春香「ん？」

冬馬「離せ、何をする気だ！」

ﾊﾞｷｭｰﾝ

冬馬「うっ…」ｶﾞｸｯ

春香「あ！」

ﾌﾞｵｵｵｵﾝ

春香「あ…」

７６５プロ

キャスター『次に、今日行われる番組で、７６５プロダクションの竜宮小町や』

キャスター『９６１プロダクションのジュピターの天ヶ瀬冬馬さんなど』

キャスター『名の知れたアイドルたちが集まりインタビューを行うことになっています』

春香「（嘘よ、冬馬君はあの時…）」

千早「春香、どうかした？」

真「なんだか顔色が変だよ」

春香「…」

９６１プロダクション　社長室

黒井「そろそろ番組が始まる頃か」

黒井「後３０分で忌々しい７６５プロの奴らが吹っ飛ぶわけだ」

黒井「まさか天ヶ瀬冬馬が改造されてるとも知らずにな」

黒井「フハハハハハハハ！」

会場

冬馬「なんだ、お前らも来てたのか」

伊織「それはこっちのセリフよ」

律子「今日は私たちに突っかかってこないで欲しいわね」

冬馬「そんなのこっちからお断りだ」

春香「待って！」

律子「春香！？　どうしてここに！？」

春香「そこにいる冬馬君は偽者よ！」

伊織「春香、何を言ってるの？」

春香「私見たの！　本物の冬馬君がどっかへ連れ去られるのを…」

冬馬「天海春香、ジョークを言うなら他の番組でやれ」

冬馬「はっきりいって迷惑だ」

春香「………」

律子「春香、今日は帰りなさい」

春香「………」

冬馬「………」

ﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯﾁｯ

春香「（そうか、頭の中に爆弾が！）」

春香「伊織ちゃん、ヘリコプター借りるね！」

伊織「え！？　い、いいけど…」

ヘリコプター

冬馬「何をする気だ！？」

春香「冬馬君、あなたは殺されたの」

春香「その頭の中に爆弾を仕掛けられて、今のあなたは人間ロボットなの」

９６１プロダクション上空

春香「冬馬君、ごめんなさい！」ﾄﾞﾝ

冬馬「うわああああああああああ！」

黒井「何！？」

ﾄﾞｶﾞｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ