玲音「ここが765プロ…」P「帰れ」 (45)
玲音ちゃんのキャラ崩壊注意
OFAネタバレ注意
わりとゆっくりペース
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403023923
玲音「むぅ、久しぶりに顔を見せたのに。開口一番がそんな言葉とは君は冷たいんだな」
P「お前がここに顔を見せるたびに、決闘を申し込まれるんじゃないかとこっちはひやひやするんだよ……お前言うだけなら簡単だけど765プロアイドルとお前のフェスなんていったら仕事の規模としてはとんでもないことになるんだからな!準備するだけでどれだけ大変か……」
玲音「……ふふ、そんなこといいながらも、いつもすぐに応じてくれる君はやっぱりいい人だね。まぁでも今日はその話じゃないから安心してもらって大丈夫」
P「別にいい人ってわけじゃなくて、それが俺の仕事だよ……でもその話じゃないとしたら765プロに一体何の用だ?」
玲音「大した用じゃないんだ。今日は久しぶりの休みでね。だから……」
P「……だから?」
玲音「キミに会いに来た」
P「本当に何しに来たオーバーランク」
玲音「何しに来たって……だからキミに会いに来たのさ」
P「いや、休みができたって……それなら素直に家で休むなりしたほうがいいぞ?ただでさえお前すっごい忙しいんだから」
玲音「それなら心配しなくても大丈夫。もうトップオブトップはアタシだけじゃない。アタシに並び立つ存在が13人もいる。おかげで前ほど忙しくはないからね」
P「……そいつはどうも。でもそれならそれでお前ならレッスンとかしてそうなものだけどな」
玲音「まぁ、そうだね。いつもはそうしてる。でも今日はちょっと趣向を変えてみたんだ」
P「……というと?」
玲音「13人もの人間をアタシと同じ領域まで育て導いたキミがいる事務所。どんなところなのかと少し気になって……そこにもしかしたら私がもう一つ上のランクに上がるための何かがあるかもしれない……って思ってね」
P「いや、そんな大層な物はないと思うけどなー」
玲音「……キミたちのところのアイドルと戦ってると、時々アタシにはない力を感じるんだ」
玲音「そうだね、言葉にするというのなら……団結、信頼。こんなところかな?」
P(……まぁ、一人一人の実力はまだ玲音には遠く及ばないもんな。ユニット……いや、アイドルたち全員のみんなの団結力が無ければ玲音に勝つのは難しい)
玲音「ステージ上に立つ自分への大きな自信、そして隣に立つユニットへの信頼。ファンを楽しませようとする気概。そして……もう一つ、アタシにはない、何か」
玲音「アタシにはそれがわからないけど、それにキミが関係してるってことは、あの子たちと一緒にライブをしてわかるんだ」
玲音「アタシは、それが知りたい」
P「……」
玲音「それが知りたいから、いつもキミがアイドルたちにしているようなことをアタシにしてほしい」
P「ちょっといきなり何を言い出したかわからなくなった件」
P「いや、俺は玲音のプロデューサーじゃないぞ……?」
玲音「そんなことは気にしないよ」
P「えー……えー?」
玲音「まぁ、嫌と言うのなら仕方ないけれど……キミの仕事の片手間でいいんだ」
P「……はぁ、でもせっかく来てもらったんだもんな。気がすんだら帰れよ?」
玲音「……もちろん。やっぱりキミは優しいね」
P「でも俺がいつもしてることっていってもなぁ……改めて言われてもいつもなにしてるかわからない……」
玲音「ああ、それならアタシからリクエストがあるんだ」
P「リクエスト?」
玲音「アタシの頭を撫でてほしい」
P「……なぜ俺がアイドルの頭を撫でていると知っている」
玲音「この間春香が、『今日プロデューサーさんに頭を撫でられたんだよ!』ってメールで自慢してきたからさ」
P「お前春香とメルトモなのかよ! とか、モノマネ似てるな! とかいろいろ突っ込みたいけど、とりあえず頭撫でるのはちょっと……」
玲音「アタシは別にかまわないよ?」
P「いや、玲音がそれでよくても……」チラッ
小鳥「あ、おかいまいなく。私、今は必死に作った書類間違って消してしまいそれの作り直しで一生懸命でそっち死ぬほど気になりますけど気にしてる場合じゃないんです」カタタタタタタッ
玲音「だって」
P「……音無さん、また消したんですか……。まぁ、玲音がいいならいいか。でも理由なく人の頭をなでるのはどうもな……」
玲音「むぅ、そういえばそういったことは考えてなかったな……まぁそこはキミに任せるよ」
P「なんだそれ……まぁいいや、なら適当で。 ―いつも頑張ってるな、よくやってるぞ玲音」ナデ
玲音「……んっ……ふふ、人に頭を撫でられる、というのはなかなかにくすぐったいものだね」
P「? あんまり頭を撫でられたことないのか?」
玲音「そうだね、というよりもよく考えたら人に頭を触られるというのは初めてかもしれない」
P「ん、そうなのか……まぁあれだ。嫌だったら嫌っていえよ?」ナデナデ
玲音「いや、キミに撫でられるのは悪くない……むしろ癖になりそうだよ」フニャ
P「おう、ふやけた顔してるぞ」ナデナデ
玲音「おっと」キリッ
P「それでいいオーバーランク」ナデナデ
玲音「……なんだか、本当に新鮮な気持ちだ」
P「?」
玲音「頭を撫でられているだけなのに、こんな、今まで感じたことないような安らいだ気持ちになる……ふふ、おかしな話だよ。キミはアタシのライバルなのに」
P「……俺だっておかしな気分だよ。なんで俺は、俺たちの最大のライバルの頭を撫でてるんだって」ナデナデ
玲音「ふふ、アタシの頭の撫で心地はどう?」
P「……こんなかわいいスーパーアイドルの撫で心地が悪いわけないだろ」ワシャワシャ
玲音「っと、もう、強く撫でない……でも、そうか、それはなんだか……嬉しいな」
玲音「……ふぅ、堪能させてもらったよ」
P「満足してもらったようで何よりだよ」
玲音「ふふ、いつもキミに頭を撫でられてるみんなが少しだけ羨ましくなってくるな……」
P「別にそんなに頻繁に頭撫でてるわけじゃない」
小鳥(プロデューサーさんに頭撫でられて少し気が緩む玲音ちゃん頂きました。さぁ仕事の続きを)●REC
小鳥(っていっても玲音ちゃんの場合プロデューサーさんの前で常に気が緩んでるようなものだけれども)カタタタタタ
小鳥(トップオブトップの玲音ちゃんに、まるで友人と変わらない調子で話しかける業界人はどこを探してもプロデューサーさんだけでしょうから、玲音ちゃんも何か思うことがあるのかもしれませんね)カタタタタッ
P「できればこれで満足してもらえるとありがたいのだけれども」
玲音「ふふ、まだまだこれからだよ……そういえば、真から>>14をしてもらったというメールを貰ったことがあるね」
とりあえずここで一旦寝ます。
玲音の口調絶対違ってると思うけどどうかBPM120ぐらいの曲でオーディションを行ってる時のような寛大な気持ちで許していただけると……
ハグ
P「おいちょっと待て今なんて言った」
玲音「いや、だからハグ……」
P「……ハグ?」
玲音「うん、ハグ。もしくは抱擁とか抱きしめるとかそんな言葉にも置き換えられるね」
P「……俺が、真に?」
玲音「真からそう聞いたけど」
P「え……えー……」
小鳥「……プロデューサーさん、ちょっと」
P「って、うわ。小鳥さんいつの間にこんなに近くに」
小鳥「いえ、プロデューサーさんがお困りのようでしたので……プロデューサーさん、少しお耳を拝借ごにょごにょごにょ……」
P「はぁ……ふむふむ、ああ。なるほど」
玲音「なるほど、ってことはやっぱりキミは自分が担当するアイドルに手を出した心当たりがあるってことかな……」ジトー
P「おい、誤解を招くような発言はやめろ。俺は正真正銘まっとうなプロデューサーだ。 ……まぁ誤解が無いように言っておくとだな、真は考えるよりも体が先に動くようなタイプだろ?」
玲音「うん、そうだね。それが彼女の魅力の一つでもある」
P「それには同意する……まぁそんな真だからさ。あいつ自身が何かものすごいことを成し遂げた時とか、感極まって俺に飛び込んでくるんだよ。たぶん真が言ってるのはその事だな」
玲音「へえ……なるほど。するとキミは自分からアイドルを抱きしめたりしないと」
P「当たり前だ……うん、そうきっと」メソラシ
玲音「自信なさげなのが気になるけど……そしたらキミが自分から抱きしめるアイドルはアタシが初めてってことになるね」
P「おい待てなんでそうなった」
玲音「……嫌なのかな?」
P「いや、嫌なわけではないけど……さすがにうちのアイドルでもない子を抱きしめるのはちょっと……」
玲音「アタシは気にしないよ」
P「俺が気にする」
玲音「むぅ、この調子じゃ埒が明かないね……だったら強行手段かな」ダキッ
P「って、うぉ……はぁ、諦めた。飽きたら離せよー」
玲音「……ふふ、そうさせてもらう」ギュー
P「あんまりちからをこめないでほしいかなーって」
玲音「……こんなに近くに誰かの存在を感じるのは、初めてかもしれない……やっぱりなんだか不思議な感じがするよ」
P「……はぁ、あんまりそういうこというなっての」ナデナデ
玲音「んっ……また頭をなでてもらえるなんて嬉しいな」
P「早く離れてもらえるための必殺技になります」
玲音「……真とはよく抱き合ってるんじゃなかった?」
P「お互いが最高の成功に最高にハイになってる状況でしか起こらないっての。今とはもう状況から違うわ」
玲音「……照れてる?」
P「オーバーランクに抱きしめられて照れない人はこの世にはいないかなーって」
玲音「……ふふ、なんでかな。キミにそんなふうにいってもらえるとなんだか嬉しいよ」ギュー
P「ようやく離れてくれたか……」
玲音「うん、満足したよ……でも、キミから抱きしめ返してもらえなかったのが心残りかな」
P「そこは立場の都合上……俺だって少し我慢したんだっての」
玲音「少し?」
P「……かなり」
玲音「うん。今はその言葉で満足かな」ニコニコ
小鳥(あそこのリア集のせいで仕事に集中ができません。これは私が悪いんではなくあの二人が悪いんです)●REC
小鳥(……にしても玲音ちゃん。ライブの時と印象が本当に違うなぁ……ライブの時はすごい迫力や躍動感があって……そう、まるで獅子みたいな感じなのに。これがオンオフをはっきり分けるプロってことかしら)●REC
小鳥(というかあの二人絶対私のこと忘れてますよね……いやそっちのほうが個人的にはありがたいんですけど)●REC
玲音の口調とかなんかもういろいろ難しい。セーブデータ2で新しいプロデュースを解禁しろと言うのか神よ。
こういう話にするならプロデューサーくんをもちっとふざけた正確にすればよかったね、後の祭り。
ちょっと私用でとても忙しくなってしまったのでどうあがいても続きをかけそうなのが土曜日なので、また土曜日に再開します。申し訳ない。
くそ、玲音がパイタッチを要求して迫ってくるSS考えてたのに……先をこされた。
期待。
再開します
>>28いつまでも待ち続けます(すっとぼけ
玲音「さて、次は何をしてもらおうかな……?」
P「勘弁してくれ、俺、そろそろ仕事をしないといけないんだよ。というより俺があいつらにしてあげてることなんて仕事取って来たり衣装考えたりしてやってるぐらいだぞ?」
玲音「あ、それいいね……キミにアタシの衣装を考えてもらうのもアリかも」
P「なんで俺が自分のプロダクション以外の子の、しかもトップアイドルの衣装を考えなくちゃならないんだ……玲音はあのいつもの衣装が一番似合ってるよ」
玲音「……本当?」
P「本当本当、玲音の良さをよく引き出してると思う」
玲音「……そう。あの衣装はアタシのお気に入り。そう言ってもらえるのは嬉しいな……ちなみに、キミがアタシに衣装をきせるとしたら何を着せる?」
P「ビビットビキニ」
玲音「変態」
玲音「そういえば、真美から>>34メールを貰ったこともあるよ」
P「お前その調子だと765プロのアイドル全員と仲がいいんだな」
ご飯を作ってもらった
玲音「ご飯を作ってもらったっていうメールを貰ったことがあるよ」
P「ああ、そんなこともあったな……」
玲音「ちなみに、どんな状況?」
P「どんな状況もなにも、お腹すいてるっていうから事務所の台所で軽いものを作ってあげただけだよ」
玲音「へぇ……なるほど。ちなみに真美は喜んでくれた?」
P「あんまり美味いものは作ってやれなかったけどな、作ったほうが嬉しくなるくらいには喜んでもらえたよ」
玲音「まぁ、そうだろうね。キミが作った料理を食べれたなんて真美が少し羨ましい」
玲音「……それじゃ私にも作ってくれるかな?」
P「まぁそうなるだろうなと……ちなみに何が食べたい?」
玲音「キミが作ってくれたものならなんでも……ワタシの舌をうならせることができるかな?」
P「無理」
P「ささっと完成。手抜きサンドイッチ」
玲音「……サンドイッチ」
P「焼いたり切ったりは手間がかかるからな。おにぎりでもいいかなと思ったけど、美希に米が減ってるのがばれたら後で俺が問い詰められる」
玲音「…………サンドイッチ」
P「……どうした玲音、不満だったりする?」
玲音「……いや、違うよ。サンドイッチ、そういえば、食べたことないかもしれないと思って」
P「さすが黒塗りの巨大な車に乗ってウチにやってくるような生粋のトップアイドルはなんかもういろいろ違うな」
玲音「うん、美味しいよ」モグモグ
P「材料なかったから結構手抜きだけどな、今度機会があったら伊織に出しても恥ずかしくないようなサンドイッチを作ってやるよ」
玲音「得意なの?サンドイッチ」モグモグ
P「パンで具材はさむだけだから得意不得意もそんなにないと思うが……まぁ作業中にもサッと作れて食べやすいし時間ない時とかな」
玲音「へー、なるほど……あれ、キミの分はないの?」
P「あんまりお腹すいてないしな。気にしなくて大丈夫」
玲音「うーん、アタシだけ食べてるのも申し訳ないね……あ、そうだ」チギリ
玲音「はい、半分あげる」
P「元は俺が作ったやつだけどな……まぁ、好意として受け取っておく」
玲音「……いや、普通にあげても面白くないね」ヒョイ
P「おい、その手をひっこめんな。そういうのって面白い面白くないの問題じゃ……」
玲音「はい、あーん」
P「……え、いや、お前あーんて……」
玲音「どうしたの? いらないのかな?」キョトン
P「……はぁ、玲音のそういうところ、さすが生粋のアイドルだなと思うよ」パクッ
玲音「ありがとう。美味しかったよ」
P「満足していただけたようならよかったよ……」
玲音「また今度、キミの料理を楽しみにしてる」
P「その時はちゃんと前もって連絡しろよー」
玲音「もちろんだよ……、あ、そろそろお邪魔したほうがいいかな?」
P「まぁ、そうだな……そろそろ何人かちらほら帰ってくる頃だし、みんなと仲がいいみたいだし、別にいても問題はないと思うけど」
玲音「いや、みんなのキミとの時間を邪魔するわけにもいかないし、そろそろ退散するとするよ。アタシは十分楽しませてもらったしね。それに……」
玲音「キミとは、また近いうちに会えるからね」
P「……はぁ、さっさと挑戦状持って来いよ? 次も絶対に俺たちは負けないからな」
玲音「うん、アタシも負けるつもりはないよ。だから、次も楽しいステージにしようね、私の好敵手くん!」
P「あ、音無さんこれ。サンドイッチです」
小鳥「ピヨッ!……わ、わざわざどうもです。ありがとうございます」
P「いえいえついででしたから……あ、あと」
P「そのカメラ、玲音も俺に気づいてますからね?」
小鳥「ピヨォ!?」●REC
P「まぁ玲音が気にしてないみたいなんで別にいいですけど……くれぐれも、ですよ?」
小鳥「そ、それはもちろん……」
P「ああ、それと玲音からの伝言で……」
小鳥「?」
P「どんな風に映ってるから気になるからあとで貰えるかな?とのことです」
小鳥「もちろんです。後で黒塗りの車の人たちにそっと渡しておきます」
(二日も休んでこんなぐっだぐだな形になってしまって本当に申し訳ないと心の底から)
プロデューサーに懐いてる玲音を書きたかっただけなんです!そしたら割とダレナンダになって反省。玲音かわいいよ玲音。
あとは>>28さんがきっと玲音のかわいさを広めてくれる
OFA面白いので未プレイの方は是非。
このSSまとめへのコメント
もっとやれるだろがんばれ