阿笠「大変じゃ!光彦君が詐欺に手を染めおった!!」 (97)

阿笠「すでに被害は数百万円に上るらしいぞい!」

コナン「マジかよ博士!最近光彦の野郎が高級品を身に着け始めたのはその為だったのか…」

阿笠「今すぐ止めないと取り返しのつかないことになるぞい!!」

コナン「ああ…それで博士、光彦はどんな詐欺を?」

阿笠「>>5じゃ!」

育毛剤サギ

阿笠「育毛剤詐欺じゃ!!彼はハゲによく効く育毛剤があると話を持ち掛け、商品を掴ませておるのじゃ…」

阿笠「かくいうわしも被害者での…」

コナン「なに引っかかってんだ!!」

阿笠「最近薄毛に悩まされておっての、そんな時光彦君に声をかけられたのじゃ」

阿笠「早速買って使ってみたものの、ハゲていく一方…」

コナン(博士って元々頭頂部はハゲてるんじゃ…)

コナン「…で、いくらくらい払っちまったんだ?」

阿笠「軽く70万は出したはずじゃ。そのせいで今月分のエロゲの料金を支払うことができず…」

コナン「そいつはマズいな…」

コナン「じゃあオレの方からも色々調べてみる!博士も頼むぞ!」

阿笠「任せるぞい!」

・・・

コナン「やっぱ犯人が分かってるなら直接問い詰めた方がいいだろうな…とりあえず光彦の家に…」

コナン「ってうわっ!」ガツン!

???「のあっ!?」

???「いてて…あぶねえな!前見やがれってんだ!」

コナン「ごめんなさい…っておっちゃん!?」

小五郎「コナンか!?何ほっつき歩いてんだ!!家の手伝いを…」

コナン「悪いけどそれどころじゃない…って、なんでおっちゃん帽子かぶってんの?」

小五郎「うっ」ギクッ

コナン「どうしていきなり帽子なんて…」

小五郎「お、おめえには関係ねーだろ!!」

コナン「怪しいな…」

ビュウンッ!!

コナン「うっ!突風か!?」

小五郎「うおおっ!?ぼ、帽子が…」

            , ‐'" ̄ ̄""丶、.

         , .‐'"          `丶、.
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    | ``,,丶、  ヾ、 '    ,,,,....,,,,___  |   /
   へi "´ ``0"':    .,,..、,‐'0`"''ヽ、:  /  /
  | |`/  `'' ---       丶--- ''   / へ/

  | |`ヽ        |           /へ丶
  ヽヽ `、       i           ノ __ノ ノ

   `、`、       ノ          /i / //
    \ヽ    ヽ、 .         /   /
      ヽ i'' " "i  /`丶、      /--/  
      `、 '' " "  `丶、丿     / |   
       ヽ  ヽ ̄ ̄ヽ     /   >、   
      '"ヽ           /   / /ヽ、 
 __ // | ヽ        /   /  /  ヽ \
   / /  ヽ ヽ、_______/  /   /    /`ヽ-


コナン「ま、まさかおっちゃんまで…」

小五郎「あーっ!!見てんじゃねーぞ坊主!!」

「なにあれ…」
「ハゲだ…」
「ハゲがいる…」
「ママー、なにあれ?」
「見ちゃいけません!」

コナン「光彦ォォォォォォ!!!」

光彦「あれ?コナンくん、どうしたんですか?そんなに急いで…」

コナン「いたッ!おめーに用だよ光彦!!」

光彦「えー…僕ですか?今忙しくて…」

コナン「詐欺に、か?」

光彦「へっ?詐欺?やだなあコナン君、僕がそんなことするわけないじゃないですか~」

コナン「すっとぼけるんじゃねぇぞ…」

光彦「そんなにイライラしてたらダメですよ~www毛根痛みますよ?」

コナン「コイツ…」

阿笠「おお新一、ご苦労。で、どうじゃった?」

コナン「ダメだ。光彦のヤツ、完全にすっとぼけてやがる…あれは犯罪慣れしたヤツの口だぜ」

阿笠「こっちは光彦君の手口について調べてみたぞい。普段はインターネットでやっとるようじゃの」

コナン「個人情報まで取ってやがんのか…タチ悪ぃな…」

阿笠「もちろん光彦君のは捨てアカじゃぞい。…これは手強いのぉ…」

コナン「うーん…」

コナン「なぁ…博士はどうしたいんだ?」

阿笠「それはもちろん…光彦君から金を取り戻したいわい」

コナン「ならいい方法があるぜ…」

コナン「こっちも光彦のヤツに詐欺を仕掛けてやればいいのさ!!」

阿笠「なんと…」

コナン「このままじゃ警察に突き出しても意味無いだろ?ならこっちから仕掛けてやるぜ!」

阿笠「しかし…上手くいくかの…」

コナン「アイツに詐欺で稼いだ金を使わせるんだよ!上手くいけば光彦の金をまるごと奪い取れるぜ!!」

阿笠「やろうやろう!!で、どんな詐欺を仕掛けるつもりじゃ?」

コナン「>>40だ!」

光彦好みの凄く可愛い女の子からの出会い系ラブメール

ksk

>>37

こういう場合は>>37か?

では>>41>>37でいきます

すまんちょっとここまでな

続きいきます
遅くなってすんません

コナン「出会い系詐欺だよ!光彦だから簡単に引っかかるぜ!」

阿笠「出会い系か…最も基本的な詐欺ではないじゃろうか。犯罪慣れした光彦君にそんな手が通用するとは思えんぞい」

コナン「いいや、だからこそさ!一周回って簡単に引っかかるだろ!」

阿笠「ふむ。ではどんな設定でメールを送ろうかの?」

コナン「>>75>>76>>77にしよう」

いねえwww

灰原哀

ハメ撮り

オレオレ詐欺

再開

名前:灰原哀

助けて下さい…
お金が必要なんです

コナン「まずはこんな感じでいくか」

阿笠「哀くんの名前を勝手に使って大丈夫かの?」

コナン「同姓同名ってことでいいんだよ!それにこっちの方が騙されやすいだろ?」

阿笠「それもそうかもしれんのwwwじゃあハメ撮り画像でも添付しとくぞいwwww」

ピロリン♪

光彦「ん?メールですか?ええと…ええ!?灰原さん!?」

光彦「おかしいですね…僕は灰原さんにメアドを教えようとしたら拒否されたハズですが…」

光彦「添付ファイル…ってうおぉ!?」

光彦「ぐへへ…小学生には刺激が強すぎます…」

光彦「とにかく返信です!」

コナン「おっ!!光彦からの返信がきたぞ!」

阿笠「どれどれ?」

どうしたんですか?
力になりたいです

コナン「釣wwwwwwれwwwwwたwwww」

阿笠「簡単じゃのうwwwwww」

コナン「よしwwwこの調子でwww」

母がオレオレ詐欺に引っかかってしまって…
お金が足りないんです…
とりあえずここのサイトに登録してくれませんか?

光彦「オレオレ詐欺なんて…悪質なことをする奴がいたもんですね!許しません!」

光彦「こんな可哀想な人を放っておけません!さっそく登録しましょう!」

光彦「・・・あれ、そういえばこんな文章、どこかで見た気がしますねぇ」

光彦「そういえば!サイトに誘導する詐欺があるって聞いた事があります!」
光彦「その手には乗りませんよ!受信拒否っと」

~30分後~

阿笠「・・・おかしいのう、返事が来なくなったぞい」
コナン「バーロ、気が短いんだよ、メールなんてそんなもんだ」

~3時間後~

コナン「流石に遅過ぎねーか?」
阿笠「バレたのかもしれんのう」

阿笠「そういえばそうじゃった!」

コナン「いきなりどうしたんだよ?博士」

阿笠「コレじゃ、光彦くんに全財産を吐き出させるスイッチじゃ」

コナン「そういうもんは先に出せよ」

阿笠「くれ悪じゃぞー」

ポチッ

光彦「ふぅー・・・危うく引っ掛かる所でしたね、危ない危ない」

光彦「それより詐欺で儲けたこのお金を使って」

光彦「事故で入院しているお父さんとお母さんを早速救いましょう!」

光彦「・・・?!お、お金を全部、手放さなければ」

光彦は東都タワーから現金をすべてばら撒いた

コナン「やったぜ」

光彦「ハッ?!僕はなんでこんな事を・・・」

光彦「さては阿笠博士の仕業ですね・・・」

光彦「やっとお父さんとお母さんを助けられると思ったのに・・・」

BJ「君のお父さんとお母さんなら、さっき息を引き取ったよ」

光彦「?!」

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