「まる子、闇の決闘をする」の巻き (422)

ある日の学校

まる子「ダイレクト! これで終わりだよ!」

たまえ「ああ、負けちゃった」

まる子「どんなもんだい!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404575067

ぶー太郎「凄いブーさくら! クラスで指折りの実力者の穂波をたおしたブー」

まる子「まあ、あたしにかかればこんなもんよ」

たまえ「いやー、まるちゃん強いね。 また今度にリベンジさせてよ」

まる子「いいよ、何時でもリベンジしに来なさぁい」

はまじ「次は俺とデュエルしようぜ!」

ブー太郎「その次はおいらとしてくれブー」

丸尾「貴方達!!」

はまじ「げぇ…丸尾だ」

丸尾「下校時刻はとうの昔に過ぎてますよ!! さあ、帰ってください!」

はまじ「いいじゃねえか別に」

丸尾「よくありません! こんな簡単な決まり事も護れないようじゃあズバリ将来ろくな大人になれないでしょう!」

はまじ「チェ…分かったよ帰りゃいいんだろ。 さくら、また今度な」

ブー太郎「ブー」

たまえ「じゃあ、帰ろうか」

まる子「うん、そうしようか」

たまえ「じゃあね、丸尾くん」

丸尾「ズバリ! サヨナラでしょう」


テクテク テクテク ……


丸尾「さて、わたくしも帰りますか」

丸尾「ん?! ズバリ! そこの人達も帰るでしょう!」

『…………』

丸尾「嫌だではありません!」

『…………』

丸尾「デュエルで勝ったら帰ってやるですって?! ズバリ!無茶苦茶でしょう!」

『…………』

丸尾「ブチん!! 丸尾末広、堪忍部の尾が切れたでしょう!」

丸尾「ズバリ! 闘ってあげましょう」

「デュエルディスク! スタンバイ!」









まる子「はぁ…すっかりおそくなっちゃた」テクテク

藤木「やあ、さくら」

まる子「あ、藤木」

藤木「さくら、話を聞いたよ。凄いじゃないか、あの穂波に勝ったんだって」

まる子「困るね、もう話が広まってたんだなんて」テレッ

藤木「なあ、さくら」

まる子「なになに、もしかしてサイン欲しいの」

藤木「違うよ、今僕とデュエルしてくれないかな」

まる子「えぇ~、明日じゃダメかね」

藤木「頼むよ、さくら。 時間は取らせないからさ」

まる子「もぅ、しょうがないね。 チョットだけだからね」

藤木「ありがとう、さくら」

【Duel Disk standby!】ガシャン!

藤木「楽しいデュエルにしようね」

まる子「先行は譲るよ」

【Duel Disk standby!】ガシャン!

藤木「そうさせてもらうよ。 僕のターン!」手札□□□□□

藤木「モンスターを含む2枚を伏せてターンエンド」

[ ] F
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠

手札□□□


まる子「あたしのターン ドロー!」手札□□□□□+□

まる子(藤木のデッキが分からないからここは様子見かね)

まる子(あっ! でも、あたしのデッキは多分藤木に暴露てるね)

まる子(だったらここは…)

まる子「【スクラップ・シャーク】を召喚!」□□□□□■


【スクラップ・シャーク】
効果モンスター
星4/地属性/魚族/攻2100/守 0
効果モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって
破壊され墓地へ送られた場合、自分のデッキから
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。


まる子「そして、【スクラップ・ファクトリー】を発動!」□□□□■

【スクラップ・ファクトリー】
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の「スクラップ」と名のついたモンスターの
攻撃翌力・守備力は200ポイントアップする。
また、フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスターが
カードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
自分はデッキから「スクラップ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「スクラップ・ファクトリー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。



まる子「ファクトリーが発動した事でシャークが自壊するよ」

まる子「そして、シャークの自壊にチェーンしてファクトリーを発動!」

シャーク【1】→ファクトリー【2】

まる子「効果処理、ファクトリーの効果で【スクラップ・ゴーレム】を特殊召喚」


【スクラップ・ゴーレム】
効果モンスター
星5/地属性/岩石族/攻2300/守1400
1ターンに1度、自分の墓地に存在するレベル4以下の
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択し、
自分または相手フィールド上に特殊召喚する事ができる。


まる子「シャークの効果でスクラップを墓地へ」

デッキ→【スクラップ・サーチャー】墓地へ

まる子「ゴーレムの効果発動! スクラップを蘇生」

シャーク復活!

まる子「手札から【スクラップ・エリア】を発動」□□□■


【スクラップ・エリア】
通常魔法
自分のデッキから「スクラップ」と名のついたチューナー1体を手札に加える。

デッキ→【スクラップ・オルトロス】手札へ


まる子「そして、効果でシャークが自壊するよ。さらに、シャークにチェーンして墓地のサーチャーの効果」


【スクラップ・サーチャー】
効果モンスター
星1/地属性/鳥獣族/攻 100/守 300
このカードが墓地に存在し、自分フィールド上に存在する
「スクラップ・サーチャー」以外の「スクラップ」と名のついたモンスターが破壊され、
墓地へ送られた時、このカードを墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、「スクラップ」と名のついたモンスター以外の
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。

シャーク【1】→サーチャー【2】

まる子「効果処理、サーチャーを特殊召喚。そして、シャークでスクラップを墓地へ」

デッキ→【スクラップ・サーチャー】その2

まる子「次にあたしゃさっき手札に加えたオルトロスを特殊召喚するよ」

【スクラップ・オルトロス】
チューナー(効果モンスター)
星4/地属性/獣族/攻1700/守1100
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に「スクラップ」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、
「スクラップ・オルトロス」以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。

まる子「効果でサーチャーを破壊する」

藤木(チューナーと非チューナーがそろった……シンクロか? いや、ここは攻撃してくるはず)

まる子「バトルに入るよ」

まる子
手札□□□
LP8000
[ファクトリー] F
[オルト] [ゴーレム] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

藤木
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠

まる子「オルトロスで裏守備モンスターに攻撃!」

[?]→【マシンナーズ・ディフェンダー】

藤木「ディフェンダーのリバース効果発動!」

【マシンナーズ・ディフェンダー】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1200/守1800
リバース:自分のデッキから「督戦官コヴィントン」1体を自分の手札に加える。

藤木「【督戦官コヴィントン】を手札へ」


ディフェンダーDEF1800vsオルトロスATK1900→ディフェンダー破壊

藤木(くっ…素の攻撃翌力のオルトロスだったら返り討ちに出来たけど……)

藤木(ファクトリーの効果でスクラップは全体強化されてるからな…これは地味だけどキツイね)

まる子「ゴーレムでダイレクト!」

藤木「なにも無いよLP8000→5500

まる子「メイン2に移るよ」

まる子「ゴーレムとオルトロスでチューニング」

☆☆☆☆☆+☆☆☆☆

まる子「赤錆の山から翼を拡げて今! 薙ぎ払え!!」


「シンクロ召喚!」


まる子「【スクラップ・ツイン・ドラゴン】!!」

【スクラップ・ツイン・ドラゴン】ATK3000→3200 DEF2200→2400

まる子「あたしゃこれでターンエンド」


まる子
手札□□□
LP8000
[ファクトリー] F
[ ] [ツイン(攻)] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

藤木「僕のターン!」□□□+□

藤木「【一時休戦】を発動」□□□■

【一時休戦】
通常魔法(制限カード)
お互いに自分のデッキからカードを1枚ドローする。
次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。

まる子「ドローさせてもらうよ」□□□+□

藤木「これでターンエンドさ」□□□+□

藤木
手札□□□□
LP5500
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠

まる子「あたしのターン!」□□□□+□

まる子(ここはどうするべきかね…)

まる子(あの伏せカードが気になるね)

まる子(さっきの攻撃で発動しなかった事を考えると…防御系のカードじゃあ無いはず)

まる子(あっ、でもLPに余裕があるから受けたのかも。 まあ、割っておいて損はないかな)

まる子(それから、藤木のデッキは多分【マシンナーズ・フォース】デッキのはず)

まる子(だとしたら、安易にサーチャーを展開させるのはまずいかもね…下手したら何かのカードの効果で貫通攻撃してくる可能性が高い)

まる子「あたしは【スクラップ・キマイラ】召喚!」□□□□■


【スクラップ・キマイラ】
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1700/守 500
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついた
チューナー1体を選択して特殊召喚する事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
「スクラップ」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できず、
他のシンクロ素材モンスターは全て
「スクラップ」と名のついたモンスターでなければならない。

まる子「効果でオルトロスを蘇生」

まる子「キマイラとオルトロスでチューニング!」

☆☆☆☆+☆☆☆☆

まる子「赤錆の山より翼を広げて今! 飛び立て!!」


「シンクロ召喚!!」


まる子「【スクラップ・ドラゴン】!!」

【スクラップ・ドラゴン】ATK2800→3000 DEF2000→2200

シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分及び相手フィールド上に存在するカードを
1枚ずつ選択して発動する事ができる。
選択したカードを破壊する。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。


まる子「ドラゴンの効果発動!」

まる子「伏せカードとドラゴンを選択そして、破壊する」


[?]→リビングデットの呼び声 破壊!
スクラップ・ドラゴン 破壊!

まる子「そして、ファクトリーの効果発動!」

デッキ→ゴーレム

まる子「ゴーレムの効果発動! スクラップを蘇生」

オルトロス復活!

まる子「二体でチューニング!」


「シンクロ召喚!」


まる子「【スクラップ・ツイン・ドラゴン】!!」

【スクラップ・ツイン・ドラゴン】ATK3000→3200 DEF2200→2400

まる子「あたしはこれでターンエンド」

まる子
手札□□□□
LP8000
[ファクトリー] F
[ ] [ツイン(攻)] [ツイン(攻)] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

藤木「僕のターン!」□□□□+□

藤木「ふ…ふふ」

藤木「ふふふふふ」

まる子「どうしたの気持ち悪いね」

藤木「いやぁ、あまりにもいい手札だからつい笑が」

まる子「そう…じゃあ、ととと出しなよフォースを…」

藤木「ああ…出すよ」

藤木「僕は【マシンナーズ・ソルジャー】を召喚! そして、【マシンナーズ・スナイパー】を特殊召喚!!」□□□■■


【マシンナーズ・ソルジャー】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守1500
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合にこのカードが召喚に成功した時、
手札から「マシンナーズ・ソルジャー」以外の
「マシンナーズ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。


【マシンナーズ・スナイパー】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
「マシンナーズ・スナイパー」以外の「マシンナーズ」と名のついた
モンスターを攻撃する事ができない。


藤木「次に【アイアンコール】発動!!」□□■


【アイアンコール】
通常魔法
自分フィールド上に機械族モンスターが存在する場合に発動できる。
自分の墓地のレベル4以下の機械族モンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズ時に破壊される。


藤木「【マシンナーズ・ディフェンダー】を蘇生!!!」

藤木「そして、【二重召喚】発動!!!」□■

藤木「【督戦官コヴィントン】を召喚!!!!」■


【督戦官コヴィントン】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1000/守 600
自分フィールド上に表側表示で存在する
「マシンナーズ・ソルジャー」「マシンナーズ・スナイパー」
「マシンナーズ・ディフェンダー」をそれぞれ1体ずつ墓地へ送る事で、
手札またはデッキから「マシンナーズ・フォース」1体を特殊召喚する。


まる子「来るね…デュエルモンスターズの中で五本の指に入る攻撃力を持つモンスターが……」


藤木「コヴィントンの効果発動!!!! ソルジャー、スナイパー、ディフェンダーを墓地へ送り特殊召喚!!!!」


「【マシンナーズ・フォース】!!!!!」



【マシンナーズ・フォース】
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻4600/守4100
このカードは通常召喚できない。
「督戦官コヴィントン」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードは、1000ライフポイント払わなければ攻撃宣言をする事ができない。
フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地から「マシンナーズ・ソルジャー」「マシンナーズ・スナイパー」
「マシンナーズ・ディフェンダー」をそれぞれ1体ずつ選択して特殊召喚する。

藤木「フォースで攻撃! マシンナックル!!」

藤木
手札0
LP5500→4500
[ ] F
[ ] [ ] [フォース] [コヴィントン] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


まる子
手札□□□□
LP8000
[ファクトリー] F
[ ] [ツイン(攻)] [ツイン(攻)] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

ツインATK3200vsフォースATK4600→ツイン破壊!

まる子「流石はフォース、ツインを正面から突破するなんて凄い攻撃力だ…ね」


ドクンッ!


まる子「ぐわあぁぁぁああ!」

まる子(痛い…なんで…)

まる子「藤木…き、救急車を呼んで……」

藤木「えぇ、まだ勝負はついてないだろ」

まる子「な、なに言ってるの…早く呼んで頼むよ」

藤木「…じゃあ、僕をデュエルに勝たせたら呼んであげるよ」

まる子「分かったから…早く」

藤木「はいはい、僕はターンエンド」


藤木
手札0
LP4500
[ ] F
[ ] [ ] [フォース] [コヴィントン] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


まる子
手札□□□□
LP6600
[ファクトリー] F
[ ] [ツイン(攻)] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

まる子「ドロー…」□□□□+□

まる子「…エンド」

藤木「僕のターン」0+□

藤木「フォースで攻撃」


藤木
手札□
LP4500→3500
[ ] F
[ ] [ ] [フォース] [コヴィントン] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


まる子
手札□□□□
LP6600
[ファクトリー] F
[ ] [ツイン(攻)] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

ツインATK3200vsフォースATK4600→ツイン破壊!

まる子「ギャアアアァァァアア」LP6600→5200

まる子(!…そんなまさかでもひょっとして)

まる子「闇の決闘…」ボソ…

藤木「正解! そう、今僕たちは闇の決闘に参加してるのさ」

まる子「で、でも闇の決闘は漫画の中だけの…」

藤木「さくら、創作が何時までも現実に起こらないと思ったら大間違いだよ」

まる子(何この痛みは…モンスターが攻撃した時に痛みが来る)

まる子(!…そんなまさかでもひょっとして)

まる子「闇の決闘…」ボソ…

藤木「正解! そう、今僕たちは闇の決闘に参加してるのさ」

まる子「で、でも闇の決闘は漫画の中だけの…」

藤木「さくら、創作が何時までも現実に起こらないと思ったら大間違いだよ」

藤木「例えばロボットやロケットは元は創作のものだろつまり…コヴィントンで攻撃!」

まる子「ぐあぁ……」LP5200→4200

藤木「プッハハハ、一枚伏せてターンエンド。 ほら次はさくらだよ」

まる子「……」

藤木「…気絶しちゃったか」

まる子「……」

藤木「このままじゃあ僕の勝ちかな」

まる子(あぁ…意識が無くなってく… このままじゃあ負けちゃう)

まる子(…もう、いいかな負けても…痛いの嫌だし)

まる子(でも、負けたらどうなる)

まる子「……」ピクッ!

藤木「ん?」

まる子(もしかして、死んじゃうの)

まる子「うぅ……」

藤木「!」

まる子(嫌だ! 死にたくない! あたしはまた今度

たまちゃんと

はまじと

ブー太郎と)

まる子「うぅ…」ググッ…

(一緒に遊戯王をするって約束したんだ!!)

まる子「あたしの…」



「ターン!!」□□□□+□


まる子「あたしは【ゴブリンドバーグ】を召喚!!」□□□□■


【ゴブリンドバーグ】
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1400/守 0
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。
この効果を使用した場合、このカードは守備表示になる。

まる子「そして!【 スクラップ・ビースト】特殊召喚!!」□□□■


【 スクラップ・ビースト】
チューナー(効果モンスター)
星4/地属性/獣族/攻1600/守1300
フィールド上に表側守備表示で存在する
このカードが攻撃対象に選択された場合、
バトルフェイズ終了時にこのカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついた
カードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、
「スクラップ・ビースト」以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。


まる子「二体でチューニング」

☆☆☆☆+☆☆☆☆

まる子「赤錆の山より翼を広げて今! 飛び立て!!」


「シンクロ召喚!!」


「【スクラップ・ドラゴン】!!」


藤木「凄いじゃないか、さくら…気絶した状態から息を吹き返してそして、スクラップをシンクロするなんて」

藤木「でも残念だったね1ターン早く行動してたら勝ててたね」

藤木「【神の警告】召喚を無効にするよ」LP3500→1500


【神の警告】
カウンター罠(制限カード)
(1):2000LPを払って以下の効果を発動できる。
●モンスターを特殊召喚する効果を含む、
効果モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。


ドラゴン 召喚を無効!→墓地へ

まる子「まだだよ! あたしゃあ【ミラクルシンクロフュージョン】を発動!!」□□■

藤木「ミラクルシンクロフュージョンだって!?」


【ミラクルシンクロフュージョン】
通常魔法
自分のフィールド上・墓地から、
融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターをゲームから除外し、
シンクロモンスターを融合素材とするその融合モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
また、セットされたこのカードが
相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。

まる子「波動が私を後押しし勝利の道へと進ませる……」


墓地【ゴブリンドバーグ】【スクラップドラゴン】→除外




「融合召喚!!」



まる子「【波動龍騎士 ドラゴエクィテス】!!」


【波動龍騎士 ドラゴエクィテス】
融合・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000
ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体をゲームから除外し、
エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。
また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、
相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。

まる子「ドラゴエクィテスの効果発動! 墓地のドラゴンのシンクロを除外してその名前と効果を得る!!」

墓地 スクラップ・ツイン・ドラゴン→除外

【スクラップ・ツイン・ドラゴン】
シンクロ・効果モンスター
星9/地属性/ドラゴン族/攻3000/守2200
「スクラップ」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に存在するカード1枚と
相手フィールド上に存在するカード2枚を選択して発動する事ができる。
選択した自分のカードを破壊し、選択した相手のカードを手札に戻す。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。


藤木「嘘…だろ」

まる子「ツインとなったドラゴエクィテスの効果発動!! あんたのモンスターを手札に戻す!」

スクラップ・ファクトリー→破壊!
マシンナーズ・フォース→手札へ!
督戦官コヴィントン→手札へ!

まる子「バトルフェイズ!」


まる子
手札□□
LP4200
[ ] F
[ ] [ ] [ドラゴエクィテス] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠



藤木
手札0
LP1500
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

まる子「ダイレクトアタック!」

藤木「うぅ…くそぉぉおお!!」LP1500→0




第一話 完

いや~、まさか藤木があんな事するなんてね…

そんな悪い藤木はみぎわさんに成敗してもらおうかね


さて次回のちびまる子ちゃんは

『藤木の告発』

『みぎわ、超弩級の主砲』

の二本だよお楽しみね!


投下日、未定

第二話『藤木の告発』



みぎわ「ランラララ~ン」

みぎわ「はぁ、夜風が気持ちいいわ」

アマリリス「ワン!」

みぎわ「あら、あなたもそう思う」

アマリリス「ワン! ワン!」

みぎわ「ちょっと、引っ張らないでよ! アマリリス!」










アマリリス「ワン! ワン!」

みぎわ「ようやく、止まってくれたわ…」ゼェゼェ

みぎわ「もう、どうしたのよ。急に走り出して」



『ダイレクトアタック!』

『うぅ…くそぉぉおお!!』


みぎわ「あらぁ、誰かが遊戯王をやってるみたいね。 ちょっと行ってみようかしら」

みぎわ「いったい誰が闘っているのかしら? 声からすると、さくらさんに近かっかたわね」テクテク


みぎわ「だいたい、ここら辺から声が聞こえて……」テクテク



みぎわ「!」


まる子「………」

藤木「うぅ……」


みぎわ「ふ、二人ともどうしたの! しっかりして!!」

「さくらさん!!」

「藤木!!」









まる子「………あれ、ここは」

みぎわ「目が覚めたかしら」

まる子「みぎわ…さん? どうして」

みぎわ「どうしたもこうしたも、あなた達が道で倒れてるのを見かけてね…それで家に連れて帰って看病してたわけ」

まる子「そうだったんだ…ありがとう、みぎわさん」

まる子「ん? あなた達? てことは」

コンコン… ガチャ

藤木「失礼するよ…」

まる子「藤木…」

藤木「さくら…目が覚めたんだね」

みぎわ「えぇ、ついさっきに目が覚め……」

まる子「藤木!!!」

みぎわ「!」ビクッ!

まる子「あんたなんてことしてくれたの!! 」

みぎわ「え…なに」

まる子「あたしゃ見損なったよ! あんたは卑怯者だけど人間のクズじゃないと思ってたよ!」

まる子「でも、あんたは卑怯者以下のクズだったよ!!!」


藤木「………さくら、ごめん」

まる子「ごめんで済むわけが無いよ!」

みぎわ「ち、ちょっと、落ち着いて。 いったい何があったの?」

まる子「じ、じつわね……」フー! フー!








みぎわ「ごめんなさい、全く分からないわ。 藤木説明して」

藤木「うん…分かった」







みぎわ「えぇ! 闇の決闘?!」

藤木「うん…」

みぎわ「なるほど、要するにゴッコ遊びね」

まる子「違うよ! 本当なんだってば!」

みぎわ「じゃあ、仮に本当だとして…藤木なぜ、さくらさんを襲ったの?」

まる子「それは藤木がクズだから…」

みぎわ「違うわ、藤木はそんな人を殺す…ましてや、傷つけたりするのは出来ない人間よ」

藤木「………」

みぎわ「きっと何かの理由があるはずよ」

まる子「……そうなの? 藤木」

藤木「うん、実はね……」



丸尾「ズバリ! その先は言わせないでしょう!!」



まる子「丸尾くん!」

みぎわ「どうしてここに?」


丸尾「ズバリ! 戸締りはキチンとしなければいけませんよ」

みぎわ「違うわ、そうじゃなくて何であなたがここに来たの」

丸尾「ズバリ! 藤木くん、さくらさん、そして貴方を始末しにきました!」

藤木「さ、さくらとみぎわは関係ないだろ!」

丸尾「ズバリ! 大有りでしょう」

【Duel Disk standby!】ガシャン!

藤木「みぎわ! さくらを連れて逃げるんだ! 」

みぎわ「逃げる必要はないわ…」

藤木「何言ってるんだ! 早く!」

みぎわ「こいつは私が倒す!」

【Duel Disk standby!】ガシャン!

まる子「そんなの無茶だよ…危ないよ!」

みぎわ「さくらさんは逃げていいわよ」

まる子「そ、そんな事…しないよ!」

みぎわ「じゃあ、そこで私の華麗なるデュエルを見てなさい」

藤木「……万が一て時のために」ガサガサ

藤木「みぎわ、これを付けて」スッ

みぎわ「何これ?」

藤木「ディスクのカスタムパーツさ……これで闇の決闘でのダメージを軽減できる」

みぎわ「ありがたく使わせてもらうわ」ガチャ

丸尾「準備はいいですか?それでは…」


丸尾「デュエル!」 みぎわ「デュエル!」



第二話 完

第三話 『みぎわ、超弩級の主砲』



丸尾「ズバリ! レディーファーストでしょう!」

みぎわ「あら、ありがとう」手札□□□□□

みぎわ「あたしはカードを二枚伏せてターンエンド!」

みぎわ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠

丸尾「わたくしのターン!」□□□□□+□

丸尾「【レッド・ガジェット】を召喚でしょう!」□□□□□■


【レッド・ガジェット】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1300/守1500
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「イエロー・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。


丸尾「効果で【イエロー・ガジェット】を手札へ」

丸尾「二枚伏せてターンエンドでしょう!」


丸尾
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [レッド] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠

みぎわ「あたしのターンね」□□□+□

みぎわ「【夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】を召喚!」□□□■

【夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードはデッキから特殊召喚できない。
また、このカードはリリースなしで召喚できる。
この方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は0になる。


みぎわ「そして、トラップを発動【メタル・リフレクト・スライム】!」


【メタル・リフレクト・スライム】
永続罠
このカードは発動後モンスターカード(水族・水・星10・攻0/守3000)となり、
自分のモンスターカードゾーンに守備表示で特殊召喚する。
このカードは攻撃する事ができない。(このカードは罠カードとしても扱う)


丸尾(レベル10が二体…来ますか…最強のバーン効果を持つエクシーズ)


みぎわ「二体でオーバーレイネットワークを構築!!」

「愛よ!」

「勇気よ!」

「希望よ!」

「愛と勇気の希望の名の下に!」


みぎわ「マジカル☆プリンセス! ホーリーアップ【超弩級砲塔列車グスタフ・マックス】!!」


【超弩級砲塔列車グスタフ・マックス】
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/地属性/機械族/攻3000/守3000
レベル10モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手ライフに2000ポイントダメージを与える。


みぎわ「グスタフの効果発動! 2000のダメージを与えるわ」


みぎわ「グスタフ! 砲撃開始!!」


グスタフOBR(2)→(1)

丸尾「くっ!」LP8000→6000


みぎわ(さて、グスタフを出して先制はしたけど次はどうしようか)

みぎわ(このままバトルをするのもいいけど……)

みぎわ(伏せが気になるわね…除去した方がいいかしら……まあ、いっか攻撃しちゃお)

みぎわ「グスタフで攻撃!」

みぎわ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [グスタフ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


丸尾
手札□□□□
LP6000
[ ] F
[ ] [ ] [レッド] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠

レッドATK1300vsグスタフATK3000→レッド破壊!


丸尾「ズバリ! 凄い火力でしょう!」LP6000→4300

みぎわ「あたしはこれでエンドよ」

みぎわ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [グスタフ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


藤木「流石はグスタフ! 桁違いの火力だ!」

まる子「丸尾くんのデッキがまだ少し分からないから怖いね」

藤木「えぇ、どこが? ガジェで決まりだろ」

まる子「うん、そうなんだけど…ガジェはいろんな形があるからさ」

藤木「心配いらないよ! ガジェを組み込んでるデッキでグスタフの脅威となるのは【マシンナーズ・フェートレス】くらいさ」

まる子「だといいけどね……」

丸尾「わたくしのターン!」□□□□+□

丸尾「【イエロー・ガジェット】を召喚でしょう!」□□□□■


【イエロー・ガジェット】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1200/守1200
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「グリーン・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。


丸尾「チェーンして【カゲトカゲ】でしょう!」□□□■


【カゲトカゲ】
効果モンスター
星4/闇属性/爬虫類族/攻1100/守1500
このカードは通常召喚できない。
自分がレベル4モンスターの召喚に成功した時、
このカードを手札から特殊召喚できる。
このカードはシンクロ素材にできない。


藤木「カゲトカゲだって!」

まる子「まさか! 丸尾くんのデッキは!」


みぎわ(【コアガジェ】ね……)


丸尾「さらにチェーンして【サモンチェーン】!」□□■


【サモンチェーン】
速攻魔法
チェーン3以降に発動できる。
このターン自分は通常召喚を3回まで行う事ができる。
同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動している場合、
このカードは発動できない。


丸尾「最後にチェーンして【積み上げる幸福】でしょう!」


【積み上げる幸福】
通常罠
チェーン4以降に発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。
同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動している場合、
このカードは発動できない。

イエロー【1】→トカゲ【2】→サモン【3】→幸福【4】

丸尾「効果処理! 二枚ドロー!」□□+□□

丸尾「サモンチェーンで三回の通常召喚が可能になりました。そして、カゲトカゲを特殊召喚!」

丸尾「イエローの効果でグリーンを手札に!」□□□□+□


みぎわ「来るわね…ガジェのおそろしさが」


丸尾「【グリーン・ガジェット】を召喚!」


【グリーン・ガジェット】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1400/守 600
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「レッド・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。

丸尾「グリーンの効果でレッドを手札に! そして、レッドを召喚! イエローを手札に!」


丸尾「伏せカード発動【機動砦ストロング・ホールド】」


【機動砦ストロング・ホールド】
永続罠
このカードは発動後モンスターカード(機械族・地・星4・攻0/守2000)となり、
モンスターカードゾーンに表側守備表示で特殊召喚する。
自分フィールド上に「グリーン・ガジェット」「レッド・ガジェット」
「イエロー・ガジェット」が全て存在する場合、
このカードの攻撃力は3000ポイントアップする。
このカードは罠カードとしても扱う。


みぎわ「なに?!」

藤木「ストロング・ホールドだってぇえ! 場には三種のガジェがいるから……」


丸尾「ストロング・ホールドの効果発動でしょう!」

ストロング・ホールドATK0→3000


まる子「実際に攻撃力3000で出してる人をあたしゃ始めてみたよ」

丸尾「まだでしょう! 【リミッター解除】発動」□□□□■

【リミッター解除】
速攻魔法(制限カード)
このカードの発動時に自分フィールド上に表側表示で存在する
全ての機械族モンスターは、ターン終了時まで攻撃力が倍になる。
このターンのエンドフェイズ時、
この効果を受けたモンスターを全て破壊する。


ストロングATK3000→6000
グリーンATK1400→2800
レッドATK1300→2600
イエローATK1200→2400

丸尾「バトル! ストロング・ ホールドで攻撃!!」


丸尾
手札□□□□
LP4300
[ ] F
[ストロング] [グリーン] [レッド] [イエロー] [トカゲ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ストロング] [ ] [ ] 魔罠

みぎわ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [グスタフ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


グスタフATK3000vsホールドATK6000→グスタフ 破壊!

みぎわ「ぐっ…」LP8000→5000


丸尾「グリーンで攻撃!」

みぎわ「させないわ! 手札から【除雪機関車ハッスル・ラッセル】を守備表示で特殊召喚!」


【除雪機関車ハッスル・ラッセル】
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻2500/守3000
自分の魔法&罠カードゾーンにカードが存在する場合、
相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分の魔法&罠カードゾーンのカードを全て破壊し、
破壊したカードの数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分は機械族以外のモンスターを特殊召喚できない。


【?】→【臨時ダイヤ】 破壊!


【臨時ダイヤ】
通常魔法
自分の墓地から攻撃力3000以上の
機械族モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。
「臨時ダイヤ」は1ターンに1枚しか発動できない。
また、セットされたこのカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の機械族・レベル10モンスター1体を選択して手札に加える事ができる。


墓地→エクスプレス・ナイト 手札へ!


みぎわ「モンスターの増減によって巻き戻しがおきたわ……」

丸尾「くぅぅう…攻撃を中止します」


丸尾「メイン2…」

丸尾「三色のガジェットでオーバーレイネットワークを構築!」


「エクシーズ召喚!!」


丸尾「【NO.16 色の支配者ショック・ルーラー】!」


【NO.16 色の支配者ショック・ルーラー】
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/天使族/攻2300/守1600
レベル4モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
次の相手ターン終了時まで、宣言した種類のカードをお互いに発動できない。


丸尾「カゲトカゲとストロング・ホールドでオーバーレイ!」


「エクシーズ召喚」


丸尾「【ギアギガントX】!」


【ギアギガントX】
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/機械族/攻2300/守1500
機械族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地からレベル4以下の
機械族モンスター1体を選んで手札に加える。
また、このカードがフィールド上から離れた時、
自分の墓地からレベル3以下の
「ギアギア」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。


丸尾「ギガントの効果発動! 墓地のイエローを回収!!」□□□□ □

丸尾「続いて、ルーラーの効果発動! 宣言はモンスターでしょう!!」

丸尾「一枚伏せてターンエンドでしょう……」□□□□■


丸尾
手札□□□□
LP4300
[ ] F
[ ] [ ] [ルーラー(守)] [ギガント(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠

みぎわ
手札□□□
LP5000
[ ] F
[ ] [ ] [ラッセル(守)] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

みぎわ「あたしのターン!」□□□ □

みぎわ「【サイクロン】発動!」□□□■

丸尾「くっ…」

【?】→ミラーフォース 破壊!

みぎわ「エクスプレス・ナイトを召喚! 」□□■

丸尾(ナイトは召喚ルールによって召喚される…だからルーラーでは無効にできないでしょう……)

みぎわ「ラッセルとナイトでオーバーレイ!」

「愛よ!」

「勇気よ!」

「希望よ!」

「愛と勇気と希望の名の下に!」


みぎわ「マジカル☆プリンセス! ホーリーアップ【超弩級砲塔列車グスタフ・マックス】!!」

みぎわ「バトル! グスタフで攻撃!」


みぎわ
手札□□
LP5000
[ ] F
[ ] [ ] [グスタフ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠



丸尾
手札□□□□
LP4300
[ ] F
[ ] [ ] [ルーラー(守)] [ギガント(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


ルーラーDEF1600vsグスタフATK3000→ルーラー 破壊!

すまんミスを見つけた書き直すから少し待ってて

みぎわ「これでターンエンドよ」


丸尾「わたくしのターン……」

丸尾「……ふっ」

丸尾「モンスターをセットしてターンエンド…」


みぎわ「ドロー…」

丸尾「楽しいデュエルでした…」



みぎわ「 グスタフ! 砲撃開始!!」

グスタフ(2)→(1)

みぎわ「臨時ダイヤでさっき落としたナイトを蘇生!」□■

みぎわ「さらに【究極封印神エクゾディオス】を特殊召喚!」


【究極封印神エクゾディオス】
効果モンスター
星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地のモンスターを全てデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
このカードはフィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。
このカードの攻撃力は、自分の墓地の通常モンスターの数×1000ポイントアップする。
このカードの攻撃宣言時、手札またはデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
このカードの効果によって「封印されし」と名のついたカードが
自分の墓地に合計5種類揃った時、自分はデュエルに勝利する。


みぎわ「二体でオーバーレイ!」


「エクシーズ召喚!」


みぎわ「グスタフ・マックス!!」

みぎわ「二体目のグスタフの砲撃!」

グスタフ(2)→(1)

丸尾「まだ終わってませんよ……」LP2300→300

みぎわ「【無頼特急バトレイン】を召喚」


【無頼特急バトレイン】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守1000
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
相手ライフに500ポイントダメージを与える。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時に発動できる。
デッキから機械族・地属性・レベル10のモンスター1体を手札に加える。
「無頼特急バトレイン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。



みぎわ「バトレインの効果発動!!」


丸尾「……」LP300→0


第三話 完

やっぱり、デュエルのデッキ構築は時間がかかるよね。 そういう時に仲間のデッキを見るのもいいよね

あっ…でも、山田のデッキは参考にならないな…

次回のちびまる子ちゃんは

『新たな仲間』

『山田は運任せ』

の二本だよお楽しみにね!

投稿日、未定

今回の最強カード

藤木「なにかなー なにかなー」

みぎわ「今回はこれ!」


【機動砦ストロング・ホールド】


みぎわ「ストロング・ホールドね」

藤木「汎用性が高い『地』『機械族』『星4』のトラップモンスターだよ」

みぎわ「守備2000とそこそこ高く、下級モンスターだったら返り討ちにするわ」

藤木「そして、ガジェットが三種揃ったら攻撃力3000のアタッカーになるんだ!」

みぎわ「逆に言えばガジェットが一体でも揃わなかったら攻撃力0よ…トラップモンスターだからサイクロンとかで割られやすいし……」

みぎわ「まあ、 多かたのホールドの使い方はランク4のエクシーズ素材にするぐらいね」

みぎわ「正直に言うとあまり欲しいカードではないわね……」

藤木「何言ってるんだよ! 凄いカードじゃないか!!」

藤木「それにこのカードはどんなカードの効果にも負けないものを持ってるじゃないか!!」

みぎわ「なにかしら?」

藤木「ロマンだよ!」


終わり


ギガントの素材を間違えちゃた…なんかのガジェに変えて下さい

それから
丸尾「ギガントの効果発動! 墓地のイエローを回収!!」 を

丸尾「ギガントの効果発動! 墓地のレッドを回収!!」 に脳内変換して下さい

いろいろとすいません

まる子「なになに、もしかしてサイン欲しいの」

藤木「違うよ、今僕とデュエルしてくれないかな」

まる子「えぇ?、明日じゃダメかね」

藤木「頼むよ、さくら。 時間は取らせないからさ」

まる子「もぅ、しょうがないね。 チョットだけだからね」

藤木「ありがとう、さくら」

【Duel Disk standby!】ガシャン!

藤木「楽しいデュエルにしようね」

まる子「先行でいいかね?」

【Duel Disk standby!】ガシャン!

藤木「どうぞ」

まる子「あたしのターン」手札□□□□□

まる子(藤木のデッキが分からないからここは様子見かね)

まる子(あっ! でも、あたしのデッキは多分藤木に暴露てるね)

まる子(だったらここは…)

まる子「【スクラップ・シャーク】を召喚!」□□□□■


【スクラップ・シャーク】
効果モンスター
星4/地属性/魚族/攻2100/守 0
効果モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって
破壊され墓地へ送られた場合、自分のデッキから
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。


まる子「そして、【スクラップ・ファクトリー】を発動!」□□□■

【スクラップ・ファクトリー】
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の「スクラップ」と名のついたモンスターの
攻撃翌力・守備力は200ポイントアップする。
また、フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスターが
カードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
自分はデッキから「スクラップ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「スクラップ・ファクトリー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。



まる子「ファクトリーが発動した事でシャークが自壊するよ」

まる子「そして、シャークの自壊にチェーンしてファクトリーを発動!」

シャーク【1】→ファクトリー【2】

まる子「効果処理、ファクトリーの効果で【スクラップ・ゴーレム】を特殊召喚」


【スクラップ・ゴーレム】
効果モンスター
星5/地属性/岩石族/攻2300/守1400
1ターンに1度、自分の墓地に存在するレベル4以下の
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択し、
自分または相手フィールド上に特殊召喚する事ができる。

まる子「シャークの効果でスクラップを墓地へ」

デッキ→【スクラップ・サーチャー】墓地へ

まる子「ゴーレムの効果発動! スクラップを蘇生」

シャーク復活!

まる子「手札から【スクラップ・エリア】を発動」□□■


【スクラップ・エリア】
通常魔法
自分のデッキから「スクラップ」と名のついたチューナー1体を手札に加える。

デッキ→【スクラップ・オルトロス】手札へ



まる子「そして、効果でシャークが自壊するよ。さらに、シャークにチェーンして墓地のサーチャーの効果」


【スクラップ・サーチャー】
効果モンスター
星1/地属性/鳥獣族/攻 100/守 300
このカードが墓地に存在し、自分フィールド上に存在する
「スクラップ・サーチャー」以外の「スクラップ」と名のついたモンスターが破壊され、
墓地へ送られた時、このカードを墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、「スクラップ」と名のついたモンスター以外の
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。

シャーク【1】→サーチャー【2】

まる子「効果処理、サーチャーを特殊召喚。そして、シャークでスクラップを墓地へ」

デッキ→【スクラップ・ビースト】

まる子「次にあたしゃさっき手札に加えたオルトロスを特殊召喚するよ」

【スクラップ・オルトロス】
チューナー(効果モンスター)
星4/地属性/獣族/攻1700/守1100
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に「スクラップ」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して破壊する。
このカードが「スクラップ」と名のついたカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、
「スクラップ・オルトロス」以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。

まる子「効果でサーチャーを破壊する」

藤木(チューナーと非チューナーがそろった……シンクロがくるね)


まる子「ゴーレムとオルトロスでチューニング」

☆☆☆☆☆+☆☆☆☆

まる子「赤錆の山から翼を拡げて今! 薙ぎ払え!!」


「シンクロ召喚!」


まる子「【スクラップ・ツイン・ドラゴン】!!」

【スクラップ・ツイン・ドラゴン】ATK3000→3200 DEF2200→2400

まる子「あたしゃこれでターンエンド」


まる子
手札□□
LP8000
[ファクトリー] F
[ ] [ツイン(攻)] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

藤木「僕のターン!」□□□□□+□

藤木「手札から【マシンナーズ・スナイパー】と【マシンナーズ・フォートレス】を捨てフォートレスを守備表示で特殊召喚!」

【マシンナーズ・フォートレス】
効果モンスター/地/攻2500/守1600
このカードは手札の機械族モンスターをレベルの合計が8以上になるように捨てて、手札または墓地から特殊召喚する事ができる。このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手の効果モンスターの効果の対象になった時、相手の手札を確認して1枚捨てる。

藤木「これでターンエンドさ」

藤木
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [フォートレス(守)] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

まる子「あたしのターン!」□□ □

まる子(フォートレスか…厄介な奴だね……でも、そっちがフォートレスならこっちもフォートレスだよ)

まる子「あたしゃオルトロスを特殊召喚!」□□■

まる子「オルトロスの効果で自壊! そしてチェーンしてファクトリー」

オルトロス【1】→ファクトリー【2】

まる子「効果処理、ファクトリーでゴーレムを特殊召喚! 」

デッキ→ゴーレム 特殊召喚!

まる子「オルトロスの効果でビーストを手札へ」□□+□

まる子「ゴーレムの効果発動! オルトロスを蘇生! 」

まる子「オルトロスとゴーレムでシンクロ召喚!」

まる子「二体目のツイン・ドラゴン!」

藤木「二体で攻撃するつもりかい?」

まる子「いや、違うね!」

まる子「あたしゃ、二体ツインでオーバーレイネットワークを構築!」

まる子「夢と幻を乗せて空を進め!」


「エクシーズ召喚!」


まる子「【幻子力空母エンタープラズニル】!!」


【幻子力空母エンタープラズニル】
レベル9モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。●相手フィールド上のカード1枚を選んでゲームから除外する。●相手の手札をランダムに1枚選んでゲームから除外する。●相手の墓地のカード1枚を選んでゲームから除外する。●相手のデッキの一番上のカードをゲームから除外する。

まる子「厄介なフォートレスには少しばかり消えてもらうよ」

幻子力空母(2)→(1)

フォートレス 除外!

藤木「くっ…フォートレスが」

まる子「バトル! 幻子力空母でダイレクト!」

まる子
手札□□
LP8000
[ファクトリー] F
[ ] [幻子力空母] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

藤木
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

幻子力空母ATK2900 ダイレクト!


藤木「くっ」LP8000→5100

まる子「ターンエンドだよ」

藤木「僕のターン…」□□□□+□

藤木「一枚伏せてターンエンド」


藤木
手札□□□□
LP5100
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


まる子「あたしのターン!」□□+□

まる子(うわ、ゴーレム来ちゃたよ…)

まる子(あの伏せは何だろね? まあ、攻撃でいいか… 後続のフォートレスも潰したいし)


まる子「幻子力空母で攻撃!」

藤木「トラップ発動! 【次元幽閉】」

まる子「げぇ!」

【次元幽閉】
罠カード
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。その攻撃モンスター1体をゲームから除外する。

幻子力空母 除外!

まる子「トホホ、ケチらずに効果をつかえばよかったよ」

まる子(この手札じゃあ伏せて終わりだね…)

まる子「あたしゃ一枚伏せてターンエンド…」

まる子
手札□□
LP8000
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠

藤木「僕のターン! 」□□□□+□

藤木「ふ…ふふ」

藤木「ふふふふふ」

まる子「どうしたの気持ち悪いね」

藤木「いやぁ、あまりにもいい手札だからつい笑が」

まる子「そう…じゃあ、ととと出しなよ…」

藤木「あぁ、出すよ。 僕の切り札を」

藤木「僕は【マシンナーズ・ソルジャー】を召喚! そして、【マシンナーズ・スナイパー】を特殊召喚!!」□□□■■


【マシンナーズ・ソルジャー】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守1500
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合にこのカードが召喚に成功した時、
手札から「マシンナーズ・ソルジャー」以外の
「マシンナーズ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。

【マシンナーズ・ディフェンダー】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1200/守1800
リバース:自分のデッキから「督戦官コヴィントン」1体を自分の手札に加える。


まる子「ディフェンダー!? まさか、藤木のデッキは」


藤木「次に【アイアンコール】発動!!」□□■


【アイアンコール】
通常魔法
自分フィールド上に機械族モンスターが存在する場合に発動できる。
自分の墓地のレベル4以下の機械族モンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズ時に破壊される。


藤木「【マシンナーズ・スナイパー】を蘇生!!!」

【マシンナーズ・スナイパー】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
「マシンナーズ・スナイパー」以外の「マシンナーズ」と名のついた
モンスターを攻撃する事ができない。

【督戦官コヴィントン】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1000/守 600
自分フィールド上に表側表示で存在する
「マシンナーズ・ソルジャー」「マシンナーズ・スナイパー」
「マシンナーズ・ディフェンダー」をそれぞれ1体ずつ墓地へ送る事で、
手札またはデッキから「マシンナーズ・フォース」1体を特殊召喚する。


まる子「間違いない来るね…デュエルモンスターズの中で五本の指に入る攻撃力を持つモンスターが……」


藤木「コヴィントンの効果発動!!!! ソルジャー、スナイパー、ディフェンダーを墓地へ送り特殊召喚!!!!」


「【マシンナーズ・フォース】!!!!!」



【マシンナーズ・フォース】
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻4600/守4100
このカードは通常召喚できない。
「督戦官コヴィントン」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードは、1000ライフポイント払わなければ攻撃宣言をする事ができない。
フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地から「マシンナーズ・ソルジャー」「マシンナーズ・スナイパー」
「マシンナーズ・ディフェンダー」をそれぞれ1体ずつ選択して特殊召喚する。

藤木「フォースで攻撃! マシンナックル!!」

まる子「まずい! ダメージダイエットを発動!」

藤木
手札0
LP5100→4100
[ ] F
[ ] [ ] [フォース] [コヴィントン] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


まる子
手札□□□□
LP8000
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠

フォースATK4600 ダイレクト!



まる子「流石はフォース、ダメージダイエットでを半分にしてもこのダメー…ジ」 LP8000→5700


ドクンッ!


まる子「ぐわあぁぁぁああ!」

まる子(痛い…なんで…)

まる子「藤木…き、救急車を呼んで……」

藤木「えぇ、まだ勝負はついてないだろ」

まる子「な、なに言ってるの…早く呼んで頼むよ」

藤木「…じゃあ、僕をデュエルに勝たせたら呼んであげるよ」

まる子「分かったから…早く」

藤木「はいはい、僕はターンエンド」


藤木
手札0
LP4500
[ ] F
[ ] [ ] [フォース] [コヴィントン] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


まる子
手札□□
LP6600
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

まる子「ドロー…」□□+□

まる子「…エンド」

藤木「僕のターン」0+□

藤木「フォースで攻撃」

まる子「うぅ…ダメージダイエットの効果発動」

ダメージダイエット→除外!


藤木
手札□
LP4100→3100
[ ] F
[ ] [ ] [フォース] [コヴィントン] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


まる子
手札□□□□
LP5700
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

フォースATK4600 ダイレクト!

まる子「ギャアアアァァァアア」LP5700→3400

あとは同じだから脳内変換をして下さい

ストロング・ホールドは相手のエンド時に発動したと言うことにしといて下さい

本当にすいません

しまった! ダメージダイエットまでミスってしまった!

第四話 『新たな仲間』


まる子「た、ただいま~…」

すみれ「コラ! まる子!! あんた、何時まで遊んでたの!」

まる子「えぇと、これには深い訳が……」

すみれ「言い訳しない!!!」

友蔵「まあまあ、そう怒ってやらんでもいいじゃろ」

すみれ「ですが…」

友蔵「まあ、まる子も今度からはできるだけ早く帰ってくるんじゃぞ」

まる子「うん、分かった!」

友蔵「よし! じゃあ、ご飯食べに行きなさい。 お腹空いてるじゃろう?」

まる子「はーい」

すみれ「本当に…おじいちゃんはまる子に甘いんですから」

友蔵「そう言うすみれさんは、まる子に厳しすぎる気がしますが」

すみれ「そんな事はありませんよ」

友蔵「いいや、ある! さっきだってまる子の訳を聴かずに頭ごなしに叱ってたじゃあないですか!」

すみれ「どうせ訳を聴いてもろくな理由が帰ってこないからいいんです!」

友蔵「そんな事言わずに多少なりとは聴いてやって下さい。 きっと、まる子にはまる子なりの理由があるとおもいますがの」





まる子「……」モグ… モグ…

さきこ「まる子? どうしたの? 元気ないみたいだけど」

まる子「えぇ…あぁ、少し疲れちゃったのかな…あはは、とっととお風呂に入って寝るとするよ」

さきこ「……」







さきこ「じゃあ、電気消すよ」

まる子「んー」


パチ!… パチ!… パチ!…

まる子「……」

まる子「……」

まる子「……」チラッ

さきこ「……」スースー

まる子「ハァ…」

まる子(今日はいろんな事があったな…)

まる子(闇の決闘…それから……)





正気に戻った丸尾くんが必死で謝ってきて

丸尾「ズバリ! 申し訳なかったでしょう!」

それにつられてか…藤木も

藤木「ざぐらぁ! ごめんよ!」グス





まる子(ありゃ大変だったね)ハハ

まる子(そういえば、明日藤木が話をするから家に来て欲しいとか言ってたね……)

まる子(よし…明日のために早く寝よう)



キートン『そして、翌日の学校』

戸川「それでは皆さん、気をつけて帰って下さいね。 日直さん、号令をお願いします」

小杉「起立、礼」

「「さようなら」」

ガヤガヤ… ガヤガヤ…

たまえ「ま~るちゃん!」

まる子「あっ、たまちゃん」

たまえ「今からはまじ達とデュエルするけど、まるちゃんもするよね?」

はまじ「さくら! まず俺と闘おうぜ!」

ブー太郎「はまじのデッキ凄く強くなったんだブー。 もしかしたら、さくらのスクラップが本当にスクラップになるほどだブー」

まる子「ごめんね…あたし今からよるところがあって……」

たまえ「……そっか、用事じゃあ仕方ないね」

はまじ「ちぇ、だったらまた今度しような」

まる子「うん! 約束だよ!」

ブー太郎「約束だブー!」

まる子「それじゃあ、あたし行ってくるよ」

たまえ「うん! じゃあね…」

タタタタタッ…

はまじ「じゃあ、ブー太郎! デュエルだ!」

ブー太郎「望むところだブー!」

『俺の先行!』

『はまじ、ずるいブー! ちゃんとジャンケンで決めるブー!』

たまえ「………」

『悪りい悪りい』

たまえ「あっ! ○○さん」

『それじゃあ、ジャンケン』

たまえ「うん! 一緒にやろうよ」

『ケン!』

[ありがとう]ニタァ…

『『ポン!』』







藤木「みんな、集まってくれてありがとう」

丸尾「ズバリ! まだ、みぎわさんが来てないでしょう」

藤木「うん、少し遅れるってさ」

まる子「丸尾くん、あんたよかったね正気に戻って」

丸尾「はい! ズバリ! みぎわさんのおかげでしょう!」


ピーンポーン♪


藤木「おっと、来たみたいだね。 ちょっと、行ってくるよ」テクテク

ガチャ… タタタタタッ…

まる子「……」

丸尾「……」

まる子「……」

丸尾「ズバリ…おそいでしょう」

まる子「なんかあったのかな」

タタタタタッ…

まる子「来たみたい」


ガチャ…

藤木「さあどうぞ中に入って」

みぎわ「失礼するわ」

山田「お邪魔するじょ~」

野口「…お邪魔します」


丸尾「山田くん?」

まる子「それと、野口さん?」

みぎわ「実はね…二人とも闇の決闘の参加した人なのよ」

丸尾「ほぅ…」

山田「アハハ、おいらは強いんだじょ~」

まる子「ヘェ~、ちょっと詳しく話して欲しいね」

山田「アハハ、いいよ。 でも、まず最初に藤木くんの話を聴いてからにしよう」

藤木「じゃあ、早速本題に移るよ」

丸尾「はい!」

藤木「なんだい? 丸尾くん」

丸尾「ズバリ、何故にわたくしは藤木くん達を襲ってしまったのでしょう…」

山田「アハハ、きっとマリクが千年ロッドを使って丸尾くんを洗脳したんだじょ~」

まる子「いや…そんな訳が……」

藤木「いや、ズバリそうなんだ」


丸尾「ん?……ズバリ」ピクッ!

キートン『反応するでない』


まる子「まさかとは思ったけど…マリクがいるなんてね……」

藤木「いや、『ズバリ』て言ったのは洗脳の方なんだ」

丸尾「ズバリ! どう言う事でしょう?」

藤木「つまりは僕と丸尾くんは洗脳されて操られていたんだ…」

山田「千年ロッド……」

藤木「違うよ…」

藤木「洗脳は洗脳された人がデュエルして勝ったら負けた人を洗脳して、そしてまたその洗脳された人が洗脳をする……それを繰り返してるんだ」

野口「まるで何かのウィルスみたいだね…」

まる子「じゃあ…負けても死にはしないんだね」

藤木「うん…まあね。 でも、負けて洗脳された人は勝って洗脳した人の言うことは絶対なんだ……」

みぎわ「つまりは奴隷ね…」

藤木「そう、その奴隷を増やすために皆デュエルをしてるんだ…」

まる子「待って! 今の説明だと洗脳された人はある程度は自由なの?」

藤木「自由と言えば自由だけど……闘う意志が弱い人は凶暴性と欲望を植え付けられるんだ……」

まる子「なるほど、それで藤木はあたしを襲ったんだね……」

丸尾「ズ、ズバリ…わたくしはそんな欲望とかでは襲ってないでしょう」

みぎわ「分かってるわよ。 誰かに命令されたんでしょ」

まる子「丸尾くんはいったい誰に命令されたの?」

丸尾「ズバリ! 小杉くんでしょう!」

山田「小杉くんかい?」


小杉「あぁ、俺だぜ」


丸尾「こ、小杉くん…」

みぎわ「あんた! なんでいるの!」

小杉「なあに、仲間が鍵をチョイチョイとしたらすぐに開いてよ」

みぎわ「仲間?」


長山「僕の事だね」


野口「皆…窓から逃げるよ!」

小杉「おぉと! 残念だが逃げれねえぜ!」

長山「すでに外には僕達の奴隷がいるよ」

野口「くっ…」

長山「ここから出たければ僕達をデュエルでたおす事だね」

まる子「相手は二人…タッグデュエルだね……」

小杉「その通りだぜ!」

【Duel Disk standby!】ガシャン!

長山「そっちは誰と誰が出るのかな?」

【Duel Disk standby!】ガシャン!



野口「あたしが出るよ…」



まる子「野口さん…じゃあ! ペアはあたしが……」

野口「ごめんだけど、さくらさん…このタッグデュエルのペアは山田にお願いするよ」

山田「え? おいらかい?」

野口「頼むね…デッキを少し見た中じゃあ山田と一番相性が良かったんだ」


丸尾「ズバリ! 何時の間に見たのでしょう?!」

藤木「多分、さっき僕が長々とはなしてる時かな…」


山田「アハハ、仕方ないじょ。 野口! 足を引っ張らないでおくれよ!!」

【Duel Disk standby!】ガシャン!

野口「クククッ、それはお互い様だよ…」

【Duel Disk standby!】ガシャン!

長山「準備が出来たみたいだね」

小杉「さあ! いくぜ!」



長山「デュエル!」野口「デュエル!」
小杉「デュエル!」山田「デュエル!」


第四話 完

今回の最強カード


キートン『今回はこれである』


【ダメージ・ダイエット】


みぎわ「ダメージを半減する効果を持ってるわ」

藤木「本来だったら除外して発動する効果は効果ダメージだけだけど」

みぎわ「このスレ内では戦闘ダメージも半減する効果を持っているわ」


キートン『また次回』

第五話 『山田は運任せ』


小杉「それじゃあ、順番は

【山田】→【俺】→【野口】→【長山】

の順でいか?」


山田「いいよ」

野口「山田…あたしの手札を見て……」

山田「どれどれ……」

山田「アハハ、なるほど! 分かったじょ!」

山田「じゃあ、おいらのターン!」□□□□□

山田「一枚伏せてターンエンド」□□□□■


山田、野口
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


小杉「俺のターン!」□□□□□+□

小杉「モンスターを伏せてターンエンド!」

小杉、長山
手札□□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

野口「あたしのターン…」□□□□□+□

野口「スケール1の【時読みの魔術師】とスケール8の【星読みの魔術師】をペンデュラムゾーンにセッティング!」



【1】PENDULUM【8】



野口「ペンデュラム召喚!」

野口「現れろ!」


「【人造人間サイコ・ショッカー】!」


【人造人間サイコ・ショッカー】
星6/闇属性/機械族/攻2400/守1500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、お互いに罠カードを発動する事はできず、フィールド上の罠カードの効果は無効化される。


野口「クククッ、早くも私の真打ち登場だね」


長山「ショッカーか…」

小杉「随分と懐かしいカードをつかうじゃねえか」


藤木「サイコ・ショッカーだ……」

丸尾「くぅ~、ズバリ! 痺れるでしょう!」


野口「これでターンエンド」


山田、野口
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ショッカー(守)] [ ] [ ] [ ] 場
[星読み(1)] [時読み(8)] P
[ ] [?] [ ] [ ] [ ] 魔罠

藤木「なんで守備表示で出したんだろう?」

まる子「多分、様子見じゃないかな?」


長山「僕のターン!」□□□□□+□

長山「…モンスターを含む二枚伏せてターンエンド」


小杉、長山
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠

山田「おいらのターン!」□□□□+□

山田「野口、 さっそく使わせてもらうよ」

山田「ペンデュラム召喚だじょ!」

山田「撃ち抜け!」


「【リボルバー・ドラゴン】!」


【リボルバー・ドラゴン】
効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2600/守2200
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
コイントスを3回行い、その内2回以上が表だった場合、そのモンスターを破壊する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。



山田「アハハ、かっこいいじょ~」


長山「リボルバー…ドラゴン……」

小杉「使ってる奴を初めて見たぜ」


まる子「………」

丸尾「ズバリ! また痺れたでしょう!」

山田「リボルバー・ドラゴンの効果発動!」

山田「長山くんが伏せたモンスターを選択」

山田「コイント~スだじょ」


【表】【裏】【表】


山田「わーい、二回表が出たじょ!」

長山「運がいいね…」


【?】→ワイト夫人 破壊!


山田「次にリボルバー・ドラゴンで攻撃だじょ!」



山田vs小杉

山田、野口
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ガンナー] [?] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [?] [ ] [ ] 魔罠


小杉、長山
手札□□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [?] [?] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠

【?】→魔導雑貨商人

小杉「リバース効果発動!」


【魔導雑貨商人】
効果モンスター
星1/光属性/昆虫族/攻200/守700
リバース:自分のデッキを上からめくり、一番最初に出た魔法か罠カード1枚を自分の手札に加える。それ以外のカードは墓地へ送る。

【ワイト】
【ライトロード・ハンター・ライコウ】
【ワイトキング】
【超電磁タートル】
【ライトロード・マジシャン・ライラ】
【馬頭鬼】
→墓地へ!

【死者転成】→手札へ!

小杉(いい落ち方だぜ)□□□□□+□

魔導DEF700vsリボルバーATK2600→魔導 破壊!

山田「メイン2だじょ!」

山田「【機甲部隊の最前線】を発動!」


【機甲部隊の最前線】
永続魔法
機械族モンスターが戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、そのモンスターより攻撃力の低い、同じ属性の機械族モンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する事ができる。この効果は1ターンに1度しか使用できない。


山田「ターンエンドだじょ!」

長山「小杉くん!」

小杉「おう!伏せていたサイクロンを発動! うざったい最前線を割るぜ!」


最前線 破壊!


山田「エンドサイク…」


山田、野口
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ショッカー] [リボルバー] [ ] [ ] 場
[星読み(1)] [時読み(8)] P
[ ] [?] [ ] [ ] [ ] 魔罠

小杉「俺のターン!」□□□□□□+□

小杉「俺は【死者転生】を発動」□□□□□■■


【死者転生】
通常魔法
手札を1枚捨てて発動する。自分の墓地に存在するモンスター1体を手札に加える。

小杉「ワイトキングを手札に加えるぜ」□□□□□+□

【ワイトプリンス】手札→墓地へ
【ワイトキング】墓地→手札へ


小杉「プリンスの効果発動!」

【ワイトプリンス】
星1/闇属性/アンデッド族/攻0/守0
(1):このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。「ワイト」「ワイト夫人」1体ずつを手札・デッキから墓地へ送る。
(3):自分の墓地から、「ワイト」2体とこのカードを除外して発動できる。デッキから「ワイトキング」1体を特殊召喚する。


小杉「俺はワイトとワイト夫人を墓地へ送る」

デッキ→ワイト、夫人 墓地へ!

小杉「そして、さっき手札に加えた【ワイトキング】を召喚!」


【ワイトキング】
星1/闇属性/アンデッド族/攻?/守0
このカードの元々の攻撃力は、自分の墓地に存在する「ワイトキング」「ワイト」の数×1000ポイントの数値になる。このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地の「ワイトキング」または「ワイト」1体をゲームから除外する事で、このカードを特殊召喚する。

ワイトキングATK?→ATK5000


小杉「バトル!」


小杉vs野口

小杉、長山
手札□□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [キング] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


野口、山田
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ショッカー(守)] [リボルバー(攻)] [ ] [ ] 場
[星読み(1)] [時読み(8)] P
[ ] [?] [ ] [ ] [ ] 魔罠


ショッカーDEF1500vsキングATK5000→ショッカー 破壊!

小杉「メイン2」

小杉「おい、長山このカードを伏せるぜ」

長山「あぁ、これか! ありがとう」

小杉「俺はこれでターンエンド」

小杉、長山
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [キング] [?] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠

野口「あたしのターン!」□□□+□

長山「スタンバイ時にこれを発動!」

野口(さっき小杉が伏せたカードをだね…)

長山「【針虫の巣窟】」


【針虫の巣窟】
通常罠(制限カード)
自分のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。


【ワイトメア】
【ワイトキング】
【光の援軍】
【ワイトキング】
【魔導雑貨商人】
→墓地へ

ワイトキングATK5000→8000


野口「チッ…」

野口「【魔境導師リフレクト・バウンダー】を召喚」


【魔境導師リフレクト・バウンダー】
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1700/守1000
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが相手モンスターに攻撃された場合、
そのダメージ計算前に攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与え、
そのダメージ計算後にこのカードを破壊する。


野口「これでターンエンド…」


野口、山田
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [バウンダー(攻)] [リボルバー(攻)] [ ] [ ] 場
[星読み(1)] [時読み(8)] P
[ ] [?] [ ] [ ] [ ] 魔罠


藤木「おぉ! バウンダー!」

まる子「野口さんいいの引いたね」

丸尾「ズバリ! ワイトキングは自分自身の攻撃力の高さ故に安易には手出しが出来ないでしょう!」

みぎわ「……それはどうかしら」

長山「僕のターン」□□□□+□

長山「来た! 僕は【大嵐】を発動」□□□□■


【?】→ドレインシールド 破壊!

時読み、星読み 破壊! エクストラへ


山田「あぁぁ、ドレインシールドが…」


長山「僕は墓地のワイトキングと小杉くんの墓地のマジシャン・ライラを除外…」


まる子「光と闇を除外した!」

丸尾「ワイトにライトロード…ズバリ! あのカードが来るでしょう!」

藤木「マズイよ! あれが出されたら野口達が一気に不利になっちゃう!」

みぎわ「来るわね…最強カードの一角が」

長山「陰と陽が交わる混沌より生まれし戦士よ! 今! 力を貸してくれ!」

長山「現れよ!」


「【カオス・ソルジャー -開闢の使者-】」



【カオス・ソルジャー -開闢の使者-】
効果モンスター(制限カード)
星8/光属性/戦士族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ
ゲームから除外した場合に特殊召喚できる。
1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●フィールド上のモンスター1体を選択してゲームから除外する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
●このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊した場合、
もう1度だけ続けて攻撃できる。

長山「 カオス・ソルジャーの効果発動」


バウンダー →除外!


野口「チッ…」


長山「次に僕は手札の【ワイトメア】を捨てて除外されてるワイトキングを特殊召喚!」□□■


【ワイトメア】
効果モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200
このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。
また、このカードを手札から捨てて以下の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●ゲームから除外されている
自分の「ワイト」または「ワイトメア」1体を選択して自分の墓地に戻す。
●ゲームから除外されている
自分の「ワイト夫人」または「ワイトキング」1体を選択してフィールド上に特殊召喚する。


長山「次は、墓地のワイトキングの効果発動!」

長山「墓地のワイトとなったワイトメアを除外してワイトキングを特殊召喚!」

ワイトメア→除外!

ワイトキングATK?→ATK7000

長山「バトル! ワイトキングで攻撃」


長山vs山田

長山、小杉
手札□□
LP8000
[ ] F
[キング] [キング] [キング] [ソルジャー] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


山田、野口
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [リボルバー] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


リボルバーATK2600vsワイトキングATK7000→リボルバー 破壊!

山田「うわぁぁぁああ! 痛いじょぉぉおお!」LP8000→3600

野口「ぐっ…うぅぅ…」



まる子「ちょ、ちょっと…二人とも大丈夫?」

藤木「軽減装置は渡したはず……なのに何であんなにもダメージが…」


小杉「へへ、軽減装置だってよ」

長山「そんなのは無意味なのにね」

まる子「無意味? それってどう言うことさ!」

小杉「どうする、説明してやるか?」

長山「そうだね、説明してあげようかな」

長山「その軽減装置は洗脳の為の擬似的な闇の決闘によるダメージを軽減するだけの装置なんだ」

小杉「そして、今は処刑の為の本当の闇の決闘をしているんだぜ」

野口「……つまり?」

長山「負けたら洗脳されて、はい終わりとはいかないのさ」

まる子「……どう言うことさ」

小杉「まあ、すぐに分かるぜ。 長山!」


長山「分かったよ! ワイトキングで攻撃!」

山田「させないじょ! 【バトルフェーダー】」


【バトル フェーダー】
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。


バトル強制終了!


長山「……これで、ターンエンド」


長山、小杉
手札□□
LP8000
[ ] F
[キング] [キング] [キング] [ソルジャー] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

山田(なんとか繋げたじょ…でも相手の場にはATK7000のワイトキングが三体とカオス・ソルジャー…)

山田(幸い相手にはトラップはないけど…この手札と場じゃあ逆転はキツイじょ…)


山田「おいらの……」


山田(あのカードが来ればまだ…なんとかなるじょ……来い!)


「ターン!」□□□+□

山田「おぉ!」

野口「どうしたの…」

山田「アハハ、おいらは【カップ・オブ・エース】を発動!」□□□■


【カップ・オブ・エース
通常魔法
コイントスを1回行う。
表が出た場合、自分はデッキからカードを2枚ドローする。
裏が出た場合、相手はデッキからカードを2枚ドローする。


山田「コイントスだじょ」ピィーン

【表】

山田「アハハ、運がいいじょ」□□□+□□

山田「またカップ・オブ・エースを発動するじょ」ピィーン

【表】


まる子「おぉ! 凄いね! 連続でドローできたよ!」

丸尾「もしや…」


長山「……」

山田「アハハ、絶好調だじょ~」□□□□+□□

長山「やってるね、イカサマを…」

小杉「え?」


丸尾「ズバリ! コイン操作でしょう!」

藤木「えぇ!」

まる子「あんた! 山田がイカサマなんてする訳が無いよ!」

丸尾「いえ、わたくしはもしもの話をしただけで…そんな」

みぎわ(もし仮に本当にコイン操作をしているなら…山田、あんた少し欲張っちゃたわね……)


山田「次に【時の魔術師】を召喚!」


【時の魔術師】
効果モンスター
星2/光属性/魔法使い族/攻 500/守 400
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
コイントスを1回行い、裏表を当てる。
当たった場合、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
ハズレの場合、自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊し、
自分は破壊したモンスターの攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。


山田「時の魔術師の効果発動! コイントスをする」

長山「なあ、山田…そのコイントスは僕にさせてよ」

山田「あぁ、いいじょ」

長山「ふふ、ありがとう」


みぎわ(やっぱりイカサマが暴露たみたいね)

丸尾「ズバリ! このコイントスが運命の分かれ道でしょう!」


山田「表がでるじょ!」

長山「分かった、表だね」

ピィーン…


まる子「来い! 表!」





【裏】

まる子「え…」


後半へ続く 投下日未定

次回のキーカード

キートン『これである』

ガトリング・ドラゴン


お楽しみ

第五話 『山田は運任せ』後半


まる子「あぁ…裏……」

丸尾「ズバリ…絶望的でしょう…」


バトルフェーダー、時の魔術師 破壊!



山田「……」LP3600→3350

長山「やった!」

小杉「やったぜ!」

第五話 『山田は運任せ』後半


まる子「あぁ…裏……」

丸尾「ズバリ…絶望的でしょう…」


バトルフェーダー、時の魔術師 破壊!



山田「……」LP3600→3350

長山「やった!」

小杉「やったぜ!」

第五話 『山田は運任せ』後半


まる子「あぁ…裏……」

丸尾「ズバリ…絶望的でしょう…」


バトルフェーダー、時の魔術師 破壊!



山田「……」LP3600→3350

長山「やった!」

小杉「やったぜ!」


山田「アハハ、やったじょ!」

長山「なんだって?」

野口「クククッ、山田…やったね」

小杉「なに言ってんだよ…お前ら」

小杉「自分のモンスターを全滅させておいて『やったね』だぁ?」

長山「伏せもモンスターも無いこの状況で勝利宣言とは…正気の沙汰じゃないね…」

野口「山田…こいつらに見せつけてやりな……モンスターが無い状況だからこそできる逆転の仕方を…」

山田「あぁ、分かったじょ!」


山田「おいらはスケール1の【時読みの魔術師】とスケール8の【星読みの魔術師】をペンデュラムゾーンにセッティング!」



【1】PENDULUM【8】




山田「ペンデュラム召喚!!」


「撃ち抜け!【ブローバック・ドラゴン】!」
□□

「そして、【融合呪印生物-闇】だじょ!」


【ブローバック・ドラゴン】
効果モンスター
星6/闇属性/機械族/攻2300/守1200
コイントスを3回行う。その内2回以上が表だった場合、
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。




藤木「そうか! 【時読みの魔術師】は自分の場にモンスターがいる時にはセットできない効果を持っている」

丸尾「ズバリ! 山田くんは【時読みの魔術師】をセットするためにあえて自分の場を一掃したのでしょう!」

みぎわ「でも、危ない賭けだったわね…」

まる子「うん…でも、まだ賭けは終わってないよ」


山田「ブローバック・ドラゴンの効果発動! カオスソルジャーを選択するじょ!」

小杉「コイントスは俺がやるぜ」ピィーン…


【表】【表】【裏】


カオスソルジャー 破壊!

小杉「チッ…」


山田「次においらは融合呪印生物の効果発動!」


【融合呪印生物-闇】
効果モンスター
星3/闇属性/岩石族/攻1000/守1600
このカードを融合素材モンスター1体の代わりにする事ができる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
フィールド上のこのカードを含む融合素材モンスターを生け贄に捧げる事で、
闇属性の融合モンスター1体を特殊召喚する。


山田「リボルバー・ドラゴンと融合呪印生物-闇をリリースして融合召喚!」



山田「撃ちまくれ! 【ガトリング・ドラゴン】!!」




【ガトリング・ドラゴン】
融合・効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2600/守1200
「リボルバー・ドラゴン」+「ブローバック・ドラゴン」
コイントスを3回行う。表が出た数だけ、フィールド上のモンスターを破壊する。
この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。

長山「ガトリング・ドラゴンで場を一掃するつもりか…」

小杉「でもよ、俺等の場は三体、ガトリング・ドラゴンの破壊効果は最大で三体……だから大丈夫だろ……多分」


山田「ガトリング・ドラゴンの効果発動! コイントス!」

小杉「こい! 裏!」ピィーン


【表】


小杉「まだだ!」ピィーン


【表】


小杉「まだだぁぁぁあ!」ピィーン


【表】


まる子「ぃやった!」


小杉「………うそだろ」



ワイトキング×3 破壊!


山田「バトル! ガトリング・ドラゴンで攻撃だじょ!」


山田vs小杉

山田、野口
手札□□
LP3350
[ ] F
[ ] [ ] [ガトリング] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


小杉、長山
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


小杉「長山! 歯を食いしばれよ!」


ガトリング・ドラゴンATK2600 ダイレクト!


小杉「うおぉぉお」LP8000→5400

長山「くぅぅ……」


山田「メイン2」

山田「機甲部隊の最前線を発動!」

山田「一枚伏せてターンエンド」

山田、野口
手札0
LP3350
[ ] F
[ ] [ ] [ガトリング] [ ] [ ] 場
[星読み(1)] [時読み(8)] P
[ ] [?] [最前線] [ ] [ ] 魔罠


小杉「俺のターン!」□□□□+□

小杉「俺はワイト夫人を墓地へ送り【ワン・フォー・ワン】を発動!」□□□■■


【ワン・フォー・ワン】
通常魔法(制限カード)
手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。


小杉「ワイトキングを特殊召喚!」

小杉「次に墓地の【馬頭鬼】の効果を発動!」


【馬頭鬼】
効果モンスター(準制限カード)
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
自分のメインフェイズ時、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
自分の墓地からアンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚する。

馬頭鬼→除外
墓地→ワイトキング 蘇生!


ワイトキングATK?→10000


小杉「バトル! ワイトキングで攻撃!」


小杉vs野口

小杉、長山
手札□□□
LP5400
[ ] F
[ ] [キング] [キング] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


野口、山田
手札□□□
LP3350
[ ] F
[ ] [ ] [ガトリング] [ ] [ ] 場
[星読み(1)] [時読み(8)] P
[ ] [?] [最前線] [ ] [ ] 魔罠


山田「野口! 伏せカードを使うじょ!」

野口「分かったよ…リバースカードオープン」


【ドレインシールド】
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
攻撃モンスター1体の攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分だけ自分のライフを回復する。


山田「アハハ、回復だじょ~LP3350→13350


小杉「まだだ! ワイトキングで攻撃!」


ガトリングATK2600vsワイトキングATK10000→ガトリング 破壊!


野口「クッ…」LP13350→5950

山田「うぅ…」


丸尾「なんとか耐えたでしょう…」

まる子「野口さん! 山田! がんばれ!!」



野口「山田、使わせてもらうよ」

山田「あぁ! 使っておくれ」

野口「機甲部隊の最前線の効果を発動!」


ガトリング・ドラゴンATK2600>???


野口「来い! サイコ・ショッカー!」


サイコ・ショッカー ATK2400


小杉「……俺はこれでターンエンド」

小杉、長山
手札□□□
LP5400
[ ] F
[ ] [キング] [キング] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

小杉「すまねえ、もっとワイトキングを展開すべきだった…」

長山「……構わないよ、僕のターンで終わらせるから…気にしないで」


野口「私のターン…」□□□+□

野口「【おろかな埋葬】を発動」□□□■


【おろかな埋葬】
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。


サイコ・リターナー→墓地へ!


野口「そして、墓地へ送ったサイコ・リターナーの効果発動!」


【人造人間サイコ・リターナー】
効果モンスター
星3/闇属性/機械族/攻 600/守1400
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
このカードが墓地へ送られた時、自分の墓地の
「人造人間?サイコ・ショッカー」1体を選択して特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚した「人造人間?サイコ・ショッカー」は、
自分のエンドフェイズ時に破壊される。


墓地→サイコ・ショッカー 蘇生!


野口「お次は、ペンデュラム召喚! 【光帝クライス】と星読み、時読み」□□■


【光帝クライス】
効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻2400/守1000
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊し、破壊されたカードのコントローラーは
破壊された枚数分だけデッキからドローできる。
(2):このカードは召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。


ワイトキング 破壊!
時読みの魔術師 破壊!

小杉「……」□□□+□

野口「クククッ」□□+□


野口「サイコ・ショッカーとクライスでオーバーレイネットワークを構築!」


「黄金の装甲、白銀の闘志、赤金の心」

「全てを武装し敵に立ち向かえ!」


野口「エクシーズ召喚! 【甲虫装機エクサビートル】!」


【甲虫装機エクサビートル】
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/闇属性/昆虫族/攻1000/守1000
レベル6モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、
自分または相手の墓地のモンスター1体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力・守備力は、この効果で装備したモンスターの
それぞれの半分の数値分アップする。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
自分及び相手フィールド上に表側表示で存在するカードを
1枚ずつ選択して墓地へ送る。


サイコ・リターナー 装備!
エクサビートルATK1000→1300


野口「エクサビートルの効果発動!」

エクサビートル(2)→(1)

サイコ・リターナー 墓地へ!
ワイトキング 墓地へ!

ATK1300→1000

野口「サイコ・リターナーの効果発動! さっき落としたサイコ・ショッカーを蘇させるよ」

サイコ・ショッカー 復活!


野口「バトル!」


野口vs長山

野口、山田
手札□□□
LP5950
[ ] F
[星読み(守)] [ショッカー] [ショッカー] [ビートル] [ ] 場
[星読み(1)] [時読み(8)] P
[ ] [ ] [最前線] [ ] [ ] 魔罠


小杉、長山
手札□□□
LP5400
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


まる子「よし! これが通れば!」

丸尾「ズバリ! 終わりでしょう!」

藤木「いや! 長山くん達の墓地にはあれが!」


長山「小杉くんの墓地の【超電磁タートル】の効果発動!」


【超電磁タートル】
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻 0/守1800
相手ターンのバトルフェイズ時に墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのバトルフェイズを終了する。
「超電磁タートル」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。


タートル→除外

バトルフェイズ強制終了!


野口「……メイン2」

野口「二体のサイコ・ショッカーでオーバーレイネットワークを構築!」


「数多の武器を手に持つ戦士が」

「全ての敵を粉砕する!」


「エクシーズ召喚!」



野口「【ソードブレイカー】!!」


【ソードブレイカー】
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/地属性/戦士族/攻2700/守1000
レベル6モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
種族を1つ宣言して発動できる。
このカードが、宣言した種族のモンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。

ソードブレイカー(2)→(1)

野口「宣言…アンデット」

長山「くっぅぅ…」

野口「クククッ、次に私はエクサビートルでオーバーレイネットワークを再構築…」


野口「エクシーズ召喚! 【迅雷の騎士ガイアドラグーン】」


【迅雷の騎士ガイアドラグーン】
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/ドラゴン族/攻2600/守2100
レベル7モンスター×2
このカードは自分フィールド上のランク5・6のエクシーズモンスターの上に
このカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。


野口「クククッ…三枚伏せてターンエンド」


野口、山田
手札0
LP5950
[ ] F
[星読み(守)] [ブレイカー] [ガイア(守) [ ] [ ] 場
[星読み(1)] [時読み(8)] P
[?] [?] [?] [最前線] [ ] 魔罠

山田(なるほど、野口はこれを伏せたか……ありがたいじょ)


長山「僕のターン!」□□+□

長山「野口、確かにソードブレイカーは僕達のデッキによく刺さる厄介なカードだ…」

長山「でも、残念だったね」

野口「……」



長山「僕達にはこんな時の為の″最終兵器″があるんだ」



まる子「最終兵器?」

丸尾「ズバリ…なんでしょう?」

藤木「カオス・ソルジャーはさっきたおしたし……なんだろう?」


長山「小杉、悪いけどワイトを使わせてもらうよ」

小杉「おぉ! 使え!」

長山「それじゃあ、いくよ…」


長山「僕は【龍の鏡】を発動!」


【龍の鏡】
通常魔法
自分のフィールド上または墓地から、
融合モンスターカードによって決められたモンスターをゲームから除外し、
ドラゴン族の融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)


野口「!」


長山「冥界の龍が死者を喰らい今現れる…」


墓地【ワイトキング】【ワイトメア】→除外!


「融合召喚!」


長山「【冥界龍 ドラゴネクロ】!」


【冥界龍 ドラゴネクロ】
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守 0
アンデット族モンスター×2
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
このカードと戦闘を行うモンスターはその戦闘では破壊されない。
また、このカードがモンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、
そのモンスターの攻撃力は0になり、
そのモンスターの元々のレベル・攻撃力を持つ
「ダークソウルトークン」(アンデット族・闇・星?・攻?/守0)1体を
自分フィールド上に特殊召喚する。
「冥界龍 ドラゴネクロ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。


長山「次に手札のワイトメアを捨てて除外されてるワイトキングを特殊召喚!」□■

手札 ワイトメア→墓地へ
除外 ワイトキング→特殊召喚


長山「まだ、展開するよ」

長山「墓地のワイトキングの効果を発動!」


墓地 ワイト→除外
墓地 ワイトキング 復活


長山「さらに、もう一体」


墓地 ワイト夫人→除外
墓地 ワイトキング 復活


ワイトキングATK ?→7000

長山「最後に【ライトロード・マジシャン・ライラ】を召喚!」■


【ライトロード・マジシャン・ライラ】
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1700/守 200
自分のメインフェイズ時に発動できる。
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードを表側守備表示に変更し、
相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
この効果を発動した場合、次の自分のターンのターン終了時まで
このカードは表示形式を変更できない。
また、自分のエンドフェイズ毎に発動する。
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。

野口「……」

長山「バトル! ドラゴネクロでブレイカーに攻撃!」


長山vs山田

長山、小杉
手札0
LP5400
[ ] F
[ライラ] [キング] [キング] [キング] [ネクロ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


山田、野口
手札0
LP5950
[ ] F
[星読み(守)] [ブレイカー] [ガイア(守) [ ] [ ] 場
[星読み(1)] [時読み(8)] P
[ ] [?] [?] [最前線] [ ] 魔罠


ドラゴネクロATK3000vsブレイカーATK2700→ブレイカー 破壊されず!

山田「……」LP5950→5650

長山「そして、ドラゴネクロの効果を発動するよ」


ブレイカーATK2700→0


丸尾「ま、まだ…大丈夫でしょう!」

藤木「そうだよ、きっと…」


長山「ライラで攻撃!」


ライラATK1700vsブレイカーATK0→ブレイカー 破壊!


山田「まだ、大丈夫だじょ…」LP5650→3950

長山「いや、大丈夫じゃないね」


ガイアDEF2100vsワイトキングATK7000→ガイア 破壊!


長山「このターンで君達は終わりだよ」


星読みDEF2400vsワイトキングATK7000→星読み 破壊!


長山「さあ、ワイトキングで攻撃だよ」


野口「させないよ」

山田「トラップ発動だじょ! 【リビングデッドの呼び声】!」


リボルバー・ドラゴン 復活!


長山「くっ…攻撃は続行しない。 メイン2に行くよ」


長山「僕はマジシャン・ライラの効果を発動」


ライラATK→DEF


長山「そうだな…」

長山「……」

長山「リビングデッドを破壊するよ」


リビングデッド 破壊!
リボルバー・ドラゴン 破壊!


長山「これでターンエンド」


長山、小杉
手札0
LP5400
[ ] F
[ライラ(守)] [キング] [キング] [キング] [ネクロ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


山田「おいらのターン!」0+□

山田「おいらは伏せカード【ペンデュラム・バック】を発動!」


【ペンデュラム・バック】
通常罠
(1):自分のPゾーンにカードが2枚存在する場合、
そのPスケールでP召喚可能なレベルを持つ、
自分の墓地のモンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。


リボルバー・ドラゴン→手札へ
ブローバック・ドラゴン→手札へ



山田「アハハ、手札が増えたじょ~」□+□□

長山「また、コイントスで僕達の場を一掃するつもりかい?」

山田「そんなことはしないじょ」

長山「?」


山田「おいらは【パワー・ボンド】を発動!」


【パワー・ボンド】
通常魔法
自分の手札・フィールド上から、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
機械族のその融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は、その元々の攻撃力分アップする。
このカードを発動したターンのエンドフェイズ時、
自分はこのカードの効果でアップした数値分のダメージを受ける。


山田「手札の【リボルバー・ドラゴン】と【ブローバック・ドラゴン】を融合!」


「融合召喚!」


山田「撃ちまくれ【ガトリング・ドラゴン】!!」

山田「次に伏せカードを発動するじょ【リミッター解除】!」



山田「アハハ、ガトリング・ドラゴンの攻撃力は倍の倍で…」


ガトリング・ドラゴンATK2600→10400


小杉「マズイ! あの攻撃を受けたら俺らは……」

長山「……」

小杉「なぁ、なんかねえのか!」

長山「小杉くん…」

小杉「あるのか?」



長山「さよなら」


山田「バトル! ガトリングで攻撃だじょ!」


ガトリング・ドラゴンATK10400

VS

冥界龍 ドラゴネクロATK3000



小杉「あぁ、負けちまった…」

LP5400→0

長山「……」


まる子「ぃやったあ!」

藤木「勝った!」

丸尾「ズバリ! 痺れたでしょう!」

みぎわ「二人とも、よくやったわ!」


山田「アハハ、やったじょ!」

野口「クククッ…」


「いやだぁぁぁぁあああ!!」


山田「じょ?」


小杉「いやだぁ! なぁ、長山…なんとかしてくれよ!!」

長山「小杉くんだって知ってるだろ…どうする事も出来ないんだ」


野口「何だろうね…」

まる子「さあ?」


長山「なあ、皆…」

小杉「うぅ…いやだぁ…」


まる子「なにさ…急に」


長山「僕達をよく見ていて」


まる子「あんた、なに言ってるの……」

まる子「え?」


キートン『まる子達は息を飲んだ』


藤木「なんだよ…これ…」


キートン『目の前のあり得ない事に』


山田「うそだろう」

野口「……」


キートン『眼を背けたくなる様な現実に』


丸尾「な、なにが…」

長山「これが闇の決闘の敗者がたどる末路さ…」


キートン『長山と小杉の身体が』


みぎわ「身体が…」


キートン『塵の様になり、風に混じり消えてゆく姿にまる子達は恐怖し息を飲んだ』



第五話『山田は運任せ』後半 完


いや、大変なことになっちゃったね

なんでも、これから敵がわんさか来るんだってさ…トホホ

でも、あたしには心強い仲間がいるからドンと来い!


さて、次回のちびまる子ちゃんは

『まる子達の同盟』

『闇の三本勝負』

の二本だよ。 お楽しみにね

投下日未定

今回の最強カード


キートン『これである』


【ガトリング・ドラゴン】


みぎわ「山田の切り札ね」

藤木「毎ターン最大三体の除去ができる超強力カードなんだ」

みぎわ「対象を取らない破壊効果は強いけど…」

藤木「だろ!」

みぎわ「破壊するモンスターの数は安定しないし…」

藤木「……」

みぎわ「何よりも破壊効果は自分も巻き込むのも…」

藤木「…」

みぎわ「ハッキリ言えばこのカードの為だけにデッキを組む価値は無いはね」

藤木「」


キートン『女には男の浪漫をもう語るまい。 そう思う藤木であった』


終わり

第六話『まる子達の同盟』


長山「僕達はもうすぐで消滅する」

まる子「……」

長山「皆、頑張れよ…」

藤木「な、なにをさ…」

長山「分かってるだろ」

みぎわ「……」


長山「より闘いは激化する」


山田「……」


長山「君達を手中に収めようとする者や、君達を排除しようとする者が君達を付け狙って来るよ」


野口「……」

丸尾「……」


長山「言っておくけど、闘いからは逃げられないからね」



長山「それじゃあ、皆さよなら…」










すみれ「あら、まる子。 おかえり」

まる子「………ただいま」

すみれ「まる子…どうしたの? 元気ないみたいだけど」

まる子「え…あぁ、少し疲れちゃってね」

すみれ「……そう…じゃあ、とっととご飯食べて、お風呂入って寝ちゃいなさい。 疲れた時はそれが一番よ」

まる子「うん、分かった」



すみれ「まる子」

まる子「なに? お母さん」


すみれ「何かあったら、お母さんに相談してね」


まる子「……分かってるよ、それくらい」









まる子(相談できるわけないじゃん…)

友蔵「どうしたんじゃ? まる子。 箸が進んでおらんぞ」

まる子「アハハ…少し食欲がなくてね」

さきこ「ねえ、まる子大丈夫? 最近元気ないけど」

こたけ「おや、夏バテかね?」

まる子「そうかもね…」



すみれ「まる子~電話が来てるわよ~」


まる子「はーい、 じゃあ、行ってくるよ」

さきこ「……」









まる子(こんな時間に誰だろう?)

まる子「はい、もしもし。 まる子です」

丸尾『もしもし、夜分遅くにすいません。 わたくし丸尾末広と申します』

まる子「あぁ、丸尾くんか。 どうしたの」

丸尾『いえ、少しばかりお伝えしたい事がありまして。 それで電話をしました』

まる子「どうしたのさ」



丸尾『ズバリ! もしよろしければ、明日の放課後にわたくしの家に来てください!』



まる子「いいけど…あんた、なんでこんな時間にかけてきたのさ」

丸尾『すいません…お取り込み中でしたか』

まる子「いや、そういう事じゃなくて…学校の休み時間でもよかったのに…て事だよ」

丸尾『ズバリ! さくらさんは少し危機感が足りないでしょう…』

まる子「ち、ちょっと! あたしのどこが危機感が足りないのさ」

丸尾『ズバリ! 学校で話すと奴らに聞かれてしまうかもしれないでしょう!』

まる子「……」


丸尾『今! わたくし達は生きるか死ぬかの闘いをしている真っ最中!』

丸尾『あなたはその事を分かった上でそんな事を言ってるのですか?!』

まる子「ごめん…よく考えてなかったよ」

丸尾『……ズバリ…わたくしも少し言い過ぎたでしょう』

丸尾『とにかく、明日の放課後に来てください。 これは他の三人にも伝えてありますのであしからず!』

まる子「うん、じゃあまた明日ね」

丸尾『それではおやすみなさい』


ガチャン…









さきこ「じゃあ、電気消すよ」

まる子「んー」


パチ!… パチ!… パチ!…


さきこ「ねえ、まる子」

まる子「なに?」

さきこ「最近なにかあった?」

まる子「いやだねぇ、なにも無いよ。 本当に…」

さきこ「そう…何かあったら私に頼ってもいいんだよ」


まる子「うん…」

さきこ「やっぱり、お母さんや、お父さんに話しづらい事だってあるよね」

まる子「……うん」

さきこ「そんな時は私に打ち明けなさい。 そしたら、少しは楽になるかもしれないから」

まる子「…あのね、お姉ちゃん。 お願いがあるんだ」


さきこ「なに、どうしたの?」


まる子「カードちょうだい!!」

さきこ「……は?」

さきこ「あんた…そんな事であんなに元気なかったの…」

まる子「う、うん」

さきこ「ハァ~ …アホくさ」

まる子「ちょっと! アホくさとはなにさ! あたしゃね…」

さきこ「はいはい、分かった分かった…で、何が欲しいの…」

まる子「ええとね…」

キートン『まる子よ、切り替えが早すぎるぞ』









キートン『そして、翌日の放課後』


丸尾「ズバリ! 皆さん、集まっていただきありがとうございます!」

山田「アハハ、どういたしましてだじょ」

野口「それで…どうして私達を集めたの」

丸尾「はい、ズバリ! わたくしの提案を聞いてほしいからです!」

まる子「提案?」

藤木「なんだろう」





丸尾「ズバリ! 皆さん! わたくしと同盟を組んでください!」


まる子「ど、同盟?!」


丸尾「はい! おそらく、長山くんが言ったように闇の決闘者達はわたくし達を付け狙って来るでしょう!」


みぎわ「……」


丸尾「正直に言うと… わたくしは怖いです……」

丸尾「負けるのが、長山くん達の様に消えてしまうのが、消えて母様に会えなくなるのが……とても怖いです……」


野口「…… 」


丸尾「しかし! 皆さんと一緒なら乗り越えられる…そんな気がするのです」


山田「……」


丸尾「敵に対抗する為に皆さんに力を借りよう!…と、しごく自己中心的な発想で出した提案です」


藤木「……」


丸尾「皆さん! 恥を忍んで頼みます! どうかご協力してください! お願いがいたします!」


みぎわ「……私、協力するわ。 やっぱり、一人より皆でいた方が心強いからね」

まる子「よし! あたしも協力するよ!」

野口「私も…協力するよ」

山田「アハハ、なにかあったら丸尾くんも助けておくれよ~」

藤木「こ、怖いけど…僕も協力するよ」


丸尾「皆さん…ありがとうございます!」


山田「アハハ、せっかく同盟を作ったんだから名前が欲しいじょ~」

まる子「それから、リーダーも欲しいね」

藤木「リーダーは僕がやりたいな」

丸尾「ズバリ! リーダーは学級委員のわたくしが!」

野口「クククッ…」


みぎわ「みんな、盛り上がってる所悪いけど、あたしからお知らせがあるわ」


丸尾「ズバリ?」

藤木「なんだい? お知らせって」


みぎわ「新しい仲間を紹介するわ」

まる子「えぇ! また連れて来たの?!」

みぎわ「まあね。 でも境遇はあなた達以上の人よ」

野口「…どう言うこと?」


みぎわ「なんとね、もう四人もの闇の決闘者と闘ってる猛者よ!」


山田「アハハ、すごいじょ!」

藤木「凄い戦力になりそうだね!」

丸尾「ズバリ! 心強いでしょう!」



みぎわ「それじゃあ呼ぶわよ」



みぎわ「は?な?わ?く~~ん?」



まる子「……」

藤木「……」

丸尾「……」


花輪「やあ、ベイビー達」


山田「アハハ、花輪くんだったのかい」

野口「ケケケッ」









みぎわ「それじゃあ呼ぶわよ」



みぎわ「は・な・わ・く~~ん」



まる子「……」

藤木「……」

丸尾「……」


花輪「やあ、ベイビー達」


山田「アハハ、花輪くんだったのかい」

野口「ケケケッ」









『アハハ、花輪くんだったのかい』
『ケケケッ』


[ここに邪魔者がかたまってるみたいね]

[ふふふ、それじゃあ早速中の人達を処分するわよ皆…]


はまじ「……」

ブー太郎「……」

たまえ「……」


第六話『まる子達の同盟』 完

投下日 未定

多分、次はこれよりは日数をかけないと思う

第七話『闇の三本勝負』


ワイワイ! ガヤガヤ!



丸尾「ズバリ! 藤木くんのデッキはフォートレスを三枚、フォースを二枚にすべきでしょう!」

まる子「いや、それより藤木のデッキにはドローカードが少ないし、事故率が高い。 カードトレーダーを入れるべきだよ」

山田「アハハ、このカードを入れたらおもしろそうだじょ」

藤木「いいね! 山田くんのカードを入れるよ」



みぎわ「花輪く~ん/// 私とカード交換しましょう///」

花輪「う、うん…」


ガヤガヤ… ワイワイ…


野口「……」


藤木「デッドリボルバーはいらないんじゃないかな」

丸尾「ズバリ! 結構いるでしょう!」

山田「リボルバーの低い攻撃力をいかすために機械複製術を入れたほうがいいと思うじょ」

丸尾「おぉ! いいですね」

藤木「でも、リボルバーの為だけに入れるのは…」


野口「山田…ちょっといい」

山田「なんだい?」

野口「…二人で見回りに行こうか…」

山田「アハハ、いいじょ~」

野口「クククッ…ありがと。それじゃあ、みんな行ってくるよ」


まる子「うん、行ってらっしゃい」

丸尾「なにかあったら、大きな声で助けを呼んでください。 すぐに駆けつけますから」

野口「クククッ…心配しないで皆はじっくりとデッキを組んでてね」


ガチャ…ギィィィ… バタン


丸尾「……ズバリ、大丈夫でしょうか」

花輪「大丈夫さベイビー、外にはひで爺を含む十二人のSPと大会優勝経験があるデュエリストが三人いるんだ」

花輪「だから、大丈夫だよ。 心配しないで」

みぎわ「流石! 花輪くん! 頼りになるわ」

藤木「いやぁ、花輪くんが仲間になってくれて本当によかったよ」

まる子「本当によかったよ…こんなに警護がついてるなら今日は丸尾くんの家でお泊りをしよかね」

丸尾「ズバリ! お泊りは、きちんとあなた達の両親の許可を得てから決めてください!」

まる子「や、やだね…ほんの冗談じゃん…本気にしないでよ」

丸尾「ズバリ! わたくしも冗談です。 本気にしないでください」

まる子「……」


藤木「……そうだ」

藤木「花輪くんに闇の決闘の事を話してなかったね」

花輪「あぁ、大丈夫だよ。 みぎわくんから、あるていどの事は聴いてるから」

花輪「でも、話を聴いてるうちにいくつか疑問が生まれたんだ」

藤木「あるていどの事だったら答えられるから質問してくれてもいいよ」

花輪「それじゃあ早速、質問をするよ」




花輪「なぜ、デュエルで人を洗脳してるのか…まずはそれが知りたいんだ」



まる子「あぁ、そもそもの問題すぎて聴く事を忘れてたね」

藤木「えぇとね、それを話すのにボス…と言うより、『元締め』について話さなければいけないね」


藤木「『元締め』の全体像はよく分からないんだ…でも、よく噂で『女の子』で『僕達と変わらない年齢』てことを聞くね」

花輪「なるほど、それだったらいくつか納得がいくね」

丸尾「なるほど、それが理由ですか」

まる子「な、なるほど」


まる子(まずい、なに分からない。 誰か説明して~)


みぎわ「……ごめんなさい。 少し説明してくれるかしら」


まる子(みぎわさん! ナイス!)


丸尾「つまりは…
みぎわ「あなたに聴いてないわ! わたしは花輪くんに聴いたのよ! 邪魔しないでくれる?!」

花輪「まあまあ…落ち着いて」

みぎわ「だって…丸尾くんが…」

花輪「そ…それにさっきは″なるほど″て言ったけど感覚で分かっただけだから説明は丸尾くんにしてもらおうと思っていたんだ」

みぎわ「……分かったわ」

花輪「さあ、丸尾くん。 説明をしてくれたまえ」

丸尾「ズバリ…そんな気分ではないでしょう…」

花輪「……ごめん…それじゃあ、さくらくんに説明してもらおうかな」


まる子(分からないから説明できるわけないじゃん! なにギブアップしているのさ、丸尾くんのバカァ!!)


まる子「いやぁ~、実はあたしも感覚で分かっただけだから説明は難しいかな?……アハハ」

丸尾「仕方ないでしょう…わたくしが説明しましょう」


丸尾「ズバリ! キーワードは『女の子』と『年齢』でしょう!」

丸尾「つまりは! 相手を押さえつけたりして無理矢理、洗脳するのは不可能 ! と言うことでしょう!」

丸尾「だから! デュエルで洗脳をしているのでしょう!」


まる子「ほう…」

みぎわ「それじゃあ、そもそもどうやってデュエルで洗脳しているのよ」


丸尾「いや、それをわたくしに聴かれましても……わたくし人を洗脳をしたことが無いので」

丸尾「藤木くん! パス!」

藤木「えぇ…わ、分かったよ」


藤木「えぇと…デュエルをする時にディスクをセットするだろ」


まる子「うん、するね」


藤木「その時にBluetoothでデータをリンクさせるんだ」


まる子「うん、するね」(ブルー…トゥース?)


藤木「その時に相手のディスクにウィルスを送りつけてプログラムを少し付け加えるんだ」


まる子「ほう」(ウィルス? インフルエンザの事かね?)

丸尾「なるほど、それがあの痛みですか」


藤木「そう、LPが減った時にディスクから電気が流れて痛みを脳に伝える。 そして、LPが0になったら…」


みぎわ「気絶する…」

丸尾「つまり、その時一緒に洗脳される…と言う事ですね!」


藤木「いや、少し違うんだ。 気絶したら…えぇーと…」ガチャ

藤木「これを相手のディスクに差し込むんだ」

まる子「ヘェ~…これは気絶した時じゃあだめなの?」

藤木「うん、気絶した時限定なんだ」


丸尾「なるほど、これが洗脳の仕方ですか…」

花輪「つまり、負けてもこの装置を差し込むのを邪魔すればいいんだね」

藤木「まあ、そう言う事になるね。 でも…」

まる子「?」


藤木「闇の決闘はそうとはいかないかもね…」


みぎわ「そうね…誰かが二人に装置を使ってたりはしなかったし……やっぱり、洗脳の闇の決闘とは別物なのかしら…」


花輪「……」

丸尾「!…ズバリ、花輪くんにまだ長山くん達の事をお話していませんでしたね」

花輪「いや、その話はみぎわくんから聴いてるよ…」

丸尾「……そうですか」

花輪「すまないね、気を使わせてしまって」

丸尾「いえいえ、助け合うのが同盟ですから、わたくしは当たり前の事をしたまでです!」

丸尾「それよりも、わたくしの方こそすいません。 お節介でしたでしょう…」

花輪「ノンノン、そんな事はないよ、むしろ僕に話しかけてくれて嬉しかったよベイビー」


花輪「それじゃあ、みんな気を取り直して新しくなったデッキでデュエルしようよ」

丸尾「ズバリ! わたくしの真ガジェで完封でしょう!」

みぎわ「花輪く~ん/// 一緒にやりましょぉ~う」


藤木「よし! がんばるぞ」


まる子(ふと思ったけど…野口さん達、どうしてるんだろう?)










ガチャン

山田「アハハ、ここはキッチンだじょ~」

野口「……」

山田「アハハ、異常なしだじょ~」

野口「ねえ、山田…」

山田「なんだい? 野口」

野口「さくらさんが最初に襲われた話を聴いた?」

山田「アハハ、聞いたじょ~。 さくらが勝ってその後にみぎわに介護してもらった話の事だろ?」

野口「そう…その話」

山田「それがどうしたんだい?」

野口「いや…なんでもないよ」

山田「アハハ、変な野口だじょ」


野口「ちなみにだけどね…藤木は最初に小学校高学年くらいの子にみまつ屋近辺で襲われたんだとさ」

野口「丸尾くんは学校で小杉と長山に…」

野口「私は登下校時に…」

野口「そして、花輪くんは自宅で…」

山田「へー、おいらはカードショップにいる時に中学生がデュエルをもうしこんできたじょ」

山田「あの時においらが痛くて叫んでも誰も声をかけなかったじょ。 多分ショップの中にいた人達はみんな奴らの仲間だじょ」

野口「…もう、迂闊にカードショップに行けないね」

山田「アハハ、こまったじょ~おいら、欲しいカードがあったのになぁ~」

野口「クククッ…ちなみになにが欲しいの」

山田「えぇーと、おいら『モンスターBOX』が欲しいんだじょ。 きっとモンスターBOXを手に入れたらおいらは無敵になるじょ! アハハ」

野口「クククッ…モンスターBOXか…今度家で探してみるよ」

山田「えぇ! おいらにカードをくれるつもりなのかい?! ありがとう! 野口!」

野口「クククッ…」

山田「アハハ、ありがとう野口! 野口は優しいじょ」

野口「…カードを整理するついでに探すだけだから、あまり期待しないでね」

山田「アハハ、期待して待ってるじょ~」





ギィ…

野口「!…誰」

山田「え? 誰かいるのかい?」

ガチャ…ギィィィ…





丸尾「ズバリ! わたくしでしょう!」


山田「アハハ、な~んだ丸尾くんか」

野口「……な~んだ」


山田「ねえねえ、丸尾くんはなにしに来たの?」

丸尾「ズバリ! わたくしは皆さんの為にお茶菓子を取りに来たでしょう!」

山田「えぇ! お菓子! おいらも食べたいじょ~」

丸尾「ズバリ! お菓子は沢山ありますので落ち着いてください!」

丸尾「おや?…お菓子がない」

山田「えぇ! さっきあるって言ったじょ! 嘘をついたのかい?!」

丸尾「いえ…けして嘘などでは…うーん、何処にしまったんでしょう」

丸尾「!…ズバリ! 思い当たる節があったでしょう!」










山田「アハハ、広い応接室だじょ~」

丸尾「ズバリ! ありました! どうやら母様がお客様にお出しする時にここに持って来てそのままだったようです」

野口「クククッ…よかったね」


山田「アハハ…ん?」

丸尾「どうかしましたか? 山田くん」


山田「ほら、あそこに黒い服を着た人が見えるだろ。 あの人はだれかな? と思っただけだじょ」

丸尾「あぁ、あの人はおそらく花輪くんのSPの方でしょう! ですから心配なさらずにいてください」

山田「えぇ! SPかい?! アハハ、かっこいいじょ~」

丸尾「ズバリ! この家は十三人のSPと三人のデュエリストに守ってもらっているでしょう!」

野口「…それは安心だね」

山田「アハハ、ここは要塞だじょ~」

丸尾「よいしょ…では、わたくしは上にお茶菓子を持って行くのでこれで失礼します。 見回りがんばってください!」タタタッ

山田「あ! 待っておくれよ! おいらも行くじょ」タタタタッ

山田「ほら、野口もおいでよ! 一緒に食べようよ」

野口「クククッ…私はトイレに行くから先に行っておいて」

山田「アハハ、早くすませておいでよ」

野口「はいはい…」


山田「アハハハハハ~」

タタタタタタッ…


野口「……SPか」

野口「何でこんなにSPがいるのに花輪くんは四回も襲われたんだろうね……」




野口「ねぇ…答えなよ」



ギィ…

はまじ「……何でばれたんだ」

野口「クククッ…あんた、バカだね。 こんな安っぽいブラフに引っかかるなんてね」

はまじ「チッ…ばれてなかったのかよ」

野口「クククッ、まあね」

はまじ「それじゃあ、まだ俺の仲間には気付いていないのか?」



たまえ「……」

ブー太郎「……」



野口「クククッ…今、気付いたよ」










丸尾「さくらさん、レベル5・7のシンクロのオススメは何かありますか?」

まる子「うーん…レベル5ではA・O・Jカタストル、レベル7はブラックローズが無難なところかね」

ガヤガヤ… ガヤガヤ…


藤木「よし! フォースを特殊召喚!」

花輪「奈落だよ」

みぎわ「流石! 花輪くん/// あざやかに奈落を使うわね///」

藤木「……」


ガチャ…

山田「あ! 野口、おかえり…!!」



ブー太郎「ブヒヒヒヒッ…」

たまえ「おじゃましてます」

はまじ「よう! お前ら」

野口「………すまないね、捕まっちゃった」


丸尾「ズバリ! 敵襲でしょう!」

みぎわ「野口さん! 大丈夫?!」

藤木「ひっ…」

花輪「SPをどうしたんだい…」


『大丈夫よ、心配しないで』


花輪「!!」

藤木「その声は……」


笹山「SPの人達はみーんな眠ってもらったのよ」



藤木「笹山……さん」


まる子「あんた! 『眠ってもらった』って…まさか!」

笹山「大丈夫よ、殺してはないわ。 言葉の通り眠っているのよ」

花輪「いったいどうやって眠らせたんだい?」

笹山「実に簡単な話よ」

笹山「十二人のSPの中に一人こっそりと仲間を入れたの。そして、その仲間が催眠ガスを振りまいてくれたわけよ」

ブー太郎「つまりは、十二人のSPはいつの間にか十三人に増えていたんだブー」

はまじ「気づかないなんて、お前のSPは相当間抜けだよな」



花輪「……くっ」

みぎわ「……」

たまえ「まあ、SPの人達がまぬけなんじゃなくて紛れ込んだ仲間が優秀だっただけだから、ショックを受けないで」


まる子「それじゃあ、三人のデュエリストはどうしたのさ?! まさか、闘わずに眠らせたんじゃないよね」

ブー太郎「おいら達、きちんと闘ったブー」

はまじ「たいした事は無かったけどな」


みぎわ「……あんた達、嘘をついてるわね」

ブー太郎「人聞き悪い事を言うなブー! おいら達はちゃんと闘ったブー!!」



みぎわ「嘘よ!!!」


みぎわ「だってあの三人は花輪くんが連れてきた精鋭なのよ! 優勝経験者なのよ! あんた達が勝てるわけが無いじゃない!!」


たまえ「それじゃあ、三人が使ってたデッキを言おうか?」

みぎわ「言えるものなら言ってみなさいよ!」


たまえ「分かったよ。 たしか、インゼクターと…」


花輪「!」


たまえ「ヴェルズと……ギアギアだったね」

ブー太郎「たしか…そうだったブー」


まる子「……花輪くん、どうなの?」

花輪「……正解だよ」

笹山「これで分かったでしょ? こっちも精鋭を揃えてきたのよ」


丸尾「ズバリ…なにが目的ですか?」


笹山「分かってるでしょ?」



笹山「始末しに来たのよ」



まる子「……またかい」

ブー太郎「ルールは三本勝負だブー!」


はまじ「お互いに三人のデュエリストを出して勝負させる」


たまえ「そして、先に二本を取ったチームの勝ち! 負けたチームは三人とも消滅する。 簡単でしょ?」


笹山「さあ! ゲームスタート!!」

ブー太郎「最初はおいらだブー!」

【Duel Disk standby!】ガシャン!



花輪「それじゃあ、僕が富田くんの相手をするよ」

【Duel Disk standby!】ガシャン!

みぎわ「花輪くん! ダメよ! 危険だわ!!」

花輪「大丈夫だよベイビー。僕は四人の闇の決闘者に勝っている猛者だよ心配しないでくれたまえ」

みぎわ「でも……」

花輪「それに、こうなったのは僕の責任でもあるからね……」

まる子「あんた、SPの事をきにしてるの?」

花輪「まあ、多少はね……」

みぎわ「そんな気にすることはないわ…ただ運が悪かっただけよ」


ブー太郎「御託はいいブー! とっととやるブー!!」

花輪「すまないね、またせてしまって」

花輪「みぎわくん、励ましてくれてありがとう。 おかげで元気が出たよ」

みぎわ「/////」




笹山「二人とも準備はいい? それじゃあ……始め!!」




花輪「デュエル!」ブー太郎「デュエル!」


第七話 完


ズバリ! 同盟を組んで初めての闘いが始まりました!

ズバリ! 皆さんはこの闘いは小さく、どうでもいい物と思ってるかもしれません!!

しかし、この闘いは終わりの始まりになる程の大きく、重要な物です!



さて、次回のちびまる子ちゃんは

『闇の三本勝負 一本目』

『闇の三本勝負 二本目』

の二本です。 お楽しみに!!

今回の最強カード


キートン『これである』


【人造人間サイコ・ショッカー】


みぎわ「また…コメントしずらい微妙なカードを……」

藤木「まあ、特に言うことは無いね…」









野口「………チッ」


終わり

投下日未定

第八話 『闇の三本勝負 一本目』


ブー太郎「先攻か後攻か決めていいブー」

花輪「それじゃあ、僕は後攻をもらうよ」


ブー太郎「分かったブー。 おいらのターン!」□□□□□

ブー太郎「【カードカー・D】を召喚!」□□□□■


【カードカー・D】
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 400
このカードは特殊召喚できない。
このカードが召喚に成功した自分のメインフェイズ1に
このカードをリリースして発動できる。
デッキからカードを2枚ドローし、このターンのエンドフェイズになる。
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。


ブー太郎「そして二枚をセットするブー!」□□■■

ブー太郎「次にカードカー・Dの効果を発動! リリースして二枚をドローするブー!!」□□+□□

ブー太郎「これでターンエンドだブー!!」


ブー太郎
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [?] [ ] [ ] 魔罠


花輪「僕のターン!」□□□□□+□

花輪「【古代の機械城】を発動」□□□□□■


【古代の機械城】
永続魔法
フィールド上に表側表示で存在する「アンティーク・ギア」と名のついた
モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。
モンスターが通常召喚される度に、このカードにカウンターを1つ置く。
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを生け贄召喚する場合、
必要な生け贄の数以上のカウンターが乗っていれば、
このカードを生け贄の代わりにする事ができる。



花輪「そして【古代の機械騎士】を召喚!」□□□□■


【古代の機械騎士】
デュアルモンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 500
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。


ATK1800→2100

古代の機械城カウンター 0→ 1



花輪「バトル!」

花輪
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [騎士] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [機械城(1)] [ ] [ ] [ ] 魔罠


ブー太郎
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [?] [ ] [ ] 魔罠


機械騎士ATK2100 ダイレクト!


ブー太郎「……」LP8000→5900

花輪「メイン2に移るよ」

花輪「二枚伏せてターンエンドさ」□□■■


花輪
手札□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [騎士] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [機械城(1)] [?] [?] [ ] 魔罠



みぎわ「流石は花輪くん! かっこいいわ///」

山田「さて、富田くんのデッキはなんだろね?」

藤木「さあ? 富田くんがデュエルしてるのを見たことが無いからな…」

丸尾「ズバリ! わたくしも見たことが無いです。 さくらさんは知りませんか?」

まる子「それがね、ブー太郎はしょっちゅうデッキを変えるからよく分からないんだよ」


ブー太郎「おいらのターン!」□□□□+□

ブー太郎「来たブー! おいらは【高等儀式術】を発動!!」□□□□■


【高等儀式術】
儀式魔法
手札の儀式モンスター1体を選び、
そのカードとレベルの合計が同じになるように
デッキから通常モンスターを墓地へ送る。
その後、選んだ儀式モンスター1体を特殊召喚する。


ブー太郎「ヘルバウンドを墓地へ送るブー!!」



ブー太郎「儀式の準備は整った!」

「供物を喰らい現れるは最強の魔術師!」

「さあ、来い! 全てを奪え! 全てを滅ぼせ!」



ブー太郎「儀式召喚!」


「【サクリファイス】!!」



【サクリファイス】
儀式・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
「イリュージョンの儀式」により降臨。
1ターンに1度、相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、
このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値になる。
この効果でモンスターを装備している場合、
自分が受けた戦闘ダメージと同じダメージを相手ライフに与える。
また、このカードが戦闘によって破壊される場合、
代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。


ブー太郎「サクリファイスの効果を発動! モンスターを装備するブー!!」


古代の機械騎士 装備!
サクリファイスATK0→1800


ブー太郎「次においらは【ジャンク・シンクロン】を召喚!」□□■

【ジャンク・シンクロン】
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の
レベル2以下のモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


古代の機械城カウンター 1→2


ブー太郎「墓地のヘルバウンドを特殊召喚するブー!」


【ヘルバウンド】
通常モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻 500/守 200


ブー太郎「そして、ヘルバウンドの特殊召喚に反応して【地獄の暴走召喚】を発動!」□■


デッキ→ヘルバウンド×2 特殊召喚!

ブー太郎「三体でチューニングだブー!!」


☆+☆+☆☆☆


ブー太郎「集いし星が新たな力を呼び起こす。 光さす道となれ!」



「シンクロ召喚!」



ブー太郎「いでよ、【ジャンク・ウォリアー】!」


【ジャンク・ウォリアー】
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は自分フィールド上に存在する
レベル2以下のモンスターの攻撃力を合計した数値分アップする。


ブー太郎「そして、ジャンク・ウォリアーはレベル2以下のモンスターの攻撃力分アップするブー。 つまり、攻撃力は……」


ウォリアーATK2300→4600


ブー太郎「バトルだブー!」

花輪「待った! スタートステップに【威嚇する咆哮】を発動するよ」


【威嚇する咆哮】
通常罠
このターン相手は攻撃宣言をする事ができない。


ブー太郎「ブー…ターンエンドだブー」


ブー太郎
手札□
LP5900
[ ] F
[ ] [ウォリアー] [サクリ] [ヘル] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [?] [騎士] [ ] 魔罠


花輪「僕のターン!」□□+□

花輪「古代の機械城をリリース!」


花輪「歯車を軋ませながら古代の巨竜が今、動き出す!」


「アドバンス召喚!!」


花輪「いでよ、【古代の機械巨竜】!」



【古代の機械巨竜】
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守2000
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット:このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手ライフに400ポイントダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、
相手ライフに600ポイントダメージを与える。



花輪「バトル!」

ブー太郎「スタートステップに和睦の使者だブー」


花輪「しょうがないね。 一枚伏せて、ターンエンド」


花輪
手札□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [巨人] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠


ブー太郎「おいらのターン!」□+□

ブー太郎「バトル! ジャンク・ウォリアーで攻撃だブー!」

花輪「攻撃宣言時に【マジカルシルクハット】を発動するよ」


【マジカルシルクハット】
通常罠
相手のバトルフェイズ時に発動できる。
デッキから魔法・罠カードを2枚選んで相手に見せ、
その2枚をモンスター扱い(攻/守0)として、
自分フィールド上のモンスター1体と合わせてシャッフルして裏側守備表示でセットする。
この効果でデッキから特殊召喚した2枚のカードはバトルフェイズ終了時に破壊される。


花輪「そして、チェーンして【和睦の使者】」


【和睦の使者】
通常罠
このターン、相手モンスターから受ける
全ての戦闘ダメージは0になり、
自分のモンスターは戦闘では破壊されない。

ハット【1】→和睦【2】

花輪「効果処理に入るよ」

花輪「和睦の効果で戦闘はノープロブレムさ」

花輪「そして、マジカルシルクハットの効果で僕はこのカードを伏せるよ」


【歯車街】


ブー太郎「やっぱり…そのカードかブー」

花輪「そして、シャッフル」

花輪「さあ、モンスターの増加によって巻き戻しがおきたよ。 どうする? 攻撃を続けるかい?」

ブー太郎「攻撃はしないブー…」

花輪「分かった」


バトルフェイズ終了!
歯車街×2 破壊!


花輪「そして、破壊された事により歯車街の効果を発動!」


【歯車街】
フィールド魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを召喚する場合に
必要なリリースを1体少なくする事ができる。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の手札・デッキ・墓地から
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター1体を選んで特殊召喚できる。


花輪「僕は二体の【古代の機械巨竜】を特殊召喚!」


ブー太郎「メイン2だブー」

ブー太郎「一枚を伏せて、ターンエンドだブー」



ブー太郎
手札0
LP5900
[ ] F
[ ] [ウォリアー] [サクリ] [ヘル] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [?] [騎士] [ ] 魔罠



まる子「サクリファイスにジャンク・ウォリアー…厄介だね」

丸尾「まあ、次のターンにはサクリファイスとジャンクは倒せるでしょう!」


花輪「僕のターン!」□+□


花輪「バトル!」

ブー太郎「スタートステップに威嚇する咆哮を発動するブー!」


みぎわ「ちょっと! 花輪くんに攻撃させなさいよ!! 」

ブー太郎「そんなもんお互い様だブー!」


花輪「……しょうがないね、メイン2に移るよ」

花輪「一枚伏せてターンエンド」


花輪
手札□
LP8000
[ ] F
[ ] [巨竜] [巨竜] [巨竜] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


ブー太郎「おいらのターン!□+□

ブー太郎「おいらは【無謀な欲張り】を発動!」


通常罠
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
その後、自分のドローフェイズを2回スキップする。


ブー太郎「二枚ドロー!」□□+□□

ブー太郎「…」(まだ来ないブー……)

ブー太郎「二枚伏せて、カードカー・Dを召喚するブー」

ブー太郎「リリースして二枚ドロー!」□□+□□

ブー太郎「ターンエンドだブー!」


ブー太郎
手札□□□□
LP5900
[ ] F
[ ] [ウォリアー] [サクリ] [ヘル] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [?] [騎士] [ ] 魔罠


花輪「僕のターン」□+□

花輪「バトルだ!」

ブー太郎「スタートステップ時に威嚇する咆哮だブー!」

花輪「チェーンだ!」

ブー太郎「ブ?!」

花輪「【トラップ・スタン】!」


【トラップ・スタン】
通常罠
このターン、このカード以外のフィールド上の罠カードの効果を無効にする。


花輪「何か…あるかい? ベイビー」

ブー太郎「……無いブー」


威嚇【1】→スタン【2】

花輪「さあ、古代の機械巨竜で攻撃だ!」


花輪
手札□□
LP8000
[ ] F
[ ] [巨竜] [巨竜] [巨竜] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


ブー太郎
手札□□□□
LP4900
[ ] F
[ ] [ウォリアー] [サクリ] [ヘル] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [騎士] [ ] 魔罠


サクリATK1800vs巨人ATK3000→サクリ 破壊されず!


ブー太郎「お前もダメージを受けるブー」LP5900→4700

花輪「必要経費さ」LP8000→6800


花輪「次に古代の機械巨竜で攻撃!」


サクリATK0vs巨竜ATK3000→サクリ 破壊!


ブー太郎「……」LP4700→1700

花輪「古代の機械巨竜で攻撃!」

ウォリアーATK2800vs巨竜ATK3000→ウォリアー 破壊!


ブー太郎「……」LP1500


はまじ「よし! 耐えた!」

たまえ「頑張れ! ブー太郎!!」


花輪「一枚伏せてターンエンドさ」


花輪
手札□
LP7200
[ ] F
[ ] [巨竜] [巨竜] [巨竜] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


ブー太郎「おいらのターン」

ブー太郎「無謀な欲張りを発動!」


ブー太郎「来い! 来い!!」


ブー太郎「ドローォォオオ!」□□□□+□□

ブー太郎「来たブー!」

ブー太郎「【調律】を発動!」□□□□□■


【調律】
通常魔法
自分のデッキから「シンクロン」と名のついたチューナー1体を
手札に加えてデッキをシャッフルする。
その後、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。


ジャンク・シンクロン→手札へ


ブー太郎「ジャンク・シンクロンを召喚だブー!」□□□□□■

ブー太郎「効果でヘルバウンドを特殊召喚! そして、地獄の暴走召喚を発動! 」


ヘルバウンド→復活!



ブー太郎「そんでもってシンクロだブー!」


☆+☆☆☆


ブー太郎「いでよ、【アームズ・エイド】!」


【アームズ・エイド】
シンクロ・効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1800/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとしてモンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。
また、装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。


ブー太郎「お次は二体のヘルバウンドでオーバーレイネットワークを構築」


「エクシーズ召喚!」

ブー太郎「【シャイニート・マジシャン】!」


ブー太郎「【儀式の準備】を発動!」□□□□■


【儀式の準備】
通常魔法
デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。



ブー太郎「サクリファイスを手札に加えて、墓地の高等儀式術を回収するブー」□□□□+□□


ブー太郎「そして、高等儀式術を発動だブー!」


バニーラ デッキ→墓地へ


ブー太郎「儀式召喚!」


ブー太郎「【サクリファイス】!」


ブー太郎「【簡易融合】を発動!」


【簡易融合】
通常魔法
1000ライフポイントを払って発動できる。
レベル5以下の融合モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、
エンドフェイズ時に破壊される。
「簡易融合」は1ターンに1枚しか発動できない。


ブー太郎「【重装機甲 パンツァードラゴン】を融合召喚だブー!」LP1500→500


【重装機甲 パンツァードラゴン】
融合・効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻1000/守2600
機械族モンスター+ドラゴン族モンスター
このカードが破壊され墓地へ送られた場合、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。


ブー太郎「さあ! 景気付けの一発をやるブー!!」

はまじ「やっちまえ! ブー太郎!!」

笹山「ふふふ、楽しくなってきたわね」



ブー太郎「おいらはフィールド上の儀式!」

【サクリファイス】: 儀式


ブー太郎「融合!」

【重装機甲 パンツァードラゴン】: 融合


ブー太郎「シンクロ!」

【ジャンク・ウォリアー】: シンクロ


ブー太郎「エクシーズ!」

【シャイニート・マジシャン】: エクシーズ



ブー太郎「この四体を除外するブー!!」


はまじ「テンションが上がりきたぜ!」

たまえ「来るね、ブー太郎の切り札が」


まる子「まさか…この召喚方法は!」

丸尾「ズバリ…終わりでしょう…」

みぎわ「花輪…くん…」


笹山「まずは、白星かな」


ブー太郎「来い!【創星神sophia】!!」

【創星神 sophia】
効果モンスター
星11/闇属性/天使族/攻3600/守3400
このカードは通常召喚できない。
自分・相手フィールド上に表側表示で存在する、
儀式・融合・シンクロ・エクシーズモンスターを
それぞれ1体ずつゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカードの特殊召喚は無効化されない。
このカードが特殊召喚に成功した時、
このカード以外のお互いの手札・フィールド上・墓地のカードを全てゲームから除外する。
この効果の発動に対して魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。


ブー太郎「ソピアの効果が発動するブー!」


全 除 外 !


花輪「くっ…」

ブー太郎「バトルだブー!」



花輪
手札0
LP7200
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠



ブー太郎
手札0
LP500
[ ] F
[ ] [ ] [sophia] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


花輪「うぅ…くっ…」LP7200→3600


ブー太郎「これでターンエンドだブー!」


花輪「僕の…ターン」0+□

ブー太郎「サレンダーしろブー」

花輪「……」

ブー太郎「はっきり言ってソピアが出た時点でお前の負けだブー」



みぎわ「舐め腐って! ぶん殴ってやるわ!!」

丸尾「ズバリ! ダメでしょう!」ガシッ!

みぎわ「離しなさいよ!!」

丸尾「すいません!!」パッ

まる子「なに離してるのさ!」ガシッ!



ブー太郎「さあ、とっととサレンダーするブー!」

花輪「……嫌だね」


みぎわ「……」

みぎわ「…花輪くん!!」


花輪「そういったセリフは、もっと僕を追い詰めてから言うものだよ」


花輪「僕は【成金ゴブリン】を発動」■


通常魔法
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
その後、相手は1000ライフポイント回復する。


花輪「ドロー!」0+□

ブー太郎「何か引いたかブー?」LP500→1500

花輪「……ターンエンド」


花輪
手札□
LP3600
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


ブー太郎「おいらのターン!」

ブー太郎「これで終わりだブー! ソピアでダイレクトアタック!」


ブー太郎
手札0
LP1500
[ ] F
[ ] [ ] [sophia] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


花輪
手札□
LP3600
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


花輪「手札から【バトルフェーダー】を発動!」


【バトルフェーダー】
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。


バトルフェイズ強制終了!


ブー太郎「ターンエンドだブー!」



花輪「僕のターン!」0+□

花輪「一枚伏せてターンエンド」


花輪
手札□
LP3600
[ ] F
[ ] [ ] [フェーダー] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


ブー太郎「おいらのターン!」

ブー太郎「ソピアで攻撃だブー」

花輪「攻撃宣言時にマジカルシルクハットを発動!」

花輪「このカードを伏せるよ」


【ゴブリンのやりくり上手】


花輪「さあ、どうする?」

ブー太郎「攻撃は続行するブー!」


ブー太郎
手札0
LP1500
[ ] F
[ ] [ ] [sophia] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

花輪
手札0
LP3600
[ ] F
[ ] [?] [?] [?] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

[?]→ゴブリンDEF0vsソピアATK3600→ゴブリン 破壊!

ブー太郎「はずしたブー…」

ブー太郎「ターンエンドだブー」


花輪「僕のターン」0+□

花輪(よし!) 「一枚伏せてターンエンド!」

花輪
手札0
LP3600
[ ] F
[ ] [ ] [フェーダー] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


ブー太郎「おいらのターン」0+□

ブー太郎「ソピアで攻撃だブー!」


ブー太郎
手札□
LP1500
[ ] F
[ ] [ ] [sophia] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

花輪
手札0
LP3600
[ ] F
[ ] [ ] [フェーダー] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


フェーダーDEF0vsソピアATK3600→フェーダー 破壊!


ブー太郎「ターンエンドだブー」


藤木「これは…勝負ありかな…」

みぎわ「……」

まる子「そうだね…」

みぎわ「スゥゥゥウウウ!」



みぎわ「がんばれぇええ!! はぁ、なぁ、わぁ、くぅぅうん!」

山田「!」ビクッ!

みぎわ「ほら、みんな! 一緒に応援しなよ」

藤木「……でも」

みぎわ「でもじゃないでしょ! 花輪くんがピンチなんだから応援しなさいよ!!」

藤木「うん…」

花輪「大丈夫だよ、応援しなくても」

みぎわ「花輪くん? どうして?」

花輪「ふっ…僕はまだピンチじゃなからさ」


ブー太郎「!」


花輪「僕のターン!」0+□

花輪「伏せていた【ゴブリンのやりくり上手】を発動!」

花輪「墓地には二枚のやりくり上手があるから三枚ドローするね」□+□□□

花輪「そして、一枚をデッキの下へ」□□□■


【ゴブリンのやりくり上手】
通常罠
自分の墓地に存在する「ゴブリンのやりくり上手」の枚数+1枚を
自分のデッキからドローし、自分の手札を1枚選択してデッキの一番下に戻す。


花輪「古代の機械巨人を捨てて、【トレード・イン】を発動するよ」□■■


【トレード・イン】
通常魔法
手札からレベル8モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。


花輪「ドロー!」□+□□

花輪「モンスターを伏せてターンエンド…」


ブー太郎「威勢の割りには対したことをしないブー!」□+□


ブー太郎「ソピアで攻撃だブー!」


[?]→機械騎士 破壊!


ブー太郎「ターンエンドだブー」


花輪「僕のターン!」□□+□

花輪「来た!! 僕は【古代の機械兵】を召喚」□□■

花輪「【沼地の魔神王】を捨てて、【融合】を手札に加える」□■+□


【沼地の魔神王】
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻 500/守1100
(1):このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター1体の代わりにできる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
(2):自分メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。



花輪「【ソウル・チャージ】を発動!」□■


【ソウル・チャージ】
通常魔法
「ソウル・チャージ」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):自分の墓地のモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、
自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの数×1000LPを失う。



花輪「墓地の沼地の魔神王とと機械騎士を特殊召喚!」LP3600→1600


花輪「【融合】を 発動!」■



花輪「三つの歯車が噛み合い、超兵器が動き出す!」

花輪「振り下ろせ! 潰せ! 巨大な鉄拳!!」



「融合召喚!!」


花輪「【古代の機械究極巨人】!!」


【古代の機械究極巨人】
融合・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻4400/守3400
「古代の機械巨人」+「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠カードを発動できない。
このカードが破壊された場合、自分の墓地の「古代の機械巨人」1体を選択し、
召喚条件を無視して特殊召喚できる。


花輪「僕はこれでターンエンド!」


花輪
手札0
LP1600
[ ] F
[ ] [ ] [究極巨人] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


みぎわ「キャー/// 花輪くんの真打ちの登場よ!」



花輪「富田くん」


ブー太郎「なんだブー…」

花輪「サレンダーするかい?」


ブー太郎「する訳がないブー! おいらのターン!」□+□

ブー太郎「……一枚を伏せて、カードカー・Dを召喚だブー」


ブー太郎「二枚ドローだブー」0+□□

ブー太郎
手札□□
LP1500
[ ] F
[ ] [ ] [sophia] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


花輪「僕のターン!」0+□

花輪「さあ、バトルだ!」

ブー太郎「スタートステップに和睦の使者だブー!」


みぎわ「うざったいわね! とっとと、花輪くんに勝ちを譲りなさいよ!」

花輪「まあまあ…落ち着いて…僕は一枚伏せてターンエンド」


花輪
手札0
LP1600
[ ] F
[ ] [ ] [究極巨人] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


ブー太郎「おいらのターン!」□□+□


ブー太郎「【イリュージョンの儀式】を発動だブー!」


儀式魔法
「サクリファイス」の降臨に必要。
手札・自分フィールド上から、レベルが1以上に
なるようにモンスターをリリースしなければならない。


ソピア→生贄



ブー太郎「儀式の準備は整った!」

「神を喰らい現れるは最強の魔術師!」

「さあ、来い! 全てを奪え! 全てを滅ぼせ!」



ブー太郎「儀式召喚!」


「【サクリファイス】!!」



みぎわ「そんな……どたんばでサクリファイスが出るなんて」


ブー太郎「サクリファイスの効果を発動するブー!」

ブー太郎「これで終わりだブー!」


花輪「終わりなのは君の方さ!」



ブー太郎「ブ!?」


花輪「チェーンだ!」


花輪「【ブレイクスルー・スキル】!!」


【ブレイクスルー・スキル】
通常罠
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
また、墓地のこのカードをゲームから除外し、
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手の効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できず、
自分のターンにのみ発動できる。


サクリファイス→効果無効!


ブー太郎「サ…サレンダーだブー……」


花輪「ふっ…ありがとう」


みぎわ「流石は花輪くん! かっこいいわ!!」

まる子「よし! まずは一勝だね!」

藤木「凄いや! 花輪くん!!」


はまじ「ブー太郎がやられたか…」

たまえ「あらら…まあ、私達で取り返すからいいよね」

笹山「ふふふ、期待してるわよ」


はまじ「次は俺だぜ!」

【Duel Disk standby!】ガシャン!


丸尾「でしたら、お次はわたくしが!」

【Duel Disk standby!】ガシャン!


まる子「がんばれ! 丸尾くん!」


笹山「分かったわ。 それじゃあ、始め!」


はまじ「デュエル!」丸尾「デュエル!」



第八話 完

次回のキーカード


キートン『デッド・リボルバーである』


投下日未定

第八話『闇の三本勝負 二本目』


丸尾「わたくしのターン!」□□□□□

丸尾「イエロー・ガジェットを召喚! グリーンを手札に!」

丸尾「一枚伏せてターンエンド!」


はまじ「俺のターン!」□□□□□+□

はまじ「【カラクリ解体新書】を発動!」□□□□□■


【カラクリ解体新書】
永続魔法
「カラクリ」と名のついたモンスターの表示形式が変更される度に、
このカードにカラクリカウンターを1つ置く(最大2つまで)。
また、フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、
このカードに乗っているカラクリカウンターの数だけ
自分のデッキからカードをドローする。


はまじ「そして、【カラクリ参謀 弐四八】を召喚!」□□□□■


【カラクリ参謀 弐四八】
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/機械族/攻 500/守1600
このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードの表示形式を守備表示にする。
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、フィールド上に存在するモンスター
1体の表示形式を変更する。

攻撃表示→守備

カラクリ解体新書 0→1


はまじ「【機械複製術】を発動!」□□□■


【機械複製術】
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
攻撃翌力500以下の機械族モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターと同名モンスターを2体まで自分のデッキから特殊召喚する。


弍四八×2 特殊召喚!

はまじ「そして、特殊召喚された弍四八の表示形式を変更するぜ! つまり…」


カラクリ解体新書 1→2 MAX

はまじ「カラクリ解体新書を墓地へ送り、二枚ドロー!」□□□+□□


はまじ「【二重召喚】を発動! 」□□□□■


【二重召喚】
通常魔法
このターン自分は通常召喚を2回まで行う事ができる。


はまじ「弍四八をリリースしてアドバンス召喚! 【カラクリ忍者 七七四九】!」□□□■


【カラクリ忍者 七七四九】
効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻2200/守1800
このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードの表示形式を変更する。
このカードが召喚に成功した時、
自分フィールド上に表側守備表示で存在する「カラクリ」と名のついたモンスターの数だけ、
自分のデッキからカードをドローする事ができる。


はまじ「七七四九の効果発動! 場には二体のカラクリが守備表示だから、二枚ドロー!」□□□+□□

はまじ「よし! お待ちかねのシンクロだぜ!」


はまじ「七七四九に弍四八をチューニング!!」

☆☆☆☆☆+☆☆☆

はまじ「一つ、人の生き血をすすり」

「二つ、不埒な悪行三昧」

「三つ、醜い浮世の鬼を退治してくれよう大将軍!」



「シンクロ召喚!」


はまじ「出陣! 【カラクリ大将軍 無零怒】!」


【カラクリ大将軍 無零怒】
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻2800/守1700
チューナー+チューナー以外の機械族モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
自分のデッキから「カラクリ」と名のついたモンスター1体を
特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する
「カラクリ」と名のついたモンスターの表示形式が変更された時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。


はまじ「さらに、このカードがシンクロ召喚した時、カラクリを特殊召喚するぜ!」


デッキ→七七四九


はまじ「もういっちょ! シンクロ召喚!」

☆☆☆☆☆+☆☆☆

はまじ「二体目の【カラクリ大将軍 無零怒】!」


デッキ→【カラクリ小町 弍弍四】


はまじ「【カラクリ小町 弍弍四】の効果を発動!」


【カラクリ小町 弍弍四】
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/機械族/攻 0/守1900
このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードの表示形式を変更する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のメインフェイズ時に1度だけ、
自分は通常召喚に加えて「カラクリ」と名のついたモンスター1体を召喚する事ができる。


はまじ「カラクリを召喚するぜ! 【カラクリ兵 弍参六】を召喚!」□□□□■

はまじ「弍参六に弍弍四をチューニング!」


はまじ「一つ、人より力持ち 」

「二つ、故郷後にして花の大江戸で腕試し」

「三つ、皆の衆! 控えおろう! 」




「シンクロ召喚!」


はまじ「出陣! 【カラクリ将軍 無零】!」


【カラクリ将軍 無零】
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2600/守1900
チューナー+チューナー以外の機械族モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
自分のデッキから「カラクリ」と名のついたモンスター1体を
特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
表示形式を変更する事ができる。


デッキ→弍弍四 特殊召喚!


はまじ「弍弍四の効果を発動! 【カラクリ商人 壱七七】を召喚!」□□□■


【カラクリ商人 壱七七】
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 500/守1500
このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードの表示形式を守備表示にする。
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキから「カラクリ」と名のついた
カード1枚を手札に加える。


デッキ→壱七七 手札へ


はまじ「壱七七に弍弍四をチューニング!」

☆☆+☆☆☆


「シンクロ召喚!」


はまじ「【ナチュル・ビースト】!」


【ナチュル・ビースト】
シンクロ・効果モンスター
星5/地属性/獣族/攻2200/守1700
地属性チューナー+チューナー以外の地属性モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
デッキの上からカードを2枚墓地へ送る事で、
魔法カードの発動を無効にし破壊する。


はまじ「無零の効果を発動! フィールド場のモンスターの表示形式を変更するぜ!」


無零 DEF→ATK


はまじ「そして、表示形式が変更された事により二体の無零怒の効果を発動! ドローするぜ!」□□□□+□□

はまじ「ようやく来たぜ! 【サイクロン】を発動!」


[?]→ミラーフォース 破壊!


丸尾「ミラーフォースが…」

はまじ「さあ、バトルだ!」


はまじ
手札□□□□□
LP8000
[ ] F
[無零] [無零怒] [無零怒] [ナチュビ(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


丸尾
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [イエロー] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


イエローATK1200vs無零ATK2600→イエロー 破壊!


丸尾「むむ…」LP8000→6600

はまじ「さあ、一斉攻撃だ!」

丸尾「させません! 【速攻のかかし】!」


バトルフェイズ 強制終了!


はまじ「運がいいな。 二枚伏せてターンエンドだぜ!」□□□■■


はまじ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[無零] [無零怒] [無零怒] [ナチュビ(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠


藤木「……これは、だめかもね」

まる子「……そうだね」


丸尾「わたくしのターン!」□□□□+□

丸尾(確かにナチュル・ビーストは厄介です。 特に同一チェーン上でも、何度でも魔法を無効化するのはすごいでしょう!)

丸尾「しかし! わたくしのガジェットの前ではそれも無力でしょう!」


丸尾「【ブリキンギョ】を召喚!」□□□□■


【ブリキンギョ】
効果モンスター
星4/水属性/機械族/攻 800/守2000
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚できる。


はまじ「チェーンだ! 【増殖するG】」


【増殖するG】
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
このターン、相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「増殖するG」は1ターンに1度しか発動できない。


丸尾「」


ブリキ【1】→G【2】


はまじ「よし! Gの効果でお前が特殊召喚する度にドローするぜ!」

丸尾「ブリキンギョの効果でグリーンを特殊召喚! レッドの手札に」□□□■+□

はまじ「ドローするぜ」□□□+□


丸尾「ズバリ! ここはドローさせてでも、モンスターを出しますよ」


丸尾「ブリキンギョとレッド・ガジェットでオーバーレイネットワークを構築!」


丸尾「今、境涯に一筋の希望が降り立つ! 」

「暗闇を照らす光となれ!!」



「エクシーズ召喚!」


丸尾「【NO.39 希望皇ホープ】!」


【NO.39 希望皇ホープ】
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000
レベル4モンスター×2
自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、
このカードを破壊する。


はまじ「ホープか…」□□□□+□

丸尾「さあ、わたくしの希望で貴方を打ち砕いてさしあげましょう!」


丸尾
手札□□□□
LP6600
[ ] F
[ ] [ ] [ホープ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


はまじ
手札□□□□□
LP8000
[ ] F
[無零] [無零怒] [無零怒] [ナチュビ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠


ナチュビDEF1700vsホープATK2500→ナチュビ 破壊!


はまじ「ちっ…」

丸尾「一枚を伏せてターンエンドです!」


はまじ「俺のターン!」□□□□□+□

はまじ「無零を守備表示に変更! そして、無零怒の効果でドロー!」□□□□□□+□□


はまじ「二体の無零怒でオーバーレイネットワークを構築!」


「エクシーズ召喚!」


はまじ「【神竜騎士 フェルグラント】!」


【神竜騎士 フェルグラント】
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/戦士族/攻2800/守1800
レベル8モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
このターン、選択したモンスターの効果は無効になり、
このカード以外のカードの効果を受けない。
この効果は相手ターンでも発動できる。



藤木「うーん…効果無効化の能力か……」

花輪「せっかくのホープも、これじゃあただのカカシだね…」


はまじ「【チェンジ・シンクロン】召喚!」□□□□□□□■


【チェンジ・シンクロン】
チューナー(効果モンスター)
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードがシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して表示形式を変更する。


はまじ「そんでもって【機械複製術】を発動!」□□□□□□■


デッキ→チェンジ・シンクロン×2



はまじ「よし! いくぜ! 無零にチェンジ・シンクロンをチューニング!」

☆☆☆☆☆☆☆+☆

はまじ「八つの瞬く星が希望の光を発する! 悪を打ち砕け!」



「シンクロ召喚!」


はまじ「【スターダスト・ドラゴン】」


【スターダスト・ドラゴン】
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「フィールド上のカードを破壊する効果」を持つ
魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
このカードをリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
この効果を適用したターンのエンドフェイズ時、
この効果を発動するためにリリースした
このカードを墓地から特殊召喚できる。


はまじ「そして、チェンジ・シンクロンの効果が発動! お前のホープの表示形式を変更するぜ!」


ホープATK→DEF


はまじ「【二重召喚】を発動! そして、【サイバー・ヴァーリー】を召喚!」□□□□■■

はまじ「サイバー・ヴァーリーにチェンジ・シンクロンをチューニング!」

☆+☆



「シンクロ召喚!」


はまじ「【フォーミュラ・シンクロン】!」


【フォーミュラ・シンクロン】
シンクロ・チューナー(効果モンスター)(制限カード)
星2/光属性/機械族/攻 200/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。
また、相手のメインフェイズ時、自分フィールド上に表側表示で存在する
このカードをシンクロ素材としてシンクロ召喚をする事ができる。


ホープDEF→ATK


はまじ「フォーミュラの効果が発動! 一枚ドロー!」□□□□+□


丸尾「フォーミュラにスターダスト……まさか」


はまじ「その通りだぜ。 見せてやる…限界を超えたシンクロ召喚を…」

はまじ「俺はスターダスト・ドラゴンにフォーミュラ・シンクロンをチューニング!!!」


☆☆☆☆☆☆☆☆+☆☆


はまじ「十の瞬く星が限界を超えた光を発する! ゆけ! 限界の先へ!」



「アクセルシンクロォォオ!!」




はまじ「光輝け、【シューティング・スター・ドラゴン】!!」


【シューティング・スター・ドラゴン】
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3300/守2500
シンクロモンスターのチューナー1体+「スターダスト・ドラゴン」
以下の効果をそれぞれ1ターンに1度ずつ使用できる。
●自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
このターンこのカードはその中のチューナーの数まで
1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。
その後めくったカードをデッキに戻してシャッフルする。
●フィールド上のカードを破壊する効果が発動した時、
その効果を無効にし破壊する事ができる。
●相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外し、
相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。
エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。


丸尾「連続攻撃でわたくしを倒すつもりですか…」

丸尾「しかし、あなたのデッキのチューナーは、ほとんどを使いきってしまったのでしょう?」

はまじ「確かにほぼ使っちまったけどよ。 その考えは甘いぜ!」


はまじ「【貪欲な壺】を発動!」


【貪欲な壺】
通常魔法(制限カード)
自分の墓地のモンスター5体を選択して発動できる。
選択したモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、デッキからカードを2枚ドローする。


弍弍四×2
弍四八×3

デッキへ!


はまじ「チューナーが無いなら、足せばいいんだ!」□□□□□+□□


はまじ「さあ、シューティング・スター・ドラゴンの効果を発動! デッキの上、五枚をめくるぜ!」


まる子「チューナー来るなぁあ!」


弍四八 ○
弍四八 ○
解体新書
スターライトロード
真九六 ○


はまじ「チューナーは三体! よって、三回の攻撃ができるぜ!」




まる子「終わった…」

みぎわ「……」


はまじ「さあ、バトルだ!」



はまじ
手札□□□□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [神竜] [スター] [チェンジ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠


丸尾
手札□□□
LP6600
[ ] F
[ ] [ ] [ホープ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


はまじ「フェルグラントで攻撃!」

丸尾「ホープの効果を発動! 」

はまじ「チェーンだ! フェルグラントで無効化するぜ!」


フェルグラント(2)→(1)


丸尾「ズバリ! チェーン!【禁じられた聖衣】!!」


【禁じられた聖衣】
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、
選択したモンスターは攻撃力が600ポイントダウンし、
カードの効果の対象にならず、カードの効果では破壊されない。


はまじ「」


丸尾「効果処理、聖衣の効果でホープの攻撃がダウンして、効果の対象にならず! カードの効果で破壊されません!!」

はまじ「つまり……」


フェルグラント 攻撃無効!



花輪「おお! これはいいね!」

山田「アハハ、これでホープは二回の攻撃を無効できる」

野口「それだけじゃない…ホープのオーバーレイユニットが無くなっても自壊しなくなった」


はまじ「それがなんだてんだよ! シューティング・スターで攻撃!」


丸尾「ホープの効果で無効にします!」


シューティング 攻撃無効!


はまじ「まだだ! ゆけ! シューティング・スター!!」


ホープATK1900vsスターATK3300→ホープ 破壊!


丸尾「むむ…」LP6600→5200

はまじ「シューティング・スターで攻撃!」


シューティング・スター ダイレクト!


丸尾「今のは効きましたよ…」LP5200→1900

はまじ「次の俺のターンで終わらせてやる。 三枚伏せてターンエンド」



はまじ
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [神竜] [スター] [チェンジ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[?] [?] [?] [?] [?] 魔罠


丸尾「わたくしのターン!」□□□+□

丸尾「ズバリ! ブリキンギョを召喚!」□□□■

はまじ「チェーンだ! フェルグラントでブリキンギョの効果を無効にするぜ! エクシーズはさせねえ!」


丸尾「チェーン…しましたね」


はまじ「!」

丸尾「ズバリ! 【サモンチェーン】を発動!」□□■


はまじ「しまった!!」


キンギョ【1】→フェルグラント【2】→サモン【3】


丸尾「これでわたくしは三回の召喚ができます!」

丸尾「イエローを召喚! グリーンを手札に!」□□■+□


丸尾「ズバリ! ブリキンギョとイエロー・ガジェットでオーバーレイネットワークを構築!」



「エクシーズ召喚!」


丸尾「【ギアギガントX】!」

丸尾「ギガントの効果を発動! レベル4以下の機械を手札に加えます」


速攻のかかし→手札


丸尾「これでターンエンドです」


丸尾
手札□□□
LP1900
[ ] F
[ ] [ ] [ギガント] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


はまじ「俺のターン!」□□□□+□

はまじ「バトル! シューティング・スターで攻撃力!」


ギガントATK2300vsシューティングATK3300→ギガント 破壊!



丸尾「なんのこれしき…」LP1900→900

はまじ「フェルグラントで攻撃!」

丸尾「速攻のかかしィィイ!」□□■


バトルフェイズ 強制終了!


はまじ「だろうな…ターンエンド」


はまじ
手札□□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [神竜] [スター] [チェンジ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[?] [?] [?] [?] [?] 魔罠


丸尾「わたくしのターン!」□□+□

丸尾「ズバリ! 【起動兵士 デッドリボルバー】を召喚!」


【起動兵士 デッドリボルバー】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 0/守2000
自分フィールド上に「ガジェット」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、
このカードの攻撃力は2000ポイントアップする。


丸尾「そして、発動! 機械複製術!」


デッキ→デッド・リボルバー×2


丸尾「さらに、二体のデッド・リボルバーでオーバーレイ!」


「エクシーズ召喚!」


丸尾「ギガントの効果を発動!」


速攻のかかし→手札


丸尾「ターンエンド!」


はまじ「無駄な抵抗ばかりしやがって!」□□□□□+□

はまじ「シューティング・スター! 捻り潰せ!」


弍弍四 ○
真九六 ○
弍弍四 ○
弍四八 ○
借カラクリ蔵


はまじ「よっしゃぁ! シューティング・スターで攻撃!!」



リボルバーDEF2000&ギガントDEF1500 破壊!


はまじ「ダイレクトアタック!」

丸尾「速攻のかかしを発動!」


バトルフェイズ 強制終了!


はまじ「だよな…ターンエンドだぜ」


丸尾「わたくしの……」

はまじ「なぁ、丸尾。 もう諦めてくれねえか?」

丸尾「何を…」

はまじ「はっきり言って、この状況を覆すのは不可能だぜ」

丸尾「ふっ…富田くんの真似事ですか…」

はまじ「親切心で言ってやってるんだ。 見せてやるよ、俺の伏せカードを」


[?] [?] [?] [?] [?]


【スターライトロード】
【禁じられた聖槍】
【我が身を盾に】
【威嚇する咆哮】
【威嚇する咆哮】


はまじ「どうだ? 分かったか?」

丸尾「……」

はまじ「次にお前が引く一枚でひっくり返せる場じゃねえんだよ!」

丸尾「わたくしは…負けません…」


丸尾「わたくしの!! ターァァン!」


□+□


丸尾「……一枚を伏せてターンエンド」



丸尾
手札□
LP900
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


はまじ「ねじ伏せてやるぜ!」□□□□□+□

丸尾「浜崎くん…先程、トラップゾーンを見せていただきありがとうございます」

はまじ「なんだ? サレンダーしたくなったか?」

丸尾「いえ、トラップを妨害するようなカードが無い事にホッとしました」





丸尾「ズバリ! 安心してトラップを発動できるからです!!」

はまじ「!」



【自爆スイッチ】



丸尾「【自爆スイッチ】……」

【自爆スイッチ】
通常罠
自分のライフポイントが相手より7000ポイント以上少ない時に発動する事ができる。
お互いのライフポイントは0になる。






はまじ「………え?」LP8000→0

丸尾「ズバリ! 言った通りになりましたね。 わたくしは負けません!」LP900→0


まる子「丸尾くん…あんたよくやったよ!」

みぎわ「結果こそ引き分けだけど、大金星よ!」


たまえ「あらら、はまじまで…」

笹山「次は穂波さんだけど、大丈夫?」

たまえ「大丈夫! 私、とても強いんだよ」


たまえ「まるちゃん!」


まる子「!」




たまえ「一緒に遊ぼう」


まる子「……」

みぎわ「…さくらさん、無理に闘わなくてもいいのよ」

まる子「いや…闘う…ううん、闘わせて!」

藤木「さくら! 僕達はどんな結果になっても何も言わないから、全力で闘って」

山田「アハハ、遊戯王なんて時と運が物をいうじょ。 だから、負けたって気にしないじょ~」

丸尾「その通り! わたくし達の戦歴は【一勝 一引き分け】、つまり完全なる負けはありえないのです!」

野口「負けないからって、手を抜かないようにね……」


まる子「たまちゃん、かかって来な」

【Duel Disk standby!】ガシャン!

たまえ「まさか、こんな形でリベンジマッチをするなんてね」

【Duel Disk standby!】ガシャン!


まる子「デュエル!」たまえ「デュエル!」



第八話 完


さくらさん! ズバリ! がんばってください!!

あなたにはまだ、ライフも残ってる!

ここを耐えれば、穂波さんに勝てるのですから!


次回のちびまる子ちゃんは、

『闇の三本勝負 最終戦』

『藤木、死す』


デュエルスタンバイ!!

今回の最強カード


キートン『これである』


【速攻のかかし】


みぎわ「便利なカードね」

藤木「ギアギガントXで手札に加えることができるカードだね」

藤木「バトルフェーダーとは、相違互換と思われがちだけど、単純な防御面や使い勝手はこっちの方が上かな?」









丸尾「デッド・リボルバー……」


終わり

投下日未定

第九話 『闇の三本勝負 最終戦』


たまえ「私のターン」□□□□□

たまえ「【クリバンデット】を召喚!」□□□□■


【クリバンデット】
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 700
(1):このカードが召喚に成功したターンのエンドフェイズに
このカードをリリースして発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中から魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードは全て墓地へ送る。


たまえ「一枚を伏せて、エンドフェイズに移るよ」□□□■

たまえ「そして、クリバンデットをリリースして効果を発動!」


【シャドール・ファルコン】
【シャドール・リザード】
【神の警告】
【エクリプス・ワイバーン】
【影依融合】


たまえ「影依融合を手札に加えて、残りを墓地へ。 そして、墓地へ送られたファルコン、リザード、ワイバーンの効果を発動!」□□□+□


【シャドール・ファルコン】
リバース・チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 600/守1400
「シャドール・ファルコン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、
「シャドール・ファルコン」以外の自分の墓地の「シャドール」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを墓地から裏側守備表示で特殊召喚する。


【シャドール・リザード】
リバース・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守1000
「シャドール・リザード」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「シャドール・リザード」以外の「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。


【エクリプス・ワイバーン】
効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
このカードが墓地へ送られた場合、デッキから光属性または闇属性の
ドラゴン族・レベル7以上のモンスター1体をゲームから除外する。
その後、墓地のこのカードがゲームから除外された場合、
このカードの効果で除外したモンスターを手札に加える事ができる。


リザード【1】→ファルコン【2】→ワイバーン【3】


たまえ「効果処理、ワイバーンの効果でダーク・アームド・ドラゴンを除外」

たまえ「シャドール・ファルコンを裏側守備表示で特殊召喚!」

たまえ「次にリザードの効果で、【シャドール・ビースト】を墓地へ。 ビーストの効果を発動! 」


【シャドール・ビースト】
リバース・効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻2200/守1700
「シャドール・ビースト」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
その後、手札を1枚捨てる。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。


たまえ「一枚ドロー」□□□□+□

たまえ「これでターンエンド」

たまえ
手札□□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


まる子「あたしのターン!」□□□□□+□

まる子「【スクラップ・ファクトリー】を発動! 」□□□□□■



【スクラップ・ファクトリー】
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の「スクラップ」と名のついたモンスターの
攻撃力・守備力は200ポイントアップする。
また、フィールド上に表側表示で存在する「スクラップ」と名のついたモンスターが
カードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
自分はデッキから「スクラップ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「スクラップ・ファクトリー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。



まる子「【スクラップ・ビースト】を召喚! 」□□□□■


まる子「そして、ビーストに【スクラップ・スコール】を発動!」□□□■

まる子「スクラップ・コングを墓地へ送り……」

まる子「一枚をドロー」□□□+□

まる子「そして、ビーストを破壊する」


まる子「そして、破壊した事でビーストと ファクトリーの効果を発動! 」


ビースト【1】→ファクトリー【2】


まる子「ファクトリーの効果でゴーレムを特殊召喚!」


デッキ→スクラップ・ゴーレム


まる子「ビーストの効果でスクラップを手札に」

コング→手札

まる子「次にゴーレムの効果を発動! スクラップを一体、蘇生するよ!」


ビースト→復活!


まる子「ファクトリーの効果でスクラップの攻守がアップしている! よって、二体の攻撃力は…」


ゴーレムATK2300→2500
ビースト ATK1600→1800


まる子「バトル!」


まる子
手札□□□□□
LP8000
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ゴーレム] [コング] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠

たまえ
手札□□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


[?]→ファルコン


たまえ「シャドール・ファルコンのリバース効果を発動! シャドールを裏側守備表示で特殊召喚するよ」


シャドール・ビースト→[?]


ファルコンDEF1400vsビーストATK1800→ファルコン 破壊!


まる子「まだまだ! ゴーレムで攻撃!」


[?]→ビースト


たまえ「ビーストのリバース効果を発動。 二枚をドローして一枚を捨てるよ」□□□□□+□□

たまえ「ヘッジホッグを捨てるね」□□□□□ □■

たまえ「【シャドール・ヘッジホッグ】が墓地へ送られたから効果を発動するね」


【シャドール・ヘッジホッグ】
リバース・効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻 800/守 200
「シャドール・ヘッジホッグ」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
デッキから「シャドール」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「シャドール・ヘッジホッグ」以外の「シャドール」モンスター1体を手札に加える。


たまえ「シャドール・ファルコンを手札に」□□□□□ □+□



ビーストDEF1700vsゴーレムATK2500→ビースト 破壊!


まる子「メイン2、一枚を伏せてターンエンド」


まる子
手札□□□□
LP8000
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ゴーレム] [コング] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


たまえ「私のターン」□□□□□ □□+□

たまえ「墓地に闇が五体、フィールドにはモンスターがいないから、このカードを特殊召喚するよ」


たまえ「いでよ! 【ダーク・クリエーター】!」


【ダーク・クリエーター】
効果モンスター
星8/闇属性/雷族/攻2300/守3000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に闇属性モンスターが5体以上存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。
1ターンに1度、自分の墓地の闇属性モンスター1体をゲームから除外する事で、
自分の墓地の闇属性モンスター1体を選択して特殊召喚する。


たまえ「ダーク・クリエーターの効果を発動!」


ヘッジホッグ→除外
ファルコン→蘇生


たまえ「ダーク・クリエーターにシャドール・ファルコンをチューニング!」

☆☆☆☆☆☆☆☆+☆☆



「シンクロ召喚!」



たまえ「【神樹の守護獣-牙王】!」


【神樹の守護獣-牙王】
シンクロ・効果モンスター
星10/地属性/獣族/攻3100/守1900
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードは、自分のメインフェイズ2以外では相手のカードの効果の対象にならない。


たまえ「次に伏せていたカードを発動!」


【影依の原核】
永続罠
(1):このカードは発動後、効果モンスター
(魔法使い族・闇・星9・攻1450/守1950)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたこのカードは、
「シャドール」融合モンスターカードに記された属性の融合素材モンスターの代わりにできる。
このカードは罠カードとしても扱う。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、
「影依の原核」以外の自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。


たまえ「【影依融合】を発動! 」□□□□□ □■



【影依融合】
通常魔法
「影依融合」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから
「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、
自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる。


たまえ「手札のシャドール・ファルコンと影依の原核を融合!」

たまえ「神の写し身が天使の人形になりて、天から落ちてやって来る! 」



「融合召喚!」



たまえ「【エルシャドール・ネフィリム】!」



【エルシャドール・ネフィリム】
融合・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2500
「シャドール」モンスター+光属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。
(2):このカードが特殊召喚されたモンスターと
戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
そのモンスターを破壊する。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。


たまえ「そして、特殊召喚に成功したネフィリムと墓地へ影依の原核、の効果を発動!」


影依の原核【1】→ファルコン【2】→ネフィリム【3】


たまえ「ネフィリムの効果でシャドールを墓地へ!」


ヘッジホッグ→墓地


たまえ「ファルコンを特殊召喚!」

たまえ「【影依の原核】が効果で墓地へ送られたことで墓地のシャドールの魔法、罠を手札に加える。 【影依融合】を手札に」□□□□□ □+□


たまえ「ヘッジホッグの効果を発動! ビーストを手札に」□□□□□ □+□

たまえ「さあ、バトル!」


たまえ
手札□□□□□ □□
LP8000
[ ] F
[ ] [?] [牙王] [ネフィリム] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


まる子
手札□□□□
LP8000
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ゴーレム] [コング] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


ゴーレムATK2500vsネフィリムATK2800


たまえ「そして、ネフィリムの効果が発動! 特殊召喚されたモンスターと戦闘する時、そのモンスターを問答無用で破壊する!」


ゴーレム 破壊!


たまえ「ダメージは与えられないけどね」


たまえ「牙王で攻撃!」


ビーストATK1800vs牙王ATK3100→コング 破壊!


まる子「うぐぅ……くっ!」LP8000→6700


たまえ「まだまだ、私は手札から速攻魔法 【神の写し身との接触】を発動!」


【神の写し身との接触】
速攻魔法
「神の写し身との接触」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから、
「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。


たまえ「手札のシャドール・ビーストと場のエルシャドール・ネフィリムを融合!」


たまえ「神の写し身が魔導人形になりて、何かを探しにやって来る!」


「融合召喚!」


たまえ「【エルシャドール・ミドラーシュ】!」


【エルシャドール・ミドラーシュ】
融合・効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻2200/守 800
「シャドール」モンスター+闇属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードは相手の効果では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
その間はお互いに1ターンに1度しかモンスターを特殊召喚できない。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。


たまえ「墓地へ送られたネフィリムとビーストの効果を発動!」


ビースト【1】→ネフィリム【2】



たまえ「ネフィリムで墓地のシャドール魔法、罠を手札に加えるよ」


神の写し身との接触(エル``シャドール``・フュージョン)→手札


たまえ「ビーストで一枚ドロー」

たまえ「さあ、ミドラーシュで攻撃!」


ミドラーシュATK2200 ダイレクト!


まる子「ぐわぁぁあ!」LP6700→2500


たまえ「メイン2、三枚を伏せてターンエンド」


たまえ
手札□□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [?] [牙王] [ミドラーシュ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [?] [?] [ ] 魔罠


藤木「シャドールか……」

丸尾「勝てますかね……」

みぎわ「今は黙って見守るしかないわね」


まる子「あたしのターン!」□□□□+□

まる子「スクラップ・コングを召喚! 効果で自壊!」

まる子「そして、ファクトリーを発動!」

たまえ「ファクトリーにチェーンして、神の写し身と接触 を発動」


ファクトリー【1】→神の写し身【2】


たまえ「手札のクリバンデットとシャドール・リザードを融合!」


「融合召喚!」


たまえ「エルシャドール・ミドラーシュ!」


まる子「ファクトリーの効果でゴーレムを特殊召喚!」


デッキ→ゴーレム


【ミドラーシュ】
特殊召喚 回数

まる子 残り 1→0
たまえ 残り 1→0


たまえ「墓地へ送られたリザードの効果を発動!」


ヘッジホッグ→墓地

ファルコン→手札


ブー太郎「これで、さくらを封殺したブー!」

はまじ「シンクロが出せなきゃ、さくらなんて恐るるに足らねぇぜ!」


まる子「くっ…バトル! ゴーレムで攻撃!」


まる子
手札□□□□
LP4500
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ゴーレム] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


たまえ
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [?] [牙王] [ミド] [ミド] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [?] [ ] [ ] 魔罠


たまえ「ん・……分かった、通すよ」


ミドラーシュATK2200vsゴーレムATK2500→ミドラーシュ 破壊!



たまえ「ミドラーシュの効果を発動」LP8000→7700

たまえ「シャドールの魔法、罠を手札に加えるよ」


影依の原核(``シャドール``ーツ)→手札


まる子「一枚を伏せてターンエンド」


まる子
手札□□□
LP4500
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ゴーレム] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠


たまえ「私のターン」□□□□+□

たまえ「ファルコンを反転召喚! リバース効果を発動!」


ビースト→裏守備 蘇生!


たまえ「ミドラーシュにファルコンをチューニング!」

☆☆☆☆☆+☆☆



「シンクロ召喚!」


たまえ「【アーカナイト・マジシャン】!」


【アーカナイト・マジシャン】
シンクロ・効果モンスター
星7/光属性/魔法使い族/攻 400/守1800
チューナー+チューナー以外の魔法使い族モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードに魔力カウンターを2つ置く。
このカードの攻撃力は、
このカードに乗っている魔力カウンターの数×1000ポイントアップする。
また、自分フィールド上の魔力カウンターを1つ取り除く事で、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。


魔力カウンター 0→2
ATK400→2400


たまえ「アーカナイトの効果を発動! 魔力カウンターを取り除き、まるちゃんのカードを破壊するよ!」

たまえ「さっき、まるちゃんが伏せたカードを破壊する!」


魔力カウンター 2→1
ATK2400→1400


まる子「チェーン! 選択されたカードを発動! 【和睦の使者】!」


アーカナイト【1】→和睦の使者【2】


たまえ「あちゃー、無駄射ちだったか」

たまえ「もう一度、アーカナイトの効果を発動!」


魔力カウンター 1→0
ATK1400→400


たまえ「ファクトリーを破壊!」

たまえ「次に影依融合を発動!」


たまえ「アーカナイトとビーストを融合!」



「融合召喚!」


たまえ「【エルシャドール・ネフィリム】!」


たまえ「ネフィリムの効果を発動せずに、ビーストの効果だけを発動! 一枚ドロー」□□□□+□


たまえ「バトル!」


藤木「和睦はあくまでも、戦闘での破壊を無効にするカード!」

山田「このままじゃぁゴーレムが破壊される!」

丸尾「ズバリ…万事休すか……」


たまえ
手札□□□□□
LP7700
[ ] F
[ ] [ ] [牙王] [ネフィリム] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [?] [?] [ ] [ ] 魔罠


まる子
手札□□□
LP4500
[ ] F
[ ] [ ] [ゴーレム] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


まる子「攻撃宣言時にリバースカードオープン! 【スクラップ・スコール】!」


まる子「スクラップを墓地へ送り…」


スクラップ・ソルジャー →墓地


まる子「一枚をドロー!」□□+□

まる子「そして、ゴーレムを破壊する」


たまえ「頃んでもタダじゃ起きないね。 メイン2へ移るよ」

たまえ「一枚を伏せて、ターンエンド」□□□□■


みぎわ「ゴーレムがタダでやられるのは防いだわね」

丸尾「しかし、これでさくらさんの場はすっからかんに…ズバリ、絶望的でしょう」

野口「……丸尾、あんた分かってないね」

丸尾「はい?」

野口「遊戯王はね…こんな状況でも、逆転勝ちする事なんてざらにあるんだよ」

丸尾「いや…そうかもしれませんが……」

野口「クククッ…まあ、見てな」


野口「まだ、絶望するような状況じゃない事が分かるからさ」


まる子「あたしのターン!」□□□□+□


まる子「次に【スクラップ・キマイラ】を召喚!」


【スクラップ・キマイラ】
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1700/守 500
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する「スクラップ」と名のついた
チューナー1体を選択して特殊召喚する事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
「スクラップ」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できず、
他のシンクロ素材モンスターは全て
「スクラップ」と名のついたモンスターでなければならない。


まる子「墓地のスクラップ・ビーストを特殊召喚!」


まる子「キマイラにビーストをチューニング!」

☆☆☆☆+☆☆☆☆

まる子「赤錆の山より、翼を広げて今! 飛び立て!」



「シンクロ召喚!」


まる子「【スクラップ・ドラゴン】!!」


たまえ「出たね、まるちゃんのスクラップ・シンクロ」

たまえ「恐ろしいね、本当に」



    「でも」


たまえ「その効果には、自分のカードを巻き込むデメリットもあるんだよね?」


まる子「そうだよ」


たまえ「今、まるちゃんの場にはドラゴンが一体だけ! つまり、ドラゴンは今は死に札 」

たまえ「もし、何かのカードを伏せてそれを弾にしても、牙王はメイン2以外では効果の対象にならない」

たまえ「なによりも、牙王の攻撃力は3100! ドラゴンじゃあ突破できない」



まる子「でも、ファクトリーがあれば突破できる…」

たまえ「あればね」

まる子「ある……そう言ったら、たまちゃんはどうする?」

たまえ「このカードを発動するよ」



たまえ「【マインドクラッシュ】!」


【マインドクラッシュ】
通常罠
カード名を1つ宣言して発動する。
宣言したカードが相手の手札にある場合、相手はそのカードを全て墓地へ捨てる。
宣言したカードが相手の手札に無い場合、自分は手札をランダムに1枚捨てる。


たまえ「まるちゃんが持っているのは……」


みぎわ(さくらさんが持っているのは、ファクトリー自体か、ファクトリーを加えるテラウォーミング…)

山田「外したら、さくらが有利に…」

野口「逆に当たったら……」



たまえ「スクラップ・ファクトリーを宣言!」

まる子「……」

丸尾「ど…どうなんでしょうか」

花輪「……」








まる子「……残念だったね」

たまえ「くっ…」□□□■

まる子「あたしが持ってたのは【テラウォーミング】の方さ!」

まる子「【テラウォーミング】を発動! フィールドを手札に加えるよ!」


スクラップ・ファクトリー →手札


まる子「そして、ファクトリーを発動!」


ドラゴンATK2800→3000


まる子「ドラゴンの効果を発動!」


[?]→破壊
ツイン→破壊


まる子「ファクトリーの効果を発動! ゴーレムを特殊召喚!」

まる子「ゴーレムの効果を発動!」


ビースト→蘇生!


まる子「ゴーレムにビーストをチューニング!」

☆☆☆☆☆+☆☆☆☆



「シンクロ召喚!」


まる子「【スクラップ・ツイン・ドラゴン】!」



まる子「ツインの効果を発動!」

ネフィリム→エクストラ
[?]→手札
ツイン→破壊

まる子「そして、【ミラクルシンクロフュージョン】を発動!」


まる子「波動が私を後押しし、勝利の道へと進ませる」

墓地 スクラップ・ツイン、ソルジャー →除外!



「融合召喚!」


まる子「【波動龍騎士 ドラゴエクィテス】」


【波動龍騎士 ドラゴエクィテス】
融合・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3200/守2000
ドラゴン族シンクロモンスター+戦士族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、墓地に存在するドラゴン族のシンクロモンスター1体をゲームから除外し、
エンドフェイズ時までそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る事ができる。
また、このカードがフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、
相手のカードの効果によって発生する自分への効果ダメージは代わりに相手が受ける。



まる子「バトル!」


牙王ATK3100vsドラゴエクィテスATK3200→牙王 破壊!


たまえ「あらら」LP7700→7600


まる子「二枚を伏せてターンエンド」


まる子
手札0
LP4500
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ドラゴエクィテス] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠


たまえ「出たね…まるちゃんの切り札」□□□□+□

たまえ「……【貪欲な壺】を発動」


【ミドラーシュ】
【ミドラーシュ】
【ネフィリム】
【ファルコン】
【ビースト】

デッキ


たまえ「ドロー」□□□□+□□

たまえ「ダーク・クリエーターを特殊召喚! 効果を発動!」


リザード→除外
ファルコン→蘇生


たまえ「ダーク・クリエーターにファルコンをチューニング!」

☆☆☆☆☆☆☆☆+☆☆



「シンクロ召喚!」


たまえ「【神樹の守護獣-牙王】!」


たまえ「次に影依融合を発動!」


デッキ→【マスマティシャン】【シャドール・ビースト】 融合!


たまえ「神の写し身が機械の人形になりて、住みかから這い出る!」



「融合召喚!」


たまえ「【エルシャドール・シェキナーガ】!」


【エルシャドール・シェキナーガ】
融合・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻2600/守3000
「シャドール」モンスター+地属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
「エルシャドール・シェキナーガ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):特殊召喚されたモンスターが効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、自分は手札の「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。


たまえ「ビーストの効果で一枚をドロー!」□□□□+□


たまえ「墓地の【エクリプス・ワイバーン】と【クリバンデット】を除外!」



「いでよ、最強の戦士!」


たまえ「【カオス・ソルジャー -開闢の使者-】!」


まる子「させないよ! 【神の宣告】!」LP4500→2250


【神の宣告】
カウンター罠(制限カード)
ライフポイントを半分払って発動できる。
魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚の
どれか1つを無効にし破壊する。


カオス・ソルジャー →破壊!


たまえ「怖いね、それが伏せてあったなんて」

たまえ「でも、甘いね。 そんなもんじゃ、私を止められないよ」


たまえ「見せてあげるよ……私の新たなカードを……」

たまえ「【ミラクルシンクロフュージョン】を発動!」

まる子「!」


たまえ「破魔の力が私を後押しし、勝利の道にと進ませる! 」

【アーカナイト・マジシャン】【シャドール・リザード】→除外



「融合召喚!」



たまえ「【覇魔導士 アーカナイト・マジシャン】!!」


【覇魔導士 アーカナイト・マジシャン】
融合・効果モンスター
星10/光属性/魔法使い族/攻1400/守2800
魔法使い族シンクロモンスター+魔法使い族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードが融合召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを2つ置く。
このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
1ターンに1度、自分フィールド上に存在する魔力カウンターを1つ取り除く事で、
以下の効果を発動する事ができる。
●フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
●自分のデッキからカードを1枚ドローする。


魔力カウンター 0→2
ATK1400→3400


たまえ「このまま、効果を発動して、勝つのもいいけど……」

まる子「……」

たまえ「正面から崩してあげるよ」

たまえ「バトル!」


たまえ
手札□□□□□
LP7600
[ ] F
[ ] [シェキナー] [牙王] [アーカナイト] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


まる子
手札0
LP2250
[ファクトリー] F
[ ] [ ] [ドラゴエクィテス] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


まる子「伏せカードを発動! 【禁じられた聖杯】!」


【禁じられた聖杯】
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は
400ポイントアップし、効果は無効化される。


まる子「これでアーカナイトの効果は無効になった! つまり攻撃力は!」


アーカナイトATK3400→1800


藤木「よし! これでアーカナイトは自滅する」

山田「がんばれ! さくら」


まる子「返り討ちにしてあげるよ!!」

たまえ「甘い、手札から発動! 【収縮】!」


【収縮】
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの元々の攻撃力はエンドフェイズ時まで半分になる。


ドラゴエクィテスATK3200→1600


まる子「そんな……」


アーカナイトATK1800

    VS

ドラゴエクィテスATK1600


まる子「くっ…」LP2250→2050


たまえ「シェキナーガでダイレクト!」

まる子「ぐわぁぁああ!」LP2050→-550

たまえ「牙王でダイレクト!」

まる子「たまちゃん……やめ…」LP-550→-3650

たまえ「手札から神の写し身の接触を発動!」

場 シェキナーガ 手札 マスマティシャン


「融合召喚!」


たまえ「【エルシャドール・シェキナーガ】!」


たまえ「シェキナーガでダイレクト」

まる子「ぐわぁ…ぁ」LP-3650→-6250


たまえ「メイン2! アーカナイトと牙王でオーバーレイ!」



「エクシーズ召喚!」


たまえ「【超弩級列車砲塔 グスタフ・マックス】!」


たまえ「グスタフの効果を発動!」


グスタフ(2)→(1)

たまえ「発射!」


まる子「ぎゃぁぁあ!」LP-6250→-8250

たまえ「【死者蘇生】を発動! 」


シェキナーガ→蘇生!


たまえ「二体のシェキナーガでオーバーレイ!」



「エクシーズ召喚!」


たまえ「【超弩級列車砲塔 グスタフ・マックス】!」

たまえ「グスタフの効果発動!」


まる子「……」


たまえ「発射!」




LP-10250


みぎわ「さくらさん!」

丸尾「ひぇ・、ズバリ! オーバーキルでしょう!」



ブー太郎「やったブー!」

はまじ「よくやったぜ! 穂波!」

たまえ「まあ、こんなもんだよ」

笹山「……」

藤木「だ、大丈夫かい? さくら…」

野口「大丈夫…気絶しているだけ」

丸尾「ズバリ! 気絶自体が大丈夫じゃないでしょう!」


笹山「ねぇ、あなた達」

みぎわ「なによ!勝負は終わったでしょ!」

笹山「たしかに、三人の勝負は終わったわ……でも」

笹山「私は始まっても無いわよ」


みぎわ「そんなの聞いてないわよ!」


笹山「別にいいわよ聞き流してくれたって」

笹山「でも、私と闘ったらファイトマネー……とは、いかないけど報酬を出すわよ」


野口「報酬?」


笹山「私のボスについての情報よ」


みぎわ「!」

野口「……」

丸尾「なんと!」

藤木「……」


笹山「いらないかしら?」

藤木「ぼ、僕達はあくまでも逃げたりするのが目的だから……情報はいらないかな……」

笹山「そうかしら? 情報があれば逃げやすくなる……かもしれないわよ」


みぎわ「……」


笹山「どうする? 」


丸尾「……」


笹山「ハァ…それじゃあ、私のLPを2000削る度に一つの情報はどうかしら?」


笹山「どうする、乗る? 乗らないの?」

山田「……」

野口「……」

丸尾「……」


笹山「……そう、闘わないのならいいわよ」

笹山「このまま何故、自分たちは闘わなければいけないのか……それが解らないまま消滅してけばいいわ」

笹山「さよなら」タッ…



タッ… タッ… タッ


「待っておくれ!」


ピタッ!
笹山「あら! 闘ってくれるの」


藤木「本当に…情報をくれるのかい……」


笹山「えぇ、本当よ」

みぎわ「藤木! やめなさい!」


藤木「笹山、来な!」

【Duel Disk standby!】ガシャン!


笹山「楽しいデュエルにしようね」

【Duel Disk standby!】ガシャン!



藤木「デュエル!」笹山「デュエル!」


第九話 完

次回の投下日未定


ちなみ、禁じられた聖衣 の査定だけど……


Q:《強制脱出装置》にチェーンし、《強制脱出装置》の対象となったモンスターを対象にこのカードを発動した場合どうなりますか?
A:既に対象となっている場合、それには干渉できず破壊でもないためそのモンスターは手札に戻ります。(12/07/21)


つまり、丸尾戦は嘘っぱち書いちゃた……すまん

第十話 『藤木、死す』


みぎわ「藤木…あんた、なんでこんな事を……」

藤木「………笹山さんが言っていた」






笹山「このまま何故、自分たちは闘わなければいけないのか……それが解らないまま消滅してけばいいわ」






藤木「これが少し心に来てね…」

みぎわ「なに……言ってるのよ」

藤木「笹山さん…このデュエルで僕が負けても…みんなに手を出さないでね」

笹山「大丈夫よ、これは私的なデュエルだから藤木くん が負けても消滅するのは藤木くん だけよ」

藤木「そうか…それを聞いて安心したよ」

みぎわ「やめなさい! 今なら引き返せるわ!」

藤木「大丈夫さ……僕はちゃんと勝って情報を手に入れるからさ」


みぎわ「藤木!」

野口「みぎわさん……やめな」

みぎわ「野口さん…あなた!」

野口「今の藤木には何を言っても聞く耳を持たないよ……」

みぎわ「……」

野口「今は藤木を信じて…祈っていようよ」

みぎわ「………分かったわ」



みぎわ「藤木! 負けんじゃないわよ!!」

藤木「大丈夫! 僕は絶対に勝つよ!」


野口(藤木…何があんたを突き進ませるんだろね)

(まあ…)


野口「今は藤木を信じて、応援しなきゃね」


藤木「僕のターン!」□□□□□

藤木「【マシンナーズ・ソルジャー】を召喚! そして、【マシンナーズ・フォートレス】を特殊召喚!」□□□■■


【マシンナーズ・ソルジャー】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守1500
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合にこのカードが召喚に成功した時、
手札から「マシンナーズ・ソルジャー」以外の
「マシンナーズ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。


【マシンナーズ・フォートレス】
効果モンスター/地/攻2500/守1600
このカードは手札の機械族モンスターをレベルの合計が8以上になるように捨てて、手札または墓地から特殊召喚する事ができる。このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手の効果モンスターの効果の対象になった時、相手の手札を確認して1枚捨てる。



藤木「【補給部隊】を発動して、一枚を伏せてターンエンド」


【補給部隊】
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが
戦闘・効果で破壊された場合にこの効果を発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。


藤木
手札□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ソルジャー] [フォートレス(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [?] [ ] 魔罠


笹山「私のターン」□□□□□+□

笹山「【レスキューラビット】を召喚!」□□□□□■


【レスキューラビット】
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
このカードはデッキから特殊召喚する事はできない。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外して発動する。
自分のデッキからレベル4以下の同名通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


笹山「このカードを除外して効果を発動!」


ラビット→除外


笹山「デッキから【磁石の戦士 β】を二体、特殊召喚! 」


【磁石の戦士 β】
通常モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1700/守1600
α、β、γで変形合体する。


笹山「二体の磁石の戦士 βでオーバレイネットワークを構築!」


笹山「ゴゴゴと地面を揺らしながら、巨人の戦士が歩きだす!」

笹山「現れろ! No. !」


「エクシーズ召喚!」



笹山「【No.55 ゴゴゴゴライアス】!」


【No.55 ゴゴゴゴライアス】
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/岩石族/攻2400/守1200
レベル4モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分の墓地から岩石族・地属性・レベル4モンスター1体を選択して手札に加える。
「No.55 ゴゴゴゴライアス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の全てのモンスターの守備力は800ポイントアップする。


DEF1200→2000


笹山「ゴライアスの効果を発動!墓地の岩石族を手札に加えるわ」

ゴライアス(2)→(1)

笹山「さっき落とした磁石の戦士 βを手札に!」□□□□□+□


笹山「【テラウォーミング】を発動! 【岩投げエリア】を手札に」□□□□□■+□

笹山「そして、【岩投げエリア】を発動!」□□□□□■


【岩投げエリア】
フィールド魔法
1ターンに1度、自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊される場合、
代わりに自分のデッキから岩石族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。


笹山「一枚を伏せてターンエンドよ」


笹山
手札□□□□
LP8000
[岩投げ] F
[ ] [ ] [ ] [ゴライアス(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [?] [ ] 魔罠


野口「お互いに攻撃しにくい場だね…」

山田「……これは長期戦になる予感がするじょ」


藤木「僕のターン!」□+□

藤木(……やれる事がない)

藤木「ソルジャーを守備表示にしてターンエンド」

笹山「あら、保守的ね」

笹山「私のターン!」□□□□+□

笹山「ゴライアスの効果を発動!」


ゴライアス(1)→(0)


笹山「今、落とした βを手札に」□□□□□+□

笹山「磁石の戦士 βを召喚!」□□□□□■

笹山「磁石の戦士 βを墓地へ送り【馬の骨の対価】を発動!」□□□□■


【馬の骨の対価】
通常魔法
効果モンスター以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。


笹山「二枚をドロー」□□□□+□□

笹山「ふふっ、来たわ!」


笹山「私は手札の…」


【磁石の戦士 α】!

【磁石の戦士 β】!

【磁石の戦士 γ】!


笹山「この三体をリリース」



「三体合体ィィ!!」



笹山「現れよ、【マグネット・バルキリオン】!」


【マグネット・バルキリオン】
効果モンスター
星8/地属性/岩石族/攻3500/守3850
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・フィールド上から、「磁石の戦士α」
「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」をそれぞれ1体ずつ
リリースした場合に特殊召喚できる。
また、自分フィールド上のこのカードをリリースして発動できる。
自分の墓地から「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」
「磁石の戦士γ」をそれぞれ1体ずつ選択して特殊召喚する。


笹山「やっぱり、バルキリオンはカッコイイわ!」

藤木「……」

笹山「そして、バルキリオンに【禁じられた聖衣】を発動!」


バルキリオンATK3500→2900


野口「これでフォートレスの破壊効果がバルキリオンに通用しなくなった……」

山田「聖衣なんてピーキーなカードなんて、よく使うじょ…」

丸尾「……使えますよ」


笹山「ゴゴゴゴライアスを攻撃表示に変更!」

笹山「バトル! ゴライアスで攻撃!」


笹山
手札□
LP8000
[岩投げ] F
[ ] [ ] [バルキリオン] [ゴライアス] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [?] [ ] 魔罠


藤木
手札□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ソルジャー(守)] [フォートレス(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [?] [ ] 魔罠


フォートレスDEF1600vsゴライアスATK2400→フォートレス 破壊!


藤木「フォートレスと補給部隊に」


藤木「チェーン発動!」


藤木「【時の機械-タイム・マシーン】!」


【時の機械-タイム・マシーン】
通常罠
(1):自分または相手のモンスター1体が
戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
そのモンスターが破壊された時のコントローラーのフィールドに
同じ表示形式でそのモンスターを特殊召喚する。



補給部隊【1】→フォートレス【2】→タイムマシン【3】


藤木「効果処理、タイム・マシーンの効果でフォートレスを蘇生する! 舞い戻れ、フォートレス!」


フォートレス 蘇生


藤木「フォートレスの効果で笹山さんのカードを破壊する!」


岩投げエリア 破壊


藤木「最後に補給部隊で一枚をドロー!」□□+□


笹山「うーん…厄介な事をするわね」


笹山「しょうがないわね、バルキリオンで攻撃!」


ソルジャーDEF1500vsバルキリオンATK2900→ソルジャー 破壊!


笹山「メイン2」


笹山「バルキリオンの効果を発動! このカードをリリースして、墓地の三種の磁石の戦士を蘇生するわ」



「合体解除ォォ!!」


笹山「現れよ、三体の磁石の戦士!」


笹山「そして、三種の磁石の戦士でオーバーレイネットワークを構築!」


笹山「対等な世界を作る為、剣を帯刀し、大公が立ち上がる!」

笹山「未来永劫の栄光のために!」



「エクシーズ召喚!」



笹山「【ブリキの大公】!」


【ブリキの大公】
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/機械族/攻2200/守1200
レベル4モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの表示形式を変更する。
この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。
この効果は相手ターンでも発動できる。



笹山「私のデッキのアイドル登場よ!」


笹山「一枚を伏せて、ターンエンド」


笹山
手札0
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [大公(守)] [ゴライアス] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠



藤木「僕のターン」□□□+□


藤木「……モンスターをセット」

藤木「フォートレスを攻撃表示にしてターンエンド」


藤木
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [?] [フォートレス] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [ ] [ ] 魔罠


笹山「守ってるだけじゃあ勝てないわよ!」0+□

笹山「【ブロック・ゴーレム】を召喚!」


【ブロック・ゴーレム】
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻1000/守1500
自分の墓地のモンスターが地属性のみの場合、
このカードをリリースして発動できる。
自分の墓地から「ブロック・ゴーレム」以外の
岩石族・レベル4以下のモンスター2体を選択して特殊召喚する。
このターンこの効果で特殊召喚したモンスターは、
フィールド上で発動する効果を発動できない。


笹山「リリースして効果を発動! 現れよ、磁石の戦士!」


磁石の戦士 β ×2 復活!


笹山「大公の効果を発動! 藤木くんのフォートレスを守備表示に!」


大公(3)→(2)

フォートレス ATK→DEF


藤木「くっ…」


花輪「本来だったら、フォートレスで手札を減らせたけど…」

丸尾「手札が無いのでは仕方がありませんね」


笹山「大公を攻撃表示に変更!」


笹山「バトル!」



笹山
手札0
LP8000
[ ] F
[ ] [β] [大公] [β] [ゴライアス] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠


藤木
手札□□□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [?] [フォートレス(守)] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [ ] [ ] 魔罠


フォートレスDEF1600vs大公ATK2200→フォートレス 破壊!


藤木「補給部隊とフォートレスの効果を発動!」


補給部隊【1】→フォートレス【2】


藤木「フォートレスで磁石の戦士を破壊!」

藤木「補給部隊でドロー!」□□□+□


笹山「ゴライアスで裏守備モンスターに攻撃!」


[?]→マシンナーズ・ディフェンダー


藤木「ディフェンダーのリバース効果を発動! コヴィントンを手札に!」□□□□+□


【マシンナーズ・ディフェンダー】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1200/守1800
リバース:自分のデッキから「督戦官コヴィントン」1体を自分の手札に加える。


ディフェンダーDEF1800vsゴライアスATK2400→ディフェンダー 破壊!


笹山「まだまだ、磁石の戦士 β で攻撃!」


磁石の戦士 β ATK1700 ダイレクト!


藤木「いてっ!」LP8000→6300

笹山「メイン2へ移るよ」


笹山(βを潰したのは、さしづめメイン2でのエクシーズを妨害するためね……)

(甘いわね)

笹山「伏せていたカードを発動! 馬の骨の対価!」


磁石の戦士 β リリース!


笹山「二枚をドロー」0+□□

笹山「一枚を伏せて、ターンエンド」


笹山(エクシーズする気は最初っから無かったわよ)


笹山
手札□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [大公] [ゴライアス] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠


藤木「僕のターン!」□□□□□+□


藤木「【マシンナーズ・ギアフレーム】を召喚! フォースを手札に」□□□□□■+□


【マシンナーズ・ギアフレーム】
ユニオンモンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 0
このカードが召喚に成功した時、
自分のデッキから「マシンナーズ・ギアフレーム」以外の
「マシンナーズ」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上の機械族モンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)


藤木「フォースを捨てて、墓地のフォートレスを特殊召喚!」□□□□□■


フォートレス 復活!


藤木「そして、手札の【マシンナーズ・スナイパー】とフォートレスを捨ててフォートレスを特殊召喚!」□□□■■


藤木「バトルだ!」


藤木
手札□□□
LP6300
[ ] F
[ ] [ ] [フォートレス] [フォートレス] [ギア] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [ ] [ ] 魔罠


笹山
手札□
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [大公] [ゴライアス] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠



笹山「攻撃宣言時に大公の効果を発動!フォートレスを守備表示に変更するわ!」


大公(2)→(1)


藤木「フォートレスの効果発動! 効果の対象になった事で笹山さんの手札を捨てさせてもらうよ!」


笹山「いいわよ、私が持っているのは……」



【タックルセイダー】


藤木「しまった!そのカードは…」

笹山「このカードを捨てるわ!」


フォートレスATK→DEF


笹山「そして、タックルセイダーの効果を発動!」


【タックルセイダー】
効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1500/守1800
このカードが墓地へ送られた場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して裏側守備表示にする。
●相手フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。
このターン、相手はこの効果で手札に戻したカード及びその同名カードを発動できない。


笹山「フォートレスを裏守備にするわよ」


フォートレス→[?]


藤木「うっ…ま、まだだ! ギアフレームで攻撃!」


みぎわ「攻撃力の低いギアフレームで攻撃をしかけた!」

花輪「なるほど、コンバット・トリックだね!」

丸尾「これでようやくモンスターを倒せるでしょう!」


笹山「攻撃宣言時にトラップを発動! 【岩投げアタック】!」


【岩投げアタック】
通常罠
自分のデッキから岩石族モンスター1体を選択して墓地へ送る。
相手ライフに500ポイントダメージを与える。
その後デッキをシャッフルする。


笹山「タックルセイダーを墓地へ送り、500のダメージを与えるわ!」


藤木「ぐわぁぁ!」LP6300→5800


笹山「そして、タックルセイダーの効果でギアフレームを裏守備にするわよ」


ギアフレーム→[?]


藤木「……メイン2」

藤木「一枚を伏せて、ターンエンド」


藤木
手札□□
LP5800
[ ] F
[ ] [ ] [フォートレス(守)] [?] [?] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [?] [ ] 魔罠


笹山「どうかしら? 私の岩石デッキは。 なかなか固いでしょ?」

藤木「あぁ、すごいね…まるで城だよ」

藤木「……2000削れたから情報を言おうかな」

笹山「あら、藤木くんは言わなくていいのよ」

藤木「いやぁ、笹山さんにだけ言わせるのもなんだからね」


藤木「それじゃあ、言うよ」

笹山「何を言ってくれるか、わくわくするわ!」



藤木「僕がマシンナーズを作る前に使ってたのは、【エクゾディア】さ」


笹山「……へー」


みぎわ「……なにがしたかったのかしら?」

丸尾「さあ?」


笹山「気を取り直して、私のターン!」0+□

笹山「……んー」


笹山(この手札と場……下手に動くと全滅するわね)


笹山「一枚を伏せて、ターンエンドよ」


藤木「僕のターン!」□□+□

藤木「【ブラックホール】を発動!」


【ブラックホール】
通常魔法(制限カード)
(1):フィールドのモンスターを全て破壊する。



ブー太郎「や…」

はまじ「やりやがった!!」



モ ン ス ター 一 掃 ! !


笹山「ひどいわ、藤木くん!」


藤木「…補給部隊でドロー」□□+□

藤木「……【ファントム・オブ・カオス】を召喚」


【ファントム・オブ・カオス】
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
自分の墓地に存在する効果モンスター1体を選択し、ゲームから除外する事ができる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードはエンドフェイズ時まで選択したモンスターと同名カードとして扱い、
選択したモンスターと同じ攻撃力とモンスター効果を得る。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
このモンスターの戦闘によって発生する相手プレイヤーへの戦闘ダメージは0になる。


藤木「効果を発動! 墓地のフォースをコピーするよ!」


フォース→除外
ファントム→フォース


藤木「そして、フォースになったファントムの効果を発動!」


【マシンナーズ・フォース】
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻4600/守4100
このカードは通常召喚できない。
「督戦官コヴィントン」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードは、1000ライフポイント払わなければ攻撃宣言をする事ができない。
フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地から「マシンナーズ・ソルジャー」「マシンナーズ・スナイパー」
「マシンナーズ・ディフェンダー」をそれぞれ1体ずつ選択して特殊召喚する。


藤木「フォースをリリース!」



「合体解除!」


藤木「来い! 三体のマシンナーズ!」


【マシンナーズ・ソルジャー】ATK1600
【マシンナーズ・スナイパー】ATK1800
【マシンナーズ・ディフェンダー】ATK1200


藤木「バトル! 三体で攻撃!」


藤木
手札□□
LP5800
[ ] F
[ ] [スナ] [ディフ] [ソル] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [?] [ ] 魔罠


笹山
手札0
LP8000
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [?] [ ] 魔罠


笹山「伏せカードを発動! 【リビング・デットの呼び声】!」

笹山「ゴゴゴゴライアスを特殊召喚!」


ゴライアス 復活!


笹山「さあ、巻き戻しがおきたわ…どうする? 藤木くん」

藤木「攻撃を続行する! スナイパーで攻撃!」


ゴライアスATK2400vsスナイパーATK1800


藤木「そして、ダメージステップ開始時に伏せていた【収縮】を発動!」

笹山「あら、それが伏せてあったのね」


【収縮】
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの元々の攻撃力はエンドフェイズ時まで半分になる。


ゴライアスATK2400→1200


ゴライアスATK1200vsスナイパーATK1800→ゴライアス 破壊!


笹山「っ…」LP8000→7400

藤木「二体でダイレクトアタック!」


ソルジャーATK1600
ディフェンダーATK1200

ダイレクト!


笹山「キャッ!」LP7400→3600

藤木「よし! メイン2へ移るよ」


藤木「【二重召喚】を発動!」□■

藤木「そして、【督戦官コヴィントン】を召喚!」


藤木「コヴィントンの効果を発動! 場の三体のマシンナーズをリリース!!」


「三体合体!!」


藤木「来い! 【マシンナーズ・フォース】!」


藤木「これでターンエンドさ!」


藤木
手札0
LP5800
[ ] F
[ ] [ ] [フォース] [督戦] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [ ] [ ] 魔罠


藤木「LPを削ったから……話してもらうよ」

笹山「………分かったわ」

笹山「そうね、まずは……」

笹山「私達のボスは……」


藤木「ボスは……」


笹山「女の子よ」


藤木「……知ってるよ」

笹山「あら、運が悪かったわね」

笹山「それじゃあ、二つ目は……」


笹山「ボスには、とある計画があるの。 ボスは、その計画を成功させる為に人を洗脳しているわ」


藤木「計画? なんの計画だい?」


笹山「これ以上知りたければ、もっとLPを削りなさい!」

笹山「私のターン」0+□

笹山「フォースか…すごい攻撃力ね」

藤木「そうだろ! なにせ4600だからね!」


笹山「まあ、私はそれを超える攻撃力を出すけどね」


藤木「!」


笹山「見せてあげるわ、超攻撃力をも超える、超戦闘力を……」


笹山「私は墓地の二体の岩石を除外!」


バルキリオン、ゴライアス→除外!


笹山「岩盤を砕き、大地の巨人が眠りから覚める!」


「全てを滅ぼす力よ、動け!」


笹山「現れよ、【大地の巨人 ガイア・プレート】!!」


【大地の巨人 ガイア・プレート】
効果モンスター
星8/地属性/岩石族/攻2800/守1000
このカードは自分の墓地の岩石族モンスター2体を
ゲームから除外し、手札から特殊召喚できる。
このカードと戦闘を行う相手モンスターの攻撃力・守備力は
ダメージ計算時のみ半分になる。
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に
自分の墓地の岩石族モンスター1体をゲームから除外する。
または、除外せずにこのカードを墓地へ送る。


笹山「さあ、バトル!」


笹山
手札0
LP3600
[ ] F
[ ] [ ] [ガイア] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [?] [ ] [ ] 魔罠


藤木
手札0
LP5800
[ ] F
[ ] [ ] [フォース] [督戦] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [ ] [ ] 魔罠


笹山「ガイアが戦闘を行う時、相手の攻撃力を半分にするわ!」


フォースATK4600→2300



フォースATK2300vsガイアATK2800→フォース 破壊!


藤木「くっ…補給部隊でドロー」LP5800→5300

0+□


笹山「これでターンエンドよ」


丸尾「フォースがあっさりと突破されましたか…」

山田「攻撃力が半分になるのか…」

花輪「つまり、実質的な攻撃力は5600だね…」

みぎわ「戦闘破壊はまず無理ね」

野口「フォートレスの自爆特攻か、相手が手放すのを待つか、それしかないね」

山田「それか、フォースのリミッター解除か…」


野口「まあ、何にせよ藤木のデッキでガイアの突破は難しいね」


藤木「僕のターン!」□+□

藤木「バトル! コヴィントンで攻撃!」


コヴィントンATK1000→500


ガイアATK2800vsコヴィントンATK500→コヴィントン 破壊!


藤木「ぐぇ!」LP5300→3000

藤木「ほ、補給部隊でドロー」□□+□

笹山「あら、強引なドローね」


藤木「メイン2」

藤木「【一時休戦】を発動!」□□■


【一時休戦】
通常魔法(制限カード)
お互いに自分のデッキからカードを1枚ドローする。
次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。


藤木「お互いドローする」□□+□

笹山「あら、ありがと」0+□

藤木「これでターンエンド」


藤木
手札□□□
LP3000
[ ] F
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [ ] [ ] 魔罠


藤木「また、2000削ったから話そうかな」

笹山「自爆ダメージでも話してくれるの?」

藤木「まあね」

藤木「それじゃあ、二つ目は…」


藤木「僕には好きな人がいてね……僕はその人に『かっこいい』て言ってもらいたくて、このデッキを作ったのさ」


笹山「……」

花輪「……」

野口「……」

みぎわ「……分かるわ」

笹山「続けるわよ」


笹山「私のターン」□+□

笹山「スタンバイ時にガイアの効果を発動。 墓地の岩石を除外するわ」


磁石の戦士 β→除外


笹山「メイン行くわよ、伏せていたカードを発動!」

笹山「【闇の量産工場】!」


【闇の量産工場】
通常魔法
(1):自分の墓地の通常モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。


磁石の戦士 α
磁石の戦士 β

手札

笹山「それじゃあ、お待ちかねのバルキリオンの登場よ!」□□+□□


「三体合体ィィ!」


笹山「合体完了、【マグネット・バルキリオン】!」

笹山「そして、バルキリオンの効果を発動!」


「合体解除ォォ!」


笹山「現れよ、三体の磁石の戦士!」


藤木「また、大公かい?」

笹山「残念ね、大公は一枚しかないのよ。 これはただの壁よ」

笹山「なにもやる事がないからターンエンドよ」

笹山
手札0
LP3600
[ ] F
[ ] [γ] [ガイア] [α] [β] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


藤木「僕のターン!」□□□+□


藤木「ファントム・オブ・カオスを召喚! 墓地のフォースをコピー!」□□□■


ファントム→フォース


藤木「そして、効果を発動! 来い、三体のマシンナーズ!」

藤木「次に二重召喚を発動! コヴィントンを召喚!」□■■

藤木「行くぞ! コヴィントンの効果を発動!」



「最後の合体だァァ!」


藤木「合体完了、【マシンナーズ・フォース】!」

笹山「すごいわね、土壇場でフォースを出すなんて」

笹山「でも、攻撃力が足らないわよ」

藤木「……【リミッター解除】」


【リミッター解除】
速攻魔法(制限カード)
このカードの発動時に自分フィールド上に表側表示で存在する
全ての機械族モンスターは、ターン終了時まで攻撃力が倍になる。
このターンのエンドフェイズ時、
この効果を受けたモンスターを全て破壊する。


フォースATK4600→9200
コヴィントンATK1000→2000


藤木「バトル! フォースで攻撃だ!」LP3000→2000


藤木
手札0
LP2000
[ ] F
[ ] [ ] [フォース] [督戦] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [ ] [ ] 魔罠


笹山
手札0
LP3600
[ ] F
[ ] [γ] [ガイア] [α] [β] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [ ] [ ] [ ] 魔罠


フォースATK9200→4600


ガイアATK2800

VS

フォースATK4600


ガイア 破壊!


笹山「……」LP3600→1800

藤木「コヴィントンで攻撃!!」


磁石の戦士β DEF1600vsコヴィントンATK2000→磁石の戦士 破壊!


藤木「メイン2」

藤木「フォースの効果を発動」


「合体解除」


藤木「これでターンエンドさ…」

コヴィントン 破壊!

藤木「補給部隊でドロー」0+□


藤木
手札□
LP2000
[ ] F
[ ] [ソル] [ディフ] [スナ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [ ] [ ] 魔罠


丸尾「ズバリ! いけますよ!」

花輪「がんばれ! 藤木くん」

みぎわ「藤木! あんた、今かっこいいわよ」


藤木「……」


笹山「藤木くん、あなたすごいわね」

笹山「私をここまで追い込まれたのは久しぶりよ」

笹山「だから、見せてあげるわ…私のとっておきを……」


………パァァァァアア!!


藤木「なんだ! て、手が!」

山田「光ってるじょ!」

花輪「まさかあれは!!」


野口「シャイニング・ドロー……噂では聞いてたけど、本当にできる人がいるなんてね」


笹山「その通りよ!」

笹山「 私は多くの決闘者の憧れであり夢の、運命をねじ曲げるドローができるの!!」


藤木「そんな……バカな」


笹山「シャイニングゥゥウ!」


「ドローォォオ!!」


0+□


笹山「来たわ」

笹山「【貪欲な壺】を発動!」


【ブリキの大公】
【地球巨人 ガイア・プレート】
【ブロック・ゴーレム】
【タックルセイダー】
【タックルセイダー】

デッキ


笹山「二枚ドロー」0+□□

笹山「【戦線復活の代償】を発動」


【戦線復活の代償】
装備魔法
自分フィールド上の通常モンスター1体を墓地へ送り、
自分または相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚し、このカードを装備する。
このカードがフィールド上から離れた時、装備モンスターを破壊する。


笹山「磁石の戦士 αを墓地へ送り、バルキリオンを蘇生!」


バルキリオン 蘇生!


笹山「そして、ブロックゴーレムを召喚! リリースして、墓地の二体の磁石の戦士を蘇生!」


磁石の戦士 α
磁石の戦士 β

蘇生!


笹山「藤木くん、なにか最後に言いたいことは?」


藤木「……」

藤木「……み、みんな」


丸尾「……」

花輪「……」

みぎわ「……藤木」

野口「……」

山田「……藤木くん」


藤木「さ、さよなら」


笹山「行くわよ!!」

藤木「くくく、来るなら来い!」

笹山「バトル!」

笹山
手札0
LP3600
[ ] F
[ ] [γ] [バルキリオン] [α] [β] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [戦線復活] [ ] [ ] 魔罠


藤木
手札□
LP2000
[ ] F
[ ] [ソル] [ディフ] [スナ] [ ] 場
[ ] [ ] P
[ ] [ ] [補給] [ ] [ ] 魔罠


笹山「一斉攻撃!」


藤木「……いやだ」


LP2000→0



藤木「あ……ぁあ」

笹山「藤木くん」



笹山「さよなら」


藤木「うわぁぁああ」











みぎわ「藤木…あんた何で闘ったのよ」

山田「藤木くん……」

花輪「藤木くん…安らかに眠ってねベイビー」

野口「……」


まる子「………ぅ」

野口「!…みんな、さくらさんが」


丸尾「なんと!」

花輪「さくらくん! 大丈夫かい?!」

みぎわ「よかったわ、目が覚めたのね」


まる子「みんな……ゴメン、あたし負けちゃった」


丸尾「ズバリ! シャドール相手なら負けて当然! 気にする事はありません!」

まる子「あんた、他にフォローの仕方とかあるでしょ…」


まる子「……あれ? 藤木は?」


丸尾「えーと…その」


まる子「もしかして、帰っちゃたの」


山田「……」


まる子「はー…薄情もんだね。 まあ、藤木らしいけどね」

野口「……さくらさん…これ」スッ‥

まる子「え? なに……!!」

まる子「野口さん…これって、藤木のデッキ……」

まる子「なにがあったのさ」


みぎわ「……」


まる子「あたしが眠ってる間に…」


野口「……」


まる子「なにがあったのさ!!」



第十話 完


藤木がやられちゃただって!

えぇ! 野口さんも!

はぁー、明日は我が身かね…



さて、次回のちびまる子ちゃんは


『まる子、闇の決闘をする』 後半


だよ。 お楽しみにね!

今回の最強カード


野口「なにかなーなにかなー」

山田「アハハ、なにが出るかはお楽しみ!」


キートン『これである』


【マシンナーズ・フォートレス】


山田「アハハ、機械で一番つよいモンスターだじょ」

野口「…」ピクッ!

山田「戦闘破壊されたら、相手を道連れにする効果」

山田「それから、効果の代償になったら相手の手札を見て捨てさせる効果を持ってるじょ」

山田「さらに自己再生ができるじょ! これは文句無しに最強だじょ!」

山田「なっ! 野口」

野口「……そうだね」


キートン『機械で一番強いのはサイコ・ショッカー、そう言いたい野口であった』


終わり


適当なころあいでHTMLと次スレを出すから、待っていて


テラ・ウォーミング

テラ・『フ』ォーミング

すまん

それから、エクリプス・ワイバーンは強制効果でチェーン1でした…

すまん

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月20日 (水) 14:04:33   ID: IjnO3NGG

これはおもしろい

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