アミバ「フッ・・・就職か・・・そのくらいのこと俺にもできる!」
~面接~
面接官「ではまず、自己PRをお願いします」
アミバ「俺は天才だぁああああッ!!」
面接官「はいどうぞお帰り下さい」
~翌日~
アミバ「なぜだ!!なぜ天才の俺が面接程度で落ちる!!?」
ジャギ「お前のは抽象的すぎていけねぇ、相手に自分を知ってもらうには具体的に事例を挙げてPRするのが一番だぜ!」
アミバ「ほう、貴様知ったようなことを言うじゃないか・・・」
ジャギ「当たり前よぉ、この俺を誰だと思ってる!?」
アミバ「・・・・ジャギだ」
ジャギ「そうよ!この俺様は世紀末求人主ジャギ様だぁッ!!」
ガチャ
ラオウ「うぬら、何をしている?」
ジャギ「あ・・兄者ッ!?」
アミバ「ラ・・・ラオウさん!?」
ジャギ「へ・・へへ・・なんだ・・家にいたのか・・・」
ラオウ「・・・ドラクエをしていた」
アミバ「・・・ッ!!」
ジャギ「お・・俺のコントローラまた握り潰さねぇで・・く・・・くれよ?」
ラオウ「・・・お前は俺がそんな事をすると思っているのか?」
ジャギ「い・・いや別にそうは思っちゃいねぇよぉ・・・へへ・・そ・・そんなムキになるなよ兄者」
ラオウ「・・・・・・実は・・・」
ジャギ「・・・?」
アミバ「・・・?」
ラオウ「握り潰してしまった」
アミバ「・・・・ッ!!!?」
ジャギ「したのかよぉおおおおおおおおッ!!!!」
~1時間後~
アミバ「これは盛大に砕かれてるな・・・」
ジャギ「兄者の握力は異常なんだ・・・仕方ねぇさ・・・」
アミバ「きゅ・・90くらいか・・・?」
ジャギ「8000以上だ」
アミバ「は・・・8000以上だとッ!!!?ど・・・どうやって測った・・・・?」
ジャギ「知らねぇ方がいい・・・」
アミバ「そ・・・そうか・・・と、ところでジャギよ・・・」
ジャギ「何だ?」
アミバ「ラオウさん・・・仕事は?」
ジャギ「ニートだ」
アミバ「なん・・・だと!!?」
ジャギ「ウチは俺とトキの兄者しか働いてねぇ」
アミバ「ト・・・トキ!?トキだとぉ!!?」
ジャギ「急にどうした?」
アミバ「あの男も貴様の兄弟なのか!?」
ジャギ「だから何だってんだ?文句でもあんのか?」
アミバ「おのれぇ~、なぜ今まで隠していたんだ!?」
ジャギ「わざわざ言う必要もねぇだろうよ、別に隠してたわけじゃねぇ」
アミバ「黙れぇッ!!!貴様とはもう絶交だ!!ジャギ!!!」
ジャギ「!!?」
~その頃のケンシロウ~
ケンシロウ「・・・・ユリア・・・・ユリア・・・ユリア・・・・」
ケンシロウ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
ギャルA「ちょ、何あの人・・・なんかブツブツ言ってる」
ギャルB「キモいんですけど・・・」
ケンシロウ「・・・ユ・・・ユリアーーーーーーーーッ!!!」
ギャルA&B「きゃあああああああああッ!!!」
トキ「なッ!?や、やめろケンシロウ!!」
ガシッ
ケンシロウ「・・・!?に、兄さん・・・」
トキ「一体どうしたというんだ?」
ケンシロウ「ユ・・ユリアが・・・ユリアが・・・」
トキ「ユリアがどうしたんだ?」
ケンシロウ「他の男と一緒にいるところを見たんだ・・・ッ!!!」
トキ「な・・・なにィッ!!?」
~とある公園~
男A「とても綺麗だよ・・・ユリア・・・」
ユリア「そ、そんな・・・恥ずかしいわ・・」
男A「例えるなら君は真っ赤なバラだ・・・」
ユリア「ま、まあ・・・お上手な人ね・・・」
シン「ならば貴様も真っ赤にしてやろうか?」
ユリア「え・・・ッ!?シ・・シン!?」
男A「・・・!?だ、誰だ君は!?」
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