一方通行「……何やってンだ、俺」 (20)

ポケモンの方を書いててふと思い付いたss

すぐ、終わるので

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佐天×一方通行


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全ての戦いが終わり、アレイスターが不在となった学園都市。
新しい統括理事長は親船最中となった。

相変わらず城壁が囲まれている学園都市ではあったが。


前置きはここまでとしよう。
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今宵の空は雲1つ無く、星が一段と綺麗だ。
月は残念ながら新月の為見えていない。

現時刻はP.m.8:30

夏でもかなり暗くなる時刻。街には煌々と人工的な光が照り始める。

しかし、それは全てではない。小学校の寮が連なる学区は街灯くらいしか灯りはつかない。

中学校、高校の寮が連なる学区はバイトに出ているか補習で遅くなっている或いは夜遊び、既に眠りについた学生で灯りはついていない。

とある高校の男子寮の一室だけはどれにも当てはまっていない。

家主はベッドの上で頭を項垂れされている。サラサラな白髪頭、地獄の炎の様な紅い瞳。顔はどちらかというと整った形。
首に黒チョーカーをつけ、上半身裸の少年。

学園都市1の優等生でlevel5第1位


能力名および通称……





一方通行(アクセラレータ)



≫3さんありがとうございます。間違いにきずいたのが投稿した後でした。

状態が続いているのは1時間は軽く越えている。
彼が息をする度にいか臭いのが鼻につーんとする。


彼は頭を上げ辺りを見回る。

裏返しになったガラステーブル。絨毯は波を幾つもうち、本棚から教科書等が落ちている。ページの切れ端もある。


そして





セーラー服の赤いスカーフと白梅を模した髪飾りがベッドの右端にある。


これらは彼の所持品ではない。


女装には興味は全くもってない。


確かに彼は少女に見えなくもないが下手に口を挟むと一部を覗くが誰であろうと殴る。



では誰のか。



答えは先程までいた少女。


佐天涙子。


彼と彼女に何が起こったのか。


しかし、彼らが出会った頃に時間を戻そう。







半年前……
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俺が佐天と初めて会ったァのは黄泉川ン所で居候中の時だ。

全ての争いごとが終わり三下ァと同じ高校に通い初めて一ヶ月くらいか?
黄泉川が佐天を連れて来た。

何でも警備員(アンチスキル)の格好でパトロールしていたら塞ぎ混んでる所を公園で見つけたらしい。

話を聴くと身体検査(システムスキャン)で前回より評価が下がったらしい。

黄泉川がどォにかして元気つけよォと考えた結果




超能力者である俺にアドバイスをしてもらおう




……迷惑だ

一方通行「前回より数値が下がって塞ぎ混ンでいましたァでいいんだよなァ?」


佐天「あ、は、はい……」


ビクビクしながらも佐天は俺へ返答する。


佐天「……努力不足なんでしょうか、あたし」


一方通行「……知るか。そンなの自分の事だろォがよォ」


佐天「黄泉川先生からアドバイスを貰えって言われたんですが」


一方通行「お前、levelいくつだっけ?」


佐天「0です……」


一方通行「駄目だ。話になんねェ。良いこと教えて野郎か?
能力開発はなァ足し算じゃねェ、掛け算みたいなもンだ。
0に幾ら数字を掛けたって0のままなンだよ」


黙って聴いていた佐天の頬に一筋縄の透明な道ができた。
そして両手で顔を覆い泣き出した。

佐天「あ……たし、さ…い……きん、
頑張って、がん……ばっ……て……きたんで……ヒグッ、すよ……。なのに」


一方通行「チッ、事実言ったまでだ。泣くンだったら自分ン家で泣け」


俺はソファーに寝転がり仮眠をとる準備に入る。
大体、俺に相談するのが悪ィンだよ。超電磁砲(オリジナル)だったらましな解答が返って来た。


佐天「……や、ヒグッ、紛れ…、だった……ん……ヒック、レ、ベル、アッ……ぱー……を使った時、……能力……で、た…


一方通行「オイ、今なン言った?能力が出ただと?」


佐天「……は、い」


一方通行「……それを先に言え。お前はただのlevel0じゃねェ、せいぜい0.2くらいはある」


佐天「もっと頑張れば能力出ますか?才能なしって言われたあたしでも」


一方通行「……ああ」


この質問には正直、戸惑った。このクソッタレの街は自分の研究費を賄う為に

わざとlevelを上げないようにしている。

最も今は分からねェが

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