男「また安価で超能力スレか、糞だな」【安価】 (31)

飽きたらやめる
ながらで適当に暇つぶし

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よろしい始めたまえ
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神「暇だからお前ら殺し合わせて暇つぶしするよ」


神「ただ殺し合わせてもつまんないから、適当に能力持たせてやるからそれで殺っちゃえばいいと思うよ」


神「人数は100人、謎の都市でスタート、最後の一人になったら望み叶えてやるから」


神「んじゃま、そういう事で。頑張ってねー」




神「そうそう、君の能力は【第四の壁の認識】だから」

男が目覚めると、そこは見知った家の天井では無かった

どこかの学校だろうか、等間隔に並んだ学生机が、月明かりに照らされて鈍い光沢を放っている



男「さて、現状は把握した。まぁ適当にやればいいだろ、暇つぶしみたいだし」



男の能力【第四の壁の認識】を使い、男は現状の全てを認識する


男(どうせ俺も、ここに居る奴らも、神(というか作者)が作り出したただの文章の羅列でしかない)


男(ならば、神が飽きるまでその役割どうりの行動をしてやればいい)



たった、それだけの事だ、と。


男は歩きだす、リノリウムの床の上を、何の恐れもなくコツコツと
恐れや興奮など無意味、どうせ彼は、それを実際に体験する前に認識してしまうのだから、持つだけ無駄だ


男(なるほど、描写された通り、確かに今の俺に恐怖の感情はない)


男(まぁ変に怖がっても、話の進行に支障をきたすだけだから、だろうな)


男(どうやら俺・・・いや、この『男』は感情を表に出さずに淡々と現状を認識する、機械のような男のようだ)


男(第四の壁を認識して、戸惑いや興奮、恐怖を感じるような性格にしていないという事は、男にそんな事を望んでいないという事だろう)


男(さて、>>2に神以外のレスがある。ROMしてる奴を含めても、ある程度の読者を得られたのだと仮定するなら)


男(そろそろ、安価が来るのだろうな)

男(やれやれ系?男はやれやれ系なのだろうか)

男(確かに、今の男は全てを諦めて流れに任せてるだけ、やれやれ系とでも言えるだろうか)

男(なるほど、この男はやれやれ系なのか)



【設定:やれやれ系主人公を取得】



男(・・・?なんだ、これは)


男(【設定】を取得?・・・取得したらしいが、特に説明も何も無し、か)


男(ふむ、第四の壁が認識出来るなら、この【設定】の意味に関しても理解してて良さそうな物だが、男は全く理解していない)


男(どうやら認識範囲に限界があるようだな。せいぜい、このスレ内だけ、神が描写した範囲内と、レスされた内容だけ、といった所だろうか)




男が学校内を探索してると、前方でゆらりと何かが動いたように見える


男(来たか、安価だな・・・さて、ここで男はどんな行動を取るべきだ?)

様子見して待機だ

男(斉木か、こうやって()で括ってでしか今のところ発言出来てないし、確かに似てるかもしれないな)


男(正直いって、勇者学の方が好きだったな)




男(・・・?ちょっとまて、安価が付いてないぞ?これだとどれを採用すればいいか判らないだろ)



男はその場に立ち止まり、その影が何なのか伺う事にした


男(!?)


男(これは・・・安価が決定されたのか?)


男(>>11の安価が採用された・・・安価は基本的に下2を参照される?)


男(いや、違う・・・違う気がする。詳しくは判らないないが、違う。それだけは判る)


男(安価がどういう風に決定されるか、その傾向が判らない・・・?安価スレなのに?)


男(何でまた、こんな面倒な方法を取ったのか・・・)

男がその場で目を凝らすと、ゆっくりと影だった物の輪郭がはっきりと判るようになってきた



男(また安価か、もう少し回数をこなして、安価の傾向を掴むべきか・・・)


男(・・・いや、待てよ?もしかしたら・・・)



それは、一体何だ?


男(男は、>>17の行動を行う事にした)

テレパシー

男は、テレパシーでその影とコンタクトをとる事にした


男(やっぱりか。安価するタイミングは勝手に指定するが、どれを採用するかは男が・・・いや、『俺』が決めろという事か)


男(しかし、どうしてまたこんな面倒な・・・)


男(・・・というか、男はテレパシーなんか持ってないぞ?どうやってテレパシーを送れというんだ?)


男(男の能力は、第四の壁を認識・・・言うなればメタ認識する事が出来る程度でしか・・・)


男(いや、まてよ?安価が操れるなら・・・)




男(男はその影に対してテレパシーで対話を試みる)


男(「これが聞こえるなら、その場に止まれ」)




影はびくりと震えると、ぴたりと動きを止めた




男(なるほど、認識だけじゃなく、ある程度描写の乗っ取りも出来るようだ)


男(どうやら、俺には神と似たような権限を持っているようだ・・・)


男(なぜ、たかが一人のキャラクターに神と同じ権限を与えたのか・・・判らないな)



「あの・・・あなたが、話しかけてきたのですか?」



男(さて、相手がコンタクトを求めてきている)


男(男はこれに対してどういう対応をすればいい?)



男(安価は・・・>>20にするか)

キャメルクラッチを食らわせる

よしエタったな
早く依頼出してこい

男(おいおい、まじかよ。やっぱ安価って糞だな)


男(まずキャメルクラッチを喰らわせるには相手を仰向けにする必要があり、そのためにはまず近づかなきゃいけないんだぞ?)


男(相手は能力者、男はメタ認識と多少の改変が出来るだけでそこらの一般人と大差ない)


男(そんな男が、いきなりキャメルクラッチなんて出来ると思うのか?逆に命を奪われる可能性もあるのに?)


男(論外だな、残念ながら安価は無効と)



男は一足跳びに相手に近付くと、相手の背中に手を当てながらつま先で足を払う


「えっ、ちょ、きゃっ!?」


ビタン、とリノリウムにうつ伏せになった相手の背にまたがり
顎を持って、思い切り背中を反らさせた






男(何やってるんだ男ぉぉぉ!!?)


男(いやいや待て待て!ついさっき俺はこの行動をしないと思ったはずだろう!?何でキャメルクラッチをキメてるんだ!?)


男(・・・もしかして・・・・『安価で取られた内容は絶対に果たされる』のか?)


男(くそっ!これは所詮暇つぶし、後先考えて話を作る気もサラサラ無いって事かよ!)


男(・・・さて、キャメルクラッチを決めて後ろ姿しか見えないが、どうやらこの相手は女性のようだ)


男(いきなりプロレス技を決めてるんだ、印象は最悪だろうな・・・この後どうするか)



男(・・・・エロ安価来たら、全力で抵抗してやろう。>>22だ)

男(早漏の>>21のせいで安価ズレちまったか、仕方ない、安価下に・・・)


男はキャメルクラッチから解放すると、今までキャメルクラッチをキメていた女性を立たせ、先ほどまで自分が立っていた場所に戻る


女「うぅぅ・・・いきなり何を」






男は一足跳びに相手に近付くと、相手の背中に手を当てながらつま先で足を払う


「えっ、ちょ、またっ!??」


ビタン、とリノリウムにうつ伏せになった相手の背にまたがり
顎を持って、思い切り背中を反らさせた






男(何やってるんだ男(二回目)ぇぇぇ!!?)



男(安価下すら許してくれないのかよ!安価は絶対過ぎるだろ!?)


男(どうすんだよこれ、初対面の相手にいきなりキャメルクラッチ二回キメるとか、対話する気絶対ないだろ!)


男(・・・でもまぁ、この女性もこれだけキャメルクラッチキメてるのに反撃してこないって事は、攻撃系の能力じゃないのか?)


男(とりあえず、男が次に取るべき行動は>>26だ)

気絶させて放置先にすすむ

男(ふんっ!)


男はキャメルクラッチをしながら喉を圧迫し、相手の意識を奪う

相手はしばらくビタンビタンと腕を床に叩きつけていたが、やがてピクリとも動かなくなり、意識を完全に手放してしまった


男(ふぅ・・・この男って案外強いのか?)

男(いや・・・描写されたから強くなれたのか?)

男(まぁいいか、とにかく此処から離れよう。安価は絶対みたいだし)


見ず知らずの女性の意識を奪い、俺は先に進んでいく



学校内を一通り、軽く見て回ったが、めぼしい物は見当たらないようだ

どこか具体的な場所を探せばなにか判るかもしれないが、男はどうするべきだろうか


男(さて、これからどうするか)

男(一つは、学校を詳しく調べる。理科室やら用務員室なんかを詳しく調べれば何か見つかるかもしれない)

男(二つめ、学校から出る。意識を奪ったとはいえ、あの女性と鉢合わせたら気まずいし、さっさとどこかに行ってしまいたい)

男(学校から出るなら、具体的に場所をしてもらえると考える手間が省けるが・・・>>28、どうするべきか決めてくれ)

自宅

男(帰るか、帰ればまた来られるらしいし)


この時、男の能力は既に【第四の壁の認識】から進化し
【第四の壁の突破】とも呼ぶべきなほどに強力な能力へとなっていた

男は自らを囲んでいるレスの線に手をやると、力任せに引き裂いた
そしてそのままレスの壁を乗り越えたかと思うと、男の姿は既にこのスレから居なくなっていた

男はどこに向かったのだろうか、スレの中でしか存在できないはずの男が、スレを飛び出し、描写されなくなった今、彼の行方は神ですら知る事はない
もしかしたら、家に帰ったのかもしれない
家と呼べる場所が彼にあるかは判らないが、恐らくきっと、そうなのだろう





なぜなら、安価は絶対なのだから

飽きた、寝る

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