俺「メシ持ってきたぞー」ジュージュー
女「あ……あぁ、お肉だ!!」
女「頂きます!あちっ、あちっ」ハフハフ
俺「いい食べっぷりだな」
女「はぐっ、別の部屋に監禁してる私の彼氏にも食べさせてよっ」ハグハグ
俺「いや、お前の彼氏はもうお腹が空くことはないと思うぞ」
女「……?」モグモグ
俺「何故なら俺らが今居るここは、その彼の胃だからな」
女「!」
俺「ところで道徳の授業でもしようか」
女「……今日は何をする気なの?」モグモグ
俺「今食べてるお肉に感謝できるようになるビデオを見よう」
俺「撮りたてほやほやだよ」ピッ
女「えっ、うそ、彼氏じゃん!良かった、元気だ!」
女「えっ……?ウッ、オェェェェェエエエエエ!!!!!」ビダビダビダビダ!!!!
俺「こらっ!勿体無いだろう!吐くんじゃない!」
女「ああああああぁぁぁぁああああ!!!!!!ぎゃあああああ!!!!」バタバタ
カマキリじゃないですかヤダー
俺「そんなに慌てるなよ。巨人はうなじさえ斬らなければまた再生するんだから」
女「でも…でも…。私が彼の肉を食べたいことに変わりはないわ…」
俺「うまかったろ?」
女「…」
俺「うまかっただろ?」
女「正直…はい…」
女「ひっ……ひぃぃ……」ビクビク
俺「お、どうした?食べないのか?」
女「そっ、そんなの食べるわけ……」
俺「そうか、食べないのならこの肉どうしようかな」
俺「豚に食わせてもいいし、生ごみとぐちゃぐちゃに混ぜて腐らせるのもいいな」
女「あっ、ああっ……」
俺「で、どうする?食べるか?食べないか?」
女「……っ……食べ、ます……」
女「おいしい…正直おいしい…納得のおいしさ…」バクバク
俺「な?」
女「…あの、そのナイフしまってくれません?」
俺「ん? ああこれが怖くてあんなオドオドしてたのか」
女「刃物は嫌いなんです。私、プリキュアですから」
俺「!」
女「うぅ……うげぇ……」パクッ
女「おぇっ……んっ……ゴクン」
女「ぷはぁっ、はぁはぁ……」
女「……捨てられるならいっそ、こうして、体の中に……」
女「……お腹いっぱい……」サスサス
女「あ……赤ちゃんみたい……」サスサス
女「私と彼氏の……赤ちゃ……う、ううっ……ぐすっ……」
俺「さてっ、そろそろ…(ボロン」
女「っ!?」
俺「ほら、抜いてくれよ…溜まってんだよ…」
女「……わかったわ…」
俺「おっ♪それしゃぁ女「っ!」ブチッ!!
俺「ッギャァァァァァァッッッッッ!!!!!!!!!!!!」ダラダラ
女「ほらっ、お望み通り根っこごと引き抜いてあげたわ」
女「プリキュアなめんじゃないわよ!」
俺「だが残念、俺も巨人だ」シュワアァ ジャキーン
女「再生が早すぎる!」
女「……彼氏、彼氏……会いたいなあ……」ブツブツ
俺「おーい!ご飯持ってきたぞー」
女「あ……やった……彼氏来たあ……」ブツブツ
俺「今日は腕によりをかけて作ったからな!沖縄料理だ!」カパッ
女「えっ……」
彼氏の顔の皮「……」
俺「その名もチラガーの丸煮込みだ!」
女「あっ、ああ、彼氏だぁ……久しぶりぃ……今まで何やってたのよぉ……」
女「あんた、ちょっと顔色悪いよぅ……せっかく赤ちゃんがいるんだから、体を大事にしてよぅ……」サスサス
俺(ん?妊娠って、まさか……)
女「うなじを一気に撃ち抜かないとダメっぽいわね」
俺「しゃぶる?しゃぶらない?今なら再生したてだからあったかいよ?」
女「リーネちゃん!私がしゃぶってる間にうなじを撃ち抜いて!」
リーネちゃん「分かったよ!芳佳ちゃん!」
俺「ぬわぁー!」
女「やった!」
-完-
俺「今日からここでプロデューサーをすることになった俺です!よろしくお願いします!」
のヮの「皆!プロデューサーですよ!プロデューサー♪」
ごめん
また別のが始まったか
いいかげんにしろよ
俺「まさか捕まえる前に彼氏くんが中出ししてたとはなー」
女「はぁっ、はぁっ、ひっ、ひっ、ふー」
俺「おっ、頭が見えてきたぞ!もうすぐだ!」
赤ちゃん「オギャアアア」
女「あっ……赤ちゃんっ……生まれてくれたぁ……」
赤ちゃん「オギャアアア」
俺「よしよし、この子はちゃんといいようにしてやるから」ガチャ
女「あっ……だ、抱かせてよっ……ちょっとだけ……」
俺「まあまあ、後だよ後!まずは洗わないとな!」
俺「お待たせー」
女「あっ……やっと来た……遅いよぅ……早く抱かせて……名前も決めてるんだからぁ……」
俺「いや、名前は俺が決めたぞ!その名も、『二人の愛の結晶の丸揚げ』だ!」カパッ
女「……えっ……えっ?」
女「あ……ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいい!!!」ガリガリガリガリゴチンゴチンゴチンゴチン
>>44
俺のに言ってるなら気にするな
ただのボケだ
おわり
>>47
遊んですまんな
>>47
乙
いつも通りに定時にバイトを終え、駐輪場に向かう。
駐輪場に立つ古い時計台の針は、午後9時を指していた。
自分の自転車の位置に付き、鞄から可愛いアクセサリーの付いた鍵を取り出す。
鞄を籠に入れるべく、留め具を閉めようとするが――
鞄は地面に落ち、中身がぶちまけられた。
私は体を抑えられ、口に布が当てられていた。
柔軟剤の香りがほのかに残るそれは白地のシンプルなハンカチだった。
ドラマでよく見るシーンが頭によぎる。
誘拐や拉致に使われる常套手段だ。
が、しかしこのハンカチからは薬品のような匂いはしない。
私を抑える人間は、何をしたくてこんな事をしてきたのか。
――この間、約数秒といったところか。
やけに冷静に、無意味なことばかりを考えるお花畑な脳を、私はなんとか機能させる。
後ろを振り返り、犯人の顔を見ようとした。
しかし、それは叶わなかった。
意志に反して反り返る身体。
犯人の目的は口元のそれではなく、腰に当てられた物のようだった。
電流が身体中を駆け巡る。
私の意識が沈むのに、そう時間はかからなかった。
朦朧とする意識の中で、ただ一つだけ分かったのは
私はこの匂いを知っている…。
>>1に続く
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