エレン「恋愛能力診断?」(157)


エレン「なんだこれ?」

アルミン「エレン、どうかしたの?」

エレン「いや、訓練の帰りに変な物を拾ったんだ。」

エレン「アルミン、これが何かわかるか?」

アルミン「何かの機械みたいだね……ボタンが規則的に並んでるけど……」

アルミン「良かったら、少し調べてみようか?」

エレン「おお、流石だなアルミン! じゃあ、頼んだぜ。」


アルミン「……なるほど、ボタンを押すと文字が入力される仕組みなのか。」

アルミン「でも、文字を入力してどうするんだ? ……おや、このボタンは?」 ポチッ

――カタタタタタ

アルミン「うわっ! 機械が紙を吐き出したぞ!」

アルミン「どういう原理なんだ?……それはともかく、紙には何が書いてあるんだろう。」


アルミン「――――これは!?」


エレン「おう、アルミン遅かったな。飯食わないのかと思ったよ。」

アルミン「あの機械を調べてたら時間がかかっちゃってさ。」

アルミン「でも、おかげであれがどういう物かわかったよ!」

エレン「すっげぇ嬉しそうだけど、そんなに凄いモンだったのか?」

アルミン「自動で印字ができる、凄い機能が搭載されてたんだ!」

アルミン「きっと、内地の最新の道具に違いないよ!」

エレン「げっ、そんな凄いモンだったのか……勝手に拾ってきたのマズかったかな……」


アルミン「あ、いや、機能自体は凄いけど、どうも占いができる道具みたいだね。」

アルミン「オモチャみたいなものだから、怒られたりはしないと思うよ。」

エレン「へー、占いか。面白そうだな。」

ミカサ「……何の話?」

エレン「おう、ミカサ。俺が拾った道具をアルミンが調べてくれたんだ。」

エレン「なんか占いができるオモチャらしいぜ!」

アルミン「さっそく試してみるかい?」

エレン「おう!」


アルミン「名前は……『エレン』、と。」カタカタカタ  ポチッ

――――カタタタタタタ

エレン「うわっ! 勝手に紙が出てきた、すっげー!」

ミカサ「……確かに、凄い機能。こんな道具見た事ない。」

アルミン「とは言っても、単なるオモチャみたいだけどね……」

エレン「ん? でもさ、占いって言っても、色々あるだろ?」

エレン「これで何を占うんだ?」


アルミン「うん……どうも、その人の恋愛の能力を占ってくれるみたいなんだ。」

エレン「恋愛?……え、それだけ?」

ミカサ「……!」ガタッ

アルミン「うん。だから言ったでしょ、オモチャだって。」

エレン「なるほど……内地はよっぽど暇なんだな。こんな物を作るなんて。」

エレン「くっだらねー、明日の訓練の時にこっそりあった場所に捨ててくるか。」

ミカサ「いえ、エレン。きっとこれは素晴らしいもの。これを捨てるだなんてとんでもない。」

エレン「そうかなぁ……」

ミカサ「間違いない。」


アルミン「まあ、とりあえずエレンの結果を見てみようか。」


やさしさ―――2

ルックス―――3

キス―――――3

ベッドテク――3

積極性――――4

駆け引き―――1

一途さ――――1

誠実さ――――2


エレン「……なんだこれ?」

ミカサ(キス!? ベッドテク!?)ガタタッ!

アルミン「えーと、多分、その人の素質的なものを占ってるんだと思うよ。」

アルミン(でないと、キスとかベッドテクの説明がつかないし……)

エレン「ふーん、そうなのか……」


アルミン「……けど、意外と当たってる気もするね。」

アルミン「あ、ちなみに、これは5段階評価だから。」

エレン「なになに……優しさが2って事は、あんまり優しくないってことか。」

エレン「ルックスは3……人並みの外見ってことか。」

エレン「キスも3……あれ、キスと恋愛って関係あるのか?」

アルミン(エレン……キスの意味は挨拶だけじゃないんだよ……)

エレン「ベッドテク? 寝技の事か? ……恋愛と寝技??」

アルミン(寝技と言えば寝技だけど……絶対に違うものを考えてるよね……)

エレン「よくわからないけど、3なら人並みだろうし、別に良いか。」

ミカサ(…………)カァァァ

エレン「おいミカサ、顔が赤くなってるぞ。大丈夫か?」

ミカサ「……大丈夫。何でもない。」カァァァ

アルミン(頬を染めて目を逸らすミカサなんて初めて見たかも……)


エレン「積極性は4……まぁ、悩むより行動する方が性に合ってるし、そんなもんか。」

エレン「駆け引きと一途さが1、誠実さが2か……これってどうなんだ?」

アルミン「エレンが駆け引き1なのは、別に不思議じゃないけど……」

アルミン「一途さも1なのは、多分巨人の事ばかりで興味が恋愛に向いてないって事じゃないかな。」

アルミン「誠実さも……まあ、似たような感じでね?」

アルミン(他人の好意に気付かず、結果的に不誠実に見えてしまうって事だろうけど、黙っておこう……)


エレン「なるほど、つまり結構当たってるってことか! 凄いなこの機械!」

エレン「アルミンもやってみようぜ!」

アルミン「僕の分は、さっき使い方を調べてる時に出してみたんだ。」スッ

エレン「どれどれ――――」



やさしさ――― 5

ルックス――― 3

キス――――― 1

ベッドテク―― 1

積極性―――― 2

駆け引き――― 5

一途さ―――― 3

誠実さ―――― 5


エレン「やさしさが5か! 凄いなアルミン、トップ評価じゃないか!」

ミカサ「……確かに、アルミンなら5でもおかしくない。アルミンは優しい。」

アルミン「そ、そうかな……」テレテレ

エレン「ルックスは3、俺と同じだ! やったなアルミン!」

エレン「でも、キスとベッドテクが1になってるぞ? なんでだ。」

ミカサ「そればかりは座学で学べるものではないから。ある意味、妥当。」

アルミン(酷いよミカサ!?……否定はできないけどさ。)グスッ

ミカサ「積極性が2。アルミンはもっと自信を持って良いと思う。」

エレン「それには俺も賛成だ。」

アルミン「ありがとう、二人とも……」テレッ

エレン「駆け引きも5かー、アルミンは頭が回るからなぁ。これも当たってるんじゃないか。」

ミカサ「一途さが3で、誠実さが5。……総じて見れば、確かにアルミンの特徴を掴んでいると思う。」


ミカサ「となると、次は私の番……?」

エレン「そうだな。せっかくだしお前のも見てみよう。」

アルミン「それじゃあ入力するね、『ミカサ』……と。」カタカタカタ  ポチッ


――――カタタタタタ


エレン「お、出た出た。」



やさしさ――― 3

ルックス――― 1

キス――――― 1

ベッドテク―― 5

積極性―――― 1

駆け引き――― 3

一途さ―――― 5

誠実さ―――― 4

エレン「やさしさが3か。まあ、俺とアルミンの中間と思えばそうかもな。」

アルミン「あれ、でもルックスが1だ。これはちょっとおかしいと思うんだけど。」

エレン「いや、そうでもないだろ。」

ミカサ「!?」サァァァァ

アルミン「ミカサの顔色が真っ青に!?」

エレン「だって、これだぜ?」ピラッ

アルミン「ちょ、エレン、いきなりミカサのシャツをまくり上げるなんて――――」

アルミン「――ッッッッ!?」ギョッ!


――――腹筋バッキバキーン!!


ミカサ「…………」グスン

アルミン(今度は真っ赤になって涙目だよ……)

エレン「なんで泣きかけてんだよ。それが立体機動が上手い秘訣だろ。」

エレン「俺にも分けて欲しいくらいだよ。」

アルミン「うん、やっぱりエレンは駆け引き1だよ……」

アルミン「元気出して、ミカサ。……とりあえず次に進もう。」

ミカサ「…………」コクリ

エレン「んー、キスも1か。まぁ、挨拶に上手いも下手も無いだろ。気にすんな、ミカサ。」

ミカサ「エレンは、キスが下手でも良いの?」

エレン「だから、挨拶に上手いも下手も無いだろ? 気にすんなって。」

ミカサ「エレンが気にしないのなら、私もそれで良い……」

エレン「けどベッドテクは5だぞ! やったなミカサ!」

アルミン「ちょ、声が大きいよ、エレン!」

                   <オイ キイタカ…

                   <アア スゲェナ…サスガ ミカサ ダ        

ミカサ「……ッ」オロオロ

エレン「素質って事は才能だろ? 立体機動だけじゃなくてベッドテクも一流かぁ、俺も頑張らないと。」

アルミン「そこはせめて寝技って言ってあげてよ!?」

                      <夜の立体機動!

                      <肉を削ぐ(意味深)

ミカサ「…………ッ」カァァァァ

エレン「あれ? ミカサ、なんでまた泣きそうになってるんだ?」

アルミン「もし『気配り』の評価があったら、エレンは0だったと思うよ……」


エレン「で、積極性は1か。やっぱ恋愛に興味が無いからあれだけの成績なのか。」

ミカサ「え、それは違――――」

エレン「だよなぁ……やっぱり余計な事考えてちゃ、駄目だよな。俺も見習おう。」

ミカサ「ち、違う――――」オロオロ

アルミン(うん、積極性は1で間違ってないと思うよ……かわいそうだけど……)

アルミン「駆け引きは3、か。確かに、ミカサはそういうのは得意じゃないよね。」

エレン「けど、一途さが5で誠実さは4だ。きっとミカサは良い嫁さんになるんじゃないか?」

ミカサ「そ、そうかな。」ドキッ

エレン「ああ、間違いないって。家族の俺が保証してやる!」

ミカサ「そ、それじゃあ――――」ドキドキ

エレン「だから、早く良い奴みつけろよ。」

ミカサ「」

アルミン(ミカサ……)ホロリ


ジャン「おい、エレン。なんでミカサが真っ白になってるんだ……?」

エレン「なんだ、ジャンか。それは俺にもわからんが、すぐに元に戻るだろ。」

ジャン「ああ!? おまえミカサに冷てぇんじゃねぇか!?」ガタタッ!

エレン「これくらいで大げさなんだよ!」ガタタッ!

アルミン「ちょ、ちょっと、やめなよ二人とも。」

アルミン「――! ほ、ほら、せっかくだしジャンのも見てみようよ!」

ジャン「『見てみよう』って、何の話だよ。」

アルミン「良いから、座ってよ。……『ジャン』、と。」 カタカタカタ   ポチッ


――――カタタタタタタタタ


ジャン「うお!? なんだこりゃ!?」

アルミン「どれどれ――――?」



やさしさ――― 1

ルックス――― 2

キス――――― 5

ベッドテク―― 2

積極性―――― 5

駆け引き――― 2

一途さ―――― 2

誠実さ―――― 1


エレン「お前、やさしさ1かよ……人に冷たいとか言っときながら。」

ジャン「そ、そういうお前はどうだったんだよ!?」

エレン「え? 2だけど。」

ジャン「1しか違わねぇだろうが!」ガシッ!

エレン「やめろよ! 服が破れちゃうだろうが!」

アルミン「ルックスは2か……これもエレンの1つ下だね。」

ジャン「はぁ!? なんで俺がこいつより下なんだよ!」

エレン「だから離せって、このやろう!」グッ

ミカサ「――やめなさい。」スッ

エレン「……ぐっ。」

ジャン「」



ジャン「ふざけんなこの野郎ッ! いつもいつも、うらやましぃんだよッッ!!」

エレン「一点ぐらいの差でわめくなよ!」

ジャン「点数の話じゃねー!!」

アルミン「ま、まぁ、落ち着いてよジャン。ほら、キスは5点だよ、満点だよ!」

ジャン「そ、そうなのか?」

エレン「ちなみに俺は3点だった。」

ジャン「ま、まぁ……そういう事なら別に良いけどよぉ。」

ミカサ「……けど、キスには相手が必要。相手がいなければ意味が無い。」

エレン「ジャンには相手がいるの?」

ジャン「」ゴフッ!

エレン「ジャンが血を吐いた!?」

アルミン(今のは酷過ぎるよ、ミカサ!)


エレン「ベッドテクは2……これも俺の一つ下だな。」

ジャン「」

アルミン「積極性も5だけど……それがむしろ痛々しいよ……」

アルミン「駆け引きも、お世辞にも上手とは言えないしね……2は妥当かも。」

エレン「一途さと誠実さも低いな。ミカサとは正反対だ。」

ジャン「!?」

ミカサ「……男として最低だと思う。」

ジャン「」ゴポッ!   ビチャビチャビチャ!

エレン「ジャンが! 全身の穴という穴から血を!?」

アルミン(一途さと誠実さはエレンも大概だったよね!?)


アルミン「……ジャンは劣化エレンって感じの数字だったね。」

ミカサ「言い得て妙だと思う。」

エレン「おい!? しっかりしろ、ジャン!」

ジャン「」  ビクン ビクン

マルコ「うわっ! ジャンが大変なことに!」

エレン「マルコ、丁度良い所に! ジャンを医務室に連れて行ってやってくれ!」

マルコ「わかったよ、エレン。さぁ、ジャン、しっかりするんだ!」


ライナー「お前達、さっきから何をやってるんだ……?」

アルミン「あ、ライナー。」

ベルトルト「ジャンがどこかに運ばれて行ったんだけど。」

エレン「おう、ベルトルト。」

アルミン「せっかくだし――?」

エレン「ああ、二人のも見てみよう。」

ライナー「何の話だ?」

アルミン「『ライナー』、と。」カタカタカタ  ポチッ


――――カタカタカタ


やさしさ――― 5

ルックス――― 2

キス――――― 5

ベッドテク―― 5

積極性―――― 5

駆け引き――― 2

一途さ―――― 4

誠実さ―――― 1


エレン「凄いなライナー! ルックス、駆け引き、誠実さ以外は高得点だ!」

アルミン「確かに、これぞライナーって感じの数字だね。」

ライナー「しかし……ルックスが2というのは……」

エレン「そりゃあ、ごついからじゃないか? けど、兵士としてはそっちの方が良いだろ。」

アルミン「駆け引きも、確かに向かないかも。小細工無しの正々堂々がライナーには似合うよ。」

ライナー「そ、そうか……」ズキッ

エレン「けど、誠実さが1ってのは意外だよな。」

アルミン「うん。それについてはちょっと意外だったよね。」

エレン「もしかして、何か俺達に隠してたりするのか? なんてな。」ハハハッ

ライナー「ハ、ハハハ……」ズキズキッ


ミカサ「でも、それ以外の点数は私も凄いと思う。」

ミカサ「……そう言えば、ライナーは私達より年上だった。」

アルミン「あ、もしかして……色々と経験してたり?」

ライナー「おいおい、こんな所で大っぴらに話す事じゃないだろ。」

ミカサ「それもそう。」

アルミン(寮に戻ったら聞いてみようかな。)

エレン「やっぱりライナーは俺達の兄貴分だな。これからも頼むぜ。」

ライナー「お、おう……こっちこそ、よろしくな。」 ズキズキ


アルミン「じゃあ、次は『ベルトルト』、と。」 カタカタカタ  ポチッ


――――カタカタカタカタ


やさしさ――― 4

ルックス――― 1

キス――――― 4

ベッドテク―― 5

積極性―――― 1

駆け引き――― 1

一途さ―――― 5

誠実さ―――― 3


ベルトルト「あはは……積極性が1、か。」

エレン「この機械、ホントに凄いな。こんな事まで当てるなんて。」

アルミン「ルックスも1だね。なんでだろう?」

エレン「背が高くてスマートなのは点数にならないのか?」

ミカサ「……もしかしたら、中身に問題があるのかも。」

ベルトルト「ひどいなぁ、ミカサ。」ドキッ

エレン「いや、ベルトルトの腹筋は普通だぞ。」

アルミン「別に腹筋が判断基準じゃないと思うけど……」


エレン「一途さも5だし、誠実さも3か。信頼できる男って事だな。」

エレン「やっぱりライナーとベルトルトは俺達の頼れる大黒柱だ。……でかくて頑丈だし。」

ベルトルト「ははは……」ズキズキッ

ライナー「言ってくれるな、エレン……」ズキズキッ

アルミン(キス、ベッドテク、一途さが高得点……ライナーの数字とは並べない方が良いな。なんとなく。)


エレン「けど、二人とも寝技の点数が高いな。」

エレン「キスも得点高いし、何か秘訣でもあるのか?」

ミカサ「……二人で練習――――」

アルミン「ミカサ、それ以上はいけない!」ガバッ

ミカサ「…………」モガモガ

アニ「何やってるんだい、あんたら。」

エレン「おう、アニ。お前もやっていけよ。」


アルミン「それじゃあ、『アニ』……と。」カタカタカタ  ポチッ


――――カタカタカタカタ


やさしさ――― 5

ルックス――― 5

キス――――― 1

ベッドテク―― 5

積極性―――― 3

駆け引き――― 3

一途さ―――― 1

誠実さ―――― 3


エレン「……ちょっと意外な点数かもな。」

アニ「な、ちょっと、これ……なんなの……?」カァァァ

エレン「何って、占いだけど。」

アニ「でも、キ、キスとか……ベ、ベッドテクとか……」カァァァァ

エレン「ああ、その辺は確かに俺も不思議だった。恋愛に挨拶と寝技がどう関係してるのか……」

ミカサ「……なぜ、アニのやさしさとルックスが5なのか。」

ミカサ「この機械も完璧ではないのかもしれない。」

アニ「喧嘩売ってる? 別に買っても良いけど。」

アルミン「でも、アニって実は優しいよね。」

エレン「わかりにくいけどな。」

アニ「――ッ!」カァァァァ


エレン「一途さが1か。これは頷けるか。」

エレン「アニって、微妙に訓練に打ち込んでないよな。本気で憲兵団に入りたいって感じでもないし。」

アニ「私は……自分が助かりたいだけだよ。」

エレン「もったいないよな、それで俺より成績優秀なんだから。」

エレン「他は……キスが1か。」

エレン「ミカサといいアニといい、女はキスが苦手なのか……?」

アニ「と、得意とか苦手とか……そもそも、女からする事じゃないだろ……」カァァァァ

エレン「なんだ。それじゃあアニはキスした事ないのか?」

アニ「――ッ!」カァァァァ

アルミン(凄いな。ここまで堂々と踏み込むなんて。積極性4は伊達じゃない。)


アニ「“まだ”だって言ったら、どうする?」

アニ「あんたが相手、してくれるとでも?」

ミカサ「…………」ガタッ

エレン「え? やだよ。俺もそんなに点数高くないし。」

アニ「」

エレン「ライナーとベルトルトが得意だから、教えてもらえよ。」

ライナー「おい、何故俺達を巻き込んだ。」

ベルトルト「……そろそろ部屋に戻ろうかな。」


アニ「……ライナー、ベルトルト。寮に戻る前に、少し体を動かしたいだろ?」

ライナー「」

ベルトルト「」

アニ「さ、行こうか。」




アルミン「……行ってしまった。」


エレン「何気にアニもベッドテクが得意なのか。確かに、あいつのテクニックは凄いからな。」

ミカサ「――ッ!?」

アルミン「そうなのかい、エレン?」

エレン「ああ、マジで足腰立たなくなるぜ。何回か気を失った事もあるし。」

ミカサ「――――ッッ!?」

エレン「卒業までには、一回くらい逝かせてやらなきゃな……」

ミカサ「」

アルミン(いや、寝技の訓練で締め落とされたって話だよね、これ。)


エレン「ん、そう言えば……ライナー、ベルトルト、アニって同郷だよな。」

エレン「その三人が、揃って寝技が5ってのも面白いな。」

アルミン「言われてみれば確かに……もしかして、地域でそういう訓練があったりするのかな?」

エレン「何か三人に共通の秘訣とかがあるのかもな。また今度聞いてみよう。」

サシャ「……このパンは食べないんですか?」

エレン「あ、そのパンはライナーのだけど……多分、もう食べる余裕はないだろうな……」

アルミン「……外から蹴りの音と人間が地面に叩きつけられる音が聞こえるね。」

サシャ「じゃあ食べていいですか!? いいですよねッ!」

エレン「好きにしろよ。……サシャがパン食ってる間に、こいつのも見てみようか。」

アルミン「それじゃ、『サシャ』と」カタカタカタ  ポチッ


――――カタカタカタカタ


やさしさ――― 2

ルックス――― 5

キス――――― 5

ベッドテク―― 1

積極性―――― 5

駆け引き――― 1

一途さ―――― 1

誠実さ―――― 3


ミカサ「……理解できない。」

アルミン(ミカサの目がヤバい……! 自分のルックスとキスが1だったのに、サシャは5だ!)

アルミン(女として、色々と納得できないのは僕にもわかるッ!)

エレン「ん?……なんか、サシャの数字って、俺のに似てるな。」

サシャ「そうなんですか?」モグモグ

エレン「一途さと駆け引きが1でお揃いだな。」

ミカサ「――ッ!」ハッ!

エレン「やさしさも2で同じか……案外似た者同士なのか、俺ら?」

サシャ「言われてみればそうですねー。あ、でもエレンの方がベッドテクが上ですよ。」

エレン「でもキスはサシャの方が高得点だぞ。」

サシャ「――! 閃きました。エレンが私にベッドテクを教えて、私がエレンにキスを教えれば良いんですよ!」

ミカサ「――――ッッ!?」


アルミン「ふ、二人とも! これは素質だから、別に教えるとかそういう問題じゃないからね!?」アセアセ

サシャ「そうなんですか?」モグモグ

エレン「アルミンが言うなら、そうなんだろ。」

アルミン「そう! だから、二人で練習とか意味ないから! 良いね!?」アセアセ

エレン「意味無い事に時間使うのはもったいないな。巨人殺しに役立つ訳でもないし。」

サシャ「そうですねー。お腹が減るだけです。」

アルミン(わかってくれたみたいだ……本当に良かった。)ホッ

アルミン(こうでも言っておかないと、積極性5(サシャ)と4(エレン)の二人が何をしでかすかわかったもんじゃない……)


ミカサ「……心臓が痛くなってきた。」ハァ ハァ

サシャ「大丈夫ですか、ミカサ?」モグモグ

ミカサ「……誰のせいだと。」ハァ ハァ



アニ「……まだやってたの?」スッキリ

ライナー「……俺のパンは?」ボロボロ

ベルトルト「……サシャがくわえてるよ。」ボロボロ


エレン「一通りやったし、そろそろ解散か。」

アルミン「うん。色々と考えさせられる時間だったね。」

ミカサ「……納得できない事も多かったけど。」

アニ「……まあ、遊びだし、そんなもんだろ。」

ライナー「俺は点数が高かったから満足だ。」

ベルトルト「はは……僕も結構当たってたかな?」






クリスタ「あ、皆、まだ食堂にいたの?」

ユミル「何してんだ、お前ら。」


クリスタ「皆が戻って来ないから、心配したんだよ?」

ライナー(結婚したい……)

ベルトルト(女神だ……)

アルミン(かわいい……)

ユミル「ほっときゃ良いってのに。」

アルミン(……クリスタのも知りたいけど、後でこっそり調べてみよう。)

ライナー(……アルミンならそう考えるだろうから、後で見せてもらおう。)

ベルトルト(……クリスタをネタに盛り上がるのは、何だか言いだしにくいしね。)

エレン「あ、クリスタとユミルのも見てみようぜ。」

アル・ライ・ベル「ッ!」

アル・ライ・ベル(エレンなら許される! キャラ的に、どんな結果が出ても盛り上がれる筈だ!)


アル・ライ・ベル(キスとベッドテク……他はどうでも良いが、これだけは譲れない!)クワッ!

クリスタ「見てみるって、何の話?」

エレン「ああ、占いだよ。皆で見てたんだ。」

ユミル「ハッ、くだらねぇ……」

クリスタ「もう、ユミル!」

エレン「なんだよ、別に嫌ならいいけど。」

クリスタ「待って、エレン。私は占いとか結構好きなの……私だけでも見てもらえないかな……?」

エレン「おう、任せろ。」

ユミル「……待ちな。」

エレン「なんだよ?」

ユミル「……やるんなら、まずは私からだ。」チラッ

アル・ライ・ベル(ッ!)ギクッ!

ユミル(あの三人の態度……何かある。)


アルミン「そ、それじゃあ……『ユミル』と。」カタカタカタ ポチッ

アルミン(くそっ……ここで断れば余計に空気が悪くなる……!)

ライナー(ユミル、こいつ……ただ者じゃない……!)

ベルトルト(下手すればクリスタはやってくれないかもな……)

――――カタカタカタカタ


やさしさ――― 1

ルックス――― 2

キス――――― 1

ベッドテク―― 1

積極性―――― 3

駆け引き――― 5

一途さ―――― 2

誠実さ―――― 5


ユミル「おい、なんだこりゃ!? 占いにキスとかベッドテクとかおかしいだろ!?」

エレン「…………」

ライナー「…………」

ユミル「お前ら、素直にこれを見せあったのか!?」

ベルトルト「…………」

ミカサ「…………」

ユミル「私の天使に、こんなふざけた占いはやらせないからな!」

サシャ「…………」

アニ「…………」

ユミル「……おい、何か言えよ。」

アルミン「…………」

クリスタ「…………」

ユミル「いや、私の反応は別に普通だろ?」

ユミル「……なぁ、何で黙ってんだ、お前ら。」


エレン「あ、ごめん……」

ユミル「……何で謝るんだよ。」

アルミン「何て言うか、これ以上ないほどユミルって感じで、言葉が見つからなくて……」

ミカサ「ごめんなさい。」

アニ「……調子にのっちゃってたみたいだ。私も謝るよ。」

ユミル「はぁ!?」

ライナー「軽はずみだった……正直、すまん。」

ベルトルト「……本当に、言葉が見つからないよ。」

ユミル「お前らぁ!!」

サシャ「やった! 私よりやさしさが低い人がいた!」

エレン「やめろサシャ! いくら俺とお前の優しさが2だからって、言って良い事と悪い事があるだろうが!」

ユミル「……おい。」


ユミル「……やさしさ1ってのは、そんなに低いのか?」

アルミン「うん。一言で言えば、ジャンレベルだね。」

ユミル「」グハッ!

ミカサ「いけない、ユミルが血を吐いた。」

アニ「気をしっかり持ちな。傷は浅いよ。」

エレン「そう言えば、ジャンのやつもキスと積極性だけ5で、他が低かったんだよな……」

サシャ「なんだ、誠実さと駆け引きだけ5で、他が低いユミルはジャンと同類って事ですね。」

ユミル「」ゴホッ! ガハァッ!

ライナー「落ち着けユミル! お前の誠実さがクリスタに向けられている事は皆承知している!」

ベルトルト「年中空回りのジャンとは違うんだ! 安心して良いよ!」







マルコ「ジャンの鼓動が……止まった……?」

ジャン「」チーン


クリスタ「ユミルしっかりして! これはただの占いだから! お遊びだから、ね!?」

ユミル「」

アルミン「ユミルが真っ白に……」

エレン「……ま、そのうち復活するだろ。」

ライナー(ちっ……流石にこれでお開きか……)

ベルトルト(もう、空気がお通夜のそれだよね……)

エレン「じゃあ、最後にクリスタを占って終わりにしようか。」

クリスタ「……え。」

エレン「やるんだろ?」キョトン

クリスタ「そ、そうだね……せっかくだし、ただのお遊びだし……」オズオズ

アルミン(信じていたよ、エレン! 君ならそうすると!)

アルミン「それじゃあ、『クリスタ』、と。」カタカタカタ ポチッ


――――カタカタカタカタカタ


やさしさ――― 5

ルックス――― 3

キス――――― 3

ベッドテク―― 5

積極性―――― 2

駆け引き――― 2

一途さ―――― 5

誠実さ―――― 1


ライナー「」ブバァァァァァ!

アルミン「うわぁ!」ドバァ

エレン「アルミンがライナーの鼻血をもろにかぶったぞ!」

ベルトルト「…………ッ」…ボタッ  …ボタッ

アニ「あんたもか、ベルトルト。」

サシャ「さすがは神ィィ!安定のやさしさ5ですね!」

エレン「あれ? クリスタもベッドテク5なのか? 俺より上手なの?」

アルミン(ライナーの鼻血を浴びたおかげで、僕の鼻血は隠す事が出来た……感謝するよ、ライナー。)タラリ タラリ

ライナー(ぐっ……すまん、アルミン……だが、これは無理だろう!?)

ライナー(やさしさ5、ベッドテク5、一途さ5のコンボは凶悪すぎるッ……!)ボタボタボタ

ベルトルト(おまけに誠実さが1とか……ビッチなの? ビッチなのか!?)…ボタッ  …ボタッ


ミカサ「何故だろう……サシャの時と比べて、怒りが湧いてこない。」

アニ「……あんまり触れてやるんじゃないよ。」

クリスタ「」カァァァァァ

――ふふ、緊張しているの、アルミン……?

――――アルミンの、立派だね……

――――――ほら、一緒に気持ち良くなろう……?


アルミン「グッ……ハァ……ハァ……」ボタボタボタボタ


――ライナーの体、たくましいね……

――――私はライナーが居てくれればそれで良い。ライナーだけで良いの……

――――――私、体が小さくてごめんね……できたら、その、優しくしてくれると……


ライナー「ヌッ……グッ……オァァ……」ザバザバザバザバ


――ずっと、ベルトルトとこうなりたいと思ってた……

――――いつもベルトルトの事見てたんだよ……気付いてた……?

――――――優しいね、ベルトルト……でも、大丈夫だよ……ベルトルトが喜んでくれるなら、私は……


ベルトルト「……ウゥ、グッ……アァァ……」ドボボボボボボボボ

エレン「お前ら、大丈夫か……?」


クリスタ「ち、違うから! 私、こんな筈じゃないの!」カァァァァ

ミカサ「……クリスタ。現実は残酷なもの。受け入れるべき。」

クリスタ「で、でも、いくらなんでも、こんな……!」

エレン「あれ? クリスタも誠実さが1だぞ。なんでだ?」

クリスタ(――ッ!)ハッ!

クリスタ(そうだ! これはあくまで『クリスタ』としての占い!――それなら!)

クリスタ「アルミン、この機械借りるね!」サッ

アルミン「」ボタボタボタボタ

クリスタ(皆には見られないように……『ヒストリア』、と!)カタタタタ  ポチッ!


――――カタカタカタカタ


やさしさ――― 5

ルックス――― 4

キス――――― 5

ベッドテク―― 4

積極性―――― 5

駆け引き――― 5

一途さ―――― 2

誠実さ―――― 3


クリスタ(――悪化したぁぁぁぁ!?)

クリスタ(いやいやいや! こんなのおかしいでしょ!?)

クリスタ(積極的に駆け引きする、キスとベッドが上手な女の子とか、駄目すぎるでしょ!?)

クリスタ(いくらやさしくても、これってどう考えても人を駄目にするやさしさだよね!?)

エレン「出し直したのか、クリスタ?」

クリスタ「え!? いや、その、これは……」シドロモドロ

エレン「結果は変わらないと思うけど、どうだった?」

クリスタ「あ、えと、その……」

クリスタ(……駄目! 名前を見られる訳にはいかない!)

ライナー「」ドッパドッパドッパ

クリスタ(――ッ! そうだ!)

クリスタ「ライナー、これで鼻血を止めて!」ズボッ!

ライナー「!?」フガッ

エレン「結果の紙をライナーの鼻に詰めるなよ……あー、真っ赤になってもう読み取れないぞ、あれ……」


クリスタ(…………危なかった。)ハァ ハァ ハァ

エレン「ま、何か最後で滅茶苦茶になったけど、これで全員済んだな。」

サシャ「たまにはこういうのも楽しいですねー。後はパンがあれば言う事なしです!」

アニ(……私、キス下手なのかな。)

ミカサ(……積極性が無いと言われても、私とエレンは家族。家族に積極性とか必要なのだろうか。)

ライナー(特に理由もなく痛い目にあったが、最後で全部帳消しだな……結婚しよ。)

ベルトルト(……楽しかったな。僕も、もっと皆と積極的に関わるべきなんだろうか。)

アルミン(波乱もあったけど、良い拾い物だった……特に、最後のは一生大事に出来る思い出だよ。)







―――― ガ ラ ッ !


キース「すでに寮に戻る時間の筈だが……?」

一同「」ビクッ


アルミン「き、教官!」

キース「アルレルト訓練生……貴様、それは何だ?」

エレン「それは、自分が訓練の帰り道で拾った機械であります! 」

キース「ほう……イェーガー訓練生。貴様は訓練を終えてもまだ余裕があるという事か。」

キース「明日の訓練は倍の荷物を担いで参加するように。」

エレン「りょ、了解いたしました!」

キース「他の者らも、随分と体力に余裕があるようだ。この後10㎞走り終えてから寮に戻れ。」

一同「了解いたしました!」

キース「…………?」

キース「それで、いったいこれは何なのだ? ……私も見た事が無い品物だが。」

アルミン「原理は不明ですが、自動で印字ができる、占いの道具のようです!」

キース「……わからないな。何故、そんなものがここに?」

アルミン「推測ですが、内地から視察に来た憲兵団が落としていったものかと!」


キース「……動いたのか?」

アルミン「ハッ! 簡単な操作で扱える事が確認済みです!」

キース「内地に届けるにせよ、正体不明では無駄な時間がかかる。」

キース「……確認のため、実際に動かす事を許可する。」

アルミン「そ、それは、つまり……実際に占ってみろ、という意味でしょうか!」

キース「そうだ。出来るのだろう?」

アルミン「もちろんであります。では失礼ながら!」

アルミン(『キース』、と。)カタカタカタ   ポチッ


――――カタカタカタカタカタ


やさしさ――― 5

ルックス――― 4

キス――――― 4

ベッドテク―― 3

積極性―――― 2

駆け引き――― 3

一途さ―――― 5

誠実さ―――― 3


一同「――――ッッッッ!?」

キース「む……? アルレルト訓練兵、これはどういう意味だ。」

アルミン「各項目は御段階評価となっており、点数が高いほど適性があるという事になります!」

エレン(クリスタレベルのやさしさだって……!?)

ミカサ(……ルックスとキスの基準は一体どうなっているんだろう。)

アニ(……私はやはりキスが下手なのか。少し、傷つくな。)

ライナー(……何気に点数高くないか?)

ベルトルト(……1が無いから穴が無い。)

アルミン(最後の最後になんてこった……僕やクリスタのやさしさも教官程度って事なのか……!?)

クリスタ(え? え、ええ?? これはどういう意味?)

キース(……つまり私は、やさしくて一途なのか?)

キース(訓練兵を厳しく鍛えるのも、彼らを死なせぬ為……それがやさしさ、か。)

キース(……私の生活は全て訓練兵と共にある……一途といえば、一途なのか。)

キース(外見や性の行為に重きを置くほど若くは無いつもりだが……悪い気はしないな。)

キース(……だが、積極性だけ他より低い。これはどう見るべきか。)

キース(…………教官として彼らと接してはいたが、一人の人間としてはどうだっただろうか?)

キース(……規則に則って対応し、その決定は自分の意志ではなかった。……なるほど、確かに積極性は低かろう。)


一同(何故、教官が固まっているんだ……?)ハラハラ ドキドキ


キース「……実際に機械を動かしてわかった事だが、これだけの品物。内地でも貴重なものだろう。」

キース「それを遺失する事なく回収したのは、褒められるべき行いだ。」

キース「よって、先程イェーガー訓練兵に課した懲罰は取り消すものとする。明日の訓練は通常通りに励め。」

エレン「あ、ありがとうございます!」

キース「無論、回収しても、破損していたのでは意味が無い。」

キース「動作確認のために時間を使っていたのであれば、その正当性も考慮に入れるべきだろう。」

キース「よって、先程全員に課した懲罰も不要のものとする。このまま寮に戻るように。」

一同「了解いたしました!」

キース「……アルレルト訓練兵。」

アルミン「はい!」

キース「私の予測だが、これには他の機能もあるように見える。」

キース「空いた時間で構わん、この機械の解析を命ずる。」

アルミン「了解いたしました!」

キース「……では、これで解散とする。よく体を休めるように。」


エレン「ふぅ、助かったぁ。」

ライナー「教官の目にも涙ってやつか? 単なる気まぐれか?」

ベルトルト「何にせよ……助かったんだから、素直に喜ぼう。」

アルミン「そうだね。できればこれっきりにしたいのに、変な命令受けちゃったなぁ……」

エレン「ま、楽しかったし、良いじゃん。何かわかったら教えてくれよな、アルミン。」

ライナー「その時は、俺も一枚噛むぞ。」

ベルトルト「……出来れば、僕も。」

ライナー「珍しいな、ベルトルト。」

ベルトルト「そうかな?……そうかもね。」

アルミン「それじゃあ、何かわかったら、また皆に声をかけるよ。」

エレン「ああ! 頼んだぜ、アルミン!」




マルコ「……あれ? 何か一人だけ除け者にされた気がする……?」


――――おわり――――

思いつきで書き始めたら、予想外にハマる内容の結果でした。

別の占いエンジンで良いのがあれば、また書いてみたいです。

それでは、お休みなさい。

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