タツミ「ナイトレイドに新しいメンバー?」 (46)



「アカメが斬る!」のSSをやってみたいと思ったので立てました。

全くの初心者ですが頑張ります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406099417




タツミ「ナイトレイドに新しいメンバー?」

ナジェンダ「ああ。シェーレとブラートが居なくなってしまった今、補充要員として来てもらった。二人とも、挨拶を」

チェルシー「あたしはチェルシー。よろしくね」

タツミ「お、おう……」

ナジェンダ「ん? どうしたタツミ」

タツミ「い、いや……このおっさんも、新しい仲間なんですか……?」





子安「…………」





ナジェンダ「ああ……。こいつはちょっと特殊なヤツでな……」



子安「……子安武人、47歳です。前世ではちょっと有名な声優をやってたらしいです」

タツミ「え、ええー……」

マイン「よりにもよって、こんな変な奴を連れて来るなんてどういうことよ?」

ラバック「中年のおっさんとか……」

レオーネ「でも、見た目はけっこう若そうじゃん?」

アカメ「……」

ナジェンダ「まあそう言うな。実はこいつ、革命軍から譲り受けた新しい帝具なんだ。オートで動く生物型だから負担が少なく、今の私でも扱える」

タツミ「(生物型帝具……イェーガーズのセリューって奴が持ってるのと同じか)」

レオーネ「で、肝心の能力は一体何なのさ?」

ナジェンダ「そうだな……では、少し見せてもらうか。子安、やってみろ」

子安「あっ、はい」スッ





子安「フォームチェンジ、≪ディオ・ブランドー≫!!」ピカァッ

タツミ「な、なんだ!? 光が……!」




ドドドドドド…




ディオ「WRRRRYYYYーッ!!」グオオォ

ラバック「金髪の男に……若返った!?」

マイン「でもなんか……顔面が濃くなったわね」

チェルシー「ビフォーアフターが激しすぎるわ……」

アカメ「……」ジーッ

レオーネ「え……能力って、これで終わり?」

ナジェンダ「正確には、戦闘に適した形態へ変身できる能力だな。ま、それはおいおい実戦で見せてもらうとしよう」

ディオ「……ム、この気配……敵が来たようだな」ピクッ

タツミ「敵!? もしかしてイェーガーズか!」

ナジェンダ「……早速だな。各自、アジトに敵を寄せ付けるなよ!」





[Dr.スタイリッシュの陣営]




スタイリッシュ「チーム・スタイリッシュ、熱く激しく攻撃開始よ!!」バッ




ドドドドド




スタイリッシュ「さぁて……隊長には悪いけど、タツミには死んでもらうか、新しい実験材料になってもらおうかしらね」

トビー「ス、スタイリッシュ様……あれ、我が軍の強化兵が……」

スタイリッシュ「え?」




ドッギャアアァン!!




DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」ガンガン ガンガン

カクサン「なっ、何なんですアイツはァ!?」

トビー「あれだけの強化兵を、素手で殴り飛ばしている……!」

スタイリッシュ「……(へぇ、なかなかスタイリッシュな格好してるじゃない)」

スタイリッシュ「カクサン、トビー! あの男を生け捕りになさい。面白い実験に使えそうだわ」

トビー「はっ、必ず!」ダッ

カクサン「任せてください!」ダッ



ドカッ

バキッ

ドゴォ

グシャッ




DIO「フン……やはりこの程度では満足できんな」ゴキ ゴキ

トビー「ならば、我らがお相手しよう!」バッ

カクサン「帝具≪万物両断エクスタス≫の切れ味を馳走してやる!」ジャキン

DIO「……知るがいい。≪世界(ザ・ワールド)≫の真の能力は……まさに! “世界を支配する”能力だということを!」ゴゴゴゴ

カクサン「何わけのわからねぇことぬかしてやがる!」ブンッ

トビー「もらった!」ブンッ

DIO「≪世界≫ッ!! 時よ止まれ!」ドウゥン






ドォ――ン





トビー「」ピタッ

カクサン「」ピタッ

DIO「マヌケめ……。このDIOを倒そうなどと思ったのが、貴様らの運の尽きだ……」クックック




トビー「」バキィッ

カクサン「」グワシャッ

DIO「…………そして、時は動き出す……」





パチンッ




トビー「うげェ!」ブシュー

カクサン「うぐっぐぅぁ!!」ドバアッ

スタイリッシュ「!! 一体何が……!?」




ドドドドドドド




DIO「…………フン」ザッ ザッ

スタイリッシュ「(一瞬……ただ一瞬! 一瞬の間に、あの男は私の駒を……)」ゴクリ

DIO「さて……この帝具は回収するとして、次の余興に入るとするか」





ゴオオオォォ…




スタイリッシュ「! (空から何か近づいてくる……!)」

子安「フォームチェンジ! ≪ゼクス・マーキス≫!!」ピカアッ

スタイリッシュ「なっ、今度は何よ!?」





ヒュウゥゥン…

ガキン





ゼクス「……トレーズ、今はこの≪トールギス≫を使わせてもらうぞ」

スタイリッシュ「なっ、何よあれぇ!?(巨大な……ロボットと、仮面の男?)」




ゼクス「果たしてこの“暴れ馬”、私に使いこなせるだろうか……」カツ カツ

スタイリッシュ「! アレに乗り込む気? そうはさせないわ!」ズオッ

スタイリッシュ「(使うには早いけど、これがスタイリッシュな切り札その1、超強力な麻痺毒よ……!!)」

ゼクス「…………」ウィン、ガシャ

スタイリッシュ「えっ、効いてない!?」

ゼクス「……帝具である私に、毒など無意味だ」

スタイリッシュ「帝具人間……!」チッ

ゼクス「!……味方が危ないようだな。ならば、行くしかあるまい!」ギュイーン





シュゴオオォ…





スタイリッシュ「……あ、あれ?(どっかに飛んでっ行った……)」

ゼクス「殺人的な加速だ!」ゴオオッ





[ナイトレイドの陣営]




アカメ「!?」ドサッ

ラバック「うぁっ……」ドサッ

タツミ「なっ……どうしたんだみんな!!」

マイン「か、体が急に……動かないわ」ビリビリ

アカメ「これは……毒、か……」ビリビリ

タツミ「(毒……Dr.スタイリッシュの仕業か!)」





ザザザザザッ





レオーネ「! まだ敵が来るよ!!」

タツミ「くそッ、こんな時に……!」





ギュオッ

ドッゴオオォン!!






レオーネ「な、なんだ!? この爆発……」チリチリ

アカメ「…………敵が、一瞬で消えた……」

マイン「!! 見て、あれ……上に何かいる!」

タツミ「で、デカイ……! ありゃなんだ、ロボットか?」




ブッピガン!




ゼクス「どうやら間に合ったようだな」ゴウン ゴウン



ナジェンダ「流石は私の帝具だな」

タツミ「ボ、ボス!? あれは一体、何がどうなってるんですか!」

ナジェンダ「あのロボットを動かしているのは子安だ。アレも、あいつの特殊能力の一つだろう」

ラバック「マ、マジかよ! あんなのが用意できるんなら、ほぼ無敵に近いんじゃねえか?」

ナジェンダ「いや、実はそうでもないらしい……」



ヒュウゥゥン…?

ガキン?



ゼクス「…………」ウィン、ガシャ

タツミ「あ、降りてきた……って、何だあの格好?」

アカメ「……仮面?」

ゼクス「…………かはっ」ゴフッ

マイン「えっ!? なっ、なんで血を吐くのよ!?」

ゼクス「死ぬな、これは……」ゴホゴホ

レオーネ「……もしかして、乗ってたら酔ったとか?」

ナジェンダ「……そんな生易しいレベルじゃないだろう」

ゼクス「(なんという凄まじいGだ……! これが、あの“ガンダム”の原型機の加速なのか……)」

>>43の文字化け修正



ナジェンダ「流石は私の帝具だな」

タツミ「ボ、ボス!? あれは一体、何がどうなってるんですか!」

ナジェンダ「あのロボットを動かしているのは子安だ。アレも、あいつの特殊能力の一つだろう」

ラバック「マ、マジかよ! あんなのが用意できるんなら、ほぼ無敵に近いじゃねえか?」

ナジェンダ「いや、実はそうでもないらしい……」





ヒュウゥゥン…

ガキン





ゼクス「…………」ウィン、ガシャ

タツミ「あ、降りてきた……って、何だあの格好?」

アカメ「……仮面?」

ゼクス「…………かはっ」ゴフッ

マイン「えっ!? なっ、なんで血を吐くのよ!?」

ゼクス「死ぬな、これは……」ゴホゴホ

レオーネ「……もしかして、乗ってたら酔ったとか?」

ナジェンダ「……そんな生易しいレベルじゃないだろう」

ゼクス「(なんという凄まじいGだ……! これが、あの“ガンダム”の原型機の加速なのか……)」


ズシン… ズシン…




アカメ「な、なんだ!? 地鳴り?」

タツミ「!! あ、あいつは……!」




スタイリッシュ「切り札その2、危険種イッパツ!! これでお終いにしてやるわよおおぉぉぉッ!!」ムッキムキ

マイン「な、なにアレ……気持ち悪い」

ナジェンダ「危険種と一体化しているのか……。子安、まだやれるな?」

ゼクス「……当然だ」ヨロヨロ

タツミ「そんな体で本当に大丈夫なのかよ!?」

ゼクス「心配はいらん、私は帝具だからな」

タツミ「で、でもよ……!」

子安「フォームチェンジ、≪斎王琢磨≫!!」ピカッ




ゴゴゴゴ…




ラバック「な、なんだ? このオーラ……」ゾクリ

レオーネ「あの仮面野郎が……変身したのか?」

斎王「運命にひれ伏せ! 泣いて許しを乞うがいい!」ワハハハ

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