モバP「ロリコン疑惑」 (88)




ーーー事務所ーーー



凛「プロデューサーッ!」バンッ

モバP「どうしたんだ?そんなに急いで」

凛「プロデューサーってロリコンだったの!?」

P「・・・・・・なに言ってるんだ?」

凛「プロデューサーは小さい女の子しか見てないって」

P「誰がそんなこと言ってるんだ?」

凛「えーっと、誰だったかな」

P「はぁ。俺はちゃんと凛はもちろん、別け隔てなく全員をプロデュースしている」
P「それは凛もずっと見てきてくれたと思ってたんだけどな、残念だ」

凛「えっ?!そ、それは、その、ごめん」シュン

P「あーあ、凛のせいで自信なくなちまったな。はぁ」
P「プロデューサー向いてないのかな」ショボン

凛「っ!?」

P「・・・・・・辞めようかな」チラッ

凛「ちっ、違う!プロデューサーはしっかり私達をプロデュースしてくれてるよ!」
凛「だから、そんなこと言わないで!」

P「でもな・・・・・・」チラッ

凛「わ、私に出来ることなら何でもするからっ!」

P「ん?そうだな。俺、もう少し頑張ってみるよ」

凛「そ、そう。良かった」ホッ

P「ところで、本当になんでもしてくれるんだな?」

凛「・・・・・・え?」


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ーーー応接室ーーー



コンコン

P「おっ、準備できたみたいだな。入っておいで」ニコニコ

ガチャ

凛「ぷ、ぷろでゅーさー」フルフル

P「どうしたんだ?そんなに震えて」

凛「なんで私にこんな格好させるの?!」

P「凛、口調がおかしいぞ?」

凛「なんで、り、凛にこんな格好させる、の?」ウルウル

P「そりゃあ、凛が何でもしたいって言うからさ」

凛「でも、り、凛がこんな格好しても似合わないよ?」アセアセ

P「そんなことはないぞ。よく似合ってるよ」パシャ

凛「ちょ、ちょっと!写真は駄目っ!」

P「それじゃあ、俺から取り返す事ができたら、消してやる」ニヤニヤ
P「ほらほら、どうした?」

凛「だって、スカートから手を離したら見えちゃうよ」///

P「さすがにサイズが小さかったか」
P「でも似合ってるぞ?園児服」ニヤニヤ

凛「けど他はサイズぴったりなんだけど」ジトー

P「それは気のせいだ」

凛「ところでプロデューサー?もう着替えていいよね?」

P「そうだな。俺に「可愛く」懇願してくれたら、着替えていいぞ」

凛「可愛く?」

P「ああ」

凛「どうすればいいの?」

P「うーん、こんなのはどうだ?」
P「」ヒソヒソ

凛「うーん、それでもう終わりなんだよね?」

P「お?やってくれるのか?」

凛「・・・・・・うん」



ーーー


凛「この服、凛だけじゃお着替えできないから、ぷろでゅさーも手伝ってくれる?」ウルウル


ーーー


ピロリーン

P「はい、OKです。お疲れ様でしたー」

凛「ちょ、ちょっと!プロデューサーっ!」ガシッ

P「ん?もう着替えていいぞ?」

凛「い、今、何したの?!」///

P「スマホは便利だよなー。動画だってこんなに綺麗に撮れるんだもんな」ニヤニヤ

凛「っ?!」///
凛「けっ、消してよっ!」

P「大丈夫だって、誰にも見せたりしないから」ニヤニヤ

凛「それでも消してっ!」

P「・・・・・・じゃあ、俺がロリコンだと言ってた奴は誰か思い出してくれ」

凛「わ、分かった。ちょっと待ってて」ウーン

P「かわいい」ボソッ

凛「か、加蓮、かな?」

P「そうか。ありがとうな」ナデナデ

凛「・・・・・・止めてよ。子どもじゃないんだから」///

P「そうか」パッ

凛「あっ」シュン

P「さて、俺は加蓮の所に事情でも訊きに行こうかな」ガチャ
P「凛、風邪ひくなよ」

バタン

凛「えっ、あっ、うん。あれ?」

今日は終わり



ーーー女子寮ーーー


ピンポーン

加蓮「ん?誰だろ」ガチャ

P「よっ!」

加蓮「あれ?急にどうしたの?」

P「実はな、ちょっと訊きたい事があるんだ」

加蓮「んー、じゃあラウンジでいいかな?」

P「いや、他のアイドルに聞かれるとまずいんだ」

加蓮「・・・・・・それじゃあ、少し待ってて」

バタン



ーーー


加蓮「お待たせー。どうぞ」ガチャ

P「悪いな」

加蓮「それで私に訊きたい事っていうのは?」

P「単刀直入に訊くが、加蓮が俺の事ロリコンだと触れ回ってるらしいって聞いたんだが?」

加蓮「・・・・・・誰から訊いたの?」

P「それは言えない」

加蓮「プロデューサーは、私の事を信じてくれるよね?」

P「当たり前だ。今日は事実確認に来ただけだ」

加蓮「良かった」ホッ
加蓮「実は・・・・・・奈緒が言い始めたんだよ」

P「奈緒が?」

加蓮「あっ!でも、奈緒も冗談っぽく言ってたから」アセアセ

P「って事は、凛と加蓮と奈緒の3人でアニメでも観てたのか」

加蓮「えっ、うん。その通りだけど、どうして分かるの?!」

P「なんとなくだよ」
P「ところで奈緒は、俺がロリコンだっていう情報をどこで聞いたんだろう」

加蓮「うーん、どこだろ?」

P「だよな。奈緒に訊いてみるか」

加蓮「ところでプロデューサー?」

P「ん?」

加蓮「奈緒が言ったのも冗談だと思うけど、その、本当のところっていうか」

P「・・・・・・俺がロリコンかどうかって事か?」

加蓮「あっ、う、うん。そうなんだけどね」アセアセ
加蓮「やっ、やっぱなし!今のはなしっ!」


P「・・・・・・」ジー

加蓮「うっ。ご、ごめん、ね?」

P「はぁー」

加蓮「?!」

P「いや、いいんだ。アイドルにそういう疑いを持たれる俺が悪いんだ」

加蓮「ちっ、違うって!」アセアセ

P「最近さ、俺ってプロデューサーとか向いてないんじゃないかって思うんだよな」

加蓮「えっ」

P「俺もまだまだ若いし、転職は早い方がいいかもなー」チラッ

加蓮「そんなことないっ!そんな弱気なプロデューサー見たくないっ」

P「加蓮・・・・・・、大人の世界には結果が求められるんだ」
P「俺のプロデュースじゃ、今の仕事もいつまで続くか」チラッ

加蓮「プロデュースも大事かもしれないけど、アタシもっと頑張るからっ!」ズイッ

P「か、加蓮、近い」アセアセ

加蓮「あっ、ご、ごめん」///

P「そうだな、加蓮の言う通りだ。弱気になってすまなかった」ペコリ

加蓮「そ、そんな、いいって」アセアセ

P「ところで・・・・・・」

加蓮「ん?」キョトン

P「加蓮はもっと頑張ってくれるんだったよな?」

加蓮「うん!もう病弱だなんて言わせないよ!なんてね」ニコニコ

P「ほうほう。それじゃあ手始めに・・・・・・」



ーーー


加蓮「ぷ、ぷろでゅーさー?」

P「おっ?もう入っていいのか?」

加蓮「うん。やっ、やっぱ駄目っ!」

P「どうしたんだ?」

加蓮「こんなのおかしいって!無理だって!」

P「もっと頑張るんだろ?こういう仕事の練習だと思うんだ」

加蓮「仕事、仕事」ボソッ

P「そうだ、仕事の為だ」

ガチャ

加蓮「うぅー」///

P「・・・・・・とりあえずベッドだな」ニコニコ

加蓮「えっ!?」

P「よいしょっと」

加蓮「ちょ、ちょっと!恥ずかしいし、重いって!」

P「軽い軽い。お姫様抱っこぐらい余裕だって」ニコニコ
P「ほいっと」

加蓮「あ、ありがと」///

P「そういえば、お昼まだだろ?加蓮の為に買ってきたんだぞ」ゴソゴソ
P「はい、離乳食」コト

加蓮「」

P「温めてくるからな、ちゃんと大人しくしてるんだぞ」ナデナデ

加蓮「あっ、ちょっと良いかも」ボソッ



ーーー


P「よし、涎かけも付けたし」
P「はい、ご飯ですよー」

加蓮「あー、あーん」パクパク

P「こらこら、まだ熱いからちょっと待ってろよ」

フーフー

加蓮「んー」モグモグ

P「ちゃんとモグモグするんだぞ」
P「えらいえらい」ナデナデ

加蓮「んふふ」///

P「加蓮はよく食べる子だな。もう無くなっちゃったよ」ハハッ

加蓮「・・・・・・」ウトウト

P「よく食べて、よく眠る。うん、良い子だ!」
P「あっ!眠る前にちょっと待ってろ」

加蓮「ん・・・・・・」ゴシゴシ

P「はい、お薬だぞ」

加蓮「っ?!」ガタッ

ピンポーン

P「あれ?誰か来た」

加蓮「いや、いやっ!」

P「はいはい」


ガチャ

奈緒「あれ?なんでPさんが居るんだ?」

P「まあ、いろいろあってな。加蓮に用事だよな」

加蓮「あーっ!だぁーっ!」ガタガタ

奈緒「なんか賑やかだな」

P「ちょっと待っててくれ」

奈緒「う、うん」

P「こら、指舐めちゃ駄目だろっ!」フキフキ

加蓮「んー、んー!」ガタガタ

P「こら、暴れるな」

奈緒「取り込み中ならあとでも・・・・・・」ズイッ

P「あっ」

加蓮「えっ」

奈緒「・・・・・・ごめん。あたしちょっと急用思い出した」アセアセ

加蓮「なっ、奈緒っ?!聞いてっ!これは、その」

奈緒「心配しなくていいって、誰にも言えないからな」

加蓮「違うってばっ!」

奈緒「加蓮、相談ならいつでも聞いてやるからな。じゃ」

バタン

加蓮「」

P「さっ、お薬だ」
P「ゼリーだから苦くないって、あーん」

加蓮「・・・・・・あーん」ゴックン
加蓮「」グスン

今日はもう1回書けると思う。
レスもらった中からも拾っていく予定



ーーー同日、夕方ーーー


P「えーっと、奈緒の部屋はここだな」

ピンポーン

ガチャ

奈緒「Pさんか、ちょうど良かった」

P「ん?」

奈緒「立ち話よりも中で・・・・・・」

P「そうか」

バタン

P「その様子だと、奈緒も俺に話があるみたいだな」

奈緒「あたしが聞きたいのは、加蓮の事だよ」

P「さっきの事か」

奈緒「その、友達でもプライベートを詮索するのは駄目だよな」
奈緒「だけど変な道に進んでしまうのも、あたしは駄目だと思うんだ」

P「まあ、奈緒がさっきの状況を見て勘違いする気持ちも解る」

奈緒「勘違い?」キョトン

P「あれは仕事の幅を広げる為の練習だ」

奈緒「へ?練習?」

P「ああ。グラビアアイドルも初めての水着撮影の前には、関係者の前で水着になる事で慣れるらしい」
P「ぶっつけ本番は表情も硬いし、なかなか撮影が進まないらしいんだ」

奈緒「な、なるほど」
奈緒「ところで、加蓮とPさんは何の練習してたんだ?」

P「・・・・・・し、仕事の練習だ」

奈緒「いや、それは解ってるんだけど、具体的には・・・・・・」

P「それは先方の都合で答えられない」

奈緒「それなら深くは訊かないけど、危ない事じゃないんだよな?」

P「ああ、それは俺が保証する」

奈緒「加蓮も大変だな」

P「他人事じゃないぞ?」

奈緒「は?」

P「なんで俺がここに来たか、奈緒なら解る、よな?」ニヤニヤ

奈緒「え」



ーーー


P「ほら、やっぱり可愛いじゃないか」ニヤニヤ

奈緒「は、はァ!?そんなのお世辞に決まってんだろ!」///

P「本当だって。ほら、鏡」

奈緒「こんなヒラヒラ、あたしに似合ってるはず・・・・・・」

P「なっ?この服は実はオーダーメイドなんだ」
P「奈緒の為に作ったんだが、経費が落ちなくてな。俺の実費になってしまった」

奈緒「・・・・・・Pさんって馬鹿だな」

P「その甲斐あって、こうやって天使を拝む事ができたよ」キリッ

奈緒「てっ、天使って」///
奈緒「もう駄目だっ!こんな服脱いだやるからなっ!!」

P「おっと、脱いだらコレは無しだからな」チラッ

奈緒「っ?!」

P「いやー、これ見つけるのに苦労したんだぞ?」ニヤニヤ

奈緒「あたしがそのアニメを観たかったのは、誰にも言ってないはずなのに~っ!」ジタバタ

P「もう生産中止だし、売っててもプレミア付いてるしな。いくら奈緒が稼いでても手は届かんよな」ニヤニヤ

奈緒「くぅ~っ!」ワナワナ

P「まあまあ、こう考えるのはどうだ?」

奈緒「ん?」キョトン

P「この服はこのご褒美を貰う為に、着せられているんだ」

奈緒「着せられている?」

P「そうだ。奈緒は仕方なく、俺の為に着てくれてるんだ」
P「いわば、これも仕事だ」

奈緒「仕事、Pさんの為」

P「俺は奈緒に、このピンクでヒラヒラのロリータドレスを着てほしかったんだ」ニコニコ

ガシッ

P「奈緒は嫌かもしれんが、今の奈緒も最高に”可愛い”ぞ」ボソッ

奈緒「はっ?!そんな耳元で・・・・・・」///

P「だから、な?」ボソッ

奈緒「わっ、分かったから耳元で喋るなっ!」///

P「・・・・・・」パシャ

奈緒「っ?!勝手に撮るな~っ!」

P「まあまあ」ニヤニヤ
P「あと1時間の我慢だ」

奈緒「1時間っ!?」

P「なんだ?嫌なら今すぐにでも脱いでもいいが、条件が・・・・・・」チラッ

奈緒「どんな条件でもいいからっ!」ズイッ

P「よし!じゃあ・・・・・・」ヒソヒソ



ーーー


P「それじゃあ振り向いた後に、ちゃんと言ってくれよ」ニヤニヤ

奈緒「分かってるってっ!」///

P「じゃあ、さんハイッ!」

クルリ

奈緒「こんな恥ずかしい格好するのは、Pさんのためじゃないからなっ!勘違いするなよなっ!!」///

P「奈緒、可愛いぞ」ニコニコ

奈緒「っ?!バカッ!」///
奈緒「でも、ありがとうな」ボソッ

奈緒「って違うっ!!違うからなっ!本当になんでもないっ!!」アセアセ

ピロリーン

P「はい、OKでーす」

奈緒「え」キョトン

P「アドリブも最高だったぞ」ニヤニヤ
P「それにしても、最近のスマホはすごいよな!集音性抜群だもん」

奈緒「Pさんのバカーッ!!」///
奈緒「酷いっ!鬼、悪魔」グスン

P「まあまあ、誰にも見せないから」ナデナデ

奈緒「撫でるな~っ!」ワナワナ

P「そうだ!服を脱がしてやるよ、1人じゃ大変だろ?」ジー

奈緒「ちょっ?!勝手にファスナー下げるなってっ!」アセアセ
奈緒「バカッ!ヘンタイッ!ロリコンッ!」

P「あっ!そういえば、加蓮は奈緒が俺をロリコン呼ばわりしてるって言ってたんだけど?」

奈緒「あ、あ~。一部のアイドルの間で噂になってるな」

P「まじか」
P「奈緒は誰から聞いたんだ?」

奈緒「誰っていうか、なんか事務所行ったらそういう話題だっていうだけで」

P「じゃあその時、事務所に誰が居たんだ?」

奈緒「えーっと、美波さんと美優さん、かな?」

P「ふむふむ。ありがとうな」メモメモ

奈緒「う、うん」アセアセ

P「ん?だから手伝ってやるって」ニヤニヤ

奈緒「い、いいって!」

P「目は瞑ってるし、ファスナー下げたらそのまま出て行くから」

奈緒「じゃ、じゃあ」///

P「はい、降ろしたぞ。じゃあな」ガチャ

バタン
シーン

奈緒「べ、別にPさんになら見られても・・・・・・」バサッ

ガチャ

P「すまん、携帯忘れた」

奈緒「っ?!Pさんのバカーッ!!」///




ーーー



P「いてて、奈緒のやつ思いっきり殴ったな」
P「しょうがないか。そにしても美波と美優さんか」

P「2人共、悪口とか言わないはずなんだけどな」
P「直接訊くしかないか」

Trrrrr

美波「はい、もしもし」

P「俺だけど、ちょっといいか?」

美波「はい、なんでしょう?」

P「美波は俺がロリコンだと思ってるのか?」

美波「ろりこん?」
美波「それって、小さい子が好きな人のことですか?」

P「まあ、平たく言うとそうだな」

美波「私はそんなこと思ってませんよ?」
美波「プロデューサーさんは、もっと大人な女性がお似合いだと思いますよ。ふふっ」

P「そ、そうか」
P「変なこと訊いて悪かったな」

美波「あ、私もプロデューサーさんにお訊きしたいことがあるんでした」

P「ん?なんだ?」

美波「ちょっと長くなりそうなので、事務所の応接室を使わせてもらいたいんですけど」

P「今日は暇だったはずだから事務所はちひろさんしかいないと思うし、大丈夫かな」

美波「ありがとうございます。それでは事務所で」

P「気を付けてな」

美波「はい、それでは」

ピッ



ーーー事務所、応接室ーーー


美波「すみません、わざわざ出向いていただいて」

P「いや、いいんだ。それに応接室を使いたいって事は仕事の話なんだろ?」

美波「・・・・・・はい」
美波「以前のお仕事で控室に居た時、制作スタッフさんからオファーがあったんです」

P「オファー?美波に直接か?」

美波「はい。こういうのはよく分からないんで、プロデューサーさんを呼ぼうと思ったんですけど止められてしまって」

P「また妙な話だな。ちゃんとした仕事なら事務所を通してくるはずだし」

美波「それでお断りしたんですけど、どうしてもって言われて・・・・・・」

P「OKしたのか?」

美波「い、いえ!とりあえず考えてみますと言っておきました。そしたら企画書を渡されたんですが」スッ

P「・・・・・・なるほどな」
P「先方にはこっちから連絡入れとく。美波は何も気にするな」

美波「あ、それとこれも一緒に受け取ったんですけど、どうしましょう」

P「ん、衣装か」
P「一緒に返しとくよ」

美波「あっ」

P「どうした?」

美波「い、いえ」

P「なんでも言ってくれよ」ニコニコ

美波「あっ、あの、ちょっとこの企画は気になっていたので」

P「美波がやりたいなら考えてみるが?」

美波「プロデューサーさんのご負担にならないなら」

P「嬉しいな、美波がそうやって自分の意見を言ってくれると」ニコニコ
P「頑張ろうな」

美波「は、はいっ」




ーーー撮影当日ーーー



P「確認しますが、映像はダビングなどの複製を禁止とし、編集も全てウチで手配します」
P「今日はスタジオ撮影では異常とも言えるほど、スタッフが多いですが全員に金属探知機を通っていただきます」

P「もしも、撮影用カメラ以外の録音、録画が見つかった場合は、あそこにいる事務員がお仕置きをします」


ーーー


美波「なんだか、いつもの撮影現場より緊張します」

P「大丈夫だ。リラックスリラックス」

美波「それと、あの、この衣装ってこれで合ってるんでしょうか?」

P「あ、ああ。バッチリだ!」

「スタンバイお願いしまーす」


ーーー


~♪~♪~♪♪

ちひろ「お遊戯の曲っぽいですね」

P「っぽいじゃないですよ。監修は亜里沙さんです」

ちひろ「あー」
ちひろ「それにしても・・・・・・」


美波「はぁ、はぁ」


P「いや、あれは慣れない服装と緊張からくる息遣いですね」
P「園児が元気いっぱい踊る振り付けですからね。大人でも息は上がりますよ」


美波「はぁはぁはぁ」


ちひろ「ところで、園児服といい、ネームプレートや帽子、鞄も妙にリアルですね」
P「ええ、リアルというよりコスプレ用じゃないですし、当然です」

ちひろ「・・・・・・もうそろそろ終わりですね」

P「いえ、ここからが本番ですよ。いや、本番行為はありませんけどね」

ちひろ「は?」

「モバPさん、スタンバイお願いしまーす」

ちひろ「え」

P「最近はセクハラとか怖いですからね。トラブル回避もありますし美波の希望でもあります」



ーーー


美波「パパぁ~?もう朝だよー」ユサユサ

P「うーん」

美波「もう、会社にチコクしちゃうよー?」ユサユサ

P「もう、少しだけ」

美波「もうっ!・・・・・・そうだ!ふふっ」

美波はいたずらっ子のような笑顔を見せながら仰向けに寝るプロデューサーの上に跨がり、腰をゆっくりと降ろした。

P「んー、って美波っ?!」

美波「ねー、起きてー。はっ、はぁ」ユサユサ

P「美波!降りなさい!」

美波「ミナミはもう準備出来てるよー?はぁ、はぁ。パパも早く準備してよー」ユサユサ

P「分かった!分かったから降りなさい!」ガバッ

美波「きゃっ?!もー、いきなり起き上がらないでよー」

P「見えた」ボソッ

美波「えっ」

P「な、なんでもない。美波は玄関で待ってなさい」

美波「はぁーい」タッタッタッ


ーーー

P「よし!お待たせ」

美波「パパぁ~」

P「ん?」

美波「お、お、・・・・・・」///

P「お?」

美波「お、おしっこ!」///

P「」
P「と、トイレならすぐそこだぞ」

美波「こ、怖いから着いてきてー」

P「しょうがないな」

ガチャ

P「はい、ちゃんとここで待ってるからな」

美波「こ、怖いから・・・・・・」

P「ん?」

美波「な、ナカまで来てっ!」///

P「・・・・・・えっ」

バタン

美波「ちゃんと後ろ向いててね」///

P「あ、ああ」ホッ

美波「うん、しょっと」

P「」ドキドキ

スルッ

P「え?!み、美波っ?!」クルッ

美波「はぁー」チョロチョロチョロ
美波「へっ!?」チョロチョロ

美波「ぷ、プロデューサーさんっ?!み、見ないでーっ!」チョロチョロ

P「す、すまんっ!」

今日は終わり。
加蓮の件は悩んだ結果ああなった。ロリの範疇に気を付けます




ーーー事務所前ーーー



P「GoogleEyesってすごいな。あんなに鮮明な映像が残せるなんて」
P「裏ルートまで使った甲斐があったな」

P「さて、あとは美優さんか」ガチャ
P「おはようございます」

美優「おはようございます。プロデューサーさん」

P「あっ、おはようございます。ちょうど良かった」

美優「どうしたんですか?」

P「ちょっと訊きたい事があるんですけど、時間は大丈夫ですか?」

美優「は、はい。今日は少し寄らせてもらっただけですし」

P「それでは応接室で・・・・・・」ガチャ

ありす「あっ」ポチポチ

P「あ、すまない。使用中だったか」

ありす「だ、大丈夫です。ちょっと休んでただけですから」
ありす「おはようございます。プロデューサー」ペコリ

P「おう、おはよう。橘」
P「うーん、でも橘を追い出すのは気が引けるしな」

美優「どうしたんですか?」ヒョコ
美優「あら、ありすちゃん」

P「けど休むなら休憩室の方が・・・・・・」

ありす「休憩室は他の方が使っていたので」

P「うーん、隣で話しててもいいか?」

ありす「いえ、私は出て行くので」テクテク

美優「私もかまいませんよ?」

P「ほら、美優さんもこう言ってることだし」

ありす「それでしたら、私は学校の課題をしています」
ありす「その方が気が楽です」ガサゴソ


P「そうか。すまないな」

ありす「いいえ」

P「それでは率直に訊きますが、俺がロリコンという噂が事務所内であるらしいんですが」

ありす「・・・・・・」ピクッ

美優「・・・・・・え?ろり、こん、ですか」
美優「確かに聞いたことはありますが、私は気にも止めていませんでした」

P「そうですか」
P「そういうのは噂でも放っておきたくないですから、発信源を探してるんです」

美優「嬉しいものではありませんよね」

P「ええ。事務所内で話している時に、美優さんが居たという事を聞いたので」
P「すみません、変な事を訊いてしまって」

美優「いえいえ、大丈夫ですよ」

P「その時に事務所には、他に誰か居ましたか?」

美優「そうですね、えーっと」
美優「美波ちゃんと一緒に事務所に来たんですけど、そのあとに奈緒ちゃんも来ましたね」

P「ふむふむ」メモメモ
P「他には誰か居ませんでしたか?」

美優「そういえば、その時はプロデューサーさんは事務所に居ませんよね?」

P「え、ええ。なのでこうやって聞いているんですが」

美優「そうですよね。すみません、変な事を聞いて」シュン
美優「プロデューサーさんの机の方から物音が聞こえたので・・・・・・」

P「こちらこそ私事ですみません」

ありす「私もその噂を聞いたことがあります」

P「え?」

ありす「誰からかは知りませんが、事務所内で小耳に挟みました」

美優「その、ありすちゃんみたいな小学生にも噂が広がるのは・・・・・・」

P「そ、そうですね。俺だけの問題じゃなくなりそうだ」
P「ありす、この事は誰にも言うなよ?」

ありす「言いませんよ」
ありす「私には都合が良いですし」ボソッ

美優「・・・・・・」ピクッ


P「そうか。それじゃあ俺はちひろさんと対策を講じようかな」

美優「ちょっと待ってください!」ガタッ

P「ど、どうしたんですか?」

美優「プロデューサーさんは、”大人の”女性が好みですよねっ?ねっ!」

P「え、ええ」

美優「よ、良かったです。安心しました」ホッ

P「それじゃあ俺は・・・・・・」

ありす「ちょっと待ってください。それは具体的に何歳ぐらいでしょうか?」

P「ど、どうしたんだ?橘まで」アセアセ

ありす「ちょっと疑問に思ったので。それで、どうなんですか?」

P「うーん、そんないきなり言われてもな」

ありす「それでは18歳”前”後という解釈でいいですね」

美優「そ、それはちょっと変ですよ」
美優「プロデューサーさんの返事もないままの決め付けはよくありません」

ありす「ムッ・・・・・・それではプロデューサー、答えてください」チラッ

P「うーん、俺は同い年ぐらいが好きかな」

美優「ふふっ」ニコニコ

ありす「そ、それではプロデューサーと同年齢”以下”の物静かな女性って事でいいですよね」

美優「大人の女性は物静かなだけでなく、料理や家事なども求められますから」
美優「やっぱりそうなると、25歳程度の人生経験も豊富な女性が相応しいと私は思います」


ありす「それは三船さんの個人的な意見を多分に含んでいます!」ポチポチ
ありす「見てください!ネットにも男の人は若い女性が好きだと書いてあります!」ドヤッ

美優「25歳も若いと思うけど・・・・・・ねえ、プロデューサーさん?」

P「そ、そうですね。半ばと言ってもまだ20代ですし」

美優「ふふっ、ありすちゃん?インターネットは便利だけど、全て鵜呑みにするのは良くないと思うわよ?」

P「ネットは色んな情報が錯綜してますからね」

ありす「違いますっ!ネットニュースのアンケートにそう書いてあるんですっ!」バンバンッ
ありす「ここに書いてあるんですっ!」バンバンッ

ありす「男の人は若い人が好きなんです」ウルウル

美優「あっ」

P「うーん、俺は恋人も居ないしよく分からないな」チラッ
P「実際に見てみないとなー」チラッ

美優「実際に、ですか」

P「はい、美優さんも橘も居ましね」

美優「それでは、私が大人の女性の良さを教えてあげます。ふふっ」ニコニコ

ありす「わ、私も負けませんっ!」ゴシゴシ

P「もう涙は拭けたか?」ニヤニヤ

ありす「何を言ってるんですか?私は泣いていませんよ?」ケロッ

P「そうだったな。すまない」
P「けどそれには問題があるんですよね」

美優「問題ですか?」

P「ええ。美優さんも橘も専属Pではありませんが、魅力は十分解っているつもりです」
P「しかしそれを知っていても、好みっていうのはイマイチ解らないんですよね」

P「そこで提案が・・・・・・」ニヤリ



ーーー


コンコン

P「準備できましたか?」

美優「は、はい」アセアセ

ありす「私も準備はできました、けど」アセアセ

ガチャ

美優「おかえりなさい、ぱ、パパっ」///

P「お、おう。ただいま、みゆ」

美優「みゆ・・・・・・えへへ」///

P「・・・・・・」チラッ

ありす「うっ」ドキドキ
ありす「お、おかえりなさい。ぱ、ぱ・・・・・・」

ありす「ってやっぱりおかしいですよ!なんで私達がプロデューサーの、む、娘の設定なんですか!」

P「美優はしっかりしてて、えらいなー」ナデナデ

美優「ふふっ」///

ありす「・・・・・・」
ありす「おかえりなさい、ぱ、パパ」ボソッ

P「・・・・・・」

ありす「あ、あの・・・・・・」///

P「ありすもえらいぞ」ナデナデ

ありす「んっ・・・・・・」///
ありす「って撫でないでください!あと名前で呼ばないでください」///

P「そ、そうか」シュン
P「けど、橘だとありすはウチの子じゃなくなっちゃうぞ?」

ありす「あっ」

美優「みゆはもっと撫でてー」

P「みゆは素直でかわいいなー」ワシャワシャ

美優「わー!」///
美優「髪の毛グシャグシャになっちゃうよー」///


ありす「むー・・・・・・、!!」
ありす「あ、ありすは鞄を持ってあげます」テクテク

P「おっ、ありがとうな」

美優「ムッ、みゆは上着持ってあげる!」

P「お、おう。ありがとうな」ニコニコ

美優「今日はみゆがご飯作ったんだよー」

P「おぉ!それはすごいな」

ありす「あ、ありすも作りました!」

P「」
P「え、えらいぞ。うん」

美優「あっ!パパ?」

P「ん?」

美優「ご飯にする?お風呂にする?それとも・・・・・・」プチプチ

P「み、美優さん?胸元のボタンは外さないでください」

美優「はっ!?」///
美優「す、すみません。演技に入り込み過ぎちゃって」///

P「じゃ、じゃあ、ご飯にしようかな」

美優「すぐに用意するね」ニコニコ

P「おぉー。これはすごいな」

ありす「こ、こんなのすごくないです!コンビニのお弁当は添加物とかが・・・・・・」ポチポチ

P「橘」ボソッ

ありす「・・・・・・すみません、役に入り込み過ぎちゃいました」

P「・・・・・・」
P「こっちはありすが作ってくれたやつ、だよな」

ありす「よく分かりましたね」

P「う、うん。なんていうか、愛が見えるから、かな」

ありす「あ、愛」///

美優「むー」プクー
美優「パパ、冷めないうちに食べてね」

P「そうだな」

美優「みゆが、あーんしてあげます」///
美優「パパ、あーん」

P「あーん」モグモグ
P「うん、美味しいぞ」ナデナデ

美優「えへへ」///


ありす「あ、ありすのも食べてください!」
ありす「あ、あーんしてください」///

P「・・・・・・あ、あーん」モグモグ

ありす「おいしいですか?」

P「う、うん。お、おい、おいし・・・・・・ゲホッ」

ありす「」

P「違う、これは違うぞ!ありす!」ゲホゲホッ

ありす「べ、別に無理しなくていいです。すみません」ウルウル
ありす「えっぐ・・・・・・っ?!」ゴシゴシ

ありす「こ、これは違うんです!私は泣いてなんていません」ゴシゴシ

P「ああ分かってる。分かってるぞ」

ギュッ

ありす「っ?!」///
ありす「ぷ、プロデューサー?!」

美優「・・・・・・」

P「吐いてしまってすまん。ただちょっと、その、味が刺激的でびっくりしたんだ」
P「次はもうちょっと味見しような」ナデナデ

P「あと、パパ、な?」

ありす「・・・・・・パパ。だ、大好きです」///

P「」

ありす「パパ?」キョトン

P「はぁはぁ」

ありす「どうしたんですか?」

P「はぁはぁ」
P「あ、ありす・・・・・・」

P「一緒に風呂に入ろう」

ありす「はっ?!」

P「さ、まずは服を脱ごうな」ガシッ

ありす「え・・・・・・や、やめてくださいっ!」///

美優「プロデューサーさん?」ガシッ

P「なんだ?みゆも一緒に入るか?」ハァハァ

美優「そこまでにしておきましょうね」

P「なんだ?みゆは恥ずかしいのか?」クルッ

美優「ふふっ」ニコニコ

P「ご、ごめんなさい」ダラダラ

今日はおわり。お姉さん編は要望があれば書くかもしれません。
そろそろ適当に収束に向かいます。




ーーー事務所ーーー



P「昨日はこってり怒られたな」
P「しかしありすも可愛かったな。つい理性が飛んでしまった」

P「さて、事務所に来たが誰もいないし、ちょうどいいだろ」
P「なっ、乃々?」チラッ

>ガタッ

P「そろそろ出てこないと、乃々の大好きなTV収録増やしちゃおうかな。お客さんも入るやつ」

乃々「それはむーりぃー」チラッ

P「安心しろ。今日は仕事の話じゃない」

乃々「また騙されそうなんですけど・・・・・・」

P「まあ机の下から出てこなければ、TV収録が増えるけどな」ニヤニヤ

乃々「は、話ならここで聞きたいんですけど・・・・・・」

P「まあ今は誰もいないし、いいか」
P「数日前に事務所で俺がロリコンだっていう噂が流れたらしいんだが」

乃々「・・・・・・」

P「なにか知ってる、よな?」

乃々「それは私のせいじゃないんですけど・・・・・・」

P「そんなことは知ってるさ。乃々を疑ってるわけじゃなくて、出処が知りたいんだ」

乃々「そういえば、ここでウトウトしてた時に・・・・・・」

P「乃々、ここに住むのはオススメしないぞ」

乃々「ちひろさんがなにか言ってたんですけど・・・・・・」

P「けど?」


乃々「眠くて忘れました」

P「・・・・・・ありがとうな」ナデナデ

乃々「あうぅ、撫でるならTV収録を減らしてほしいんですけど・・・・・・」//

P「それは駄目だ」

乃々「」

P「が、なるべくお客さんが居ない収録なら大丈夫だろ?」
P「知ってるスタッフさんも増えてるし、乃々のこともちゃんと解ってくれてるさ」

乃々「・・・・・・少しだけ頑張る」

P「乃々、お前は自分に自信がないから、喋り方もオドオドしてしまうんだ」

乃々「そんなこと言われても困るんですけど・・・・・・」

P「乃々も本当はみんなと目を合わせて喋りたいだろ?」
P「自分に自信をつけるには、中から替えていくのが一番だ」

乃々「中、ってなんですか?」

P「時に乃々、今日は何色のパンツを穿いている?」

乃々「あ、あの、その・・・・・・それは関係ないと思うんですけど」///

P「そんなことはない。何気なく付けている下着だからこそ、深層心理を表しているんだ」

乃々「あうぅ」///
乃々「・・・・・・です」ボソッ

P「それは駄目だな」
P「たまたま今日は自信のつく下着を持ってきている」ガサゴソ

P「穿いてみてくれるか?」スッ

乃々「そ、それはむーりぃー」///

P「・・・・・・そうか。店員の冷たい目を受けながら頑張って買ったんだけどな」シュン

乃々「あうぅ・・・・・・は、穿くだけでいいですか?」オロオロ

P「もちろんだ!」ニコニコ



ーーー


乃々「あの、なんかゴワゴワするんですけど・・・・・・」///

P「慣れてないだけだ。仕方ない」

乃々「あ、あと色ももりくぼと一緒だったんですけど」

P「違う違う。乃々のは白だろ?俺が渡したのは純白だから」

乃々「一緒なんですけど・・・・・・」キョトン

P「それでどうだ?自信は付いたか?」

乃々「全然変わらないんですけど・・・・・・」

P「ちゃんと穿いてるか?」バサッ

乃々「きゃっ?!」
乃々「あうぅ・・・・・・そういうのは駄目だと思うんですけど」///

P「ほら、目を合わせられたじゃないか」

乃々「に、睨んでるんですけど!」キッ

P「睨んでるのか。あまりに可愛いから見つめられてるのかと思った」ニヤニヤ

乃々「お、怒ってるんですけど!」プクー

P「まあまあ。ところで乃々」

乃々「もりくぼ、帰りたいんですけど・・・・・・」

P「そうか、残念だ。せっかく仕事が減らせると思ったんだけどな」

乃々「少しだけなら待つんですけど・・・・・・」チラッ

P「さっき乃々のスカート捲っただろ?実は暗くてよく見えなかったんだ」

乃々「あうぅ」///
乃々「もう忘れてほしいんですけど・・・・・・」///

P「交換条件ってやつだ。俺は乃々のパンツを見る、乃々は仕事が減る」
P「Win-Winって大事だよな」

乃々「あうぅ・・・・・・。それじゃあ目を瞑ってるので早くしてください」///

P「違うんだ乃々」
P「俺がスカート捲り上げて、マジマジと覗きこんだら変態みたいだろ?」

乃々「もりくぼの中では十分変態なんですけど・・・・・・」ジトー

P「それでな。乃々に捲ってほしいんだ」

乃々「っ?!」///

P「頼むっ!」ペコリ

乃々「あの、えっと、す、すぐに終わるなら・・・・・・」ボソッ



ーーー


乃々「あの、なんで正座してるんですか?」

P「こっちの方がよく見えると思ってな」
P「乃々もいつまで捲ってるのも恥ずかしいと思うから、俺が良いって言うまででいいぞ」

乃々「もりくぼは一瞬で良いと思うんですけど・・・・・・」

P「よく見えなかったら、仕事は減らずに乃々が恥ずかしい思いをするだけだぞ?」

乃々「あうぅ」///

メクリメクリ

P「」ジー

乃々「も、もういいと思うんですけど・・・・・・」///

P「もうちょっとだけ」ジー
P「やっぱり純白の綿パンはいいな」ハァハァ

P「ピンクのサイドリボンが更に良い感じだ」ハァハァ

乃々「ち、近いんですけどー」///

パシャ

P「・・・・・・あれ?」

パシャ

乃々「あの、まだですか?」フルフル

P「恥ずかしくて気付いてないのか」ボソッ
P「・・・・・・」

P「乃々、もういいぞ。ごめんな、恥ずかしい思いさせて」ナデナデ

パサッ

乃々「あうぅ」///

P「そろそろ事務所に誰か戻ってくる時間だ。悪いがそれまでに着替えてくれるか?」

乃々「え、あ、はい・・・・・・」

P「それでな、その下着は使わないといけない小道具だったんだ」
P「すまいが、返してくれるか?」

乃々「そ、それは、その・・・・・・」
乃々「洗濯してからじゃないと」///

P「大丈夫だ。洗濯なら俺がやっておく」
P「頼むっ!」ペコリ

乃々「あの、その・・・・・・ごめんなさい!」ペコリ

タッタッタッ

P「行ってしまった。さすがに無理だったか」
P「しょうがない、更衣室にある乃々の今まで穿いてた下着で我慢しよう」テクテク

今日は終わり。こんなにゲスになる予定じゃなかったのに・・・・・・。




ーーー事務所ーーー



P「犯人はちひろさんだったんですね」

ちひろ「何のことですか?」キョトン

P「事務所内で俺がロリコンだという噂を流した犯人ですよ」

ちひろ「・・・・・・そう、ですね」

P「どうしてそんなことをしたんですか?」
P「正直、悲しいですよ」シュン

ちひろ「私もプロデューサーに同じ事を訊きます」
ちひろ「どうしてあんな事をしたんですか?」

P「俺は被害者ですよっ!?」

ちひろ「最近、プロデューサーって小学生アイドルを構い過ぎじゃないですか?」

P「なんですか?嫉妬ですか?」

ちひろ「違いますよ!」
ちひろ「構い過ぎというより、スキンシップが多いように感じます」

P「そんなことありませんよ!」

ちひろ「普通に歩くのに、すぐにおんぶしたり抱き上げたりする必要はありませんよね?」

P「そ、それは。最近忙しい子は疲れているんです!ちょっとの間でも休ませてあげたいじゃないですか!」

ちひろ「それも一理あるかもしれません」
ちひろ「ただ、事務所内だけでなくテレビ局などでも人目も気にせずにそういう事をしているという指摘を受けました」

ちひろ「本質はプロデューサーの言う通りかもしれませんが、周りからどう見られるかも大事なんですよ?」
ちひろ「噂を流したのは、プロデューサーが自身で気付いてほしかったからです」

P「・・・・・・」


ちひろ「やめてくれますか?」

P「そ、そう取られたのは本当に不本意ではありますが、自重します」

ちひろ「ありがとうございます」ホッ
ちひろ「ホッとしたら喉が渇きましたね」

P「あっ!それなら俺がお茶ぐらい淹れますよ!」

ちひろ「どうしたんですか?急に」

P「い、いえ。ちょっと罪悪感に押し潰されそうなんで、良い事させてください」アセアセ

ちひろ「そうですか。それならお言葉に甘えて」


ーーー


P「お待たせしました」

ちひろ「ありがとうございます」ズズッ
ちひろ「意外とおいしい」

P「意外とは失礼ですね」

ちひろ「す、すみません。プロデューサーがお茶淹れてる所なんて見たことなかったので」

P「実は、ちひろさんに謝らないといけないことがあるんです」

ちひろ「えっ?!まだ何かあったんですか?」

P「違いますよ。先週ぐらいなんですけど、床に転がってる杏につまづいてちひろさんの机にお茶をこぼしてしまったんです」
P「それでお茶を拭いている時に、机の下に興味深いメモを見てしまったんです」

ちひろ「・・・・・・」

P「メモによると、体を幼児化させる薬だとか」
P「最近は便利ですね。鮮明に写真も動画も残せるんですから」

ちひろ「うっ・・・・・・胸が、苦し」バタン

P「あともう1つ謝らないといけませんね」
P「さっきのお茶には一服盛りました。ちひろさんの湯のみの内側に予め塗布しました。すみません」

P「毒性もありそうですけど、死ぬことは無いと思いますよ?」

P「さて、連れて帰るか」
P「ちひろさんは、あの薬で何をするつもりだったんだろう」


ーーー自宅ーーー


ちひろ「んっ・・・・・・はっ?!」

P「あ、起きたのか。まだ頭クラクラするか?」

ちひろ「い、いえ。ってプロデューサー?!なんで私の家に・・・・・・」

P「ここは俺の家だよ」

ちひろ「そういえば、急に胸が・・・・・・無くなってる」ストーン

P「明日までの我慢だ」

ちひろ「そう、ですか。私は穢れてしまったんですね」

P「何を勘違いしてるか知らないけど、何もしてないぞ」

ちひろ「・・・・・・信じられません」ジー

P「薬を盛っておいて言うのもアレだけど、信じてくれとしか」

ちひろ「解りました。ひとまずそれでいいですけど、私の服が変わってるんですけど?」

P「それはそうだろ。体は縮んでも、服は縮まないからな」

ちひろ「誰がっていうか、誰の服なんですか?」

P「それは私物だから安心していいぞ。着替えさせたのも俺だ」

ペチン

ちひろ「駄目じゃないですか!やっぱり全然信じられませんよ!」///

P「それじゃあ、全裸のまま事務所に置き去りの方が良かったのか?」

ちひろ「うっ・・・・・・」

P「さっきも言ったけど、明日には元に戻るから」

ちひろ「それも信じられませんね」

P「まあ明日になれば分かるからな」
P「それよりお腹空いてるでしょ?ご飯作るか」

ちひろ「そんなことグゥー」

P「ほら」

ちひろ「うぅ」///
ちひろ「ところでなんで敬語じゃないんですか?」

P「こんなちんちくりんな子ども相手に、敬語を使う気にはならないよって」



ーーー


ちひろ「普通のご飯、ですね」

P「何を警戒してるんだ?」

ちひろ「てっきり離乳食とかが出てくるかと」

P「まさか」ハハッ

ちひろ「さすがにそれは冗談ですけど、正直なところ薬を盛った人が出した物なんて怖くて食べれないですよ」

P「まあ、確かに」
P「それじゃあ俺のと交換しますか?」

ちひろ「いや、プロデューサーはそれを見越して自分の分に何かしてるかもしれませんからね」

P「それじゃあちひろさんはそっちでいいですね」

ちひろ「・・・・・・」クンクン

P「いただきます」モグモグ

ちひろ「・・・・・・」パクッ

P「ちひろ?」

ちひろ「えっ?」モグモグ

P「ちゃんといただきますを言わないと駄目だろ?」キッ

ちひろ「す、すみません」
ちひろ「い、いただきます」

P「よし」

ちひろ「意外と厳しいんですね」

P「これぐらい普通だ」モグモグ



ーーー


P「ごちそうさま」

ちひろ「ごちそうさまです」

P「はい、じゃあ適当にテレビでも見てて大人しくしててな」

ちひろ「意外と部屋も綺麗ですね」

P「これぐらい普通だって」

カチャカチャ

ちひろ「もっとヤバイ物がいっぱいあるかと思ったけど・・・・・・」ボソッ
ちひろ「プロデューサーはただの子ども好き、なのかな?」

P「よし、明日の準備も終わったし」

ちひろ「もう寝るんですか?」

P「風呂に入るか」

ちひろ「・・・・・・あ、はい。どうぞ」

P「・・・・・・風呂に入ろうか」

ちひろ「なんで言い直したんですか?」

P「そ、その体だと色々不便ですよね?俺が手伝ってあげますよ」

ちひろ「なんで急に敬語になったんですか?」

P「まあまあ、そんなことよりお風呂に入ろうか」

ちひろ「嫌です!下心しか感じられません!」

P「・・・・・・そんなことはありえません」

ちひろ「無理です!私は一人で入ります」テクテク

P「まあ、そこまで言うなら」


ガチャ

ちひろ「小さくなってもドアは普通に開けれますし、何も問題は・・・・・・」
ちひろ「プロデューサー!!」

P「お?一緒に入る気になった?」

ちひろ「違います!」

P「それじゃあ、どうしたんだ?」

ちひろ「なんでシャンプーとかが全部戸棚に置いてあるんですか?!」

P「そりゃあ、しまってあるからとしか」

ちひろ「いやいや、使いかけだったら普通はお風呂場に置くでしょ!」

P「それはちひろの家でしょ?ここは俺の家だよ」

ちひろ「それじゃあなんで戸棚が開けっ放しなんですか?私にこれを言わせる為だったんじゃないですか?」

P「たまたま閉め忘れただけだよ」

ちひろ「・・・・・・分かりました。それじゃあ使うんで取ってください」

P「一緒に入るならいいよ」

ちひろ「嫌です!もういいです、シャワーだけ浴びます」

P「ちなみにうちの風呂の蛇口はすごい堅いよ」
P「俺でも両手を使わないと開けられないし」

ちひろ「なんでっ!?」

P「水漏れしてたんで、閉めたんですよ」

ちひろ「もういいです!寝るっ!」テクテク

P「・・・・・・」



ーーー


ちひろ「うぅ・・・・・・気持ち悪くて眠れない」ボソッ

P「いい加減、意地張るのやめたら?」

ちひろ「嫌です!プロデューサーの前で全裸になるなんて、犯されるも同然じゃないですか!」

P「酷いなー。それじゃあ、水着を着るっていうのは?」

ちひろ「水着・・・・・・って絶対変態的な水着に決まってます」プイッ

P「心外だな。学校指定の色気も何もない水着だからな」

ちひろ「着替えを覗かれるかもしれません」

P「着替えはお風呂場ですればいいって。鍵かかるし」
P「もちろん、俺も水着を着るしな」

ちひろ「・・・・・・うぅ」


ーーー

P「ちゃんと着替えられた?」

ちひろ「は、はい」

カチ

P「入るぞ」

ガチャ

ちひろ「あんまりジロジロ見ないでくださいね?」///

P「分かってますよ」ニヤニヤ
P「それじゃあシャワー出しますね」

ジャー

ちひろ「あー」

P「オバサンみたいな声だな」

ちひろ「失礼ですね」

P「それより、これ使わなくて大丈夫?」

ちひろ「なんでシャンプーハット」

P「いや、要るかと思って」

ちひろ「要りませんよ。中身は成人してますから」

P「そういえばそうでしたね。失礼」

ちひろ「まったくですよ」

P「まあまあ。それじゃあ俺は浴槽に入ってようかな」

ワシャワシャ

P「・・・・・・それにしてもちひろの肌って綺麗だな。ツルツルだ」

ちひろ「ひゃっ?!変なところ触らないでくださいよ!」
ちひろ「いたっ?!」

P「ほら、ちゃんとシャンプーハットしないから」

ちひろ「プロデューサーのせいですよ!」
ちひろ「痛いんで早くシャワー出してください」

P「はいはい」

ジャー


ちひろ「酷い目に遭いました」

P「また髪の毛洗うのか?」

ちひろ「リンスですよ」

P「それボディーソープだぞ」

ちひろ「えっ」

P「ほら、すごい泡立ってるし。ふっ」

ちひろ「わ、笑わないでください!」///

P「まあまあ、可愛いかったからつい」

ちひろ「か、可愛いって・・・・・・そんなこと言っても騙されませんから」///

P「悪い、リンスは無いんだ。けど確かシャンプーにリンスが入ってたと思うぞ」

ちひろ「あ、本当」
ちひろ「そ、それじゃあ体を洗うので、その」///

P「背中は任せろ」

ちひろ「なんでっ?!」

P「いやいや、背中ぐらい流してあげたいなって思って」

ちひろ「要りませんっ!」

P「そ、そうか」シュン

ちひろ「・・・・・・」
ちひろ「あっち向いててください」

P「はいはい」クルリ

ゴシゴシ

ちひろ「言い過ぎしちゃったかな」ボソッ
ちひろ「いやいや、そんなことは」

ゴシゴシ

ちひろ「あれ。あれ?」

P「どうしたんだ?」

ちひろ「背中に手が届かなくて」

P「だから言っただろ?洗ってやるって」

ちひろ「で、でも・・・・・・」


P「後ろ向いてても、背中の手の届かない所ぐらい洗えるよ」

ちひろ「そ、それじゃあ」

P「手にスポンジを乗せてくれ」

ちひろ「は、はい」

P「ここかな?」ゴシゴシ

ちひろ「ぎ、ぎこちないですが、気持ちいいです」///

P「それは後ろ向きだからな。許してくれ」

ちひろ「分かってますよ」
ちひろ「プロデューサーって良いお父さんになれそうですね」

P「どうしたんだ?いきなり」

ちひろ「い、いえ。ちょっとそう思っただけです」

ゴシゴシ

P「よし、これで洗えたかな?」

ちひろ「は、はい。ありがとうございました」///

P「どういたしまして」
P「俺は先に上がるから、ちゃんと温まってこいよ」ザバァ

ちひろ「あ、はい。わかりました」

P「ん?なんだ?」

ちひろ「い、いえ。てっきり私を全裸にさせようとするのかと」

P「まさか。水着着たまま風呂に入っても、リラックスできないだろ?」

ちひろ「まあ、そうですよね」

P「それじゃあ、俺はタオルと着替えを用意しとくよ」

ちひろ「「あ、ありがとう、ございます」///



ーーー


ちひろ「プロデューサー」

P「おっ、似合ってるぞ」ニコニコ

ちひろ「あの、少し訊きたい事が」

P「どうしたんだ?」

ちひろ「なんで小学生用の下着とかパジャマがあるんですか?」

P「なんでって言われてもな」

ちひろ「ま、まさか触るだけじゃ飽きたらず、窃盗まで」アセアセ

P「いやいや、全部新品だから」
P「まあ、店員さんに冷たい目で見られましたけどね」

ちひろ「・・・・・・本当に犯罪はしてないんですか?」チラッ

P「当たり前じゃないですか」

ちひろ「・・・・・・とりあえず今日はもう訊きません」

P「肌触りもいいでしょ?俺の着てる服より高いしな」

ちひろ「そ、そうですか。確かに着心地は良いですが」

P「さて、そろそろ寝るか」

ちひろ「そうですね。明日もありますし」

P「ベッドが1つしかないから・・・・・・」

ちひろ「私は床でいいです」

P「部屋はそれなりに綺麗だけど、夜にはゴキブリが歩くけど?」

ちひろ「それじゃあ、プロデューサーが床で」

P「諦めて一緒に寝ようか」

ちひろ「本当になにもしませんか?」

P「まあ嫌ならゴキブリがちひろの体を這う事になるけど」

ちひろ「」ゾワゾワ
ちひろ「仕方ないです。仕方なくですからね!」

P「よしよし、いい子だ」ナデナデ

ちひろ「撫でないでください!」///
ちひろ「それでもやっぱり怖いんで、お互いに背中向けましょう」

P「そうだな」

ちひろ「ふぁーあ」

P「明日も早いし、おやすみ」

ちひろ「急に眠気が・・・・・・おやすみなさい」スースー

P「ふっ」ニヤリ



ーーー朝ーーー


ちひろ「・・・・・・」ガバッ

P「あ、起きましたね」

ちひろ「あ、ふぁい」ゴシゴシ

P「寝ぼけているちひろさんなんて、珍しいですね」ハハッ

ちひろ「あれ?体が・・・・・・っ?!」

P「よく眠れましたか?」コトコト

ちひろ「こ、こっち見ないでください!」///

P「見ませんよ」コトコト

ーーー

P「ご飯出来ましたけど、もう着替えました?」

ちひろ「は、はい」///

P「ちひろさんの服を持ってきてよかったです」

ちひろ「今更細かい事は言いませんよ」

P「ところでよく眠れましたか?」

ちひろ「ええ、何もされなくて安心しました」

P「俺もよく眠れ、ふぁーあー」

ちひろ「眠れなかったんですか?」

P「い、いえ。ちゃんと眠れましたよ」

ちひろ「そう、ですか」
ちひろ「テレビ付けますね」ピッ

P「あっ、ちょっと!」

テレビ『

P「はぁはぁ」

ちひろ「んっ、んっ」

P「はぁはぁ。すごいぷにぷに」

ちひろ「んっんん」///



P「先に事務所行ってますねーっ!」ダッダッダッ

ちひろ「えっ、なにこれ、って?えっ?え?」キョロキョロ

テレビ”再生が終了しました。初期化を行います”ウィーンウィー

ちひろ「ぷ、プロデューサーっ?!」

P「ふぁーあ。眠たくて足がふらつく」ダッダッダッ

ちひろ「・・・・・・」ワナワナ

今日は終わり。無いストーリーはここで終わりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

あとは番外編という形でロリっ子にセクハラしていきます。加蓮はもう一度書きます。

お姉さん方はほとんど書いてないので、他の方に期待してください。

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