【艦これ】金剛「提督?こんな、朝早くから何してるデース?」 (251)

SS初投稿で、しかも、レベル一桁の新米提督です。

艦娘たちの口調なども他のSSなどを確認しながら書いていますが、まだまだ初心者なので、間違いなどがあったら遠慮なくご指導をお願いします。

それでは次から参ります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403368048

~とある鎮守府の執務室~

ガチャ

金剛「提督?こんな、朝早くから何してるデース?」

提督「お、金剛か。どうだ?お前もくるか?」

金剛「!!行くデース!提督と一緒ならどこでも楽しみヨー!」

提督「おぉ、そうか。そしたらこれを持ってくれ」

金剛「what?これは?」

提督「釣竿が入ってる」

金剛「oh!it's fishing ネー!」

提督「お?金剛、釣り知ってるのか?」

金剛「当然ネー。英国は世界でも有数の釣り大国デース。ワタシだって釣りの一つや二つくらいやったことありマース! 」

提督「おお、それは知らなかった。なら、金剛の分のロッドも持って行くぞ」

金剛「really!?さすが提督!大好きデース!」

見た感じ、行間が詰まって見えるので少し開けて書きますね



~執務室前にて~



??「ソワソワ…」


ガチャ!


??「キャッ!」


提督「お?悪いな……って」


金剛「榛名?」


提督「どうした?俺に何かようか?」


榛名「えっと…その…いえ…お姉さまと…お出かけされるのですか?」


金剛「ソウデース!提督がfishingに連れて行ってくれるんだヨー!」


榛名「そ…そうでしたか…」シュン


提督「?」


金剛(……ハハーン♪ナルホドー。そういうことネー)

金剛「それなら榛名も一緒にどうデスカ?」


榛名「い、いえ、お姉さまのお邪魔をするわけには……それに、私、釣りのやり方も分かりませんし…」


金剛「1からワタシが教えてあげるデース。それでもわからなければ提督に聞けば大丈夫ネー」


榛名「い、いえ…よろしいのですか?提督?」


提督「あぁ、俺は構わんぞ?どうだ榛名?一緒にくるか?」


榛名「は、はい!」パァァ


提督「ハハッ。じゃあ、待ってろ。榛名の分も用意するからな」


榛名「すいません…私もお手伝いします」


提督「いいよいいよ。金剛と一緒にそこで待っててくれ」


金剛「OKデース!」

榛名の一人称は、私ではなかったよ。つらい



金剛「フフーン♪榛名と一緒にfishing!とっても楽しみデース!」


榛名「あ、あの、お姉さま」


金剛「what?どうしたノー?」


榛名「よかったのですか?榛名なんかがお邪魔しても…せっかく、提督と2人きりだったのに…」

金剛「それは提督と2人きりになれないのはイヤデース。けど…」


榛名「けど?」


金剛「可愛い妹が悲しい顔をしてるのは、もっとイヤデース!」


榛名「お姉さま…」グスン

金剛「Oh!榛名!何、泣いてるデース!泣くのはノーなんだからネ!」


榛名「ですが…ワタシ…お姉さまに……こんなに優しくしてもらって…」グスン


金剛「泣かないでくだサーイ!だから、今日は、榛名も思いっきり楽しむデース!」


榛名「はいっ!」

提督「さてと。よーし、榛名、金剛。準備できたぞ……ん?」


金剛「Oh、提督!どうしたノー?」


提督「いや、別に……ただ」


榛名「ただ?」


提督「お前らって本当に仲がいいと思ってな」


金剛「当然ネー!榛名だけじゃなくて、霧島も比叡も、ワタシたちは世界で1番の姉妹デース!」


提督「ハハッ。それはよかった。さぁ、いくぞ」


金剛「OK!」榛名「はい!」

>>9 ?ってなんでしょう?



ガチャ


赤城「うーん……提督?」ムニャムニャ


提督「おぉ、悪いな赤城。起こしちゃったか」


ガチャ


加賀「おはようございます、提督。それに、金剛さんと榛名さんも」


金剛「グッモーニン!」


提督「おはよう加賀。今日はオフだし、まだ休んでてもいいんだぞ?」


加賀「いえ……提督は、今日は出張ですか?」


提督「いや。ちょっと釣りに行こうと思ってな」


赤城・加賀『』


提督「ん?どうした?」


赤城・加賀『』


提督「おーい、2人とも寝るなら自分の部屋に……」

しえん

赤城「釣り……海……魚……タイ…マグロ…カンパチ……etc」


提督「もしもーし、赤城さーん」


加賀「塩焼き…お刺身…海鮮丼……etc」


提督「加賀さんやーい」


赤城「美味しそう」


加賀「流石に気分が高揚します」


提督(あぁ…頭痛が痛い)

>>12 支援ありがとう

それと、書き貯めとネタ貯めをしているので投稿スピード、今のところは早めです。



~そして数分後~


提督「結局」


榛名「赤城さんと加賀さんに伝わって」


赤城「通りがかったいろんな娘たちに伝わったかと思ったら……」


ワイワイガヤガヤカクカクシカジカコワイカ!パンパカパーンギャーギャー!シレェ!シラヌイニオチドデモ?ハイハイテンリュウチャンカカオ!シュツゲキシマス!ヒェー!スパシーバタノシミッポイ!


金剛「いくらなんでも増えすぎデース!!」

>>11
④は支援って意味だな

提督「こんなにくるんだったら竿足らないぞ……」


霧島「まぁ、これだけ一斉に投げても糸が絡まるだけですし、人数分はいらないかと」


提督「とはいってもなぁ……」



ワタシ!ワタシガイチバンハヤクツルノ!
ワタシダッテイチバンナノデス!
ワタシダッテシレイカンノタメニツルンダカラ!
イチニンマエノレディーダカラ、ワタシ!



提督「駆逐艦たちのことを考えると、釣竿の取り合いでケンカになりそうだからな」


霧島「そうですか。 では、釣竿を調達しなければなりませんね」


提督「それもそうだな。よーし、みんな! 集まれ! 話し合いとグループ分けするぞー!」

>>15 なるほど、4が円の中だから……ありがとうございます



~グループ分けの結果~


第一艦隊
金剛・比叡・榛名・霧島


第二艦隊
暁・響・雷・電・雪風
赤城・加賀


第三艦隊
高雄・愛宕・天龍・龍田
島風・不知火・夕立


提督「これでいいだろう」

他のみなさんも、支援の解説ありがとうございます。引き続き、ご指導よろしくお願いいたします。


金剛「ていとくー」


提督「ん? どうした金剛」


金剛「提督はどこで釣るノー?」


提督「うーん…多分、第二艦隊だな…駆逐艦も多いことだし」


金剛「そうデスカー」ブーブー


提督「まぁ、ガッカリするな。一応、赤城と加賀もいることだし、駆逐艦たちにも教えたら、合間を縫って、他のところにも顔を出すさ」


榛名「で……でしたら、提督……は…榛名にも…手取り足取り、お…教えていただけますか?」


提督「あぁ、構わないぞ」


榛名「!! あ…ありがとうございます!」


金剛「うーむ……さすがは私の妹。なかなか大胆ネー」ボソッ


提督「ん? 金剛、なんかいったか?」


金剛「No problem! こっちの話デース!」

まだちっとも書いてないのに眠気ご襲ってきました……




提督「あれ? そういや那珂のヤツはどこいったんだ?」


龍田「解体されたんじゃな~い?」


提督「龍田……お前がいうと冗談に聞こえないんだよ……」

高雄「そういえば、提督。那珂のことですが、昨日の夕食のときに、朝から出かけると言っていましたよ」


提督「お、そうか。ありがとな」


天龍「そういえば提督。これだけの人数だが、竿とかルアーとかどうするんだ?」


提督「あぁ、そこのところは問題ないぞ。おーい! 駆逐艦たち!何人かついてきてくれないかー!」

提督「さてと……じゃあ、暁、響、雷、電、島風、雪風。しっかりとついてくるんだぞ?」


駆逐艦一同『はーい(なのです)!!』


提督「横断歩道を渡る時には、右を見て左を見て、もう一回右を見てから、手を高くあげて渡るんだぞ?」


暁「ちょっと司令官!?暁はもう立派なレディーなんだから、そんな子ども扱いしないで!!」


提督「はいはい…」

すみません……ここまで書いて、一旦寝ます。また、明日の夜に続きは書きますね。



~鎮守府、外にて~


電「ところで、司令官さん。電たちは、いったいどこにいくのです?」


提督「あぁ。お前たちも知ってるかもしれんが、鎮守府の近所にお金持ちが住んでる話は聞いたことあるだろ?」


雷「私も聞いたことあるわ。お屋敷を見たことはないけど、それなりのお金持ちの方らしいわよ。司令官、なんでそんな人のところにいくの?」


提督「ちょっとした、俺の釣り仲間でな。連絡をしたら、使ってない道具を貸してくれるらしい」


島風「ふーん。提督にも意外な知り合いがいるのねー」


提督「意外は余計だ。さて……ほーら、あそこだ。見えてきたぞ」

予想以上の支援に喜びを隠せません!今は青葉ちゃんを旗艦にしてがんばってます!では、再開していきます!



~とある大豪邸~


電「噂には聞いていましたが……近所にこんな大豪邸があったとは…驚きなのです……」


響「хорошо(ハラショー)…あいかわらず、素晴らしい建物だね」


提督「そっか。響以外はここにくるのは初めてだったな。まぁ、ここらへんでは、有名なお金持ちだしな」


雷「こんな立派なお屋敷の人と知り合いなんて、さすがは司令官ね!」


雪風「しれぇ!見てください!このお家、監視カメラがたくさん付いてますよ!!」


提督「…いつの時代だよ」

\ピンポーン/


ガチャ


提督「あーもしもし、"提督"だ。◯◯さんはいるかな?」


??「"提督"様、お久しぶりです。ご主人は中にいらっしゃいます。ただいま門をお開けしますね」


ギィィィィ


雪風「しれぇ!すごいです!門が勝手に開いていきますよ!」


響「ねぇ司令官、いつも思うけど…」


提督「響…みなまでいうな……時代に合わないなんて口に出しちゃダメだぞ……大人の事情だからな…」

~大豪邸内、庭園~


電「ハワワワ…やっぱり玄関も凄ければ中も凄いのです。とても広いお庭なのです…」


島風「すっごーい!ねぇねぇ!こんなに広いんだから、みんなでかけっこしよーよ!!」


提督「島風、落ち着け!今回の目的はかけっこじゃないんだ!!


雪風「しれぇ!見てください!池に綺麗な鯉がたくさん泳いでますよ!!」


提督「雪風!岩場に立たないの!!池に落ちたら危ないでしょ!!」


暁「ここここらぁ!さわぐなんて、みみみっともないわねねね……いいい一人前のれれれレディーなら……こここれくらい、平気じゃなきゃ……」


提督「暁、足、震えてるぞ」

潜水艦組がいたら、釣りよりも銛で突く方になるのかな

大型の魚を相手に大自然と戦う艦娘……

>>35 潜水艦はいまのところ登場予定がありません。なんとなくイクちゃんとゴーヤのキャラを掴んではいるのですが…すみません(T . T)



~豪邸の中~


使用人「お久しぶりです"提督"様」


提督「いつもお疲れさまです。"使用人"さん」


使用人「お気遣いありがとうございます。ご主人は奥のリビングでお待ちしております。ご案内しますね」


提督「はい。ほら、いくぞみんな」


電「ハワワワ…司令官さん! 暁が大変なのです!


提督「ん?どうしたんだ、暁」


暁「」


響「この虎の剥製を見るなり、ずっとこの調子だよ」


提督「おーい、あかつきー?……返事がない、ただのしかばねのようだ」

>>35 潜水艦はいまのところ登場予定がありません。イクちゃんとゴーヤのキャラは掴んではいるのですが…すみません(T . T)



~豪邸の中~


使用人「お久しぶりです"提督"様」


提督「いつもお疲れさまです。"使用人"さん」


使用人「お気遣いありがとうございます。ご主人は奥のリビングでお待ちしております。ご案内しますね」


提督「はい。ほら、いくぞみんな」


電「ハワワワ…司令官さん! 暁が大変なのです!


提督「ん?どうしたんだ、暁」


暁「」


響「この虎の剥製を見るなり、ずっとこの調子だよ」


提督「おーい、あかつきー?……返事がない、ただのしかばねのようだ」

重複してしまった、つらい



??「おぉ、"提督"くんに響。久しぶりだね、元気だったかい?」


提督「お久しぶりです」


響「私も司令官も元気だよ」


??「そうかそうか、それはよかった。それと"提督"くん、こちらの娘たちは?」


駆逐艦一同『はじめまして!(なのですっ!)』


??「おぉ、元気があるね」

提督「うちの鎮守府の駆逐艦たちです」


??「そうかい。それと…さっきから、微動だにしないその娘はどうしたんだい?」


暁「……はっ!私はレディ!だから、びっくりなんかしない!!大丈夫!」


提督「この娘は暁。先ほど、虎の剥製に驚いてこの調子です」


暁「だから、司令官!!レディを子供扱いしないでっていってるじゃない!!」


??「フフッ…楽しそうだねぇ」

ヒソヒソヒソヒソ……


雷(提督のお知り合い、同い年かすこし年上くらいの若い方ね)


電(電はこんなお屋敷にすんでるから、もう少しおじいちゃんな方かと思ったのです)


雪風(でもでも!なんか柔らかくて優しそうな方ですね!)


提督「そうだ。初めてのみんなにも紹介しておくか」

提督「こちらにいらっしゃるのは、昔、俺の上司で元帥だった"元帥"さんだ」


元帥「どーも、"元帥"といいます。よろしく」


駆逐艦一同『え?』









駆逐艦一同『えぇぇぇぇぇ!!!』

電「ハワワワ!"元帥"さん、もの凄い方なのです!!もっときちんとした格好でくればよかったのです!!」


雷「ちょっと司令官!元帥ほどのお方と会うなら先にいいなさいよ!こ…心の準備が……」


島風「ねぇねぇ、提督。元帥って速いの?私とどっちが速い?」


雪風「さすがしれぇ!こんな凄いお方とお知り合いだなんて!雪風、びっくりしました!!」


提督「あー、もう!伝えてなくてわるかった!ほら、みんな落ちつけって!暁を見習えよ……って、暁?」


暁「」


元帥「ハハハッ。"提督"くんの鎮守府はいつも賑やかそうで楽しそうだねぇ」

元帥「さて、"提督"くんから話は全て聞いてるよ。なんでも鎮守府の艦娘たちと釣りにいくんだって?」


響「うん。それで道具を借りにきたの」


元帥「そしたら、ウチの倉庫に釣りの道具があるから、ぜひ持って行ってくれ」


雪風「ほんとうですか!?」


元帥「あぁ、好きなものを持って行って構わないよ」


電「やったのです!ありがとなのです!"元帥"さん!」


元帥「いやいや。じゃあ、"使用人"、案内してもらえるかい?」


使用人「わかりました、ご主人」


提督「ありがとうございます。"元帥"さん」

元帥「さて、"提督"くんから話は全て聞いてるよ。なんでも鎮守府の艦娘たちと釣りにいくんだって?」


響「うん。それで道具を借りにきたの」


元帥「そしたら、ウチの倉庫に釣りの道具があるから、ぜひ持って行ってくれ」


雪風「ほんとうですか!?」


元帥「あぁ、好きなものを持って行って構わないよ」


電「やったのです!ありがとなのです!"元帥"さん!」


元帥「いやいや。じゃあ、"使用人"、案内してもらえるかい?」


使用人「わかりました、ご主人」


提督「ありがとうございます。"元帥"さん」

~元帥邸、釣り道具倉庫~


ガラガラガラガラ…


使用人「こちらになります」


ロッド、ズラァァーー!!
リール、ズラァァーー!!
ルアー、ズラァァーー!!


駆逐艦一同『わぁぁぁぁ!!』キラキラ

提督「凄い量だな……釣具屋、開けるんじゃないか?」


雪風「しれぇ!雪風!この白くて長い竿がいいのです!」


提督「これは磯釣り用のロッドだから、もっと短いものでお願いな」


雷「ねぇねぇ、司令官。私たちは何をすればいいのかしら?」


提督「そうだな……俺がリールを選ぶから、ロッド……竿の長さは、俺の背と同じくらいか、それより少し高いものを持ってきてくれ」


駆逐艦一同『はーい!!』

元帥「フフフ…賑やかだね」


使用人「ご主人。いらしてたのですか」


元帥「少し彼に用があってね…おーい、"提督"くん。ちょっといいかな?」

今日はここで一旦、締めたいと思います!提督着任へのコメントなどもありがとうございます!おやすみなさい!



提督「"元帥"さん凄いですね、この釣り道具の数。うちの娘たちも大盛り上がりです」


元帥「それはよかったよ。ところで"提督"くん?あの娘たちが集めてるロッドの長さと、そのリールを見るかぎり……」


提督「さすがですね"元帥"さん。ですが、こうも大勢となると移動手段をどうするか困っていて…」


元帥「そう思って、僕にいい考えがあってね」


提督「?」

起きたので、すこし書き貯めしていた分をキリがいいところまで投稿します!

~数分後~


提督「さて、こんなもんでいいだろ」


島風「こう見てみると、釣竿だけでもたくさんあるね!」


提督「そうだな。じゃあ、俺がルアーケースを持つから、雪風と島風はそのリールが入った箱を。残りの4人はその釣竿の入ったケースを頼む」


駆逐艦一同『はーい(なのです)!!』


使用人「よろしいですか?」


提督「はい。何から何まで、本当にありがとうございます。また、日を改めて"元帥"さんにもお礼の連絡をします」


使用人「わかりました。では、みなさん。ガレージはこちらになります」

~そして鎮守府では~


金剛「提督、遅いデース…」


霧島「まぁ、あれだけの人数の道具を揃えるんですから、時間はかかるでしょう」


榛名「それにしても、提督……この人数分の道具をどうやってここまで持ってくるんでしょうか…?」


比叡「それもそうですね……ん?なんの音?」

ブォォォォォン!!!


金剛「What?あれは……」


比叡「バ……バス?」


プシュー……ガラガラ


提督「みんなー準備できたぞー」


金剛型一同『提督(司令)!?』

金剛「まさか……釣り場まで、バスでいくんデスカ?」


提督「おぉ、そうだ。ほーら、思ったより準備に時間かかったから、早く乗れよー」


比叡「ちょ……ちょっと司令!?釣りって、海じゃないんですか?」


提督「あー……そういや、まだ言ってなかったな。まぁ、いいや。みんなさっさと乗りなー」


ドサドサガタゴトキャーオサナイデーオサナイデージュンバンニノッテネー


提督「ふぅ……さて、みんな乗ったかー?じゃあ、運転手さん、出してくださーい」


運転手「はいよー」


プシュー……ガラガラ


ブォォォォォン!!!

~鎮守府御一行様バス内~


提督「えー、みなさま、本日はお日柄もよく、絶好の釣り日和。そんな中、今回のバスガイドを務めさせていただきます、えー、ワタクシ、ていと……」


加賀「そんなことより提督、どこまで釣りにいくんですか?」


提督「そんなこと…俺のガイドが…そんなこと……がんばって…盛り上げようとしたのに…したのに…うぅ…」ナミダボロボロ


加賀「で、どこにいくんですか(威圧)」


提督「はい。えーと、今回はここにいく。響、来る前に準備した紙、頂戴……はい、ありがと」


パラパラパラ……


加賀「ここは……湖?」

提督「その通りだ加賀。今回は、この湖でバスフィッシングをやる。釣り場所も広いし、なんとバスボートのレンタルもある。大勢でも多少は問題ないぞ」


榛名「バスフィッシング?」


金剛「Oh!バスフィッシング!!熱いデース!!腕がなるネー!!」


夕立「夕立も聞いたことはあるっぽい!」


高雄「愛宕はやったことありますか?」


愛宕「ないわね。うふふ、どんなものか楽しみだわ」


赤城・加賀『』

提督「では、湖まで時間もあることだし、ここらへんで王様ゲー……ん?どうした?赤城、加賀、元気ないが…車酔いか?」


赤城「タイ…マグロ…カンパチ……あぁ……夢なら覚めて……」


加賀「塩焼き…お刺身…海鮮丼……なんてこと……」


不知火「……私から、お二人に言っておきます」


赤城・加賀『え……?』

不知火「海の魚、スズキというのをご存知ですか?」


加賀「もちろん知っています」


赤城「白身魚で癖のない味で、ムニエルやカルパッチョなどのフランス料理にオススメです。夏場のスズキは、よく身が太っていてとても美味なので、一部では高値で取り引きされているんでしょう?それくらい知っています」


提督「それくらい……ねぇ…」


不知火「釣り人の中には、もちろんスズキを釣ることにスポーツとしての釣りを求める方もいて、その人たちはスズキのことをこう呼びます」


不知火「シーバス……と」


赤城・加賀『シー……バス!?』

不知火「スズキの引きの強さがブラックバスに似ているだけではありません。ブラックバス自体もスズキ目の魚、その身自体も白身でスズキと似て淡白な味をしているとか…」


赤城・加賀『……ゴクリ』


赤城「ブラックバスのカルパッチョ…」


加賀「ブラックバスのムニエル…」


不知火「さぁ、お二人とも…どうされますか?」


赤城「海魚?いえ、知らない子ですね」


加賀「さすがに気分が高揚します」


提督(また……頭痛が……)

提督「では、赤城と加賀も元気になったところだし、今度こそ王様ゲー…うぐぅぅぅぁあ!!!」ドゴォ!


不知火「なんでしょうか、不知火に落ち度でも?」メキメキ


提督「し……不知火…ど……どうして…お…俺を……殴ったの……」


不知火「どうしてって……ここで王様ゲームパートを始めたら、釣りパートを書くのがいつになるかわからないじゃないですか」


提督「そ……そんな……ガクッ」


不知火「おやすみなさい、提督」

今日はここで終わります!では、この先の件で安価を募集します!


内容は、

1. 最初にバスがHITする艦娘
2. 釣りの最中に起きて欲しい展開
3. 鎮守府に帰宅後、提督の王様ゲームの有無


この3つです!
艦娘は話の中に登場した娘でお願いします!

1. ↓3 (ただし、那珂ちゃんは除く
2. ↓5
3. 今日の24時まで多数決

多数決は1. 2. の安価中でも書いてOKです!


では、おやすみなさい!

安価ありがとうございます!では書いていきますね!

~湖にて~


プシュー……


金剛「どうやら、ついたみたいネー」


榛名「て…提督、起きてください…つきましたよー」ユサユサ


提督「う……うーん、やめろよぉ、榛名ぁ……俺、もうそんなに夜戦…できないよぉ……」


電「ハワワワ…司令官さん、なにかいけない夢を見てるみたいなのですっ!」アセアセ


不知火「不快ですね。さっさと起こしましょう」ドゴォ!


提督「ひぎぃぃぁぁ!!!不知火ぃ!?他に起こし方なかったの!?」


不知火「なんでしょうか、また不知火に落ち度でも?」ギロリ


提督「はぁ……なんでもないよ…」


榛名「/////」カァー


不知火「……たまには、不知火にも構ってほしいわ」ボソッ

提督「さてと……おぉ、やっぱり広いな!」


\\\\ ミッズウミーーン ////


電「すごくきれいな風景で、空気もきれいなのです!」


雪風「しれぇ!見てください!!なにか跳ねてます!ほら、そこ!あっちにも!!」


提督「あれがブラックバスだ。ああやって水面を飛んでるトンボや、アメンボなんかを食べてるんだぞ」

ヒソヒソ…


金剛(バッチリな場所ネー。提督がいない間に準備していてよかったデース)


榛名(本当ですね、お姉様!榛名もがんばった甲斐がありました!)


金剛(フッフッフ…これで提督のハートはワタシのものデース!)


提督「さぁ、みんなー!始めるぞー!てつだってくれー!」

提督「俺はこのルアーケースを持つから、金剛と比叡は残りを。榛名と霧島はリールが入った箱をよろしく」


金剛型一同『了解!(了解デース!)』


提督「高雄型の二人は駐車場の電話は入れてあるから、受付を済ませてきてくれ」


高雄型一同『わかりました!』


提督「天龍型の二人はロッドを持ってくれ。持ちきれなかったら、駆逐艦たちも手伝うんだぞ?」


龍田「りょうか~い」


天龍「わるいなチビ達」


駆逐艦一同『はーい!(なのですっ!)』

~湖、フィッシングポイント~


提督「さて、釣り初の駆逐艦には、あまり重たくないルアーを使ってもらう」


不知火「そうなるとミノーかワームあたりが無難ね」


ミノー参考画像→ http://www7b.biglobe.ne.jp/~basslogic/images/minnow2.jpg

ワーム参考画像→ http://lure-fishing.net/syasinn-files/worm.JPG


提督「そうだな。あと、みんなにはこのリールを使ってもらう」


金剛「Yes!スピニングリールね!」


スピニングリール参考画像→ http://www.ルアー.net/スピニングリール構造.jpg


提督「さすがは経験者の金剛だ。このリールは釣りをやったことない人でも簡単に扱えるぞ」


夕立「ねぇねぇ、提督さん!夕立は実際に見たほうがわかりやすいっぽい!」


提督「ん?それもそうだな。じゃあ、見ておけよ」

スピニングリール参考画像

http://www.ルアー.net/スピニングリール構造.jpg

提督「最初にスピニングリールの仕組みな。重要なことだけ教えるから、ここだけは覚えてくれよ」


艦娘一同『はーーい!!!』


提督「まずはハンドル。ここで糸を巻くんだ。これは誰でもわかるな」


夕立「さすがにこれは夕立でもわかるっぽい!」


提督「そうだな。じゃあ次に、この糸が掛かってるU字型の針金だ」


夕立「? 夕立、これは知らないっぽい?」

提督「これはベイルアームといって、このアームを上げるとルアーの重さで糸が出て行くんだ」カチッ


スー…シュルシュルシュル


龍田「なるほどね~。糸がちょうどこの金具で止まっているわけなのね~」


提督「まぁ、そういうことだな」


天龍「なぁ、提督。このツマミってなんだ?」

>>77
http://i.imgur.com/9l7RR3Q.jpg

提督「あぁ、これはドラグっていって、獲物が釣れたときにラインにかかる負担を調整するツマミな」


天龍「なるほどな!これでどんな大物でも釣れるわけだな!」


提督「まぁ、そういうことだ。獲物の大きさで調整するんだが、初心者には難しいから気にしなくてもいいな」


天龍「フフフ…これで天龍様のフィッシンガー時代が到来するわけだな!怖いだろう?」


提督「天龍。釣り人はアングラーな。フィッシンガーは個人情報を盗む悪い人だ」

>>80 すいません。わざわざありがとうございます!

提督「まぁ、最初で重要なことっていえばこれくらいか」


愛宕「提督」


提督「愛宕?どうした?何かわからなかったか?」


愛宕「せっかくだから、駆逐艦の娘たちのためにも、実際に投げて見せたらどうですか?」


駆逐艦一同「ワクワク!ワクワク!」キラキラ~


提督「そうだな。よーし、しっかり見てるんだぞ?」

提督「まずはリールからでてる糸を指でひっかける」


提督「アームをあげて」


提督「そして、周りに人がいないことを確認して」


提督「勢いをつけて…」


提督「振りかぶって……離す!」シュッ


シュルシュルシュルーー……ポチャン


駆逐艦一同『おぉーー!!!』

電「司令官さん、凄いのです!まるで46cm三連装砲級の射程距離なのです!!」


提督「いやぁ、それはさすがにいいすぎだぞ」デレデレ


不知火「その緩みきった顔、不快ですね」グッ


提督「待とうか不知火、一旦、落ちつこう」


愛宕「へぇー、結構、飛ぶものなのねー」


高雄「これって未経験の私たちでもすぐにできるのですか?」


提督「そうだな。振るスピードがゆっくりでも飛ぶし、力を入れる必要もないからな。コツを掴めるかどうかじゃないか?」


不知火「そうですね。ここらへんは運動神経というわけではないですが、コツを掴めるか次第かもしれません」

提督「じゃあ、艦隊ごとに分かれてくれ。俺は第二艦隊のところにいるから、何かあったら連絡しろよ?」


金剛「りょーかいデース!」


龍田「フフフ~ 私たちはわからなくなったら、不知火ちゃんに教えてもらっておこうかしら~?」


提督「あぁ、すまんな。不知火も悪いが頼んだぞ」


不知火「………提督がいうなら仕方ありませんね。わかりました。」


提督「では、みんな。楽しんできてくれ」

今日はここでおわります。 あぁ、どうして夕立もぬいぬいも電もうちにはこないのか

では、書き始めます。書き貯めをしていってると、どうやらぬいぬいとの関係がメインになってきた。初のSSは不知火EDになりそうな予感

~第二艦隊~


赤城・加賀『ジィー……』


提督「あいつら、なにしてるんだ?」


雷「あの二人、湖にきてからずっとこの調子よ」


響「なんでも、浅瀬にいるハゼみたいな魚をずっと眺めてるようだね」


提督「……なんか嫌な予感しかしないのだが」

赤城「加賀さん」


加賀「どうしました赤城さん」


赤城「ここの浅瀬を泳いでるハゼなんですが……」


加賀「奇遇ですね。私もその魚のことを考えていたんです」


赤城「やはり加賀さんもでしたか」

加賀「もう私たち、ここの湖の浅瀬にいるハゼを全て網で捕まえて、鎮守府でハゼを食べながら待ちませんか?」


赤城「そうですね。提督たちがカルパッチョを釣ってくるのを待って、そしてムニエルを食べましょう」


加賀「では、私、網を借りてきますから」


赤城「待ってください、加賀さん。私も行きます」


提督「お前らに一航戦の誇りはないのか。それと赤城、今回はブラックバスを釣るんだ。カルパッチョを釣るのではない」

提督「さてと、じゃあ、始めるか……うん?」


暁「司令官みたいに…司令官みたいに…」


暁「勢いをつけて…」


暁「振りかぶって…離す!」シュッ


ヒョロヒョロ~……ポチャン


暁「もう!どうしてこんなに飛ばないの!?」


提督「……暁」サッ

暁「ちょっ!?し…司令官!?みみみんなもいるのに、いいいいきなり後ろからだだ抱きつくなん…」


提督「暁、肩の力を抜いて。ほら」ガシッ


暁「そ…そんな司令官!?いきなり腕を///」


提督「ここだ暁。この腕の角度で投げるんだ」


暁「ふ……ふぇ?///」

提督「投げるときに必要なのはスピードや運動神経じゃない。角度とロッドのしなりを使うんだ」


暁「そそ…そうなの?///」


提督「そうだ。力任せに振っても意味はない。ゆっくりでもいいから…ほら、しっかりロッドを持って」


暁「わわわかってるわよ!」


提督「腕を引いて……そう、ゆっくり……今だ!」


暁「えい!!」シュッ


シュルシュルシュルーー……ポチャン

暁「やったわ!司令官!!ちゃんと遠くまで飛んだわ!」


提督「やったな暁!やっぱり、暁はやればできる娘だ!!」ナデナデ


暁「えへへ///……って頭をナデナデしないで!!もう子どもじゃないって言ってるでしょ!!」



電「……うらやましいなのです」

グランダーウェーブしたらいいのさ

>>102

キングオルカイザーは能力だけいただきたいね

提督「ん?なんだ?袖が引っ張られて…」クイクイ


電「し…司令官さん……」


提督「おぉ、電どうしたんだ?」


電「あのぅ…そのぅ…こ…このルアーはどうやって使うのですか?」


提督「これはワームだな。よく見ていろよ」

提督「さっきと同じように投げたら、リールの糸が出て行くのを見ておくんだ」シュルシュル


電「どんどん糸が出て行くのです!あれ?止まりました?」


提督「おもりで仕掛けが沈んでるんだ。止まったのは、仕掛けが底についた証拠。そしたらアームを戻して、ラインをゆっくり引っ張ってみろ?」


電「ハワワワ…!手にゴツゴツ伝わってくるのです~!」


提督「それは岩の上を仕掛けが伝ってきているからだ。それを引っ張って、ラインを巻いて、また引っ張って、ていうのが基本的なワームの釣り方だよ」

電「なるほど!これなら電でも、できるかもなのです!!」

提督「ときどき、動きを止めてみたりするのもいいぞ。より魚みたいに見せられるかがポイントだからな」


電「さすが司令官さんなのです!では早速、電の本気を見るのです!」


提督「まずは見えるところで動かしてみて、そこから遠くへ投げてみな」

今日はここでねます。

第六駆逐艦があと電ちゃんだけになりました。

嬉しいことに初戦艦が陸奥さんとは……陸奥さんの中で火遊びしてきます

書き始めますね

雪風「しれぇ!しれぇ!!何か引っ張ってるのです!!」


提督「え!?待て雪風!いくらなんでもラッキー過ぎやしないか!?」


雪風「でも、巻いても巻いてもルアーがこないです!!」


提督「ルアーがこないって……ん?そのしなり方は……雪風?」


雪風「しれぇ!助けてください!!早くしないと逃げちゃうのです!」


提督「あー、大丈夫だ雪風。ちょっと落ちついて、竿を引くのをやめてみな」


雪風「え?」

提督「ほら。竿を動かさなくても引かないだろ?バスがかかっていたなら、竿は動かさなくても動くはずだ」


雪風「そうですね!えへへ、雪風、早とちりしちゃいました」


提督「釣りが初めてなら勘違いしやすいからな。雪風もワームだったんだろ?そしたら岩が何かに引っかかったんだろう」


雪風「でも、この引っかかったのはどうすればいいんですか?」


提督「一回、アームをあげてラインを緩めてから竿を動かしてみろ。そしたら外れるかもしれん」


雪風「えーと……こうやって……こうやっ…あ、巻けます!取れましたよ、しれぇ!」


提督「お?そうか?じゃ、今まで通りやってみな」


電、雪風の参考画像→ http://www010.upp.so-net.ne.jp/livebaiteater/warming.jpg

釣り方自体は3番になります

響「ねぇ、提督」


提督「どうした? 響」


響「あの人もブラックバスを釣ってるのかな?」


提督「ん……あれは…」


ツナギ、ビシッ!

サングラス、キラーン!

ライフジャケット、ビシッ!


提督「そうだな。たぶんブラックバス狙ってると思うぞ」

響「あの人……水の中に浸かっているね」


提督「あの人は多分、水の中に多少入って攻めるタイプの人だな」


響「女の人みたいだね。やっぱり最近は、女の人にもバスフィッシングは人気みたいだね」


提督「そうだな。意外な人が好きだったりするんだよ。バス釣りファンは芸能人にも多くいるらしいからな」


響「そうみたいだね……ところで司令官?」


提督「どうした?」


響「芸能人って誰のことだい?」


提督「響……悪いが、大人の事情だ」

那珂ちゃんだよー!

~ところ変わって第三艦隊~


不知火(しかし、どうしたことでしょう…)


島風「えーーーい!!」


ギャギャギャギャギャ!!


島風「どう?私の巻くスピード。早いでしょ?」


不知火(いざとなると…やはり難しいわ……)


島風「あれ~?不知火、私より巻くスピードおっそーい。本当に釣りやったことあるの?」


不知火「ムッ………」

>>117 解体しなきゃ!!


ちなみに、反町隆史やオリーブオイルのマスターなどがバスフィッシングやっているそうですよ。

那珂ちゃんは艦隊のアイドルだから魚も触れないと思います(遠い目

不知火「島風さん。バスフィッシングはスピードが鍵ではありません。耐えることも重要です」


島風「ふーん。それなら、不知火が釣って見せてよ!」


不知火「!?そ…それは……」


龍田「あれ~? 不知火ちゃんが使ってるリール、私たちのとちが~う」


不知火「え!?あ……あ、これはベイトリールといいます」


ベイトリール参考画像→ http://lure-fishing.net/syasinn-files/worm.JPG

島風「ベイトリール?」


不知火「スピニングリールと違って使い慣れるまでに時間はかかりますが、次のアタックまでが流れるようにできたりします」


龍田「ふ~ん。つまりは上級者向けのリールってことね~」


不知火「上級者とまでは言いませんが、まぁ、そう思っていただいていいですね。プロのアングラーはこちらを使うことが多いみたいですから」


天龍「プロが使う……リール…だと…?」

天龍「不知火!そのリール、俺にも使わせてくれ!!」


不知火「かまいませんが……そしたら、恐らく今日はずっとベイトリールの練習をすることになりますが」


天龍「ぐっ……だ…大丈夫!俺ならたった10秒でものにしてみせる!どうだ!怖いか?」


不知火「えぇ、あなたがバックラッシュに悩まされるのが目に見えて怖いです」


天龍「バック…ラッシュ?」


不知火「スピニングリールを使うあなたは知らなくて結構です」


バックラッシュ解説→ http://www.kami-chan.net/tsuri-yougo/399.html

不知火(しかし、島風や天龍さんはああいってしまいましたけれど)


不知火(不知火は興味をそそられて調べたり、鎮守府でこっそり投げる練習はしていましたが)


不知火(実際にきたことはなかったので、自信は全くないわ……)


不知火(とはいえ、司令には頼りにされたので断るわけにもいかないし…)


不知火「はぁ………」

愛宕「うふふ…まぁまぁ、みんな。のんびりやりましょう?」


夕立「さぁ、楽しいフィッシングしましょ!」


高雄「愛宕、このルアーってどうやって付ければいいのかしら」


愛宕「えっと……ちょっとわからないわね……不知火ちゃん、わかるかしら?」


不知火「え?……あ、これはスピナーベイトですね」


スピナーベイト参考画像→ http://www.o-s-p.net/jp/img/reports/photo/25_2.jpg

不知火「ちょうどこのくの字の折れた部分にラインを結びます」


高雄「へぇ……キラキラ光って綺麗なルアーですね」


不知火「バスはキラキラ光るものに反応する習性があります。このブレードという金具は、その習性を狙って作られています」


不知火「それだけでなくスピナーベイトは、このくの字の形状によってラインを巻いている時に水草などを受け流す特徴があります」


不知火「水草が生い茂るポイントや岩があるようなポイントでも、なかなか引っかかることはないのでガンガン使っても問題ないかと」


愛宕「さすがは不知火ちゃん。バス釣りのことならなんでも知ってるのね」


龍田「さすがの天龍ちゃんでも、不知火ちゃんには敵わないわね~」


天龍「ぐっ……!仕方ないな!今回だけは負けを認めてやる!!」


不知火(しまったわ……これで釣りにきたことはないなんて、ますますいえなくなってしまったわ)

今回はこれで。龍田さんのおっぱいといい太ももといい、今日は龍田さんに慰めてもらって(龍田さんで慰めて)から寝ます。


それと次回は、今SS唯一の軽めのお色気展開です。慰めるのは無理なのでパンツは履いたまま待機してね

では書きます。龍田ちゃん、いっぱい出たよ

~ところ変わって第一艦隊~


金剛「というわけデース!だいたいわかってくれマシタ?」


比叡「はい、お姉様!とてもわかりやすかったです!」


提督「お、ちゃんと教えてるなー。さすがは金剛だ」


金剛「てーとく!!やっと、来てくれたデース!さぁ!早く一緒にフィッシングやりまショー!」

榛名「あ…あの……提督?」


提督「ん?どうした榛名……あぁ、そうだったな、教えてやるよ」


榛名「ありがとうございます!」


提督「どこがわからないんだ?」


榛名「あの…どのルアーを使えばよろしいでしょうか?」


提督「あぁ…それはな……」


金剛(提督……榛名ばっかりズルいデース)

提督「湖を見てみると、跳ねたり浅瀬のほうにも小さなバスが見えるかし……そうだな……ホッパーとかどうだろう?」


ホッパー参考画像→ http://lure-fishing.net/fish/bass-pic/toplure-popper-1.jpg


榛名「よく見ると可愛いですね、このルアー…口のところとか」


提督「ホッパーは他のミノーやワームと違って、その口は水しぶきを起こすためにあるんだ」


榛名「でも、そんなことをしたら魚が逃げてしまうのでは…」


提督「そんなことはない。確かに起こしすぎるとと逃げてしまうが、大きなバスはそれなりの大きさの獲物を食べるからな。魚が何かを食べているかと勘違いして寄ってくるんだ」


榛名「なるほど……結構、心理的な戦いを繰り広げているのですね、奥が深い……」

提督「どうだ、使ってみるか?」


榛名「はい!水しぶきを適度に起こせばいいんですね!」


提督「じゃあ、色だが…….思ったより水も澄んでいるし…とりあえず、緑でいいか…」


ガサガサ……


提督「ん、なんだ?」

野生のアオダイショウが現れた!


榛名「え!?い、いや!!ヘビ!!ヘビいやぁぁぁ!!!」ダキッ


提督「お、おい!?」


金剛「榛名!?」


榛名「ごめんなさいぃ!!!榛名!昔からヘビだけは!!ヘビだけはどうしてもこわいんですぅ!!提督!!助けてくださいぃぃぃ!!」ギュー!!


提督「わかった!!わかったから、榛名!少し落ち着いて!!」


金剛「榛名、落ちつくネー!今助けにいきま…あ……」ズルッ


提督「金剛、あぶない!!ってアレ?」


榛名「提督!……しまった、私も…」


ドッパーーン!!


比叡「お姉様!?」


霧島「何事ですか!?」

金剛「やってしまいました、デース……」


榛名「全身ズブ濡れです…」


提督「金剛!榛名!大丈夫か!?怪我とかしてな…い……あっ」


金剛「ん?どうしたノー?提督ー?」


榛名「はい、榛名は大丈夫で…はっ///」

提督「お…お前ら!どうして、そ……その…下着とかつけてないんだよ!」


金剛「え?だ…だって、日本は着物の下に下着もつけないんじゃ…」


提督「それは浴衣のときだ!着物も普通の服も、日本人は下着をつけるわ!!」


榛名「/////」カァー!


提督「い…いいから、金剛!ままま前を隠せ!そそその……あの…」


金剛「え?……キャー!!み…見ないで欲しいデース!」

提督「金剛はともかく……どうして、榛名まで付けてないんだ…」


榛名「えぇっと…その……あの…お姉様が付けてないのは美容か何かの為だと思って………だから…」


提督「マジかよ…」


榛名「えっと、その……み……見ました?」


提督「へ?」

榛名「だからその…榛名の……む……む…胸を……」


提督「!?いいいイヤイヤ見てない見てない!!見てないから!大丈夫!大丈夫!」


榛名「そ…そうでしたか……」


提督(榛名って着痩せするタイプなのか……けっこう…大きいんだな…)


霧島「三人ともお怪我は!?」

提督「きき霧島!?大丈夫だ!怪我はないぞ!!」


霧島「そうですか……ってなんで浸かったままなんですか…早く湖からでないと、3人とも風邪をひきますよ?」


金剛「わわわわかってるデース!ほら、提督!!榛名!!はは早くいくネー!」


提督「あ、ああ!そそそうだな!!ほら!はは榛名も!」


霧島「??」

今回はこれでねます。一応、このSS書き貯めの方も完結まで書きました。この次は少しエロい描写があるようなお話を書いてみたいですね

おっと、書き忘れてました。おっぱいの良さがうまく書けなかったので、龍田さんのおっぱいでいっぱい出して勉強してから寝ようと思います。僕って勉強熱心だね。おやすみなさい

では、書いていきます。龍田さんハァハァ

~近くの休憩所にて~


提督「しかし、着替えが売っててよかったな……あぁ、紅茶がうまい」ズズッ


比叡「お姉様も榛名も大丈夫ですか?寒くないですか?」.


金剛「比叡、大丈夫ネー。それと。提督…ごめんなさいデース」


提督「いいよいいよ。お前は俺と榛名を助けようとしたんだろ?それこそありがとな」


金剛「てーとく!」パァー!

榛名「榛名も……あんなに慌ててしまって……」


提督「誰にでも怖いものの一つや二つあるからな。ま、今回は仕方ないさ」


榛名「そ……それと…その……お見苦しいものを見せてしまって…」


提督「いいイヤイヤ!そんなことないぞ!綺麗だったし!!」


榛名「!!……や、やっぱり///」カァー!


提督「あ……」

榛名「うぅ……提督、やっぱり見たんですね…私の胸……」


提督「あれは!見たっていうか!目に入ってしまったというか!!その……はい、見ました……ごめんなさい…」


榛名「榛名は…榛名は……もう、お嫁にいけません……///」


金剛「だ…大丈夫デース!!榛名は可愛いし…しっかりしてるから…心配ないと思うネー」


榛名「うぅ…お、お姉様ぁ……でもぉ…」


金剛「そ…そうだ!そしたら、二人で提督のお嫁さんになればいいデース!!


提督「待ってくれ、金剛」

榛名(うぅ…いくらヘビが出たからとはいえ……てててて提督に抱きついてしまい……しししかも…む……むむ胸を…うぅ…////)


霧島「まったく……お姉様も司令も…早く、釣り始めますよ?」


提督「あぁ、そうだな……そうだ、今、何時だ……ってもうすぐ昼だな…そろそろ飯にするか」


霧島「じゃあ、私は第二艦隊を呼んできますので、提督は第三艦隊を呼んできてもらえませんか?」


提督「あぁ、わかった」

~ところ変わって第三艦隊~


不知火「はぁ……」


高雄「釣れないですわね」


龍田「ここのバスは食べられちゃったのかしら~」


天龍「え!?何かいるのかこの湖!?」


龍田「うふふ~」


天龍「龍田ぁ!笑ってごまかすな!怖いだろうが!」

不知火(司令にも期待されている…不知火も早く…早く…釣らなければ)


夕立「わわわ!何か引いてる!引いてるっぽい!?」


不知火(そ…そんな!先をこされて!)


夕立「ど…どうしたらいいっぽい!?」


天龍「この天龍さまにまかせろ!まずは…巻くんだ!」


夕立「動いて上手く巻けないっぽい!はやくしなきゃ!逃げられちゃう!!」


不知火「………」


不知火(司令に任されたから…司令に頼んだぞと言われたから)

不知火「……夕立、まずは竿を立てて、足を踏ん張りなさい」


夕立「不知火!うん!わかった!」


不知火「ゆっくり竿を引いて、少しずつでいいから糸を巻きなさい」


不知火「なるべく糸を緩ませないように。緩んだら針が抜けるわ」


夕立「わかった……ぽい!」

不知火「そうそう……あと少し…落ち着いて……」


夕立「あとちょっと……あと……ちょっと!! やぁぁ!」


ザッパーーン!!……ピチピチ…


夕立「やった!釣れた!!釣れたよ!!不知火!!ありがとう!!」


不知火「……礼には及ばないわ」


島風「えぇ!夕立の方が私より速いなんて!」


夕立「ん?でも、この魚、夕立が本で見たブラックバスとは違うっぽい?」


愛宕「夕立ちゃん、これはブルーギルじゃないかしら?」


ブルーギル参考画像→ http://www.lbm.go.jp/emuseum/zukan/gyorui/sakana/bluegill.jpg

夕立「ブルーギル?」


愛宕「そう。ブラックバスと同じように湖や河川で釣れるのよ。」


夕立「じゃあ、これはブラックバスじゃないっぽい?」


愛宕「そうなっちゃうわね」


夕立「そっかぁ……じゃあ、提督さんに褒めてもらえないっぽい?」シュン

愛宕「そんなことないわ。提督は夕立ちゃんががんばって釣ったんだから、きっと褒めてくれるわよ」


夕立「そ…そう…かな?じゃあ!夕立、ブラックバスも釣ってもっと提督さんに褒めてもらうっぽい!」


愛宕「うふふ。がんばってね!」


不知火「………」


不知火(……私もがんばろう)

提督「おーい!」


島風「提督だ!」


提督「そろそろ昼になるから、飯にしようー!」


龍田「そういえば、お腹も空いてきたわね~」


天龍「そうだな!よーし!てーとく!!てーとくの分の飯も食うから覚悟してろよー!」


提督「怖い!それは地味に怖いぞ!」


不知火(……司令にいいところ見せたかったわ)

夕立「聞いて聞いて、提督さん!夕立ね!ブルーギルだっけ?釣ったぽい!」


提督「ホントか!?俺は始めた一日目は何も釣れなかったからなー。すごいな、夕立!!」ナデナデ


夕立「えへへ~、じゃあ、夕立、次はがんばって、ブラックバスを釣るっぽい!」


提督「そうだな!がんばれ!夕立、釣りはどうだ?面白いか?」


夕立「うん!夕立、面白いよ!」

不知火「……はぁ」


提督「不知火、みんなへの指導、お疲れ。どうだ? 何か釣れたか?」


不知火「司令……不知火、実は…」


提督「ん?」


不知火「実は不知火……ただバス釣りのことを好きで調べていただけで……実際、釣りにくるのは初めてで…今日もまだ何も…」


提督「そっか」

提督「けど、お前はがんばったじゃないか」


不知火「え?」


提督「夕立に釣り方教えてあげたんだろ。夕立、すごく喜んでた。それに高雄だって、不知火にスピナーベイトのことを詳しく教えてもらったって感謝してたぞ」


不知火「でも……それは司令に…」


提督「初めての釣りなのにこれだけ教えられるなら凄いよ。ありがとな、これからも頼りにしてるぞ、不知火」ナデナデ


不知火「……司令はずるいわ」ボソッ


提督「なんかいったか?」

不知火「……ねぇ、司令。不知火にも…できるかしら?」


提督「当たり前だ。不知火にだってできる。きっと、みんながびっくりするような大物が釣れるさ」


不知火「………」コツンッ


提督「その拳は……パンチ?」


不知火「…この不知火を……バカにしないでよ」ニコッ


提督「……あぁ、期待してるぞ」

今日はこれでおわります。龍田さん出番少なくてごめんね。夢の中で僕と夜戦しましょ

書き始めます。嬲り殺しとても興奮します

フィギュア楽しみよね!

~昼食ターイム~


提督「駆逐艦のみんな、しっかり手は洗ってきたか?」


暁「当たり前じゃないの!一人前のレディーとして当然よ!!」


電「電も大丈夫なのです!」


雷「みんな、しっかり手は洗ってきたわよ」


提督「そうか、じゃあ……はい、手を合わせてください」


提督「いただきまーす」



全員『いただきまーす!!』

提督「おぉ!この卵焼き、すごく美味いな!誰が作ったんだ!」


榛名「あのぅ……////」モジモジ


金剛「榛名が作ったんだヨー!」


提督「そうか。ありがとな、榛名。遠慮なくいただくぞ」


榛名「は……はい、そ…その…どーぞ……めしあがれ」


金剛(やりまシタネ!榛名!無事に提督のハートをGETしたデース!)


榛名(そんな…お姉様が手伝ってくださったからですよ…)

加賀「おにぎり美味しそうですね」


赤城「ちょうど白いご飯が欲しかったところです」


提督「ちょっと待とうかそこの空母共。『ちょうど欲しかった』ってことは、まさかとは思うが魚を…」


加賀「まさか……野生のハゼとか食べるわけないじゃないですか」


赤城「踊り食いなんてするわけないでしょう?」


提督「」


赤城「どうされました? 提督」


提督「いや……うん…なんでもないよ」

雪風「はむ!ほろへひふはひ、ふほふほいひひへふ!(このエビフライ、すごく美味しいです!)」モグモグ


暁「こら!雪風!食べながら喋らないの!レディーとしてみっともないわよ!」


島風「暁、から揚げ食べないの?じゃあ貰っちゃうね!」ヒョイパク


暁「あぁ!島風ぇ!!これ、私の大好物なのよ!!何するの!!」


島風「早く食べないから悪いんだよー」


電「ハワワワ…二人とも喧嘩はよくないのです」

提督「こら、せっかくみんなで食べるんだから喧嘩しないの。島風も謝りなさい」


島風「うぅ……ごめんなさい」


提督「ほら、暁も。俺のから揚げあげるから許してやれ」


暁「わ…わかったわよ……島風、悪かったわね」


赤城「いいですね。私も提督のベーコン巻きもらっていいですか?」


提督「お前はハゼ食っただろうが」

高雄「あれ?このきんぴらごぼう、愛宕が作りましたか?」


愛宕「ぱんぱかぱーんっ!さすが、高雄ね!!私が作ったわ」


天龍「うまいなこれ!愛宕、料理上手なんだな!いいお嫁さんになりそうだぜ!」


愛宕「やめてよ~。照れちゃうじゃない」


龍田「お嫁さんといえば~、確か天龍ちゃんが小さい頃……」


提督「なにその話、超聞きたい」


天龍「やめろ龍田ぁ!それは子どもの頃の話だろうがぁ!」

ドギュルルルルルルゥゥゥ


提督「おい、赤城」


赤城「失礼ですね、提督。さすがの私でも食事中にお腹はなりませんよ」


提督「え?じゃあ……加賀?」


加賀「まったく……提督にはデリカシーってものがないんですか?まぁ、私でもないですが…」


ドギュルルルルルルゥゥゥ


提督「え?じゃあ、誰が……」

響「ねぇ、司令官?」


提督「どうした、響?」


響「あの人」


提督「あの人は……ライフジャケットビシィィー!の人じゃないか。それがどうしたんだ?」


ドギュルルルルルルゥゥゥ


提督「あっ……」


響「多分、あの人のお腹だと思うよ」

ドギュルルルルルルゥゥゥ


提督「あ……あの…よかったら…食べます?」


??「え?」


提督「お腹、空いてますよね。うち、大勢いますから、少しなら構いませんよ?」


??「い…いいの?」


提督「ええ」


ドギュルルルルルルゥゥゥ


??「うぅ……グスッ…ヒック」


??「うわぁぁぁぁん!!!提督ぅぅ!お腹空いたよぉぉお!!」


提督「えぇ!?そ、その声…那珂じゃないか!!」

那珂「パクパク!!モグモグ!!ガツガツ!!ングッ!?」


提督「ほら、お茶」


那珂「ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、プハァァー! あぁ…もう那珂ちゃん、空腹で死んじゃうかと思ったよぉ~」


提督「安心しろ。飯は逃げないから落ち着いて食え」


赤城「飯は逃げますよ?」


提督「ハゼの場合はな」

提督「しかし、那珂がバス釣りをするなんてな……知らなかったよ」


那珂「だって、せっかくのオフだったしぃ~、久しぶりに行きたかったから朝早くに出たのにぃ~」


提督「別に隠す必要ないだろ」


那珂「でもでも、那珂ちゃんは艦隊のアイドルだからぁ~ ファンのためにもイメージ崩すわけにもいかないじゃない?」


提督「イメージねぇ……」

龍田「うふふ~。艦隊のアイドルというより、解体のアイドルでしょ~?」


提督「龍田、前も思ったが那珂のこと嫌いなのか? 」


龍田「あら~、そんなことないわよ~?」


提督「まぁ、那珂もこれで今度からバス釣りに行く時は俺に言えよ?一緒に連れてってやるから」


那珂「はぁ~い、そうするぅ」

今回はこれでおわります。龍田さん、出番少なくてごめんなさい、那珂ちゃん出たばかりだけど、お詫びに那珂ちゃんのファンやめます

次のSSも軸が定まってまいりました。今度もゆるーりとしたベースで書いていく予定です。

初のSSということもあり、下ネタやエロ描写も対したことありませんでしたが、次からはいろいろと話にも加えて行きたいですね

書いていきます

~お昼ご飯も終わりまして~


提督「さて、昼飯も食べたことだし、釣り再開といくか」


那珂「そーだ! 提督?今日はどうやら赤のルアーがいいみたいだよ?」


提督「そーなのか?」


那珂「那珂ちゃんがトップウォーターでも、ワームでも合わせて4匹は釣ったから間違いないと思うなぁ~」


提督「そうか。那珂、サンキューな」

天龍「な……なんてことだ………那珂がそんなに上手かったなんて…」


那珂「失礼しちゃうなぁ。これでも、今まで50cm以上も何匹か釣ったことあるんだからね?」


不知火「なんと……」


金剛「50cm!?那珂は結構、凄いデース!50cmなんてそう何度も釣れるもんじゃないネー!」


天龍「そ……そうなのか!?」


提督「まぁ、筆者も1回しか釣ったことないらしいからな(実話)」


比叡「筆者って誰よ?」


霧島「比叡お姉様……気にしてはダメですよ…」

~ところ変わって第二艦隊~


赤城「加賀さん、小腹が空きませんか?」


加賀「そうですね。そろそろ、大物狙うためにも釣り始めましょうか」


雷「え!?ま…まだ赤城さんたち、釣りやってなかったの!?」


提督「気にしたら負けだぞ、雷。もうこいつらはダメだ」

赤城「加賀さん、これがワームといいうみたいですよ」


加賀「そうですね。いろんなものがありますね…赤、緑、オレンジ……これは、ザリガニ型なんてものもあるんですか」


赤城「これ……たべられないかしら?」


加賀「火を通せば、案外いけるかもしれませんね」


提督「いけるわけないだろ」

提督「まったく……俺は少し第三艦隊のほうに行ってくるから」


響「了解、司令官」


提督「那珂。悪いが、"駆逐艦"たちが困ってたら宜しくな? それと"空母"共の見張りも頼んだ」


那珂「はーい!お仕事ですねー☆」


加賀「見張り………」

赤城「さて……提督も行きましたから、そろそろ釣り始めましょうか」


加賀「………おや?……竿が重たくなりましたね……もしかして!」


赤城「加賀さん!?まさか!!」


加賀「少し重たいです!!これは……大物ね!」


赤城「今日の晩御飯ですよ!!がんばって!!」


加賀「問題ありません!!」グイッ!


ザッパーーン!!

\\\\?( 'ω' )? ////ゴマだれ~



木の棒を釣り上げた!


加賀「……」カチンッ


電「ハワワワ……加賀さんが大変なのです!」


加賀「赤城さん?」ゴゴゴゴゴ


赤城「どうしたんですか?」


加賀「水に飛び込んで……手掴みの方が早そうですね…」ザブザブ


那珂「ちょ…ちょっと待ってよぉ~、提督ぅ~流石にこれは那珂ちゃんには荷が重すぎるよぉ~」

~ところ変わって第三艦隊~


夕立「ん?なんか不知火のルアーに付いてるっぽい!」


高雄「なにかしら?糸?」


不知火「えっと……これは多分、他の釣り人のルアーでしょう。ゆっくり糸をたぐってみてください」


愛宕「あらぁ~、白いワームねぇ……まだ針も付いてるわぁ~」

不知火「これは…一度、バスに食べられたんですね」


天龍「どうしてわかるんだ?」


不知火「ここのところを見てください。ほら……白く歯型が残っています」


夕立「ほんとだ!」


不知火「それに、ここの部分が裂けてきています。これは回収して処分しておきましょう」


夕立「ゴミは持ち帰る!!……ん?あれ?」

夕立「不知火!竿!」


不知火「え?」


高雄「不知火!竿の先!引いてますよ!?」


不知火「あ…え…ホント…!」


不知火(しまった……いいきなり過ぎて、こここ心の準備が……)

天龍「きたぞ!不知火!!


不知火(そ…そそうよ不知火!まままずは、おお落ち着きなさい!こ…こういうときは、まずフッキングをしっかりとすれば!!)


不知火「っ!!」グッ!


提督「まだだ不知火!」


不知火「司令!?」

提督「まだ食いつきが甘い…もう少し、もう少し待つんだ!」


不知火「え?……は、はい!」


コツン……コツン……

コツン……グッ!


提督・不知火《今だ!!》


提督「よし!!不知火!!合わせろ!!」


不知火「はい!!」グイッ!!

不知火「うぅ……お…重い……本物のバスって…こんなに重いの…?」


提督「頑張れ不知火!竿を立てて、バスが落ち着いてきたところを狙うんだ!」


不知火「は…はい!」

ザッパーーーーン!

夕立「バスが跳ねた!!」


天龍「おぉ!でかいぞ!!」


提督「不知火!ロッドを……」


不知火「寝かせるんですね!!」

ザッブゥゥゥン!!

提督「いいぞ!その調子だ!!」


不知火「うぅ…んっ……よ……よし…慣れてきたわ…」


提督「いいぞ…そのままゆっくり……ゆっくりでいいから巻いていけ」

不知火「あと……少し…あと少し…」


提督「よし!バスが見えてきた!!」


バチャバチャバチャ!!!


不知火「バ…バスが暴れて……」


提督「大丈夫だ!大人しくなったら、下あごをおもいっきり掴んで引き上げろ!!」


不知火「し…下あごを……こ…こう!?」グッ


提督「よし!!一気に持ち上げろ!!」


グイッ…


ザッパーーン!!……ピチピチ…

夕立「す……すごい…」


愛宕「大きいわ……これがブラックバス……」


不知火「う……うそ…?釣れた……私でも…できたの……?」


提督「やったな!不知火!!」


不知火「し…司令!!」ダキッ


提督「し…不知火!?」


不知火「……はっ!?」


提督「しし不知火さん、おお落ち着こう!一回、落ち着こう!ね?ね?ぐはぁぁぁ!!」ドゴォ!

愛宕「すごいわ不知火ちゃん!45cmもあるわよ!!」


提督「さすがは不知火だな……アイテテテ……」


不知火「す…すいません、司令」


提督「ま…まぁ、いいさ……それより不知火、45cmだぞ!!よかったじゃないか!!」


不知火「は……はい!不知火はやりました!」

夕立「さすが不知火!すごくかっこよかったっぽい!!」


天龍「お、俺も負けないからな!不知火!!だから…俺にも少し教えてくれよ!!」


不知火「……はい、不知火でよろしければ…よろしくお願いします」


提督「フフフ……」


提督(不知火も…あんな顔するのか……連れてきてよかった…)

~帰りの車内~


駆逐艦一同『グゥグゥ……スヤスヤ』zzz


提督「駆逐艦たちは寝むったみたいだな」


霧島「どうやら駆逐艦だけじゃなさそうですよ?」


金剛「うぅん……ムニャムニャ…てーとく……」


比叡「はぁぁ…お姉様の寝顔…寝顔……はぁはぁ…」


提督「比叡、頼むからR18展開はやめろよ? 書けなくて困るからな」

提督「結局、金剛以外は釣れたのか?」


榛名「いえ……私たちは全く…」


霧島「比叡姉さんはたしか、一度当たりがきましたね」


比叡「はぁはぁ……え!?あ、あぁ、そうね。逃げられちゃったけど」


提督「まぁ、最初だし仕方ないだろう」

加賀「安心してください」


霧島「え?」


加賀「そんなこともあろうかと、私がたくさん獲ってきました」ピチピチ


赤城「私も手伝ったんですよ」


提督「うん…獲ったんだね。釣ったんじゃないんだ……」


加賀「さぁ、今日は鳳翔にブラックバス料理をたくさん作ってもらいましょう」


赤城「さすがに気分が高揚しますね!」


加賀「赤城さん、私のセリフ取らないでください」


提督「はぁ……とりあえず、帰ったら鳳翔とブラックバスの調理を話し合うか…」

提督「はぁ………」


運転手「ふふふ…信頼されてるのですね」


提督「どうなんですかね」


運転手「あなたがたを見ていると、凄く絆が深いように見えますよ」


提督「そういってもらえると、俺も嬉しいもんですよ」


提督(絆か……)

提督「よーし!みんな!!今日はみんなの釣りデビュー、不知火の初ブラックバス、夕立の初ブルーギル、その他もろもろの記念で宴会するぞ!」


霧島「ちょ!?し…司令、本気ですか!?」


提督「俺はいつだって本気だ!さぁ、みんな帰ったら宴会の準備をするぞ。俺は間宮さんのとこに連絡をいれるから」


雪風「しれぇ!雪風!間宮さんのアイス食べたいです!」


提督「おう!大丈夫だ!今日は間宮さんにも鎮守府の料理も手伝ってもらうからな!俺も久々に一肌脱ぐ!」


夕立「やったー!!提督さんの料理が食べれるっぽい!!」


提督「さぁ!鎮守府に帰ったら忙しくなるぞ!!」



艦娘一同『はいっ!!』



おしまい

初めてのSS、見てくださった皆様、コメントを残してくださった方々、本当にありがとうございます。


登場人物も口調や性格がわかりやすい艦娘だけだったり、URLのミスだったりといろいろありましたが、皆様のおかげで楽しく書くことができました。


>>184 にもある通り、次回作は、今回の反省を加えながら書いている途中です。こことは別の新しいスレを立てる予定ですが、スレのタイトルは似た感じになると思います。


ありがたいことに、先ほどもう少し続けて欲しいという意見もあったので、どんな感じのお話を読みたいでしょうか?私の駄文でよければ、少しだけここのスレで書いてみようかと思います

お久しぶりです。龍田ファンクラブ1号のあの提督です。

続きを少しだけ書きましたので、書いていきますね。

~アフターストーリー~



提督「悪いな鳳翔、わざわざ手伝ってもらって」


鳳翔「構いませんよ。私もみんなでお食事するのが久しぶりで楽しみですし」


提督「間宮さんもありがとうございます。差し入れのアイスと羊羹、食後に出させていただきますね」


間宮「いえいえ。いつも提督にはごひいきにさせていただいてますので。少しだけですが、私からの気持ちです」

提督「しかし、いきなりブラックバスの調理なんていって申し訳ありませんね」


鳳翔「さすがに私も驚きましたよ…ブラックバスのことは存じ上げていましたが、食べられるものだとは思ってもいませんでしたから」


間宮「レシピもあまり見つからなくて……一応、白身魚だということでしたので、スズキやサケのレシピを持ってきました。どうぞ」


ペラッ……


鳳翔「あ、提督、私にも見せてください」


提督「はいよ」


ペラッ……

鳳翔「さてと……じゃあ、ぬめりを取って下ごしらえといきましょうか」


提督「ちょっと待って鳳翔。ブラックバスは皮を剥がないと、生臭すぎて食べられないんだ」


鳳翔「そうなんですか……うーん…では、皮は少し厚めに剥ぎましょうか」


間宮「じゃあ、シンプルな焼き魚はやめて、身と野菜を一緒にホイル焼きなんかにしたほうがいいかもしれませんね」


提督「あ……それいいですね。じゃあ、いっそトマトソースなんか使ってイタリアンな感じにしちゃいましょうか?」

カタン……コトコトコト…


トントントントントン…


ジューー、パチパチパチパチパチ…


提督「お、鳳翔は何を作ってるんだ?」


鳳翔「フライを作ってますよ。白身魚なので、きっと、丁度良いかと思って」


間宮「揚げ物は宴会に定番ですからね。で、提督は何を焼いてるんですか?」


提督「そっちのオーブンはホイル焼きですね。あと、赤城と加賀がムニエルとかなんとか言っていたので、その間にこっちのバスの水分を拭き取って下味を付けようかなと」


間宮「なるほど。では、私は卵焼きとかを適当に作りますね」

鳳翔「しかし、提督もお優しいのですね。一航戦たちのリクエストにも答えるなんて」


提督「まぁ、なんだかんだ言ってもあの2人は頼りにしてるからな。居なくてはならない存在だし……おっと、そろそろ水気とらなきゃな…」テキパキ


間宮「全く……あの提督の料理スキルはなんなんでしょうか?」


鳳翔「本当ですよ……間宮さんの所で雇ってもらっても問題ないんじゃないですか?」


間宮「雇うだなんて……提督の料理スキルなら、もう店を構えられますよ…」

鳳翔「実は提督は指とか器用で、裁縫や編み物なんかも得意なんですよ。あの白の軍服も自分で縫ったらしいです」


間宮「え!?あの服、自分で作ったものなんですか!?」


鳳翔「いったい、どこからその女子力を手に入れたのでしょうかね…」


間宮「誰かさんから吸い取ったんじゃないですか?」




赤城「ヘックション!!」


加賀「風邪ですか?やはり、魚を捕るときのが冷えましたかね」


赤城「大丈夫です、加賀さん……そんなことより」


加賀「えぇ……そうですね」


赤城「提督の焼いてくれたクッキー、かなりいけるじゃないですか」


加賀「全くですよ」

~そして、宴会~


ワイワイガヤ ガヤ テンリュウチャンガカクカクシカジカ タツタヤメロー! サスガニコノリョウリハキブンガコウヨウシマス! カガサンワタシハコチラガタベタイデス カカォ!イタダキマス! シレェ!アイスタベタイデス! ワタシモナノデスッ! ハイハイゴハンタベオワッテカラナー ナカチャンカラアゲタベルヨー ヒエー!コレトテモオイシイ! ハルナモゴイッショデヨロシイデスカ? ワイワイガヤガヤ


天龍「意外にも美味いんだな!ブラックバスって!釣るのも楽しいし、一石二鳥だな!!」


龍田「フフフ……天龍ちゃ~ん?実はね~? ゴニョゴニョゴニョ…」


天龍「ん?どうした龍田……うんうん……なるほど………え?」

提督「どうした、天龍。お前、さっきから箸が止まってるが」


天龍「へぁ!?いぃ……いやいやいや!!そんなことないぜ!そそそそんな!バスを食べるのが怖いとか…そそそんなんじゃないぞ!?」


提督「」


龍田「あらぁ~?どうしたの?」


提督「おい、龍田。また天龍になんか言ったのか?」


龍田「あらあらぁ~? すぐに女の子を疑うのはよくないことよ~?」

電「しかし、不知火さんと司令官さんは凄いのです!息ピッタリだったのです!」


雷「本当に……私も妬けちゃうわ」


響「本当だよ。君たちはすごいね」


不知火「……///」カァァァァ


不知火(いけない……やっぱり、恥ずかしいわ)

提督「おーい、みんな。食べてるかー?」


赤城「提督。このムニエル、大変美味しいです」


加賀「ブラックバスってここまで美味しい魚だったのですね。さすがは、提督の料理の腕です」


提督「そうか、サンキューな」


赤城「ところで提督……」


赤城・加賀『ムニエルのおかわりはありますか?』


提督「あるわけないだろ」

鳳翔「ていとくー? もう、デザートお出ししてもいいですかー?」


暁「デザート!?」


電「デザートなのです!?」


赤城「なんですって!?」


提督「おい、そこの空母型駆逐艦」

提督「よーし、じゃあ駆逐艦たちからな。お前らはアイスクリームだぞー」


雪風「間宮さんのアイス!久しぶりに食べます!!」


夕立「夕立は初めてっぽい!」


提督「はーい、順番に並べよー? ケンカしたら、みんな無しだからなー?」


不知火「あの……司令?」


提督「あぁ、不知火。分かってるぞ、ほらよ」

提督「お前はアイスクリームが苦手だからな。ほら、代わりに羊羹な?」


不知火「はい、ありがとうございます」


提督「というわけだ。すまん、加賀、代わりにアイスクリームでもいいか?」


加賀「構いません。むしろ、アイスクリームが好みです」


提督「そうか。なら、よかった」

~宴会、終了後、執務室~


コンコンッ


提督「どうぞ」


ガチャ


不知火「その……司令? 今日も、いいですか?」


提督「あぁ、構わないぞ。じゃあ、こっちにきな?」

~執務室前、廊下~


コツコツコツ……


……ん……?


金剛「ん? 声?」


れ……ぃい……ん


金剛「提督の部屋から?」キキミミ

提督「………か?……ぬい?」


金剛(提督の声デース!)


不知火「大……です………から、血がで……けですから」


金剛(不知火!?それに血?)


不知火「提督の………大きい…すね///」


金剛(ててて、提督のが大きい!?)

提督「大丈夫だ、不知火……。ゆっくりうごかす…」


不知火「すごい……動いてます//」


金剛(こここここれはぁぁぁ!!!のののののの!!)


金剛「ノォォォォ!!!」


提督「金剛!?」


不知火「金剛さん!?」

金剛「てーとく!ワタシ以外の人と夜戦なんてダ……メ…あれ?」


提督「なにいってんだ、金剛?? 」


金剛「あ……アレー?ててて、てーとく? 何してるデース?///」


提督「何って……不知火と湖の写真見てたんだが?」


金剛「………へ?」

~回想中~


提督「大丈夫か? 不知火?」


金剛(提督の声デース!)


不知火「大丈夫です。指から、血が出ただけですから」


金剛(不知火!?それに血?)


不知火「提督の写真の湖、大きいですね」


金剛(ててて、提督のが大きい!?)

提督「大丈夫だ、不知火……。(ルアーを)ゆっくりうごかす…」


不知火「すごい……(ルアーが)動いてます//」


金剛(こここここれはぁぁぁ!!!のののののの!!)



~回想、終了~


金剛「……」カァァァァ

提督「どうした、顔が赤いぞ? やっぱり、熱がなんかあるんじゃないか?」


金剛「そそそ、そんなことないデース!! でもでも!わわワタシ、今日は調子悪いから、はやはやく寝るネー///」バタンッ!!


提督「おぉぅ! っていきなり帰った……」


不知火「司令?」


提督「ん?」

提督「この湖が気になるのか?」


不知火「そ…その、司令?」


提督「なんだ? 何か気づいたか?」


不知火「いえ……その……今度、ここに行きませんか?」


提督「ここか? でもなぁ……みんなで行くには、遠すぎるからなぁ…」


不知火「そ…そうじゃなくて……」



不知火「2人だけで………行きませんか?///」



~おしまい~

こちらのお話はこれで終わります。

また、みなさんが忘れた頃に、帰ってきますね。

それでは

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