前回↓
エミリー「着物に刀です!」【ミリオン放送局第三十四回】
エミリー「着物に刀です!」【ミリオン放送局第三十四回】 - SSまとめ速報
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Prrrr...プツッ
P「杏奈、今どこだ」
杏奈『……事務所』
P「おいおい、もう収録始まるぞ?」
杏奈『…………こたつ……出れない』
P「早く来い」
杏奈「……望月、杏奈……です」
エミリー「エミリー・スチュアートです」
杏奈「……事務所に、こたつ……入った」
エミリー「そろそろ寒くなってきましたからね」
杏奈「…………一度、入ると……出られない」
エミリー「分かります……駄目だとは分かっているのですが、どうしても寒さに負けてしまい……」
エミリー「でも、事務所なのですから、別に炬燵はなくてもよいと思うのですが……」
杏奈「…………そんなこと、ない」
エミリー「そうでしょうか?」
杏奈「プロデューサーさん……とか、小鳥さん…………が、お仕事……するのに…………必要」
エミリー「……あの、杏奈さん、仕掛け人さまがばつ印を作っているのですが」
杏奈「……なに?」
杏奈「……律子さんに……怒られる?」
エミリー「このみさんにもですか?」
杏奈「…………がんばれ」
エミリー「えっと……その、なんだかすいません」
杏奈「……このみさん、いなくて……よかった?」
エミリー「いえ、このみさんは多分、この放送を聞いていらっしゃいますから」
杏奈「…………がんばれ」
エミリー「さて、それではそろそろ始めましょうか?」
杏奈「……うん……杏奈」
エミリー「エミリーの」
「「ミリオン放送局!」」
杏奈「……この、番組……は」
杏奈「765プロダクション、と」
杏奈「真壁法律相談事務所の……提供、で……お送りします」
支援だよ
今週のパーソナリティ
望月杏奈(14) Vo
http://i.imgur.com/j20DhnG.jpg
http://i.imgur.com/7oKKuCR.jpg
エミリー(13) Da
http://i.imgur.com/pxPR8d5.jpg
http://i.imgur.com/m6idfy1.jpg
【CM】
春香「天海春香です!」
春香「三回目のプラチナスターライブを記念して製作された新しいアルバム『ライブシアターハーモニー05-06』が全国のCDショップで好評発売中!」
春香「オリジナル楽曲6曲と各ユニットの『welcome』を収録!『灼熱少女』版も『リコッタ』版もぜーんぶおすすめです!」
春香「聞いてください♪」
765プロダクション!!
杏奈「……入る?」
エミリー「入りましょうか」
ガチャ
ひなた「寒いねぇ」
響「自分もそろそろキツいぞ……」
杏奈「……わかる」
エミリー「今回のお客様は、木下ひなたさんと我那覇響さんです」
木下「久しぶりだねぇ」
響「自分、最近来たけど」
杏奈「……いいんじゃ……ない、かな」
エミリー「二回まえにいらっしゃいましたね」
響「でも自分、それより先に言わなきゃいけないことがあると思うぞ」
杏奈「……これ?」
エミリー「……多分、それのことかと」
ひなた「ぬくいねぇ」
杏奈「今日の……収録」
杏奈「……こたつ、だ」
エミリー「さて、今回の放送は沖縄、北海道、英国、東京出身の四人でお送りします」
杏奈「冬とか……好き?」
ひなた「そんなに好きじゃないべさ」
響「でも、寒さに慣れてたりとかしないのか?」
ひなた「雪が降ったら、外に出られなくなるからねぇ」
杏奈「……切実」
エミリー「それでは、今週もお便りが届いていますので、お読みいたします」
ひなた「あ、みかん食べるかい?」
杏奈「……うん」
メール一通目
>>17
今回のお客様
木下ひなた(14) Vo
http://i.imgur.com/2P2SLEt.jpg
http://i.imgur.com/0l15BxT.jpg
我那覇響(16) Da
http://i.imgur.com/5K0axMk.jpg
http://i.imgur.com/z83gLxt.jpg
こたつうらやましい
コタツに合う食べ物は何?
自分はアイス
杏奈「……分かる」
響「こたつに入って雪見〇いふく……うぅ、食べたくなってきたぞ……」
エミリー「仕掛け人さま!…………駄目ですか」
杏奈「……琴葉さん……つれて、こよう」
ひなた「そうだねぇ、鍋とかどうだい?」
エミリー「炬燵に入って鍋、ですか……和ですねぇ」
杏奈「……用意……する?」
響「材料も何もないぞ?」
杏奈「……美奈子さんに……電話……すれば」
響「四人じゃ食べられない量になるからやめよう」
ひなた「それじゃあ、貴音さんと奈緒さんもつれてくるかい?」
エミリー「それなら、何人分でも大丈夫そうですね」
響「そういうことじゃなくて」
杏奈「ベタ、に……みかん」
ひなた「いいねぇ」
杏奈「こたつとみかん……」
響「ん?」
杏奈「……ギタド……ううん、なんでも……ない」
エミリー「そうですか」
エミリー「今回はここにある蜜柑とお茶だけだということです」
響「アイス……」
ひなた「鍋……」
杏奈「みかん……」
エミリー「あの、蜜柑はありますから」
杏奈「……知ってる」
エミリー「はあ、そうですか……それでは、二通目を読みますね」
二通目
>>23
↑
エミリー「去年、まさにこのようなことがありましたね」
響「あー……あの戦いはすごかったなぁ」
杏奈「事務所……二分してた」
エミリー「片付けようとする律子さんたちと対抗する……響さんたちでしたね」
杏奈「……断固、反対」
ひなた「暖かくなったなら、こたつから出るのが一番だよぉ」
響「それは分かるけど……ついつい」
杏奈「……まだ、いける……から」
エミリー「結局、暑くなって片付けてしまうんですけどね」
エミリー「大人の方々は、ほとんど片付ける派でしたっけ」
響「麗花以外はな」
杏奈「……途中、で……このみさん、が……こたつ堕ち……してた」
響「そういえば」
エミリー「そういえば、ひなたさんは片付けない派でしたよね」
ひなた「まだ、その頃は寒いからねぇ」
エミリー「えっと……春になっても寒いんですか?」
杏奈「ここの、パーソナリティ……だと……百合子さん、は……片付けない派」
エミリー「まつりさんは片付ける派でしたっけ」
響「そもそも、まつりがこたつに入ってるのなんて見たことないぞ」
ひなた「そうだっけ?確かに見たこと無いべさ」
エミリー「……どういうことなのでしょう」
エミリー「この番組では、皆様からの普通のお便りをお待ちしています」
エミリー「宛先は、番組の最後に発表いたします」
エミリー「それでは、ここで一曲お聞きください」
響「自分たち『レジェンドデイズ』の五人で歌ってるぞ!『合言葉はスタートアッブ!』」
杏奈「お送り、しています……ミリオン放送局」
杏奈「最初の……コーナー、は……こちら」
『エミリーの、目指せ大和撫子!』
エミリー「初期に行っていた私の企画が、今回限りで復活いたしました!」
杏奈「無茶ぶる……の?」
エミリー「いえ、今回はそういうものではないということらしいですが」
エミリー「ただ、今までのように、私は何をするのか知らされていませんので」
ひなた「何かやるのかい?」
杏奈「……たぶん」
響「ふふふふふ、今回は自分が先生をやるぞ!響先生って呼んでいいよ」
エミリー「えっと……響先生……ですか?」
杏奈「響さん……なに、やるの?」
響「こたつ!そして自分といえば、やることは一つさーっ!」
エミリー「何ですか?」
響「今回の授業はこちら!」
『レッツ編み物!』
杏奈「響さん……こたつで、よく……やってる、ね」
響「こたつののんびりタイムを最大限活用しつつ、完成したら着て暖かい、まさにこたつでやるのに最高の趣味だぞ!」
ひなた「編み物、かい?そういえば、ばあちゃんが家でやってたねぇ」
響「ば、ばあちゃん…………ともかく、ここにいる三人にも編み物を教えてあげるから、しっかり学ぶんだぞ!」
エミリー「は、はいっ!」
杏奈「……普通、だけど」
エミリー「普通でよいと思います」
ひなた「でも、難しいんじゃないだろうか?」
響「そんなことないぞ?」
響「たとえばこれ!おーい、ハム蔵!」
ハム蔵「ヂュイッ!!」ピョコン
杏奈「…………かわいい」
エミリー「もしかして、この服は響さんが作られたのですか?」
響「そうだぞ!」
ひなた「ちんまりしててかわいいべさ」
ハム蔵「ヂュイヂュイ!!」
響「ハム蔵も気に入ってるってさ」
響「これはだいたい三日くらいかな」
エミリー「三日でできてしまうのですか!?」
響「まあ、冬に間に合うように頑張ったからってのもあるけど」
杏奈「他、には?」
響「簡単なのはマフラーかな?ただ同じ方向に編んでいくだけだし」
ひなた「あったくて良さそうだねぇ」
響「ちょうど今編み始めれば、多分クリスマス前には編みあがるかな?」
エミリー「ということは」
響「クリスマスプレゼントに最適さ!」
杏奈「……おー」
エミリー「確かに、手作りというのは心のこもった贈り物ですね」
ひなた「な、なあ、響さん」
響「ん?どうしたんだ?」
ひなた「セーターとか……できるかい?」
響「うーん……経験がないと難しいかな?ま、自分は経験者だしカンペキに出来るけどねっ!」
ひなた「響さん……いや、響先生、セーターの作り方、教えて欲しいんだべさ!」
響「ん?誰かにあげたいのか?」
ひなた「そ、その、プロデューサーに、あたしからの感謝を……」
響「あー」
杏奈「……頑張れ?」
エミリー「どうして疑問形なのでしょうか」
響「二人は、何か作りたいものとかある?」
杏奈「杏奈……長い、マフラー……作りたい」
響「長い?まあ、それならいっぱい編めばいいし、同じことの繰り返しだから簡単さ!……でも、なんで長くないといけないんだ?」
杏奈「…………二人で……ぐるって」
響「誰と?」
杏奈「……秘密」
エミリー「手袋とか、外に出るときにも使用に耐えてよいと思うのですが」
響「そうだなぁ、ミトンタイプなら慣れれば簡単だし、すぐできちゃうな……でも、誰にあげるんだ?」
エミリー「いつもお世話になっている仕掛け人さまに」
響「プロデューサーはモテモテだなぁ」
エミリー「そっ、そう言うことではなく、お世話になっているからでして」
響「はいはい」
響「よーっし、それじゃあ響先生の編み物教室、スタートだぞ!」
~~
響「で、左手の針をくぐらせると」
エミリー「わーっ、凄いです!」
ひなた「でも、あたしにできるだろうか?」
響「慣れれば考えなくても出来るようになるさ!」
杏奈「……」ジーッ
チョンチョン……チョンチョン……
響「えっと……杏奈?」
杏奈「……あっ」
響「何してるんだ?」
杏奈「……なんだか、この、玉……見てたら、つんつん……したく、なって」
響「毛糸玉とじゃれるって……杏奈はねこ吉みたいだなぁ」
杏奈「…………にゃー?」
響「…………」
杏奈「…………」
響「…………持って帰る!この可愛いの持って帰るぞ!」
エミリー「あっ、仕掛け人さまがまたばつ印をしていらっしゃいます」
響「むー、プロデューサーはズルいぞ」
~~
響「うん、基本はこんな感じかな!」
エミリー「なるほど」
響「詳しい作り方の説明は番組の後になっちゃうけど、とりあえずこの編み方をマスターすればとりあえずどうにかなるかな」
杏奈「……わー」
響「で、ひなたは自分と一緒にがんばろう」
ひなた「うん、よろしくねぇ」
エミリー「今回は真に大和撫子に近づけたような気がいたします」
杏奈「じゃあ……コーナー……再開、する?……無茶振り」
エミリー「……えっと、それはお断りさせていただきます」
杏奈「……この、コーナーでは、メールを……待ってる……かも、しれない……です」
エミリー「また何かあれば行いますので、その時をお楽しみに♪」
エミリー「以上、『目指せ、大和撫子』の企画でした」
杏奈「お送り、しています……ミリオン……放送局」
杏奈「続いては……こちら」
『貯めよう!ミリオンポイント』
エミリー「こちらは、私たちが協力して一つのお題に挑戦し、結果に応じてもらえる得点を貯めていく企画です」
杏奈「今……6ポイント……だって」
エミリー「ひなたさんも響さんも、こちらの企画は体験したことがあるとのことですが」
響「まあ、前々回だから」
ひなた「うん、あの時はまつり姫さんとお祭りだったねぇ」
杏奈「……そう、だったっけ」
響「まつりと?」
響「で、今回はどんなチャレンジなんだ?」
杏奈「うん……今回は……こちら」
『表紙で当てろ!タイトル並べかえクイズ!』
杏奈「響さん……は、アイドル業界……屈指の、ラノベ好き……だという、ことで」
響「自分が一番?ま、まあ、カンペキだから仕方ないかな」
ひなた「そうなのかい?」
杏奈「こちらに……ライトノベル……の、表紙だけ、十枚……用意して、あります」
エミリー「うーん、私には馴染みの薄い部類の本ですね」
ひなた「ほぇー、かわいい女の子がいっぱいいるべさ」
響「あれ、二人ともラノベって読まないの?」
エミリー「日本文化の一つだとは思うのですか……どうしても手が伸びなくて」
ひなた「うーん、この前百合子さんに教えてもらったのを、すこし読んだくらいかねぇ」
響「杏奈は?」
杏奈「ゲームの……ノベライズ……とか、なら」
杏奈「……この、表紙と……紙に、書いてある、あらすじ、十個を……正しく、並べかえる…………って」
響「うーん……」
エミリー「どうなさったのですか?」
響「正直、ラノベって表紙と内容が全然違うようなのが多いんだぞ……」
ひなた「どうしてなんだべさ?」
杏奈「……陰謀?」
響「ま、自分に任せてくれれば簡単に満点とれちゃうからねっ!」
ひなた「そうかい?それじゃあ」
エミリー「私たちには何が何やら、ですから……」
杏奈「……お手上げ?」
響「……せめて一緒に考えてもらえると、自分もうれしいぞ?」
~~
コンマ(一の位の数だけ当てられた)
>>52
ほい
杏奈「シリアスそう……これ?」
響「うーん、これは何だか違う気がするぞ」
エミリー「こちらの絵の方が、こちらに比べると楽しそうな雰囲気ですが」
響「物凄く表紙が楽しい雰囲気の時は、逆に中身がすっごいシリアスなことがあるんだ」
エミリー「そうなのですか……勉強になります」
ひなた「わぁ、このお嬢さん、お胸が大きいねぇ、風花さんみたいだぁ」
響「あー……よくあるよくある」
エミリー「そんなに、表紙と内容に差があるのですか?」
響「あと、あらすじとも全然違うかな。杏奈は分かると思うんだけど……」
杏奈「……杏奈が?」
響「可愛い魔法少女のアニメだと思ってたら、三話で首が取れた、みたいな感じかな?」
杏奈「……あぁ」
響「あとは……国の上層部の美少女三人とハーレムするだけかと思ったらシリアスだったり、女の子と閉じ込められてハーレムするだけだと思ったらシリアスだったり、フラグを見てハーレムするだけかと思ったらシリアスだったり……色々あるぞ」
ひなた「えっと……もっと分かりやすく教えて欲しいべさ」
エミリー「私も……」
響「えっ、あっ、今のは気にしないで」
響「それと袋女……」
杏奈「……響さん……響さん?」
エミリー「遠い目になってらっしゃいますが……大丈夫ですか?」
響「あっ、大丈夫だぞ……ちょっとトラウマを掘り起こしてただけ」
ひなた「……大丈夫かい?みかん食べるかい?」
響「あむっ」
~~
杏奈「……八冊正解」
ひなた「さすが響さん、すごいねぇ」
エミリー「流石です!」
響「ま、まあ自分カンペキだからな!」
杏奈「……また、遠く……見てる」
響「気にしないで欲しいぞ……」
杏奈「今回、は……、八冊で、4ポイント、獲得です」
エミリー「二桁に到達しましたね♪」
ひなた「めでたいねぇ、お祝いするかい?」
杏奈「……いらない、と、思う」
響「え?いっぱい当てられたからご褒美?……うぎゃー!なんでよりによってこの本なんだよーっ!しかも帯が外してある!」
杏奈「響さん……涙目……だよ?」
響「いらない!絶対いらないぞ!だから持って帰って!」
エミリー「この企画では、皆様から私たちにやって欲しい挑戦をお待ちしています」
杏奈「……貯めよう、ミリオンポイント……の、コーナー……でした」
ひなた「この本、なんだい?」
響「ひなたにはまだ早いぞ!」
ひなた「765プロダクションからのお知らせだよぉ」
ひなた「765プロダクションの超巨大ライブ、『プラチナスターライブ』の次のユニットが決定したんだべさ」
ひなた「今回は、真さんがリーダーの『BIRTH』と、このみさんがリーダーの『ミックスナッツ』の二つだよぉ」
ひなた「このみさんの方には、あたしも参加させてもらってるから、応援よろしくねぇ」
ひなた「それじゃあ、765プロダクションからのお知らせでした」
ひなた「これ、引けばいいのかい?」
響「うん」
ひなた「それじゃあ……うんしょっ……と」
~~
>>61-63コンマ
01-17 エミリー
18-34 杏奈
35-51 百合子
52-67 まつり
68-83 千鶴
84-99 このみ
00- 全員
同じ人が連続してもそのまま続けます。つまり、三回連続で同じ人が指定されたら次回は一人回です
krkr
響「エミリー一人?」
ひなた「なんだか悪いことしたような気がするべさ」
響「エミリーが一人で頑張る次回もお楽しみに!」
杏奈「お送り……しました、ミリオン放送局、そろそろ…………終わり、のお時間です」
エミリー「番組では、皆様からのお便りをお待ちしています」
エミリー「詳しい企画の内容などは、番組公式の電子情報所をご覧ください」
杏奈「メールアドレス、は……million@xxxx.xx……です」
響「ふぇー、疲れたぁ」グデー
ひなた「響さん、響さん、まだラジオは終わってないよぉ?」
響「大丈夫だぞぉ……」グダーン
杏奈「……杏奈も」ダルーン
エミリー「杏奈さんまで!」
ひなた「まあまあ、こたつだから仕方ないんでねえの?」
エミリー「炬燵ですけど……けど、まだ放送中ですから」
響「はい、エミリーあーん」
エミリー「あむっ」
杏奈「……みかん、美味しい?」
エミリー「はい」
響「放送中だからぐだーってしちゃいけないなら、ささっと終わらせちゃえばいいんだ」
杏奈「……なるほど」
エミリー「えっ?」
杏奈「と、いうわけで……お相手は、望月杏奈……と」
エミリー「あっ、本当に終わらせてしまうんですか……エミリー=スチュアートと、お客様は」
ひなた「木下ひなた」
響「我那覇響でした!」
せーのっ
「「「ばいばーいっ!」」」
杏奈「……この、番組は」
杏奈「765プロダクション……と」
杏奈「ご覧の……スポンサーの、提供で、お送り…………しました」
【番組終了後】
響「よーっし、後はこたつでのんびりするぞーっ!」
杏奈「……おーっ」
P「何言ってんだ、収録終わったんだからさっさとブースから出ろ」
響「……えっ」
ひなた「こたつから……出なきゃいけないのかい?」
P「おう」
ひなた「本当に……駄目かい?」
P「…………おう」
ひなた「うぅ……でも、プロデューサーに迷惑をかけるわけにはいかないもんねぇ……あたしは…………でも……」
P「………………もうちょっとだけ入ってていいぞ」
響「やったーっ」
エミリー「……泣く子と地頭には勝てぬ、と言いますね」
杏奈「……杏奈、よく……わかんない」
P「ところで響ー」
響「ん、どしたんだ?」
P「この本、どうする?」
響「…………百合子にでもあげれば?」
P「そうだ、そうしよう」
【おしまい】
【おまけ】
百合子「百合子」
まつり「まつり」
このみ「このみ」
千鶴「千鶴の」
「「「反省会!」」」
百合子「まさかの一人回」
このみ「エミリーちゃんねぇ……そもそもタイトルコールとか出来るのかしら」
千鶴「さすがに、台本になっている部分は読みますわよ?……多分」
まつり「次回は百万人放送局になるのです」
百合子「パーソナリティが百万人いそうなタイトルですね……」
このみ「ところでみんな」
百合子「どうしました?」
このみ「何か、私にお祝いしたいこととか無いかしら?」
まつり「身長でも伸びたのです?」
このみ「違うわよ!」
千鶴「あぁ、私のいないプラチナスターライブのユニットの事ですわね?」
百合子「その言い方は色々駄目ですって」
千鶴「リーダー、おめでとうございますわ」
このみ「やっぱり、私のアダルティさが買われたんだと思うの」
百合子「あー、そうですね」
まつり「姫も全く同意なのです」
このみ「全然そう思ってないような棒読み、ありがとう」
まつり「まあ、そんな茶番は捨て置くのです」
このみ「茶番って」
百合子「もう、顔合わせはしたんですか?」
このみ「そうね、佐竹飯店で決起集会を」
千鶴「そういえば、美奈子がいるんでしたわね…………ちゃんとセーブしないと、大変なことになりますわ」
百合子「……可奈ちゃんが真さんのユニットでよかったです」
このみ「本当にね」
百合子「あ、それじゃあ」
まつり「そこまでなのです」
このみ「まだ全然話してないじゃない」
まつり「ここからは有料チャンネル会員のみのご視聴となるのです」
百合子「いつの間にそんなチャンネルが出来上がったんですか!?」
まつり「冗談なのです」
千鶴「本当か嘘か分かりにくすぎますわよ」
まつり「この時間でやるには話が長くなるのです」
このみ「まあ、確かにねぇ」
まつり「と、いうわけで、本編に出たときに改めてその話をすればいいのです」
このみ「そうね、本編ならたくさん時間があるし」
百合子「それから二ヶ月、このみさんがパーソナリティになることは遂に無かった……ですか」
このみ「そうならないように祈っておくわね」
千鶴「……ところで」
まつり「どうしたのです?」
千鶴「結局あの二人、今週のプレゼントを決めてませんでしたわ」
このみ「……あら、本当ね」
百合子「何にします?」
まつり「こたつ?」
このみ「大きすぎるわよ」
このみ「あ、プロデューサーが」
ヒソヒソ……
このみ「……えー、響ちゃんの忘れ物の毛糸玉をプレゼントにするということで」
百合子「いいんですか?」
まつり「責任はプロデューサーさんにあるのです」
千鶴「責任って」
まつり「プレゼントも決まったところで、とにもかくにも反省会、お相手は」
百合子「七尾百合子」
このみ「馬場このみ」
千鶴「二階堂千鶴と」
まつり「徳川まつりの四人でおおくりしたのです」
「「「「ばいばーい」」」」
このみ「一人ラジオって、ゲストは来るのかしら」
まつり「プロデューサー次第なのです」
【おまけおしまい】
終わりだよ~(o・∇・o)
響、ひなた、杏奈の三人まとめて娘にしたい……あ、エミリーは嫁にするので大丈夫です
乙でした
反省会
七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/LyardK6.jpg
http://i.imgur.com/GDWpCF1.jpg
徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/wOsjLi3.jpg
http://i.imgur.com/nEzWYFP.jpg
馬場このみ(24) Da
http://i.imgur.com/rZ6LA7C.jpg
http://i.imgur.com/EydJypp.jpg
二階堂千鶴(21) Vi
http://i.imgur.com/RDRf5w8.jpg
http://i.imgur.com/ahlxCgz.jpg
>>9
【CM】
天海春香(17) Vo
http://i.imgur.com/DMjFIME.jpg
http://i.imgur.com/56dXQq3.jpg
(補足)
響も絶賛の『ふくろおんな』が収録された短編集『Strange Strange』は好評発売中です。
キュートでポップでとってもスウィーティな短編集です!
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