クリスタ「明日は良いことあるといいな」 (27)
多少のエロ百合ホモ翌要素あり
エレン達のいる寝室
ミカサ「……これは」
サシャ「貴重なミルクむにゃむにゃ……ちゅるちゅる」
エレン「んん……ッ」
げしッ!
サシャ「ぐはあ!?」
げしッ!
サシャ「はあん!?」
ミカサ「何をしているの」
サシャ「へあ?」
ミカサ「ここで、何をしているの」
サシャ「……あれ、絞りたて生ミルクはどこです!?」
アルミン「うんん……どうしたのミカうむむ?!」
ミカサ「今だけでいい、呼吸だけしてて」
アルミン「……!?」コクコク
ライナー&ベルトルト(……何が起きているんだ?)
サシャ「……ミルクじゃない? は!? ここはどこですか、ミカサ」
ミカサ「ここは、エレンの部屋」
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ベルトルト(僕らは……?)
サシャ「しかも、なんだか苦いというか臭いというか……ベタベタしているというか」
ミカサ「サシャ……そんなに食べたいなら、食べさせてあげる……」
サシャ「へ?」
廊下
クリスタ「ミカサ……こんな夜遅くにどこにいったんだろう? 見つかる前に連れ戻さないと罰則を受けちゃう……」
トタトタ
クリスタ「確か、男子寮の方に……あ、れ? サシャ? って、え? なんで、猛ダッシュでこっちに向かってくるの?!」
┣¨┣¨┣¨┣¨ド!!!
サシャ「クリスタ!! 助けて!!」
クリスタ「え? え?」
ミカサ「クリスタ……あなたもなの?」
サシャ「……は! クリスタ! 逃げてください!」
クリスタ「逃げてって……何から」
サシャ「危ない!!」
ガバ!ゴロゴロゴロ!
ヒュ————! スパッ!
クリスタ「いったあ!? ひいいいい!?」
ミカサ「二人ともちょこまかしないで」
サシャ「クリスタ大丈夫ですか!? 可愛いおへそがチラリしてしまうなんて……拳圧だけで服が切れることってあるんですね!」
クリスタ「感心している場合じゃないよね?!」
サシャ「とりあえず、逃げましょう!!」
グイ!
クリスタ「私もなの!?」
ミカサ「痛くしないから……」
サシャ「嘘つきですね!」ニコ
クリスタ「わ、私逃げなきゃならないようなこと何もしてないけど……!?」
ミカサ「わかった。じゃあ、止まって」
クリスタ「え、えっと、あの」
サシャ「クリスタ……短い間でしたが、あなたのことは忘れても、頂いたパンのしょっぱさだけは忘れませんよ」
クリスタ「や、やだ!? 置いてかないで!」
ミカサ「やはり、共犯者だった……あなた達は無害だと思っていたのに」
クリスタ「サシャ、あなた何をしたの!?」
サシャ「え? さ、さあ」
ミカサ「……」
クリスタ「ええ?!」
ミカサ「どうやら、何も分かっていないのね……これは、同じ目に合わなければ分からない……サシャ!」
サッ!
クリスタ「あ、あれは?!」
サシャ「ぱああああん!?」
ズサ!
クリスタ「サシャ!? どうして止まるのよ!」
ミカサ「これをこうしてやる」
パク! モグモグ——ゴクン!
サシャ「あああああ!!??」(絶望)
ミカサ「どう? あなたがやった罪の重さに気が付いた?」ペロペロ
サシャ「うううッッ……いっそ楽にしてくださいいいいッ」
クリスタ「ええええ?!」
サシャ「ごめんなさい、ミカサ……! 私は何てことを! 覚えてないけど!!」
ミカサ「わかったならいいの……サシャ、後で乳首100本ノックの刑に処す」
サシャ「そ、そんな……」
ミカサ「クリスタ……あなたは反省の色が見えない」
クリスタ(今ので何をどうしろっていうの!? ミカサ?!)
クリスタ「だ、だって私……ホントに」
ミカサ「あなたも同じ目に合わないとだめ?」
クリスタ「だめって言われても……はッ!? もしかして、もしかして、もしかして!? ミカサ寝ぼけてるの!? さっきも意味不明なこと言ってたし!?」
ミカサ「クリスタのパンは持ってない……どうしたらいい? 考えろ……考えなければ反省させられない……ああ、そうだ、クリスタ……」
クリスタ「ねえ、起きてるミカサ? う……な、なにかな」
ミカサ「ちょっと、ユミルの所に行ってくる」
スタタタタタ!
クリスタ「ど、どういう……早!?」
サシャ「たぶん……大事なものを奪いに行ったのではないかと思われます」がくッ
クリスタ「……え、ちょ。サシャ、大丈夫?!」
サシャ「はあッ……ふうッ……優しいクリスタ、私のことはいいから。早くユミルの元へ急いであげてください……うッ」
クリスタ「……サシャ!」
サシャ「……」
クリスタ「…………え? つまり?」
アルミン「貞操の危機ってやつじゃないのかな……」
クリスタ「え?」クル!
アルミン「……お、おやすみなさい」ソロ
クリスタ「待って!!」
アルミン「ぼ、ボクには何もできないよ!?」グググ!
クリスタ「い、今この瞬間にもユミルが危ないんだよね!? どうすれば、いいの!? 助けてアルミン!! お願い! 何でもするから!」
アルミン「何でもって……じゃあ、ちょっと可愛い服屋さんを「いいから、早く!お願い!」
アルミン「わ、わかったよ! えっと、そうだな、この三人の内一人がもう一度エレンの寝床を襲えばいいんじゃないかな? エレンに近づけばミカサはきっと察知して戻ってくるよ! そのまま、そいつは半殺しだけどね」
クリスタ「ええ、わかったわ!! ちょっと、エレンの所へ行ってくる!」
アルミン「え、待って!? クリスタ、そんなことしたら!」
クリスタ「いいの! 今度は、今度こそは、死ぬ理由は一つだけ……ユミルのために死ぬ!」
アルミン「そ、その役は僕がやるよ! 嫌だけど、うんホントに嫌だけどね、女の子にはさせられないさ!」
クリスタ「駄目よアルミン!」
トタトタ————。
エレン「いや、二人ともその必要はない」
アルミン・クリスタ「エレン!?」
エレン「すまない。事情はなんとなくわかっている」
エレン(起きてたしな)
エレン「今回のことは全部、きっと俺が悪いんだろう……だったら、俺がその報いを受ける」
アルミン「だ、駄目だよ! 誰も、悪くないさ! 魔が差したって言うやつだよ! ミカサの怒りを鎮めるためにも、やっぱり僕と君がピーしないと!!」
クリスタ「アルミン……! ごめんね!ごめんね!」
エレン(アルミンとピーするくらいなら、クリスタかサシャの方がいいなあ)
エレン「まあ、大丈夫さ……おーい、ミカサ! 一緒に寝るか?」
ドダダダダ!!
ミカサ「……うん」
トテトテ————キュッ(裾掴んだ)
エレン「おまえ、夜暗い静かにできないのかよ」
ミカサ「夜行性だから」
エレン「なんだよそれ」
ミカサ「もう、寝る」
エレン「はいはい」
クリスタ・アルミン「……」
サシャ「スース—スー」
クリスタ「……私が運ぶんだよね」
アルミン「僕も手伝うよ」
クリスタ「うん……」
クリスタ(明日は良いことあるといいな……)グス
終わり
短くてすいません
反応あると思わなんだので、続けます
後日
女子トイレ
クリスタ「掃除してる時が一番心が安らぐなあ……よいせって、ミカサああ!?」
ミカサ「どうしたの」
クリスタ「なんで、鏡とき、キスしてるの?」
ミカサ「訓練」
クリスタ「な、なんの」
ミカサ「エレンがいつしてきてもいいように」
クリスタ「本人に頼めばいいじゃな……「恥ずかしい」
クリスタ(そういう感性はあるんだ。可愛いじゃない、ミカサも)
ミカサ「ごめん、掃除を再開する」
クリスタ(腹筋系女子でも、女子は女子だもんね。この前は、命の危険を感じたけど……うん、でも、応援してあげないとね)
クリスタ「ミカサ、エレンのことだけど「クリスタ」
ぎりぎりッ
クリスタ「!? ミ、ミカサ苦しい!?」
ミカサ「クリスタ、あなたもしかして、エレンと家族になりたいの?」
クリスタ(まだ、何も言ってないのに!?)
クリスタ「ち、違うよ!! エレンの家族はミカサだけでしょ!?」
ミカサ「……」じッ
クリスタ「信じて!」
ミカサ「クリスタは……可愛いから、きっと、似合う。そっくり」
ぎりぎりッ
クリスタ「何に?! うッ、しまってるしまってるよ!」
パッ———トサ。
クリスタ(し、死ぬかと……)
ミカサ「ごめん、クリスタ……あなたを見てると自分と比較してしまって……」
クリスタ「そんな、私となんかと比べなくたって、ミカサ素敵な女の子だよ……うん」
ミカサ「……クリスタ、あなたは優しい」
クリスタ「どうしたの? ミカサらしくないわ……悩みがあるなら、相談に乗るから」
クリスタ(だから、奇行に走らないで……)
ミカサ「……実は、教えて欲しいことが」
クリスタ「うん」
ミカサ「キスの仕方を」
クリスタ「うん?」
ミカサ「この前、夜にエレンにやろうとしたらアルミンに止められて、『そのやり方だと窒息死しかねない』って」
クリスタ「そ、そうなんだ。……ちなみにどんな風にんむ!?」
ちゅう———
————ちゅぱ
ミカサ「こんな感じ」
クリスタ「あ、あ、あ、み、みみみみ?!」
ミカサ「普通だと思われる」
クリスタ「うん……普通……だったよ……普通に初めて奪われちゃったよ……」
ミカサ「初めて?」
クリスタ「……うん」
ミカサ「そう……それは悪いことをした。てっきりもう……ユミルと」
クリスタ(そういう概念はあるんだね……)
クリスタ「ううん、いいよ大丈夫……」
ジャン「いや、良くねえだろ」
ミカサ・クリスタ「……」
ジャン「あ」
クリスタ「なんで、女子トイレに?」
ジャン「それはだぐうう?!」
ドサ、ポテ——。
クリスタ「ミカサ……何もそこまで殴らなくても」
ミカサ「ジャンは……殴りやすくて、つい加減できない」
クリスタ(……ジャンも本望かもね)
ミカサ「とにかく、教えて」
クリスタ「私より、ほら、そいうのは実践でさ……」
ミカサ「実戦? 確かに戦場でなら、感動も5割増し……巨人化したエレンとするのも……あり」
クリスタ「いやいや、私が言ってるのは」
アニ「手伝ってやりなよ」
クリスタ「アニ?!」
クリスタ(何言ってるの、そんなの私に務まるわけ)
アニ(さっさとそいつを更生させて、平穏な日常を送りたいと思わない?)
クリスタ(そんなこと言って、アニは被害ゼロだよね?)
アニ(あんた……知らないだろうから教えといてやるけど、昼間は意識があるから鏡でやってるけど、夜のミカサが一番訓練に使ってる体は……あんた……だから)
クリスタ「ひいいいいい!? しかも、どっちにしろアニ被害ゼロだし!?」ガクガク
アニ「じゃ、そういうことで、ファースト&セカンド喪失おめでとう」
スタスタ———
クリスタ「ミ、ミカサ!!」
ミカサ「なに?」
クリスタ(……夜は、でも意識がないんだよね……ああ、もう、どうして、アニは止めてくれなかったの!! 面白がってるだけでしょどうせ!!)
クリスタ(そ、そもそもなんで私なのかな……ッ……エレンの代わりなら、アニの方が雰囲気が近いし……はッ! アニにしろ、ユミルにしろ……絶対に気づいて反撃するよね……わ、私はきっと、気づきもせずに……)
クリスタ「……うッ……ぐすッ……うえッ……」ポロポロ
ミカサ「?!」
クリスタ「……ぐすッ……私の、バカッ……」
ミカサ「ど、どうしたの……?」
クリスタ「……ッひっく」ポロポロ
クリスタ(こんなうすのろじゃ、ユミルのことだって守れない……)
ミカサ「く、クリスタ……」オロオロ
ぎゅッ———
クリスタ「? ミカサ?」
ミカサ「痛いの痛いのとんでけ……」
クリスタ「ご、ごめんね。どこも痛くないの……ちょ、ちょっと目にゴミが」
ミカサ「……そう、それなら良かったけど……クリスタは、ちょっと心配」
クリスタ「え?」
ミカサ「エレンに似てる……」
クリスタ「に、似ていないよ?」
ミカサ「似てる。小柄な所とか、筋肉付かないところとか、優しい所とか」
クリスタ(ええ、女の子じゃないんだから……)
ミカサ「あと……抱き心地と」
ぎゅう——
クリスタ「く、苦しいよ……ミカサ?」
ミカサ「唇の感触と」
クリスタ「み、ミカサ?」
ミカサ「蝋燭の火みたいな所」
クリスタ「……?」
ミカサ「ごめん」
パッ——
クリスタ「え、ううん」
クリスタ(どうしよう……)
ミカサ「とりあえず、キスの仕方を「お、教えません」
クリスタ(わ、わたし……)
ミカサ「む……こんなに最上級の褒め言葉を並べたのに……」
クリスタ「あれで、慰めてたんだ……」
ミカサ「どうすればいいの」
クリスタ「ど、どうもこうも……」
クリスタ(み、ミカサに……ドキドキしてる)
ミカサ「エレンと同じくらい優しくやるから」
クリスタ「……や、ご、ごめんちょっと、他の人に頼んでもらえるかな? ほら、アルミンとか」
ミカサ「敵には頼めない」
クリスタ「て、敵?」
ミカサ「あなたしかいない」
クリスタ「でででも」
クリスタ(私には、そう、私にはユミルがいるのに……どうして、私の方がやましい気持ちにならなくちゃだめなの……?)
クリスタ「ゆ、ゆ」
ミカサ「ゆ?」
クリスタ「ユミルに相談してから!」
ダダダダダダ!
ミカサ「………そう」
クリスタ「返事は今夜するからああああ!!」
ミカサ「———わかった、待ってる」
ユミル達の寝室
ユミル「大体の事情はわかった」
クリスタ「ど、どうしたらいいのかな?」
ユミル「あたしのクリスタ……迷ってるってことはどちらでもいいってことなんだよ」
クリスタ「え? べ、別にそんな」
ユミル「いいや、そうに決まってる。ああ、ついにこの手から巣立ってしまう時が来たってわけだ」
クリスタ「や、やだ。ユミル違うよ? 私は、いつだってユミルが」
ユミル「ううん、その先は、まだ早いさ。もちろん私だって同じ気持ちだが、あんたには経験ってやつが足りない。だから、まあ、後学のために、うん、行ってきな」ニコ
クリスタ「……え」
ユミル「そっちの方が面白そうだし」
クリスタ「こ、このドS!」
ユミル「最後に、私の所に戻ってきてくれたら嬉しいんだけどねえ」クスクス
スク——
クリスタ「……そ、そんな!」
ユミル「好きなようにやんなよ。あたしゃ風呂入ってくるわ。いやあ、若いってすんばらしいね」
トテトテ———
クリスタ「……」
クリスタ(ユミルのバカ……)
深夜
談話室
ミカサ「……」
クリスタ「……」
ミカサ「クリスタ教えてくれるの?」
クリスタ「ええ、乗りかかった船ってやつよ……」
ミカサ「?」
クリスタ「とりあえず、何をすればいいかな」
ミカサ「まず、間違っている所を指摘して欲しい」
クリスタ「……わかったわ」
クリスタ(キスするだけじゃない。挨拶と同じでしょ、うん。大丈夫)
ミカサ「……クリスタ」
ス———
クリスタ「あ……」ドキ
ミカサ「……目、閉じて」
クリスタ「う、ん」ドキドキ
クリスタ(う……ミカサの息があたるよお……)
ぎゅう———
クリスタ「!?」
ぎゅう!! ごき!!
クリスタ「いたあああ!?」
ミカサ「あ……てへ」
クリスタ「肩の関節外れるって………どんなバカ力……いッ」フラッ
ポテ——
ミカサ「く、クリスタ?」
クリスタ(窒息ってこっちの方だったんだ……)
がく——
終わり
思いついたらまた、書くかもです。とりあえず、今日はこれまで。ありがとうございました。
次の日
クリスタ「う……節々が痛い」
ポンポン
クリスタ「?」
ユミル「昨日はお熱い夜を過ごしたのかい?」
クリスタ「……ユミル、分かってて聞いてるの?」
ユミル「何のことだよ?」
クリスタ「……何でもないもん」
ユミル「おお、いつになく反抗的な態度」
クリスタ「……ごめん」
ユミル「何を謝ってるんだ……献身的なのもいいが、無駄にエネルギーを消費するのはよせよ」
クリスタ「え……」
ユミル「あらら、何のことみたいな面しやがって……まあいいさ。じゃあな」
スタスタスタ
クリスタ「……」
廊下
トットット
ミカサ「クリスタ」
クリスタ「……」
ミカサ「クリスタ?」
クリスタ「あ、ミカサ。何かな? もしかして、相談事?」
ミカサ「エレンを見なかった?」
クリスタ「さあ?」
ミカサ「もうすぐ訓練なのに、どこにいったんだろう……」
クリスタ「私も一緒に探すよ」
ミカサ「ありがとう」
クリスタ「ミカサ……あの、昨日のことだけど」
ミカサ「ああ、昨日は申し訳ない。まさか、関節がはずれてしまうとは……」
クリスタ「え、あ、いやいいの……」
クリスタ(ミカサの中では、私なんてエレンの代わりでしかないよね)
ミカサ「エレン分が足りない」
ス———ギュ
クリスタ「ッ……」ドキ
ミカサ「落ち着く」
クリスタ(補給してるのかな……? いつも感情のないような顔してるのに、どこかホッとしてるように見える)
ジャン「う、うおい、何やってんだ、お前ら」
ベコオ!
ジャン「へぶばあ!?」
ドサ——
クリスタ(ジャン、殴られたいのかな……)
とある倉庫
エレン「なぜか、俺の腕がロープでぐるぐる巻きなんだが」
アルミン「計算してみたんだ」
エレン「ああ」
アルミン「今日の訓練時にミカサが襲ってくる確率」
エレン「おう」
アルミン「99%の確率で君とくんずほぐれつずになる可能性がある」
エレン「どんとこいです」
アルミン「ちがあああうでしょおおお!? だめだよおおおねええ!?」
エレン「家族だから」
アルミン「僕も家族だろおおおお!?」
エレン「おまえは親友だ」
アルミン「え?」ドキ
エレン「俺の最高の友達で、俺の頭脳で、俺の後ろを守れる頼れる相方だ。分かったら、このロープを切ってくれ」
アルミン「これから、時間をかけてゆっくりと家族になろうだなんて……エレン!!!」ダアア
ギュウ———!!
エレン(うん?)
アルミン「て、手始めに、まずは君の全てを僕に見せてよ! 僕も見せるから!!」ガバ!
エレン「ち、違う違う。そういうことではああああん?!」
廊下
ミカサ「!?」
クリスタ「どうしたの?」
ミカサ「エレンの艶っぽい鳴き声が聞こえた」
クリスタ「な、なにそれ」
ミカサ「行かなければ」
パッ——
クリスタ「あ……」
キュウ——
ミカサ「クリスタ、服を捕まれると動けない」
クリスタ「あ、えっと、ごめんなさい」
ミカサ「一緒に行きたいの?」
クリスタ「……う、うん」コク
クリスタ(正確には……)
ミカサ「一刻を争うかもしれない———」
ヒョイ(お姫様抱っこ)
クリスタ「ひゃあ?!」
ミカサ「捕まってて。あと、下を噛むから口は閉じてて」
クリスタ「ひゃ、ひゃい」
ミカサ「エレン———今行くから」
クリスタ(正確には……一緒にいたい……なのかな)
用事できたので、また後で
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