冬馬「俺の…娘?」 冬子「そうだよパパ」 (60)

翔太「やっと315プロへ移籍できたね」

北斗「数ヶ月間粘った甲斐があったよ」

冬馬「それじゃあお祝いになんか食うか?」

翔太「いいね、そうしよう♪」

ピカーン

三人「ん?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404032012

冬子「可憐な冬子ちゃん、過去にとうちゃーく☆」

冬子「時代は西暦2014年… うん、ぴったりね」

冬子「後はパパを探すだけ」クルッ

冬馬「」

冬子「」

冬子「どわあああああああああああああああああ!」

冬馬「え? お、俺がもう一人!?」

北斗「どういうことだ? お前に兄弟がいたのか?」

冬馬「いや、俺は一人っ子だが」

翔太「じゃあそっくりさん?」

冬子「(ヤバッ! 本来ならもっとかっこ出会い方にしようと思ったのに!)」

冬子「(まさか真後ろにいるなんて ひとまずここは離れないと!)」ダッシュ

冬馬「え? お、おいちょっと待て!」

北斗「…逃げたか 一体なんだったんだ?」

翔太「あの髪型にアホ毛、冬馬君そっくりだったね…ってアレ、何これ?」

冬馬「これは財布か? さっきの子が落としたのかな? それにしては変わったデザインだ」

冬馬「………」

北斗・翔太「………」ジーッ

冬馬「あ、悪魔で誰なのかを確認するだけだからな… 別に取ったりしたりはしないぞ」

冬馬「えーと… あった、身分証明書だ 名前は…」

冬馬・北斗・翔太「天ヶ瀬冬子 2021年生まれ?」

冬馬・北斗・翔太「………どういうことだ?」

北斗「普通に考えれば未来から来たと解釈できるけど」

翔太「いやそれ普通じゃないでしょ、SFじゃあるまいし」

冬馬「………」

翔太「ところでこれどうする? 交番に届ける?」

北斗「いや、きっとあの子、戻ってきて財布を探すはずだ しばらく待とう」

冬馬「(俺の娘? 本物の娘? だとしたら俺は結婚しているということか つまり…)」

冬馬「…//」

冬子「…ない、ない! なあああああああい!」

冬子「財布がない、どうしよう… まずい… このままじゃ親に怒られる…」

冬子「この宇宙一可愛い冬子ちゃんがこんな失態をするなんて…」

冬子「多分あの時落としたのかな? だとしたら拾われる前に早く戻らないと」

冬子「…ばったり出くわさなきゃ良いけど」

http://i.imgur.com/PAAjupk.png

下北沢駅

冬子「ない…やっぱり誰か拾ったのかな?」

冬馬「お前の探しているものはこれか?」

冬子「あ、これです! ありがとうございます…って」

冬馬「よう」

冬子「うわああああああああ!」

北斗「落とした場所を探すのはまず基本的なことだからね」

翔太「またあったね、お姉さん♪」

冬馬「…アンタ、一体誰だ? この苗字にアホ毛に2021年って何だ?」

冬馬「なんかの冗談か? 新手のドッキリか? それとも本当に未来から来たのか?」

冬子「えー、あー、えーとそのー…」

北斗「まあまあ、質問攻めはよくないよ このエンジェルちゃんだって困ってるじゃないか」

翔太「とりあえず近くの店で話さない? 立ち話は好きじゃないし♪」

冬馬「…そうするか」

カフェ

店員「いらっしゃいませー ご注文は何に致しますか?」

翔太「アイスティーで♪」

北斗「モカで☆」

冬馬・冬子「クリームソーダで」

冬馬・冬子「ん?」

翔太「あら息ぴったり」

北斗「まるで双子だな」

冬馬「…で、お前は一体誰だ」

冬子「んー」ゴクゴク

冬馬「飲んでないで答えろ」

冬子「ぷはぁ、あたしはあなたの娘だよ☆」

冬馬「…いきなり目の前に見ず知らずの誰かが現れて私は未来から来ましたと言ったら信じるか?」

北斗「こんなに可愛い子が嘘を言うわけないじゃないか」

冬馬「お前少し黙れ」

冬子「んー、じゃあこれなら信じる?」

冬子「はい」ピョコピョコ

冬馬「そ、そのアホ毛の動き方は!?」

冬馬「………」ピョコピョコ

冬馬「今まで俺にしかできなかった独特の動き方、それができるということはまさか本当に…!?」

翔太「いや馬鹿でしょそんなことで信じるなんて」

北斗「なんかこの現代に存在しないものとかないの? 例えば時計型テレビとか」

冬子「もしかしてこれ?」ブオン

アナウンサー『2038年東京ワールドカップ、決勝戦前半の結果は現在日本vsブラジルで1-1の同点です』

北斗「これが未来のテレビ? 想像以上だ、ホログラムなんて凄いじゃないか!」

冬子「しかも選手を実寸大の大きさまで拡大可能の優れもの」

冬子「ちなみにこれ録画しておいた番組 これで信じてくれた?」

翔太「うーん… まあ、いっか」

冬馬「それじゃあ聞くが、改めて名前は?」

冬子「天ヶ瀬冬子 宇宙一可愛い女の子」

翔太「年は?」

冬子「17歳」

冬馬「誕生日は?」

冬子「3月14日」

北斗「スリーサイズは?」

冬馬「北斗てめえ!」

冬子「86-58-79☆」

冬馬「言うのかよ!」

翔太「それで、どうして冬子ちゃんはこの時代に来たの?」

冬子「昔のパパってどんな感じだったのか気になっただけ☆」

冬子「だけどあたしが考えていたより普通かな 普通すぎて無個性って感じ」

冬馬「む、無個性って…」

冬子「でもこの時代のパパの雰囲気が今でも続いていたらきっと恥をかかなくてすんだかも」

翔太「恥をかかなくてすむ?」

北斗「未来のお前ってどうなっているんだ?」

冬馬「…どうなっているんだ?」

冬子「下手に未来を変えたくないから言わなーい☆」

冬子「あっちのパパはちょっとアレだけどとても個性的だからね、カレーもおいしいし☆」

冬馬「~~~~~~~~~!」

翔太「ねえ、ほんのちょっとでいいから僕たちの未来を教えてくれない?」

北斗「それは気になるな、運命の人がどんな人なのか知りたいな」

冬子「北斗おじさんは結婚と離婚を何度も繰り返して心がボロボロになって今は独身だよ」

北斗「」

冬馬「ぶっはははははははははは!!!!!」

冬馬「プレイボーイのお前にはふさわしい未来だな!」

北斗「」

翔太「僕は大丈夫だよね?」

冬子「うん、翔太さんはずっと小さい頃からよく一緒に遊んだり家に泊めてくれたりしてたよ」

冬子「最近会ってないから詳しくは知らないけど年下の人と結婚して月のコロニーに住んでるよ」

翔太「ああ、そうなんだ…って月!?」

冬子「四条コーポレーションという会社がNASAと共同で月を開拓してコロニーを建設したの」

冬子「今、月には数十万人の人が住んでるよ☆」

翔太「そ、そうなんだ…」

冬子「懐かしいなー、小学生の時二人でパパに悪戯してたっけ」

冬馬「未来でもまだいじられ続けられているのかよ俺……」

冬子「聞きたいことは終わった?」

冬馬「まだだ! まだ俺の結婚相手がわからない!」

冬馬「教えてくれ! 俺の生涯のパートナーはどんな人だ!?」

冬子「そ・れ・は…」

冬馬「………」ドキドキ

冬子「教えなーい! 教えたら歴史が変わってあたしが生まれなくなったらやだもーん!」

冬馬「」

北斗「冬馬には全く似てないな、母親似かな?」

冬子「親戚や知り合い似かもよ☆」

冬子「クリームソーダご馳走様☆」

北斗「これからどうするの?」

冬子「せっかく過去に来たから色々探検しようと思ってるの」

翔太「じゃあ僕たちが案内するよ ついでにその場所が未来ではどうなってるのか知りたいな♪」

冬子「いいよ☆」

冬馬「(一体誰だ? 俺の運命の人…)」

翔太「ここは僕たちがよく踊っていたドームだけど」

冬子「ああ、ここは月のシャトル発射駅だね」

翔太「それじゃあここの公園は今どうなってる?」

冬子「周辺の建物丸ごと買い取って潰してアミューズメントパークツインシーAMIMAMIになってるよ」

翔太「ここは僕たちが前に属していた961プロダクションだけど」

冬子「いろいろあって765プロの子会社になったよ」

冬馬「なにがあったんだよ」

冬子「知らない」

美希「あれ? あそこにいるのはジュピターの冬馬じゃない?」

貴音「本当ですね、しかし気のせいでしょうか なぜか二人に増えている気が」

美希「あいつに双子がいるなんて聞いたことがないの」

貴音「ここは直接訪ねてみましょう」


美希「ねえ、そこのアホ毛コンビ」

冬馬「誰がアホ毛コンビだ、お前もアホ毛だろ」

貴音「天ヶ瀬冬馬、このあなたに瓜二つな女性はどなたですか?」

冬馬「え? ああ、彼女は…」

冬馬「(未来から来たなんていえるわけないしな…)」

冬子「未来から来た天ヶ瀬冬子です☆」

冬馬「オイ!」

貴音「これはこれは遥々遠いところからわざわざ」

美希「初めまして、星井美希なの 美希って呼んで欲しいな☆」

冬馬「え? 何普通に接しているの? おかしくない? 未来から来たんだよ?」

北斗「何言ってるんだ? 今時未来人なんて当たり前だろ」

翔太「冬馬君時代遅れだね♪」

冬馬「お前ら寝返るんじゃねえ!」

冬子「…それでアイドル業界は3代目社長である秋月律子さんが経営している765プロがトップに君臨していて世界中に支部を構えているの」

冬子「今はざっと2万人ほどのアイドル候補生を育成しているんだって☆」

美希「765プロそんなに有名になったんだ」

貴音「流石律子ですね、随分と出世したものです」

美希「ところで、ちょっと聞きたいけど」

冬子「結婚相手のこと以外なら答えてもいいよ 言ったら戦争が始まりそうだから」

美希「(バレたの)」

貴音「あなたは彼の見た目だけ似てて性格はあまり似てませんね」

冬子「似てないほうがいいよ、アレに似てるなんて一生の恥だよ」

翔太「酷い言われようだね」

冬馬「何が起こったんだよ未来の俺…」

北斗「知らぬが仏というじゃないか」

貴音「本日は貴重な話を聞くことができました」

美希「また会おうねー!」

冬子「うん!」

冬馬「はあ…、そろそろ疲れてきたな…」

グー

冬子「あっ…//」

冬馬「…何か食うか?」

冬子「じゃああたしパパのカレーが食べたーい!」

翔太「僕もパパのカレーが食べたーい!」

北斗「俺もパパのカレーが食べたーい!」

冬馬「はぁ………」

冬馬宅

冬子「やっぱパパのカレーはおいしいね、今と味が全く変わってない☆」

冬子「なんか家に帰ってきたみたい」

冬馬「聞きそびれたが未来の俺って何をしているんだ? 今でもアイドルをしているのか?」

冬子「あー、あたしが12歳の時にパパがソロで『恋をはじめよう』を歌っている時に最後の部分でぎっくり腰になっちゃって」

冬子「それでアイドルを引退して315プロの仲間の人と一緒にカレー屋さんを創めたんだ」

冬子「ちなみにその時から性格や雰囲気も変わっちゃって…」

冬馬「マジかよ…」

北斗「最後の部分? ああ、バク転か」

翔太「会場にいる観客の前で〆の部分にぎっくり腰になったアイドル…」

翔太「wwwwwwwwwwwwww!!」

北斗「いやwww笑っちゃダメだろwww失礼だろwwwww」

冬馬「バク転控えようかな…」

冬子「ていうかみんな未来の自分たちのことばっか聞いてるじゃん」

冬子「たまにはあたしのことも聞いてよ」

冬馬「…じゃあ冬子は未来ではどんなことをやってるんだ?」

冬子「可憐な乙女のヒ・ミ・ツ☆」

冬馬「(#^ω^)」

北斗「冬子ちゃんってモテるの?」

冬子「そりゃもう世界中の男子は全部あたしのものといってもいいほどね☆」

北斗「いつ未来に帰るの?」

冬子「明日の12時に連絡してあるよ」

翔太「夜はどうするの?」

冬子「どうしようかなー ホテルに泊まろうと思ったけどお金もったいないしー」チラッ

冬馬「…なんだよ」

ガチャ

北斗「そろそろ暗くなってきたから帰ろっかな☆」

翔太「ご馳走様、また明日ね♪」

冬馬「あ、おい ちょっと待て!」

北斗「チャオ☆」

バタン

冬馬「………」

冬子「………☆」

冬馬「……………………」

冬子「♪♪♪」

冬馬「なんか言えよ」

冬子「シャワー借りるね☆」

冬馬「!!!」

ズイブンフルイシャワーネ

コレデオユヲダスノカナ?

冬馬「………」

ザアアアアアアア

冬馬「………」

冬馬「//」

冬馬「(ハッ、何考えてるんだ俺! しっかりしろ!)」

冬馬「(一応娘だからってこんな妄想するなんて、ちくしょう!)」

冬馬「(何か気を紛らわすことはないか、えーと…)」

キャアアアアアアアアア!

冬馬「!!!」

タスケテエエエエエエエエ!

冬馬「どうした! 待ってろ、今行く!」

風呂場

冬馬「大丈夫か!?」ガラガラ

冬子『………☆』

冬馬「…え?」

冬子『アハハハハハハ! まさかこんな手に引っかかるなんてwww』

冬子『簡単にドア開けちゃうなんてパパって本当に変態なんだね☆』

冬馬「え? え? なんだ? 立体映像? それにこれ、腕時計?」

冬子『あ、実はこの腕時計には専用のカメラとマイク機能が付いてて』

冬子『別の場所から別の超小型カメラとマイクで腕時計に映像や音声とかのデータを送ることができるの』

冬子『そして送られたデータを処理して等身大のホログラムの映像になって時計から映るってわけ』

冬子「ちなみに本物はここでーす」ヒョコ

冬馬「………」

冬子s『ねぇねぇ、今どんな気持ち? 宇宙一可愛い娘の恥ずかしい姿を見られなかった気分ってどんな気持ち? ねぇ、どんな気持ち?』

冬馬「 (´;ω;`)」

ベット

冬子「ん~、そこは膝のうらだよ~」ムニャムニャ



ソファー

冬馬「ううっ…うっ…ちくしょう…うう……」シクシク

冬子「おはよ~う、パパ☆」

冬馬「………」スースー

冬子「あれ、まだ寝てるんだ、しかもこんなに濡らしちゃって」

冬馬「………」スースー

冬子「………」

チュッ

冬馬「………」スースー

冬子「ふふっ…」

冬子「…二度寝でもしようかな」

冬馬「うーん、ああ昨日はひどい目に遭った…」ゴソゴソ

冬馬「…ん?」

冬子「………」スースー

冬馬「………」

ナデナデ

冬子「………」スースー

冬馬「…また寝るか」

ガチャ

翔太「二人ともおはよう♪」

北斗「持っててよかったメンバーの合鍵☆」

冬馬・冬子「………」スースー

北斗・翔太「」

北斗・翔太「…」パシャ

北斗・翔太「…お邪魔しました」

バタン

冬子「…う…ん?」

冬馬「おう、起きたか 飯できたぞ」

冬子「………」

冬馬「どうした?」

冬子「いや、ちょっと懐かしくなっちゃって」

冬子「いつの時代でもパパはパパなんだなって」

冬馬「未来の俺はこんな風に飯を作ってくれるのか?」

冬子「うん、ご飯だけじゃなくて掃除や洗濯もしてくれるんだ」

冬子「完全に専業主夫って感じだよ」

冬馬「家庭的なんだな、俺って」

冬馬「お前にとって俺はなんだ? 家族とかそういうんじゃなくて…」モグモグ

冬子「宇宙で一番好きな人…かな☆」

冬馬「な!?」

冬子「あれ? パパはいつもこれ聞いたら喜んでなでなでしてくれるのに」

冬子「恥ずかしがるなんて、結構初心なんだね☆」

冬馬「は、早く食べろよ… 冷めるぞ」

冬子「はーい☆」



冬馬「よおお前ら」

北斗「今朝はお楽しみでしたね」

冬馬「ふぇ!? な、なんのことだ?」

翔太「ほらこれ見て」つ携帯の写真

冬馬「!?!?!?」

冬子「まあ☆」

翔太「二人一緒にソファーで寄り添って寝ているなんて可愛いね♪」

北斗「しかし見分けが付かないほどよく似ている、やっぱ親子だね~」

冬馬「消せ! 今すぐ消せ!」

翔太「わ、わかったよ…」チェッ

『削除しました』

冬馬「全く、なんてことをしてくれるんだよ こんなことなら合鍵渡さなきゃよかったぜ」

翔太「(クックックッ、馬鹿め… こんなこともあろうかと既にパソコンに保存しておいたのさ…)」

冬子「それにしてもパパは昔と違って北斗おじさんと仲良かったんだね」

冬馬「え? 未来の俺って北斗と仲悪くなってるの?」

冬子「あ、ごめん いまの聞かなかったことにして☆」

冬馬「おい待て答えろパパの言うことだぞ、言えよ!」

北斗「まだそんな年じゃないだろ あとパパ言うな気持ち悪い」

冬馬「うるせえ!」

ピカーン

冬馬「うわっ、なんだ!?」

冬子「迎えが来たようだね☆」

冬子「あれがあたしのパパとママ、未来のあなたよ」

冬馬「あの二人が…未来から来た」

冬子の母「全く、まだ子供なのに言うこと聞かずに一人で行くなんてとんだお転婆ね」

未来の冬馬「自分の信念を曲げないことがわが娘の個性ではないのか?」

冬子の母「…そうね、そこはあなたに似てるわね」

冬馬「未来の俺…なんで眼帯なんてつけているんだ?」

冬馬「しかもなんだあの服装は… 今俺が着ているのよりワイルドじゃねえか」

翔太「あれがお嫁さんかな? 冬馬君には似合わないほど美人だね」

北斗「」

未来の冬馬「木星の名を名乗る者たちよ、わが娘、アリスが世話になった」

未来の冬馬「そなた等の活躍は未来からこの千里眼(タイムテレビ)を通して見ていたぞ」

未来の冬馬「このオーディンの生まれ変わりである我が直々に例を言おう 光栄に思うがいい」

冬馬「………え?」

翔太「…なるほど、こんな父親なら確かに嫌だね… とても…個性的だね…」

北斗「」

未来の冬馬「わが妻よ、娘よ そろそろフューチャーへ戻るぞ これ以上アスランや咲を待たせるのはギルティだ」

冬子の母「はいはい、それじゃまたいつか会いましょうね 小さな旦那様☆」

冬子「チャオ☆」

ピカーン

冬馬「…行っちまったな」

翔太「どんな気分だった? 未来の自分とパートナーに会った感想は♪」

冬馬「天国と地獄を同時に味わった気分だ…」

冬馬「なんで俺あんなに厨二になってんだよちくしょう…」

翔太「だ、大丈夫だよ! まだ未来は決まってないから必ずしもあんな姿になるわけじゃないよ」

翔太「今から頑張れば未来はきっと変えられるよ(多分)」

冬馬「…そうか、そうだよな 未来はまだ決まったわけじゃないんだ」

冬馬「あんなのになるまでまだ20年以上あるんだ、今落ち込んでも仕方ない」

冬馬「今から頑張って俺はあんな姿にならないようにするぜ!」

翔太「それでこそジュピターのリーダーだ!」

北斗「」

翔太「さっきから黙っているけどどうしたの?」

北斗「さっきの女性、俺の妹」

冬馬・翔太「え”!?」

十数年後

冬馬は結婚して冬子を授かり3人で暮らしてる バク転は控えたがある日冬子を持ち上げた瞬間ぎっくり腰になったためカレー屋になった

翔太は高槻かすみと結婚し月で家族5人一緒に暮らしている 今は月一番のミュージシャンとゲーマーの両方になって活躍している

北斗は最愛のエンジェルである実の妹を知り合いに奪われた悲しみにより無想転生をマスターした

美希はPと結婚したがそのおかげで14人だけの戦争が始まった

お終い

くぅ疲
冬馬って一人暮らししてるし料理できるからいい夫になりそうだと思うの

ぎっくり腰でアイドルできなくなった→仕方なく得意のカレー作りで店を開いた→一緒に活動していた315プロのメンバーを集めた→アスランの厨二病が移った
こんな感じ

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