御手洗翔太「冬馬くんにドッキリ? ならいいアイデアがあるよ!」 (72)

(in 楽屋)

翔太「題して、『童貞アイドルのカバンの膣内(なか)に使用済みコンドームが挿入(はい)っていたら、冬馬はどんな反応をするのかドッキリ』~!!」シコシコシコシコ(斬新な拍手音)

伊集院北斗「それは面白そうなアイデアだな翔太! じゃあさっそく水溶き片栗粉を用意してこよう!」

翔太「? 何言ってるのさ北斗くん、そんなもの要らないよ」

北斗「じゃあ、どうするつもりだい?」

翔太「決まってんじゃん、精液だよ!
 ドピュたてホコッホコの精液を、冬馬くん(の鞄に入れるコンドーム)に注ぎ込むのさ!!」

北斗「…おい、今カメラ回ってるって」

翔太「よーし、さっそく作業開始だ!
 いっぱい作るぞー!」ジー ポロン

<アワワ!/// ナマチンコですよ、ナマチンコ!! ///
<イガイトオオキイワネ…クッ

北斗「まて翔太、止めろ!
 これマジで洒落にならなくなるから今すぐそのシャウエッセンをしまえ!」ガシッ

翔太「止めないで北斗くん!
 今こそ[田島「チ○コ破裂するっ!」]を始めようよ!
 あのクソ堅物童貞野郎に白濁液の裁きを!」ジタバタ (右手はチンコでしっかりキープ)

北斗「裁きにあうのはお前だ!
 自分を見失うんじゃない!…って力強いなお前!
 手がチンコから剥がれないんだが!?
 ちょ、ちょっとディレクターさん、貴方も見てないで手伝ってくださいよ!」グググッ

北斗「まて翔太、止めろ!
 これマジで洒落にならなくなるから今すぐそのシャウエッセンをしまえ!」ガシッ

翔太「止めないで北斗くん!
 今こそ[田島「チ○コ破裂するっ!」]を始めようよ!
 あのクソ堅物童貞野郎に白濁液の裁きを!」ジタバタ (右手はチンコでしっかりキープ)

北斗「裁きにあうのはお前だ!
 自分を見失うんじゃない!…って力強いなお前!
 手がチンコから剥がれないんだが!?
 ちょ、ちょっとディレクターさん、貴方も見てないで手伝ってくださいよ!」グググッ

ディレクター<…ウーン…
ディレクター<…
ディレクター<ベツニイイッテオモウナ! アハッ!

北斗「」

翔太「ディレクターさんが良いってんなら大丈夫でしょ。それじゃ…」ケイタイトリダシ

翔太「5、5、5、っと」ポパピプペ

チンコ<STANDING BY……

翔太「変身!!」

チンコ ムクムクムクッ!

チンコ<COMPLETE!

<アラアラ~オイシソウナ フランクフルトネ~
<ウワー オトウサンノト オナジニナリマシター アレデ ナカヲツカレルト チョット イタイノデ イヤデス-
<…タカツキサン?
<チョットヤヨイ? ナニヲイッテルノ?

翔太「よしっ」

北斗「よしじゃないが」

翔太「?」

北斗「何の曇りも無い瞳だな……。
 もういい、もう俺はナニも言わない俺は海の底で物言わぬ貝になるよ」ハイライトオフ

翔太「…! ポルノだけにね?」ドヤァ

北斗「海に帰れ」

<チ チガウンデス オトウサンハ ダダノ マッサージダッテ オトウサンハ ワルクナイデス!
<…許さない。
<…なあ、伊織、千早。
<皆まで言わずとも分かっているわ。ねえ、そうでしょ千早。
<ええ。行きましょう、我那覇さん、水瀬さん。
<エッ ミナサン ドコヘイクンデスカー?
<ああ、自分たち、ちょっと野暮用を思い出してさ。
<すぐ戻ってくるから、やよいは気にしなくていいのよ?
<ええそう。…ちょっとAlice or Guilty(物理)してくるだけだから。

「♪いーまからいっしょにー」
「♪これからーいっしょにー」
「「「♪殺し(なぐり)にいこうかー Ah~Ah~」」」

北斗「……」

翔太「あ、いけない、肝心のコンドーム忘れてたよ。
 …あ、あれ? 上手く着けれられないや、どうしよう」モタモタ

北斗「…貸してみろ」

翔太「? 
 北斗くん、なんでコンドームなんか咥えて…え、待って待ってそこはちょっと待っtんほぉっ!」ビクゥッ

北斗「」フェラァ…

翔太「アッアッ アアッ」ビビュッ

翔太「……」ズーン

北斗「…速すぎるだろお前」

翔太「ほ、北斗くんが変なことするから!
 大体、口でコンドーム着けるとか、どこで覚えたのそんな芸当!?」

北斗「…人間な、長く生きてりゃ色々あるのさ……イロイロとな」トオイメ

北斗「それはそうと、気は済んだか?
 さ、とっととその“白い恋人”を冬馬の鞄に突っ込んで、この馬鹿げた収録を終わらせようじゃないか」

翔太「いいや、まだまだ終わらせないよ。
 冬馬くんの鞄を“白い恋人”で“埋め尽くす”まではね」ギンギン

北斗「うわぁ…若いなぁ」テイカンノメ

翔太「んもぅ、北斗くんも見てるだけじゃなく手伝ってよ」シッコシコ♪

翔太「それとも、僕じゃ興奮しない?」ウワメヅカイ

北斗「……」

北斗「……」

北斗「……」


北斗「そんなことはないさ」ギンギンギン

…072分後

翔太「……ふぅ、出した出した。
 もう一生分射精した気がするよ」カサカサ

北斗「同感だ。
 …まったく、これじゃしばらくエンジェルちゃんと遊ぶのはお預けだな」カサカサ

翔太「でもさ、こういうのって、なんかいいよね。
 皆で夢中になって何かに打ち込むとかさ。
 まるで青春みたいじゃん?」

北斗「…ハハッ、勘弁してくれよ。
 青春とか、俺はそういう柄じゃない
 ……でも」

北斗「……お前となら、“そういうの”も、悪くないかもな」

翔太「…へへっ」

北斗「ははっ」

翔太・北斗「はははっ」

翔太「で、僕たち何でこんな事してたんだっけ?」

北斗「さあ?」

翔太「ディレクターさんは覚えてる?」

ディレクター<エート…
ディレクター<ウーントォ…
ディレクター<……
ディレクター<ワスレルクライナラ ドウデモイイコトダッテオモウナ アハッ

北斗「それもそうですね」

翔太「じゃ帰ろっか」

<ハイ テッシュー
<オツカレサマデシター
<カエロ カエロー
<アー ツカレタ-
<ウッウー! チハヤサンモ イオリチャンモ ヒビキサンモ ミンナ チマミレデスー! ウッウー!

ゾロゾロゾロ…

翔太「! 待って北斗くん、大事なこと忘れてたよ!」

北斗「何か思い出したのか、翔太!?」

翔太「楽屋を消臭するの忘れてる!
 濃厚な精液の匂いでプンプンじゃないか!!」

北斗「それだ!」

北斗「いやあ俺としたことが、すっかり失念していたよ。
 ファブリーズはあるかい?」

<ノノワサンナラ アリマスヨ! つのワの

北斗「それがあれば十分だ!
 こうして2、3回噴射するだけで…」

のワの<シュシュシュッ

北斗「あっという間に中村繪里子の香りで満たされた楽屋の出来上がりだ!」

<ワッホイ!

翔太「じゃあ今度こそ帰ろう?
 僕もうおなかペコペコだよー」

北斗「カレーでも食っていくかい?
 最近美味しい店を見つけたんだ。
 冬馬のカレーなんか目じゃないぞ」

翔太「ホントに?
 楽しみだなー」

ゾロゾロゾロ…

30分後……

ガチャ

天ヶ瀬冬馬「ふぃー、疲れた、と…ってうわ、なんだこのむせ返るような中村繪里子臭は!
 どうなってんだこの楽屋!?」

※中村繪里子臭は、貴方の想像を軽々と凌駕する芳醇なかをりです。

冬馬「北斗も翔太も帰ったっぽいし、まーた何かやりやがったなアイツら。
 …てかリーダーほっぽりだして帰るとか、仲間がいの無い奴らだぜ」

冬馬「…まあ?
 俺だけの収録に何故かアイツらが着いてきただけだし?
 いっしょに帰る約束なんてしてねぇし?
 765プロみたいな友情ごっこ目指してるわけでもねえし?
 どーでもいいんだけどな?」サミシク ナンカ ナイ

冬馬「……」ホントハ チョット サミシイ

ガチャ

天海春香「冬馬くん帰る準備できたー?」ヒョコ

冬馬「うわああぁぁ! あ、天海!
 せめてノックくらいしろよ!
 着替え中だったらどうすんだ!?」

春香「ふえ?
 男の裸なんて見慣れているし正直どうでも…あっううん何でもない、ごめんね」テヘペロ

春香「そんなことより、早く帰ろうよ。
 もうすぐ終電、なくなっちゃうよー?」

冬馬「俺にかまわず帰ればいいじゃねぇか。
 電車通勤なんだろ、急いだほうがいいぜ?」

春香「えー、女の子独りに夜道を歩かせるの?
 それに、一緒に帰りたいんだって、分らない?
 仮にも彼氏だったら、ソコんとこちゃんと理解してよ!!」ブーブー

冬馬「オイ、声がでけえって!
 分った、急いで支度するから、ちょっと待ってろ」ドードー

春香「……ああ、そっか。
 別に急ぐ必要なんて無いよね、うん。
 さっきはゴメンね、冬馬くん。
 ゆっくりでもいいよ」

冬馬「……ああ? どうしたんだよ急に?
 電車が無くなったら帰りどうすん……ああ、どっかのホテルでも探して泊まるってのか?
 あとは如月千早んちにでも厄介になるとかか? 仲良いんだろ? お前ら」

春香「ホテル、か……。その選択肢もあったね。
 でも二人ともアイドルだし、監視カメラに録画されて流出するリスクがあるから除外かなぁ。
 千早ちゃんちは、もっと無いなぁ。
 お互い気を遣う羽目になるし、第一‟そんな事”に使われたと分かったら、絶交じゃすまないだろうし」ブツブツ

冬馬「天海? お前、さっきから何言って」

春香「だ・か・ら~」スッ
(冬馬の耳元に手をやる)

春香「……今日は、冬馬くんのお部屋に、行きたいなぁって///」ボソボソッ

冬馬「……っ!!!///」ゾワゾワッ

冬馬「…っ、あ、天海!!」ガシッ

春香「キャッ!?」

珍子<お、出番か? (STANDING BY……)ムクムk…

冬馬「~~~っ!!」ワナワナ…

冬馬「しっかりしろ天ヶ瀬冬馬ぁ!!」バキィ!

春香「ひっ!」ビクゥ!

春香(冬馬くんが、自分自身をぶん殴った……!?)

冬馬「……」ヒリヒリ

珍子<さすがの俺もこれにはドン引きや シナシナ…

冬馬「……」スー

冬馬「……」ハー

冬馬「…いいか、天海。
 俺たちは、アイドルで、未成年だ」

春香「……うん」

冬馬「ファンや事務所の仲間、そしてここまで育ててくれた親という支えがあったからこそ、今があるんだ。
 そんな人たちを、裏切ってはいけねぇ。
 …まあ影でコソコソ付き合っている時点で、言えることじゃねえかもしれねぇな。
 だが、せめて”夢”だけは壊さねえようにしねぇと。
 俺達には、夢を守る、義務がある」

春香「……それは、綺麗事だよ。私は、冬馬くんが思っているほど、お綺麗じゃないよ?
 冬馬くんが望むなら、私はもう、アイドルじゃなくなっても」

冬馬「俺はまだ、アイドルでいたい。
 天海のアイドル姿をまだ、見ていてぇ」

春香「私の、アイドル姿を……?」

冬馬「お互いちゃんとした大人になったら、結婚しよう、天海。
 それぞれ男のトップアイドル、女のトップアイドルになって、誰にも文句を言わせねぇようにするんだ。
 それがきっと、お前のためになると、俺は信じている」

春香「私の、ため……」

冬馬「……それまで待てない、か?」

春香「……ううん。
 冬馬くんがそう望むなら、私は、いくらでも待てるよ」ギュッ

冬馬「お、おいくっ付くなよ! 着替えられねぇじゃねえかよ!」

春香「やーだ♪ 一生くっついて離れないんだから。 ふふふ///」

(駅前)

片桐早苗「ったく、人がせっかく気持ちよく吞んでいたっつーのに急に呼び出しとか……。
 警察官に労働基準法適用されないのっておかしくない? こちとら市民のために命張ってんのよ?
 これ合法的になんとか出来ないかしら……ん?」

早苗「あー、もしもし? そこのイチャイチャカップル?」

冬馬「!」

春香「イチャイチャカップルって、私たちのことですか?」

早苗「他に誰が居んのよ…。
 こんな時間まで何してんの? ナニしようとしてる~とか言いやがったらしょっ引くわよ?」

春香「私たちカップルだって冬馬くん! しかもイチャイチャ!! やだーもう、どうしよー///」テレテレ

冬馬「お、おい天海! 外で俺の名前呼ぶのやめろってあれほど…!」

早苗「……クソうぜぇマジでしょっ引こうかしら。
 ……? アマミ? トウマ?」

早苗「貴方たちひょっとして、天海春香ちゃんと天ヶ瀬冬馬くん!?
 私、2人の大ファンよ!? やだーもう早く言ってよ、危うく手錠かけるところだったじゃない!」

冬馬「あ、あのー。俺たちのことは、できれば……」アセアセ

早苗「あっハイハイそういう事ね、分かったわかったオーケーよ。
 2人が付き合っているってのは、私の胸の内に潜めておくわ。誰にも言わないって、約束してあげる。
 公私は別だもの。警察官ってのは、民事不介入が原則だしね?
 …それに、私事に介入されることのウザさと苦労は、お姉さんも身をもって知っているからね…」ハァ

冬馬「…助かります」

春香「ありがとうございます! ……婦警さんは、こんな時間までお仕事ですか?」

早苗「そうなのよ……。
 近場で凄惨な殺人事件があってね。
 緊急で検問をしなきゃいけなくなっちゃったから、非番の私も駆り出されちゃったってわけ。
 ホント、いい迷惑よね」

春香「…それは、大変でしたね」

冬馬「俺たちでよければ、協力しますよ!」

早苗「貴方たち本当にいい子ね……お姉さん涙出そう。
 まあ民間人を巻きこむわけにはいかないし、気持ちだけ受け取っておくわ。
 ……ああそうそう。話のついでで悪いけど、一応、学生証と鞄の中身、見せてもらえない?
 疑うようで申しわけないんだけど、これがお姉さんの、仕事なのよ」

春香「もちろんお見せしますよ! ね、冬馬くん!」

冬馬「おうとも! ……ええと、学生証は鞄の中にあったな、今開けますね」ジー

カバン「」ボロボロボロッ(こぼれ落ちる大量の使用済みコンドーム)

早苗「……」

春香「……」

冬馬「……」

冬馬「……は?」

冬馬(な、なんなんだコレ? これってアレだろ、コンドームってやつだろ? しかも使ったやつだよなどう見ても!!
   なんで俺のカバンの中に入ってんだ? 誰が入れた? 翔太か北斗か!? んじゃ中に入ってるのはヤツらのアレか?
   やりやがったのかアイツら!?)グルグルグルグル

春香「……」(言葉が出てこない)

早苗「……いや、ちょっとこれ尋常じゃないわよ……さすがの私もヒくわ……。
 あまり他人様の性生活に口出ししたくは無いけど、ヤリすぎよアンタたち……。
 若いとはいえ、節度はちゃんと――」

春香「……私じゃない」

早苗「え?」

春香「私と冬馬くん、まだ一度も“そういう事”、してないんです! なのにどうして冬馬くん!? 私、貴方のこと信じてたのに!!」

早苗「――っ!!」キッ! (女の敵を見る目)

冬馬「ち、違う冤罪だ! これはきっと翔太と北斗の悪戯で――」

パアン!

冬馬「くっ!」ヒリヒリ

早苗「仲間に罪を擦り付けて逃れようってわけ? 随分とご立派な心掛けじゃない」

冬馬「でも、本当なんです! そ、そうだ調べてくださいよ!
 中に入っているのが精液なら、きっとDNA鑑定かなんかで――」

パアン!

早苗「そうね。じゃあ早速、調べましょうか。
 とりあえず、近くに交番があるからそこで話を聞きましょう? 嫌だっつっても連れていくけど。
 ……でもね、貴方大事なこと、忘れてんじゃないの?」

冬馬「……なんのことですか?」

パアン!! 

早苗「アンタは春香ちゃんを泣かせたのよ!!」

冬馬「……っ!!」

春香「婦警さん……っ」

早苗「身の潔白を証明したくて焦る気持ちは分かるけどね……。
 アンタのことを慕ってくれている彼女さんに、フォローぐらい入れてあげなさいよ!」

早苗「……いい? 彼女がアンタの傍にいることは、当たり前でも何でもないの。
 その”当たり前でない事”を少しでも気遣ってあげるだけでいいのに、ソレすら無い!
 ほんと嫌になるわね、男って自分勝手で!」

冬馬「……天海、すまなかった。
 俺は確かに、自分の事ばかり考えていた。申し開きの言葉もねぇ……」

春香「冬馬くん……」

冬馬「だが、これだけは信じてくれ。
 俺は、まだ誰とも”そういう関係”になったことなんかねえ。
 これはきっと翔太あたりが考えた、たちの悪い、悪戯だ」

春香「……」

冬馬「俺が初めて好きになった女は、
 俺が初めて……そういう気持ちになった女は、
 天海春香、お前だけなんだよ」

春香「……信じられないよ。
 でも、信じたい。
 ねえ、私は、どうすればいいの?」ツー

冬馬「……っ(天海を泣かせちまって、俺ってやつは……!)」

冬馬「……」フー

冬馬「……分かった。よく見ていてくれ…………春香」

春香「!?」

冬馬「みなさーん! アイドルの天ヶ瀬冬馬は、まだ童貞です!!」

ざわっ!

<ええ…。突然なんてこと叫んでんのあの人。
<あー!!! あれってJupiterの鬼ヶ島さんですよね!!!! ママが大好きらしいです!!!!!!!
<愛ちゃん五月蠅すぎTPO考えて? あとたぶん鬼ヶ島じゃなく天ヶ瀬冬馬さん?

春香「ちょっと冬馬くん!?」

早苗「今何時だと思ってるのよ!」

冬馬「」バサッ!(ジャケットを脱いで春香を隠す)

春香「わぷっ!」

冬馬「でも、もうすぐ童貞じゃなくなります!
 なぜなら、俺は彼女と、結婚するからです!!」

春香(以降”彼女”)「!!??」

<わわ!! ひょっとしてプロポーズですか!?!?!?
<それこそTPO考えろ? ムード無さすぎ周りに迷惑最低なプロポーズ?
<絵理ちゃん…けっこう辛口だよね気持ちはよく分かるけど

冬馬「俺は彼女に、”トップアイドルになるまでは結婚を待ってくれ”、と言いました!
 それが、彼女のためになると思ったから!
 でも、心のどこかに、”今の立場を失いたくない”という保身の気持ちがあったのも、否定しきれませんでした!
 俺は、最低の男です!!」

彼女「冬馬くん……」

冬馬「でも、それ以上に失いたくないモノがあることに、今、気づいたんです!!
 アイドルよりも、自分のプライドよりも大事なこの女性(ひと)を、俺は失いたくない!
 一生、俺の傍に居てほしい!
 そう、思ったんです!」

彼女「……」

冬馬「彼女が俺を好きでいてくれたことが、当たり前じゃないと知りました。
 きっと今も、こんな事している俺に、幻滅しているのかもしれません。
 けれど今の俺には、こんな事でしか証明できなかったから!
 今あるすべてを投げうってでも、彼女に見せたかったんです、俺の想いを!!」

早苗「……っ」

冬馬「改めて言います、”彼女”さん。
 俺と、結婚してください!!」

彼女「……」

冬馬「……」

早苗「……」

<……
<……
<……
<……

彼女「……こんなの、恥ずかしいよ。
 幻滅? そりゃするでしょバカじゃないの? 他に方法なかったの?
 今の冬馬くん、格好悪すぎだよ」

冬馬「……っ。すまねぇ……」

彼女「でも。……嫌いになれないなぁ」

冬馬「え……」

彼女「嫌いになりそうだったのに、不思議だね。
 前よりもっと、冬馬くんのこと好きになっちゃってる。
 頭のなかが、貴方のことでいっぱいになっちゃった」

冬馬「はる……っ」(呼びそうになるのをグッと堪える)

彼女「責任、とってください。
 ……一生、貴方の傍にくっついて離れてあげないんだから///」

バサッ(シャツを冬馬ごと頭に被せる)

チュッ

わあっ!!

<2人どもよがっだでずー、わだじ、わだじ感動じで涙がどまらないでずぅうう!!!
<……何この展開? でも、嫌いじゃない? ……グスッ。
<良いプロポーズだった、掛け値なしに……。君も、そう思わないかい?
<いや思いますけど……。どうしてそんなねちっこく股間を弄ってくるのですか?

早苗「……あー。お二人さん?
 盛り上がっているところ悪いけどさー。
 冬馬くん、17歳よね?
 まだ結婚、できないんじゃないかなーって」

シャツ二人「……あ」

早苗「……ま、まあ、まだ”あの”話は解決していないわけだし?
 とりあえず交番まで行きましょう?
 ……あの、何ていうか……そう! ”白い恋人”は、こっそりお姉さんが仕舞ってあげたから(小声)」

早苗「さあみんな!? 公開プロポーズはこれにて終わりよめでたしめでたし!
 はい、散った散った!!」

<<<<<<<…はーい。
ゾロゾロゾロゾロ……

(交番への道中…)

テクテクテク……

冬馬(勢いに任せてとんでもないことやっちまったなあ…。
 あとで翔太と北斗に謝っておかねぇと…。
 いや、十中八九アイツらが原因だろうし、むしろ怒っておいたほうがいいのか?)

早苗(勢いでキレちゃったけど冬馬くん冤罪だったら私ヤバイわよね…。
 なんか冬馬くん潔白っぽいし…。
 高級菓子折りと土下座の用意したほうが良いのかしら…)タラリ
 
春香(勢いに流されて被害者ムーブしちゃったけど、これ元々ドッキリだったんだよね……。
 すっかり忘れてた……。
 私が仕掛け人側に回っていると知られたら、絶対に不味いよね……)ダラダラ

早苗「あ、あー!! 私、今まで何してたんだっけー(棒)」

春香「!!」

冬馬「え……?」

早苗「わたしは さっきまで おビール飲みながら キャッツ対チュパカブラのお試合を 見ていた はず!
 なのに どうして 制服着て こんな所に!?(棒)」

春香「奇遇ですね 婦警さん。 私も ここまでの 記憶が ございません(棒)」

早苗「やや! そういう貴方は ひょっとして 天海春香ちゃんじゃ ございませんこと?(棒)
 大ファンなんです サインください! 」

春香「もちろん良いですよ!
 その かわり … (棒)」

早苗「ええもちろん それ以上の 深入りは やめませう。
 公私 は 別。 警察官は 原則 、 民 事 不 介 入  ですから」キリッ

冬馬「お、おい二人とも? さっきから何を言って……ハッ!」

冬馬(婦警さんひょっとして……。俺のことを、見逃そうとしてくれているのか……?
 春香も、それに気づいて乗っている……?
 クソ、二人の気遣いに、俺はまた気づけないでいたのか! 
 当たり前じゃないと学んだばかりだろう、このバカ冬馬!)

冬馬「はは お気遣いありがとうございます 婦警さん。
 春香 よかったな(棒)」

早苗「貴方様様様(←うしろめたさの表れ) は 天ヶ瀬冬馬さまさまさまさま じゃ ございませぬか!
 サインくだされ サインくだされぇええええ」ドゲザー

春香「私にも くだされぇえええええええ!!」ゲザー

冬馬「お、おい! どうなってんだコレ!
 そこまでしなくても俺ので良ければ差し上げますよ婦警さん!
 あと春香、靴を舐めようとすんのマジでやめろ!!」

冬馬「さっきから なんなんだよこの展開! 楽屋戻ってからおかしいぞ!
 ひょっとしてドッキリか!? ドッキリなんだな!?
 ……カメラ、カメラはどこだー!!!」

ーーおわりーー
制作・提供:んHK

発言の後の状況説明や効果音一辺倒は素人や馬鹿のやることなんだよ
後者も種類や状況次第じゃ有効になることもあるげど
基本的に「書く側が読む側の目線意識したら使おうと思わない」からお前以外は使わない訳よ

文句言う前にお前らがこういうss書いてみろよとか思いながら作ったんだろうけど
こんな程度の低いものは恥ずかしくて書けないし書こうと思わないってのが実際よ

深夜から早朝にかけて誰も読まないゴミとか作るな
きちんと寝て心身健康になれ

>>38
あまりビッグモーターの悪グチ言わないの、めっ!
シャインが可哀想でしょ(状況説明がここにあるものとする)

そもそもノリが徹頭徹尾寒いし
何が書きたいのか全く伝わってこない
一言『つまらない』

>>41
乙ありがとう!
気が向いたらまた何か書くからよろしくな!

いやあ、SS速報に投下したのは始めてなんだけど、香ばしくていいね、興奮してきた
面白いからもっと頼む

こんなクソSSにメッセージ性も真面目な意図もありゃしないのに、まあ皆さんクソ真面目ね
最高
この高二病っぽいノリ、嫌いじゃないのでもっと叩いて構わんぞよ?

一言『物足りない』wwwwww

>>38
馬鹿で素人で?wナニが悪いの?
お手本書こうとして失敗してるみたいに言ってるけど、こんなんお手本にするとか日本オワタwww
こんなゴミSS読んでくれて、しかもクソ客が風俗嬢にするかのごとくお説教垂れてくれるとかマジ感謝www
お前も身体気を付けろw
くれぐれも俺みたいにはなるな

「そもそもノリが徹頭徹尾寒いし何が書きたいのか全く伝わってこない」
こっちに反論しないのはぶっ刺さっちゃってるからかな?
香ばしいうんこだなぁw

俺はSS読んでないけどw

一生懸命書いたものをけなされて腹立てるのは分からんでもないが
これだけ読みづらいと3レス目位までには皆読む気無くすよなあ
内容以前のレベルでゴミ扱いされる駄目なSSの典型だな

>>47
一言『くっっっさwww』

>>48
今のお前をお父さんお母さんが見たら、情けなくて涙出てくるだろうよ……
いいかい? 親は泣かせるもんじゃない
自戒をこめて言わせてもらうが、親に誇れるような言動をなさい
失ってからじゃ本当に遅いんだからな?

『こんなげーむにまじになっちゃってどうするの』みたいな言い訳してるの必死過ぎて笑える
一言『効いてて草』

>>51
それは馬鹿か素人のやること、だぜwww
あれ頭悪すぎだろwww

>>50
反論も出来てない上にブーメラン発言しか出来ない憐れな汚物
自分が今まで他人から言われてきた事を書いてるのかな?w

>>53
お前がそう思ってるだけだろうに、なんで主語大きくするん?
自分が世界の中心とか思ってる?
貴方はたしかに貴方の人生の主人公だが、他人から見れば路傍の石以下の端役ですらない存在だぞ?

>>54
急に世界の中心とか言い出して怖ぁ~w
そんな顔真っ赤で必死に長文書かんでもええんよ?
いくら図星だったとしても一言『そんな事言われてません』と言えば皆分かってくれるって(優しさ)w

>>55
>>55

手詰まりでオウム返しか…
悲しいね…w

>>57
いやお前は正しいよ?
お前のなかではなw
よかったね(優しい微笑み)

>>58
お?ブーメラン刺さっておりますよ?w(親切心)

>>59
顔真っ赤じゃん落ち着けって
なんか可哀想になってきた
弱いものいじめとかしたくないんだけどなぁ

この板痛いヤツら香ばしいヤツら沸いてきて愉しすぎるwww
もっと早く書き込んでおけば良かったよw
踏み出すwww勇気wwwそれがw一番大事~www

クソッ!なんて大人げないんだ俺は!
また論破無双してしまったではないか!
ああ、畜生……
敗北を……知りたい……

トリップ付けて依頼まで手早くやって
初めてアピールされてもねえ…アイタタタ

>>63
本人が気付いてないなら、言わぬが花だよねぇ…
あ、他意はないよ他意はwww

承太郎「康一くん……君は精神的にはその男に勝っていたぞ………」

>>65
サッ(飛んできた特大ブーメランをひらりと躱す)

オラwこれで終わりか雑魚どもwww
読み手様()が聞いて呆れるw
何様w皆様wハッピーになろぉう~www

もう気付いている人いると思うから白状するけど、botプレイでお前ら釣るの愉しすぎワロタwww
つまりね、お前らのレスw見てないの>>40以降www
お前らが必死こいて書き込んだお説教(爆笑)や罵詈雑言は、俺には届いてないのよw
俺は一切傷つかないし、省みることもないw
お前らの思考した時間とレスと、今お前がチェックしてる時間、すべてが無駄なわけwww
お前らの貴重な時間をドブに捨てさせることに成功している以上、悪いが、俺の勝ちはもう揺るがないってわけさ

まあまた何か書くと思うから、そのときはせいぜい『可愛がって』くりゃれw
よかったな、グッスリ眠れて健康的だwww
ほなまた、次の糞SSで!

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