男「お前の姉ちゃん綺麗だよな」 (29)
弟「何いきなり」
男「この前お前んち遊びに行っただろ」
男「その時写真見た」
男「それ思い出してさ」
弟「確かに弟の僕から見てもねーちゃんは綺麗だと思うけど…」
弟「狙ってるなら止めといた方が良いよ」
男「なんで?」
弟「だってさぁ……」
男「だって…何?」
弟(僕もねーちゃんのこと好きだから……なんて、言えるわけがないよ)
弟「綺麗だけど、中身は微妙だよ?」
弟(ねーちゃんのこと悪く言うのは嫌だけど……、他の人に取られるのはもっとやだよ)
男「別に良くね?」
男「少しくらい気にしないし」
弟「でも……」
男「あ、もしかして」
男「姉ちゃん取られたくないのか? お前って……シスコン?」
弟「ちっ、違うよ!」
男「ははは、だよなー」
男「とりあえず今日お前んち遊びに行くわ」
― 放課後 ―
ピーンポーン
弟「男君?」ガチャ
男「おっす」
弟「あがって」
男「おじゃましまーす」
男「姉ちゃんは?」
弟(やっぱりねーちゃん目当てか……)
弟(でも男君は僕の数少ない話し相手だし……出ていってなんて言えないよ……)
弟「……ねーちゃんは、今日大学の友達と飲んでくるって」
男「良いなー酒」
男「俺も早く飲みてーわ」
― 家 ―
弟(男君が来て三時間……)
弟(今は二十時。ねーちゃんは日付が変わる頃には帰ってくる……)
弟(帰ってくる前に帰さないと……)
弟「あのさ、男君」
男「zzz」
弟「寝てる……」
弟「困ったなぁ」
弟「……どうしよ」
弟「……」ペチペチ
ユサユサ
ツンツン
弟「起きない……」
男「ん……」寝返り
弟「……」
弟「起きるまで待つしかないのかな」
弟(二十二時……)
弟(テスト最終日だったし……疲れたな)
弟(最近寝てないし)
弟(眠い……)ウトウト
弟(瞼が……)
弟「……」
弟「……すぅ」
男「zzz」
姉「ただいまぁ~……」
男「……ん、うぅ……」むくり
男(ここ何処だっけ)
男(……そっか。弟の家に来てたんだった)
男(いつのまに寝てしまったんだろ、俺)
男(もう少しで日付が変わる頃か……)
男(そういや玄関から声したな)
男(弟の姉ちゃんか)
男(家族は今出張中らしいし……)
男(あれ……? これ、もしかしてチャンスじゃね?)
男「……」ソローリ カチャ
ヒタ…ヒタ…ヒタ…
男(この部屋かな)キィ
姉「誰ぇ?」
男(うわ……声エロい)
男(電気は点いてない)
男(あ……でも、ちょっと見える)
男(体のライン綺麗だな)
男「……」ゴクリ
姉「弟?」
男「……」
ガバッ
男「はぁ……はぁ……」
姉「な、何?」
男「シーッ」
姉「??」アタフタ
チュ
姉「んう!?」
男(お姉さんの唇柔けえ……)
男(胸も柔らかいのか?)フニッ
姉「んーっ!」
男(Eくらいか? でっけーな)
男(生乳……生乳……)ヌガセ
姉「んんっー!」
男「静かに」
男(そこら辺に落ちてるパンツ口に突っ込んで、タオルで覆うか)
男(よし)
姉「ん゛ー」
姉(な、何? 夢……?)
姉(……この顔ってもしかして)
男(胸の形キレーだな)
男(揉みしだきたい……舐めたい、ピンク色の乳首に吸い付きたいしゃぶりたい)
男「ハァハァハァハァハァ」もみもむ
男「……っべー」
男(やべーな、病み付きになる)
男(揉んだし乳首も刺激した)
男(次はまんこか)ヌガセ
姉「っ!?」
男(濡れてる)
男(酒飲んで体が火照ってるからか? それとも……感じてんのか?)チラッ
姉「……」
姉(さ、触らないの……?)
男(ん? 誘ってるのか?)
男(触ってほしそうに見える)サワッ
姉「んぅ」ピクッ
男「……!」
サワサワ
男(ふぅ)
男(そろそろ大丈夫か)
男(ちんこ入れるか)ヌギヌギ
姉「んー、んー」
男「声我慢するって約束する?」
姉「んん」コクコク
男「ごめんねー」
姉「ぷはっ……」
男「そいやっ」ヌプッ
姉「はぅぅ……」
男(やべ……気持ちいい……)パンパン
姉「んっ、ゃ……アッ」
男(夢見てぇだな)
男(そろそろ出そう)
男(締め付けすげー)
男(でも処女ではないな)
男「うっ」ドピュッ
男(お腹に精子が……)
男(うわー、エロい)
弟「……」
弟(遅かった)
弟(気付いたら男君のちんこが、ねーちゃんのまんこに入っていた)
弟(……ねーちゃん……なんで)
弟(なんで、抵抗しないの?)
弟(気持ち良さそうにしてた……)
弟(……ねーちゃんとは血が繋がってないことを知ったのは中学二年の頃、その前から僕はねーちゃんのこと好きだったのに)
弟(もしかしたらずっと一緒に居られると思ったのに、希望が持てたのに)
弟(なんで、なんで男君に)ギリッ
姉「くぅ……すぅ……」
男(寝たか……)
男(……)
男(ヤっちまったな)
男(……帰ろう)
男(弟に合わせる顔がないな)
男「はぁ」ガチャ バタン…
弟「帰っちゃった……」
― 翌日 ―
姉「ん……」
姉「頭いたい」
姉「……」
姉(夢だったのかな?)
姉(いや、ちがう)
姉(あれは……)
姉(私の好きな人だ)
姉「男兄君……」
姉(送ってもらってから、ヤっちゃったのかな)
弟(あれから男君にラインはしてないし、電話もしてない)
弟(男君からも何も連絡がない)
弟(……ねーちゃん……)
弟(なんで男君相手に股開いたの……?)
男(昨夜のことを思い出すと俺の下半身は元気になり、射精したい衝動に駆られる)
男(すげぇ色っぽかったな、お姉さん)
男(正直……とんでもないことをしてしまったけど、気持ちよかったな)
男「……」ボーッ
男兄「お前飯食うの遅すぎ」
男兄「片付けるの俺なんだから、さっさと食え」
男「はいはい」
男兄「そういやお前、昨日俺が帰った時居なかったみたいだけどさ」
男兄「どっか行ってたのか?」
男「あー、高校の友達の家」
男兄「泊まらなかったのか」
男「まあね」
男兄「喧嘩でもしたのか?」
男「……さあ、どうだろうな」
男兄「ハッキリしない奴だな。ほら、食べ終わったんなら皿下げろ。洗うから」
男「わかった、わかったから。兄貴じゃなくてカーチャンみたいだな」
男兄「勝手に言ってろ餓鬼」
男「顔も体型もそっくりなのに何言ってんだ、ブーメランに思えないのかよ」
男兄「好きで似たわけじゃねーよ」
男「……兄貴、今日もバイト?」
男兄「そうだけど、それがどうかしたのか?」
男「頑張るな」
男兄「実はさ、常連に美人が居てさ。頑張ろうって思えるんだよな。昨日はデートしたし……もしかしたらイケるかも」
男「ふーん」
男「ま、色々と頑張れ」
男兄「男に言われなくてもわかってる。じゃ、行ってくる」
男「おう」
男「……」
男(……またヤりてえ)
男(仲良くなりてぇ)
男「俺が17歳でお姉さんが20歳か……三歳差か……」ブツブツ
カーチャン「男ー、カーチャンはパートに行ってくるから家のことは頼んだわよー」
男「はーい」
飽きた
しかも眠い
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