんで、ところでプロデューサーは何処っスか?」

ちひろ「いつもの、早苗さん、お仕置き」

比奈「おけ把握っス」

ちひろ「比奈さんはもう今日はおしまいで?」

比奈「いやぁ、この後薫ちゃんを迎えに行ってくることになってまス、そんでまた撮影に……」

ちひろ「ごめんなさい比奈さん、プロデューサーさんがあんな感じだから、大人組も含めていろいろとさせちゃって……」

比奈「別にいいっスよー、それにあっちの人に顔を覚えてもらうって考えればまだましっスから」

ちひろ「……比奈さん!!」ダキッ


比奈「はい!? ち、ちひろさん!?」

ちひろ「あんなに仕事に対して消極的だったのに……こんなに前向きになってくれるなんてー!!」ダバー

比奈「そんなに泣くほどっスか!?」

ちひろ「ちひろは、ちひろはうれしいですーーー!!」

比奈「ちょっ、ちひろさん、キャラがぶれてまスから!!」

ちひろ「グスン、失礼しました//// あ、それで薫ちゃんはいつごろ迎えに?」

比奈「えーっと……あ、今から行ってくるっス」

ちひろ「え!ごめんなさい比奈さん!」

比奈「いや大丈夫っスよ、余裕持って行くんでまだ大丈夫でスから」

ちひろ「そうなんですか? それはよかったです、それじゃあ行ってらっしゃい比奈さん」


比奈「はーいいってきまーっス」ガチャ パタン

ちひろ「はあ……マネージャー雇いたーい、プロデューサー雇たーい、事務員雇たーい……まあできるんですけど……お金がなー」グテー

ガチャ

早苗「あれーちひろちゃんもしかしてさぼってるー?」ニシシ  

ちひろ「いえいえこれはサボってるんじゃなくて英気を養ってるんです」グテー

早苗「養ってるようには見えないけどなー」

ちひろ「ところでプロデューサーさんはどうしたんですか?」

清良「少しの間お休みになるそうですよ」ニコッ

ちひろ「なるほど理解しました、お二人はこの後の御用事は?」

早苗「楓と合流してちょいとばかし……」


ちひろ「ちょお!?こんな時間からですか!?」

清良「もう早苗さん?そういう冗談はダメですよ?」

ちひろ「なんだ冗談ですか」ホッ

早苗「ごめんごめん、この後は真奈美ちゃんもいっしょに午後のレッスンよ」

清良「まあ、そのあとで冗談が本当になるんですけどね」ハァ

ちひろ「ですよねー」

早苗「ちひろちゃんも仕事終わりに一緒にどう?」

ちひろ「いいんですか? うーん……じゃあご一緒させてもらうかな」

早苗「おっけー、じゃあレッスン終わったら連絡するよ」

ちひろ「はい、お願いします」


早苗「そんじゃまレッスンいってくるねー」ガチャ

清良「プロデューサーは1、2時間すれば起きると思いますので、いってきます」

ちひろ「了解でーす、いってらっしゃーい」フリフリ

パタン

ちひろ「今日は久しぶりに飲もうかなーっと……」カリカリ


――――――

――――

――


タダイマー

   タダイマモドリマシタッスー

オカエリナサイ テイッテモスグニサツエイデシタネ

ソウイウコトデイッテキマスー↓

センセェハー?

カミンシツダケドネテイタラシズカニネ?

ハーイ



カチャ…


薫「せんせぇ?」


P「zzz」

薫「ねてる……しずかにしなきゃ……」ソー…

薫「せんせぇのふとんめくれてるから直してあげるね」

薫「よいしょ……よし!」

P「zzz」モゾモゾ

薫「あ、ふとんとっちゃった……また直さなきゃ」イソイソ

P「んむ~……」モゾモゾ

薫「ああ!また!ふとんかけないとかぜ引いちゃうんだからね!」イソイソ

P「うごぉ……」モゾモゾ

薫「むぅー」プクー

薫「あ、そうだ」


――

――――

――――――


 莉嘉「雪山とかに行って遭難した時ってえ、よく男女が裸になって抱き合うってシーンがあるけど、本当なのかなー?」

 美嘉「ちょっ!?//// 莉嘉!? いきなりなに言ってんの!?」

 莉嘉「この漫画ででさー、そういうシーンがあったんだー、でもこういうのってええーって思うなー」

 美嘉「ま、まあよくあるシーンではあるけど、さすがに裸同士ってのは……ねー////」

 莉嘉「お姉ちゃんはPくんとだったら別に大丈夫だよねー♪」ニヤニヤ

 美嘉「プっ……プロデューサーと……………………っ!?////」ボンッ

 莉嘉「おやおや~? お姉ちゃんは何想像したのかな~?」

 美嘉「こらー!!莉嘉ー!!」

 莉嘉「きゃー!☆」



 雪美「ふんふん……勉強になる……」

 薫「へーそうなんだー」ポケー


――――――

――――

――


薫「はー……」ポケー

薫「……はっ!」

P「んん……」モゾモゾ

薫「うん!」フンス

薫「よいしょ……あ」イソイソ

薫「ふくぬいだら寒くてかぜ引いちゃう……」

モソモソ

薫「よいしょっ」モソッ

薫「かおるもいっしょにねてあげるねー!」ダキッ

薫「んーー!せんせぇあったかーい!」ギュー!


P「んん……うあー……」ダキッ

薫「あっ、せんせぇにだっこされると、もっとあったかくなったよ」

P「んふーん……」ギュー

薫「せんせぇもあったかい?」

P「うんー……」ギュー

薫「えへへー♪」ギュー

薫「せんせぇ……」

P「zzz」

薫「ふぅ……ふああ……」

薫「……」

薫「zzz」

P「zzz」

薫「ん……せんせぇ……」ギュー



――――――

――――

――


P「zzz」

P「うぬぅ……」ギュー

P(温かい……何だ?、何か、柔らかくて、温かいもの抱いている?)

さわさわ

P(感触が……んん……何だ、これ……)

むにむに

P(でもやらかいなあ、めっちゃぬくぬくやし、なんか良い匂いもする)

なでなで

P(このまま抱いておこう、もうひと眠り……)

すりすり


P(んん?手が入る、袋?、急に熱くなった……感触も、むにむにと、ゴムボール……いや、餅?)

もにもに

P(入れた手が進む……何か捲れていくような……あれ?なにかものすごく柔らかい……ぷにぷにして物がある、なんだこれ?)

むにゅむにゅ

P(ああ…いい……ずっと揉んでいそうな柔らかさ、癖になる揉み応えだ……)

「ふあ……」

P(ふあ……ふあ?)

モゾモゾ

P「なん……だ、これ……?」


「んん……」モゾモゾ

P「ん……おれんじ……」

ナデナデ

「んん……せんせぇ……」ギュー

P(この抱き付いて来てるのは……)

薫「ふはぁ……ん~……」スリスリ

P「何だ……薫か……」

P「ふぅ……」

P「……」

P「……zz」

P「zzz……」クカー……




P「なん……だと……っ!?」



P(おおおおおち、おちつけ、落ち着くんだ俺!、冷静になるんだ)

P(一体何がどうなっている!? 何故俺は薫といっしょに寝ているんだ?)

P(たしか……早苗さんと清良さんに[アーッ!]されたあとされた後…………あと……の、記憶がない!?)

P(なるほど、余りの激しさに気を失っていたのか……おそらく、その後に薫が来て一緒にO☆HI☆RU☆NE☆TIMEに

突入した……というところだろうか……比奈はちゃんと迎えに行ってくれたようだな、一安心)

P(しかしなんだ、薫か、そりゃあ柔らかくて温かいわけだ、あはははは)

P(あれ? だが、それならさっき揉んでいた癖になる揉み応えのアレは一体なんだ?)

モミモミ

P(そうそう、これこれ)モミモミ

薫「んんっ…っはあ」ピクッ

P「」


薫「んっ……んん……」モソモソ

P「」

モミモミ

薫「はぅ……ぅあ……」ピクン

P「」

薫「ふあ……はふぅ……」

P「」

モニュッ

薫「ひぅっ…ひああ!」ビクッ

P「」


薫「はあ……はあ……ふんん……」モゾモゾ

P「なんてこった、マジでなんてこった」

P(感触が良いからとむにむに捏ね回していたあれは……)

薫「ん……んん、んんぁ?」

P(か、かかか…かお、る……の……)

薫「ふあああ……あれ?」

P(薫のお…!?)

薫「あ、おはようせんせぇ」

P「ゲフンゲフン……ああおはよう薫、よく寝てたな」ナデナデ

薫「んふふ、今日はね? たくさんおしごとがんばったんだよ!」ニパー


P「そうかそうか、よく頑張ったな薫、さすがだ」ナデナデ

薫「えへへー、それでね、かおるがかえってきたら、せんせぇがお昼えしてたの」

P(その時にでも起こしてくれればなー、でもそれだとお昼寝イベントが……くっ……)

薫「でもね、せんせぇったらおふとんをばさーってけっちぁって、それだとかぜ引いちゃうんだよ?」

P「あはは……俺ってよく寝相が悪いって言われるからなあ」

薫「だからかおるが直してあげたの、それでかおるもせんせぇといっしょにお昼ねしたかったから、いっしょのおふとんでねちゃったんだー……だめ……だった?」

P「いや、そんなことはないよ、俺も薫といっしょにお昼寝ができてうれしいよ」ナデナデ

薫「よかったー……あ、せんせぇ、なんでかおるのおなかなでなでしてるの?」

P「それは薫のお腹はなでなでするととても心が安らぐからさ、もうあれだね、今までの疲れが全部吹っ飛ぶ、さすが薫だ」

薫「そうなの?、えへへー、よかったー」ギュー


P(ああー薫に抱き付かれるとさっきの感触が、感触が―――!!)



P「!?!?!?」ビクッ

薫「うわっ、どうしたのせんせぇ!?」

P「いや、何でもないんだ!、本当だよ?」

薫「そう?」

P「ああもちろんさー」グググッ

薫「おなかおさえてる……おなかいたいの?」

P「いや別に、そういう訳ではない、ただ、あれだ、立てないというか立つわけにはいかないというか」

薫「どういうこと?」


P「とりあえずすぐ向こうに行くから、薫は先に行っててくれ」

薫「はーい!」

テテテー カチャ パタン

P「ふぅ……詰んだな」


~~事務室~~

P「ただいま復帰しましたー」

ちひろ「やっと戻りやがりましたね、さっさと机に噛り付いて終わらせるもん終わらせる!」バンバン

P「ちひちゃん机は太鼓じゃないよ?」

ちひろ「分かってるからさっさとしろい!!」

P「へーい、ところで薫は?」

ちひろ「早苗さんにドリンクを届けに行ってもらいました、軽いですから大丈夫ですよ、1階上に上がるだけですし」

P「なに!?」ガタッ

ちひろ「早苗さんにはメールしといたんでだいじょうぶですよー、だからさっさとやれい!」

P「ちひちゃん怒ると皺増えるよ?」

ちひろ「ああん?」

P「何でもないですマム!」ビクッ


~~レッスンルーム~~

薫「早苗お姉ちゃーん!ドリンクもってきたよー!」

早苗「あーありがとう薫ちゃん、ふいー……じゃあ少し休憩にしましょ」

ルーキートレーナー「もう早苗さんたらぁ……まあいいですけどね」

清良「ありがとう薫ちゃん」

真奈美「ありがとう、助かるよ」

薫「えへへー、どういたしまして!」

早苗「そういえば、P君はもう起きた?」

薫「うん! せんせぇおひるねしてたから、かおるもいっしょにおひるねしちゃった! せんせぇだっこしてくれるとあたたかくてきもちいいんだよー!」

早苗「ほう、だっこ」


薫「うん、こう……ぎゅーって」

清良「へー……」

真奈美「あー……薫?Pに何かされなかったかい?」

薫「え? えーと……いっぱいなでなでしてもらったよ! おでことかー、おなかとか!」






この後どうなったかはお察しだね

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom