あずさ「はい……あの、今度のドラマで、そのようなシーンが…」
P「な、な、そ、そんな、ひ、卑猥な…」
あずさ「け、健全な内容です!」
あずさ「家族をテーマにしたドラマなので、その家族の一員を出産する、大切なシーンなんです」
P「そ、そうなんですか…」
あずさ「はい…それで、相談なんですが…」
あずさ「出産時の時の、演技練習を手伝って欲しいんです」
P「えぇ?お、俺に?」
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あずさ「はい……お願いします」
P「れ、練習ったって…なにをしたらよいのやら…」
あずさ「立会人の夫役を、やって欲しいです」
P「えっ!?」
あずさ「プロデューサーさんに….ぜひ」
P「そ、そんな……!」
あずさ「プロデューサーさんが、いいんです…」
P「お、俺がやって、いいもの何でしょうか…」
あずさ「はい…逆に、お願いしたいんですよ」
P「そ、そう思ってくれるなら…付き合いますよ、あずささん」
あずさ「ほ、本当ですか!?ありがとうございます、プロデューサーさん」
P「はい……他に必要な役は?」
あずさ「そうですね…あとは、赤ちゃんくらいですかね?」
P「赤ちゃん役…ですかぁ」
P「ん~……なら、1番年下な亜美に頼みましょうかね」
あずさ「それが……亜美ちゃん今、他の仕事があって…」
P「そうですか……今、事務所にいるのは…」
小鳥「ぐふふ、sideMは妄想の保存庫ピヨ」
P「うっわー、キツイのしかいませんね…」
あずさ「ま、まぁ、小鳥さんなら、赤ちゃんの演技に付き合ってくれそうですし…」
P「確かに…千早だったら絶対拒否しますよね」
小鳥「ピヨー!!ピピンとほくほくの掛け合いマジ315プロ!!」
P「本当に赤ちゃんからやり直して欲しい……」
小鳥「赤ちゃん役ですか?」
あずさ「はい、お願い出来ますか?」
小鳥「私でよかったら、お付き合いしますよ!」
P(この人に趣味さえなけりゃあ、なぁ)
あずさ「で、では、始めましょうか」
P「えっ!?台本やシナリオは!?」
あずさ「実はまだ、決まってなくて…」
P「そういうシーンがある、とだけ伝えられたって訳ですか…」
小鳥「じゃあ、私からの台詞で始めますか?」
P「出産シーンなのに赤ちゃんがいきなり出て来てどうすんだ」
あずさ「とりあえず、もうすぐ出ます、って時のシーンやりましょうか」
小鳥「じゃあ、私は『がんばれー、がんばれー』って応援しときます」
P「だから!あんたまだ出産しれてないんだって!」
P「まだ腹ん中にいる赤子が『がんばれー、がんばれー』って応援てどんなホラーだよ!」
P「ピヨ子はソファ近くで黙って待機!ほら!」
小鳥「さ、さみしい…」グスン
あずさ「じゃあ、私はソファで転びますね」
あずさ「よいしょっ」
P「で、俺は何をすれば…」
あずさ「そ、そうですね…では…」
あずさ「わ、私の出産を、手を握って応援して欲しいです……」///
P「て、手を……い、いいんですか?」
あずさ「はい……それに……」
あずさ「最初……と、言っても演技なんですが…」
あずさ「最初に出産してるときの私を見て欲しいのは…」
あずさ「プロデューサーさん何です…」///
P「あ、あずささん……」
小鳥(あたしもいるんだけどなぁ…)ソファ近くで待機中
ガチャ
春香「ただいま戻りましたぁ!!」
春香「…………」
春香「あれ?」
春香「誰もいないんですか…?」
春香「………」スタスタ
春香「あっ、プロデューサーさん、あずささん……は……転んでる?」
春香「私に気付いて無いのかなぁ?」
春香「みなさん、ただい……」
あずさ「初めては……Pさんがいいんです……」///
P「そう言ってもらえると、嬉しいですよ」
P「では、しましょうか…」
あずさ「はい……」///
春香「!!!??」バッ
P「ん?なんか今、春香みたいなのがいたなような….」
あずさ「きっとリボンですよ…さぁ、やりましょう」///
P「はい……」
春香(も、もしかして、これっ……)///
春香(お、大人のアダルティーな関係の…)///
春香(せ、せ、せ、セクーーー………って、やつ……!?)///
春香(思わず社長室に隠れちゃいましたけど……)
春香(こ、声だけなら聞こえます……)
春香(こ、これからなにが……)ドキドキ
P「では……行きますよ……」
あずさ「はい………」///
春香(つ、ついに、本番が……!?)
P「がんばれっ!!がんばれっ!あずさ!!」ガシッ
あずさ「だ、ダメです!プロデューサーさん!あぁ!」
あずさ「わ、私もう……だ、ダメですぅぅぅぅぅ!」
P「がんばれ!!がんばれ!!あずさ!!」
春香(………えっ)
春香(せ、セック…って、男の人が応援しながらやるもんなの?)
あずさ「だ、だめぇ!!とっても、とっても痛いです!!」
P「あとちょっとだ!あとちょっとで出る!!がんばれ、あずさ!!」
春香(あ、あずささん、やっぱり初めては痛いんだ…)
春香(というか、プロデューサーさん、応援しながらするのが好きなのかな……)
P「よし!!もうすぐもうすぐだ!!あずさ!!」
あずさ「も、もうすぐ、もうすぐ、私……」
あずさ「出ちゃいます!!!」
春香(え、逆じゃね?)
あずさ「あぁ!あっあっ………」
あずさ「あぁぁぁぁあぁぁあぁあ!!!」
あずさ「はぁはぁ…」
P「あ、あずさ……」
あずさ「………」ちらっ
小鳥(!?)
小鳥(み、見入ってて忘れてたピヨ!!)
小鳥「お、おんぎゃー!おんぎゃー!!」
春香(!!!!???)
春香(えっ!?誰っ!?)
春香(こ、小鳥さん…!?)
春香(な、何で2人がしてるときに……?)
春香(それに、おんぎゃーって……)
春香(……あ、も、もしかして、これって……)
春香()///カァァ
春香(そっ……そっか……プロデューサーさん……)
春香(あずささんとは、初めてして、小鳥さんには、赤ちゃんプレイって訳……ですよね!?)///
春香(いわゆる、3Pですよ!!3P!!)
春香(プロデューサーさんの性癖は……)
春香(理解し難いものだったんですね……)
春香(……で、でも、私にだって…)
春香(理解できるかも知れないチャンスは、あるはず!!)
P「…………」
P(やっべ、この後の事、考えてなかったわ……)
P(だいたい、こういう時って、看護婦さんが話しかけるんだよな…)
P(でも、この雰囲気壊して、役を決め直すのも惜しい……)
P(かと言って、赤ちゃんから看護婦の役、妊婦から看護婦の役って無理があるし…)
P(可能性があるとしたら……)
P(……………)
P(裏声)「は、はぁい、元気な赤ちゃんですよ~、あずささ~ん」
あずさ「!?」
小鳥「!?」
春香(え、あ、これは理解不能だわ)
P(裏声)「ほらぁ、元気に泣いてますよ~」
小鳥「おぉ……おんぎゃー!おんぎゃー!」
あずさ「ほ、本当……元気な子、うれしい…」
P「あぁ、これで俺たちは幸せに一歩近づいたんだな」
あずさ「ぶはぁっ!!」
P&小鳥&春香「!!!??」
あずさ「きゅ、急にカッコ良く台詞言っちゃダメですよ~、ははははっ、ははっ」
P「へ、変ですかね、やっぱ」
小鳥「途中から、年末年始にやってるお笑い番組みたいな雰囲気になりましたよ」
あずさ「はぁ~~、………おかしかったぁ」
小鳥「ふふふ、何か緊張解けましたね」
P「あぁ、肩の力が何か抜けた……今なら、いい演技が出来そうです」
P「あずささん、小鳥さん」
P「もう一回、やりましょう!」
小鳥&あずさ「はい!」
ガチャ
春香「……………」
あずさ「あれ?春香ちゃん?」
小鳥「あ、いたのね、おかえりなさい」
P「あっ!そうだ!」
P「春香、お前看護婦さんの役してくれよ」
P「いやぁ~、人数足りなくてさ!」
P「さっ!こっちに来て……春香?」
春香「あんたら……………」
春香「何プレイしてんだぁぁぁーーーーーー!!!!」
その声は、765プロにとても響き渡り、エコーがかかったようになった
そして、約2年後、Pがあずさの、本当の出産立会人になるのは、別の話
おわり
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