男「乾いてるな」(9)

初投稿です(><)
つたない部分がありますがどうぞお立ち寄りを、、、

世界はくだらない、退屈だ




・・・・・なんてことは思っていない
家は裕福でもなければ、貧乏でもない
家族も母と父、愛情をかけて俺を育ててくれた

友達も少ないけどいるし、その友達との些細な会話も楽しいと思っている
好きな子だって何度かできたことがある

だから家庭でも、学校生活でも俺は充実していた



・・・けど、とても乾いていた。俺の人生は。

友「おっす!男」

男「あ、おはよ」

友「かぁ~お前はほんとにいつもテンション低いな~」

男「これが通常のテンションだよ」

友「テンションの水準が低いわ!そんなんだから彼女もできねぇんだよ」

男「友もいないだろ」

友「二次って素敵だぞ?」


こいつは友。高校に入ってから親しくなったのだが
昔からの友人のように仲がいい
お調子ものだが、いざって時は仲間思いでいいやつだ

友「あ、やべっ!週末課題やってぇ!!男みして!!」

男「もう俺は出した」

友「この薄情者がぁぁぁ」

友「集めてるの誰だっけ?」

男「ん?あぁ、女さんだぞ」

友「そっか。んじゃ、遅れるって言いに行こっと」グイッ

男「なんで俺も、、、」

友「一人で女子に話かけることが私にとってどれだけの苦行かわからんのかぁ!」

男「・・・・・・」

友「実はですね ゴホッ 昨日から風邪気味でですね ゴホッ
  もう何も手につかなくて ゴホッ 課題が ゴホッ、、、、」

女「それじゃ、友くんは課題さぼったから出せないって先生に伝えとくね!」ニコッ

友「あぁ、そんな殺生な!
  んん、、、、、だが笑顔がかわゆいい ボソッ」 


女「え?なんか言った?」

友「あ、いえいえっ!」

女「・・・まったく、仕方ないなぁ
  こんな毎週毎週嘘ついてたら絶対先生もうたがうよ!」

友「おぉ、、、ありがたい!!!!」

男「・・・・・・」

女「あ、男くん!おはよ!!」ニコッ

男「・・・・・・あ、あぁ、おはよ・・・・・・」






男「な、、、なんでお前にんなことゆわれなきゃなんないんだよ!!」
 
 「それは、、、私たちは似ているから、、、」

男「はぁ!?」






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