まどか「魔法双女まどか☆ハエタ」 (533)

前書

百合だけどふたなり
エロあり
奇麗じゃない恋愛模様あり
サニーデイライフ的魔法少女全員集合状態からスタート

※叛逆ネタあり
※まどほむ以外もあり

諸行無常

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まどかの部屋


まどか「……んぅ……んん……」

まどか(寝苦しい……なんか、変)ハァハァ……


カチッ コチッ……


まどか(体が熱い……)ハァハァ……


カチッ コチッ……カチッ コチッ……


まどか「ぅ……ん……はァッ…………」


カチッ コチッ……カチッ コチッ……カチッ コチッ……


Qべぇ「まどか?」

まどか「んひぃっ!? きゅ、Qべぇ?」

Qべぇ「何か様子がおかしかったからね」

まどか「の、覗いてたの!?」

Qべぇ「それは誤解だ。
    僕たちは君たち魔法少女の魔力の乱れを感知して
    こうして現れているんだ」

まどか「……」

Qべぇ「何も四六時中君たちを監視しているわけじゃないよ」

まどか「そっか、ごめん……」


Qべぇ「気にすることはないよ。
    それよりどうしたんだい?

    と、聞きたいのはそっちの方だろうね」

まどか「う、うん……」

Qべぇ「ともかく、魔力の乱れがある以上、身体検査する必要がありそうだね」

まどか「ぇ……見るの?」

Qべぇ「服を脱いでくれるのならそれにこしたことはないけどね。
    それが嫌なら魔力の測定をすることになるから、
    魔法少女に変身してもらえるかな?」

まどか「うぅ……変身で、お願いしますぅ……」

Qべぇ「……一応言っておくけど、
    僕たちは君たちに劣情を催すことはないんだよ?」

まどか「れつじょ……! は、恥ずかしいだけだよ!!
    そういうのは察してよ!!」


Qべぇ「やれやれ」

まどか「んもうっ。じゃあ、変身するからね」


ヘンシィィィン


まどか「……どう、かな?」

Qべぇ「ふぅむ……」ジーッ



まどか「……」

Qべぇ「……」



まどか「?」

Qべぇ「……」



まどか「……」モジモジ

Qべぇ「……」



まどか「……」ソワソワ

Qべぇ「……」

まどか「……」キョロキョロ


Qべぇ「鹿目まどか 君は」

まどか「はい?」










Qべぇ「男の子だったのかい?」

キュピーン

まどか「Qべぇの馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!」

Qべぇ「待つんだまどか!
    とりあえずその弓はしまった方がいい」

まどか「ふぅ……突然何を言い出すのかと思えば……」

Qべぇ「確かに突拍子もないことを言ったね。
    でも魔力を見て真っ先に異変があると思ったのは、
    君の股間だったんだよ」

まどか「こかん……」

Qべぇ「そして少女にあるまじき、無限大のパワーを見つけ出して、
    僕はその無限のパワーを持つ生物に心当たりがあった。

    だからあくまでそう聞いてみたんだけど、
    やっぱり君は女の子であることは間違いないみたいだね。
    
    その部分以外は正常な女の子の体だ」



まどか「……無限の、パワー?」

Qべぇ「そう。

    年のころは14歳 中学二年生の男子が持つ特有の、
    無限大かとも思われる性欲を、君は今もてあましているんだ」

キュピーン

まどか「Qべぇの馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!」プルプル

Qべぇ「待つんだまどか!
    三本の矢を一挙に打つ芸当なんていつ身につけたんだい!?」

まどか「ふぅ……私のからだ、どうなっちゃってるの?」

Qべぇ「というか、君は自分の体に違和感を感じないのかい?」

まどか「……変だなぁ、とは思うけど……」




Qべぇ「じゃあ、その股間にぶら下がっているモノ♂に気づいていないというわけか」

まどか「へ?」

Qべぇ「僕を後ろを向いているから、見てみるといい」クルッ

まどか「……」














♂「オッス」


まどか「え」

♂「オッスオッス」

まどか「―――!?!?!?!?!!?!?!」スヒュー スヒュー

Qべぇ「声にならない叫びをあげているようだね。
    騒ぎにならなくて結構だよ」

まどか「え、あ、あ、あ、あの、これ、 これ、 これって」

Qべぇ「……そうか、君は見るのは初めてなのか。
    実際僕たちも実物を見たことはないけれど、
    それは男性のペニスそのものだよ」

まどか「ぺっ!?」

Qべぇ「言い方が悪かったかな?

    おちんちんといってもいい」

キュピーン

まどか「Qべぇの馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!」ギリギリギリギリ……

Qべぇ「待つんだまどか!
    まずはその攻城兵器ばりの丸太のような矢をしまって
    それからそれに負けず劣らずたくましいモノ♂を隠した方が僕はいいと思う!

    大きさは関係なしに凶暴性は引けを取らないビジュアルだよ!!」




まどか「……っ……ふぇぇええぇん……
    私、おんなのこなのにぃ……」ポロポロ

Qべぇ「……僕たちに感情はないけれど、
    今までいろんな人間を見てきたから、
    少しは君の気持を考えることができるつもりだ。

    きっと君は、今まで味わったことがないような
    辛い思いをしていることだろう」

まどか「うあぁぁぁぁぁぁぁん……」メソメソ

Qべぇ「そんな君に、プレゼントだ。

    これを使うとその症状も緩和されることだろう」


まどか「え?」

Qべぇ「受け取ってくれるかい?」




エロ本とティッシュ「オッスオッス」




キュピーン

まどか「Qべぇの馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!」

Qべぇ「待つんだまどか!
    発射と同時に拡散しそうな矢を構えるんじゃない! 

    ともかくその性欲を抑えないことには君は大変なことになる!」



まどか「大変な、こと?」グスッ

Qべぇ「ソウルジェムを見てみるんだ」

まどか「ソウルジェムが、どうかしたの……?」ゴソゴソ メソメソ



まどか「……え」

Qべぇ「そう。どうやら君の性欲がたまりすぎると穢れもため込むことになるようだ。」

まどか「そ、そんな……」

Qべぇ「この雑誌とティッシュで連想した通り、君はオナニーをするべきだろう。
    性欲を処理しないことには、君の身がどんなことになるか……」

まどか「っっ!?」


Qべぇ「正直、僕たちにとって君の今の状況は興味深いものだ。
    本来なら穢れがたまりきった魔法少女に対する救済措置というものは
    原則として禁止されているんだけど、
    今回だけは、観察を延長するための特例が認められた」

まどか「なんとか、してくれるの?」

Qべぇ「明後日までにその穢れが何とか出来ていなければ、
    僕たちの方で強制的に君の性欲を解消させる方法をとらせてもらう」

まどか「え」

Qべぇ「その方法は模索中だけどね」

まどか「……あさって、までに……」

Qべぇ「それと、君のそのペニスなんだけど」

まどか「……」

Qべぇ「聞いてるかい?」

まどか「! う、うん」

Qべぇ「魔力のコントロールによって、ある程度は隠すことができるみたいだ。
    気分を落ち着かせて、全く別な事を考えるようにすれば、
    その間はペニスも姿を潜めるだろう」

まどか「そ、そっか……それは、よかったけど」

Qべぇ「しかし、リビドーが高まってくるとそうもいかないよ。
    どうやらこの事例を人にばれてはいけないようだから、
    そこのところはうまくやってくれ」

まどか「うまく、って」

Qべぇ「そこのとこは人間の方が詳しいだろう。
    僕に助言できるのはここまでだ」

まどか「……そう、なんだ」

Qべぇ「とりあえずこちらでも原因と解決法を追ってはみるよ。
    ただ、相当時間はかかるだろうから覚悟はしておいた方がいい」

まどか「……うん」

Qべぇ「それじゃあ、何かあったらまた連絡するよ」ヒョイッ

まどか「……」


エロ本「オッス」

まどか「……」ジーッ









ペラッ

まどか「……」

ペラッ

まどか「?」

ペラペラ……

まどか「!?!?!?!!?」








ペラ


ペラ



ペラ





ペラ







ペラ









ペラ










ペラ……



………………


翌朝
登校路

まどか「……一睡もできなかったよ」

まどか(そりゃ、少女マンガとかで
    エッチなことしてるシーンとかは最近多いけどさ……

    あんなど直球でエッチなことしてる漫画なんて、見たことないよ

    結局オナニーなんてできなかったし……)モジモジ

まどか「っ! だめだめ、集中しないと……」ブツブツ

まどか(気を緩めたら、アレが出ちゃいそう……
    何とか隠し通せてるんだから、このまま維持しないとっ!)



さやか「まーどか!」

ドンッ

まどか「きゃっ!」

さやか「おはよーっす!」

まどか「お、おはよう。さやかちゃん」

さやか「あれ? なんか元気ない?」

仁美「あら、まどかさん今日は確かに顔色が変ですわね」

まどか「え、ああ、ちょっと寝不足で、変な感じなんだよね」モジモジ

まどか(あぶなかったぁぁー!)


さやか「ほんと、なんか変な感じ。熱ある?」ピトッ

まどか「っ だ、大丈夫だよ」

さやか「本当? なんか悪い所あったらちゃんと言ってね?」

まどか「あはは、本当なら保健係の私がそう言う立場なんだけどね」

仁美「持ちつ持たれつですわ。そういう時はちゃんと周りに頼ってください」

まどか「うん、ありがとう、二人とも」



まどか(やさしいなぁ、二人とも)




まどか(でも、こんなに優しくしてくれてるのに……

    なんで、)









まどか(なんでっ こんなに興奮するのかなぁ……?)ハァハァ




まどか(さやかちゃんに触られただけで、一瞬アレが生えた、かも……
    誰も気づいてないみたいだけど生えてきた感じがした。

    この状況、もしかしてすごくやばいんじゃ?)




さやか「で、仁美。あんたまたラブレター貰ったんだって?」

仁美「貰った、というより、机の中に、ですけど」

さやか「はぁ? 今度のはこれまた根性無しね!」

仁美「それもそうですわね」クスクス

さやか「ったくー、仁美をちゃんと任せられる男は現れないもんかね。
    さやかちゃんは心配ですよ」

仁美「もう、さやかさんに心配されなくても、
   私、ちゃんとお相手くらい選べますわ」

さやか「仁美はおっとりしてるから心配なんだよ~」

仁美「それでは、おっとりしていないさやかさん」

さやか「え?」

仁美「スカートのホックが一つはずれていましてよ」ゴニョゴニョ

さやか「っ!?」(/////

まどか「っ」ピクッ




さやか「ま、まじでぇー ちょ、これパンツ見えてるじゃん……!」ゴニョゴニョ

まどか「……」ジーッ

仁美「いつか気づくと思ってほかの方には見えないように、
   こうやって寄り添って歩いてたんですけど?」

さやか「ごめん、まじで。ありがとね。

    ていうか、普通に教えてもよかったんだよ」ゴソゴソ

まどか「……」ジーッ

仁美「それはまぁ、おっとりしていましたわ」クスクス

さやか「この小悪魔めっ! このっぉ!」

仁美「いやっ! ちょっと、くすぐらないでください!
   完全に逆恨みですわ」キャッキャウフフ

さやか「恥ずかしい思いをお前もするがいいー!」キャッキャウフフ

仁美「あっ、ちょ、そこは……あぁっ、ん……」




まどか「……」





仁美「やめなさいっ」ペシペシ (////

さやか「ふぅ、やりすぎた」ツヤツヤ

仁美「まどかさん、この人のことちゃんと止めてくださいまし」コホン




まどか「へ? あ、ご、ごめん。
    見とれてた」




さやか「……はぁ?」

仁美「ま、まどかさん、いけませんわ……!
   その恋は茨の道。叶わぬとわかって突き進むあなたの志は認めますが、
   それでも、やはり私には……」

まどか「うん、なんでもない、なんでもないよ」ボンヤリ

さやか「……ちょ、ちょっと?」




………………


学校 玄関

まどか「……」

さやか「ちょ、まどか、やっぱり調子悪そうだよ」

仁美「そうですわ。何か悩み事でもあるんですか?」

まどか「……ご、ごめん。二人とも、やっぱり私ちょっと、体調が……」

さやか「お、おう。ようやく素直になってくれたか。
    大丈夫?」

仁美「このまま帰るよりは、一度保健室によった方がいいかと……」

~~~~~テレパシィ

まどか『ごめん、さやかちゃん』

さやか『ん?』

まどか『ちょっと、仁美ちゃんには話せないことが……』

さやか『……魔法少女に関すること?』

まどか『う、うん。多分』

さやか『そっか。わかった』

~~~~~




さやか「あ、仁美。私がまどかを連れてくよ。
    だから鞄持ってってくんない?」

仁美「ええ、それがいいですわね。
   先生には私から伝えておきますわ」

まどか「ありがとう、仁美ちゃん」

さやか「ん、よろしくねっ」



仁美「……大丈夫かしら」





………………


保健室

ガラッ

さやか「失礼しまーす」

ほむら「……」

まどか「ほ、ほむら、ちゃん……!?」

ほむら「ごめんなさい。立ち聞きするつもりはなかったのだけど」

さやか「あー、あの会話聞こえてたんだ?」

ほむら「保健室の先生は用事があっていないわ。
    この時間はいつもそう」

さやか「詳しいわね」

ほむら「最初の時は通いづめだったから」

さやか「今のあんたを見てると病気どこ行ったのって感じだけど」

ほむら「魔法少女だもの、治るものは治るわ」






まどか「……あ、あのぅ」


さやか「あ、うん。そうそう。で、結局どうしたのさ、まどか」

ほむら「何か、異変があったの?」

まどか「……ぁ、えと……」

ほむら さやか「?」





まどか「…………っ」

まどか(どうしよう
    
    さやかちゃんと二人きりなら何とか言えそうな気がしたんだけど……
    ほむらちゃんにまで聞かれちゃうのは、なんだか恥ずかしすぎるよぅ……!)





さやか「……言いにくいこと、なのかな?」

ほむら「……」

まどか「あ、あの……あの……、あの……」

ほむら「大丈夫よ。まどか。
    話さないことを責めてるわけじゃない。
    
    落ち着いて、話せるようになったら話してくれたらいいの」

まどか「……ぁ」

さやか「そうそう。いつでも頼ってくれていいんだよ」

ほむら「どんなことでも、貴方の力になってあげるわ」

まどか「……うん。ごめんね、二人とも」



さやか「……と、じゃあ何かあったらテレパシィで、
    あ、個人指名だったら携帯に連絡してね」

ほむら「そうね。どちらでも構わないわ」

まどか「ありがとう。さやかちゃん、ほむらちゃん」


ガラガラ……

まどか「……」
























まどか「……ふぅ……」



































































まどか(も う げ ん か い)


まどか「……」ハァ ハァ



ゴソゴソ



まどか「……っ」ゴクリ










ソッ



まどか「んんぅっ!」ビクッ

まどか「……」ドキドキ


まどか(す、ごい……これ……触っただけで、気持ちいい……)

スッ

まどか「ぁっ……」ビクッ

スッ

まどか「ぁはっ……んっ……!」ビクッ

まどか(こんな、単純に擦っただけで、すごく気持ちいいなんて……)

まどか「はぁ……ゃ、んくっ……!」ピクピク





………………


学校敷地内 保健室前の窓近く

杏子「お、ここが保健室か」



杏子(まどかのやつが様子がおかしいみたいだから来てみたわけだけど……
   認識操作の魔法でまどかの教室に行っても居ないからきっとここだろうな)

杏子「いっまなっらどっこでっも 潜入―しほーだーい」ガラッ

杏子「おっじゃましまーす」



まどか「はぁ、はぁ……んっ……っくぁ……」ビクビク




杏子「んのおおぉぉほほおおおぉぉぉおおお!?!?!?!?」

ドタバタドタバタドタバタ……








窓の外

杏子「!?!?!?!!??!?!?!?!?!?!?!」キョッットォォォォォォン







まどか「んぁ、やぁ……ぅくっ……」

杏子(えっ? えっ!? あれって、
   嘘、だろ?)ドクンドクン



まどか「ぁ、ぁぁあっ……気持ち、いいよぉ……」ハァハァ



杏子(あいつ、まほーしょーじょじゃねーじゃねーか!!
   しょーじょじゃなくて……お、お、お、お、とと……)バクンバクン

チラッ

杏子(……)




まどか「んぁぁっ、あはぁ……んっ」シュッ シュッ




杏子(オチンチンツイテルンデスケドー!?!?!?!?!)ドクンドクン







マミ「……そこに、誰かいるの?」

杏子(あ、やべっ)ソソクサ



マミ「……きのせい、かしら」




草影の杏子(流石マミだな。私の認識操作なんてもろともしない、か)

マミ(今のは認識操作の魔法。佐倉さんが得意としていた技だけど、
   ここにあの子が来るはずないわよね)

杏子(……)

マミ「……あら?」

杏子(何見つけてんだ?)

マミ「もう、誰かしら」テクテク

杏子(あ)





マミ「誰かしら、保健室の窓開けっ放しにしたのは……」

杏子(ごめぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!
   どっちに対してかは分からないけど、
   ごめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!)スタコラ




マミ「……」

まどか「ぅく、ぁ、は……変……なの……」シュッ シュッ

マミ「……」

まどか「変なの……来ちゃう……」シュッ シュッ

マミ「……」



まどか「……っぅ、ぅぁ、……ぁぁぁああっ!」ビクビク

ビュルビュルゥ……

マミ「……」





まどか「は、ぁ……はぁ……」

ビュ  ビュ

まどか「……ん」シュッ シュッ

……ビュッ



ハァ ハァ ハァ ハァ







ハァ ハァ ハァ
















ハァ ハァ














まどか「……はぁ」







まどか(あああああ)



まどか(あああああああああああ)


まどか(……しちゃった……本当にしちゃった……
    オナニーしちゃった……)ゲンナリ



まどか(何してるんだろ、私)グスッ

まどか(私、魔法少女なのに、何で、女の子なのに、なんでぇ……)グスッ グスッ



まどか(……でも……)






まどか「はっ!?」

まどか(か、片づけなきゃ!! めちゃくちゃ床に出しちゃったし!!)ゴソゴソ

まどか(ひぇぇぇぇぇっ!? こ、こんなに出したの私!?
    あ、ああ、それより片づけないと)

ヌチャァッ

まどか(ふぇぇぇえ……プルプルしてるぅぅぅっ!)



ドタバタドタバタ




まどか「よ、よしっ」

スー ハー

まどか(……におい……が……する?


    ! そうだ、換気!!)

スタタタタ

まどか(ひぃぃぃぃ!?!? あ、開いてるぅぅぅ!?!?!?!)

まどか(誰か、見てたりとかは……)キョロキョロ





カツ カツ カツ

まどか(きゃぁぁぁっ! 先生戻ってきた!
    早くベッドに戻らないと!!)

カツ カツ カツ



………………


一時限目終了直後

まどか「ただいま。 ごめんね、二人とも、心配させちゃって」

さやか「お、顔色良くなったね」

まどか「う、うん。実は朝ごはん食べてないの忘れちゃってて、
    少し落ち着いたから大丈夫」

さやか「さては何かおやつをぱくつきましたなー?」

仁美「あらあらいけませんわよ。そんな悪い子には」スッ

まどか「? 仁美ちゃん」

仁美「内緒ですわよ?」つ飴

まどか「わぁ、ありがとう、仁美ちゃん」

さやか「ねぇねぇ仁美 わたしにはー?」

仁美「内緒に得きるかどうか怪しいので、あげません」

さやか「まどか贔屓だー!」

仁美「それを言うなら普段の貴方も大概まどかさん贔屓でしてよ?」クスクス

まどか(ありがとう、仁美ちゃん。 でもごめんなさい……

    私、本当はオナニーしてすっきりしてきただけなんです)ズゥゥゥン……


~~~~~

さやか『本当に大丈夫?』

まどか『うん。もう大丈夫。心配掛けてごめんね。
    ほむらちゃんも、心配してくれてありがとう。

    ……だから、その重箱は後でみんなで食べようね』

ほむら『……』ホムゥ

~~~~~


和子「はーい、皆さん席についてくださーい」



………………


昼休み 屋上

さやか「美味い!」

まどか「うん、美味しいよ、ほむらちゃん」

ほむら「そう、張り切って作ってきた甲斐があったわ」

マミ「本当。暁美さんって何でもできるのね。羨ましいわ」

ほむら「あなたほどではないわよ」

杏子「……」モグ

さやか「? 杏子? どうしたー?
    いつものあんたなら『美味いぜー!』とかいいながらガツガツいくでしょ?

    ていうか、あんたも平然と学校に入り込むようになったわね……別にいいけど」

杏子「へ? あ、いやぁ、別に何でもねーよ。
   味は美味いぜ。確かにこりゃ毎日食いたいな
   おにぎりの塩加減も最高だ」ポロッ

ほむら「そう。それはよかったわ」

まどか「あ、杏子ちゃんってば」

杏子「ん?」

まどか「ほら、ご飯粒ついてるよ」クスクス

ソッ

杏子「ぃっ!?」ビクン

まどか「え?」



杏子「……」(////

まどか「?」

シーン……




杏子「ほぇ、あ、悪い! ボーっとしてた」

マミ「どうかした? 佐倉さん。やっぱりさっきから様子が変……」

杏子「あー、あれだ。いつもマミのを食ってるからな。
   いつもと違う味がなんだか新鮮だったんだよ。そんだけ。

   ま、もちろんどっちも美味いんだけどな」

マミ「あら、あらあら……そう褒められちゃうと何も言えないわね」クスクス

ほむら「……」ソワソワ

さやか「まんざらでもないほむらちゃんなのでした」

まどか「あははっ♪」









………………


放課後

まどか「じゃぁ、またねー!」

さやか「ばいばーい、まどかー」



さやか「~♪」

Qべぇ「……美樹さやか」

さやか「おわっ、あ、あんたか。
    何? 魔女でも現れた?」

Qべぇ「いや、そうではないけど、
    君たちにとっては、魔女と戦うより辛い現実を伝えなくてはならないかもしれない」

さやか「……はぁ?」

Qべぇ「一緒に来てくれるかい?」


さやか「……まぁ、いいけど。じゃあまどかも一緒に」

Qべぇ「それはやめてくれないか?」

さやか「はぁ?」

Qべぇ「まどかに知らせるべきかどうか、
    それを決めるのは僕たちでは無理だった。
    
    だから、まどかを除いた四人の魔法少女に決めてもらいたいんだ」

さやか「……あんたたちが慎重にならざるを得ないほど、
    まどかにとって大事なことなの?」

Qべぇ「その通りだ。
    あるいは、命にかかわるかもしれない」

さやか「そう、わかった。
    じゃ、みんなを早く集めないとっ」

Qべぇ「暁美ほむらは僕に任せて、杏子とマミに連絡してくれないか?」

さやか「うん。わかった」



………………


移動中さやか


タッタッタッタッタ


トゥルルルルル……

さやか「マミさん!」タッタッタッタッタ

マミ「あら、美樹さん。どうかしたの?」

さやか「えっと、ですね。実はまどかのことで話があるって、
    Qべぇが言ってるんですけど」タッタッタッタッタ

マミ「……」

さやか「……マミさん?」

マミ「……ごめんなさい……その話、私は、聞きたくない……」

さやか「は、はぁ? どうしたんですか、マミさん」






マミ「私、その話が何だかわかる」

さやか「え」

マミ「ごめんなさい。私は、その話を聞くには……
   心の準備ができていないわ……」

さやか「……マミさん」

マミ「落ち着いたら、ちゃんと話を聞くから……ごめんなさい」

さやか「ううん。大丈夫、です。きっと。
    何かあっても、私が何とかしますから」

マミ「……」

プツッ


さやか「……とにかく、杏子のところへ急ごう」



………………


どっか

杏子「……はぁ……」

モンモン

杏子「……」ソワソワ

モンモン

杏子「んー……」





杏子(……やっぱり、あれは見間違いじゃないよ、な)





さやか「杏子ぉ!!」スターン!

杏子「わっ! び、びっくりさせんなよな!」

さやか「ごめん。でも、一大事、かも」

杏子「かもってなんだよ」

さやか「とにかく、まどかに関することで話があるから、
    今すぐほむらの家に行くよ」

杏子「え、ま、まどかのこと……?」

さやか「……何よ、あんたまで詳細知ってるの?」

杏子「知ってるというか、見ちゃったというか……」

さやか「はぁ?! はっきりしなさいよ!!」

杏子「悪い悪い。でも、私もはっきりしてないんだ。正直、混乱してる」

さやか「……」

杏子「……」

さやか「……そっか、そう、だよね。
    大事なことなんだもんね。慎重にもなるわ、そりゃ」

杏子「う、うん。多分……」

さやか「それじゃあ、Qべぇがちゃんと教えてくれるらしいから、それを聞きに行くよ。
    それでいい?」

杏子「ああ。それでいい。
   ともかく急ごうぜ」


………………


ほむらの部屋


ほむら「いいから早く話しなさい」

Qべぇ「待つんだほむら!
    僕の耳をアーティスティックに結ぶんじゃない!」

さやか「おじゃましますブフォォ!!」

杏子「じゃまするぜブフォォ!!」

Qべぇ「ほら、君のせいで真面目な話をするつもりだったのにぶち壊しじゃないか」

ほむら「だ ま り な さ い」

Qべぇ(悪魔的……!)

杏子「ちょ、解け解け!! 真面目な話をするんだろ!?」ワシャワシャ

Qべぇ「ッぷい……まったく。型が付いたらどうするんだい?」

さやか「全く、拷問がお茶目すぎるわよ。
    で、話って何なの?」




Qべぇ「さて、よく集まってくれたね。
    聞いての通り、僕は今からまどかの身に起こったことを説明する。

    ただ、そのためには君たちにも覚悟が必要だ」

さやか「……」ゴクリ

ほむら「……」

杏子「……」ドクン……



Qべぇ「大丈夫、かな?」

さやか「大丈夫」コクン

ほむら「早く話しなさい」

杏子「……大丈夫、だぜ」ドクン……
















Qべぇ「まずは現状を単刀直入に言おう。

    鹿目まどかには、ペニスが生えている」



さやか「……」

ほむら「……」

杏子「……!」ドクン


















さやか「……ちょ、待って」

ほむら「……」グッ

杏子「……」








さやか「……いやいやいや、そりゃないわ」

ほむら「……」グッ グッ

杏子「……」








さやか「ないないない、だって、まどかだよ?
    あの子は天使なんだよ?」

ほむら「……」イエスイエスイエス!

杏子「……」







さやか「鹿目=天使=まどか ってくらいあの子は天使なのに、
    いやそれなのに、ぺ、ペニス?
    生えてるわけないよ。ねぇ?」

ほむら「……」ガッツポォォォォズ







さやか「ほむらうっさい!!」ペシン

ほむら「ほむっ!」



Qべぇ「大方予測通りの反応だったね。
    だけど、受け入れてもらわないと困る。
    
    これは、鹿目まどかの生死にかかわる問題なんだ」



さやか「生死に……かかわる……」ゴクリ

ほむら「……(まどかの)精子にかかわる……」ゴクリ

さやか「んもうあんた黙ってなさい」

Qべぇ「真面目な話。まどかの性欲を解消しないことには彼女は死んでしまうかもしれない」

さやか「さらっと言うな! それって、え、でも、それは……」

Qべぇ「というわけで、僕は真っ先に鹿目まどかにこれをプレゼントしたわけだけど」

エロ本&ティッシュ「久しぶりだな」

チャキーン ガシャコン


さやか「あたしってホント馬鹿……こんな淫獣が目の前にいたのに野放しにしていたなんて」

ほむら「どいて美樹さやか。そいつ殺せない」


Qべぇ「待つんださやかほむら!
    刺すにしても撃つにしてもその位置じゃお互いを傷つけ合うだけだ!」





Qべぇ「とまぁ、オナニーを勧めたわけだが……
    僕たちの方でいろいろと調べた結果、それは間違いだった」

さやか「……間違い?」

Qべぇ「今の鹿目まどかは、とある呪いによってペニスが生やされているという状況だ。
    その呪いを解くのはやはり魔法少女なんだけど、
    
    鹿目まどか自身の力でそれは無理なんだ」

ほむら「……」


Qべぇ「今の鹿目まどかは呪いに侵食され、同化しつつある。
    この呪いを、ひとまず『ふたなりの呪い』と名付けよう。
    つまり今のまどかは、そのふたなりの呪いに侵され、
    呪いと同化している。

    ふたなりの呪いの力をもってしてふたなりの呪いを消し去ることは不可能なんだ」

さやか「……どうして……?」

Qべぇ「白いキャンパスに黒の絵の具が落ちたとしよう。
    その黒を消すために灰色の絵の具を使っても意味がないだろう?

    黒を消すためには、白の絵の具が必要なんだ」

ほむら「……つまり」

杏子「はっ!? え、まさか……」



Qべぇ「鹿目まどかのふたなりの呪いを抑えるためには、

    君たち魔法少女が、鹿目まどかの呪いに立ち向かわなくてはならないんだ」

さやか「それって、まさか」



Qべぇ「そう。
    君たちの手で、鹿目まどかの性欲を処理しなくてはならない。

    そうしなければ、彼女の魔法少女としての運命は終わりを告げるだろう」



さやか「……」

ほむら「……」

杏子「……」ドキドキ


Qべぇ「……とはいえ、一応君たちの意思次第だ。

    これからどうするかは君たちで決めてくれ。
    ただし、僕としては君たちにまどかの性欲処理をお願いしたいね」

さやか「や、やるわよ! やるけど……」

Qべぇ「なら、なるべく早い方がいい。
    明日の夜までに一度彼女に性的接触をしないと、
    僕たちは別な魔法少女を説得することになる」

ほむら「……っ 別の……魔法少女」

Qべぇ「ああ。まどかを失うわけにはいかないからね」

杏子「……けっ……」

Qべぇ「それと、この事実を鹿目まどかに伝えるかどうかは君たちに任せるよ。
    僕たちの知能では人間の心理を理解するのは難しいから、
    このデリケートな問題はなるべく君たちで処理してくれないかな」

Qべぇ「じゃあ、よろしく頼んだよ」





さやか「……」

ほむら「……」

杏子「……」


………………

21日くらいにまた現れるかも


夕方
まどかの部屋



まどか「……はぁ……」ゴソゴソ

まどか(……信じられない。今日、こんなものをぶら下げて学校に行ってきたなんて……)

ポロン

まどか(あれ?)ヘニャリ

まどか(そ、そっか。そういえば昔見たパパのは、こんなだったなぁ。

    大きくなったりするって聞いてたけど……
    初めて大きい状態を見るのが、まさか自分のだなんて)ゲンナリ





まどか(……)ジーッ





まどか(て、いうか、何まじまじと見つめてるんだろう、私……!!

    こんなの嫌なのにーぃ!!)ゴソゴソ

まどか「……はぁ」



まどか(でも、一回出したからかな。
    一応おとなしい、けど……

    ああ、だめだめ、考えると変なことまで思い出しちゃいそうっ!)ブンブン




まどか「そうだ!」



まどか(少女漫画雑誌を買ってきたんだった!

    いつもは、気に入った漫画だけ後から中古で買ってるんだけど、
    今日は気を紛らわしたいってのもあって衝動的に買ってしまったのでした……)ゴソゴソ

まどか(雑誌で買うのは久しぶりだなー♪

    せっかくだし気になってたほかの漫画も見てみよーっと!)







………………

………………

数十分後

まどか「……ん……むぅ……」モゾモゾ

まどか「……はっ!? だめだめ……」

ペラ


ペラ


まどか(だから、なんで濡れ場ばっかりー!?)(////  ムラムラ



まどか(よりによってこんな回を買っちゃうとはぁぁぁ……)ズーン

まどか(ううぅ……面白いから読んじゃったけど)



♂「ムクムク」



まどか「はぅぅ……」ピクッ


まどか(先っぽが、パンツにこすれて……
    なんか変な感じ……)


ジワァッ




まどか「え」

まどか(……濡れて、る?)

ゴソゴソ





まどか「ふわぁぁぁあっ!?」

まどか(え、え、え、私、コレの先っぽまで濡れるくらい興奮してたの!?

    いや、いやいや、ていうか、濡れたことなんて……ない、とは言えないけど、
    でもこんなに濡れたことなんてないし!)





まどか「……っ」ソッ

まどか「んっ……」ピクッ

ツ……

まどか「ひぇぇ……」

まどか(まさか、男の人も、濡れるの……?

    この先っぽから出てるの、これは……えと、なに?)

まどか「……病気とかじゃ、ないよね」


数分後




まどか「……」

まどか(カウパー……我慢汁……
    とりあえずそういうものだということはわかったけど……

ゴソゴソ

まどか(情報ツールとして昨日のエッチな本を選んだのは大失敗だったかな……)ハァハァ……




♂「ギンギン」




まどか「う、わぁ……」

まどか(これって、大きい方……なのかな?

    少女コミックで隠されてる部分よりは大きいけど……
    男の人用のエッチな本とは、同じくらい、かな?)

ドキドキ



まどか(……とにかく、こんなんじゃ、晩御飯の席につけないよぅ……)

スッ

まどか(もう、処理するしか……)

ギュゥッ

まどか「んんぅっ……」

まどか(仕方ない、よね……)








シュッ シュッ シュッ

まどか「……ん、はぁ……ん……」ピク

シュッシュッシュ……

まどか「ぅくっ……フゥー……ふぅー……」ハァハァ

シュッシュッシュ……

まどか「んぁ、はぁ……」

まどか(こんな、すごい……)

シュッシュッシュッ……

まどか「ぁっ……」


まどか(女の子としてのオナニーは、見よう見まねでしたことはあったけど……
    全然、気持ちいいのとか、よくわからなくて……

    でも、こっちのオナニーは違う……)



シュッシュッシュッ……

まどか「ぁっ……ぁっ  はぁ、はぁ……」

シュッシュッシュッ……

まどか「はぁ はぁ はぁ はぁ……」ドキドキ





まどか(気持ち、いい……っ!)





まどか「ぁっ、ぁっ……!」


まどか(出ちゃいそう……!

    あ、部屋、汚しちゃう……!!)

スッ サッサッサッ

まどか「うぅくっ!!」ビクンビクン



ビュルルビュビュビュ……ビュッ……

まどか「んっ……ぁは、ぁっ……!」

まどか(――――っ!!)ビクビクン

ビュ……

まどか「はぁっ   はぁっ……」

ピュ……








まどか「……はぁ  はぁ……」




まどか(……気持ちよかった……すごく……

    とっさにティッシュで押さえたから、汚さなくて済んだし……
    そっか、こうしてやればいいんだ。オナニーって。

    これなら後片付けも必要ないよね)

まどか(……)




スンスン

まどか「くさぃ……」ゲンナリ……








まどか(一応、換気は、しないとね)




数分後


まどか(よしっ、これで大丈夫、と)

知久「まどかー、ご飯だよー」

まどか「あ、はーい! 今いくよパパー!」

まどか(ギリギリセーフっ!)



































………………



まどかの部屋





♂「ギンギン」

まどか(なんでぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇっ!?!?!?!?)











まどか(あれからは何もしてないし!
    漫画も読んでないし!
    メールしてただけだし!


    ママが奮発して買ってきた、
    『ウナギとろろ丼』を晩御飯に食べてから、


    あれから特にエッチなこともしてないのに!)

まどか「うぅぅ……」


Qべぇ「まどかっ」

まどか「きゃっ! Qべぇ……」

Qべぇ「魔女が現れたよ。
    君の事情は大変だとは思うけど、戦えるかい?」

まどか「あ、えと

    うん。それは大丈夫だよ」



まどか(……穢れなんかに、負けないっ!)





………………



魔女戦

まどか(負けないっ!)ギリギリギリ……

ドシュゥッ

魔女「    !」ドスゥン……






マミ「……鹿目さん よくやったわね」変身解除

まどか「いえ、マミさんのおかげですっ」

マミ「ちゃんと頑張ったじゃない。
   他のみんなが来てないからって張り切りすぎちゃった?」

まどか「え、えと、そうかも、です」

まどか(……実は)

♂「……」

まどか(……生えたまま来てるいのがばれたくないから、早く帰りたいだけです……)




マミ「さて、と。少し私の家に寄っていく?」

まどか「え!? いえいえ、私はこれで失礼します。
    夜も遅いですし……」

マミ「そう?

   何だか様子が変だし、少し休んでいった方がいいわよ」

まどか「いやぁ、そのぉ……えっと、ほら、宿題がっ!」

マミ「……そう」

まどか「そ、それじゃ、マミさんまた今度っ!」



マミ「待って!」

まどか「ひゃい!?」

マミ「……」

まどか「え」

マミ「……鹿目さん。ごめんなさい。
   
   少し話さなくてはいけないことがあるの。
   どうにか、待ってもらえないかしら。

   宿題なら私が教えてあげるから……」

まどか「え、えぅぅ……そんなぁ……」モジモジ

マミ「……」

まどか「……っ わかり、ました」

………………


マミの家

マミ「……」

まどか「……えっと、それで、話ってなんでしょうか?」

マミ「……どうして、変身を解かないの?」

まどか「え!?」

マミ「……」

まどか「そ、それはぁ、今パジャマのままで来たのでぇ……」

マミ「嘘、ね」

まどか「は、はひぃ……」



マミ「……」

まどか「……」



まどか「あの……その……」


マミ「はぁ……

   ごめんなさい。本当は、自分から話してもらいたかったの」

まどか「え?」

マミ「……でも、そろそろ看過できなくなってきたわ」ヘンシィィン

まどか「マミさん?」

マミ「鹿目さん、拘束させてもらうわよ」

まどか「はいぃぃ!?」

シュルルルルル……

まどか(リボンが……!?)

パシッ!パシッ!パシッ!パシッ!

まどか「な、な!?」

グイッ

マミ「……」

まどか「マミさん!? ど、どうしてこんな……」


マミ「……本当は私だって、鹿目さんにこんなことするのは辛いわ」

まどか「それなら、こんなこと……」

マミ「でもね。あなたの穢れは見過ごせない。
   その、

   魔女特有の穢れはね」


まどか「え」

マミ「……ごめんなさい」シュルルル……


ビリビリッ!

まどか「きゃぁぁあっ!!」ビクッ

マミ「……っ……これ、は……」



♂「ボロン」



まどか(きゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!?!?!?!)


マミ「……」ジーッ

まどか「み、見ないでぇぇ……」(///

♂「オッス」

マミ「……」ジーッ

まどか「う、ぅ……」

♂「……」



マミ「……」

まどか「……?」








マミ「これが、穢れの源ね?」

ギュッ

まどか「ひきゃああぁぁぁぁっ!?」ビクビクン


まどか(にぎ、にぎ、握られちゃった!?)

ビクンビクン

マミ「っ、同化している? 変ね、外れない……」

ギュゥッ

まどか「やぁっ、んぁっ、あはぁんっ!」ビクビクン

まどか(変になっちゃうぅぅっ!)

マミ「っ、痛いの?」

まどか「いえ、んぁ、痛くは、っふ、ないんですけど……」






まどか(なにこれ……マミさんの手……)





クイッ

まどか「ぁっ!? や、まみさ、ぁぁっ」ビクンビクン

クイッ クイッ

まどか「や、ぁぁ……はぁ、はぁ……んっ」ビクビク







まどか(マミさんの手で、触ってもらうと……

    すごく気持ちい……い!)







マミ「……手荒なまねをしてごめんなさい。鹿目さん……」パッ

まどか「あっ……」

マミ「あなたから魔女特有の穢れを感じて……
   最悪のケースを考えて拘束させてもらったの。
   
   でも、どうやら鹿目さん自体がどうにかなってしまったわけではないようね」

まどか(いえ……どうにかなってしまいそうでした……)

マミ「でも、ごめんなさい。万が一を考えて、このままで聞かせてもらうわ」





マミ「鹿目さん、これは何かしら?」





まどか「は、ぁ?」

マミ「……一昨日までは穢れの反応なんてなかったから、
   昨日現れた症状ってことよね」

まどか「……えー、っと」

マミ「?」





まどか「……マミさん、もしかして。

    これが何だか、本当にわからないんですか?」





マミ「……?

   ごめんなさい。私も、魔法少女としては先輩だけど、
   寄生型の魔女は初めて見るの」

まどか(天然記念物がここにいた……!)



まどか「……これは、魔女というかなんと言うか、

    穢れというか、なんというか……そのぉ……」

マミ「何かわかってるなら話してちょうだい。力になれるかもしれない」

まどか「いえぇ、そのぉ……
    
    助けてほしいのは山々、ですけど……」チラッ

マミ「?」



まどか「……」

マミ「……」

♂「……」




まどか(マミさん。本当に何も分からないんだ……
    いや、原因も解決法も知らないのは当然として、

    コレが何なのか知らないって、
    相当そういうものを知らないで生きてきた、のかな)




マミ「……」

まどか(男の人の体のことも、知らないのかな?
    ……それだったら、教えた方がいいのかな?

    ……でも……

    教えたら、自分でオナニーしなくちゃいけなくなる、かな……)ドクン

マミ「……鹿目さん?」

まどか(マミさんの手でしてもらうの、気持ち良かったな……

    自分でするよりも、ずっと、気持ち良かった)ドクン

マミ「……」

まどか(……どうしよう……こんなこと、きっとダメなのに……

    マミさんの手……手で……)ドクンドクン





まどか「マミ、さん」ドキドキ

マミ「なにかしら」

まどか「……その、これは、

    私の手でどうにかするよりも、マミさんの手でしてもらった方が、
    多くの穢れを払えることになるんです……」ドキドキ

マミ「私の手で、どうすればいいの?」

まどか「マミさんの手で……あの……」ドキドキ

マミ「大丈夫、大丈夫よ。鹿目さん。
   落ち着いて。

   私、できる範囲でなら何でもしてあげるから、ね」

まどか「ぁ……ぁのっ それじゃあ」ドキドキ







まどか「まずは、これ、握ってもらえますか?」






マミ「……こう?」

キュッ

まどか「んんぅっ……」ピクン

マミ「さっきからそうだけど……もしかして、これって痛いのかしら?」

ソッ

まどか「あっ、力を……弱めないで……」

マミ「そ、そう?」

ギュッ

まどか「ぁ、っぁ……」

マミ「……痛くはないのね?」



まどか「は、はい……ごめんなさい、変ですよね……
    でも、大丈夫です……すごく、気持ちいいんです……」トロン……



マミ「気持ち、いいの?」

まどか「……はい」(///

マミ「そう……」


まどか「えと、その、それで……そのまま、

    手を上下に動かしてください」

マミ「上下にって、こう?」

グニグニ……

まどか「あ、ぅぁっ!」ビクンビクン

マミ「……痛い時は、言ってよね?」

まどか「はい、大丈夫、です……気持ちいい、です……」ハァハア

マミ「ん、それなら、よかったわ」

まどか「でも、実はちょっと、違くて……」ハァハァ

マミ「?」

まどか「……リボン、解いてもらえますか?」

マミ「そ、そうね。大丈夫よね」

シュルルル……




まどか「マミさん 手を……」トロォン……

ソッ

マミ「っ」




まどか「こうやって、触ってほしいんです」

シュッ シュッ シュッ

マミ「え……こ、こう なの?」

まどか「はい、擦る感じ、っていうか、動かす時は、こんな感じでしてくれると、
    早く穢れが、払えます……」ハァハァ

マミ「でも、これだと、痛いんじゃ」

まどか「えと、強すぎるとそうですけど、でも、これが一番……」



マミ「擦れば、いいのよね?」

まどか「え、あ、はい」

マミ「……鹿目さん」

まどか「はい?」




マミ「お風呂に入りましょう」

まどか「……え」






………………


風呂

まどか「っ……!」チラチラ

マミ「い、いやね。そんなに見られると女の子同士でも恥ずかしいわよ」テレッ

まどか「いえ、でも、それにしても……いやいや」チラチラ

まどか(私どうしちゃったんだろ。
    マミさんの裸見て……ものすごく興奮してる。

    私、女の子なのにぃ……!)





マミ「そう、それでね。

   それだけ擦るんだったら別な方法がいいかなって思って」

まどか「別な、方法?」

マミ「えっと、これなんだけど」

まどか「化粧品のオイル、ですか?」

マミ「ええ。天然素材だからしみるとかもないと思うし、
   あんまり痛くないんじゃないかと思って」

まどか「……え、もしかして……」



マミ「そう。これをこうして」

トロォ……



マミ「ちょっと、冷たいわよ」

ピタッ



まどか「んひっ……」ビクッ



まどか「あ、でも……」

マミ「……気持ちいい?」

まどか「ど、どうでしょう……」

マミ「そうね。動かした方が気持ちいいんだったわよね?」

まどか「……はい」ドキドキ

マミ「じゃあ、動かすわよ」

まどか「……はい」ゴクリ


ヌルゥッ

まどか「んっっ」



ヌルゥゥッ

まどか「ひっ……んぁっ!」ビクビク



ヌウヌルヌル……

まどか「やぁぁ、ひぁぁ、マミさん、ま、待って!」

マミ「!? 痛かった?」ビクッ



まどか「はあ ……はぁ……   はぁ……

    ち、違います……ごめんなさい……

    気持ち、よすぎて……」

マミ「……気持よかったのね?」

まどか「はぁ、はぁ……はい」トロン……

マミ「っ……そ、そう」




まどか「……」モンモン

マミ「……」

まどか「……」モジモジ

マミ「……」モジモジ



マミ「……な、なんだか……
   
   変な、感じね」

まどか「……っ」

マミ「……でも、ちゃんと、何とかしてあげる、から」

まどか「マミさん……」




ギュッ

まどか「ぁ……」



ヌルッ……ヌルゥッ……

まどか「ん、ぁ……ぁは……んんん……っ」ビクビク

マミ「……」ドキドキ



ヌルゥ……ヌルゥ……

まどか「はぁ、はぁ……」

マミ「……っ……っ」

ヌルゥ……ヌルゥ……

まどか「ぁ、んぁ……」

マミ「っ……っ……」


ヌルゥ……ヌルゥ……

まどか「すご……い、です……一人でするのより、ずっと、
    気持ちいいです……」ハァッハァッ

マミ「そう、なの?」

ヌルゥ……ヌルゥ……



まどか「はい……はいっ……
    もっと、もっと、マミさんに、してもらいたいです」ハァハァッ



マミ「っ……ふふ、わかったわ」


ヌルゥ…ヌルゥ…ヌルゥ…ヌルゥ…


まどか「……っ! あっ、そのくらい、すごく、ちょうどいい……!」ハァハァ

マミ「んっ……んっ……」

ヌルゥ…ヌルゥ…

まどか「マミさん……! ぅくッ」

まどか(出ちゃいそう……出ちゃいそうだけどっ……)

マミ「んっ んっ」

ヌルゥ…ヌルゥ…

まどか(このままだと、マミさんにかかっちゃう……!)




まどか(そんなの、たぶん、マミさんも嫌だろうけど……



    でも、どうしよう……

    こんなこと考えるなんて、絶対おかしいのに……!)




マミ「んっ んっ」

ヌルゥ…ヌルゥ…






まどか(……かけてみたい)







まどか「っ、マミさん。……出るっ」

マミ「え? 出る?  な、なにが?」




まどか「んぁっぁっ!!」

ビュルッ!!

マミ「きゃっ!?」ビチャァッ





まどか「ああぁ、ぁ、あっ……んんっ……」

ビュルルルっ!

マミ「え、ちょ、これ……え?」ペチャペチャ……





まどか「はぁ、はぁ」

ビュルル……

マミ「……」呆然


まどか「……はぁ……はぁ……」クタッ

マミ「……?」キョトン




まどか(……私の精液がかかった、マミさん……)

マミ「え、これって……何?」

まどか(本当に何も知らないんだ。
    マミさんのこんな顔、初めて見たなぁ)ドキドキ

まどか「はぁ、はぁ……それは……」

マミ「ま、まさかこれって、穢れ、なの?」

まどか「え、えっと、違うには違うんですけど、
    確かにそんなに奇麗なものでもないといいますか……」

マミ「き、汚いの?」

まどか「……う、うーん」




まどか(なんだろう。この、感じ。
    何でかわからないけど……

    こんな、無垢なマミさんを……)



マミ「……これは、その、どうすればいいのかしら?」

まどか「……」



まどか(もっと、ヨゴしてみたい……)




ドキドキ……
ドキドキ……


ドキドキ……
ドキドキ……


ドキドキ……
ドキドキ……



まどか「マミさん」

マミ「……?」



まどか「……それ、飲んでみてもらえますか?」



マミ「の、飲む!?」

まどか「はい」


マミ(飲むって、どういうことかしら。
   これも、必要なこと?)



マミ「え、でも、これ」スンスン

マミ(結構、くさいけど……)

まどか「……」ジーッ





マミ「えぇぇ……」

マミ(本当に、飲まなくちゃいけないのかしら……)







まどか「……」ジーッ

マミ「……」






マミ(本当は、嫌だけど、
   でも、なんか変……)

ペロッ

マミ「っ」

まどか「っ……」ドクン……

マミ(鹿目さんが、してほしいことをしてあげると……
   その言うことに従ってると……)






マミ「っ……」

ペロペロ

マミ(頭の中、ボーっとしてきて)

まどか「……」

マミ「ん……」

まどか「……」ジーッ










マミ「ん」

ゴクン

マミ(……気持ち、いい……かも)



ツ……



まどか「っ」ムラムラ

マミ「はぁ……はぁ……

   飲んだ、けど……」

まどか「……」



♂「ギンギン」



マミ「え、あの、あれ?
   もしかして、まだ足りないのかしら?」ドキドキ

まどか「え、あ、いや。これはその。
    でもあれが一回出ると、少しは落ち着くので……」

マミ「そうなの?」

まどか「は、はい」






マミ「……な、なんだったら、もう少ししてあげても……」ドキドキ






まどか「そ、そそそそんな! これ以上マミさんに迷惑掛けられませんし」

まどか(な、なんか私変! 
 
    このままだと、マミさんに大変なことしちゃいそうだよぅ!)





マミ「そ、そう? それなら、いいのだけど」

まどか「それに、ちょっと落ち着いたら自分で隠せるようになってるので、
    もう、大丈夫です。

    すみませんマミさん……ありがとうございました」

マミ「わかったわ。それじゃ、せっかくだしこのままお風呂入っていくといいわ。
   このままじゃ風邪ひいちゃうわよ」

まどか「あ、そうですね。それに関してはお言葉にあまえたいと思います」

マミ「そうしてちょうだい」ニコッ

まどか「ありがとうございます……マミさん」












まどか「あ、せめてマミさんの髪だけは私に洗わせてください……」

マミ「あ、あら、いいのに」

まどか「いえぇ、申し訳ないので……」





………………


後は運が良ければ深夜投下


深夜 まどか宅

まどか「はぁ……」

まどか(なんかもう、いろいろと、やっちゃったよぉ……)





まどか(……あんな、やさしい先輩を……私、

    性欲のはけ口に使ってしまった……

    しかも、本当のことを打ち明けることもできずに……)

まどか「……はぁ……」





まどか(すごい自己嫌悪……

    押しつぶされそう……

    せめて、せめて最後のあたりを、もうちょっと……優しくできたらなぁ……)

まどか「……はぁぁ……」






まどか(どうしよう……実は内心嫌われちゃったりしてないかな。

    なんであんな、かけちゃったり、飲ませちゃったりしたんだろう……)

まどか「……はぁぁぁぁあ……」







まどか(……でも、あんなに、酷いことしても……

    マミさんは優しかったなぁ)

まどか「……はぁぁ」



まどか(……マミさん。
    
    私が、こうしてほしいとか、ああしてほしいとかいう度に、
    ちょっと不安そうにだけど、ちゃんとしてくれて……

    やさしいというより、従順なマミさん……)

まどか「……はぁ」





まどか(……かけられてキョトンとしてる真美さん)

まどか「はぁ」



まどか(……飲んでみてといわれて、一瞬驚いたけど、)

まどか「はぁ」



まどか(……すぐ、ほほを赤らめながら飲んで見せてくれたマミさん)

まどか「はぁはぁ」



シュッ シュッ

まどか(……マミさんの 手)

まどか「ハァッ ハァッ……」



シュッシュッ……

まどか(マミさんの……身体……)

まどか「ハァっ、ハァッ……」



シュッシュッ……

まどか(マミさんの、口……舌……)

まどか「ん、っ……ぁ、はぁ……っ」



シュッシュッシュッ……



まどか「んっ!……」






…………………………




登校路


まどか(って、昨日も結局したのに…………!)

ステルス♂「ムラムラ」

まどか(なんか、今日もムラムラするよぉ……)






ほむら「まどか」

まどか「っ あ、ほむらちゃん。おはよう」ニコッ

ほむら「おはよう」ニコッ



まどか「この時間に一緒になるのって珍しいねっ」

ほむら「それもそうね。
    こういう時間に来た方が、まどかと一緒にいられるのかしら」

まどか「ほむらちゃん学校に着くの早いもんね。
    ふふ、でも一緒にいられる、だなんて、
    放課後はよく一緒に買い物とか行くじゃない」

ほむら「それもそうね」

まどか「そうだっ! この間行ったお店もう一回行こうよ!

    さやかちゃんから聞いたんだけど新しい商品が出たんだって!
    ふわっふわのワッフルが格別なんだってぇ~」

ほむら「わっふる……いいわね。

    今日行ってみる?」

まどか「うん、絶対行こう!」

まどか(そうだそうだ。こうやってほむらちゃんと普通に会話していれば、
    変なことなんて思いださないですむよね。

    ありがとう、ほむらちゃん)



………………


放課後

まどか「ほむらちゃんっ」

ほむら「おまたせ、まどか」

まどか「じゃ、行こっか!」

ほむら「そうね。でも、その前に少し買い物に行きたいのだけれど」

まどか「どこいくの?」

ほむら「薬局よ」

まどか「うん。あ、そういえば私も……うん、ほしいものがあるんだった。
    ほむらちゃんは何買うの?」

ほむら「化粧品と衛生用品くらいかしら」

まどか「化粧品? ほむらちゃんお化粧してるの?」

ほむら「たまに、よ。
    私ときどき隈とかひどいから」

まどか「へぇー、そうなんだ」ヒョイッ

ほむら「っ」ドキッ

まどか「……あ、ほんとだー。今日も実はしてたんだ」

ほむら「あまり見ないで」フイッ

まどか「ごめんごめんっ でもそんなに恥ずかしがらなくていいのに」クスクス

まどか(……とか言いながら、ちょっとドキッとしてしまったのは、
    この体の異変のせいなのかな……?)

ほむら「行くわよ」

まどか「あ、もう。待ってよほむらちゃん」

キュッ

ほむら「……」

まどか「えへへ」

ほむら「……」ニコッ



………………


薬局

まどか「あれ、ほむらちゃんそれ買うんだ」

ほむら「? ええ」

まどか「オイルかぁー……流行ってるのかなぁ。
    もしかして私もそういうの買った方がいいのかなぁ」

ほむら「……」クスッ

まどか「何その笑いっ 私にはそういうの早いって言いたいの?」ムッ

ほむら「どうかしら。化粧が似合う似合わないは人それぞれよ。
    まどかにはにはどちらにせよ、そのままでいてほしいと思うわ」

まどか「どういうこと?」

ほむら「そのままのあなたで十分可愛いもの。
    それ以上になろうとする必要はないわ」

まどか「もうっ、からかってるんでしょー」ケラケラ

ほむら「いいえ、本気よ」ニコッ

まどか「ほむらちゃんてば」クスクス



………………




スイーツ的な屋台

まどか「新作のワッフルのティーセット、メロンホイップでっ」

ほむら「じゃあ、私はパンプキンワッフルのコーヒーセットを、チョコレートソースで」



数分後

まどか「かぼちゃのワッフルかぁー
    ね、一口貰ってもいい?」

ほむら「ええ。いいわよ」

まどか「あ-ん」アーン

ほむら「……」クスッ

まどか「あむっ…… んー!美味しいねっ そっかぁ、こんな味になるんだぁ」

ほむら「甘さは控えめなくらいなちょうどいいわ」

まどか「ほむらちゃんってばオトナー。
    じゃーぁ、こっちの甘甘なメロンホイップは独り占めしちゃおうかなー」

ほむら「……」ホムゥ

まどか「……えへへ。食べる?」

ほむら「だれも、甘甘なのが苦手だとは言ってないじゃない」クスクスッ

まどか「あはは、そうだけどさぁーほむらちゃんのちょっと困った顔が可愛くてつい」テヘッ


まどか「はい」

ほむら「あーん」アーン

ほむら「ん、美味しい」

まどか「そうだねぇ。でもやっぱりメロンは高いなぁ」

ほむら「たまに食べるくらいならいいじゃない。
    欲望に素直になりなさい」

まどか「それもそうだけどぉ……」




………………

おやすみ

焦るんじゃない
これは全員食べる流れだ



ほむら宅

まどか「おじゃましまーす」

ほむら「どうぞ、ゆっくりしていって」

まどか「ごめんね。急にお泊まりすることになっちゃって」

ほむら「急に天候が荒れ始めたんだもの、仕方ないわ」

まどか「うん、それにしてもすごい雨だったね……」

ほむら「そうね。早く着替えた方がいいわ」

まどか「あ、えと、うん」

ほむら「まどかは脱衣所で着替えてそのままお風呂に入って。
    私は部屋で着替えてから貴方の着替えを用意するわ」

まどか「う、うん。ありがとう」


………………


脱衣所

まどか(ほむらちゃんちのお風呂……何度か入ってるには入ってるけど、
    
    今日はちょっと勝手が違うしなぁ……)

まどか「……ふぅ」ポロン

まどか(一応、ここも洗わないといけないし、
    さっさと洗って早く出ちゃおう……)



シャアアァァァ……

まどか(……)

シャアアァァァ……

まどか(……)

シャアアァァァ……

まどか(……)

シャアアァァァ……

まどか(……)

シャアアァァァ……

まどか(……)













まどか(雨に濡れて、ちょっと透け気味のほむらちゃん……

    なんか、色っぽかった、なぁ……)











♂「ピクン」

まどか「!」

キュッキュッキュ シャワー温度↓↓↓↓↓↓↓

まどか(静まれえぇぇぇ!!)




キュッ

まどか「ふぅ」

まどか(すっきりしたっ!
    すっきりしたもん!!)






ガラッ

ほむら「まどか」

まどか「はひぃ!?」ヒュッ

ほむら「……一緒に入ってもいい?」

まどか「え!? えっと」

ほむら「まどかはゆっくりお湯に浸かっていればいいわ。
    体も冷えたでしょう?」

まどか「え、あ、そ、そう。だね。
    あー、うん。そうしよう、かな」

チャプン



まどか「ふぅー、あったかーい」

ほむら「……」

まどか(いやぁぁぁぁっ!
   
    やめてほむらちゃん……
    いつも通り一緒にいるだけなら、全然大丈夫だけど……)

ほむら「……」シャアァァァァ……

まどか(裸で目の前にいられるのは、今は目の毒だよぉ!)ムラムラ






まどか「……」

ほむら「……」チラッ

まどか「……」

ほむら「……」チラッ

まどか「?」

ほむら「っ」フイッ



まどか(……なんかほむらちゃんも様子が変、かも)



まどか「どうしたの? ほむらちゃん」

ほむら「いえ、何でもないわ」


















ほむら まどか(それにしても……おかしい)


ほむら(まどかの股間の呪い。
    Qべぇの話だとそろそろ大変なことになっているはず。

    まさか、昨日の夜、誰か魔法少女による接触があった?

    美樹さやかは私と話し合っていたし、
    佐倉杏子は少し様子がおかしかったけど、この件に関しては消極的だった。

    ということは、昨日の魔女戦。一緒に戦っていた……)

まどか(マミさんの裸を見た時は、もう、なんというか、こう……
    考えるまでもなくアレが大変なことになったけど、
    ほむらちゃんだと急にそんな気持ちにはならない、かな。

    友達、だからかな?)

ほむら(友人という立場に酔っていた……盲点だったわ。
    まさか巴マミがこんなに早く行動を起こすなんて……

    やはり、あの人という壁は大きいのかしら……)

まどか(そ、そうか。ほむらちゃんには悪いけど、理由が一つ分かった気がする……

    マミさんは、大きいんだっ

    ……人のこと言えないけど、ごめんね、ほむらちゃん)

ほむら(……ということは、まどかの最初の相手は、あの人ということに……

    ……なんとか、あの人よりもまどかを夢中にさせる方法を考えなくちゃ)

まどか(大丈夫。とりあえずほむらちゃんに手を出すことにはならなさそう)

ほむら(……)

まどか(……)


ほむら(……)

まどか(……)

ほむら(……)

まどか(……)

ほむら(……)

まどか(……)

ほむら(……)

まどか(……)









ほむら まどか(やっぱり無理)





ほむら(なにも思いつかない)ガックリ↓

まどか(どうしよう。もうスタンバイOK)ムクムク↑



ほむら(まぁ、とりあえず今晩はずっと私にチャンスがあるということ。
    こんな機会でしか思いを遂げられないのは残念だけど、
    それでもまどかとの深いつながりを得られるかもしれないこのチャンス、
    逃したくはない)

まどか(安心してほむらちゃんのこと見てたら、
    な、なんか、すごく足がきれいで……見とれちゃった。
    
    そしたらもう……もうもうもう……)ギンギン



ほむら「……」チラッ

まどか「……」フイッ



まどか(だめぇぇっ! ほむらちゃんのことまともに見れないぃっ……!)

ほむら「……? まどか?」

まどか「ひぇっ!?」

ほむら「!!」





ほむら「……」ジーッ

まどか「っ  な、何見てるの? ほむらちゃん」ガバッ

ほむら「隠さないで」

まどか「へっ!? え!?」

まどか(き、気付かれた!?)







ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「……」ピッ

まどか「え?」




ゴボゴボ……




まどか「な、なんでお風呂のお湯を、

    捨てちゃうかな?」ダラダラ

ほむら「貴方がそこを隠すから」

まどか「か、隠すよ! 女の子同士でも、見られたくないって思うよぉ」

ほむら「そこのことじゃない」

まどか「ひぇぁっ!?」

ほむら「……」

まどか「え   え?  ほ、ほむらちゃん。もしかして……」





ゴボゴボ















♂「ギンギン」





ほむら「――――っ!?」ビクッ

ほむら(……想像より、大きすぎる……)

まどか「あ、ああ……」(////

まどか(見られちゃった……)








ほむら まどか(どうしよう……)












まどか「……ご、ごめん」モゾモゾ

ほむら「いえ、その。私も、勢いでやってしまったけど……

    ごめんなさい」

まどか「あ、あの、これにはわけが……はっ!

    一応言っておくけど私男の子じゃないよ!!」

ほむら「わかってるわよ。前にも一緒にお風呂入ったじゃない」

まどか「そうだけどっ……」

ほむら「それに、本当は……それについては聞き及んでいるわ」

まどか「え゙」

ほむら「……Qべぇよ」

まどか「きゅうぅぅぃうべぇぇぇ……」メソメソ

ほむら「あいつの肩を持つ気は塵芥ほどもないけれど。
    必要があって報告されたことよ。

    貴方にとっても、みんなにとってもね」

まどか「……そっか、全部聞いたんだね」

ほむら「ええ。それと、貴方も知らない事実を伝えられたわ」

まどか「っ」





ほむら「貴方の呪いを浄化させることができるのは、
    私たち魔法少女だけ。
 
    ただし、貴方自身の手でどうにかすることはできないの」

まどか「え」





ほむら「だから、貴方の呪いは、私が優先的に処理させてもらうことになったわ」

まどか「なったわ、って。そ、そんな。
    え? ていうか、それじゃ」

まどか(あのオナニーは無駄だったってこと……?)

ほむら「私のことは気にしなくていいわ。
    私は、貴方のためにできる限りのことはしてあげたいと思っているから」

まどか「そう言ってくれるのは、嬉しいけど……
    でも……き、気持ち悪く、ないかな? 私の、こんなの見ても……」

♂「ギンギン」

まどか「ぅぅ……」

ほむら「気持ち悪くなんてないわ。
    それもまどかの一部だもの」

まどか「そう、なのかな?」

ほむら「そう。解決法は探しているらしいけれど、
    それまではこれも、あなたの一部」


ギュッ


まどか「ふゃぁんっ!」ビクッ





ほむら「……おいで、まどか。こっちで、イイことしてあげる」

まどか「っ……ほむら、ちゃん……」














まどか「……本当に、するの? ほむらちゃん……」

ほむら「ええ。それに、今のあなたに我慢してといってもできる?」

まどか「……できないです」

ほむら「そう、でしょう?」クスッ









ギュッ

まどか「んぁあっ……」トロォン……





ほむら「っ」ドキッ

まどか「んんっ……ほむら、ちゃん……?」ドキドキ



ほむら「……まどかの、そんな顔……初めて見た」

まどか「え、ゃ、やだ。
    変な顔してた?」フイッ

ほむら「そんなことない。……もっと見せて」ツー……

まどか「や、やぁ……」(///

ほむら「ふふ……可愛いわよ。まどか」

まどか「……っ こんな時に言われても……」

ヌチュ ヌチュ……

まどか「あぁっ、や、ぁはっ……」ビクッ


ほむら「……でも、少し妬ましいわ」

まどか「……え?」

ヌチュ ヌチュ……



まどか「あぁん、はぁ……はぁ……」ビクビクッ……

ほむら「こんなにとろけきったまどかを」

ヌチュ ヌチュ……



まどか「はぁ、はぁ、あっ……」ピクン

ほむら「最初に浄化してあげたのが、巴マミだなんてね」

まどか「え、ええっ? マミさんのこと……んぁぁっ! なんで……」

ほむら「簡単な推理よ。本当……妬ましい……」

クッチュ  ヌッチュ……



まどか「ひゃっぁぁあん! つ、強すぎ、るよぉ!
    ほむらちゃん、ぁっ、っぁぁあっ!」

ほむら「……でも、痛くはないみたいね」

まどか「そ、そう、だけど、ゃはっぁ! ああぁっ!
    気持ちいのが、つよ、すぎて……」ビクンビクン

ほむら「ふふ、本当に、可愛い子……

    本当なら、貴方の呪いは限界を迎えるところだった。
    巴マミとの接触は、まぁ幸運だったのかもしれないわね」

ヌチュ クチュ……




まどか「げん、かい? はぁ、はぁ……

    限界って、どうなるの?」

ほむら「そこまでは明らかになっていない。
    ただ、Qべぇが呪いと称するものだもの。
    おそらくは……」

まどか「はぁ……はぁ……   ?」

ほむら「何でもないわ。あなたが知る必要はない。
    ただ、あまり良くないことが起こるんでしょうね。

    だから、いざとなったらいつでも私に言いなさい」



まどか「……でも、こんなこと、ほむらちゃんに、
    毎回頼むなんて……」

ヌチュ クチュ……

まどか「んは、はぁ……はぁ……」ビクビク

ほむら「……私は、好きで、やってるだけだから」ボソッ

まどか「え? ほむらちゃ……」

ほむら「……」

ヌチュ クチュ ヌチュ クチュ……

まどか「んんぅっ! ふぁっ そ、それ……すごいぃっ!

    ほ、ほむらちゃんんっ!」ビクビク

ほむら「そろそろ、かしら? イっちゃいそう?」

まどか「う、うん。 んふっ、はぁ、はぁ……
    出ちゃいそう、だよ……はぁ、はぁ……」

ヌチュ クチュ ヌチュ クチュ……



ほむら「ふふ、イクって、言うのよ、こういうときは、ね」

ヌチュ クチュ ヌチュ クチュ……

まどか「んくぅっ!  はあ、はぁ、いく?  そう、なの?」

ほむら「そう、ほら、言ってみなさい。まどか……」



スッ

ギュッ

ほむら「!?」

まどか「ほむらちゃん……」ギュゥッ








まどか「……イかせて」トロォン……












ほむら「っ」(////

グチュニュルッっ

まどか「きひゃぁっ!!」ビグンッ

ビュルル!

ほむら「きゃっ!?」


ビュルルル……

まどか「ぁっ、あっ!」

ビュルル……ビュ ビュ

ほむら「あ……まどかの…………」トクン

トピュ……



ほむら「……熱い……」トクン

まどか「はぁ……はぁ……」







ほむら「……」トクン

まどか「はぁ…………はぁ…………」




















ほむら「……」トクン トクン

まどか「……」


まどか(突然変な触りかたされちゃったから、びっくりしちゃった……)

ほむら(突然出されるから、びっくりしちゃった……)



ほむら まどか「不意打ちは、卑怯よ『だよ』」



まどか ほむら「え?」




クスクス…… クスクス……

























まどか「あ、その、髪だけは洗わせて……」

ほむら「え?」

まどか「いや、その、これってすごく落ちにくいから、ちゃんと洗わないと、ね」

ほむら「そうなの?」

まどか(マミさんもそうだった、とか言うと嫉妬しちゃうのかな、ほむらちゃんは……

    ……嫉妬?)





………………


深夜
ほむらの部屋
一つのベッドに二人なう



まどか「ほむらちゃん」ゴロン

ほむら「な、なにかしら」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃんは、どうして、こんなに私に優しくしてくれるの?」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「……それは」

まどか「……」

ほむら「ん……その」

まどか「ほむらちゃんは、ときどき私のこと、すごく過大評価する」

ほむら「……」

まどか「ねぇ、ほむらちゃん。
    それに、時々……本気で口説いてる、みたいに感じる時があるよ?」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「そう感じたのなら、さぞかし嫌なことだったでしょうね」

まどか「え?」

ほむら「ごめんなさい。謝るわ」

まどか「違うよ」ポフッ

ほむら「っ」

まどか「嫌なんかじゃないよ」

ほむら「それじゃ……」

まどか「ん、んー、でも、どうなのかな。
    私、やっぱり男の人と結婚するってずっと思ってたから……」

ほむら「……でしょうね。それが当たり前だわ」

まどか「でも、ほむらちゃんの言葉に、ちょっとドキドキする、時もあるし」

ほむら「……」





まどか「……ご、ごめん。今のは忘れて」ドキドキ

ほむら「……そ、そう」






ほむら「……もう一回、する?」

まどか「……う、ううん。いいよ。大丈夫」

ほむら「……でも、少し我慢してるでしょう」

まどか「あぅ……」

ほむら「したいときは、遠慮しないで言いなさい。
    私は、好きであなたと一緒にいるんだから」

まどか「……ありがとう。ほむらちゃん。でも今はホントに大丈夫だから」

ほむら「そう?」

まどか「うん。ありがとね」ピトッ

ほむら「……ううん」






……………………



翌朝

まどか「泊めてくれてありがとね、ほむらちゃん」

ほむら「今日は休みなんだから、もう少しゆっくりして行ってもいいのよ?」

まどか「うん、それもいいけど。
    あんまり家に帰らないとママが変な誤解するし……」

ほむら「彼氏の家に泊っているとか?」クスッ

まどか「そうそう」



ほむら まどか(彼氏じゃないのにエッチなことはしたけどね)



まどか「……えと、じゃ、じゃあね。また明日っ!」

ほむら「え、ええ、また明日」



………………

多分次はラズベリーの子
深夜投下あり得る。
ラズベリークッキー美味い。

………………



まどかの部屋

まどか「~♪」



~♪

まどか(メール?)

スッ





~~~~~~~~~~~~~
差出人:さやかちゃん
件名:
本文:今暇?
~~~~~~~~~~~~~


まどか「……」



~~~~~

まどか『特に何もしてないよ―』

さやか『今会えるかな?』

まどか『うん。どっちの家にする?』

さやか『ごめん。うちに来てもらえるかな。
    ちょっと外出れない』

まどか『え? どうかしたの?』

さやか『理由は後で話す。
    できれば直接話したい、から』

まどか『そっか、わかった。今から行くよ』

さやか『後でお金払うから、なんか飲み物買ってきてくれない』

まどか『了解っ』


~~~~~



まどか(……さやかちゃんが、お願いとかを連発するときは、相当凹んでいる時だ……)

まどか(……なにか、あったのかな)


………………



さやかの家

ピンポーン

まどか「ごめんくださーい」





ガチャ

さやか「……入って」

まどか「うん」



………………


さやかの部屋



まどか「……」ゴソゴソ

さやか「……」

まどか「はい。スポーツドリンクと、紅茶」

さやか「……ありがと」



まどか「……」

さやか「……」





まどか「……」

さやか「……」



カチッ……コチッ……カチッ……コチッ……





まどか「……」

さやか「……」



カチッ……コチッ……カチッ……コチッ……





まどか「……」

さやか「……」



カチッ……コチッ……カチッ……コチッ……








さやか「恭介」

まどか「……」

さやか「……」

カチッ コチッ……カチッ コチッ……

カチッ コチッ……カチッ コチッ……









さやか「……仁美」

まどか「……」

カチッ コチッ……カチッ コチッ……

カチッ コチッ……カチッ コチッ……







さやか「以下略」

まどか「……」

カチッ コチッ……カチッ コチッ……

カチッ コチッ……カチッ コチッ……



























さやか「……あの子、ずっと、お見舞い行ってたんだって」グスッ

まどか「そうだったんだ……」

さやか「私より、頻繁に、会えてたみたい」グスッ

まどか「……うん。そっか」

ソッ

まどか「……」

さやか「うぐ、ひぐっ……」ポロポロ

まどか「……ん」ギュッ

さやか「うぇぇぇ……ふ、ぅぐ…………」ポロポロポロ

まどか「……」



………………


さやか「……はぁ。ごめん。みっともないとこ見せちゃったわね」

まどか「ううん。そんなことないよ。
    さやかちゃん、本当に好きだったもんね」

さやか「まぁねぇ……でも相手は仁美でしょー?
    こりゃ流石に勝てっこないし、

    いや、うん。



    ていうより、邪魔したくないし……」



まどか「……さやかちゃん」

さやか「うん。実は、納得してる」

まどか「……」

さやか「……」







さやか「でもさぁっ! 辛いのは辛いじゃん!」ノビーッ

まどか「そうだよね……」

さやか「まぁ、そういうわけでさやかちゃん大失恋の巻。
    被害者のまどかさんはこれから私のやけ食いに付き合ってもらいます」ゴソゴソ

まどか「あはは、じゃあ何買いに行く?」

さやか「残念! 自棄になってコンビニで買いまくったお菓子類が既に用意されています!」

どさぁ

まどか「こ、こんなに!?」

さやか「はいはい。好きなの選びなさーい」

まどか「もー、さやかちゃんってば」

さやか「なんだったら泊ってく?」

まどか「えー、どうしようかなぁー。
    でも、今のさやかちゃんには私が付いてないと駄目だからなぁー」

さやか「なにをー!? と、言いたいところだけど、
    今のは一回りしてちょっと嬉しかったので許す」

まどか「ふふ、ほら。いつもなら何をーっていって襲い掛かってくるところだもん。
    いまのさやかちゃん放っておけないよ」

さやか「うう、まどかぁ……私はいい友達を持ったよ!
    いや、もうこれは友達じゃないね。嫁だね。
    もうお付き合いするしかないね!!」キャッキャウフフ

まどか「やぁだぁっ! ちょ、変なところ触らないで」キャッキャウフフ

さやか「ホレホレー」



まどか「もー、あ、て言うかさやかちゃん、飲み物買ってきてって言いながらあるんじゃん」

さやか「あー、それねー……」

まどか「これ、飲んだことない奴だ―」

さやか「……うん、そうだね」ニヤニヤ

まどか「?」

さやか「まどかぁ、それ一緒に飲もうよ」

まどか「うん。いいけど。何味かなー」マジマジ

さやか「おっとぉ! 飲むまで内緒♪」ヒョイッ

まどか「えぇぇえ? 変なの飲ませる気じゃないよね!?」

さやか「変なのですー」ニヤニヤ

まどか「え、」

さやか「ま、とりあえずコップに注いでくるからー♪」

まどか「さやかちゃんてばぁ……」



まどか(でもよかった。
    空元気だけど、それでも元気そう。
    でも、しばらくは仁美ちゃんと一緒にしない方がいいなぁ。

    あまり関与せず、それでもちょっと気を使ってあげないと、ね)



さやか「……」ドキドキ





………………

………………


酒用意してから数十分後

まどか「だからぁっ、さやかちゃんはもっと積極的に行った方がよかったのにぃ……」

さやか「っていっても相手は病人だもん! 用事があるって言われたらさぁ?」

まどか「でもぉ、男の子だよぉ?」

さやか「ど、どういう意味さ?」

まどか「きっとさやかちゃんが本気で迫ったら、上条君だってさぁ」

さやか「そ、そうかなぁ?」

まどか「そうだよぉ……だってさやかちゃん可愛いもん。
    仁美ちゃんより……」

さやか「う、え、そ、そう、かなぁ?」

まどか「そうだよぉ。さやかちゃんの方が、可愛い」




さやか「や、やだなぁ、まどか。そういう迫り方どこで覚えたの……
    って、なんとなくほむらっぽいわね」

まどか「ほむらちゃん?

    今はさやかちゃんの話をしてるんだよ?」

さやか「へ?」

まどか「さやかちゃん。
    実はさ、さやかちゃんって、結構人気だよ?」

さやか「えっ」

まどか「……知らない?
    元気で、明るいし、女子にも男子にも人気なんだよ」

さやか「ほっ!? え、あ、嘘、でしょ」

まどか「嘘なんかじゃないよ。
    皆直接言わないだけ」

さやか「……あうあうあ……な、なんだよー、照れるなぁ」

まどか「うふふ。それに、さやかちゃんって、



    結構いい体してるよね」



さやか「……はいぃ?」


まどか「たぶん男子の人気はその辺も含めて、なんじゃないかな」

さやか「ちょ、まどかさん?」

まどか「うん、きっとそう。
    だって、足はすごく健康的だし、
    胸だって実は結構」

さやか「ちょっちょちょちょちょ、まった、まどか……」

まどか「ふぇ?」

さやか「……あれ?」




さやかが買ってきたチューハイ等「カランコロン」




さやか(この子既に五、六本あけてるー!!!!!!)




まどか「さやかちゃぁん!」ダキッ

さやか「わぁっ!?」

まどか「えへへ、さやかちゃん   さやかちゃぁん」

さやか「んもう、まどかってば……

    ごめんね。本当はさっきのお酒だったんだ」




まどか「知ってるよ」

さやか「……え?」




まどか「でも、さやかちゃん。一緒に飲んでみたかったんでしょ?」

さやか「う、うん。やけ酒って、気分晴れるかなって思って」

まどか「……どうだった?」

さやか「えっと、どうだろう。
    でも、結構、気分いいかも……ほわほわして、うん」

まどか「……よかった」

さやか「わかってて付き合ってくれたんだ」

まどか「うん。ママがよく飲んでる缶だったし、わかってた。
    それに私も、ちょっと興味あったし?」ニコッ



さやか「まどか……」



ギュッ


さやか「……」

まどか「……? さやかちゃん?」

さやか「まどかぁ……私は、幸せ者だよ」

まどか「んー……」

さやか「……」

まどか「……」

















グリッ

さやか「ん」

まどか「?」

さやか「まどか、ポケットに何か入れてる?」

まどか「え、携帯と……」



グリッ

さやか「なんか、太くてかたいの」

まどか「……」












さやまど「あ」


さやか「……」

まどか「……」




まどか「これはね!!! 違うの!!!!」ジタバタ

さやか「ちょ、待って待って、大丈夫、大丈夫だから!」

まどか「へっ!?」


さやか「わ、私、Qべぇからその話、聞いたから」


まどか「へぐぅっ!?
    
    も、もしかして、杏子ちゃんも?」



さやか「う、うん。マミさん以外は……」



まどか「あああああ……」ガックリ

さやか「ま、まぁまぁ、まどか、落ち着いて……」





まどか「いいもん」

さやか「?」

まどか「飲んじゃうもん!!
    私グレちゃうもん!!」カシュッ

さやか「ちょ、やめとけって!」グイッ

まどか「もうやってられないんだもん!!」

さやか「すとーっぷ!」パシッ

まどか「返してぇ! 私はもうお酒にのがれることしかできないのぉ!」ピョンピョン

さやか「うぉっ、何だこの光景天国か!?

    じゃなかった、だめだって、まどかぜったい飲みすぎだよ」カコン

まどか「うぅ、届かない所に置いたぁ……」

さやか「ふぅ、ごめんね、誘ったのは私だけど……」

まどか「そうだよぉ。責任とってぇぇ」

さやか「責任、責任ねぇ」チラッ

まどか「?」

♂「モゴモゴ」

さやか「……」ゴクリ





まどか「さやかちゃん」

さやか「え!? あ、なに?」

まどか「あっち向いてほいっ」

さやか「え、あ、 ほいっ」

まどか「ドーン!」ドーン!

さやか「わっぷ」→ベッドイン

ポフッ



さやか「まーどーかー……」ニヤニヤ

まどか「えいっ」→ライドオン

さやか「きゃっ!?」





まどか「……ねぇ、さやかちゃん」

さやか「っ!?」ドキッ




まどか「……さやかちゃんって、ほんと……
    エッチな体つきしてるよね」

さやか「は、はぁぁ!?」

まどか「……すごく、くびれてるし」サワッ

さやか「ひゃぅっ、ちょ、くすぐった……」

まどか「……ふともも、かぶりつきたくなるくらい、奇麗だよね」サワッ

さやか「ひぅっ……!  ま、まどか?
    まさか、あんた……」

まどか「……あのね、さやかちゃん」ゴソゴソ

ボロン

さやか「――――っ!?」

まどか「……これが生えてから、変なんだ」

さやか「……」パクパク

まどか「……私、女の子とエッチなことするなんて、考えたこともなかったのに……
    もう、これがあると全然、女の子とのエッチしか考えられなくなっちゃった……」

さやか「ぁ……え?」

まどか「……」

さやか「……」







さやか(この流れは……!?)

まどか「ねぇ、責任、とって……」

さやか(まどかルート開拓!!??)ズガボガン



さやか「ちょ、ちょっと、まってよ……まどか……」ドキドキ

まどか「ぇ?」

さやか「……え、ええぇ……」

まどか「……」シュン

さやか「うぅ……」

さやか(ど、どうしよう。
    実は、まどかを誘う前までは、
    恭介に操立てる必要もないから何でもしてやる、って思ってたのに……)

まどか「だめ、かな?  さやかちゃん」

さやか(今、目の前にあれがあると、どうしても、気後れしちゃう……)

まどか「……」

さやか「……あー、えとぉ……」(///

まどか「さやかちゃん」

さやか「っ、なに?」

まどか「………………」

さやか「………………」















まどか「……ごめん、ちょっと、冷静になった」

さやか「は、はぁ?」

まどか「私、何言ってるんだろ!……ごめんね!」ゴソゴソ

さやか「……」

まどか(やっぱりこんなのおかしいよ!! 私、酔ってるとはいえ……!!)

まどか「ご、ごめん。今日はもう帰るね!」

さやか「あ、まどか!」

まどか「こ、これ以上いると、私ちょっと、変になっちゃうかも、だから」

さやか「いや、その……」

キュッ

さやか「……」

まどか「……」








さやか「……責任、とるから……まだ、居てよ」


まどか「えぅ……い、いいよぅ……」

さやか「……恥ずかしいけど、でも、まどかのためだし。
    私も、ちょっと、期待してたり、しなかったり……」ゴニョゴニョ

まどか「き、期待?」

さやか「……」

まどか「……」



さやか「……しゃ、シャワー、浴びてくる」

まどか「へ?」

さやか「……するんでしょ?」ドキドキ

まどか「……う、うん。して、ほしい、な」ドキドキ

さやか「してほしい?」

まどか「え?」



さやか「ねぇ、あんたさ。
    ほむらにどんなことされた?」

まどか「え、えと……手でしてもらったよ」

さやか「……そっかぁ、それでもいいんだ……」

まどか「?」

さやか「……」

まどか「え?  え?」

さやか「……まどか。私のこと、好き?」

まどか「うん。大好き、だよ」

さやか「私も、まどかのこと好き。

    多分、一生付き合っていく友達だと思う。
    こんなに波長が合うの、そんなにいない……」

まどか「……」

さやか「……だから、今一番大切な人って、まどかなんだよ。
    今言うのは変かもだけど、もしかしたら、
    恭介よりも、大事に思ってたかもしれない……」

まどか「一番、大切……」

さやか「……そ、それで、さ」




さやか「……私、まどかになら、抱かれても、いいかなって……」

まどか「……抱くって」

さやか「……冗談じゃなくて、結構、本気で……」



まどか「……」

さやか「……」










まどか「っ!?」

さやか「伝わった?」


まどか「だ、だめ、だよ。
    初めては、自棄で捨てるものじゃない、と思うよ」

さやか「自棄、かぁ。

    でも、同じ自棄でも、テキトーに捨てるよりは良くない?」

まどか「テキトーすぎるよ!」

さやか「そんなつもりじゃないよ」ガサゴソ

まどか「だ、だってさやかちゃん今も酔ってるし」

さやか「……これ、なーんだ」ジャーン

まどか「……これは?」

さやか「コンドームです」

まどか「……」




まどか「避妊具!?」

さやか「正解」

まどか「え、さ、さやかちゃん!?」

さやか「酔う前から、まどかにしてもらおうと思っていました。
    これがその証拠です」シャカシャカ

まどか「え、え……」

さやか「……ねぇ、まどか」

まどか「……っ」

さやか「その、おっきくなったの、責任とってあげるから」

まどか「……」ゴクリ

さやか「……慰めて、ほしいな」ドキドキ

まどか「しゃ、さやかちゃん……」ドキドキドキドキ




さやか「……」ドキドキ

まどか「……」ドキドキ









さやか「じゃ、じゃあ、シャワー、浴びてくるから」

まどか「う、うん……」





………………


さやかの部屋
まどか入浴中

さやか「……」



さやか(どーしよー)




さやか(本当なら、恭介相手にするつもりだったけど……
    まどか相手に……だとしたら……)

ゴソゴソ



さやか(下着まで気合い入れるのは、変かなぁ……)ヒラヒラ

さやか(まどかって、どうなんだろ。
    さっきの話だと、とりあえず、私の体には興味持ってくれてるみたいだけど、

    下着には、興味あるのかな……
    というか、変に着込んでたら、引かれたりしないかな)

まどか「さやかちゃん?」

さやか(ええい、でも暴走機関車さやかちゃんはもう止まれない!!)パシッ

さやか(まどかのためでもあるし、私のためでもあるんだ!
    そ、それに、もしかしたらまどか相手の方が、
    気兼ねなく没頭できるかも、だし……)モンモン

まどか「あのぉ……」

さやか「え」

まどか「……あがりました」ドギ

さやか「あ、そ、そう、ですか……」マギ



まどか「……」

さやか「……」



さやか(まどか、パジャマだ。
    あの中には、さっきのアレが……っ)

まどか(さやかちゃんってば、なんて恰好してるのっ
    そんな、フリフリで、ちょっとエッチな下着……)



ムクムク

まどか「あ、あぅぅ……」

さやか「おや?」


まどか「ずるいよさやかちゃん……」

さやか「なになに? もしかして、この下着はまどか的にはアリ、ですかぁ?」

まどか「う、うん。すごく可愛いと思うし、それに、その……
    ちょっとえっちです……」

さやか「う、うん。まぁ。それを狙ってると言いますか……」

♂「ギンギン」

まどか「あぅ……ご、ごめん」

さやか「いいよ。それだけ、興奮してくれてるってことでしょ」

まどか「そう、だけど。何かさやかちゃんの言い方……」

さやか「……」

まどか「……う、ううん、なんでもないや」

さやか「……」

まどか「……」



さやか「これでいいんだよ」スッ

まどか「あっ……」

さやか「……少なくとも、相手がまどかってことは、
    嬉しい」

まどか「っ」ドキッ

さやか「……なんちゃって」ドキドキ

まどか「……なんちゃっての顔じゃないよ……さやかちゃん」ドキドキ

さやか「ご、ごめん」

まどか「……」

さやか「……」



まどか「さやか、ちゃん」スッ

さやか「ん」

ポフッ

まどか「……」

さやか「……」

ギッ……



まどか「……」

さやか「……」



まどか「ん」

さやか「……ん」


まどか「んむ、ん」

さやか「ん……んむ……」



まどか「んはっ……」

さやか「……っは……」



まどか「……」トロン

さやか「……」トロン







まどか「……あ」

さやか「……」

まどか「……あの、実は」

さやか「?」





まどか「今の、私、初めての、キスで……」

さやか「そ、そうなの!?」

まどか「う、ん」(///





さやか(ほむらぁぁ……あんたって、結構ヘタレだったんだね)

まどか「さやかちゃん?」

さやか「……ううん。なんでもない」



さやか「でもいいの?」

まどか「え?」

さやか「……私が、相手で」

まどか「ん、んー……」

さやか(考えた!?)

まどか「……やっぱり、変、かも だけど、
    でも、私にとっての大切な人って、
    やっぱり、魔法少女のみんな、だし」

さやか「まどか……」

まどか「その中でも一番付き合いが長いのは、さやかちゃんで……」

さやか「……」

まどか「……ごめん。理屈じゃないよね、こういうのは」

さやか「ん」

まどか「大事なのは、したいかどうか、だと思うんだけど……」

さやか「……ん」

まどか「……さやかちゃん」

さやか「……」

まどか「もう一回、キス、しよっか」

さやか「……うん」



まどか「ん……」

さやか「ん……」




まどか「んむ……ん」

さやか「……ん、ふふ、くすぐったい……」

まどか「ん?」

さやか「あはは、ね、まどか」

まどか「なぁに?」

さやか「……」ペロッ

まどか「んっ」

さやか「ん」レロ

まどか「ぁ」

さやか「んむ……は、ん」チュク

まどか「ぁむ……ふぅ……ん」クチュ……



まどか(さやかちゃん、顔、近い……)ンチュ

さやか(うわぁ、うわぁぁあっ……なにこれ、
    キスって、こんな……うわぁぁぁっ……)チュク、クチュ

まどか(さやかちゃん、夢中になってるのかな。
    目つむったままだ……可愛い……)チュパ チュプ

さやか(……今、私変な顔してないかな……)ニチュ



プハッ

さやか「はぁ……はぁ……」

まどか「ん、……はぁ……はぁ……」








さやか「……ま、まどか。
    な、なんか、暑いね」

まどか「う、うん。そう、だね」



さやか「……ぬ、脱ぐ?」

まどか「……うん」

さやか「……」

まどか「……脱がして、いい?」

さやか「っ! へ、へぇ!?」


まどか「だって、どちらかといったら、脱がしてほしくない?」

さやか「ま、まどかもそういうこと考えるんだ?」

まどか「そりゃ、そうだよ。
    今は脱がす側だけど、脱がされる側のことだって、ちょっとは……」

さやか「……じゃあ、ぬがして、ほしいな」

まどか「……うん」

さやか「やさしく、してよ?」

まどか「うん」



スッ

さやか「ぁ」



クイッ……

まどか「……このブラ可愛いね」

さやか「え、へへ……買うのちょっと、恥ずかしかったけど……
    奮発してみました」

パッ

さやか「あっ……」

まどか「……隠しちゃうの?」

さやか「ん、ごめん。
    ていうか、やぱりみたいんだ?」ニヤニヤ

まどか「う、うん」

さやか「私の体、興味あるんだ?」

まどか「……うん。今は、すごく」

さやか「……これからずっと夢中になっちゃったりして?」

まどか「そ、それは……」モジモジ

さやか「別に、それでもいいけどね」ボソッ

まどか「……さやかちゃん」

さやか「……ん」スッ


まどか「っ」

さやか「……ま、まぁ、ほむらよりはあるでしょ」

まどか「……私よりも、あるよ」

さやか「そう、かな?」スッ

プチッ

まどか「んっ」

さやか「ほら、まどかも、脱がしてあげる」

まどか「、うん……」

ゴソゴソ



まどか「……」ドキドキ

さやか「……」ドキドキ









さやか「……まどか」

まどか「う、うん」

スッ

さやか「……」

スルスル……

まどか(……今、私、さやかちゃんのパンツ、おろしてる)

さやか(今、私、まどかに全部見られてる)





さやか「生まれたままの、姿……的な?」

まどか「……」

さやか「ほら、よく、言うじゃん。マンガとかで……」

まどか「そう、だけど」

さやか「……う、うん。
    なんていうかさ、
    こうして、もう、ヤる気で、裸になると、

    そんな奇麗な表現できないね」ドキドキ

まどか「……そう、かも。
    もう、さやかちゃんのこと……
    エッチな目でしか見れなくなりそう……」ドキドキ

さやか「それは、ちょっと……」

まどか「……だよね」

さやか「……それだけ、魅力的ってこと?」

まどか「……」

さやか「な、なーんちゃって……」

まどか「なんちゃってじゃないよ。
    すごく、魅力的だよ」

さやか「っ

    せ、説得力、あるね」

まどか「……あ、」ギンギン

さやか「あはは、まどか。その様子だとパンツ履いてないね?」

まどか「だ、だって、もう隠せないから、パンツ履けないんだもん……」




さやか「……ん」

スル……

まどか「……あ」

ブルンッ

さやか「ぃっ!?」

まどか「っ!」



さやか「……でっ!?」

まどか「……」(///

さやか「っか!?」

まどか「や、やっぱり大きいのかなぁ?」

さやか(耳年増さやかちゃんの情報としては、
    15センチくらいが理想だったんですけど!?
    これは、もう……)

まどか「……さやかちゃん……」


さやか「……」

まどか「……」

さやか「……う、うん。
    と、とりあえず、触って、みるね?」

まどか「うん……お願い……」



ソッ

まどか「んっ」ピクン

さやか「……っ」

ギュッ

まどか「ぅっ……」ピクン

さやか「……わ、うわぁ……」

グニ、グニ……

まどか「あはぁ……ん……」フルフル……

さやか「わ、わわ……」




さやか(熱くて、脈打ってて……硬いんだけど、やわらかい感じもする……)

まどか(さやかちゃんの手が、私の、あれを……っ)

さやか(これを、ほむらも、相手したのか……)

グニ グニ……

まどか「んんっ……んはぁっ…ぁ…んっ」ピクピク……

さやか「……気持ち、いいの?」

まどか「うん………………うん…………」




さやか「これが……その……」

まどか「……」

クチュ……

さやか「……ここに、入るんだよね……」

まどか「……う、うん。そういうこと、だよね」



さやか「……」

まどか「……」



さやか「……入れ、る?」

まどか「え、で、でも、」

さやか「……あ、そうか。濡れてないと、ね」

まどか「この間見た本だと、濡れてるだけじゃダメだって……」

さやか「え、うそ……」

まどか「えっとね……ほぐれてないと、痛いのは痛いって……」

さやか「処女だもん! ほぐれるとか、そんなの……」

まどか「う、うん、そうだよね」

さやか「……ゃ、ゃだ、もう……恥ずかしい……」(////





まどか「……」ムラッ







まどか「さやかちゃんは……」

さやか「……?」



まどか「さやかちゃんは、濡れたこと、あるの?」



さやか「っ……

    うーん、まぁ、それなりには……」

まどか「一人で、エッチしたりした?」ムラッ

さやか「―――っ……!
    ……うん」

まどか「……ここを、触ったりしたんだ?」

クチュ

さやか「んぁっ!
    ぁ、まどか……」

クチュ……クチュ……

まどか「……」ムラムラッ





さやか「ぁぁっ……っ  う、うん。
    さわ……った……」





まどか「……こんな風に?」

グチュッ

さやか「んひぃっぅ!……ち、が……」

まどか「どう違うの?」



さやか「もっと、やさしく……して」トロォン



まどか「ふぅん、そう」

さやか「……」



さやか(まどか、なんか変なスイッチ入ってる?)





まどか「さやかちゃんは、上条君に、
    こういう風に、優しくサれるのを、期待してたんだ?」

クチュ……クチュ……


さやか「ぁっ……ふぁぁ……」

まどか「……ねぇ」



さやか(さっきから、まどかの質問攻めが続いてる。
    もう、すごく恥ずかしくて、普段ならこんなこと聞かれたら……)



さやか「う、うん…………
    そう、だよ……だって、そう、じゃない?」

まどか「好きな子のこと考えて、オナニーしてたんだ?」

さやか「……っ、は、ぁ……んっ

    うん……」




さやか(なのに、今は、聞かれるたびに体の芯が熱くなって……)





まどか「ふふ、どのくらい?」

さやか「っ!?」

まどか「……ねぇ、私と、夜遅くまで長電話した夜も……」

クチュ クチュ クチュ……

さやか「あっ……あっ あっ……!」




さやか(答えるたびに、まどかが触ってくれるのが、)




まどか「こうやって、一人でエッチしてたの?」






さやか(すごく、気持ち良くて……)






さやか「一人で、してた……」

まどか「ん?」

さやか「……っ  まどかと電話したあとも、
    一人で、してた……」





まどか「ふぅん。さやかちゃんってば、エッチなんだね」

さやか「んぁ、はぁ……っ 」トロン……

クチュ……チュクッ ヌチュ……

さやか「ぁぁっ、ぁ……」

クチュ……チュクッ ヌチュ……

まどか「一人でオナニーするとき、どこまで考えてるの?」

さやか「ん、ぁは……どこまでって」

クチュ……チュクッ ヌチュ……

まどか「触られるだけ?」

さやか「……んく……ぅ……」

クチュ……チュクッ ヌチュ……





まどか「ね? さやかちゃん」

ピタッ







さやか「……」ジーッ

まどか「……」ニコッ

さやか「……」



さやか「……ソレが、入るの……を、

    考えてた……」フルフル……





















まどか「ソレ、って、なぁに?」クスクス

さやか「っ!?」


まどか「ふふ、ごめん。さやかちゃん……
    ちょっといじめすぎたかも……」

さやか「も、もうっ まどかってば……もしかして本当はドSなんじゃないの?」

まどか「……そうかも」クスッ

さやか「っ……
    ……はあ、はは、やばいなぁ、その顔……」

まどか「ん?」

さやか「……私も、ちょっとレズっ気あるのかな……
    まどかの今の顔、かなり、エロイなぁ、って思っちゃった」トロン……

まどか「さやかちゃんの今の顔にはかなわないよ」クスクス

さやか「っ……」フイッ



まどか「顔そむけちゃうの?」

さやか「っ、だって、恥ずかしいし……」

まどか「でも、いいの?」

クチュ……



まどか「初めての瞬間、見逃しちゃうよ」

さやか「え」

まどか「ほら、わかる? 今、入口に押し当ててるの……」

クチュゥ……

さやか「ちょ!?」

まどか「……」ドキドキ

さやか「あ……」



まどか「……さやかちゃん、わかってると思うけど……

    私、もう変なスイッチ入っちゃってるから、
    止まれないと思う」

さやか「あ」

クチュル……


まどか「んんっ……」

さやか「……ま、どか」

まどか「ごめんね、さやかちゃん」

さやか「あ、あやまんなって……
    どのみち、興味あることだし……」

まどか「ふふ、そうだよね。さやかちゃんはエッチだもんね」

さやか「ぅぅっ……」

ヌチュゥ……ヌプゥゥ……

まどか「ほら、先っぽが入っちゃった」

さやか「え!?」

まどか「どうしたの?」

さやか「ま、まだ、先っぽだけ?」チラッ

まどか「……」

さやか「……半分くらい、入ったと思ってた……」

まどか「さやかちゃん、入るところ見てなかったの?」

さやか「う、ん……だって。その……」

まどか「ん?」




さやか「……初めての時は、見つめ合いながら、したいかな……って」

まどか「っ」ムラムラムラッ

さやか「……変、かな?」




まどか「……さやかちゃん、本当に、可愛いね」

さやか「や、ちょ、耳元で……」

ズプッ

さやか「っ!」

まどか「ほら、もう、あと少しだよ?」

さやか「あっ……い、た……」

まどか「……痛い?」

さやか「う、うん。ちょっと……」

まどか「……どう、してほしい?」

さやか「―――っ どうって。
    それは、まどかに、任せるよ」

まどか「ふふ、そう。じゃあ、ゆっくりしてあげるね」

さやか「う、うん」









さやか「んんぅ……く」ドキドキ

まどか「……」ハァハァ……




ツプッ




さやか「っ!」

まどか「……ぁっ」









さやか「ぁっ」

まどか「……っ、」














さやか「……入った?」

まどか「……ぁ、はっ……んくぅ……   う、ん……」

クチュ……













さやか「……」ジーッ

まどか「……」ジーッ


チラッ


さやか「結構、あっけないね」

まどか「そう、だった?」


さやか「……でも、入ってる感じが、すごくわかる……これ、すごいね」

まどか「う、うん」プルプル

さやか「……まどか?」

まどか「……さやかちゃん、痛くないの?」

さやか「うん、意外と……」

まどか「そう、なんだ」



さやか「……うごいて、みる?」

まどか「っ、どうしよう。さやかちゃん」

さやか「え」

まどか「あ、あのね。ゴムするの忘れてる」

ヌチュ……

さやか「っんっ!……そ、そういえば、そうだったね」

まどか「……つけないと、だよね」

ヌッ……

さやか「あ、いやぁっ……待ってっ」グイッ

ヌチュッ

まどか「ひぁぁっ!」ビクビク

さやか「んんんっ! さ、さやかちゃん!?」ビクンッ






さやか「……初めてなんだし、このままで、してほしい、かな。なんて……」




まどか「で、でも、だめだよさやかちゃん。

    私、もう……っ」

さやか「え」



まどか「んっ! あっ……ぅくっ……! 出ちゃ……う……」



さやか「っ! え」

ビュルッ

さやか「ぁっ!」


まどか「ンぁっ! あはぁ、さ、やかちゃん……!!」

ビュルル……



さやか「ぁぁあっ! なに、これ……」ビクンビクン

まどか(ぁ、だめ、抜かないと……)

さやか「ぁぁっ!」ビクン  ビクン

ヌプゥッ トゥプン……



さやか「あ……」ピクッ

まどか「んぁっ! っく……!」

まどか(抜いた、けど。まだ気持ちいのが抜けないぃ……っ!)

ビュ ビュルル……




さやか「ふぁ……え、まだ……?」ハァハァ……

ビュル……ピュッ








さやか「……っ  はぁ、はぁ……」

まどか「――――っ   っくぅ、ぅ……はぁ……はぁ……」フルフル

ビク、ビク……


さやか「……はぁ……はぁ……」

まどか「はぁ……はぁ……」





はぁ


はぁ





はぁ









はぁ……

















………………


風呂


シャアアァァァァ……

さやか「……」

まどか「……」



さやか「……」

まどか「……」




まどか さやか(ちょっと気まずい)




さやか(なんだろ、やっぱり、親友だったのにエッチなことしちゃうと、
    ちょっと、不思議な感じがする……)

まどか(たぶん、いつもどおりでいいんだろうけど……)




さやか まどか(さっきのお互いを意識しちゃうと……
        変な空気になっちゃいそう……)




さやか(こういうのって、どっちから話しかけた方がいいのかな)

まどか(こういうのって、やっぱり、私から話しかけるべきかな)

さやか(できれば、まどかから、話しかけてほしいな。
    私から話すと、空元気みたくなっちゃうし……)

まどか(できたら、私の方から話した方がいいかな?
    その方が、さやかちゃんも安心するかも……)




ゴクリ










まどか「あ、あのさ」

さやか「っ! な、なに?」






まどか「えと、その

    明日、は、朝早く家に帰らないといけないから、早起きしないと、ね」

さやか「あー、そうだね! まどかが泊まっていくなら、
    学校の道具とか取りに行かないと、だし」

まどか「明日の授業なんだったっけ?」

さやか「確か……とりあえず体育はないはず」

まどか「そっか、それはちょっと安心したなぁ。
    家に帰って体操服乾いてなかったとかだとやばいしね」

さやか「あはは、それもそうだね
    あ、ていうか泊まるって連絡してるんだよね?」

まどか「酔う前にしたよ。大丈夫」

さやか「まどかはしっかりものだなぁ……
    あ、でも明日は~~」

まどか「えぇっ!?~~~」
























まどか さやか(……よかった)

………………


深夜
ベッドで二人

さやか「……」

まどか「……」

さやか「……ありがとね、まどか」

まどか「え」

さやか「あんたのおかげで、かなりすっきりした」

まどか「そ、そんな……ていうか、私も、ありがとう、っていうか。
    ……嫌なんかじゃなかったし」

さやか「……気持ち良かった?」

まどか「……うん」

さやか「そっか。それは、うん。うれしいかも」

まどか「……」

さやか「……一応、言っておくけど、
    私もさ、できる限りソレの世話、するつもりだよ」


まどか「え、いいの?」

さやか「そうでなきゃ今日こんなことしないよっ」

まどか「で、でも、ちょっと自棄だったんじゃ」

さやか「確かにねー。きっかけはそうかも。
    だけど、まどかのこと好きなのは、やっぱりちょっと、マジかもしれない」

まどか「え、ええぇぇ!?」

さやか「肉欲的な意味で」

まどか「……さやかちゃん、それはあんまりにも……」

さやか「でもマジで、まどかとのエッチは、めちゃくちゃ気持ち良かったよ」

まどか「っ、そう?」

さやか「うん、一人でするよりも、ずっと。
    ただ、今度はもうちょっと長くしてほしいかなぁ?」ニヤニヤ

まどか「そ、それは、さやかちゃんが気持よすぎるから……」

さやか「はいはい。

    まぁ、これからはほむらともども竿姉妹としてご奉仕させていただきますわ―」

まどか「……ごめん。さやかちゃん。それは流石に下品だよ」

さやか「サーセーン」

まどか「んもう……」



………………

寝る

ちょっと寝てなかった




翌日 昼休み 屋上





ほむら「……美樹さやか」

さやか「え、な、なに?」







ほむら「何かあった?」

さやか「うぐっ……」










ほむら「……」

さやか「……」



ほむら「……」

さやか「……」









ほむら「……はぁ……責めるつもりはないわ」

さやか「ご、ごめん。だって、あんたはもうてっきり、まどかとシた後かと思って」

ほむら「それができてたら苦労はしないわよ」

さやか「ほんと、ごめん」


ほむら「……そうね。たしかに妬けるけど。

    それがまどかの選択なら受け入れるだけよ」

さやか「あんたの絶対的まどか愛も相当だね」

ほむら「確かに、私はまどかがどうなろうと愛せる自信があるわ」キッパリ

さやか「わお」

ほむら「でも、貴方も相当、あの子に入れ込んじゃってるんじゃない?」

さやか「う、そ、そうかも。あんまりあんたのこと言えないなぁ」

ほむら「……可愛かったでしょう?」

さやか「まぁ、ね」






さやか「?」

ほむら「そうねぇ。そう何度も見れるものではないもの」

さやか「え?」

ほむら「あれは何回目の時だったかしら……ああ、あの時のまどかは……」

さやか「おーい?」






ほむら「ゴホン……ともかく、それならそれでいいわ」


さやか「……そういうもん?」

ほむら「貴方がまどかを苦しめなければ、貴方とまどかの関係をどうこうするつもりはない。
    もちろん、私がいらなくなったとしてもね」

さやか「それはぁ、ないと思うけどなぁ」

ほむら「……」




まどか「ほむらちゃん、もう来てたんだ」

ほむら「まどか……」

まどか「あのね。この間のお弁当、ほむらちゃんの手づくりだったんでしょ?
    私も頑張ってみようって思って、作ってみたんだけど……
    どうかな、一緒に食べてみてくれない?」

さやか「おやぁ? おアツいですなぁ、ムフフ」

まどか「そ、そんなんじゃ……」

ほむら「……そんなんよ」フフン

さやか「……」イラッ

まどか「え?  え?」

ほむら「……そういえば、まどかの性処理権限は、主に私にあると主張したわよね」バチバチ

さやか「そうだけど、まどかの意思次第っていうのが最優先じゃなかった?」バチバチ




まどか「……え?」



ほむら「ふふふ、いいわよ。
    いつか徹底的にまどかを籠絡させてみせる」

さやか「まどかは私の嫁。
    この主張、今こそ胸を張って言わせてもらうわ」

バチバチバチ……



まどか「ちょ、ふ、二人とも、何を争って……」

ほむら「貴方のことよ」

まどか「え、えぇぇ……け、喧嘩、しないでよぉ……」

さやか「喧嘩というより、女の戦いかなぁ?」ニヤニヤ

まどか「……仲良くしようよ。せっかく、お弁当作ってきたのに」



ほむら「……仲良く」

さやか「……仲良く」

まどか「……?」





ほむら さやか(……変なこと考えちゃった)(////

まどか「?」




さやか「あーもう! やめやめ! 悪かったよ。
    とりあえずお弁当にしよう!」

ほむら「そうね。それはそれ、これはこれ。

    それに、もともとこの件でいがみ合うのはまどかに悪いわ」

さやか「ん、うん。そうだね、まどかにとってはマジで死活問題だし」

まどか(ちょっと忘れてたー!)ガビン

ほむら「それに、まどかが望むなら3Pもいとわない」

まどか「さんぴぃ?」

さやか「さんぴぃ?」

ほむら「っ!?」



ほむら(思った以上に私は汚れているみたいね)モンモン











ソウルジェム「……」ボヤァン……




………………


廃ビル



まどか「ふぅっ あんまり強くない使い魔でよかったね」

さやか「確かに、こんくらいならダイエットと思えばたいした相手じゃないわー」

ほむら「それでも、油断は禁物よ」

さやか「わかってるって」

ほむら「特にあなたのことは心配」

さやか「……っ」

ほむら「……なに?」

さやか「……時々思うけどさ。あんたって、
    結構気遣い屋さんだよね」

ほむら「貴方たちとはキャリアが違う。
    心配するのは当然よ」

まどか「ほむらちゃんは、何度かこの世界をやり直してるって言うけど……
    やっぱり、いろんなことがあったんでしょ?」

ほむら「そう、ね。
    貴方たちに話せないことも、たくさん」

さやか「……いろんなことねぇ。
    もしかして、私とあんたがもっと仲悪い世界もあったかもね」

まどか「そんなことないと思うけどなぁ」

ほむら「あったわ」

さやか「うわ、やっぱり」



ほむら「……でも、辛かった」



さやか「え」

ほむら「……もっと、もっと仲が良かったときもあったもの」

さやか「……」

まどか(それはちょっと意外かも……)

ほむら「……」

さやか「……そっかぁ、そりゃ、心配もするよねぇ」

ほむら「……」

さやか(仲良く、かぁ)


タタタタタタタタ……

扉「ドバァン!!」

マミ「はぁ……はぁ……」





まどか「ひぇっ!?」ビクッ

さやか「ま、マミさん!?」

ほむら「……」



マミ「……使い魔は、もう居ないようね」

まどか「え、あ、はい。私たちで何とか」

さやか「っていうか、マミさんは杏子と一緒に別な使い魔と戦ったんでしょう?
    無理してこっちまで来なくてよかったんですよ?」

マミ「そ、それは、そうかもしれないけど、
   でも私は、貴方たちに話があってきたのよっ!」タンッ




ほむら(……まさか)









マミ「佐倉さんから……き、聞いたわよ

   貴方たちが、ふ、ふらちな、関係だってこと……」



さやか「ちょぇ……」

まどか「えっ!?」

ほむら「……ふぅ……」


次回さんぴぃかも 今度こそ寝る

>おっさんの自己陶酔なの?
そんなこと考えたことなかった。
びっくりして普通に目が覚めたわ。

とりあえずその意見を胸にしまいながらも
今後もこのスタンスで書き続けるつもりだけど、
ダメだったらそっとしておいてほしい。

さやかいらねー
はよ杏子出して

>>213
>>106


マミの家


マミ「……」ジッ

まどか「……」シュン

さやか「……」ムゥ

ほむら「……」シレッ



マミ まどか ほむら(……どうしよう)




マミ(ここまで連れて来たはいいけど、一体、どこから話をすればいいのか……)

まどか(ま、マミさん。私たちの関係のことは聞いてるのに……
    自分が何されたのかはやっぱり気付いてないんだぁっ。
    寧ろそっちに気付いてほしかった……っ!)

ほむら(巴マミにお説教されるのなんて久しぶりね……)



マミ(そもそも、不埒な関係って……
   ど、どこからどこまでしてるのかしら?)

まどか(マミさんは、杏子ちゃんからどういう話を聞いたんだろう……)

ほむら(まだ、私が魔法少女として甘い頃だったわね。懐かしい……)



マミ(き、きす、しちゃってるの?
   女の子 同士で?
   で、でも、それくらいなら普通にスキンシップ、よね?

   まさかっ! は、ハグとかしちゃってるのかしら!?)

まどか(うぅぅ、なんにしても、多分一番この場で弱い立場なの私だよぉっ!)

ほむら(! そういえば、私。この時間軸では巴マミの事をなんて呼んでたっけ……)



マミ(いけないわ! 女の子同士で破廉恥なことっ!
   ……なんでいけないのか分からないけど、
   多分、間違ってるものっ!)

まどか(でも、私が原因、だしなぁ……)

ほむら(巴さん? マミ? 巴マミ?)



マミ(クラスの友達も言ってたもの。女の子同士とかは考えられないって!)

まどか(こ、ここは、私がしっかりしないと……!)

ほむら(……巴さん、でいい、かな。
    やっぱり、この人にはかなわないところが多いし……)



マミ(……あ、あれ、でも、別な子は……
   そういうのも愛があればいいじゃないって……)

まどか(たしかに、恋愛とか、そういう感情じゃなくてエッチなことしてるのは問題かもだけど、
    でも、責任は、私にあるし……)

ほむら(……巴さん、と呼べる時間軸は珍しいわね。
    いつもは本当に、最初に立ちはだかる敵になっていたし……)



マミ(……どうしよう……分からなくなってきた)

まどか(……よしっ)

ほむら(……よしっ)




まどか「まみさ」

さやか「マミさんは、まどかのことをちゃんと分かってるんですか?」

マミ「え?」

ほむら「……」

まどか「……」




さやか「……」

マミ「……ど、どういうこと、かしら?」

さやか「まどかは、今呪いで大変なことになってるんです。
    不埒な関係だなんて言わないであげてください」

まどか「……さやかちゃん」

ほむら「……」

さやか「……」

マミ「……でも、それは私も協力してあげるし、
   今はそれとこれとは別な話じゃ……?」

さやか「はぁっ?」

マミ「えっ」

ほむら「……?」



マミ「え?」

さやか「え?」

ほむら「え?」

まどか「……」モジモジ……





さやか マミ(……どういうこと?)

ほむら(そういうことね)






ほむら「……巴さん」

マミ「なに、かしら」

ほむら「……不埒な関係の話はおいておいて、
    とりあえず協力してほしいことがあるんです……」

マミ「協力、それは、もしかして……」

ほむら「ええ。まどかに関することです」

まどか「え?」

ほむら「今すぐにでも、処置が必要です。
    そのためにも、


    脱いでください」



まどか マミ さやか「えっ」




まどか「ほ、ほむらちゃん?」

さやか「ほむらぁ、今はマミさんにちゃんと説明するところでしょ」

マミ「ど、どうしていきなり脱がなくちゃいけないの?」

ほむら「まどかの穢れを払うためには、それが必要だからです」

マミ「……」

さやか「……ほむら?」



マミ「……わ、わかったわ」

ほむら「……じゃあ、まどかも脱ぎなさい」

まどか「え、ええ!?」

スッ

ほむら「巴さんに、説明するんでしょう?」

まどか「だ、だけど……」

ほむら「面白いようになるわよ。
    多分、貴方の欲望を奥底から刺激することができる」

まどか「……?」

さやか「……ほむら、あんた何考えて……」

ほむら「ふふ」

さやか「?」




………………


マミ「準備、できたわ……」(////

まどか「……私も……」

ほむら「まどか」

まどか「え?」

ほむら「隠さないで、出しなさい」

まどか「え、ぅぅ……」

ポロン

マミ「っ」

さやか「……っ」



ほむら「巴さん。前に、貴方がまどかにしてあげたように、して見せてください」

マミ「っ、ほ、本当に、するの?」

ほむら「ええ」

マミ「……、な、なんだか、恥ずかしい、けど……」

ほむら「……恥ずかしい?」

マミ「……ええ」

ほむら「まどかには、そうしてあげなくちゃいけないんですよ?
    どうして恥ずかしいと思うんです?」

マミ「……え?」

まどか「ちょ、ほむらちゃん……」



マミ(そんなの、わからないわよ……
   どうしてか、鹿目さんの、アレを触っていると、
   いけない気持ちになっちゃう、というか……)



ほむら「……続けられますか?」

マミ「……大丈夫……よ」





マミ「ごめんなさい。鹿目さん。
   鹿目さんにとっては、大変な問題なのに、ね」

まどか「いえ、そんな……それに、恥ずかしいって思うのは当然ですよ」

マミ「そ、そうなのよね? 恥ずかしいのは、当たり前、よね」

まどか「……」

マミ「……」


マミ「じゃ、じゃあ、するわね……オイルも、用意してるし……」

まどか「はい……」

トロォ……

さやか「うわぁ……」

ほむら「……」ゴクリ

マミ「え?」

さやか「い、いや、何でもない、です」




マミ「……あ、あの、もし、からかってるんだったら、
   こういうのはよくないと思うわ!」

ほむら「確かに、意図は別にあります。
    今巴さんにさせていることは、真実まどかの為だけではありません」

マミ「なっ!?」

さやか「ちょ、ちょっと!? ぶっちゃけすぎじゃない!?」

ほむら「でも、それは最終的にまどかの生存率を高めることになります。
    そして、巴さんのためでもあるんです」

マミ「そう、なの?」

ほむら「ええ。それだけは確かです」

マミ「……」

ほむら「……」



マミ「し、信じて、いいのよね?」オロオロ

まどか「ほむらちゃんは、確かに、時々不思議なところがあるけれど、
    でも、悪い人じゃないです」

マミ「……それは……」

まどか「きっと、大丈夫です」

マミ「……」

ほむら「……」

さやか「……」



マミ「……続けるわ」




………………


まどか「ん、 はぁ……んぁっ……」

クチュクチュ……

さやか(ひぇぇ……す、すっご……)

マミ「……」

まどか「はぁ、はぁ…… ん、ぁ……マミ、さん……
    このあいだ……ぁく……より、
    きもち、い……」ハァハァ

クチュクチュ……

マミ「そ、そう……」

まどか「もしかして……んっ……練習、したんですか?」ハァ……ハァ……

マミ「そんなことは、してないけれど……」

クチュクチュ……



ほむら「……」

さやか「……」

クチュクチュ……

マミ「んっ……っ……」


まどか「ぁっ、は、ぁ……んっ  マミ、さん」

クチュクチュ……

マミ「どうしたの?」

まどか「で、出ます……」

マミ「、わかったわ。この間みたいに、してもいいわよ」

まどか「で、でも、ここ、部屋ですし……」

クチュクチュ……

マミ「片付ければいいわよ。ほら、出して」

まどか「はぁ、はぁ……ま、マミさん……っ!」

ビュルッ!

まどか「っぁあっ、!」ビクン

マミ「んっ」

ビュルル……ビュ……

まどか「っぁ、は、……く……」ビクンビクン

マミ「……」

ビュッ……

まどか「はぁ、はぁ……」

マミ「……全部、出た?」

まどか(き、緊張して、ちょっとしか出なかったかもしれないけど……)

まどか「は、はい……」


マミ「そ、そう。
   じゃあ、この間みたいに……」

まどか「え、あ」(////

さやか「?」

ペロッ

さやか「!?!?」

ほむら「……っ」

マミ「ん、んぁむ……」ペロ ペロ……



ゴクン

さやか「っ」(////

ほむら「さやか」

さやか「っ だ、だって、あれ……」

ほむら「落ち着いて」

さやか(うわぁぁあ、うわぁぁ、マミさん。えっろい……)


マミ「……これで、いいのかしら?」モジモジ

まどか「あ、ありがとうございます。マミさん」

マミ「そう、よかった……」




スッ

ほむら「……巴さん。落ち着いて聞いて」

マミ「……どうぞ」



ほむら「今から話すことは、貴方にとっての常識を、破壊すること
    だけど、それはみんな知っていて当たり前のことです」

マミ「……」

ほむら「でも、それを知らないということは仕方のないこと。
    『知らないことを誹る』のは、『知らないこと』より愚かなことだと、
    私はわかっています」

マミ「……」

ほむら「どうか、落ち着いて聞いてほしい」

マミ「……ええ」




ほむら「……あなたがしていることは、猥らな行為で、
    
    今あなたが口にしたのは、まどかの精子です」

さやか まどか「……」

マミ「……っ」

ほむら「言葉の意味は、わかりますね?」

マミ「え、ええ……」

ほむら「その猥らな行為とは、
    私とまどか まどかとさやかの間で行われた

    不埒な関係に他なりません」

マミ「っ」



まどか「す、すみませんっ!!」



マミ「……」

ほむら「……ショックですか?」

マミ「ええ。とても」



















ほむら「でも、貴方の本心はそう思っていない」




ギュッ

マミ「え、あ、暁美さん?」

クチュッ

マミ「ひきっ!?」ビクンッ!

まどか さやか「!?」

ほむら「……どうか、抵抗しないで。巴さん」

マミ「え、えぇ? なに、これ……なんなの……?」

クチュ クチュ……

マミ「ぁぁっ! あ……ひぅっ!」ビクビク

まどか(ほむらちゃんの手が……)ゴクリ

さやか(もう、あんなに、トロトロに……)ゴクリ

ほむら「……巴さん。貴方は、まどかの言いなりになることで、
    気持ち良くなっていたんです。

    そして今は、私の言うことを聞いて、
    気持ち良くなっていたの」

マミ「そ、そんなわけ……」ハァハァ……

ほむら「これがその証拠なんです。わかりますか?」クチュッ

トロォ……

マミ「や、やぁ……へんなもの、見せないで……」(////

ほむら「これは愛液です」

マミ「あい、えき?」ハァ ハァ……

ほむら「性行為に及ぶ際、
    円滑に行うための生理現象の末に分泌される液体です。

    汚いものなんかじゃありません」

まどか「っ……」

さやか「わ、ま、まどか……」

まどか「だ……だって」ギンギン



マミ「っ……」(////

ほむら「……そして、まどかのアレは」

マミ「も、もしかして……」

ほむら「……」

マミ「ペニス、なの?」

ほむら「その通りです」

マミ「どうして?……鹿目さんは……」

ほむら「ええ、女の子ですよ。

    でも、謎の呪いが彼女に寄生している。
    そのせいでまどかはあんな姿になってしまった。

    それは由々しき事態ではありますが、

    今は、それよりもあなたの問題です」ヌルッ

マミ「っやっぁ……!」ピクッ


クチュ……クチュ……

マミ「ぁ、ふぁ……ひ、ゃぁ……」トロン……

ほむら「……どう? 気持ちいい?」

マミ「んっ はぁ……え?」

ほむら「今私にいいようにされて、気持ちいいかと尋ねているんです」

マミ「ぇ……っ」トクン……




ほむら「……それとも、まどかの方がいいですか?」

まどか「んぇっ!?」

マミ「え、そ、そんな……」

まどか「ちょ、ちょっとほむらちゃん……急に話を振られても……」

ほむら「……あなたも、本心ではそう思っていないはずよ。
    そして、美樹さやか、あなたも」

さやか「ど、どうして私に話を振るかなぁ!?」

まどか「……」

ほむら「……あの気丈な巴マミが、
    こんなあられもない姿で、貴方達による快楽を欲しているのよ?」

さやか「っ……」

ほむら「まぁ、まどかはもう、素直になろうとしているようだけどね」




まどか「……あの、マミさん」

マミ「……っ」ドキッ

まどか「それ、本当に気持ちいいんですか?」

マミ「……」フイッ

まどか「……正直に言ってください」

マミ「ぁ、あ……あの……」

まどか「……」

マミ「……っ ぇ、ぁ……」ゾクゾクゾク……













マミ「……気持ちいい……わ……」ゾクゥッ






まどか「そう、なんですか……」

マミ「っ……」フイッ (////

ほむら「……素直ね」クスッ

マミ「んっ……」トクン




さやか(えぇぇぇ……えぇぇぇぇえ……
    なにこれ、何この世界……)

マミ「ぁっ、っぁあっ!」

クチュクチュ……

まどか「ふふ、マミさん。こんなにトロトロですよ……
    これ、気持ちいいと思うだけ出てくるんですから……」

マミ「んぁっ! そ、んな、こと言ったってっ、ひゃぅんっ!」

さやか(マミさんも、まどかも……おかしくなっちゃったんじゃないの?

    もしかして、魔女の呪いが、変な方向に作用して……!?)

ほむら「安心しなさい。何もおかしくなんてなってないわ」

さやか「へっ!?」

ほむら「貴方の目を見ればわかるわよ。
    この異常な状況に、呑まれているんでしょう?」

さやか「……ほむら、あんた……」

ほむら「怖がらないでほしいわね。
    それだけ、貴方が自分を解放することを恐れてしまう」

さやか「解放、て。な、なんか、あんたやっぱりおかしいよ。
    まどかも、マミさんも……」





ほむら「自分もおかしいとは思わないのかしら?」





さやか「っ」ビクッ

ほむら「貴方は、欲望のままに、
    まどかに処女を捧げたのよ」

さやか「……ぁ」

ほむら「女の子で、親友の……まどかに」クスッ



ほむら「でもそれは悪いことかしら?」

さやか「……」

ほむら「私は、強要なんてしないわよ。
    あなたが自分でわかってくれないと、どうしようもない。

    ただ、私はできれば、貴方にもそばに居てほしいと、そう思う」

さやか「……っ」

ほむら「……」

さやか「なんなんだよ、あんた……」

ほむら「貴方にもそばに居てほしいと思う。そこに他意はないわ」クスッ








マミ「はぁ……はぁ……」ピクピクッ

ポタ   ポタ……

まどか「ん、はぁ…………はぁ……」ギンギン

ピトッ



まどか「マミさん。これ、わかります?」

マミ「それ、は……」

まどか「あは……マミさんの、ここに、私のコレが、入っちゃうんですよ……?」

マミ「っ……それって……」

まどか「言葉にすれば、わかるんですよね?」スッ

マミ「……え、え」

まどか「……セックス、ですよ」

マミ「っ」

まどか「これからマミさんと私、
    セックスするんです」

マミ「せ……」(////

まどか「……不埒な関係に、なっちゃいますね」

マミ「そ、そんな……」ゾクゾク




まどか「これで、マミさんも仲間ですよ」クスッ

マミ「なか、ま……」ピクッ




クチュ……

まどか「……いいですか?」

マミ「……」(////




マミ「……」コクン






ツプッ……

まどか「んんぅっ……」ピクッ

マミ「んっ!」プルプル

ズプゥッ!

マミ「っぁっ!!  っく、ぅ、ぁぁ……」プルプル

まどか「……っふ……はぁ はぁ……」フルフル

マミ「……鹿目、さ……ん……」ギュッ

まどか「はぁ、はぁ……」

マミ「変、なの……鹿目さん……ぁ、わたし、……私……

   痛いの……、痛いのに……」

まどか「落ち着いて、大丈夫ですよ……最初ですし、ね」

マミ「ちがうの……私……

   痛いのに、気持ちいい、の……」プルプル


まどか「へぇ、マミさんって……
    M、だったんですね」

マミ「え、む?」ピクッ

まどか「マゾ、って言うらしいですけど、
    虐められて、喜んじゃう人のことです。
    今のマミさんに、ぴったりですよ」クスクス

マミ「……っ……」

まどか「でも、マミさんは本当は寂しがり屋さんなの知ってますから」

マミ「えっ」

まどか「やさしく、虐めてあげますね」ギュッ

ズプンッ

マミ「―――――っ」ビクビクビクッ!




プシャァァァアッ……




まどか「ぁあっ……熱い……」トロン……

マミ「や、なに、これ……止まらない!」プシャァァ……

まどか「これは、潮って言うらしいですよ」

マミ「ん、ひっ……ああぁ……かなめさ……ぁっ……」プシッ プシュッ……

まどか「……そんなに、奥が、気持ちいいんですか?」

マミ「っく、ぅぅ……」

まどか「……マミさん?」

マミ「はぁ……はぁ……うん。きもち、いい……の」トロン……


まどか「えへへ、よかった……」

マミ「……もっと、してほしく、なっちゃうくらい……」ハァ、ハァ……

まどか「っ」ムラッ

マミ「……」ハァ、ハァ……

まどか「……じゃぁ、続けますね」ドキドキ

マミ「……」コクン

ヌプッ……ヌプッ……

マミ「んぐっ、ぁうっ……!」ビクビクッ

まどか「んん、ぁ……ふわ、ぁぁっ!」ビクビク……


マミ「え?  大丈夫? 鹿目さん?」

まどか「ご、ごめんなさい……
    あの……比べるの、失礼かもしれない、ですけど……

    さやかちゃんとは、感触が違って、びっくりしちゃって……」

マミ「っ……そ、そう、なんだ……」チラッ

さやか「こ、こっち見ないで下さいよっ!」フイッ (/////

マミ「……っ ご、ごめんなさい……」フイッ

まどか「ほら、マミさんはそっち向いちゃだめですよ」ツイッ

マミ「あっ……」



ヌプッ……ヌプッ……

マミ「んっぁぁっ! ぁぁぅ……」ビクビクッ

まどか「可愛い顔が見えなくなっちゃうじゃないですか……」ハァッ ハァッ……

ヌプッ……ヌプッ……

マミ「ひきっ、ぁぁ、……んぁっ!」ビクンビクン……


まどか「ふふ、マミさんって、こんな風に喘ぐんですね……」

ヌプッ……ヌプッ……

マミ「んっん、 んっ  んんん……」

まどか「えええ?どうして、声抑えちゃうんですか?」クスクス

マミ「ん、んーんっ……」フルフル

まどか「ふふふ、可愛いマミさんの声……もっと聴かせてくださいよぉっ」

ズプッ!

マミ「んんんっ!!」ビクンッ

……グリグリグリ

マミ「んぁぁぁああああっ!!」ビクビクッ



プシュッ



まどか「ひぐっ! あっ! マミさん、締め、すぎ……っ」ビクビクッ

ビュルッ!

マミ「んひぃぃっ!?」ビクン!


ビュルルルっ!

まどか「あっ! あ……で、ちゃう……」

ビュルル……

マミ「え、ちょ、鹿目、さ……ぁぁぁっ!」ビクビクビクン

ビュルルル……

まどか「ごめん、なさい、マミさん……だしちゃいました」

ビュル……

マミ「えっ、ま、まさか……」

まどか「はい……」

マミ「っ……あ、あの、かな、めさん……それって、妊娠しちゃう、かも……」

まどか「……はい」

マミ「っぁ、そんな、んんっ、ぬ、抜いて……抜いてよぉ……!」





ほむら「心配いらないわ、巴さん」ガシッ

マミ「きゃっ!?」


ほむら「避妊なら、自分の魔力でできます。アフターでもね」クスクス

マミ「え……そう、なの?」

ほむら「ええ、もちろん、確実というわけにはいかないけれど……」

マミ「っ……ぇぇぇ……」

まどか「でも、マミさん……考えてみてください……」

マミ「……ぇぇ?」

まどか「今、マミさんの子宮を……私の精子が泳ぎ回ってるんですよぉ?」クスクス

マミ「っ……!」ゾクッ

ほむら「抜かなくちゃ、とか言いながら……
    あなた、本当は興奮してたんじゃないんですか?」クスクス

マミ「ぁっ……はぁ……」ゾクゾクゾクッ

まどか「ん……ほ、ら」

グジュルッ……

マミ「やっ、う、動いちゃ、だめ……奥に、奥に、入っちゃう……」

ほむら「そうね。今動かれたらもっと妊娠しやすくなっちゃう……」

グジュル グジュル……

マミ「いやっ! やめっ、ぁぁあっ!」ビクンビクン

まどか「ほぉら、またせまくなってきた……」クスクス

ほむら「気持ちいいんでしょう?」

マミ「ぁぁぁあっ! あああっ!」ビクビクビクン!

プシャアァァァァァッ!




プシャアァァァ……


シャアァァッ……







ポタ







ポタ……








ポタッ……





………………
※※※※※※
………………

次はしばらくあとか明日投下

今気づいた。これ3Pじゃねぇな。



後日
街角


杏子「さやかっ!」

さやか「ん? あ、あんたか」

杏子「はぁ? あんたか、じゃねぇよ!」

さやか「……そ、だね」

杏子「な、何なんだよ最近さ。集まりもしねぇで、
   あんたたちは学校があるからいいかもしれないけど、
   私は集まりがないと魔女戦以外であんたと会うこともないんだからな?」

さやか「うん、そうだよね」


杏子「……マミに関しては学年が違うからな、会いたがってたぜ?」

さやか「杏子も私に会いたかった?」

杏子「ばっ、そんなんじゃ……ねぇよ」

さやか「……」

杏子「……」

さやか「……」

杏子「……」



さやか「ちょっと、話そうか」





………………


夕方
無人の公園



さやか「……素直になるってどういうことだと思う?」

杏子「……そりゃ、自分に嘘つかねぇってことじゃねぇの?」

さやか「……それって、あんたは結構実践してるタイプ、だよね」

杏子「まぁな。身寄りもないし金もない。
   できることといったら魔法の力で適当に生きることだけ。

   そういう意味では私は自分に素直に生きてるかもな」

さやか「……」

杏子「でも、さやかはこの生き方は好きじゃないと思ってたけど?」





さやか「わからなくなったんだ」

杏子「……」

さやか「何が素直、なのか」

杏子「さやか?」




さやか「この間までの自分の中での常識が、がらっと入れ替わったことに気づいたんだ。
    そしたら、世間と自分との摩擦にどうすればいいかわからなくて……」

杏子「?」

さやか「……世間の常識と、私の常識が同じだった時は、
    こんなこと思いもしなかったのに。

    誰かのために何かする、だけで、よかったのに……」

杏子「難しい話だな」

さやか「かもしれない」





杏子「……やりたいことがあるけれど、それは、世間さまの目から見ればおかしいことだってか?」

さやか「……うん」

杏子「それ、やっちゃったら、そんなに周りに迷惑かかるものなのか?」

さやか「……」

杏子「あんたが悩むくらいだから、どうせ周りに与える迷惑ってのもたいしたことないだろ。
   それにたとえ迷惑かかったって、あんたはそうしたいから悩んでるんだろ?」

さやか「……でも」

杏子「さやからしくもなく元気ないって思ったら、
   さやからしい事で悩んでたんじゃん。
   
   そこはちょっと安心したよ」



さやか「私らしい?」

杏子「まぁ、それも私が勝手に思ってることだけどさ。
   
   で、何がしたいんだ?
   まさか、ついにあのボーヤのことをどうにかしたくなったかい?」

さやか「その件はもう片付きましたっ」フイッ

杏子「え」

さやか「恭介とか、仁美とかとは関係ないところで悩んでるんだなぁ、これが……」

杏子「……ふぅん」











杏子「……まどかのことかい?」

さやか「……」









杏子「……マミのこと?」

さやか「……」




杏子「……ほむらの、こと?」

さやか「……」














杏子「……全員?」

さやか「……」





杏子「……マミに、あのこと話したのは悪かったと思ってるよ」

さやか「別に、それはいいんだけどさ」

杏子「……」

さやか「ちなみに、どうしてマミさんに話したの?
    あ、せめてるわけじゃないから、素直に答えてよ」

杏子「それは……私じゃ、力になれそうもない、からさ。
   でもマミならあんたたちの力になれるかもって思って……
   そしたら、なんかうまく伝わらなくて、さ」

さやか「……ふーん」

杏子「……マミのやつ、どうなった?」

さやか「協力してくれてるよ。
    まどかも喜んでるし、
    ほむらも、何考えてるんだかわからないけど満足そう」

杏子「そ、そっか。
   え、てことは、さ。ねぇ、もしかしてぇ……」ドキドキ

さやか「ははぁん、興味はあるんだ?」

杏子「まぁ、ねぇ。
   さやかだってそういうタチであの子と関係もったんじゃないの?」




さやか「成り行きよ。

    ……まぁ、成り行きとは言え、
    まどかでよかったって思うところもあるけど」

杏子「ん?」

さやか「私は、エッチなことに興味があったのは確かだけど、
    それは相手がまどかだから甘えられたんだと思うなぁ」

杏子「はぁ、そういうことかぁ」



さやか「……」

杏子「……好きなの?」

さやか「……」

杏子「……悩むの?」



さやか「いや、好きなのは好きだけど……
    女として、あの子が悦ぶのを受け入れたいとは思うけど」

杏子「女として……っ!
   そ、そっか、そうだよな……」

さやか「……」

杏子「え、なに、もうエッチしたの?」

さやか「ほんと興味津々だね」

杏子「そ、そんなことぉ……あったりなかったりぃ?」







さやか「……」

杏子「さやか?」






さやか「あー! 悩んでたのがあほらしくなりそう」

杏子「え?」





さやか「杏子」

杏子「うん?」

さやか「ちょっと付き合ってよ」

杏子「おう、いいぜ。どこいく?」

さやか「ついてからのお楽しみ―♪」






………………


さやか「っしょ」トサッ

杏子「……」

さやか「へぇ、こんな風になってるんだ」

杏子「いや、いやいや。何普通に、くつろいでんの?」

さやか「……結構歩いたし?」

杏子「そうじゃなくて、こ、ここって」

さやか「ホテルだけど?」

杏子「ホテルはホテルだけど!!
   

   エロイ方のじゃん!!」


さやか「はい、大正解」ムクッ

杏子「っ……お、おいおい……!?」ビクッ

さやか「……」

杏子「……」








さやか「……あんたさ。女の子を好きになる気持ちってわかる?」

杏子(ど直球な質問来た―――ぁぁぁぁああ!!!!)









杏子「常識がどうのこうのって話は、ここにつながってたのかよ」

さやか「まぁね。
    そうかも」

杏子「え……ていうか、え?」アタフタ

さやか「……」

杏子「……」(////






さやか「あんたは、私に似てる。
    前に自分でもそう言ったことあるよね?」

杏子「……うん」

さやか「それも意識して、だけど。
    なんか、特別な相手、だなぁ、っては思ってたのよ、あんたのこと」

杏子「……」

さやか「で、意識し始めたが最後。
    私の常識はガラッと変わってしまいました」



杏子「……」

さやか「……」



杏子「……」

さやか「……」




杏子「っ! えと、その流れ的に、ここに連れてこられたのって……
   積んでる感じがするんだけど」

さやか「……」

杏子「……」



さやか「残念、杏子の純潔を散らす相手はさやかちゃんでした!」ガバッ

杏子「純潔て……へっ!?」





ドサッ





杏子「ちょぉぉぉっ!? ちょっと短絡的過ぎない!?」

さやか「あんただって興味あるんでしょぉー?」ニヤニヤ


杏子「だ、だからってこの流れで!? も、もうちょっと雰囲気とか……さ」

さやか「ふぅん、そういう乙女な顔もするんだぁ……」

杏子「っ!?」フイッ

さやか「……可愛いなぁ、杏子は」

杏子「……どちらかというと、
   可愛い担当はあんただと思ってたんだけどなぁ……」

さやか「っ」

杏子「……私ん中じゃ、上になるのは自分だとばかり……」

さやか「……」




杏子「……」

さやか「……」



杏子「……」

さやか「……」








さやか「え?」

杏子「……結構、私もまんざらじゃないってことだよ」ギュッ







さやか「わっ」ポスッ

杏子「どうしたい?」

さやか「!」

杏子「……なんだったら、今からでも私が上になったっていいんだぜ?」

さやか「……」

杏子「……」


さやか「……で、でも」

杏子「……」








杏子「別に、まどかの後だからとか、そういうのはどうでもいいよ?
   あんたが私を見るきっかけになったんなら、な」

さやか「ぅぐっ……」

杏子「……変、かな?」

さやか「んー……ちょっと」

杏子「かもな」クスクス

さやか「……でも、あんたらしいかも」

杏子「だろ? 人間、一番大事なのは『最初の相手』より『最高の相手』さ」

さやか「そういう考えか」

杏子「だから、あんたがまどかとどういう関係だろうと、
   ちょっとでも私の方が有利だったりしたら、
   ちょっと満足、だな」

さやか「……あんた、損する女かも」

杏子「そうかぁ? 
   多くを望まず、得なことしか見てないから、
   たいして辛いとは思わないぜ?」

さやか「……あはは」スリスリ

杏子「……ん」ギュッ





さやか「……ていうか、あんたは、そっちの気があったんだね」

杏子「さやかもだろ?」

さやか「……」

杏子「……さやか?」

さやか「……ん」

杏子「……?」







さやか「ねぇ、杏子」

杏子「んー?」

さやか「男が抱く恋心と、女が抱く恋心は、同じかな?」

杏子「……」



杏子「同じじゃねぇの?」

さやか「……」

杏子「で、遠まわしに聞きたがってるだろう、

   男が女に抱く愛情と、女が女に抱く愛情の違いについてだけど」

さやか「あはは……」

杏子「それも、同じじゃん?
   なんにしても、相手を好きって思うからこそ、近づきたいっていうか……」

さやか「……」

杏子「……だから、たぶん私は、
   さやかが男でも、
   私が男でも、
   あんたを好きになったんじゃないかなって、思うよ」

さやか「……」

杏子「ゲイなのかバイなのか微妙なところだけど、
   今ん所さやか専ってことで、よろしく」

さやか「……」









さやか「私って、もしかして、かなり愛されてる?」

杏子「最高のお気に入りってことは確かだな」

さやか「……かなわないなぁ」ニヘラ……




さやか「……」

杏子「……」

さやか「……」

杏子「……」

さやか「常識が、ガラッと変わった。
    それと同時に、ちょっと、いろいろありまして……」

杏子「?」



さやか「……ヒかない?」

杏子「この際だし、言っちゃえば?」

さやか「……うん」

杏子「なんだよ。もしかして、
   ま、マミともしちゃったの?」ドキドキ

さやか「いや、そうじゃないんだけど」

杏子「ん? あ、そうなん?」

さやか「……」

さやか「うー……まぁ、見てもらえばわかるか」スッ

杏子「っ、大胆じゃん……もう脱ぐの?」ニヤニヤ

さやか「ノリノリねあんた。雰囲気がどうとか言ってなかった?」

杏子「それはこれからでしょー」



さやか「……これ見てもそんなこと言える?」

杏子「ぉ」

スルスルスル……

杏子「……」ドキドキ






杏子「っ!?」ドックン











さやか「……ほれ」

♂「オス」




杏子「えっ!?」

さやか「……生えちゃいました」

杏子「ぅぇぇえ!?!?!?!?!?」





さやか「……いや、もうぶっちゃけるんだけど、

    あんたのことを考えてムラッと来たら、その時点で生えた……」

杏子「や、いやいやいや、そりゃどうも……
   どうも? ん?

   て、え、でもそれって……まさか、まどかと同じ?」

さやか「うん……Qべぇにそう言われた」

杏子「……」

さやか「誰にも、まだ知られてないはずだけど……」

杏子「……っはぁー、そう、なんだ」










杏子「……て、ことはさ」ドキドキ

さやか「う、うん」ドキドキ

杏子「これ、私が処理しなくちゃいけない流れ、だよな?」

さやか「……」

杏子「……」

さやか「……」キュッ








さやか「して、欲しいな……」

杏子「っ……」












杏子「う、ん……」ドキドキ






さやか「……ど、どうしようか」

杏子「つったって、これの扱いはさやかの方が上だろ?
   私が上になれると思っていたのは女のさやかに対してだぜ」

さやか「お、女の子だもん!!」

杏子「立派なものをぶら下げて何を言うのやら……」

さやか「うぅぅ、確かにこれが生えてから
    女の子のことエロい目で見えるようになってきたけど……」

杏子「立派に男の娘じゃん」

さやか「ちゃんと、女の子! 
    ほら、胸だって、あるし……」

杏子「……まぁ、あんた良い体してるよね」

さやか「……そう、かな?」

杏子「うん。
   で、逆にあんたはどうなのさ?」

さやか「……杏子のこと?」

杏子「ん、うん」



さやか「……ちょっとこれ触ってみ」

杏子「え、あ、ちょ」



サワッ



杏子「ぃっ!?」

ギュッ

さやか「んんっ!」ビクッ








杏子「……っ……めちゃくちゃ、おっきくて、かたいんですけど……」

さやか「……これの意味、わかるよね?」

杏子「……う、うん」ドキドキドキ……

さやか「……」

杏子「……」ドキドキドキ……






杏子「……っ なぁ、もしかして、
   すぐ、じゃないと駄目か?」

さやか「んー? 怖気づいた?」

杏子「そ、そうじゃなくて、
   シャワー、浴びたいし……」

さやか「あ、うん、そうだね」

杏子「……」

さやか「……」




杏子「い、一緒に、入る?」

さやか「ん、いい、けど……」





………………




風呂


チャプン……

杏子「……別に、前にもさやかの家で風呂に入ったことあるけどさ……」

さやか「……あー」

杏子「そういうときって、意識してないから特に欲情とかはしてなかったんだぜ?」

さやか「そっか。私もその時はあんたのこと好きなんだなぁって、思ってなったなぁ……」

杏子「だけど、やっぱ今は違うなぁ」

さやか「……」

杏子「あ、言っておくけど、ソレがあるからとかじゃねーよ」

さやか「あ、うん」

杏子「今は、意識してるから……な」

さやか「……うん」




チャプッ


さやか「……」ピトッ

杏子「んー?」

さやか「……ねぇ」

杏子「……うん」





さやか「ん……」

杏子「っ……んむ……」

さやか「ん……ぅん……」

杏子「ん、ちゅ……む……」

ギュゥッ……


さやか「……」

杏子「……」

チュルッ……

さやか「ん、は……んむ……」クチュル……ヌチュ……

杏子「は、ぁ……ん……」チュク……ニチュ……



さやか「はぁ……ん」

杏子「……へへ、しちゃったなぁ……」

さやか「ん、そうだね。

    ……このまま、する?」

杏子「や、どうせならベッドがいいなぁ」

さやか「わかった」



杏子「……でも、」

さやか「ん」



杏子「……、もうちょっと……」

さやか「……ん」



チュ……クチュル……

チュ……





………………


ベッド


杏子「これ、明らかにさ」モソモソ

さやか「んー?」

杏子「青と赤のバスローブって、男と女用だよね」

さやか「まぁ、普通はそうなんだろうね」

杏子「どこでもあるのかな、こういうの」

さやか「さぁねぇ。ここしか入ったことないし」

杏子「……」

さやか「……」

杏子「ナチュラルに私赤選んだけど」

さやか「まぁ、杏子には赤が似合うと思うよ」

杏子「それに、受け側だしな?」ニヤニヤ

さやか「それもそうかっ」

ギュッ

杏子「きゃー! 犯されるー!」ヘラヘラ

さやか「あはは、それ冗談になんないし」

杏子「あー、うん。
   わかってるし、」

さやか「……」

杏子「んっ」

さやか「ん……」

チュ……クチュ……ニチュ……



さやか「……」

杏子「んー?」

さやか「……」ソッ

杏子「ぁっ」ポフッ










さやか「……しよっか……杏子」ボソッ

杏子「んゃぁっ!」ゾクゾクッ

さやか「え?」






さやか「っ、ん?」ドキドキ

杏子「や、耳元で、そういうの、ずるいし……」(////




さやか「……耳?」

杏子「ん……」

さやか「……こう?」ボソッ

杏子「や、だーかーらっ……」ピクンッ



さやか「耳元で囁かれるの、いいの?」ボソボソ……

杏子「く、くすぐったいだけだってばっ!」ピクピク……

さやか「どーだか」

ハムッ

杏子「ひぅっ―――!?」ピクン (/////

さやか「……」

杏子「っぁ……」

さやか「へぇー」


ペロッ

杏子「ひゃぁんっ!」ピクンッ

さやか「んむ……はぁ……」

杏子「や、だめ、ちょ……さやかぁ……」トロォン



ペロ、クチュ……チュ……

杏子「ふぁ、んぁぁ……」

さやか「んふ、……チュ、ん……」



杏子(な、なんで、耳?
   こういうのって、もっと、体の方とか……)



さやか「なに? 杏子ってば、耳感じるんだ?」ポソポソ……

杏子「そ、そんなの、わかんない……」ピクピクピクッ

さやか「それ強がり? だとしたら全然ごまかせてないよ」クスクス

杏子「や、ちがうんだってば……もう……
   
   よく、わかんないんだよ。
   くすぐったい、んだけど……

   でも、もしかしたら、気持ちいい、かも知れない……」

さやか「ふふ、どっちさ」

杏子「わかんないから、押し返そうかどうか悩んでるんだよ……」ピトッ



さやか「……押し返さないってことはさ」

レロクチュ……

杏子「―――っ!?」(////

さやか「そういうこと、なんじゃないの?」



ヌチュルル……チュプッ

杏子「ひゃぁぁ、んっ!」ビクビク





杏子(こんなの、変なはずなのに)

杏子「はぁ……はぁ……」

さやか「ありゃ、やりすぎた?」スッ

ガシッ

杏子「……はぁ……はぁ……」

さやか「……」

杏子「―――っ……
   



   もっと……」





さやか「……ん」







杏子(さやかの、舌と吐息)

チュク ニチュル……

杏子「んぁ、は……んんっ……」ピクピクン




杏子(重なってる体から感じる鼓動)

チュル、クチュ

杏子「んぃっ! はっ、ぁぁっ……」ピクピクン




杏子(全部、心地よくて……)

チュプ ハミッ

杏子「―――っ ぁは……はぁ はぁ……」






ゴソゴソ

さやか「んっ、このまま、舌入れてみちゃおうかなー……」

杏子「え、えぇぇ……それは、怖いよ……」

モソモソ

さやか「奥まで届かないわよ。ほら……」

杏子「んんっ!」

杏子(次の動きに、期待してしまう)



チュグッ

杏子「んきっ!?」

杏子(耳が、胸が……熱い)




チュブッ

杏子「ぁっ、っぁぁっ! や、ちょ、ま……」

チュプッ……レロ、クチュ……

杏子「ひぁぁやぁっ……」プルプル






さやか「んは、はぁ……はぁ……」

杏子「ん……くぅ……はぁ……」クタッ




杏子「……」チラッ

さやか「……はは、夢中だったみたいね」



杏子「てか、いつの間に脱がしてんだよ……」

さやか「本当に気づいてなかったんだ」

杏子「……えっち」

さやか「これからエッチなことするのに、『えっち』もなにも……ねぇ?」



サワッ

さやか「んんっ」ピクッ

杏子「……ふふん、仕返しだよ」ニヤッ



さやか「なぁにぃ? 胸なんか触って……」

杏子「私だけ触られるのはずるい」





ゴロン

さやか「わっ!」

杏子「……攻守交代だぜ」

さやか「ん……いいよ」ドキドキ


杏子「にしても、案外胸あるのな」

フニッ

さやか「んっ、そう、かな?
    普通じゃない?」

杏子「同年代の中じゃ、大きいほうだろ」フニフニ

さやか「……んー、そうかも?」

杏子「……こういうのは、どう?」クニッ

さやか「ぁっ……えぇ?……んっ」

杏子「先っぽ硬くなってるぜ」クニクニッ

さやか「い、言うなぁっ 恥ずかしいっ!
    んっ、ぁっ……!」



杏子「……感じる?」クニクニ……

さやか「……そう、でもないかも?」

杏子「そっかぁ」


さやか「……触りたきゃ触ってもいいけど?」

杏子「ん、うん」

フニフニ……

さやか「ん……」

さやか(くすぐったい……
    あー、杏子が最初に感じてたのはこんな感じかぁ……)

杏子「……」

フニフニ……

さやか「ぁ、ん……」

フニフニ……

さやか(あ、あれ?)

さやか「ぁっ、んぁぁっ……はぁ……んく……」

フニフニ……

さやか「ゃ、ぁ……んぁっ! ぅっ、く……」

さやか(気持ち、いいかも……)






ピクン

杏子「お」

さやか「……?」

杏子「いや、少し、反応があったなぁ、と」

さやか「そう?」



杏子「うん。下の方で」



さやか「あっ」

杏子「……足に、当たってん、だけど……」ドキドキ

さやか「……」(////

杏子「……」(////


杏子「……触るぞ?」

さやか「う、ん」




サワッ

さやか「んっ……」

杏子「っ」



サワ、サワ……

さやか「ん……」

杏子「……す、ご……
   脈打ってる……」



ギュ……

さやか「っ……ぁ……」ピクッ

杏子「それに、熱い……」



ニギニギ

さやか「ぁぁっ……く……」

杏子「……まだ、握っただけなんだけど」

さやか「う、うん。だけど、これも、結構気持ちいい……」




杏子「どう、すればいいのかな?
   上下に動かせばいいのはわかるけど……
   でも、あれって痛くないのかな?」

さやか「まぁ、ローションとか、オイルとか無いと、変な感じだよね……」

杏子「さやかは一人でする時どうしてるんだ?」

さやか「……まだ、一人ではしてない……」

杏子「そ、そうかぁ……石鹸とかじゃ、だめか……しみそうだよな」

さやか「ど、どうなんだろ……一応洗ってはいるけど……
    粘膜だからあんまりするとしみるのかな?」



さやか「……」

杏子「……」




杏子「じゃあさ、オイルとかは必要ない方法で、
   気持ち良くできればいいもんな」

さやか「……というと?」

杏子「……」アーン

さやか「……」

杏子「ん」アーン

さやか「……っ!!」





杏子「フェラ、してみよう」

さやか「ふぇ、フェラって、あんたやり方わかるの?」


杏子「や、流石にしたことはないけど、
   とりあえず歯さえ立てなければいいってことはわかるし……」

さやか「……だ、大丈夫?」

杏子「不安?」

さやか「いや、というより、あんたが……」

杏子「まぁ、うん。
   さやかのだし?」



さやか「……」ゴクリ

杏子「……じゃ、とりあえず、してみようぜ」

さやか「……うん」


ゴソゴソ

杏子「……っわ……
   それにしても、でかい、な」

さやか「そう、だよね」

杏子「まどかのもこんなだった?」

さやか「ちょ、普通、そういう話する?」

杏子「まぁまぁ、別に知らない仲じゃないし、」

さやか「つったって、ねぇ。
    まぁ、聞きたいなら言うけど……

    ……まどかの方がちょっと大きいかも、っては思った」

杏子「これよりもかよ……」ゴクリ

さやか「……いいけどさ」

杏子「……でも、ま、
   これから私の一番はこいつになるかもしれないわけだけどさ」

チュッ

さやか「ひゃっ! え、今キスした?」

杏子「したけど?」


さやか「……あんた、ほんとノリノリね」

杏子「まぁな。もちろん、ドキドキはしっぱなしだぜ?」

さやか「そ、そう? あんまりそう見えない……」


杏子「……触ってみろよ」スッ

さやか「っ」

杏子「……な?」ドクンドクン……

さやか「わ、わかった、わよ」

杏子「……触る?」

さやか「触ってほしい?」

杏子「や、今は、こっちを触っていたいなぁ、て感じ」

ギュッ

さやか「んんっ、いいよ、杏子の、好きなように……」

杏子「そうする」スッ






杏子「じゃあ……」ペロ

さやか「……」



杏子「ん……」

レロ……

さやか「……ぁ」トロン





杏子「んむ……は、ぁむ……」

レロ、クチュ……ハムッ

さやか「……んんっ んぁ、は……」ピクッ




杏子「……ん」

ペロペロ、ニチュル……ヌチュ……

さやか「……っ、そ、そこ……」

杏子「ん?」

さやか「……その、くびれてるとこ……」



杏子「……ここか?」

レロォ……ピチュ……チュプ……

さやか「ぁっ! ぁぁあ……ぁはっ……!!」ビクン、ピクピク……



杏子「んぁ……ぇむ……」

ピチュ、チュク……

さやか「ぁぁあっ、す、ご……
    きょう、こ……いいよ……」トロン



杏子「~♪」

レロ ペロペロペロ……チュル、ヌチュ、チュルル……

さやか「ンぁはっ! い、ぁ……」



ソッ

杏子「?」

ナデナデ

さやか「杏子……すごく……気持ちいいよ……」トロン



ナデナデ

杏子「……」トクン

さやか「……」

杏子「……」トクン

さやか「杏子?」

杏子「ん、や、なんでもない」

さやか「そう?」スッ



杏子「ぁ……」


さやか「……?」



ナデナデ

杏子「んん……」

さやか「……」



ナデナデ

杏子「ん……」



さやか「……頭なでられるの、好きなの?」

杏子「……ん、うん。
   そうかも……」

ナデナデ

杏子「ん……」トロン


さやか「……」クスッ

杏子「撫でててよ、私も、気持ち良くしてあげるから、さ」

さやか「うん、お願い」

アーン

杏子「あむ」ハプッ

さやか「っ……くわえても大丈夫なの?」ナデナデ

杏子「ん」




ヌチュル、グチュ……

さやか「んっ!」ビクン

杏子「んふ……ん……」




ジュプ……チュ……ヌチュッ……

さやか「ぁぁっ、なに、それ、気持ちい……っ っくぅっ!」

杏子「ん、ん……ぷぁっ はぁ はぁ……」



ペロ ペロ……

さやか「あっ、はぁ……はぁ……」ナデナデ

杏子「はぁ はぁ…… あむっ」パクッ

さやか「っ、く……」



ヂュプ……ニュル、クチュ……ジュプ……

さやか「ぁぁっ、ぁくっ! く、ふ……」ビクビク

杏子「んむ、んふ……ふ……」

さやか「ぁっ  ぁっ  ぁっ   !!」




グイッ

チュポン

さやか「っ! は……あ……はぁ……はぁ……」フルフル……

杏子「え? さやか?」ハァハァ……


さやか「はぁ、……はぁ……
    杏子、あんた……」

杏子「……」

さやか「あんた、ウマすぎ……」トロン

杏子「そ、そうか?」

さやか「……もう、出ちゃうところだった」

杏子「……出しても、よかったんだけどなぁ?」



さやか「……どうせなら、最初は……
    一緒に、気持ち良くなりたいって、思って……」

杏子「……お?」

さやか「……」

杏子「……う、ん……じゃ、それなら、うん」

さやか「あ、でも、あんたまだ……」

杏子「いやぁ……別に、大丈夫だと思う、けど」

さやか「え」

杏子「……ん、悪い。実は、その、私ちょっと一人上手で……さ」

さやか「一人上手……?」ポクポクポク

♂「チーン」

杏子「……と、そういうわけで、さっきから濡れてるし、
   入るには入ると思う、けど」

さやか「そ、そっか。うん」



杏子「あ、でも勘違いすんなよ!?
   誰かとエッチするのは初めてだからな?」

さやか「わかった、わかったわよ」ニヤニヤ

杏子「なんだよその顔!」

さやか「はいはいっと」グイッ

杏子「ふぇっ?」ゴロン

ポフッ


さやか「……攻守逆転、てね」

杏子「ぁ……」

さやか「……大丈夫?」

杏子「ん、うん。
   期待と不安で胸がいっぱい」

さやか「素直でよろしい」ナデナデ

杏子「んーっ♪」

さやか「……」


クチュ……


さやか「わ」

杏子「ぁんっ……」


さやか「……すぐ入っちゃいそう」

杏子「あ、やっぱり?」

さやか「うん、あんたの唾液と、トロットロの愛液で……
    あててるだけなのに吸い込まれそう」




クチュゥ……

杏子「ぁぁっ ん……」

さやか「……でも」




ヌチュゥゥ……

さやか「っく  すごく、あったかくて……」

杏子「ぁぁっ、は……んぁぁ……」




ズプゥッ

さやか「……! ……き、もち、いい」ハァハァ

杏子「っ! あ、く……」








さやか「はぁ、はぁ……」ドキドキ

杏子「っ、はぁ……はぁ……」ドキドキ




杏子「す、ご……奥まで、押し上げてくる……っ」ドキドキ


グニュグニュ

さやか「ちょ、なか、動いてるんだけど……」ハァハァ

杏子「や、初めての感触で、
   気持ちよくて……勝手に中が、動いちゃう……」ドキドキ



さやか「んっ」

杏子「っ、ぁ……」



さやか「……入れてるだけなのに……結構気持ちいいんだけど」

杏子「奇遇、だね。私も……ちょい、イきそうかも……」

クチッ……




さやか「あっ、んくっ はぁ、はぁ……なにこれ……
    まずいんだけど……」ビクビク

杏子「っ、やぁっ、さ、さやか……
   すごく、脈打って……」ピクピク

チュグッ

さやか「はぁ、はぁ……」

杏子「っ……やば……んくっ、ぁっ!」ビクンッ

さやか「っ?」

杏子「っぁぁあっ、いく……っ!」ビクビクッ

グチュッ チュグ……プシッ……

さやか「熱っ……! あ、中、もっと、動いてるっ!」

杏子「っくぅぅ、ふ、ぅ……ぁぁっ!」ビクビク

さやか「あ、杏子……杏子……!」

杏子「ご、ごめ……先、イっちゃった……」ビクンビクン

杏子(でも、こんなに、感じてるの、初めてだ……!)





さやか「やば……ぅく、杏子、ごめんっ」プルプル

杏子「んぇっ?」





ドビュッ!

杏子「んひぃぅっ!?!?!」ビグンッ!



ビュルルル!!

杏子「え? ぁっ! んぁぁぁっ! あ、熱い……!」



ビュルルッ! ビュルッ!

杏子「ちょ、さやか、出て……っ、ぁ、あぁぁっ!」ビクビク

さやか「ご、ごめん……ぁっ ぅくっ!!」ビクビク




ビュルッ……!

杏子「―――っぅく、はぁぁぁぁっ! ぁぁっ」ビクビクビクン

プシッ……!

ビュ…………








杏子「―――――――――っ  ―――っ」ピクン……ピクン

さやか「ぅ……はぁ はぁ はぁ はぁ……」



杏子「―――っく……はぁ、はぁ……はぁ……」ビクン ビクン ビクン

さやか「はぁ……はぁ……はぁ……」クタッ

杏子「んっ」ビクン




さやか「ハァ ハァ」

杏子「ん、く……はぁ、はぁ」ビクン……






さやか「ハァハァ……」

杏子「っ、……はぁ っ……はぁ」ビクッ……










さやか「はぁ……はぁ……」

杏子「はぁ……はぁ……」

………………

また今度

7割くらいの確率で、次エロ無しかも

自分で読んでみたいものを書いてみていたら、
誰も得しないエンドが待ってるSS書いてる気がしてきた。今更?

でもとりあえず批判も中傷も恐れずに最後まで書いてみる。




後日




Qべぇ「……結構、大変なことになっているようだね」

ほむら「そうね」

Qべぇ「例の呪い。感染者が増える一方だ。
    鹿目まどかから巴マミと美樹さやかへの感染が見られる」

ほむら「そうね」

Qべぇ「……君も、既に発症している」

ほむれ「そうね」

Qべぇ「感染の条件は、やっぱり性行為なのかな?」

ほむら「それも、肯定」

Qべぇ「……まるで、聞いたら全て教えてくれそうだね。
    もしかして、全てを仕組んだのは君かい?」

ほむら「そうかもしれないわね」

Qべぇ「……まぁ、それはどうでもいいことかもしれない。
    ただ、このままだと、
    呪いを中和する者がいなくなってしまうんじゃないかな?」

ほむら「そうね。佐倉杏子もすでに感染して、発症してる」

Qべぇ「それは確かなのかい?」

ほむら「ええ。もう美樹さやかが感染させた。
    そうしてくれた方が、てっとり早いし」

Qべぇ「……君が何をたくらんでいるのかわからないけど、
    全員ふたなりの呪いにかかったら、どうするんだい?」

ほむら「どうすると思う?」クスッ

Qべぇ「……」






ほむら「貴方達もそろそろ気づいているのではなくて?」



Qべぇ「……そうだね。
    たとえ全員が感染しても、
    見滝原の魔法少女が全滅するわけではない」

ほむら「……あの呪いとは、そういうものなのよ」クスクス

Qべぇ「え」

ほむら「魔法少女の穢れをアレに集めることで、
    魔女化しないぎりぎりのところで維持し続ける……

    アレに溜まった穢れは、魔法少女の手で浄化される。
    確かに、何度も繰り返せばアレは消えてなくなるわ。

    でも、消滅にたどり着くまでに肉欲におぼれる。
    あの子たちは感染し、完全な浄化ができない身体となってしまう」





Qべぇ「暁美ほむら……君は、一体?」





ほむら「感情を理解できないインキュベーターでも、
    おかしいと思うことがたくさんあったのではなくて?」

Qべぇ「ああ、そうだね。
    見滝原のケースは極めて異常だ」

ほむら「……聞いてあげる。
    たとえば、何かしら?」





Qべぇ「……魔法少女の質が良すぎる」

ほむら「……」


Qべぇ「鹿目まどかの魔力は桁外れだ。その時点で驚くべきことだが、

    巴マミ 美樹さやか 佐倉杏子

    三人の魔法少女も尋常ではない魔力を秘めている」

ほむら「……そうね。そうだろうと思うわ」

Qべぇ「僕たちの仮説を話してもいいかい?」

ほむら「私に意見を求めるということ?」クスッ

Qべぇ「ああ。できれば答えてほしいね」

ほむら「インキュベーターにモノを教える日が来るなんてね。
    滑稽だわ」






Qべぇ「……暁美ほむら、君は、何度となくこの世界をやり直しているね」




ほむら「……ええ」

Qべぇ「何度目だい?」

ほむら「さあ」

Qべぇ「……まぁ、その前提さえ言質がとれれば、答えは出たようなものだね。

    何度となく、繰り返してきた世界……
    君は、すべての魔法少女を救おうと努力してきたんだ」

ほむら「……」

Qべぇ「時には美樹さやかのために、時間を巻き戻し
    時には、巴マミのために、
    佐倉杏子のために
    そして、鹿目まどかのために」

ほむら「……」クスッ

Qべぇ「そうしていくことで因果律が大きくねじ曲がり、
    捩れ、絡まり合い……

    君たち見滝原の魔法少女の魔力は膨れ上がった。

    というのが、僕たちの見解だ」



ほむら「……」

Qべぇ「……そのおかげで僕たちは巨大なエネルギーを得られようとしている。
    だが、そのふたなりの呪いのせいで、
    彼女たちはいつまでたっても魔女化しない」

ほむら「……」

Qべぇ「……君は、どこまで知っているんだい?」

ほむら「貴方達よりはモノを知らないわ。

    ただ、私は、誰にも居なくなって欲しくないと思って、
    そのために行動したらここに行き着いただけ。

    あの子がそう望んだようにね」

Qべぇ「鹿目まどかかい?」

ほむら「ええ」

Qべぇ「……」






ほむら「インキュベーター。
    貴方達にも聞きたいことがあるわ」

Qべぇ「なんだい?」

ほむら「特定の人物へ向ける『最高の愛』ってなんだと思う?」

Qべぇ「……」

ほむら「感情が無いなりに、考えた答えを聞いてみたいわ」





Qべぇ「その相手の全て……それも、
    過去 現在 未来 可能性
    ありとあらゆる意味で全てを肯定すること、じゃないかな?

    君の鹿目まどかへの行動を見ていると、そうなんじゃないかと思えるよ」





ほむら「……」

Qべぇ「お気に召した答えは出たかい?」

ほむら「概ね、ね」


Qべぇ「君は、鹿目まどかへの愛のために、
    この世界を繰り返し……ひいては、
    

    あの呪いを作り出したのかい?」



ほむら「お察しの通り……
    アレを作り出したのは、まどかのためだった」

Qべぇ「……わけがわからないよ」

ほむら「そうかしら」

Qべぇ「ああ。

    魔女にならずに穢れを通過させていくソウルジェムが、
    やがていったい何になるのか……
    僕たちが一度も試したことのないことだ。

    なぜ君がそんなことをするのか、僕たちにはわからない」

ほむら「……」

Qべぇ「君は、その先に何があるのかを知っているのかい?」

ほむら「……」クスッ

Qべぇ「肯定と受け取るよ?
    
    では、その答えを教えてほしい」




ほむら「すべて整ったら、ね」

Qべぇ「……」



ほむら「でもそのためには、まだ足りないわ。

    特に、美樹さやかと佐倉杏子。
    あの子たちね」

Qべぇ「……」

ほむら「またやり直すことになりそう。
    それはもうどうでもいいのだけど……」

Qべぇ「……やり直すなら、ワルプルギスの夜が来る前にした方がいいよ」

ほむら「……何を言っているの?」

Qべぇ「あれが出てしまったら、君の魔力では太刀打ちできないだろう?」

ほむら「手がないわけじゃないのよ。
    ……それに、私が先導さえすればみんな戦ってくれるわよ。
    私のために、ね」

Qべぇ「……人はそれを自惚れと呼んでいるけれど、
    なぜかな、今の君がそう言うと、ただの自惚れではないような気がする」

ほむら「大分察しがよくなってきたわね。
    それも繰り返しによる影響かしら?」

Qべぇ「……俄然興味がわいてきたよ。君の話に。

    でも、残念ながら、君はもう行かなくてはならない」



ほむら「……」

Qべぇ「なぜなら、ワルプルギスの夜はもう来ているからだ。
    残念だが、君の話は次のループで聞くことにするよ。
    
    ……記憶は、引き継がれないのだろうけどね」




ほむら「そうね。確かに、貴方に真実を全て話すのは別のループになりそう」

Qべぇ「……」

ほむら「だけど、ワルプルギスの夜に尻尾を巻いて逃げるのではないわ。
    貴方に全て話せないのは、ただ、まだ完成していないから」

Qべぇ「どういうことだい?」

ほむら「……そろそろね」

Qべぇ「……っ」




スタッ

まどか「おまたせ、ほむらちゃん」

ほむら「……まどか」ニコッ



さやか「一人で格好付けさせるわけにはいかないっつーのっ」

杏子「でっかいグリーフシードを拝みに来たぜ。独り占めはよくないなぁ?」

マミ「さぁ、みんなで、ワルプルギスの夜を倒しましょうっ!」

まどか「行くよっ!」


















*****時間停止


ソッ

ほむら「……いらっしゃい、私の時間に……」

Qべぇ「……これが時間停止の世界かい」

ほむら「貴方がここに来るのは何度目かしらね……」





Qべぇ「それにしても、……勝てるのかい?」

ほむら「この世界が何度目か、と、貴方は聞いたわね?」

Qべぇ「ああ。そうだね」

ほむら「さっきの答えは、はぐらかしたわけじゃないのよ?
    本当に、もう何度目か覚えていないだけ」

Qべぇ「……そうかい」

ほむら「勝てるのか、じゃなくて、

    何度も勝ってきたから、大丈夫なのよ」

Qべぇ「……しかし、いくら単体の魔力が強くても、
    君たちが完璧に連携しない限り、あの巨大な魔女は……」

ほむら「それも、クリア済み」

Qべぇ「……」

ほむら「思い当たる節があるのではなくて?」





Qべぇ「……記憶の残滓、かい?」






ほむら「大当たり。

    思わなかったかしら?



    私たち魔法少女が、異常なまでに仲良くなるのが早くて、
    その情の深さたるや、ここ数日の仲ではありえないほど、だと」



Qべぇ「確かに、さやかとまどかはいざ知れず、

    杏子とさやか、マミとまどか、そして、杏子とマミ。
    この辺の人間関係が、日数の割にとても熱烈であったと思う」

ほむら「今まで、あんなことやこんなことを何度も繰り返してきたからよ。
    今の彼女たちは恋人同士であり、
    数多の戦場を駆け抜けてきた戦友でもある」

Qべぇ「……」

ほむら「繰り返す度に記憶の残滓が山となり……
    やがて、『会ったばかりなのに、初めて会った気がしない』、と
    『まるで、以前からこんな関係だったような』と、
    そう思うようになってくる」

Qべぇ「……」


ほむら「絆は強まっていくばかり。

    あの子たちは放っておいても
    勝手に良い関係になってくれるようになった」

Qべぇ「……」

ほむら「滑稽だったでしょう? 
    子孫も残せないのに性行為を繰り返す少女たちは。
    
    でも、あなたにとっては『わけがわからないよ』だったでしょうけど、
    私にとっては、
    愛する乙女たちが私のためにお遊戯をしてくれているようで、

    とても幸せな時間だったわ」

Qべぇ「……」

ほむら「そしてこれからも、あの子たちが壊れない程度に、
    この世界は続いていく」

Qべぇ「……これ以上、何を望むというんだい?」

ほむら「……」

Qべぇ「それでも、やり直す必要があるんだろう?

    君の、本当の望みは……?」



ほむら「……聞きたいかしら?」

Qべぇ「ああ。そうだね。
    君のような人間は初めてだ。

    こんな、凄まじい考えを持つ人間はね」



ほむら「……」

Qべぇ「……」




ほむら「……それは、いつか話すわ」

Qべぇ「……」

ほむら「それこそ、いつか、また別な世界でね」クスッ

……………………………………



……………………………………

……………………………………

……………………………………

……………………………………

……………………………………

……………………………………

……………………………………

……………………………………

……………………………………

……………………………………

とある世界




Qべぇ「暁美ほむら」

ほむら「……」

Qべぇ「君について、少し調べさせてもらったよ」

ほむら「……」




Qべぇ「君が何度となく、
    この世界をやり直しているということは、我々の調査でわかった。
    しかし、どうにも不可解なんだ」

ほむら「……何が、どう?」クスクス





杏子「それは、私も聞きたいところだね」

ほむら「佐倉杏子……」

Qべぇ「……」

杏子「あんた、何者だい?」

ほむら「……」

杏子「あんたは、他の魔法少女と毛色が違いすぎる。
   言動も妙だ。

   それに……あいつらが変になっちまったのは、あんたのせいなんだろ?」

ほむら「……あいつらって?」

杏子「あいつらだよ!!
   まどかとマミとさやか!!」

ほむら「……本当におかしくなったと思うの?」

杏子「っ」

ほむら「私が何かしたと?
    魔法を使って、彼女たちをおかしくしたと?」




杏子「……そうとしか、考えられねぇ」



ほむら「そうとしか考えたくない」ズイッ

杏子「……」

ほむら「の、間違いではなくて?」




杏子「……、な、なんだよ」

Qべぇ「……」




ほむら「……でもね、私が手引きをしたのは確かよ。
    あの子たちに仲良くなってもらうには、いろいろと大変だった」

杏子「っ」チャキッ

ほむら「やめて」

杏子「はんっ、よくわかんねぇけど、

   お前の思惑通りにしたら……なんか……ダメな気がする」

ほむら「ダメになっちゃえばいいじゃない。
    昨日の夢で見たでしょう?



    ダメになっちゃった自分を」




杏子「へっ!?!?」(////

ほむら「……どうしたの?」クスクス

杏子「……ぁ、ぇ……?」

ほむら「それにしても、やっぱりあなたは最後まで厄介ね。
    もう何度、貴方の為だけにやり直してきたかわからないわ。

    もう、みんなはいつでもダメになっちゃえるのにね」

杏子「な、何の話だよ」

ほむら「……杏子。」

杏子「ち、近寄るな!!」チャキッ

ほむら「……」

杏子「……」

ほむら「……」

杏子「……」

ほむら「……」

杏子「……」











ほむら「……」ツーッ

杏子「っ!? はあ!? な、なんで、泣いてるんだよ」

ほむら「……」

杏子「う、嘘泣きしても、無駄だからな!?」


ほむら「嘘だと思う?
    悲しいから泣いているのよ。
    
    いくら慣れても、愛してる人から槍を突きつけられるのは、辛いわ」

杏子「愛す、はぁ!?」ズサッ

ほむら「……」ゴシゴシ



杏子「……なんなんだよ……」

ほむら「お願い、佐倉杏子。
    抵抗しないで」スッ

ギュゥッ

杏子「え……っ!?」

ほむら「……ん」

杏子「っ!?」

カラン カラン……



ほむら「ん……」

杏子「……ん」






杏子「……!?

    な、なにしやがる……」ドンッ!

ほむら「……」



杏子「私は、あんたとこういう関係なんて……」ドキドキ

ほむら「本当に、望んでいない?」

杏子「っ」



ほむら「望んでいないなら、
    こんなに近づかれて、どうして逃げないの?」

杏子「っぇ……それは……」

ほむら「……夢のように、してほしいのよね?」

杏子「っ……」ドキッ

ほむら「いいわ。時間はまだある」

杏子「え、あ……」

ほむら「おいで、杏子」

杏子「……こんな、変だろ……
   おかしいよ……」

ほむら「……」

杏子(訳わかんねぇよ。
   私、別にこいつと、出会ってからそんなに仲良くなかったはずなのに……)



杏子(……出会って、から?)


杏子「……」トッ

ほむら「……いい子ね」ギュッ

杏子「あ……ち、ちが……」



ほむら「体は正直ってことよ。杏子」チュッ

杏子「んむぐっ……っ!」


チュク……ニチュ……チュル……

杏子「ん、んん……んんぅっ!」

ほむら「んむ、は……ぁ……んくっ……」

レログチュ……ニチュル……チュグ、チュ……

杏子「んんんんっ! ――――っ!」ビクビクッ

クチュッ……

ほむら「……どうしたの杏子?
    まだそこには触ってもないわよ?」

杏子「んぁぁっ! ぁあ……はぁ、はぁ……
   だ、だって……なんか、変」




ほむら「でしょうね……」

グイッ

杏子「えっ、」

ほむら「このホットパンツ、本当、誘っているとしか思えないわ」

杏子「や、だ、今、ビショビショだからぁ……ぁっ」

ほむら「そうね。今すぐにでも入りそう」ゴソゴソ

杏子「入るって……?」

クチュ……

ほむら「ほぉら……」クスッ

杏子「!? え、まさか、あんた、いつのまに呪いに……!?」



ほむら「そんなの、もう忘れたわ」

ズプゥッ!!



杏子「ひぐっ!」ビグン!



ほむら「……ほら、お待ちかねのモノよ……
    前戯もおざなりだったのに、よくこんな簡単に入ったわね」

杏子「あぁっく……っ は、ぁっ!」ビクビク

ほむら「……いきなり入れられて、びっくりしたわよね」

ナデナデ

杏子「ぁっ……え……え?」トクン

ほむら「でも、思い出してきたんじゃない?」

ナデナデ

杏子「ん……ぁ……」トクン

ほむら「こうして、貴方の髪をなでながら、
    何度も何度も愛し合ったわよね?」

杏子「そんなの、知らない……しら、な……」ドキドキ

ほむら「……」

杏子「え、なんで、夢じゃ、なかったのか?

   これがはじめてじゃ、ない……?」ドキドキドキドキ

ほむら「――――」











ほむら「……杏子。ねぇ、杏子」

杏子「ふぁ? え、何?」トロン

ほむら「……痛くない?」

杏子「……う、うん」

ほむら「……動いて、ほしい?」

杏子「………… …………   うん」



ほむら「っ」




クチュ……

杏子「んっ……」ドキドキ

ほむら「ん、はぁ……」



グチュッ

杏子「ぁぁっ!」ビクッ

ほむら「はぁ……ん……」



グチュ グチュ

杏子「っぁあ、っく……はぁ……ぁっ!」

ほむら「んっ、んっ……」



グチュッ グチュッ……

杏子「はっ! あっ、んぁっ……ふぁっ、ああぁっ!」ビクビクン

ほむら「杏子……っ ぁぁ、杏子……」ハァハァ

杏子「ぁぁっ! ぁはっ!」ビクビク……




グチュ……

ほむら「……っ、好きよ……杏子   んっ」

杏子「っ、な……んむっ」



チュ クチュ……ニチュル……チュグ……

グチュッ グチュッ グチュッ




タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ!

杏子「ん、ぁっ! ほむら、これ、すごっ!」

ほむら「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……杏子、
    イキそう? イキそうなのね?」


タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ!

杏子「うぐっ、ぁ、今までで、一番、すごいの……

   クるっ……!!」

ほむら「私も、そろそろ……っ イキそう……!!」




タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ!

杏子「ぁっ、はっ、ぁぁっ、 んぁぁぁぁぁっ!!!」

ほむら「っく、はぁ、はぁはぁはぁ……

    どこに、どこに出してほしい? 杏子」

杏子「あ、えっ? どこって……ぁっ、
   んぁっ、ぅくっ……

   中に、中に、くれるんじゃないのか?」


ほむら「ふふ……そうね。
    中に出されるの、好きだものね……」

杏子「う、うん、熱いの……中に、ほしい……っく
    ぁぁっ!」


タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ!

ほむら「もう、イクわよ」ハァハァ

杏子「ぁっ、あっ、あぁっ あああっ!!

   わ、私も、い、   いくっ!!」



タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ!

タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ タパンッ!

ほむら 杏子「!!!」

ビュルルルッ! ビュルッビュルッ!!!
プシャァァァァァアアアッ!!!!


ほむら「ぁぁぁっぁっ!」

杏子「―――――っ! ―――っ!」


ビュルルルっ! ブビュルッ!

プシャアァァッ……プシッ……


ほむら「っ、ぅく、ぁぁっ……」

杏子「――――――っ……!!!」



ビュ……トピュ……

ポタ……ポタ……



杏子「―――かはっ!  かはぁっ!

   は、ぁ……はぁ……はぁ……」ビクンビクン……

ほむら「……ふー……ふぅー……」ピクピクッ





杏子「……ん」クタッ

ほむら「……はぁ……はぁ……」

杏子「……」

ほむら「……」ナデナデ

杏子「ゃ……ぁ……」



ほむら「……杏子……」

杏子「……もう、訳わかんねぇよ……」


ヌポォッ

杏子「んっ」

ドロォォ……ボタッ  ポタッ ポタッ…………








………………


杏子「……着替え、終わった……」

ほむら「……そう。
    話を聞く気になった?」

杏子「……うん」






ほむら「……そろそろ、記憶の残滓が、表面化してきたようね?」

杏子「っ…………」

ほむら「思い出させてあげる」

スッ

ほむら「これが、仕上げよ」





Qべぇ「!? その力は……っ」




カチリッ


杏子「……」キョトン




杏子「……ほむら……」

ほむら「思い出したかしら?」















杏子「ふ、ふざけんじゃねぇよ!!」

ほむら「……」

杏子「……っ どうしてこんなバカなことしてんだよ!?」

ほむら「……」





杏子「何もかも全否定かよ!?
   まどかが、円環の理になったことも!
   さやかがそれを一緒に背負おうとしたことも!
   なぎさだってそうだ!!」

ほむら「……」

杏子「マミだって、私だって、
   魔法少女の絶望を払うために……戦って……」

ほむら「……」

杏子「……」

ほむら「……」

杏子「……あんた、魔女なのか……?」












ほむら「誰かが、必ず犠牲になるの」

杏子「……」

ほむら「最初のほうよ。思い出して」

杏子「……」

ほむら「誰も、まともに生き残らない。
    
    今では腕を振り払うだけで
    ワルプルギスの夜をけし飛ばせる鹿目まどかだって、

    何度も敗れた。


    
    たとえ、どれだけ彼女が強くなっても、
    誰かが欠ける。

    たとえば、美樹さやか」

杏子「っ」

ほむら「美樹さやかが魔女になれば、
    ほとんどの確率で貴方も魔女になるか死ぬ。

    巴マミもそう。
    あの人が魔女になれば、絶望の波に飲まれるのはまどかか貴方」

杏子「っ……」

ほむら「そして、貴方が魔女になっても、
    さやかは道を見失い、マミも魔法少女の運命に絶望する」

杏子「……さやか、が、私のせいで……?」

ほむら「そうよ。貴方とさやかは、本当に仲良し。

    魔女になるのも死ぬのも、大分引きずり合っていた。

    先にいなくなった貴方にはわからないことでしょうけどね。
    きっと、記憶の残滓にもないはず」

杏子「……」



ほむら「……やり直すうちに、
    私は、もう、ダメに、なっちゃってた」



ほむら「ダメになって……

    魔女に……なって」



杏子「……」

ほむら「………………そして、

    魔女ではない何かになって」

杏子「……魔女、じゃない?」






ほむら「悪魔、そうね。私もさやかも、悪魔と呼んでいたわ」

杏子「……悪魔ぁ?」

ほむら「そう。

    魔女の呪いを受け続け、しかし、魔女化を避け続け……
    その状況を、まどかへの愛だけで保っていた。

    その結果、魔女よりもっと恐ろしいものになってしまったのよ。

    己の欲望だけをかなえる、悪魔」

杏子「……」

ほむら「まどかの円環の理を否定して、
    まどかがまどかとして暮らしていける世界を作ろうとした。


    けれど、ね。
    絶対に全員で生き残れない。

    どうしても、ね。


    すると、
    まどかは、とても悲しい顔をするの。
    絶望にも近い、深い悲しみ。
    
    ……最初はね、まどかのそんな顔を見たくないと思ったから、
    見滝原の魔法少女を、全員生還させるために頑張ってみた。
    
    でも、そうやって頑張っているうちに、私の情がまた変化していった」


杏子「……」




ほむら「……貴方達も、大切に、なってしまった……」




杏子「……っ」


ほむら「………………」

杏子「……」

ほむら「魔女化せずに、死なずに……
    魔法少女を、全うさせたい。
    
    そう思う理由が、繰り返すたびに変わって、
    繰り返す度に、強くなって……

    方法を模索しているうちに、
    私は呪いを作り出すことに成功した」

杏子「えらく下世話な呪いだよな……」

ほむら「ええ。最初は、まどかと深くつながり合いたくて……」

杏子「……馬鹿言え、それは私のでもあるんだ」

ほむら「……そうね」


ほむら「……でも、そうね。あなたの言う通り。
    私の歪み切った愛は貴方達にまで及んだ。



    やがて初めて誰もが生還できる世界が訪れた。

    私たちは卒業して、
    高校に入り……
    今までとはまったく違う世界が開けた。

    けど……」

杏子「……まどかか」

ほむら「……ダメな男に、引っかかった。
    あの子は……もう……」

杏子「……そんときはほむらも、
   まどかが幸せであれば独占するつもりはなかったんだな」



ほむら「ええ。
    でも、やっぱりそれじゃダメ。
    他の人にはまどかを任せられない。
    
    私は、まどかを自分のそばで幸せにすることにした」





杏子「……だんだんわかってきたぜ」

ほむら「そう。
    まどかと同じくらい、貴方達のことが大切。

    もう、誰かに貴方達を任せられない」

杏子「……それで、みんなをあんたの手の内に置いておきたかった」

ほむら「……うまくいくはずもないのにね」

杏子「……」

ほむら「……」





ほむら「……どう?」

杏子「いや、異論は多々あれど、
   残念ながら……



   
   お前の勝ちだよ」




ほむら「……杏子も、私のそばに居てくれる?」

杏子「ああ。もう、あんたにダメにされちまったよ……
   この様子だと、もう全員ダメにされちまったんだろ?

   なら、仲間に入れてくれよ」

ほむら「……一人ぼっちは、寂しいものね」

杏子「……な」






杏子「で、なんで、円環の理を、すべてぶち壊したんだ?」

ほむら「……それは……」

杏子「……なんでもいいよ。聞かせてくれ。
   あんたの全部受け止めるよ」

ほむら「……貴方達には、もっと、もっと強くなってもらわないといけない。
    ワルプルギスの夜は、繰り返す間も強くなっていったから……」

杏子「……」

ほむら「そして、何度も繰り返すことにより貴方達を手の内に置くため、
    あんなことやそんなことをしまくった」

杏子「……お、おう」

ほむら「……魔法少女の強化と、
        あんなことやそんなこと……
    
    両立させるための方法は、これだと思ったのよ」

杏子「……」



ほむら「見滝原の魔法少女、すべての、悪魔化計画。



    思いついたのは、そうね。
    あなたがさやかをレイプした時のループよ」

杏子「いっ……」

ほむら「……ホント、最初から貴方は、
    ちょっと生やしただけでさやかと仲良くなっていた」

杏子「……ごめんさやか……」ゲンナリ

ほむら「大丈夫よ。今やあの事もあの子にとっては良い思い出よ」

杏子「そういう問題じゃねぇよ。
   私らは、まだあんたほど狂ってないんだから……」

ほむら「ええ、そうね。だから可愛くて仕方ないの」ナデナデ

杏子「ふんっ」プイッ







ほむら「悪魔の力を思う存分使えるようになった私は、
    
    この手で、円環の理を封印した。

    そして魔女の存在する世界に戻したのよ」

杏子「……なるほどな。

   それで例の呪いをかけると……」

ほむら「魔女の呪いが集まるのに、魔女化はしない状態となる。
    延々と、魔女の呪いを体にため込むことになるわね」

杏子「そして、生やしたモノで、最初は仕方なくエッチなことをして……」

ほむら「だんだんと肉欲におぼれ、愛が芽生え……」

杏子「あんたが悪魔になった時と、同じ状況が作れるわけだ」

ほむら「愛と呪い。
    計画は、とても、長い道のりだった。

    長く、長く……遠い……」



杏子「……よく、ここまできたな」

ほむら「……何度も、間違ってるとは思ったわ。
    でも、もう引き返せないもの……
    私の、
    過去も、 現在も、 未来も、 可能性すらも……

    もう、閉ざされてしまっていたから……」

杏子「……」

ほむら「もう、進むしかなかった。
    
    私の手では、もう戻れないところまで来てしまったの」

杏子「……もどりたいって、思うのか?」

ほむら「……」










*****

まどか「ほむらちゃん……
    こんな、こんなんじゃ、私……ほむらちゃんについていくしか……」

さやか「全部あんたの仕業、っていうのが気になるけど、
    仕方ない。私だって、もうその道しか残ってないもんね」

マミ「一人ぼっちは、もう嫌だもの……
   私も、仲間に入れてよね?」

*****




Qべぇ「……君のそれは、本当に愛なのかい?」

ほむら「……」

Qべぇ「君が、いつか言っていたね。最高の愛って何か、と」

ほむら「……」

Qべぇ「僕も、記憶の残滓があったみたいだ。
    おかげで今は人間の心が少しはわかるようになってきたよ」

杏子「あんたが、ねぇ?」




Qべぇ「そのうえで、もう一度、

    僕の考える『最高の愛』とやらを言わせてもらうと、


    その相手の全て……それも、
    過去 現在 未来 可能性
    ありとあらゆる意味で全てを肯定すること だと思うよ」




ほむら「……」

Qべぇ「僕たちもね、記憶の残滓を利用して、
    過去の記憶を手に入れることができた。
    きっかけはさっきの君の力だけどね。
  
    僕の言う、この最高の愛は、
    最初の頃の暁美ほむらや、
    円環の理を築いた鹿目まどかから学んだものなんだ」

ほむら「……」



Qべぇ「でも、今の君の愛は……
    もうそれとは違う。

    相手のすべてを認めるのが愛なら、
    君のそれは、いったい何なんだろう。

    独占欲、だと思うんだけど」

Qべぇ「……君は、
    鹿目まどか、
    美樹さやか、
    巴マミ、
    そして、佐倉杏子の、

    過去 現在 未来 可能性
    すべてを否定しているんじゃないのかな?」

ほむら「……」




Qべぇ「……暁美ほむら



    気味が悪いよ。



    あまりにも、わからないことだらけすぎる。
    それに捕まってしまった少女も、君たちは、狂ってしまっている」

ほむら「……」



Qべぇ「全てを認める、幸せな気持ちが愛なんだとしたら、
    僕は最初にその『愛』という感情を理解したかった。
    きっと、それは素晴らしいことだから……


    でも、初めて覚えた感情は、君のせいで、

    『恐怖』という感情になってしまった」





ほむら「……」

杏子「……」

Qべぇ「……」






















Qべぇ「……怖いよ。暁美ほむら

    君は、どうして……そうなってしまったんだい?」

ほむら「っ!!」













*****

まどか「こんなの絶対おかしいよ!」



さやか「あたしって、ホント馬鹿……」



マミ「みんな死ぬしかないじゃない!」



杏子「一人ぼっちは、寂しいもんな……」

*****






ブツン






ほむら「本当の悪魔はあなたのほうよ!!!!」







ほむら「何もかも!! すべては!!
    あなたが現れて変わってしまったのよ!!

    あなたが、貴方達が魔法少女なんていうシステムを作らなければ!!」

Qべぇ「……」

ほむら「もっと他に方法はなかったの!?
    一時の希望を与えて、それ以上の絶望と恐怖を振りまいて、
    それを貴方達は、眉ひとつ動かさずに見ていて、
    ……」

Qべぇ「……」

ほむら「私は、普通に、まどかと……
    鹿目さんと……普通に友達になりたかった……

    魔法少女なんていらない……
    
    そんなの、いらない……」ヒク ヒック……

Qべぇ「……」

ほむら「……っ、グスッ……ぅ、ぅぅぅ……」

杏子「……ほむら……」








Qべぇ「……今」

ほむら「……」ポタ ポタ……

Qべぇ「今、わかった気がする。

    恐怖の次に、今わかったこの気持ち。
    君たちの行動から察するに、僕は、これを理解することを、

    そう、そうだ。
    もしかしたら、僕たちは無意識に、
    この感情に気づくことを恐れていたのかもしれない」プルプル……

杏子「……お、おい?」

Qべぇ「……この、内臓をえぐるような、
     そして、腹の奥に重くのしかかるような……
    自殺衝動さえ覚えるこの情は……」

ほむら「……っ」ポタポタ……








Qべぇ「罪悪感、という、ものだね」










































ほむら「……今更、何もかも……遅いのよ」

チャキッ

















「だめだよ」

ほむら「……っ」ピクッ





さやか「……ほむら」

マミ「暁美さん……」

杏子「ほむら……」




まどか「……魔法少女は、みんなの希望なんだよ……」




ほむら「……っ」












まどか「……ほむらちゃん。
    とうとう、来るとこまで来ちゃったね」

ほむら「……」

さやか「みんな悪魔にするとか……
    ほんと、あんたの執念どうなってんの?」

ほむら「……」

マミ「……壊れちゃったのよね。心が……」

ほむら「……」

杏子「やり遂げた今、その心も、擦り切れてなくなっちまいそうなんだろ」

ほむら「……」






まどか「……」

マミ「……」

さやか「……」

杏子「……」

ほむら「……うん」






まどか「戻ろう、ほむらちゃん。
    記憶の残滓も、全部、なにもないところに……」

ほむら「……」



マミ「みんなで話し合ったのよ。
   元通りになるには、全部ゼロにするしかないって……」

ほむら「……」

さやか「五人分悪魔の力があれば、何だってできるよ、ね」

ほむら「……」

杏子「ま、その代わりと言っちゃなんだが、
   あんたのおかげで、ひとつ変わったことがある」



まどか「Qべぇが、感情を得たこと。
    それは、多分、魔法少女の在り方を大きく変える。

    魔女は存在する世界になるけど、
    たぶん、あんな絶望ばかりの世界じゃ、ない」




ほむら「……」





さやか「あんたを絶望させるようなことは、もうないよ。
    たぶんね」

マミ「みんなの記憶は残らないけれど、
   きっと、そう」

杏子「みんな近くにいるんだ、また会えるし、
   どうせ、またマミん家にあつまるんだろうさ」

マミ「ふふ、そうね。待ってるわ。みんなのこと」



ほむら「……」





まどか「……そしてもっと、私達頑張るから、さ」

ほむら「……」

まどか「今度こそ、私を、私たちを、信じてほしいな……」

ほむら「……」






ほむら「……」




















ほむら「……うん」

























………………………………


Qべぇ「彼女たちは魔法少女

    魔獣と、魔女を狩る者たちさ」

まどか「クラスのみんなには、内緒だよっ!」ドシュゥゥッ!



Qべぇ「はじめまして、だね。暁美ほむら」

ほむら「こ、この子は!?」ビクッ

まどか「この子はQべぇ。

    私たちのサポートをしてくれる、すごく頼れる子なんだよ!」

マミ「いっぱいいるみたいだけど、この子は私のお友達なの」

Qべぇ「うん、よろしく、暁美ほむら」




………………





ほむら「……魔女?」

Qべぇ「ああ……君たち魔法少女が、なるかもしれない存在……」

ほむら「……」

Qべぇ「でも、大丈夫! 僕たちが全力でサポートするから、
    君たちが魔女になることはそうそうないよ。

    ちゃんと回避できた前例だってあるんだからね?」

まどか「うん、さやかちゃんの時は、本当に、ありがとうね」

Qべぇ「お礼なんていいよ。
    魔法少女と僕たちは手を取り合っていかなくちゃいけないって、
    十分わかってるし、

    何より、僕だってさやかを失いたくないもん」

マミ「でたわね。愛よ、愛」

まどか「わはー、Qべぇってばぁー♪」

Qべぇ「からかわないでくれないかな!」プンスコ

ほむら「あはははっ!」





………………






ほむら「私も、鹿目さんみたく、なれるかな?」

まどか「なれるよ! 絶対! ほむらちゃんなら!!」



Qべぇ「……」


Qべぇ(インキュベーターに感情が芽生えた。

    それによって、今までのやり方は改善され、
    魔女の量は急激に減った。

    そして魔法少女の負担も減らせるように、
    いっそう指導を強化していった。

    その分、魔獣という存在が蔓延るようになったが、
    そのどちらも、魔法少女によって退治してもらえるよう、サポートする。
    
    僕たちが今までやってきたことよりも、
    魔法少女を教育し、サポートする仕事は大変だけど……


    君たちの気持ちがわかる今、
    この、君たちの希望を守る仕事をすることが、何より幸せだと思うよ)



ほむら「……Qべぇ?」

Qべぇ「あの、さ。ほむら……僕……」



Qべぇ(僕の中に残った、かすかな記憶。
    五人の悪魔ですら消せず、ここに残ってしまったわずかな記憶の残滓。
    
    暁美ほむら。僕は、本当は君に謝らなくちゃいけないけど……)






Qべぇ「な、何でもない、よ。






    君は、知らなくていいことだから。

    僕だけが、覚えていればいいことなんだから」









Qべぇ(この世界で、幸せに暮らしてもらうことが、
    僕の、何よりの罪滅ぼしになるんだと思う……だから)

Qべぇ「暁美ほむら、君も魔法少女に……」


















キュッ
















































***** 時間停止

ほむら「せいぜい忘れないことね。
    
    悪魔」




Qべぇ「……え」

ほむら「……」ニコッ

*****


ほむら「そ、そんな! 私なんかに……できるんでしょうか……」

まどか「ほむらちゃんにならできるよ! あ、でも、怖い、よね?」

ほむら「……鹿目さんと、一緒、なら。何とか、頑張ってみたい、です」

マミ「あらあら、可愛い後輩ができたわね」

まどか「え、えへへ……」






























Qべぇ「……」キョトン





















Qべぇ「わけがわからないよ」






















終わ


狂ったほむらちゃん可愛いよ
もうほんとほむらさん可愛いよ
映画の最後のほむらちゃん可愛くてデビほむ可愛くてもう駄目だ俺

乙でした
まどかと一緒にさやかが円環を背負ったってことは
円環になってもまどかにとってさやかちゃんは特別な存在なんだろうな…

病んだ上に性欲脳のクソレズサイコ様可愛い
こういうラスボスみたいなほむらなら結構好きだわ

>>366に俺がいた。
クソレズサイコ書いてすっきりした。

でも>>297>>242から仕切り直しでエロエロ本編を書きたいのも事実、
相変わらずみんなビッチ確定だけど。

一応終わったけど、ひっそりとそっちの方を書いていきたいので
sage進行でやってみようと思う。



ついでにいろいろ考えていたことをつらつらと

純愛風味のルートもおいしそうだなぁとは思っている。
でもいろんなエロを書きたいから多分このスレは基本ビッチ

純愛ルートで書くとしたら短くても別スレでやるべきだと思った。
でも書き手がふたなり好き。どっちかはちんぽ脳になるかも。

エロエロ本篇を書くにあたって、
全員が全員と一回は関係を持つとかが目標。

>>297から最下位


………………

翌日

まどか「あ、さやかちゃん!」

さやか「おはよっ、まどか」

まどか「……あ、う、うん」

さやか「んー? どうしたの? 浮かない顔だけど」

まどか「それを言いたかったのはこっちのはずなんだけどなぁ……」

さやか「あー、うん、それね。
    ちょっと悩んでたけど……」

まどか「……あの、それって」

仁美「あら、さやかさん」

さやか「おはよっ、仁美」

仁美「おはようございますですわ」

さやか「ん、おはよっ。
    って、あれ? 今日はあいつと一緒じゃないのぉ~?」

まどか(さ、さやかちゃん……!?)

仁美「いつもいつも一緒というわけではありませんわ。
   貴方とまどかさんのように、ね」

まどか「朝一緒になるのは久しぶりだけどね」

さやか「仁美と恭介に例えられちゃあ、私たちもイチャイチャするしかないかぁ?」

まどか「ちょ、さやかちゃんっ!」




………………


休み時間 
屋上

さやか「……マミさんは、どうなの?」

ほむら「巴さんはちゃんと協力してくれることになってるわ」

さやか「大丈夫なの? あの人、ものっそウブでしょ?」

ほむら「大丈夫よ。
    戸惑いが無いと言えば嘘になるけれど」

さやか「だよねぇ……」

ほむら「貴方の答えは出たのかしら?」

さやか「……んー、まぁ、半分くらい?」

ほむら「わからないわね……」



さやか「あ、ていうか、
    ほむら、あんたは大丈夫なの?」

ほむら「何が?」

さやか「えーっと、んー……」

ほむら「言いにくいこと?」

さやか「……今更って感じはするけど、ちょっとね」

ほむら「言ってみなさい」


さやか「ん、まぁ、
    実は私にも、アレが生えてきて……」

ほむら「……え?」



Qべぇ「それは本当かい? 美樹さやか」



さやか「!? ど、どっからわいた!?」


Qべぇ「最初から居たのに積極的に無視してくれたのは君たちじゃないか」

ほむら「最初から……?」

Qべぇ「そろそろ報告しようと思ってね。
    ここまで来たは良いんだけど、どこからも中に入ることができなかったよ」

ほむら「……そう」

さやか「んじゃ、朝からずっと居たってこと?」

Qべぇ「まぁね」





キュッ

Qべぇ「何だい、美樹さやか」

さやか「いや、可哀そうだなぁ、と」ナデナデ

Qべぇ「訳がわからないよ」





さやか「で、報告って?」

Qべぇ「うん。まぁ、ふたなりの呪いに関してなんだけどね」

ほむら「……解決方法が見つかったの?」

Qべぇ「いや、実はそうでもないんだが……
    ……何を喜んでいるんだい?」

ほむら「そんなことはないわ」ファサァッ

さやか「あんたは今の状況楽しんでるみたいね……」

ほむら「これにかこつけてまどかと性的な関係になれると考えるともうね」キリッ

さやか「はぁ、まぁ、別に人のことは言えないけど」




Qべぇ「……君たちは、意外に似ているんだね」




さやか「似てる?」

ほむら「……そうかしら?」

Qべぇ「ああ。二人とも、好きなら好きで言ってしまえばいいのに、
    きっかけが欲しくて躊躇している。
    見た目の割に臆病な性格をしているね」

さやか「イラっとするわね」

ほむら「大丈夫よ。殺してもすぐやってくる」

Qべぇ「徒に殺すのはやめてくれないかな?
    おっと、

    話が反れに反れて地平線の彼方まで飛んでいったね。
    ふたなりの呪いに関して話したいことがあったんだけど……」

ほむら「なにかしら?」


Qべぇ「どうやら、ふたなりの呪いの浄化は、
    ふたなり同士でも不可能ではないことがわかった」

ほむら「朗報ね」

Qべぇ「完全な浄化への道はまだ分からないけど、ね」

さやか「っ……」

Qべぇ「よかったじゃないか、さやか」

さやか「な、なんのことやら?」

Qべぇ「緊急を要するときはお互い助け合うべきなんじゃないかな?」

さやか「っ……」

Qべぇ「相手のことが嫌いじゃないなら、特にね」


さやか「わかってるわよ。

    杏子も認めてくれちゃってるしね」


ほむら「そうなの。意外ね」

さやか「むしろ独占欲こじらせてくれた方が私も楽だったかもしれないけど……

    ま、それでもやっぱりいざとなったらまどかとはしちゃうんだろうけどなぁ」


Qべぇ「……それと、道すがら一応僕たちの方で魔女の反応を発見したので、
    その位置情報も提供しようと思うよ。
    放課後にでもみんなで行くといい」

さやか「久々に、全員出動ってやつかな?」

ほむら「主に貴方のせいで集まらなかったんだけどね」

さやか「悪かったって。気持ちに整理もついたし、大丈夫大丈夫!」

Qべぇ「マミも心配していたよ?」

さやか「そういうの察せられるようになったってことは、
    あんたも成長してるんだねぇ」

Qべぇ「まぁ、相変わらず君たちの感情はロジックでしか語れないけどね」

ほむら「貴方達にそれを理解されるのも不愉快だわ」

Qべぇ「これでも歩み寄ろうと努力はしているんだよ?」

さやか「はいはい。で? 場所は?」

Qべぇ「えっと、ね」




………………


物影

まどか「よかった、さやかちゃん大丈夫みたい……」

杏子「まぁな。だから心配するこたねぇって言っただろ?」

まどか「……杏子ちゃんは、大丈夫なの?」

杏子「何が?」

まどか「その、さやかちゃんの相手、してるんだよね?」

杏子「あぁー、まぁな。
   ソーシソーアイってやつ?」

まどか「へっ!?」

杏子「……あ、でもさ、勘違いするなよ。
   私は別にあいつのこと拘束もしないし、
   あいつがあんたのために何がするってんならそれを推奨する

   それがナニであろうとも、な」

まどか「でも、それは、悪いよ……だって杏子ちゃんはさやかちゃんのこと……」

杏子「……」ニヤッ

まどか「え?」

杏子「いいんだよ。お互い自由にやるさ。
   誰かのためと自分のために、な」

まどか「……」

杏子「誰かのために何かしたい って思うのも、
   自分がしたいこと、だろ?

   なら、さやかの行動を認めるのはその誰かの為じゃない、
   さやかの為だ」

まどか「……」

杏子「悪いようにはならない、と思うぜ?」

まどか「そう、だよね。うん」




………………


放課後
街中



ほむら「……」テクテク

さやか「……」テクテク




さやか「ていうか、なんで私たち二人なの?」

ほむら「……ものの見事に都合がつかなかったからよ。
    それに、二人いれば何とかなるでしょう」

さやか「ま、だめだったら誰かを待つし」

ほむら「そういうことよ」




さやか「それにしたって珍しすぎる取り合わせよね。
    私とあんたじゃ」

ほむら「そうかしら? 一緒にいる時間は存外少なくなくてよ」

さやか「そりゃ、間にまどかがいるからでしょ?」

ほむら「確かにそうね」

さやか「まぁ、ベテランには変わりないからその点は安心だけどね。
    私とまどかだけで魔女に挑むよりかは安心」

ほむら「身の程を知っているようで安心したわ」

さやか「ふんっ どうせ私はまだペーペーですよ」


ほむら「そろそろ、ね」

さやか「この辺?」

ほむら「……ええ。
    よかった、この程度ならまだどうとでも戦える」

さやか「よっしゃ、じゃぁペーペーのさやかちゃんがどれだけ戦えるようになったか、
    とくとく見せつけてやりましょうかねっ」

ほむら「無理はしないでほしいわ」

さやか「あたぼうよぉー!」

………………


十数分後
魔女結界

さやか「……っ……」テクテク

ほむら「……」テクテク

さやか「……はぁ……」テクテク

ほむら「……」

さやか「?」

ほむら「さやか。何か、変よ?」

さやか「っ、結界が、変化した?」

ほむら「いいえ、変なのは貴方」

さやか「え?」

ほむら「さっきから落ち着きがないわ。
    意気込みすぎて呼吸が乱れているのかしら?」

さやか「い、いや、そんなことは……確かに、ちょっと焦ったかな」

ほむら「焦る?」

さやか「ん、や、さっきから熱くない?
    あんまり長居したくないなぁ、って思って」

ほむら「……暑い?」

さやか「ん、うん」パタパタ

ほむら「……少し、休憩する?」

さやか「いや、いいよ。
    早く終わらせよう」

ほむら「焦りすぎても駄目よ。

    とはいえ、早くここから出たいんだったわね。
    後は私がメインで戦うから」

さやか「いや、体動かした方が気がまぎれるかも、
    いいとこ見せるつもりでもあるしね」

ほむら「……そう」



………………



さやか「これで、どうだぁっ!!」

魔女「    」シュワァァァァァッ……



ほむら「っ、やるわね」

さやか「はは、こんなもんよっ!

    よくもまぁこんな居心地の悪いところ作ってくれたわね!」

ほむら「……」

さやか「さて、そろそろ魔女結界が消えるかな?」


















さやか「……あれ?」






ほむら「……そう、そういうことね」

さやか「?」

ほむら「今の魔女。食わせものよ」

さやか「え?」

ほむら「今の戦い、手ごたえがなかったと思わない?」

さやか「まぁ、余裕すぎたかなーとは……」

ほむら「本気なんて出していなかったからよ。


    いえ、寧ろ、ここに誘い込むことこそが、魔女の目的」


さやか「どういうことさ!?」



ほむら「私たちは、閉じ込められてしまったのよ。この魔女結界に」



さやか「はぁっ!? って、それじゃ……」

ほむら「ええ、この魔女結界を維持するためだけに、魔女は力を使っている。
    私たちの手で出るのには、結構な労力を要するでしょうね」

さやか「そ、そんな……」モジモジ

ほむら「……こういうとき、魔法少女が多いと便利よね」

さやか「あっ、そうかっ!」

ほむら「外部から結界に接触すれば解除するのは簡単よ」


さやか「うえー……来るなら早く来てよ、杏子ぉー」


ほむら「そうわめかないで、無駄な体力を使うわよ」

さやか「……、それも、そうだけどさ……」


ほむら「それにしても、そういうときはやっぱり杏子の名前を呼ぶのね」

さやか「……いいでしょ、別に」

ほむら「本命は杏子で決まりかしら?」クスッ

さやか「っ……あんたのまどかへの愛には負けるわよ」

ほむら「ふふ、そうね。そこは譲れないかも」

さやか「ったく。
    まぁ、杏子を待つだけっていうのも癪だし、
    私たちも行動する?」

ほむら「それもいいかもしれないけれど、
    今のうちにするべきことがあるわ」

さやか「何?」





ほむら「貴方の性欲処理よ」

さやか「ブフォァ!?」






さやか「!?  !?!?」

ほむら「……隠していたつもりだろうけど、
    ちょっと集中すればすぐわかるわよ。

    熱い熱いって、ここが熱いんじゃなくて貴方が熱くなってるだけってことよ」

さやか「っぅ、ばれてたのかぁ……」

ほむら「……仕方ないことよ。
    魔女結界にいると、余計にたまりやすくなるみたいだし……
    それで、どうするの?」

さやか「べ、別に大丈夫だしっ!
    さっさと終わらせて、その、杏子に……」

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「無理はしないで。呪いがたまりきったら、どうなるかわからないのよ?」

さやか「……っ、て、言ったって、
    あんたはまどかが好きなんでしょ?」

ほむら「緊急事態よ。そんなことはどうでもいい」ズイッ

さやか「ぇっ!?」



さやか「……え、ぇぇぇ……」ドキドキ


ほむら「大丈夫、ちゃんと、気持ち良くしてあげるから
    それとも、私では不満?」

さやか「いや、不満とか……言わせてもらえば杏子がいいけど……」

ほむら「……質問を変えるわ」

ピラッ

さやか「っ!!!」

ほむら「……私では、勃たない?」




さやか「……や、やめなよ。はしたないでしょ……」

ほむら「……興奮はしてくれるのね」クスッ

さやか「……っ……ぅ、うん……」









ほむら「じゃあ、そこの段差にでも座りなさい」

さやか「……ん」




ほむら「……見せて」

さやか「う、うん」

ピラッ

さやか「……んっ」

ボロン

ほむら「っ」

さやか「……こんなん、なっちった」

ほむら「……ええ、そう、でしょうね。
    呪いも、結構たまっているようだし……」

さやか「魔女結界のせい、かな?」

ほむら「そうね。その可能性が高いわ。
    ここに来てから貴方の様子がおかしくなり始めたし、」

さやか「あはは、結構人のことよく見てるんだね」

ほむら「……」ソッ



ムギュ

さやか「んんぅっ……」ビクッ

ほむら「そうね、貴方は無理をするから。心配」



グニグニ……

さやか「んくぅっ……」ピクッ

ほむら「……」


さやか「はぁ……はぁ……」

ほむら「……舐めるわよ」

さやか「ん、うん」

ほむら「ん」ァーン



ハム

さやか「ぁ……」

ほむら「んむ、はむ……」



チュル……クチュ……

さやか「っ、ぁ……ん……」

ほむら「ん、チュ……チュルッ……はぁ、……」



ペロペロペロ……ヌチュルチュ、クチュ……

さやか「ぁぁっ。ぁっ……!!」

ほむら「……ここが、いいのね」




ペロペロペロ……ペロペロ……

さやか「ゃっ、はぁ、はぁ……く……」ビクッ

ほむら「……ん」






さやか「ど、どうして、弱いところすぐ、見つけちゃうかなぁ……」

ほむら「どうしてかしらね」ペロッ

さやか「んっ……」


ほむら「……はむ」



さやか「ぁぁっく……!
    や、顎、大丈夫?」ピクン

ほむら「?」

さやか「あんた口ちっさいでしょ。無理しないでよね?」



ほむら「……」モゴモゴ

さやか「そのまましゃべんな。っ、ぁぁっ……」

グジュッ、チュブッ……ヌチュ……

さやか「ぁっ! ぁぁは、っく……」

ほむら「んっ、んっ……」


ほむら(よく見ているのは、貴方も同じじゃない)



ジュプッ ジュプッ ジュポッ……
チュ、クチュル……

さやか「んんっ!」ビクビクッ

ほむら「ん……んっ……んは……んむ……」


ほむら(ホント、人のことばっかり……)


ヌチュ、ペロペロペロペロ……
ピチュ……チュプッ……

さやか「ぁぁっ、はぁ、ぁっく! い、いい……よ、
     ほむら、きもち、い……」

ほむら「……」

ナデナデ

さやか「ほむら……んぁぁ……」

ほむら「……」

ペロペロ……チュム、クチュ……

さやか「んっ、ぁぁっ、はぁ……」

ほむら「……」

ナデナデ



ほむら「……別に、目をつむって、杏子のことを考えてもいいのよ」チュッ

さやか「え?」



ほむら「撫でられると、佐倉杏子は喜ぶのかしら?」クスッ

さやか「あ、ああ、ごめん……」

ほむら「いいえ、別に……嫌とかじゃないわ」

さやか「……そ、そう?」

ほむら「……」

ナデナデ



チュ、クチュ……

さやか「はぁ……はぁ……あのさ、ほむら、あんた……
    こういうの慣れてるの?」

ほむら「そんなわけないじゃない」

さやか「いや、だって……うまいし……」

ほむら「喜んでもらえたなら嬉しいわ」

さやか「……でも、あんたこそ、無理しなくていいんだからね」

ほむら「……」

さやか「最後は、自分でするからさ」




ほむら「……はぁ」




さやか「え?」

ほむら「確かに、仕方ないといったのは私の方だわ。
    でも、生半可な覚悟でこういうことをしているわけではないのよ」

さやか「いや、でも、あんたにはまどかが……」

ほむら「それはそれ。
    だけど、私はあなたのためにもできることはしようと思っている。

    もちろんまどかが優先されるのは言うまでもないことだけど」

さやか「お、おう」

ほむら「……気が変わったわ。
    あなたのためにするのはやめることにする」

スッ

さやか「え?」

ほむら「……終わりよ」

さやか「そ、そんなぁ……」

ほむら「貴方のためにするのは終わり」

さやか「……、そ、そっか、ごめん……」




ほむら「……ここからは、私が好きなようにやるわ」

さやか「え」


*****時間停止~解除


さやか「え?」

ほむら「拘束させてもらったわ。
    あんまり暴れると痛いわよ」

さやか「ちょ、ちょっとぉぉ!?」ガシャガシャ

ほむら「抵抗しないことね。気持ち良くしてあげるのには変わらないから」

さやか「て、言ったって……いや、そんな……」モジモジ

ほむら「……自由にさせてもらうわ。
    これから私は、私のために貴方に尽くす。
    もちろん、私も気持ち良くなりながらね」

さやか「は、はぁ?」

ほむら「……」ゴソゴソ

さやか「!?」

スルスル……

さやか「ちょっ……」(////

さやか(生足っ!)

ほむら「……っ、いちいち、反応しないで。
    それはそれで恥ずかしいわ……」

さやか「いや、だって、今の私の性欲はそっちのベクトルなわけで……」

ほむら「全く……でも、めんどうだから全部は脱がないわよ」スルスル

さやか「っ 着たまま、するの?」

ほむら「ええ 終わったら休憩して、すぐ結界を解除するためにもね。
    残念かしら?」



さやか(それはそれで逆にエロイような気もする)モンモン

ほむら「?」

さやか「な、なんでもない」




ほむら「……じゃあ」ヌッ

さやか「わっ、 わっ……」アタフタ

ほむら「……何?」

さやか「いや、ホントに、しちゃうの?

    セックス……」

ほむら「そう言ったつもりだけど?」

さやか「……」

ほむら「無理はしてないわ。別に、貴方に尽くすことに嫌悪感はない」

さやか「……」






ほむら「……どうしてここまでしてくれるのか?」

さやか「……」コクン






ほむら「もっと仲が良かったこともあるといったのは覚えてる?
    その、名残よ。
    放っておけないのも、そのせい」





さやか「……でも、それは私であって私じゃないんだよ?」



ほむら「そうね。
    だから、これは私の独りよがり」


クチュ

さやか「あっ……」

ほむら「んっ、あなたは、ただ快楽を貪ればいい」


ヌチュゥッ……

さやか「ん、ぁ……熱い……」

ほむら「んんっ……
    ちゃんと、っ気持ち良くしてあげられうと思う、から……」



ツプッ

ほむら「んくっ……」プルプル

さやか「……え」




プツッ……ヌルッ

ほむら「んはぁ、は……っ」

さやか「!?」ピクッ

ほむら「腰を、引かないで」

さやか「や、だって」




ズヌゥッ……

ほむら「んんぅっ!!」ビクビクッ

さやか「っぁっ!」




ツゥー……

さやか「ん……ほむら、あんた」




ほむら「気にしないで、処女に意味なんてない」プルプル……

さやか「そ、そんなことないでしょ」



ほむら「私にとっては、ん、意味なんてないのよ」ハァハア……

さやか「はぁっ? あんただって、女の子なんだから……」

ほむら「だから、私のちゃんとした初めては、
    まどかにささげてるのよ」

さやか「……あ、あー、さいですか……」

ほむら「確かに、今のまどかは覚えていないでしょうけど、
    私の中では、納得しているのよ」

ヌチュ……

さやか「……ん」

ほむら「そうね。でもあえて言うなら……
    あなたは私の二番目の人、よ」

さやか「……そう、なんだ……」ドキッ

クチュウ……ヌチュ……

ほむら「ほら、動いてあげる……」

ズプッゥ……


さやか「ぁっ、ふぁぁ……す、ご……」

ほむら「……んっ」

ヌチュゥ ズプッ……

ほむら「んっ……ぁ」

さやか「ぁ……んんっ……」

ヌチュ グチ……

さやか「はぁ……はぁ……ん……」

ほむら「……んっ、ぁ……はぁ……はぁ……

    んっ

    こう、かしら」モソ……

さやか「……?」

ズプッ




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「っぁ! ぁ、っく、ちょ、ほむら……」ビクッ

ほむら「はぁ、はぁ……嫌、かしら?」




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「っくぁぁっ、はぁ、はぁ……う、ううん、
     いやなんかじゃ、、ないよ」ビクビク

ほむら「……それなら、目をつむっていなさい」




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「はぁ、はぁ…………」

ほむら「ほら、佐倉杏子でも思い浮かべて……」




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「っ、うくっ……や、それは、ちょっと……
    違う、かなって……」

ほむら「……んっ、ふっ、ん……ぁっ……」

さやか「ほむらが、私のために、してくれてるのに……」




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「ぁぁっ。はぁ……はぁ……はぁ……」

ほむら「……っ、ふ……んく、ぁ……
    それなら……ぁっ……別に、いいけど……ぁっ」




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「んっ、ぁ……それとも、見られたくない?」

ほむら「あなたに、ぁ……そんな、気は使わないわ」



ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ





さやか「んぁぁっ、ぁ、あんたの中、狭くて……ぁっ、
    もう、……もう……っ!」

ほむら「はぁ、はぁ……出そう、なの?」

ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ




さやか「ん、っ、ぁっ うん……もう、だめ……」

ほむら「んく、あっ、ぁあっ……はぁ……はぁ……」

ズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッ




ほむら「ぅくっ、これで……んぁっ、
    ど、ぅ……かしら……はぁあっ!」ビクンビクン

さやか「あ、っ、ぁっ! や、やばい、ほむ、ら……あっ!」

ほむら「いいっ、わよ、出しなさい。
    受け止めてあげる……から……」

ズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッ





さやか「だ、だめだってっ
    感染、するかも……知れないしっ」ハァハァ

ほむら「別に……どうってことっ、ないわ……」ハァハァ

ズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッ




さやか「ちょ、ほむら、ほむらぁっ!」

ほむら「んぁぁっ、っく、ぁっ、
    いいから、出しなさい……ね」





さやか「んんんっ! ぁっ、ああっ!!!」ビクン!

ビュルルル!





ほむら「っ! っく、熱っ……!」

さやか「ぁぁぁ、っはぁ、は……」ビクン!

ビュルルルルル!!






ほむら「ぁ……く、ぁ……いっ……くはっ、……!!」プルプル……

さやか「んぁぁ、ぁ……ぁ……あっ!」ビクビク

ビュル、ビュルル……ビュ……


ほむら「だ、め……あ、イく……あっ!」

さやか「ん、ぁっ!」ビグン

グチュン



ほむら「―――っぁぁあああっ!!」ビクンビクン

グチュゥゥ……



さやか「いっ、今、締めないで……敏感すぎて……ぁぁっ!」

ビュルッ、ビュル……

ほむら「ご、ごめ、あっ……っぁっ!」ビク ビク……

さやか「はあぁぁ……ぁ……」ビクンビクン……



ビュ……

ほむら「んく……あ……」ピクピク

さやか「はぁ……はぁ…………」


ほむら「っ、はぁ……っ……」ピクン

さやか「……はぁ……はぁ……」


ほむら「ん、はあ……はぁ……」

さやか「はぁ……ふぅ……」


ほむら「…………っん はぁ……」

さやか「……ん……」



ほむら「……はぁ、はぁ……」

さやか「……んっ……く……」モソモソ

ほむら「……」




さやか「……ほむら、手錠……」



ほむら「……ん」ノソッ

カチリ



さやか「ふぅ」


ほむら「……」

さやか「……ん」

ナデナデ

ほむら「……」

さやか「……」ナデナデ

ほむら「……」フイッ

さやか「……ありがとね」



ほむら「別に……んっ」ノソッ

ヌポッ

さやか「ぁっ……」

ほむら「……んっ」

ドロォッ……

さやか「う、わ……ぁ……」

ほむら「別に、私が、好きでやっただけのことよ。
    感謝されるいわれはないわ」

さやか「……」

ほむら「貴方はレイプされただけ。それでいいじゃない」

さやか「……いやいや、あんなに良くしていただいてレイプも何も……」

ほむら「そうね、お礼を言うというのなら……」

さやか「?」



ほむら「ティッシュ、よこしなさい」

さやか「あぁ、うん……」

ほむら「足りないのよ。貴方がたくさん出してくれちゃったおかげでね」

さやか「さ、さーせーん……」(////






ゴソゴソ

ゴソゴソ

ゴソゴソ

ゴソゴソ

ゴソゴソ




ほむら「……さて、じゃあ」

さやか「うん、おかげさまでフルパワーで戦えるよ」

ほむら「結界、解除してもらおうかしらね」

さやか「……もらう?」



パリィン



さやか「え?」



………………


マミ「あ、あの、ごめんなさい。
   のぞき見するつもりは、なかったのだけれど……」モジモジ

さやか「っ! ま、マミさん……見て、たんですか……?」

マミ「……っ ごめんなさいっ!」ペコリ

さやか「ああ、いや、そんな、そんな……」オロオロ

マミ「連絡がないから様子を見に来てみたら……その、
   結界の中に二人がいることに気づいて……
   いつでも解除できたんだけど……その、
   邪魔しちゃ、悪いかしらって」ポポポ(////



さやか「べっ、べつに、いつでも解除してくれて結構ですよ!」

ほむら「そうね。佐倉杏子の方がいいものね」

さやか「ちょぇあっ、ほむらっ!!」

ほむら「はやく口直しでもしてきたら?」クスッ

さやか「っ ったく、もう……っ」




マミ「ともかく、大変だったわね、二人とも。
   お疲れさま。鹿目さんも佐倉さんも今来るらしいから、
   このまま私の家でお茶しない?」

さやか「あ、えと」

ほむら「いいですね。ご一緒させてもらいます」

さやか「うん、じゃあ、私も」

マミ「じゃ、行きましょ♪」






さやか「……はぁ、早速浮気しちゃったよぉ」

ほむら「割り切りなさい」

さやか「私はあんたほどさばさばしてないわよ」

ほむら「あら意外ね。私、貴方からの評価がそんな感じだとは思わなかった」

さやか「たしかに普段のあんたは爬虫類っぽいと思うけどね、
    なんか色恋沙汰とエロい話になるとサバサバしてるのよね」

ほむら「そうね。経験豊富だから」ファサァッ

さやか「まどかとだけでしょ?」

ほむら「……悪い?」

さやか「別にぃ……経験豊富だからってどうということもないしね」



マミ(言い合いにも聞こえるけど、
   仲良いわよね……ちょっと羨ましいかも)ニコッ


………………

続くといいな


某日
マミの家

杏子「……」

マミ「でね、その時その人、先生と一緒に転んじゃってぇ」

さやか「ぶはっ! かっこわるっ!」ゲラゲラ

まどか「その先輩てもっとスポーツできる人だと思ってました」クスクス

ほむら「せっかく格好付けたのにね」

マミ「ま、まぁ、助けてあげようとして私も転んじゃったんだけど」

さやか「ドジが伝染してますよ」








杏子「学校て、楽しいか?」


まどか「ん?」

さやか「んー? まぁまぁかな」

杏子「まぁまぁかよ……」

マミ「何より、友達と一緒にいろいろできるってことがいいのよね
   真面目に勉強するのも大事だけど、一緒に語らうのが何より楽しいわ。」

杏子「……」ポカーン

マミ「な、なによ?」

杏子「わり、マミって、ぼっちのイメージだった」

マミ「は、はぁぁ!?」

さやか まどか「……」

マミ「ちょ、なんでみんな黙るのよ!?」


Qべぇ「……多分、いつもこのメンバーでいることの方が多いから、
    クラスでは友達がいないと思われていたんじゃないのかな?」


マミ「なっ!?
   何よ、その風潮!!」

まどか「ソンナコトナイデスヨ」

さやか「ワタシタチマミサンハトモダチイパイトオモテマスヨ」

杏子「ほむらのやつ、気まずくていなくなっちまったぞ」

マミ「……」クスン

まどか「でも、学校楽しいよ?」

杏子「……んー、まどかって何でも肯定的に考えてそうだからなぁ……」

さやか「まぁ、マミさんも楽しいって言ってるし、
    私だってまどかと一緒に学校行くのは楽しみだし、
    この場は、『楽しい』が優位ということで可決かな?」

マミ「ええ、そうね……私も『クラスの友達と』一緒にいるのが楽しいわ」プンッ

まどか「ま、マミさん……ごめんなさい」

さやか「すみませんでしたってぇっ! 戻ってきてくださいよぉ」

杏子「すまんすまん」ゲラゲラ

マミ「謝られた方が辛いわね。これ。
   まぁいいわ。そろそろ紅茶のおかわりいる?」

まどか さやか「はーい!」

ほむら「……」コッソリ







杏子「……ふーん」




………………


翌日
朝 通学路



マミ(それにしても、みんな酷いわね……
   私、別にぼっちなんかじゃないんだけど……

   ないわよね?)

モブ♀「マミー、おはよっ!」タッタッタ

マミ「あら、おはよう」

モブ♀「あれ? 今日遅くない?」テクテク

マミ「そうかしら? というより、貴方が早いんじゃないの?」

モブ♀「そうだった、今日は朝練に間に合いそうなのよねっ
    んじゃ」タッタッタ

マミ「転ばないようにねー」クスクス




杏子「へぇ、仲良いんじゃん。安心したよ」

マミ「っ、佐倉さん?」


杏子「よっ」

マミ「……その服は」

杏子「似合うだろ? 同じ制服だぞ。純正品」

マミ「……どうやって調達したのかしら?」

杏子「んー、内緒」

マミ「あなたの生き方に文句をつけるわけじゃないけど……」

杏子「大丈夫、今回はあんまし迷惑掛けてない」

マミ「今回『は』?」

杏子「それより、マミんとこの学校ってどんなかんじなのさ?
   案内してくれよ」

マミ「案内って言ってもねぇ……」

杏子「私の得意技、知ってるだろ?」

マミ(……このままだと授業を邪魔されそうね。
   機嫌を損ねるのも大変そうだし……)

杏子「ダメか?」

マミ「……別に、いいわよ。
   今日の授業は後からでも追いつけそうだし」

杏子「っしゃ、んじゃサボろうぜー!」

マミ「サボりなのに、行先は学校なのよね」

杏子「大丈夫、マミのこともサポートするし」

マミ「そうね、認識操作はあなたの方が得意だもの。
   そこは任せるわ」

杏子「はーいよっと。
   これで、誰にも怪しめずに、
   いつでもどこへでも行けるぜ」

マミ「そんな悪戯みたいな魔法ばかり覚えて……」



………………


教室

ガヤガヤ

マミ「ここが、私の教室」

杏子「って、壁全部ガラス張りかよ。
   なんかおちつかねぇな」

マミ「そう言う方針なの。
   ちょっと目を凝らせば鹿目さんも見えるわよ」

杏子「よっと」ガタン

マミ「ちょ、机に乗らないの!」

杏子「おー、見える見える」ヒラヒラ

マミ「見える見える!」パタパタ



マミ「はぁ、はぁ……ちょっと、
   誰にもばれないからって、少しはしたないわよ」

杏子「あ?」

マミ「……」



杏子「見えた?」

マミ「み、見てない、わ」



杏子「なんだよ、どっちにいるんだ? まどかは」

マミ「……あ、ああ、そういうことね」

杏子「お? どうした?」

マミ「はぁ……なんでもない」




………………


体育館


杏子「せいっ」シュパッ

マミ「とっ、結構、やるじゃない」パシッ

杏子「そこそこ遊びで慣らしてるからな、
   バドくらいは、っと」パシッ

マミ「運動神経は基からいいもの、ねっ」パシッ

杏子「おわっ! あ、やべ」パシッ

マミ「もらったわっ!」スパコーン!!


杏子「なんつってな」ロッソファンタズマァ……

マミ「え?」


杏子「ヒョイッと」ポスッ

マミ「えぇぇぇ!?」

杏子「よっしゃー! 点とったり―!」

マミ「ちょっと! 魔法を使うなんて聞いてないわよ」

杏子「言ってないよ~♪」

マミ「むぅっ、そういうことなら、私だってっ!」

杏子「待て待て待て待て、
   リボンで打ち返すつもりじゃないだろうなぁ!?」





………………


シャワールーム



杏子「っはー! 遊んだぁー」シャァァァァ……

マミ「わざわざ学校でこんなことする意味あるのかしら?」シャアァァ……

杏子「いーんだよ。ただ見てみたかっただけだし」

マミ「そう。まぁ、貴方が納得してるならそれでいいけど、
   でも、今回だけよ?
   いくら上手に認識操作してるからって、ね」

杏子「わかってるよ。
   じゃぁ、今度はさやかを誘おうかな」

マミ「そういう問題じゃないの。
   
   それにしても、美樹さん……そうよ。
   貴方、寧ろ美樹さんを誘う方が自然だったと思うんだけど?」

杏子「んー そうだな。
   でも、今はマミの方が都合がいいなって」

マミ「都合のいい女と思われてるのね」

杏子「まぁなぁー♪」

マミ「そんな、酷いっ。
   美樹さんに振られたからってすぐ私に乗り換えるだなんて」

杏子「は、はぁ!?」

マミ「ああ、でも私は罪な女。
   心傷ついた乙女のハートを吸い寄せてしまう運命なの。
   ごめんなさい。私、貴方の心に答えることはできないわ」

杏子「そんなんじゃねぇしっ!!」

マミ「……」

杏子「……」

マミ「本当に興味ない?」

杏子「ねぇよっ!!」

マミ「それはそれでショックだわぁ……」

杏子「ついこの間までウブだった癖によく言うじゃねぇかビッチ」

マミ「び、ビッチじゃないもん!!」

杏子「まどかとほむらとさやかと、くんずほぐれつしてるそうじゃねぇか?」

マミ「美樹さんとはしてないわよ……」

杏子「ほぉーん? 
   それでも、そんなのが他人にばれたら
   気持ち悪いって思われるだろうけどなぁ?」

マミ「や、やめてよ……」


杏子「なぁにが、やめてよ、だ」

ガチャッ

マミ「ちょ、何入ってきてるのよ!?」

杏子「……昔から、そうだったよなぁ」

マミ「っ」

杏子「あんたは、虐められるのが癖になってる。
   それも、他愛ない感じのやつ」

マミ「……」

杏子「さみしがり屋だもんな。
   本当にいじめられると凹むけど、
   こういう、好きだからいじめちゃうってタイプのは大好きだった」

ギュムッ

マミ「ぁぁっ! ちょ、佐倉さん……
   やめ、て……」ビクッ

杏子「……わかってんだろ?
   自分が、マゾだって」

マミ「……っ、やめ、てよ……そんなこと……」

ギュゥゥゥウゥ……

マミ「んひぃっ! ぁ……」

杏子「……」

マミ「やぁ……ぁ……」ピクッ




杏子「興味ないの? って聞いたな?
   素直に答えてやるよ」

マミ「あれは……そんな、本気で言ったわけじゃ……」

杏子「それでもああいう言葉が出てくるのは変だぜ?
   普通はいわねぇ」

マミ「……」

杏子「私は、興味津々だよ。
   そんで、あんたも
   ……めちゃくちゃに、してほしかったんじゃねぇの?」

ムギュ……

マミ「ぁ……」トロン

杏子「……」

マミ「……ん」




マミ「……して、ほしいかも」ボソ




杏子「なんてなっ! 仕返しだ仕返しっ!!」パッ

マミ「……え?」




杏子「何呆けてるんだよっ さっさと次のところいくぞ!」

マミ「……え、ええ」モジモジ



………………


保健室

杏子「ふぅー、横になるならここだよな」ゴロン

マミ「全く、自由なんだから……」

杏子「欲望のままに生きてるからなぁー」

マミ「でも、変な感じ。
   私、授業中に保健室ってきたことないわ」

杏子「ほーん?…… 頑丈なんだな」

マミ「昔はそうでもかったわよ、
   むしろ魔法少女になってからすごく体が楽って言うか……」

杏子「へー……」

マミ「…………え、もう眠いの?」

杏子「……うー?」

マミ「はぁ、もう……認識操作が切れちゃうでしょ。
   場所を変えるわよ」

杏子「ふわぁ、うん」



………………


部室棟 物置

マミ「ここなら、どの部活動も使ってない部屋だし……」

杏子「んなぅ……そこのベンチでいいや」ゴロン

マミ「はいはい……少しほこり払ってからね」



マミ(……あら?)



杏子「マミぃ~~」クタッ

マミ「きゃっ! ちょ、のしかからないでっ」

都合の良いところに落ちているダンベル「そこだっ」

マミ「きゃっ!」

ドターン


マミ「……も、もう……佐倉さん?」

杏子「やーらけー……」ムニャムニャ

マミ「ちょ、やわらかい、って……そこは、あぁんっ……!」

杏子「ふまぁ…………」zzz

マミ「……はぁ……」ゴロン





杏子「ん……スゥ……スゥ……」zzz

マミ(もう、どうしてこうなるのかしら……)

杏子「んむ……スゥ……スゥ……」

マミ「……」

マミ(……突っ走って、周りを巻き込んで、
   ちょっと迷惑でもあるけど、

   なぜかしらね

   この寝顔を見てると、
   なんか、全部どうでもよくなっちゃった)

マミ「……」ナデナデ

杏子「スゥ……スゥ……」

マミ「……」









「~~~ ~~~~」

「~~~~~  ~~~~!」

マミ「?」


モブ♂「ここだよ、チョー穴場」

モブ♀「へぇ、鍵開いてんの?」

マミ「!!」

ガチャ……
















モブ♂「……? あれ、今誰かいた?」

モブ♀「しらなーい」








マミ(……今はまだ授業時間のはずだけど
   まぁ、人のことは言えないわよね)

杏子「ふえ?」

マミ「静かに」

杏子「ん……なんだよ」

マミ「あなたほど私、認識操作上手じゃないから……」

杏子「……お? なんでこんな物影に……?」

マミ「誰か来たのよ。ばれるとマズいから、やり過ごすわよ」

杏子「……はぁ。めんどくせーな。
   私が認識操作やるよ」

マミ「寝起きでちゃんとできるの?」

杏子「余裕ー♪」














杏子「……あれ」

マミ「ちょっと?」


杏子「……わりぃっ。
   なんか、できねぇ」

マミ「……どういうこと?」

杏子「え、えっと……その、
   なんか最近調子でなかったんだよなぁ……」

マミ「……原因は後で考えましょう。もうすこしここでやり過ごすわよ」

杏子「ん、そう、だな」






モブ♂「体育超ダリーわー」

モブ♀「んっとーにねー」





杏子「おうおう、堂々とサボりかよ。
   マミはあんな風になるなよ」

マミ「この状況で言えること? それ」






モブ♂「最初と最後だけ居ればいいし、
    はよ終わらせるか」

モブ♀「別にいいけど、
    もうちょっと時間ほしーわー」






杏子「なんだ、あいつら何するつもりだ?」

マミ「……なんか、雲行きが……」







モブ♂「っしょ」ゴソゴソ

モブ♂の♂「ボロン」



杏子 マミ「!?」




モブ♀「どうした?」

モブ♂「いや、今何か、見せつける快感を覚えた気がした」

モブ♀「私は見慣れてるけど」




杏子「え……えー……この学校の生徒って、こんなことするんだぁ……」

マミ「し、しないわよ!
   こんなの、知らない……」

マミ(あの子、あんな大胆な子だったかしら……?)





モブ♀「パンツだけ脱いだ」ビローン

モブ♂「おお、エロイな」

モブ♀「男の下半身裸ってダサいな」

モブ♂「言うなし」

モブ♀「そこの鏡で見てろし」

モブ♂「おお、ダサいし」

杏子 マミ(こっち向くなし!!)




マミ「ていうか、あの子……
   私の前じゃ普通の部活っ娘なのに……」

杏子「ま、人は見かけによらないってことで……
   あの男の子も地味そうな顔してなかなかやるじゃん」

マミ「男子の方は顔は覚えてないけど、
   あ、でも、同じ部活の子かしら……」



モブ♀「なに?鏡の前でプレイする?」

モブ♂「いや、普通にしよう」

モブ♀「授業中に空き教室って時点で結構普通じゃないけどね」

モブ♂「それもそうだ」ギンギン





マミ「……本当に、するのね」

杏子「……人のを見るのは初めてだ」ドキドキ

マミ(あら意外)





モブ♂「こっちゃこい」チョイチョイ

モブ♀「ん」ギュッ

チュ……クチュ……ニチュル……





マミ「……」

杏子「……」






クチュ、ニチュ……チュプ……ヌチュル……

モブ♂「ん……んむ……」

モブ♀「ぁ、んむ……ん……」






杏子「おわっ……」

杏子(そっか、私とさやかも、あんな風にしてたんだなぁ……)ドキドキ

マミ「……」ドキドキ





モブ♂「……」

モブ♀「……っしょ」ゴソゴソ

モブ♂「よろしくおなしゃーす」

モブ♀「あーん」ハムッ

ペロペロ……




杏子「お、おお……」

マミ「っ……あれが、フェラ?」

杏子「ん、うん。いや、私が思ってるのよりちょっと違うけど」

マミ「そう、なの?」

杏子「え、や、まぁ、そのなんだ……」




ペロペロ……クチュ……チュク……




杏子「……なんか、あんな事務的じゃなかったぜ」

マミ「じょ、情熱的に、美樹さんにしてあげてるのね?」ドキドキ

杏子「ばっ、そんなんじゃ、……」

マミ「……」

杏子「……ま、まぁな」





マミ「……どんな、感じなの?」

杏子「なんだよ、興味津々かぁ?
   試してみたけりゃまどかがいるじゃねぇか?」

マミ「えぇぇ、そんなこと……」ドキドキ

杏子「顔と言葉が一致してねぇよ」





マミ「……」

杏子「……」




















杏子「!!!!!」ビクン












マミ「え?」

杏子「な、なんでも、ねぇ……」クルッ

マミ「……」


マミ「佐倉さん、あなた……」

杏子「……なんでも、ないってば……」

マミ「……なんでもなくないでしょ。
   それが原因で調子が悪かったのね」

杏子「うぅぅ……」

マミ「……貴方にも、生えてきたんでしょう?」

杏子「あぅぅ……」モジモジ



モブ♂「横になれ」

モブ♀「ん……」

モブ♂「めっちゃ濡れてるじゃん」

モブ♀「いや、それでも挿れようとしないでよ?」

モブ♂「わかってるって。触るぞー」

モブ♀「ん……」

クチュクチュ……





杏子「……はぁ……ムラムラする―」

マミ「……ムラムラするって……ちょ、ちょっと見せてみなさい」

杏子「やだぁ、マミのえっちぃー」

マミ「そこまで見ないからっ!」グイッ



マミ「……穢れが、ちょっと溜まりすぎてない?

   その、最近、さやかさんとはしてるの?」

杏子「セクハラかよ……
   ……してねぇよ。ちょっと、都合が合わなくてな」

マミ「……そう」

杏子「うー、こんなことならやっぱさやか誘っておけばよかったかなー……」

マミ「……でも、それあんまり我慢しない方がいいんじゃないかしら」

杏子「確かに、な。
   我慢しすぎると加速度がついて穢れがたまってくるし……」

マミ「……」

杏子「……」






マミ「……して、あげてもいいわよ?」

杏子「っ……や、それは……」ドキッ


マミ「……たぶん、だけど
   私、男の子には、結構受けがいい体してる、と思うのね」

杏子「うぶっ子だったマミが小悪魔()発言を……」

マミ「す、すこし勉強したもの!」

杏子「……確かに、最近は……
   男子かよってくらい女の体に興味がわいてきたなぁ……
   頭にもチンポ生えてきたみたいだ」

マミ「すごい表現ね……」

杏子「マミにも生えたらわかるって……
   こいつがあると……ん……
   マミみたいなのは、ほんと、たまらないぜ……」

マミ「っ」ガバッ

杏子「今さら隠すなよ」クスクス

マミ「だ、だって……」





杏子「……で、マジで、してくれるの?」

マミ「い、いいわよ
   美樹さんの代わりに、してあげる。
   ここで呪いを蓄積されても困るしね」

杏子「実際何が起こるのかわからねーけどな」クスッ

マミ「……」

杏子「……」




マミ「……じゃ、ぁ。
   出して、ちょうだい?」

杏子「ん、うん」ゴソゴソ

スルスル……

ボロン

マミ「……ん……」ゴクリ

杏子「……マミにとっては三本目か?」

マミ「え? いや、まだ暁美さんには生えてないから……」

杏子「二本目かぁ。

   というか、まぁ、揃いも揃ってあたしら処女だったのな。
   ついこの間まで」

マミ「そうね。
   まさか、この短期間でこんなに私たちの倫理が崩れるとは、
   思ってもみなかったわ」


ギュッ



杏子「んんっ……」

マミ「全部、これのせいよね」

杏子「……そう。そうだよ」

マミ「……そうよ。これのせい、だから……仕方ない」



チュッ

マミ「ん」

杏子「わっ! ぁ、」

マミ「ん……?」

杏子「……口で、するのか?」



マミ「……うん。でも、私、まだ口でしたことないから……
   教えて? 佐倉さん」

チュ チュッ

杏子「ぁっ、お、教えてったって……んんっ」ピクピク




マミ「一応、少しは知ってるのよ?」

杏子「ぁ、はぁ……はぁ……」

ヌロォ……ヌルォ……

マミ(舌全体で、舐めあげたり……)

杏子「ぁぁぁっ……ぁあっ! ぁ……んぁ……」ピクピク

ヌロォ……ヌロォ……

杏子「あはぁぁ……ぁ……」トロン

マミ「……んー……ん……ぁん……」



ペロペロ クチクチ……

マミ(舌先で、カリを刺激したり)

杏子「ふぇぇっ!? あっ! んぁぁっ!
   くっ、そ、それ……っ!」ピクピクピク

ペロペロ クチクチ……
ヌチュクチ……クチ……

杏子「な、っ! んはぁっ!
   それ、なん、だよ……っく、ぅっ……
   気持、いっ……んゃぁぁっ!!」ビクビク

マミ「ん、ぷぁ……そう?」

ペロペロ クチクチ……

杏子「っ……!!
   や、だ、だめ……んんっ!」




カポッ

杏子「ふぁっ……!」ピクッ

マミ(口で、銜えこんで……)

クチュ……グチュ……

杏子「んんっくぅっ! え!? 
   マミ、それ……っ!」

マミ(唾液と、舌で、コレを、かき回して……)

グチュグチュ……チュグ……ジュプッ

杏子「ぃっ!ぁっ……はぁっ……熱っ…くて……きもち、い……」ピクピク

マミ「……ん……んっ……ふー、ん……」

ジュポォッ……

杏子「んひっ! ぁっ! ぉ、ぉ……!?」

ジュポォ ジュポォ……

マミ「んっ、んくっ……」

杏子「―――っ! 
   マミ、それ……んひぇっ! ぁぁっ!
   すご……っ!」

マミ(吸い上げながら、上下に動かしてみたり……)



杏子「っ! マミ、だめ、もう……」ボソボソ

マミ「?」

杏子「で、でちゃう……」

マミ「……」

ジュポォッ ジュポォッ

杏子「ぇぇっ!? だ、だから、はなれ……ぁぁんっ!!」ビクビク

ジュプ……ジュプ……ジュプ……

杏子「ぁぁぁっ! あ……っ!」ビクビク

ビュルルッ! ビュルッ……ビュルルッ

杏子「ぅくっ! ぁ……ぁぁっ」ブルブル……

マミ「……んっ!」

ビュルル……ビュル……

マミ「んん……ん……」

杏子「ま、まみぃ……ぁ……んぁ……」

ビュ……ビュ……





マミ(口の中に広がる、熱くて、トロトロの精液……
   鹿目さんのとは、ちょっと、違う、かも?)

杏子(マジ、かよ……ちんぽって、こんな、気持ちいいのか……)クラッ





マミ「ん」

クチュ……クチュ……

杏子「ぁぁっ! ま、マミ、出たって、もう、終わり……」

クチュ……クチュ……
チュゥゥゥッ

杏子「んんんんっ!」

ピュル……ピュ……

マミ「……ん」

杏子「……はぁ……はぁ……」

マミ「……んんっ」チュポン

杏子「んぁっ……」



マミ「……んー……」モゴモゴ

杏子「マミ?」

マミ「……ん」ゴクン

杏子「!」


マミ「……どう? ドキドキ、する?」

杏子「……ははっ……ほんと、勉強熱心なことで……」ドキドキ

杏子(教えるも何も、完全に何枚も上手じゃかこの女っ!)


マミ「それにしても……」

杏子「ん?」

マミ「その、まだ、みたいね?」

杏子「……あ」



ギンギン

マミ「……満足、してないように見えるけど……」




モブ♂「すげぇな、二連続かよ」

モブ♀「て言うかこの子女の子? どっち」




マミ 杏子「!?!?!?」




モブ♂「いやぁ、まさかっここでもう一組おっぱじめてるとは……」

モブ♀「マミってば、可愛い子連れてるじゃん」クスクス




マミ「え、あ、いや、これは……!」

杏子「あーあ、ばれちまったなぁ?」

マミ「っ! 違うの、これは…………っ!」

















さやか「スクワルタトーレ(鈍器)」

モブ♂♀「へぶっ!!!」ゴインンンンンッx2





杏子「っっっっっ!!」

マミ「え……」





さやか「……大丈夫ですよ。加減してますし」


杏子「……」

マミ「……」

杏子 マミ(どうしよう……)




さやか「面白そうなこと、してるじゃん」ニヤニヤ

杏子「さ、さやか、これは、その」

さやか「ついに杏子にも生えちゃったんだ?」

杏子「あ、ぅー……」

さやか「それで、最近あんまり会えなかったわけ?

    もしかして、マミさんと一緒だったとか?」

マミ「ち、違うわ! 佐倉さんとは今、初めて……」

さやか「冗談冗談。
    マミさんはまどかとほむらにいいようにされちゃって開発途中ですもんね」

マミ「なっ!?」

さやか「……いずれこうなると思ってたし、別に怒ってませんよ?」

マミ「いや、でも、その、」




杏子「その二人を殴り倒した時点で、やつあたりかと、思ったぜ?」

さやか「……あんたたち、相当集中してエッチしてたみたいね。

    使い魔ですよ?
    この二人、おもっきし操られてましたけど?」




杏子 マミ「えっ?」

さやか「だから大丈夫なんですって、
    使い魔だけ倒したんで……

    ほら、さやかちゃん冷静っ」キラッ

マミ「……」

杏子「……」

さやか「……」





さやか「まぁ、それとは別に、
    いろいろと話はあるんだけどね……」

杏子「な、なんだよ?」



さやか「……」

マミ「……」

杏子「……」




さやか「……」ゴクリ

杏子「……ははーん?」

マミ「……」ドキドキ




さやか「……こっちはさぁ、
    おもっきし焦らされっ放しで……

    もう何が切ないのかわからない、ってとこまで来てるのに
    
    いざどうにかしてほしくなったときに相棒は
    別な女と乳繰り合ってるわけよ」

杏子「はは、悪かったって……」

さやか「許されないなぁ。
    まぁ、私は完全にもう暴走機関車やかちゃんなので、
    責任とってもらいたいところなんですが……」

杏子「……」ギンギン

マミ「……」ドキドキ




さやか「そーねぇ……
    
    この場を一気に収める、
    超・非倫理的な方法がありますけど、
    
    どーします?」ドキドキ

杏子 マミ「……」ゴクリ
















ドクン……







グチュッ……

マミ「んぁぁっ!!」

杏子「っと、マミ……こんな濡らしてたのかよ」

マミ「い、いきなりそんなとこ、触らないでよ……」ドキドキ

杏子「さっきまで私の相手してる間に、
   自分のは我慢してたんだなぁ?」

マミ「んぁ、だって……私……
   別に……エッチしたいわけじゃ……」

さやか「嘘ですよねぇー……」

ガシッ

マミ「んぁぁぁんっ!」ビクン

さやか「あぁーあ、もう胸まで開発されちゃったんですか?
    まどかも結構仕込み上手だねぇ」

杏子「ますますエロくなってんじゃないのか、マミ」

マミ「やぁぁぁ……そんな、二人して……」プルプル



さやか「大丈夫ですよ、マミさん」フゥッ

マミ「んひっ!」

杏子「そうそう。ちゃんとマミが満足するまで虐めてやるよ」フゥッ

マミ「んぁっ、あ、貴方達……」

クチュ……

マミ「んんっ!」ビクッ

杏子「いやじゃ、ないだろ?」

フニフニ

マミ「んぁぁっ、ぁ……」ピクピク

さやか「ね? マミさん……?」






マミ「ん……ぁ……」トロン

杏子「肯定ってことで」クスクス

さやか「だねぇ……」クスクス





クチュ……グチュ、ヌチュ……

杏子「パンツの上から触ってるのに、
   指、濡れてるんだけど?」

マミ「だ、って……ずっと、口でしてたから……
   興奮、しちゃって……」ハァハァ

クチュ、ニチュ……チュク……



さやか「ほら、胸も、遊んであげますよ」

フニ フニフニ

マミ「んんっ、ん……」ピクピク

さやか「……ちょっと、失礼しますね」ゴソゴソ

マミ「や、ちょ……んっ」ゴソゴソ



プルン



さやか「……でかい」

マミ「やぁっ!」(///

杏子「ん? お、後ろから見ても、目立つな……」

マミ「っ……み、見ないでよぉ……」(/////

杏子「それは違うなぁ、マミ」スルスル

マミ「ぇ、や、パンツ……」



杏子「ほーら、こんなに濡れてる」グイッ

マミ「っ……」(////



さやか「マミさん。こんなに濡らしておいて、
    『見ないで』は、通りませんよ」クスクス

フニッ

マミ「ぁぁっ……」

クニクニ……

マミ「んんんっ! あっ!」



さやか「乳首までこんなに硬くして……
    あそこもあんなに濡らして……
    もう、いろいろと期待しちゃってますよねぇ?」

マミ「はぁ……はぁ……はぁ……」ドキドキ

杏子「……『見て』の間違いだろ?」

グチュッ

マミ「んぅぁっ! ゃぁぁっ!……
   やさしく、して……」ビクビクッ

さやか「んー?」

マミ「……意地悪、しないで」トロン

さやか「……」ムラッ

キュッ




マミ「ひやぁっ、い、痛っ……」ビクッ

さやか「マミさぁん……
    そんな顔で、そう言うこと言うと、
    逆の意味にしか聞こえませんよ?」

マミ「ひ、ぅ、だってぇ……」

さやか「痛い、ですか?」

マミ「……っ、んっ……」コクン



さやか「……でも、気持ちいい、ですか?」

マミ「…………………………

   ん」コクン (////

さやか「ふふっ……」ドクン……




杏子「ほーら、上にばかり気を取られてると、
   下がおろそかになるぜ?」

グチュッ

マミ「んぁは、ぁぁっ!」トロォン



杏子「ん、あ、りゃ……」

トロトロ……

杏子「あはは、さやか、こりゃマミもう駄目だ」

さやか「うわぁ、トロトロ……
    ……マミさん……そんなに興奮しちゃったんですか?」



マミ「んぁ、はぁ……だ、だって……
   二人に、挟まれて、されるなんて……
   こんなの……」



さやか「ほむらとまどかにもされてるんじゃないんですか?」

フニフニ、キュッ……

マミ「ん、そう、だけど んんっ……!」

杏子「ほんと、後輩に愛される先輩だなぁ」

クチュグチュ……

マミ「んんっぅっ!や、ぁは……」




さやか「もう、我慢できないんですよね?」チラッ

杏子(……っ!  はは、そういうことかよ)

マミ「……」コクン



さやか「じゃーぁ、おねだりしてみてくださいよ」




マミ「っ、どうして……」

杏子「聞きたいんだよ。マミの声で、
   どれだけ欲しいかって、言葉をな」



マミ「……っ 貴方達まで、そういうこと言うのね」



さやか「ははーん、やっぱり、これ通過儀礼なんですね」

杏子「あいつらも大概、マミのこと好きだよなぁ」

フニフニ クニクニ クチュクチュ……

マミ「ん、あぁ……」

さやか「さぁ、マミさん」





マミ「…………」





マミ「……ソレ、を……
   いれて、ください……」(////












さやか「……」

杏子「……」

マミ「っ……い、いじわる」






















マミ「……っ おちんちん、を……
   挿れて、ください……」(/////







さやか「まどかとの時は
    もっと卑猥な言い方なんじゃないですか?」

マミ「そ、そんなこと……」アセアセ

杏子「でも、ちゃんと言えたしなぁ。
   ご褒美は、ちゃんとあげなきゃな」

ピトッ

さやか「マミさん……」

マミ「……あ……」





ピトッ

杏子「っと、こっちも、な」

マミ「え」





ズプゥッ


マミ「んぁっ―――――っ!!!!??」ビグン!!






マミ「ぁ、っ、か、は……ぅっ!?」ビクビクビク

さやか「……流石に、これはまどかとほむらじゃできないよねぇ」

杏子「ほむらにはまだ生えてないんだってな?」



マミ「な、に……これ……うそ……
   おしり、にも……?」プルプル



杏子「お尻にも? じゃねぇよ。
   マミ、お前お尻までまどかにささげちゃったんだなぁ」

マミ「、な、なんで……はぁ……んぁっ!」

杏子「だーって」

ヌロォ……

杏子「確かに、私のコレはいろいろ濡れてたけどさ……」

マミ「んぁぁっ! ぁ、はぁんっ!」ビクビクッ

ヌロォー……

杏子「たぶん、普通はこんなに、すんなり入らないぜ?」

さやか「だよねぇ……絶対それ、もう開発済みですよね?」



マミ「そ、そんな……後ろ、なんて……

   さ、三回くらい、しか……」



さやか「十分、変態さんですね」


ズプゥッ…… ヌロォ……

マミ「や、ぁぁっ! 同時に、動かないで……んぁぁっ!」

さやか「そのための二本挿しですよ」

杏子「そうそう……
   もう、みんなまとめて変態さんになっちまおうぜ」

さやか「そうだね」


ヌチュン…… ヌロォ……
グチュン…… ツプゥッ……

マミ「ぅくっ、ぁっ! ぁ、ンぁっ……
   っ! ぁぁぁっ!! んんっ!」ビクビクビクビク……

さやか「っは、ぁぁ……マミさん……あったかい……
    それに、中、結構動きますね……」

杏子「お尻の方は、すごい、締め付けだ……
   んっ……これ、やべぇな……あんま強くするなよ?」

マミ「そ、そんな、勝手なこと言ってぇ……ぁあっ!
   ひぐっ、ぅっ!
   ぁぁぁっ!!」

ヌチュン クチュ……ズプン パチュ……
クチュ、チュグ……

杏子「はぁ……ん……」

さやか「ぁ、はぁ……っ」

マミ「んぁぁっ!! ぁっ! はぁ……っ!」





グリッ

さやか 杏子「!?」ビクッ

マミ「んひっ!?!?」ビグン!!



さやか「……今の?」


杏子「……へぇ、この角度だと」ヌロォ……

マミ「ちょ、まっ!」



ズプンッ グニッ

さやか「んんっ! ちょ、杏子……」

マミ「いっぁああっ! そ、れ……だめ……」ピクンピクン

杏子「はは、さやかのと、壁一枚、って感じだな」



さやか「……実際にはそうでもないんだろうけど……
    確かに、あんたのがあるってわかる、わね」ドキドキ

マミ「やっ ぁぁあんっ」トロォン

さやか「ん?」



マミ「み、美樹さん……今、おっきくなった……」



さやか「っ」(////

杏子「へぇ? ふぅーん?」ニヤニヤ




杏子「ほら、私はここにいるぜ?」

ヌプッズヌプッズヌプッズヌプッズ……

マミ「んんっ! ぁぁっ! あ、やぁぁっ、
   すご、これ……すごいぃっ……」ビクンビクン

さやか「んっ、ぁ……マミ、さん、私も、動きますね……」

マミ「っ! ぁっ!」


ジュプッジュプッジュプッジュプッ……


グニッ グリッグニッ グリッ


ヌプッズヌプッズヌプッズヌプッズ……


マミ「やっ! あああ!! や、だめ……こんな、っぁあっ!」

さやか「どーですかぁ?」ハァハァ



マミ「きもち、い、よすぎて……――っ!!!」

杏子「よすぎて?」ハァハァ



マミ「おかしく、なり、そ……っ!!!」




ジュプッジュプッジュプッジュプッ……

グニッ グリッグニッ グリッ

ヌプッズヌプッズヌプッズヌプッズ……


さやか「はぁ、はぁ……んっはぁ……」

杏子「く、ぁっ、はぁ……はぁ……」




マミ「――――っっっ!!!」ビクンビクン

プシャァァァア……

さやか「っ、ぁ……あつっ!

    マミさん……イッちゃいました?」

マミ「ぁっ、んぁっ……はぁぁぁ……」プルプル

プシャァァッ プシュッ

杏子「お、お……すごい、締め付け……っ」プルプル

さやか「あはは、私らも、余裕、無くなってきたね
    んんっ」

マミ「んっ! ぁぁっ! ゃ」ビクビク







ジュプッジュプッジュプッジュプッ……

さやか「はぁ……はぁ……はぁ……そろそろ、私も、イキそう……んんっ……」



グニッ グリッグニッ グリッ

マミ「や、やぁぁっ、だめ、また、イく……
   変に、なっちゃうっ! っくぁああっ!!」



ヌプッズヌプッズヌプッズヌプッズ……

杏子「んっ、あぁっはぁ……はぁ……
   大丈夫、ちゃんと、ギュッてしててやるから……」ギュッ




マミ「んんっ!ぁぁぁっ!! ぁっ、ぁっ、ぁっ!!」ビクビク……



キュゥゥ……

さやか「んっ! んんんっ!! ぁ」



ビュルルルルッ!!

マミ「っ! っく  ぁああぁぁぁぁっ!!!」ビクビクッ

杏子「んぃっ、ぁっ!」



ビュルルルルル……ッ!!

マミ「きひぃっ!?
   ぁ、っぁああぁぁっ!」ビグビグ……




ビュルルル……

さやか「ぁぁ……っく、ぁ……すごい、マミさん、のなか……
    射精、するたび、動いてる……」



ビュルル……

杏子「んふ、ぅぁ……っく……うぅぅ……」プルプル



ビュル……
ビュ……


マミ「あ、あぁぁ……ぁ……」ヘナッ

クタッ

さやか「おわっと!」ガシッ

杏子「っ……」



さやか「……はぁ……はぁ……マミさん?」クラクラ

杏子「はぁ……はぁ……マミ?」クラクラ

マミ「ん……んん……」スヤァッ……



さやか「……」

杏子「……」

マミ「……」クタッ




さやか「やりすぎた?」

杏子「かもしれん」



…………………………

続く





保健室

マミ「っ!」ガバッ

さやか「あ、マミさん」

杏子「お、起きたか……」



マミ「……」キョロキョロ

さやか「……認識操作で、私たちのサボりは気づかれてませんよ」

杏子「今も作動中。ゆっくり寝ててもいいんだぜ」

マミ「……そ、そう……」


マミ「……」

さやか「……」

杏子「……」






さやか「あの……すみません、でした」

マミ「えっ!?」ビクッ

さやか「ちょっと、ちょうしに、乗りすぎたかなぁ、と……」

杏子「……」

マミ「え、と……その、さっきの、ことよね?」

さやか「いやぁ、まさか、マミさんが無理してたとは……
    思わなくて……」

マミ「っ! ち、ちがうの……」モジモジ

杏子「……?」

さやか「……?」



マミ「……無理してたとかじゃなくて、その……

   さんざん心配掛けて、あれなんだけど……



   気持ち、よすぎて……ね……?」




さやか「……っ」

杏子「ははは、だろうとは思ってたけど」

マミ「だ、だから……たまには、こういうのも……

   ぁぁっ、でも、二人の邪魔をするつもりもないし、ね?
   ごめんなしあ、私、何言ってるんだろ……」

さやか「あはは、そうですね。
    変ですよね、こんなの」

杏子「……」

さやか「……」

マミ「……」


ガラッ

まどか「マミさんっ!」

ほむら「……失礼します」

マミ「鹿目さん? 
   あら、もしかして……心配掛けちゃったかしら?」ドキドキ

まどか「あ、えと……その、
    そう、ですね。いきなり倒れたって聞いて」

ほむら「……」チラッ

さやか 杏子「……」フイッ

マミ「うぅぅ……わかってるなら、それでいいわよぉ」(////

まどか「すみません……聞いちゃいました」

マミ「……はぁ……ごめんなさいね」

ほむら「いいえ、加減をしない二人が悪い」

マミ「……違うの……


   気持よくて……


   
   それに、二人で責められるのを、
   多分、





   それを、心から欲していたのは……」





まどか「っ……マミさん……」ドクン

さやか「……」

ほむら「……」

杏子「……」




おかしい

そんなのは最初からわかってる。

多分、みんなもそう。

だと、思う。






この状況になってから倫理は崩壊している。

私たちはそれを仕方ないと言っているけれど、

呪いを、穢れを理由にしているけれど……






もしかして、

この状況を願っているのは……












まどか さやか 杏子 マミ ほむら(私自身、なの?)





まどか「……」

さやか「……」

マミ「……」

ほむら「……」

杏子「……」





Qべぇ「丁度、揃っているみたいだね」


全員「!?」ビクッ

Qべぇ「……君たちに、伝えなくちゃいけないことがあるんだ」






まどか「……それは、呪いのこと?」

Qべぇ「ああ。その通りさ」








ドクン……






その次の言葉を、聞きたいと願うことが正解。

この状況を打破して、倫理を更生させなくちゃ、いけない。

そうしないと、ダメに、なってしまいそう。





そう、わかっているのに。





(聞かなくちゃダメかな……?)

そう思ってしまう、自分がいた。


















Qべぇ「ふたなりの呪いを解く方法がわかったよ」



………………

多分次回最終回


ホテル


まどか「杏子ちゃん……」

杏子「……ん?」

まどか「……私は、みんなと一緒に、いたいな」

杏子「……」

まどか「杏子ちゃんは……?」

杏子「……」



ギュッ

杏子「……」

まどか「……」ギュゥッ

杏子「……離れたく、ねぇ」

まどか「……ん」



狂った方が、楽だった。

間違いに染まる方が楽だった。

だから、更に、絡み合った。




杏子「ん、んむ……ん……」

チュ……レロ、クチュ……

まどか「ぁん、んむ……っ……」

チュプ……クチュ……



みんな同じなんだと、

確認するように、求めあった。

不安をかき消すように





まどか「ん、ぅ……杏子、ちゃん……」トクン……

杏子「……あれから一カ月くらいか? まだ、誰も行動を起こさない。
   ただ、私たちはずっと、こうしてるだけ……」

サワッ……

まどか「ん、ぁ……そう、だね。
    もう、誰と何回したとか……覚えてない……」

サワッ

杏子「んん……ぁ……は……」





誰にも、邪魔はさせない。

大きな間違いをしていようとも……

みんなで一緒に狂うなら、大丈夫。






まどか「ねぇ、杏子ちゃん……
    お風呂で、しよ……」

杏子「……ん」




………………



風呂

まどか「ん……んん……」

チュク……グチュ……ヌチュ……

杏子「ぁぁっ、は……んぁっ……
   まどか……んんっ……また、上手になったんじゃねぇの?」

まどか「んぷぁ……そう、かな?」

杏子「ああ。マミにでも教わったか?」ナデナデ

まどか「んん……う、うん。
    マミさんのフェラ、気持ちいいから……」



パクッ

まどか「んむふ……ん……」

グジュ……クチュクチュ……グジュッ……

杏子「んぁ、ぁぁっ、はぁ……はあ……」ビクビク

まどか「んん……んっ……んっ……」



ヌチュ……ヌチュ……ヌチュ……

杏子「っ、はは、まどか。自分で、入れる準備してんのかよ」

まどか「だ、だって、もう、そろそろ……」トロン……

杏子「んんっ、そか。じゃぁ……今日は私が攻めるか」

まどか「ん……でも、生やしたままでいい?」

杏子「いいよ。一緒に気持ち良くなろうぜ」

まどか「……うん」






どちらの自分も愛してもらえる。

ふたなりの自分も、女の自分も……

狂った同士の相互扶助。

その関係が、心地よくて……





ズプゥッ……

まどか「んぁぁ……ぁ……」ビクッ

杏子「んっ……ぁ……まどか……」

まどか「っぁ……ん、なぁに?」

杏子「はは、何でもない……んっ」

ギュッ

まどか「……ん」




チュ クチュ……ニチュル……

杏子「……挿れるぞ」

まどか「うん……来て」




ズプゥゥッ……

まどか「んんんっ!」ピクン


杏子「っぁ、はあ……やっぱ、まどかの中は、狭いな」

まどか「……体が、ちっちゃいから、かな?」

杏子「どこもかしこもお子ちゃまなのかもよ?」

まどか「そんなお子ちゃまに欲情してくれるんだね、杏子ちゃんも」

杏子「悪いかよ……」

まどか「ううん、嬉しいよ」

杏子「……ほら、こっちも、触ってほしいんだろ?」

ギュッ

まどか「ぁぁっ! う、うん……

    挿れられながら……ソコ、いじられるの……好き……」

杏子「そうだよな。
   じゃぁ、動くぞ」

まどか「うん。ちょうだい……」



求めると、与えられる。

そして、求められて、与える。

とても理想的





ズプ ズプ……

まどか「ぁっ、ぁぁっ! んっく……ぁっ!」

杏子「はぁ……はぁ……んっ、ちょっと、ペース、上げる……」

まどか「ん、わかったよ」



杏子「自分でいじって見せな」

まどか「ふふ、わかってるよぉ……言われなくても、そうしちゃうもん」

ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ

ニュチ クチ ニュチ クチ……



まどか「ぁぁっ、杏子っ、ちゃん……!
    いいよ、すごく、気持ちいい……っ!」

杏子「はぁ……はぁ……んぁ……ぁ……
   まどか……っ……んっ」

ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ

ニュチ クチ ニュチ クチ……



杏子「はぁっ、ぁぁっ……!
   あんたが、ソレ いじるたびに……
   中も締まってくる……」ハァハァ

まどか「んっ、だって、気持ちい……から……」トロン

杏子「……っ、ぁ……は……んぁっ……」

まどか「はぁ……はぁっ……ぁぁっ!……んっ、ぁ……!」


ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ

ニュチ クチ ニュチ クチ……

杏子「んくっ、ぁ……イきそう……」

まどか「んっ、ふ……えぇぇ?……早いよぉ」クスクス

杏子「はんっ、お前も、イキそうなくせに……」ハァハァ

まどか「ん……えへ……あっ、んんっ。ばれてた?」ハァハァ

ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ

ニュチ クチ ニュチ クチ……



杏子「中に、出すぞ?」

まどか「や、中は……んんっ!」

杏子「ん、はは……いいや、中に出してやるぜ」

まどか「っ、きょ、今日は、だめだって……やぁっ……!」

杏子「出されるのが気持ちいいんだろ?
   ほら、奥まで、熱いのとどけてやるよ」

まどか「ぁぁっ、だめ……だ、め……ぇ……」

ズプ ズプ ズプ……


ビュルルッ!

まどか「んんんっ!」

杏子「っ!ぁ……ぁぁっ……!」プルプル

ビュルル……ビュルッ

まどか「んんっぁっ!!」ビクッ、ビクビク……

杏子「ぅく……ぁ……はぁ……はぁ……」

ビュル……





トロ……

まどか「ん、ぁ……」

杏子「おいおい、そっちは暴発させるなよ?」

まどか「んん、大丈夫……」

杏子「……今度は、交代しようぜ?」

まどか「……うん」




杏子「で、なんなんだ? さっきのは」

まどか「えっとね。マミさんから……
    杏子ちゃんは、ちょっと嫌がって見せた方が燃えるらしいって聞いて

    変だった?」

杏子「普段あんなに中に欲しがってるしな。違和感バリバリだった」

ヌポォッ

まどか「あぁんっ♪」ピクッ

ドロォ……

杏子「でも、わかってても興奮するもんだな」

まどか「そっかぁ……」

杏子「で、どうする? 休憩するか?」

まどか「そんなつもりないくせに」クスクス

杏子「ん……それでいいなら、してほしいけどよ」

まどか「うん、じゃあ、交代だね」



ポフッ









*****回想

保健室


Qべぇ「ふたなりの呪いを解く方法がわかったよ」


ほむら「!」

まどか「……っ」

さやか「……」

杏子「……」

マミ「……え」




Qべぇ「どうしたんだい?
    浮かない様子だけれど」



まどか「いや、その……」

さやか「何でもない、よ。
    で、何なのその方法って」

Qべぇ「感染から発症までのメカニズムがあまりにも複雑すぎて、
    解明には時間がかかったんだけど、

    その実、解決方法は実に簡単なことだったんだよ」

杏子「簡単って、ていうか、浄化し続ければ治るとかじゃなかったのか?」

Qべぇ「まぁ、そうだね。
    ふたなりの呪いにかかっていない魔法少女が続けて処置すれば、いずれは浄化される。
    でも今の君たちには無理だ。
    全員、ふたなりの呪いに感染しているしね」

ほむら「そうね」

Qべぇ「でも安心してくれ。
    実は、それと真逆の方法でこの呪いは解決するんだ」

マミ「真逆?」


Qべぇ「ああ、実は、このふたなりの呪いは
    魔法少女が寄り集まると発生する現象なんだ。
    
    別な街で二三人集まっている魔法少女を検証してみたところ、
    ふたなりの呪いと同じ穢れを観測できた。

    その他、多くのデータから、と、
    これ以上はこっちの話だ」



まどか「……集まると、発生する……?」

Qべぇ「その通り。
    今まではお互いが近くにいたから、呪いがたまっていったんだ。

    そして、その逆も然り。
    君たちがお互いの接触を断てば、
    自然とそのふたなりの呪いは消えていくだろう」

さやか「……離れ離れになれってこと?」

Qべぇ「そういうこと、だね」




まどか「……」

ほむら「……」

マミ「……」

杏子「……」

さやか「……」




Qべぇ「……君たちは、十分魔法少女として成長した。
    魔女を一人で狩ることもできるだろう。
    それに、協力して戦っても、必要以上の接触をしなければいい。
    一カ月くらい我慢すれば、元に戻れるんだよ」




………………


マミの部屋



さやか(とは、言われたものの)

杏子(誰からも)

マミ(この関係をどうにかしようという提案が)

ほむら(……無い)



まどか「紅茶淹れたよー」ニコニコ

さやか「お、いい香り♪」

マミ「ありがとう、鹿目さん。
   上手にできたかしら?」

まどか「はいっ、マミさんに教えられた通りできましたよ」

杏子「じゃ、いただきまーす♪」

マミ「はい、どうぞ」








でも、やっぱり考えてる?






まどか(紅茶のおかわりを用意してても)

さやか(雑誌を読んでても)ペラッ

マミ(Qべぇを撫でていても)

ほむら(ただ窓の外を眺めていても)

杏子(横になってても)


ふと、気になる。













まどか「……あの、ね」

四人「!」ビクッ

Qべぇ「……」




まどか「……その、お茶のおかわりも、できたし……」オズオズ




Qべぇ「……マミ。僕はちょっと外の様子を見てくるよ
    今日は帰らないかもしれないから」

マミ「そ、そう?」

Qべぇ「じゃ」テクテク……







五人「……」






まどか「……話し合って、みる?」






さやか「……」

マミ「……」

杏子「……」

ほむら「……」

まどか「……」

さやか「……」

マミ「……」

杏子「……」

ほむら「……」

まどか「……」

さやか「……」

マミ「……」

杏子「……」

ほむら「……」

まどか「……」









まどか「……あの、さ」

四人「っ」




まどか「……みんな、不安、とか、ない?」


マミ「……」

さやか「……」

杏子「……」

ほむら「……」



まどか「……言いにくい、よね。
    じゃ、じゃあ、挙手制に、してみたり……とか……」オズオズ

四人「……」




スッ

さやか(そりゃ、不安はたくさんある。
    これだけ性に乱れた生活して……何かおかしくなっちゃってるってことはわかってる)



スッ

杏子(この関係が続く限りは、大丈夫だと思う。
   でも、もし、続けることができなくなったら?)



スッ

マミ(急に一人ぼっちにさせられたりしたら……たぶん、もっと、別な方向にダメになっちゃう。
   不安なのは、孤独な私)


スッ

ほむら(不安なのは、まどかの気持ち。
    本当に、この状況を望んでいるのか……)



スッ

まどか(私は……みんなが、どう思ってるのかが、不安。
    本当は一緒に居たいけど、あの日からみんな、少し考え事多くなったし……)






五人(全員かぁ……)














ほむら「……みんな」



ほむら「解決方法判明から、一カ月たつけど……」

四人「……」

ほむら「……アレが、消えた人は……?」











シーン……









さやか(結局あれから味をしめて……っ
    それ以外にも……あああ……この間はごめんほむら……)ガックシ

杏子(つい昨日もまどかとしたばっかりだしなぁ……
   不安になると、どうしても、誰かを求めちまう……)ハァ

マミ(そりゃ、少しは考えたけど……
    でも、求められちゃったら、すぐ……体が……)トクン

ほむら(……私としたことが……さやかに嵌りかけたなんて言えないけど、
    でも、あんなに際限なくできるだなんて……)ゴクリ

まどか(どうしよう。一番エッチしてるの私だったら……
    み、みんなヒくかなぁ)ドキドキ



五人「……はぁ……」





さやか「ぶっちゃけた話」

四人「っ」



さやか「……このままが、いいなって、思ってる人ー……とか」





まどか「……」

ほむら「……」

マミ「……」

杏子「……」

さやか「……」









スッ






スッ






スッ






スッ







スッ





五人(全員かぁ……)ガクッ




さやか(しまった。
    ここから、じゃあ今後どうするべきかを聞いてみるつもりが、

    まさかの全員挙手!! 恋人()までこの状況に賛同してる始末!!)


杏子(お、オイオイマジかよ!?
   私はともかく、マミは優等生だろ!? 先輩だろ!?

   こういう時はストッパーになるのがあんたじゃないのか!?)


マミ(ごめんなさい。私はもうダメになっちゃったの……
   だから、いっそ誰かに説得してもらいたくて……もう……
   
   この中だと、最後の望みは暁美さんだと思ってたんだけど……)


ほむら(少なくとも、まどかが納得していない限り私に否定するつもりはない。
    みんな仲良く、が望みなら……

    それに……誰か失うくらいなら、このまま……)


まどか(どうしよう。話し合いしようって言ったの私だけど……
    実はこの関係をどうにかしようと思ってないんだよね。

    ……でも、なんだか、いけないことしてるのはわかるだけに……)



マミ「……あのっ、あのね」

四人「っ」




マミ「こんな関係、本当は……イケない、ってことは……わかってる、わよね?」

四人「……」コクン




マミ「そ、そう、それなら、いいんだけど」




さやか(いいのかよ!!)

杏子(いいのかよ!!)

ほむら(……いいのね)

まどか(ま、まみさぁん……)





杏子「あーぁぁ、なんだこれ?」

さやか「ちょ、杏子」



杏子「誰も、やめる気ねーんじゃん」

四人「……」






マミ「……っ で、でも……美樹さんと佐倉さんは……」

さやか「いやぁ、私らの関係は……もう、なんていうか……」

杏子「そうそう、そこは良いんだよ。この関係ありきの関係ってところもあるしな」

さやか「う、ん」





杏子「確かにさ、世の中の倫理的には、こんな関係は大問題だ。
   世の大人はみんなしてやめさせるだろうさ。

   でも、これって誰かに迷惑掛けてるか?」

まどか「……」

杏子「誰にも言わなきゃ私たちの問題、だろ?

   それに、これからどうなるかなんて誰にもわからねぇし、

   みんなこれがダメなことだってわかってるけど、やめたくない。

   みんな一緒なら、それのほうがいいって思ってる。

   なら、もしかして、関係継続するべきなんじゃねぇの?」



まどか「あ、あああっ……言っちゃったぁ……」ヘナヘナ



ほむら「まどか?」




まどか「ごめんなさい……
    やめたくないのに、誰かがやめたいって言ったら、少し、頑張ろうって思ってたの。

    ずるいのはわかってるけど……でも」

さやか「……多分、みんなそうだと思うよ」ナデナデ

まどか「ぅぅ……」

マミ「……そう、よね。実は、私も……
   貴方達さえよかったら、って思っていたわ」

杏子「私らは私らの生き方でいこうぜ。
   誰かになんと言われるかもわからないけど、さ」



さやか「……でも、一応、ぶっちゃけます」

杏子「なんだよ? 今更、何しゃべったってあんま驚かねーと思うぜ」



さやか「これから夏休みだし、

    一回、みんな離れ離れになってみるのも、ひとつの手かと思ったんだけど……」

四人「……」

さやか「それで、さ。
    一回、呪いが消えてから再会して……

    その時に、それでもみんなもとの関係がいいって思えたら……
    
    ……とか、思った」

四人「……」

















マミ「無理ね……」

杏子「無理だな」

ほむら「というより、無駄ね」

まどか「や、やっぱり?」

さやか「だよね」


まどか「じゃ、ぁ……えと」

さやか「継続、ということで」

杏子「だな」

ほむら「異議はないわ」

マミ「はぁ……なんか、緊張しちゃった……
   でも、おかげで安心したわ」

杏子「よし! じゃ、ケーキ追加で!」

マミ「そんなに用意してないわよ?」

さやか「でも、なんか確かにもうちょっと食べたい気分かも」

杏子「いーよいーよ、私のバイト代から出してやるって」

さやか「バイト?」ピクッ

杏子「ん、話してなかったか?」



まどか「……」





まどか(夏休み、かぁ……

    これから、みんなと一緒に

    夏祭りとか、海とか、プールとか……

    あ、でも、宿題もやんなくちゃなぁ。

    ………………………………

    …………………………

    ……………………

    ………………

    …………

    ……












    楽しみ、だけど……どうして、

    どうして……全部、エッチな妄想になっちゃうかなぁ!?)ガバッ


ほむら「!?」

まどか(パパ、ママ、ごめんなさい。
    
    夏を前に娘は、大人への階段を踏み外しました……

    盛大に)



……………………



Qべぇ「……いいのかなぁ?」

ほむら「文句でも言うつもり?」

Qべぇ「いいや、君たちは意味のないことが大好きだ。
    生殖目的でない性行為なんかは特にね。

    だからそこはどうでもいいんだけど」

ほむら「なに?」

Qべぇ「実はね。
    僕たちの中で、この呪いを奨励する方向で話がまとまりそうなんだ」

ほむら「……へぇ?」

Qべぇ「これからは、ひとつの都市に魔法少女を数人確保する」

ほむら「それは、大変そうね」

Qべぇ「僕たちは、この呪いによる性欲を、エネルギーに変えるつもりなんだ。

    でも、正直気が進まないなぁ」

ほむら「……どうして?」

Qべぇ「……」

ほむら「……」


Qべぇ「逆に聞きたいよ。

    どうして、こんな非倫理的なことを……

    どんな考えのもとで今の関係を続けているんだい?」



ほむら「多分、本当は誰も何も考えてないわ」

Qべぇ「はぁ?」

ほむら「考えているふりをしているだけ。

    実際、人間は自分に素直に行動している。

    誰かの為とか言いながらも、それは自分がそうしたくてしているのだし、
    我慢とかするのも、結局は自分のため、

    何かに理由をつけては自分の思い通りに行動しているのよ。
    本当はしたくないけど、なんてことは、言い訳に過ぎない。

    全部、自分の意思なのよ」

Qべぇ「……はあ?」

ほむら「わからなくてもいいわ。

    私もよくわからない。

    でも、たぶん、人間の一部は、こう言われて納得するでしょうよ」

Qべぇ「……はぁぁ?」


ほむら「いずれ貴方にもわかるかもね」

Qべぇ「……そうかなぁ?」

ほむら「ええ。たぶん、ね」

Qべぇ「わかりたいような、わかりたくないような……」

ほむら「そういうことで悩む時点で、結構入口には到達してると思うわ」

Qべぇ「……」

ほむら「それに、わたしにはもうどうでもいいことだし。
    あれこれ考えるのはやめたわ。

    気持よくて、それでみんなが良ければ、
    それでいい」

Qべぇ「……うわぁ」










まどか「ほむらちゃーん! 祝勝会やろう!」

マミ「そうね、こんな大きな魔女を倒したんだもの、今日はもりあがっちゃいましょっ!」

さやか「うわっ、なにこれ、でっか!!」

杏子「うっひょー!すげー!!」



ワルプルギスの夜のグリーフシード「……」ズッシリ……

























Qべぇ「……今年の夏は、荒れそうだなぁ」

ほむら「そうね。今日よりも大荒れになりそうね」

Qべぇ「見滝原の担当……やめたい」

ほむら「……ご愁傷さま」

Qべぇ「君たちの頭もね」




終わる

明日からいろいろあるので書くかどうかわからないけど、
もしかしたら番外編で短編ふたなりエロ書くかも。
ダメっぽかったらすぐHTML化依頼する。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月08日 (水) 00:45:49   ID: e5HnkUPB

素晴らしいぞ
中盤の謎のシリアスは無くてよかったが

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