第1話 ラーメンが大好き!まじえんじぇー誕生!
ダッテーカノウセイカンジタンダー ソウダススメー
コウカイシタクナイ メノマエニ ボクラノミチガアルー
――これが凛! 音ノ木坂学院に通う高校1年生!
…実は、凛にはみんなには言えない秘密があるの
その秘密っていうのは…
??「ダレカタスケテー!」
凛「むむっ、あれはかよちんが助けを呼ぶ声!」
凛「さっそく変身するにゃー!海未ちゃん!」
海未「わかりました。行きますよ、凛!」
凛「リリホワ!くるりんミラクルチェンジ!」ニャンニャンニャンコニカワルンルン♪
凛「きまぐれにゃんこ!」
――これが凛の秘密!
なんと凛はリリチェンミラーというアイテムを使っていろいろな姿に変身することができるのにゃ!
海未「凛、私の紹介もして頂かないと」
凛「おっと、忘れてたにゃ」
――この子は海未ちゃん! 凛をサポートしてくれる妖精さんだよ♪
とってもやさしいんだけど、趣味がお説教なのが玉に瑕かな…
海未「別に趣味ではありません!あなたがいつも私を困らせるのがいけないのでしょう!」
凛「っと、そんなことより早くかよちんのところに行かなくちゃ!」
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花陽「うう… ごはんによく合うお肉の消費期限が今日までだよぉ…」
花陽「でも昨日体重が2kgも増えてたからダイエットしなきゃ… うう… ダレカタスケテー!」
エリーチカ「ちょっと待つチカ!」
花陽「ふわわっ!誰ですか!?」
エリーチカ「食べたいのに我慢する必要なんか無いチカ。今すぐ食べるべきチカ」
花陽「でもでも… 体重が…」
エリーチカ「ダイエットはいつでもできるチカ。でもお肉は腐るチカ」
花陽「そ、そうだよね。このお肉は今しか食べられないんだもんね」
凛「ちょっと待つにゃー!」
花陽「り、凛ちゃん!」
凛「!?」
凛「海未ちゃんどういうこと!?正体バレバレじゃん!ぜんぜん秘密じゃないじゃん!!」
海未「まあ、変身といっても見た目は服装が変わっただけですしね」
エリーチカ「いったい何をしに来たチカ!」
凛「かよちんを太らせようとするなんて許せない!凛が成敗してやるにゃ!」
エリーチカ「なまいきチカ、やっつけるチカ!」
エリーチカ「音ノ木坂の未来を廃校にしろ!来い来いアリーチカ!」
アリーチカ「はらしょー!」
エリーチカ「思う存分暴れてやるチカ!」
アリーチカ「はらしょー!はらしょー!」ドスンドスンボコベキ
海未「ああっ音ノ木坂の町並みがロシアになっていきます!」
凛「ちょっと寒くないかにゃ?」
海未「言ってる場合ですか!はやく止めてきなさい!」
凛「ええっ!?凛がやるの!??」
海未「なんのための変身ですか!さあ早く!」
凛「…でも、あんな大きいのとどうやって戦えば…」
アリーチカ「はらぁ!」ズンズン
凛「うわっこっち来たにゃ!どうしよどうしよ…」
海未「凛!避けなさい!」
凛「もうダメだにゃ~!」
アリーチカ「はらしょー!」ブンッ
凛「ぐえっ」ドサッ
凛「…? 想像してたより痛くない…? 絶対死ぬと思ったのに…」
海未「変身したあなたの身体能力はいつもとは比べ物にならないくらい上がっています!」
海未「今のあなたなら勝てます!さあ、やっつけるのです!」
凛「よーし、やってやるにゃー!」
アリーチカ「はらしょー!」
凛「とうっ、にゃんこアターック!」ヒューンバキッ
アリーチカ「うっぐう…」
凛「まだまだぁ!ひっかき攻撃だにゃ!」バリバリバリバリッ!
海未「いいですよ凛、その調子です!」
エリーチカ「やめるチカ!アリチカが可愛そうチカ!」
海未「さあ凛、とどめを刺してください!」
凛「猫の力を聖なる光に!ラブリリブレス!」
凛「リリホワ!イエローキャットシュートーーーーーー!」チュドーン
凛「猫よ、天に還れ!」シュタッ
アリーチカ「はらしょぉ…」ポワワワーン
エリーチカ「ああ… わたしのアリチカが…」
エリーチカ「くそっ、次はこうはいかないチカ!覚えてるチカ!」ヒュンッ
海未「…どうやら逃げたようですね。お手柄です、凛」
凛「えへへ…/// はっ!それよりかよちんは!?」
花陽「」
凛「あーっ!海未ちゃん!かよちんが大変!!!」
海未「落ち着いてください。アリーチカに驚いて気を失ってしまっただけです」
凛「かよちん、しっかりするにゃー!」
花陽「うーん… しろいごはん…凛ちゃん…食べたい…」
花陽「はっ!体重増えた!?」
凛「増えてないよかよちん、痛いところない?」
花陽「う、うん。大丈夫だよ。何が起こったか全く覚えてないけど…」
花陽「! それより花陽のお肉は!?」ガバッ
凛「ダメーっ!食べちゃダメっ!」
花陽「そんなぁ… どうして凛ちゃん…」ウルウル
凛「太っちゃったらアイドルできないよ!凛と一緒にスクールアイドル始めたいっていってたじゃん!」
花陽「うう… そうだね。アイドルは花陽の夢だもん… 我慢しなくちゃ…」
凛「かよちん偉いにゃー」ナデナデ
海未「一件落着、ですね」
??「おつかれさまー 大変やったね」
凛「ちょっと希ちゃん、どういうこと!?聞いてた話とぜんぜん違うにゃー!」
のんたん「そんなに怒らんといてよ、うちかて困っとるんやから」
海未「そうですよ、凛。それにちゃんと最後まで話を聞かずに飛び出したのは凛ではないですか」
凛「うぬぬ… だってかよちんを守るヒーローになれるって聞いたらテンション上がっちゃったんだもん」
凛「それなのに何で凛があんな化け物と戦わなきゃいけないの!?」
のんたん「ヒーローと言ったら悪者と戦うのが基本やろ?」
凛「そこだよ!まず何でかよちんがあんなのに狙われてるの!? 大体あの人誰!??」
のんたん「さあ?うちに聞かれても知らんよそんなん」
凛「」イラッ
海未「待ちなさい、凛。目的は知りませんが、花陽を襲った敵は心当たりがあります」
海未「あれはおそらく、ホムランドという国の女王であるホノカの私設軍隊。通称BiBI の1人ですね」
凛「あれが軍人…? 全く賢くなさそうだったけど」
のんたん「ま、とにかく凛ちゃんは全力で花陽ちゃんを守ればいいんよ」
凛「希ちゃんはいったい何を考えてるの? 凛にこんな力を与えてまで、かよちんにはいったい何があるっていうの?」
のんたん「いや、花陽ちゃんがやられたらどうにも次の標的はうちになるっぽいって占いで出てたからやん?」
のんたん「せっかくうちのスピリチュアルパワーで変身できるようになったんやから、有効活用してね~」
凛「納得いかないにゃあ…」
次回 第2話!
凛と花陽の友情!ラーメンライス結成!! お楽しみにね♪
第2話 凛と花陽の友情!ラーメンライス結成!
凛「ふぅー、今日も練習疲れたにゃー」グテー
花陽「そうだね… もうくたくただよぉ…」
凛「海未ちゃんが考えてくれた練習メニューきつすぎだよねー」
花陽「でも私たち、けっこうダンス上手くなってきたよね」
凛「うんっ! この調子ならファーストライブができる日もそんなに遠くないかも」
花陽「ええー 凛ちゃんってば気が早すぎだよぉ」
凛「なに言ってんの!目標はラブライブ優勝なんだよ!」
花陽「で、でもそれはあくまで目標で…」
凛「凛とかよちんなら絶対できる! だってかよちんはこんなに可愛いんだよ!?」
花陽「り、凛ちゃん…/// ありがとう。凛ちゃんも可愛いよ」
凛「2人で一緒にがんばって行こうね♪ …って」
凛「あーっ!」
花陽「きゃっ!ど、どうしたの凛ちゃん」ビクッ
凛「チーム名! 凛たちチーム名をまだ決めてないよ!」
花陽「あっ…そういえば…」
凛「こうしちゃいられない、さっそく考えてくるにゃー! かよちんまた明日!」
花陽「うん、ばいばーい」フリフリ
??「…」スッ
凛「というわけで何かいいアイデアないかにゃ?」
海未「なんで私たちに聞くんですか… そんなの花陽と考えれば」
凛「もう海未ちゃんつめたいにゃー。せっかく相談してるんだから考えてくれたっていいじゃーん」
のんたん「そうやねー。じゃあμ'sってのはどう?」
海未「確か、ギリシア神話に出てくる9人の女神でしたっけ?」
凛「凛たちは2人のチームだし、9人って多すぎにゃ」
海未「ふむ… ならば『凛として咲く花陽の如く』というのは」
凛「長いしどっかで聞いた事あるにゃ」
のんたん「やっぱりこういうのは自分で考えたほうがいいよ、凛ちゃん」
のんたん「うちらはそこまで花陽ちゃんのこと詳しいわけやないし、2人のチームなんやったらなおさら2人で考えるべきや」
凛「でもどうすればいいかわかんないよ…」
のんたん「そんなに難しく考えんくていいんよ。凛ちゃんと花陽ちゃんらしさが伝わることが重要やからね」
凛「凛とかよちんらしさ… そっか、うん、なんかわかった気がするよ」
<ダレカタスケテー!
凛「! あれはかよちんの声! まさかまたあいつが来たんじゃ!」
海未「早く助けに行きましょう、凛!」
のんたん「凛ちゃん、これを持って行き。きっと役に立つはずや」
凛「これは…カード? これ、どうしたの?」
のんたん「海未ちゃんが産んだ」
凛「は?」
海未「///」
凛「は?」
花陽「さてと、私も早くおうちに帰ってご飯を食べよっと!」
??「ちょっと待ってくれるかしら?」
花陽「? どなたですか?」
??「へえ… どんな子かと思ってたけど、なかなか可愛いわね」
花陽「えっ、いきなりなんですか!?///」
??「私は高貴な貴婦人マッキー 単刀直入に言うわ、あなた、私のものにならない?」
花陽「えっと…マッキー…さん? ちょっと言ってる意味がよくわからないんですけど…」
マッキー「私の妻にならないか、と言っているのよ」
花陽「ええっ/// そんなこといきなり言われても困ります!だいたい私まだ高校1年生ですし…」
マッキー「私の妻になれば毎日ふかふかのベッドで寝たり美味しいご飯が食べられるわよ?」
花陽「お、美味しいご飯…」ジュルリ
マッキー「どう?私の妻になりたくなったでしょ?」
花陽「…ごめんなさい、私はあなたのものになるわけにはいきません」
マッキー「!? なぜ? あなたに断る理由などないはずだけど」
花陽「確かに美味しいご飯は魅力的だけど… でも、私にはもう心に決めた人が居るから…//」
花陽「だから、ごめんなさい!」
マッキー「…気に入らないわね」
花陽「ひいっ…」
マッキー「私のものにならない少女なんて、見ているだけで不愉快だわ」
マッキー「壊してしまいましょう」
花陽「だ、ダレカタスケテー!」
凛「かよちん!助けに来たよ!」
花陽「り、凛ちゃあん!」
マッキー「ふうん… あなたがエリーチカを倒した星空凛ね」
海未「凛、気をつけてください。あいつはBiBiの1人、欲深貴婦人マッキーです」
凛「既に凛は変身済み!前の金髪みたいにすぐやっつけてやるにゃ!」
マッキー「あんなポンコツと私を一緒にしないでくれるかしら?」
マッキー「音ノ木坂の未来を廃校に変えちゃって!いらっしゃ~いキューティーパンサー!」
凛「うわあ、猫さんだにゃ!」
海未「パンサーと言ったのが聞こえなかったのですか?」
マッキー「さあ、暴れてやりなさい!」
パンサー「がおー!」ビシュンビシュン
凛「あたり一面がトマトだらけに!なんてことだにゃ!」
パンサー「がうがうっ」ヒュンヒュン
凛「大きさは普通の虎と変わらないけど、かなりすばしっこいにゃ!」
パンサー「がおー!」ズドーン
凛「くっ、なんとかかわせるけど、こっちの攻撃も当たらないよ!」
マッキー「ほらほら、キューティーパンサーだけ見てちゃダメよ?」
花陽「凛ちゃん、たすけてー!」ジタバタ
凛「いつのまにあんなところに!?」
海未「しかも浮いてます!」
マッキー「特別な訓練を受けた私たちBiBiは、自在に空を飛ぶことができるのよ」
凛「な、なんだってー!」
マッキー「さて、この高さからこの子を落としたら、いったいどうなるかしらね?」
凛「っ…! そんなこと絶対させないにゃ!」
パンサー「がおー!」ドシュドシュ
凛「くっそお!かよちんは絶対に凛が守るんだにゃあ!」
マッキー「残念だったわね、大切なものを守れなくて」パッ
花陽「りんちゃーん!」ヒューン
凛「かよちーん!」
海未「凛、これを使うのです!」ヒューン
凛「これは… さっきのカード!?」パシッ
海未「変身するときと同じように、リリチェンミラーにセットするんです!」
凛「なるほど! いっくよー、リリホワ!くるりんミラクルチェンジ!」アラアラアラジンカワルンルン♪
凛「フォームチェンジ、アラジン!」
海未「やった!成功です!」
マッキー「ふん、それがなんだって言うの。どのみちもう間に合わないわよ」
凛「それはどうかにゃ?いっけー!魔法の絨毯!」バサバサッ
花陽「きゃっ!」フワッ
マッキー「っ!? バカな!」
マッキー「ふんっ、別にいいわ!どうせあなたはキューティーパンサーに攻撃を当てることができない!」
凛「うおー!魔法のランプ!」コスコス
マッキー「ランプから煙が!?」
パンサー「きゃんきゃん!」バタバタ
海未「上手い!煙でパンサーの動きを封じる作戦ですね!」
凛「動けなければいくらスピードが速くたって意味無いにゃ!」
凛「イエローキャットシュートー!」チュドーン
パンサー「くぅ~ん」ポワワワーン
マッキー「…」
マッキー「イミワカンナイ!」ヒュンッ
花陽「また助けられちゃったね、凛ちゃん…」
凛「気にすることないにゃ、凛はかよちんを守れて嬉しいよ!」
凛「そういえば、チーム名さっき思いついたよ!」
花陽「ほんと!?おしえておしえて!」
凛「凛とかよちんらしさが一発で伝わるようなチーム名…」
凛「その名も『ラーメンライス』だにゃー!」
花陽「ラーメンライス…素敵な名前だね…」ジュルリ
凛「改めて、これからもよろしくね、かよちん♪」
花陽「凛ちゃん… こちらこそよろしく♪」
海未「いい話ですね」プルプル
凛「海未ちゃんなんで震えてんの?」
海未「もう限界です… 凛、私の鼻をこしょこしょしてください」
凛「よくわからないけど… こしょこしょこしょ~♪」コショコショ
海未「うっ… はーっくしゅん!」
凛「うわっカード出てきた!」
花陽「ベットベトだね…」
海未「恥ずかしいです…///」
??「なーに?マッキーまでやられちゃったの?だっさーい」クスクス
マッキー「うるさいわね!ちょっと油断しただけよ!」
??「次は私が出るわよ、そろそろ終わりにしてやるわ」
??「このスーパーアイドル、ニコニー様がね!」
次回 第3話!
みんなに幸せ全力投球!音ノ木のファーストライブ!!
また見てね♪
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第3話 みんなに幸せ全力投球!音ノ木のファーストライブ!!
ニコニー「にっこにっこにー♪」
ニコニー「おっはよー! みんなのアイドルニコニーだよー♪」
ニコニー「今日はなんと音ノ木坂に来ちゃいました~」
ニコニー「じゃあみんなもさっそく、ニコニーと一緒ににっこにっこにーってしよっ?」
ニコニー「はいっ! にっこにっこにー♪」
シーン
ニコニー「…」
ニコニー「なんで誰も居ないのよ!」
ニコニー「このニコニー様がせっかくこんなところまで来てるのに信じらんな~い」プンスカ
ニコニー「…ん?なに、この張り紙」
『○月○日 新星スクールアイドル「ラーメンライス」! 注目のファーストライブ開催!!』
ニコニー「今日の日付ね… てことは何!? このニコニー様を差し置いてこんなダッサイ名前のアイドルのところにみんな行っちゃってるわけ!?」
ニコニー「なまいき~! …でも気になるし、ちょっと見に行ってみましょう」
花陽「はわわ… お客さんいっぱい来てるよ…」
凛「宣伝の効果あったね! ここで上手くやれば一気に人気アイドルだにゃ!」
花陽「緊張する… 失敗したらどうしよう…」
凛「今日のためにいっぱい練習してきたんだよ! だいじょーぶだって♪」
花陽「でもぉ…」
凛「それに凛が隣に居るんだから、もし失敗したって大丈夫! 2人で最高のライブにしよう!」
花陽「…うん、そうだね! いつまでも弱気じゃダメだよね、ちゃんとしなきゃ!」
海未「凛、花陽、そろそろ時間ですよ」
花陽「はいっ!」
凛「テンション上がるにゃー!」
アイセーイ ヘイ!ヘイ!ヘイスターダッシュ!
ニコニー「…」
キャー!リンチャンカワイー
ハナヨチャンコッチムイテー!
ニコニー「…」ボー
ニコニー「…はっ!」
ニコニー「いけないいけない、ちょっとぼーっとしちゃったわ」
ニコニー「断じて見惚れてなんかいないわよ」
ニコニー「…」
凛「ライブ大成功だったね~♪」
花陽「うんっ! お客さんみんな喜んでくれたね♪」
海未「よく頑張りましたね。凛、花陽」
凛「それにしても疲れたにゃ~ 今日はかよちんの家にお泊りの日だから早く行こっ!」
花陽「あっ、凛ちゃん待って~」
ニコニー「あんたたち、ちょっといい?」
花陽「? どうしたの?」
ニコニー「さっきのライブ、見てたわ」
花陽「えっほんと!?」
凛「じゃあ凛たちのファン!? 嬉しいにゃー!」
ニコニー「違うわよ! 誰があんたたちなんかの!」
凛「違うんだ… そっか…」シュン
ニコニー「っ… ダンスも歌もまだまだ未熟のくせに、あんなにたくさん拍手をもらって!」
ニコニー「私より目立つ奴なんて消えてしまえばいいんだわ!」
海未「凛、その子の様子がなんだか変です!」
ニコニー「どうやらバレてしまったようね! そう、私こそがBiBi最後の1人、ニコニー様よ!」
ニコニー「本当はわざわざ戦う必要なんてなかったんだけど、目障りだからやっつけてあげる!」
ニコニー「音ノ木坂の未来を廃校に変えろ!カモン!ココロ、ココア!」
ココロ&ココア「にっこにっこにー!」
海未「2体も!?」
凛「海未ちゃん、かよちんを安全なところへ!」
凛「くるりんミラクルチェンジ!」ショウリャク
ニコニー「さあ行くのよ!」
ココロ&ココア「にこー!」バリンバリン
凛「ああっ!周りの建造物がにこコラだらけに!?」
ココロ「にっこー!」ドンッ
凛「あぶなっ…」
ココア「にこー!」バンッ
凛「うわっ!」グシャッ
凛「くっそー、連携がやっかいだにゃー」
ココロ「にっこー!」
ココア「にこー!」
凛「ふぅ… ふぅ… このままじゃジリ貧だにゃ。なんとかしないと…」
ココロ「にこー!」ドスドス
ココア「にっこー!」ギュウン
凛「っ! 避けられない!」
花陽「凛ちゃんを虐めないでーっ!」ブンッ
凛「かよちん!? どうしてここに!」
海未「すみません、凛! 引き止められませんでした!」
凛「危ないから早く逃げて! ここに居たらこの前みたいに危険な目に…」
ニコニー「心配しなくても私はあんな卑怯な真似しないわ。その子が死んだら私も困るしね」
凛「そんなの信じられるわけないにゃ!」
ニコニー「… ふん、まあいいわ」
ニコニー「さあココロ、ココア!そいつを動けなくなるくらいめっためたにしてやるのよ!」
ニコニー「………」
ニコニー「ココロ? ココア?」
ココロ「にこー」モグモグ
ココア「にこー」ムグムグ
花陽「投げつけた私のカバンからこぼれたお菓子を食べてる…?」
凛「お泊りのために買っておいたやつだにゃ」
海未「わかりました! きっとあいつらの弱点は甘いお菓子なんです!」
海未「凛!このカードを使ってください!」ヒュッ
凛「おっけー! リリホワ!くるりんミラクルチェンジ!」フルフルフルーツカワルンルン♪
凛「フルーツパーラー!」
凛「なんかよくわからないけど可愛い服になったにゃ」
花陽「凛ちゃんがんばって!」
凛「かよちんの応援でテンション上がってきたにゃー!」
凛「必殺、スイートラーメンアタック!」
ココロ&ココア「オロロロロロロロロロ」ビチャビチャ
海未「うわぁ…」
凛「今だよ、イエローキャットシュート!」チュドーン
ココロ&ココア「にこぉ…」ポワワワーン
ニコニー「…ふん 次はこうはいかないわよ」
花陽「待って!」
ニコニー「…何よ、見てのとおり私はもう戦う手段がないの」
花陽「あなたは私たちのライブを見てたって言いましたよね?」
ニコニー「それが何だって言うのよ」
花陽「どうして…」
ニコニー「は?」
花陽「どうしてライブ中じゃなくて、わざわざライブが終わってから攻撃をしかけてきたんですか?」
ニコニー「っ!?」
海未「そういえば…」
凛「気になるにゃー」
ニコニー「…でよね」
花陽「えっ?」
ニコニー「勘違いしないでよね!ライブが終わるのを待ってたのは単純にあなたたちが疲れてからの方が楽だと思ったからよ!」
ニコニー「最後まで見てたかったからとか、全然そんなんじゃ無いんだからね!」
ニコニー「ほんとだからね!」ヒュンッ
凛「…」
海未「…」
花陽「あの人、本当に悪い人なのかな…」
凛「でも凛たちを襲ってきたよ」
花陽「うん… でもそれだけじゃない気がするの」
海未「まあ何にせよ、今回も無事に済んだのでよしとしましょう」
海未「あっ… もう我慢できません… 出ますっ///」
凛「こしょこしょ~」コショコショ
海未「はっ… はっ… らぶあろしゅん!」ベチョ
凛「うわっ2枚も出てきたにゃ」
花陽「倒した敵が2体だったからかな?」
凛「もう外も暗くなるし早いとこかよちんの家に行くにゃー」
花陽「海未ちゃんも一緒に行こっ♪」
海未「希も呼んでいいですか?」
花陽「妖精のお友達?大歓迎だよ!」
凛「…」
次回 第3話
海未の優しさ!説教って愛情なんです!
また見てね♪
http://beluga.fm/i/2324/51648849.jpg
第4話 海未の優しさ!説教って愛情なんです!
ニコニー「ただいまー」
エリーチカ「ニコニー!どこに行ってたチカ!早くこっちに来るチカ!」
ニコニー「なによ… 疲れてるんだからそっとしておいてよね」
マッキー「今日はあなたの誕生日でしょ?だからケーキを買ってきたのよ。みんなで食べましょう」
ニコニー「ほんと!? わーい、ニコニーうれしーい!」
エリーチカ「さあさっそくロウソクを吹き消すチカ!ロウソクを…」
エリーチカ「ロウソクが無いチカ!」
マッキー「なんですって!?」
ニコニー「ロウソクが立ってない誕生日ケーキなんて餡子の入ってない饅頭みたいなものよ!」
エリーチカ「すぐに取ってくるチカ!」ヒュンッ
凛「では、ラーメンライスのファーストライブ成功を祝って~!」
りんぱなのぞうみ「かんぱーい!」
海未「二人ともお疲れ様でした」
凛「海未ちゃんが練習を手伝ってくれたからだよ」
のんたん「実はあの練習メニュー、うちも考えるの手伝ってたんよ?」
花陽「えっそうなんですか?」
のんたん「海未ちゃんの考えたメニューやと厳しすぎたからねー、うちが手直ししといたんよ」
凛「厳しいってどれくらい?」
のんたん「今まで凛ちゃんたちがやってたメニューの3倍くらい」
凛「それは死ぬにゃ」
花陽「できる気がしないよ…」
凛「それより今夜はパーティーだよー!いっぱい遊ぶにゃー!」
海未「羽目を外しすぎてはいけませんよ」
のんたん「もう海未ちゃんかたーい」
海未「希まで!」
花陽「あんまり海未ちゃんを困らせちゃだめだよぉ」
凛「そうだ!もう夏なんだしみんなで花火やろうよ!」
のんたん「花火!?楽しそうやん!やろやろー!!」
凛「よーし、外に行くにゃー!」
海未「あっ、待ちなさい凛!」
凛「にゃんにゃんにゃ~ん、楽しいにゃー♪」
花陽「きれいだねぇ」
海未「こら!バケツも用意しないで火をつけて!」
凛「海未ちゃんうるさいにゃー」
海未「うるさいとはなんです!火事になったらどうするつもりですか!!」
のんたん「まあまあ海未ちゃん、そんな怒らんと」
海未「とにかく花火はダメです!」
凛「むっ、何で海未ちゃんがそんなこと決めるの!」
凛「もういいよ!かよちん向こう行こ!」
花陽「り、凛ちゃん引っ張らないでえ」
海未「待ちなさい!」
凛「もう、海未ちゃんってばいつも怒ってばかり。きっと凛のことが嫌いなんだにゃ」
花陽「そんなことはないと思うけど…」
凛「それより花火の続きやろーよ!」
花陽「ええっ ここ森の中だよ? 危ないって!」
凛「バケツ持ってきたしだいじょーぶだって、もうロウソクに火つけちゃったし」
花陽「ふええ…」
エリーチカ「ロウソク見つからないチカ… まさか森には生えてないチカ…?」
エリーチカ「早くしないと日付が変わっちゃうチカ…」
キャーキャ-
エリーチカ「向こうから騒がしい声が聞こえてくるチカ、行ってみるチカ
エリーチカ「あっ、ロウソク見つけたチカ!」
花陽「あなたはエリーチカ!」
凛「なんでこんなところに!」
エリーチカ「そのロウソクよこすチカ!」
凛「やだよ!凛たちが使ってるんだから!」
エリーチカ「それなら無理やりにでも奪ってやるチカ!」
エリーチカ「音ノ木坂の未来を廃校にしろ!来い来いアリーチカ!」
エリーチカ「アリチカ、あのロウソクを奪うチカ!」
凛「どうしよう、凛、今リリチェンミラー持ってないよ!
花陽「ええっ!?」
アリーチカ「はらしょー!」ガシッ
凛「あっ、ロウソクが!」
エリーチカ「アリチカ、よくやったチカ!」
アリーチカ「はらしょおおおおおおおおおお!」ボオオオオ
花陽「ロウソクの火が燃え移ってるよ!」
アリーチカ「はらしょー!はらしょー!」ドスンドスン
エリーチカ「大変チカ!今助けるチカ!」バシバシ
凛「まずいよ、どんどん燃え広がってる。早く消さなきゃ!」
花陽「ダレカタスケテー!」
のんたん「海未ちゃん、あれ見て!」
海未「…山から火が!? 凛、花陽!」
のんたん「早く助けに行かな!」
海未「あれほど危ないと言ったのに… 凛のバカ…!」
エリーチカ「熱いチカ!火が消えないチカ!」
花陽「もうダメだよ… 花陽たちもう助からないんだ…」
凛「海未ちゃん、言う事聞かなくてごめんなさい…」
海未「凛、花陽、大丈夫ですか!」
花陽「海未ちゃん!?」
のんたん「うちもおるよー!」
凛「こっち来たら危ないよ!早く逃げて!」
海未「何を言っているんですか!さあ、これで早く変身を!」ヒューン
凛「これはリリチェンミラー! 海未ちゃんありがとう!」
凛「リリホワ!くるりんミラクルチェンジ!」カッカッカエルニカワルンルン♪
凛「カエル!」
のんたん「ド直球な名前やな…」
凛「必殺、おっきな水たまり!」ザバーン
花陽「空から急に土砂降りの雨が!」ザーザー
アリーチカ「はらしょお…」ジュワア…
エリーチカ「アリチカの火が消えたチカ!」
のんたん「森の火もどんどん消えてくやん!」
凛「ふぅ… つかれたにゃあ…」
花陽「凛ちゃんすごい!」
のんたん「雨が溜まって、水たまりって言うか泉みたいになっとるやん!」
エリーチカ「あっぷあっぷ、おぼれるチカ!誰か助けるチカ!」バチャバチャ
海未「あなた達飛べるんじゃなかったんですか?」
エリーチカ「はっ、そうだったチカ!」バシャッ
エリーチカ「今日のところはもう帰ってやるチカ!ありがたく思うチカ!」ヒュンッ
アリーチカ「はらしょー!」ヒュンッ
海未「凛、花陽…」
凛「うう…」
花陽「ごめんなさい…」
海未「怪我は無いですか?」
花陽「ふえっ…」
凛「怒ってないの…?」
海未「怒ってるに決まっているでしょう!私の注意を無視してこんなことをして!」
海未「私たちが助けに来るのがあと少し遅ければ死んでいたかもしれないんですよ!」
海未「…でも、それ以上に、あなた達が無事でよかったです」
凛「海未ちゃあん…」ポロポロ
花陽「怖かったよぉ…」グスッ
のんたん「一件落着やね!さ、家に帰ってパーティーの続きしよか!」
凛「うんっ!」
凛「行って来まーす!」
海未「凛、お弁当を忘れていますよ!」
凛「あっ本当だにゃ!」
海未「全く、私が居なければ何もできないんですから…」
凛「いつもありがとうね、海未ちゃん!」
海未「…めずらしく素直ですね、何かあったんですか?」
凛「凛知ってるよ!海未ちゃんが説教するのは凛のことが大好きだからなんだよねー!」
海未「…そうですよ。 さ、早く行きなさい。遅刻しますよ」
凛「えへへっ、じゃあ改めて、行って来まーす!」
次回第5話
かしこさ全開!エリーチカの新たな力!
このSSまとめへのコメント
ハピネスチャージ…
狂凛MIRACLEチェンジ♪