グサッ
ニャル子「トールギぃス!!」←簀巻き
真尋「お前反省してないだろ」
ニャル子「してますよぉ…そんなグサグサ刺さないでくださいよ~」
真尋「お前の顔が反省してる時の顔じゃなくて悪い事考えてる時のそれだ」
ニャル子「いやいや、今日1日は安価で迷惑をかけてしまったので罪滅ぼしに真尋さんをデートにお誘いしようと…」
真尋「そうだな、迷惑かけられたよ。年齢暴露しようとしたりウンコ2回も漏らしてカマキリ捕まえたり」
ニャル子「そのことには触れない約束じゃないですかぁ…」
真尋「僕はそんな約束してないぞ」
ニャル子「えぇい!とにかくデートするんですよ!行き先は>>3です!!」
真尋「待てよ!僕は行くなんて言ってないだろ!!」
ニャル子「安価は絶対です。はい、論破です」
あの世
ニャル子「あの世…」
真尋「懲りずに安価なんかするから…」
真尋「どうするんだ?安価は絶対なんて言っちゃったのに」
ニャル子「ふふふw安価をそのまま受け取ろうなんて真尋さんは案外おバカなんですねぇw」
グサッ
ニャル子「メタァス!!」
ニャル子「痛たた…違うんですよ…何も死ねって言われたわけじゃないんですから」
真尋「あの世だぞ?」
ニャル子「そうですよ?だから『あの世』って名前のラブホテルに行けばいいんですよぉ…w」じゅるり
グサッ
ニャル子「ナイチンゲぇぇル!!」
真尋「再安価にしろ」
ニャル子「な!?それはダメですよ!安価は絶対なんですから!だから2人で『あの世』に行って永久の愛をヘヴンズドライヴするんです!!」
真尋「…」つフォーク
ニャル子「そ、そんな風にフォーク持てば私が言うこと聞くなんて思ったら大間違いですよ!!」
グサッ
ニャル子「ベルガギロぉス!!!」
真尋「」つフォーク
ニャル子「再安価です……>>8」
ハートランドシティ
ニャル子「ハートランドシティ?…真尋さん知ってますか?」
真尋「聞いたことないな」
真尋「もう映画とかでいいんじゃないか?」
ニャル子「ダメですよ!安価無視なんかしたくらいなら即刻ギルティですよ!」
真尋「なんだよギルティって……じゃあ再安価しかないな」
ニャル子「うーん。それもちょっと…」
真尋「知らない所には行けないだろ?」
ニャル子「大丈夫です!私にいい考えがあります!」
真尋「その考え信じて大丈夫なんだろうな?」
ニャル子「任せてください!ニャルラトホテプの名にかけて真尋さんを楽しませて見せます!ではまた明日!」
真尋「あぁ、そこそこ期待しとくよ。おやすみ」
翌朝
ニャル子「さぁて、待ちに待ったデートです!!」
ニャル子「が、しかし!着て行く服を選ばねばなりませんね!」
ニャル子「まず上は>>11を着ましょう」
手ブラ
ニャル子「手ブラって…せめて何か着せてもらえませんかねぇ…」
ニャル子「真尋さんを楽しませるだけならイイんですけど。今日はデートなんで人目に触れるんですよ?私逮捕されちゃいますよ」
ニャル子「もし地球で捕まったくらいなら地球勤務解任はおろか惑星保護機構から懲戒免職処分食らって強制送還ですよ…」
ニャル子「だから再安価です!>>15です!捕まらない程度に頼みますよ?もしダメな服なら安価下です」
Tシャツとズボン
ニャル子「Tシャツとズボンですかぁ」
ニャル子「これじゃあ真尋さんがムラムラしないですねぇ」
ニャル子「まぁ変な格好させられるよりマシなのでコレで行きましょう」
ハートランドシティ
真尋「おい……」
ニャル子「変なトコロに迷い込んじゃいましたね……」
真尋「なんだここは?」
ニャル子「ホテル街です」
真尋「帰る」
ニャル子「待ってください!!待ってくださってばぁ!!本当に道に迷っちゃったんですよぉ!!」がしっ
真尋「お前一心不乱にここまで来たよな?」
ニャル子「いやですねぇ!そんなわけないじゃないですか!」
真尋「再安価だ!行く場所は僕が安価で決める!!>>18だ!」
ニャル子「えーーー!!!???」
真尋「ついでにお前に刺すフォークの数も安価で決めてやる」
ニャル子「ちょ、マジ勘弁してくだい…」
喫茶店アーネンエルベ
喫茶店アーネンエルベ
カランカラン
店員「いらっしゃいませー。何名様でしょうか?」
真尋「2人です」
店員「かしこまりました。こちらのお席へどうぞ」
真尋「はぁ……やっと一息つけるな」
ニャル子「なかなかイイお店ですねぇ」呼び出しベル ぽちっ
真尋「おい!まだメニューすら見てないだろ!!!」
店員「ご注文お伺いしまぁす」
真尋「あ、すいません間違って押しちゃって…
ニャル子「私は>>24で、真尋さんは>>27です!」
真尋「何言ってんだお前は!!!」
この店の料理全部
水で…いや、やっぱり水も出さなくていい
ニャル子「私はこの店の料理全部です。真尋さんには水も要らないです」
真尋「なんでだよ!!!!」
店員「か、かしこまりました…」
真尋「いやいや!かしこまらなくていいから!」
ニャル子「ダメですよ真尋さん!!安価は絶対なんです!水も口にすることは許されないんです!」
ぐさっ
ニャル子「アッシマァァ!!!」
ニャル子「私のせいじゃないですよぉ…安価なんですからぁ…」
真尋「無闇に安価を取ったお前の責任だ」
ニャル子「面目次第もございません……」
店員「ミートソーススパゲティです」
ニャル子「わぁーい!!美味しそうです!!」つフォーク
ニャル子「うまうまw」ズルズル
真尋「腹減った……」ぐぅぅ~
ニャル子「美味しいですねぇ~!あ!真尋さんのスパゲティの方が好きですよ?」
真尋「あっそ……」
ニャル子「もしかして怒ってます?」
真尋「いや」
ニャル子「そうですか!よかったです!」ズルズル
真尋「激怒している」
ニャル子「すぃましぇん…」
店員「ミートソーススパゲティ大盛りです」
ニャル子「え……」
ニャル子「またスパゲティですか?まぁ好きですけど…」
真尋「嫌な予感だ」
ニャル子「………」ズルズルズルズル
店員「ジャンボミートソーススパゲティです」どかっ
ニャル子「ぶぺぇ!!??」
真尋「うわぁ…並盛りの3倍はある…」
ニャル子「………」
真尋「おい、鼻から麺出てるぞ…」
ニャル子「まひろさぁぁん…」
真尋「僕は知らないぞ。安価なんだから従えよ」
店員「カルボナーラスパゲティです」
店員2「お待たせしました。タラコスパゲティです」
店員3「季節限定夏野菜たっぷりパスタです」
店員「スパゲティナポリタンです」
ニャル子「」ぐにゃぁぁぁぁ
スパゲティ′s ズァァァァァ
ニャル子「うぅ…ぐすっ……ひっく……うぅ……」しくしく
真尋「泣くなよ…」
ニャル子「うぐっ……ぐすん……」ズルズルズルずるっ
真尋「鼻水啜ってるのかスパゲティ啜ってるのかどっちなんだ」
ニャル子「げふっ…ごほっごほっ……ごほっ…」ずるずる
真尋「噎せなよ汚いなぁ……拭けよ」つハンカチ
店員「サンドイッチ盛り合わせです」
店員2「オニオン&ポテトフライです」
店員3「ホットドッグです」
店員4「海老グラタンです」
ニャル子「……………」
真尋「うわぁ…美味そう」ぐぅぅぅ
ニャル子「」ズルズルズルズル
真尋「あぁ、まだミートソース食べ終わって無かったのな…」
ニャル子「」ズルズルズルズル
30分後
ニャル子「げふっ……」
真尋「やっと食い終わったか……」
ニャル子「うぅ…何か気持ち悪くて吐きそうです…妊娠したっぽいです」おえっ
真尋「んなわけないだろ食い過ぎだよ」
店員「クリームソーダです」
店員2「アイスレモンティーです」
店員3「コーラです」
店員4「アイスロイヤルミルクティーです」
店員5「イチゴショートケーキ、抹茶ケーキ、チョコケーキ、ティラミス、カボチャのケーキです」
店員6「アイスコーヒーです」
ニャル子「……………」
1時間後
カランカラン
店員「ありがとうございましたー!」
ニャル子「……………」よろよろ
真尋「大丈夫か?」
ニャル子「……大丈夫に見えますか?」
真尋「建前だ」
真尋「どうする?もう帰るか?」
ニャル子「いえいえ、そうはいきませんよ……次は>>40です!>>40に行きましょう!!今度こそ楽しくデートするんです!」
遊園地
ニャル子「やったー!!遊園地ですよ!遊園地!」
ニャル子「やっとデートらしくなってきましたね真尋さん!!」
真尋「そうだな、じゃあ行こうか」
遊園地
ニャル子「さぁて!着きましたよ!」
真尋「まず何に乗るんだ?」
ニャル子「そうですねぇ、最初は>>44にしましょう!」
真尋「また安価かよ…知らないぞ?」
まひろさんの下半身
グサっ
ニャル子「バーザム!!」
真尋「真面目に決めろ」つフォーク
ニャル子「だから安価が悪いって言ってるじゃないですか!!いきなりフォークは酷いですよ!!!」
真尋「じゃあ再安価だな」
ニャル子「待ってください」
真尋「なんだよ」
ニャル子「安価は絶対。だから私は1度真尋さんの下半身に乗って真尋さんの子種をいただかなくては」じゅるり
グサっ
ニャル子「ガルバルディ!!!」
真尋「最初は>>49だ」
バンジージャンプ
真尋「バンジージャンプ…か」
ニャル子「いいじゃないですかぁ!バンジージャンプ!私は好きですよ!」
真尋「僕は苦手だな……ここは再安価かな」
ニャル子「何を縮こまってんですか真尋さん!さぁ!行きますよ!」ぐいっ
真尋「わっ!ちょっ!引っ張るなよ!」
ニャル子「2人で仲良く飛びましょうね♪」
真尋「いや、無理だろ…危険だし」
ニャル子「え~~!!」
バンジージャンプ 1時間待ち
真尋「うわぁ…1時間待ちかぁ」
真尋「なぁ、他のにしないか?」
ニャル子「何言ってんですか真尋さん!安価を無視するなんてできませんよ!!さ!並びましょう!それに2人で飛べるみたいですし♪」
真尋「はぁ……どうしてこうなった」
10分経過
ニャル子「真尋さぁん!見てくださいよアレ!!すっごく恐そうですよ!!」
真尋「ここから見てあんなに高いんだから上から見たらもっと高いんだろうな……」
ニャル子「もしかして真尋さん怖いんですかぁ~?」ニヤニヤ
真尋「はぁ?」
ニャル子「怖かったら私に抱きついてもいいんですよぉ?」ニヤニヤ
真尋「」つフォーク
ニャル子「さーせんした」
30分経過
ニャル子「…………」
真尋「…………」
ニャル子「…………」
真尋「なぁニャル子」
ニャル子「なんですか?」
真尋「急に黙ったけどさ、僕何か気に障ること言ったのか?」
ニャル子「べつに」
真尋「だったらおかしいだろ!5分前までペラペラ喋ってたじゃないか!」
ニャル子「……………」ぷるぷる
真尋「ニャル子?」
ニャル子「まひろさぁん……」半泣
真尋「…どうした?」
ニャル子「なまらすげぇ…トイレに行きたいれふ……」
真尋「なんだよ、トイレ行きたかったのか……行って来いよ」
ニャル子「無理ですよ……」
真尋「何でだよ」
ニャル子「この狭い階段通路を逆走なんてできないですよぉぉ!!」
真尋「トイレ行きたいから道開けてくれって言えばいいだろ!!」
ニャル子「簡単に言わないでくださいよ!!女子がトイレ行きたい宣言しながら人混み掻き分けるなんて拷問ですよ拷問!!」
真尋「しょうがないだろ!!行って来い!!」
ニャル子「嫌です!!」
真尋「じゃあバンジージャンプやめるか?」
ニャル子「それもダメです!!安価は絶対なんです!!」
真尋「お前の安価と僕に対する想いは何処から来てるんだよ!!!」
50分経過
ニャル子「ひぃ…ひぃ……ふぅ…」
真尋「今度は何やってんだ?」
ニャル子「……見てわかんないんですか?苦しみを逃がしてるんですよ……ひぃ…ひぃ…ふぅ…」
真尋「あっそ、どうでもいいけどその方法だと逆に出ちゃわないか?」
ニャル子「もっと早く言ってくださいよ!!!!」べしっ
真尋「痛っ!!知るか!!だいたいお前が喫茶店でドカ食いなんかするから悪いんだろうが!!」
ニャル子「あ、アレは安価で……」
真尋「安価で決めたお前が悪い!ウンコ食わされなかっただけマシだと思え!!」
ニャル子「うぐぅ……今その言葉は禁句です真尋さん……」ぎゅるるるるるる
真尋「お前ホント忙しいヤツだな。かれこれ50分ずっと騒いでるぞ」
1時間経過
係員「ベルトと命綱付けさせてもらいますねー」カチャカチャ
真尋「ふぅ……やっと順番回って来たな」
ニャル子「…………」ぷるぷるぷるぷる
真尋「そんな苦しいならやめればいいのに」
ニャル子「ふへへへ……何行ってんですか真尋さん……女は度胸ですよ…ふへへへ…」ぷるぷるぷるぷる
真尋「愛嬌だろ」
ニャル子「今の女は愛嬌だけじゃ生きてけねぇんですよ……」ぷるぷるぷるぷる
係員「準備OKでーす!」
ニャル子「さぁ!飛びますよ真尋さん!!」
真尋「ちっ……くそぉ!ままよ!!」
ぴょん
わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………
係員「おつかれさまでーす!」
真尋「はぁ、終わってみると大したことなかったな」
ニャル子「………」
真尋「ニャル子?どうした?トイレ行かないのか……」
ニャル子「…………」
真尋「あれ…お前なんかヤケに背筋が……」
ニャル子「まひろさん」
真尋「……なんだ?」
ニャル子「風ってこんなに気持ちいんですね」
真尋「そうだな。言わなくても解ったから降りるぞ」
真尋「ほらよ、ちょっとダサいけどこれに替えて来いよ」
ニャル子「ありがとうごさいます…」てくてく
真尋「」(ニャル子のヤツ…ヤ無茶しやがって…)
5分後
ニャル子「おまたせしました」
真尋「おう……」
ニャル子「」
真尋「次どれに乗る?」
ニャル子「べつに何でもいいです」
真尋「そっか……」(やばいな、生気が感じられない…)
ニャル子「安価で決めましょう」
ニャル子「私は>>66に乗りたいです」
真尋「そんな満身創痍(精神的に)でも安価にこだわれるお前に脱帽するよ」
こぉ↓ひぃ↑かぁぷ↓
ニャル子「コーヒーカップに乗りたいです」
真尋「まぁ定番だよな。よし、乗るか!」
真尋「ん」スッ
ニャル子「?」
真尋「手、繋ぐぞ。デートだろ?」
ニャル子「!?」
ニャル子「まひろさぁぁん!!」抱きっ
真尋「わっ!抱きついていいなんて言ってないぞ!!離れろ!!手だけだ!!」(機嫌治ったみたいだな…よかった)
ニャル子「もしかして照れてます?w照れてますよね?かっわいぃ~♪」
真尋「照れてない!!!」
ニャル子「またまたぁ~♪素直じゃないんですからぁ真尋さんはぁ♪」
真尋「調子乗んな!!!」グサッ
ニャル子「リガズィぃぃ!!!」
in コーヒーカップ
真尋「今度は待たなくても乗れたな」
ニャル子「これ回すと回るの速くなるんですよね?」
真尋「ん?あぁそうだけどコーヒーカップ乗ったこと無かったのか?」
ニャル子「はい、コーヒーカップ処女です」
真尋「普通に「初めて乗った」でいいだろ」
ニャル子「回してもいいですか?」
真尋「どうせダメだって言っても回すだろ?勝手にしろ」
ニャル子「わーい!」くるくるくる
真尋「あんまり回し過ぎんなよ」
ニャル子「わかってますってー!」くるくるくるくるくるくる
真尋「お、おい!回し過ぎじゃないか!?」
ニャル子「キャハハハ!!楽しいですねー♪真尋さぁん!!!」くるくるくるくる
真尋「わかったから回すのをやめろーーー!!!!!」
わぁぁぁぁぁぁ……………
真尋「うぇ……」よろよろ
真尋「きもちわるぃ……」よろよろ
真尋「だから回し過ぎんなって……
ニャル子「オボロロロ……」ビチャビチャビチャ
真尋「…………」
ニャル子「き、きもちわるぃ……オロロロ」ビチャビチャビチャビチャ
真尋「*っ……オロロロロ」ビチャビチャビチャビチャビチャビチャ
ニャル子「真尋さ…オロロロロ」ビチャビチャビチャビチャビチャビチャビチャビチャ
30分後
グサッ
アーーッザム!!!!
グサッ
ビグザぁぁぁぁぁム!!!!!
ニャル子「ふぇぇ……ごめんなさぁい……」しくしく
真尋「本当にお前ってヤツはいつもロクなことをしないな!!!」
ニャル子「すぃませぇん……」しくしく
真尋「はぁ……次はもっと落ち着いたのにしようぜ」
ニャル子「じゃあ次は>>74で」
真尋「お前平和に済ます気ないだろ」
FUJIYAMA
ニャル子「ジェットコースターですね!」
真尋「絶叫系かよ……」
ニャル子「安価は…
真尋「絶対だろ?知ってるよ。行くか」
ニャル子「真尋さんもわかってきましたね♪」
真尋「はぁ……僕はそんなものわかりたくないけどね」
係員「準備OKでーす」
ニャル子「ちぇ……後ろですか」
真尋「順番なんだから仕方ないだろ?」
ニャル子「私は前が良かったですよ」
真尋「どっちでも同じだって」
カタカタカタカタカタカタ
ニャル子「この登って行くときって興奮しますねwww」そわそわ
真尋「たしかに、それしても下から見るより高いな…」
ニャル子「興奮し過ぎて赤ちゃんできちゃいそうですwwww」
真尋「ジェットコースターのか?」
ニャル子「いやですねぇ!真尋さんのに決まってるじゃないですかぁ!認知してくださいね?」
真尋「DNA鑑定の用意だ」
ニャル子「まっひろさぁん!高くてこわいですぅ♪」抱きっ
グサッ
ニャル子「ペーネロペぇぇぇぇぇ!!!!」
真尋「!?」
真尋「ニャル子!お前!!ベルトは!!??」
ニャル子「へ?」
ニャル子「あ…………」
真尋「お前ってヤツは……」
ニャル子「まひろさぁん…」涙目
カタカタカタカタカタカタ
真尋「しっかり捕まってろよ!!!!!」
ゴォォォォォォォォォ
ニャル子「ふぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」
ニャル子「飛ばされそうですぅぅぅぅぅ!!!!!!!」
真尋「お前は何でそういつもいつもバカなんだぁぁぁぁ!!!!!」
ニャル子「ひぃぇぇぇぇ!!!たすけてぇぇぇぇ!!!!!」
真尋「くそっ!!」抱きっ
ニャル子「!」
わぁぁぁぁぁぁぁぁ
ジェットコースター終了
真尋「ぜぇ……ぜぇ………」
ニャル子「…………」
真尋「お前ってヤツはぁ……」
真尋「!?」
ニャル子「なんですか?」←計画通り
真尋「お前……まさかわざと…」
ニャル子「なんのことですかねぇ♪」どやぁ
真尋「そもそもお前はベルトなんて無くてもしがみ付いてられるしサーフィン乗りできるくらい身体能力高かったのを忘れてた……」
ニャル子「え~無理ですよぉ~こんなか弱い乙女を捕まえて何言ってるんですかぁw」
ザクッ
ニャル子「ドーベンウルゥゥフ!!!」
真尋「心配させやがって!!ヒヤヒヤしただろうが!!!」
ニャル子「てへぺろ!」
グサッ
ニャル子「バイアラぁぁぁン!!!」
真尋「反省しろ」
ニャル子「えへへwすみませんでした!」
真尋「ちゃんと反省してんのかよ…」
ニャル子「してますよ!でも、私嬉しかったんです!」
真尋「え?」
ニャル子「コースターから落ちないように真尋さんが必死でしがみ付いて守ってくれましたから」
真尋「!」
真尋「当然だろ……それくらい…」
ニャル子「ふふふ♪……私最後に>>86に乗りたいです!」
真尋さん…ではなく観覧車
ニャル子「最後は真尋さん…
真尋「」つフォーク
ニャル子「じゃなくて観覧車に乗りたいです」
真尋「そうだな。乗るか!」
ニャル子「はい!」
in 観覧車
ニャル子「…………」
真尋「……………」
ニャル子「…………」
真尋「なぁニャル子」
ニャル子「なんですか?」
真尋「いや、いきなり静かになったからどうしたのかなって」
ニャル子「いえ、さっきまでは人混みでいつものテンションでしたけどいざ2人きりになると……」
真尋「そうなのか……」
ニャル子「はい…」
真尋「お前のことだからまた何かしでかすと思ったんだけどな」
ニャル子「私も何かしでかそうと思ってたんですけど……何かいつもと違うというか…」
真尋「あぁ、一応平常運転だったか」
真尋「まぁ観覧車なら平和に過ごせそうだな」
ニャル子「そうですね!私も割と酷い目に遭いましたし」
真尋「ほとんど自業自得だけどな」
ニャル子「そんなことないですよ!」
真尋「そうか?喫茶店でドカ食いしたりバンジージャンプでウンコ漏らしたりコーヒーカップでゲロ吐いたり」
ニャル子「うぅ、その辺は触れないでくださぃ……それに吐いたのは真尋さんもじゃないですか」
真尋「いや、僕が吐いたのはお前が回し過ぎたせいだ」
ニャル子「うぅ…でもほらアレですよ!そういう子の方が憎めなくてポイント高そうじゃないですか!」
真尋「それ自分で言うか?」
ニャル子「そう自分に言い聞かせないと悶絶死しそうになります…」
ニャル子「!」
ニャル子「真尋さん!見てください!高いですよ!ほら!」
真尋「結構上まで来たな」
ニャル子「うは~」
真尋「お前は観覧車乗ったことないのか?」
ニャル子「初めてですよ!というよりあえて乗らなかったんです。好きな人と乗るのが夢でしたから!」
真尋「!?……そ、そうか……」
ニャル子「あれ?真尋さん照れてます?w」
真尋「照れてない!」
ニャル子「え~w照れてますよぉw」
真尋「くっ!」つフォーク
ニャル子「ひぃぃぃ~!!真尋さん今日は刺し過ぎですよ!!何回刺したか知ってんですか!?13回ですよ!?13回!」
真尋「それ以上言うとキリ良く15回にするぞ?」
ニャル子「わかりましたよぉ…まったく…ちょっとくらいデレてくれてもいいじゃないですか」
ニャル子「ん?」
ニャル子「あーーーーーー!!!!」
真尋「なんだよ大声出して」
ニャル子「真尋さん!ちょっ!アレ!!アレぇぇ!!!」指差し
真尋「なんだよ」
ニャル子「向こう側の人達キスしてますよ!!!ぶっちゅうう!!って!!舌入ってますよアレは!!」
真尋「こら!人様の…その…お楽しみをあんまり見るんじゃない!」
ニャル子「待ってください!今いいとこなんですよぉ!!おぉぉ~~!!!」
真尋「ニャル子」
ニャル子「ん?なんですか?」
ニャル子「え………」
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
真尋「終わってみると案外短かったな…」
真尋「よし!帰るぞニャル子!」
ニャル子「はい」
真尋「ん?」
ニャル子「手、つないでください」
真尋「ふっ…わかったよ」ぎゅっ
ニャル子「今日は楽しかったですね!真尋さん!」
真尋「そうだな。うん、楽しかった!」
END
またニャル子でなんか書いてほしい
/ / / / │ |:.i :. \ :. \ | |
/ / / /│ | |:.i :. \ :. 丶 | |
/ / :/ / .: │ | |:.i :|::i :. ::. | |
. イ :/: i :| | | |:.i :|::i/ ハ i∧i | i |
| :| :i::. | :|::|\| | |:.i .::|∧:/|:│ .:| i::: ∨│ i |
| / .:| :|:i:: .:i .::∧|: 八`ト i八 ::斗=ミxV| .:| i::i ∨| _rーく⌒'<⌒ヽ /
| :/ .::| :|:i:: i:| xセ卞ミハ八 ::..\∨し 爪 八::j人__乂 (`\ 〉 } Y | //
| / .:厶イi:::. 爪 hiノし \|\/hi ノ| | ノ|::「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{ { ∧丿 ̄// ̄ ̄ ̄
|/ .::/{(|::::::... | 乂_ソ 乂ソ 厶イ|::| ‘ーしし /
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. / .r'⌒ト-‐(⌒^ア::::...`=-.::::::. 从:::::j|
..::ノ\_>‐┴ <厂 \__> ィ .イ / v|
/ /⌒>/ ヽ/ )丶、 (_丿 / ′ │
__,,.. ..::〈___/ ∨( (⌒≧z- _.. イ // | >>1乙 次回作も楽しみにしてますよ
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