佐天「異教徒をくびり殺す能力かぁ」 (16)

土御門「大変だにゃー。かみやん。学園都市を中心に大規模な降霊魔術が発動しちまったぜぃ。」


上条「つまりどういうことだ。土御門。」


土御門「問題なのは、今回、降霊に使われた聖遺物なんだにゃー。」

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土御門「エレナの聖釘って知ってるかにゃー?キリストを磔にする際に使われた釘なのだが、その唯一一本残った聖釘。20世紀末のヴァチカンと英国の戦争で失われたはずのその一本が、どういうわけか残っていたらしいんだ。」

なにやら、怪訝そうな顔をしている。やっぱりかみやんに説明してもむだだにゃー。

土御門「で、これが降霊魔術の媒体にされたらしい被害者の写真にゃー」


かみやんは、差し出された写真を手に取った。たちまち、表情が曇って行く。どうやら、知り合いだったようだ。


土御門「3日前から、行方不明なんだにゃー。」

・「アンデルセン憑依佐天」の冒険を書くつもり。
・アンデルセンとしての記憶はなし。かつてのヴァチカン、イスカリオテがもはや存在しないことを憂いている。
・シスター ルイコ=アンデルセンとして、学園都市、イギリス清教(旧教だけど、ローマと対立してるので異教ってことで)への神罰を代行します。
・ヘルシング機関は解体され、アーカード、セラスはフリーです。今のところ、出す予定はありません。
・とある世界を標準に展開をします。

縊る(くびる)=首を絞めて殺すこと。

8月21日 路地裏

10031「F2000Rが壊れてしまいました、とミサカは丸腰になってしまった戦況を憂いつつ、路地裏を走ります。」


一方通行「ハッハァ!ンだァその逃げ腰は。愉快にケツ振りやがって誘ってンのかァ!? 」


一方通行が10031号に触れようと近づくと、制服姿の女学生が立ちはだかった。


一方通行「……」

一方通行「おィ。この場合はどォすンだァ?」


佐天「気に入らぬ。気に入らねぇ。きにいらねえよ。」


一方通行「あン?」


佐天「丸腰の女一人を力ずくで意のままにする。まるで強姦魔だな」


一方通行「ンだよ。やろゥッてのか?」

一方通行はクカカッと不敵に笑う。

佐天「我は神の代理人。」両手に銃剣が召喚される

佐天「神罰の地上代行者。我が使命は、我が神に逆らう愚者を、その肉の最後の一片までも絶滅すること。」ガリリと一双の銃剣をこすり合わせ、十字架を結ぶ

佐天「エ"イイいィ"メェ"ェエン」

番外編 あすなろ園にて

モブガキA「いまのは、おれのかちだった!」


モブガキB「いいや。ボクのかちだ!」

モブガキBはモブガキAに掴みかかる


シスタールイコ「いけませんよ。ボウヤ達ぃ。」

ルイコはガキどもの頭を撫でる。

シスタールイコ「いいですか?暴力を振るって良い相手は悪魔(バケモノ)共と異教徒共だけです。」


ガキども「「はーい」」


寮監「(異教徒?)」


あすなろ園は今日も、明日も平和であった。

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