杏奈「プロデューサーさん…ガチ勢……？」

Ｐ「いやいや、おにのフルコン目指したや可を100以下に抑えるくらいで精一杯のエンジョイ勢だよ」

杏奈「…それでエンジョイ……」

Ｐ「杏奈と何かすれ違いを感じるよ。杏奈もやったことあるなら気に入った曲とかあるのか？」

杏奈「んと……思い出す限りだと…皆既日食のやつ…」

Ｐ「トータル・エクリプス 2035 ～少女の時空皆既日食～ だな」

杏奈「…なんで覚えてるの…」


トータル・エクリプス 2035 ～少女の時空皆既日食～
http://www.nicozon.net/watch/sm9330585

杏奈「これ…聞くとふわーってなって……落ち着く…」

Ｐ「声とかいいよな。これで昔ナムコオリジナルでワースト4なのが不思議でしょうがない」

杏奈「これそんな人気ないの…？」

Ｐ「俺もこれ好きなんだけどなぁ。でもおに譜面は8でも難しい方だと思う」

杏奈「見た感じ…サビが難しそう……」

Ｐ「ゴーゴータイムのことだな。ラッシュがすごいからな、慣れてないと腕破壊されるよ」

杏奈「…これ、連打がない…」

Ｐ「クリアには関係ないけど、連打でスコアが伸ばせない、俗に言う精度曲だな。良の数でスコアが決まる」

杏奈「……これ…全良…」

Ｐ「あのラッシュで可を一つも出さないとかわけがわからないよ」

杏奈「杏奈……もっと色んな曲知りたくなってきた…」

Ｐ「おお、それなら一ついいのがあるぞ。ONの時の杏奈のイメージにあってそうなものが」

杏奈「…どんなのかな…」

Ｐ「これ、エンジェルドリームっていう曲だ。太鼓の達人でもかなり人気のある曲」

エンジェルドリーム 表
http://m.youtube.com/watch?v=HAK1mQLcOnU

エンジェルドリーム 裏
http://m.youtube.com/watch?v=tP9A90MdZRc

杏奈「すごい…明るい曲…。聞いてるだけで…楽しいね……」

Ｐ「だろ？俺もこの曲聞いて太鼓始めたくらいだからな」

杏奈「これ…二種類譜面…あるんだね…」

Ｐ「特定の曲には表と裏の二種類があるんだよ。大抵は裏の方が難易度高いんだ。エンドリもそうだな」

杏奈「…エナドリ？」

Ｐ「それはお向かいの飲み物」

杏奈「…裏は最後が…早くなってるね……」

Ｐ「そこからはもう暗記しなきゃやれないからな。ただ表も裏もクリア自体は楽だと思う。エンドリマジ天使」

Ｐ「他の音ゲーにも言えることだけど、太鼓はシリーズ曲が多いんだ。エンドリもそのシリーズ曲の一つなんだ」

杏奈「他にも…エンドリみたいな曲があるの……？」

Ｐ「そうそう。エンジェルシリーズって言うんだが、今のところ風のファンタジーって曲とパステルドリームって曲があってな。これまたいい曲なんだよ」

風のファンタジー
http://m.youtube.com/watch?v=xgRMKBiG_qI

パステルドリーム
http://m.youtube.com/watch?v=rV_EPpqKcmc

杏奈「本当…どれもいい曲…だね……」

Ｐ「エンジェルシリーズは全部人気が高いんだよな。譜面も楽しいし」

杏奈「……あっ…」

Ｐ「どうした？」

杏奈「これ…エンドリの裏以外…全部765コンボ…なんだね」

Ｐ「よくぞ気付いた。コンボ数で遊ぶのも太鼓ではよくあることなんだ。特に765コンボと876コンボが多いな」

杏奈「765……どこかで…聞いたことが…」

Ｐ「わーぐうぜんだなーうちのじむしょとおなじだなー」

杏奈「876は……876プロ…？」

Ｐ「わーすっごいぐうぜんだなーうんめいかんじちゃうなー」

杏奈「……触れない方がいい…？」

Ｐ「できれば」

Ｐ「ここまでボーカル曲しか紹介してなかったから、次はインスト曲を聞いてみるか」

杏奈「…BGMと違うインスト…すっごく楽しみ……」

Ｐ「ここからも俺の趣味だからあまり期待はしないでくれよ。そうだな、インスト曲でいいのといえば…ヌムジカac.10とかかな」

杏奈「ヌムジカ…？」

Ｐ「ヌは1を、ムジカは音楽を表してるらしい。キーボードのかな入力で1はぬになってるからな。これもacシリーズの一つで、一作目だからこういう名前なんだろうな」

杏奈「ac.10は…アーケード…10代目…かな……」

Ｐ「ご名答。acシリーズは全部どのバージョンで出たか分かるようになってるんだ」


ヌムジカac.10
http://m.youtube.com/watch?v=q2-H8vKNfZo

杏奈「陽気な曲…だね…」

Ｐ「acシリーズはこういう陽気な曲ばかり……じゃないんだよな」

杏奈「シリーズなのに…違うの……？」

Ｐ「acシリーズは作曲者が二人いて、一人がヌムジカのように明るい曲、もう一人がかっこいい曲を作ってるんだ。ということでそのかっこいい方を聞いてもらおう」


杏奈「か、かっこいい…ジュリアさんとか…好きそう…」


亜空間遊泳ac12.5
https://m.youtube.com/watch?v=YqC8KBbkkic

ジュリア「呼んだか？」

杏奈「あ…ジュリアさん……おはようございます…」

ジュリア「ん、おはよう。ところで二人でなにしてんだ？」

Ｐ「杏奈に太鼓の達人の曲を色々聞かせてるんだ」

ジュリア「へー、音ゲーの曲か。あたし一回もやったことないからよく分からないな」

Ｐ「よし、それじゃあジュリアも一緒に聞こう！丁度かっこいいボーカル曲紹介しようと思ってたから」

ジュリア「まあ暇だしいいけど。本当にいい曲なのか？音ゲーって、こう言ったらアレだけど電波とか多いイメージが…」

杏奈「どんな曲かな……わくわく…」

Ｐ「あったあった。DON'T CUTとGrowing Upって曲だ」


DON'T CUT 表
http://m.youtube.com/watch?v=OkcYsYal5IM

DON'T CUT 裏
http://m.youtube.com/watch?v=sempl5EuS-4

Growing Up
http://m.youtube.com/watch?v=EaxNAwrrHDI

ジュリア「おお、ギターかっこいいな！歌もいいし…ちょっと見くびってたかも」

杏奈「杏奈も…この二曲好き…かも…」

Ｐ「本当は他にもWhite rose insanityとかあるんだが、流石に全部聞かせるのはな。是非買ってプレイしてみてくれ」

ジュリア「うーん、買うのはなぁ…」

Ｐ「これらの曲はオプションでドラムで叩けるから、上手く叩ければかっこいいセッションができるぞ」

ジュリア「杏奈、DS貸してくれ！」

杏奈「…うん、いいよ……」

Ｐ（DSのシリーズに今の三つどれも入ってないんだけどな）

琴葉「三人とも、さっきから何やってるの？」

ジュリア「太鼓の達人の曲をプロデューサーに聞かせてもらってるんだよ」

琴葉「太鼓の達人…ゲームはやらないから分からないわ」

ジュリア「あたしもそうだったけど、かっこいい曲があったからやってみようかなって。琴葉も聞くだけ聞いてみたらどうだ？」

杏奈「…新しい境地が…開けるかも……です…」

琴葉「まあ、聞くだけなら…」

Ｐ「それじゃあそろそろ聞きますか。……電波ソング！色々ある電波の、中で俺が一番好きな曲はこれだ！」


エゴエゴアタクシ
http://m.youtube.com/watch?v=WKkS9YK2oWk

琴葉「なんていうか…すごい曲ね…」

ジュリア「あんたこんなのが好きなのか…？いや悪くない曲だけどさ」

杏奈「…ヤンデレ成分…多め…」

Ｐ「ヤンデレかわいいじゃん！これ3DSのストーリーモードみたいなやつでやったけどキャラもあってすごいかわいいんだよ！」

琴葉「…プロデューサーはヤンデレ好きなんだ」ﾎﾞｿｯ

Ｐ「何か言ったか？」

琴葉「いえ、なんでも」

ジュリア「ところでさ、なんか歌ってる奴の声…どっかで聞いたことがあるような気がするんだけど」

琴葉「あ、私も思った。誰かの声をキー一つ上げたような感じ」

杏奈「うん……杏奈も…それ、思った…」

Ｐ「やっぱりそう思うか？うーん、誰だろうな…すごい身近にいるようないないような…」


？？？「はっくしょん！うぅ、突然くしゃみが…誰か私の噂してるのかなぁ…。もしかして風邪…それはないかな。だって、私は天海春香だから！

Ｐ「もっと電波ソング紹介したいけど三人から変な目で見られるのが怖いからやめます」

杏奈「杏奈は……嫌いじゃない…よ…」

Ｐ「俺が精神的に辛い。それじゃあ真面目な曲に戻して…CS…家庭版ではよくそのゲームのテーマ曲があるんだけど、その中でも俺が好きなのを紹介する」

琴葉「さっきの曲聞いたから、少し不安が…」

Ｐ「今度のは普通にいい曲だから大丈夫だって。見つけた、キミと響くハーモニー」


キミと響くハーモニー 表
http://m.youtube.com/watch?v=CU8oaiqa0zk

キミと響くハーモニー 裏
http://m.youtube.com/watch?v=r4tzeEjCn4Y

琴葉「すごい爽やかな曲ですね。結構好きかもしれません」

Ｐ「ストーリーモードのラストって大抵ラスボス曲なんだけれど、3DSのはこの曲ともう一つ『マオウのショウタイム』って曲を交互に叩いていくんだ。いやー、あの時はなんか感動したなぁ」

杏奈「…熱い展開……どうしよう…やりたくなってきた…」

Ｐ「それじゃあ買おうか」

杏奈「検討…してみます……」

ジュリア「その、マオウのショウタイムってのはどんな曲なんだ？」

Ｐ「ボス曲とは思えないくらい明るい曲だな。あとは自分で調べてくれ」


マオウのショウタイム(太鼓さん次郎)
http://m.youtube.com/watch?v=Cem6Rp6YCaI

エミリー「何やら楽しげな音楽が…何をなさってるのですか？」

Ｐ「みんなで太鼓の達人の曲を聞いてるんだよ」

エミリー「太鼓の達人…電子遊戯についてはあまり知らないもので…」

Ｐ「杏奈以外やったことがなくても楽しめてるから平気だよ。エミリーも聞くか？」

エミリー「それではご一緒に」

琴葉「プロデューサー、エミリーにピッタリの曲ってありますか？」

Ｐ「エミリーにピッタリ……ああ、結構あるぞ。というよりシリーズがエミリー向けだな」

エミリー「私向けの曲…何でしょうか」

Ｐ「画竜点睛シリーズの…そうだな、百鬼夜行とかどうだ？」


百鬼夜行(達人譜面)
http://m.youtube.com/watch?v=aNMTwSFPLNQ

エミリー「なんと妖しげな…でも楽しそうな雰囲気の曲ですね」

Ｐ「画竜点睛シリーズは全部が和をイメージした曲だからエミリーは全部気に入ると思うよ」

エミリー「画竜点睛…覚えました♪あの、仕掛け人さま。できればもう一曲聞かせていただけないでしょうか？」

ジュリア「あたしからも頼む、こういう曲はあまり聞いたことがないからな」

Ｐ「仕方ないな、もう一曲だけだぞ？」

琴葉「満更でもないですよね」

Ｐ「ま、まさかー。…画竜点睛シリーズって言うくらいだし、画竜点睛を聞いてもらうか」


画竜点睛(達人譜面)
http://m.youtube.com/watch?v=LY7ogo2XINs

杏奈「そういえば…さっきの二つ…譜面分岐……あるね…」

Ｐ「画竜点睛シリーズは最初の連打で叩いた数によって以降の譜面がガラっと変わるのが特徴だな。つまり一つで三度美味しい曲なんだよ」

エミリー「……？」

Ｐ「…やってなきゃ分からないよな。ちょってやってみるか？」

エミリー「よろしいのですか？」

Ｐ「まあ減るもんじゃないし。まずはかんたんかふつうからやってみたらどうだ？」

エミリー「ありがとうございます！…仕掛け人さま、私の初めての電子遊戯、見ていてください！」

Ｐ「いや、俺まだ曲紹介終わってないし」

エミリー「それでは曲紹介が終わってから…」

Ｐ「そんなに見て欲しいのか…」

琴葉「あの、あとで私にも…」

ジュリア「もちろんあたしにも貸してくれるよな？」

Ｐ「お前ら…別にいいけどさ」

一旦ここまで。また夜に再開します

再開します

千鶴「オーホッホッ…ゲホッ。…ごきげんよう。先ほど何を騒いでらっしゃるのですか？」

Ｐ「太鼓」

千鶴「へ？太鼓？」

Ｐ「曲」

千鶴「…もしかして太鼓の達人の曲を聞いてらっしゃって？」

Ｐ「正解。このやりとり何回もしたから飽きちゃって」

千鶴「それなら仕方な…くないですわ！私の時だけひどくないですの！？」

Ｐ「まあまあ、セレブは常に冷静でいるべきだぞ」

千鶴「っ……ま、まあ私はセレブですし、それくらいは…」

Ｐ「時に千鶴、お前家でどんな音楽聞くんだ？」

千鶴「音楽ですか？劇場のみんなの曲と店で流す曲…ではなく！クラシックですわ！」

Ｐ「クラシックねぇ、それじゃあクラシックのカテゴリの曲聞いてみるか」

千鶴「太鼓の達人にもクラシックが入ってるのですね」

カレ・カノ・カノン
http://m.youtube.com/watch?v=p4_1wsuhfeQ

千鶴「…これがクラシックですの？」

杏奈「…電波ソングっぽい……」

琴葉「また電波ですか…これのどこがクラシックなんですか？」

Ｐ「クラシックのカテゴリにちゃんと入ってるぞ。ちゃんとヨハンのカノンをベースにしてるし」

ジュリア「変わりすぎだろ…原型とどめてないぞ…」

エミリー「私は可愛らしい曲で好きですよ」

琴葉「エミリー、あなたが思ってるかわいいとプロデューサーが思ってるかわいいは違うのよ」

エミリー「えっと…どういう意味ですか？」

杏奈「……エミリーちゃんは…まだ早い…」

エミリー「？？？」

Ｐ「ここまで引かれるとか…ここは威厳を取り戻さねば。真面目なクラシック…クープランの墓とかはどうか…あ、選曲ミスった」


白鳥の湖 ～still a duckling～ 表
http://m.youtube.com/watch?v=t1bh-Qa2k5Q

白鳥の湖 ～still a duckling～ 裏
https://m.youtube.com/watch?v=Ih5efEOPVT8

千鶴「な、なんですのこのドンちゃんとカツちゃんの量は！！」

Ｐ「あ、知ってるんだ」

千鶴「ゲームイベントの時に覚えましたわ。それにしてもこの曲は聞いたことも」

琴葉「これ、ショパンの曲ですよね。多少アレンジはしてありますけど」

ジュリア「ああ、あたしも知ってるよ。確か練習曲が24つあるんだっけか」

千鶴「……」

Ｐ「どうした、クラシック音楽を聞く二階堂千鶴お嬢様？」

千鶴「わ、私もそう思っていましてよ(裏声」

Ｐ「さて……そろそろあのシリーズの紹介をしますか…」

ジュリア「あのシリーズ？思わせ振りな口調だな」

Ｐ「ある意味太鼓の達人を代表するシリーズと言っても過言ではないからな」

杏奈「…もしかして……アレ……？」

Ｐ「そう、アレだ」

千鶴「もう、勿体ぶらないで教えてください！」

Ｐ「分かった分かった。これから紹介するシリーズはさっき流れた電波ソングとは違うベクトルでおかしいってことを最初に理解しておいてくれ」

琴葉「えっ…なんですかそれ…」

Ｐ「公式で『「太鼓の達人」のある意味ひとつの顔とも言える、オリジナル楽曲群。毎回毎回、頭のネジがブッ飛んで開いた穴に醤油でも流し込んでるんじゃないかと思える曲でドンだーのみなさんを笑いと恐怖の渦に叩き込んで好評をいただいております』って言ってるくらいだからな」

ジュリア「はぁ？そんなに変な曲なのか？」

Ｐ「ああ、あんなの…2000シリーズはいい意味で頭おかしくないと曲作れないし譜面も作れないと思う」

エミリー「二千作品はそんなにおかしいのでしょうか…」

Ｐ「聞けば、見れば分かるさ…それじゃあ一作目のさいたま2000を見てもらおう」

さいたま2000
http://m.youtube.com/watch?v=6U9x29E6fCE

ジュリア「な、なんだこの曲？歌詞が全く聞き取れない…っていうか歌詞なのかこれ？」

琴葉「『今日のご飯は』しか聞き取れなかったです…」

Ｐ「そりゃなあ、録ったボイス逆再生してるし」

千鶴「なんでそんなことしますの？」

Ｐ「2000シリーズに意味なんて求めちゃいけないんだよ…ちなみに逆再生してるところを元に戻すと『あなた好みの太鼓になります』『わーいおめでとードドンガドーン』になる」

エミリー「あの…その台詞を録った理由は…」

Ｐ「ボツになったからいらなかったんでしょ」

エミリー「oh...」


杏奈「杏奈も…2000シリーズで一つだけ…知ってるのある……」

Ｐ「おっ、杏奈も知ってるか。どの曲だ？」

杏奈「……恋文2000……」


恋文2000(達人譜面)
http://m.youtube.com/watch?v=I_hQk9qQ7kw

琴葉「うわぁ…既に歌じゃなくなってる…」

ジュリア「朗読みたいなもんか？どこかユキに似てるような気がするけど」

Ｐ「きのせいだろ」

千鶴「これ、純粋にラブレターを読んでるだけですわね。あまり変なものでは…どうしましたの、エミリー。そんな顔を赤くして」

エミリー「what...?これ、本当に普通の恋文なのですか…？」

杏奈「…エミリーちゃん……気付いたんだ…。んと……もう一回…聞けば分かると思う……特にラスト…」


千鶴「まあここまでは普通ですわね。ドンちゃんたちの量がおかしいですけれど」

ジュリア「さっきから難しいの見てきたからこれが簡単に見えるな」

琴葉「でも特に変なところは」

＼Dear my sister／

三人『！？！？』

Ｐ「…まあ、エミリー正解。これただのラブレターじゃなくて、女の子が女の子に送ったラブレターなんだ」

三人『』ﾎﾟｶｰﾝ

Ｐ「杏奈、お前結構すごいのぶち込んできたな」

杏奈「三人がこうなるのは……ちょっと予想外…」

ジュリア「なぁ…もっとマトモなのは」

Ｐ「ない」

ジュリア「ですよねー」

琴葉「ここまで来たら…もうわけの分からないやつが見たくなってきたわ！」

Ｐ「あ、琴葉が壊れた」

エミリー「私もどのような曲と譜面があるのか少し気になります…怖いですけれど」

杏奈「…杏奈も……鬼畜難易度を見るのだけは…楽しい……」

千鶴「え、本気ですの？」

Ｐ「分かった、それじゃあこれから二つわけのわからないものを見せてやる。まずは…万戈イム－一ノ十だな」

ジュリア「ん？今なんて言ったんだ？」

Ｐ「だから、万戈イム－一ノ十」

ジュリア「いや、全くわからないんだけど」

Ｐ「何回言わせるんだよ、万戈イム－一ノ十だって」


万戈イム－一ノ十(成仏2000)
http://m.youtube.com/watch?v=9lMRR2Uh0U8

エミリー「縦笛が特徴的な曲ですね。…少々不安になりますけど」

琴葉「静かな狂気を感じます。譜面も相当おかしいですし」

ジュリア「リズム難しすぎるな…あ、ドラムにリズム合わせてるのか」

千鶴「三人が冷静すぎて私不安になってますわ」

杏奈「…ガチでやると…こんな風になるのかな……」

Ｐ「全良とか人間やめましたレベルだからな。さて次はスーハー……ん？」

千鶴「どうかしましたの？」

Ｐ「いや…なんか2000シリーズでヤバい曲がアーケードで出てるらしいんだが…コンボも多くないし、ちょっと見てみるか」

杏奈「そんなに…難しいの……？」

Ｐ「えーっと、クリアレート7%弱…初日フルコン達成者なし、二週間後やっと一人…は？」

エミリー「あの、何がそんなに難しいのでしょうか？」

Ｐ「とりあえず、見てみるか」


ドンカマ2000(太鼓さん次郎、比較あり)
https://m.youtube.com/watch?v=T8BdPRYNtTI

Ｐ「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっふざけんな！！！！」

琴葉「メトロノームが…メトロノームが怖い！！！」

千鶴「おおおおお落ち着くのですわ！ここは二階堂印のコロッケでも食べて…はむはむ、美味しい…♪」

エミリー「I cannot understand.」

ジュリア「(無言でギターをかき鳴らす)」

杏奈「…みんな……おかしくなっちゃった……どうしよう…」


杏奈「…そうだ……あの曲流そう…さっき思い出した……友情ぽっぷ…」


友情ぽっぷ
http://m.youtube.com/watch?v=srhGatMiWyc

Ｐ「こんなのグリＰじゃなくても見れるわけないだろ！ほちんはy…はっ」

琴葉「メ、メトロノーム！メトロノームはどこですか！全部壊して…はっ」

二階堂「ﾓｸﾞﾓｸﾞ…やっぱり私の家のコロッケはおいし…はっ」

エミリー「Oh,Julia!Your guite is so cool!!…はっ」

ジュリア「くぅれないぃにそぉまったぁ！！！こぉのおぉれぇ……はっ」

杏奈「みんな…大丈夫……？」

Ｐ「俺は一体何を…全国の同僚に謝らなきゃいけないような…」

琴葉「…あれ？なんで私メトロノームなんか持ってるんだろう」

千鶴「…こ、このコロッケはどこのコロッケなのでしょう…オホホホホ…」

エミリー「私…大和撫子としてしてはいけないことをしてしまった気が…」

ジュリア「あたし何で紅弾いてたんだ…？まあいいか」

杏奈「…よかった……みんな元に戻って……」

Ｐ「あれ？友情ぽっぷ流してたっけか」

杏奈「う、うん……さっきから…ずっと流れてる、よ…？」

千鶴「私、他のを聞いてたような…」

杏奈「気のせいだと……思います…」

琴葉「それにしてもこれ…いい曲ね。今まで聞いた中でも特に」

ジュリア「こういう曲もたまにはいいもんだな！」

エミリー「歌詞が友人や絆のことを語っていて素晴らしいです…♪」

Ｐ「俺の思い出曲だなー、アーケードしてた時代は一曲目必ずこれだった」

杏奈「あの……もう時間…」

Ｐ「あら、もうそんな時間か。ほらお前ら帰った帰った。家庭用は劇場に置くの検討しておくから、今日はもう帰りなさい」

五人『はーい』

－－一週間後
未来「静香ちゃん、まだあの曲できないの？」

静香「う、うるさいわね！未来はふつうだから言えるのよ！」

未来「静香ちゃん…かんたん…だよね？」


恵美「あっれー、なんかここ繋がらないなぁ…」

瑞希「所さん、そこのリズムはタタッタッタタタン、です」

恵美「え、ほんと？」

恵美「うわ、本当に繋がった！ありがと瑞希！」

瑞希「これくらい朝飯前です。……えっへん」


Ｐ「一部に大人気だな、太鼓の達人…」

杏奈「……楽しいから…」ｶﾁｶﾁ

Ｐ「お前も数日で大半の鬼曲クリアできるようになったしな」

ジュリア「琴葉、次はあたしにやらせてくれよ」

琴葉「はいはい、この曲で最後にするから待ってて」

エミリー「千鶴さんはやらないのですか？」

千鶴「わ、私はいいですわ。ゲームはあまり興味がありませんし……」ｿﾜｿﾜ


未来「あれ？可奈、それどうしたの？」

可奈「これ？太鼓でリズム感鍛えるために持ってきたの！」

可奈「メトロノーム！」

ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ……

六人｢」ﾋﾞｸｩ



おわり

おまけ

Ｐ「……おっし、ここまでくればあとは気力で行ける…うおおおお」ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ

このみ「プロデューサー、律子ちゃんがミーティングだって…」

Ｐ「………………」ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ

このみ「こら！お姉さんの話を聞かない子はゲーム没収！」ﾋｮｲ

Ｐ「あっ……」

このみ「まったく、ハマりすぎよ」

Ｐ「俺のはたラクが……」

このみ「働く…？よく分かりませんけど、律子ちゃんがミーティングだって呼んでたわよ」


Ｐ「会議？ふざけんじゃないよ！」

はたラク2000
http://m.youtube.com/watch?v=oJZJpc3M1H8


ほんとにおわり