アムロ「これが……ガンダムNT-1……」 (1000)

──宇宙世紀0079年 12月 9日、地球連邦軍北極基地


アンディ「ま、間に合わないッ!作戦を強行……ゥ、ウワァーーッ!!」


シュタイナー「アンディーッ!! クソッ! よくもアンディを……!」

ミーシャ「……隊長……ヤバイですぜ、包囲されちまった……!」

ガルシア「クソ……どうします、隊長!?」

シュタイナー「く……、撤退する……作戦失敗! ジェームス! ユーコンに打電しろ!」


黄「了解! ……くっ……応答なし……!」

シュタイナー「なんだと……!」

ガルシア「マジかよチクショウッ!」

黄「見捨てられたのか……?」

シュタイナー「もはや、これまでか……!!」

ミーシャ「ウィーック、クソったれめェ……、俺達は捨て駒かよォ!」

黄「ウッ、高エネルギー反応ッ!」



シュタイナー「……すまない、みんな……! う、うおぉーっ!!!」



──サイクロプス隊、全滅!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405919313

アムロがシャアをフルボッコするんじゃよ

──宇宙世紀0079年 12月14日、サイド5宙域、ホワイトベース

ティアンム『チェンバロ作戦を展開する! ルナツーの宇宙軍が本隊となり、ソロモン近海まで進軍! 後にジャブローより上がったレビル将軍の艦隊が合流、これを第一連合艦隊とし、ソロモンを叩く!』

ティアンム『各独立艦隊は司令官に従って行動し、行軍に合流せよ! 以上、通信終わり!』

ブライト「……と、いうわけだ」

カイ「つまり、全軍でソロモンを潰すってことだよな?」

ブライト「ああ! ティアンム提督の第一宇宙艦隊はルナツーより月軌道に沿ってソロモンへと進軍するそうだ、俺達はここでワッケイン少将と合流次第、ティアンム艦隊に加わるぞ!」

「了解ッ!」 「はいよー」 「了解です!」


ブライト「ワッケイン少将は合流が遅れるという……荷物を拾っていく、と言っていたが……」


オスカ「ブライトさん、ワッケイン少将から通信です!」

ブライト「来たか! よし、繋げ!」

ザザーッ、ビュンッ

ワッケイン『久しいな、ブライト大尉』

ブライト「お久しぶりです、ワッケイン少将!」

ワッケイン『うむ、待たせてすまないが、間もなく合流できそうだ。アムロ・レイ准尉とセイラ・マス曹長を迎えに寄越してくれないか?』

ブライト「アムロと、セイラをですか? ……わかりました、ガンダムとコア・ブースターで向かわせます! 聞いていたな、ふたりとも?」

アムロ「了解です!」

セイラ「はい、了解しました」

ワッケイン『手間をかけるな……だが、“積荷”はアムロくんに関わるのてね』

アムロ「……僕に? ……わかりました」


セイラ「アムロ、よろしくて?」

アムロ「はいっ」

マーカー『進路クリアー、発進どうぞ!』

セイラ「セイラ マルマルロク、出ます!」

アムロ「行きまーす!」

セイラ「落ちたら置いていくわよ?」

アムロ「大丈夫、全速力でお願いします!」

え!?コア・ブースターにガンダム乗せるのか!?・・・


セイラ「ルザル、着艦許可願います」

管制官『了解、レーザー誘導に従って着艦どうぞ』

セイラ「了解、コア・ブースター着艦します」


ワッケイン「ルザルへようこそ、諸君。改めて久しぶりだな、息災のようで何よりだ」

セイラ「お久しぶりです、ワッケイン少将」

アムロ「お久しぶりです」

ワッケイン「ああ、休んでくれたまえ。……さて、アムロくん。君に用があるといったな。ふたりとも、こちらへ」

──マゼラン級戦艦 ルザル 、第二モビルスーツデッキ

ワッケイン「見たまえ」


アムロ「! これは……ガンダム?」

ワッケイン「ああ、北米オーガスタ基地で開発された、ニュータイプ専用にチューニングされた……いわば、アムロくん、君専用のガンダムだ」

アムロ「ぼくの、ガンダム……」

セイラ「司令は、これを受領しにサイド6へ?」

ワッケイン「聡いな。そのとおりだ、曹長」

ムルンバ「コイツはガンダムNT-1。少将が仰った通り、アムロ・レイ准尉専用に調整されたガンダムだ」

アムロ「あなたは?」

ムルンバ「っと、すまない。俺はディック・ムルンバ。このアレックスの開発責任者だ」

セイラ「アレックス、とは?」

ムルンバ「コイツ……NT-1の愛称さ」

アムロ「……これが、ガンダムアレックス……」

Beep! Beep! Beep!

ワッケイン「何事だ!? ……わかった、すぐにブリッジへ向かう!」

アムロ「ジオン、ですか」

ワッケイン「ああ、すまないがアムロくん、出撃してくれ。現在本艦の戦力だけでは、ジオンのパトロール艦隊との交戦は少々心許ないのでな」

アムロ「わかりました! ムルンバさんっ、アレックスはもう出せますか!?」

ムルンバ「な、何っ!? まだ調整が済んでいないが……やるのか?」

アムロ「はい! セイラさんは僕のガンダムに!」

セイラ「ええ、先に出ていればいいわね?」

アムロ「はいっ」

ムルンバ「どうなっても、知らんぞ!」


ムルンバ「コイツのフル装備は次の便で届くらしい。だから悪いが、装備はジム・タイプのもので我慢してくれ」

アムロ「機体の調整自体は?」

ムルンバ「済ませた! 何か不足があれば、終わってからやる。だから、死ぬなよ」

アムロ「はいっ!」


peep!

ワッケイン『アムロくん、いけるか!?』

アムロ「はいっ! アレックス、出ます!」


ゴォッ!

アムロ「ウッ、すごいパワーだ……! それにこの全天周モニター、視認性が高い!」

ムルンバ『アムロ! ビームガンはビームライフルより威力が低い、気を付けろよ!』

アムロ「わかってます!」


セイラ『アムロ、聞こえて?』

アムロ「通信感度良好です、セイラさん」

セイラ『敵艦はムサイ一隻、こちらとはまだ距離があるし、ルザルには気付いているようだけど、こちらのモビルスーツ隊には気付いてない様子だわ。敵の目を引くから、死角へ回ってくれる?』

アムロ「あの時と一緒ですね? 任せてください」


ゴォォォッ……!!


アムロ「アムロ……うまくやれよ」


ジオン士官「敵のマゼラン級、単艦で停泊中! 座礁していると思われます」

ジオン艦長「ウム、マゼランということは、将軍クラスの座乗艦だろう……沈めるぞ! モビルスーツ隊、発進!!」

ジオン士官「モビルスーツ隊展開!マゼランを奇襲す──」



ドギャアッ!

ジオン士官「る!?」

ジオン管制官「さ、左舷エンジンに被弾! 航行不能ッ!」

ジオン艦長「ナニイッ!? ダメージコントロール急げ! 敵はどこだ、モビルスーツ隊に仕留めさせろ!」

ジオン管制官「前方25kmに敵モビルスーツ隊展開しています! 奇襲です!」

ジオン艦長「ぐぬぬぬ……奇襲とは、汚いヤツらよ……! 迎撃! 迎撃だー!」

ジオン士官「了か……い……? あ、ぁあ……アレは……アレはっ、白い、悪魔……!?」

ジオン艦長「なんだとォーッ? アレか! アレが狙撃したのか!? 全隊、突撃!! 突撃し──」


ドギャアアッ!!

ジオン艦長「ろワァーッ!?」

ジオン管制官「う、右舷エンジン、被弾っ!!」

ジオン士官「ヤ、ヤツじゃないのか……? ハッ、まさか」

ジオン管制官「上ですッッ!!!!」

ジオン艦長「囮、だと……」


ドゴォッ!!!


管制官「ムサイ級、轟沈ッ!」

ワッケイン「見事だな、アムロくん……」

通信士「ホワイトベースから通信、繋ぎます!」

ブライト『ワッケイン少将、ご無事で!?』

ワッケイン「落ち着きたまえ。アムロくんの活躍で、ルゼルは無傷だよ」

ブライト『それは良かった』

ワッケイン「これより第9機動艦隊は第13独立部隊に合流し、貴艦を配下に加える。空域警戒よろしく」

ブライト『ハッ、了解しました!』

管制官「モビルスーツ隊、帰艦! 損害ナシ、全機収容しました」

ワッケイン「うむ、損害がないとは……これもニュータイプのおかげかな……」


プシュッ!

アムロ「すごい……これが、僕専用のガンダム……?」

セイラ「アムロ! あなたすごいわっ!」

アムロ「僕だけの力じゃありません、アレックスが僕に応えてくれたんです」

ムルンバ「さすがだな……クセのある機体をこれだけ乗りこなすとは……。それに、見たところ稼動部への負荷も非常に少ない」

アムロ「無理なく反応してくれて……ガンダムだとこうはいきませんでした。でも、まだ調整が必要だと……」

ムルンバ「そりゃそうだ。詳しく聞こう」

とりあえずここまで。またあとで続き書きます。

現在のアレックスくんの装備
⇒RD-4ビームライフル(ジム・スナイパーカスタム用)
⇒ジム・シールド(ジムコマンドのやつ)

文中でビームガンって書いたけどありゃミスだ、細けぇこたぁいいんだよ。


>>12-14
コアブースターはオリジン版です。一部の階級もオリジンに準拠。
色々と>>1の好きなようにイジってますヨ。

R-4型だったね。ごめんね。

誰がシャアがあのままだと言った……?

アレックスのスペック自体は原作ママです。
シャアの搭乗機についてはもう少しお楽しみ。
まずはみんな大好きあの人が出てきます。

それでは少しずつ書いていくね。

ちなみに今からのアレックスちゃんの装備
⇒XBR-M79-07G ビームライフル(RX-78用)
⇒専用シールド


そして今、せっかく書きためたヤツが消えた。

──宇宙世紀0079 12.23、ホワイトベース MSデッキ

カイ「っほぉー、これがアムロの新しいオベベか。カッコイイじゃないのー」

ハヤト「アムロばかりズルイなァ……」

ジョブ・ジョン「ズルイだとォ~? 俺はボールだぞ!」

ハヤト「あっ、そうだった……」

オムル「それにお前はガンキャノンが配備されただろうが」

ハヤト「でもォ……」

オムル「ハイハイ、この話はヤメ。仕事の邪魔だぞ!」

カイ「はいよ、邪魔したナ~」

ハヤト「……お邪魔しましたッ」

カイ「むくれるなヨ」

ハヤト「むくれてないですッ」

──ホワイトベース 艦橋

ティアンム『ブライト大尉、ホワイトベースはワッケイン艦隊から離れ、再び独立部隊として行動してもらう。サラミス級を2隻付ける。艦隊司令は君だ』

ブライト「じ、自分が艦隊司令官でありますか!? ですが自分は……」

ティアンム『ああ。君が階級面で劣等感を感じるのはわかる。だが、ホワイトベースを旗艦とせねば納得しない輩もいるのだ』

ブライト「ムゥ……」

ティアンム『サラミス級にはそれぞれ佐官クラスが座乗しているが、君の意志を尊重するよう伝えてある。よろしく頼む』

ブライト「……は、了解しました」



ミライ「ブライト……気苦労が増えるわね」

ブライト「ああ……理解してくれるだけ、ありがたいよ」

peep! peep!

フラウ「ブライトさんっ、えーっと、フジから通信です!」

ブライト「ん、つないでくれ。例の僚艦だな」


ブレックス『ブライト大尉、初めましてだな』

ブライト「ぶ、ブレックス・フォーラ大佐!?」

ブレックス『ああ、直ってくれ。今回、貴官の配下に加わることとなった、サラミス級フジの艦長、ブレックス・フォーラだ、よろしく』

ブライト「ハッ、よろしくお願いします!」

peep!

ヘンケン『こちらは同じく貴艦隊に加わることとなった、サラミス級スルガの艦長、ヘンケン・ベッケナー少佐だ! よろしく頼むぞ、ブライト司令!!』

ブライト「し、司令だなんて勘弁してくださいよ!」

ヘンケン『ガッハハハ! すまん、おふざけが過ぎたな!』

ブレックス『ともあれ、よろしく頼む』

ヘンケン『しつこいようだが、よろしくな!』

ブライト「ハッ、よろしくお願いしますっ!」

しかしこの二人なら階級や歳が下でも変な確執なさそうでブライトが勝手に胃が痛くなる以外は問題なさそうだな

──ザンジバル級ラグナレク 艦橋


ゴゴゴゴゴ……


シャア「連邦が動くか……」

マリガン「はい、偵察に出たバタシャム隊が大艦隊を発見したとのことです」

シャア「……ホワイトベースは?」

マリガン「艦隊から離れて独立行動に入るのを確認されています。……今が時かと」

シャア「ほう」ニヤッ

──宇宙世紀0079 12.23 20:18 ホワイトベース 艦橋

beep! beep!

ブライト「何事だ!?」

マーカー「ザンジバル級の艦影確認! 一隻だけです!」

フラウ「フジ、スルガから通信!」

ブライト「よし繋げ!」

ブレックス『ブライトくん、フジ隊とスルガ隊はいつでも出せるが、どうする!』

ブライト「あれは恐らくシャアの艦です! フジ、スルガは側面へ展開、三面攻撃をしかけます!」

ヘンケン『だがブライト! ザンジバルの正面火力は脅威だぞ!』

ブライト「ホワイトベースには優秀な砲撃手とパイロット、そして何より優秀な操舵手がいます! 貴艦らの展開力が頼みなんです!」

ミライ「ブライト……」

ヘンケン『くッ、わかった! 面舵いっばぁーいっ!! 飛ばせ飛ばせ飛ばせェーッ!』

ブレックス『了解だ、司令! 取舵一杯! 全速力で展開する!』

ブライト「全艦に通達! 前方にザンジバル級の艦影! おそらくシャアの艦だ! 第一種戦闘配置! 各員スタンバっておけ!!」

──アレックス機内

ブライト『各員スタンバっておけ!!』

アムロ「……シャア……」


フラウ『アムロ』

アムロ「ん、フラウ、どうしたんだい?」

フラウ『ううん、なんでもないワ』

アムロ「そっか、出撃は?」

フラウ『まだみたい』

アムロ「わかった、それまで少しの間休ませてくれるかい?」

フラウ『あっ、ごめんなさいっ』

アムロ「いや、ありがとう。君の声ですこし落ち着いた」

フラウ『アムロ……』

アムロ「じゃあ、また後で頼む」

フラウ『うんッ』

beep! beep! beep!

アムロ「っ、来たか!」

フラウ『アムロ、いい!?』

アムロ「ああ!」

ブライト『アムロ、今日は作戦前最後の補給便か来る。みんなの帰る場所を無くさないでくれよ』

アムロ「わかってます、任せてください」

ブライト『セイラも、いけるな!?』

セイラ『ええ、よくってよ、ブライト艦長!』

ブライト『よォーッし、モビルスーツ隊、展開させろ!』

オスカ『進路クリアー、システムオールグリーン!』

フラウ『アムロ、いつでも発進どうぞ!』


ドクン


ドクン


ドクン


アムロ「アムロ、行きまぁーっす!!」

セイラ『セイラ、ヒトマルロク、行きます!』

カイ『ガンキャノン、出るぜ~!』

ハヤト『ハヤト ヒトマルキュウ、出ます!』

スレッガー『スレッガー・ロウ、コアブースター出る!』

ジョブ・ジョン『ボール、発進します!』

ブライト『ジョブ・ジョンはホワイトベースの直掩に就け! アムロ、セイラ、スレッガー、キャノン隊は敵中央に攻撃を仕掛けてもらう!』

『了解!!』

──ラグナレク艦橋

マリガン「敵艦隊、三方向に散開します!」

シャア「ほう、包囲網を敷いて、我々に退けと言いたいのか。やるな、木馬の艦長」

トクワン「大佐、俺らにやらせてください」

デミトリー「やってみせまさぁ!」

シャア「ふむ、わかった。やってみせろ!」

トクワン「はっ、ありがとうございます! いくぞ、デミトリー!」

デミトリー「アイサー!」


アムロ「っ、何か来る!!」

セイラ「えっ!?」

カイ「なんだありゃ、カモノハシと……オニガワラ……か……?」

ハヤト「うわぁあっ、アレめちゃくちゃ早いですよおっ!?」

スレッガー「チィッ、散開して攻撃だ! キャノン隊、遠距離射撃はじめ!」

カイ「あいよ、隊長どの!」

ハヤト「ハイッ!」

ビシューン! ビシューン!!

セイラ「この距離で回避した!」

スレッガー「マジかよッ……アムロ、やれるか!?」

アムロ「やってみせます! スレッガーさん、乗せて!」

スレッガー「お、おう!」

ゴオオオッ!!

アムロ「全速力で直進してください。アレックスが離れたらすぐに旋回して離れて。いいですか?」

スレッガー「だが、大丈夫か!?」

アムロ「やるしかないでしょう! アレックス、離れますッ!! 戦域離脱して!」

バッ!!

スレッガー「わかっ、た……! ……グ、ウ……、オオオ……ッ!」


トクワン「へっへっへ、これが噂の白いヤツか……」

デミトリー「情報と見た目が少し違いますぜ」

トクワン「諜報部もアテにならんということだろう、仕掛けるぞ!」

デミトリー「へい!」



ビシューン!

ドゴォッ!!


デミトリー「エッ!?」


ドカーン!


トクワン「!? デ、デミトリーーーッ!!!!!」


トクワン「ど、どういうことだ、まだ10kmはあるんだぞ……!?」


ビシューン!!


トクワン「ぬォーッ!?」


ビシューン!


トクワン「せ、正確過ぎる!」


ビシューン!


トクワン「ぐ、これ以上このビグロでローリングを繰り返せば、俺の体が持たんッ!」



トクワン「ハッ……き、消えた!!?」


アムロ「ハァッ……ハァッ……ハァッ……」

カチッ
ビシューン!


カチッ
ビシューン!


カチッ
ビシューン!



ググッ……ゴオオオーッ!!!!

アムロ「くうっ……すごいGだ……っ!」




アムロ「ぐっ、見えた……ッ!!」


アムロ「当たれ……いやッ、当てるッ!」

カチッ

ビシューン!

──ラグナレク艦橋


トクワン『ハッ……消えた!!?』

シャア「! い、いかんッ!」



マリガン「……ト、トクワン機からの信号途絶……」

シャア「何と言うことだ……彼らが出撃してたった1分だぞ!?」

マリガン「デミトリー機に至っては、出撃後32秒です……」

シャア「ふ、ふふ……手の震えが止まらんよ、ガンダム……! 恐ろしい存在になってくれたな……」

黒のか青かな?アレックスやばすぎる


マリガン「……ど、どうします、大佐」

シャア「……私がゲルググで出よう」

マリガン「えっ」

シャア「戦わなければ、ヤツは倒せん」

マリガン「ですが大佐!!」

シャア「止めてくれるな! ……すまんな、私も男なのだよ」


マリガン「……。 シャア大佐がゲルググで出る! メカニック、用意よろしいか!」

シャア「マリガン、ラグナレクは転進、現宙域を離脱しろ」

マリガン「大佐!?」

シャア「私が殿軍を務める」


マリガン『大佐、ラグナレクの全速力で現宙域を離れるのに所要時間は、およそ2分……2分持たせてください』

シャア「わかった」

マリガン『1分30秒経過時点で、回収用コムサイを出します。それが落とされれば……』

シャア「皆まで言うな! ……行ってくる」

ララァ『大佐』

シャア「ララァ!? 戦闘時はブリッジに上がるなと言った筈だが」

ララァ『あなたは死なないわ』

シャア「……フ、わかっている」

ララァ『ノーマルスーツは着ていますか?』

シャア「私は絶対に生きて帰る主義でな」

ララァ『……着て、ください』

シャア「……君がそういうならば、主義も歪めよう」

ララァ『ありがとうごさいます』


マリガン『進路クリア! 発進されたし』

シャア「ゲルググ、出る!」

ララァ『大佐、ご無事で……』


ティキーーンッ!!

アムロ「シャアかっ!?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ……


アムロ「あの赤いゲルググ……間違いない……!!」


アムロ「ヤツだ、ヤツが来たんだ……!!!」

──ホワイトベース艦橋

ブライト「ヘンケン艦長、ブレックス艦長!」

ヘンケン『なんだ!?』

ブレックス『どうした!』

ブライト「深追いは危険です、隊列を戻し、アムロにやらせます!」

ヘンケン『だ、だが……』

ブライト「今のアムロに援護は不要……いや、下手を打てば邪魔になります……。アイツならシャアに負けることはありえません。信じてやってください」

ブレックス『わかった。全艦、減速! 隊列に復帰する!』

ヘンケン『了解だ、司令! 隊列復帰!減速だーっ!』

ブライト「アムロ……頼むぞ」


 距離を取り、対峙するアレックスと赤いゲルググ。


シャア「よく見ると、新型か……なるほど、トクワンのビグロが手も足も出ないわけだ」


 牽制射を放ち、ビームライフルを投げ捨てる。
 アレックスが頭部バルカンでそのライフルを破壊した、そこに生じた爆煙を突き抜けて、ゲルググが肉薄した。


シャア「おぉぉ!!」


 アレックスの抜き放ったビームサーベルと、振り抜かれたゲルググのビームナギナタが反発し、粒子の残滓が弾けた。


シャア「聞こえるか、ガンダムのパイロット!」

アムロ「シャアか!」

シャア「その声、サイド6の少年か!」

アムロ「そうだ! あの時は助けられたが、僕は──俺は、きさまを倒すぞ、シャアッ!」

シャア「ええい、冗談ではない! 私が倒されれば、誰が君を倒すというのだ!」

アムロ「そんな日はッ」


 距離を取り、再び激突ッ!
 光刃同士が鍔迫り合い、機体を赤く照らす。


アムロ「来ないッ! 俺がきさまを倒し、俺はこの戦いを生き抜く!」

シャア「言うようになった! 数日前の同じ少年とは思えんな!!」


アムロ「男子三日会わざれば刮目して見よ、というだろう!」

シャア「フ、難しいコトを!」


バチバチバチッ!!


アムロ「くっ……!」

シャア「君はニュータイプのようだな!」

アムロ「ならばどうした!!」

シャア「私はニュータイプの世界をいつか作ってみせる! だから同志となれ、少年!!」

アムロ「戯言を! 断る!」


 アレックスが左腕に備えたシールドをゲルググに投げ付け、左腕90mmガトリングを掃射した。


シャア「目くらましか!?」


アムロ「うわぁーッ!!」

シャア「バカなっ!!!」


ガギィンッ!!!


アムロ「やったか!?」


 アレックスのビームサーベルは、ゲルググの頭部を貫いていた。

シャア「……フ……フフフッ、フハハハハ!」

アムロ「何がおかしい!!」

シャア「やはり私もニュータイプなのだな……君の動きが見えた!」

アムロ「だから何だというのだ! っ、うあぁーーッ!?」


 唐突にゲルググの蹴りがアレックスの腹部を叩いた。


シャア「時間は稼がせてもらった! また会おう、少年!!」

アムロ「アムロ……俺の名前は、アムロ・レイだ、シャア・アズナブル!」

シャア「フフフ、フハハハハッ!! わかった、また会おう、アムロくん!!」


 突如飛来したコムサイに吸い込まれるようにして、ゲルググは消えた。

男子三日~が難しいか、そうか
士官学校のエリートなはずだがあれか、ガルマの親友だからと成績改竄を……

小僧にしては、ってニュアンスだったんじゃ

どんな設定から来てるのかよくわからないな…
オリジンなの?

とりあえずこんな感じ。
シャアはちゃんとラスボスになってほしいので、ここでアレックスと対峙させました。


フジ級スルガは名称さすがにおかしいので、サラミス級の艦名にしました。
富士急ハイランドだから仕方ないんだけども。 ジャックとアダムも出ます。

ザクレロに至っては名前がほとんど出てきてないけど、御愛嬌で。


ブライトの言っていた、『最後の補給便』で何が届くか、お楽しみに。


>>70
仰る通り、ブレックスやヘンケンなら階級に関わらずブライトの麾下に加わるだろう、という判断で、かつ割と自由に動かせるキャラにしました。

>>101
PS2「ガンダム戦記」でも登場した色違い仕様ですね

>>115
日本語は難しいデース

>>118
オリジンと原作を捏ねてます。
マクベは戦死済みだし、ワッケインは少将だし、アムロは准尉だし。
でも兵器はアニメシリーズ寄りでイメージしてください。
気に入らなければ引けェー、シャア!!

あ、追記。
あくまで原作のバランスを大いに崩すことはしません。
(例:ガンダム試作1号機やヘイズルの登場、シャアがキャスバル専用ガンダムに搭乗、アムロが戦死……などなど)

ねむれないので少しだけ書いてく

──ラグナレク艦橋

マリガン「大佐、よくぞご無事で!」

シャア「無事ではないさ……愛機がボロボロだ」

ララァ「でも、大佐は生きているわ」

シャア「君が無事を祈ってくれたからだ」

マリガン「木馬からはなんとか逃れ、現在は迂回ルートではありますが、グラナダ方面へ針路を取っています」

シャア「うむ、それでいい」


シャア「オペレーター! キシリア閣下に繋げるか?」

通信士「残留ミノフスキー粒子濃度、28%……多少ノイズは走りますが、実用圏内です!」

シャア「頼む」

通信士「は!」


peep! peep! peep!

キシリア『シャアか、どうした』

シャア「申し訳ありません、私のゲルググとビグロ、ザクレロを失いました」

キシリア『何? 詳しく話せ』

シャア「はっ」


キシリア『なるほど……新型が木馬に配備されているのだな』

シャア「は。その新型はザクレロを超長距離から狙撃し、ビグロを機動性で上回る超兵器です。後ほど記録映像を送ります」

キシリア『そうしてくれ』

シャア「は、そのように。それで、なのですが」

キシリア『よい、一度グラナダで補給を受けたいのだろう? 好きにしろ』

シャア「ありがとうごさいます、キシリア閣下」


シャア「それと──」

キシリア『何だ』

シャア「──私に新たな機体を手配していただきたいのです」

キシリア『……ほう、勝機があるからいうておるのだな?』

シャア「それは、閣下の手配してくださる機体にもよりますな」

キシリア『フ……、赤い彗星も言うようになった』

シャア「これは失礼を」

キシリア『いや、よい。こちらに到着したら顔を出せよ』

シャア「は、了解しました」

キシリア『ではな』

寝てた。
とりあえずここまで(´・ω・`)

長距離っていうけど数kmやねん
ビーム速いから……(震え声)

あと装備はガンダム用のXBR-M79-07Gビームライフルでした。
設定通り、最大出力で戦艦の主砲並の威力なら長距離狙撃には耐えるはず。
精度面の不安をニュータイプ能力で補正したというイメージでしたが伝わりにくくてゴメンね。

ちょっとだけ書く

改めて、現在のアレックスの装備

・XBR-M79-07Gビームライフル
・専用シールド
・両腕部90mmガトリング
・60mmヘッドバルカン


さっき壊れたシャア専用ゲルググの装備

・強化型ビームライフル
・ビームナギナタ
・専用シールド


スペックでも装備でも劣ってたから許してあげて、情けないけど。

参考
RX78-2
本体重量 43.4t
全備重量 60.0t
出力 1,380kw
推力 55,500kg

アレックス
本体重量 40.0t
全備重量 72.5t
出力 1,420kW
推力 計174,000kg

──宇宙世紀0079年 12月24日早朝、月面都市グラナダ

マリガン「ラグナレク、スペースポートに係留完了しました」

シャア「うむ。さて、とりあえずは3時間の待機時間とする。各員休んでおけ、ご苦労だったな」

マリガン「は!」

シャア「ララァ、私はキシリア閣下の下へ向かう。君は艦内で待っていてくれ」

ララァ「ええ、大佐」

>>148
アレックスちゃんオーバースペックですねェ……

──グラナダ基地、キシリア執務室

コンコン

キシリア「入れ」

シャア「失礼します、キシリア閣下」

キシリア「シャア、貴様が機体を損じるとはな」

シャア「ガンダムと対峙すると傷が絶えませんよ」

キシリア「……シャア。いや──」

シャア「?」

キシリア「──キャスバル・レム・ダイクン」

ガシャンッ

シャア「し、失礼……」

キシリア「気付かれていないとお思いか? 忘れたかしら、私は幼い頃のキャスバル坊やと“遊んであげた”こともあるのだよ?」

シャア「……いつから、気付いていた」

キシリア「ふふ、貴様が私の可愛い弟を見殺しにした時から、かな」

シャア「ならばなぜ配下に加えた……行動を見張るためか?」


キシリア「いや、違う。見くびってもらっては困るな」

シャア「ならば、なぜ」

キシリア「私はお前の力に賭けているのだ」

シャア「私の、力?」

キシリア「お前は潜在的なニュータイプだろう? 白いヤツ……ガンダムとの戦いで目覚めていく自分に気づいているはずだ」

シャア「フ、フフフ……フハハハッ、キシリア・ザビ! 貴様は私を味方につけて──クーデターを起こそうというのか!」

キシリア「ニュータイプの世界を作る。私は残念ながらオールドタイプのようだが、お前の宰相にはなれよう」

シャア「……いいだろう、私は貴様の剣となろう、キシリア」

>>153訂正しとく


キシリア「いや、違う。見くびってもらっては困るな」

シャア「ならば、なぜ」

キシリア「私はお前の力に賭けているのだ」

シャア「私の、力?」

キシリア「お前は潜在的なニュータイプだろう? 白いヤツ……ガンダムとの戦いで目覚めていく自分に気づいているはずだ」

シャア「……」

キシリア「ニュータイプの世界を作る。私は残念ながらオールドタイプのようだが、お前の宰相にはなれよう?」

シャア「……フ、フフフ……フハハハッ、キシリア・ザビ! 貴様は私を──キャスバルを旗頭に、クーデターを起こそうというのか!」

キシリア「そう聞こえたか? ……ならば、まずは私の剣となれ、シャア・アズナブル」

シャア「まずは……か。フフフ、いいだろう、私は貴様の剣となろう、キシリア・ザビ」


シャア「ところで、手配をお願いしたモビルスーツの件なのですが」

キシリア「うむ、それならばそろそろ来るはずだ」

コンコン

キシリア「入れ」

サキオカ「失礼いたします、閣下!」

キシリア「サキオカ少尉」

サキオカ「は!」

キシリア「シャアの機体、手配してあったものは用意できたか?」

サキオカ「は! 第三格納庫に四機、スタンバってあります!」

シャア「四機も?」

キシリア「ああ。どれが気に入るかわからなんだでな? 選んでくるが良い」

シャア「フフ、ありがとうございます、閣下」

──グラナダ基地 第三格納庫

シャア「私の為に四機も手配してもらえるとはな」

サキオカ「まぁまずはご覧になってください」

シャア「これは……」

サキオカ「MSN-02 ジオング。ジオンの名を宿した、最強のモビルスーツです!」

シャア「……足がないな」

サキオカ「足なんて飾りです、偉い人にはそれがわからんのです!」

シャア「いや、アムロくんに打ち勝つには、単純な直線性能では足りん。AMBACは出来んな?」

サキオカ「……まぁ、そう……ですが……でも、ブースターを細かく動かすことでより激しい機動が」

シャア「いい。私はこれは好かん」

サキオカ「赤く、ないからですか?」


シャア「君はズケズケとモノを言うな」

サキオカ「あっ……も、申し訳ありません!」

シャア「いや、いい。それより、他を見せてくれ」

サキオカ「は! 次は、こちらです」

シャア「ふむ、ゲルググか?」

サキオカ「はい。ゲルググタイプの最新モデル、MS-14Ms ゲルググ・マリーネです。大佐専用に大幅なチューニングは行ってあります」

シャア「ふむ、悪くないが……武装は?」

サキオカ「はい、ゲルググタイプ共用装備なら全て装備可能。一応専用兵装として、ビームマシンガンと大型シールドを用意してあります」

シャア「ふむ……アムロくんに勝てるイメージが湧かんな……」

まぁ勝てるイメージもくそも、勝てないしな(暴言)

とりあえずここまで。
というかシャアの乗機どうしよう。

一応考えてあるのは
・アクトザク
・ケンプファー
・ギャンクリーガー

挙げておいて悪いがジオングくんとマリーネちゃんは寝ててもらいましょう。

ゲルググ使うならJ持ってこないとな…

ケンプは正面切って戦うのにはとうてい不向きな奇襲専門みたいな奴だしなぁ
アクトザクが3つの内じゃベストじゃね?
俺はカタールを推すけど

パーフェクトジオング「(´・ω・`)」

イフリート改でもいいんでない
まだNTになってないならワンチャン

アムロ相手にMAって死亡フラグでしかないと思う
そういやヴァルヴァロが赤かったな

>>161も訂正しちゃう


シャア「君はズケズケとモノを言うな」

サキオカ「あっ……も、申し訳ありません!」

シャア「いや、構わん。それより、他を見せてくれ」

サキオカ「は! 次は、こちらです」

シャア「ふむ、ゲルググのようだが?」

サキオカ「はい。ゲルググタイプの最新試作モデル、YMS-14JG ゲルググ・イェーガーです。狙撃にも対応したハイエンドモデルですが、大佐専用に機動性や推力に重点を置いたチューニングを行ってあります」

シャア「なるほど、悪くないな……武装はどうなっている?」

サキオカ「はい、ゲルググタイプ共用装備なら全て装備可能。一応専用兵装として、狙撃用大型ビームライフルを用意してあります」

シャア「ふむ……気に入った。だが、他も見せてもらおうか」

>>167
ゲルググJ型ってなんだっけ……

>>171
カタールってMS-19?
ドルメルとか何機も存在してまともに動いたこともないMS-19は出さないかな。

>>175
足なんて飾りです、偉い人にはそれがわからんのです!

>>178
ニムバスくん、ここ宇宙やで

>>180
MAってアムロ坊や相手だと的にしかならないんだと思うの……
いくら赤くてもヴァル・ヴァロじゃ的だと思うの……

あ、あとで書きます。
16時くらいからちょっとずつ。

>>183
正確にはMS-19Nね
メガ粒子砲にビットに強度のビームコーティングに早い機動といいとこどりなんだけどな
一応ニュータイプ用の機体だし

すっかり寝てた(´・ω・`)

>>196
とりあえずよくわからん機体は動かせないです、ごめんね

ちょっとずつ書く。


サキオカ「これはどうです」

シャア「ふむ、ゲルググ……ではなさそうだな?」

サキオカ「はい。YMS-18 ケンプファーです。機動性を重視した機体は、鹵獲した連邦モビルスーツから解析したルナチタニウム合金を採用、軽量化と剛性化に成功しています」

シャア「なるほど。装甲は十二分か」

サキオカ「ええ、コイツは連邦の白いヤツにも負けず劣らずだと思いますよ」

シャア「悪くない。武装は?」

サキオカ「専用兵装としてショットガンが計画されていますが、ジェネレーター出力に余裕はあるのでビーム兵装の使用もできます」

シャア「ふむ……高速離脱戦闘用のモビルスーツで、あの化け物を倒せるかな……フフフ……、次!」

サキオカ「はいっ」

(ケンプファーの設定はちょっと捻じ曲げた)


シャア「これは……ザク、か?」

サキオカ「はい。MS-11 アクト・ザクです。ザクタイプではありますが、ペズン計画で設計開発されたため、型式番号を改めて振ってあります」

シャア「なるほど、ペズン設計局か。話には聞いている。では詳しく頼む」

サキオカ「は。アクト・ザクは、マグネットコーティング技術を初めて採用しており、あまりの高性能に常人では耐えられない為、リミッター制御をかけています。装備の拡張性も高いですし、ビーム兵装も使用可能ですね」

シャア「ふむ……」

サキオカ「もちろん大佐用にある程度チューンはしていますが……」

シャア「なるほどな。……フフ、フフフ。では、キシリア閣下に報告と──」

シャア「お願いにいってこようかな」

サキオカ「は、はあ……」

ちょっとストップして、モビルスーツ(大佐カスタム)の設定をちゃんと考えてくる。

アムロアレックスは原作設定通りの性能ね。

ギャンクリーガーの紹介は?

>>256
見つからなかった

酉つけてみた。できてるかしら?

>>258
■ SS速報VIPに初めて来た方へ
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399385503/)

お待たせしまんた
ちょっとだけ書きますネ

──宇宙世紀0079年 12月24日、ホワイトベース

オスカー「ブライトさん! 補給便です!」

マーカー「コロンブス改級輸送艦が三隻と護衛のマゼラン級二隻……!? すごい船団ですよ!」

ブライト「マ、マゼランが護衛だと……一体何を運んでいるんだ」

peep!

フラウ「ブライトさん、輸送船団のマゼラン級ウィスコンシンから通信です!」

ブライト「繋いでくれ」

パゾク『ブライト司令、こちら第四補給連隊のマイーア・パゾク中佐だ。貴艦隊へお届け物をお持ちした!』

ブライト「パゾク中佐! ありがとうございます」


 結論から言えば、それは大層な荷物だった。

 ホワイトベースへは、

・RX-78 NT-1用装備および予備部品
・RX-77-3 ガンキャノン重装型 二機
・RGM-79SP ジム・スナイパーカスタムⅡ 三機
・上記モビルスーツの兵装および予備部品

 以上の補給が。

 さらに、フジ、スルガにも

・RGM-79SP ジム・スナイパーカスタムⅡ
・RX-77D ガンキャノン量産型

 が、それぞれ三機ずつ配備された。

艦隊全体でジムスナⅡ9機とか強いな


ヘンケン『ハハハ、ガンダムさまさまだ! こんなにいい装備が送られてくるとは!』

ブレックス『支援機ばかりなのは、アムロ准尉の援護をさせると、そういうことだな』

ブライト「そのようですね。上層部がここまで期待をかけてくれていたとは……」

ヘンケン『何言ってんだ、ブライト!俺のような末端まで、お前たちニュータイプ部隊の勇名は届いていたぞ!』

ブライト「に、ニュータイプ部隊……」

ブレックス『ああ。ニュータイプ兵士を束ねる、若干23歳の士官がいる、とな』

ブライト「お、俺か……」

ヘンケン『ガハハハッ! 気負うな、今まで通りやればいい!』


peep! peep! peep! peep!

ブレックス『ム……始まるか』

ブライト「いよいよですね……」

ヘンケン『ああ……』


ティアンム『地球連邦艦隊に通達する! 本日、12:00時ヨリ、宇宙要塞ソロモン攻略作戦を開始する!』

知ってるよ、めんま。その酉割れてる事くらい。

──宇宙要塞ソロモン、ドズル私室

ドズル「ゼナ、ミネバを連れて要塞を離れろ」

ゼナ「あなた……?」

ドズル「嫌な予感がする……サイド3まで下がり、親父を頼ってくれ」

ゼナ「ですが、要塞内が一番安心だと仰ったではありませんか」

ドズル「頼む、聞いてくれ。ここはもはや風前の灯……ギレン兄は大型モビルアーマーを1機と、モビルスーツを2個小隊寄越したのみ」

ドズル「このソロモンの全軍は、戦艦が3隻、巡洋艦が48隻、ドロス空母が1隻、モビルスーツがおよそ3400機、戦闘機がおよそ580機……そしてビグ・ザムのみ」

ゼナ「細かな数字は存じ上げませんが、それで十分ではありませんか」

ドズル「確認されているだけで、連邦の艦隊は 戦艦がおよそ20隻、巡洋艦およそ100隻、輸送艦らしきものが600隻ほど。それだけでなく、他にミサイル艦や砲艦が確認されておるのだ……」

ゼナ「おお……あなた……」

ドズル「わかってくれ……幼いミネバを死なせたくない」

ゼナ「わかりました……支度を致しますわ」

ガチャ、バタン……

ドズル「おぉお……ぉぉお……ミネバぁ……ゼナぁぁ……うぅぅうう……すまん……すまんなぁ……」

>>275
え、マジで?
めんどくせーな。これでいいか

──ホワイトベース、モビルスーツデッキ

セイラ「アムロ!」

アムロ「? セイラさん、どうしました?」

セイラ「わたし達の命運は貴方にかかってる……こうやってプレッシャーを与えるのはよくないのはわかっているわ。でも、わたし達は貴方に頼るしかないの。ごめんなさい」

アムロ「セイラさん……」

チュッ

アムロ「!?」

セイラ「……生きて帰ったら、続きをしましょう」

アムロ「ちょっ……」




アムロ「ズルイや、セイラさん……」

>>275
ところでめんまって何?
すまんが何か勘違いされてる気がするの


 ソロモン攻略作戦の火蓋は切って落とされた。

 戦力比、実に三倍!──いや、それ以上!

 地球連邦軍の勝利は約束されたも同然に思われた。

──ソロモン冲

艦長「な、なんだ、何が起きた!?」

オペレーター「直掩のモビルスーツ部隊、全滅!! 高速で接近するモビルスーツがあります! モニター出ます!!」

艦長「青い、モビルスーツ……!?」

『うおおおおおーーっ!! 散れェイッ!!』

艦長「う、う、うわあああっ!!」

オペレーター「きゃあああーっ!!」

『なんと他愛もない……ッ! このような有象無象に、我等精鋭たるジオン軍は崩されているというのか……』


ビシューーンッ!!

『ムッ!!』


ガトー「少しはホネのあるヤツがいるようだな!」

 アナベル・ガトー大尉が見上げた先には、二機のジム・タイプ。


ジャック「当たれぇっ!!」

アダム「援護しやすぜ!」

 肩にジャック・オー・ランタンの図柄を施したこのジム・スナイパーカスタムⅡこそ、サラミス級スルガに所属するエース部隊、ジャック・ザ・ハロウィーン小隊だった。

>>280
めんまって、たしか
友達(女の子)に『アナル』なんて酷いあだ名をつけたくそったれな女の子(故人)のあだ名じゃなかったかな

>>284
なんだそれww
ここでガンダムSS書いてるわけないじゃんね。
ともあれ、どうもありがとう

3400って凄まじくないか
一年戦争ってそんなにMSいたか…?


 青いリックドムがビームバズーカから光線を放つ。

ビュバーッ!

ジャック「うわあッ!」

アダム「こなくそ! これならッ……うりゃぁー!!」

 回避運動を行ったジャック機の影からアダム機が飛び出し、両手に持ったビームガンを乱射した。


ガトー「なにいっ!?」

 連携攻撃に対応しきれず、ドムの肩にビームが擦過する。その衝撃は高速戦闘下において、決着に等しいものだった。

>>287
正直自分もこの数字はアテにしてないんだけど、チラッとネットで調べただけなんだ。
さすがに多すぎるよね。
あとでそれらしい数字に修正する


 リックドムに肉薄するジャック機。

ジャック「これで、トドメだ!!」


ピカッ!!

ジャック「うあっ!? せ、センサーが!!」

ゴインッ

ガトー『聞こえるか、カボチャのパイロット』

ジャック「接触回線っ!?」

ガトー『私の名は、アナベル・ガトー! 貴様らの戦い、敵ながら見事だった。しかし次見えた時は負けん!』

 ジャックの機体から異音が生じる。
 機体状況を示すディスプレーは、ジムの手足が損じていることを伝えていた。

アダム「チッ、逃がしちまったか……。 隊長! ご無事ですかい?」

ジャック「アナベル・ガトー……」

アダム「はい?」

ジャック「最後にしてやられるとは、アンタこそ見事だよ……クソッ」


──ジャック・ベアード機、四肢損壊。アダム・スティングレイ機、頭部損壊。
──ハロウィーン小隊、戦闘継続不可。戦線離脱。

ジム・スナⅡだってガンダムの2倍以上の推力があって
一年戦争時、3号機以降のガンダムタイプ以外なら最高性能の筈なのに・・・

所詮はオールドタイプか


 ソロモン攻略作戦は、突如として降り注いだ死の光によって、形勢が崩れることとなった。

ティアンム「ソーラ・システム、照射ッ!!」


 ティアンム提督の座乗艦・タイタンの周辺に並んだ巨大なミラーが展開され、収束した太陽光線をソロモンに照射した。
 地表が焼け、展開していた兵器群が耐えられず誘爆していく。

 この炎に焼かれた戦士たちの魂の叫びが、若き戦士を苛んでいた。


アムロ「う、あ、ぁぁぁ、あ……っ!!」

セイラ「アムロ!? 各機、アムロを援護して!!」

カイ「あいよ!」

ハヤト「どうしたんだ、アムロ!?」

スレッガー「おいおい、どうしたってんだ!」

アムロ「……これは……っ、魂の叫び……散っていく人達の……魂の……っ」

セイラ「はっ! アムロは過敏に過ぎるんだわ……感応力が強いから、私達以上に感じてしまう!」

シン「じゃあアムロ准尉は、人の死を感じている、と?」

シェーンベルグ「それが心の負担になっているってことか!」

アムロ「ああっ……うわぁ……あああっ……!!」




ティキーーンッ!!


アムロ「ハッ!?」

セイラ「今の感じは、何っ!?」

アムロ「すごいプレッシャーだ……今までの死のプレッシャーなんて跳ね除けてしまうほど……!」


シン「あれは、白い……ザク?」

シェーンベルグ「ま、まさか……っ!」


 白狼。


マツナガ「何だ、これは……! これはもはや戦争ではないッ!」

オルガ「大尉、敵影8! 7時方向!」

マツナガ「ム……? ほぉう、あの白いモビルスーツ、噂の!!」


マツナガ「白い悪魔とかいうヤツか!!」

ゴォッ!!

マツナガ「ガルマ様、そしてラル大尉の仇……討たせてもらおう!」

オルガ「援護しますっ!」


 実際の所、シン・マツナガの駆るザクは、スペックにおいて、リックドムとほぼ互角。すなわち、ガンダムはおろか、アレックスには到底敵わない。
 しかし、ザクというモビルスーツは単純ゆえに、そのパイロットの技量を色濃く反映する。


アムロ「は、速いッ! シャアなんかより、何倍も!!」

 一瞬で肉薄した白狼は、ヒートソードでシェーンベルグが乗るガンキャノンのビームライフルを腕ごと切り飛ばし、アレックスの目前に迫った。

アムロ「うっ!? この気迫ッ……ニュータイプではないけど、強いッ!!」




シェーンベルグ「うわあああーっ!!!?」

シン「ダニエル!!」

スレッガー「バカ、離れるな!!」

 動揺しバランスを崩したガンキャノンの腹部にザク・バズーカが直撃し、重モビルスーツは爆炎と変わった。

シン「ダニエルーーッ!!」

カイ「シェーンベルグがヤられちまった!?」

ハヤト「あの白いヤツもそうですけど、このザク……只者じゃあないですよ……!」

シン「ちくしょお……っ!! よくもダニエルを!!」

 シン軍曹が、ガンキャノンで突進する。重い機体を支えるための推力は、今は猪突猛進の力と変わって、友を亡くした怒りを推し進めた。

カイ「おい待て──」

シン「アッ……?」


 背中から突き出たヒートソードの先端からプラズマが迸り、爆炎がザクを包んだ。
 会敵してからものの数分で、ガンキャノン二機はデブリと化した。

シャアなんかってwwwwww


カイ「へ、へへ……冗談キツいぜ……」

ジョブ・ジョン「冗談じゃないよ! くそっ、なんでこんな!!」

セイラ「あちらはアムロに任せて、わたし達はこのザクを倒さないと……!」

ハヤト「でも、相手は高機動型ですよ! ガンキャノンじゃ手も足も出ない!」

スレッガー「おいおい、俺とジョブ・ジョンはジム・スナイパーだぜ? コイツなら追いつける!」


 ジム・スナイパーカスタムⅡは、スナイパーの名を宿しながら、一年戦争時において地球連邦軍最強の量産型モビルスーツである。
 機動性、剛性、様々な分野において、まさに最強だった。


オルガ「ハァッ、ハァッ、ハァッ……!!」

 高機動型ザクの高速機動は、パイロットの体に過剰な負担を強いる。
 すでに二機のガンキャノンを屠るのに限界機動を続けたオルガの体は、ボロボロになっていた。

オルガ「まだ……っ、大尉の負担を少しでも……!」

マツナガ「オルガ、下がれ」

オルガ「で、ですが!」

マツナガ「お前の体はもう限界だろう。ドロワで補給と治療を受けてくるんだ」

オルガ「っ……了解! すぐに戻ります!」


マツナガ「戻ってきた時には、私はもういないさ」


マツナガ「ドズル閣下……、私は死に場所を見つけた……! すまないが、先に往かせてくれ……ッ!」

 フットペダルを踏み込み、殺人的に加速する。
 高機動型ザクR-1A型の推力は、およそ56000kg。アレックスの半分にも満たないその直進は、覇気と殺意と、喜びに満ちていた。

アムロ「ウッ……!? なんだ、このドロドロとしたプレッシャー……! 俺との戦いを、喜んでいるのか!?」

 ヒートソードの剣撃をシールドで去なし、ヘッドバルカンを応射する。
 しかし先程まで白いザクがいた空間には無が広がり、頭上から降り注ぐ120mmの雨が機体を叩いた。

アムロ「なんでだ……ッ! 速い、どうしてこんなに……捨て身になれるんだ!!?」

ガガガッ!ガガガガガッ!

 マシンガンの嵐にたまらずローリングしたアレックスに、隙ありと言わんばかりに再び白狼が突進する。

アムロ「ううっ!!」

 ヒートソードの熱がシールドに切り込みを入れる。徐々に溶け落ちるルナチタニウムの防楯を蹴飛ばし、アムロはビームサーベルを引き抜いた。


マツナガ「フフ、思い切りの良いパイロットだ。昔の私を思い出す」

閣下にタメ口きくとか舐めてんのかこの狼


アムロ「クッ、みんなは無事か……!?」


ギュンッ!!

マツナガ「余所見をする暇があるかッ!」

アムロ「うわああーっ!?」

ガインッ!

peep!

マツナガ「聞こえるか、ガンダムのパイロット!」

アムロ「接触回線っ!」

マツナガ「私はシン! シン・マツナガ大尉だ!」

アムロ「アムロ・レイ!」

マツナガ「なんと……! 貴様……まだ子供ではないか!!」

ガッ!
ミシミシミシ……!

アムロ「子供で何が悪いっ!」

マツナガ「軍場は子供の来るところじゃないぞ、退け!」

アムロ「退けないっ! 俺は、仲間を守る為にここにいる!」

ガキィッ!!

マツナガ「ヌォッ! ……よかろう、貴様の心意気、しかと聞き届けた!」

アムロ「あなたこそ何故、そんな捨て身になれる!」

マツナガ「ガルマ様とラル大尉の仇を討つ機会を、この軍場で得ることが出来たからだ!」

アムロ「!! あなた、ランバ・ラルさんの──!!」

マツナガ「少年ッ、動揺は隙を生むぞ!!!」

アムロ「しまった!?」

 アムロの隙を突いて放たれたザクの蹴りは、アレックスの左肩に直撃し、機体は錐揉み回転しながらスペースデブリへと激突した。

ズガァッ

アムロ「う、うう……っ!?」


 スペースデブリに埋もれたアレックスが最初に目にした光景は、眼前に仁王立ちし、ヒートソードを振りかざす瞬間だった。

今日はここまで。
白狼強すぎだろ。

>>314訂正!


 スペースデブリに埋もれたアレックスの機能を復旧したアムロは、戦慄した。
 モニターが回復して最初に目にした光景は、眼前に仁王立ちし、ヒートソードを振りかざした白き餓狼だった。

>>303 このあとに追加

スレッガー「って、ん? 引いていくのか……?」

ジョブ・ジョン「た、助かったァ……」

セイラ「で、でもアムロが!」

カイ「でもよ、手出しも出来ねえぜ……」

ハヤト「下手に撃てばアムロに当たってしまう……」

スレッガー「チクショーッ、どうすりゃいいのよォ!!」

>>276訂正

──宇宙要塞ソロモン、ドズル私室

ドズル「ゼナ、ミネバを連れて要塞を離れろ」

ゼナ「あなた……?」

ドズル「嫌な予感がする……サイド3まで下がり、親父を頼ってくれ」

ゼナ「ですが、要塞内が一番安心だと仰ったではありませんか」

ドズル「頼む、聞いてくれ。ここはもはや風前の灯……ギレン兄は大型モビルアーマーを1機と、モビルスーツを2個小隊寄越したのみ」

ドズル「このソロモンの全軍は、戦艦が1隻、巡洋艦が26隻、ドロス空母が1隻、モビルスーツがおよそ400機、戦闘機がおよそ120機……そしてモビルアーマー・ビグザムのみ……」

ゼナ「細かな数字は存じ上げませんが、それで十分ではありませんか」

ドズル「確認されているだけで、連邦の艦隊は 戦艦がおよそ20隻、巡洋艦およそ70隻、輸送艦らしきものが40隻ほど。それだけでなく、他にミサイル艦や砲艦が確認されておるのだ……」

ゼナ「おお……あなた……」

ドズル「わかってくれ……幼いミネバを死なせたくない」

ゼナ「わかりました……支度を致しますわ」

ガチャ、バタン……



ドズル「おぉお……ぉぉお……ミネバぁ……ゼナぁぁ……うぅぅうう……すまん……すまんなぁ……」


ゼナ(あなた……っ)

こんなもんかな。

>>249
4機のうちに入れるかを迷ってたけど、ギャン正式採用されてないしやめました。

>>269-271
やり過ぎた感はあるので早速何機か戦闘継続不可にしちゃった(はぁと)
ガンキャノン重装型はビームキャノン装備で間違いないです。

>>291
ジャックの技量よりも、悪夢さんの気迫と技量が優ったということで何卒。

>>299-301
投稿してから「アッ、言葉が悪い!」と気付いたけどもう遅かった

>>311
漫画設定引っ張ってきて悪いけど、シンとドズルは親友だった、という。

あと、今のホワイトベース艦隊

ホワイトベース(ブライト)
・アレックス(アムロ)
・ガンダム(セイラ)※MC済
・ガンキャノン重装型(カイ、ハヤト)
・ジムスナイパーⅡ(スレッガー、ジョブ・ジョン)
・ガンキャノン(シン、シェーンベルグ)※両名戦死
・ボール(その他)

フジ(ブレックス)
・ジムスナイパーⅡ(不明)
・量産型ガンキャノン(不明)

スルガ(ヘンケン)
・ジムスナイパーⅡ(ジャック、アダム、不明)
・量産型ガンキャノン(不明)


 餓狼の牙が左側のアンテナを撥ねた。

アムロ「ぐ、くぅ……っ!」

 鬼神の如き気迫に、アムロ・レイはただただ恐怖していた。
 シン・マツナガの闘志がアムロの心を貫き、その場に縫いつけた。さながら蛇に睨まれた蛙。


マツナガ「狼に睨まれた白馬、かな……フフ」

 白狼が剣を振り翳し、白馬を睨めつける。

マツナガ「他愛もなかったな。このような輩にラル大尉がやられたとは……」

ガガガガガッ!!!

 突如眼前に殺到した弾丸の嵐に、マツナガは反応が遅れた。
 感傷に浸っていたのもあるし、後程自覚したのだが、油断があった。
 頭部や肩部に直撃した弾丸はその機能を奪ってしまった。

 しかも、90mm弾と60mm弾の嵐は執拗に白狼を追い、アレックスがデブリから抜け出すに十分な時間を与えた。


アムロ「動け……動けよ、アレックス!!」


アムロ「うわぁーっ!!」

 アレックスはビームサーベルを抜き放ち、マツナガのザクに直進。
 左腕が動かず、カメラアイも死んだザクにとって、その天馬は白き死神に見えたことだろう。


マツナガ「し、しまっ──!!」


 一閃。袈裟斬りに斬り捨てる。


マツナガ「うおお……っ!!」


マツナガ「この私……、いや俺が……油断、したかな…………」


バチッ……バチバチッ……バチッ……



マツナガ「……ぐっ! ……死神に見入られたか……」


バチッ……ボンッ!



マツナガ「うっ! ……すみません、俺も今からそちらに……ラル大尉……! 」



ドォォォ…………






──ドロス級宇宙空母ドロワ ブリッジ


オペレーター「マ、マツナガ機、反応消えました……!」

ガトー「何だと……!?」

オルガ「い、嫌ぁぁーっ!!」


──ソロモンの白狼 シン・マツナガ、戦死!!

──宇宙要塞ソロモン 作戦指令室

ズズズズ……

ドズル「ぐぬぬ……ええい、連邦め……!!」

peep!

オペレーター「ド、ドズル閣下!」

ドズル「なんだァー!?」

オペレーター「シン・マツナガ機、消失……!」

ドズル「……シン……!? う、うおおぉぉーっ!!!!」

バンッ!

ドズル「このままでは全滅だ……ラコック!」

ラコック「は」

ドズル「兵をまとめてア・バオア・クーまで退けい!!」

ラコック「い、今……何と!?」

ドズル「ア・バオア・クーに逃げろといった! 殿はこのドズル・ザビがビグ・ザムで務める!!!」

マツナガにガトーがいたとはいえ緒戦でソーラシステム撃たれて
戦力溶かされたら勝てんわな。

>>294
戦争だろ
味方兵の損耗抑えつつ敵兵や敵拠点削るために凄い兵器でソロモン攻撃して何がおかしいというのだろう?
MS同士でドカドカズバズバするのは戦争じゃなく戦闘っていうんやで白狼はん

一度読み間違えたわ。
オルテガが悲鳴あげてるのかと。

>>340
元々ダイクンの主張を上手く変容させて独裁築き上げた糞一族の国家だからなぁ
百歩譲って世直しの為にならともかく、利権拡大の為にケンカをふっかけた時点で大儀はにい

このスレにいるだけでファーストとMSVに詳しくなったと錯覚できそうだ

さすがガンダムスレは伸びるな…

白狼が……オーレリアが悲しむな……

──ソロモン地表、最前線

ガガガっ! ガガガガッ! ガガガガガッ!

ビシュンッ、ビシュンッ!

バーニィ「うぉっ! ……配属先がこんな激戦区になるなんて、聞いてないぜ!」


ゴゴゴゴゴ……

バーニィ「うわぁあっ!? 揺れて……またさっきの“ムシメガネ”か!?」


ズンッ

バーニィ「なんだありゃ……2本足のバケモノ? あっ、モビルアーマーか!?」


ドズル『俺はドズル・ザビである! 屈辱だが、この宇宙要塞ソロモンを破棄、撤退する! これは命令だ!』


バーニィ「ソロモンを破棄だって!? それって、敗北宣言じゃないか!?」

ドズル『俺とこのビグ・ザムが殿軍を務める! ラコックが率いる撤収部隊と合流し、被害を最低限に留めよ! ア・バオア・クーで連邦を迎え撃つのだ!』

カリウス「おい、そこの新兵! 撤退命令か聞こえてないのか?」

バーニィ「き、聞こえてます!」

カリウス「なら、共に行くぞ!」

バーニィ「は、はいっ!」

ごめん、また明日にでも。
バーニィ出したかっただけ。

ジオン関係者ってどうもMAに対して変な期待というか妄想に近いものを抱いてる節があるからな

軽くレス返しだけ。
また夕方にでも書くと思う。

>>333
マツナガ「ぐぬぬ」

オーレリア「マツナガさまを悪く言わないでくださいっ! マツナガさまはお心優しい方……ジオンのやり方全てに納得しているわけではないのですっ!」

マツナガ「オーレリア……」

オーレリア「マツナガさま……」

>>331
実際はマツナガはサイド3に招聘されてて参戦してなかったらしいけどね。
今回はシャアとの戦いの前にアムロに戦慄してほしかったのでかち合わせてみました。

>>335-336
オルテガ霊「ぎゃあああああー」

マッシュ霊「ど、どうした!?」

ガイア霊「また白いヤツの夢を見たのか!?」

>>341,349,352
戦争に正義はないけど、スペースノイドの自治独立を謳っているのにコロニーを落とす、その矛盾は受け入れられないよね。
兵士はバカにならないとやっていけないだろうなぁ。

>>343
ある程度無理なく出します。

>>345
今恐怖してる。1000までに終わるのかコレ

>>360
しまった、オーレリアたんの名前出すの忘れてた……!

>>378
ビグ・ザムが量産の暁には……
\ カナシイケドコレ、センソウナノヨネ /


バババッ!!
ガンッ

スレッガー「ぐうっ!? 被弾したか!」

ハヤト「援護します、下がって!」

スレッガー「すまねえな……どうも機関部に喰らったらしい。戦線を離脱する!」


セイラ「アムロ! 大丈夫?」

アムロ「ええ、アレックスも……」

ギギギギ……

アムロ「くっ……関節が悲鳴を上げてる……! 無茶をさせすぎたか?」

セイラ「あなたは一度帰還しなさい。ここは大丈夫よ」

アムロ「了解……すみません、後は任せます」

セイラ「よくってよ。ゆっくりお休みなさい」


ギュンッ


アムロ「……そうもいかなさそうだ」

セイラ「えっ?」


オルガ「よくもっ、よくもマツナガ大尉を!!」

ガインッ!

オルガ「ヒ、ヒートホークを、白刃取り!?」

アムロ「く、このザク、マツナガさんの仲間の!」


ギギギギッ

アムロ「く、左腕が持たないっ!?」

オルガ「ああああーっ!!!」

アムロ「ううっ……!」


セイラ「アムロ、離れてっ!」

ビシューンッ!

オルガ「チィーッ!! 邪魔を、するなあっ!!」

 オルガの高機動ザクが、ガンダムに向かってヒートホークを投げる。
 関節の負荷を無視した投擲は、咄嗟に翳されたシールドに突き刺さって難を逃れた。

セイラ「ウウッ、すごいプレッシャー!」

オルガ「よくも、マツナガ大尉をーッ!!」

 左肩と左脚に入った白いラインを光らせながら、ザクがショルダータックルをしかける。

アムロ「!!」ティキーン!

 アレックスは闘牛士の如く、突進するザクを身を翻して躱し、高速機動の最中、ビームサーベルをザクの胴に突き立てた。

オルガ「わたしは、わたしはぁ……!!」


ドゴォッ!!!


アムロ「……俺は、あなたと戦いたくはなかった……」

なんか戦闘が大味になってきた。最初からだけど。

あと雑談は別にいいけど、他スレの話とか関係ない話はよしてくださいね。
あともうシャアの機体は決めてあるから、それについてもあまり話さない方向でお願いしますw


ドズル「うおおーっ!! 連邦の超兵器如きに、このソロモンはやらせはせんっ、やらせはせんぞ!!」

 ビグ・ザムが全身に備えられた火器から火を噴きながら、連邦主力艦隊へと突進する。

ドズル「ムッ、あれは!!」

 連邦軍旗が掲げられたマゼランを見つけ、ドズル・ザビはほくそ笑んだ。


ドズル「このソロモン、雑兵どもの道連れだけで落とさせはせんっ!! 見つけたぞォ、ティアンム!!」

 叫ぶやいなや、前部に設けられた大口径メガ粒子砲に光が収束……

ドズル「艦隊ごと道連れにしてやる!!!」

 連邦主力艦隊に向け、奔流が放たれた。


オペレーター「こ、高エネルギー反応、きます!! 提督、ノーマルスーツを!!」


ティアンム「……もう、遅い」


 直後、マゼラン級戦艦 タイタンは、モビルアーマービグ・ザムが放った高出力メガ粒子砲の砲火に晒され、轟沈。


ティアンム「後は任せたぞ、ヨハン……」




──────────────



ティキーーンっ!!


レビル「……マクファティ?」


ドズル「フハハハハ、ハァーッハハハッ!!」



ドズル「他愛もない! 白い悪魔でも、黒い死神でも、蒼い死神でも何でもこい!! 今の俺は、負けんっ、負けんぞおっ!!」




ユウ「呼んだか」


ドズル「!? あの蒼いジム……まさか!」


とりあえずここまで。

なんか勢いでユウ出しちゃって困ってる。


呼ばれて飛び出て(ry

1号機のまま宇宙に来たのか単に蒼いジムなのか
1号機は陸ガンボディーだからスパロボ仕様のアストナージがいないと無茶だろうけどさ

>>410
1から3まで全部陸ガンのはずだが
2と3は宇宙でも使えるように手を加えてはいるはずだけど

>>411
すまん「普通の」って意味な
2・3は陸ガンボディーでも手を加えるってレベルじゃないだろあれ

そういやアレックス受領した時に戦闘になったので、
セイラさんがガンダム2号機乗ったけど今は誰も乗ってないのかな?少し勿体無いな
そりゃスナイパー?とかよりスペック劣るだろうけど、
MC施してるし十分戦えると思うんだが
ハヤトあたりは内心俺に乗せろって思ってそう

同じガンダムスレでもスレ民の質は違うもんだな

勢いでキャラ増やしていくとエタる確率が跳ね上がるで

ただ機体の蒼色に拘ってたのはクルストであって
ユウのパーソナルカラーって訳ではないんだよな
ギレンの野望とかでは青く部分塗装したジムコマが
ムービーに出てたりはするんだけど
クルストの死後は、わざわざ別の機体を一目で
「青い」と呼ばれる全塗装レベルまではしなさそうな気がする

イフ改との対戦結果が変わってて、BD1は守られたが
BD2、3が奪取なり破壊なりされて失われた為
BD1を仕様変更、宇宙へ

とかなら蒼いジムに見える…かな?

ごめん、今日はかけないのでまた明日にでも。

>>417
セイラさんガンダム・ザ・ライド

>>419
諏訪部ボイスかっこいいけど、しゃべりすぎだよね

>>424
忠告感謝。
でもゲストキャラ的な扱いなので、多分大丈夫。
それにこの話、ア・バオア・クーか、行ってもサイド3までやん?
た、たぶん大丈夫

>>429
うらばなし
──ソロモン戦前夜、モビルスーツデッキにて

ユウ「……おい……」

メカマン「はい? あ、カジマ中尉」

ユウ「……俺のジムが……青いんだが……」

メカマン「? はい、そうですね」

ユウ「……聞いてないぞ……!」

メカマン「え、中尉といえば青じゃないんスか!?」

ユウ「……!? (ブルーに乗ったせいか!?)」

─────
───


ユウ「呼んだか (青いのは本意ではないが)」

おしまい

裏話吹いたw
この先機体が変わってもまた蒼なんだろうなw

今は諏訪部だけど個人的にはPS2戦記の山ちゃんボイスのイメージが強いわ

そもそも連邦に異名持ちは居ても、パーソナルカラーは本来許されないのだけどな
カラバとか弱小な組織だから戦意向上、ジオンみたいな独裁制とエリートとか差別待遇と
国力の都合で、一騎当千の強兵の偶像目的も

連邦側にも上の事を忘れて作られた外伝やら資料集で一人と1隊、パーソナル持ちが出てしまったが

今日は1時間半ごとに1つか2つほど投下していくスタイル
休憩の問題なんだ、すまぬ……すまぬ……

そろそろソロモン落としたい。


ユウ「……オープンチャンネルで騒がれて……!」

ゴオッ!

ユウ「いい気は……しないな……っ!」

 ユウ・カジマの駆る青いジム・コマンドが、ビグ・ザムを強襲する。

ビシュンッ、ビシュンッ

 ビームガンから放たれた弾丸は、巨大な的を捉えていた。

ユウ「……そんな体では……避けられまい……!」

ドズル「ぐううううーっ!!!?」



ユウ「…………やったか」



ドズル「などと、言うと思ったかっ!?」

ユウ「なにっ!?」


ビョォッ

ユウ「!? ……ビームが……歪んだ……!」

ドズル「フハハハハ! 対空防御!!」


 ビグ・ザムの爪先から放たれた対空ミサイルがユウのジムへ迫る。

ユウ「くっ……、なんて誘導性能だ……! 逃げ切れない……!?」

 高速機動を繰り返し回避を試みるが、ビグ・ザムから絶え間なく放たれる弾幕の中を掻い潜るのは至難の業だった。

ドガァッ!!

ユウ「うっ……!?」

 咄嗟に突き出したシールドがあっさりとひしゃげ、左肩ごと吹き飛ばされる。
 ビグ・ザムの爪はユウのジムを追い詰め、絶体絶命の状況を作り出した。


ドズル「フハハハハハ、所詮は雑魚よ!!」

ユウ「く……このままでは……!」


 ビグ・ザムが正面にユウを捉え、大型メガ粒子砲に光を収束させた瞬間。

ユウ「……っ」



ビシューンッ!


フィリップ「ウルゥァァーッ!! 今のうちに逃ィげやがれェーイ、ユウゥーッ!!」

ユウ「フィリップ……!?」

サマナ「ボクもいますよ!」

フィリップ「気張るのはいいけど、無理するなよォ、サマナちゃぁ~ん」

サマナ「わかってますっ!」



ドズル「フン、ジムが増えようと、物の数ではないわっ!」


ユウ「二人とも……」


フィリップ「俺達が時間を稼いでやる! テメェはサラミスに戻れ!」

サマナ「こ、ここはボクらに任せてください!」

ユウ「だが──」



ビシューンッ! ビシューンッ!


ユウ「!」

フィリップ「なんだァーッ!?」

サマナ「高速で接近する……モビルスーツ……?」


ドズル「!! ……来たな!」

>>447
なんかトリミスってた。

投下本数少ないのでsage進行です


アムロ「こちらホワイトベース隊、アムロ・レイ! 援護します、下がって!」

 アレックスが放ったビームがビグ・ザムを擦過する。


ドズル「貴様ァ! よくもシンを!」

ゴゴゴゴゴ……

アムロ「!!! すごいプレッシャーだ…… マツナガさんよりも、重い!」


ドズル「対空防御!」

 ビームライフルの効かないビグ・ザムに苦戦するアムロ。それを嘲笑うかのように四方から対空ミサイルがアレックスを襲った。

アムロ「チッ、ビームライフルのエネルギーが切れたか!」

ユウ「ライフルを捨てた……エネルギー切れか!?」

アムロ「まだガトリングなら!」

ガガガガガガガッ!!

 右腕の90mmガトリングが火を噴き、四つのうち、二つのミサイルを撃墜する。

アムロ「く、避けきれない……!?」

ドズル「終わりだ、ガンダム!!!」


フィリップ「うおぉーッ、避けてくれェェーッ!!」



「オイオイ、ウチのエースに手出ししてんじゃあねえッ!」


ビシューンッ! ビシューンッ!

ユウ「!!」

サマナ「今度はなんだ!?」


ドズル「対空ミサイルが!?」



スレッガー「ははっ、な~んておジョーズなんでしょ、ボク♪」

アムロ「! スレッガーさんっ! 下!!」

スレッガー「へ? ……うっ、しまった!! うわああーっ!!」

 スレッガーのジム・スナイパーカスタムⅡの右腕に対空ミサイルが突き刺さり、ビームライフルごと虚空へと飛び去る。

スレッガー「く……っ! こうなりゃ、やるっきゃないな!」

 スレッガーのジム・スナイパーが左腕でビームサーベルを引き抜き、ビグ・ザムの股下へ吶喊する。

アムロ「……はっ!? ダメだ、スレッガーさん!!」


ドズル「ぐ……対空防御ォ!!」

 残り二本、すべての対空ミサイルが放たれ、スレッガー機へ殺到する。
 端から避ける気などないスレッガーはこれを直撃しながらも、突進をやめない。

ガインッ、ガギギギギ……!!

スレッガー「ぐああっ!! ウ……、ゥ、まだまだぁ~ッ!!」

 コクピット横に爪が食い込み、異音を上げるのが聞こえる。

スレッガー(ここから直に最大出力のビームサーベルを突き込めば、パワーダウンは狙える……だろッ!!)


 ビグ・ザムのロケットブースターが目の前に迫った、その時、スレッガーの脳裏に浮かんだのは、黒髪の美人の泣き顔だった。



────数分前、ホワイトベース 居住区

『少尉……これを』

『えっ? これは……』

『お袋の形見でね。宇宙で失くしちまわないように、預かっといてもらえないか?』

『でも……』

『いいから、頼むよ』

『! ……行かないで……』

『へへっ、女に引き止めてもらうほど、幸せなモンはねぇやな』

『スレッガー……!』


──────


─────────
───────
─────
───

スレッガー「へっ……すまねぇな……みんな」


 スレッガーの口元に笑みが浮かぶ。

スレッガー「ガンダムちゃん、後はしっかり面倒見て頂戴よ!!」

スレッガー「……悲しいけど、これ……戦争なのよね」


アムロ「スレッガーさぁぁ~んッ!!」

──同刻、ホワイトベース艦橋

ミライ「──!! あ、ぁぁ……中尉……!?」

ブライト「!? スレッガー中尉か!?」

ミライ「……ぁ……あぁ……スレッガー……」


オスカー「!!! す、スレッガー機……ロスト……!!」


ブライト「ッ!!」

ミライ「うっ……うぅぅ……!」

フラウ「ミ、ミライさん……」


スレッガー『すまねぇな、ミライさんよ。あんたと俺とは住む世界が違うのさ。だから、強く──』



アムロ「うわぁぁぁーーーっ!!!」



ドズル「ええい、パワーダウンだと!?」


 ガンダム・アレックスが吶喊する。先程のジムと同じように。
 しかしビグ・ザムにはもはや攻撃手段はなかった。

アムロ「あああーっ!!!」


ドズル「く……たった一機のモビルスーツにィ……」

 動力が落ち、行動不能になったビグ・ザムから飛び降りたドズルが、迫るアレックスに向けて小銃を乱射する。

 その気迫は、もはや鬼神。
 異様な光景にアムロ少年は恐怖した。

ドズル「ジオンの栄光を、やらせはせんっ! やらせはせんぞォーッ!!」


アムロ「この人……死ぬのが、怖く……ないのか!?」


躊躇うアムロの脳裏に、スレッガーの言葉が走る。


スレッガー『ガンダムちゃん、後はしっかり面倒見て頂戴よ!!』



アムロ「こ、このぉっ!!」

 アムロは、ビグ・ザムの中央部、大口径メガ粒子砲にビームサーベルを突き刺した。


 炎を噴き上げ、ソロモンの魔物が虚空に吠えた。

戦力的にジオン終了のお知らせかと思ったけど、結構粘るな……


 宇宙世紀0079年 12月25日──。

 ジオン公国の要衝、宇宙要塞ソロモンは陥落した。
制圧されたソロモン要塞は、地球連邦軍によりコンペイトウと名前を改められた。


 猛将 ドズル・ザビ中将は自らモビルアーマービグ・ザムを駆り殿軍を務めソロモン防衛隊の被害を最低限に留めるも、連邦の白い悪魔に討たれ、宇宙に散る。

 地球連邦軍連合艦隊総司令官、マクファティ・ティアンム提督も名誉の戦死を遂げる。

 ホワイトベース隊もベテランパイロットでありムードメーカー、スレッガー・ロウ中尉を失い、クルーは悲しみに暮れていた。


 そして、悲しみのホワイトベースを、赤い彗星が強襲する────。


 次回、『赤い彗星』

 君は、生き延びることができるか。

最後は故・永井一郎さんの声で脳内再生よろしく。

スレッガーさんはやはり死んだ。もはや仕方ない。
ソロモン攻略戦+ビグ・ザム出撃
このファクターが揃ったらば、仕方ない。

ユウたちは自然にフェードアウトした。
決して、存在を忘れてたわけでは、ない、です……。

最後にちょっとレス返して、皆さんおやすみなさいませ。

>>433
ユウ(ジムがボロボロだ……)

メカマン「あ、カジマ中尉。新しく配備されたモビルスーツです、どうぞ」

青いジムカスタム

ユウ「」

メカマン「……泣くほど、嬉しいスか?」

ユウ「……違う……」

>>436
確かに山ちゃんボイスも素敵でしたね。
どうも>>1は諏訪部ユウの方が印象が。最近だからか。

>>437
そんな設定が……しまったなぁ。あいやー、しまったなぁ……。
まぁ青い稲妻のマークいれてたくらいに解釈してくだ……さ……い。

>>460
アムロ1人で戦局は大きく変わらない、ということですよ。


さて、最後にチラッと。
こんなヤツが出ます。

http://imgur.com/jjnF2cL


おやすみなさい。

こうか。
http://i.imgur.com/jjnF2cL.jpg

今度こそおやすみなさいませ。

サザビー……こんなに早く作られてっ……!?

ユウさんこのままいけば第2次ネオジオン抗争時には蒼いジェガンに乗ってそうだなww

シャア完全覚醒しないと、ライフル2~3発、下手するとガトリングで終わるな
全力で振り回せない1st(MC)とジオングですらかなりの性能差だったのに
アムロが全力で振り回して大丈夫なアレックスvs先行量産型ゲルググに毛が生えた程度の性能の機体

NT部隊によるリンチだな

エコールやビルダーに出てきた緑ケンプがベースのようだが……

絵だけだと丸裸だけどケンプだし
どんな装備なのかが気になる点

おはようございます。
今日も昨日と同じく、よくて1時間半に1度くらいしか投下できそうにないですけどご了承を。


>>467
サザビーはある程度意識してますね。
よし、ファンネル積むか。

>>473
──UC.0093
ユウ大佐「……また、青いな……」

メカマン「ああ大佐! 今回も塗っておきました! 青!」グッ

ユウ「……そう、か……」ハァ

メカマン(寡黙な大佐の唯一の趣味だもんなァ、青色?)

ユウ(何か盛大な勘違いを延々とされてる気がする……!)

>>474
いつからただのケンプファーだと錯覚していた……?
そしてアムロ機も、いつからただのアレックスだと錯覚していた……?
アレックスのスペック下方修正は検討中です。

>>475
最初はプロトタイプケンプファーをいじったものにしようと思ってたんですが……
肩と前腕、爪先に辛うじて名残がある程度ですね

>>476
それについては後日!
アレックスに負けず劣らずのモンスターマシンになる予定です。

──ホワイトベース 甲板

ブライト「マクファティ・ティアンム提督、スレッガー・ロウ中尉、ダニエル・シェーンベルグ軍曹、シン軍曹……彼ら、戦場で散った数多の英霊に、黙祷!」

ミライ「…………スレッガー……」

ブライト「……」

ハヤト「リュウさんに続いて、スレッガー中尉まで……どうして、こうなっちまうんだ……」

アムロ「スレッガーさん……ありがとう……ございました……!」

セイラ「私がもっとうまくやれていれば……損傷を受けたまま突撃すること、なかった……ごめんなさい、私が、私達が……うまくやれていれば……!」

──ザンジバル級ラグナレク 艦橋

マリガン「木馬の艦影を確認。こちらは察知されていない模様」

シャア「フフ、でかしたぞ……ララァ、やれるか」

ララァ「はい、大佐」

シャア「私もケンプファーで出る」

マリガン「ご武運を」

シャア「ああ。マリガン、指揮は任せる」

マリガン「は!」

──ラグナレク モビルスーツデッキ

ララァ「フフ、大佐と一緒に戦えるのね」

シャア「ああ。君には私の援護をしてもらう。いいな?」

ララァ「ええ、大佐」

シャア「……アレが君に合えばいいが」

ララァ「足がないわ」

シャア「ある男に言わせれば──」


サキオカ「足なんて飾りですよ、少尉」


ララァ「あら」

サキオカ「大佐、高機動型ジオングの調整、完了しました。おそらく、これで100%の性能を遺憾無く発揮できるかと」

シャア「うむ。君を連れてきた甲斐があったというものだな」

ララァ「……使いこなしてみせます」


サキオカ「それとケンプファーですが、調整は済んでます……が」

シャア「が?」

サキオカ「ピーキー過ぎるので、リミッターを設定──」

シャア「必要ない」

サキオカ「で、ですが大佐。失礼とは思いますが、リミッターがなければマトモに使えるとは……」

シャア「赤い彗星の名は伊達じゃないさ」

サキオカ「……では、そのように」

シャア「うむ、そうしてくれ。すまんな、私のワガママだ」

サキオカ「気休めかも知れませんが、大佐ならきっとうまくやれますよ」

シャア「ありがとう、信じるよ」

せっかくアレックスを持って来れたらってテーマだからアレックス自体は理不尽な弱体化して欲しくないな
ジオンの色物集めたらなんとかならんか


シャア「ララァ。いこうか」

ララァ「はい、大佐」


サキオカ「モビルスーツデッキ、減圧します!」


バシューッ……



ヴォォン……


 紅い闘士の瞳に、炎の如き闘志が灯された。



サキオカ「ケンプファー・ローザ、出せます!」

シャア「ローザ?」

サキオカ「旧ドイツ語で、紅色という意味です、ピッタリでしょう」

シャア「紅い闘士か。……なるほど、悪くない」

サキオカ「ふふ、そうでしょう。……では、発進どうぞ!」

シャア「……シャア・アズナブル、ケンプファー・ローザ、出る!」

ゴォォォーーーッ!!

シャア「くっ、なんという加速性だ……殺人的だな……!!」



サキオカ「ララァ・スン少尉、高機動型ジオングも出せます! タイミングはそちらで」

ララァ「了解。 ララァ・スン、ジオング。行きます」

ゴォーッ!!


シャア「私の慣らし運転、付き合ってもらうぞ」

ララァ「ええ、喜んで」

>>495
うーむ、確かにそれもおっしゃる通り。
アレックスのスペックと見比べて結論出しますね
あくまで検討中、ということで。

>>480訂正

──ラグナレク モビルスーツデッキ

ララァ「フフ、大佐と一緒に戦えるのね」

シャア「ああ。君には私の援護をしてもらう。いいな?」

ララァ「ええ、大佐」

シャア「……アレが君に合えばいいが」

ララァ「足がないわ」

シャア「ある男に言わせれば──」


サキオカ「足なんて飾りですよ、少尉」


ララァ「あら」

サキオカ「大佐、高機動型ジオングの調整、終わりました。これで100%の性能を遺憾無く発揮できるかと」

シャア「うむ。君を連れてきた甲斐があったというものだな」

サキオカ「どうも。結構ピーキーに仕上がりましたが、少尉なら大丈夫でしょう」

ララァ「ふふ、使いこなしてみせますね」

サキオカ「ご武運を祈ります」

ララァ「ありがとう」

──ホワイトベース 艦橋

beep! beep! beep! beep!

オスカー「!! このスピード……モビルアーマーか!?」

マーカー「ブライトさん! 未確認の反応が2つ接近中! モビルアーマーと思われます!」

ブライト「なにぃ……!? くっ、アレックスは出せるか、ムルンバさん!」

ムルンバ『現状じゃ80%までしか出力が出ない! 無理だ!』

アムロ『いけます!』

ムルンバ『アムロ!?』

アムロ『やってみせますよ!』

ブライト「……ムルンバさん!」

ムルンバ『~~っ、わかった! どうなっても知らんぞ!』

アムロ『ええ!』

ブライト「よし、アレックスを出す! モビルスーツ隊、スタンバっておけ!!」


アムロ「よし……敵はモビルアーマーなら、直線的な機動しかできないはずだ……ハイパーバズーカを使う!」

セイラ『アムロ、信じてるわ』

アムロ「……やめてください。俺は、煽てたら調子に乗りますよ?」

セイラ『死ななければそれでいいわ。だから、生きて』

アムロ「かなわないや。……フラウ、いいかい!」


フラウ『ええ、コントロールはそちらに!』

アムロ「了解……アイハブ! アレックス、出ます!!」

ブライト『頼むぞ、アムロ……!』

チョバムアーマーは届かないのか?
チェーンマインとかアホみたいな武器で角欠けた程度なチョバムアーマーが有れば

そもそも当たらないのでやったか?すらできない可能性さえある

火力を!重量ガー!機動性ガー!スラスターつけろ!装甲ガー!ビームコーティングしろ!

そんなんでできました、量産するのも馬鹿らしいジュドー専用MS

ボールってあんなでも10mはあるのにちょっと横に動いた程度で避けれる訳ないだろ
って思ったら普通のサッカーとか野球とかのボールのことだったでござる

ローザってピンクっぽい赤だぞ
06S的には合ってるが

>>516
存在忘れてた……ちょっとアムロ出撃からやり直す

あ、あとごめんなさい
試験の呪縛からは逃れられないので、今日は夜更新のみ。

つまりコルレルさいつよだな

>>515 訂正


アムロ「よし……敵はモビルアーマーなら、直線的な機動しかできないはずだ……」

オムル『ハイパーバズーカを使うか?』

アムロ「いや、ロングレンジ・ビームライフルを使います!」

オムル『了解だ。甲板に冷却システムを出す、狙撃体制に入れ!』

アムロ「了解、頼みます!」

オムル『今回は機動性は失われているが、パワーダウンと損傷を補うために強化装甲を装備させてある。気をつけてくれ!』

アムロ「チョバムアーマーか……よし。フラウ! いいかい!?」


フラウ『ええ、まずは甲板に上がってって!』

アムロ「わかった! ……フルアーマー・アレックス、出ます!!」

ブライト『頼むぞ、アムロ……!』

アムロ「……任せてください!」グイッ


オムル『アムロ、チョバム装備は総重量95トン、機動性は大きく下がっている。……わかってるとは思うが、無茶はするなよ!』

アムロ「ええ、接近される前に撃墜します!」

 ホワイトベースの甲板に膝をついたアレックスが、ライフルのソケットを冷却システムに挿し込む。

アムロ「システム接続……ヨシ、オールクリアー。攻撃開始します!」

 ロングレンジ・ビームライフルの狙撃システムを立ち上げ、アムロはトリガーを引いた。

ピギューーン!!
ガコンッ


──

ララァ「大佐、高エネルギー接近!」

シャア「見える……当たらなければどうということはない!!」

ギュンッ!

──


アムロ「当た……外した!? あの高速機動で、ロール運動を……!」


今からシャアとアムロ、アレックスとローザの設定まとめ書くので
レス控えてくれると嬉しいでござる。

シャアとアムロについては、原作+αの形になります。

──まとめ

アムロ・レイ
身長:168cm 年齢:16 階級:准尉
出身:旧メキシコ地方・ロサリト
乗機:RX-78 NT-1 ガンダムNT-1 <アレックス> (>>554

 ニュータイプパイロット。
 サイド7でジオン公国軍の襲撃を受け、父テム・レイのコンピュータにあったモビルスーツ・ガンダムを動かし、そのパイロットになる。
 シャア・アズナブルを上回るニュータイプ能力と、エース級の操縦技術から、白い流星(ジオン側からは白い悪魔)の異名を取る。

 ガンダムの性能の遅れに不満を覚えていたが、専用に設計された新モビルスーツ・ガンダム NT-1を受領し、最終決戦へと向かう。
 
************

シャア・アズナブル(本名:キャスバル・レム・ダイクン)
身長:175cm 年齢:23 階級:大佐
出身:サイド3・1バンチ(後のズム・シティ)
乗機:YMS-18R ケンプファー・ローザ (>>555

 ニュータイプパイロット。
 ニュータイプ理論(いわゆるジオニズム)の提唱者、ジオン・ズム・ダイクンの遺児で、身分を偽ってジオン公国軍に所属する。
 ルウム戦役で五隻の軍艦を沈め、赤い彗星の異名を取るエースパイロット。

 ゲルググをアレックスに大破された後、キシリア麾下のエース部隊として再度ホワイトベースを追撃する。
 アレックスに対抗する為、新型試作モビルスーツ・ケンプファーを受領した。
 その目的は、父ジオン・ダイクンの目指したニュータイプ国家の形成と、父を殺した世界への復讐である。
 妹はホワイトベース隊のセイラ・マス(本名:アルテイシア・ダイクン)である。
 


機体名称:ガンダムNT-1 型式番号:RX-78NT-1
頭頂高 :18.0m 本体重量:40.0t 全備重量:72.5t 出力 :1,420kW
推力:35,000kg×2、7,000kg×2、8,000kg×6 計174,000kg
センサー有効半径:5,900m 装甲材質:ルナ・チタニウム合金
武装:
頭部60mmバルカン砲、両腕部90mmガトリング砲、
XB-B-09 ビームサーベル、XBR-M79-07G ビームライフル、
XHB-L03/N-STD ハイパーバズーカ
C-Sh-05 UBC/S-0003 専用シールド


*チョバムアーマー装備状態
重量:95.0t
推力:35,000kg×2、7,000kg×2、8,000kg×6、7,000kg×2 計216,000kg
※腕部ガトリング砲使用不可


機体名称:プロトタイプ・ケンプファー <ローザ> 型式番号:YMS-18R
頭頂高 :17.7m 本体重量:41.2t 全備重量:71.3t 出力 :1,480kW
推力:66,000kg、32,000kg×2 、17,000kg×4 計198,000kg
センサー有効半径:5,700m 装甲材質:ルナ・チタニウム合金
武装:
頭部60mmバルカン砲、
強化型ビームライフル、ビームサーベル
ビームランス、専用シールド

※ビームサーベルは両腿部に格納
※ビームランスは腰部マウントユニットに格納


アレックス(>>554)の性能は原作ママ。
武装については、ビームライフルとハイパーバズーカがガンダム用になっている以外は特に変更なし。
文中では他の武装(ロングレンジビームライフルとか、R-4ビームライフルとか)も使ってますが、あくまで専用武装は上記のみ、と考えてください。


ローザ(>>555)はケンプファーを上方修正してます。
装甲材をチタンセラミック複合材からルナ・チタニウム合金に。
また、背部にMS-14B 高機動型ゲルググのものをチューンしたバックパックを装備し、直線方向の機動性を向上。
武装はガトー専用ゲルググがよく使用している、強化型ビームライフル。元設定では使用回数が極端に低いので、ガンダムと同じくらい(16発~20発くらい)を目安にイメージしてください。
ビームサーベルは専用のもの。
ビームランスとシールドは、高機動型ギャンのものをイメージしてます。シールドバルカンはオミット。

長ったらしいですが、イメージしやすくなると幸いです。
誰かプラモ作るか、イラスト描いてくれてもいいんやで?

一応設定だけ書いたので一度ageておく。

あとお願いなんじゃが、種とか無双とかの話は避けてほしいんじゃ。
>>1 もあまり好きじゃないですし、荒れる原因にもなりますし……。

>>523
このアレックス、割とダメージ食らってるけどね
是非とも『やったか!?→残念でした!』の流れは書きたい。

>>535
フルアーマー……ゼータ計画……うっ、頭が

>>537
この流れでボールっていったらRB-79だよね
自分も勘違いしました

>>539
マ、マジっすか
サザビーの赤をイメージして、赤薔薇のようなワインレッドを名付けたかったんだけど……
しまったなあ

>>548
このケンプファーローザはコルレルに近い何かがある(適当)

ローザよりロッソかな?

>>557
ローザは伊、独でピンクを指す
ピンクの中にはローズピンクという赤と紫がかったピンクもあるから大丈夫だ

ケンプにバックパックてなかなか面白い絵面だな
かっこよす


俺は >>2 で、アムロがシャアをフルボッコする、と言ったな……?
アイツは嘘だ
(土下座)


あ、それと、名前はローザ(ピンク)ですが、色はサザビーっぽい色でイメージしてほしいんじゃよ。
サキオカ少尉が勘違いしたんじゃよ……。

設定考えて疲れたから、しばらくお休む(甘え)

ドイツ語だと赤はロートだからケンプファーロートのほうがソレっぽい色だったかもしれませんの

>>563
なん……とかは言ってやらん
アムロのダメージ含めそんな感じはしてたし
ただ理由もなくそんな改造ケンプが生まれたのはわけわかめ

>>1がケンプ好きだからじゃあかんの?

1がそこらの設定も語ってくれるさ、たぶん
まぁ、単純にサイクロプス隊に配備される分が使用されてないし、時間もあったからチューンされてても不思議じゃないとは思うが


アムロ「ハッ……」ティキィーンッ


アムロ「奴だ……!」


アムロ「奴が来たんだ……!!」



────



セイラ「!」ティキーン


セイラ「この感じ……兄さん……?」


アムロ「シャアだ!!」

ブライト『なに、シャアだと!?』

アムロ「間違いないです、このプレッシャー! ホワイトベース、ビームライフルとシールドを射出してください!」

ブライト『どうするつもりだ!?』

アムロ「機動戦に入りますっ! ロングレンジライフルはパージするので回収を!」

ブライト『くっ、了解だ! 聞こえたな、オムル!』

オムル『はい、艦長! 出すぞアムロ!』

 アレックスが甲板から飛翔し、カタパルトから射出されたビームライフルとシールドを拾い上げる。

アムロ「みてろよぉっ、シャアめ!」


シャア「──はっ!」ティキーン!

ララァ「白いモビルスーツが来る……!」

シャア「狙撃とは、彼らしくないと思っていたが。フフ、やはりアムロ少年か!」


ララァ「アムロ・レイ……。綺麗な目をしている、彼ね」

シャア「フム、私の前で他の男の話とは、頂けないな?」

ララァ「あら、ヤキモチですか?」

シャア「フフ、私だって男だからな……」


ティキーーンッ!

シャア「来るッ!!」


シャア「ララァ。まずは下がっていてくれ。私はアムロくんと刃を交えたい!」

ララァ「はい、大佐」


ゴォッ!!!

 緋い闘士の眼前に、白い騎士が迫る。



シャア「おや……これはこれは!」


アムロ「シャアっ!!」


シャア「少し見ない間に立派な体になったものだな!」


アムロ「見ぬうちにすばしこくなって!」


シャア「君とは再び戦いたかったっ!!!」


アムロ「貴様を倒さねば、生きた心地がしないっ!!!」






 ──両雄、激突。


おやすみ。

>>558
ロッソは伊語なので、>>566の言う通りロートの方が最適だった模様。ですが、変更はしません。

>>559
まぁそういうことにしてお茶を濁しましょう!

>>562
ケンプファーはもっと疾くないとね。

>>566
……それについては、なんだ、まぁ、余ってたから……

>>567
めっちゃ好っきゃねん。ご名答。

>>568
そ、それだ!
開発されたものの、拠点防衛には向かずキシリアのところに眠っていたものを改造。
補給を要請してきたシャア専用にチューニングを施した──ということで。

ちなみにこの世界観でのケンプファーは正式採用されず、シャアの機体がファーストロット、ということにしておきます。
細かいパーツはゲルググイェーガーと共用……とかとか。



おやすみ。


 アレックスとローザ、両者が同時にビームサーベルを抜き放ち、ビーム刃が交錯する。

シャア「聞こえるか、アムロ君!」

アムロ「お前と話す舌など!」

シャア「聞こえているな! 私は君とともに戦いたい! 前も言ったな、私の同志になれ! そうすれば、ララァも喜ぶ!」

アムロ「!! あのモビルアーマーはララァ・スンか!! なぜあの子を戦場に出す!」

シャア「今の世界ではニュータイプは兵器でしかないのだ!」

アムロ「それをお前が変えるんじゃあ、ないのかあっ!!」

シャア「今はまだ変えられんのだ、それくらい解れ、アムロ!」

アムロ「俺はお前じゃあないっ! 無理を押し付けるな!」

 鍔迫り合いを続ける両者の意志が交錯し、反発し合う。


アムロ「ええいっ、埒があかないっ!」

シャア「奇遇だな、同じことを考えていた!」

アムロ「煩い奴!」


 アレックスがヘッドバルカンを噴かし、ローザと距離を取る。




シャア「フ、フフ……フフフ……」

ララァ「大佐……?」

シャア「滾るな、滾る……!」

ララァ「……滾る……?」

シャア「ああ、彼と戦うのは、パイロットとして血が騒ぐのだよ……」

ララァ「ふふ、楽しそうだわ」

シャア「わかってもらえるか」

ララァ「ええ、大佐のことだもの」

しかし何やっても最終的に勝利を得られないことを運命づけられてると思うと
シャアの言動いちいちに草を禁じ得ない


アムロ「くっ……気味が悪い! 殺気はないけど……!」


シャア「フフフ、彼の困惑が手に取るように感じられる!」


アムロ「シャアの愉悦を感じる……俺を玩んでいるつもりか!?」


 ローザが腰にマウントしたビームランスを抜く。

アムロ「! ビームの槍か!? チィ、リーチが……!!」


シャア「いくぞ、アムロ!!」


ゴォォッ!!

 アレックスに迫るローザ。馬上槍に似たランスを突き出し、アレックスの盾を易々と貫いた。

アムロ「アアッ!!」

シャア「遅い! その着膨れした鎧は脱ぎ捨てた方がいいんじゃないか!!」

 ローザが脚にマウントしていたシュツルム・ファウストを抜き、アレックスに向けて至近距離で撃ち放った。

シャア「解らんなら、死ぬがいい!」

アムロ「!?」

シャア「逝け、アムロ! 忌々しき記憶とともに!!」

アムロ「うわあああーーっっ!!!!」





シャア「やったか……!」

何でだろう、シャアがホモ臭く思える


シャア「惜しい男を亡くしたが、これで敵はもはや── ンッ!?」



ゴォッ!!

 爆炎を突き抜け、チョバムアーマーを脱ぎ捨てたアレックスが飛び出す。

シャア「馬鹿な! 直撃のはずだっ! ──ハッ、爆発反応装甲か!?」

アムロ「シャア、貴様は人をナメすぎだ!!」

 ビームサーベルがローザの左肩アーマーを刎ね、そのままの勢いに飛び蹴りを叩き込んだ。

シャア「ええい! 新型のガンダムは化け物か!!?」

ララァ「大佐っ!」

シャア「すまない、助かる!」

 ララァのジオングが四方からビーム攻撃を仕掛け、アムロを足止めする。


アムロ「女の子に助けてもらうなんて、情けない奴!!」

シャア「何とでも言うがいいさ。私は大義のためなら鬼にも悪魔にもなれる!」

アムロ「何が鬼だ! 中途半端なことしかできないくせに!」

シャア「何とでも言えばいいと言った!」

アムロ「くうっ、邪魔なビームめ!」

シャア「フッ! さしずめ、ビームの檻だな、アムロ!!」

アムロ「ハッ……来るのか!? ええいっ!」

 アムロは気配のある方へ90mmガトリングガンを乱射し、有線メガ粒子砲へ牽制し檻を崩す。
 直線的に迫るローザは躱せるが、その後の保証はない。
 しかし、アムロはやるしかなかった。

アムロ「うおおっ!」

 飛翔すると同時に襲い来るオールレンジ攻撃。
 パワーダウンしているアレックスでは、被弾するのは致し方なかった。


シャア「ほぉぅ、今のを躱すか! だが、機体は悲鳴を上げているぞ!」

アムロ「ううっ、このままじゃアレックスでも……!」

ララァ「あなたは大佐を傷付けた……残念だけど、私はあなたを殺す。絶対に」

アムロ「ま、まずいっ……!」



シャア「待て。……今は引くぞ、ララァ」

アムロ「!?」

ララァ「えっ!? でも──」

シャア「本気でないアムロ君を斃しても、やはり何の喜びにもならない。私は彼を超えて初めて世界を屠ることができる」

アムロ「くっ……ナメやがって……!」

シャア「フフフッ、また会おう! 次は君と最高の殺し合いをしよう……アムロ・レイ!」

ララァ「大佐が許しても、私は許さないわ、アムロ・レイ……!」

アムロ「く……見逃された……おれは……見逃されたのか……」






──宇宙世紀0079年 12月 30日 歴史はここで大きく動く。

逆シャアぽいな

>>581訂正


ゴォォッ!!

 アレックスに迫るローザ。馬上槍に似たランスを突き出し、アレックスの盾は易々と貫かれる。

アムロ「アアッ!!」

シャア「遅いな! その着膨れした鎧は脱ぎ捨てた方がいいんじゃないかっ?」

アムロ「ま、まずい、このままじゃ……」

シャア「私の理想が解らず立ちはだかるならば、貴様も死ぬがいい!」

アムロ「!?」

シャア「逝け、アムロ! 忌々しき記憶とともに!!」グイッ

 ローザが脚にマウントしていたシュツルム・ファウストを抜き、アレックスに向けて至近距離で撃ち放った。

アムロ「うわあああーーっっ!!!!」




ドガァーーンッ!!



シャア「やったか……!」フッ

ここまでにしておこう!
さぁギレンくんが何をやらかすのか。

あと、シャア「やったか!?」はどうしてもやりたかったので、いつの間にかケンプファーがシュツルムファウスト持ってた。


>>579
いつからシャアが勝てないと錯覚していた……?

>>582
シャア「……私が、同性愛者? よせ、妹がみている」

セイラ「……やっぱり」

シャア「へ?」

セイラ「やっぱりそうだったのね、兄さん……」

アムロ「引くわ」

ララァ「え……大佐……?」

シャア「ふ、ふふ、…………冗談ではない!!!!!!」


>>585
投稿直前まで
「私、シャア・アズナブルが粛清しようというのだ、アムロ!!」
「エゴだよ、それは!!」
まで入っていたので、許してください(いろいろと)

どうでもいいけど
シャアなら
シャア「へ?」より
シャア「ん?」の方がしっくり来るかも?

あ、レス返しで書いてるショートは大和田秀樹先生の『ガンダムさん』の絵柄でイメージしてくれると嬉しい。

>>589
上記の理由で、カッコイイシャアじゃないんです。

>>590
なるほどwww
めっちゃしっくりくるわwww

ホモって言うかシャアってアムロ、ララァが居れば満足な奴だしなぁ

でもみんなシャアが好きなんだろ?

シャアは音楽よりバンド組むのが好きで、音楽性の違いとかすぐ言い出すタイプ

何気にララァ生存してるんだがこれどうなるんだろ

ア・バオア・クーでは誰がゲストで来るのか少し楽しみ

>>599
作者自ら世界一情けない反面教師とか言ってるからなあ
理想に屈折してるんだよね
相談相手がいなかったし、なんだかんだ一番の友達コロコロしちゃったのが痛い

>>586
シャアのここでの「忌々しい記憶」ってゲルググがやられた事?
CCAの「行けアクシズ! 忌まわしき~」のリスペクトって事はわかるんだけど

>>606
自らの忌まわしき記憶と共にアムロを屠り、新しい『シャア・アズナブル』になろうとするシャアの心理的なアレがですなぁ(適当)

──宇宙世紀0079年 12月30日、早朝 グワジン艦橋


キシリア「来たか」

シャア「お待たせ致しました、キシリア閣下」

キシリア「フフ、よい」

シャア「……して、何用で?」

キシリア「これより、私のグワジンはサイド3へ向かう。貴様はア・バオア・クーへ迎え。よいな?」

シャア「は! ところで……あのザンジバルは?」

キシリア「ザンジバル改級キマイラと、ザンジバル級サングレ・アスル。配下のエースパイロット中隊が乗っている」

シャア「! 噂の『キマイラ』か……!」

キシリア「ああ。ジョニー・ライデン中佐率いる、スーパーエース中隊……。グラナダでさらに配下を増やし、2隻で向かわせることとした」

シャア「ほう……さすが、準備がよろしい。しかし、グラナダの指揮は?」

キシリア「ルーベンスに全て任せてきた」

シャア「なるほど、ルーベンス少将か……あの人ならば間違いは起こるまい」

キシリア「ほう、やけに高く買っているのだな?」

シャア「ええ、まぁ。徳の高い将軍と聞いております」

キシリア「私もそうだから任せたのだがね。さぁ、ラグナレクに戻って指揮を執るがよい」

シャア「は!」

──ラグナレク 艦橋

シャア「キシリアめ、何を考えている……?」

peep!

マリガン「キマイラ隊のライデン中佐から通信です」

シャア「む、繋いでくれ」

ジョニー『よう、赤い彗星! いつぞやの式典以来か?』

シャア「やぁ、真紅の。息災そうで何よりだ」

ジョニー『ハハハ! ウチのキマイラは、アンタの指揮下に入った。死なせないでくれよ?』

シャア「了解だ、しかしいつの間にか中佐になっているとはな?」

ジョニー『アンタこそ、いつの間にやら大佐になってんじゃねぇか。このままだと大将も遠くないなァ』

シャア「……フフ、そうかもな」

ジョニー『……おい。……謀るなら、付き合う……それだけは覚えておけ』

シャア「ほう……心強いな」

ジョニー『貴様に幻獣の力を貸すぜ! ではな!』

シャア「フフフ、ジョニー・ライデン、食えない男だ……」

──同刻、コンペイトウ

レビル「マクファティは死の間際、私に 頼む と言った」

ブライト「……」

レビル「だから、私はこの戦いを終わらせねばならん。力を貸してくれ、ブライト少佐」

ブライト「は……少佐?」

レビル「正式な辞令は後程下るだろう」

ブライト「そう、ですか」

レビル「君は、アドルフ・ヒトラーを知っているか?」

ブライト「はぁ、旧時代の人物とは」

レビル「ギレン・ザビはまさしくヒトラーだ。国力の乏しい中、世界と戦っている。己のカリスマと統率力だけで」

ブライト「……」

レビル「人は同じ過ちを繰り返すのだ。時が未来に進もうと、人の歴史は戦いの歴史。戦いのない平和な世界など、人間の世界ではない」

ブライト「あの、お話の意味が……」

レビル「簡単なことだ。この戦を終わらせても、また戦は起こる。その時に君は私の右腕であってほしい」

ブライト「……!!」


レビル「ああそれから、ホワイトベースに物資を手配しておいた。クルーも1日だが休めたことだろう」

ブライト「ええ、ありがとうございます、将軍」

レビル「今日の話は、内密にな」

ブライト「承知しております。では、失礼いたします」

レビル「ああ」


オムル「これが、真のアレックス……か」

ジョブ・ジョン「……すごいな……」

ムルンバ「フルアーマー・アレックス……アムロならコイツを使いこなせるだろう……」

間隔空いた上に短いけど、とりあえずここまで。
フルアーマー・アレックスはただのチョバムデブじゃないよ。

>>592
>>603も言ってるけど、ガルマ殺したのが大間違いだよね

>>596
大好きです?


>>597
アムロ「ララァ、セイラさん、バンドやろーぜー!」

ララァ「あら、面白そう! でも私、楽器できないの」

セイラ「いいわね、私ピアノかエレクトーンなら弾けるわ」

アムロ「じゃあ俺がベースやるよ、ララァはボーカルで!」

ララァ「歌なら自信あるわ!」

わいわい、きゃっきゃ!

シャア「……あー、ヒマだなー、何かおもしろそうなことねぇかなー!」

アムロ「……あ? オメーもやんのか?」イラッ

シャア「お? なになに? バンド? 面白そうじゃ──」

ララァ「大佐、楽器もできないし歌もヘタじゃないですか」ハァ

ララァ「大佐、邪魔です」

シャア「」ピシッ……

シャア(……今までで一番キツイ『邪魔です』だ……)

アムロ「うわー、ララァマジドS!ヤベーってー!!」ケラケラ

ララァ「そんなことないわよぉ~?」イチャイチャ

セイラ「哀れね、兄さん」

シャア「」


>>602
キマイラで茶を濁す


>>606 に改めて。
シャア「私の理想が解らず立ちはだかるならば、貴様も死ぬがいい!」
シャア「逝け、アムロ! 忌々しき記憶とともに!!」グイッ

『私の理想』=ニュータイプ国家の形成→ニュータイプ世界の成立→解り合う世界平和
『忌々しき記憶』=自らの半生について、アムロへの憎愛やアルテイシアへの悲嘆など黒い感情全てを総括

『逝け、忌々しき記憶とともに』=俺の今まであった嫌なこと共々、お前は死んじまえ!

という風に解釈してくれれば……ちょっと情けなさすぎるかな。
でも冷静になって『本気のアムロと戦いたい』とか言ってるし、心病んでるよコイツ……

あまり考えずに書いてるから突っ込まれると困るところもあるんだよ?(震え声)

>>617
チョバム[ピザ]の正式名称:RX-78NT-1-FA フルアーマー・ガンダムNT-1 アレックス
これはカタナやプラモで出てきたFSWS計画型なのか、アムロ用のFA-78-X増加走行試験型なのか気になる

>>620
チョバムがFAアレックスなのは理解してるよ。
あくまでオリジナルの予定。後後の名称訂正も含めて考え中。

キマイラとラグナレクが合流したので、アレックスを少し上方修正しようと。
パワーダウンしてるとはいえチョバムデブじゃシャアに敵わなかったしね。(誰のせいだ)

この3つの中でチョバムピザが成功例だという事実、どうみても上2つの方が強い

通常FA-X チョバム開発が失敗した場合

アムロ用に試験調整されたFA-X

ピザ

ニュータイプ国家の形成といえば
NTたるアムロの帰る場所はホワイトベースで別にNTじゃない人も居る場所だったし
アムロはNTだけど最初からNT国家やNTの世界って方向には居ないよな

そういやさ、上で散々チョバムが正式って言ってるけど実際にはチョバムは偽装の為の追加装甲って意味も含めて性能試験としてアレックスについてただけじゃなかったか?
チョバムは単に追加装甲プランのテスト品じゃねぇっけ

>>629
正しくは連邦のフルアーマーオペレーションの一つで開発された
今までのが装甲と火力、スラスター増加で機体を強化しましょうだったのが
武装やら追加スラスター、メンテ費用で金食いまくるから、可能な限り安くしようで
フルアーマーでも直撃するとパイロット生還率が通常MSと大差ないのでパイロット活かす方向で作られた

更に629の言う通り、偽装目的云々でてのもあるが

>>615 訂正

──ホワイトベース モビルスーツデッキ


ジョブ・ジョン「……すごいな、これが……」

オムル「真の、アレックス……」

ムルンバ「アムロなら、コイツを使いこなしてみせるだろう……」


ゴゴゴゴゴゴ…………

──ア・バオア・クー

ザワザワ……


ギレン「……我が忠勇なるジオン軍兵士達よ……」

ギレン「宇宙要塞ソロモンが堕ちた今、このア・バオア・クーこそが本国を守る最後の拠点である。守るべき母や妻、姉妹の命運は、諸君等に懸かっていることを、忘れてはならない」

ギレン「地球連邦軍は、このア・バオア・クーを破りサイド3を──我々の故郷を滅ぼさんと、全軍を以てこの地に押し寄せている!」

ギレン「地球連邦軍に如何ほどの戦力があろうとも、我等ジオン公国軍の勇士達の前には形骸に過ぎん!」


ギレン「敢えて言おう! カスであるとっ!!!」


ザワザワ……!!


ギレン「……それら軟弱なる集団が、このア・バオア・クーを抜くことは出来ないと私は断言する!」

ギレン「人類は、我等選ばれた優良種たるジオン国々民に管理運営されて、初めて恒久的な平和を勝ち取ることが出来る!」

ギレン「これ以上戦い続けては、人類そのものの存亡に、地球圏の存亡に関わるのだあっ!」

ギレン「それをっ! 地球連邦の無能なる者共に思い知らせる為にっ!」

ギレン「立てよ、国民っ!!!」






ギレン「……今日までの十数世紀、我々人類は互いに憎しみ合い、戦争を繰り返してきた……。その長きに渡る戦いの歴史をっ、我々が遂に終わらせる時が来たのだあっ!!」

ギレン「明日の未来の為にっ、我々ジオン国々民はっ、立たねばならんのであるッッッ!!!!!」


おおおおおっ!!!


ギレン「ジィーーーーークッ!」グッ…


ギレン「ジオンッッッ!!!!」バッ!



ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!


セシリア「お疲れ様です、閣下」

ギレン「……フン、これでは道化だな」

セシリア「ですが、民は歓びましょう」

ギレン「それだけで戦には勝てんよ……」

セシリア「閣下……」

──コンペイトウ、スペースベイ

ワッケイン「ん、ブライト君」

ブライト「あ! ワッケイン司令!」

ワッケイン「ハハ、司令は止せよ。昇進したんだってな、おめでとう」

ブライト「ありがとうございます!」

ワッケイン「このような形で悪いが、ホワイトベース隊の独立艦隊化が改めて決定された」

ブライト「つまり、私が艦隊司令に……」

ワッケイン「まぁこれまでと変わらんがな。ブレックス大佐とヘンケン少佐も変わらずだ」

ブライト「おぉ、心強いです!」

ワッケイン「後は頼むぞ。私はティアンム提督の後任として第二連合艦隊の司令官となったから、もう融通はできないが……」

ブライト「……いえ、今までのご支援、感謝します!」

ワッケイン「フフ、そう言ってくれると救われる。君達をルナⅡから放り出してしまった時の償いが出来ればと思っていたんだ」

ブライト「そんな……あれは、仕方のないことだと皆理解しております」

ワッケイン「私の中では納得がいってなかったんだよ……余程君達の方が大人だな……」

ブライト「少将……」

ワッケイン「フフ、少し感傷に浸ってしまったか。ではな、ブライト少佐。戦が終われば酒を教えてやる」

ブライト「は!」

セシリアがキシリアに見えた俺は末期

今日も短くて悪いけど、ここまで。

ギレン・ザビの演説は劇場版を元にしてます。

>>623-625
チョバムは>>629>>630も書いてるけど、正規装備ではない。

『本装備はNTにとっては機動性を損なうデットウェイトであり、アムロ・レイへの引渡しの際、腕部ガトリング・ガンとともに取り外される予定だったと見られている(これらはアレックスがガンダム量産を想定したRX-81計画の試験機としての側面を持っていたため、装備されたといわれる)』

って記述している資料もあるよ
(皆河有伽『総解説 ガンダム事典 Ver. 1.5』講談社、2009年)
あくまで非公式設定も含めた事典だけど、今回は凡そこれに準拠する形で。

>>626
ジオンはニュータイプを『先読みや相手の存在への理解力』によって『分かり合える』と理想していたみたいだけど、理解と融和は異なる。
シャアはジオン・ダイクンの理想を受け継いでるけど、アムロとはそこで対立していく、という構造が発生してます。

>>635
最初キシリアで書いてて、アイツサイド3行ったじゃん!ってなって慌てて修正した。
セシリア・アイリーンちゃんは巨乳秘書だけども。紫ババアとは違うけれども。

>>634
の頭の文は二人が喘いでるのかと思ってビックリした…

>>636
チョバムアーマーは正規装備だよ
アレックスと同時に平行して開発されてるし>>630が書いてる
コストダウンとパイロットの生存率だけを高めた装備

>>637
野郎二人が喘ぐとか誰得だよ勘弁してくれww

>>638
正規装備じゃないってする資料もあるよって話。
確かに俺の書き方も悪いがそこまで突っ込んでくることか?
俺が>>630の内容を誤解してレスしてたのも悪いとは思うが。

少なくともこのスレじゃチョバムはもう使わないってことは>>617で書いたからさ。
フルアーマー・アレックスの定義について話したいなら他所でやってほしい。
あと既存のFSWS計画の装備(FA装備)は使わないし、FA-Xも使わない予定。

他はともかくジオングは怖いな
シャアがいなかったら勝てないかもしれなお

ハンマーの出番はないのかな?

ほんとは上下逆さまでアプサラスみたいに浮かせる予定だったのに設計図を上下逆に作っちゃったんだよきっと

足のないジオングと合体する予定だったんだよ

>>666 >>667
ヒーロー戦記知らないおこちゃまにはわからんネタだな。

イグルーネタは無いのか?


せっかくの学生旅行で待ち合わせに遅刻してるのは私です。行きの電車の中からレス返しだけでも。

しばらく投下できないかもしれませんが、ご了承を。

>>642
ケンプローザ、高機ジオング、ゲルググB多数、ゲルググC多数、ザンジバル3隻
この戦力にホワイトベース艦隊は勝てるのか!?

>>644
そんなもの……ないよ……

>>657
犬神家をイメージしたわ

>>669
このお子ちゃまには難しかった

>>670
今レス見るまで存在を忘れてた。
カスペンだけでも出したいなー。


>>658

シャアさん「……足が」

サキオカ「ジオングに脚が、ありまぁす!」

シャアさん「……あるな……」

ララァさん「!」

シャアさん「キモ……これムラサキババアの差し金か……?」

ララァさん「!!!?!?」

シャアさん「マジセンスわりぃなーww ありえねーだろwwwwww」

ララァさん「大佐、後ろ後ろ……」アワワワ

シャアさん「あ?」ヘラヘラ


紫ババア「…………」ゴゴゴゴゴ


シャアさん「」アングリ


紫ババア「……赤く塗りたくってツノを付けて『シャア専用』と書いておけい!!!」

サキオカ「は!!」

シャアさん「」


ララァさん「大佐……生き急いで……」

雑談し過ぎじゃね

>>632修正

──宇宙世紀0079年 12月30日、ア・バオア・クー

ザワザワ……




ギレン「……我が忠勇なるジオン軍兵士達よ……」

ギレン「宇宙要塞ソロモンが堕ちた今、このア・バオア・クーこそが本国を守る最後の拠点と言って過言でない。守るべき母や妻、姉妹の命運は、諸君等に懸かっていることを、肝に銘じてほしい」

ギレン「地球連邦軍は、このア・バオア・クーを破りサイド3を──我々の故郷を滅ぼさんと、全軍を以てこの地に押し寄せている!」

ギレン「しかし、地球連邦軍に如何ほどの戦力があろうとも、我等ジオン公国軍の勇士達の前には形骸に過ぎん!」


ギレン「敢えて言おう! カスであるとっ!!!」


おおぉ……!!



ギレン「……それら軟弱の集団が、このア・バオア・クーを抜くことは出来ないと私は断言する!」

ギレン「人類は、我等選ばれた優良種たるジオン国々民に管理運営されて、初めて恒久的な平和を勝ち取ることが出来る!」

ギレン「それをっ! 地球連邦の無能なる者共に思い知らせる為にっ!」

ギレン「立てよ、国民っ!!!」






ギレン「……今日までの十数世紀、我々人類は互いに憎しみ合い、戦争を繰り返してきた……」

ギレン「これ以上戦い続けては、人類そのものの存亡に、地球圏の存亡に関わるのだあっ!!」

ギレン「この長きに渡る戦いの歴史をっ、我々が遂に終わらせる時が来たっ!!」

ギレン「かつて私は、我々の戦争目的が正義だからだと言った。これ即ち、全人類の平和という未来の為の戦いであることを意味している!!」

ギレン「兄弟達よ! 諸君等の命を再び私に預けてほしいっ!! 我々は何としてもこの戦い、打ち勝たねばならんのだあっ!!」




ギレン「勝利の為にっ、明日の未来の為にっ、我々ジオン国々民はっ、立たねばならんのであるッッ!!!!!」


おおおおおっ!!!


ギレン「ジィーーーーークッ!」グッ…


ギレン「ジオンッッッ!!!!」バッ!



ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!
ジーク・ジオン! ジーク・ジオン! ジーク・ジオン!


お久しぶりです、八ヶ岳は涼しかったです。

諏訪湖サービスエリアでマサムネとノブナガとユキムラ?をモデルにしたプラモデルを見つけました。
かっこよかったです。
買ってませんけど。

とりあえずギレン総帥の演説修正でお茶を濁す。

>>677
もはや2スレ化は避けられそうもないので、ドンと来い雑談。
ホントは400レスくらいで終わらせたかった。無理だった。

>>680
先生!!本編はいつになったら始まりますか?
あまり焦らされると解消のためにフラゥとセイラのゆりゆりスレを立てたくなっちゃうじゃないか

>>681
よくってよ

──宇宙世紀0079年 12月30日 夜


レビル「地球連邦宇宙軍の勇士に告ぐ!」

レビル「我々は大地を取り返し、ようやっとこの宇宙まで帰ってきた……」

レビル「広大な宇宙は、我々には広すぎる。怖すぎる」

レビル「だがしかし、我々は恐怖に打ち克ち、独裁者ギレン・ザビの野望を打ち砕かねばならん!」

レビル「ア・バオア・クー攻略に向け、星一号作戦、発動!」


──星一号作戦、発動。

──ホワイトベース、居住区

セイラ「アムロ」

アムロ「? セイラさん、どうしたんです?」

セイラ「あなたには話しておかなければいけないと思って」

アムロ「……何を……ハッ!? 嫌だ、言わなくていい!」

セイラ「シャア・アズナブルは──」

アムロ「やめろ!」

セイラ「私の兄よ、アムロ」

アムロ「!!!!!」


───────────
───────
────

──宇宙世紀0079年、12月31日 朝


ブライト「よぉーし、ホワイトベース艦隊、これより突撃を行う! 衛生ミサイル、ビーム攪乱膜、撃てェーッ!!」

ヘンケン『了解だ!』

ブレックス『了解した!』



セイラ『ブライト! モビルスーツ隊はスタンバイしているわ! いつでもよくってよ!』

ブライト「了解した! 合図を待て!」

──ア・バオア・クー 司令室

ギレン「来たな……」

ラコック「戦力比は連邦5:我が軍3……覆せるのでしょうか……」

ギレン「現状ではな。キシリアのキマイラ隊もじきにこちらに合流する、戦力では負けておらんよ。それまで持たせられれば、な」

ラコック「はあ……そううまく、いくものでしょうか」

ギレン「ラコック大佐。ドズルの死で心が弱るのはわかるが、彼の死を無駄にしてはならんのだ。司令官が弱気では勝てる戦も負けてしまうよ」

ラコック「……仰るとおりです。ありがとうございます、総帥」


ギレン「私もグワデンで陣頭指揮を執る。司令本部は貴様に任せるぞ」

ラコック「は! ご無事を!」

ギレン「それと、ドズルのグワランとマ・クベのアスルムをスペースゲートに係留させてある。もしもの時は使え。よいな」

ラコック「……は!」

>>687修正。マ・クベのグワジンの名前間違えた


ギレン「私もグワデンで陣頭指揮を執る。司令本部は貴様に任せるぞ」

ラコック「は! ご無事を!」

ギレン「それと、ドズルのグワランとマ・クベのアサルムをスペースゲートに係留させてある。もしもの時は使え。よいな」

ラコック「……は!」

──ホワイトベース


オムル「いいか、アムロ! このアレックスはお前の戦闘スタイルに適していると俺は思う!」

ムルンバ「チョバムアーマーは重過ぎたからな」

オムル「逐次要らなくなった装備をパージしながら戦え! そういうシステムだ、いいな!?」

アムロ「了解!」


フラウ『アムロ、いつでもいいわよ!』

アムロ「ありがとう、フラウ」

フラウ『帰ってきて。必ず』

アムロ「ああ。……アムロ、“オーバード・アレックス"、行きまあーすっ!!」

>>689修正!!

──ホワイトベース


オムル「いいか、アムロ! このアレックスはお前の戦闘スタイルに適していると俺は思う!」

ムルンバ「チョバムアーマーは重過ぎたからな」

オムル「逐次要らなくなった装備をパージしながら戦え! そういうシステムだ、いいな!?」

アムロ「了解!」



ブライト『よぉーし、モビルスーツ隊、出すぞ!』


フラウ『聞こえた? アムロ、いつでもいいわよ!』

アムロ「ありがとう、フラウ」

フラウ『帰ってきて。必ずよ!』

アムロ「ああ! ……アムロ、“オーバード・アレックス"、行きまあーすっ!!」


続く。


オーバード・アレックス。

アドバンスド、でもよかったけど、ヘイズルをイメージしちゃうと思ったので。

かっこいいデザイン考えとくから待っててくれると嬉しいでござる。


使い切った武装をパージしてでAC思い浮かんだ

不要なのを逐次パージして……というのが奇しくも青ケンプファーと同じ戦闘スタイルだな

ジオンがケンプの別verビーム兵装にして
連邦がケンプと同じポイポイ捨てる仕様

皮肉すぎる……

セイラさんにとってのアムロと兄貴ってなんなんだろうね

>>693
名前は
AC4のオーバード・ブースト
ACVのオーバード・ウェポン
をイメージしてみました。
見た目はおそらくサンボルガンダムに近くなると思う。

>>694
いっそ増加装甲真っ青にしようかなww

>>695
セイラ⇔アムロ…感性の近いニュータイプ故にお互いに必要としあう関係
セイラ→シャア…もう元の関係には戻れない
シャア→セイラ…普通の生活をしてほしい

簡単にするとこんな感じなんだろうか

オーバード・ブーストは2からあるよ
多分faからでてくるVOBの事を言ってんのかな?

>>695
アムロ→シャア 何考えてるか分かんねよ、優秀なのは確かだし期待はしてみる
シャア→アムロ NTとしての理想系、愚民に利用されてる、パパか兄弟になってくれ

セイラ→シャア 馬鹿な兄
シャア→セイラ 普通の生活で幸せになってほしい、出来る事ならアムロと結婚が望ましい

セイラ→アムロ 馬鹿な兄を止めてくれる人
アムロ→セイラ 綺麗で頼りになるお姉さん

ああ確かにアムロとセイラさんってキャラ違いそうでNT中じゃ感性近い方だな


宇宙に適応したNTだからって離れ離れでもいいってわけじゃないんだな
むしろ逆か

>>705
旧来のガンダムでジオング落とすよりはマシなんじゃね
むしろアレックスも注目されて量産機も全部ガンダム顔の種状態、もしくはエース専用のゲテモノ展覧会に

見てて凄い痛々しい>>1だな


オーバード・アレックスはこんな感じでいいかな
少しゴテゴテしすぎたかもしれないけど

http://i.imgur.com/UruVcGo.jpg

イメージは νガンダム HWS
そこに高機動型ガンダムとフルアーマーアレックス、フルアーマーガンダム7号機を足していった感じでしょうか

増加装備の色は、ブースターポッド以外全て白
本体色はPS2戦記にも出てきたνガンダムカラー(ツノは白)でイメージいただけたら


また後ほど設定的なものを書いて、今日はそこまでと



>>715
おうすまんな!

>>719
ハイパーキャプテンガンダムみたい。


RX-78 NT-1 ガンダムNT-1 “アレックス” (最終決戦仕様)
http://i.imgur.com/ML3x5yD.jpg
頭頂高 :18.0m 本体重量:39.2t 全備重量:72.0t 出力 :1,420kW
推力:35,000kg×2、7,000kg×2、8,000kg×6 計174,000kg
センサー有効半径:5,900m 装甲材質:ルナ・チタニウム合金
武装:
頭部60mmバルカン砲×2
ビームサーベル×2(シールド裏にマウント)
ビームライフル(RX-78ガンダム用)
シールド

RX-78 NT-1 ガンダムNT-1 “オーバード・アレックス” (ガンダムNT-1 増加装備仕様)
http://i.imgur.com/UruVcGo.jpg
頭頂高 :18.0m 重量:86.2t 出力 :1,420kW
推力:70,000kg×2、35,000kg×2、9,000kg、7,000kg×2、9,000kg×2、4,000kg×2、10,000kg×6 計 319,000kg
センサー有効半径:5,900m 装甲材質:ルナ・チタニウム合金
武装:
頭部60mmバルカン砲×2
腕部ビームガン×2
拡散ミサイル・ランチャー×8(シールド裏に4基ずつマウント)
ビームサーベル×4(シールド裏にマウント)
ビームライフル×2(RX-78ガンダム用・シールド裏にマウント)
シールド×2(両腕に装備)

>>721
どんだけシールドでかいんだよ。
ミサイルランチャーは腕のオプションがZのグレネードランチャーみたいな感じ、ってしておけば良かったのに
あと、ジェネレーター増量無しで推力約二倍……パワーダウンしますわぁ

レス返し
また明日からオーバードアレックスを暴れさせます

>>697
ACは4からしかやったことがなくて……
VOBもかっこよかったんですが、単純に知識不足です、失礼!

>>698
原作だとそんな感じでしょうね
特にシャアとセイラ、アムロとセイラの関係性は
こちらでは好き勝手いじっていきたい

>>699
むしろニュータイプって人との繋がりが脆弱な人がなるイメージが……

>>709-710
????『ガンダムファイトォー、レディーーッ、ゴォーーーッ!!!』

アムロ「いくぞシャアッ、今日こそ年貢の納時だァーーッ!!」がいんっ

シャア「面白いなアムロッ、私を倒してみせろ!!」ごいんっ

アムロ「だから貴様は阿呆なのだぁっ!」がががっ

シャア「ならば今すぐ人類に叡智を授けてみせろォォーーーッ!」がががっ

アムロ「笑止ッ! 貴様を倒してからそうさせてもらうぞォーッ!!」ごごごっ

シャア「そんな屁理屈をーッ!!?」どどどっ

アムロ「でぇぇやぁぁぁーーーっ!! ニューガンダムはッ、伊達じゃなぁぁぁぁぁぁぁいいいッ!!!!」ずがぁぁーーんっ

シャア「なんとォッ!? ぐっ、ぐはァァァーーーッ!!!」どどぉーっ

アムロ「情けない奴ッ! ヒィーーーートォ! エンドォ!!!」ずばぁーんっ


セイラ「兄さん……」


\ フラァーインザスカァーイ /


>>720
言われてみたら似てるかも。
でもアチラはフルバーニアンがモデルだと思うから、許して下さいw


それではオヤスミ

>>722
サンボルのシールド裏ミサイルって4基じゃなかったっけ?
あんなのをイメージしてほしいんだけども

あと、ブースターパックにはジェネレーター内蔵のつもりで描いてた
本体出力には含めないほうがいいかな、と……
ビーム兵器は特に増えてないので、本体の出力は余りあるハズです

オーバードアレックスPSPからだと重くて見れない

>>724
あれはバックパックに内蔵されてたんじゃなかったっけ?
俺は立ち読みしかしてないから詳しく知らなんだ

と、無知を曝す前にググッたら左腕のシールド裏にミサイルランチャーが4基くらいくっついてました。ごめんなさい。

>>723
先生ー、シャア君が息してません

ガンダムvsジオング (型遅れの反応が早い硬いジムvsグリプス戦役でも戦えるMA)
アレックスvsケンプファー(グリプスでも通じるMSvs魔改造しなきゃミンチより酷い状態)

>>725
すまん、小さくしても解像度低いから見辛いとは思うが。800*713なら見られるかな?
http://i.imgur.com/AbpBAoE.jpg

>>726
こっちこそ説明不足すぎて申し訳ない

>>727
・急造装備であること
・使い捨て装備であること
だけ強調しておきます!


 宇宙世紀0079年 12月31日──。

 遂に幕を開けた、星一号作戦。
 勇将 ヨハン・エイブラムス・レビル将軍率いる地球連邦第一連合艦隊、知将 ウォルフガング・ワッケイン提督率いる第二連合艦隊が、ジオン公国軍最後の防衛ラインの一点突破を狙う。

 そして、甦るガンダム・アレックス。
 新たな力を手にした若きエースは、再び激戦へと身を投じる。



 ギレン・ザビは言った。
「カスであると!」
 勝利を望む天才の命を狙う影があるとは露知らず……。

 世界の覇権を賭けた運命の戦いや、決着は如何に。


 次回『宇宙要塞ア・バオア・クー』

 君は、生き延びることができるか。


アムロ「アムロ、オーバード・アレックス、いきまあーーっす!!!」グイッ

 純白のガンダムに火が灯り、ホワイトベースのカタパルトから放たれる。
 それに続くようにして次々とモビルスーツが展開し始めた。


カイ「……ここまで来ちまったか。……ミハル、俺を守ってくれよな……。キャノン108出るぞっ!」

ハヤト「ハヤト・コバヤシ、重装型ガンキャノンC-109出ます!」

ジョブ・ジョン「ジムスナイパーはジョブ・ジョンで、行きます!」

セイラ「セイラ・マス、ガンダム行きます!」



ジャック「ジャック・ザ・ハロウィーン隊、出るぞ! ガンダムが切り開いた道を切り広げる!」

アダム「アイ・サー!」



ヘンケン『長距離攻撃を続けろ! モビルスーツ隊が展開するまでは艦の戦いだァー!』

ブレックス『主砲、一番二番、撃ェーイ!』

ブライト『ヨォーーシッ! ジョブ・ジョンとセイラはハロウィーン隊に随伴、キャノンは直掩に当たれ!』

「「了解!!」」


ブライト『アムロぉ! 好きにやれ!!』

アムロ「……了解!」



『宇宙要塞ア・バオア・クー』


アムロ「見えた! ミサイル一番四番五番八番、発射!!」

 シールド裏に備えられた拡散ミサイル、その両端の発射管から弾幕のようにミサイルが放たれ、敵艦隊の一角に風穴を空けた。

アムロ「そこぉ!!」

 オーバード・アレックスは長距離用の武装を持たない。腕部ビームガンと、両盾のミサイル、ビームライフルくらいだ。
 ただただ、圧倒的な突進力でその宙域に糸を通す。
 それが、このガンダムだった。

アムロ「ジャック少尉、後ろを任せます!」

ジャック『任された!』

 穴を空けたところに、ハロウィーン隊が浸透し、第二陣営が飛び込む。
 それが、ホワイトベース艦隊の託された重責だった。


アムロ『一番四番五番八番、パージ!』



カイ「ハハ、すげぇなアムロのやつ……」

ハヤト「普通あんなの使いこなせませんよ……」

カイ「んだな。っと、三時にドム!」

ハヤト「ハイッ!」


セイラ「アムロ、すごいわ」

ジョブ「はは、人間業じゃないですよ……」

ジャック「俺達は後を詰めていくだけだ! 行きますよ!」

アダム「了解でさぁ!」

セイラ「はい!」

連邦兵「了解!」

連邦兵「了解ッス!」


どろのようにねむってた

このスレで終わらせたい


ビキュン!ビキュン!

アムロ「よし、これで……15か!」

ゴォッ!

アムロ「く、機体は万全だが、俺が持つのか……!?」グググッ……



ティキィーーンッ!!

アムロ「はっ!!」


アムロ「この、プレッシャーは」ドクン

アムロ「ま、間違いない……」ドクン

アムロ「奴だ……!」ドクン!



シャア「見せて貰おうか、アムロ君……新しいガンダムの、真の力とやらを」


アムロ「赤いモビルスーツ! シャアだッ!!」


シャア「当たれ!」

ビシュンッ、ビシューッ、ビシューンッ!

 三連射されたビームがアレックスを掠める。
 ビームが少し掠っただけのシールドの表面はドロリと溶け落ち、その直撃は後ろにあったムサイの残骸を粉々にしてみせた。


アムロ「!?」

シャア「サキオカに調整させた甲斐があったな……フフフフ」

アムロ「チッ! このミサイル、邪魔だな!」

シャア「ふふ、装備を持て余しているのか?」

アムロ「シールドパージ!」

 アレックスが両腕に装着したシールドをパージし、防楯に隠された姿が顕になった。

シャア「それが貴様の真の姿か……」

 シールドの裏側にマウントしていたビームライフルを両手に取り、アレックスは飛んだ。


 始まった因縁の対決。

 白い流星と赤い彗星が交錯し、ア・バオア・クーを朱に照らす。


シャア「いい、いいぞアムロ君! 私はこんな戦いがしたかった!」

アムロ「お前は何がしたいんだ! 理想を語るなら、俺と闘っている場合じゃなかろうに!!」

シャア「君を倒してからそうさせてもらうさ!」

アムロ「困難を先送りしたところで、どうなるという!」

シャア「そういう話をしにきたのか、君は!!」

アムロ「違うが、貴様がそんなだからだろう!」

シャア「何を言いたいのか──」クンッ

 衝突の瞬間を去なし、ケンプファーがアレックスの背中に蹴りを入れた。

ゴインッ!!

シャア「わからんなぁ!!!」

アムロ「うわああっ!!!」


アムロ「チ、接近戦は不利か!?」

シャア「速いだけでは私に勝てんな!」

アムロ「お前がそれを言うかッ!」

シャア「赤い彗星の名は伊達じゃないさッ……!!」

 急なジグザグ機動にアレックスが追いつけず放ったビーム弾が次々と虚空を貫く。
 その嵐の中心へと赤い彗星は猛進した。

シャア「喰らえッ!」

 ビーム刃を発振し、袈裟に切り上げる。

シャア「手応えが堅い……!」

アムロ「単純なパワーなら、俺の方が上だあっ!!!」

 腕部ビームガンの銃口から発振させたビーム刃がケンプファーのビームサーベルと鍔迫り合い、スパーク光が両者を照らす。

シャア「くうっ……、君は私のことが嫌いか?」

アムロ「急に何を……肉親を蔑ろにする奴を好きになれるわけが!」

シャア「……ッ、貴様が私の何を知っているというのだあっ!!」

アムロ「アルテイシアのことなら聞いた!!」

シャア「!? ……えぇぇいっ!!!!」

アムロ「都合が悪ければだんまりか! 情けない奴めッ!!」


 ニュータイプは解り合える人々だと、かつてジオン・ダイクンは言った。


 これがそうなのだとしたら、ヒトとは斯くも悲しい生き物なのか。

 結局ニュータイプ同士であろうと戦いは続く。

 解り合えることが認め合うことではないのだ。

 例えるならアムロ・レイは正のニュータイプ、キャスバル・ダイクンは負のニュータイプ。
 互の感性があまりに異なるが故に、確執は深まってゆくばかりであった。


 そして、人類の早すぎた目覚めを、古き地球人達はよく思わない。


 ──人は、同じ過ちを繰り返す。

と、とりあえずここまで

シャアが何したいのかわからなくなってきた。

逆襲のシャアまでやるのは……世界の流れがドンドン変わって行くから無理だろこれ……

とりあえずギレンさんがパパさんを殺してないのだけは覚えておいてくださいね!

そういえばジオンはソーラレイ使ってないな‥

この世界なら逆シャアの頃には
アムロが白いWでシャアが紅いトールギスに乗ってそう

シャア頑張るな
そこそこの高機動戦だからか?

逆シャアまで再構成してほしい
MSの系統樹もまた違ったものになるかもしれないけど


アムロ「動揺しているな! 動きが単調になっているぞ!」

シャア「はっ、しまった!!!」

アムロ「これで終わりだ、シャア!!」


シャア『ララァ。君は下がっているんだ』

ララァ『ですが大佐!』

シャア『私はアムロ君と殺し合いをする。彼に殺されるなら本望だ』

ララァ『……』

シャア『わかるね?』

ララァ『……はい……』

シャア『いい子だ。ララァは賢いな』

ララァ『その言い方、嫌いです……』


アムロ「うおおーーっ!!」

シャア「うわあーーっ!!」



「大佐、どいてっ!!!」


ガンッ


シャア「なッ……!?」

アムロ「えッ……!?」


ララァ「あああああーーーーーっ!!!」


 シャアのケンプファーを押し退け、間にジオングが割って入る。
 アレックスのビームサーベルが深々と突き刺さっていくのを、アムロはスローモーションに感じていた。


アムロ「あ……あああ……ララァ!!」

シャア「ララァ、今すぐ脱出しろ!」

ララァ「駄目よ大佐……もう間に合わないわ」

シャア「そ、そんな……」

アムロ「……ラ、ララァ……」

ララァ「アムロ、泣かないで……」

アムロ「俺は……俺は……っ」

ララァ「これは私が選んだ結末……いくら時代を繰り返しても、こうなってしまうのよ」

アムロ「君は、何を言っているんだ……?」

ララァ「わたし達にはわからないこと……」

アムロ「……ララァ……?」

ララァ「アムロ……刻がみえる……」

アムロ「俺は……取り返しのつかないことを……」

シャア「ララァ……ララァ……」





ララァ「良かった、大佐が無事で────」

これはアムロ悪くないw

あー…やっぱりララァ市んじゃうのね
クスコ・アルやマリオンやシャリア・ブルは
どうなってんのかしら


シャア「あぁ……私は……私は……」

アムロ「シャア」

シャア「ああぁ……ぁ……ぁぁ……っ」

アムロ「シャアッ!!!」

シャア「っ!!」

アムロ「前も聞いたな、なぜあの娘を戦場に出した!!」

シャア「こ、この時代、ニュータイプは──」

アムロ「それは聞き飽きた!!」

シャア「──ララァを傍に置いておきたかった、だけだ」

アムロ「貴様は……!!」


シャア「ララァは特別だった」

アムロ「ニュータイプだからか」

シャア「……そう、かもな」

アムロ「だからって──」

シャア「……いや……違うな」

アムロ「?」

シャア「私は彼女に母を重ねていたのだと、思う」

アムロ「年下の女の子に……情けない奴……!!」


シャア「ララァは……私の母になってくれるかもしれない女性だった……」

アムロ「…………」

シャア「そしてアルテイシアと、君がいれば……私は……満足なんだ」

アムロ「…………シャア…………」

シャア「私は、ジオン・ズム・ダイクンの子……キャスバル・レム・ダイクンだ」

シャア「そして君の想い人であるセイラ・マスは、私の妹アルテイシア・ソム・ダイクンという」

シャア「私は、ジオン・ダイクンの妾アストライア・トア・ダイクンの子供だ。本妻ローゼルシアは子供が出来なくてな、若い妾に産ませたのだ」

シャア「しかし父が病死すると、ザビ家が権力を握るようになる」

シャア「ローゼルシアはアストライアと私達兄弟を、幽閉しようとした」

シャア「しかし……ジンバ・ラルとランバ・ラル親子の計らいで、なんとかサイド3を脱出し、テキサスコロニーに逃げ延びたのだ」

アムロ「ランバ・ラルさん……!」

シャア「資産家のテアボロ・マスに事情を知った上で受け入れて頂いて……そこでエドワウ・マスとセイラ・マスという名前を貰った」

シャア「母はほどなくして亡くなった。それから私達はテキサスコロニーの管理人、アズナブル家で世話になることになった」


シャア「私はこの世のすべてが憎かったよ。アルテイシアと私を孤児としたこの世界のすべてが」


シャア「いつか言ったな。私は父の語ったニュータイプの世界を作る、と」

アムロ「……ああ」

シャア「そんなものは、どうでも良かった」

アムロ「…………」

シャア「ただ、君とアルテイシアを傍に置きたかっただけだ」

アムロ「女々しいな」

シャア「……フフ、そうだな……」

アムロ「どうする。戦いを続けるか」

シャア「君と戦う理由は増えたが──」


シャア「──戦う気にはなれないな……」


アムロ「ならば退け、シャア。俺はジオン公国と戦う理由がある。お前に構う暇はない」

シャア「…………行け、ガンダム」

アムロ「死ぬなよ、シャア。セイラさんが──アルテイシアさんが、待ってる」

シャア「貴様こそ、な」

──ア・バオア・クー司令部

ラコック「Sフィールドが苦戦しているな……ドロワを向かわせろ!」

管制官「は!」

ラコック「Eフィールドはカスペン大隊だけで持たせろ!敵の戦力はNフィールドとSフィールドに集中している!」

通信士「は!!」

──ホワイトベース

ブライト「各員、損害状況知らせ!」

アダムス『こちら機関室! 機関出力80%から上がりません!』

ブライト「なにいっ!? どうにかならんか!」

アダムス『一回火を落とさないとどうにも!』

ブライト「チ、わかった! 保全に努めてくれ!」

アダムス『了解です!』

ブライト「頼むぞアムロ……もう限界が近い……!」

──Sフィールド

アムロ「あらかた、片付けたか……? シールドを回収しておかないと……装備が心許ない」


バビューーッ!!!

アムロ「ッ!?」


ガトー「貴様が、貴様がヤったのかァァーーーッ!!!?」


アムロ「青いドム!?」

ガトー「ランバ・ラルも、シン・マツナガも、シャア・アズナブルも!!」

ガトー「そしてこの惨状ッ……!!」

ガインッ!!

ガトー「貴様が、ヤったのかあ!!」

アムロ「ぐうううっ!?」


ガトー「しまった! >>770修正だー!!」




アムロ「青いドム!?」

ガトー「この惨状ッ!! ランバ・ラルも、シン・マツナガも、シャア・アズナブルも!! ドズル閣下までも!!!」

ガインッ!!

ガトー「貴様が、ヤったのかあ!!」

アムロ「ぐうううっ!?」


ガトー「貴様だけで、戦局を変えられて、たまるか!!!」

アムロ「オープンチャンネルで、うるさいな!!!」

 アレックスがリックドムの腹を蹴りあげ、宙返りをして距離を空け

ゴインッ!

アムロ「これで終わりだ!」

ビシュンッ、ビシュンッ!

 ビームガンを撃ち込んだ。

ガトー「……!! 南無三……!」

ズガンッ、ズガンッ!!
ズガガガッ!!!

ビリビリ……!



ガトー「……なっ!?」

アムロ「早く逃げるんだな」


 ドムの頭と腕、両足は損じている。
 しかし、命は


ガトー「情けを……情けをかけたつもりか!!!」

アムロ「殺す価値もないと思っただけだ」

ガトー「くそっ!! この臥薪嘗胆の念、いつか晴らしてみせるぞ、白い悪魔……!!」


アムロ(どうすればいい。どうすれば、この戦争は終わる?)

アムロ(ギレン・ザビを殺せば……?)

アムロ(いや、それだけでは終わらない……ザビ家の抹殺? シャアの話ではザビ家がこの戦争の黒幕で間違いないと言うし……)

アムロ「俺は、平和に暮らしたいだけなんだよ……っ!!」

──ア・バオア・クー司令部

管制官「ド、ドロワ、撃沈!」

ラコック「な、なんだと!」

管制官「Sフィールド防空隊、壊滅です……!!」

ラコック「な、なぜだ……防衛体制は完璧だったハズ……」

通信士「白い悪魔が目撃されています……」

ラコック「ガンダム一機で何ができる!? ドロワとムサイ、チベも配備したはずだ、何故こうなるのだ!!」


トワニング「……白い悪魔が、それだけ強力ということだ」

ラコック「!? トワニング准将?」

トワニング「ラコック大佐、指揮権は私が受け継ぐ」

ラコック「で、ですが!」

トワニング「……ギレン閣下からの、命令だ」

ラコック「……キシリア派の、貴殿がですか」

トワニング「フ、フフ……あまり詮索するのは良くないな」カチャッ

ラコック「……拳銃……? 冗談は、止してください」

トワニング「さすがドズル派の将校、考え方が甘い……な!」

パァンッ!!!


管制官「!!」

通信士「!!」


トワニング「……ラコック大佐は名誉の戦死を遂げた。これよりトワニングが指揮権を受け継ぐ!」ニヤリ

──Nフィールド、グワデン

ギレン「Nフィールドは安定しているな……Sフィールドが危ういと聞いたが、どうなるか」

セシリア「ご采配を」

ギレン「いや、ここを空けては戦力が分散してしまう。まずはNフィールドを制圧する」



『全軍はNフィールドに集合し、ギレン閣下と共に連邦軍艦隊を撃滅せよ! 繰り返す──』


ギレン「…………は?」


ギレン「ええい、司令部!! 何をやっている、ラコック!!」


トワニング『ククク、申し訳ありませんなぁ、総帥』

ギレン「……貴様、ラコックはどうした!」

トワニング『はて……無様に逃げたのではありませんか? ソロモンの時と同じく……くくくく』

ギレン「!! 私の弟を侮辱するか!」

トワニング『さて、そのようなつもりはありませぬが……』



トワニング『ジオンの未来の為に、死んで頂きます』


ギレン「──はっ!!!」

ギレン「全軍に通達! 連邦にも知らせろ!!」

ギレン「キシリアがここに核を撃つ!! 空域を離れろと!!」

セシリア「!!」

通信士「り、了解!!」

──Sフィールド

ギレン『本空域内の全軍に通達する! 私はギレン・ザビである!』

シャア「……?」

ギレン『私の妹、キシリア・ザビが凶行に及ぼうとしている!』

シャア「!?」

ギレン『このア・バオア・クーに向け核を撃つつもりだ!! 連邦ジオン問わず、撤退しろっ!!!』

シャア「な、何事だ……!! この空域を、核爆撃するだと?」


ギュオンッ!

アムロ「シャア!」

シャア「アムロ!」

アムロ「これは本当か!?」

シャア「分からん! だが、キシリア派がア・バオア・クーの指揮権を奪ったらしいことはわかった。まずいぞ……」

アムロ「シャア。教えてくれ」

シャア「……?」

アムロ「討つべくは、ギレンか、キシリアか」

シャア「……敵は、サイド3にいるはずだ……!」

なんかSEEDっぽく


 ア・バオア・クー攻防戦の最中、とうとう本性を現したキシリア・ザビ。
 ギレン・ザビの抹殺を謀り、サイド3より攻撃を仕掛けるという。
 全軍に撤退を呼びかけるギレンだが、連邦軍の勢いは止まる所を知らぬ。



 ララァ・スンの死によって皮肉にもお互いを理解したアムロ・レイとキャスバル・レム・ダイクンは、戦いの連鎖を終わらせる為に奔る。


 次回、『宇宙を越えて』

 君は、生き延びることができるか。

ララァ
ジオングの首が外れなかったのか……

良くも悪くもファーストガンダムっぽくないな


>>752
作ってすらいない気さえしてきた

>>753
なんかもうそれって(ゲッソリ)

>>754
アムロはデンドロと同じで直線出力が高いので、高機動のケンプファーとは相性が良くなかった模様

>>755
むりがあるやろ!!!

>>760
交通事故みたいなもん

>>761
み、みんな死んだよ(適当)

>>780
俺は取り返しのつかないことをしてしまった
アムロとシャアに共闘してほしかったんだけど、キシリアがすごくデュランダル議長



なんか本当に種っぽくてゴメン
でも最近のガンダムっぽいと思って許し……て……

ではまた次回……

>>783
だんだんトミノ節とか忘れてて気がついたらアムロがキラでシャアがアスラン状態
誰か軌道修正してくれ

>>782,786
頭にコクピットあるからって頭刺したら即死じゃん……
多分衝撃で脱出機構が作動しなかったんや

>>788
ニナ・カテ公「許された」

ギレンだったらわざわざ連邦に核のこと教えるかな
うまくアバオアクー内に誘導してもろとも潰す位には利用しそうだが

てか前提として通信で伝える時点でギレンが逃げられないよう攻撃準備してるよな無能じゃなきゃ

今は動きの見えないキマイラの動向が気になるところ
この先のキーになるかな?


アムロ「サイド3か……どうする! モビルスーツの足じゃあ数時間はかかるぞ!」

シャア「ザンジバルなら……!」

アムロ「ジオンの戦艦に乗れってのか!?」

シャア「こだわってる場合か!!」

アムロ「……わかった! ただし、ホワイトベースも付き合わせるぞ」

シャア「何ならレビルも連れてこい!」

アムロ「ははっ……Wフィールドで落ち合おう」

シャア「わかった。何とか話をつける」

──ホワイトベース

ギレン『繰り返す!! 全軍は撤退しろ!』


ブライト「わ、わけがわからん……!」

ブレックス『どうする、ブライトくん!』

ヘンケン『従うか!?』

ブライト「ギレン・ザビが我々まで助けようと考えるわけがない……だが、あんなわかりやすい嘘をつく訳も……ううっ……!」


アムロ『ブライトさん!!』

ブライト「アムロ!」


アムロ『俺は今からサイド3へ向かいます! ホワイトベースはどうするつもりで!?』

ブライト「はぁ!? サイド3だと!?」

フラウ「アムロ!?」

アムロ『シャアと話した。ギレン・ザビは恐らく真実を言っています……』

ブライト「シャアと……!」

アムロ『ザビ家は未だに権力を争っているというし、キシリアが何か企んでいてもおかしくはないって!』

ブライト「……本当に行くのか」

アムロ『……はい。シャアの戦艦なら1時間ほどで着くと』

ブライト「ホワイトベースはエンジンが不安定でな、一緒にはいけない」

セイラ『アムロ! 私も行くわ!兄さんと共に戦うのでしょう!?』

アムロ『それは出来ません! あなたを危険な目に遭わせるわけには……!!』

セイラ『でも! 兄さんとせっかく和解したのでしょ!?』

アムロ『感動の再会は次にとっておいてください』


ブレックス『アムロくん! サラミス級フジで良ければお供しよう』

アムロ「!」

ヘンケン『な、ならスルガも!』

ブライト「っ! お二方、お願いします……! ホワイトベースはもう限界だ……!」

アムロ『ブライト……!』

ブライト「責任は全てオレが取る!! 行ってこい、アムロ!!!」


アムロ『……行ってきます!』

──ア・バオア・クー スペースポート

シャア「マリガン!」

マリガン「火は入っています!」

シャア「聞いてたのか!?」

マリガン「へへ、すいませんね、キャスバル殿下」

シャア「……よせよ、兵が見ているだろう」

マリガン「フフ、失礼を。……よおし、機関最大! よろしいかあっ!」

ゴゴゴゴ……


マリガン「宜候ぉぉーー!!!」

──Wフィールド


「フフフフ……早くおいで、アムロ・レイ……」


「お姉さんとこのキケロガが……」


クスコ「坊やの相手になってあげる!!」



『宇宙を越えて』


そろそろ終わらせたい
ここまで。

>>789
貴様らは許されない

>>791
なんとなく、ギレンの描き方を変えているところ。
原作やオリジンでのギレンは優秀な独裁者だが手段を選ばない節があったので、そこらへんも触れたい

>>792
ジョニー「存在忘れられてた」


とうとうクスコ・アルが出てきた。
キケロガ出すつもりなかったのに。

そして奇しくも小説版に近い流れに。
誰かロマンチック止めて。

キシリアを潰す為には手段を選ばない・選ぶ余裕も無いって事か


連邦軍もギレン麾下のジオン軍も共に戦力を消耗している上にキシリアは自分の戦力を温存出来ている訳だしな

>>802
>キシリアを潰す為には手段を選ばない・選ぶ余裕も無いって事か

独立戦争の敗北は既に理解できているから、ジオン国の存続の為に全力を尽くす為政者、として描きたい
どちらにせよ人類史の存続の為に今IQ300の灰色の脳細胞がフル回転してますしてます

大量破壊兵器合戦にならなかったことが直接的なキーの一つなのかな

やっぱりガンダムファイト不可避やんけ

ガンダムファイトみたいな代理戦争は一つの解だからな
戦争中でも条約が有効なように一定のルールを敷く事はできる
もっともこれは中立勢力みたいな第三者があるからできる事だしルールの穴を突こうとする奴もルールを破ろうとする奴もでてくるわけだが

キケロガってGジェネ以外じや名前も見ないドマイナーMSだよな

MAみたいな名前だなと思ったらMSなのか
ジオングとギャンを混ぜたみたいな奴だね

>>800
いやいや、まさか忘れてるなんて冗談でしょwwwwww
>>612が伏線だって信じてますよ

>>804
そこをキーにしたいけど即興で書いてるからどうなるか全くわかんねえ助けて

>>805-806
代理戦争ってのもひとつの答えだよね
ルール破ったら村八分とかいろいろあるしなんだかんだ今日の平和でもある

>>807,809
ドルメルやカタールよりはメジャーだから(震え声)


>>808,811
キケロガの型式番号は適当なもの振る。
このジオン的ゲテモノMSはもうちょい人気になってほしい

>>812
ジョニー「あの時俺は力になるといったな。あれは嘘だ」

シャア「何……だと……?」

ジョニー「というか>>1に俺のこと忘れられてた」

シャア「哀れライデンっ……!!」


クスコ「見えた……神々の黄昏……終焉の艦……」


ジョニー「ラグナレクか……。やるのか、お嬢」


クスコ「怖気付いたか? 私はキシリア様に命を拾われた身……死ぬまで尽くす」

ジョニー「おー、怖っ……」

クスコ「邪魔しに来たなら帰りなさい……目障りよ」

ジョニー「へへ、俺も似たようなもんでね。……キマイラ、展開しろ!!」

ユーマ「ジョニー、俺戦ってもいいのか!?」

イングリット「いいのね!?」

ジョニー「ああ……調整不足だが、手を貸せよ、ガキンチョども!」

ユーマ「おう!!」

イングリット「ええ!!」


ジャコビアス「隊長、いつでもいいぞ」

ジーメンス「ジョニー、同じくいつでも!」

エメ「アンタは黙ってな」

ジーメンス「ひでえ!」

クリストバル「姐さん強すぎ……」

エメ「あ?」

クリストバル「何でもないッス!」

サカイ「第三小隊準備完了、どうぞ」

ガーニム「任せます、隊長」

マイヤーメイ「いつでも……!」

クルツ「ヒヒヒ、赤い彗星のことは前から気に食わなくってなァ……」

ゲストキャラ大放出

クスコ・アルはじめ、ゲストキャラの口調しらべるので数日待ってくれるとウレシイな!!

/   //   /   //    ______     /   //   /
 / //   /|   r'7\ ,.ヘ‐'"´iヾ、/\ニ''ー- 、.,   /    /
  /   / |  |::|ァ'⌒',ヽ:::ヽrヘ_,,.!-‐-'、二7-ァ'´|、__
`'ー-‐''"   ヽ、_'´  `| |:::::|'"       二.,_> ,.へ_
         /  //__// / / /      `ヽ7::/
 か っ 計  |  / // メ,/_,,. /./ /|   i   Y   //
 ァ  て る.  |'´/ ∠. -‐'ァ'"´'`iヽ.// メ、,_ハ  ,  |〉
  |  約 な  ヽ! O .|/。〈ハ、 rリ '´   ,ァ=;、`| ,ハ |、  /
  |  束 .ら   >  o  ゜,,´ ̄   .  ト i 〉.レ'i iヽ|ヽ、.,____
  |  し  付  /   ハ | u   ,.--- 、  `' ゜o O/、.,___,,..-‐'"´
  |  た  き  |  /  ハ,   /    〉 "从  ヽ!  /
  |  じ  合  |,.イ,.!-‐'-'、,ヘ. !、_   _,/ ,.イヘ. `  ヽ.
 ッ .ゃ .う   |/     ヽ!7>rァ''7´| / ',  〉`ヽ〉
 ! ! な      .',      `Y_,/、レ'ヘ/レ'  レ'
   い  .     ヽ、_     !:::::ハiヽ.   //   /
   で       ./‐r'、.,_,.イ\/_」ヽ ',       /  /
   す      /    `/:::::::/ /,」:::iン、 /    /
          〈  ,,..-‐''"´ ̄ ̄77ー--、_\.,__  /
      ,.:'⌒ヽ ´         | |  , i |ノ   `ヾr-、

>>818
そこらへんは後からシャアと肉体言語(モビルスーツ)するから!

流石にサンダーボルト勢は無理だったか
サイコザクなら・・・

連邦側のゲスト、後誰かいたかなぁと考えて
シローが思い浮かんで、末長く爆発してろと思った

>>797の前に


──スペースポート、ラグナレク 前

「大佐、待ってましたよ」

シャア「!! アポリー、ロベルト!」

アポリー「お久しぶりです。ルウム以来ですかね?」

ロベルト「有志を集めておきました。お力に」

シャア「……は、ははは……驚いた! ありがとう、二人とも!」

アポリー「なーに、大佐が何か企んでたら、それに乗っかるのが俺達ですよ。な、ロベルト!」

ロベルト「相変わらずお前はお調子者だなあ……」

シャア「ハハハ!」

アポリー「ラグナレクでマリガン中尉がお待ちです。さあ」

シャア「わかった! 君達の力を貸してくれ!」

ロベルト「もちろん!」


ロベルトアポリーはこれが本名ってことで。
リカルドとアンディは忘れそうだし。

>>821
あれは異色過ぎて無理……

>>822
足ないじゃん!!
添い遂げてろ全くもう!!

もし生きてるなら、マーレの部隊とかも居るんかね?

>>276
この時点でゼナとミネバはサイド3にいるのだろうけど……ハマーンも一緒なんだろうか

──サイド3、ズムシティ

キシリア「フフ……やはりシャアは裏切ったか。ジョニー・ライデンに探らせて正解だったな」

ウラガン「トワニング准将はご無事でしょうか……」

キシリア「あやつならうまくやるだろうよ。それよりウラガン、アレの準備は?」

ウラガン「アサクラ大佐によると、90%までは仕上がっていると」

キシリア「フフ……フフフフ……フハハハハ……」


キシリア「アレさえあれば、何も怖くはないさな……フフフ」

ウラガン「…………」


キシリア「ところで、父上はどうしておる?」

ウラガン「はい、デギン公王は自室で何やら書を認めていらっしゃいますが、軟禁状態で何もできないようで」

キシリア「書を? ……まぁいい。引き続き監視をせよ。あの男、政争を勝ち抜いただけはある。出し抜かれるなよ」

ウラガン「はっ」

キシリア「よし、下がっていい」

ウラガン「はっ」

──ズムシティ、ドズル邸

ゼナ「どうなってしまうというの……」

ミネバ「たぁー?」

ゼナ「……フフ、貴女は何も恐ることはないわ……」

ミネバ「きゃー」

ゼナ「父上が守ってくれますからね……」

──ラグナレク、ブリッジ

シャア「来たか、アムロ」

アムロ「ああ」

シャア「……ありがとう」

アムロ「何のことやらサッパリだ」


ブレックス『シャア・アズナブル大佐! サラミス級フジのブレックス・フォーラだ、よろしく頼む』

シャア「貴殿がブレックス・フォーラ大佐ですか、お初にお目にかかる」

ヘンケン『同じくサラミス級スルガのヘンケン・ベッケナー少佐だ、よろしく!』

シャア「ああ、ご助力に感謝します!」

アムロ「サラミスには連邦の最新鋭モビルスーツが六機ずつ積まれてる。これだけありゃ大分な戦力になると思う」

シャア「そうだな……助かる」


アムロ「俺のアレックスはもう武装が少ない。こちらで借りるぞ?」

シャア「サイド6で会った時から、大分変わったな……好きにするといい」

アムロ「男子三日……と言ったろ。ありがとう」

シャア「フフフ、生意気になったな」


peep! peep!

マリガン「っ!! グワデンのギレン総帥から通信」

シャア「繋げ!」

peep!

ギレン『シャア』

シャア「……はい」

ギレン『いや、キャスバルと言うべきか』

シャア「貴様も気付いて……!」

ギレン『すまない、愚妹を止めてくれ。奴は過激に過ぎる』

シャア「……!! 任せてくれ」

ギレン『ア・バオア・クーは一時休戦とした。レビルが話のわかる奴で助かったよ』

シャア「キシリアを討った後はどうするつもりだ?」

ギレン『……もはや勝ち目はない……。終戦協定の調停に入る』

ザワザワッ

シャア「終戦……? 貴方はアドルフ・ヒトラーのような独裁者だと思っていたが」

ギレン『ヒトラー? アレと一緒にしてくれるな。私はそこまで非情にはなれんさ』

シャア「どうかな。……ギレン・ザビ、後は我々に任せてくれ」

ギレン『……すまん。頼む』


ここまで。
クスコとかの口調が、口調がー!
わかるまでー!
続きを書けないのでー!
お茶濁し的な投下になりましたー!

ウラガン生きてたの思い出したので出しました。

>>826
マーレって何?
すまんが一年戦争関連作とMSVでその名前は知らない。
種死MSVのキャラになら見覚えはあるけど。

>>828
ハニャーンは当時12歳くらいでマハラジャ総督とアクシズにいるので出ません。今後続けば出てくるかも。
でもシャアと出会わなければあんなヤンデレにもならないしなぁ……。

スパロボにありそうな展開をノベライズされたような気分

>>836
わかる
俺もいまGジェネだなって思ってる

戦力が益々エゥーゴしてきたな
レビル生存&丸いギレン&デズン存命とか割といい感じに今後も進めそうだな・・・

──ズムシティ

キシリア「アサクラ大佐」

アサクラ『は、お呼びでありましょうか』

キシリア「ソーラ・レイはまだ撃てんのか?」

アサクラ『はい、どうにもトラブルが発生していまして……』

キシリア「ええい……じれったいな。既にギレンには宣告してしまったのだぞ」

アサクラ『それは閣下が早まったからでは……』

キシリア「アサクラ大佐?」

アサクラ『! い、いえ』

キシリア「万全でなくとも彼奴等を消し去るには十分だろう。照準ア・バオア・クーで撃て」

アサクラ『……は!』

キシリア「撃たねば、貴様の首が飛ぶぞ」

アサクラ『か、かしこまりました』



キシリア「フン、無能め……」

>>842
あれでも一年戦争から生き残っているエースだった筈

──ソーラ・レイ コントロールシップ


アサクラ「……ええい、キシリアめ……また私に同胞をヤらせようというのか……」



カツ、コツ、コツ……

シーマ「はっ、何を今更……」

アサクラ「! シーマ・ガラハウ!?」

シーマ「私らに汚れ仕事を命じたのはお前さんだろう? ……忘れたとは言わせないよッ!」バシッ!

アサクラ「ひいっ!」

シーマ「私ら海兵隊は、お前に騙されてアイランド・イフィッシュに毒を流した。……お前は私らに何も伝えず、罪なきスペースノイドを虐殺させたんだよ」

アサクラ「ア、アレは、キシリアの命令で……」

シーマ「そういう話じゃないだろうさ!!!」バンッ!

アサクラ「ヒイッ!!!」

シーマ「早く撃たないとマズイんと違うのかい? キシリアに首を飛ばされるよ?」

アサクラ「……だ、だが」

シーマ「フフフ、もちろん、アレを撃ったら私がここでお前を殺させてもらうさね」

アサクラ「!!!」

シーマ「どちらにせよ死ぬだろうけれど、お前さんは果たしてどちらをとるのか……フフフフ」



キシリア『アサクラ、何をしておるか! 早く撃て!!』

アサクラ「……っっ! は、ただいま!!」


シーマ「……私には気付いてないようだったね……さぁ、選びなよ……アサクラ大佐……」



アサクラ「……!! ソ、ソーラ・レイ……スタンバイ。射線上の艦船は……い、急いで離れろっ」


シーマ「へぇ……」ニタァ……


アサクラ「照準、ア・バオア・クー!!」


シーマ「…………」カチャッ


アサクラ「ソーラ・レイぃ、発射あああ!!!!!!!!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!










パァンッ


「……初めて自分で手を汚せた記念に、鉛玉のプレゼントさ」


シーマ様出したかっただけ。

ソーラレイ撃ったね。


>>838
このまま平和エンドに進んでくれたらいいなあ

>>843
なんだかんだ新生ネオジオンで唯一パーソナルカラーが確認されてるパイロットだもんな……

アムロがジオンに亡命するSSを思い出した

>>842
逆シャアをよく見るとレズンは超エースな動きしてるぞ
あれはアムロ以外のロンドベルパイロットじゃ手に負えませんわ
UC冒頭のスタークジェガンパイロットやジェスタ乗ったトライスターですらどうかというレベル

>>852
いらん子はケーラだったな


クスコ・アルは有名だからなるべく口調再現
あとは全員名前借りただけのオリジナルキャラになりまうす

(キャラ多いから口調コピー諦めてきた)

──ラグナレク、ブリッジ


ティキィィーーーーンッ!!!

シャア「!!!!」

アムロ「はっ!! これは!!」

peep!

マリガン「!! 高エネルギー、ムンゾ宙域よりア・バオア・クー宙域に向かって放たれました!!」

シャア「ビームか!?」

マリガン「いえ……高出力のレーザーのような……なんだこれは……」

アムロ「ソーラーシステムと同じだ……あれは、憎しみの光だ……!!」

シャア「連邦軍がソロモン要塞に使った超兵器か!」

アムロ「おそらく同じような兵器を、ジオンも開発していたんだ……!」

シャア「なるほど……キシリアめ、やってくれる……! マリガン、あとどれほどか?」

マリガン「は、最大戦速ですが、ムンゾまでは1時間近く掛かるかと」

シャア「わかった。それと、ギレン総帥に通信を繋いでくれ」

マリガン「は!」

──グワデン、ブリッジ

セシリア「……閣下、ご無事で……?」

ギレン「ウム、操舵手が上手くやったな……」

peep!

通信士「閣下、レビル将軍から通信です!」

ギレン「ウム、繋げ」

レビル『どういうことだ、ギレン総帥。我々は核だと聞いていたが?』

ギレン「それについては弁解の余地もないが……あえて言うならば、本当に知らなかったのだ」

レビル『なに?』

ギレン「今、シャア・アズナブルの特務隊にキシリアを追わせている。妹のやることがわかっていたわけではないのだ、突然だったからな」

レビル『赤い彗星に?……わかった、今は貴公を信じることにしよう。だが、この戦どうするつもりだ?』

ギレン「ジオンはもはや風前の灯……この戦争に勝ち目はない。人類の存続を謳う私が、これ以上無益な争いを続けるのは理屈に合わん」

レビル『なるほど……これを機に終戦を結ぶつもりか』

ギレン「ああ。父上が貴殿にそのような交渉を行うつもりだったと聞いていたが、どうやら妹に監禁されたらしい」

レビル『……私は貴公のことを少々勘違いしていたようだ。こちらもジャブローのモグラどもをあやしつける必要があるが、戦いは望まん。頼むぞ、ギレン』

ギレン「……ウム、頼りにしている、将軍」


通信士「今度はシャア大佐からです」

ギレン「無事か。よし繋げ」

シャア『閣下!ご無事か!』

ギレン「うむ。心配は要らない。連邦も我が軍も、損害率は10%に及ばんよ」

シャア『さすが、迅速な対応のおかげですな』

ギレン「伊達に総帥はやっておらんよ」

シャア『ハハハ。……こちらはムンゾまであと1時間ほどかかると思われます。敵襲あればより時間がかかるかと』

ギレン「わかった。恐らく先程の新兵器は連射が利かないものだろう。後は頼むぞ」

シャア『は!』

──Wフィールド、外端


ジャコビアス「隊長、来たぞ」

ジョニー「よし、準備だ!」

ユーマ「っしゃあ!!!」

イングリット「アハハッ!」


クスコ「フフフ、フフフフ……コチラは援護射撃をかける。キマイラは注意なさい!」

ジョニー「了解だ!」



ジョニー「キマイラ、展開!!!」


──────────
───────
────
──

ジョニー「赤いモビルスーツは、俺のゲルググだけで十分だぜ……シャア・アズナブル」ニヤッ

短くてゴメンけどこれだけ
2スレいかないようにしたいけどどうなるかしら……

アタシは自分が好きだから!書き続けるわけにはいかない!


>>852
そんなのがあったのかー。
亡命ではないけど、このままエゥーゴ出来そうな流れだよね

>>854
アストナージに謝ってくれていいよ?

なんか、久しぶりにssらしいssを読んだ気がする。
イッチよ、よしなに書き続けるように。

ティターンズというエリート組織のエリートリーゼントが女みたいな名前したやつに殴られることがなくなりそうないい世界だ

これは綺麗な眉無し

最後まで書ききって


シャア「……アムロ、ガンダムは出せるか」

アムロ「ああ。いつでもいける」

シャア「……キシリアのエース部隊だ、気を抜くな」

マリガン「モビルスーツ部隊、戦闘用意! 敵味方識別信号、確認しておけ!」


シャア「勝利の栄光を、我々に」

 赤いケンプファーを戦闘に、ゲルググが数機展開する。

アポリー「へへ、こちとらエースの右腕だぜ。負けるわけがないっしょ!」

ロベルト「相変わらずだなお前。まぁ負ける気は全くしないが!」


ジャック「ハァ……どうしてこうなってるんだ……」

アダム「ハハハ、なるようになりますよ、少尉!」

ジャック「……だな。ハロウィーン隊、ラグナレク隊に続くぞ!」

連邦兵「了解!」

連邦兵「へへ、赤い彗星も敵じゃなけりゃ怖くないぜ」

アダム「違いねえ!」


アムロ「アムロ、うまくやれよ……」



 各機がラグナレクの周囲に広がり、陣形を整える。

シャア「いくぞ!」


ジョニー「へへ、ようやくこっちに気付いたか」

サカイ「牽制を加える!」

ジャコビアス「フン、連邦とつるむとはな……」

クルツ「赤い彗星も地に堕ちたモンだなァ……ヒヒヒ」


クスコ「会いたかったわ、ニュータイプの坊や達……」



????「ふ、ははは……止まって見えるぞ、カスどもがァ……!!」

>>872 訂正


ジョニー「へへ、ようやくこっちに気付いたか」

サカイ「牽制を加える!」

ジャコビアス「フン、連邦とつるむとはな……」

クルツ「赤い彗星も地に堕ちたモンだなァ……ヒヒヒ」


クスコ「会いたかったわ、ニュータイプの坊や達……」


ジョニー「敵は赤い彗星と白い悪魔だ、油断するなよ!」


シャア「行くぞ!」

アムロ「ああ! 突撃する!」


 ラグナレク隊から二筋の閃光が伸び、一瞬間の内に肉薄。

サカイ「グオッ!?」

エメ「キャアッ!?」

 閃光が通過すると同じくして、ジェラルド・サカイとエメ・ディプロムのゲルググの頭が吹き飛んだ。

エメ「くっ、あんな直進性能があるなんて!」

ジーメンス「姐さん、サカイ中尉、大丈夫ッスか!?」

サカイ「いや、機体制御システムは無事だが、火器管制がやられたようだ!」

エメ「同じく……くそったれ!」

ジーメンス「カバーします、下がって!」

エメ「アタシはまだ戦える!」

ジーメンス「姐さん嫁入り前だろ、怪我する前に下がってろ!」

エメ「ジーメンス……」


エメ「誰に向かってタメ口利いてんの?」

ジーメンス「……ういっす、サーセン……」



ライデン「お、おいおい……マジか? 前より速くなってない?」

ユーマ「速ぇな……へへへ……行くぞ、イングリット!」

イングリット「言われなくても! ユーマ、抜け駆けはダメだからね!」

ライデン「ちょ、オイ!!」

 ユーマ・ライトニングと、イングリット・ゼロの高機動型ゲルググがアレックスへと突進し、ビームナギナタで二方から斬りかかった。


アムロ「甘いッ!」

 アレックスは両腕のビームガンからビーム刃を発振、これを易々と受け止め、弾き返す。

ユーマ「うおーっ! 強ェ!」

イングリット「うそ!?」

アムロ「女の子!?」

イングリット「そんなの、関係ないだろーがっ!!」

 再び、三度と切り結ぶ。
 アレックスがパワー負けするわけもなく、淡々と受け流しながら少しずつゲルググの装甲を削っていく。

アムロ「命は取らない! 投降してくれ!」

ユーマ「さっきから、うるせえな!!!」

イングリット「アタシたちは殺し合いに来てるんだっ!」

アムロ「ぐううっ!!」


シャア「アムロ君はすごいな……フフ、滾る」

アポリー「コイツで追いつけるかわかりませんが」

ロベルト「お供しますよ!」

シャア「頼む!……ララァ、私達を導いてくれ……!」


クスコ「ええい、ゲルググ邪魔だ! 退けッ!!」

 クスコ・アルはアレックスと絡まり合う2機のゲルググに殺気を放ちながら叫んだ。

ユーマ「うるさいぞ、ババァ!」

イングリット「アタシらはアムロ・レイと戦いたいの! 退くのはそっちだ!」

クスコ「ば……ばばぁ…………? わたしが……?」



クスコ「……ええいっ、冗談じゃないっ……! アムロ・レイ、私と戦いなさい!」

アムロ「!? こ、今度は女の人か!? くそ、やりづらいなっ!」

クスコ「あら、坊や……綺麗なお姉さんは嫌いかしら……? ウフフ……」

アムロ「嫌いならやりづらいとは感じてないっ!」

クスコ「あらあら……ウフフフ……。……なら存分にっ、解り合おうじゃないのっ!!!」

イングリット「アタシ達も忘れるなっ!」

ユーマ「そうだっ!」


 MSN-01N キケロガの両腕部が分離し、ゲルググと共に四方から襲い来る。

アムロ「くっ、やはり、ララァと同じニュータイプ兵士か!!」

クスコ「ララァ! ララァ・スン! あの女は嫌いだったわ……私の方が優れていたのに、シャアは彼女を選んだ!」

アムロ「逆恨み! それは貴女のエゴだ!」

クスコ「怨んだっていいだろう、私も人間だ!!」

アムロ「人間だから恨むのか!?」

クスコ「私は人間だから、人間らしいことをぐちぐち言うのよ! それが人間ってものでしょう!?」

アムロ「なんだ、このひとは……何を言っているんだ……!?」

 噛み合わない主張が宙空でぶつかり合い、宇宙を明るく染める。
 クスコ・アルはアレックスを駆る少年に興味があった。
 ──ララァを選んだシャアがこうして仲間と認める男──、だからこうして執拗に狙うのだ。

クスコ「ほらほらほらほらっ、私の愛は重いわよ、坊や!」

アムロ「なんだこの人達……違和感を感じる!」

ユーマ「おらおらぁっ!」

イングリット「そこだ!」

 四方八方から放たれるビームを機敏に躱しながら、アムロは苦悶した。


シャア「アムロ! 奴との戯れ言はやめろッ!」

アムロ「シャア!」

シャア「そいつは強化されているんだ!」

クスコ「シャア・アズナブル!!」

シャア「ええぃ、執拗に!!」

 キケロガの肩部ビームキャノンが咆哮、シャアに狙いを定めたようだ。


クルツ「ヒィッハァーーッ!!」

 トーマス・クルツのゲルググキャノンを始め、キマイラ隊も隊列を組んで襲い来る。
 ラグナレク隊は戦力比で大きく劣っていた。

ジャック「くそっ、エース部隊って聞いていたが、想像以上だ!」

アダム「チクショォッ、どきやがれってんだ!」

ヘンケン「対空砲火甘いぞォ! 気合い入れろォー!!」

アポリー「キツいなオイ!」

ロベルト「ぐぐぐ……さすがキマイラだなァ……!」

マリガン「沈められたら、大佐の帰る船がなくなるぞ!!」

 ハロウィーン隊はラグナレク隊と共に艦隊の直掩についていたが、次々と襲い来るスーパーエース達におしこまれて、まともに戦えてはいなかった。


その時、大口径のビームが空間を貫いた。


「ヴァル・ヴァロだぞォ!!!!!」

「間に合ったか! キシリア派……獅子身中の虫め、成敗してくれる!」

「大尉、援護します!」

「ワイズマン伍長、続きます!」


 『ソロモンの悪夢』が、おとずれた。


あの、戦力比が絶望的だったんで、サポートキャラを……

>>863
ようわからんけどサンキューやで

>>867
でも卑猥ヘッドは存在するし、リーゼントも存在する。人は同じ過ちを繰り返す──まったく!

>>868
ギレンは高潔な人物でもよかった。キシリアがクズすぎるので。

>>869
任せろー(バリバリ)

あ、今の戦力

ラグナレク側
マリガン→ザンジバル級ラグナレク
アムロ→オーバード・アレックス
シャア→ケンプファー・ローザ
アポリー→高機動型ゲルググ
ロベルト→高機動型ゲルググ
バタシャム→リックドム
ジオン兵x3→リックドム

ブレックス→サラミス級フジ
ヘンケン→サラミス級スルガ
ジャック→ジムスナイパー2
アダム→ジムスナイパー2
連邦兵x2→ジムコマンドGS
連邦兵x1→ガンキャノンD型

ガトー→高機動型ゲルググ(青・緑)
ケリィ→ヴァル・ヴァロ
カリウス→リックドム2
バーニィ→ザク改


キマイラ側
母艦→ザンジバル改級キマイラ
ライデン→高機動型ゲルググ(赤・黒)
ユーマ→高機動型ゲルググ(青・白)
イングリッド→高機動型ゲルググ(赤・白)
ジャコビアス→ゲルググキャノンC-1A(狙撃仕様)
ジーメンス→高機動型ゲルググ
エメ→高機動型ゲルググ
クリストバル→高機動型ゲルググ
サカイ→ゲルググキャノン(迷彩)
マイヤーメイ→ゲルググキャノン
ガーニム→ゲルググキャノン
クルツ→ゲルググキャノン(迷彩)

クスコ→キケロガ

ここにきて「ソロモンの悪夢」登場とは!?

バーニィ頼む死ぬなよ

青い死神はもう出ないですか?

ところでNT-1のテストパイロットはいまなにしてるのかしら

むしろジオン側の虎の子が気になる
ニムバスかマレットだと思うが

バーニィ人気すぎワロタ(知ってた)
また明日かこの深夜にでも書く

>>882
再戦させるか共闘させるか悩んでの
Gジェネ展開

>>886
ブルーはもう出ないです。出てもチョイ役

>>887
クリスはアレックスのテストを無事に完了した(サイド6で手早く終えた=ジオンの襲撃がなかった為)ので、多分今頃オーガスタでジム・クゥエルのテストとかやってんじゃないかなァ……

>>888
虎の子はちょっとチラっと出しちゃいましたが、だいぶ後に変更するので見逃してください。
いったい、誰ット・サンギーヌなんだ……?

4日かそこらくらい待ってやれよ
ガンダム創作は設定とか描写とかめんどくさいんだから

ええい、アルテイシアとアムロが結婚するのはまだか!?
安心できんぞ!


ライデン「げえっ!? あのカラーリング、ガトーか!」

ガトー「ジョニー・ライデン! 引っ捕らえて軍法会議で裁いてくれる!」

ライデン「チィッ……! イングリッド、ユーマ! 白い悪魔はいい、こっちを手伝え!」

イングリッド「うそぉーっ! ジョニー好きにやれって言ったじゃない!」

ユーマ「ジョニーの嘘つきー!」

ライデン「バカ野郎ッ、ワガママ言ってる場合か!」

ユーマ「ちぇ、仕方ねぇな……」


ガトー「! アレが、話に聞いた強化人間か……下衆め……!!」

バーニィ「『強化人間』……?」

カリウス「なんです、それは?」

ガトー「幼い頃から薬品やトレーニングで肉体改造した兵士だ……実験でキマイラに導入されていると聞く……!」

ケリィ「ハッ、そんなのがいようと、俺らの前では無力だな!」

バーニィ「そんなものが……子供をなんだと思ってるんだ……!」

ガトー「何にせよ、油断大敵! ヤられるんじゃないぞ!」

カリウス「はっ!」

バーニィ「はい!」

ケリィ「おう!」


 それから再開された戦いは、戦史に語り継ぐべき激戦であった。


イングリッド「早く終わらせてアムロ・レイを殺すのっ!!」

バーニィ「うわわっ、疾い!」

イングリッド「こんなトコで……スキだらけでさあーッ!」

 イングリッドの赤いゲルググが、バーニィのザクに迫る。
 まずは一番ロースペックなザクから狙う、ある種堅実な手だった。

バーニィ「何のっ!」

 振り翳されたビームナギナタを躱し、ゼロ距離でザク・バズーカを発砲する。
 無論、その程度の攻撃を喰らうイングリッドではなかったが、彼女に鮮烈なプレッシャーを与えることになった。

イングリッド(こ、このザク……アタシをコケにするってぇの!?)

バーニィ「ちぇっ、そう上手くはいかないか!」

イングリッド「ならッ、お望み通り! 三枚下ろしにしてやる!!」

 イングリッドがナギナタを振り回し、バーニィの退路を少しずつ狭めていく。
 広大な宇宙空間でそこまで思わせるとは、このパイロットとは地上で戦いたくはないな、とバーナード・ワイズマンはのんきに思った。

バーニィ「バズーカじゃ、間合いが近すぎるな!」

 ザク・バズーカを背中に回し、腰に下げたヒートホークを抜き放った。虚空に妖しく光る手斧は、一つ目の巨人にいやに似合っていて──

イングリッド「ぁ、あああっ!!」

エメ「待ちなっ、出過ぎだ!」

 幼き兵士の心を掻き乱すには、十分すぎるものだった。


バーニィ「くっ、疾──!!」

 イングリッドが突き出すビーム刃を躱しながら、バーナードは後退を続けた。

イングリッド「ちょこまかと──カトンボみたいに!」



ジャック「捉えた!」

バーニィ「も、もうもたない──う、撃ってくれえっ!」

ジャック「ロックオン──そこだ!」

バビューッ!!

 ジャック・ベアードのジムが、ビームライフルでイングリッドのゲルググを射抜いた。

イングリッド「きゃあっ!?」

バーニィ「周りを見ないからそうなる!」

イングリッド「!」

 はっとして周囲を見た時、イングリッドはようやく己の状況を理解した。

イングリッド(さ、誘い込まれた……!?)

バーニィ「脇役には脇役なりの戦い方があるんだ──よっ!!」

イングリッド「──────っ!!!!!」

 ザクの膝蹴りを受けて、イングリッド・ゼロは、意識を消失した。


 イングリッドのゲルググをフジに収容しながら、通信を交わす。

ジャック「大丈夫か!」

バーニィ「助かった、ありがとう!」

ジャック「お互い様さ」

カリウス「! ロベルト中尉ですか? 我々もそちらの隊列に加わっていいでしょうか」

ロベルト「カリウス軍曹! 是非是非、だ。いいだろ?」

ジャック「もちろん!」

 バーニィのザクとカリウスのドムがラグナレク・ハロウィーン隊の隊列に加わり、艦隊を守護する。



アダム「っしゃオラァ!!!」

 ビーム・ツインスピアがゲルググの腹部を真二つに裂いた。

ヘンケン「合成獣の群れなんぞにペガサスの巣はヤらせるなァー!!」

 かつてはゲルググだった火球に照らされて、ヘンケン・ベッケナーの怒号は通信回線を迸った。

──同刻


クスコ「ウフフッ、たんとお上がり、坊や!!」

 四方からのサイコミュ攻撃を交わし続けたオーバード・アレックスの燃料は既に底が見え、補給を受けるかパージするかにアムロは悩まされていた。

アムロ「くう、ララァほどではないが、手強い!」

クスコ「!! ──あの娘の名前を、出すなっ!!!」

 激しさを増したキケロガの猛攻に、アムロがたじろぐ。
 シャアの助けを請うわけにはいかないが、かといって状況有利というわけでもない。

アムロ「……ええい、一瞬でカタを付ける!!」


 手に持ったビームサーベルを発振させ、弾幕の中を突進する。
突撃コースのビームは、手首を高速回転させてビーム刃をバリアーとすることで打ち消し、ただただキケロガの眼前へと迫った。

クスコ「は、疾い──!!」

アムロ「俺達の邪魔をするな!」

 キケロガの左腕が撥ねられ、コントロールを失う。
 続いて頭が消し飛び、気付けば両足もなくなっていた。

クスコ「イヤっ!! アタシは、自分が大好きだからっ!! 死にたくないんだ!!」

アムロ「退けといった!」

クスコ「そう簡単に事は運ばないのよっ!」

 最後の抵抗にと、腹部メガ粒子砲が吼えたが、アレックスにはかすりもしなかった。


アムロ「勝手な人だ!!」

 キケロガの右腕が吹き飛ぶ。

クスコ「あああ!!」

アムロ「悪いけど、邪魔しないでください」

 達磨のようになったキケロガを前に、アムロは武器を仕舞い、精神世界で女ニュータイプと語り合う。

 ニュータイプのこと、戦いのこと、シャアのこと、アムロのこと、クスコのこと、ララァのこと。

 そして互を理解した女ニュータイプは、投降を受け入れることとなった。

クスコ「──誰だって、死にたくなんてないものね……」



 ヘンケン艦長が鼻の下を伸ばしていたのは別の話。


 シャア・アズナブルは数多のゲルググに囲まれ、翻弄されていた。

 いかに自分がエースで、軍最高性能のモビルスーツを乗りこなしていても。

クルツ「ヒハハハハッ! 死ね!」

サカイ「怨みはないがな!」

シャア「くうっ!」


エメ「チ、イングリッドもヤられちまったし、あのニュータイプ女もやられやがったか!」

ライデン「なに、あのニュータイプには端から期待してないさ。いくぞ、ライトニングアタックを仕掛ける!」

ユーマ「おおっ!」


エメ「そのダッサイ名前だけ、どうにかしてほしいわね……」

ごめん、お久しぶりぶりブロッコリーです

少し面倒になったからクスコとイングリッドは退場させた。人数多過ぎたね。
これからジョニーとユーマ以外のキマイラはバシバシ撃墜されていくので、好きな人はゴメンネ

>>893
4日どころか1週間以上あけてホントもう()
ついでにいうと考証とかしてなくてホントもう()

>>894
シャア「ええい、君達はいつになったら結婚するのだ!?」

アムロ「けけけ、結婚!?」

セイラ「……////」

シャア「もう5年になる! 私も落ち着かんのだよ、アムロ!」

アムロ「え、ええっ、エゴだよそれは……」

シャア「私、シャア・アズナブルが祝福しようと言うのだ!」

アムロ「プロポーズにも時というものがある!」

シャア「ならば早くその時を迎えろというのだ!」

アムロ「貴様が今台無しにしているんだよっ!」


シャア「…………へ?」

セイラ「!」

アムロ「今晩、食事の約束をだな……」

シャア「ほ、ほぉ……そ、そ、そうか、そうかそうか、それはすまなかったな、うむ……」

セイラ(そうとわかったら落ち着きがなくなって──情けない人……)

シャア「わ、わたしもナナイでも食事に誘うかな、わはは……わははは……」



そんなわけでまた今度。
話を畳みたい。

ハヤトかもしれん

フラウかもしれん

イングリット墜ちたのか
漫画最新話でハイパー化したらしいけどそこまで成長してなかったか

>>913
フラウはFだろ……

>>914
あれはバイオセンサー搭載のヘビーガンダムだから……。
改造してあるとはいえ素のゲルググじゃあ、この程度よね。

少しだけ書いていく。
ユーマ、ジャコビアス! モビルスーツにライトニングアタックだ!


 ライトニングアタック。

ライデン「各機、俺に続け! 仕掛けるぞ!!」

ユーマ「おうっ!」

ジャコビアス「アイ・サー!」

クルツ「あいよ!」

クリストバル「はい!!」

ジーメンス「了解!」


サカイ「マイヤーメイ! ガーニム! エメ! 俺達は艦隊直掩に就くぞ!」

マイヤーメイ「あいよ、小隊長!」

ガーニム「了解!」

エメ「仕方ないか、了解!」


 各機が稲妻のようなジグザグ機動でシャアのケンプファーに襲い掛かる。
 一見して、乱雑にそれぞれが攻撃を仕掛けているように見えるライトニングアタックはその実、ライデン機を基点に各機が不規則な編隊を組んだ連携攻撃であった。


ジーメンス「クソ、弾が当たらねえ!」

クルツ「クソッ!クソクソクソォッ!」


シャア「フフ、これだけいると、流石にアムロ君よりも厄介かもしれんな……」

 襲い来るゲルググを軽々と躱しながら、シャア・アズナブルは紅い隊長機を睨めつけた。

シャア「……ジョニー・ライデン。君はよい好敵手であったが……、超えてはいけない境界を跨いだようだ!」


 紅いゲルググと赤いケンプファーが交錯する間際。


 ケンプファーはその姿を消した。



ライデン「はっ……!?」

 一瞬にしてケンプファーが姿を消したことに驚き、無意識ながらキマイラたちの動きが止まる。


シャア「後ろだ」


ライデン「なッ──!!!?」

 袈裟斬りに振り降ろされたビームサーベルを、咄嗟に突き出したシールドが塞き止める。
 しかし、高出力のビーム刃が相手では、いくらビームコーティングを施されているとはいえ分が悪い。
 一瞬間の内にして、ジョニー・ライデンは一転窮地へと追い込まれていた。


ライデン「なぜキシリア閣下に刃向かう、シャア!」

シャア「相応の理由が私にある!」

ライデン「貴様の理由だとっ?」

 ビームナギナタとビームサーベルがぶつかり合い、青白いスパーク光が弾け散った。

ライデン「理由とやらっ、話せんなら今ここで斬って捨てる!!」

シャア「私、キャスバル・レム・ダイクンがキシリアの暴挙を止めようと言うのだっ! なぜわからん!!」

ライデン「ハァッ!? キャスバル!?冗談きついぜ、赤い彗星っ!!」

シャア「ええい、冗談ではないっ!!!」

 再びスパーク光が弾け、互の表情を顕にする。
 ライデンが見たのは、己がよく知るミステリアスな仮面を着けた男ではなかった。

ライデン「どうした、素顔を隠すのは火傷の為と聞いていたが!」

シャア「私がキャスバルなら、素顔を隠しておく理由がある!」

ライデン「キャスバル・ダイクンは死んだ! 若い頃に新聞で読んだぞ!」

シャア「あれは私の友人が身代わりとなって散ったのだ!」

ライデン「……お前っ、友を身代わりに殺したのか!」

 お互いに力が入り、口調が険のあるものへと変わっていく。

シャア「当時の私は、形振り構ってなどいられなかったんだっ!」

ライデン「そんな男が、キシリアの大義とやらを止められるものかよ!!」


 周囲に散っていたキマイラ隊は、アムロらハロウィーン隊やラグナレク隊との交戦で少しずつ損傷が嵩み、シャアとライデンの戦いを妨げる余裕も持たなかった。

ライデン「アンタ、思ってた以上に俗物のようだ!」

シャア「好きに言うがいい!」

ライデン「へっ、お望み通りに!」

 三度スパーク光が飛び散り、赤と紅が映し照らされた瞬間。


バシューンッ!バシューンッ!

ライデン「!?」


ガトー「アズナブル大佐! 奴の口車に乗せられては!」

シャア「ガトー大尉か! 助かった。なに、心配無用さ」

 ほ、と安堵の息をついたアナベル・ガトーは、ジョニー・ライデンの駆る紅いモビルスーツへと向き直り、叫んだ。

ガトー「ギレン閣下のお命を絶とうとしたキシリア・ザビに付こうとは、所詮貴殿も俗物かァッ!!」

ライデン「チッ、相変わらず芝居がかった煩い野郎だ……!」

ガトー「フンッ、崇高な大義も解せぬ輩に、何と言われようが痛くも痒くもない!」

ライデン「大義大義……大層なことだ……」

ガトーとシャアは史実のどこかで共闘していても仲違いしただろうな


クルツ「邪魔しやがって、オバケガニ!」

ジーメンス「ちょ、クルツ中尉! キャノンタイプでアレに接近するのは危険ッスよ!」

クルツ「俺を誰だと思ってやがるジーメンス! 死ねよカニ野郎!!!」

 クルツの駆るゲルググキャノンが、ヴァルヴァロに対して吶喊する。
 持てる火力を全て前面へ押し出して、トーマス・クルツは咆哮した。

クルツ「っしゃらァアッ!!」


ケリィ「チィ……邪魔だッ!」


ガッ!


クルツ「ブッ!? ぇ、あっ──」

ゴシャッ

ジーメンス「え……中尉!!!」

 一瞬だった。正面から迫ったゲルググは、ビグロのそれよりもさらに巨大なクローに掴まれ、気が付けば爆散していた。断末魔すらなく。

ジーメンス「ヤ、ヤバイヤバイヤバイ!! あんなの勝てねえよ!」

ユーマ「下がれジーメンス! 俺がヤる!」

ジーメンス「呼び捨てにすんなっていつも言ってるだろ!! ……って、そうじゃない! 無理すんなクソガキ!!」

ユーマ「階級一緒だからイイだろ!」

ジーメンス「そういう問題じゃねえっ!」


 ユーマ・ライトニングの青いゲルググが飛び出し、MAヴァル・ヴァロへ攻撃を仕掛ける。

ケリィ「退け、小僧ッ!」

ユーマ「俺は小僧じゃない、ユーマ・ライトニングだ!!」

ケリィ「ならばライトニング! 貴様は何に忠を尽くす!?」

ユーマ「ジョニーに!」

 ゲルググとヴァルヴァロがすれ違い、ヴァルヴァロに爆炎が迸る。

ケリィ「うぐぅっ! 何故一介のパイロットに過ぎぬライデン少佐に尽くすのだ!?」

ユーマ「ジョニーは、俺の全てなんだよッ!」

ケリィ「彼が? ……到底解り合えないようだな……。ここで大人しくしていてもらう!」

 ヴァルヴァロから赤い放熱索のようなものが放たれ、ゲルググの周囲に飛び散る。

ユーマ「なんだ、これ……。……はっ!」

ケリィ「プラズマだぞォ!!!」

 プラズマ・リーダー。
 対地攻撃MA・アッザムに搭載されたアッザム・リーダーの系譜を継ぐ武装である。
 高圧電流を流すことでモビルスーツの駆動系やシステムに損傷を与えるものだ。

ユーマ「うがぁぁぁぁあああっ、ふぐぅぅぅぅ!!!?」

ジーメンス「ま、まずい……!」

ジャコビアス「ユーマが……! まずいな」


ジャコビアス『隊長!』

ライデン「ジャコビアス、どうした!」

ジャコビアス『あの赤いMA、トーマスがヤられた! ユーマもヤバイぞ!』

ライデン「んなッ……! 引き際かな」

ガトー「考え事をしながら戦いなどと!!」

 ジャコビアスからの一報を受けたライデンは、ガトーとの鍔迫り合いの真っ最中だった。

ライデン「テメェが退けば事は収まるだろうが!」

ガトー「謀反者の言うことなど!」

ライデン「聞く耳持たずってか……!!」


 苦戦するライデンの援護に、クリストバルのゲルググが割って入る。

クリストバル「隊長、撤収命令を!」

ガトー「邪魔を……!」

ライデン「キマイラ! 撤収するぞ!」

ジャコビアス『! 了解!』

ジーメンス『ユーマを回収して合流するッス!』

ライデン「頼むぜ!」


ガトー「ま、待てっ!」

ライデン「待てって言われて待つヤツがどこにいるんだよ。クリストバル、先にいけ!」

クリストバル「了解!」

 それでも追い縋ろうとするガトーに、ライデンがビームナギナタを投げ付ける。

ガトー「うぐっ、ロックオンがズレて……!?」

ライデン「この勝負、預けたぞ!」

シャア「次に邪魔をしたら容赦はしない」

ライデン「へへ、お互い様よ」

 捨て台詞を吐いてキマイラ隊は手際よく撤収していった。


ガトー「くっ……!」

シャア「ガトー大尉、お陰で助かった」

ガトー「……私はギレン閣下の特務の元に動いたまで。貴方とは到底理解し合えない」

シャア「言わずともわかる」

ガトー「しかし、特務であるからには貴方に力をお貸しするのもまた役目。ワイズマン伍長とカリウス軍曹を任せます」

シャア「君達は?」

ガトー「キマイラを追います」

シャア「……では、そちらは任せる。すまないな」

ガトー「はっ」


途中で寝落ちしてそのあと忘れてた(´・ω・`)

ユーマくんはたぶんうまく逃げた。

なんかアムロ君が蚊帳の外ですわ
風呂敷広げすぎたので強引に畳みたい


>>920
まぁわかりあえないよね、思想が根本から違う

──ラグナレク、ブリッジ

シャア「ガトー大尉からも聞いているとは思うが、ワイズマン伍長とカリウス軍曹は、ラグナレク隊に加わってもらう。いいな?」

カリウス「ハッ」

バーニィ「り、了解!」

ロベルト「よろしくな!」

アポリー「バーニィ、だっけ? 可愛がってやる、覚悟しとけよォ~ッ」

バーニィ「か、勘弁してくださ~い!」



──ラグナレク、MSドック

アムロ「俺のアレックスの修復は可能ですか?」

サキオカ「いえ……、なんとかそれらしき装備には仕上げますが、だいぶ毛色は変わることになりそうです」

アムロ「……ですよね。動けば構いません。慣熟飛行する余裕はないから、バランスだけは整えてくれると……」

サキオカ「了解です、アムロ少尉」

アムロ「やめてくださいよ、サキオカさん」

サキオカ「ハハハ……死ぬなよ、アムロくん」

アムロ「当然でしょ……シャアと決着つけるまで、死んでも死にきれませんよ」

サキオカ「大佐と、決着……」

アムロ「悔しいけど、俺も男なんですね。アイツだけは、正々堂々と戦ってケリをつけないと。……そう思ってしまうんです」

サキオカ「アムロくん……」

──サイド3、ズムシティ

キシリア「なに? クスコ・アルがヤられた、だと?」

ウラガン「いえ……投降した、と聞いています」

キシリア「ちっ……ニュータイプに絆されたか……!」

ウラガン「また、キマイラも重大な損害を受けているようで、このまま継戦は不可能だと」

キシリア「ライデンめ……フン、もういい。本土防衛大隊を出せ!」

ウラガン「ハ……ランス・ガーフィールド中佐に通達します」

キシリア「シャアめ、私を裏切った代償……高くつくぞ……」




????「閣下……自分にもご命令ください。ただ一言……『シャアを殺せ』……と……」

キシリア「……おまえか。なに、防衛大隊が負けることなどありえん。おまえには私の騎士となってもらうのだ、私の傍におれ」

????「…………ははっ、ありがたき幸せ。いつも閣下のお傍でご命令をお待ちしております……」

キシリア「うむ、それでよい」

──ラグナレク、ブリッジ

シャア「フフフ、手間取ったが……ようやくサイド3……ムンゾだ」

マリガン「いよいよですね……」

シャア「ああ。おそらくキシリアは本土防衛大隊や教導隊を出してくるだろうが……我らには敵うまい」

アムロ「シャア。俺のアレックスとお前の赤いので、敵陣を突破してキシリア・ザビを直接攻撃できないだろうか?」

シャア「ふむ、可能は可能だな」

アムロ「試してみる価値はあるだろ?」

シャア「いいだろう」

アムロ「決まりだな」


ロベルト「なら俺達は、ハロウィーン隊と共同で敵大隊の迎撃ですか」

シャア「そうなるな。艦砲射撃後、全機展開し、戦闘行動に入る。私とアムロは敵陣中央突破後──キシリアを討つ」

ザワッ

シャア「防衛大隊との戦いになるため、激戦が予想される。……諸君」

マリガン「っ!」

ザッ
ビシッ


シャア「勝利の栄光を、君達に」


めっちゃ久しぶりでゴメンなんやで。

展開は決まってきたんですが、これ次スレのこと考えないとなーと思ってたらこんなに遅く。

とりあえず、970くらいになって終わりそうになければ次スレ立てます。
そんなに勢いはないし。

次スレ立てる場合はこちらでもまたご連絡しますね。
多分皆さんニュータイプなんで、ティキるとは思うんですが。

ではでは、また。

──サイド3、ズムシティ・スペースポート

アンリ「諸君……我ら首都防衛大隊の誉れある、最初で最後の戦いだ。──そして我らが一堂に会するはこれを最期と思え。我らは死へと立ち向かう戦士であることを肝に銘じよ。首都防衛大隊、出陣!」

ランス「ハッ。……第一大隊、往くぞ!!」

──ラグナレク

アムロ「……すごいプレッシャーを感じる」

シャア「フフフ……いくぞ、諸君」

マリガン「ご武運を……!!」



──コクピット内

シャア「フフ……フフフ……見せてもらおうか! お飾りと言われた首都防衛大隊の、真の実力とやらを……!」


マリガン『艦砲射撃用ォ~意ッ』

ヘンケン『用ォーーー意ッ!』

ブレックス『主砲副砲用意!』


マリガン『ッ撃ェーーーー!!!』


マリガンの怒声を皮切りに、ザンジバルと2隻のサラミスからメガ粒子砲が放たれ、軌跡が宇宙を染めた。

いくつかの閃光が弾け、それぞれ命が散ったことを知らせる。


シャア「モビルスーツ隊、私たちがキシリアの元へ辿り着くまで、どうかもたせてくれ!」

ジャック「任せてくれ!」

ロベルト「了解です!」


アムロ「行こう、シャア!」

シャア「ああ!」

──ラグナレク

クスコ「…………」


─君は、君たち……ニュータイプは、戦いの道具ではない。

─アムロが何故君を助けたのか、よく考えてほしい……。


クスコ「シャア……坊やに随分と毒気を抜かれたのね……フフ……」


クスコ「……坊や……。あたしもヤキが回ったかな、年下の坊やに優しくされて、絆されるなんてね」


クスコ「あとあたしが5年くらい若くて、坊やがあと3年くらい歳をとっていれば、お姉さんが優しくシてあげたんだけどな……なんてね」


アムロ「アレックスが戦陣を切り裂く! 突っ込むぞ!!」

シャア「ああ、頼む!」


オーバード・アレックスが装備したスキウレ砲が収束し、一筋の光が敵陣を切り裂いた。


シャア「道が開けた!」

アムロ「ああ、行こう!!」


敵陣を白と赤の閃光が駆け抜け、すれ違いざまに火球が起こる。


アムロ「さすがサキオカさんだ、個戦力を底上げしてくれている!」

シャア「なんと、それはサキオカの改修だったか」

アムロ「ああ。──スキウレ砲、パージ!」

シャア「このまま何事もなく着けばよいが──」




ランス「…………」



シャア「──そうも、いかんようだ」


白薔薇 ランス・ガーフィールド中佐、出陣。

首都防衛大隊の猛攻に喘ぐラグナレク隊。
キシリアの野望を絶つため、シャアとアムロは宇宙(そら)を急ぐ。

しかし立ちはだかったのは、白薔薇。


次回、『Wei?-Rose』

君は、生きのびることができるか。


白薔薇 ランス・ガーフィールド中佐、出陣。

首都防衛大隊の猛攻に喘ぐラグナレク隊。
キシリアの野望を絶つため、シャアとアムロは宇宙(そら)を急ぐ。

しかし立ちはだかったのは、白薔薇。


次回、『Weiss-Rose』

君は、生きのびることができるか。


エスツェットが表示できなかったので、修正。

ついにサイド3に迫りました。
しかしまだ話は続きます。

正直飽きてk……よくわからなくなってきたので、うまく話を畳みたいですw

これが終わったらかつて書いていたGTA5のSSを再編して立て直すつもりです。
PS4 / Xbox One版発売記念に。

Weiß

>>952
スマホだからかな?
ハートもダメだったし。

今日もチョロチョロ書きます


ランス「シャア・アズナブル大佐か!」

シャア「……如何にも」

ランス「手合わせを願いたい」

シャア「ほう、その軍勢を率いて、あえて一騎討ちでの決着を望むのか」

ランス「ああ。貴官はスーパーエースだと聞いている。我が隊が精鋭揃いとはいえ、貴官の相手は私以外に務まるまい」

シャア「……大層な自信だな。アムロ、行け」

アムロ「……わかった、後から追い付けよ」

シャア「無論だ。さあ!」

アムロ「っ、行くぞ、アレックス」

ゴオッ!


ランス「……行ったか。では」

シャア「…………」

ランス「尋常に、参る!!」


 白薔薇、推参。




『Weiss-Rose』



ゴオオッ!

「チェエーーーイッ!!」

 白いグフカスタムがヒートソードを抜き、赤いケンプファーに迫る。

「チイッ!? グフが宇宙(そら)で動くなどと!」

 ビームサーベルで太刀筋を逸らしながら、シャアは喘いだ。
 このランス・ガーフィールドという男の為人を知っている者はこそ、この太刀筋の鋭さ、機敏な操縦には脱帽せざるを得ないことたろう。

 ランス・ガーフィールド中佐──首都防衛大隊の中隊長で、大隊司令の懐刀と知られる。先のオデッサの戦いです片腕を失くし、首都に帰還した。

 首都防衛大隊はいわゆる戦傷兵部隊で、身体にハンデを抱えた兵士を主としている。体を損じながらも変わらずに大志を抱く強者の集まり、それが首都防衛大隊。

 そしてそれを率いるのが、“白薔薇”……隻腕の男、ランス・ガーフィールド中佐なのである。

 その愛機が、MS-07B3 グフカスタム≪ヴァイスローゼ≫である。
 全身を白く塗装された陸戦用モビルスーツが、宇宙空間にて最新鋭の試作強襲用モビルスーツと鍔迫り合いをする様は、奇妙奇天烈な漫画のようだった。


ゴオオッ!

ランス「チェエーーーイッ!!」

 白いグフがヒートソードを抜き、赤いケンプファーに迫る。

シャア「チイッ!? グフが宇宙(そら)で動くなどと!」

 ビームサーベルで太刀筋を逸らしたものの、猛攻を退けるので手一杯だった。


 このランス・ガーフィールドという男の為人(ひととなり)を知っている者はこそ、この太刀筋の鋭さ、機敏な操縦には脱帽せざるを得ないことたろう。

 ランス・ガーフィールド中佐──首都防衛大隊の隊長で、大隊司令の懐刀と知られる。先のオデッサの戦いで片腕を失くし、戦傷兵部隊である首都防衛大隊へと転属された。

 首都防衛大隊は身体にハンデを抱えた兵士を主としている。体を損じながらも変わらずに大志を抱く強者の集まり、それが防人である彼らであった。
    ・・ 
 そしてそれを率いるのが、『白薔薇』……隻腕の男、ランス・ガーフィールド中佐なのである。

 その愛機が、MS-07 B-3 グフカスタム≪ヴァイスローゼ≫である。
 旧ドイツ語で『白い薔薇』を意味し、防楯に描かれたのは荊のエンブレム──。

 全身を白く塗装された陸戦用モビルスーツが、宇宙空間にて最新鋭の試作強襲用モビルスーツと鍔迫り合いをする様は、奇妙奇天烈なSF映画のようだった。


ランス「さあ、続けようか……」

シャア「く……っ!」


 お互いの太刀筋がぶつかり合う瞬間スパーク光を発し、宇宙(そら)を明るく照らす。
 この宙域で勃った戦いはこれだけではなかったが、一際明るい光を煌めかせていた。


ランス「スーパーエースだと、聞いていたのだがな!?」

ガインッ!!

 グフのショルダータックルを受けたケンプファーが大きく跳ね飛ばされる。

シャア「くううっ!!」

ランス「まだまだ!」


 左腕の35mmガトリングが火を噴き、弾幕を形成する。


シャア「この程度……ケンプファーの装甲なら!」

ランス「何! 35mm砲が効かないだと!!」


 ルナチタニウムの装甲が弾丸を弾き、一瞬間の内にグフへの肉薄を許した。


シャア「この間合いならば、ガトリングは好きに撃てまい!」

ランス「速…………ッ、ならばヒートロッドが──」

シャア「させるか!」

 ヒートロッドを放とうと繰り出した右腕を、逆手に持ったビームサーベルで切り跳ねる。


ランス「うあああッ!!」

シャア「これで──」


 同じく左腕も切り落とし、ケンプファーが間合いを空ける。

 そして、ビームライフルの銃口を向け──


シャア「終わりだ」


ピギュゥーーーーンッ!!!!


ランス「なんと……呆気ないものか……」

シャア「隻腕でこのケンプファーを相手取ってここまでやったのです……貴方は何も恥じることはない。私は真に勝ったとは言えない」

ランス「慰めなど──ぐっ!!」


マリガン『……首都防衛大隊……示し合わせたように、撤退していきます……』

シャア「……中佐」

ランス「……そういうことだよ。……キシリアを止めろ、シャア……」

シャア「貴方は……」

ランス「時代に呑み込まれた男……それ以上にも、それ以下にも成れなかったということだ……」

シャア「! …………せめてもの手向け、貴方の願いはしかと受け取った!」



──『白薔薇』、美しく散る。


マリガン『大佐! 各機に指示を!』

シャア「ああ。……全機、私に続け! サイド3≪ムンゾ≫を制圧する!」

ロベルト「了解です!」

アポリー「了解、ようやくだな!」

カリウス「了解……!」

バーニィ「り、了解!」


ジャック「と、いうことだ、いいな!」

アダム「へい、了解でさぁ!」



シャア「行くぞ!!≪ムンゾ≫へ!!」


>>1先生の次回作にご期待ください!!



(もう少し続くんじゃよ。今日はここまでなんじゃよ。ファミチキください)

ランス出したのは失敗だった(!)から早期退場。

──同刻

アムロ「シャア奴、ああは言っていたが……」

アムロ「すぐには追い付くまい。俺が先行してジオン本国を開城する!」






????「…………」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


『狂犬《マッドドッグ》』

──数分前、ズムシティ

ウラガン「キシリア閣下! 首都防衛大隊が壊滅、信号途絶えた、と!」

キシリア「なんだと……? アンリ・シュレッサーを呼べ!」

ウラガン「消息知れず! おそらく出陣の際に同行したと!」

キシリア「……くううっ!! マレットを、マレット・サンギーヌと強化人間部隊を呼ぶのだ!」


マレット「お呼びでしょうか、閣下!」

ウラガン「! 整列、敬礼ッ!」

バッ!!


キシリア「私の剣となり、叛逆者シャア・アズナブルを討て。そしてその忠誠を私に示せ!」

「「「「ハッ!!」」」」

──ズムシティ、スペースポート

マレット「特戦隊、出撃準備良いか!」

リリア「はい、隊長……」

ギュスター「いつでもいいですぜ」

グレニス「ええ、いつでも」

バルスト「準備ヨロシ……」

ユイマン「……いつでも構いません」

マレット「訓練通りにやれ。いいな?」

「「「「了解」」」」

マレット「では、出るぞ! パープルウィドウ、発進!」


アムロ「……なんだ? 強いプレッシャーが、いくつも……? ──ハッ!!!?」グイッ

ビュバアッ!!

 アレックスの傍を光線が擦過して、増加装甲の表層が爛れた。
 直撃すればひとたまりもない。アムロの額に脂汗が滲む。

アムロ「この火力……大型艦か……?」

beep! beep! beep!

 レーダーが接近する艦影を捉えた。

アムロ「チベ級! チッ、易々と目的地までは行かせてくれないか!」

──パープルウィドウ、MSデッキ

マレット「キシリア特戦隊、出撃準備!」

ユイマン「了解。ドワッジ、出られます」

グレニス「フン、了解だ。ガルバルディ、いつでも」

バルスト「了解……出せます」

ギュスター「ギュスター・パイパー、出せますよ!」

ゴラ「フフフ、ガルバルディ、準備よろし」

タブロー「同じく」

ダルダン「ガルバルディ、行けますよ……」

パッカデリア「ボクにお任せあれ……フフ、フフフ」

シャリア「なかなかこのガルバルディというのは具合がいい。いつでも出られます」

シムス「シムス・ババロフ、発進いつでも」

リリア「リリア・フローベール……ガザレロ、いつでもイキます……」


マレット「……よし、俺のドルメルに続け!」


アムロ「確か、チベ級のデッキは艦正面にあったはずだ。ハロウィーン隊から借りたこのライフルなら……頭数を減らせる!」

ジャコッ……

 ビームスナイパーライフルを構えて、制動をかける。
 チベのモビルスーツ発進ハッチは艦正面にあり、この接近状況ならば狙撃は容易いだろう。


マレット「ッ!! プレッシャー! ハッチ開いた瞬間、散開するぞ!!」

ウィ……プシュー

マレット「散か──」

ビシューン!!
チュゴォンッ!!!!

タブロー「!?」


アムロ「ひとぉつ!!」


ビシューンッ!
ギョゴォンッ!!!!

ダルダン「ぁ……」


アムロ「ふたぁつっ!!」



マレット「チッ……ガンダムめ……!! この距離でコクピットを一撃で射貫くとは……」



アムロ「ヨシ……あと……九つ……!」


 アレックスがライフルを捨て、彼我距離を一瞬で詰める。
 しかし、その直下から新モビルアーマー『ガザレロ』が大鎌を振り回しながら現れた。

アムロ「ウッ! なんだ、このモビルアーマー!」

リリア「ガンダムは敵……ガンダムは敵……ガンダムは敵ッ!」

アムロ「く、狂っている! なんだ、女の子なのかっ!?」

リリア「ハァァーーーーッ!!!」

アムロ「くっ!」

 寸での所で躱し、改めて敵と相対した。

 ドムタイプが一機、ゲルググタイプに似たモビルスーツが七機、新型が一機、そして新モビルアーマーが一機。

アムロ「……多いな。ゲルググから落とす!」

 アレックスの限界機動は、並のモビルスーツでは到底追随できない。それを利用し、相手を翻弄する。
 いくら相手が新型でおそらくエース部隊とはいえ、この加速についてこられるモビルスーツはケンプファーぐらいのものだろう。


 ──そう、思っていた。


マレット「このドルメルをナメてもらっては困るな!!」

アムロ「な……なに!!?」

マレット「ガザレロとドルメルがあれば、ガンダム如きに手間取りもせん!」

 アレックスの背後にモビルアーマーが再び迫る。

アムロ「しまった……あの多勢は囮のようなものか……!」


マレット「大人しく死ね、ガンダム!!」


アムロ「……よし!」

 アレックスが急制動をかけ、前方に抜け出たドルメルとガザレロにビームガンを放った。


リリア「……効かないのに」

マレット「小癪な! そんな豆鉄砲、効くと思ったか!」


 しかし、本命はそこではなかった。


アムロ「そっちは目くらましだ! 当たれえっ!!」

 本命は──アレックスが狙いをつけたのは、大勢のモビルスーツ。

グレニス「な、なにいっ!」

バルスト「うわああっ!!」

シムス「なんとぉぉぉ!!」

 実際撃墜せしめたのは三機だけだったが、これでも彼我戦力差は縮まった。
 そして、ドルメルのパイロットを『虚仮にしてやった』。


マレット「……この、マレット・サンギーヌを……無視……するだと……? クハハ、クハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!」



マレット「…………虚仮にしやがってェ…………! リリア!ギュスター!ユイマン! ヤるぞ、ガンダムを!!」

リリア「……ハイ、隊長」

マレット「シャリア・ブルとゴラ、パッカデリアは援護しろ!」

「「「「了解」」」」

マレット「捻り潰してやる……ッ!!」

ガザレロってギャザビに出た超スペック機じゃねーか
しかも時代はグリプス辺りだった気が

>>980
ブラウ・ブロやエルメスを出して今更アムロが手古摺る相手でもなく、かといってモビルスーツだけだと適当に蹴散らしてドルメルと一騎打ちになってしまうので。

ガザレロは流石に元スペックからはデチューンしてます。時代違うし。
実質名前とデザイン借りただけ、みたいな感じかな……
後で適当なスペック出すかも。

>>1です。

ごめんねごめんね。
風呂敷広げ過ぎて収拾がつかなくなってるので、
いま新しく書いてるから、また後日新スレ立てます。

最初の方で「ちゃんと完結する、大丈夫」とか言ってゴメンナサイ、大丈夫じゃなかった(´・ω・`)


アムロ「アレックスは伊達じゃない!」
シャア「見せてもらおうか、新しいガンダムの性能とやらを!」
上記どちらかのスレタイで立てる予定なので、また読んでください
予定では12月までには立てられる……かな……
待っててくれる人いれば、暫くお待ちください


html化依頼出しておきます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年06月11日 (木) 21:38:36   ID: 41_t0Y-X

チョンプファーはアレックスより遙かに遅くて装甲薄い設定なのにな
おまけにすっとろい実弾武器メイン
薬やり過ぎた妄想ですね

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