花陽「わ、私も撫でていいですか？」

穂乃果「もっちろん！」

花陽「じゃあ……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「にゃーにゃー｣

花陽「あ……えへへ、かわいい……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「にゃー｣ｽﾘｽﾘ

穂乃果「花陽ちゃん気に入られたみたいだね！」

花陽「真姫ちゃんもどう？」

真姫「わ、私は別に……」

凛「にゃー」

真姫「別に……」

凛「んにゃ？」

真姫「ちょ、ちょっとだけ……//｣

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「にゃーん♫」

真姫「かわいい……」

にこ「……」ﾆﾔﾆﾔ

真姫「な、なによ！」

にこ「べっつにー」ﾆﾔﾆﾔ

真姫「ふーん、にこちゃんも触りたいんでしょ？」

にこ「はぁ？にこはそんなのに興味なんか……」

凛「にゃーにゃー」

にこ「興味なんか……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

凛「にゃ？」

にこ「かわいいー！｣ﾑｷﾞｭｰ

凛「ふにゃー！｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

真姫「ちょっと！嫌がってるでしょ！」

凛「にゃ！｣ｽﾙｯ

にこ「あ……」

希「あら、こっちきた」

凛「にゃー｣ﾎﾟｽﾝ

希「よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「にゃーん……♫｣ｽﾘｽﾘ

希「かわいいなぁ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果「希ちゃんの胸のなかは気持ち良さそうだね」

希「あれ？海未ちゃんはそんな隅っこでなにしてるん？」

海未「私は……昔凛に引っかかれたことがあって……少し苦手なんです……」

ことり「こんなにカワイイのに」

凛「にゃー」

穂乃果「触ってみなよー」

海未「ですが……」

穂乃果「ほら、凛ちゃんの手抑えててあげるから」

凛「うにゃー」

海未「は、離さないでくださいよ？」

穂乃果「大丈夫だよ！」

海未「では……｣ｿｰ

凛「にゃ！」

海未「ひっ｣ﾋﾞｸｯ

穂乃果「抑えてるから大丈夫！」

海未「絶対ですよ？離さないでくださいね？｣ｿｰ

ｻﾜ

海未「……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「ふにゃ～♫」

海未「あ……かわいい……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「にゃーん」

海未「ふふ、かわいい、かわいいですね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果「抱っこしてみる？」

海未「だ、大丈夫でしょうか？」

穂乃果「大丈夫だよー。ほら、椅子に座って、膝にのっけてあげて」

海未「は、はい」

凛「にゃー｣ｺﾞﾛﾝ

海未「はぁ……かわいいですぅ……｣ｳｯﾄﾘ

絵里「海未のキャラが違う……」

ことり「海未ちゃんは実はカワイイもの大好きなんだよっ」

海未「りんちゃーん、きもちいいですかー？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「にゃぁ……｣ｳﾄｳﾄ

凛「ふにゃ……」zzZ

花陽「海未ちゃんの膝の上で寝ちゃった」

真姫「いいなぁ……」

海未「はぅ……可愛すぎます……」

にこ「海未のキャラが……」

穂乃果「穂乃果はこっちの海未ちゃんも好きだよ！」

ことり「ことりも！」

凛「にゃー……」zzZ

穂乃果「で、この凛ちゃんの飼い主を募集してるんだけど……」

海未「飼いたいです！」

ことり「ことりも飼ってみたいなっ」

花陽「わ、わたしも」

真姫「私も……」

絵里「私も！」

にこ「しょ、しょうがないから飼ってあげても……」

希「面白そうやからうちもー」

穂乃果「ええ！？みんな！？」

穂乃果「どうしよう、ジャンケン？」

希「いや、それよりもいい方法があるよ」

穂乃果「いい方法？」

希「どうせみんな親の承諾無しには飼えないやろ？やから親の説得がてら交代でみんなが一日ずつ凛ちゃんを預かってそののちに改めて飼いたいかを決める」

絵里「飼いたい人が複数いたら？」

希「凛ちゃんに決めてもらえばええんや。最終的に凛ちゃんが一番なついた人の所で飼うって言うのはどうやろう？」

穂乃果「面白そう」

にこ「やってやろうじゃない」

希「じゃあ順番を決めようか」

穂乃果「はい！はい！今日は私が！｣ﾌﾝｽ

真姫「お、落ち着きなさいよね！｣ｿﾜｿﾜ

にこ「あんたもよ……」

海未「静かにしてください！凛が寝てるんですよ！今日は私です！」

凛「ふにゃー……」zzZ

絵里「海未も落ち着きなさい」

ことり「平等にクジでいいんじゃないかな？」

花陽「ことりちゃんに賛成、です」

一日目 穂乃果

海未「……｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「……｣ｽﾀｽﾀ

凛「にゃー」

穂乃果「ねえ海未ちゃん」

海未「なんですか？」

穂乃果「海未ちゃんちこっちじゃないよ？」

海未「穂乃果の家はこっちでしょう？」

穂乃果「あ、うん……」

穂乃果(来るつもりだ……)

凛「にゃーん」

海未「あはぁ……｣ﾎﾜｰﾝ

穂乃果「海未ちゃん」

海未「なんですか？｣ｷﾘ

穂乃果「凛ちゃんかわいいから一緒にいたい気持ちはわかるけど、今日は穂乃果の番だから……」

海未「はい……」ｼｭﾝ

穂乃果「ま、まぁちょっとくらいならいいけど！」

海未「！」ﾊﾟｧ

穂乃果(かわいい)

穂乃果「一応、お母さんには内緒で預かる予定だから」

海未「内緒で飼うつもりですか？」

穂乃果「んーん、うち一応食品扱ってるし、許してくれないだろうから飼うのは諦めるよ。一日だけ預かりたいだけ」

海未「なるほど、わかりました」

凛「にゃんにゃんにゃー♫」



ｶﾞﾗ

穂乃果「……｣ｷｮﾛｷｮﾛ

穂乃果「クリア」

海未「了解」

凛「にゃー」

穂乃果「しーっ！」

ほのママ「あら、おかえり」

穂乃果「ふぉい！？｣ﾋﾞｸｯ

ほのママ「どうしたの？ただいまも言わずに……海未ちゃん、いらっしゃい」

穂乃果「あははー、ただいま、お母さん……」

海未「お邪魔します｣ﾍﾟｺ

凛「にゃー」

ほのママ「……」

穂乃果「……」

海未「……」

ほのママ「今の鳴き声はなにかしら？」

海未「さ、最近猫の鳴き真似に凝ってるんです！にゃー」

凛「にゃー」

ほのママ「海未ちゃんのとは別に聞こえて来たんですけど」

穂乃果「あ、あはは～……」

凛「にゃー」

ほのママ「だめです！うちは食品を扱ってるのよ？ペットはだめ！」

穂乃果「うん……知ってた……」ｽﾞｰﾝ

穂乃果「でも、かくかくしかじかなわけでお願い！一日だけ！」

ほのママ「……はぁ……絶対に厨房には入れないこと」

穂乃果「ありがとー！」

ほのママ「海未ちゃん、いえ、海未にゃんもゆっくりしてってね？」ｸｽｸｽ

海未「……//」ｶｧ

穂乃果「海未ちゃん！返事はにゃー、だよ！」

海未「誰のためにやったと思ってるんですか！？」

凛「にゃー」

穂乃果「先に部屋いってて。飲み物とお菓子持ってくよ」

海未「わかりました｣ﾀﾞｷｯ

凛「にゃー｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

海未「めっ！おとなしくしなさい」

凛「にゃー……」ｼｭﾝ

穂乃果「離さないようにね。歩き回らせないでね」

海未「わかりました」

穂乃果「……よし」

穂乃果「……｣ｿｰ

ﾋﾟﾄ

海未『にゃー』

凛『にゃー』

海未『かわいいにゃー、よしよしにゃー』

凛『にゃーん』

穂乃果(録音したい……)

穂乃果(これは聞くだけではもったいない)ｿｰ

穂乃果(録画しとこ)ﾃﾛﾘﾝ

海未「ふわふわ……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「にゃー｣ｺﾞﾛﾝ

海未「凛のお腹……ふにふに……にゃー｣ﾜｼﾜｼ

凛「にゃー……ふしっ！」

海未「！今のはくしゃみでしょうか？かわいい！もう一回！」

凛「にゃ？」

海未「くしゃみは凛語でなんというのでしょうか……にゃにゃー、もう一回、もう一回｣ﾐﾌﾞﾘﾃﾌﾞﾘ

穂乃果「ぷぷっ……」

海未｢｣ﾋﾟｸｯ

穂乃果(あ、やば……)

海未「コホン……い、いるならみてないで入って来てください//」

穂乃果「ごめんごめん」

穂乃果(怒らない……これが凛ちゃんの力、いわゆるアニマルセラピーというやつですな)

凛「にゃー！｣ﾋﾟｮﾝ

穂乃果「わわっ、よしよし｣ﾀﾞｷｯ

穂乃果「人懐っこいねー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「にゃーん」

穂乃果「はい、これお菓子ね。いつも通り和菓子で悪いけど」

海未「いえ、穂むらの和菓子は絶品ですから｣ﾍﾟﾘﾍﾟﾘ

凛「にゃ！｣ﾊｼｯ

海未「きゃっ」

凛「はぐっ、はぐっ！」

穂乃果「あはは、とられちゃったね」

海未「うう、私のほむまん……」

凛「ふにゃー……｣ｹﾌﾟ

海未「あ！今げっぷしました！かわいいですね……」

穂乃果「そ、そうだね」

穂乃果「ていうか、凛ちゃんって和菓子とか食べても大丈夫なの？」

海未「私たちが食べられるものなら大抵は大丈夫だと思いますよ。好物はラーメンらしいです。魚は食べません」

穂乃果「へー、詳しいね」

海未「さっき調べました。調べてる途中面白いアプリ見つけましたよ｣ｽｯ

穂乃果「なになに……バイ凛ガル？」

海未「ええ、凛の鳴き声を日本語にしてくれるそうです」

穂乃果「ほぇ～」

穂乃果「じゃあ使ってみようよ！かしてかしてー」

海未「はい」

穂乃果「さぁ、喋れー」

凛「……」

穂乃果「おーい」

凛「にゃー」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

海未「出ましたか？」

穂乃果「うん、えーっとねー……」

[ラーメン食べたいにゃ]

穂乃果「お腹空いてるのかな？」

海未「私のほむまん食べたくせに、食いしん坊ですね｣ﾂﾝﾂﾝ

凛「ふにゃ」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

[くすぐったいにゃ～]

穂乃果「なんか、このアプリ結構正確っぽいね」

海未「まぁ、凛は人に近い生き物てすから」

穂乃果(関係あるのかな？)

穂乃果「ラーメンあるかなー」

穂乃果「はーい、できたよー。カップ麺だけど」

凛「にゃにゃ！」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

[やったー！らーめん、らーめん！]

海未「喜んでますよ」

凛「む……｣ﾁｭﾙﾁｭﾙ

穂乃果「器用に食べるね」

穂乃果「ところで海未ちゃんいつまでいるの？」

海未「……やはり帰らないとだめですか？」

穂乃果「いや、なんていうか凛ちゃんが懐いた人のところに行くっていうルール的に海未ちゃんがこうしてるのは不公平じゃないかな」

海未「そうですよね…………………バレなきゃいいんじゃないでしょうか？」

凛「にゃー！」

[めっ！]

穂乃果「だめだってさ」

海未「うう……せめて凛を連れて帰ってはだめでしょうか？」

穂乃果「それってもしかして妥協してふつもりなの？」

穂乃果「さーて、海未ちゃんも帰ったし、お風呂入ろっか！」

凛「にゃ！」

穂乃果「きれいきれいしてあげるね～、ついておいで～」

凛「にゃー｣ﾄｺﾄｺ




穂乃果「湯船につけるのはまずいかな……洗面器にお湯ためて……はい、入ってみて」

凛「にゃー｣ﾋﾟｮｺﾝ

穂乃果「熱くないかな？」

凛「ふにゃぁ～……//」

穂乃果「大丈夫みたいだね！」

穂乃果「体洗ってあげる」

凛「にゃ？」

穂乃果「膝の上おいで｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

凛「にゃ｣ﾋﾟｮﾝ

穂乃果「えらいえらい｣ｺﾞｼｺﾞｼ

凛「ん～♫」

穂乃果「えへへ、きれいきれいだよー」

凛「んにゃ！｣ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

穂乃果「わわっ！石鹸が飛び散って……ぺっぺっ」

凛「にゃー｣ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

穂乃果「ちょ、ちょっとストップー！」

穂乃果「うう……ひどい目にあった……」

凛「にゃー♫」

穂乃果「もうっ！めっ！だよ！おとなしくしなさい！」

凛「にゃ……」ｼｭﾝ

穂乃果「分かればいいんだよ。ほら、おいで～。キレイキレイしたから一緒に湯船に入ろ！」

凛「にゃー！｣ﾋﾟｮﾝ

穂乃果「ふぁ～……気持ちいいね～……」

凛「ふにゃ～……」

凛「にゃー｣ﾌﾆ

穂乃果「あ！こら、エッチ！エッチなのもめっ！」

凛「にゃー｣ﾌﾆﾌﾆ

穂乃果「やったなー？そういう子にはおしおきだよ！それ！｣ｺﾁｮｺﾁｮ

凛「ふにゃー！｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

穂乃果「はっはっはー！どうだー！｣ｺﾁｮｺﾁｮ

凛「はにゃー！｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

穂乃果「これくらいで勘弁してやろう」

凛「にゃー……」

穂乃果「そろそろあがろっか」

凛「ん～」

なんか自分でもわからなくなってきたから想像に任せます
ちっちゃい凛ちゃんでも猫化した凛ちゃんでも