唯「たんぺん!」 (67)

今さらスレ立てるまでもないような『けいおん!』の小ネタ・短編SSをつらつら書いてくスレ

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たつじん!


唯「りっちゃんが太鼓の達人ド下手くそだった・・・」

唯「なのにギターフリークスは上手くて混乱してきた・・・」

たつじん!!


唯「あずにゃんあずにゃん!私が『ドン』やるからあずにゃんは『カッ』やってね!」

梓「それ遊び方違くないですか?」

たたいて!


紬「りっちゃんが叩いてくれないなら他のみんなに頼むわ」

律「えっ」

紬「澪ちゃん!私、澪ちゃんに叩いて欲しいの!」

澪「えっ!?ちょ、ちょっとロープ取ってくる!」

律「お前は何するつもりだよっ!」

紬「梓ちゃん!私、梓ちゃんに叩いて欲しいの!」

梓「えっ!?ちょっとビデオカメラ持ってきますからっ!」

律「お前も何するつもりだよっ!」

紬「和ちゃん!私、和ちゃんに叩いて欲しいの!」

和「わかったわムギ。それじゃあ服を脱いでもらえるかしら?」

律「だからお前も何する気だって!?」

紬「唯ちゃん!私、唯ちゃんに叩いて欲しいの!」

唯「その前にムギちゃん。私今日の分のお茶とケーキが食べたいな」

律「お前にいたってはもうなんなんだよっ!」

律「うん、やっぱ、ムギ・・・私がツッコムわ・・・」

紬「ふふっ♪」

のみかい!


憂「それじゃあお姉ちゃーん、行ってくるね~」

唯「はーい、大丈夫だから行っておいでー」

憂「それじゃあいってきます」

ガチャ バタン

唯「・・・ふーむ、憂も後輩と飲み会に行くお年頃ですかぁ」ゴロゴロ

唯「よしっ」

ピポパ
トゥルルルル

梓『もしもし?』

唯「あずにゃーん。憂が飲み会で帰って来ないからご飯作りに来て~」

梓『いや、私もその飲み会に居るんですが』

唯「えー!?じゃあそもそも私もその飲み会誘ってよー!」

梓『そしたら誰が私と憂を車で迎えに来るんですかっ』

唯「私タクシーあつかい!?」ガビーン

唯「うー、あずにゃんと憂ばっかり美味しいもの食べててずるーい!」

梓『はぁ。持ち帰りできるメニューおみやげで持って行きますから、迎えよろしくお願いしますね?』

唯「むぅ、しかたありませんな」

梓『それでは、また後で電話します』

唯「はいはーい。楽しんでね~」

ピッ

唯「ふむ、飲み会終わるのが11時くらいとして・・・」

唯「あれ?それまで私なにを食べてたらいいんだろ?」

キッチンに憂ちゃんがごはん作り置きしてましたとさ

へるしー!


純「アメリカでは学校給食でピザを『野菜』に分類する事が決まったらしいよ!やっぱりピザはヘルシーなんだね。だからピザをいっぱい食べたってこれは全然むしろダイエットなわけであってけして不摂生なわけじゃないんだよ!」もぐもぐ

梓「言ってろ」

たんさん!

唯「和ちゃん何飲んでるの?」

和「炭酸水よ」

唯「わぁ!ちょっとちょうだい♪」

和「大丈夫?これ甘くない奴よ?」

唯「ういー、和ちゃんがナチュラルに私を子供あつかいするよぉ」

憂「頑張ってお姉ちゃん!お姉ちゃんが大人な所を和ちゃんに見せつけようよ!」

唯「よーし和ちゃん!どんと来いです!」フンスッ

和「はいはい。飲みたなら飲んでいいわよ」

唯「いただきますっ!」ゴクゴク!

憂(お姉ちゃんがんばって!)

唯「・・・にぎゃい(苦い)」うえっ

和「だから言ったじゃない 」

憂「お姉ちゃん・・・」

さんば!


梓「唯先輩が初めて買ったCDは何ですか?」

唯「マツケンサンバ」

梓「・・・。」

へんかん!


唯「ねえ和ちゃん!私のケータイ『のどか』が『和』って変換できるように辞書登録したよ!」

和「そう。私は『わ』で打ってるけどね」

唯「そんなっ!」ガーン

和「だってその方が速いじゃない」

唯「うー」

和「ま、でもありがとうね唯」なでなで

唯「えへー♪」にこにこ

こーひー!


梓「お疲れ様でーす」ガチャ

梓「ん?」くんくん

梓(コーヒーの香り?)

唯「あずにゃんあずにゃん!今日はムギちゃんが紅茶じゃなくてコーヒー持ってきたんだよ!」

梓「軽音部的には珍しいですね」

唯「ブルマンだよあずにゃん!ブルマンっ!」フンスフンス

梓「唯先輩はブルマンお好きなんですか?」

唯「わかんない!」

梓「えっ?」

唯「ん?」


梓(なにかエッチな言葉だと思っていたらしいです。もう本当に意味がわかりません)

こーひー!!


紬「たまにはコーヒーもいいものね」

澪「ああ。ブルーマウンテンの香りと酸味が心地いいよ」ズズ

律(香りも酸味もわかるのか?二人ともほとんどカフェオレみたいになってるじゃねーか)

紬「本当ね~」とろり

律(ムギのヤツさらにチョコレート加えやがった!!)

やりさー!


唯「ほぇ~っ、このお薬をお酒に混ぜてあずにゃんに飲ませればいいんだね?」サーッ
昏睡レイプ!野獣と化した唯先輩!


紬「高校生組と大学生組の合同飲み会で高校生組だけが潰れてしまいました!(飲み会前の激しい演奏で疲れちゃったせいかな?w)
意識が朦朧としている子もいるので、私たちは手分けしてそれぞれ女の子を自宅に連れ帰って介抱することに♪
でもみんな仲良くなれたみたいで良かった~^^」

ちんたい!


唯「あずにゃんあずにゃん見て!このアパートすっごい可愛いよ!ここ見学行ってみない!?」

梓(この物件たぶん元ラブホだ・・・)

唯「駐車場付きだって~。これでこの家賃なら安いよねっ!」

梓(ああ、絶対元ラブホだ・・・)

どうせい!


澪「今日からこの部屋で一緒のお布団で寝るぞ!ラブラブだ!」ふんすっ

律「おう」

澪「布団は畳めばコンパクトだから部屋も広々だなっ!」

律「そうだな」


数日後

澪「そばで誰か寝てると眠れない・・・あとやっぱりベッドじゃないと寝にくい。布団は律にあげるからロフトで寝て。ベッド買ってくる」

律「えー」

つめきり!


澪「律、爪切り取って」

律「あいよ。爪切るのか?」

澪「ああ。足の爪」

律「ふーん。・・・私が切ってやろうか?」

澪「え?」

律「や、やっぱ今の無しっ!!」ぶんぶん

ひもにーと!


梓「ちょっと」

純「はーい?」ゴロゴロ

梓「いつまで私ん家居るつもりなの?」

純「えっ?」

梓「え、じゃないよ。もう何ヶ月間定職にも就かずにそうやってゴロゴロしてると思ってるわけ?」

純「いや、それはその・・・良い仕事が見つかるまでって言いますか・・・」

梓「だから、その良い仕事とやらはいつ見つかるわけ?」

純「・・・スンマセン」

梓「すんませんじゃねえ!」バンッ

純「ひっ!」ビクッ

純「わ、私だって真面目に探してるんだよ?でも、その、私には合わないかなー?みたいな仕事が多くて・・・」

梓「選り好みしてる場合なの?貯金、あといくら残ってるの?」

純「う・・・」

梓「このままずっと私に養って貰うつもりなわけ?」

純「えっ?それって、もしかしてプロポーズ?」

梓「ちげえよバカ!天パ!!」バンッ

純「ちょっ!天パは今関係無いでしょおお!?」ガタッ

梓「なんて言うか、純はマジックザギャザリングで言うと茶色いカードだよね」

純「ん?その心は?」

梓「無色のパーマネント(笑)」ぷっ

純「むっきー!よりにもよって無職と天パを同時にバカにしたなー!!」ゴゴゴゴ

梓「だって事実だし?」ぷぷっ

純「働いてやるー!働いて貯めた金でストパーかけてやるー!梓なんか!梓なんか見返してやるーーっ!!」ぶわっ

梓(やれやれ)

あんすこ!


澪「律、週末テニスしに行かないか?」

律「テニス?いいけどやった事ないぞー?」

澪「大丈夫。道具もテニスウェアもレンタル出来るし、実はもう予約して用意してるんだ」

律「なんか妙に用意良いな。まあいいや、予定無いし行くよ」

澪「それじゃあ週末にな」

【週末・テニス場】

澪「さあ、このウェアに着替えてくれ」

律「へー、白いシンプルな服だな。けっこう可愛い」

澪「だろ?」

律「うっわ、ミニスカートなんだな。まあテニスっぽいっちゃテニスっぽいなー」

澪「だろ」

律「あれ?んでこれスカートの下になんかはかねーの?ワカメちゃんかってくらいパンツ丸出しなんだけど」

澪「ああ、すまんすまん。このアンダースコートはいてくれ」

律「えっ?」

澪「律に合いそうなのが他に無くってさ」にっこり

律「な、なんでショッキングピンクのアンスコしかねーんだよっ!」

パコーン!

澪「ははっ!上手いじゃないか律!」

律「あ、うん、まぁ…」

澪「ほらほら、もっと動かないと。負けた方がお昼おごりだぞ!」

律「う、うん…」もじもじ


「おいあの子見ろよ。すっげー可愛い」
「細いな~」
「スコート短っ」
「サーブの時パンツめっちゃ見えるぞ!」ざわざわ


律「う、うぅ・・・///」もじもじ

澪「ふふっ」にこにこ

りゃくしょう!

唯「け!」
紬「け!」

梓「何を言ってるんですかお二人とも」

唯「けいおん!の略だよ!け!」

紬「ほら梓ちゃんも!け!」

梓「略しすぎじゃないですか」

澪「け!け!」

梓「澪先輩まで!?」

じゃのめ!


唯「♪あめあめふれふれあずにゃんが」

梓「私を勝手に登場させないでください」

紬「♪あずあずにゃんにゃんあずにゃんが」

梓「ムギ先輩。それもう原形とどめてません」

澪「せめて雨降らせたいところだな」

唯「♪蛇の目であずにゃんしているよ」

律「まったく状況わかんねえな」

じゃのめ!!


憂「♪あめあめふれふれ純ちゃんが」

梓「♪髪の毛爆発しているよ」

純「てめえ表出ろ梓ぁ!」

だいたい!


澪「『代替』を誤読している人が多いらしいな」

和「でも多くの人がそう読んでいるのならば、そっちの読み方が正しいとするという意見もあるのよ」

澪「えっ?間違っているのにそれでいいのか!?」

和「昔の誰かが決めた『正しい読み方』よりも『今現在人々が使う言葉の方が正しいとすべきだ』という考えよ」

澪「うーん、あまり納得がいかない理論だな」

和「だいたい意味が通れば良いということじゃないかしら?」

澪「代替のきかない言葉もあるとは思うけどな」

ゆいぱん!


梓「唯先輩のパンツにもハネムーンって書いてあった・・・」


梓「うわぁあぁぁ、ブラジャーにはいなかの米だあ・・・!」

しゃおりー!


紬「闘争とは力の解放よりっちゃん」ググッ

紬「『力み』なくして解放のカタルシスはありえないわ」ミキ ミキ ミキ・・・!


律「~~~~ッッ!!」


ぐにゃあ

どどいつ!


唯「三千世界の鴉を殺し~♪」ジャカジャン

律「唯のやつ何歌ってんだ?」

澪「都々逸っていう江戸末期くらいに流行った形式の歌なんだ」

梓「ギターで都々逸って・・・」

和「でも曲のチョイスはロックな詞かもしれないわね」

紬「でもなんだか面白そうね」

唯「ぬしと朝寝がしてみたい~♪」ジャカジャカジャカ

【数日後】

澪「唯が古文の勉強頑張ってるって?」

和「『今度はギターで平家物語を演るんだ!』ってはりきってたわ」

律「・・・何にせよ勉強してんならいいか」

紬「そんな唯ちゃんのために三味線と琵琶を用意してみましたっ!」

じゃーん!

唯「ムギちゃんありがとー!!」

律「すげー」
澪「わざわざ買ったのか?」
紬「ううん、レンタルよ」

唯「シャミ太~!ビワ太ー!」ぎゅっ

律「語呂悪っ!」

梓「まあギー太の段階でなかなかですけどね」

唯「良かったねぇギー太。生き別れの兄弟に会えて…!」

紬「ギー太くん、複雑なご家庭なのかしら?」

唯「ううん。シャミ太とビワ太はギー太とは義理の兄弟だから」

律「より複雑な事情になったぞ」

澪「いや、三国志とか三銃士的な義兄弟じゃないか?」

梓(みなさん真面目に考察し始めた…)

唯「よーし、それじゃあさっそくシャミ太から弾いて‥弾いて?」チャキッ

唯「ムギちゃん、三味線ってどうやって弾くの?」

紬「さあ?」

かいだん!


唯「りっちゃんりっちゃん!そろそろ夏だし怪談しようよ!」

律「お、暑くなってきたしそんな季節か。そんじゃ一発頼むぜ唯!」

唯「では一つ目、『首なしサンタクロース』」

律「いきなり季節感ふっ飛んだなー」

唯「ある年のクリスマスイブの夜、私は布団の中で寝たふりをしていました。
両親にはちゃんと寝ないとサンタさんは来ないと念を押されていたにもかかわらずです…」

律「おお、意外と怪談っぽい!外は気温34度でクリスマスを想像しろってのも難しいがちょっと寒くなってきた!」

唯「ギシッギシッ。何者かが廊下を歩く音が聞こえます。明らかに両親ではない人の足音でした」

律(唯は思ったより語りが上手いな)

唯「ギィ。部屋のドアが開くます。私は少し怖くなってずっと目をつむっていたのだけれど、
やはり好奇心には勝てずに寝たふりをやめてチラリとそのサンタさんを見てしまいました。・・・するとそこには!!」

律「そこには!?」



唯「 肥 満 で 首 が な く な っ て い る 太 っ た サ ン タ さ ん が !!!!」


律「そっちの首なしかよ!!!」


唯「ひぃ~っ!あんなに太っちゃったら生活習慣病が怖いよぉ~!!」

律「その恐怖は怪談とは言わん!!」

唯「あまりの恐怖に私は冷凍庫からアイスを取り出して糖分を補給する事で冷静さを取り戻したのでしたとさ」

律「生活習慣病怖いとか言いながら夜中に糖分摂取してんじゃねーよ!」

いざかや!


律「今日どっか外に食べに行かないか?」

梓「いいですね。行きましょう」

紬「はいはい!私居酒屋さんに行ってみたいです!」

澪「ムギは居酒屋行った事ないのか?」

紬「そうなの。一度行ってみたくて」

梓「あ、私も行った事ないです」

唯「それじゃあみんなで行ってみよっか!」

紬「わぁ~見たことないメニューがいっぱい!」

律「居酒屋は裏メニューも多いからなー」

紬「ねぇりっちゃん。これはなんて読むの?」

律「ん?これはな・・・」(わかんねーな)

『海鞘』

律「なー澪。これなんて読むんだ?」

『海鞘』

澪「これはだな・・・」(う、わかんない)

澪「う、うみだこ!」

律「お前今絶対適当言っただろ」

律「まあいいや。試しに頼んでみよう」

律「すんませーん、これください」

『海鞘』

紬「き、来たわね。うみだこ」

澪「うみだこ(仮称)だけどな」

律「そんじゃいっただっきまーす」ぱくっ

律(あ、これダメなやつだわ)もぐもぐ

律「口直しに焼き鳥でも食うか」

梓「あ、こっちにありますよ」さっ

律「サンキュー。みんなは焼き鳥塩派?たれ派?」

澪「たれ」
梓「たれですね」
唯「私もたれー」
紬「じゃあ私もたれっ!」

律「あー、私塩だな。七味唐辛子かけて食うの好きなんだわ」

澪「七味ありなら私も塩かな」

律「だよな」

唯「私塩焼き鳥ならからしマヨ派だよ!」

律「その派初耳だわ」

梓「そう言えば、皆さん私とムギ先輩以外は居酒屋さん来たことあるんですよね」

紬「みんなどういう時に来るものなの?」

澪「ああ。私の家族と律の家族でたまに飲み会してるからな」

唯「私もお父さんお母さんたちの飲み会でよく来るよー」

梓「私親の飲み会に連れてきてもらった事ないですね」

唯「面白いよ~」

紬「いいなぁ。みんな大人になったら飲み会しましょうね!」

律「お、そりゃ面白そうだな!」

唯「絶対やろうね!」

梓「はいっ!」

のどてぃー!


和「このTシャツ唯が好きそうね。買っていってあげようかしら」


『 ハ ネ ム ー ン 』

けいおん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


唯「ふえーん、お茶とケーキが食べたいよぉ」

澪「無理だろ。ケーキを作るには小麦粉と卵と生クリームが必要なんだから」

律「動物性タンパク質なんてここ2世紀見たこともねーよ」

紬「お茶も白色燃料に着色料でお茶っぽくするのが精一杯ね」

梓「シリコンゴムさえあれば3Dプリンターで合成ケーキが作れるんですけどね」

律「そのシリコンだってここ最近じゃ売ってねーもんな」

唯「うー、やっぱり無理かぁ」

澪「合成燃料で我慢するしかないな」

紬「せめてティーセットだけでもあればいいのに、陶器の焼成技術は失われちゃったものね」

澪「お、検索したらお金さえあれば400キロ北でシリコンゴム売ってる場所があるらしいぞ!」

律「大丈夫かその情報?罠じゃないか?」

澪「おそらく大丈夫だと思うぞ」

唯「よーし、それじゃあみんなでバイトしてシリコンゴム買おうよ!」

紬「賛成!」

梓「バイトが無ければ手持ちの装置を売るって手もありますよね」

律「よしっ、そんじゃ梓の味覚調整デバイスと経口摂取顎売っちまうか!」

梓「ちょっと律先輩!それじゃあ私がケーキ食べられないじゃないですかっ!」

唯「ふむ・・・仕方ありませんな。この際あずにゃんの猫ミミと尻尾を売るしかないかぁ」

梓「どう考えても顎より猫ミミから売るに決まってるじゃないですか」

紬「でもこれが無いと梓ちゃんがあずにゃんになれないし・・・」

唯「ううん、大丈夫だよムギちゃん!猫ミミがなくたってあずにゃんはみんなの心の中にいるんだよ!」

律「梓死んだみたいになってんぞ」

梓「はぁ。もうツッコミません」

澪「ほら、ボケあってないで掴まれ。反重力装置を起動して一気に400キロ先まで行くぞっ!」

四人「はーい!」

その四半世紀後、無事に念願のティータイムを果たしましたとさ

やきもち!


これは唯たちが二年生の時
澪と和が同じクラスで仲良くなり、律がそれを快く思ってはいない時期のお話


律「唯の髪はふわふわだなー」なでなで

唯「ふふー。ブローの仕方にコツがあるのです!」

律「本当。手触りも良いし、良い匂いがする」すん

唯「り、りっちゃん!?」

和(……)

律「柔らかくて気持ち良いや」さわさわ

チラッ

和(今、律こっち見た?)

律(ニヤニヤ)

和(なっ!?)ドキッ
和(今、こっち見て笑った!?)

唯「も、もう~!りっちゃん触りすぎだよぉ///」

律「あははっ、ごめんごめん。唯の髪の毛気持ち良いからさ」なでなで

唯「また触ってるしー」てれてれ

律(チラッ)

和(びくっ)

律(ニヤニヤ)

和(…あの女ぁ!)イライラ

和(クソ!クソ!クソ!)ドスドスドス

澪「どうしたんだ和?なんか怒ってるように見えたけど…」

和「え?ああ、なんでもないわ」チラリ

律(?)

和「…ねえ澪」

澪「なんだ和?」

和「あなた、最近少し痩せたんじゃない?」さわっ

律(!!)

澪「そ、そうかな?///」かぁぁ

和「そうよ。腰のくびれなんて、とても綺麗よ?」さわさわ

澪「の、和?」ドキドキ

和「あなたはとても綺麗ね澪。身体も、顔も、髪だって」なでっ

澪「んっ///」びくっ

和「ずっと見つめていたいくらいよ?」壁ドン

澪「な、なぁ、和?」

和「なぁに澪?」

澪「あのっ、近い…よ?」

和「そうかしら?あなたを見ているとつい、ね」ぎゅっ

澪「ひゃぁ…///」ドキドキ

和(チラリ)

律(イライラ)

和「フッ」ニヤッ

律(くっそ!鼻で笑いやがったなあ!?)

和「ねぇ澪。放課後うちに来ない?」

澪「え、和の家にか?」

和「ええ、私の家に…

律「おいコラァ!!」ドンッ


全面戦争の律和なのでした

ふぁみりー!


唯「ねぇあずにゃん。お父さんとかお母さんとか子どもたちが居たりするのかな?」

梓「台風一過ってそういう意味じゃないですから」

律「なんで今のでわかるんだよ・・・」

とんかつ!


澪「とんかつだ!」
律「いいや、ウスターだ!」

紬「どうしたの?」

律「コロッケに何をかけるかでもめてるんだ」

紬「えっ?澪ちゃんはコロッケに豚カツをかけるの!?」

澪「ああ、ムギも今度試してみるといいよ」

紬「う、うん…」

後日コロッケと“豚カツ”をいっしょに食べて首をかしげるムギちゃんなのでした

ひらのど!

和「将来は司法試験を突破できたら弁護士になりたいわね」

唯「え~っ!?和ちゃんは私のお嫁さんじゃないのー!?」

和「それはもう少し待ってなさい」

唯「わーい!」

憂「お姉ちゃんだけズルい!私も和ちゃんのお嫁さんになりたいのにー!」

唯「それじゃあ憂もいっしょにお嫁さんになろうねー」

憂「和ちゃん私もいい?」

和「もちろんいいわよ」

憂「やったー!和ちゃん大好き!」

結構なんでもありな和ちゃん

へいじゅー!


唯「hey Jude don't make it bad~♪」

梓「発音が上手い!?」

げぼにゃん!

ガチャ

梓「お疲れ様です」

唯「あ、あっずにゃーん!あずにゃんの分のケーキ取っておいたよ」

梓「もうティータイムしてたんですか?」

律「まあな。ほれ、梓の分はいつものバナナ乗ったケーキ」

梓「ありがとうございます。いただきますムギ先輩」

紬「召し上がれ~♪」

律「梓ほんとバナナ好きな」

梓「まあ、バナナのやつがあればだいたい食べてますね」ぱくっ

唯「あずにゃんあずにゃん!今日はね、お茶じゃなくてジュースなんだよ!」

梓「あれ?お茶っ葉無くなってましたっけ?」

紬「ううん。そっちじゃなくてポットの方が調子悪いの」

澪「ぬるま湯しか沸かないんだよ」

梓「それは困りましたね」

律「まあでもたまにはジュースでケーキも悪くないだろ?」

梓「それもそうですね」

澪「いろいろ買ってきてあるんだ。何飲みたい?」

唯「えっとねー、残ってるのはカフェオレとオレンジジュースとスプライトがあるよ~」

梓「そうですね・・・炭酸がいいです」


梓「スプライトいただきます」

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