まゆ「ほとんど裸のPさん」 (49)

注意!

・シリーズ四作目

・かなりぶっ飛んだ話

・Pはある漫画に登場する人物をモチーフに(小説版の影響を濃く受けている)

・小梅がかなりおかしなことになっているため、小梅Pの方は見ない方がいいかもしれません

・オリジナル設定あり

・書き終え完了

以上を読んで不快に思った方は読まない方がいいです。



前作:幸子「身長195cmのP」http://ss.vip2ch.com/jmp/1402746618

  :拓海「身長185cm(成長中)のP」http://ss.vip2ch.com/jmp/1403349645

  :凛「体重82kgのP」http://ss.vip2ch.com/jmp/1403779829




それでは始めていきたいと思います。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404471108

私のPさんはとても変な人。

身に着けているものは腕輪に膝ぐらいまである靴。

そしてふんどし。

それ以外にはなにも着ていない。

P「…………」

晶葉「P、何も[ピーーー]といっているわけじゃない。ただ、君のその不思議な骨格とか再生能力云々を私の研究に生かしたいだけなんだ」

P「………」

晶葉「頼むッ!この通りだッ!」

P「………」

晶葉「……も、もういいッ!もう頼まんッ!」プンスカ

P「………」

まゆ(あぁ……無口なPさん、ステキだわぁ……)

Pさんは腕を組んだまま瞑目している。

その凛々しい姿。

まゆ(あの筋肉質な肉体……豊かな頭髪……引き締まった口元!どれをとってもいいわぁ…)

まゆはPに恋している。

普通の人なら頭がおかしいと思っても仕方がないかもしれない。

でもまゆにとってはそんなことを言う人の方がおかしい。

この平和な日本で半裸で街を歩けるほど堂々とした人を見たことがなかった。

時折通報されて警察が来ると、いつの間にか消えている。

そのミステリアスさ。

まゆ(いいわぁ……)

また、Pさんは意外に子供好きだ。

P「………」

薫「せんせぇ!また魔法見せて!」キラキラ

P「……フン」ポンッ

薫「わぁ!右手がリスさんになった!凄い凄い!」キラキラ

P「………」

Pさんと結婚して子供が出来たら、あんなふうにあやしてくれるだろう。

まゆ(たのもしいわぁ……)

だがしかし。

あれだけかっこいいので、敵も多い。

例えば。

麗奈「レイナサマが帰ってきたわ!」

まゆ「あの女……!」ギリッ

そう。

あの女も泥棒猫の一人。

麗奈「これで世界征服に一歩近づいたかしら?オォーホッホッホゲホッゲホッ!」

P「…ん?なんだって~今何か言ったか…?」

麗奈「だ、だから!世界征服に近づいたって……」

P「フーあきれる・・・人間は・・・ 昔に比べ「退化」したのかもしれんな」

麗奈「」ムッカァァァ

麗奈「い、今に見てなさいよ!必ず見返してやるんだから!」タッタッタ……ドテッ

P「」ニヤリ

麗奈「わ、笑わないでよ!///」カァァァ

P「フン……無様だな」

麗奈「ぐぬぬ……今に見てなさいよ!」タッタッタ……

まゆ(仲がいい……!!)ギリリ

まゆ(他の子とはあんまり喋らないのに、なぜあんな小娘とは……)ギリギリイライラ

まゆ(!!)

まゆ(落ち着くの……そう、こんな時には素数を数えましょう)2… 3 5… 7…

どうしたらPさんは私のものになってくれるのでしょう。

……………。

まゆ(監禁!)ピコーン

まゆ(これしかない……Pさんを監禁して二人の愛の巣に!)

まゆ(完ぺきな作戦…………これでPさんはまゆのもの……フフッ♪そうと決まったら早速準備をしましょう)イソイソ

まゆ「Pさん」

P「ン?どうした」

まゆ「お茶入れましょうか?」

P「……頼む」

まゆ「わかりましたぁ♪」タタタタ……

給湯室

まゆ(ふふっ♪お茶にこの睡眠薬を混ぜて……)

仁奈「まゆおねーさん、なにをしてやがるんですか?」

まゆ「」ビクゥッ!

まゆ「なななな、なにって、その、あの、Pさんにお茶を入れようとしてただけですよぉ?」アセアセ

仁奈「そうでごぜーましたか」

まゆ「そ、そうなのよ」

仁奈「じゃあ、仁奈はちひろさんと遊んでくるでごぜーます」タタタタ……

まゆ(あ、危なかった……)

まゆ(気を取り直して……)サラサラ

まゆ(これでよし♪)

まゆ「Pさん、お茶が入りましたよ」

まゆ(これを飲めば、Pさんは私のもの)

P「すまんな」ゴクゴク

まゆ(飲んだ!)

まゆ(計画通り)ニヤリ

P「ン?これは……」

まゆ(やっとPさんが私の……)ドキドキ

P「まゆ……」

まゆ「なんですかぁ?」

P「貴様、毒を盛ったな?」ニヤァ

まゆ「」ビクッ

P「残念だが、この俺に毒は効かん。何の目的かは知らないが、やめておいた方がいい」

まゆ「ど、どうして……」

P「……答える必要はない」

まゆ「」

まゆ「こ、こうなったら!」スチャッ

P「スタンガンか……」

まゆ「さぁ行きましょうPさん……私たちだけの世界へ」

P「まゆ……」

P「そーゆーのをなあ~ ただのやけくそと言うのだ!!」バァーzン

まゆ「ッ!」

P「輝彩滑刀!」シャキーン

まゆ「ス、スタンガンが!」バラバラ~

P「我が流法(モード)は「光」 輝彩滑刀(きさいかっとう)の流法!!」

まゆ「くっ……!」

P「出直してくるがいい」

まゆ「次は、絶対私のものにして見せます!」タタタタ……

まゆ「どうして……!」フラフラ

まゆ「まゆには……何が足りなかったんですか」

まゆ「まゆはPさんのことがこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなに好きなのに……」

まゆ「こうなったら、癪ですけどあの子の力を使いましょう」ピポパ

携帯電話「ヤーミーヲーアーザムイッテーセーツーナーヲカワシッテー♪」

小梅「メール……まゆさんから?」

『Pさんを二人のものにしませんか?二人で協力してPさんを監禁しましょう』

小梅「まゆさん……」

小梅(確かに、独り占めはできなくなるけど、この方法なら、少なくともほかの女に手を出されなくて済む)

小梅「返信返信」ピポパ

携帯「ソーノーチーノーサーダーメージョーーーーーーーーーージョ!」

まゆ「返信が来たわ」

『ぜひともお願いします』

まゆ「ふふっ♪いい子ねぇ」

数日後

まゆ「Pさん……今度こそ負けませんよぉ?」

P「フン……懲りん奴だ。何度でも返り討ちにしてやろう」

まゆ「ふふふ……」ナイフトリダシ

まゆ「まゆは、Pさんのことが凄く好きなんですよ……。他の女に取られるなんて許せない。でも……」

P「」ガシッ

P(急に何かに体をつかまれた…!?)

P「う、動けん……!」

まゆ「Pさんを手に入れるためなら、協力するのも仕方ないです」

小梅「Pさん……一緒に……」ドドドドドド

P「うおおお!?このPの身体を何かがつかんでいる!何がつかんでいるのだ!?」

小梅「Pさんをつかんでいるのは、私のスタンド『that girl(あの子)』ッ!能力は束縛ッ!自分の思いの強さだけ、相手を拘束する力が強まるんです!」バァーzン

P「スタンド……だとぉ!?」グググ

小梅「私のPさんを愛する力……身に沁みてわかってもらえましたか?」

まゆ「ふふふ……」

P「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」

小梅&まゆ「ッ!」ビクッ

P「フン!くだらんなあ~~~~~ 思いの強さなんてなあ~~~~~」グググ

小梅「嘘……!どうして立ち上がれるの!?」

P「教えてやろう……このPは究極生命体!」

まゆ「究極生命体?」

P「究極生命体とはッ! ひとつ 無敵なり! ふたつ 決して老いたりせず! みっつ 決して死ぬことはない! よっつ あらゆる生物の能力を兼ね備え しかも その能力を上回る! そして その形はギリシアの彫刻のように美しさを基本形とする!」

ナレーター「骨格ッ!一度細胞レベルまで分解した後、様々な生物の形へ変形・構成可能ッ!握力ッ!900kg/cm2ッ!ジャンプ力ッ!18mッ!視力ッ!天体望遠鏡並ッ!聴力ッ!蝙蝠からクジラの鳴き声まで全てを聞き分けられるッ!触角ッ!熱や空気の動きを探知できるッ!知能ッ!IQ400ッ!筋肉ッ!どんな傷も短時間で修復できるッ!つまり、短時間で変身可能ッ!好物ッ!吸血鬼と化した人間ッ!(飲まず食わずでも1年は生活可能)睡眠必要なしッ!SEX必要なしッ!下等な生物ほど、子供の数は多い。死の危険が大きいからだ。したがって、完全なる生物に子孫や仲間はいらない。頂点は常にひとりッ!!」

P「このマヌケがぁ~~~!」ガシィッ

小梅「うう……スタンドが掴まれた!」

P「輝彩滑刀!」ズシャアッ!

小梅「あ、あう……!」ドサッ

まゆ「小梅ちゃん!」

P「フフフ ウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィンウィン」ナデナデ

まゆ「」

P「おれは究極生命体……スタンドぐらい習得できる」

P「こうか?」ドシュン

P「フハハハハハハ!でたぞ……おれのスタンド」

Pがボソボソと何かを呟くと、小梅の傷は元通りになった。

まゆ「な、治るなんて……」

P「とりあえず記憶は奪っておこう……」ドスッ

まゆ「脳に直接指をさして記憶を消すなんて……人間じゃないですよぉ」

P「だから究極生命体だと言っているだろう。さて、まゆ……貴様も」

まゆ「いや……こないで……」アトズサリ

P「もうおれに挑もうなどと考えん方がいい。次は貴様らを……」ドスッ

まゆ「う……」ドサッ

P「餌にしてしまうかもしれんからな……」

数時間後

小梅「ん?ここは……事務所?私なんでここに」

まゆ「う~ん。どうしてでしょう……何か大事なことを忘れてるような」

P(思い出すことはないだろう……しかし、スタンドか。この世界にはいろいろな力が隠されているようだな)

P(探究する価値はあるか)

数日後

仁奈「早くリスを出してくだせぇ!」

P「……」ポン

仁奈「おお~!すげーです!」キラキラ

まゆ(Pさん今日も素敵だわぁ……どうにかして私だけのものに……)

まゆ(監禁!)ピコーン

まゆ(これしかない……Pさんを監禁して二人の愛の巣に!)

-fin-

これで終わりです!

読んで下さった方、ありがとうございました!

また、途中にコメくれた人にも感謝です!

それでは、恒例のリクエストをお願いします!

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