霞さんの誕生日を祝うss (169)

タイトル:霞「私に足りないもの、それは…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405242005

霞「個性、ね」

初美「はい?」

霞「ほら、私ってキャラ薄いと思わない?」

初美(どこが薄いんだこのおっもちお化け。胸って言ったら承知しないぞ)

霞「せいぜい年上のお姉さんくらいのキャラしかないじゃない?でも高校三年生なんていっぱいいるし」

初美(他にもあるだろうが!霞さんじゅうななさい、睾丸潰し、おもちお化け…etc.どこがキャラ薄いんですか)

霞「でね、初美ちゃんとこの前衣装交換した時に思ったの」

初美「ああ、あのときですか。なんです?」

初美(あのぶっかぶかな私と一さんもびっくりな露出霞ちゃんのツーショットのやつですか…トラウマです)

霞「他のキャラをパク…もとい、模倣すればいいのよ」

初美「へぇ~そうですか。頑張ってください」

霞「初美ちゃん反応薄い~」モー

初美「それで、誰の何をパクるんです?」

霞「模倣、よ。それを今から探しに行くんじゃない。さあ、行きましょう」ズルズルズル

初美「何で私までぇぇぇ!」ズルズルズル

霞「まずはここよ!」

初美「はぁ、新道寺ですか」

霞「そう、ここになかなかキャラが濃い人がいるのよ」

初美「えーっと、SMプレイコンビとか聖人とかなんもかんも政治が悪いとか他一名とかですか」

霞「そうね。そして私が選んだのはこの方!」バンッ

煌「すばら!」

初美「ああ、花田さんでしたっけ?」

煌「はい。それで、今日はどのようなご用件で?」

初美「霞ちゃんが個性が欲しいらしくて…その参考らしいです」

煌「それはそれは、私に出来る事なら何でも言ってください」

初美「霞ちゃんは花田さんの何を模倣するんです?」

霞「この子から模倣する物、それは…口癖よ」

初美「口癖?」

煌「すばらです」

初美「あー、これですか。霞ちゃんもすばらとか言ってみるんですか?」

霞「そんなパクリのような真似はしないわ」

初美(どの口がそんな…)

霞「ただ私も口癖のような持ちネタのようなものを考えようとね」

煌「も、持ちネタ扱いですか…」

初美「気にしないでください。私はすばらっていい言葉だと思いますよ」

煌「す//すばらです//」

霞「私はどんなのにしようかしら?」ウーン

初美「ちちでかー、とかでいいんじゃないですかー?」(適当)

霞「………」グニグニ

初美「ご、ごめんなひゃい」グニグニ

霞「そうね…グル―ビーとか?」

初美「おい」

霞「ブラボーとか?ムーンとか?」

初美「パクリはしないって言ったじゃないですか!」

霞「分かったわよ。それじゃあ、素晴らしいからすばら…なら私はワンダフルでワンダなんてどう?」

初美「…………」

霞「…まあこれは自分でもどうかと思ったわ」

初美「語尾にちょっとデースとかのよーとか付けてみるだけでいいんじゃないですか?」

霞「なるほどね」フンフム

初美「あっ!それ!それですよ!」

霞「?」

初美「霞ちゃんにはふんふむがあるじゃないですか!」

霞「!!!」

霞「ふ、ふふふ。自分の才能が恐ろしいわ。既に手に入れていたとは」フフフフフ

煌「あ、あのー?」

霞「残念ねすばらちゃん!あなたに学ぶことなんてこれっっっぽっちもなかったわ!」ドヤァ

煌「は、はい」

霞「もうここにいる理由はないわ。行くわよ、初美ちゃん」

煌「???」

初美「あのー、いきなり訪ねてきてこの物言い…申し訳ありませんでした」ペッコリ

煌「いえ、何にせよお悩みが解決したようですばらです。また何かあったら遠慮なく訪ねてきてくださいね?」ニコッ

初美(霞ちゃん…この人から学ぶべきことまだまだいっぱいあるようですよー)

霞「何してるの?早くいくわよ?」

初美「わかったですよ。それでは煌さん、すばらー」フリフリ

煌「すばらー」フリフリ

霞「またねーすばらちゃーん」フリフリ

霞「なかなかいい子だったわね」フンフム

初美「はい。噂に違わぬ聖人ぶりでした」

霞「まあ学ぶところはなかったけどね」フンフム

初美(どの口がいいますか…)

霞「次の子は大丈夫。なんせアイドルをやっているらしいから学ぶところはいっぱいありそうよ」フンフム

初美「おお!それはすごいですね。アイドルなら私もぜひ会いたいです」

霞「それじゃあ、初美ちゃんも乗り気になったし行きましょうー!」フンフム

初美「…霞ちゃん」

霞「何かしら?」フンフム

初美「それ、うざいです」

霞「…ごめんなさい」シュン

霞「着いたわ!広島!」

初美「ここにアイドルの子がいるんですかー」

霞「そうよ。どうやら来たようだわ」

ちゃちゃのん「おーい!霞ー!」トテトテ

初美「あ!佐々野いちごじゃないですか!いつの間にお知り合いに?」

ちゃちゃのん「久しぶりー…あたっ!」トテトテトテドテッ

ちゃちゃのん「うぅ~、膝擦りむいた~」サスリサスリ

初美「わわ!大丈夫ですか?絆創膏ありますよ」

ちゃちゃのん「うぅ、ありがとう。心優しい方」ペタペタ

霞「あらあら、大変ね」モグモグ

初美「そんな他人事みたいに…何食べてるんです?」

霞「見てわからない?バナナよ。それでね、ちゃちゃのんちゃん」ポイッ

初美(ナチュラルにポイ捨てですか…)

ちゃちゃのん「うん?なんじゃ?」

霞「…あっ!UFO!」

ちゃちゃのん「え!?どこ!?どこじゃ!?」

霞「あっち!あっちに行ったわ!」

ちゃちゃのん「待つんじゃーー…うきゃあ!」テテテテ…ズルッズベシャァ

初美「……」

霞「……ね?」

初美「ね?じゃないでしょ!何なんですかあなたは!?転ばせるためにわざわざバナナの皮をしかけたんですか!?」

霞「今時あっUFOにバナナの皮トラップなんてものに引っかかるなんて…あざといでしょ?」

初美(自分で仕掛けておいてなんて物言いですか…)

霞「まあ弄られ可愛いって奴かしらね」フンフム

初美「あのー、いつもこんなことされてるんですか?」

ちゃちゃのん「こんなことってなんじゃ?」キョトン

初美(あー、これはマジもんの人ですよー)

初美「あのー、いつもこんなことされてるんですか?」

ちゃちゃのん「こんなことってなんじゃ?」キョトン

初美(あー、これはマジもんの人ですよー)

初美「いや、その…霞ちゃんといると不幸なことが重なったりしませんか?」

ちゃちゃのん「う~ん…そういえば霞と遊ぶとよく迷子になったり、転んだり、物にぶつかったりするのう」

ちゃちゃのん「霞に運でも吸い取られてるんかのう?」ハハハ

初美(そんな感想!?)

霞「あらあら、そうかもしれないわね」ウフフ

初美(このままじゃまた佐々野さんが餌食になるのですよ…)

初美「…霞ちゃん、次に行きましょう。霞ちゃんがこの子から学ぶことはありませんよ」

霞「そうかしら?私あざとくないし?」

初美「いえ、あの…そうだ!霞ちゃんにあざとさなんて必要ないですよ!元からアイドル並みに可愛いですから!」

霞「そ、そう?そこまで言うなら次に行こうかしら?」

初美(これ以上佐々野さんを不幸にするのは気が引けるのですよ)

霞「それじゃあちゃちゃのんちゃん、私たちは用事があるからもう行くわね」

ちゃちゃのん「えー!もう帰っちゃうのー?」

霞「う~ん…もう少し(ちゃちゃのんちゃんで)遊んでいこうかしら?」

初美「行きますよ霞ちゃん」ズルズルズル

霞「あれー」ズルズルズル

ちゃちゃのん「また遊びに来るんじゃよー」フリフリ

初美(今度からは絶対私もついていこう…)

~松実旅館~

霞「と、いうわけで今日はここで一泊しましょう」

初美「もうくたくたですよ~」

霞「まあ泊まるだけじゃなくてここにもターゲットがいるのだけどね」

初美「へぇ~、そうですか」

霞「初美ちゃん…私、思うのよ」

初美「なんです?」

霞「アホな子ほど可愛いってね。次の子は思いっきりアホよ」

初美「はあ、普通に失礼ですね」

霞「ほら、私って出来るお姉さんって感じじゃない?」

初美「そうですねー(黙っていれば)」

霞「その子はしっかり者なんだけど、どこか隠し切れないアホチャーさがあるのよ」

初美「もう何でもいいですからさっさと入りましょうよ」

霞「そうね、こんにちわー」ガラガラ

玄「おもちぃぃぃぃ!」

霞「」ベチン

玄「げばぁ!」ドンガラガッシャーン

初美「oh…」

霞「久しぶりね玄ちゃん。元気にしてた?」

玄「はい!霞さんのおもちに出会えて元気百倍です!」ダラダラダラ

初美(タフだなー)

霞「それでね玄ちゃん。私達今日の宿を探してるんだけど…」

玄「ぜひここをご利用ください!マッサージからお背中流しまで何でも無料でサービスしますよ!」ワキワキ

霞「それじゃあ、お言葉に甘えさせて貰うわ。ありがとう」

玄「礼には及ばないですのだ。お部屋はこちらになります」

初美「はぁ、やっと休めるのですよー」

玄「あ、お連れの方はこれをどうぞ」チャリッ

初美「何ですかこれ?鍵?」

玄「外に物置がありますのでどうぞご自由に」

初美「なああああ!?」

霞「あっ、ごめんなさい初美ちゃん。これ忘れてたわ」つバレーボール

初美「そんなものどうするんです?」

霞「これを詰めて…っと、完成ね」ギュッギュ

初美「???」バイーン

玄「こ、これはとんだ失礼をば!どうぞこちらへロリ巨乳様」ペッコリ

初美「ええー」

霞「さ、行きましょう初美ちゃん」

初美「もうつっこむ気力もないのですよー」

霞「どう?あの子」

初美「はぁ…なんというか抜けてる子だなぁと」

霞「そうでしょ?さっきの広島のちゃちゃのんちゃんは?」

初美「まあ、天然さんでしたね」

霞「やっぱりアホっぽい子のほうがいいのね」ギリッ

初美「失礼ですよ。それで、何です?霞ちゃんがああいうキャラ路線に移るのはちょっと…」

霞「別にそのままああなるわけじゃないわよ。あの子たちがアホっぽく見えるのはなんでだと思う?」

初美「…行動?」

霞「それもあるけどね、やっぱり表情としゃべり方だと思うのよ」

初美「……」

玄『ですのだー』ポケー

ちゃちゃのん『ちゃちゃのんじゃー』ポケー

初美「…まあ」

霞「というわけで私もボーっとしてみるわね」ボー

初美「普通におっとりキャラですね。あほではないんじゃないですか?」

霞「むぅ、じゃあ逆にキリッっと」キリッ

初美「…ぷっw」

霞「なによ?」ゴゴゴゴゴ

初美「す、すいません!霞ちゃんはほら、おっとりキャラだから!そのままが可愛いと思います!」

霞「まあそれもそうね。それじゃあしゃべり方だけ変えてみようかしら」

初美「え?」

霞「かすみん~☆夜空のお星さまはみんな甘ーいキャンディさんで出来てると思うな♪」キャルン

初美「ブッホwwwwwおぇwww」

霞「はーつーみーちゃーん?」グリグリグリ

初美「いだだだだだ!こんなの笑うに決まってるじゃないですか!流石にきついですよ!」

霞「じゃあどうすればいいのよ!」

初美「真似る候補が間違ってるんです!路線を変えましょう!」

霞「…初美ちゃんがそういうなら。わかったわ、明日から行く人は変更するわね」

初美「それがいいですよー」

霞「そうと決まれば、今日はもう寝ましょう」

初美(やっと、休めるのですよー…)バタッ

~翌日~


霞「さて、次の旅にレッツゴー!」

玄「行かないでくださいのだ!行かないでくださいのだ!」ドゲザァ

初美「…」

霞「どうしたの初美ちゃん?早くいきましょう」

初美「はい、でも…この子、血涙流してますよ?」

玄「お願いしますのだああああ」スリスリ

霞「…そこまで言われては仕方ないわね」

玄「霞さん!」パアア

霞「いいわ、いくらでも揉んでね」ドタプーン

玄「うっひょおおおおおお!」

霞「……初美ちゃんのおもちを」ズイ

初美「…は?」

玄「へ?」

霞「はっきり言いましょう…あなたに私のおもちはまだ早いです!」ビシッ

玄「そんなぁ!」ガーン

玄「私には…おもちを揉む資格がないのですのだ?」ガックリ

霞「落ち込まないで、大丈夫!初美ちゃんを満足させるほどになったら、私のおもちの番だから」ニコッ

玄「霞さん…」ジーン

霞「と、いうわけで私はこれで。頑張ってね~☆」タッタッタ

玄「はい!この松実玄、ご期待には、全力で!」

玄「なるほど…霞さんのおもちを手に入れるにはまず実力を付けてから…」

玄「理解は幸せ!」キュイイイン

初美「ま、待つのですよ…私は決してあなたが求めるようなおもちでは…」ガクガクブルブル

玄「言い訳無駄!あなたを一晩泊めた恨み、こんな形で頂きました!」

初美「だめだ…話が通じない…」

玄「お、おおおおお願いです!…揉ませていただけますか?」

初美「くっ!百鬼さん!撃ち落とすのですよ!」

百鬼ABCDEFG「任せろー!」ビュン

玄「…ッ見えた、見えた、見えた、見えた」ヒュンヒュンヒュン

百鬼ABCDEFG「な、なんだあれはあああ!?」ゴガシャア

初美「百鬼さーーん!」

玄「おもち!おもちよーーーー!」

初美「…なーんてね☆行け、百鬼さん」

玄「卑怯…っ!後ろをバック!」ドオオオン

初美「潰れよ、古き者よ」

初美「…百鬼さん、無事ですか?」

百鬼Z「…誰に向かって言っている」

玄「私です!」ガバァ

初美「ぐうぅ!しつこい奴!」

玄「私の、素晴らしき、雪辱!!」

百鬼Z「弾幕薄いぞ!何やってんの!?」

百鬼HIJKLMN「ウガアアアアアアア!」ダダダダ

玄「ぐぅ!姑息!孤立!小癪!」

百鬼Z「こいつは私に任せろ!初美様は霞様の所へ!」

初美「百鬼さん…しなないでくださいよ…」

百鬼Z「ふっ…誰に向かって言っている?」

初美「…そうでしたね。…行きます」タッタッタ

玄「逃がしません!」

百鬼Z「心中相手としては…好みじゃないな…」ガシッ

百鬼Z「うおおおおおおおお!」

玄「おもちいいいいいいいい!」

霞「あらあら、大変だったわね」

初美「ふざけんじゃねーですよ!私は人柱ですか!」

霞「まあ怪我なく戻ってきてくれて良かったわ」

初美「私は、ですが!百鬼さん達は全滅ですよ!」

霞「それじゃあ、次に行きましょうー!」エイエイオー

初美「もうどこでも好きにしてください…」

霞「はーい♪私たちは今、長野に来ていまーす!」

初美「わ、わーい…?」

霞「そして、今回来たのはこちら!」ババン

初美「おお!龍門渕ですか!一ちゃんがいますね!」

初美「ついに霞ちゃんも私達のセンスを…!」

衣「霞お姉ちゃーん!」トテトテトテダキッ

霞「衣ちゃーん!よーしよしよし」ナデナデナデ

衣「ふみゅ~♪」ニヘラ

初美「…スルーですか」

透華「霞さん、来てくださったんですね」

霞「あらあら、透華ちゃんもお久しぶりね」

透華「ええ。衣がとても喜んでいます。ありがとうございます」フカブカ

霞「あら~?透華ちゃんは喜んでくれないのかしら?」

透華「いや//その…私も、霞さんに会えて嬉しいです//」カアア

霞「こら」デコピン

透華「あぅっ」

霞「霞お姉ちゃん、でしょ?」ナデナデ

透華「は、はい//霞お姉ちゃん///」カオマッカ

一「いやー、流石霞お母さ…お姉ちゃんだね」

初美「あ、一ちゃんお久しぶりですよー」ヤッホー

一「うん、久しぶり」ヤッホー

初美「しかし知らなかったですよ。霞ちゃんが龍門渕の皆さんとこんなに仲良くなっていたとは」

一「まあ透華と衣は特にね…甘える相手がいなかったから」

透華「こ、こら!一//何を言いますの//」

霞「よ~しよしよし」ナデナデ

透華「ふみゅ~♪」

初美「…あの霞ちゃんでも優しいところがあったんですね」

霞「どういう意味よ」グリグリグリ

初美「ぎゃああああ!私にも優しくしてくださいぃぃ!」

霞「あら?優しいじゃない?きちんと叱ってあげるなんて愛情がないと出来ないわ?」

初美「霞ちゃんは理不尽に怒りますから…それで、誰から学ぶんです?」

透華「そういえば本日はどのようなご用件で?」

初美「あー…霞ちゃんが個性を身に着けたいらしくて…」

透華「個性?…つまり目立ちたいということですの!?」

初美「まあ端的に言えばそうですかね…」

透華「そういうことならこの龍門渕透華、得意分野ですわ!何でも聞いてくださいまし!」

霞「ところで衣ちゃんはどうしてこんなに可愛らしいのかしら?」

初美透華((スルー!!?))

衣「衣か?別段そうは思わないが?」キョトン

霞「もう!可愛い!」

透華「あ、あの…私が…」

衣「う~む、衣にはよく分からないな」

初美「衣さんと霞ちゃんでは見た目に差が…」

霞「」メキメキメキ

初美「みぎゃああああああ!服装!服装に差があると思います!」

霞「なるほど、衣ちゃんの服を着てみようかしら?」

初美(それだとこの前の私との衣装交換の二の舞になると思いますが…)

一「流石にサイズが合わないんじゃないですか?」

霞「なに?太っていると…?」ゴゴゴゴゴ

一「NOォォ!ナイスバディですからですよぉ!」

一(ちぃっ、これだから更年期症状は…)

衣「そういうことなら、霞には特別にこのカチューシャをあげるぞ!」

霞「あら?うさぎさん?可愛らしいわね」カポッ

初美「…っ!…っっっ!!」プルプル

霞「…私は石戸霞ピョコ!ピッチピチの17歳ピョコ!」ピョンピョン

初美「……っっっ!!!……ブホォwwwwwおひぃwww」ゴロゴロゴロ

霞「…」

初美「うひょひょひょひょwwwひぃひぃww」ゲラゲラゲラ

初美「はぁ…はぁ…」グッタリ

霞「…辞世の句はそれで終わりかしら?」

初美「ウェイトオオオオ!ワザとですよね!?」

霞「あらあら、そうかもしれないわね」

初美「も、もしかして許してもらえたりー…なんか?」

霞「まさか、逆よ。粉微塵にしてあげるわ、膝丸!」

初美「いやああああああ!」

透華「霞お姉ちゃんっ!」ギュッ

霞初美一衣「「「「!!?」」」」

透華「意地悪は…しないでください…」ウワメヅカイ

霞一「「げばぁぁ!」」ビターン

初美「見てください霞ちゃん!ギャップ萌えですよ、ギャップ萌え!」ダラダラダラ

衣「衣もお姉ちゃんって呼んでくれていいんだぞ?」ダラダラダラ

透華「…うん、衣お姉ちゃん」ギュッ

衣「ふぬぉおおおお!」ブハー

霞「ギャップ萌えの力…恐るべしね…」ハアハア

一「そうだね…危うく逝っちまうところだったよ」ハアハア

霞「ギャップ…そうだわ!私は普段の心優しいお姉さんから鬼畜キャラなんてどうかしら!」

初美「…うん?」

霞「ちょっと意地悪するのよ。例えば…透華ちゃんにね」ワキワキ

一「それ、すごくいいと思うよ。私も協力させて」ワキワキ

ハギヨシ「なるほど。それは私への宣戦布告と受け取ってもよろしいですね?」シュイン

一「げっ!ハギヨシさん!?聞いてたの!?」

ハギヨシ「はい。ばっちりと」ニコッ

霞「い、いやですわハギヨシさん。私がそんなことするはずがありませんもよよ」オホホホホ

ハギヨシ「…」ジー

霞「さぁ!帰りますわよ初美さん!皆様ごきげんよう、さよならー!」

初美「は、はい?わ、わかりましたよ。皆さんさよならですよー」

衣「また来てくれー!」フリフリ

ハギヨシ「…一さんは、お仕置きですね」

一「いやあああああ!」

霞「さて、次はここよ!」バンッ

初美「ついに岩手まで来ましたか…思えば、遠くまで来たものですよ…」

霞「ここの宮森女子の子達に用事があるわ」

初美「ああ、あの方たちですか。宮森の方は皆さん人気で羨ましいですよ。とっても参考になりそうですね」

霞「ああ、今回は違うの」

初美「え?違うんですか?ここほど参考になるところはないと思いますけど?」

霞「ええ。その//…ちょっと恥ずかしい話しなのだけど//」

初美「珍しいですね。なんです?」

霞「その、ね//…衣ちゃんに…腹パンできなかったから…///」ポッ

初美「…は?」

霞「あそこにはハギヨシさんもいるし。もっと信頼を勝ち取って二人きりになれるようになったら腹パン出来ると思うのだけど…」

初美「」(絶句)

霞「でもそれじゃストレス溜まるじゃない?だからね…」

霞「豊音ちゃんとエイスリンちゃんを腹パンしにきたのよ」ガラガラ

豊音「ひいいいいいいいい!」ガクガク

エイスリン「キャアアアアアア!オニガ!オッパイオニガキタアアア!」ブルブル

塞「豊音!エイスリン!私の後ろに隠れて!」バッ

胡桃「帰れ!」ビシッ

霞「あらあら、ひどい言われようね」

初美「」

霞「そんな反応じゃあお姉さん傷ついてしまうわ☆」

塞「どの口がいうか!傷つけてるのはあなたでしょう!」

豊音「もう殴られるのは嫌だよおお!」ウワアアアン

エイスリン「ヤメテ…オネガイシマス…」ブルブルブル

霞「あらあら…そういう反応が悪いのよ」ジュルリ

胡桃「く、くっそー!私がみんなを守って見せる!くらえーー!」ポカポカポカ

霞「あらあら。リーチが短いこと」ガシッ

胡桃「おりゃああああ!」スカッスカッ

胡桃「おりゃああああ…はぁ、はぁ、…もう…だめ…」ドシャッ

霞「まずは一人ね」

塞「こ、このおおお!」ブンブン

霞「あらあら、可愛い兵士さんね。でも、無駄。あなたの弱点は知っているのよ」サワサワ

塞「ひゃん///!」ヘニャヘニャ

霞「相変わらずお団子が弱いわねぇ。気の強い女のアナル並に弱いわね」モミモミ

塞「ひゃめろぉぉ//しょれいじょうしゃわるなぁ//」ドシャッ

霞「これで二人。今日はあのめんどくさい人はいないようね…好都合だわ」

霞「さあ?どっちが先に来るの?」ニコッ

豊音「ひぃ、ひぃいいい」ガクガクブルブル

霞「あら?豊音ちゃんが先がいいのかしら?」

エイスリン「マッテ!ワタシガ…ワタシガウケルカラ!」

豊音「エ、エイスリン、さん…」

エイスリン「ダイジョウブ、マカセテ、トヨネ」ニコッ

エイスリン(ダイジョウブ…ダイジョウブ、ゼッタイシロキテクレル!)

霞「あらあら、エイスリンちゃんからかしら?」

エイスリン「ウン。ダカラトヨネニハ、テヲダサナイデ!」

霞「…私が飽きない限り…ねっ!」ガスッ

エイスリン「…っ!ゲホッゲホッ!」ガクン

霞「あら~?もう終わりかしら?それなら次の豊音ちゃんに…」

豊音「ひっ…」ガクガク

エイスリン「マ、マダ…」グググッ

霞「なかなか耐えるわね。何があなたをそこまで…?」

エイスリン「ゼッタイ…ゼッタイ、シロキテクレル!」

霞「痛みを味わう時間が増えるだけよ」ガスッガスッ

エイスリン「ウゥ…シ…ロ…」バタン

豊音「エイスリンさん!」

霞「あらあら、動かなくなってしまったわ。これで三人♪」

豊音「シロぉ…グスン、助けてぇ…」ポロポロ

霞「いない人の名前を呼んでも無駄♪とどめ…っ!」ゴオオ

豊音「ひっ…」

シロ「待った」パシッ

豊音「シ、シロ…!」パアア

シロ「みんな、遅くなってごめん」

霞「あら~?また私の邪魔をするんですか?」

シロ「うん。珍しく私、怒ってるから」ゴゴゴゴ

霞「別にあなたを殴ったりはしたくないの。つまらなそうだし。あなたも面倒事は嫌いでしょ?」

シロ「…確かに、あなたと戦うのはダルい…」

霞「なら…!」

シロ「でも、みんなが泣いてる方がもっとダルい…から」

豊音「シロ…!」パァァ

霞「あらあら。…私もそんな台詞が吐けるようになれば人気も出るのかしら?」

初美「じゃないでしょおバカぁぁぁああ!」バチコーン

霞「…痛いわ初美ちゃん」ナミダメ

初美「痛いわ、じゃないでしょ!ほんっっとうに何やってるんですか!」

初美「あまりの出来事に気を失ってましたよ!」

霞「だって…」

初美「だってもへちまもありません!これ以上は絶っっっ対、許しませんよ!」

初美「宮森の皆さん、本当に申し訳ありませんでした!」ドゲザァ

初美「この馬鹿はこちらでみっちり扱いておきます!ご迷惑おかけしました」ズルズルズル

霞「あれーー」ズルズルズル


シロ「…上手くいったかな?」

豊音「うん♪シロの演技、ちょーかっこよかったよー!」

シロ「そう//…あの二人も、上手くいくといいね」

初美「…反省してますか?」

霞「…はい」

初美「きちんと謝りますか?」

霞「はい」

初美「よろしい。でも霞ちゃんだけじゃ心配なので次も私、ついて行きますからね」

霞「やった」ボソッ

初美「何です?」

霞「い、いえ、何でもないわ」アセアセ


初美「それで、あと残すは…」

霞「有珠山高校ね…」

初美「行くんですか?」

霞「う~ん。私コミックしか読んでいないから成香ちゃんが腹パン可愛いということしか…」

初美「…」ジー

霞「帰りましょう!あーあ、疲れたー」

初美「個性はもういいんですか?」

霞「個性?なにそれ?」

初美「…は?」

霞「…ああ!個性ね個性。…もう飽きちゃった♪」

初美「…っ!ふっざけんじゃねーですよおおお!」

霞「やったわ俺さん!初美ちゃんにいっぱい構って貰えたわ」キャッキャ

俺「よかったですね。でも協力してくださった皆さんにはお礼に行ってくださいね」

霞「ええ!今度また初美ちゃんがついてきてくれるらしいの!ネタばらししたらどんな反応するかしら?」クスクス

俺「楽しんできてください」ニコッ

霞「あっ//それと…」

俺「何です?」

霞「今度行くときはその…//俺さんも一緒に行きませんか//?」

俺「…」

霞「そ、その方が、私、楽しいですから…//」

俺「くぅ~!やっぱり、霞さんは最高だぜ!」


カン!


今日から霞さんssを誕生日までここで、なるべく同じ時間に毎日やります
宜しければ見に来てください(宣伝)

まあそんなことよりも、霞さんの誕生日を祝ってあげてください

>>42
前回文句言ったやつがいたから注意しただけ

>>43
お心遣い、痛み入ります
理由としては、どうしても霞さんとイチャイチャしたいので…としか

残り四つとも俺は登場していますので、そちらの分も先に謝罪を
申し訳ありません

俺を出しても自分の好きだし文句言うやつはブラウザバックすればいいだけだろうが
自分とイチャイチャさせるのは霞さんの誕生日を祝うssなのだろうか

スレタイに(俺登場)ってつけといてくれないかな
そしたら見なくて済むしありがたいんだが



これで4作目かな?

>>45
確かにスレタイは内容を正しく伝えるものではありませんでしたね
こちらの配慮が足りず、申し訳ありません

>>48
えへへ//テレテレ
ここで残り四つやると言いましたが、ssの内容の都合で誕生日当日は別スレ立てます
そのssで俺君が登場する宣言は致しませんが、頑張って回避してください

>>49
今回霞さんの誕生日祝い用としては今五つですね
私の書いた俺の出てるssとしては…15ですかね

始めます

タイトル:霞「爆売れ!?霞ちゃん人形!?」

霞「…何なのそれは?」

初美「だから、とっても流行ってるらしいんですよ。霞ちゃん人形」

霞「…また変なことをして」グニーン

初美「いひゃい、いひゃいです!私じゃありまへんよ!」グニグニ

霞「あなた以外誰がそんなもの販売するって言うの」

初美「本当ですってば!私もさっき見つけてびっくりしたんです!」

霞「そう…どこで見たの?」

初美「今から霞ちゃん人形の特番がやるとさっきCMで」

霞「えええ!?そんなレベルの話になっているの!?」

初美「はい、私もびっくりですよ。取り敢えず、見てみます?」

霞「あまり気のりはしないけど…」ピッ

ジャーンジャーンジャーン

やえ『さて、今日も始まりました王者TV。司会の小走やえと』

ちゃちゃのん『アシスタントのちゃちゃのんでお送りしまーす!』キラッ☆

やえ『この番組は今王者を突っ走っている物を探し、調査するというものです』

ちゃちゃのん『王者を突っ走ってる物ってなんじゃ?』

やえ『やれやれ、そんなことも分からんのか?この私のような者のことを言うのだよ』

ちゃちゃのん『ほえ~。やえは王だったのか、ちゃちゃのんは知らなかったな~』

やえ『何回私とこの番組をやってるんだ?』グリグリグリ

ちゃちゃのん『ぎゃーー!ごめんなさい!思い出したんじゃ!』

やえ『まあ簡単に言うと、この番組は私が使うに相応しいものを献上せよということだ』

ちゃちゃのん『すっごい私欲で出来てる!?』

やえ『さてさて、今日ご紹介するのは最近人気急上昇、霞ちゃん人形です!』ワーパチパチパチ

ちゃちゃのん『スルーかい…あ、結構可愛いのう』

やえ『ふんふむ…やえちゃん人形の方が売れると思うが、まあいい。早速調査報告をしてくれ、いちごよ』

ちゃちゃのん『もちろんじゃ!実際に霞ちゃん人形がどのように使われているか色々回って調べてきたのじゃ!そ
れでは、VTRをどうぞ!』

ちゃちゃのん『あとちゃちゃのん人形もよろしく~』フリフリ

初美「…どうやら、本当に霞ちゃんがモチーフのようですね」 

霞「信じがたいことにね…でも何故そんなものが流行っているのかしら?

霞「私って別に有名人でもないし…というより、肖像権の侵害ではないのかしら?」

初美「そうですね。でも普通人形にするなら姫様とかの方が似合うと思うんですが…何故霞ちゃんをチョイスした
のでしょうか?」

霞「可愛かったからじゃないかしら?」キラッ☆

初美「あー、トトロみたいで…」

霞「」メキメキメキ

初美「いぎゃあああああ!すいません!すいません!」バキバキバキ

霞「取り敢えず、もう少し様子を見てみましょう」

初美「取り敢えず離してくださいいいぃ」イギャアアアア

~VTR~


ちゃちゃのん「さて、本日ちゃちゃのんが来たのは…岩手県じゃ!」

ちゃちゃのん「ヒャッホォォォウ!空気が美味しいのじゃー!」テテテテテ

ちゃちゃのん「あっ…!」ズベシャァ

ちゃちゃのん「うぅ…というわけで宮森女子高校に来ています…」ションボリ

ちゃちゃのん「さーて、どなたに聞いてみましょうか…おや?麻雀部があります!」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんと同じ部活かー、これは何かの縁じゃな」

ちゃちゃのん「たのもー」ガラガラ

豊音「はーい…わわわ!ちゃちゃのんさん!?」

ちゃちゃのさん「おや?ちゃちゃのんを知ってるのか?嬉しいのう」

豊音「はい、大ファンです!サイン貰えますか?」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのん、久しぶりにアイドルらしいことしてるんじゃ」ウルウル

豊音「それで、今日は何故来てくださったんです?」

ちゃちゃのん「そうじゃ忘れてた、霞ちゃん人形の人気を確かめようとじゃな…はい、サイン」カキカキ

豊音「うわーー!ちょー嬉しいよー!」

ちゃちゃのん「それで、霞ちゃん人形知ってるかのう?」

豊音「もちろんだよー!今女子高生で持ってない人はいないんじゃないかってぐらいだよー!」

ちゃちゃのん「そ、そんなに人気あるの!?」

豊音「うん。私もほら」バッ

ちゃちゃのん「ほんとじゃ…可愛いのう」

豊音「うん♪私もこの人形大好きだよー!あ、他の部員も紹介するね」

ちゃちゃのん「他の子も持ってるんじゃろ?」

豊音「よく使ってるよー」

ちゃちゃのん「…使ってる?」

豊音「あそこにいるのが留学生のエイスリンさん」

エイスリン「~♪」カキカキ

ちゃちゃのん「あれは何をしてるんじゃ?」

豊音「霞ちゃん人形を書いてるんだよー」

エイスリン「デキタッ!」バッ

ちゃちゃのん「ほほぅ…人形と服装が違うようじゃが?」

エイスリン「ウン!コッチガポリス!コッチガミコ!コッチガナース!」

豊音「まだ着せ替えグッズがないからねー。あったらぜひ欲しいよー」

ちゃちゃのん「なるほど。絵にかいて想像してるわけか、上手いものじゃのう」

エイスリン「///」

豊音「それであっちにいるのが胡桃」

胡桃「めっ!」ビシッ

霞ちゃん人形「…」

ちゃちゃのん「…あれは何をしてるんじゃ?」

豊音「ツッコミの練習だって」

胡桃「おっとりし過ぎ!おもち大きすぎ!あらあら言わない!」ビシッ

霞ちゃん人形「…」

ちゃちゃのん「へ、へ~」

豊音「いつもは霞ちゃん人形をクッションにして充電とかしてるよ?」

ちゃちゃのん「充電?」

豊音「うん。私にもよくわかんないけど」

豊音「そしてあっちで充電役をとられて不貞腐れてるのがシロ!」

シロ「別に…不貞腐れてない…」グデー

ちゃちゃのん「あの子も使ってるんか?」

豊音「うん。シロー、起きてー!」

シロ「ダルい…」ムクッ

ちゃちゃのん「ああ、枕代わりに…」

シロ「この人形…胸の部分が柔らかい…寝心地がいい…」

ちゃちゃのん「はぇ~、確かにのう」バインバイン

豊音「そして最後に、塞!」

塞「…」

ちゃちゃのん「なんであの子は頭に人形のせてるんじゃ?」

豊音「うん。さっきみんなで塞のお団子食べちゃったから」

ちゃちゃのん「???」

豊音「次のが生えてくるまで乗せてるんだよー」

ちゃちゃのん「えーっと…とにかく、大人気の霞ちゃん人形でしたー」


~VTR終了~

ちゃちゃのん『はい、というわけで岩手からお送りしましたー』

やえ『ふーん。本当に人気か?確かにあそこの部員は全員が所持していたが?』

ちゃちゃのん『そういわれると思って、もう一校調べてきたのじゃ!』フンス

やえ『ほう?いちごにしては気が利くな』

ちゃちゃのん『えへへ//』テレテレ

やえ『喜ぶところか?』

ちゃちゃのん『ちゃちゃのんが調べてきたもう一つの高校は…王者白糸台高校の麻雀部じゃ!』

やえ『王者?』ピクッ

ちゃちゃのん『そうじゃ。インターハイを個人でも団体でも二連覇中の王者、宮永照じゃ』

やえ『…はやく見せろ』ゲシッ

ちゃちゃのん『痛ぁ!なんで不機嫌になってるんじゃ?』ナミダメ

やえ『ふん、どっちが真の王者か見極めてやる』ゲシゲシ

ちゃちゃのん『うぅ…それでは、VTRをどうぞ』

初美「宮森の皆さん、お元気そうでしたね」

霞「ええ。私の人形可愛いですって」ウフフ

初美「霞ちゃんだとは気付いてなかったようですけど」

霞「そうね。案外わからないものね。これなら放っておいてもいいかも」

初美「う~ん…まあ次は白糸台高校だって言うし、もう少し様子を見ましょう」

霞「皆さん持っているかしら」ワクワク

初美「でも全国で知らない女子高生はいないって…私たちは?」

霞「…ほら、私達って世俗に疎いから」

初美「女子高生らしくないんでしょうか」ズーン

霞「…」ズーン

~VTR~

ちゃちゃのん「はーい!ここが麻雀部なら誰もが知る、王者白糸台高校じゃ!」

ちゃちゃのん「はぇ~。すごいのう、大きいのう」

ちゃちゃのん「おっとっと、取材取材」

ちゃちゃのん「今日白糸台高校を案内してくれるのはこの方です」ババン

淡「はーい!白糸台高校次期エース!高校百年生の大星淡でーす!」

ちゃちゃのん「ほえ~百年生か、すごいのう。今おいくつなんじゃ?」

淡「16歳だけど?」

ちゃちゃのん「うえぇ!?16歳で百年生??一年で一年生で16歳で…あれ???」

淡「はーい、それでは白糸台高校をご案内しまーす♪」

ちゃちゃのん「ま、いっか!よろしくなのじゃー」

淡「ここが二軍と三軍の練習場ね」

ちゃちゃのん「そんなにいるんか!?部員多いんじゃな」

淡「うん。日本最強の高校だからね!そして淡はここの次期エースだけど!」フンスッ

ちゃちゃのん「かっこいいんじゃー!あ、そうそう。今日は霞ちゃん人形の取材じゃった」

淡「霞ちゃん人形?」

ちゃちゃのん「そうじゃ、白糸台高校で持ってる人はいるんか?」

淡「もちろん、大人気だよ。淡以外は全員持ってるんじゃないかな?」

ちゃちゃのん「そういえば、麻雀打ってる人の中にもちらほら抱きかかえて打ってる人がおるのう」

淡「原村和のマネみたいだよ?ああしてると落ち着くんだって」

ちゃちゃのん「リラックス効果もあるんか」

淡「他にも、仮眠時の枕だったり、お人形遊びだったり、…練習道具だったり…釣りのえさだったり…」

ちゃちゃのん「レギュラーメンバーの方も取材させて貰えんかのう?」

淡「うーん…まあ、いいかな。こっちです」ガチャッ

ちゃちゃのん「お邪魔しまーす」

尭深「お帰りなさい、あなた」

ちゃちゃのん「ん?は、はい?」

尭深「夕飯の支度は出来てるわ。どうぞこちらへ」

ちゃちゃのん「し、失礼します?」

霞ちゃん人形(照)「だーだー」キャッキャ

尭深「ほら照、パパにお帰りなさいは?」

霞ちゃん人形(照)「だーだー」キャッキャ

尭深「お仕事お疲れでしょう、どうぞ」オチャ

ちゃちゃのん「おお、ありがとうなのじゃ」ズズッ

ちゃちゃのん「うん、美味しいのう」

尭深「そう、良かったわ」

尭深「ところであなた」

ちゃちゃのん「なんじゃ?」

尭深「隣の旦那さん、昨日課長に昇進したらしいわよ…」

ちゃちゃのん「へぇ~。目出度いのう」

尭深「…それだけ?」

ちゃちゃのん「ん?」

尭深「あなたは、昇進したいと思わないの?」

ちゃちゃのん「ん~?ちゃちゃのんにはよく分からないのう」ハハハ

尭深「…ふざけないでよっ!」ガシャーン

ちゃちゃのん「おおお!?」

尭深「この離婚届けに判を押して頂戴!」

ちゃちゃのん「ふえぇ!?何故いきなり!?」

尭深「あなたの安月給じゃ暮らしてなんていけないわよ!この子にまでひもじい思いをさせるの、もう耐えられな
い」オイオイオイ

霞ちゃん人形(照)「だーだー」

尭深「さあ!判を押して頂戴!」

ちゃちゃのん「た、頼む!考え直してくれーー!」

淡「ストップストップ。ちゃちゃのんさんまで乗らないで」

ちゃちゃのん「おろ…?はっ!ちゃちゃのんは別にこの人と結婚してなかった!?」

淡「ええ!?素でやってたの!?」

尭深「あなた、見どころある」

ちゃちゃのん「そうかのう//」テレテレ

尭深「私のおままごとに素でついて来れるなんてなかなかできない」

尭深「またやろう」

ちゃちゃのん「わーい!誘われちゃったー!」

淡「…このように、レギュラーが率先してお人形遊びをしてるんだよ」

ちゃちゃのん「おままごと楽しいのう♪」

ちゃちゃのん「他の部員も紹介して貰えるかのう?」

淡「うん。あと菫…先輩と誠子ね」

ちゃちゃのん「うんうん」

淡「誠子は、今いないの…」

ちゃちゃのん「どこに行ってるんじゃ?」

淡「釣りに行っていて…」

ちゃちゃのん「へぇ~、釣りか~。何を釣るんじゃ?私もニジマス釣りならやったことあるぞ?」

淡「…ドラゴン」

ちゃちゃのん「ぬええ!?」

淡「霞ちゃん人形を餌にすると、ドラゴンが釣れるらしくて、はまっちゃったらしくて…」

ちゃちゃのん「なぜドラゴン!?」

淡「なんでも、おもちーー!とか言って食い付いてくるらしいです」ハハッ

ちゃちゃのん「…私もやってみようかな、ドラゴン釣り」

>>68ちゃちゃのんの一人称ミスってた…

○ちゃちゃのん「…ちゃちゃのんもやってみようかな、ドラゴン釣り」


ちゃちゃのん「と、なると残るは菫先輩?じゃったか?」

淡「あー…菫は…あっちの部屋にいるよ」

ちゃちゃのん「どれどれ、お邪魔しまーす」ガチャッ

菫「くたばれええええええ!」ドシュッ

ちゃちゃのん「ひええええええ!」ヒュンッ

霞ちゃん人形「」バイン

菫「くっ!また弾かれたか…」

淡「あのー、菫先輩。そのくらいで…」

菫「邪魔をするな淡!これには私のプライドがかかってるんだ!」

ちゃちゃのん「…えーっと、いったい何が?」

淡「どうやらあの人形の胸の耐久度がとてつもないらしくて…」

淡「菫が試しに射抜いてみたら弾かれて…それからずっとああやって…」

菫「シャープシュートオオオオオ!」ドシュッドシュッ

ちゃちゃのん「う、うん。失礼しましたのじゃ」バタン

ちゃちゃのん「ふぅ、充実した取材じゃった」

淡「う、うん。そう言ってもらえると嬉しいよ」

ちゃちゃのん「そういえば淡は霞ちゃん人形持ってないんじゃっけ?」

淡「うん、そうだよ」

ちゃちゃのん「欲しくないんか?」

淡「…欲しかったけど、ちょっと金欠でね…」

ちゃちゃのん「女子高生の永遠の悩みじゃのう。何に使ったんじゃ?」

淡「うん…淡も、その…実は淡ちゃん人形作ったんだ…」

ちゃちゃのん「…」

淡「…一向に売れなくて…グスッ」

ちゃちゃのん「わかる!」ガシッ

淡「ちゃちゃのん?」グスン

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんもちゃちゃのん人形が売れないんじゃ…」

淡「私達、仲間だったんだね…」

ちゃちゃのん「ああ。ちゃちゃのん達は一人じゃない!一緒に宣伝しよう!」

淡「うん!」

ちゃちゃのん淡「ちゃちゃのん(淡ちゃん)人形を、よろしくお願いしまーす!!」


~VTR終了~

ちゃちゃのん『感動じゃの』グスン

やえ『この番組をお前の人形の宣伝に使うなー!』グリグリグリ

ちゃちゃのん『ぎゃああああ!ごめんなさい!ごめんなさい!』

やえ『まったく、これは王者TVだぞ?王者でないものに使う権利はない』

ちゃちゃのん『ごめんなさい』ショボーン

やえ『…まあ、王者でないものは駄目だがな』

ちゃちゃのん『?』

やえ『わ、私が持っているから//特別に宣伝を許そう//』つちゃちゃのん人形

ちゃちゃのん『やえ…っ!』パアア

やえ『ふん、同じ番組の誼みだ//特別だからな//』

ちゃちゃのん『やえーーー!』ダキッ

やえ『ええーい!抱き着くな//!他にもお前には言うことがある!』バシッ

ちゃちゃのん『痛い…』

やえ『お前の取材、普通すぎ』

ちゃちゃのん『』ガーン

やえ『だからお前は万年二流アイドルなんだ。インパクトが足りないんだよ』

ちゃちゃのん『うぅ~』

やえ『と、いうわけで。今回は私直々に調査してきた』

ちゃちゃのん『えええ!?いつもここでふんぞり返ってるだけで何もしない無能でちんちくりんのやえが!!?』

やえ『…それでは、VTRをどうぞ』

ちゃちゃのん『どうぞ~♪』

やえ『いちご~~~!』ゴゴゴゴゴ

ちゃちゃのん『ん?やえ、顔が怖い…な、何するやめ…っ!』

初美「すごいですね霞ちゃん!あの白糸台高校でも大人気ですって!」キャッキャ

霞「え、ええ。そうね…」

初美「皆さんに好かれて、羨ましいですよー」コノコノー

霞(素直に喜びたいのだけど…最後の二人は何?)

霞(あの人形でドラゴンが釣れる?的の代わり?わけが分からないわ…)

霞(しかも王者さんはそれでもまだインパクトが足りないだなんて…この先が不安だわ…)

初美「王者さんはどんなレポートするんでしょうね?」ワクワク

霞「ええ…油断できないわ」

~VTR~

やえ「さて、きっと不甲斐ないであろういちごのために、今回は私も調査に協力してやることにした」

やえ「むむっ!?どこからか王者の香りが…」クンクン

やえ「ここだ!ここに目的の物がある!」ビシッ

おもち道場

やえ「ふむ、早速入ってみよう」

やえ「たのもーー!」ガラガラ

玄「11200、11201!」モミモミ

一同「11202、11203!」モミモミ

やえ「ほほう?なかなか粋なトレーニングじゃないか?」

玄「ん?お客さんですのだ?」

やえ「ああ、練習の邪魔をして申し訳ない。王者TVの小走やえというものだ。ちょっと取材をさせてもらおうか、
とな」

玄「わぁ!あの王者TVの取材ですか!」

門下生A「おい、聞いたか?王者TVだってよ」ヒソヒソ

門下生B「あれ王者の小走やえじゃねえか、すげー」ヒソヒソ

やえ「えっへん」

門下生A「何でも、あそこで紹介した商品は絶対に売れなくなるんだと」ヒソヒソ

門下生B「王者アドバイスのコーナーでアドバイスされた通りに経営するとらしいぜ」ヒソヒソ

やえ「…」ズーン

玄「お前たち!口を動かしてる暇があったらトレーニングを続けなさい!」

門下生AB「も、申し分けありませーーん!」ビューン

玄「あ、あの、気にしないでくださいね?」

やえ「ふ、ふん!王者で無いものに私のセンスは分からんのだ」グスン

玄「それで、今日は何の商品を調査しに?」

やえ「ああ、君たちが今使っているあれだ」

玄「おお!霞ちゃん人形ですか」

やえ「今全国で大人気らしいんだ。君たちはなかなかユニークな使い方をしているようだな」

玄「そうですのだ?普通ですのだ」

やえ「そうか、ならその普通の使い方と言うものを教えてもらえるか?」

玄「もちろんですのだ。今こいつらはおもち揉み練習中ですのだ」

一同「11300、11301!」

やえ「ふむ、なるほど」

玄「霞ちゃん人形は素晴らしいおもちをおもちですのだ。それでいて抜群の耐久力、練習機材として最適ですのだ」

やえ「耐久力か、どれ…王者パーンチ!!」ドブォ

霞ちゃん人形「」バイーン

やえ「んなあああ!?お、王者パンチが!!?」

玄「ええ、ご理解頂けましたのだ?」

やえ「なるほど、これは病みつきになるな…」

玄「あれは基礎トレーニングです。今から特別練習をやるので見ていかれては?」

やえ「うむ、ぜひ見せてもらおう」

玄「集まるのです!俺、怜!」

俺怜「「ははっ」」シュタッ

やえ「この二人は?」

玄「この私の一番弟子と二番弟子です。お前たち、今日もあの練習をやるですのだ!まずは怜!」

怜「はっ!お任せを!」

やえ「いったい何を…?」

玄「まあ見ていてください」

怜「見える…見えるで…っ!」ハアアアア

霞ちゃん人形「…」 

怜「そこや!」バッ

怜「ふっかふかや~!最高の膝枕やで^~」

やえ「…なるほど、まるでここにおばさんがいるように見える。なんという妄想力だ」

俺「ぶちころ…っ!!」

玄「こらぁ!怜!」バシン

怜「ぐはっ」

玄「何故お前はいつもいつも膝枕にいくのですのだ!きちんとおもちを揉まんかぁ!」

怜「も、申し訳ありません!」

玄「まったく、愛だけは大したものだというのに…」

玄「さらなる応用はこれが出来るようになってからだと言っているだろう」

玄「俺!手本を見せてやるですのだ!」

俺「委細承知!」

俺「見える…見えるぞぉ!霞さーーん!」カアアアアアアアアア

やえ「な、なに!?触れもせず、動作もしていないのにとっても美人なお姉さんが見えるだと!?」

玄「ご苦労。また腕を上げたな」

俺「ははっ、勿体なきお言葉、痛み入ります」

玄「お前は次のステップ、膝枕から見えるおもちの修行に移ろう」

俺「はっ!」

怜「そんな…っ!うちより先に膝枕やとぉ!?」

玄「怜はまず基本的なおもちの形をおさえてからだ!それでやっと変則的なおもちの見方ができる!」

怜「うぅ…精進します…」

玄「と、このような練習を行っていますのだ。いかがでしたか?」

やえ「なるほど…とてもいい調査になったよ。ありがとう」ペコリ

玄「いえいえ、お役に立てて何よりですのだ」

やえ「以上、おもち道場からお送りした」


~VTR終了~

やえ『どうだ、私調査は?刺激的だっただろ?』

ちゃちゃのん『うん、とっても参考になったぞ!ありがとう、やえ』ニコッ

やえ『そ、そうか//褒めても何もでないからな//!』

ちゃちゃのん『そろそろ時間も迫ってきたようじゃし、あとは恒例の王者アドバイスで〆ようかのう?』

やえ『い、いや…今日はいいよ…』

ちゃちゃのん『…はは~ん?もしかしてやえ、さっきのVTRでのこと気にしてるな?』ニヤニヤ 

やえ『しょっ!…そ、そんなんじゃないし』

ちゃちゃのん『あーあ、ちゃちゃのん人形も紹介して貰ったけど、人気でないかもじゃのー?』

やえ『…』グスン

ちゃちゃのん『あ、あれ?やえ?』

やえ『やえ、もうこの番組やめるもん』ウルウル

ちゃちゃのん『ちょっ…!』

やえ『やえチカ、お家帰るーーーー!』ウワーン

ちゃちゃのん『ああっ!待って、やえー…っ!こ、この番組は、王者グループ、ヴィルサラーゼ社と、ご覧のスポンサーの提供でお送りしました』

ちゃちゃのん『私はやえのコーナー大好きじゃあああああ!』タッタッタッタッタ

~番組終了~

初美「え、えーっと…勢いのある番組でしたね!霞ちゃ…ん…」

霞「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

初美(ひょええええ!?珍しくマジギレしてるですよー!)ガクガクブルブル

霞「そうね…この番組には感謝しないとね」

霞「それじゃあ、行きましょうか、初美ちゃん」ニッコリ

初美「い、行くってどこにですか?」

霞「最後のスポンサーの中にあったでしょ?ヴィルサラーゼ社って」

初美「は、はい」

霞「今調べてみたら、あそこが霞ちゃん人形の販売を行ってるらしいわ」

初美「つ、つまり…?」

霞「カチこみよ!!」

~貧乳教会~


霞「ここがあの女のハウスね」

初美「宗教団体だったんですか」

初美「で?どのように潜入するんです?」

霞「正面からよ」テクテク

初美「うえぇぇ!?ま、待ってくださーい」テクテク

教徒共「おっぱい体操、第一ーー!」

教徒共「左右におもちを揺らす運動からーー!」

教徒共「いっち!にっ!さんっ!しっ!」

初美「…なにをやってるんでしょう?」

霞「どうやらここはおもちを持たざるものが奇跡を求めてやってくるらしいわね」

霞「トップはどこにいるのかしら?」アラアラ

初美「あっちでたき火してる子に聞いてみましょうか」

初美「すみませーん」

咲「はい?」クルッ

咲「どなたでしょうか?見ない顔ですけど?」

初美(あっ、思わず声をかけてしまったけど、カチこみに来たなんて言えないし…)

初美「えっと…わ、私もここの入会に来たのですよー」

咲「そうですか。それなら、一緒にやっていきますか?おもち焼き」

初美「おもち焼き?」

咲「はい♪この胸糞悪い人形を」つ霞ちゃん人形

咲「ぽーい♪」ポイッ

たき火「」メラメラ

初美「…いったい何を?」

咲「教祖様が言ってたんです、この糞人形(定価50000円)を一体焼く毎に世の巨乳が一人呪われるんですって♪」

咲「胸が小さい私たちが悪いんじゃないです、世の巨乳が全て悪いんです!」キラキラ

初美「お、おう…」

咲「さあ!あなたも一緒に燃やしましょう!」

霞「…なるほど、こうやってボロイ商売を続けているわけね」ゴゴゴゴゴ

咲「なっ!?この神聖なる貧乳教会に淫乱な巨乳が!?」

霞「トップに会わせて貰えるかしら?」

咲「…ふん、何を言うかと思えば。巨乳は死すべしっ!!」

咲「おもち大きさの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」シャアキック

霞「無駄よ」バイーン

咲「ちぃぃ!性能が違いすぎる!ここは撤退だ!」ダッ

霞「ダーメっ♪」ダキッ

咲「うわあああああ!背中に不快な感触があああああ!」ジタバタ

霞「あらあら、体に聞くしかないようね」ジュルリ

咲「いやああああああ!」

霞「失礼するわ!」バンッ

ネリー「な、なに!?」

初美「お、お邪魔しまーす」コソコソ

霞「あなたがここの教祖で霞ちゃん人形販売の主犯ね?」

ネリー「主犯ってなに!いきなり入ってきて人聞きの悪いこと言わないでよね」

霞「この霞ちゃん人形…モデルは私ね?」

ネリー「な、ナンノコトデスカー?」ヒューヒュー

霞「へぇ?別にこの会社丸ごと消し炭にしてあげてもいいんだけど?」ゴゴゴゴゴ

ネリー(この人っ!?凄い雀力…これじゃあ本当に壊されかねない)

ネリー「す、すみませんでした!確かにあなたがモデルです!」ドケザァ

霞「…そう。なぜこんなことをしたの?」

ネリー「売れるかと思って」

霞「ふーん、なら焦土にしていいわね」

ネリー「か、霞さんが可愛すぎて我慢できなくて作りましたぁ!!」

霞「あらあら、それならしょうがないわね~」

ネリー「ゆ、許して、貰えますか?」

霞「ダーメっ♪」ニコッ

ドオオオオオオオオンンンンン

ネリー「ううぅ…ネリー、また一文無し…」ボロッ

初美「霞ちゃん…やりすぎです」ボロッ

霞「あらあら、そうみたいね」

初美「ほんとですよ!死んだらどうするんですか!?」

霞「大丈夫、デウス・エクス・マキナってやつよ」

ネリー「もうこの先生きていく方法がないよ…どうしよう…」

霞「ネリーちゃん」ギュッ

ネリー「…なんです?」

霞「ネリーちゃんさえ良ければ、私のところで時給一万円のバイトやらない?」

ネリー「ほ、本当ですか!?」バッ

霞「本当本当♪三食寝床付き、一日7時間、超ホワイトよ」

ネリー「やります!やらせてください!」

初美「霞ちゃん、もしかして…」

霞「黙ってなさい」

初美「はい。…まあ私としても願ったり叶ったりですが…」

ネリー「?」

霞「それじゃあ、一緒に行きましょうか」

ネリー「うん!」

~霞さんの寝室~


ネリー「た、助けっモガガ!し、死んじゃうー!」

霞「zzzzz」ギュウウウウ

初美「あーあ。やっぱり霞ちゃんの抱き枕ですか…」

ネリー「見てないで助けて…っ!」

初美「いや、今まで私がやられてたので、寧ろ好都合です」キッパリ

ネリー「そ、そんな…」

初美「時給一万で命懸けですか…まあ、がんばってください」バタン

ネリー「いやああああ!助けて!助けてよーー!」

霞「zzzzzzz」ゴギギギギ


俺「くぅ~!俺も霞さんの抱き枕になりたいぜっ!」

カン!

開始します

タイトル:初美「霞ちゃん、誕生日おめでとう!」

小蒔巴春「おめでとー!」パチパチパチ

霞「えっ?」

初美「驚きました?私達も誕生日パーティというものをやってみたんですよ」

巴「いやー初めてで緊張しましたよ。私達誕生日を祝ったことはありませんでしたからね」

春「神社だしね」ポリポリ

小蒔「でもでも、全国で知り合った人たちがそういうことをやっているのを聞いて私達もやってみようと思ったんですよ」

初美「さあさあ!盛り上がっていきましょう!料理もたくさん作りましたからねー!」

霞「えーっと…誰の誕生日かしら?」

巴「なーに言ってるんですか、今日は7月15日、霞さんの誕生日じゃないですかー」

霞「わ、私の誕生日7月16日なのだけど」

初美「…えっ?」

霞「えーっと…明日、ってことになるのかしら」

巴春初美小蒔「な、なにーーー!?」

巴(ひ、姫様!誕生日明日ですって)ヒソヒソ

小蒔(ご、ごめんなさい!誕生日を間違えて覚えていたみたいです)ヒソヒソ

初美(し、仕方ないですよ、誕生日をあまり意識したことありませんし)ヒソヒソ

春(き、気まずい…)

霞「あ、あの…その…と、とっても嬉しいわ!こんな豪華なお祝いをしてくれて!お料理が冷めないうちに食べましょう?」

巴春初美小蒔(気を遣わせてしまってるーーー!!)

霞「う、うわぁ!私誕生日パーティって初めてー!」

初美(その人生初めての誕生日パーティの日付を間違えるなんて…私たちは鬼ですか?)

巴(ど、どうしましょう。なんだか居たたまれない感じになってしまいました)オロオロ

春「…任せて」

小蒔「ど、どうするんですか?」

春「霞」

霞「春ちゃん、本当にありがとう。私とっても嬉しいわ」

春「私からの誕生日プレゼントがある。受け取って欲しい。目をつぶって」

霞「あらあら。何かしらね」メトジ

春「ふん!!!」ガス

霞「がはっ!」ガクッ

小蒔「な!?何してるんですかーー!?」

巴「えええええええ!?」

春「これで霞は明日まで目を覚まさない」

初美「本当に何してるんですかーー!?」

春「これより!霞の誕生日祝いバージョン2を決行する!」

巴「え?そんなものがあるなんて聞いてないわよ?」

春「今から作るの。もうこのセットを見られた以上これは使えない。そして今日の記憶が無くなるようなもっと豪華なパーティにするべき」

小蒔「豪華とは?」

春「簡単なこと。みんなで人集め。期限は明日まで早く!」

小蒔巴初美「「「りょ、了解!!」」」

春「さて、人は集まったようだね」

色々「」ザワザワザワザワ

春「それでは、霞の誕生日パーティの準備を始める」

巴「何から始めましょうか?」

小蒔「う~ん。私達あまり経験がありませんから…」

誠子「それならば私から意見が」スッ

初美「どうぞなのですよー」

誠子「まずは料理から考えてはどうでしょう?」

巴「確かに人数も増えましたし、新しい料理を考えないといけませんね」フンフム

誠子「それでは私がネイビーに所属していた時の海の幸フルコースを振舞おうでは…」

シズ「それじゃあ私がよく行く山で採れる新鮮な山の幸を…」

誠子「は?」

シズ「ん?」

誠子シズ「「……」」

誠子「すまないね。さっきちょうど生きのいいのを釣ってきたんだ」

シズ「奇遇ですね。私もさっき入った山でちょうど山菜採りをしてきたところです」

誠子シズ「「………」」

誠子「貴様、上官に盾突くつもりか?」ゴゴゴゴゴ

シズ「あなたの配下になった覚えはありませんよ?ましてやネイビーなんて」ゴゴゴゴゴ

誠子「猿がああああ!調教してやる!」ヒュン

シズ「海産物がああああ!陸上で粋がるなよよおおお!」ビュン

ガキイイイイイイン

尭深「…私も、混ぜてよ」グググッ

誠子「…なっ!?尭深!?」

シズ「ちいぃ!?敵の援軍か!?」

尭深「勘違いしないで。私は誠子の味方じゃない」

誠子「尭深…そうか、尭深は収穫だもんね。でも、邪魔をするなら容赦はしない!」

尭深「私は、どっちの味方でもない」

シズ誠子「「!!?」」

誠子「な、なんで?だって尭深は収穫のはず…」

尭深「確かにそう。だけど私が収穫するのは植物だけじゃない…」

尭深「私の収穫は…人間!」ブチィ

煌「すばらあああああ!」グハッ

哩「花田あああああ!」

シズ「い、いったい何を…」

尭深「うん、やっぱり花田さんの髪は美味しい」モグモグ

誠子「か、髪を食べてる!?」

尭深「私の収穫は人間。あなた達も食べてみて」つすばら髪

誠子「う、うん…あっ、バナナの味…」モグモグ

シズ「それも今まで食べたどんなバナナより美味しい…こんな食べ物があったなんて…」モグモグ

尭深「そう。世界にはまだまだ私達の知らないことが沢山ある」

尭深「一緒に、探しに行かない?」

シズ誠子「「し、師匠…」」

尭深「まだ見ぬ珍味を求めて!いざ出発!」

シズ誠子「「どこまでもお供いたします!」」

春「…さっそく三人、いや、四人脱落か…」

初美「脱落!?なぜ誕生日の準備で脱落者が!?」

春「次、他に意見のある人は?」

ダヴァン「それでは、私ガ」スッ

春「はい、どうぞ」

ダヴァン「誕生日の料理、ラーメンがいいと思いマス!」

初美「ラーメン…ですか」

巴「うーん…」

ダヴァン「何デス?ラーメン、美味しいでショウ?皆さん好きでショウ?」

初美「確かに好きですけど、誕生日の料理にはちょっと…」

巴「まあパーティですし、食べるのがメインではないですからね」

ダヴァン「なるほど、女の子らしくアマいものの方がいいということデスか」

初美「いや、そういうことじゃなくて」

小蒔「甘いラーメンって…そんなのあるんですか?」

春「いいっ!それ!凄くいいよっっ!!」ガタッ

ダヴァン「でショウ!!やっぱりみなサンラーメン大好きのようデスね!」キャッキャ

巴「春ちゃんが珍しく乗り気だわ…」アゼン

小蒔「あ、あんなに大声出した春ちゃんを見るのは久しぶりです」

春「それで!どんな甘いものを入れるの!?やっぱり黒t…」

初美「どうやら調べてみたらフルーツコラボラーメンというものがあるらしいですよ。世界は広いですね」

ダヴァン「フルーツコラボデスか!?ぜひ食べてみたいデス!」

初美「別に甘いラーメンということではないようですが」

ダヴァン「やっぱりニホンのラーメンは最高デース!」

春「あ、あのっ!」

ダヴァン「ハイ?なんでショウか?」

春「えっと、その…こ、黒糖…」

ダヴァン「?」

春「スゥーハー…黒糖ラーメンがいいと思いますっっ!」

巴「こ、黒糖ラーメンですか…」

小蒔「そ、それはちょっと…」

ダヴァン「コクトウ?それは何デスか?」

春「これ!」ズイッ

初美「え-っと、サトウキビから作る黒い砂糖のことで…」

ダヴァン「Oh!ウンコ!ウンコデース!」

春「は?」ビキィ

ダヴァン「ウンコ食べるんデスか!日本はすごいデース!私はごめんデース!」HAHAHA

春「…っ!」ワナワナワナ

巴「ま、まずい」

小蒔「た、退散しましょう」

初美「それがいいですね」

ダヴァン「ウンコ食べるジャーーーップ!AHAHAHAHAHAHAHAHA!」

春「…くたばれ」

ダヴァン「お、おや?春サン?な、何を?」

春「許さないからあああ!」

ダヴァン「ひええエエエエ!!」

チュドオオオオオン

春「さて。誰か、他に提案のある人はいない?」スッキリ

巴「いいから顔にかかった赤いケチャップを拭いてきなさい」

照「はい」スッ

初美「おお!チャンピオンさん!」

照「誕生日…やっぱり甘いもの。ケーキとか」

巴「やっぱりケーキは王道ですよね」

照「甘いものなら何でも。クッキーとか、アップルパイとか」

小蒔「うんうん、いいですね。私も大好きです」

照「はやく食べたい」ギュルルルル

巴「…」

初美「あ、あのー…今回はチャンピオンさんの誕生日祝いってわけじゃあ…」

照「誕生日パーティだから出席者も食べるのは当然。はやく」

巴「え、でも…」

咲「任せてお姉ちゃん!お姉ちゃんの為に腕によりをかけて作るよ!」

照「流石私の妹」ナデナデ

咲「えへへ//」テレテレ

小蒔「あ、あのー…」

咲「というわけで厨房借りますね。大丈夫です、もちろん誕生日パーティの分も作りますから」

小蒔「は、はい」

初美「まあ結果オーライじゃないですか?これで料理はオーケーですよ」

咲「出来たよお姉ちゃーん!さあ!私の愛情たっぷりシフォンケーキを…っ!」

淡「どうテルー?美味しい?」

照「うん。淡、ありがとう」ナデナデ

淡「えへへ//」

咲「」ガシャーン

照「咲?おかえり、落としたの勿体ないから食べていい?」

咲「お、おね、お姉ちゃん?い、いったい何を食べて…」ワナワナ

照「ん?咲の手料理が出来るまで淡の持ってきてくれたお菓子を」

淡「咲があんまり遅いからさ~、テルお腹すかせてて~、可哀そうだったから~」ニヤニヤ

咲「へ、へぇ~?ありがとう、もうたくさん作ってきたから淡ちゃんは用無しだよ?」ニコッ

淡「テルー、そのグミ美味しい?」

照「おいひいおいひい」モグモグ

咲「おい」ドン

照「」ビクッ

淡「なに?いきなり大声出さないでよ。テルーが怯えちゃうでしょ」

咲「お姉ちゃん。そんな安物のお菓子じゃなくて私特性ケーキを食べようね?」

照「うん、咲のケーキ美味しい」モグモグ

咲「よしっ!」グッ

淡「テルー!これ販売中止になった伝説のあのお菓子だよ!」

照「淡すごい!そっちも頂く」モグモグ

淡「よしっ!」グッ

咲「…いい加減にしてよね、淡ちゃん」ゴゴゴゴ

淡「そっちこそ」ゴゴゴ

咲「お姉ちゃん!私の手作りを!」

淡「テルー!私のお気に入りお菓子を!」

照「美味しい、美味しい」モグモグモグモグ

春「りょ、料理は…オーケー…」

巴「…そういうことにしておきましょう。次の準備に移りましょうか」

春「さて、誕生日の料理は決まった。あとやるとすれば…」

巴「プレゼント、ですかね」

春「そう。でも私達は用意してある」

小蒔「私はお誕生日カードとうさぎのぬいぐるみです!」フンスッ

巴「私は霞ちゃんの好きそうな香水」

初美「脂肪を減らすためのダイエット器具」

春「黒糖」ポリポリ

俺「キッス」

巴「…もうちょっと何か欲しいかもね」

初美「でもプレゼントなんてすぐには…」

宥「あ、あのー」

巴「はい?何でしょう?」

宥「私、プレゼントならすぐに用意出来ますよ?」

初美「本当ですか!?」

宥「はい。えっと、毛糸と編む道具を持ってきて貰えますか?」

春「どうぞ」スッ

初美「はやっ」

宥「それでは…っ!」シュババババッ

巴「こっちもはやっ!?」

宥「…完成です」ピカピカリーン

小蒔「うわぁ!可愛いマフラーですー!」

宥「熊さん、柄。私の好み」

小蒔「私も熊さん可愛いと思います!」

初美「あの一瞬でこのクオリティをですか」

巴「ありがとうございます!とっても素敵なプレゼントです」

宥「そ、そう言って貰えると、嬉しい//」

灼「それじゃあ私からも」スッ

宥「灼ちゃんもプレゼント用意したの?」

初美「わぁ!ありがとうございます」

巴「なんでしょうか」ワクワク

鷺森レーン、10%割引券!

初美「…」

巴「…」

灼「ぜひきてね」

小蒔「私ボウリングってやったことないですー!」キャッキャ

春「とても嬉しい、ありがとう」

灼「喜んでもらえたようで、なにより」

初美「ぜ、ぜひ行かせてもらうのですよー」

巴「さて、これで6つか」

小蒔「わぁ!いっぱいです!」

一「まだまだ、私達かららもプレゼントがあるよ」

初美「一ちゃん!」

一「初美ちゃん、来たよー」

衣「衣もいるぞー!」

巴「わざわざ遠いところを、ありがとうございます」

衣「衣からのプレゼントは、これだ!」つカチューシャ

小蒔「カチューシャですか?」

衣「そうだ!衣とお揃いだぞ!」

初美(霞ちゃんがこのカチューシャを…)

霞『私、石戸霞ピョコ!』ピョンピョン

初美「…ふぐっw…うっww」プルプル

俺「がはァァァ!!か、可愛すぎるぅっ」ブシャアアアア

初美「あ、ありがとうwwございまふwwww」

衣「うむ!」

一「さて、次は私のかな」

巴「あー……」

初美「一ちゃんのプレゼントですかー!きっと素晴らしいものです」ワクワク

春「別に手品とかでいい…」

一「私のプレゼント、それは……私の作った洋服だよ!」ババーン

初美「わあああ!とっても可愛いですーー!」

一「ふふーん♪自信作だよー」ピラピラ

巴「やはりそれですか…」

春「痴女共が…」

初美「でも羨ましいですよー。私も誕生日だったらなー…」

一「大丈夫!初美ちゃんの誕生日もとびっきりの服を用意するから!」

初美「は、一ちゃん!」ジーン

巴「……服?」

春「ハンカチ3枚のほうがまだ隠せてる」

毎回思うけど俺を出したいならいっそすがすがしく最初から出した方がいいんじゃないか?
最後あたりちょっとだけ出すよりはその方がいい気がするわ

初美「で、でも…私と初美ちゃんだけがいい思いをするのは…」

一「大丈夫だよ!永水皆の分用意するから!」

春巴小蒔「「「…え?」」」

初美「一ちゃんさいっこうですーーー!」ダキッ

一「はーっはっはっは!」

??「なにが最高だ!馬鹿者共がーー!」

一初美「「な、何奴!!?」」

やえ「貴様らのプレゼント、愛情が足りんぞーーー!」

皆「お、王者さん!!?」

一「何が言いたいの!」

やえ「つまりは、少しは相手への配慮をせんかーー!」

>>108
何故かそれだと話が思いつかなくて…


やえ「まずは松実宥!」

宥「は、はい!」

やえ「貴様のマフラー、確かに良いものだ」

宥「あ、ありがとうございます」

やえ「だが!今は夏だぞ!季節を考えんか!」

宥「え?何の問題が?」

皆「………」

やえ「そ、そうだな…次ぃ!鷺森灼!」

灼「はい」

やえ「ボウリング場の割引券か、確かに喜んでもらえてはいるな」

灼「ですよね!一体何の問題が…」

やえ「だが、わざわざ奈良の、自分のお婆ちゃんが経営しているボウリング場だと?下心丸見えではないか!」

灼「うぐぅぅ」

やえ「わ、私にくれればいつでも行くのに//」ボソッ

灼「はい?何か言いました?」

やえ「う、うるさい!何でもないわ!次ぃ!天江衣」

衣「は、はい」

やえ「こんなカチューシャがあのBBAに似合うわけがないだろう!相手を考えろ!」

俺「ブチコロスぞ王者ーーー!」

初美(こ、こやつ、人が言いにくいことをはっきりと…できるのですよ)

衣「そ、そうか…衣の配慮が足りなかった、すまなかった」シュン

やえ「お前のセンス自体はよかった…だが今回は相手がBBAだった、それだけだ」ポンッ

俺「」ビキビキビキ

やえ「最後に、国広一!」

一「は、はい!」

やえ「お前のそれ、どこが服だーーー!」

一初美「えええええええええ!?」

皆「うんうん」

一「この服のどこがおかしいって言うの!?」

初美「そうだそうだー!」

やえ「いや、そもそもお前たちの服装からして奇妙奇天烈摩訶不思議だ」

一「も、文句ばっかり言って!それなら、王者さんはどうなんですか!?」

やえ「何?私か?」

初美「そうですよー!そこまで言うからには行動で示して欲しいのですよー!」

やえ「ふん。王者に挑むとは、面白い!」

やえ「見よ!これぞ私の渾身の愛情だ!」バンッ

巴「何でしょう…チケット?」

小蒔「いえ、もしかしたら小切手かも」キラキラ

おうじゃかたたたきけん かける10

皆「………………………」

一「ふ、ふざけんなーーー!」

初美「人のこと言えねーですよーーーー!」

やえ「な、なにをーー!」

俺「霞さんを貶したこと、万死に値する!」

巴「さて、プレゼントはオーケーね」

小蒔「あ、あの、向こうはいいんですか?」

ギャーギャーワーキャードンガラガッシャーン

春「言わないで、姫様」

巴「そうです、忘れましょう」

春「あと誕生日に必要なものか…」

菫「ふっ、それなら芸なんてどうだ?」

小蒔「芸、ですか?」

菫「ああ。パーティなら盛り上げ役も必要なのでは?」

巴「とってもいいアイディアですね!」

菫「それでは、君、このリンゴを頭に乗せてくれないか?」ポンッ

春「私?」

菫「ああ…動くなよ」ギリギリギリ

春「な、何を!?」

菫「何って、シャープシュートだ。今からそのリンゴを打ち抜く」

小蒔「こ、怖いです」

巴「だ、大丈夫なんですか?」

菫「当然だ、私を信じろ」

春「無理、これあげる」トス

泉「……へ?」

菫「シャアアアアアプ、シュゥトオオオオオオ」ドシュッ

泉「がはっ!」ドンガラガッシャーン

小蒔「…」

巴「…」

春「…」

菫「……まったく、急に動くから狙いがそれてしまったではないか」

泉「いきなりなにすんねん!」ガバッ

菫「おお!生きていたか!」

泉「生きていたか、じゃないやろ!本当にしぬかと思ったわ!」

小蒔「わぁ!凄いです!あれで生きてるなんて」パチパチパチ

春「こういう芸だったんだね」パチパチパチ

泉菫「「…え?」」

小蒔「一体どういう仕掛け何ですか?」キラキラ

春「凄い手品、もう一度見せて欲しい」キラキラ

巴「いや、ただのミスだと…」

菫「そ、そのとーーり!上手いものだろう!」

泉「…はい?」

菫「よし!もう一度見せようじゃないか!」ギリギリギリ

泉「ちょ…え?」

菫「シャアアアアアアプ、シュゥトオオオオオオオオ」ドシュッ

泉「いやあああああ!」ダダダダダ

菫「こら!逃げるなー!」ダダダダダ

小蒔「素晴らしい芸でしたね」

春「うん。当日も楽しみ」

巴「さっきの関西の子が生きてたら見れるかもね…」

竜華「なんや、泉の奴やるやないか」

竜華「後輩があれだけ体のはった芸を見せておいて先輩が何もしないわけにはいかんな」

小蒔「あなたも芸をみせてくださるんですか?」キラキラ

竜華「当然や。芸のない大阪人なんて大阪人やあらへん!うちらの抱腹絶倒漫才みせたるわ!なあ、怜!」

怜「…う~ん…」

竜華「…怜?」

怜「今日はなかなかいい太ももあるしな…」

怜「すまん竜華、今日は無しや」

竜華「……は?」

怜「絹ちゃーん!うちと組まへん?」

絹「は、はい?」

怜「一緒に漫才やろうや~」スリスリ

絹「ちょ//ちょっと//」

竜華(……NTR…た?うちの怜が…?)

竜華(…あのアマ…っ)ゴゴゴゴゴ

洋榎「こら!うちの絹になにすんねん!」

絹「お姉ちゃん!」

洋榎「絹はうちと組んで漫才やるんや!あんたはお呼びやない!」シッシッ

怜「ちっ」

竜華(よかった、手を汚さずに済んだみたいや)ホッ

竜華「ざ、残念やったな怜?やっぱりうちと…」

怜「福路さーん!」ダキッ

美穂子「はい?」

怜「うちと漫才しようやー」スリスリ

美穂子「あ、あなたは…園城寺さん?」

竜華「……」ゴゴゴゴゴ

美穂子「りゅ、竜華さん!!?」

竜華「ミッポお前…自分が何してるか分かってるんやろなァ?」

美穂子「ま、待ってください!私は…っ」

和「あらあら、裏切り者ですか」シュイン

憧「寝取るなんて最低ね」シュイン

竜華和憧「「「iPS同盟第一条!同盟内で寝取りは禁止!」」」

竜華「これは死刑やね?」ニッコリ

美穂子「は、話せば…話せば分かります…」

ギャアアアアアアアアアアアアア

小蒔「………」

春「……なにこれ?」

巴「………私達は何も見なかった、いいね?」

小蒔春「「はーい」」

巴「さて、他に芸に自信がある人はいませんかー?」

ちゃちゃのん「ふんふむ。芸ならちゃちゃのんもあるぞ」

小蒔「あ、あなたは…アイドルのちゃちゃのんさん!?」

ちゃちゃのん「そうじゃよー。イエイ!」

巴「知ってるんですか?姫様」

小蒔「知ってるも何も超有名ですよ!巴ちゃんは逆に知らないんですか?」

春「巴、遅れてる」

巴「ぐっ、すみません」

小蒔「私、ちゃちゃのんのCMのおかげでいちご大好きになりました!」

ちゃちゃのん「おお!そう言って貰えると嬉しいのう」

春「私も、黒糖と同じくらい好き」

巴「えええええ!?あの春ちゃんが黒糖と同じくらい好きって相当だね!?」

小蒔「あの歌歌ってくださーい!」キャーキャー

春「私も聞きたい」キラキラ

ちゃちゃのん「ふっ、いいじゃろう!リクエストにお答えするんじゃ!」

ちゃちゃのん「いくぞ!《ストロベリー~私の心をつかんだ良いいちご~》!!」

ジャンジャーン♪ジャンジャーン♪ジャンジャンジャンジャンジャンジャーン♪

ちゃちゃのん「キャッチマイハート!ストロベリー!」

皆「ストロベリー」

ちゃちゃのん「キャッチマイハート!ストロベリー!」

皆「ストロベリー!」

ちゃちゃのん「お口とろける、ストロベリー!」

皆「ストロベリー!」

ちゃちゃのん「ワントゥーワントゥー!ストロベリー!」

皆「ストロベリー!」

ちゃちゃのん「のじゃああああああ!のじゃああああああ!ストロベリー!」

皆「ストロベリー!」

皆「でゅーわっ!」

ちゃちゃのん「それは小さく可愛い!」

皆「でゅーわっ!」

ちゃちゃのん「それは赤くて粒粒!」

ちゃちゃのん「私の、こーころは釘づけー!」

皆「るーるーるるーるるるるーる」

ちゃちゃのん「一度たーべれば釘づけー!」

皆「るーるーるるーるるるるーる」

ちゃちゃのん「のじゃああああああ!のじゃああああああ!ストロベリー!」

皆「ストロベリー!」

ちゃちゃのん「おかわりじゃ!」

巴「やかましい!」

ジャーーーン♪

皆「ワーワー!キャーキャー!」

まこ(きいいいイイ!なんじゃなんじゃ!あいつは!)

まこ(ちょっとしか登場してないくせにこの人気…それにわしと広島弁でキャラ被ってるんじゃ!)

まこ(わしが不人気なんはあいつがファンを奪ったからじゃ…許せん!)ダッ

まこ「佐々野いちごおおおお!」

ちゃちゃのん「な、なんじゃ!?ちゃちゃのんのファンか!?」

まこ「違うのじゃ!お前と勝負しに来たんじゃ!」ビシッ

ちゃちゃのん「ちゃ、ちゃちゃのんと!?」

まこ「そうじゃ!お前が登場したせいで私の人気は下がった!全部お前がわしのファンを奪ったからじゃ!」

皆(いや、たぶん違うと思う…)

まこ「わしの本気を見せちゃる!はああアアア!」

まこ「まっこまっこり~ん☆」

皆(………は?)

まこ「むっ、反応が薄いのう…それならっ!」

まこ「まっこまっこまーこ!あなたのハートにまっこまっこまーこ!」

まこ「笑顔を届ける染谷まこまこ!」キャルン☆

皆(うわぁ………)

ちゃちゃのん「くっ、なかなかやるんじゃ」

皆「ええ!!?」

まこ「ふっふっふ!どうじゃ!恐れ入ったか!」

??「おーっほっほっほ!お二人だけで盛り上がられては困りますわよ!」

まこちゃちゃのん「「な、何奴!?」」

??「とうっ!」シュバッ

まこ「と、跳んだ!?」

ちゃちゃのん「あの高さから!?」

??「…べばっ」ズベシャァ

ちゃちゃのん「うわぁ…痛そうじゃ」

まこ「あ、あんたは…龍門渕の…」

透華「うぅ…グスン…こ、こんなことでは負けませんわ!」

透華「おーっほっほっほ!この私を差し置いて注目されようなど!させませんわよ!」

まこ「タフじゃのう」

透華「みなさん!私を見なさい!」ヌギヌギ

ちゃちゃのん「きゃー//!」

まこ「ち、痴女じゃ!」

透華「違いますわよ!これは一が私に作ってくれた服です!」

透華「智紀!ミュージックスタートですわ!」

智紀「了解」ポチッ

~サンバ~♪

まこ「サ、サンバ!!?」

ちゃちゃのん「なるほど、だからそんな服装なんじゃな」

透華「おーっほっほっほ!パーティなのですから、みんなで盛り上がらないと!」~♪

純「それならいつもやってる社交ダンスでいいと思うんだが…」

透華「そんなの駄目ですわ!私が!目立たないと!」~♪

純「あっ…そう…」

透華「私がナンバーワン!私がナンバーワンですわーーー!」オーッホッホッホ

玄「待つのですのだ!」バン

透華「な、なんですの?」

玄「あなたのサンバ…全っっっっ然!なっていませんのだ!」

透華「なんですって!?私のサンバのどこに不満があるのですか!?」

透華「私は本場ブラジルで一か月修行し、サンバ御流合戦礼法まで修めましたのよ!」

透華「そんな私のサンバのどこに不満が…」

玄「簡単なことですのだ。あなたに足りない物、それはーーー!」

玄「情熱・思想・理念・頭脳・気品・優雅さ・勤勉さ!…は、足りてますが」

玄「しかし何より―――!おもちが足りない!!」

透華「ナンデスッテ?」ビキィ

玄「サンバってのはグラマラスなネーチャンたちがセクシーな衣装でお尻を揺らし、おもちを揺らすのを見るものですのだ」

皆「うんうん」

透華「」ワナワナワナ

玄「あなたのような前か後ろかも分からないようなまな板がやるものじゃないですのだ!」ビシッ

皆「そうだそうだー!引っ込め貧乳ー!まな板ー!えぐれ乳ー!」

透華「ク…ククッ…クケケケケケケ!……ブチコロス…ッ!」

尭深「ヒャッハー!収穫だー!」ブチィ

江崎「ぎゃあああああ!」

誠子「オラオラァ!食料をよこしやがれー!」ブチッ

塞「ぎゃあああああ!」

京太郎「ヘイヘーイ!俺のバナナも収穫して貰えるかにゃ☆」

シズ「えい」ブチッ

京太郎「ぎぃいいいいああああああ!」

智葉「メガちゃん!?大丈夫か!いったい誰に…」

ダヴァン「うぅ…ガイトさん…こ、黒糖…」ガクッ

智葉「黒糖!?黒糖が何だ!?メガちゃん!メガちゃーーん!」

ダヴァン「……」

智葉「…お前たち。メガちゃんの仇をとるぞ」

黒服共「はっ」ズラァ

黒服A「しかし、誰を狙えば…」

智葉「誰をだと?決まっている」

智葉「ここにいる全員だーーーっ!」

黒服共「承知!」

皆「いやああああああ!」

咲「お姉ちゃん!新しいお菓子焼けたよ!」

照「さ、咲、もう、限界…」

淡「テルー!はい、あーん」

照「もう食べてれな…」

淡「あーん」グイグイ

照「モガガガガッ」

咲「お姉ちゃん…私の料理は食べないのに、淡ちゃんのは食べるんだね…」

照「さ、咲!こ、これは違…っ!モガガガガッ」

淡「はいテルー、いっぱい食べてねー」グイグイ

咲「ふざけないでよ!私のも食べて!」グイグイグイ

照(し、しぬぅ…)

竜華「オラオラオラオラァ!」

美穂子「やめてください…っ!私は、寝取ってなんか…っ!」

和「寝取りィ?何のことですか?」

美穂子「え?」

憧「勘違いさせちゃあ困りますよ、私達はただ…」

竜華和憧「「「お前の幸せが憎いだけじゃーーー!」」」

美穂子「えええ!?」

竜華「ふっ、怜は最近構ってくれへんし」

和「咲さんはお姉さんの話しばかり…」

憧「その点あなたは最近竹井さんと仲良いらしいじゃん」

美穂子「えへへ//そう見えますか?」

竜華和憧「「「照れてんじゃねぇーーー!」」」ブチィ

やえ「王者の鼓動、今ここに列をなす。天地鳴動の力を見るがいい!」

やえ「シンクロ召喚!我が魂、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》!」

俺「集いし星が新たな力を呼び起こす。光さす道となれ!」

俺「シンクロ召喚!いでよ、《ジャンク・ウォリアー》!」

やえ「アブソリュート・パワーフォース!」ゴオオオ

俺「スクラップ・フィストォォォ!」ゴオオオ

巴「…っひゃは…ヒャハハハハ!めちゃくちゃ!もう滅茶苦茶やーー!」ヒャーッハッハッハ

小蒔「巴ちゃん!落ち着いて!」

巴「これが落ち着いていられるかいな!なんやこれーwwなんやこれーwww?」ヒャーッハッハッハ

巴「何もかんも政治が悪いわーーー!」ヒャハハハハ

春「巴ーーー!」

ワーワーキャーキャーワーキャードタバタスッテンコロリン


……………………………………………………………………

霞「うっ…うぅん…」パチッ

霞「あ、あら?私、眠って…?」

霞「確か昨日は…駄目、思い出せないわ」

霞「みんなはどこに…?きゃっ!」

死屍累々「」チーン

霞「きゃあああああ!ど、どういうこと!?いったい何が…?」

小蒔「あっ、霞ちゃん。起きましたか」

春「おはよう」

霞「春ちゃん小蒔ちゃん!これはどういうことなの!?」

小蒔「いいからいいから」グイグイ

霞「え?な、なに?」

春「上から見てもらえたらわかる。私達の気持ち」グイグイ

霞「ど、どういうことなの?」

小蒔「いやー、並べるの大変でしたね」

春「うん、頑張った」

小蒔「さあ!どうぞ霞ちゃん!」

霞「どうぞって、いったい何が……」

死屍累々「霞ちゃん、お誕生日おめでとう!!」

霞「………人文字!!?」


カン!



髪の毛食べるss好きだったんですけどタイトルが思い出せない
よろしければ誰か教えてください

>>52の通り、明日はこのスレではやりません
明後日のこの時間に最後のssをやるので、良ければ見に来てください(宣伝)


さて、誕生日はもう明日です
霞さんの可愛い笑顔が見たい!というそこのあなた!
ぜひ思い思いの方法で霞さんの誕生日を祝ってあげてください

わ、ワーキノウガカスミサンノタンジョウビダッター
ウッカリシテター(棒)



タイトル:霞「私の誕生日…」

俺「霞さん誕生日おめでとうございます!」

霞「…」

俺「誕生日プレゼントはなんとーっ!俺のキーーッス…」

霞「昨日です」

俺「…はい?」

霞「私の誕生日、昨日でしたよ」ウルウル

俺「…えっと、………あの、と、取り敢えずチッスを…」

霞「バカーーー!」バチーン

俺「ぶべらっ!」

初美「最低ですね、よりによって誕生日を間違えるだなんて」

霞「…」ジー

初美「さ、最低…ですね…」

巴「ご、ごめんなさい…」

霞「…」グスン

霞「…いいのよ、どうせみんな私のことなんてどうでもいいんだわ」シクシク

小蒔「そんなことありません!霞ちゃんは大切な仲間!家族です!」

霞「小蒔ちゃん…」ウルウル

春「そう。だから霞を傷つけた恨みは晴らさないといけない」

霞「…え?」

初美「あのキモ男、ぼっこぼこにしてやるですよー!」

霞「み、みんな待って…っ!」

巴「そうです皆さん、落ち着いてください!」

春「…裏切り者?」

巴「違います。よく考えてください。俺がぼっこぼこにされてどうなると思います?」

皆「「「「「……」」」」」

俺『もっとぉ!もっとだ!HEY!カモン!』

春「なるほど、悦ばせるだけか…」

小蒔「どうしましょうか…」

巴「つまり、きちんと相手の嫌がることをやりましょうということよ」

初美「さっすが巴ちゃんですよー!」

霞「あ、あの…」オロオロ

春「任せて霞。霞の仇は必ず取るから」

巴「さあ!やってやりましょう、みんな!」

四人「「「「おーー!」」」」

春「さて…それで、どんな事をするかだけど…」

巴「私達って…」

四人「「「「男性とあまり接したことない…」」」」ズーン

初美「これじゃあ、何をしたら嫌がるのかわからないですよー」ウーム

小蒔「誰か詳しい人がいればいいんですけど…」ウーン

春「なるほど。それなら呼べばいい、詳しい人を!」

巴「いるんですか?」

春「任せて。何人かに連絡とってみる」ピッポッパ

春「というわけで何人か呼んだ。話を聞こう」

巴「速いですね…」

初美「気にしなーい気にしなーい。神様が使えるので大概の展開はこなせるのですよー」

春「それじゃあトップバッター、竹井久と新子憧」ワーパチパチパチ

久「はーい、どうもどうもー」

憧「こんにちわー」

小蒔「なるほど、これは期待できそうですね」フンフム

久「ところで、私たちは何に呼ばれたのかしら?」

春「…言ってなかったっけ?」

憧「聞いてないわよ、いきなり、来いとか連絡してきて何事かと思ったわよ」

春「それは失敬」

巴「実は、うちの霞ちゃんが」

久「あら、おもちさんがどうかしたの?」

巴「その…ある男に誕生日を間違えられまして…」

久「うわっ最低ね。誕生日は女の子にとってとっても重要なイベントなのに」

憧「ふんふむ、それで?」

初美「あいつに復讐してやるですよー!」

久「…それに何故私たちが?」

小蒔「だって二人とも…」

永水皆「「「「「すっごい経験多そうだもん」」」」」

久憧「「…はぁ!?」」

小蒔「アコさんはおしゃれで憧れますー」

巴「竹井さんは全国でも評判ですよ?なんでも狙った獲物は逃さないとか?」

久(いやいやいや、待ちなさいよ!私が経験が多そう?)

久(そんなに大胆だったらとっくに美穂子に告白してるっての!!)

憧(何を言うかと思えば私が恋愛経験豊富!?)

憧(私はシズ一筋よ!それにまだ告白だって出来てないし!)

久憧((私のどこが経験が多そうに見えるって言うの!?))

久(…でも、)チラッ

憧(…まあ、)チラッ

久憧((隣の人は、相当遊んでそうだけど…))

春「それで…どうすればいいと思う…?」キラキラキラ

久憧「「うっ…」」

久(ど、どうしよう…ここではっきりと経験が無いって言いたいけど…)

久(春にこんな目をされると言い辛いし…)

憧(知らないわよ!って言いたいけど…)

憧(この目は…打ち明け辛い…)

久憧((そうだ!隣の人に言って貰えばいいんだ!))

春「ねぇねぇ~」

久「そ、そうね…」

憧「う~ん…久さん、お先にどうぞ」

久「ふぇぇ!?」

憧「先輩ですし、私より慣れてるかなー、と」

久(な、何てことを…あなたじゃないんだから手馴れてるわけないじゃない!!)

久「え、えーっと…そうだ!私ってあまり男性と付き合ったことはないのよねー」

久「それに比べて憧ちゃんは、その…そういう噂もあるし…//」

憧「…?」

春「ああ。売春ビッ…」

久「こら、春!」ガバッ

春「モガガガガッ」

久「あははっ、ははははは」アセアセ

>>144ミスった
初対面なのにいきなり名前呼びとは…



憧(…ざけんじゃねえぞおい?私はシズ一筋だわボケ)

憧(というかそんなことでいちいち私を呼ぶなっつーの!)

憧「う、う~ん、そうね…やっぱり無視する、とか☆?」

初美「なるほどなるほど~」

小蒔「私、無視されたら…辛いです」グスン

巴「別に姫様がされるわけではないですよ、安心してください」

憧「次は竹井さんの番ですよ?」

久「わ、私!?」

憧「当然です」

久(何も思いつかないわよーー!)

久「う、う~ん、そうね…無視する、とか☆?」

憧(げっ!マジ!?たらしと意見が一致しちゃったよ)

春「…それ、今アコが言ったよ?」

久(うぅ…しまった…頭がこんがらがって…もう…)

春「もしかして久…」ジー

久「わ、わわわ、私が!三人目に付き合った男なんて無視したら三日で泣いて謝ってきたわ!」

小蒔「わー!」

初美「凄いですよー!」

久「あ、アコちゃんは!どうなの!」

憧「わ、私ぃ!?」

憧(ま、マジか…実体験まで混ぜてくるなんて…こりゃ相当ヤってるわね…)

憧「そりゃぁ…もちろん!五人目に付き合った奴なんて無視してたら私に車買ってきたわよ!」

憧(うわああああ!私の馬鹿ああ!車なんて買ってどうするのよ!?)

巴「きゃーー!」

春「すごい…悪女だ…」

久(お、恐ろしい子!車を買わせるなんて私には思いつきもしなかったわ…)

憧「竹井さんもなにか買わせたりしたんじゃないんですか!」バンッ

久「あ、あぅ…あぅぁぅ…」オロオロ

久(こ、このビッチ怖い…も、もう…)

久「もう無理よおお!ごめんなさいいいい!」ドゲザァ

皆「!!?」

久「わ、私…付き合ったことなんてないんですぅぅ!」ポロポロ

憧「ぬえええええ!?」

憧(そんなたらしみたいなオーラして、嘘でしょ!!?)

久「だから…グスン、私に、アドバイスなんて…出来ないの…グスン」

久「ごめんなさいーー!」ビエエエエン

小蒔「そ、そうだったんですか…私てっきり…」

巴「こ、こちらこそすいません…見た目で判断して…」

春「…泣かないで、久」ギュッ

久「は、春…」グスン

春「ごめんね、事情も聞かずに呼んだりして…」

久「うん…」

春「大丈夫、私達にはアコ先生がいるから」

憧「うええええ!?私ぃ!?」

小蒔「そうです!一緒に聞きましょう!」

初美「アコ先生っ!アコ先生っ!」

憧(わ、私に矛先が…)オロオロ

久「アコ先生…その…私も相談があるんですが…」

久「私…好きな人がいるんです!でも…告白できなくて…」

憧「そ、そんなの…私だって…」プルプル

久「お願いしますアコ先生!告白する勇気を!」

憧「私だって…知りたいわよーーー!」ダダダダ

久「待ってくださーい!アコ先生ーーー!」タッタッタ

春「…いっちゃった…」

小蒔「アコ先生どうしたんでしょうか?」

初美「きっとデートの約束があったんですよ」

巴「アコ先生はお忙しかったんですか…」

皆「「「「さっすがアコ先生!」」」」

遠くから「違うわよおおおおおおおおおおお!」

春「さて、次の人に移ろう」

小蒔「今度はどんな人を呼んだんですか?」

春「うん、こういうのは手馴れてる人に聞くのがいい」

巴「なるほど、さっきのアコ先生のようにね」

春「そう。というわけで、二組目、どうぞ!」

はやり「やっほー☆みんなのアイドル、はやりんだよ~☆」

健夜「こ、こんにちわ~」オドオド

初美「うわー!大人の女性ですよー!」

巴「なるほど、これは期待できそうですね」

はやり「はやりに何でも任せなさーい」

健夜「あの、はやりちゃん…どうして私達呼ばれたの?」

はやり「知らないよ?困ってる人がいたらいつでも駆けつける!当然だよ☆」

健夜「えええ!?何も知らずに私を呼んだの!?」

はやり「うん♪大丈夫大丈夫、私達ならなんでも余裕だよ☆」

はやり「さあ!要件はなに!!」

春「はい、大人のお姉さんであるお二人に質問」

健夜「な、何かな?」

はやり「何でも聞いてね☆」

春「誕生日を忘れるような男にどうやって復讐すればいいですか?」

はやり健夜「」ミシッ

はやり「そ、それは…どういうことかな…?」

小蒔「霞ちゃんがその男に誕生日を間違えられて、落ち込んでしまって…」

初美「もうギッタンギッタンにしてやりたいのですが…それでは喜ばれそうで」

巴「お願いします!私達、その…あまり男性と接する機会がなくて…」

はやり(………NOオオオオオオオオオ!?)

健夜(いやあああああ!)

はやり健夜((私にそれを聞く!!?))

はやり(私はアイドルだよ!?そんな経験私だってないもん!アイドルだからっっ!!←強調)

健夜(こ、困るよ!私こそお母さんにそろそろいい相手見つけなって嫌になるほど言われるくらいなのに…)

はやり健夜((明らかに人選ミスだよーー!))

はやり「ど、どうしようすこやん…」ボソッ

健夜「う、うん…これは、きつい…」ボソッ

はやり「誰の年齢がきついって!!?」グワッ

健夜「そんなこと言ってないよ!はやりちゃん!しー!静かに!」

春「?」

小蒔「どうかしましたか?」キョトン

はやり「ど、どういうこと!?永水の石戸さんって大人に見えるけどまだ17だよね!?」ヒソヒソ

健夜「あ、ありえない…17であんなことやこんなことを//…不潔だよ!」ヒソヒソ

はやり「どうする?逃げる」

健夜「に、逃げたいよ…でも…」チラッ

初美「どんなこと話し合ってるんでしょうか」キラキラ

巴「きっと大人の会話してるんですよ」ワクワク

小蒔「わー、大人の世界ですー」キラキラ

はやり健夜(に、逃げ辛い!)

はやり「そ、そりゃあねえ…」

健夜「わ、私達、伊達に歳をとってないし?」

永水「うおおお!」

はやり健夜((伊達に歳をとってるよ!))

小蒔「そ、それでそれで」ワクワク

初美「どんな恋の駆け引きを教えてくださるのでしょうか」ドキドキ

春「勿体ぶらないで、早く」

はやり「そ、そんなの…そんなの…」

はやり「せ、性欲管理でもすればいいじゃん//!!」

皆「!!?」

健夜「ちょっ!はやりちゃん、何言ってるの!?」

はやり(うわああああ!?はやり、何言ってるんだよーー!)

小蒔「せ、性欲管理ですか?」

はやり「そ、そうだよ!お、男なんて下半身で思考してるから!」

初美「う、うわぁ//大人のお話ですよ」ゴクッ

春「かっこいい//」

巴「ぐ、具体的に//具体的に何をするんですか//?」

初美「きゃー!巴ちゃん大胆ですぅ!」

はやり「ぐ、具体的//!?」

はやり(うえええええ!?)

はやり「そ、そんなの…おチ○ポを管理しちゃえばいいじゃないー!」

小蒔「きゃー!エッチですぅ!」

はやり(はや、はややややや///!)プシュー

健夜「は、はやりちゃん…凄い//」

はやり「…次は、すこやんの番だよ」

健夜「わ、私!?私は…ほら、もうはやりちゃんが答えてくれたからいいかなーって…ね?」

はやり「はやりだけこんなことさせるつもり!?」グワシッ

健夜「わ、分かったよ!やる!やるから!」

健夜(そ、そんなこと言っても私はやりちゃんみたいに大人なことなんて言えないよ//)

健夜(こ、ここは本で見た知識で行くしか…)

健夜「そ、そうよね!ほんっと男なんて性欲で動くんだから//!」

初美「おお!これも期待できそうですよ!」

春「すごい//大人の話、二連続//」ドキドキ

健夜「はやりちゃんみたいにおチン○なんてぬるいことは言わないわ!」

巴「うえええ//あれでもまだぬるいだなんて//」

小蒔「いったい今日は何段大人の階段を登ってしまうのでしょうか//」ドキドキ

はやり(はややややや!?すこやん私より全然大人だったの!?)

健夜「やおい穴を思いっきりせめてあげなさいっっ!!」

皆「…え?」

日本「……え?」

世界「………え?」

宇宙「…………え?」

健夜「…な、なに?」

小蒔「や、やおい穴?」

巴「初美ちゃん知ってる?」

初美「さ、さあ?何でしょう?」

健夜「あ、あれ?みんな知らない?ほ、ほら!男性のあれとあれの間にあるっていう…」

はやり「すこやん!」ガシッ

健夜「は、はやりちゃん?」

はやり「お、おち、落ち着いて聞いてね…やおい穴なんてね…存在しないの」

健夜「…え、ええええええ!?なんで!?だって私がみた本には確かに…」

はやり「すこやん…BL本読むんだね…」

健夜「ぬええええ!?何故それを!!?」

はやり「すこやん…それは架空の物なんだよ…」

健夜「じゃ、じゃあ、わ、わた、私は…///」カアアア

はやり「う、うん…ちょっときついかな…」

健夜(いやああああ!経験ないこと丸出しどころか秘密の趣味までえええ!?)

健夜「…は、はやりちゃんはなんでやおい穴がないこと知ってるの!?」

はやり「はやっ!?だって普通に学校で…」

健夜「やっぱりはやりちゃんは私と違って経験あるんでしょ!ヤりまんビッチ!不潔だよ!!」

はやり「ええ!?」

健夜「はやりちゃんは…はやりちゃんだけは、裏切らないって思ってたのに…」グスン

はやり「す、すこやん?」

健夜「五月蝿い!近寄るな!」

はやり「は、はやりだって!経験ないもん!本で知ってただけだもん!」

永水「…えっ?」

はやり健夜「「…あっ」」

小蒔「い、今、なんて?」

初美「え?経験ないんですか?」

春「その歳で?」

巴「こ、こら、春ちゃん!」

はやり健夜「「うわあああああん!」」ダダダダダ

春「…というわけで、ラストの二人を紹介します」

小蒔「…」ジー

初美「…」ジー

巴「…」ジー

春「な、なに?」

巴「春ちゃんが集めたメンバーって…」

初美「さっきから役に立たない人ばかり…」

春「うっ…」

小蒔「四人中一人しか参考になってませんね…」

春「うぅ、うるさいうるさい!文句があるなら自分で集めてくればっ!」プイッ

巴「ご、ごめんなさい。怒らないで」

初美「悪かったですよー。私達が頼れるのは春ちゃんしかいないです」

小蒔「ごめんなさい、機嫌直して?ね?」

春「…わかった。次は今までと違う方針。期待してくれていい」

初美「おおー!」

春「私達は間違っていた。男の気持ちは、男のほうがわかる」

春「というわけで、京太郎とハギヨシに来てもらった」

ハギヨシ「よろしくお願いいたします」

京太郎「こ、こんにちわー」

小蒔「盲点でしたね、男の人とは」

巴「なるほど、咲に男キャラがいることをすっかり忘れていました」

ハギヨシ京太郎「」ガーン

春「この二人は期待できる。なんせあの龍門渕の執事で執事滅法とやらであらゆる問題を解決するハギヨシに」

ハギヨシ「いえいえ、まだまだ勉強不足なものも多くあります」

春「…雑用」

京太郎「それだけ!?」ガーン

ハギヨシ「春さん?あなた、京太郎君の魅力が何もわかっていませんね?」ゴゴゴゴゴ

春「う、うん?何?」

ハギヨシ「いいでしょう、私が執筆した『京太郎君の一億の魅力』という本を特別にあなたに…」

京太郎「わー//ハギヨシさん!恥ずかしいですよ!いいですって!」

ハギヨシ「でも…」

京太郎「俺は…ハギヨシさんさえ知っていてくれれば…//」

ハギヨシ「京太郎君…//」

永水「「「「……」」」」

ハギヨシ「おや?どうかなさいましたか?」

永水「「「「た、タイム!」」」」

ハギヨシ「は、はい?どうぞ?」

小蒔「あの二人おかしくないですか?」ヒソヒソ

巴「いや、おかしい、というより怪しい、ですね」ヒソヒソ

初美「でも男同士の絆は固いっていうし」ヒソヒソ

巴「春ちゃんはなぜあの二人を連れてきたの?」

春「咲の男キャラで知名度1,2だから」

巴「つまりは狙ったわけじゃないのね…」

初美「あの二人がその…そっちの人だっていうことありますかね?」

春「噂はある…けど…」チラッ

ハギヨシ「?」

京太郎「なに話してるんでしょうね?」

巴「まあ取り敢えず、復讐の方法を聞いてみます?」

小蒔「俺さんはそっちの人ではないと思いますが?」

初美「まあ同じ男だし、大丈夫じゃないですかね」

春「タイム終了!」

ハギヨシ「あ、終わりましたか」

京太郎「何話してたんですか?」

小蒔「ふええ!?」

春「そりゃああなた達がホm…」

初美「うわああ!春ちゃん!」ガバッ

春「モガモガ」

巴「は、ははは」

京太郎「まあいいですけど。それで、今日呼ばれた要件はなんですか?」

巴「えっと…その、とある男性にちょっと復讐を」

ハギヨシ「復讐とは穏やかではないですね」

初美「いや、ちょっとしたことですよ。それで、男性の意見が聞きたくて」

春「二人は好きな人にどんなことされたら悲しむ?」

ハギヨシ「す、好きな人ですか!?」

京太郎「そ、そんなこと言われても…」

小蒔「さっきまで女性の意見を聞いていたんですが…例えば、無視するとか」

京太郎「お、俺がハギヨシさんに無視される!?」

初美「い、いえ。あなたの話は…」

京太郎「そ、そんなことされたら…俺…俺…っ!」ジワ

ハギヨシ「大丈夫ですよ、京太郎君」ギュッ

京太郎「ハギヨシさん…っ」

ハギヨシ「そんなこと、私の方が耐えられませんから」

京太郎「ハギヨシさん…っ!」

永水「…」

ハギヨシ「なんです?」

初美「ま、まずいです。まさか本物だったとは」ボソッ

春「ホモは繊細」

巴「しっ、静かに」

小蒔「どうしましょう。質問続けますか?」

初美「そうですね…この二人意外男性キャラ思いつきませんし…」

ハギヨシ「あの、すみません」

永水「「「「ひゃ、ひゃい!」」」」ビクゥ

ハギヨシ「この問題、私達にはどうにも難しいようで」

京太郎「想像するだけで…うぅ…」

ハギヨシ「というわけで、私達ではちょっと…。よろしければ、他の方々の意見を教えてもらえませんか?」

初美「なるほど、それを参考にさらに考えるということですか…」

巴「他の人の意見…無視する…車を買わせる…」

春「性欲管理…」ボソッ

ハギヨシ「ん?今なんと?」ガタッ

春「確か、おチ○ポ管理と…やおい穴…」

巴「は、春ちゃん!」ガバッ

春「モガモガモガ」

ハギヨシ「…なるほど、性欲管理ですか…有効かもしれませんね」ジュルリ

初美「ほ、本当ですか!?」

ハギヨシ「はい、なんなら、ここでお見せしましょうか?」

ハギヨシ「ね?京太郎君?」

京太郎「え、ええええ///そんな…ここでですか…//?」カアア

小蒔「ま、待ってください…」

ハギヨシ「いいでしょう?あなただって、見られた方が興奮する癖に」サワッ

京太郎「あっ…//」

巴「ちょっ…こ、こんなところで///」

ハギヨシ「脱がしますよ、京太郎」

京太郎「あっ//駄目です//」

ハギヨシ「そんなこと言って、体は正直ですよ?」サワサワ

京太郎「ああんっ//」ビビクン

永水「「「「///」」」」ドキドキドキ

霞「あらあら、神聖な神社で何をやっているのかしら?ハギヨシさん」ウフフフ

ハギヨシ「うわああ!い、石戸さん!?」

霞「あらあら、いけないわね。透華ちゃんに言いつけてちゃおうかしら?」

ハギヨシ「は、ははは…申し訳ありませんでしたー!」ピューン

京太郎「あっ//待ってくださいハギヨシさん//!」タッタッタ

霞以外永水「「「「あーあ…」」」」

霞「皆も、何をやっているの?」ゴゴゴゴゴ

小蒔「ま、待ってください!これは…その…」

春「霞の誕生日を忘れた俺に、復讐をと…」

霞「まったく、そんなことしなくても大丈夫よ♪」

初美「は、はい?」

霞「どうやら俺さん、深く反省しているようですし」

巴「ほ、本当ですか?あの俺が?」

霞「うん♪反省部屋に入れておいたから」

霞「どんな様子か見てみましょう」ガラガラ

俺「うわあああん!のんたーん!」ダキッ

希「スピリチュアルやねー」ヨシヨシ

俺「霞さんが俺を苛めるんだー!」ギュムギュム

希「スピリチュアルやねー」ヨシヨシ

霞「…何をやってるのかしら?俺さん」ニコォ

俺「んー?…のわああああ!?か、霞さん!?」

霞「へぇ~、私の誕生日を間違えたと思ったら、今度は他の子とイチャイチャですか」ゴゴゴゴゴ

俺「ま、待ってください…ただ俺は…寂しくて…」ガクガクブルブル

霞「問答無用!消えてなくなりなさい!」

俺「あーれー!」チュドオオオン

カン!



これにて霞さん誕生日用に書いたssはすべて終了です
最後に、霞さんの検索予想トップが 石戸霞 かわいい
になるように協力していただけると嬉しいです

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