ﾐｰﾝﾐｰﾝ

凛「今日もあっついにゃー……」

花陽「そうだねえ……」

花陽「2人で自主練習をしに神社まできたはいいものの……」

凛「ここまであついともう帰りたくなってくるにゃー…」

凛「……むむむ？」

凛(あんなところに公衆電話あったっけ？……よし！)

凛「ねえねえかよちん！ちょっとこの神社を探険しようよ！」

花陽「ええっ！？……たしかにちゃんと見て回った事は無かった気がするけど……」

凛「じゃーきまりっ！まずあそこから！」

花陽「……公衆電話？あそこにあったっけ？？」

凛「とりあえず！いっくにゃー！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

花陽「あ！ひゃっ！り、凛ちゃん！手をひっぱらないでぇー！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

……

花陽「はぁ、はぁ……」

凛「かよちん大丈夫ー？」

花陽「う、うん、大丈夫だよ！」

花陽「それにしても、不思議な色だね……」

凛「レアだにゃー」

花陽「それに番号がボタンじゃない公衆電話……始めて生でみたなぁ」

凛「うーん……そうだ！」

花陽「ど、どうしたの凛ちゃん？」ﾋﾞｸｯ

凛「どこかに電話かけよう！」

花陽「り、凛ちゃん」ｱｾｱｾ

花陽「私、携帯もってるよ？」ｱｾｱｾ

凛「知ってるにゃー！」

凛「でもちょっとかけてみるだけだから！」ｶﾞﾁｬ

凛「こんな不思議な電話、かけてみないと損だにゃー！……ってあれー？」

花陽「どうしたの？」

凛「10円を入れる所がない……？」

花陽「あれっ？本当だ……」

凛「……」

花陽「……」

凛「もーー！つまんないにゃー！」ｸﾞﾃﾞｪ

花陽「り、凛ちゃんそんなところに座っちゃ……」

凛(あれ？なんだろこの本)ﾍﾟﾗｯ

花陽「ほ、本？」

凛「もしもボックス……？」ﾍﾟﾗｯ

花陽「取り扱い説明書……？」ｼﾞｰ

……

凛「……やばいにゃ」

花陽「……うん」

凛「さーいこーーーにゃーー！」

凛「かよちん！これは試してみるしかないね！」

凛「よし！かよちん手順読んで！」

花陽「う、うん」

花陽「えーと『受話器をとって、"もしも、～だったら"というと、その通りになる』ってかいてあるよ？」

凛「ガッテンにゃ！」

凛「もしも、>>17だったら！」