キリト「現実世界で会わないか?」 シノン「え?」 (44)

シノン「どうしたのよ急に。」

キリト「いやぁ、GGOでずいぶん世話になってるし、お茶でもと思ってさ。」

シノン「あんたって女の子をお茶に誘えたのね。」

キリト「お、お茶くらい俺だって誘えるよ!」

シノン「まぁいいわ、現実のキリトも見てみたいし。」

キリト「じゃあ場所は... ○○駅で。」

シノン「わかったわ、一応メールアドレス教えとくわ。」

キリト「あぁサンキュー、じゃあ2時間後に○○駅で。」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405861658

2時間後...

シノン「予定より10分早くついたわね... とりあえずメールを...」

キリト「予定より早くついちゃったな... とりあえずメールを...」

キリシノ「「ん?」」

シノン「黒いパーカーにジーパン... もしかして...キリト?」

キリト「てことは...君がシノン...?」

シノン「そ、そうだけど... なんか想像してたのと違う...」

キリト「どんなの想像してたんだよ...」

シノン「もっとゲーマーみたいな顔かと思ってたわ。」

キリト「俺をなんだと思ってんだ... まぁいいや、行くか。」

店員「ご注文は?」

シノン「アイスコーヒー1つ。」

キリト「俺もそれで。」

店員「かしこまりました。」



シノン「...にしてもあんた、案外可愛い顔してんのね。」

キリト「よく言われるよ。妹と姉妹に間違われることもあったなぁ...」

シノン「へぇ、妹さんいるのね。」

キリト「まぁな、シノンはあんまりGGOのアバターと変わらないな。」

シノン「あんたと違って性別を変えてGGOやったりしなからね。」

キリト「なっ... そ、それは仕方ないだろ!」

シノン「知ってるわよ。でも現実のキリトの方がなんか喋りやすいわ。」

キリト「? なんでだ?」

シノン「顔立ちが女の子っぽいからじゃない?」

キリト「......」

シノン「冗談よ、でも現実のキリトの方が喋りやすいのは本当よ。」

キリト「そ、そうか...」

シノン「で?これからどこ行くの?」

キリト「うーん、そうだなぁ... すまん決めてない。」

シノン「やっぱりね... ノープランだと思ったわよ。」

キリト「シノンは何か考えてきてるのか?」

シノン「考えてるわけないでしょ? 普通そういうのは男の役割よ。」

キリト「そ、そうだけど... うーん... >>8でいこう。」

とりあえず、
アスナとユイちゃんに
報告してくる。

キリト「ディズニーランド...とか?」

シノン「...あんた本気で言ってる?」

キリト「え?」

シノン「この時間に行ったって乗り物乗れるかわかんないわよ?」

キリト「そ、そうか... じゃあ... >>16

ジャスコ

シノン「人に頼ってどうすんのよ。」

キリト「えぇ、だって...」

シノン「だってじゃないわよ。」

キリト「こ、これ最後だから! >>20





すまん誰か受け継いでくれ

ホテル行こう

しょうがない書くか...

キリト「ホ、ホテル...」

シノン「...結果がこれ?」

キリト「はいすみません反省してます。」

シノン「まぁいいわ、じゃあいきましょ。」

キリト「...え?」

シノン「ホテル行くんでしょ?」

キリト「え...行くの...?」

シノン「しょうがないからね。」

キリト「マ、マジか...」

シノン「ほら、ついたわよ。」

キリト「こ、ここは... 旅館...?」

シノン「そうよ。だってようは泊まれってことでしょ? なら旅館でいいじゃない。」

キリト「な、なるほど...」

シノン「あんたまさかラブホテルとか想像してなかったでしょうね。」

キリト「....すまんしてた。」
 
シノン「....まぁいいわ、全額キリトが負担ってことで。」

キリト「な!?」

シノン「さ、いきましょ。」

キリト「くっ....」

シノン「とりあえず、温泉あるみたいだし温泉入りましょ。」

キリト「そうだな、じゃまたあとで。」


温泉


キリト「ふー、いい湯だな。 にしても今日は飛んだ1日だな...」

シノン「そうね、温泉が混浴だし。」

キリト「うんうん.... ってえぇ!?」

シノン「な、何よ突然。 書いてあったじゃない混浴って。」

キリト「そ、そうだったのか... ん?ちょっと待てよ...」

シノン「な、何よ?」  

キリト「ここってタオル禁止だよな... ま、真っ裸ってことか...?」

シノン「そうね... まぁもうしょうがないんじゃない? 起きちゃったことだし。」
 
キリト「ブクブクブク」

シノン「ちょっキリト!? なんで気絶してんのよ全く... しっかりして!」


今はここまで




キリト「う、うぅ....」

シノン「あ、起きた? 全く、突然気絶するからびっくりしたわよ。」

キリト「あ、あぁ、ごめん。 のぼせちゃったのかな...?」

シノン「私の体見たとたんに気絶したけど... 何?女の体に未練でもあったの?」

キリト「いや、そういうのはないんだけどな... ただちょっと刺激的すぎたというか...」

シノン「ふーん... キリトって案外変態なのね。」

キリト「....返す言葉もありません。」

シノン「まぁいいわよ、男なんて大概そんなものだしね。」

キリト「誰もがそうではないと思うぞ。」

シノン「少なくともキリトは変態よね。」

キリト「ふ、不可抗力だっただろ....」

シノン「それより、起きたのならお土産コーナーにでもいきましょ。」

キリト「...まぁ、いっか。」

お土産コーナー


キリト「へー、案外色々あるもんだな。」

シノン「そうね。 あ、このお饅頭いいんじゃない?」

キリト「そうだな...って買ってそれを誰にあげるんだ?」

シノン「両親...かしらね。 私友達とかあんまりいないし。」
  
キリト「そうか。 じゃあ俺も家族に買ってくか。」

シノン「全額キリトが負担だけど。」

キリト「え!? 旅館費だけじゃないの!?」

シノン「冗談よ。 キリトの財布事情くらいなんとなくわかるわ。」

キリト「なら旅館費も払ってくれると嬉しいんだけどな。」

シノン「あ、あそこにゲームコーナーあるわ、いきましょ。」

キリト「ひ、人の話聞けよ....」

ゲームコーナー


キリト「お、シューティングゲームがあるぞ。」

シノン「やってみる?」

キリト「よぉし、いっちょやりますか!」

シノン「ゲームになるとテンション上がんのねあんた...」



客A「すげぇ、あの人また記録更新したぞ...」

客B「あとちょっとで10万点... す、すごすぎる。」

シノン「ち、ちょっと、人集まってきたわよ。」

キリト「待ってくれ、あと少しだ...」

シノン「全く... しょうがないわね。」



ゲーム機「10万点クリアおめでとうございます! 景品をどうぞ。」

キリト「景品? す、すごい、モデルガンかこれ...?」

シノン「!?」

キリト「? どうしたシノン?」

シノン「ハァハァ...」

キリト「シノン!? おい大丈夫か!?」



シノン「...うぅ...」

キリト「大丈夫か、シノン。」

シノン「こ、ここは?」

キリト「俺たちの部屋だよ。 お前、突然発作起こしたんだ。」

シノン「そ、そうだったの... ごめん。」

キリト「大丈夫だ、それより... どうして発作を...?」

シノン「...私ね、銃やその写真を見ただけで重度のパニック発作を起こしてしまうの。」

キリト「そうだったのか... でもどうして?」

シノン「小さい頃ちょっと...ね。」

キリト「...無理するな、言える範囲でいいよ。」

シノン「ありがと。 ...GGOを始めたのは少しでも銃に慣れるためよ。」

キリト「GGOでは発作は起きないのか?」

シノン「GGOにいる間は... シノンでいる間は銃を見ても発作は起きないの。」

キリト「それでGGOに...」

シノン「そうよ... シノンが強くなれば、現実の自分も強くなる... だから私は戦う...」

キリト「..........」

シノン「なんかしめっぽい話しちゃったわね。 ほら、晩ご飯食べにいきましょ。」

キリト「...そうだな。」

晩ご飯


シノン「どうしたのよ、手、止まってるわよ?」

キリト「ん、あぁ、ちょっとな...」

シノン「...さっきのこと気にしないでいいのよ。 私は大丈夫だから。」

キリト「そうか...」


キリト「なぁ、シノン。」

シノン「ん?なぁに?」

キリト「このあとちょっといいか?」

シノン「えぇ、いいけど... 何かあるの?」

キリト「いや、ちょっとな。」





シノン「ずいぶん綺麗なところね。」

キリト「...なぁ、シノン。」

シノン「ん?」

キリト「シノンは... BOBで優勝したらGGOをやめるのか?」

シノン「わからないわ... でも多分やめないわ。 私の生きがいみたいなものだしね。」

キリト「そうか...」

シノン「どうしたのよ急に。」

キリト「俺はさ... さっきの話を聞いて思ったんだ。」

シノン「?」

キリト「似てるんだよ、俺に。」

シノン「似てる?私とキリトが?」

キリト「いやまぁ、すごい簡単なことなんだけどな。」

シノン「でも... それがどうしたのよ。」

キリト「あんまりガラじゃないんだけどな... 守らなきゃって思ったんだ。」

シノン「守る?私を?」

キリト「あぁ...  へ、変かな?」

シノン「...そんなこと言われたの初めてだし。」

キリト「いやまぁ、だから、その... 君のそのパニック発作?をどうにかしてやりたいって思ったんだ。」

シノン「...気持ちは嬉しいわ、でも無理よ。 何度もカウンセリングとかを受けたけど治らなかったわ。」

キリト「いや、そうじゃなくて... ずっと一緒にいる?と言いますか...」

シノン「はっきり言いなさいよ。」

キリト「...俺と付き合ってくれないか?」

シノン「ずいぶんとダイレクトね。」

キリト「お、お前がはっきり言えって...!」

シノン「いいわよ。」

キリト「え?」

シノン「...今日キリトと1日いてわかったのよ。」

キリト「な、何が...?」

シノン「...あんたが好き。」

キリト「マ、マジすか。」

シノン「あんたが守ってくれるって言ったとき... すごい嬉しかったわ。」

キリト「な、なんか恥ずかしいな...」

シノン「今日キリトにあって本当によかった。 ありがとね、いろいろと。」

キリト「どういたしまして。」

シノン「これからもGGOで... いや現実でもよろしく。」

キリト「あぁ、絶対守るよ。」

シノン「不倫とかしたら、ぶん殴るからね。」

キリト「あ、あぁ、わかってるよ...」

これにて完

適当だが許してくれ、つかれたんだ。

アスはいない設定だ(汗)

訂正

アスナはいない設定

おまけ

アスナ兄「アスナ、これやってみたらどうだ?」

アスナ「ん?なぁにこれ? ガンゲイルオンライン?略してGGO...」

アスナ兄「お前やってみたいっていってただろ?俺のナーブギア貸してやるからやってみたらどうだ?」

アスナ「え?いいの?やりたいやりたい!」



こうしてアスナはGGOを始め、キリトと出会うがその先は誰か好きに書いてくれ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年11月12日 (木) 23:26:08   ID: Q88N29Xq

www

2 :  SS好きの774さん   2016年03月09日 (水) 06:02:39   ID: kuALZDaH

あれ?アスナがいないとヒースクリフに負けるんじゃ

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