海未「生徒会長と副会長」 (27)

穂乃果「もう疲れたー!ねぇことりちゃーん休憩しようよ!」

ことり「ホノカチャン…もうちょっとやろうよぉ…生徒会の仕事まだ全然終わってないよー」

穂乃果「えー…もう疲れたよー」

穂乃果「おやつにしよう!穂乃果、ことりちゃんのおやつ食べたーい!」ダキッ

ことり「ホノカチャン…じゃあちょっとだけね♪」

穂乃果「わーいおやつおやつぅ?」

穂乃果「海未ちゃんが弓道部で良かったよー!」

穂乃果「海未ちゃんがいたらまーたガミガミガミガミうるさいよ」

穂乃果「海未ちゃんはいつもそうなんだよねぇ…いつも一言多いっていうか…」

ことり「穂乃果ちゃーん…そろそろ辞めておいたほーが…」

穂乃果「もう穂乃果だって高校生だよ!海未ちゃんに言われなくてもちゃんとやれるよ!」

海未「ほう……ならちゃんとやってもらいましょうかねぇ…」

穂乃果「う、海未ちゃん!?」

ことり「アチャー…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403356010

海未「穂乃果がちゃんとやってるなら私も何も言いません!!」

海未「穂乃果が私が説教せざるをえない事をするからいけないんです!」

海未「私だってこんなにガミガミ言いたくないんですよ!」

穂乃果「な、なんで海未ちゃんがここに…」

海未「そんな事どうでも良い事です!」

穂乃果「ひうっ…」

海未「それより穂乃果です!生徒会の仕事です!」

海未「私が弓道部に行く前はちゃんとやるって言ってたのに!」

ことり「そんなに怒らないで「ことりは穂乃果に甘すぎなんです!」

海未「だいたいこういう所でタルんでるからそれが体重にも表れるんです!」

穂乃果「うぅ…ってかなんで体重を知ってるのさ!」

海未「そんなの穂乃果を見てれば分ります!」

海未「やる気がないなら生徒会長なんか辞めてしまえば良いんです!」

海未「結局ことりと私でやらされるんですから穂乃果がいなくても一緒です!」

穂乃果「っな…」

穂乃果「うぅ…」グスッ

海未「あ…」

穂乃果「…う………カ」

海未「え?」

穂乃果「海未ちゃんのバカーーーーーー!」

穂乃果「もういい!穂乃果おうち帰る!」

海未「な…待ちなさい!まだ仕事が…」

穂乃果「私なんか居ても居なくても一緒なんでしょう?」

海未「っ…もういいです!帰りなさい!」

海未「あなたなんか居ても居なくても一緒です!」

穂乃果「はいはい!かえりますよー!」

バタン!!

ことり「もうー海未ちゃん今のは言い過ぎだよー?」

海未「…穂乃果がダラけすぎなのが悪いんです…」

海未「さぁさっさと仕事を片付けちゃいましょう……」

その日の夜

穂乃果「…」

穂乃果「やっちゃったよーーーー」

穂乃果「カンペキに穂乃果が悪いよ…」

穂乃果「なんで穂乃果ってこうなんだろ…」

穂乃果「海未ちゃん怒ってるかな…」

穂乃果「もう10時だけど…まだ海未ちゃん寝てないよね?」

穂乃果「電話しても良いかな…?」

海未「穂乃果はいつもいつも…まったく…」

海未「穂乃果…ちょっと泣いてましたね…」

海未(穂乃果の泣き顔可愛かった)

海未「じゃなくて!」

海未「ちょっと強く言い過ぎましたかね…」

海未「穂乃果の声が聴きたい…」

海未「電話…しましょうかね…」

ピピピピ

穂乃果「うわぁ!?なに電話!?海未ちゃん!?」

穂乃果「いや絵里ちゃんだ」

穂乃果「どうしたんだろ?」

ピ

穂乃果「はーい穂乃果だよー」

海未「………」トゥルルルル

海未「でませんね」

海未「話中ですかね…」

海未「…はぁ」ピ

海未「寝ますか…」

絵里「こんな時間にごめんなさいね穂乃果」

穂乃果「絵里ちゃん?どうしたの?」

絵里「んー?穂乃果と海未の大事な幼馴染に頼まれてねー」

穂乃果「ことりちゃんか…」

絵里「ホントことりって良い娘よねー」

絵里「ことりのためにも早く仲直りしなさいよー」

穂乃果「うん…」

絵里「今回のは穂乃果が悪いわよー?」

穂乃果「分かってるよぉ…」

穂乃果「でも…一応穂乃果だって頑張ろうとは思ってるんだよ?」

穂乃果「だから海未ちゃんにガミガミ言われるとつい怒って意地はっちゃって…」

穂乃果「カンペキな生徒会長だった絵里ちゃんには分かんないだろうけど…」

絵里「あら?そんな事なかったのよ」

絵里「私だって実際希にいろいろ言われたりしたのよ?」

穂乃果「そうなの?」

絵里「ええ、いつも希は一言おおいんだから」フフッ

海未「……」スヤスヤ


穂乃果「海未ちゃんのバカーーーーーー!」


海未「うう…」

海未「寝れません…」

海未「穂乃果ぁ…」

希「それで寝れなくてウチに電話してきたと…」

海未「すみません…でも希に相談にのって欲しくて…」

希「まぁ副会長同士!話もしてみたかったし」

希「ええよええよー」

海未「絵里は言わなくてもテキパキやりそうで良いですよね……」

希「いやいや、実はえりちも結構抜けてる所もあるんよ?」

希「このまえなんて紅の豚をべにのぶたって思ってたり、後は寝相も実は悪くって……」

絵里「確かに私が抜けてる事も多いけど…希ははしつこいのよ!」

絵里「だってずっとからかってくるのよ?」プンプン

穂乃果「生徒会関係なくない!?」

絵里「生徒会の仕事は完璧よ?私は」

絵里「希がサボるのよ!それで私がおこるの」

絵里「全く……苦労かけられたわ……」

穂乃果「うぅ……ごめんなさい……」

絵里「でもそのやりとりの中に幸せを感じるの」

絵里「きっとあなた達もそうなんじゃない?」

絵里は「希の一言は確かに余計な事も多いけど、私はそれが好きで」

絵里「でもその希の一言はいつも私にとって大事な事で…」

絵里「私は希が居なきゃカンペキな生徒会長!だなんて思われてなかった…きっとね」

穂乃果「絵里ちゃんは希ちゃんが大好きなんだね?」ニヤニヤ

絵里「な///」

穂乃果「でも分かるよ。それ」

穂乃果「海未ちゃんが言う事はいつもうるさいと思う事が多いけど」

穂乃果「でもそれが穂乃果のために言ってくれてるんだって分かるし」

穂乃果「海未ちゃんが居ないときっと穂乃果ダメになっちゃう」

絵里「ハラショー!それが分かってるなら大丈夫よ」

絵里「穂乃果も海未が大好きなのね」

穂乃果「うん!」

穂乃果「へへ…言葉にするとちょっと照れるね///」

希「だからね……?」

希「ウチはそのままの海未ちゃんで良いと思うよ?」

希「海未ちゃんがいろいろ言うのは穂乃果ちゃんにとって悪い事ではないと思う」

希「穂乃果ちゃんには海未ちゃんが必要なんよ?」

希「そのままの海未ちゃんがね」

海未「でも…それで穂乃果を泣かせてしまったんですよ!」

海未「私は穂乃果の涙を見たくありません…」

希「でも穂乃果ちゃんだってわかってるはずだよ?」

希「今回はお互いヒートアップしすぎちゃったんだね」

希「強く言われちゃって穂乃果ちゃんも不安になっちゃたんだよ」

希「だから穂乃果ちゃんに伝えれば良いとおもうんよ」

海未「なにをですか?」

希「海未ちゃんがどれだけ穂乃果ちゃんの事を大好きかをね♪」

海未「っな!なななななな何言ってるんですかぁ!!」

海未「だーれが!穂乃果が大好きですか!」

海未「せいぜい好きくらいです!」

希「やっぱり好きなんやな」

海未「///」

希(反応が面白い)

希「ウチは海未ちゃんの恋を応援してるからねー」

海未「もう///希はうるさいです!」

海未「もう切りますよ!」

希「えー」

プッ

海未「はぁ…もう希は///」

ピピピピ

海未「あーもうしつこいですよ!」

穂乃果「ええ!?ごっごめん…」

海未「穂乃果!?」

海未「いえ勘違いです!私は穂乃果と話したいです!」

穂乃果「ええ///ありがとう…」

海未「///」

海未「…」

穂乃果「…」

ほのうみ「あのっ!」

穂乃果「あっ…」

穂乃果「海未ちゃんからでいいよ?」

海未「いえ、穂乃果から電話してきたんですから穂乃果からはなしてください」

穂乃果「…うん」

穂乃果「あのね…まず今日はごめんね…」

穂乃果「穂乃果がダラけてるのが悪いのに…」

穂乃果「私…今回の事で考えてみてよく分かった…海未ちゃんがどれだけ穂乃果の中で大きいか…」

海未「穂乃果…」

海未「…穂乃果大事な話があります」

穂乃果「ん?」

海未「私は穂乃果が好きです」

海未「いえ、大好きです!」

穂乃果「///」

海未「だから…これからもあなたにガミガミ言っても良いですか?」

穂乃果「うん…言って欲しい…」

穂乃果「海未ちゃんには…ずっと…私の傍で支えてほしい」

海未「穂乃果…」

穂乃果「ねぇ海未ちゃん、明日って暇?」

海未「え?はい…暇ですが…」

穂乃果「よし!デートしよう!」

海未「え///」

トゥルゥルゥル

希「んー海未ちゃんどうしたん?」

海未「穂乃果とデートです!」

希「はい?」

海未「だから穂乃果とデートです!!」

海未「あーもう!どうしましょうどうしましょう」

海未「緊張しますよぉ…」

希「あーもう海未ちゃんはしょうがないなぁ……」ウフフ



トゥルゥルゥル

絵里(希に電話がつながらない…)



終わり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年06月23日 (月) 00:43:03   ID: Tt2kqo7U

良いです!

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom