エレン[なあ、アルミン](89)
アルミン[.....え、なんか言った?]
エレン[最近お前考え事するの多くねぇか?
アルミン[そうかな?]
後は誰かにまかせます
では私が引継ぎましょう
エレン「そうだぞ いつも食事の時食欲ないって食べない事多いだろ?」
アルミん「そっ、そんな事ないよ...」
エレン「よし!アルミンにはいつも世話になってるしな!
俺が一肌ぬいでやるよ!」
アルミン(エレン凄い張り切って出て行っちゃたけど何をする気だろ...
というか僕の考え事のほとんどがエレンとミカサが周りを巻き込んで大変な事にならないようのしてるのが主だった原因なんだけど...
あぁ... またお腹痛くなって来たかも...)
数日後...
キース教官「集まったか第104期勢諸君。今日貴様ら集まってもらったのは、今日より5日後、貴様ら104規制で行う野営訓練についての通達だ。」
一同「野営訓練だって?そんな事した事あったっけ?」ザワザワ
キース教官「何か不服かな? 反論のある者は前に出てそれを述べて見よ!!」
キース教官「ふむ。では全員参加ということで良いな。 他に何か質問のある者はいるか!!」
アルミン「ひとつよろしいでしょうか?」
キース教官「どうした?アルレルト訓練兵 申してみよ!」
アルミン「教官は先ほど我々訓練兵で行う野営訓練とおっしゃいましたが、それはつまり... 教官や他の先輩方のサポートは一切無しと... えっとそれはつまり...」
キース教官「察が良いなアルレルト訓練兵。
その通りだ!
貴様らは我々の補助を一切受けず全て自力でこの訓練を完遂してこい!
さすがに荷物運搬用の馬車はこちらから手配するが、積み込む荷 食糧 装備品などは各自で全て用意しろ!」
キース教官「マルコ・ポット! アルミん・アルレルト! 前へ!!」
マルコ・アルミン「「はっ!」」
キース教官「貴様らにはこれを渡しておく。私達がいない以上貴様らが現場の指揮監督を務めろ。」
キース教官「期間は出発の日から丸7日間 最終日に帰投し私の所へ報告書を提出しに来い。以上だ!!」
夜 訓練兵食堂...
エレン「なんかよくわかんねーことのなっちまったな。 そうだアルミンさっき教官から何を渡されたんだ?」
ミカサ「そうねエレン。 アルミン何の書類を渡されたの?」
アルミン「えっと、野営許可が出ている地区場所と現地での大まかな規律が書いてあるかな。」
ジャン「おいおいまさか巨人共がウロウロしてる地域で野営ってこはさすがにねーよな?」
エレン「うわっジャン いきなり現れるなよ!びっくりしたじゃねーか」
ジャン「俺はミカサの近くにきただけだっつーの お前なんか視界にも入ってなかったぜ!」
エレン「なんなんだよまったく...」
ミカサ「....」
ジャン「で、どうなんだアルミン?」
アルミン「さすがにそれはないよジャン。場所は内地だし巨人の心配もないはず。距離はここから南西に向かって馬車でも半日くらいの距離かな。そこまでハードな訓練でもなさそうだね。」
ミカサ「それでアルミン 物資は全部自分達で調達しろと言われてたけど、その辺はどうするの?」
アルミン「そこはマルコに任せてあるよ。チームの人選関しては彼はズバ抜けているからね。食糧の調達とテント 調理器具、細かな備品は班に分けて段取り良く用意するみたい。」
エレン「なんだかんだいってもやっぱすげーよなマルコのやつ!」
アルミン「エレンもちゃんと仕事はあるよ。」
エレン「」
エレン「まぁ何かんだ言っても遠足みたいで楽しそうじゃねーか!!」
アルミン「でも現地でも訓練はちゃんとしなきゃいけないけどね。」
エレン「」
ジャン「」
ユミル「ふーまったくあたし達が食糧確保班とはね...」
クリスタ「もう!ボヤかないのユミル!私達でがんばってみんなに美味しいもの食べてもらおうよ!」
サシャ「そうですよユミル!このサシャ様に任せておいてくださいよ!!」
ユミル「てめーが一番心配なんだよ!!」
ユミル「まぁあたしは可愛いクリスタと一緒ならなんでもいいんだけどね~」
クリスタ「ちょっとユミルそんなくっつかないでよ//」
ライナー(クリスタ結婚したい)
ユミル「あんたは荷物持ちだからね」
ライナー「...」
ベルベルト「じゃあ僕達は野営用のテントでも調達しに行こうか」
アニ「コニーあんたあんな重い物運べるの?」
コニー「はっ?何言ってるんだよアニ! 俺はこう見えても故郷にいた頃は日曜大工とかすげーやってたんだぞ!!」
アニ「そ、そう... サイズが合えばいいけどね」
コニー「どーゆー意味だよ!!」
ベルベルト「そういえばダズさっきからずっと喋らないけど何かあったの?」
ダズ「フッ 俺には何もかもお見通しだぜ まぁそれがわからないのはお前らがまだ俺の領域に達してないからだな フッ」
コニー「おぉ!すげえなダズ!!」
アニ(早く買い出しおわんねーかな...)
エレン「で、アルミン 俺たちは何をしたらいいんだ?」
アルミン「エレンとミカサは馬車を引く馬の調整をして欲しいんだ。お願いできるかな?」
エレン「おう!まかせとけ!!」
ミカサ「わかったアルミン 私はエレンと行ってくる。ありがとう」
エレン「は?何でありがとうなんだよ」
ジャン「おっ俺も一緒に...!」
アルミン「ジャンは僕と一緒に馬車を引く経路の検討だよ。
目的地はなるべく水場の近くがいいかな。ジャン一緒に考えてよ。」
ジャン「お、おう...」
アルミン「ここでいいとこ見せておけばミカサも見直すかもよ?」
ジャン「まかせとけアルミン!!!」
ミカサ「ねぇ エレン」
エレン「ん?どうしたミカサ」
ミカサ「今回の話ってちょっと変じゃない?」
エレン「は?なにが?」
ミカサ「だっていきなり私達104期生だけでいきなり野営しろなんて
絶対なにかおかしい」
エレン「考え過ぎなんじゃないのか? 筋肉つけすぎて脳みそまで筋肉になっちまったんじゃねーの?」
ミカサ ギロッ
エレン「わっわっゎうっ じょ、冗談だって!!ミカサは可愛いと思うぞ」
ミカサ「!!!!」
ミカサ「そう.... ならいい...//」
ミカサ「エレンは私のことどのくらいかわ
エレン「お!あれマルコ達じゃねーか!?」
ミカサ「・・・」
エレン「おーいマルコー!」
マルコ「あっエレン!」
エレン「こんな所でなにしてるんだ?」
マルコ「僕達は調理器具とか諸々の備品を買いに来てるんだよ。 エレンはミカサと一緒かい?」
エレン「おう そうなんだけどさ....」
マルコ「なんかミサカちょっと機嫌悪くない?」ヒソヒソ
エレン「あぁ... まったくわけわかんねーよ」ヒソヒソ
エレン「おっ ミーナとバカ夫婦も一緒か」
ミーナ「エレンもミカサとデートじゃん!」
ミカサ「!!!!!」(アルミン本当ありがとう)
フランツ・ハンナ「やだな~エレン 夫婦だなんて/// うふふふ」
エレン「あ、あぁ....」
ミカサ(エレンと私ももすでに...)
エレン「じゃあ俺たちもそろそろ行くわ アルミンに馬の調整頼まれててさ」
マルコ「あぁ 邪魔しちゃっってゴメンね ミカサと仲良くしなよ」
エレン「? なに言ってんだよ」
エレン「じゃあまたあとでな!ほら行くぞミカサ!」
続く....かも
id:z7kaghci です。
今から続きを書いていきます。
読み返してみたら誤字脱字が多々ありましたが、そこは宇宙より広い心でスルーしてください。
あとマルコの一人称は僕じゃなくてオレでしたね。
でも一度書いてしまったのでこのままいこうと思います。
野営訓練当日
キース教官 「準備は整ったようだな。 では104期訓練兵諸君 行って来い。」
訓練兵一同 「はっ!」
コニー「はぁ・・・ なんでこんな朝早くに出発なんだよ・・・ ねみぃ」
マルコ「仕方ないよコニー。 日が昇ってから出発したら目的地に着くころには夜になってしまうからね。」
サシャ 「フフフ 情けないですねコニー。 そんなのじゃ森じゃ生きていけませんよ。」
コニー 「お前は今日が楽しみすぎて寝れなかっただけだろ!」
エレン 「なぁアルミン サシャはなんで今日が楽しみだったんだ?」
アルミン 「あ、ゴメン エレンにはまだ伝えてなかったね。 これから行く予定の場所は普段狩猟が禁止なんだけど訓練期間の間だけ一時解禁されるんだよ。
でも狩っていい数は制限されてるから獲り放題ってワケじゃないけどね。」
エレン 「あぁ だからサシャ寝れなかったのか。 ん!?って事は肉も食えるのか!!??」
アルミン 「そういう事になるね。 僕も今から楽しみだよ。」
エレン 「しっかしよく狩猟許可が下りたもんだな! 一体なんだってんだ? 訓練兵を甘やかす制度でもできたのか?」
ジャン 「お前頭大丈夫か? 兵士になれば僻地に行く事もあるだろうし、何かアクシデントがあって動けない時に食料が常に確保されてるとは限らねーだろ。 そういったトラブルに対処する訓練も兼ねてんだよ。 本当に調査兵団に入る気あんのかよ。」
エレン (ジャンがまともな事言ってる・・・)
アルミン (ジャンがまともな事言ってる・・・)
ミカサ (ジャンがまともな事言ってる・・・)
クリスタ 「もうずいぶん進んだね。 目的地はまだ遠いのかな・・・」
ユミル 「どうした 疲れたのか?クリスタ。 ならあたしの服の中に入って休んでもいいぞ。」
クリスタ 「ま、まだ疲れてなんかないよ! それにユミルの服の中に入るって・・・ 私そんなに小さくないよ!!」
ユミル 「アハハハ! あたしのクリスタは小さいままでいいんだよ! なら楽しみは夜までとっとくかねぇ。」
トーマス 「ベルベルト・・・ ライナーがクリスタ見ながら鼻血出してるんだけど・・・」
ベルベルト 「ライナーは結構みんなに誤解されがちだけど、そういう所はちゃんとしてるんだよ。」
トーマス 「いやちゃんとしてないだろコレ・・・」
ミーナ 「ねぇダズ・・・ 疲れてるなら素直にそういいなよ・・・ 私がみんなに言ってきてあげるからさ・・・ 凄い顔してるよ・・・」
ダズ 「・・・! フッ・・・ もう女房気取りか?ミーナ・・・。 お・・・オレはまだまだいけ・・・るぞ・・・。 必要な手順を・・・ こなしてから言うんだな・・・。」
ミーナ 「イヤ・・・ まったくそんな気持ちは1ミリたりともないけど・・・ その喋り方誰かのマネなの・・・? やめてほしいんだけど・・・」
ハンナ 「ミーナって意外と思ってる事ズバっと言うよね。 もしフランツが歩けなくなったら私が支えになってあげるのに・・・///」
フランツ 「なに言ってるんだよハンナ。 君の支えになるのは僕のほうだよ///」
ハンナ 「も~やだフランツったら///」
アニ (早く目的地につかねーかな・・・)
続くといいな・・・
ベルベルトって誰ですかね?
本当はベルトルトですよね。
さすがベル何とかさん
では今日も続きをかいていきます。
エレン「やっと着いたか~ 思ったより距離あったな。 ダズなんて魂が抜けかけてるぞ。」
ミカサ「エレン。 魂は肉眼では見えない。」
アルミン(ミカサはもっともな事言ってると思うけどツッコミとしてはちょっとズレてるような・・・)
アニ「ねぇ こいつどうする?」
ライナー「しょうがねぇな。俺が運ぶからどっか寝かせてやれる所はないか?」
クリスタ「マルコ達があっちに簡易ベッド作ってくれたからそこに運ぼう。 ダズ大丈夫かな...」
ユミル「こいつ雪山訓練のときも転がってたよな。 ホントに足ついてんのかよ。」
ダズ「」
サシャ「もうずいぶんと日が落ちてきてますね。 これは今日のお肉はお預けですか...」
マルコ「ハハハ そんなに落ち込まなくてもいいじゃないかサシャ。」
マルコ「それに毎日食べられるほど狩猟数は解禁されてないよ。」
ベルトルト「マルコ テントの設置はもう全部終わったよ。 そろそろ日も沈むし食事の用意をしよう。」
マルコ「あぁ ご苦労様ベルトルト。 さすがにみんな疲れてるみたいだし、食事の用意は僕がするよ。」
コニー「うっめぇぇ!! これマルコが作ったのかよ!! すっげーうまいぞ!」
サシャ「作法がなってないですねコニー。 食事を摂るときは静かに慎ましくですよ。」
ハンナ「はいフランツ あ~ん。」
サシャ「ガッ!!!」
ハンナ「キャア!!」
ジャン「全く慎ましくねーじゃねーか!!」
サシャ「案外ヌルい事を言いますねジャン。獲物を奪うのに作法が必要ですか?」
コニー「そうだ。取られたお前が悪い。」
フランツ「えぇ...」
アルミン「こんなこと言うのもなんだけど、教官が居ないからみんなのびのびと食事を摂ってるね。」
ミカサ「アルミンはいつも考え事をし過ぎてるから。こういう時はもっと力を抜いた方がいい。」
エレン「おっ ミカサいい事言うじゃねーか! アルミンもっとリラックスしろよ!」
アルミン「う、うん。 ありがとうミカサ、エレン...」
ミーナ「ふ~ もうお腹いっぱい。 みんなも食べ終わったみたいだね。 あと片付けは私がやっておくからお風呂でも入ってきたら?」
ユミル「お! 風呂あるのか! そういえばマルコがメシ用意してるときにエレン達がなんか作ってたな。」
アニ「私も片付け手伝うよ。」
クリスタ「アニが優しい...」
アニ「... 何か言った?」
クリスタ「あっ...! なっなんでもないよ!!」
ちょっと出かけてきます
続きは元気があれば・・・
更新が遅くてすいません。
今から続き書きます。
エレン「アルミンこっちだ!急げ!!」
アルミン「ちょ、ちょっと待ってよエレン! 何をそんなに急いでいるの?」
エレン「いいからこいって! ライナー確認は大丈夫か!?」
ライナー「あぁ 完璧だエレン。 あっちは今二手に分かれている。 監視の目は薄いはずだ。」
アルミン「えっ 監視って... それにこの方角は... ま、まさか二人がやろうとしてる事って!」
エレン「そのまさかだアルミン。 この手の訓練にこの手のイベントは付きものだ。 これを乗り切って俺は巨人共を駆逐してみせる!」
アルミン「だ、ダメだってエレン! そっ、そんな事... それに巨人との関連性が全く見えないよ!」
エレン「しっ!そろそろ近い。 ここからは大きな声で話すのはよそう。」
ライナー(しかしずいぶんと遠回りしたなエレン。)
エレン(あぁ... だけどアレを設置した位置はこのルートが1番発見されにくい。トーマスやコニーを出し抜くのに苦労したぜ...!)
ライナー(お前... こういう時だけずいぶんと頭が働くな... だが頼りになるぜ!)
エレン(まかせとけライナー! あと俺の頭が働くのはいつもの事だろ!)
ライナー(そ、そうだったな...)
アルミン(や、やっぱりだめだって... 戻ろうよ...)
エレン(まだそんなこと言ってんのかアルミン!)
ライナー(いいかアルミン よく聞くんだ。 俺たちは兵士だ。 兵士は時にはやらねばならない時がある! 男には引いてはならない時があるんだ! 俺達は男として逃げるわけにはいかない...!)
アルミン(兵士関係ないし途中から男になってるよ!)
ミカサ「三人ともこんなところで何をしているの?」
エ ラ ミン「!?!?」
エレン(まずい見つかった...!!)
アルミン(あわわわわ....)
ライナー(くっ... ふ、二人とも ここは俺にまかせてくれ...!)
ライナー「よ、ようミカサ。こんな所で会うとはぐうz」
ドゴォ!!
ライナー「ぐぶほぁ!!」
アルミン(あ、あのライナーが一撃で...。)
ミカサ「アルミン。」
アルミン「はっはいぃ...!」
ミカサ「この先にはアナタ達が見てはいけないモノがある。特にエレンはダメ。 だからライナーとエレンを連れてテントまで戻って。」
アルミン「う、うん もちろんそうするよ...!」
エレン(なんで俺は特にダメなんだよ...)
ライナー「」
クリスタ「あっ ミカサどこに行ってたの? お風呂気持ちいいよ!」
ミカサ「大丈夫。気にしないで。 ちょっと熊を追い払ってただけだから。」
ユミル「熊を追い払ったとか... あんた素手じゃん...」
サシャ「ミカサすごいですね! 私も熊を素手で仕留めれるようになりたいです!」
コニー「おっ アルミンどこ行ってたんだ? ん? なんでライナー気絶してるんだ??」
アルミン「なんでもないよ... 気にしないで...」
コニー「ふーん そうかぁ。 あ!ジャン! 一緒に女風呂覗きにいかねーか!?」
ジャン「は? お前なに言いだs... ミカサもいるのか...?」
コニー「んなこと俺は知らねーよ。 行って確認すればいいだろ!?」
ジャン「コニー... 俺は今までお前の事をアホだと思っていたが訂正する。 お前は天才だ。」
アルミン「そっ、それはやめておいた方が...。」
コニー「なんだよアルミン お前も一緒に行くか?」
アルミン「そ、それは絶対にできない...」
コニー「エレンは誘ってもこねーだろ。 そうゆうの興味なさそうだもんな! よし行こうぜジャン!」
ジャン「おう!!!」
翌朝 泡を吹いて倒れている二人は無事発見され保護されたが3日間寝込んでいた。
トーマス「おお! サシャのやつイノシシを仕留めたぞ!」
サシャ「やった~! これで今日は猪鍋ですね!!」
ミーナ「シシナベってなに?」
サシャ「私の故郷に伝わる 鍋料理ですよ!」
コニー「くっそー!サシャのヤツやりやがる!」
マルコ「なかなか仕留められなかったけどなんとか狩りが成功して良かったね。 僕も勉強になったよ。」
サシャ「うっ... うっ... これでやっと念願の肉が...」
コニー「泣くほど嬉しいのかよ...」
夜 食事時
ジャン「うおぉぉ 肉だぁぁ!」
アニ「ジャンうるさい。」
ジャン「何言ってんだよアニ! 肉だぞ肉! テンション上がらないわけねーだろ!」
サシャ「ふっふっふっ このサシャ様に感謝してくださいよジャン。」
ジャン「あぁ感謝するって! お前みたいのが嫁になったら最高だな!」(肉食える的な意味で)
サシャ「なっ...!? きゅ、急に何を言い出すんですかジャン!」
ジャン「あ? お前なに動揺してんだよ。 ん? その手に持ってる瓶はなんだ?」
サシャ「あ、これですか? 野営訓練に来る前の日に食糧庫に忍び込んだんですけど、芋って書いてあったのでつい。」
ベルトルト「サシャまた盗んだの...」
アニ「芋なのに瓶に入っているの? 芋の文字の下に何か書いてあるけど私には読めないな...」
アルミン「訓練も帰投日を除けば今日が最後だね。 ジャンもコニーも元気になったしよかったよ。」
エレン「まったくだなアルミン。 ミカサ手加減知らねーから...」
ミカサ「何か言った? エレン」
エレン「なっなんも言ってねーよ!」
ミカサ「・・・。」
ミカサ「ねぇエレン。 エレンがどうしてもって言うなら私がその... エレンにだけなら...//」
エレン「は? なにモゴモゴ言ってんだ? ハッキリしゃべr」
アルミン「あっそう言えば一つ気になる事があったんだけど。」
エレン「ん? 何がだ? アルミン」
ミカサ「・・・。」
アルミン「えっと、昨日クリスタにアルミンと二人で話がしたいって言われたんだけど、なんだろう...?
立体起動のコツとかならジャンのほうが上手いし分かってると思うんだけど...。」
エレン「は? アルミンそれ完全にフラグじゃねーか。」
アルミン「ぇ... フ、フラグ...?」
エレン「つまりクリスタはお前に気があるって事だよ! よかったじゃねーか!」
ミカサ「!!!!」(エレンがそんな所に気がつくなんて...! これは私も...いける...!?)
アルミン「えぇぇ!? そういう事なの!? というかエレンそういう所に気がつくの!?」
エレン「あったりまえだろ!! 俺だってそのくらいわかるぞ!!」
ミカサ「エ、エレン! 私もエレンと二人で話がしたい...」
エレン「え? いつも食堂で喋ってるじゃん。」
ミカサ「・・・。」
アルミン「そ、そんな! 僕は一体どうすれば...!」
エレン「そんなもんオッケーしちまえばいいじゃねーか。 クリスタじゃ嫌なのか?」
アルミン「そ、そんな事ないけど... 唐突すぎてわけがわからないよ...」
エレン「そんなの男が女の気持ちをバシッとくんであげなきゃだめだぜ? なぁ?ミカサ。」
ミカサ「・・・。」
エレン「なんで怒ってんだよ...」
アルミン「そういうものなのかな... というかライナーは...」
エレン「クリスタがお前を選んだんだから、ライナーを理由に断ったらどっちにも失礼な事だぞ? アルミンの気持ちで応えるのが1番だ。」
アルミン「エレン... 僕は今までエレンの事を誤解していたよ... ゴメン...」
エレン「なんだよ誤解って... ん? なんかあっちが騒がしいな。」
サシャ「おらぁ!ジャン!! ウチの酒が呑めんのか!!
さっきウチが嫁やったら最高ゆうとったやろが!!」
ジャン「ま... 待ってよサシャ... ぼくこれ以上呑めないよ...」
アニ「うっ... 私はねぇ... ホントはみんなと仲良くしたいんだよ...ううっ...」
コニー「うわーんかぁちゃーん! 俺立派な兵士になるよぉ...! ぐすっ」
ユミル「クリスタぁ すぐあたしとひとつになろう! 今から二人でテントに行こう!!」
クリスタ「ちょっとやめてよユミル! 私は心に決めた人がいるんだからさぁ! キャハハ」
ライナー「クリスタ今なんて言ったんだ!? も、もう一回言ってくれないか!?!?」
アルミン「な... なにこれ...」
ミカサ「ベルトルト 何があったの?教えて。」
ベルトルト「ぼ、僕もよくわからないんだ... ただサシャが持ってきたこの水をみんなで飲んでて... しばらくしたらこんな風に...
フ、フフフフ... ぶァーッハッハッハッ!!」
ミカサ「ベルトルトももうダメね... みんなこれを飲んだのかしら? アルミンこれが何かわかる?」
アルミン「何か文字が書いてあるね... 芋... 焼...酎...?」
エレン「うわっ酒くせぇ!! こいつら酒呑んでるのかよ!!」
ミカサ「そう... お酒なのね...」
マルコ「あれぇ~? ミカシャじゃなぃれすかぁ~ 一緒に呑もぉよぉ~ へへへへ」
ミカサ「き、気持ち悪い...」
アルミン「ミカサ! 声に出てるって!!」
クリスタ「あー!アルミーン! 一緒に呑もうよぉー! シラフなのぉー? じゃー私が呑ませてあげるー*」
アルミン「ぇ!ちょっクリスt... んぐぅ...」
ミカサ「アルミン!!」
クリスタ「ミカサも呑んでないのぉー? 呑もうよぉー エレンにも呑ませてニャンニャンにしちゃおー! キャハハ」
ミカサ(ニャンニャンな... エレン...!?)
ミカサ「クリスタ それ私にも貸して。」
エレン「ちょっ!ちょっとまてよ!! ミカサお前何をしようとしているんだ!!」
ミカサ「大人しくしてエレン。 私は気付いたの。 エレンがフラグに気付かないのはエレンが馬鹿だからという理由なんかじゃない。
エレンがツン過ぎるから無意識のうちに気付かないフリをしているだけ。
ニャンニャンになればエレンも気が付くハズ。 さぁ、一気に呑ませてあげるから! ニャンニャンにさせてあげるから!!」
エレン「やっやめろ!! お前目がおかしなことになってるぞ!!
まだ酒呑んでねーだろ!!! あっ! や、やめ... アーッ!」
お酒の強要は犯罪ですよ。
マルコ「うぅ... 頭が痛いし胃が気持ち悪い... あれ昨日なにやったっけ...
サシャが持って来た水を飲んで...
よく思い出せない...」
アニ「あれ? アンタまだ寝てたの? 私も昨日の事よく覚えてないんだけど...」
クリスタ「うぅ... もうやだ... あんなの私じゃない... もうお嫁にいけないよ... グスン」
ユミル「お? クリスタ昨日の事覚えてるのか? 昨日のクリスタ面白かったなぁ!」
クリスタ「イヤァァァァァっ!!」
コニー「うわぁ... 俺泣いちゃったよ... みんなの前でかーちゃーん言って泣いちゃったよ... ブツブツ」
ジャン「元気だせよコニー。 ぼ...俺も昨日の事はよく覚えてないんだ... 覚えてないというよりか覚えたくないというか....」
更新が遅くてホント申し訳ない。
ヒマを見つけてちょいちょい書いてくつもりなんですが書き貯めとかもしてないので
まったりと見ていただければ幸いです。
今日は特に短いかもしれませんが続きを書いてきます。
サシャ「みなさんおはようございます!! ...あれ? なんか皆元気ないですね。」
アルミン「みんなサシャの持ってきたお酒で二日酔いなんだよ。
と言うか未成年のお酒の飲ませちゃだめだって!」
サシャ「えぇ!? 私の故郷だと10歳を越えればお酒飲んでもよかったので... す、すみません!」
サシャ「でもアルミンはそこまで酷くないですね。 お酒強いんですね!」
アルミン「僕はそこまで飲まなかったからね。 昨日途中でエレンとミカサが居なくなったんだけど大丈夫かな...」
サシャ「ほほう... エレンもなかなかスミにおけないですね! プレイボーイの素質があるんじゃないんですか。」
エレン「あれ... 俺いつの間にか寝てたのか... ん?うわっ! ミカサなんで俺の隣で寝てるんだよ!!」
ミカサ「ん... おはようエレン。 昨日のエレンすごく可愛かった...///」
エレン「は? 何言ってんだよ... やべぇ何も思い出せねえ...」
ミカサ「いいの... これは私とエレンだけの秘密だから...」
エレン「こえぇ事言うなよ.... お前俺に何かしたのか...?」
ミカサ「? 昔はよくエレンと一緒に寝たから... 昨日もそうしただけ。
久しぶりに一緒寝れて嬉しかった...」
エレン「あ そういう事か... 確かに昔 ミカサが家きた時よく一緒に寝てたしなぁ。」
ミカサ「エレンは昔と何も変わっていなかった。 寝ながら私に抱き付いいてくる所も...///」
エレン「俺そんな事してたのかよ... これ誰にも言うなよ...?」
ミカサ「うん。 だからこれはエレンと私だけの秘密...」
寝ます。
続きは明日の夜にでも
続きは明日の夜といっておきながら...
反省して完結したら巨人のエサになります
では続きを...
マルコ「うぅ... 胃がぐるぐるして気持ち悪い...」
アルミン「マルコ頑張って。 誰か胃薬とか持ってない?」
ダズ「フン... 情けないヤロウだ。 まだ帰路の1/3も進んでいないんだぞ。
先が思いやられるぜ...」
ミーナ「ダズは初日に真っ先に倒れてたじゃん...。」
ライナー「アニ 大丈夫か?」
アニ「はっ アンタに心配されるとはねぇ。
私よりベルトルトの心配でもしたらどうだい?」
ベルトルト「昨日のアニを見たら誰でも心配するよ。」
アニ「...。 私は昨日何をしでかしたんだ...?」
ベルトルト「それは... ねぇライナー?」
ライナー(俺にふるなよ...)
ライナー「なんて事はない。 ただアニが仲間想いという事がわかっただけだ。」
アニ「なっ...!? アンタまた私に蹴られたいワケ?」
アニ「... フンッ 私は別に他の連中がどうでもいいというワケじゃない...。
ただなるべく接点を持たないように、そうしてるだけだ...。」
ライナー「...。」
ベルトルト「...。」
ミカサ「エレン。 あまり私と離れてはダメ。」
エレン「なんだよミカサ。 俺だって子供じゃねーんだから付き添われなくても歩くくらいなんてことねーぞ。」
ミカサ「でもフランツとハンナはいつも寄り添って歩いてる。」
エレン「あいつらは馬鹿夫婦だからだろ...」
ミカサ「だから私はエレンのそばいる。」
エレン「なんでそうなるんだよ...」
クリスタ「あっ... アルミン... あの、これ胃薬...」
アルミン「ありがとうクリスタ。 ? どうしたの?」
クリスタ「えっ!? い、いや... あの... その... アルミンは昨日の事覚えてる...?」
アルミン「...。 いや、僕も飲み過ぎちゃって何も覚えていないんだ。
何かあったのかい?」
クリスタ「そっか... うぅん なんでもないの。気にしないで!
それマルコに飲ませてあげてね! じゃあ!」
アルミン(... 僕はどうしたらいいんだろう...)
ジャン「...。 なぁコニー 今のアルミンとクリスタ見たか?」
コニー「は? アルミンとクリスタなら毎日見るだろ?」
ジャン「お前に聞いた俺が馬鹿だったよ...」
サシャ「ははーん 私にはわかりましたよジャン!
それにしてもクリスタも中々やりますねぇ!」
ジャン「お前がそんな所に気が付くなんて意外だな。」
サシャ「当たり前じゃないですか!
薬を渡してマルコのパンを頂きつつ、なおかつアルミンに恩を売っておいて彼パンも狙うという...
2人性格を逆手にとった狡猾な作戦ですね!」
ジャン「もういいよ馬鹿共...」
ユミル「そろそろ半分過ぎたくらいかねぇ。 あれ? クリスタがいないな...」
えれん
誤爆しました。
エレン「だからお前はいつもそうやって、母親かっつーの!」
ミカサ「エレンは私がいないとすぐ突っ走って何かとトラブルに巻き込まれる。
だから私がエレンを守る。」
クリスタ「あ、あの...」
エレン「お クリスタか!」
ミカサ「どうしたの?」
クリスタ「ごめんねミカサ。 ちょっとエレンと話がしたくて...
少しエレンを借りてもいいかな...?」
ミカサ「...」
クリスタ「あっいや、ちょっとエレンに相談事してて... ちょっとだけだから...」
ミカサ「そう。 私のほうこそごめんなさい。いいわ エレンを連れて行って。」
クリスタ「ありがとうミカサ。」
エレン(何で俺と話をするのにミカサの許可がいるんだよ...)
クリスタ「エレン。 昨日の件 話してくれた...?」
エレン「ん? あぁアレの事だろ? 大丈夫バッチリだ!」
クリスタ「そっか... よかった... でも彼どんな反応してた...?」
エレン「ん? 嫌そうな風には見えなかったな。」
クリスタ「えっ! そ、そうなんだ... そっか... 聞いてきれてありがとうエレン。」
エレン「あぁ いいって事よ! ところでクリスタ。」
クリスタ「どうしたの?」
エレン「その、フラグとか気があるとかどういう意味なんだ? 」
クリスタ「それは... そのうち教えるね...///」
エレン「ふーん。そうかぁ。 まぁ対人格闘の相手くらい自分で言えよ。
それに格闘の事を気があるって言い換えるのに意味あるのか?」
クリスタ「それは... あっ そろそろミカサの所に戻らないと!」
エレン「あぁ あいつ怒るとこえーもんな。」
キース教官「よくぞ7日間の演習を終えて帰還したな104期訓練兵諸君。
マルコ・ボット訓練兵とアルミン・アルレルト訓練兵は後ほど私の部屋に報告書を提出しにくように。」
アルミン「はっ! しかし教官殿。 ひとつよろしいでしょうか?」
キース教官「どうした。申してみよアルレルト訓練兵。」
アルミン「はっ マルコ・ボット訓練兵は演習の途中で体調を崩してしまい、明日の訓練に支障が出るのも懸念されるので
私だけで報告書を提出しに伺ってもよろしいでしょうか?」
キース教官「ふむ。 奴はまだ鍛え直さねばならぬようだな。
よかろうアルレルト訓練兵。のちほど貴様だけで報告書を提出しに来い。」
アルミン「はっ!」
ライナー「(ん? ダズは帰りはぶっ倒れなかったのか?)」
トーマス「(うん。馬車を引いてたフランツとハンナが気をきかせて途中で馬車に乗せて休ませてたみたい。)」
コンコンッ
アルミン「アルミン・アルレルト訓練兵只今参りました!」
キース教官「入れ。」
アルミン「はっ!失礼します!」
キース教官「ふむ。 報告書に関して問題はない。」
キース教官「して、どうだったアルレルト訓練兵。」
アルミン「はっ ...? どうされたと申しますと...?」
キース教官「なんだ何も聞かされておらんのか。 今回の演習はイェーガー訓練兵の提案によるものだ。」
アルミン「...。 そうなのですか...?」
キース教官「うむ。 二週間ほど前にイェーガー訓練兵から直談判があってな。
本来ならそのような事許可するハズもないのだが、イェーガー訓練兵の熱意と、私もヤキがまわったものだな。
訓練兵に全てまかせてやらせてみるのも一興と考えたのだ。」
キース教官「しかしこの数日私が見ていなかった代わりに、明日からの訓練はより厳しいものになるぞ!
覚悟しておけ!」
アルミン「は...はっ!」
キース教官「うむ。貴様は明日からに備え兵舎に戻りもう休め。
監督ご苦労であった。」
アルミン「はっ! 自分には勿体無い御言葉でございます。
では失礼致します。」
アルミン(エレン... そんな事をしていたなんて...
じゃああの時遠足みたいだなって言ったのも、色々な所でトボけていたのも... 僕を覗きに無理やり誘ったのも...
あのとき俺にまかせとけ!っ言ったのは僕に気を遣って...)
クリスタ「あっアルミン...」
アルミン「クリスタ...」
クリスタ「あ、あの... アルミン... わ、私...」
アルミン「うん。 わかっているよクリスタ。 でも今は返事をすることは出来ない。
僕がもっと強くなって、そしてクリスタを守れるようになった時に...
その時に必ず返事をするよ。 だからその時まで待ってほしい。」
クリスタ「アルミン...」
アルミン「僕の勝手な都合を押し付けてしまってすまない。
だけど約束は必ず守るよ。」
クリスタ「うん... わかった。私待ってるね... もう兵舎に戻らなきゃ。
また明日ね アルミン。 おやすみなさい。」
アルミン「うん。おやすみクリスタ。」
アルミン(エレン... 僕は君のような友人を持てて本当に幸せだよ...
本当にありがとうエレン。 僕と君はこれからも...
ズッ友だよ!!!!
おわり
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