モバP「アイドルとお茶しながら面談しよう」 (228)

立ったらかくます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403625668

立ったみたいなので。
モバマスSSになります
キャラ設定にない部分は完全に想像で補完しております。
アイドルがお茶してメシ食うだけのSSです。
思い浮かんだアイドルに今自分がたべたい料理(お菓子)を食べさせるだけの簡単形式。
皆さんのイメージと違ってもご容赦ください。
とりあえず書き溜めしてた分投下してきます。

ここからちょっとしたイントロ


ちひろ「はい?」

P「最近うちのプロダクションも人が増えたじゃないですか?」

ちひろ「まぁ、そうですね。最初は数人しかいなかったのに、
    いまや所属人数三桁を越える大手プロダクションですもんね」

P「そうです。特に初期から頑張ってくれている娘達なんかは、
  色んな媒体から出演オファーがきてるレベル。
  こっちがうまく調整しないと、本当に休みがないレベルです。」

ちひろ「凛ちゃんなんかは三代目のシンデレラガールズに決定してから、
    テレビや雑誌、ラジオで見ない日はないんじゃないかってくらいですもんね。」

P「ありがたいことです。その代わりにですね、プロデューサーである自分がアイドルと会話する時間がほとんどないんですよ。」

ちひろ「最近は現場から直帰も少なくないですもんね。」

P「というわけで、アイドルとの最近の仕事の状況を本人と面談して聞きたい、
 という建前で、アイドルと事務所でお茶でもしたいなと。」

ちひろ「ああ、いいですね。それで、スケジュールの調整を、ですか?」

P「ええ、それもあるんですが、ちょっとちひろさんにお願いがですね。」

ちひろ「お願い、ですか?お金とドリンク関係以外なら相談に乗りますけど・・・」

P「それは別途必要な時に申請しますので。
 今日ってトライアドの三人は仕事終わったら事務所ですよね?」

ちひろ「そうですね・・・時間的にあと一時間から二時間ってところですか。」

P「はい。あの三人も特に仕事を終えて戻ってくるのでそんなもんでしょう。
 ですので、ちょっとお手伝いしてほしいんですが・・・」

ちひろ「はぁ・・・」


二時間後


ガチャ

加蓮「ただいまー」

奈緒「お疲れ様でーす」

ちひろ「奈緒ちゃん、加蓮ちゃんに凛ちゃんもお疲れ様。」

凛「お疲れ様です。今日はこの後打ち合わせで終わりだっけ?」

ちひろ「はい。来週のトークイベントの段取りの説明だけですね。
    ところで三人とも、もう夕食の時間ですけど、外で何かつまんできました?」

奈緒「いや、まだだよ?」

加蓮「もーお腹ペコペコ!」

凛「帰りにどこかでご飯でも・・・って二人と話しながら帰ってきてたよ。
  それがどうかした?」

ちひろ「ちょうどよかったです。三人とも、ちょっとお時間いいですか?」

トライアド「??」


会議室


ガチャ

ちひろ「Pさーん、加蓮ちゃん、奈緒ちゃん、凛ちゃんの三人をお連れしました。」

P「ありがとうございます、ちひろさん。
 凛、奈緒、加蓮、お仕事おつかれさん」

凛「Pさん、お疲れ・・・って何、これ。机いっぱいに食べ物が。」

加蓮「うわ・・・会議室が・・え、いつから喫茶店になったの?」

奈緒「Pさん、どういうこと・・・?」

ちひろ「まぁまぁ、細かいことは説明しますので、まずは座ってください」

凛「う・・・うん・・・。」

加蓮「しっかし、凄いね。ホントにどうしたの?」

奈緒「日頃頑張ってるからその労いだったりして?」

P「んー・・・それだと60点かな。
 ま、お茶も用意してるから飲み食いしながら聞いてくれ。
 ちひろさんもよければどうぞ」

ちひろ「あ、それじゃご一緒させて頂きますね」


加蓮「真面目な話?」

P「どうだろうな・・・。なぁ、凛、奈緒、加蓮。
 アイドルの仕事、どうだ?」

奈緒「どう・・・って漠然とした質問だな。
   楽しいよ、一人での仕事も、凛や加蓮、シンデレラプロのみんなとの仕事も。」

P「加蓮は?」

加蓮「楽しいに決まってる。そりゃマストレさんのあの地獄のレッスンは本当にきついけど・・・
   だけど、そのレッスンは無駄じゃないってステージが、ファンの皆が、プロデューサーが証明してくれる。」

P「そりゃプロデューサー冥利に尽きる。・・・凛は?」

凛「あの時、三代目シンデレラガールの発表の時、初代の愛梨、二代目の蘭子の後を私が引き継ぐって決まった時。
  達成感があったかな。ようやく、ようやくここまでこれたんだって。
  それと同時に、ちょっと怖くなった。これからは、私が皆からこの立場を狙われる番になるんだって。
  だけど、怖さは決意に変わったよ。ここまできたのに、負けてられない。
  皆よりも、もっともっと光り輝いてみせるって。」

P「・・・うん。奈緒の仲間との協調性、加蓮のひたむきな努力、凛の溢れんばかりの情熱。
 トライアド・プリムスを結成してよかった。」

奈緒「いつものPさんらしくないな。本当にどうしたんだよ?」

加蓮「・・・Pさん、まさかいなくなったりなんかしないよね?」

P「いやいや、んなことあるか。
 俺がこのプロダクション抜けたら誰が100人以上のアイドルをプロデュースするんだよ。」

ちひろ「そうですねぇ。さしあたっては何人の新しいプロデューサーを雇うかを社長と相談するところからですか。
    人件費は何より、みなさん、新しいPさんとまともなコミュニケーション、とれますかねぇ。」

凛「・・・無理、かな。」

P「だろ?ただでさえ、最近お前たちが売れっ子になってきて、会話する時間も少ないのに。
 今日こういうことしてるのは、単純に、お前たちと会話する時間が欲しかったんだよ。」

加蓮「私たちと会話する時間?」

P「そう。学校風に言えば、二者面談ってやつかな?
 最近の近況であるとか、仕事方面や俺やちひろさんに対する不満。
 なんでもいい、溜め込んでないか聞けないかなって。」

凛「不満なんてあるわけないよ。
  私たちが今こうやってお仕事で忙しくできてる。
  それがPさんの作った結果だよ?」

加蓮「そうだね。感謝しても、不満はないかな。」

奈緒「Pさんだけじゃなくて、ちひろさんだってそうだし、
   顔は滅多に出さないけど、社長にだって感謝してるよ。」

ちひろ「奈緒ちゃん・・・ありがとうございます」

P「まぁ、本当に他意はないんだ。
 面談っていっても堅苦しくやるのもイヤだろ?
 だから、こうやってお茶会みたいな感じで近況を聞こうと思ってな。
 その第一号が三人だよ。」

奈緒「なるほどね。けど、毎回こんなにお茶菓子とか用意するのか?」

加蓮「おもてなしは凄くありがたいけど、三人でもちょっと食べるのが大変な量だよね。」

凛「それに、こんなに出してたら経費で落とすにも、凄い額じゃないの?」

ちひろ「私もそう思って聞いてみたんですけどね」

P「そこは心配しなくていいよ。
 今日はまぁ第一号ってことで量も用意したけど、基本的には二者面談。
 アイドル一人と俺一人での対談。
 お菓子も俺が作ってるから、経費も材料費は俺が持ってる。」

凛「ふーん・・・・・・えっ!?」

奈緒「Pさん・・・最後、なんて・・・?」

加蓮「お菓子・・・これ、全部Pさんが・・・?」

P「おお、豪華兼大量に作ったのは久しぶりだけどな。
 大抵のお菓子は作れると思うぞ。お菓子以外も和洋中大体の料理も。」

凛「Pさん、今更だけど、なんでプロデューサーなんてやってるの?」

奈緒「プロのパティシエで通るだろこれ・・・」

加蓮「このケーキ、私ホール7000円でも買うよ。うん。」

P「好評のようで何よりだよ。
 難しくなければ、お菓子じゃなくても料理でもいけるから、
 この時間なら夕食系の方がよかったんだけどな」

ちひろ「ほんと、なんでこんなミ○ター味っ○のような人がプロデューサーやってるんでしょうね」

P「まぁまぁ。そういうわけで、これから休みであるとか、空き時間を見つけて二者面談をやっていく。
 その際に、食べたいものをリクエストしてくれれば、俺がそれを用意しておく。
 食べながらの二者面談ってわけだ。」

凛「いいね。けどここまでしてもらっていいの?」

P「気にするなよ。俺がやりたいからやるんだ。
 トレーニングに関わることもできないし、仕事を持ってくるところまでしかできない。
 あとはせいぜい、オーディションに受かるのを祈るくらいしかできないんだから。
 これくらいは自己満足でやらせてくれ。」

加蓮「・・・ほんと、いい人すぎるよ」

奈緒「だな。」

凛「ますます頑張らないと、だね。」

という長いイントロ終了。
ここからは色々なアイドルが食べたいものを食べてPと喋るだけの個別のお話になります。
基本的には短めに作っているつもりですが、多分長いかも。
なお、当方別に料理のプロとかじゃないので、知識は非常ににわかです。
調べて書いてはいますが、間違い等あっても生ぬるくみてやってください。

今日はとりあえず出来上がってる一人分だけ投下していきますね。

~シュークリーム~


みく「Pチャン、みくがきたにゃー」ガチャ

P「おう、お疲れさん。今日はラジオ収録と雑誌の表紙の撮影だったか」

みく「にゃふふ・・・ちゃーんとお仕事こなしてきたにゃ。褒めてもいいんにゃ?」ドニャァ

P「おーおー、そのウザ可愛いドヤ顔の報酬はちゃんと用意してるぞ」

みく「その返し方は酷く気になるけど、それよりも目の前のこれにゃ!」

P「シュークリームなんて、デザートかおやつに食べるもんだと思うが、晩飯は?」

みく「ラジオ収録の現場でお弁当が出てたからそれ食べたにゃ。
   しかし、加蓮チャンから聞いてたけど、これホントにPチャンが作ったにゃ?」

P「出来合いのもの食べさせるなら、どっかの喫茶店かスイーツショップに連れてってるよ。
 ちゃんとシュー皮から中身まで、全部俺の手作りだ。」

みく「すごいにゃあ。感激だにゃあ。もう食べてもいいにゃ?」

P「おー食え食え・・・と言いたいところだけども、みくに一つ」

みく「ん?なんにゃ?」

P「いつも仕事お疲れさん。何か仕事面で不自由があったらすぐ言えよ?
 凛ほどではないにしろ、みくもにゃんにゃんにゃんのユニットとソロの活動の両立してるんだ。
 元気のないみくを見たら、ファンにまた熱い手のひら返しされるぞ?」

みく「・・・最後ひどくない?ま、まぁ大丈夫にゃ。
   のあにゃんもアーにゃんもなんだかんだでしっかりしてるからユニットは仲良しだし、
   ソロでもPチャンが色々お仕事持ってきてくれるから、やったことないことがいっぱいできるにゃ。
   それに、この前のイベントで凛チャンとサプライズユニットで組んだ時に言われたにゃ。
   私にネコ耳をつけるのは、みくがシンデレラガールになってからだって。」

P「凛がそんなこと言ってたのか・・・それで、みくは?」

みく「・・・ホント言うとね、結果発表の日の夜、悔しくて悔しくて夜通し泣いちゃった。
   凛チャンだって凄く凄く頑張ってた。けど、みくもそれに負けないくらい・・・ううん、
   それ以上に頑張ってやってきたはずだったのに、何が違ったんだろうって。
   凄く凄く悔しくて・・・けどね、サプライズユニットを組んだときに、
   凛ちゃんは確かにみくに、この頂点で待ってるからちゃんと獲りにきてねって言ったんだ。
   ここまでハッパかけられてやる気が出ないみくじゃないよ。
   次の総選挙は絶対に・・・あの頂点に立ってやる・・・にゃ」

P「・・・安心したよ。総選挙の結果発表以降、あんまりコミュニケーションも取れてなかったし、
 色々溜め込んでるんじゃないかって思ってた。
 けどまぁ、素晴らしきかな、良きライバルってやつかな。
 次は絶対、頂点に立とうな、みく」

みく「はいにゃ!Pチャンには、今まで以上にお仕事を持ってきてもらうにゃ!

P「おう、任せとけ!けどまぁ、堅苦しい話はここまでだ。
 せっかくみくのために作ったんだから、今はこっち食え」

みく「うん!それじゃ、いただきまーすにゃ!」

サク モグモグ・・・

みく「おいしっ!おいしすぎにゃ!?なにこれ凄いにゃ!」

P「中身が生クリームだけじゃ飽きると思ったから色々とアレンジしてみたんだけど、どうだ?」

みく「普通のホイップクリーム、チョコレートホイップも凄く美味しいけど、この黄色いのはなんにゃ?
   甘いには甘いけど、独特の甘みがあるにゃ。」

P「それはマンゴーだな。ホイップ系ばかりだと、クドくなるからな。
 果物の独特の甘さはこういう所で引き立つ。
 それと、マンゴーは味は好きだけど食感が苦手って人も割といるから、ペースト状にしてみた。」

みく「物凄い気配りにゃあ・・・こっちは酸っぱいにゃ!
   けどイヤな酸っぱさじゃないにゃ。
   この酸味はヨーグルトかにゃ?」

P「正解。子供の頃にそれに似たシュークリームを食べたことを思い出してな。
 再現しようと思ったんだけど、いかんせん記憶が曖昧だったからできてるのかどうか。」

みく「けどこれ、凄く美味しいにゃあ。
   甘いもの続きだった口の中をサッパリリセットされた感じにゃ。
   これを最後に食べれたのはラッキーだったかもにゃあ。」

P「確かに、締めにちょうどいいかもな。
 しかし、喜んでくれたようでなによりだ。
 それと、みくの今の心境を知れてよかった。」

みく「ゴメンにゃ、心配かけて。
   けど、今のみくは超燃えてるにゃ!
   どんな辛いレッスンでもお仕事でもきっちりやってみせるにゃ。
   そして、あのシンデレラガールまで上り詰めるよ!・・・にゃ」

P「よし、じゃあ次は苦手克服で水族館の仕事いくか、七海と。」

みく「絶対にイヤにゃあ!」

とりあえずこんな感じで3-4レスくらいで埋めれる感じで進めていこうと思っています。
今のところはあと3人ほどキャラ登場は予定させていますが、思いついたら増やそうかと思っています。
適当に見かけたレスのキャラを拾うこともあるかもですが、基本のんびり進行なのでよろしくお願いします。

一旦おつ
可能なら奏をお願いします



ありす希望

レスどもです。
>>14から>>26までは、順番前後したりしますが了解しました。
しばらくは自分で元々考えてた分+リクエストいただいた1キャラの計2キャラ分投下していきますね。
今日は22時以降に投下予定ですのでよろしくお願いします。

こんばんわ。
二人分できたので投下していきますね。
よろしくお願いします。

~冷やし中華~


周子「うあ”ー・・・あっつい・・・」ガチャ

P「開口一番それか。まぁ、確かに暑いが。」パタパタ

周子「朝からレッスン場でひたすらダンスレッスンはこの気温だと地獄だね」

P「んで、最近はどうだ?デカい仕事自体はあんまり持ってきてやれなく申し訳ないが。」グツグツ

周子「んー・・・特に変わりはないかな。キツキツってほど仕事が入ってるわけでもないし。
   レッスンと仕事とオフとのバランスがとれてて充実してるよ。
   一人の仕事も他の子と一緒の仕事もどっちも楽しいね」

P「周子は自分で主張するところと、相手を立てるラインの引き方がうまいからな。
 安心して仕事を任せれるよ。」

周子「そりゃどうも。だけどまぁ、大抵は楓さんのお目付け役とか、
   早苗さんのブレーキ役になってることが多いけどね。」

P「あの人たちは大きな子供に近い感覚だよなぁ。
 振り回されて疲れたりしてないか?」

周子「そんな心配しなくても大丈夫だよ。
   あの人たちも絶対に無理はしないし、させない人だし、
   あたしも無理そうなら早々とドロップアウトしてるし。」

P「なんだかんだで周子は自己管理もしっかりしてるしな。
 一人暮らしも手馴れてそうだし」ジュージュー

周子「まーね。っていっても、女子寮住みだから本当に一人暮らししてる人ほどじゃないよ。
   掃除とか洗濯なんて誰でもできるし、料理だってお母さんのレパートリーくらいしかないし。
   瑞樹さんほどなんでもできるわけじゃないし。」

P「その年齢でそれだけできりゃ十分だろ。」トントントントン

周子「まぁ、あたしには目の前のPさんの手際の良さに驚いてるけど」

P「ん、そうか?もうできるからちょっと待ってろ
 んで、冷やし中華がリクエストだけど、NGな具材とかあるか?」

周子「ないとおもうけど、どれだけ用意してるの?」

P「んー・・・和風ダレかごまダレか中華かでもだいぶ違うしな。
 一応きゅうり、錦糸たまご、ハム、トマトの一般的なヤツと、
 水菜、レタス、鶏肉のほぐし身、コーン、ツナ、カニカマ、温たま、炒りゴマと三葉かな。」

周子「食べるのあたし一人なのに、用意しすぎでしょ・・・」

P「つっても、そこまで手間がかかるもんでもないしな。
 時間かかったのはせいぜい麺打つとこくらいだったし。」

周子「は・・・?麺も打った!?」

P「ケーキ作りよりは楽にできるが、そんなに驚くなよ」

周子「凛から聞いてたけど、Pさん、なんでプロデューサーやってんのさ。」

P「んなこといわれてもなぁ。」

周子「はぁ・・・まぁ、いいや。中華だれで錦糸たまご、ハム、トマト、きゅうり、レタスで。
   ああ、あとゆで卵あるならスライスしてほしいな。」

P「はいよー。ごまとか三葉はいらないか?」

周子「あ、じゃあ三葉よろしくー」

P「了解」モリツケー

周子「ほんと、鮮やかな手さばきだわ・・・。」

P「ほい完成。どうぞご賞味あれ」

周子「それじゃ、いただきまーす!」チュルチュル

P「こっちだとちょっと濃い目の味が多いから薄めにたれを作ってみたけど、どうよ?」

周子「・・・超美味しい。」

P「おー、そりゃなによりだな」

周子「あー・・・これ、箸が止まらないやつだ」モグモグモグモグ

P「おい、慌てんな。食いたきゃまだある。」

周子「薄味のたれだけどちゃんと存在感あるし、錦糸たまごにも薄く出汁の味がする。
   きゅうりもトマトもレタスも新鮮で野菜臭くない。
   ちょっと足りない肉質をハムとゆで卵でフォローしててやばいこれ。」

P「料理番組のコメンテーターかお前は」

周子「ごちそうさま!」

P「おそまつさま。麺も具材も作った余りがあるから、持って帰って晩飯にでも食べとけ。」

周子「助かるー。ここまでされたら、下手はできないねー。」

P「エサで釣ってるようでアレだけど、この程度でアイドルのモチベーションが保てるならお安い御用だ。」

周子「この程度、のレベルがちょっと常軌を逸してるけど、ちゃんとされてる分の期待には応えてあげるよ。」

P「おう、それじゃ午後もレッスン頑張ってこい」

周子「あいあーい」

リクエスト拾い一人目は塩見周子で料理、冷やし中華でした。
レシピ何個か見てみたんですけど、割となんでもありなんですねぇこれって。

このまま二人目、投下していきますね

~チーズケーキ~


藍子「お疲れさまです、Pさん」

P「お疲れ様、藍子。っていってもまだ仕事の合間だけどな。」

藍子「ふふ、そうですね。でも、次のお仕事までは二時間近くありますし、
   のんびりさせてもらいますね。」

P「そうするといい。最近ちょくちょく大きめの仕事が入ってきてるけど大丈夫か?」

藍子「はい!レッスンで体力はたくさんつきましたから!」

P「CDデビューしてからというもの、まとまったオフが出せなくて悪いな。」

藍子「いえ、気にしないでください。お仕事は楽しいですし、お散歩する時間はありますので。」

P「そういえば、ちょくちょく事務所からも散歩にいくよな。年少組とかつれて。」

藍子「そうですね。事務所の近くにけっこう大きな自然公園があるじゃないですか。」

P「おお、休日はたまにウチでもミニライブやってたりするあそこな。」

藍子「はい。森林浴するにはもってこいですし、運動するのにいい広さですので。
   よく薫ちゃんとか千佳ちゃんとか千枝ちゃんといきますね。」

P「年少組じゃレッスンもあるのに、よく体力がもつよなぁ。」

藍子「マストレさんいわく、あのくらいの年齢の時は、
   日光の下で思い切り走らせたほうが基礎体力がつくそうです。
   アスレチックなんかもありますし、全身の成長に一役買ってるらしいですよ?」

P「ほー、エキスパートの言うことなら、間違いないんだろうなぁ。
 ともあれ、もう日差しもきつい季節になってきたわけだし、肌のケアは注意しとけよ?」

藍子「はい。お気遣い、ありがとうございます。」

P「ほい、それじゃあお待ちかねの、リクエストのチーズケーキだ。」

藍子「うわぁ・・・綺麗なレモン色・・・。
   いただいてもいいですか?」

P「どうぞ。ホールで作ってるから、おかわりもあるぞ。」

藍子「そんなにたくさんは入りませんよ。・・・それじゃ、いただきますね」パク

P「今回はレアチーズケーキで作ってみたけど、どうだろう?」

藍子「うん・・・凄い美味しいです!
   口の中でフワっとレモンの香りと酸味がして、すぐに下の上で溶けちゃう。
   土台の生地もサクサクしてて湿っぽくないし、凄く食べやすいです!」

P「土台はしっとり派とサクサク派がいるけど、好評のようでよかったよ。
 飲み物は紅茶でいいかな?」

藍子「はい!ん・・・いい香り・・・」

P「アールグレイをストレートでどうぞ。
 ベルガモット(ミカン系の柑橘類)で香り付けしてる紅茶だから、
 チーズケーキと相性はいいと思うんだが。」

藍子「あぁ・・・今凄い幸せです・・・。」ホッコリ

P「そこまで言われると、本当に作ったこっちも気分がいいよ。
 ところで藍子知ってるか?
 藍子のラジオ番組、多分ファンの数だけなら凛よりもみくよりも多いって話だ」

藍子「えぇっ!?私、そんなに大したことやってませんよ!?
   凛ちゃんほどかっこよくないし、みくちゃんよりも可愛くないし・・・」

P「こらこら、プロデューサーの前でなんてこと言うんだよ。
 藍子は凛にもみくにも負けてないくらい可愛いぞ?」

藍子「えっ?あ・・その・・」カァッ

P「それに、藍子のラジオを聞いて癒されたってリスナーの数が凄いんだ。
 ただの日常を話しているだけなのに、あんなにも日常を楽しそうに見ていて、
 情景が目に浮かぶようで、一緒にのんびり散歩しているみたいだって、ファンレターに。」

藍子「嬉しいです・・・っていっても、本当にお散歩中にあったことを話してるだけなんですけどね。」

P「いいんじゃないか?変に気取ったトークよりも、
 リスナーと同じ目線に立てるっていうのはそれだけで十分な取り柄だ。
 先方からも、人気があるし収録中のスタッフのモチベーションも上がるから、
 是非継続を、との話も頂いてるよ。」

藍子「ありがとうございますっ!一生懸命やらせていただきます!」

P「おう、頑張ろうな。」

藍子「その前に・・・」

P「ん?」

藍子「チーズケーキの、おかわりをいただいても・・・いいですか?」

二人目は高森藍子で料理、チーズケーキでした。
チーズケーキもレシピを見たら、ベイグドチーズケーキだとか、レアチーズケーキだとか色々ありました。
写真みてレアチーズケーキが非常に美味しそうだったのでこちらを。
紅茶も一応調べて合いそうなの選びましたが、紅茶プロの方許してください!

本日分はこれで終了になります。
また明日か明後日にでも、二人分くらいを投下していきたいと思います。

至高の苺パスタはまだですか?

お疲れ様です。
今日は23時前後から二人分投下予定です。
もしかしたら、0時になるかもしれませんが、とりあえず投下はしますのでよろしくお願いします。

こんばんわ。
それでは今日も投下していきますのでよろしくお願いします。

>>41
橘ぁっ!苺パスタネタで作ろうと思ってたけど、捻りがないからやめたんだぞ!

~和食の晩ご飯~


コンコン

留美「失礼するわよ、Pさん・・・あら、いい匂い」

P「お、お疲れ様です、留美さん。
 まだお米が炊き上がってないんで、座って待ってて下さい。」

留美「漠然としたリクエストで申し訳ないわね。」

P「いえいえ、作り慣れたものなんで、材料の買い足しも必要ないですし。
 ・・・さて、後は炊飯器待ちなので、その間にお話しましょうか」

留美「そうね、それにしても合理的ね。
   普通なら近況報告はもっと堅苦しいというか、事務的なはずなのに。」

P「高校生以上くらいなら、それでもいいんですけどね。
 それじゃ、何か彼女たちを道具みたいに扱ってるように錯覚しそうで嫌なんですよね。
 まぁ、秘書をやってた留美さんの前では、三流の考えかもしれませんが」

留美「どうかしらね。仮にもここはアイドルのプロダクション。
   人に夢を与えるアイドルのプロデューサーがそういう考えを持っていても、いいんじゃないかしら」

P「はは・・・ありがとうございます。
 最近はどうですか?スケジュールを見る限りはそこまで大変というわけでもなさそうですけど。」

留美「お陰様で、不自由もなくやらせてもらってるわ。」

P「頼子や文香と文学系のお仕事の他にも、最近は年少組との自然との触れ合いの仕事も増えましたね。」

留美「さすがに猫と共演だけはできないけれどね。
   それでも、雪美や小春、薫と一緒に仕事をするのはとても充実しているし、
   新しい発見や考え方をたくさん教えてもらえるわ。」

P「現場でもいい保護者をされているようで、現場に行けない身としては、ただただ頭が下がります。
 いつもありがとうございます」

留美「今更かしこまったお礼はナシにしましょう。
   私だって、数え切れないほどお礼を言わなくちゃならなくなるし。」

P「恐縮です。それじゃ、留美さんは問題なし、ですね」

留美「ええ。これからもよろしくお願いするわ。」ピーピーピー

P「了解です。・・・っと、米が炊けたかな?
 それじゃ、おかずも用意しましょうか。」サッサッ

留美「リクエストは和食の晩ご飯だったけど、何を作ってくれたのかしら?」

P「今日はさっきまで現場で収録でしたし、時間的に昼食もあまりとってないかと思って、
 少しボリュームがあるけど、そこまで重くないもの、って感じで作りました」

留美「ほうれん草のおひたし、だし巻き卵、ささみのほぐし身のサラダと、この焼き魚は?」

P「スズキの西京焼きです。少し早いですが、スズキはもうそろそろ旬に入りますので。
 さて、蒸らしも終わったし、味噌汁も温まったし、これで完成です」

留美「改めていい匂いだわ。純日本食、といった感じ。」

P「お口に合えばいいですが」

留美「それじゃ、いただきます」パク

P「はい、どうぞ」

留美「美味しい。なんていうか、懐かしい味」

P「西京焼きの西京味噌は少し我が強いから、他を少し薄めに味付けして、
 くどくなりすぎないようにしました。」

留美「だし巻きもフワフワで出汁の味がしっかり残ってるわね。
   西京焼きも・・・うん・・・凄く美味しい。
   それと、お味噌汁には玉ねぎが入ってるのね」

P「ええ、豆腐と油揚げかワカメか迷いましたが、今日は玉ねぎを。」

留美「夕食に玉ねぎを食べると良く眠れる、と言われてるものね。」

P「それと、動脈硬化や成人病の予防にもいいらしいです。
 留美さんが健康チェックを疎かにする人じゃないというのは承知していますが、
 それと、自分が世話を焼いちゃいけないっていうのは、イコールじゃないですからね。」

留美「至れり尽くせりね。・・・うん。気づいたら完食していたわ。御馳走様でした」

P「はい。お粗末さまでした。
 食後に緑茶もありますけどいりますか?」

留美「ええ、いただくわ。」

P「了解です。明日は志希と一緒でしたっけ?」

留美「ええ。志希の看板コーナーのアシスタントでね」

P「そういや、志希も教育系の番組とかバラエティによく呼ばれるようになったな。
 自分の興味が向いた先に一直線なフシがあるので、よろしくお願いしますね」

留美「はい。お願いされます。
   といっても、先方も志希のブレーキ役として私を選んだのかもしれないけど」

P「あー・・はは・・それはない、と言えないのがなんともですが」

留美「まぁ、普段から色々問題児も相手にしているし、どうにでもなるとは思うけど。
   それに、志希も自制できない年齢でもないから、大丈夫でしょう」

P「まぁそうですね。
 留美さんはアシスタントとかが多いですけど、メインで出てみるつもりはないんですか?」

留美「どうかしら、私がメインをはるより、もっと他の子を使ったほうが人気が出るんじゃないかしら?」

P「そんなことないですよ。二十代前半の女性から圧倒的支持がありますし、
 留美さんの真摯な仕事ぶりから、使いたいって企業もたくさんきてますよ」

留美「そんなにおだてないの」

P「おだててなんていませんよ、事実を言ってるんですから。
 ぜひ、やってみましょう、留美さ・・・」

留美「あら、誰もやらないとは言ってないわ。
   ぜひ、やらせていただくわ。」

P「本当ですか!」

留美「ええ。その為にも、しっかりとプロデュース、お願いね?」

今日の一人目は和久井留美で、料理は和食で晩ご飯、です。
ちなみに自分は味噌汁は豆腐と油揚げの組み合わせが好きです。

続いて二人目投下していきます。


~サンドウィッチ~


撮影現場


スタッフ「はーい、それじゃお昼休憩はいりまーす!」

まゆ「はーい。午後からもお願いしますねぇ」

ハーイ

オツカレサマデース

P「おう、まゆ。お疲れ様」

まゆ「あ、Pさん!まゆのお仕事、見ててくれましたかぁ?」

P「見てた見てた。相変わらず、まゆの撮影は不安ないな。
 さすが読モやってただけあるよ」

まゆ「もぉー、過去のまゆじゃなくて、今のまゆを見てください。
   Pさんのために、こんなに頑張ってるのに」プクー

P「ごめんごめん。ちゃんと見てるよ。
 読モやってた頃も可愛かったけど、アイドルやってる今の方がもっと輝いてるよ、まゆは」

まゆ「本当ですか?」

P「当然だろ。俺はまゆのプロデューサーだけど、同時にまゆのファンでもあるんだぞ?
 まゆの変化くらいすぐ気づく」

まゆ「うふふ・・・嬉しいです。
   ところで、今日はどうしたんですか?
   まゆはPさんが来てくれて嬉しいですけど、何か急ぎの用事ですか?」

P「いや、急ぎではないよ。
 この前いってた面談だけどな、ちょうど撮影の休憩と俺の空き時間が被ったからさ、
 リクエストの料理もお昼ご飯にいいし、作って持ってきたよ。」

まゆ「わぁ・・・まゆ、嬉しいです。」

P「んじゃ、楽屋行こうか。
 ここじゃゆっくり食べれないしな」

まゆ「はぁい」

楽屋

P「さて、それじゃあお腹も減ってるだろうし、先にまゆのリクエストのサンドウィッチだ。」

まゆ「美味しそう・・・Pさんがまゆの為に作ってくれた・・・」

P「そうだぞ。今日は完全にまゆのオーダーメイドだ。
 ミルクティーも持ってきたから、一緒にどうぞ」

まゆ「ありがとうございますぅ。
   それじゃ、いただきますね?」

P「召し上がれ」

まゆ「もぐもぐ・・・オーソドックスなフレッシュサンドですね?
   けど、普通はマヨネーズだけどこれは少し違いますね」

P「ベースはマヨネーズだけどな。そこにほんの少し粒マスタードとケチャップを混ぜたんだ。
 俺が食べるだけならマスタードだけでもいいんだけどな。
 まゆは辛いのそこまで得意じゃなかったろ?
 だからマヨネーズ主体でマスタードを意識させないようにしてみたんだけど、どうだろう」

まゆ「まゆの好みまで覚えててくれたんですね?
   すごい美味しいです。野菜もシャキシャキしてて歯ごたえもいいし、
   一口サイズにカットしてあるから、すごい食べやすいですね」

P「中身も何種類か作ってあるから、そっちもどうぞ。」

まゆ「こっちはハムと薄焼き卵。こっちはホイップクリームにミカンと桜桃とマンゴー・・・!
   デザートサンドまで作ってくれたんですね」

P「せっかく一食分使うんだし、デザートになるようなものも、と思ってな」

まゆ「どれもおいしいですよ。・・・もう全部食べちゃいました」

P「はい、ミルクティー」

まゆ「ありがとうございます。とってもおいしかったですよ。
   ごちそうさまでした、Pさん」

P「はい。お粗末さま。まだ時間は大丈夫かな?」

まゆ「はい。まだ30分以上ありますので」

P「それじゃ、本題・・というもんでもないけど、面談の方もやるか」

まゆ「はぁい。よろしくお願いしますね」

P「とりあえずは、申し訳ない!」フカブカ

まゆ「え?え・・・Pさん?」

P「CDデビューしてからというものの、忙しさにかまけててあんまり話す機会も減っちゃってたよな。
 まゆは真面目に仕事こなしてくれるし、薫とか雪美とかの相手もよくしてくれてるから、
 ついつい甘えちゃってたんだよな。ほんとに申し訳ない!」

まゆ「ふふ、いいんですよ。Pさんのもってくるお仕事はどれも楽しいですし、
   小さい子達もよく懐いてくれて可愛いから、まゆも和みますし」

P「そうか・・・そういってくれると・・・」

まゆ「けど」

P「けど?」

まゆ「確かにCDデビューしてから、Pさんとお話する機会が減ったのは確かです。
   その間、まゆはとっても寂しかったんですよ?」

P「そうだな、本当にすまない」

まゆ「ですから、悪いと思っているなら、今はまゆをいいこいいこって褒めてください。
   今まで我慢してきたんですから、それくらいはいいですよね?」

P「・・・ったく、まゆは甘えんぼうだなぁ」ナデナデ

まゆ「ん・・・」

P「いつもありがとうな。これからまだまだ仕事も増えて忙しくなるし、
 俺もあんまり構ってやれないかもしれないけど、よろしく頼むな?」ナデナデ

まゆ「ふぁ・・・はぁい・・・♪」

コンコン

サクマサーン ソロソロオジカンデース

P「っと・・・もう時間か。大丈夫か、まゆ?」

まゆ「はぁい。Pさんからしっかりと元気を頂いたのでバッチリです。
   それじゃ、いってきますね?」

P「それじゃ、しっかりな?」

まゆ「Pさんのために、がんばってきますね♪」

二人目はレス拾いで佐久間まゆで料理はサンドウィッチです。
手軽に食べれて好きな料理の一つなんですよね。
時々無性に食べたくなります。

本日は以上になります。
次は二日か三日くらい後に投下しにくる予定です。
それでは、お疲れ様でした。

乙です
芳乃と悠貴を出して欲しいのでしてー

闇に飲まれよ!

兵藤レナを頼みます

乙です
良かったら水野翠をお願いします

おはようございます。
今日22時-23時ごろに投下予定です。
よろしくおねがいします。

こんばんわ。お疲れ様です。
投下開始しますね。よろしくお願いします。

~麻婆豆腐&杏仁豆腐~


ガチャバターン!

未央「たっだいまー!」

P「お帰り、随分早いな。今日の収録って、夜結構遅くまでかかるんじゃなかったか?」

未央「それがさー、機材のトラブルで途中で終了になっちゃったんだよね。
   プロデューサーのところにも、お詫びと再収録のスケジュール調整の連絡するって言ってたよ」

P「なるほど、了解。
 そうなると、今からスケジュール全部空くのか」

未央「そだねー。二時間くらいレッスン場で自主トレでもして帰ろうかなって思ってるけどね」

P「熱心でいいことだ。
 ああ、どうせなら面談も済ませておくか?」

未央「お?それってしぶりんが言ってた好きな料理作ってくれるやつ?」

P「おう。こっちももうじき仕事が一区切りつくし、
 未央が自主トレ行ってる間に作っておくよ」

未央「まーじで!?じゃあねじゃあね・・・」

食堂


P「大体の材料は買ってきたし、ボチボチ作るか」

ガチャ

卯月「Pさん、いますかー?」

P「あれ、卯月?」

卯月「はい、お疲れ様です!」

P「お疲れ様。今日ってCDのジャケット撮影で直帰じゃなかったっけ?」

卯月「ちょっと事務所に忘れ物しちゃって。
   ちひろさんに聞いたらPさんはここだって」

P「未央からリクエストを頂いてな。今から作るところ。
 卯月、辛いもの大丈夫なら一緒に食べていくか?」

卯月「よっぽど辛いものじゃなきゃ大丈夫だと思いますけど、
   いいんですか?これって未央ちゃんのリクエストなのに」

P「大丈夫大丈夫。一人分よりも、複数分のほうが作りやすい料理だ。」

卯月「えへへ、それじゃあいただいちゃいますね?
   ところで、何を作るんですか?」

P「麻婆豆腐。激辛で!ってのがリクエスト。
 俺も後で食うから、さすがにわけて作るつもり」

卯月「未央ちゃん辛いの好きですもんね。」アハハ

P「まあ暑い時期に辛いものって妙に食いたくなる気持ちはわかるけどな」

卯月「あ、それでしたらPさん。私のリクエストもできませんか?」

P「ん?材料にもよるけど、何をご希望で?」

卯月「麻婆豆腐なので、杏仁豆腐なんかデザートにいいかなって」

P「お、ちょうどいいな。デザートに杏仁豆腐出すつもりだったよ」

卯月「ホントですか!?私、杏仁豆腐大好きなんです!」

P「そりゃ良かった。下準備したりでちょっと時間もかかるし、
 このまま話しながらでもいいか?」

卯月「はい!大丈夫です!」

P「まずは、前も言ったと思うけど総選挙四位おめでとう。
 ようやく努力が実を結んだな」

卯月「ありがとうございます!
   私もこんなに高い順位になるなんて、思いもしませんでした」

P「ファンはちゃんと見ててくれたってことだ。
 多方面から仕事の依頼もきてるし、順調そのものだな」

卯月「あはは・・・そうですね」

P「どうかしたか?あんまり歯切れのいい返事じゃないな。
 仕事で何か嫌なことでもあったか?」

卯月「いえ、そんなことはないです!
   ただ時々ですけどね、これが夢じゃないかなって錯覚することがあるんです。
   私みたいな普通の女の子が、あんなキラキラした舞台で歌ったり踊ったり。
   大歓声の中で皆と大声でワイワイやったりして・・・。
   いつか何かの拍子にこの夢が醒めちゃうんじゃないかって」

P「卯月・・・」

卯月「目が覚めたらいつも通り、アイドルに憧れるだけの普通の女子高生に戻っちゃうんじゃないかって。
   凛ちゃんや未央ちゃんと一緒に頑張った時間、プロダクションのみんなと過ごした楽しい時間、
   全部全部消えちゃうんじゃないかって」

P「島村卯月さん」

卯月「は、はい!卯月です!」

P「マストレさんの地獄のトレーニング、覚えてるか?」

卯月「あれは忘れたくても忘れられないですよ・・・。
   あんなに厳しいレッスン、正直もう受けたくないってくらいです」

P「凛と未央が大喧嘩して、ニュージェネレーションが解散寸前までいったことは?」

卯月「アレも忘れるわけありません!
   あのことがあってから、私たちが本当に一つのユニットになれたんですから」

P「苦しいことだってあったし、泣きたいことだって嫌というほど経験したはずだ。
 だから、その分かそれ以上に、卯月は評価されていいはずだ。」

卯月「あ・・・」

P「卯月の活躍は、卯月が二年以上ずっと地道に努力をしてきたその結果だ。
 自分の努力を、夢だ錯覚だで棒に振るのはもったいないよ。
 卯月はもう少し、自分に自信を持つといい。
 そして総選挙第四位、という栄誉をもっと誇るといい」

卯月「そう、ですね。そうですよね。
   せっかくあんなに嬉しいことがあったのに、なんでネガティブになっちゃったんだろう」

P「なに、天狗になられるよりはよっぽどいい。
 それに、まだ上に三人もライバルがいるんだぞ?
 下にだって、何人も挑戦者がいる」

卯月「うぅ・・・負けてられないですね。
   プロデューサーさん!島村卯月、頑張りますからこれからもよろしくお願いします!」

P「おう、その意気だ。
 さしあたっては、次のシングルも成功させような。
 他に仕事はどうだ?」

卯月「今のところは特に問題はないと思います。
   あ、けどボイストレーニングを増やしてくれると助かります。
   お披露目のライブの時をとびっきりの笑顔で歌いたいので!」

P「はは、さすが卯月だ。トレーナーさんにも伝えておくよ。
 さて、そろそろできるし、レッスン場に未央がいるから、呼んできてくれるか?」

卯月「はい!いってきます!」

二十分くらい後


未央「やー、お待たせー!」

P「お疲れさん。卯月もありがとな」

卯月「いえいえ」

未央「それじゃ、どっちからする?食事?お話?」

P「んー・・・俺はどっちでもいいぞ。鮮度が大事ってものでもないし。
 未央の空腹事情に任せるよ」

未央「それじゃ、ご飯食べよ!集中したらお腹ペッコペコだよー」

P「了解。それじゃ、先に飯からな。
 未央のリクエスト、麻婆豆腐の激辛だ。
 卯月は普通のピリ辛バージョンな」

卯月「ありがとうございます!」

未央「んー・・・いい匂い。みてるだけで辛さが伝わってくる感じだよ。
   それじゃ、早速いただこうよ、しまむー!」

卯月「うん!それじゃ、プロデューサーさん」

未央卯月「いただきます!」

P「はい、どうぞ」

モグモグ

未央「うん・・・辛っ!かっら!けどチョー美味しー!」

卯月「ピリッって辛さはきますけど、後に引きませんね。
   夢中で食べれちゃいます!」

P「そんなにがっつかなくても、おかわりならあるしゆっくり食べるといい。
 特に未央、お前すごい汗だぞ、大丈夫か?」

未央「大丈夫だいじょーぶ!私、辛いものはからいからいって言いながら食べる人だから。
   辛いものを汗いっぱいかきながら食べれるなんて、幸せじゃん?」

卯月「・・・そうなんですか?」

P「いや、未央の持論だろうからよくわからん。
 けどまぁ、本人がいいならいいんだろう」

未央「しかし、本当に料理上手だねプロデューサー。
   辛い料理ってただ辛くするだけの人もいるけど、ちゃんと美味しさも損ねてないし。
   これならご飯のお供にピッタリだよね!」

卯月「そうだね。ご飯にかけて麻婆丼にしたらすごいお箸が進みそう」

P「って言いながら、二人共しっかり白米にかけて食べてるじゃねーか」

未央「いやだって・・・ほんとから・・・うま・・・」

卯月「うん。汗きながら食べるのも悪くないかも・・・」

モグモグモグモグ

P「いやあ、食欲旺盛だ」

未央「ひゃー・・・おいしかったー!ごちそうさま!!」

卯月「ご馳走様でした」

P「お粗末さま。んじゃ、デザートまでの腹ごなしに少し話すか」

未央「そうだね!それで、どんな話?」

P「まぁ、ちょっと遅いけども、総選挙五位、おめでとう」

未央「いやぁ、ようやく未央ちゃんの魅力がファンのみんなに伝わったみたいだね!
   ありがとーありがとー!」

P「凛に続けてワンツースリーフィニッシュと行かなかったのは残念ではあるけど、
 それでも堂々のベスト5入りだ。よくやったな」

未央「しぶりんにはちょーっと歯が立たなかったけどね。
   けど、次はしまむーも超えて、目指せベスト3!」

P「卯月はこれを少しでも見習うといいぞ。
 ポジティブシンキングを地で行くいい例だ」

卯月「勉強になります!」

未央「それよりプロデューサー!」

P「ん?」

未央「ニュージェネレーションでの仕事、最近少なくない?
   せっかく三人で上位入賞できたのに、ユニット活動が少ないんじゃもったいないよ」

P「やっぱ未央もそう思うか。
 俺も最近そう思いはじめてな、ちょっと上には打診してある」

卯月「打診・・・ですか」

P「ああ。ここらでユニットのアルバムでも一発打ち上げて、
 ニュージェネレーションの名前をもっと広めていこうかなと」

未央「ニューアルバム!?やったじゃん!すごいじゃん!」

卯月「三人でアルバムなんて・・・嬉しいです!」

P「まてまて、まだ打診してる段階だから。
 まぁ、結果は伴ってるし、上も首は横に振らないだろうけどな」

未央「そっか・・・とうとう三人でアルバムか・・・」

P「ファンからも来てるんだよ。
 にゃんにゃんにゃんやトライアド・プリムスばっかりじゃなくて
 ニュージェネレーションももっとアピールしろって」

未央「あはは!ファンからせっつかれたんじゃ、応えないわけにはいかないよね!」

P「汚い言葉を使えばファンで飯を食ってる身だ。
 そこを疎かにしたら台無しだしな。それは二人が・・・いや、凛も含めて三人もわかってると思う」

未央「そうだね。私たちが今こうやって光り輝いてるのはファンのみんなのお陰だもんね」

卯月「うん。そんなに待望されてるなら、やろうよ、未央ちゃん!」

未央「よくいったしまむー!また明日から練習だ!
   しぶりんにも連絡しないとね!」

P「凛も多分同じ気持ちだろう。ちゃんと上にはその熱意も伝えておくよ。
 それで、未央は他には仕事で気になることはあるか?」

未央「んー、特にないかな。レッスンがキビシーのは今に始まったことじゃないし、
   プライベートの時間だってないわけでもないし。
   まあ事務所の皆とワイワイやれる時間が減ったのは少し寂しいかな?
   一日くらい、皆とお休みをとって遠くに遊びにいきたいかも」

P「そうだなぁ。年長も年少もひっくるめて忙しいからなぁ。
 休みの件は前向きに検討しておく、とだけ応えておこうかな。
 俺自身もそういう時間はあって欲しいと思ってるしな」

未央「うん。まぁ忙しいってことはいいことだしね。
   私もそこまでワガママは言わないよ」

P「おし、それじゃあデザートにするか。
 卯月のリクエストの杏仁豆腐ですよ」

卯月「うわぁ・・・真っ白・・!」

未央「私のイメージだと菱形の一口サイズの寒天みたいなのが
   フルーツと一緒にシロップに入ってるイメージだったんだけどなぁ」

P「それも正解。材料に杏仁が使われてりゃなんでも杏仁豆腐という名前になるんだってさ。
 というか、法律規格上は、まだ杏仁が使われてなくても杏仁豆腐が名乗れるらしい
 今回はアマレット(杏の核)を使って作ったから、ちゃんとした杏仁豆腐だ」

未央「なんか難しいんだねぇ」

P「まぁ難しいこと考えても満たされないしな、食ってくれよ」

卯月「それじゃ、いただきます!」パクー

未央「わたしもー!」パクー

卯月「わ・・・そんなに、というより甘くないんですね」

未央「んー・・そだね。食感はすっごいプリンみたいに柔らかいのに」

P「元々は薬膳料理の一種だったんだ。
 杏の種の中の「仁」って成分がすごい苦かったらしくて、
 服用しやすいように作られたのが杏仁豆腐らしい」

未央「へー、そりゃ甘くないわけだ。
   それをお菓子として改良した感じなのかな?」

P「みたいだな。シロップは少し甘い感じにしたけど、
 足りないならこれを使うといい」コト

卯月「ジャムですね!それじゃ、ブルーベリー少しいただきますね。
   ・・・うーん!私にはこっちがあいます!」

未央「こっちのイチゴジャムも美味しいよ!
   なんだかんだで口の中の辛味も全部きえちゃったね」

卯月「うん。口の中がすごいサッパリしてる!」

P「材料の牛乳は辛味を和らげる効果もあるしな。
 辛いものの多い中華料理のデザートに杏仁豆腐があるのも道理なんだなあ」

未央「うん・・・なんか・・・元気でてきた!」

卯月「未央ちゃん、私も!」

P「ははは、現金だな。けどまぁ、期待してるぞ、未央、卯月」

未央「まっかせといてよ!」

卯月「はい!頑張ります!」

本日はレス拾いで島村卯月、本田未央で料理は麻婆豆腐&杏仁豆腐でした。

自分は辛いのも甘いのも大好きなので、麻婆豆腐も杏仁豆腐も好物です。
最近どっちも食べてないので食べたいなぁと思い。

しかし毎回書いてて思いますが、自分は話のオチをつけるのがヘタだなぁと。
尻すぼみな締め方を毎回しちゃって申し訳ない。

>>61 >>64 >>65
可能な限り拾っていくので、頑張っていきます。

次回投下は未定ですが、今週中には投下予定です。

お疲れ様です。
本日22時以降に投下していきますのでよろしくお願いします。

こんばんわ。
本日の投下を開始します。
今日は二人分投下しますのでよろしくです。

~水ようかん~


P「さて、そろそろ帰ってくる頃かな?」

ガチャ

早苗「ただいまー。お疲れ様ー」

P「ああ、早苗さんお帰りなさい」

薫「せんせぇ!もどりましたーっ!」

千佳「Pくん、ただいまー!」

桃華「Pちゃま、ただいま戻りましたわ」

P「おう、三人ともお疲れ様。早苗さんと手洗いうがいしといで。
 おやつにクッキー焼いといたぞ」

千佳「Pくんの手作り?やったー!」

薫「ありがとうございまー!」

早苗「はいはい、走らないの。おやつは逃げないわよー」

ハーイ!

P「早苗さんにはちょっと物足りないかも知れませんが、一応量は用意しておいたので」

早苗「やあねぇ。無礼講でもないのにどこでも呑むつもりはないわよ。
   他に事務所にいる子とおやつを満喫しましょうかね」

桃華「それでは、わたくしも・・・」

P「おっと、桃華は手を洗ったら俺のとこにおいで」

桃華「Pちゃま?」

P「いいからいいから」ニコニコ

数分後

桃華「Pちゃま、きましたわ」

P「お、まずはお疲れ様。疲れてないか?」

桃華「大丈夫ですわ。それよりもPちゃま、わたくしをご指名だなんて、どうしましたの?」

P「ん?桃華のリクエストしてくれてたモノができたからね。
 桃華から話を聞きながら食べようと思って」

桃華「ああ、この前他の方々がやっていた、めんだん、というものでしたわね。
   Pちゃまが食べたい物を作ってくれるという」

P「そうそう。それで、桃華もリクエストくれただろ?
 はい、これが桃華のリクエスト。」コト

桃華「まぁ・・・黒くて四角いツルツルしてそうな・・・これはなんですの?」

P「桃華のリクエストの和菓子なんだけど、夏で暑くなってきたし、水ようかんでもと思って」

桃華「水ようかん・・・これがようかんですのね?」

P「普段洋菓子と紅茶がメインだから、今回もそっちかと思ったら和菓子ときたからなぁ。
 何を作ろうか迷ったよ」

桃華「紅茶は大好きですのでそれに合うものを、とも思ったのですけれど。
   でもPちゃまが腕を振るって下さるというのだから、普段は馴染みのないものをと思いましたの」

P「うん。色々なものに興味を持つのはとても素敵なことだと俺も思うよ。
 口に合うといいけど、まずは食べてみてくれるかい?」

桃華「それでは、いただきますわ」パク

P「普段桃華の食べてるものを見る限り、そこまで甘くないほうがいいかなと思って甘さは控えめにしてみた」

桃華「ん・・・しつこくない甘さと、プリンのように柔らかいようで、
   実はしっかりとした歯ごたえがありますのね。
   それに、ひんやりとして暑さがスーっと引いていく感じですわ」

P「それと、紅茶でもいいかもしれないけど、和菓子にはこれを。
 よく冷やした緑茶だよ」

桃華「緑茶も初めて飲みますの。
   んん・・・紅茶よりも渋み、というよりも苦味が強いんですのね」

P「紅茶の銘柄にもよるけどね。
 けどまぁ、緑茶は和菓子とセットで食べるのがオススメなんだ」

桃華「そうですわね。水ようかんの甘さがほんのりと残りつつ、
   緑茶の苦味で口をリフレッシュさせるんですのね。
   紅茶とスコーンの様な関係に似ていますのね」

P「ま、役割なんかは違うとおもうけどね。
 あと桃華、紅茶はミルクティーも飲んでたよな?」

桃華「えぇ。大好きですわ」

P「それじゃ、これも試してみるといい。
 砂糖をほんの少しと、ミルクを・・・」

桃華「Pちゃま、緑茶にミルクという習慣はないのでは?」

P「そうだね。砂糖もミルクも基本的に入れないのが緑茶のメジャーな飲み方。
 けどまぁ、絶対にダメってわけでもないしな。
 騙されたと思って飲んでごらん」

桃華「Pちゃまがそうおっしゃるのなら・・・。
   ・・・あら、あらあら・・・ええ?」

P「どうだい?」

桃華「なるほどどうして、緑茶というのは奥が深いんですのね。
   苦味が緩和されて、とても飲みやすくなりましたわ」

P「まぁ、公の場ではあまりやらない方がいいかな。
 伝統というか、色々ぶち壊しだし・・・」ハハハ

桃華「わかりましたわ。Pちゃまとお茶会をする時に飲むことにしますわね」

P「さて、食べながらでいいけども、最近の仕事はどうだい?」

桃華「とても可愛い衣装ばかりで楽しいですわ。
   普段着られないようなドレスなども着られましたし」

P「桃華は衣装映えするからな、子供服のメーカーからは引っ張りだこだし、
 この前出演したカメラのCMでの一枚もとっても可愛かったし、
 先方さんから継続出演の依頼もきてるくらいだ」

桃華「褒めすぎですわよ、Pちゃま。
   カメラのCMの件は雪美さんのご協力もありましたもの。
   わたくしと雪美さんが一緒に撮られて写真映えしないわけございませんもの」

P「まぁ間違いない。俺が一般人でも、あのCM見たら絶対に手を止めて見ちゃうもんなぁ」

桃華「それに何より、凛さんには敵いませんでしたもの」

P「あー・・・総選挙か。
 数字として出てしまったからな。
 けど、その言い方からして桃華は落ち込んではないみたいだな」

桃華「当然ですわ。負けるのは嫌いですが、負けたまま終わるのはもっと嫌いですの。
   まだまだわたくしは色々な部分で子供。
   身体とともに一人前のレディーになって、いずれ必ずあの座にたどり着きますわ」

P「頼もしい限りだ。気概だけはもうとっくに一人前だよ、桃華」

桃華「あの頂点につくにはPちゃまの協力が不可欠ですわ。
   一緒に頑張ってくださいますわね、Pちゃま?」

P「当然だろ。
 少しずつ、色々なことを経験して、名実ともに立派なレディーを目指そうな」

桃華「はい。頼りにしていますわ、Pちゃま」

今日一人目は櫻井桃華で料理(お菓子)は水ようかんです。
暑くなってきたし、涼をとりたいですよねぇ。
あと桃華を持っていなかったので必死に他のSS読みあさって特徴を調べたのは秘密です。

それではもうひとり分投下していきます。

~ハンバーガー~

ガチャ

加蓮「おつかれさまー」

泰葉「お疲れ様です」

響子「おつかれさまですっ!」

P「お帰り。加蓮と響子はちひろさんが車まわしてくれるらしいから、送ってもらうといい。
 明日は加蓮は凛と奈緒と振り付けのレッスンで、響子は料理雑誌のインタビューだったな」

加蓮「だね。あー、おなかへったよー」

響子「はい。私ももうペコペコです」

P「泰葉はちょっと何件か仕事の話が来てるからちょっと待っててな。
 帰りは俺が寮まで送ってくから」

泰葉「はい、わかりました」

響子「それじゃ泰葉ちゃん、また今度!」

加蓮「お疲れ様、岡崎センパイ?」ニヤニヤ

泰葉「もう、加蓮さん!」

加蓮「あははっ!じょーだんじょーだん!またね、やすはー!」

泰葉「ふふっ・・・お疲れ様」

バタン

P「大変だなぁ、岡崎先輩?」

泰葉「も、もうっ!Pさんまで!」

P「はっはっは!いいんじゃないか?
 芸歴で立場が確立する世界ではあるわけだし。
 それに、加蓮の場合は100%おふざけだな。
 周子あたりが言い出すともう止まらんしなぁ。」

泰葉「はぁ・・・気楽にいいますね、Pさん」

P「結構結構。・・・移籍してもらって大正解だったよ。
 泰葉のこんな生き生きした姿を見れるんだからな。
 どうだ?仕事に不満があったりしないか?
 あの頃ほどデカイ仕事はとってきてやれてないが・・・」

泰葉「いえ、お仕事もレッスンも楽しいですし、
   何より皆といる時間がとても楽しくて・・・」

P「そりゃよかった。
 泰葉は年相応の可愛い女の子のアイドルで十分に人気が出るんだ。
 このまま一緒に頑張ろうな?」

泰葉「はい。よろしくお願いします!」

グー

泰葉「あっ・・・」

P「ああ、そりゃ加蓮と響子と同じ仕事量なら腹も減るな。
 何か食いたいものあるか?
 リクエストがあるなら、作るぞ?」

泰葉「いえ、でも・・・」

P「いいからいいから。なんでもいってみ?
 よっぽど無理な料理じゃない限りは作ってやるよ」

泰葉「えぇと・・・それじゃあ・・・」

食堂


P「これを焼けば、ミートパティの完成、と。
 さすがに今からバンズを焼けないから、知り合いの店で買ってきたので我慢してな」

泰葉「いえいえ!作ってもらえるのにワガママ言えません!」

P「泰葉はもう少し我が儘になってもバチは当たらないぞ。
 かといって、周子や杏みたいになられても困るけどな」

泰葉「あ、あはは・・・」

P「ソースはどうする?
 ケチャップか照り焼きか、他にも色々できるけど」

泰葉「それじゃあ、照り焼き・・・をお願いします」

P「はいよーう。しかし、加蓮ならともかく泰葉がハンバーガー所望とは少し驚いたよ」

泰葉「普段あまり食べないので・・・。
   周子ちゃんとか加蓮ちゃんに連れられてたまに食べるから回数は増えましたけど」

P「アイツら好きだからなぁ。特に加蓮は。
 食べ過ぎないから文句はないが、ジャンクフードが大好物ってどうなんだ」

泰葉「まぁまぁ。加蓮ちゃんはアイドルになる前は病院食ばっかりだったって話ですし、
   周子ちゃんも献血が趣味の割にあの体なので、もうちょっと食べたほうがいいですよ」

P「泰葉が二人の肩を持つなら、俺からは何も言わないよ。
 元々、文句があるわけでもないしな・・・っとはい、完成」

泰葉「わぁー・・・」キラキラ

P「温かいうちに召し上がれ」

泰葉「い、いただきます!」ガブーッ

P「醍醐味とはいえ、一気にかぶりついたな」

泰葉「あっふ・・・おいひ・・・んく・・・」

P「落ち着け。食べてから喋ろうな」

泰葉「ふぁひ・・・」モグモグ

P「ったく・・・食べながら喋るのは行儀わりーんだから。
 アイツらにここまでは似せなくてもいいんだぞ。
 いや、アイツらもこうなってたら大問題だわ・・・。
 今度抜き打ちしよう・・・」

泰葉「す、すいません・・・美味しくてつい」

P「光栄ではあるけど、食事のマナーは守ろうな?」

泰葉「うぅ・・・はい・・・」ガブー

P「・・・反省したのかしてないのか」

泰葉「」モグモグモグ

P「うん、反省してるな。えらいえらい」

泰葉「ふぅ・・・一気に食べちゃいました」

P「さすが、腹ペコなだけあるな。
 一応おかわり分は作れるけどどうする?」

泰葉「あー・・・とても魅力的ですけど、この時間にこれ以上食べると脂肪がついちゃうので」

P「んー・・・まぁそうだな。それじゃ、余ったパンと野菜でサンドウィッチにしとくから、
 明日の朝食にでもするといい。
 残りの肉は焼いてあるから、寮の宴会してる人たちの肴にでもしてもらってくれ」

泰葉「ふふ・・・ありがとうございます」

P「よし、それじゃあ帰る支度しておいで。
 その間にこっちは調理すませておくから」

泰葉「わかりました。・・・Pさん」

P「んー?なんだ?」

泰葉「ご馳走様でした」フカブカ

二人目は先輩で有名な岡崎泰葉で料理はハンバーガーでした。
加蓮でやるのも安直だったので、リクエスト拾いも兼ねて先輩でやりました。

とりあえず現状頂いているリクエスト分こなしたら依頼だして落とそうと思っております。
残り10人ちょっといますが、よろしければ最後までお付き合いお願いします。

次回の投下は来週の頭あたりにでもと思っています。

お疲れ様です。
本日の投下を開始します。
リアル仕事が繁忙期なせいで書き溜めができぬぅ・・・。
ということで、今日は一人分を投下していきます。


~フルーツポンチ~


P「あっついなぁ・・・」

ちひろ「暑いですねぇ・・・」

P「だというのに、年少組は今日は外で元気よく撮影ですもんねぇ」

ちひろ「あのバイタリティの少しでもいいから分けて欲しいくらいですね。
    アイスでも買ってきて冷凍庫に入れておきましょうか」

P「ですねぇ。あ、そういや今日って昼過ぎに時間空くのって誰でしたっけ」

ちひろ「年少組は昼の早い時間に終わりますね。
    後はきらりちゃんと肇ちゃんと美波ちゃんが夕方前に事務所。
    三時前くらいに帰ってくるのは後は杏ちゃんとレナさんくらいですね」

P「結構いますねぇ。そういや、リクエストにあった料理で涼がとれるものがあったし、
 大人数向きだし、作っておこうかな」

ちひろ「あ、それなら買い出しはお任せしちゃってもいいですか?
    Pさんの仕事の残りは引き継いでおきますので」

P「了解です。ついでに事務所の消耗品も買い足しておきますね」

ちひろ「助かります。領収書だけ、しっかりとお願いしますね」

P「はーい」

数時間後

ガチャ

P「やれやれ・・・これで大体の仕込みが終わりかな・・・?」

小春「あ、Pさん。お疲れさまです~」

雪美「P・・・おつかれさま・・・」

P「お、小学生組は撮影終わりか。お疲れ様
 んで、事務所の大テーブルに皆してノート広げてどうした?」

薫「あのねあのね、お仕事も一杯あるけど、学校の宿題もやらないとダメなんだよ」

千佳「夏休みの宿題いっぱいあるから、皆でやろーって!」

P「みんな偉いぞー。アイドルの仕事も大事だけど、学校の勉強も同じくらい大事だからな。
 わからないところがあったら誰かにちゃんと聞くんだぞ」

ハーイ!

杏「ただいまー・・・ってうへぇ・・・どうしたの、この人口密度」

レナ「あら、ほんとね。ちびっ子軍団がテーブル占領してるわ」

P「お疲れ様。冷蔵庫に麦茶入ってるからどうぞ」

杏「ん。飲んだら杏はしばらく寝るから仮眠室借りるね」

P「はいよ。空調入れすぎるなよ。喉悪くするからな」

杏「はーい」

レナ「しかしこうも暑いのに小学生は元気ねぇ」

P「いやまったく。そういやレナさん、昼ご飯はどうしました?」

レナ「中途半端な時間から始まったし、あんまり食べてないわね。
   ちょっと小腹が空いてるってところかしら」

P「時間もちょうどいいし、おやつといっちゃなんですが、用意あるので食堂にいきましょうか」

レナ「あら、そうなの?気が利くわね」

P「いえいえ、レナさんの近況も聞きたいですし。
 リクエスト品ということで」

レナ「なるほどね。それじゃ行きましょ」

P「はい。っと、その前に。
 小学生組は宿題がキリのいいところまで終わったらおやつがあるから食べるように。
 終わった子は終わってない子をしっかり応援してやるんだぞー」

雪美「おやつ・・・がんばる・・・」

薫「もうちょっとで終わるから頑張りまー!」

食堂

P「さて、こちらがレナさんのリクエストになります」

レナ「西瓜・・・よね?
   だとしても、随分と大きい玉だけど」

P「レナさんのリクエストはフルーツを使ったデザートでしたよね
 というわけで、今日作ったのはこちらです」パカー

レナ「え、西瓜の上、蓋になってたの?
   しかも中に西瓜の身じゃなくてフルーツがギッシリ・・・!」

P「ここにですね、少し強めの炭酸飲料を入れて完成です」トクトクトク

シュワーシュワワー

レナ「わぁ・・・美味しそう。
   容器までフルーツのフルーツポンチってわけね。
   Pくん、早く頂きたいんだけど!」

P「すぐに取り分けますから落ち着いて」

レナ「ふふ・・・ディーラーとして働いてた時に豪華な食器に入れられたものは見たことあったけど、
   それに勝るとも劣らない、というかあれ以上よきっと」

P「そう言ってもらえるのは光栄ですね。
 はい、どうぞ」

レナ「凄い・・・色んな色のフルーツが出てきた」キラキラ

P「目を輝かせちゃって、そんなに気に入ったんですね」

レナ「だって、こんなに綺麗な食べ物見たことないんだもの。
   それじゃ、いただくわね?」

P「はい、どうぞ」

レナ「うーん!どのフルーツも美味しい!
   西瓜も、ちゃんとくり抜いた身の部分も使ってるのね」

P「そりゃもったいないですからね。
 小玉の身のしまったヤツよりは大味ですけど、
 炭酸で割と誤魔化せますし、他のフルーツの風味も相乗していい味になるんですよね」

レナ「ホントね。それとこの白いのは白玉・・・?
   にしては、ベタベタしてないというか、プリプリしてるわね」

P「それはライチですよ。
 種は大きいからちゃんと抜いてあります」

レナ「ライチか!うん。さっぱりした甘酸っぱさがまたいいわね!」

P「それと、今しがたできたんですが、コイツも入れてみてください」

レナ「あら、綺麗な紫色の球体。葡萄か何か?」

P「近いっちゃ近いですが、ハズレですね。
 まぁ食べてみてください」

レナ「うん。・・・あら、これはゼリーなのね。
   ん・・・これって、ワインが入ってる?」

P「ご明察です。アルコール度数の低い、甘めの赤ワインをごく少量入れてます。
 年少組には食べさせれないので、オプションという形で」

レナ「頼んだ私が言うのもなんだけど、フルーツポンチって子供っぽいといえばそうだもんね。
   けどこのゼリー玉が入っただけで、なんか一気にオトナのデザートって感じになるわね」

P「ノンカロリーとまではいいませんが、糖分は控えめですので。
 数もそこそこ作ってるので、よければ女子寮の皆さんと食べてください」

レナ「うん。これならあんまりお酒の強くない子が食べても大丈夫そうね。
   ありがと、Pくん!」

P「いえいえ、これくらいはお安い御用ですよ。
 さて、一息ついたところで、最近のお仕事の状況とか、色々お伺いしますね」

レナ「ええ。といっても、やってることはいつも通りだけどね。
   まぁ、この歳になってまだビキニを着る仕事があるとは思ってもみなかったけど」

P「まだまだ、レナさんは十分に魅力的ですよ。
 あのビキニは男の自分としては視線に困りましたし」ハハハ

レナ「あら、Pくんがそんなに褒めてくれるなら、また着てもいいわよ?
   もちろん、Pくんだけの前で、だけど、フフ・・・」

P「いや、あの・・・レナさん?」

レナ「やあね、冗談よ、冗談。
   楽しかったからまた着てもいいっていうのはホントだけど」

P「きっちりファンの心は掴んでますし、来年もその気なら全然回しますよ」

レナ「今から来年の話をしてもしょうがないわよ。
   それより、しばらくはドラマの撮影が入るから、スケジュール頼むわね?」

P「了解です。変則的な生活になりそうですし、
 撮影開始してからしばらくはドラマに専念してもらいますね」

レナ「助かるわ。それにしても、美味しかったけどこのフルーツポンチ、やっぱり余っちゃったわね」

P「ああ、大丈夫ですよ。
 ちゃんと対策済みです」

ガチャ

小春「Pさーん、皆頑張って宿題終わらせましたよー」

千佳「おやつどこ、Pくーん!」

P「はいはい、こっちにあるから。
 まずは手を洗っておいでー」

レナ「なるほど、適任だわ」

本日投下分はリクエスト拾いで兵藤レナ、料理はフルーツポンチです。

いつかやってみたいんですよね。
スイカくりぬいて中にサイダーいれてフルーツポンチするの。

やったことある人いるんでしょうかね。
是非聞いてみたいです。

さて、現状リク頂いてる分のリストです。

Cu 里美 志希 悠貴 杏

Co 奏 のあ 千秋 頼子 ありす 蘭子 翠

Pa 芳乃 愛梨 きらり


拾い済はこちら

Cu 桃華 まゆ 卯月 レナ

Co 周子 泰葉

Pa 未央

あと14人というところですが、のんびりと進めていけたらと思っています。

次回は5-7日くらい後に投下予定です。
よろしくお願いします。

なんかいいなーこういうの
のんびり読めるわ

新声付きのふみふみとゆっきをお願いしたいが今リクは大丈夫かな?

スイカくりぬいてフルーツポンチは昔やったなぁ、サイダーを先に入れちゃったから炭酸が抜けて微妙な感じだったけど、楽しかった思い出

お疲れ様です。
22-23時くらいの間に投下開始していきますのでよろしくお願いします。

お待たせして申し訳ありません。
というよりも、待っていてくれた方がいたことに感激でした。
リアル繁忙期の野郎が・・・
おかげで今回のフェスはほとんど何もできてない状態です、ええ・・・

少し早いですが、投下開始していきます。
今日は料理2品分でお届けいたします。

~フレンチトースト~


ガチャ

P「ちょっと着くのが早すぎたか。
 んー・・・書類片付けてもいいんだけど、飯でも食ってからにするか。
 なんか冷蔵庫にあったっけなぁ・・・」

10分くらい後

P「ミミミンミミミンウーサミン。ミミミンミミミンウーサミン」カシャカシャ

ガチャ

千秋「朝っぱらから随分と陽気なテンションね」

P「うわ、なんだ千秋、いたのか」

千秋「今きたところよ、お早う」

P「おう、おはよう。今日って千秋そんなに早くなかっただろ」

千秋「まあね。ちょっとステップの最終調整だけしておこうと思って。
   事務所に誰もいないし、食堂から変な歌が聞こえるし、何かと思ったわ」

P「変な歌って・・・菜々が泣くぞ」

千秋「菜々が歌う分には似合ってるからいいじゃない。
   Pが歌うのが問題なの、ふふ・・・」

P「超ショックなんですけど・・・」

千秋「それより、朝食?」

P「ん?おお。ありあわせだけどな。
 千秋は朝食は?」

千秋「自主トレが終わってから何か買いに行こうかと思ってたけど」

P「小腹が空いてるなら何か作るけどどうだ?」

千秋「あら、いいの?」

P「無茶な要求じゃなけりゃ作ってやるよ」

千秋「じゃあ、フレンチトーストがいいかしら。
   あとは適当にサラダがあればいいわ」

P「フレンチトーストね、了解。
 味付けは甘い方?辛い方?」

千秋「あら、フレンチトーストって普通甘いものじゃないの?」

P「イメージ的に強いのは甘い方だな。
 けどまぁ、辛い方というより、甘くないフレンチトーストも普通にあるぞ?」

千秋「じゃあそっちを頂こうかしら」

P「はいよ。それじゃ、ちょっと待ってろ」ジュー

千秋「それにしても、鮮やかね」

P「これくらいは一人暮らしして料理してれば身につくスキルだよ。
 デザートだなんだってなると別だけど」

千秋「でも、そっちもできるのよね。
   この前佐城さんが喜んで話してたわよ」

P「アレもスキルのうちなのかなぁ・・・。
 さて、これで完成っと」

千秋「いい匂いね・・・香ばしくて食欲がそそられるわ」

P「あり合わせだけど、サラダと冷蔵庫にあったグレープフルーツもどうぞ」

千秋「ありがとう。それじゃ、いただくわ」モグモグ

P「ほい、紅茶も。ミルクかレモンかはお好きに」

千秋「本当に甘くないのね。胡椒がふりかけてあるからそうなんだろうけど」

P「通常のフレンチトーストは砂糖をそこそこ使うんだけどな。
 これは砂糖を使わずに、塩と胡椒をひとつまみずつ、あとはこれな」トン

千秋「え・・・これって・・・」

味の素「よう」

P「これもごく少量だけどな。
 実は味にコクが出たりする」

千秋「まさか牛乳に味の素とは、素人の私でも目からウロコだわ」

P「何事もやって見たほうが面白いだろ?
 千秋だって、アイドルをやってそれは色々思ってると思うけど」

千秋「そうね、そう言われたらその通りとしか言えないわ。
   最初はただ漠然と歌ってトップを目指していただけなのに、
   今はどの仕事も真面目に取り組めば取り組むほど充実していくわ」

P「一人じゃできないこともたくさんあるしな。
 今は即席のユニットでのライブが多いけど、
 いずれはちゃんと誰かと固定のユニットを作ってライブなんかもできたらって考えてる」

千秋「あら、いいわね。Pが言うんだからちゃんと実現しそうだし、
   期待してまってるわよ」

P「ああ、任せとけ。
 千秋も、何か要望があったら言ってくれよ。
 俺に可能なことならキッチリサポートするからな」

千秋「この食事のひと時だけで十分なサポートよ。
   大丈夫、完璧にこなしてみせるわ」

一人目のリク拾いは黒川千秋で、料理はフレンチトーストでした。
朝はトースト派なので、時々食べてみたくなる一品です。

~天ぷら~


P「ただいまもどりましたー」

ちひろ「あ、おかえりなさいPさん。
    プロダクション・・・というか、Pさん宛にお荷物が届いてますよ」

P「え、自分にですか?」

ちひろ「はい。それもクール便です」

P「要冷蔵・・・?差出人は誰です?」

ちひろ「七海ちゃんのご実家からみたいですね。
    そうなると中身は察するべきなのかもしれませんが」

P「そうですねぇ。とりあえず、開けてみましょうか」

ガチャ

芳乃「ただいまーもどりましてー」

翠「お疲れ様です。ただ今もどりました」

P「おう、お疲れさん」

ちひろ「二人とも、お疲れ様です」

翠「あら、Pさん、そのお荷物は・・・?」

芳乃「そなたへのー供物ですかー?」

P「供物て・・・七海の実家からでな、今から開けるところだ。
 まぁ、中身は予想できるけども」

翠「ふふ・・・まぁそうですね」

ちひろ「七海ちゃんは今日オフですからねー。
    さすがに女子寮まで呼びに行くのにも少し遅い時間ですし」

P「とりあえず開けてみますか。それー」パカー

ちひろ「おお・・・」

翠「これは・・・」

芳乃「活きのよいーお魚ですねー」

P「なんかいっぱい入ってるなぁ。
 ここまで色々あると調理したくなってくるなぁ」ウズウズ

ちひろ「同封されてるお手紙には、事務所の皆さんでどうぞ、とのことですが・・・」

翠「さすがに七海ちゃん本人がいないのにいただくのは・・・」

P「だよなぁ・・・とりあえず女子寮に電話してきますわ。
 七海にこういうのが届いたって連絡はしとかないと」

ちひろ「それじゃあ私は食堂に運んでおきますね」

芳乃「わたくしとー翠さんはー着替えてまいりますねー」

P「はいよー」

数分後

P「七海から許可が出た。好きに調理していいそうだ」

ちひろ「はやっ!早いですね七海ちゃん!」

翠「いいのでしょうか、私たちまでご相伴に預かってしまって」

芳乃「けれどもー、レッスン後でーお腹が空いているのも確かなのですねー」

P「生ものだし、鮮度が勝負だからな。
 何か食いたいものあれば作るぞー」

ちひろ「Pさん、魚捌けるんですか?」

P「さすがにフグの毒を除去できる免許はもってませんけど、大抵の魚は捌けますよ?」

翠「すごい・・・」

芳乃「でしたらーわたくしはー天ぷらが食べたいのですー」

翠「あ、いいですね天ぷら!
  普段はあまり食べないですし、是非食べてみたいです!」

P「よしきた。それじゃ晩飯は食堂で天ぷらといくか!
 冷蔵庫に・・・他に天ぷらになるものもあるし、米もあるしいけるな」

ちひろ「天丼・・・美味しそうですね・・・」ゴクリ

P「三人分も四人分も変わらないのでちひろさんもどうぞ」

ちひろ「ありがとうございます!」

P「さて、それじゃ色々揚げていこうかね。
 キスにイカ、エビ、ホタテにアナゴあたりでいくか。
 あとは食堂にあった海苔とタラの芽、大葉と竹輪も揚げるか
 さすがに今日はサツマイモはないかー」

翠「そ、そんなにですか・・・?」

芳乃「わたくし達だけではー退治できない気がー」

P「その時は女子寮で腹ペコしてそうな連中にでもあげてくれ」ジャー

ちひろ「天ぷらなんて、アイドルからしたらカロリーの塊で天敵ですから、
    お二人は嬉しいんじゃないですか?」

翠「そうですね・・・私は元々そこまでたくさん食べる方ではないので、
  天ぷら自体もあまり食べないですし」

芳乃「わたくしもーあまり多くは食べない方ですのでー」

P「ほい、揚がり!油をしっかり切って、天つゆと粗塩用意して・・・と」

ちひろ「あ、お米も炊けたみたいですね」

P「それじゃ、冷めないうちに食べようか」

翠「はい、ご馳走になります」

芳乃「いただきましてー」

ちひろ「はふ・・・んく・・・」

P「むぐ・・・んー、こりゃ美味いな」

翠「キスもアナゴもふっくらとしてて、すごく美味しいです」

芳乃「イカもエビもープリプリとした食感でー。
   こんなに美味しい海の幸をーわたくし食べたことないですー」

P「白米に天ぷら乗っけて、大根おろし大量にぶち込んだ天つゆをたっぷりかけて・・・」

ちひろ「まるでテレビのグルメ番組で見るような天丼ですねぇ」ウットリ

翠「夢心地ですね・・・」

P「そういや、芳乃はアイドル活動には慣れたか?
 まぁまだレッスンで体づくりがメインではあるけど」

芳乃「努力せずに崇拝される神様にはーご利益がないものでしてー
   そなたがまだ必要というならーわたくしはそれに従うだけですのでー」

P「そういってくれると助かるよ。
 焦らずにしっかりとレッスンを積んでいけば、ちゃんと結果はついてきてくれるからな。
 それに、ちゃんと俺も芳乃にピッタリの仕事を見つけてくるよ」

芳乃「そなたを信用していますのでー」

ちひろ「翠ちゃんは本当にお仕事の幅が増えましたよね」

翠「そうですね。経験したことのないことも多いので、とても楽しいです」

P「もうすっかり世間には翠は大和撫子ってイメージが定着してるな。
 写真集も肌色のページは少ないのに大人気だしな」

翠「水着着ること自体には抵抗はありませんけどね。
  先日も紗南ちゃんたちと楽しくプールでお仕事できましたし」

P「次は秋の何かのイベントかな。
 それなら豊穣で神に感謝する的なので芳乃のお披露目とかもアリか・・・」

芳乃「そなたはー想像力豊かなのですねー」

翠「頼りになります。
  芳乃さんも、今はまだ準備期間ですけど、一緒に頑張りましょうね」

芳乃「はいーその時はーよろしくお願いしますねー」

二人目&三人目は水野翠、依田芳乃で料理は天ぷらです。
一人暮らしじゃまず天ぷらは作らないので出来立てが非常に食べたくなるときがあります。
個人的にはキス天と海苔の天ぷらが大好物です。
あと天丼とか本当に食べたいです。

>>113
前向きに善処はさせて頂きますねー。
とりあえず現状頂いていた分をこなして、可能なら追加しようと思います

>>117
やったことある先人が!!
炭酸からいれて時間おいてしまうと本当に砂糖水に入ってるだけですねー・・・

西瓜は野菜なのは知ってるんです。
こまけぇこたぁいいんだよ!ということで書いていましたwwww

次回は早ければ土曜日に一人分くらいは投下できるかもです。
繁忙期さん早く終わっておくれ・・・

お疲れ様です。
ちょっと予定が狂いましたので、今日は二人分投下していきます。
それではお願いします。

~冷やし飴~

杏「だー・・・暑い・・・」

P「お、アーニャの真似か?んなわけないか」

杏「杏が人の真似する人間に見える?」

P「まぁそりゃそうだ。杏じゃなくてもこの暑さは確かに参るな。
 プールか海水浴にでも行きたくなるレベルだ」

杏「あーパスパス。今の時期にそんなところ行ったって、
  すし詰めのプールに入りに行くようなもんだよ。
  それよりも、なんか冷たいものないの?」

P「そりゃ麦茶とかそういうのならあるけど・・・」

杏「アイスとかはー?」

P「働かない杏にはありません」

杏「ちぇーっ」

P「というのは冗談だけども。アイスはないけどいいものをやろう」

杏「なになに、飴!?」

P「おう、飴だよ飴」コト

杏「え・・・何これ、ただの飲み物じゃん」

P「まぁ飲んでみろよ、騙されたと思って」

杏「変なもん入ってないだろうね・・・」ゴクゴク

P「どうよ?」

杏「あ・・・あれ・・・?なんか飴の味がする・・・けどあれ・・・?」

P「まぁ北国育ちの杏には馴染みはないだろうなぁ・・・」

ガチャ

みく「お疲れさまにゃー・・・あっついにゃー・・・」

P「おうみく、おつかれさん。
 ちょうどいいや、これ飲むか?」

みく「なんにゃ・・・おー、冷やし飴にゃ!
   小さい時よく飲んだにゃあ」

杏「冷やし飴・・・?これって飴なの?」

みく「ん?杏チャン知らないのかにゃ?
   これは冷やし飴っていう関西では割とポピュラーな飲み物にゃ」

P「まぁ関東から以北はほぼ無名だからなぁ、知らなくてもしょうがない」

みく「麦茶でも紅茶でも水飴と生姜と砂糖があれば作れるスグレモノにゃ」

杏「へー・・・飴といえば固形って固定観念があったけど、まさか液体にもあるとはねぇ。
  生姜のおかげで喉越しもスッキリしてていいね」

P「基本は冷やして飲むものだけど、
 冬場は生姜の量を多めにして砂糖を少し減らして温めれば生姜湯に近い感じでも飲めるぞ」

みく「コッチにきてから初めて飲んだ気がするにゃあ。
   瑞樹チャンにもおすそわけしてくるにゃ!」ダダダ

P「関西人には懐かしい味なんだろうなぁ」

杏「プロデューサー、杏もおかわり飲みたいんだけど」

P「はいよ、すぐ作るから待ってろ。
 しかし、杏が午前中オフだなんて珍しいな。
 なんだかんだでラジオやら取材やらでスケジュール埋まってただろ」

杏「んー・・・面倒だけどね、どっかの誰かさんが逃がしてくれないし。
  それに、やりたくないっていうのはあるけど、
  一度手を出したなら最後までやらなきゃモヤモヤするんだよねー杏」

P「なんだかんだでちゃんとプロ意識があるようで良かったよ。
 嫌々やってるなら本気で方針を改めるつもりだったからな」

杏「それはそれでもいいんだけどね。
  けどそれだと、杏の夢の印税生活ができないでしょ?」

P「お前、まだ印税生活諦めてなかったんか・・・」

杏「当たり前だよ!杏はいつでも引退後、老後をいかに楽に過ごせるかを考えてるんだよ!」

P「お、おう・・・悪い、そのへんも考えていかないとな」

杏「まあ、さ」

P「ん?」

杏「アイドルが楽しくないわけじゃないし、もうちょっとやってみてもいいんだけど、ね」

一人目は双葉杏で冷やし飴です。
割とローカルな物なのでご存知ない人も多いと思います。
水飴と生姜(すりおろしでも汁でも)、砂糖を紅茶やお茶で割ったものになります。
近畿では結構ポピュラーな飲み物です。
一度飲んだことがありますが、夏場に飲むとスッキリした記憶があります。

~カボチャのプリン~


蘭子「闇に飲まれよ!」

P「おー蘭子、やみのまー」

蘭子「紅蓮の炎を纏いし我を賛美せよ!(この暑い中外でのお仕事は辛かったです)」

P「だなぁ。さすがにこの炎天下での屋外ロケは厳しいな。
 ちゃんと日焼け止めは塗ったか?
 せっかく綺麗な白い肌してるんだからシミにならないようにな」

蘭子「案ずるな。既に妖艶なる乙女から施しを受けている。
  (ちゃんと奏ちゃんに塗ってもらったので大丈夫です!)」

P「奏なら安心だな。美沙希とか奏あたりはこういうのに敏感そうだしなぁ。
 そういや蘭子、昼ご飯は?」

蘭子「盟友達を襲いし禍を滅せん時、我の魔翌力もほぼ底をついたのだ。
  (スタッフさんの方でトラブルがあったみたいで、
   ちょっとゴタゴタしちゃってほとんど食べてないですね・・)」

P「んー・・・じゃあ何か作るか。
 食べたいもの、あるか?」

蘭子「我に新たな供物を捧げんとするのか!
  (わぁ、何か作ってくれるんですか!?)」

P「おう。そういや八百屋のおばちゃんがサービスでいっぱいくれたものもあるし、あれを使うか。
 蘭子、カボチャは食べれるか?」

蘭子「南瓜の王は我の好敵手ぞ。
  (はい、大好きですよ?」)」

P「んじゃ、それでいくつか作るか。
 よーし、食堂いくぞー」


食堂


P「というわけで軽食でカボチャを使った何品かを食べてもらったけど、どうだったよ?」

蘭子「凄く・・・美味しかった」ホワホワ

P「(地が出とる)そりゃよかった。んじゃ最後にこれな。
 試作品で申し訳ないけども第一号は蘭子に食べてもらおう」

蘭子「うわぁ・・・プリン・・・」キラキラ

P「カボチャを裏ごししたり普通に作るプリンよりも手間がかかるし、
 何より固めるのに時間がかかるから間に合うかが不安だったけど、どうにかだな」

蘭子「た、食べていい?」

P「おっと待った。最後の仕上げが残ってる」

蘭子「仕上げ?」

P「こうやって砂糖を少しふりかけて・・・」パラパラ

カチッ

P「バーナーであぶる」ゴォォォ

蘭子「煉獄を纏いし南瓜の王・・・だと・・・?」

P「(お、戻った)これで完成、と」

蘭子「甘美なる宴!(美味しそう!)」

P「見てても腹は膨れないから、まぁ食ってみてくれ」

蘭子「うむ!」パクリ

P「・・・どうだ?甘すぎないようにはしたつもりだけど」

蘭子「お、美味しすぎます・・・。
   カボチャ独特の甘さとプリンのしっとりとした甘さと柔らかい食感、
   焦がした砂糖の苦味がマッチして口の中が幸せすぎます・・・!」

P「・・・地でこんなに長く喋ったのって久しぶりじゃないか?」

蘭子「ハッ・・・」カァァ

P「いやまぁ、いいんだけどさ。
 そういや蘭子、仕事はどうだ?
 凛にその座を譲りはしたものの、二代目シンデレラ以降、てんてこまいだったろ」

蘭子「蒼の申し子の実力はもはや我に匹敵せんとしている。
   我が敗北するも必定よ。だが・・・
   (凛ちゃんの実力なら私が負けるのも納得です。ですけど・・・)」

P「うん?」

蘭子「・・・LIVEバトルで負けてもね、充実感があってそんなに、悔しくないの・・・。
   けどね、あの時・・・凛ちゃんが選ばれたとき・・・悔しくて・・・まともに表情を作れなかった。
   ああ、負けるってこんなに悔しいんだって。
   こんなに悔しいことは、もう二度と味わいたくないって」

P「・・・そうだね」

蘭子「だから・・・必ずあそこに返り咲いてみせる」

P「いい具合にちゃんと熱は籠ってたみたいだな。
 蘭子はメンタルも強くなったな」

蘭子「いろんな事、あったから」

P「そうだな。けど、いろんな事はまだまだ起こるぞ?」

蘭子「うん。だから、プロデューサーさん、これからもよろしくね!」

二人目は神崎蘭子でカボチャのプリンでした。
最近プッチンプリンを食べてて久しぶりに他のプリンを食べたいなあと思い。
というかですね、やっぱ博多弁難しすぎですわ・・・。
蘭子SSを長々と書ける人は素直にすごいと思います。

次回投下は来週末あたりになるかと思います。
よろしければのんびりとお待ちください。

22時頃から投下開始します。

こんばんわ。お疲れ様です。
それでは投下開始していきます。

~グラタン~


P「はい・・・はい。ええ。それでは、よろしくお願いします」ガチャ

ちひろ「どちらからです?お仕事のオファーっぽいですけど」

P「ええ、○○化粧品から奏にコマーシャルの出演をーって話ですね」

ちひろ「○○化粧品って、国内化粧品でもかなりのシェアがある会社じゃないですか!」

P「みたいですね。男の自分でもCMで知ってるレベルですし。
 ファッション雑誌の奏を見て是非使ってみたい、とのことです」

ちひろ「奏ちゃんも大躍進ですね!」

P「ですねぇ。今日は雑誌のインタビューの後直帰でしたっけか」

ちひろ「あ、はい。奏ちゃんの家の方が近いので、
    今日は一緒にインタビュー受けている愛梨ちゃんと直帰するって連絡が」
 
P「とりあえず終わった辺りの時間に連絡だけ入れとくか」


数時間後


P「いや、別にいいんだけど・・・なんでこうなってるんだ?」

奏「こうって、どう?」

P「食堂で、料理、のことだよ!」

奏「あら、Pさんが夕食ご馳走してくれるって言ったじゃない?」

P「てっきり外で食うのかと思ったよ」

奏「まさか。あんなに美味しいお菓子とか料理作れる人が傍にいるのに、
  わざわざ外で食べる必要ないじゃない。
  それに、今日は私にとっても凄い嬉しい日なんだから、いいでしょ?」

P「まぁ・・・そう言われるとな。
 あれだけ電話越しで喜ばれるのを聞くとなぁ。
 そんなに喜ぶことだったとは・・・」

奏「私の目標の一つだったからね。
  あの化粧品会社のモデルになりたいなって」

P「化粧品にこだわってる奏らしいといえば、奏らしいな。
 美嘉がひどく羨ましがってたぞ」

奏「美嘉ちゃんもあそこの化粧品よく使ってるからね。
  少しだけ、自慢できちゃうわね」

P「程ほどにな。・・・っと、できたかな。」ガチャン

奏「んー・・・いい匂い」

P「この暑い中まさかこんなもんリクエストされるとはなあ。
 はいよ、リクエストのグラタンでございます」

奏「まあまあ。どうせ今日はグラタン食べるつもりだったんだし」

P「ん?そうなのか?」

奏「愛梨ちゃんと帰りにファミレスでも寄って帰ろうかなって思ってたから。
  入ったらグラタン食べようって決めてたの」

P「あー・・・そりゃ愛梨には悪いことしたな」

奏「埋め合わせはちゃんとしておくわ。
  それより、冷めないうちに食べてもいい?」

P「おー、食え食え。一応マカロニはその内何かに使うつもりで作っておいたから、
 チーズ以外は全部俺の手作りだぞ」

奏「ほんと、器用なプロデューサー・・・」パクッ

P「まぁマカロニ自体そこまで時間のかかるものではないからな。
 ちょっと色々アクセントもしてみた」

奏「ちょっと甘めのホワイトソースね。けど、タバスコもかけてないのにピリっとしてるのは?」

P「ヒントはマカロニ。よくみてみ?」

奏「ふーん・・・?あら、マカロニの色が白くない・・・」

P「カレー粉を混ぜてるんだよ。直接辛いもの入れるより、こっちのほうがバランスとれるからな」

奏「うん。すっごく食べやすくて美味しい。
  じゃがいももホクホクでいいわね」

P「じゃがいもはどの調理の仕方でも調和がとれるからなぁ。
 料理する側からしたら本当に助かるよ」

奏「じゃがいもの自然な甘みでピリっとした辛さも薄れるのも凄いわね。
  あとこの玉ねぎも、すっごく甘くて美味しい」

P「色々材料の候補はあったけど、今回はシンプルにマカロニとじゃがいも、玉ねぎだけな。
 他の材料はまた今度作ってやるよ」

奏「そうね。一度に沢山のご褒美を貰っても嬉しくないものね。
  次のご褒美は次の大きなお仕事を手に入れてから、にするわ」

P「そりゃ助かる。こちらとしても、奏の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいからな」

奏「凛ちゃんと違ってマルチに活動できる程器用でもないし、
  私は私の武器を尖らせて、自分のスタイルを貫いていくつもりよ」

P「だな。奏はプロポーションもいいし、自分の魅せ方をしっかりと熟知してるから、
 あれこれと俺が言うのも野暮ってもんだ。
 俺は奏がもっと多くの人に好きになってもらえるように仕事を持ってくるだけだな」

奏「うふ、期待してるわよ、Pさん?」

P「おう、任せとけ」

奏「あ、そういえば、もう一つだけ欲しいご褒美があるんだった」

P「ん、なんだ?」

奏「ご褒美の、キ・ス♪」

短いながら速水奏で料理はグラタンでした。
何故か無性に食いたくなったからクックパッドみて我慢してました。
書いてたら今度はドリアとかラザニアが食べたくなってきました。
チーズがとろけたヤツ食べたいです。なんならピザが食べたいです。

さて、現状です。
頂いてる分がこちら

Cu 里美 志希 悠貴 

Co のあ 頼子 ありす

Pa 愛梨 きらり


拾い済はこちら

Cu 桃華 まゆ 卯月 レナ 杏

Co 周子 泰葉 奏 蘭子 翠 千秋

Pa 未央 芳乃

解決できるかどうかわからないのがこちら

文香 ユッキ 茜

次回投下は早ければ土曜日、遅ければ13日くらいです。
というよりも、13日からのお盆休みで残りを消化予定です。

次回は初代シンデレラガールで一品と、Co&Cuで一品を考えています。
よろしければ、次回もお願いします。

よかったらユッコにも美味しいもの食べさせてあげてください

お疲れ様です。
本日22時くらいから投下開始していきますのでよろしくお願いします。

おお、今日見つけて追いついた!
TBSの合間に楽しませてもらいます。

今の終わったらでいいので柚リクエストしたいです。

こんばんわ。
繁忙期センパイもお盆休みには太刀打ちできまい・・・!
仕事中に頭の中で考えていた事をようやく文字に起こせました。
今日から大体1日3人分くらいの投下です。

それでは、早速本日の一人目と参りましょう。

~冷製パスタ~


P「こうも暑いと、食欲も減退するなぁ・・・」

ちひろ「ですねぇ・・・スタミナ満点のものをーとかCMでやってますけど、
    実際この暑さであんな脂っこいもの食べれないです・・・」

ガチャ

愛梨「おはようございまーす!」

ちひろ「あ、愛梨ちゃん。おはようございます」

P「おう、おはようさん」

愛梨「今日も暑いですねー」

ちひろ「ほんとにそうですねぇ。そういえば愛梨ちゃん、
    午後イチで出発ですけどお昼はどうします?」

愛梨「あー・・・それが、あまりに暑かったので食欲が湧かなくて」エヘヘ

P「愛梨もか・・・けど今日のは事前に腹に入れておかないとしんどい収録だぞ?」

愛梨「わかってはいるんですけど・・・そうだPさん!
   何か食べやすいものを作ってくれませんか?」

P「んー・・・作るのは構わないけど、簡単なもんしか作れないぞ?
 あんまり時間もないしパスタくらいしか・・・」

愛梨「あ、パスタいいですね!サッパリ系のってありませんか?」

P「あー・・・じゃあ冷製パスタでも作るか」

愛梨「れいせいぱすた?」

P「食堂いくぞー」

食堂

P「ま、冷製つっても暑いか冷たいかの違いだ。
 パスタ自体は熱い湯で茹でるしな。
 使う食材は熱いソースとはちょっと違うかな」

愛梨「おくらにトマト、レタスとツナ・・・サラダみたいですね」

P「実際味付けに使うソースはサラダドレッシング使う場合もあるぞ。
 それに、市販でも冷静パスタ用のドレッシング的なものも発売されてる」

愛梨「へぇー、そんなのまで販売されてるんですね」

P「今日はサッパリしたものってリクエストだから、青じそのソースを使おうかな。
 茹で上がったパスタを冷水で締めて、しっかり水を切ったら更に盛る。
 んで具材を乗っけてソースをかけて完成かな」

愛梨「わぁー、テレビ番組のお料理作るコーナーみたいですね!
   柚ちゃんとかが喜びそう!」

P「苺パスタもデザートパスタとしてモノ自体は存在するんだけどなぁ。
 まぁそれは今度ありす本人に教えればいいとして、食ってみろ」

愛梨「はい!いただきまーす!」

モグモグ

愛梨「んーっ!酸っぱい!」

P「そりゃ青じそ使ってるからな」

愛梨「けど、これ本当にサラダみたいです!
   少しボリュームのあるサラダって感じですね!」

P「食ってる最中にちょっとこれを加えるぞ」パラパラ

愛梨「わ・・・なんですかこれ?シラスですか・・・?」

P「シラスと山椒の実で作ったふりかけ
 これで味が割と変わったりするんだ」

愛梨「もぐもぐ・・・んっ・・・味が結構かわりました!
   それに、なんかピリッとしましたよ!?」

P「山椒の実だな。辛いものって適量なら食欲の促進をできるし。
 しっかりと食べて、完璧に仕事をこなしておいで」

愛梨「はい!美味しいものも食べましたので、今日も頑張ります!」

P「最近はどうだ?愛梨は割と色々できるからとりあえず何でもやらせてみてるけど、
 なんか仕事に不自由があったりはしてないか?」

愛梨「不自由ってほどのものはないですよ?
   でもやっぱり、同じ事務所の人と一緒にお仕事する機会が減ったのは寂しいですね」

P「その辺は未央にも言われてるんだよなぁ。
 一旦大きい仕事がある連中の仕事が終わったら、
 スケジュールをいじりたいとは思ってるんだ。
 仕事は俺がどうこうできるわけじゃないから、せめて大型のオフくらいはな」

愛梨「ホントですか!?うぅん!楽しみにしてますね!」

P「その前に、愛梨も頑張ろうな。
 次の新曲の発売も間近だし、ドラマの主役級にも抜擢されてるんだ。
 体調に気をつけて、しっかりやってこい」

愛梨「はい!」

ガチャ

ちひろ「愛梨ちゃーん、そろそろお時間ですよー」

愛梨「あ、はーい。すぐにいきまーす!
   それじゃPさん、いってきますね!」

P「あーまてまて」

愛梨「・・・はい?」

P「その格好は薄着すぎるから、せめて一枚羽織ってからいこうな」

本日最初は十時愛理で冷製パスタでした。
子供の頃に冷製パスタドレッシングをダバダバかけて、
ヒタッヒタにしたパスタを食ったら味が濃すぎて食えなかった記憶があります。
今はそんなもったいないことできません・・・(お財布を見ながら

しかし十時さんは毎回出るたびにスタイルいいなぁって思います。

~お弁当~


頼子「はい・・・今日は宮沢賢治についてのお話をお送りしました。
   来週はもう少し彼の作品を深く知っていきましょう。
   この後は志希ちゃんの化学講座のコーナーです」

志希「はいはーい!頼子ちゃん、お疲れ様ー!
   視聴者の皆は頭を切り替えて、次は理系脳使っていくよー!」

収録終了

スタッフ「あーいオッケーでーす!おつかれしたー!」

志希「にゃっははー!お疲れ様ー!」

頼子「来週もよろしくお願いします」

スタッフ「そういや古澤さん、一ノ瀬さん、お宅んとこのプロデューサーがきてましたよ」

頼子「え?」

志希「プロデューサー君が?頼子ちゃん、何か聞いてる?」

頼子「いえ、何も・・・。
   今日は収録後事務所に戻って打ち合わせで終わりのはずですから。
   何か急な用事でもあったんでしょうか?」

志希「どうかにゃー?とりあえず、楽屋にもどろー」

頼子「はい。それではスタッフさん、またよろしくお願いします」

スタッフ「はーい!おつかれさまー!」

楽屋

ガチャ

薫「おつかれさまでー!」

志希「ありゃ、薫ちゃんだー!お疲れさまでー!」

頼子「どうして薫ちゃんが楽屋に?」

薫「んっとね、薫と雪美ちゃんのお仕事であいさつしにせんせぇときました!」

頼子「なるほど・・・」

志希「それで、プロデューサー君はどこにいるのかな?」

薫「薫と雪美ちゃんの挨拶が終わってから、えらい人とお話するって。
  よくわからない話だから薫たちは頼子おねーちゃん達の楽屋にいってなさいってー」

頼子「そうだったんですね」

薫「もうすぐちひろおねーさんが迎えにきてくれるからそれでかえりまー!」

頼子「ところで、雪美ちゃんは・・・?」

カチャ

雪美「ここ・・・」

志希「あ、雪美ちゃんお疲れ様ー。
   相変わらず綺麗でいい匂いの髪だにゃー」ハスハス

雪美「ん・・・志希・・・くすぐったい・・・」

薫「雪美ちゃん、せんせぇのところ?」

雪美「ん・・・下でちひろさん・・・待ってるって・・・」

薫「はーい!それじゃ、いきまー!」

雪美「頼子、志希・・・Pから・・・」ズイ

頼子「Pさんから・・・?」

志希「包み・・・なんか凄いいい匂いがするー・・・」

雪美「二人と話したいから・・・それ食べて待っててって、Pの伝言・・・」

頼子「そう・・・ありがとう、雪美ちゃん」

雪美「それじゃ・・・いくね?」

志希「薫ちゃんも雪美ちゃんも気をつけて帰るんだよー!」ブンブン

薫「はーい!」ブンブン

パタン

志希「雪美ちゃんの髪の匂い意外にもいい匂いがしたと思ったのはこれだったんだねー」

頼子「Pさんが食べて待っててくれということは、お昼よりも少し長引く、ということでしょうか」

志希「かもねぇ。ま、お腹は減ってるし、プロデューサー君の差し入れならハズレはないでしょ」

頼子「そうですね。それでは、包みを開けてみましょう」

スルスル パカー

頼子「あら、これは・・・」

志希「おー!お弁当だー!」

頼子「色鮮やかなお弁当・・・それに、凄くいい匂いです」

志希「この鼻孔を刺激するいい匂い・・・あぁーお腹減った!」

頼子「ふふ・・・それじゃ、頂いてPさんを待ってましょうか」

志希「さんせーい!頼子ちゃん!一緒にいただきますしよっ!」

頼子「はい・・・それでは」

二人「「いただきます」」

志希「んー♪いい匂いの正体はこのきんぴらごぼうだなー?」

頼子「まさかまたタコさんウインナーを食べることになるとは思いませんでした」

志希「普通のウインナーよりも柔らかいんだねー。
   加工がしやすくて熱で形状変化しやすいように作ってるんだねぇ」ツンツン

頼子「ウインナーというよりも、ソーセージに近い部類かもしれませんね。
   あ・・この時雨煮、美味しい・・・」

志希「お米も時雨煮で食べれると思ったら二段構造で間に赤い小魚・・・?」

頼子「ん・・・酸っぱい・・・しらすと梅干の味ですね、これ・・・」

志希「濃い味付けからサッパリした感じでいいねー」

頼子「そういえば志希さん、プロダクションに入ってから結構経ちましたけど、
   お仕事にはもう慣れましたか?」

志希「うーん・・・慣れたといっても、大きな仕事は頼子ちゃんと一緒に出てるこの番組と、
   先月の水着での撮影のお仕事だけだったからね。
   前者は頼子ちゃんがうまい具合にアシストくれるし、
   後者は割とフリーダムにやらせてもらえたから」

頼子「私がフォローしなくても、志希さんは十分にうまく立ち回っていますけどね」クスッ

志希「いやいや、どうしても理系の話になると熱が入っちゃう時があるから。
   そういう時クールダウンさせてくれる頼子ちゃんはありがたいよ?
   何より、頼子ちゃんもいい匂いするし♪」

頼子「わ、私がいい匂い・・・ですか?」

志希「そうだよー。文香さんとよく似た文系の匂いってヤツかな?」

頼子「文系の匂い・・・?」

志希「んー・・・口じゃうまく説明できないなぁ。
   けど、頼子ちゃんとお仕事やってるのはすっごく楽しいよ?」

頼子「はい。私も、志希さんとの収録は毎回元気をもらえますので、
   とても楽しくお仕事ができます」

志希「これからもよろしくね、頼子ちゃん!」

頼子「はい、こちらこそ、よろしくお願いしますね」

ガチャ

P「おーす、おつかれさん」

頼子「あ、Pさんお疲れ様です」

志希「プロデューサー君、おつかれさまー!
   お弁当ご馳走様ー!」

P「いやいや、作りたてじゃなくて悪いな。
 無難なもので献立作ったけど、食べれないものなかったか?」

頼子「いえ、二人で美味しくいただきました。
   ありがとうございます」

P「んで、まぁ最近の二人の仕事の具合を聞いておこうと思ったんだけど、最近はどうだ?
 特に志希はまだプロダクションに入って日も浅いし・・・」

頼子「フフ・・・」

志希「にゃははー・・・」

P「ん・・・?どうした、そんな二人して笑って」

頼子「いえ、Pさんが来る間も志希さんとそういう話をしていまして・・・」

志希「全然、問題ないよ!」

P「そうだったか。頼子はある程度色々やってみてもらってるし、
 志希にももっと色々やってもらって、自分の経験値を上げていってくれると助かる」

志希「そのためには、今やれることを出来るだけの力で、キッチリと、だね」

P「よくわかってるな。才能の力は確かにある。
 けど、努力しなかったらそれは原石で終わる石ころと一緒だ。
 しっかりと自分を磨いて、自分の最大のパフォーマンスをファンに見せてやってくれ」

頼子「はい、承知しています」

志希「研磨作業のための作業場は、キミがしっかりと用意してくれるんだよね?」

P「当然だ。それを用意するのが俺の仕事であり、生きがいだからな。
 お前たちって原石が光り輝く瞬間を見るのが俺の至福だよ」

志希「それじゃ、そんなプロデューサー君を満足させるために」

頼子「私たちも頑張りましょう・・・!」

二本目は古澤頼子&一ノ瀬志希でお弁当です。
志希にゃんのデータがなさすぎて一通り色々調べても出てくるのが匂いフェチメインすぎてSSの参考にならねぇっ!wwww
お弁当は当初薫とかで考えてたんですけど割と安直だったので、文系&理系コンビにおたべ頂きました。
学生時代に食ってたカーチャンの弁当が懐かしいです・・・。

さて、次回投下は明日の同じくらいの時間を予定しています。
予定としてはほわぁ・・・してるCuの子とにょわーしてるPaな子とわた橘さんの出番のようです。
遅かったら日付をまたぐ可能性もありますので、見ている方がいらっしゃいましたらのんびりお待ち頂けると幸いです。

>>165 >>167

解決できるか不明リストには加えさせて頂きました。
余力があればやっていきます!

こんばんわ。
23時くらいから投下開始していきますのでよろしくです。

飴玉噛み砕いてきたので投下を開始していきます。
今日は各色一人ずつで三人分です。
よろしくお願いします

~クッキー盛り合わせ~


ちひろ「わ、どうしたんですか、その両手のビニール袋」

P「いやあ、ちょっと頂いたリクエストの分量が『沢山』だったもので・・・」ハハハ

ちひろ「にしても多すぎじゃないですか?
    何を作るつもりなんです?」

P「いやぁ、モノとしてはただのクッキーですよ。
 ただ、クッキーって結構自由ですからね。
 何作ってもクッキーだと言い張ればクッキーなので・・・」

ちひろ「クッキーでこんなに・・・私、料理してる時のPさんの考えは本当に理解できません・・・」

P「それじゃ、ちょっと食堂いってきます。
 あ、今必要な分の書類は全部デスクに完成させて置いてますので。
 追加で何か書類とかあったら置いといてください」

バタン

ちひろ「・・・仕事も手を抜いてないからなまじ文句も言えないわ・・・」

数時間後

食堂

里美「Pさぁーん、きましたよぉー」

P「おう、おつかれさん。こっちももうすぐ全部焼成終わるから待っててな」

里美「はぁ~い」

P「しかし、いくら甘いものが好きだって言っても、随分とアバウトかつ大胆なリクエストだな。
 たくさんのクッキーが食べたいって・・・」

里美「うふふ、夢だったんですよぉー。
   小さい頃に、絵本とかテレビとかで見たこともないクッキーがいっぱいあったけど、
   お母さんにおねだりしても、売ってなかったんですよねぇ」

P「あー・・・アニメとか絵本の世界のお菓子って美味しそうに描かれてるもんなぁ。
 俺も未だにマンガ肉を作れないか研究してるしなぁ」

里美「ほぇぇー・・・Pさんは勉強家さんですねぇ」

P「って言っても、大層なことはしてないけどな・・・っとできたかな」ガチャ

里美「ふああ・・・バスケットに山盛りのクッキーですぅー」

P「ある程度の種類は網羅して全部作ってみたから、ご希望にはかなってると思うんだが・・・」

里美「十分すぎますぅー。それじゃ、一緒に食べましょぉー」

P「それじゃ、コーヒーと紅茶、どっちがいい?」

里美「それじゃあ、ミルクティーお願いしますぅー」

P「はいよ。それじゃ茶葉はアッサムでいいかな。
 ミルクも低温殺菌の牛乳・・・と」

里美「牛乳にも違いがあるんですねぇー」

P「まぁ大きく分けて高音殺菌されたものと低温殺菌されたものだな。
 高音殺菌だと100度近い高音で短時間に殺菌してるから、
 ちょっとこげっぽい風味が残るんだ。
 低温の方がミルクティー向きだな。はいどうぞ」

里美「うーん・・・いい香りですぅー」

P「ところで、夏場になって水着の仕事も増えてきたけど問題ないか?
 どうしてもスタイルのいい里美とか雫とかにオファーが多くて申し訳ない」

里美「?お仕事はとっても楽しいですよ?
   Pさんが謝ることは、ないと思いますけどぉ」

P「そう言ってもらえると助かる。
 来週には写真集の撮影も始まるから頑張っていこうな」

里美「はぁい。あ、このクッキー美味しいですねぇー。
   宝石みたいな赤いジャムが綺麗で、味も美味しいですー」

P「ジャム塗るだけだと焼くときに焦げるから、
 平に塗ったら水飴というか、焦げないコーティングをしてやるんだ。
 そうするとこんな感じで綺麗に焼きあがってくれる」

里美「普通のものも、バタークッキーもチョコチップクッキーも、どれも美味しいですぅー
   うーん・・・やる気出てきましたー!」

P「まぁ俺ができる応援っていったらこの程度だからな。
 食べたくなったら言ってくれよ。
 できる限りは作ってやるから」

里美「はぁい!それじゃぁ次の写真集で、
   もっと多くのファンの皆さんを虜にしちゃいますねぇ」

一本目は榊原里美でクッキーです。
さとみんって名前の印象が強すぎて調べるときに苗字がわからなくて焦りました。
あとほわほわ系女子の口調とかまったくわからなくて申し訳ないです。
クッキーは個人的にはチョコチップクッキーが一番好きなんですが、
コスパを考えたらココナッツサブレが最強でした。クッキーじゃないかもしれないです。

~パフェ~

凛「お疲れさまー」

P「おう、おつかれさん・・・ってなんだその袋、煙出てるぞ?」

凛「ん?ああ、これ?これはね・・・」ガサガサ

ドン

凛「暑いから皆でアイスでもって思ってお徳用の大きいやつ買ってきたの。
  食堂の冷凍庫、空きがあったよね?」

ちひろ「あ、食堂までわざわざ行くのも手間でしょうから、
    事務所の冷凍庫を使っていただいても問題ないですよ?」

凛「そう?それじゃ、お言葉に甘えるね」

ガチャ

きらり「にょわー✩おはようございまーす!」

P「おう、きらりおはよう。夕方前くらいまでレッスンだったな。
 この前だした新曲、評判いいぞ。
 来週は販促イベントもあるし、はりきっていこうな」

きらり「うきゃー!きらり、ファンの皆ともっとハピハピするために頑張るねー!」

凛「あ、きらり!私もレッスンだから一緒にいこ!」

バタバタ

P「きらりがいると元気が出るなぁ」

ちひろ「暑さなんてなんのその、ですね」

P「そういや、凛の買ってきたアイス、ちょっと貰っても大丈夫ですよね?」

ちひろ「まぁ、皆と食べるために買ってきたって言ってたし、
    事後承諾でも問題ないとは思いますけど・・・」

P「んじゃ、ちょっくら拝借して・・・と」

ちひろ「あら、自分で食べるんじゃ?」

P「ああ、それはまた後でいただきますよ。
 確かきらりが食べたがってたモノの材料がこれで揃ったと思うので、
 ちょっと作ってきますね」

ちひろ「はい、了解です」


夕方前


凛「ふー・・・今日もよく動いた・・・」

きらり「むぇー・・・きらりもお腹すいたー」

P「おつかれさん。凛、ちょっとアイスもらったぞ?」

凛「ああ、うん。全然いいよ」

きらり「アイス?にょわー!きらりも食べゆー!」

P「ああ待て待て。きらりにはこっち用意してある」

ドン!

凛「うわ、でか・・・」

きらり「にょわ・・・おっきーパフェー!」

P「きらり、パフェ食いたいって言ってたよな。
 凛がアイス持ってきてくれたから、ちょっと拝借して作ってみた」

凛「・・・このサイズのパフェでアイス使ったなら・・・!?」

P「ああ、心配しなくてもアイスはシングル分しかもらってないから安心しろ。
 残りは自前でどうにかした」

凛「アイスも作ったの・・・?」

きらり「PちゃんPちゃん!これ食べていいの!?」

P「おう、いいぞ。それと、凛にはこっちな」コト

凛「あ、私もいいの?」

P「ついでといっちゃ悪いけどな。ちょっと材料の余りで作ったア・ラ・モード風だ」

凛「わぁ・・・ありがと、プロデューサー!」

きらり「いっただっきまーす✩」

凛「いただきます」

きらり「冷たくて甘くて美味しいね✩」

凛「うん・・・疲れた体に浸透するね・・・」

きらり「ねねっ、このイチゴジャムもPちゃんの手作り?」

P「だなぁ。ホイップ、ジャム、白玉、一部アイスは自前だな。
 さすがにコーンフレークやらポッキーやら作る時間はなかったし、
 苺とかバナナは栽培する場所もないし」

凛「いや・・・栽培から始めなくても・・・」

きらり「けどけど、このパフェとぉ~っても美味しいにぃ✩
    ホイップは舌の上で溶けちゃうけどしつこくないしぃ、
    ジャムもすっごく甘いのぉー♪」

凛「だね。端材でこれだけ美味しいんだし、
  多分そのパフェの美味しさは私の想像を超えてるよ」

P「ま、凛メインはまたそのうちな。
 しかし、凛ときらりが二人でレッスンって割と久しぶりじゃないか?」

きらり「そうだにぃー。きらりはいっつも杏ちゃんとレッスンしてることが多いしぃ、
    凛ちゃんとこうやってはぴはぴ✩するのも久しぶりかもー」

凛「うん。だから久しぶりにきらりとレッスンして思ったけど、
  きらりのスタミナ、本当に凄いね。
  身長に見合ったステップの合わせ方とか、振る舞いも凄く綺麗だし。
  小回りも意外と利いてびっくりしちゃったよ」

P「きらりもなんだかんだで努力して実力をつけていくタイプだからな。
 杏の才能に刺激を受け続けてるっていうのもいいことだし。
 杏もあれで、結構きらりとのレッスンできらりにレクチャーしてるしな」

きらり「杏ちゃんはねぇー、お口に出すのがお上手じゃないから、
    ついついめんどくさがっちゃうだけで、本当は凄く優しい子なんだにぃ。
    きらりはぁ、杏ちゃんとはぴはぴ✩できるなら、いくらでも頑張れるにぃ!」

P「ニュージェネレーションやトライアド・プリムスと一緒だよ。
 いい仲間がいるっていうのはそれだけで最高の財産だ」

凛「そうだね・・・ね、きらり」

きらり「にゅ?」

凛「今度はもうちょっと多い人数でレッスンしない?
  久しぶりに、皆でレッスンすると、きっと学ぶことも多いし楽しいよ」

きらり「にょわー✩するするーっ!
    みんなでやればぁ、もっともっとはぴはぴ✩できるよね?」

凛「もちろん。ライバルではあるけど、それ以上に大事な仲間だもん。
 一緒にプロダクションを盛り上げて、まだ入って日が浅い子達にもなれてもらお?」

きらり「うんうん!みんなと仲良くなっちゃおー!」

P「おいおい、大勢でレッスンはいいけど、トレーナーさん達にあまり迷惑かけない程度でな。
 自主トレにしても、ちゃんと体のこと考えて無理はするなよ」

二人「「はーい!✩」」

二本目は諸星きらり時々渋谷凛でパフェです。
きらり語が難しすぎたのでもう大変でした。
あときらりと凛がからむSSってあんまり見たことないのでこの際と思ってちょっと出してみました。
ソフトクリームいっぱい詰まったチョコバナナパフェ食べたいです。

~ショートケーキ~


ありす「おつかれさまです」

P「ありす、お疲れさん。今回初めての現場だっただろうけど、どうだった?」

ありす「はい、出演者の皆さんがいい人ばかりでしたので、とてもリラックスして臨めました。
    収録も有意義なものでしたし、とても勉強になりました」

P「そうかそうか。先方さんもな、ありすのこと気に入ったようだし、
 何より共演者の大御所さんがありすと共演したいって希望してるそうだぞ?」

ありす「大御所さんって・・・あの豪快な笑い方をしてたお爺さんですか?」

P「おう。業界じゃ大の子供好きって有名でな。
 ありすのことも気に入ったんだろうな」

ありす「気に入られたというのは光栄ですが、
    子供扱いされているのはあまり気分がよくないですね」

P「こらこら。相手は純粋な好意でお前を気に入ってくれてるのに、
 そういう言い方はやめなさい。
 いいじゃないか、子供なのは事実だ。
 そこを武器に使えずに嫌ってるだけだと、二流で終わるぞ?」

ありす「う・・・こ、言葉が悪かったです。
    私もあのお爺さんの人柄は好きですし、
    是非また一緒にお仕事をさせて欲しいです・・・」

P「了解。先方さんにも橘も熱望してたって伝えておくよ。
 ありす、思うのは個人の自由だけど、
 それを口にした時点でそれは個人の感情とは別に動く可能性もあるからな。
 思ったことを口に出すクセ、直していこうな」

ありす「は・・・はい」シュン

P「ま、そういう妙に大人ぶっちゃうところを気に入った可能性もあるからな。
 いつも通りに接するのが一番だよ」

ありす「いつも通り・・・ですか」ムムム

P「あーあー、そんな考え込まなくてもいいから。
 それより、この後は事務所に戻って終わりだったよな」

ありす「あ、はい」

P「んじゃ、ちょっと食堂まで付き合ってくれよ。
 ありすに食べて欲しいものがある」

ありす「私に食べて欲しいもの・・・?」

食堂

P「はい、これ」

ありす「わぁ・・・ショートケーキだ・・・!」キラキラ

P「この前きらりにパフェを作ったんだけど、ホイップが余っちゃってな。
 捨てるのはもったいないし、鮮度も落ちてなかったからケーキに使おうと思って。
 んで、ありすがショートケーキ食いたがってたろ?」

ありす「べ、別に食べたがってたわけでは・・・」

P「視線がケーキから外れてない人間の言うことか」

ありす「うぅ・・・食べたい・・・です・・・」

P「はいよ。たーんとおたべ」

ありす「はい!いただきます!」パクー

P「(食べてる最中は本当に年相応の女の子だよなあ)」

ありす「おいしぃ・・・」ウットリ

P「ありすは本当に苺好きだなぁ・・・」

ありす「はい!大好きです!・・・はッ!」

P「いーからいーから。それくらい素直なありすも可愛いぞ」

ありす「うぅ・・・」

P「宣材に使いたいくらいだ」

ありす「Pさん、意地悪です!」

P「はっはっは、冗談冗談。ケーキのおかわりは?」

ありす「うぅ・・・いただきます」

P「かしこまり。ところで、ありすにまた料理番組のオファーきてるけど、どうする?」

ありす「料理番組、ですか?」

P「前回は柚がエライ目にあってたなぁ」

ありす「イチゴパスタの何がいけなかったのでしょうか・・・」ムム

P「実際にデザートパスタとして、イチゴパスタってあるんだけどな。
 今度一緒につくってみるか?」

ありす「え・・・いいんですか?」

P「おうよ。今度は柚の度肝を抜くような超うまいイチゴパスタ作って食わせてやろう!」

ありす「は、はい!」

三本目は橘ありすでショートケーキです。
ケーキはどれも好きなので一番を決めれないです。
大体なぜ一番とか二番とか決めなきゃならんのか。
どれも一番でいいじゃないですか!あ、聞いてないですか・・・。
イチゴ、美味しいですよね・・・?

さて、これで残りのリクエストアイドルですが

のあさん 乙倉ちゃん の二人になりました。

未定リストにはいっぱいいるんですが、お盆後もまだ繁忙期センパイが残ってるので、微妙なところです。
まぁあと、個人的に書きたかった最後の一人が残ってるので、その一人を加えて計三本でお送りする予定です。
明日も22時以降の投下になると思いますので、よろしくお願いします。

こんばんわ。23時前くらいから投下開始してきますね

本日で連休最終日。どうにか予定分完成しましたので投下していきます

~ハンバーグ~


のあ「P、ハンバーグが食べたいわ」

P「うわ、直球だな。いきなりどうした?」

のあ「特にどうというわけではないわ。
   Pの作るハンバーグがどんなものかを知りたくなった。ただそれだけ」

P「お、おう・・・今日ってにゃんにゃんにゃんの収録の後がなしだっけか」

のあ「ええ。夕食の時間過ぎには事務所に戻ってくるわ」

P「んー・・・了解。それじゃ、ついでに仕事の近況もその時聞かせてもらおうかな」

のあ「わかったわ。あなたがハンバーグをどう彩ってくれるか、楽しみにしているわ」

P「おいおい、そんなにハードルを上げるなよ。
 できる限りの美味いものにはするけど、それをどう感じ取るかはお前次第だ」

のあ「ふ・・・そうね。それじゃ、準備があるから行くわね」

P「はいよ。みくとアーニャのフォローよろしくな」

ガチャ

P「ハンバーグなぁ・・・」

柚「なになにPサン、ハンバーグ作るの!?」ニュッ

P「うわっ!お前どっから出てきた!?」

柚「ふっふっふー・・・柚ちゃんは神出鬼没なんだよ?
  で、で!ハンバーグは!?」

P「えーい、今からメニュー考えて作るんだよ。
 ちなみに、柚の好きなハンバーグは?」

柚「んーとネ、チーズinハンバーグか、大根おろしが乗ったやつ!」

P「はいよー。それじゃその二つは除外・・と」

柚「なんでさっ!?」

P「いずれ柚に振舞う可能性があるから。
 今日はのあがリクエストしてきたから、ちょっと我慢してくれな?」

柚「むー・・・仕方ない・・・今度絶対だからネ!」

P「あいよー。柚もしっかりと仕事しておいで」

柚「はーい!」

数時間後 食堂


P「や、お帰り。不備はなかった?」

のあ「問題ないわ。いつも通りよ」

P「それが聞けて安心だ。まずは夕食にしようか」

のあ「ええ。貴方がどういうハンバーグを出してくれるか、楽しみだわ」

P「まぁ、期待に応えられるかどうかは些か不安ではあるけど。
 んじゃあ、すぐ焼き始めるからちょっと待っててくれ」ジュー

のあ「・・・」ワクワク

P「(目が輝いてる・・・)」ジュー

P「っと・・・焼き加減はこんなもんか。
 あとは・・・こっちも」サッサッ

のあ「これは・・・ハンバーグの上に目玉焼き?」

P「天気予報見たら今日はやけに満月が綺麗に見える日らしいな。
 以前バニーの衣装もきたし、それにあつらえて目玉焼きをな」

のあ「スーパームーン・・・そう・・・さすがね。
   幻想の兎を貴方はこの料理で現世につなぎ止めてくれるのね」

P「のあという個は不変、なんだろ?
 なら、それは幻の兎に与えるものではなく、
 俺が高峯のあというアイドルに振舞う、自信作の料理だよ」

のあ「ふふ・・・そうね、ありがたくいただくとするわ」

P「おうよ」

スッ・・・モグモグ

のあ「・・・驚いたわ。料理というのはここまでも世界に色彩を与えるのね・・・」

P「美味いモノってのはそれだけで心が豊かになるもんだ。
 それこそ、食べた人間の人生を変えてしまうほどのモノだってある」

のあ「まるで呪い・・・いえ、魔法ね」

P「それはお前たちも一緒だよ」

のあ「?」

P「お前たちアイドルがステージで生き生きと輝いてくれれば、
 誰かの人生が変わるかもしれない。
 みくのトークが、アーニャの歌声が、のあのダンスがきっと誰かの人生を変える。
 それはきっと呪いではなく、魔法だろ」

のあ「そうね・・・誰しもが持つ夢に手を差し出し、舞台の主人公にする・・・。
   私たちアイドルは、ガラスの靴を履いた少女でありながら、
   その靴を次代に渡す魔法使いなのかもしれないわ・・・」

P「っていっても、まだ簡単にガラスの靴を脱いでもらっても困るんだけどな」

のあ「当然よ。まだ私たちは観衆にガラスの靴の代金を支払いきれていないわ。
   ・・・もっと多くの幻想の星空を見せて、幻想を現実にしてみせるわ」

P「・・・俺はプロデューサーだからな。
 アイドルにはもっと多くを望んで欲しいと思ってる。
 だから、強欲に全てを現実にしてくれ」

のあ「あなたと、みくやアーニャ、他の皆がいればそれはできる。
   だから、これからもよろしく頼むわ」

P「・・・おう」

本日一本目は高峯のあでハンバーグでした。
のあさんとかきらりとか蘭子とか、独特な言い回しのキャラって凄く難しいです。
担当Pじゃないので尚更・・・

ハンバーグは有名チェーン店の○っくりドン○ーに二年くらい前まであった
四川風麻婆ハンバーグが大好きでした。
最近は食べてないなぁ。食べたい。

~ラーメン~


ガチャ

悠貴「お疲れ、さま、ですっ!」ハッハッ

P「おー・・・どした、そんなに息切らせて」

悠貴「いえ、ちょっと、トレーニングがてら・・・ジョギングできたんですが・・・
   思ったよりも、女子寮から事務所って遠くて・・・」

ちひろ「寮から走ってきたんですか!?
    軽く5キロはありますよ!?」

P「うーん・・・とりあえずちひろさん、タオルとスポーツドリンク持ってきてもらえます?」

ちひろ「あ、はい。すぐに!」

悠貴「はぁ・・・ふぅー・・・」

P「努力はいいけど、考えなしはダメだぞ。
 この気温と日差しで熱中症と脱水症状のコンボ食らったら、
 仕事どころじゃなくなっちまうんだから」

悠貴「はい、すみません・・・」

P「トレーナーさんが聞いたら大目玉だし、仮に仕事が入ってたらメイクさんも大目玉だ」

悠貴「うぅ・・・」

P「ま、悠貴もまだ事務所に入って日が浅い。
 レッスンがメインでまだアイドルとしての自覚が少ないってのもあるから、
 これはデビューを先に延ばしてる俺の責任でもある」

悠貴「え・・・?」

P「レッスンばかりで心の片隅にでも、まだデビューじゃないから大丈夫、
 って思わせた俺の落ち度だな。すまん」

悠貴「いえ、そんな!私が勝手にやったことですし!」

ちひろ「はい、悠貴ちゃんどうぞ」

悠貴「あ、ありがとうございます!」

P「んー・・・やっぱりそろそろ頃合ですかね」

ちひろ「そうですね。というか、ちょっと温めすぎたのでは、とも思いますよ?」

悠貴「ん・・・?」ゴクゴク

P「ですよね。それじゃあそろそろですかね」

ちひろ「はい。打診先は予定通りでいいですか?」

P「ですね。あとまゆにも声かけておいてください。
 先方ともいい関係持っていますし、多分いいツーショットになると思いますので」

ちひろ「はい、了解です!」

悠貴「あの・・・なにを・・・?」

P「ん?悠貴のデビューが今決まったぞ」

悠貴「え・・・えぇぇ!?」

一週間後 撮影現場


まゆ「悠貴ちゃん、そんなに堅くならないで?
   リラックス、リラックス」

悠貴「ははは、はい!」ガチガチ

まゆ「うーん・・・せっかく可愛い顔と衣装なのに、緊張で活かしきれてないなぁ」

P「まゆ、悠貴」

まゆ「あ、Pさん!」

P「おつかれさん。ほい、差し入れのジュース」

まゆ「わぁ、ありがとうございます♪」

P「悪いな、悠貴の初仕事のフォローを頼んじゃって」

まゆ「いえいえ、元ジュニアモデルだけあって、緊張しててもある程度は大丈夫そうですし。
   後は場数さえ踏めればあの緊張もとけると思うんですけど・・・」

P「だなぁ。おーい、悠貴!」

悠貴「あ、はい!Pさんおつかれさまです!」

P「はいよ。随分緊張してるようだけど、大丈夫か?」

悠貴「うぅ・・・初仕事が憧れの佐久間まゆさんとだなんて・・・」

P「ん・・・?」

まゆ「あらぁ?」

悠貴「下手できないですよぉ・・・」

P「ククク・・・緊張の理由はそっちか・・・」ハハハ

悠貴「もぉ、なんで笑うんですか!」

P「てっきり現場に呑まれてるのかと思ってたんだけど・・・クク・・」

まゆ「そうですね・・・まさかまゆと一緒にいて緊張してただなんて・・・」

P「心配するな。失敗しないならそれに越したことはないけど、
 スタッフさんもまゆも、ちゃんと悠貴が今日が初仕事ってことを知ってる。
 今日はまゆのフォローをあてにするつもりでやっておいで」

まゆ「はい。しっかりとフォローしますから、悠貴ちゃんはのびのびとやってくださいね」

悠貴「は、はい!」

P「終わったらラーメンでもご馳走してやるから、楽しんでやってこい。
 シンデレラの候補生が、ガッチガチの仏頂面じゃ誰も楽しめないからな」

悠貴「わかりました!悠貴、頑張ってきます!」

撮影終了後 事務所食堂


P「ほい、お待ちどう」

悠貴「わぁ・・・すごい・・・」

P「悠貴は岡山出身だったから、ちょっとそっちの方のご当地ラーメンってやつだ」

まゆ「普通はチャーシューが乗ってますけど、これって鶏肉ですか?」

悠貴「はい!岡山の一部地域なんですけど、
   豚肉の代わりに卵を産まなくなった鶏の肉を使うんです」

P「かしわチャーシューって言われててな。
 噛めば噛むほど味が出て美味いって話だ」

まゆ「スープは割と普通の鶏がらの醤油味ですね」

悠貴「けど・・・麺が心なしか緑というか・・・」

P「まぁ食べてみろ」

悠貴「はぁ・・」ズズズ

まゆ「あら・・・美味しい」

悠貴「普通の麺と一緒なのに、粉っぽくない・・・」

P「それな、ほうれん草を練りこんでるんだ」

悠貴「ほうれん草!?」

P「おう。悠貴は生野菜嫌いだろ?
 そのくせミックスジュースは好きだから、多分これは食べれると思ってな」

まゆ「ふふ・・・まるで、好き嫌いする子供になんとか食べさせようとするお母さんみたいですね」

P「この手法なら大抵の野菜を食べさせれるからな」

悠貴「まさか私の苦手なほうれん草が入っていたとは・・・。
   けど、美味しいから食べれます!」

P「これなら、年少組の苦手な野菜も意識せずに食べさせれるなあ。
 我ながらいい考えだ」

まゆ「それにしても、悠貴ちゃんがちゃんとお仕事をこなせて何よりです」

P「だなぁ。初仕事も無事に終わったし、後は回数をこなして経験を積むだけだ。
 この事務所にはまゆはもちろんだけど、素敵なアイドルの先輩がたくさんいる。
 色々なアイドルから、色んなことを学ぶといい」

悠貴「はいっ!これからも色々学ばせてください!」

まゆ「こちらこそ、よろしくね」

二本目は乙倉悠貴でラーメンでした。
あまり気にしてなかったんですけど、乙倉ちゃんって13歳なんですね・・・。
よもや中学一年生とは思いもしませんでした。

ラーメンは賛否両論あるので、とりあえず出身地しらべて無難にご当地ラーメンを選んでみましたが、
このかしわチャーシュー、実際に食べてみたいです(腹ペコ感

~ホットケーキ~


P「ふー・・・今日の分の書類はこれで終わり、と」

オーネガイーシーンデレラー

P「ん・・・ちひろさんから・・・?
 はい、もしもしー」

ちひろ「あ、Pさんおつかれさまです。
    今事務所ですか?」

P「ええ、どうかしました?」

ちひろ「それが、送迎の道中で交通事故がおきまして、渋滞に巻き込まれちゃって・・・」

P「あら・・・ちひろさんとか同乗してる子に怪我はなかったですか?」

ちひろ「ええ、はい。ただ、最後に迎えに行く雪美ちゃんなんですが、
    横道もないような場所での渋滞ですので、いつ行けるかわからないんですよ」

P「ああ、そういうことですか。
 それなら、雪美は自分が迎えにいってきますよ」

ちひろ「はい、よろしくお願いします!
    先方には少し遅れるといってありますので、
    なるべく急ぎ目でお願いします」

P「了解です。そちらも気をつけて帰ってきてくださいね」

ちひろ「はい、わかりました。それではー」

ピッ

P「今日の雪美の仕事は・・・と」

現場


雪美「P・・・待ってた・・・」

P「待たせちゃったな。ごめんごめん。
 事情はちひろさんから聞いたか?」

雪美「うん・・・誰も怪我・・・なくてよかった・・・」

P「だな。それじゃ、戻るか」

ナー

P「お、今日はペロも一緒だったか」

ニャー

雪美「今日は・・・ペロと一緒に・・・写真・・・」

P「雪美とペロのツーショットは映えるからなぁ。
 雪美もペロと一緒だと自然体だし」

雪美「ペロといると・・・落ち着く・・・」

ナーオ

雪美「ペロも・・・私といるのがいいって言ってる・・・」

P「本当に仲良しだなぁ。
 そうだ、お腹減ってないか?
 途中で何か食べていくか?」

雪美「ホットケーキ・・・食べたい・・・」

P「お、いいね。どっか喫茶店でも・・・」

雪美「ちがう・・・」

P「ん?」

雪美「Pが作った・・・ホットケーキ・・・食べたい・・・」

食堂


P「ホットケーキミックスがあってよかった・・・」カシャカシャ

雪美「ペロは・・・ミルク、ね?」

ニャー

P「ほいっと・・・うん、いい狐色だ」

雪美「いい・・・におい・・・P・・・できた・・・?」

P「もうすぐかな。何か乗せたいものあるか?」

雪美「いちご・・・」

P「かしこまりー。それじゃ、ホイップといちごを添えて、
 最後にメイプルシロップをかけて・・・完成、と」

雪美「すごい・・・」キラキラ

P「雪美もいちご好きだもんなぁ。
 ほい、ナイフとフォーク」

雪美「ありがと・・・いただきます・・・」

P「はい、どうぞ」

雪美「はむっ・・・もぐ・・・おいしい・・・」

P「そっか、そりゃよかった。
 作った側からしたら、その言葉と笑顔が最大の報酬だよ」

雪美「P・・・お料理も上手・・・優しい・・・」

P「優しいのは雪美もだろ?
 仁奈や薫の面倒も見てやってるし、年上にも気配りができる。
 雪美なら安心して仕事を任せられると思ってるよ」

雪美「ほんと・・・?」

P「本当だとも。次は雪美メインでミニライブでもって考えてるところ。
 写真で映る雪美も可愛いけど、ファンの人には生の雪美の歌声を聞いて欲しいんだ」

雪美「たくさんの人・・・緊張する・・・けど、歌うのは・・・好き・・・」

P「うん。去年の夏祭りのライブ、雪美の歌声でみんな骨抜きにされてたんだ。
 もっともっと、雪美の魅力を知ってもらいたい」

雪美「Pが望むなら・・・やる・・・約束・・・ね・・?」

P「ああ、雪美のいいところ、みんなに知ってもらおうな?」

雪美「でも・・・」

P「ん?」

雪美「おおきいおと・・・ビックリするから・・・ダメ・・・」

三本目は佐城雪美でホットケーキです。
当初はサクっと投下して終わるつもりでしたけど、
いつの間にかリクエスト拾ってたら長丁場になってアンカーになってました。

ホットケーキを未だに上手に焼けません。
あの綺麗な色に焼ける人が羨ましいです。

さて、とりあえず書き上げると決めていたリクエスト分はこれにて完了しました。
延長戦ですが、余力がありましたら月曜日あたりに一人か二人投下しようと思います。
月曜のこのくらいの時間までに投下がなかったら力尽きたんだと思ってください・・・。
およそ二ヶ月くらいですが、長々とお待たせしたりしまして申し訳ないです。
それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
ちなみに嫁は雪美ちゃんのCoPでした。

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