エレン「時パン」 (8)
時そばのオマージュです。
すぐに始まって終わります。
エレン「なんか最近パン自分で作って売るやつ増えたらしいな」
アルミン「なんかすごいね、訓練兵のみんなもパン売ろうと必死だしさ」
エレン「ま、俺はしねぇけどな
あ、アルミンはすんの?パン作って売ったり」
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アルミン「僕はこういうの準備が一応できても実行が苦手だから、しないなぁ」
エレン「そうなのか」
アルミン「あっそうそう、たしかベルトルトの作ったパンがおいしいって話なんだけどさ」
エレン「えっ知らなかったな、ベルトルトそんなことできたのか」
アルミン「そうなんだよ、ぼくそのパン毎日食べててさぁ」
エレン「おお!そりゃおいしそうだな!」
アルミン「だからさ、エレンも一緒に食べに行かない?」
エレン「行く!ぜってぇいくよ!」
───その夜
エレン「ベルトルトの部屋で売ってるのか」
ガチャ
アルミン「ね、まだ売ってる?」
ベルトルト「もう店を閉めようと思ったけど、アルミンか
いいよ、お茶出すからちょっとまってて」
アルミン「ごめんね、ありがとう」
エレン「夜遅くすまねぇな」
アルミン「やっぱ清潔感はいいね、隅から隅まできれいだなぁ」
ベルトルト「ちょっとライナーとかに手伝ってもらったんだよ
あ、アルミンはいつもの紅茶、エレンも、紅茶でいいかな?」
エレン「いいけど」
ベルトルト「なら良かった」
アルミン「やっぱベルトルトの入れた紅茶は美味しいね、ちょっと濃いぐらいが僕は好きだなぁ
いつもありがとう」
ベルトルト「慣れただけだよ
あ、そうそうパンは何がいい?」
アルミン「クリームパンがいいな」
ベルトルト「エレンは?あ、エレンは初めてだったよね、ここ
メニュー持ってくる」
エレン「いいっていいって、じゃ、俺もクリームパンで」
数分後
アルミン「やっぱおいしいね、もうほんっとトロッっとしててさぁ」
ベルトルト「ありがとう」
エレン「確かに、他よりも結構おいしいな」
ベルトルト「そうもいわれるとうれしいな」
アルミン「じゃあもう行こうかな・・・」
ベルトルト「ちょっと待った、勘定勘定!」
アルミン「あっあああ!ごめんごめん!いくら?」
ベルトルト「16円だね」(この世界の銅銭だと思って下されれば)
アルミン「あ、そうそう今日ね、細かいお金しか持ってきてないんだ
だからさ、ちょっと数えてくれない?」
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