P「アイドルの入社順についてちょっとした考察を」小鳥「ほう」 (58)

P「……」カタカタカタ

小鳥「……」カタカタカタ

P「…ふう。一段落ついたか」ギイッ

小鳥「終わりましたか。お茶淹れますね~」パタパタ

P「ありがとうございます」ペコ

小鳥「どうですか? 入社してから2か月ほど経ちますが、この仕事には慣れました?」トポポ

P「まあまあですかね。仕事の方はまだまだですが、アイドルの信用は少しずつ得られて来てるかと思います。まあ…本当に少しずつなんですけどね」ポリポリ

小鳥「そんな事ありませんよ! 伊織ちゃんも雪歩ちゃんも、プロデューサーさんの事かなり頼りにしてるみたいですよ?」コトッ

P「伊織もですか?」アリガトウゴザイマス

小鳥「ええ!きっと、プロデューサーさんの頑張りをちゃんと見てくれてるんですよ」フフッ

P「そうですか…何だか嬉しいですね」ズズッ

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小鳥「今の台詞、伊織ちゃんが聞いたら真っ赤になってるんじゃないですか?」クスクス

P「かも知れませんね。そしてそれを亜美真美に弄られて………ん」

小鳥「? どうしました?」

P「いえ、ここは上下関係とか有りそうで無いよなあ…って思ってたんですけどね。そう言えば、俺みんなが事務所に入ってきた順番とか知らないなって」

小鳥「必ず知らなきゃいけないってものでもありませんしね。……プロデューサーさんはどう思います?」

P「ん? 小鳥さんは最初からこの事務所にいたんですよね。なら知ってるんでしょう?」

小鳥「そうですよ? でもプロデューサーさんがどう思ってるのか、聞いてみたいんですよー」

P「えー…うーん……まあ、休憩中の余興にはなりますか。パッと思い付いたのを聞いていってもらってもいいですか?」

小鳥「ほうほう、是非聞かせてください!」

とあるスレで話題になったので、>>1なりにタイトルの話を考察…というか妄想するだけのSSです。
アイドルの出番は間に寸劇?みたいなのを挟むくらい

P「まず…みんなの入社時期について、大まかに考えて3グループに分けられるかなと予想しましたね」ピッ

小鳥「ふむ。それでそれで? 何を基準に分けたんですか?」

P「えーと、この子とこの子が入社する時期は大幅に空きがありそうだなって感じですね。
最初の1グループは律子、春香、雪歩。真、伊織で、しばらくはこの5人で活動してそうだなって考えてました」ユビオリ

小鳥「ほうほうほう!その中の順番は決まっているんですか?」

P「そうですね…すぐに考えつくのは、雪歩はこの中では最後に入社したっぽいなーと」

小鳥「ふむふむ」

P「雪歩は春香達よりも4、5日……遅くて1週間くらいじゃないですかね?
ほんの少し後にデビューする事になった雪歩に、まずはアイドルについて真が手取り足取り、伊織が離れてアドバイス、春香は雪歩を凝視って感じで。例えば…」


真『雪歩、ここのステップは腰を意識して……ボクが触れてる所に集中して』ピトッ

雪歩『はっ、はいい…ま、真さん、い、いい、いきなりくっつくのは…!』ドキドキ

真『真でいいよ雪歩。ほら、足上げてー』タンタン

雪歩『ひゃああ……』バクバクバク

伊織『ちょっと雪歩!手下がってるわよ!』

雪歩『はいい…!』

春香『……』ジー

真『は、春香ー?何か喋ろうよ?』

春香『待って!今何か見えそうなの!雪歩の何処を改善すべきかもうちょっとで分かるよ!』ジー

真『は、春香…無理して意見出そうとしなくても…』

律子『と言うか、三人がかりで教えるのは逆に効率悪くないかしら…?』


P「みたいな。初めて出来た後輩に皆教えたがりそうですね。特に春香が」

小鳥「ああー…無理に先輩風吹かせそうですよね、春香ちゃん」

小鳥「最初に誰が来たかってのはありますか?」

P「んー…やっぱり律子ですかね?律子って確か、ほとんど飛び込んでくる形で765プロに入って来たんでしたっけ。
なんか、それとほぼ同時期に春香、真、伊織がスカウトなり紹介なりされて顔合わせした…そんな風に思います。876の子達みたいな?」

小鳥「四人は全員、完全に同期って訳ですね。ふむふむ」

P「律子だけ少し先輩じゃないですか? あと、3人の中で、律子に対して真だけ個人的な友人っぽく接してるように見えますから、
真だけは律子が直接応対してたり…だと面白いんですけどね」


真『スー…ハー…よし、ボクはここで変わるんだ!女の子らしく素敵なアイドルになるんだ!たのもー!』ガチャ

律子『あ!先日電話をくれた菊地真ちゃん?いらっしゃ……』

真『よろしくお願いします!』ファイティングポーズ

律子『何と戦う気!?』ビクッ


P「みたいな」

小鳥「その後意気投合して友人関係まで行った…って感じですか?」

P「そうそう」

小鳥「やっぱり、春香ちゃんや真ちゃん、伊織ちゃんが古参っぽく見えるんですか?」

P「そうですねー。春香は次々に入ってくるアイドル達を歓迎してそうだなーと。
伊織もなんだかカリスマって言うかリーダーっぽい所があるので、古参故に皆をまとめて来た…って考えたんですよ」

P「真は単に、二人の後輩って感じには見えないんですよね。かと言って先輩として二人を導いている場面も思い浮かばなかったので、じゃあ同期かな?って考えたらしっくり来ました」


伊織『何よ!真の頭でっかち!』

真『何だって!?頭でっかちは伊織の方だろ!』

春香『どっちも頭でっかちだよ!』

いおまこ『『ハァ!?』』

雪歩『み、皆さん…け、喧嘩は止めましょうよぅ……』オロオロ

はるいおまこ『『『雪歩は黙ってて!!!』』』

雪歩『はっ、はいい!』ビクッ


P「雪歩は苦労してたんじゃないですかねぇ。やよい達が入るまで、春香達に敬語だったりして」ハハッ

小鳥「なにそれ可愛い」

アニメ?ゲーム?

P「その後しばらくはその4人で活動するんです。その後律子もアイドル活動をする事になり、5人でたまにユニットを組んだ事もありそうですね。
伊織と律子の信頼関係はこの辺りの活動に由来してそうだ」

小鳥「おお…いおりつのルーツ…」

P「そして時は流れ、新しい風がやってきます」

小鳥「第二波ですね! どういった順番になるんですか?」

P「地震や津波みたいに言わないで下さい。そうですね…やよい、千早、亜美真美、あずささんでしょうか? 千早と亜美真美の順番は少し迷いましたね」

小鳥「やよいちゃんが一番最初で、あずささんが最後なんですか? 意外ですね?」

>>9
ゲームはやっとらんからアニメとかコミカライズとかぷちますとか二次創作とか各掲示板とかから考えてる。
本編と矛盾した話してたらごめんよ

P「そうでしょうか? なんとなくではあるんですけど、やよいは千早亜美真美より先輩で、
あずささんは後輩…って言うより、単に始める時期ものんびりしてそうだなーと思ったんですよ。
…うん、あずささんは入社時期と年の差、もしくは大人びた雰囲気が差し引きしあってるから上に見られ過ぎることも下に見られ過ぎる事もないって風に思います。
少なくとも、律子よりは間が空いた後輩でしょうね。
亜美真美については……」


真美『亜美隊長! 新入りのあずさがもうすぐドアを開けます!』

亜美『うむ、真美隊員!ゲーノー界をナメきった新人に、先輩の威厳を見せつけてやろうではないか!』

真美『ええ!我ら双子のジツリキ、見せつけて差し上げましょう!』

亜美『行くぞ!』

真美『はい!』


P「ってな感じで、テンションだだ上がりだったと思います。多分あいつらにとっては人生初の後輩でしょうからね」

小鳥「張りきってますねえ。そしたら?」

あずさ『おはようございまーす。あら?』ガチャ

亜美『あんたが噂の新人だな!』ザッ

真美『この真美、容赦せん!』ザザッ

あずさ『?』クビカシゲ

亜美『んん?新人君は先輩に挨拶も出来ないのかね?』

あずさ『! あらあら…この事務所の先輩だったんですね?』ピコーン

真美『んっんー、ダメダメな新人にはちゃんとした教育を…ムガッ』

亜美『モゴッ!?』

あずさ『よろしくお願いしますね~♪』ムギュドタプーン

亜美真美『『………』』

亜美真美((あ、これ負けたわ))


P「で、瞬殺っと」

小鳥「見事に出鼻を挫かれましたねえ。おっぱいってすごい」

P「あとで詳しく話しますが、貴音も似ている所があるでしょうね」

小鳥「雰囲気が似てますもんね、貴音ちゃんとあずささん。
次はやよいちゃんですか?」

P「やよいですね。…あー、今考えたら亜美真美よりも千早の方が先輩でもいいかも。千早がやよいの初めての後輩って事で」

小鳥「…何か理由がありそうですね」ニヤリ

P「ええ。千早が今やよいの事をどう見ているか…から考えてみたんですけどね。
これは…賛否が別れそうなんですが、千早がやよいを見る目って、単に『可愛い』ってだけじゃなく『尊敬』も少し入ってるんじゃないかなと」

小鳥「尊敬と来ましたか!」

P「はい。やよいって物凄い頑張り屋じゃないですか? しかも泣かない、へこたれない、ひたすら笑顔でポジティブに。
寂しがり屋で実は甘えたがりではありますが、決して弱い子じゃないんです」

P「千早自身もかなりの努力家ですから、ベクトルは違ってもそう言ったポジティブなひたむきさには惹かれるものがあるんじゃないかな…と。
春香や真と仲がいいのも、そう言ったポジティブさが上手く噛み合うからなんでしょうかね?」

小鳥「ふーむ。でも、それって先輩である必要ありますか?しかも、1コ前に限定して」

P「あー…そういえばそうかも知れません。が、もうひとつ理由はあるんですよ」

小鳥「それって?」

P「まあ、こっちはほとんど妄想なんですが……自分に初めて後輩が出来たら、みんな張り切ると思うんですよ。そしてそれはやよいも例外ではない筈。
初めての後輩を歓迎するために精一杯の準備をして、『満面の笑み』で」


やよい『うっうー! 千早さん、765プロへようこそー!』


P「……オチるでしょう?」

小鳥「オチますね」

コレ考えるの意外にむずいな。
明日また再開します

おつ

最初の五人は同じだが亜美真美はやよいより先って感じするな俺の中では

小鳥「>>27って意見もありますが」

P「あー…やよいと亜美真美の順番は単にやよいの方がお姉ちゃんだしー、と考えてたんです。
そこは盲点になってました。今考えたら亜美真美が先輩の方が面白いかも知れません」

小鳥「? 面白いって?」

P「そうですね…律子→春香、真、伊織→雪歩とやよい→千早、あと亜美真美→あずささん。この3つはこの順が一番しっくり来ます。間に誰も挟まないで」

小鳥「ふむ」

P「さっき俺が考えてた順番は
律子→春香、真、伊織→雪歩→やよい→千早→亜美真美→あずささん
だったんですけどね。
雪歩の初めての後輩がやよいとか、千早があずささんの先輩とか微妙に違和感あったんですよ」

小鳥「あー、確かに」

P「雪歩とやよいは決して仲が良くないわけじゃないんですけどね。先輩後輩と言われたら、ん?何か違和感あるなと」

小鳥「ほうほう」

P「それよりかは雪歩→亜美真美の方がそれっぽいなと思ったんです。
まあ、弄られ振り回され無茶ぶりされながらも初めての後輩のため奮闘する先輩…って感じですね」

小鳥「おお…雪歩ちゃんにめちゃくちゃ懐いてる二人が容易に想像できますね」

P「うんうん」

亜美『雪歩センパーイ、ナデナデしてYO!』トコトコ

雪歩『う、うん! よ、よしよーし…』ナデナデ

亜美『~♪』

真美『あー!亜美ばっかズルい!真美もナデナデしてよ雪歩センパーイ!』グイグイ

雪歩『はっ、はい』ナデナデ

真美『んっふっふ~』ニヨニヨ

亜美『亜美にも→!』グリグリ

雪歩『あ、あうう…』タジ

真美『もっともっと→!』ツンツン

雪歩『ま、待って二人とも、今撫でるから、その、あちこちつつかないでっ…ひうっ!?』ピクッ

亜美『むっ!』

真美『ほほーう、雪歩センパイはここが弱いと見た!亜美!』

亜美『OK!』

亜美真美『ダブルアクセルだ→!』コチョコチョコチョコチョ

雪歩『ひゃああっ!?や、やめ…くすぐらないで…っ』ビクビクッ

律子『亜美!真美!二人とも雪歩を苛めちゃダメって言ってるでしょ!』カッ


P「ってな感じで二人の玩具にされ、律子や伊織にフォローされる雪歩センパイですが」

小鳥「ですが?」

真美『あーあ…オーディション、また落ちちゃったね』トボトボ

亜美『審査員のおっちゃんも見る目ないよねー、こんなにキュ→トな亜美達を逃しちゃうなんてさ』トボトボ

真美『でも、受かった子は確かに可愛かったよねー』トボトボ

亜美『…だねー』トボトボ

亜美真美『……』ピタ

亜美真美『……はぁ……』ガックリ


雪歩『あれ?亜美ちゃんに真美ちゃん、今帰り?』ピタ

真美『雪歩センパイ』

亜美『そーだよー、オーディション落ちちった』ヒラヒラ

雪歩『そっか…残念だったね…』ナデナデ

亜美真美『…うん』シュン

雪歩『あ、えっと…そうだ!二人とも、今日は私の家に来ませんか?』

真美『えっ?』

亜美『何かするの?』

雪歩『えっと…今日は家で焼肉をするんだけど、焼肉は大勢で参加した方が美味しいから…
そ、その、亜美ちゃんと真美ちゃんの御両親さえ良かったら、一緒に食べないかなって…』

亜美真美『……』

亜美真美『……!』パアア

亜美『うんっ!行く行く→!』

真美『絶対行く!パパとママ脅してでも行くYO!』

雪歩『脅すのはダメだよぅ…!』

真美『まーまーまー、細かいことは気にせずに』ピトッ

亜美『おやおや、お主もワルよのう?』ピトッ

雪歩『私ワルじゃないよぅ…』

亜美真美『んっふっふ~』ギュウウ


P「といった感じに、優しく二人をフォローする癒し系の雪歩センパイ」

小鳥「おお!」

P「そりゃ二人ともなつきますよね!」

小鳥「yesyesyes!」ムハー

小鳥「そしてあずささんが加わって、やよいちゃんが入り、千早ちゃんを迎えるんですね!」

P「その通りです。っと、あずささんとやよいの邂逅について語ってませんでしたね」

小鳥「伊織ちゃんや春香ちゃん達と第二波のみんなの絡みも聞きたいんですけどねー」

P「さすがに全組み合わせについて考えるのはキツいですからね。セカンド入社組は直前直後の関係についてだけ語らせてもらう事にします」

小鳥「へーい」

P「あずささんって、事務所内でやよいが一番最初に甘えた相手だと思うんですよね」

小鳥「…私じゃなく?」

P「はい。オーラが違うんですよねあずささんは」

小鳥「さいですか」チェー

P「ヘソ曲げないで下さいよ。
まあ今は…って言うか入社当時も、亜美真美以外は年上で頼れる子ばっか…はる…いや…うん。
頼れる子ばっかだと思いますし、実際困った時は伊織や真、律子とかを頼っていたんでしょうが、
初対面で真っ先に『甘える』なら、やっぱあずささんかなと」

小鳥「今ちらっと失礼な言葉が」

P「気のせいです。続けますね。」

P「見た目的にも性格的にも、人を受け入れる余裕がありそうで、とっつきやすい感じがすると思うんですよね、あずささんは。
入社時期も近いって言うんなら、これはもうやよいも抵抗なく甘えられるよなあ、と」

小鳥「ふむ。分かります」

やよい『あずささん!あずささん!』

あずさ『あら?どうしたのやよいちゃん?』

やよい『えっと、よ、呼んでみただけですー!』

あずさ『あらあら~、やよいちゃんはお転婆さんね♪』ナデナデ

やよい『…えへへ♪』ニコニコ


P「とか」


やよい『だ、だーれだっ』ピトッ

あずさ『そうね~、とっても可愛いやよいちゃんかしら?』フフッ

やよい『はわわっ!?』パッ

あずさ『大正解~♪』ギュムー

やよい『あう…』カアア

あずさ『やっぱり、とっても可愛いやよいちゃんね♪』スリスリ

やよい『あ、ありがとうございますー…』モジ


小鳥「とか?」

P「いいですね!」グッ


やよい『あずささん!』

あずさ『なあに、やよいちゃん?』

やよい『あずささんはナスい』あずさ『高槻』


P「……誰だ今の」

小鳥「私じゃありませんよ!?」

P「…まあ、やよいの事ですから他の子ともすぐに打ち解けられたでしょうが、入ったばかりの時はこんな感じだったんじゃないでしょうかね」

小鳥「天使&女神ですね!」

P「ええ!やよいはずっとお姉ちゃんやってましたから、一度甘えスイッチが入ったら凄いと思いますよ!」

小鳥「考えただけで癒されますわぁ~…」ウットリ

P「さて…ここでセカンド組が終わり、残るは美希、しばらくして貴音と響が同時…に入ってくると思うんですが…
皆が新入りを『後輩』として扱うのは、美希で最後になると思います」

小鳥「貴音ちゃんと響ちゃんは違うんですか?」

P「後輩扱いするには貴音はオーラが凄いですからね。
見下すって訳じゃないですけど、『後輩として可愛がる』のはちょっとキツいんじゃないかと」

P「響は…春香達と同い年ですしフレンドリーな子ですから、割と普通に新しい友達として受け入れられてそうですね。スペックも高いし……ぶっ」

小鳥「いきなりどうした!」ビクッ

P「い、いえ。響はなんと言うか弄られやすい子ですからね。
こんな扱いを受けてるかと考えたら、ちょっと笑ってしまいまして」ククク

亜美『ヘイひびきーん、パン買って来いよー』カラミ

真美『コロッケパンね→、ヤキソバパンじゃねーからな新入りよぉー』カラミ

響『はあ!? 何で自分が買ってこなくちゃならないんだ!』

真美『落ち着けよ後輩クーン』ニヤニヤ

亜美『センパイの言うことは素直に聞こうぜ後輩クーン?』ウリウリ

響『うるさーい!亜美も真美も自分より3才も年下だろ!嫌だぞパシりとか!』

春香『あっ響ちゃん!私はサンドイッチでお願い!』

真『僕も春香と同じのね!』

あずさ『私もお願いね~』

響『あずささんまでっ…!い、嫌だぞ!自分で買って来なよ!』プイ

あまみはるまこあず『頼むよ新入りぃ~』ウニウニウニウニ

響『五人がかりであちこちつつくなぁー!』ウガー


P「亜美も真美も、まともにパシれそうなのは響が初めてでしょうし、かなり弄りまくったと思いますよ」

小鳥「あずささん、やよいちゃん、千早ちゃん、美希ちゃん…罪悪感が残りそう、しっかり叱られる、吹っ掛け辛い、スルーされる…確かに、響ちゃんが最適の役ですね。
春香ちゃんまで悪ノリしてるのが何とも…」

P「新入りぃー、おにぎり買ってくるのー」モノマネ

ピヨP「wwwwwwwwwwww」ゲラゲラ

訂正
×僕も春香と同じのね!
○ボクも春香と同じのね!

P「…ふぅ。あとは貴音と美希なんですが、貴音の765プロに入った理由が、それまでの765プロのメンバーにあったりすると夢がありますね。
パッと思い付くのは雪歩かなぁと」

小鳥「雪歩ちゃんとの出会いが、貴音ちゃんをアイドルの道に進ませたと?」

P「そうですね。小さい仕事ながらも懸命にこなしていく雪歩の姿を見て影響を受けるとか、
たまたま旅行先で個人的な関わりがあってその姿に惚れ込んだ雪歩が貴音を勧誘するとか。
響とは…顔見せの前日、上京したばかりの時にたまたま出会ったとか?」

小鳥「どっちがアプローチをかけたとしても美味しいですねぇ」ジュルリ

P「雪歩と貴音は似ている所も正反対な所もありますから、お互いに憧れる部分はあるでしょうしね。
…あ、これもいいな」

小鳥「?」

P「上京した貴音、響、それと貴音と知り合いの雪歩の他に春香も混ぜて
四人で遊んでまわるんです。亜美真美を加えるのもありかな?」

小鳥「そのメンバーならすぐに仲良くなれますね!」

P「うんうん」

P「……いや!折角ですから、もう全員集合させちゃいましょう!」グッ

小鳥「な、何ィーーーッ!?」

P「まず貴音が上京してくる!」

小鳥「はいっ!」

貴音『ここが都ですか…雪歩殿が迎えにくるまで、暫し街を見ているとしましょう』

P「雪歩が案内として迎えにくる間、待っている貴音は響に話し掛けられる!」

小鳥「奇跡の邂逅ですね!」

響『ねーねー、もしかして姉ちゃんも上京してきたのか?すごい髪の色してるな!』

貴音『ええ。知り合いに呼ばれ、「765ぷろだくしょん」と言う会社に向かう所です』

響『! そうなんだ!自分もだぞ! 自分も明日から765プロでアイドルやるんだ!』

貴音『なんと!ならばわたくし達は共に同じ師の下で同じ夢を目指す同志なのですか!』

響『そうだぞ!よろしくな、えーと…』スッ

貴音『ふふ、申し遅れました。四条貴音と申します』スッ

響『我那覇響だぞ!よろしくな貴音!』アクシュ

P「しばらく話していると、雪歩が響を迎えに登場!自分一人で案内できる自信が無かったので、傍らには頼りになる菊地真を添えて!」

小鳥「ゆきまこ!ゆきまこ!」

雪歩『貴音さん!お、お待たせしましたぁ!』

真『貴音さんだよね?雪歩と同じ765プロのアイドル、菊地真です!よろしく!』

貴音『菊地真殿、ですね。雪歩殿、真殿、本日は私のために時間を割いていただきありがとう御座います』ペコリ

響『あっ!この人達も765プロのアイドルなのか?よろしくな!』ヒョコ

ゆきまこ『……どちらさま?』ハテナ

響『自分、我那覇響だぞ!明日から765プロに入るんだ!』

真『! そうなんだ!よろしく響!』スッ

響『自分、真や他のアイドル達に負けないよう頑張るぞ!』ガシッ

P「同じ志を感じたのか、響と真は出会って即意気投合!」

小鳥「ひびまこ!ひびまこ!」

P「ところで響は誰に案内を受けるつもりだったのか!?答えは我が765プロの敏腕プロデューサー、秋月律子だァーっ!」

小鳥「真ちゃんと同じパターンですね!」

律子『響ちゃん、遅れてごめん!今から765プロに連れていくから…あれ、真?』

真『律子!』

響『律子ー!こっちだぞー!』

貴音『おや、律子嬢ではありませんか』

律子『え、あれ、貴音ちゃん?貴音ちゃんは雪歩の希望で案内を任せたはずだけど…』

雪歩『ここにいますぅ』ヒョコ

P「そして仲間有るところに我は有り!天海春香が顕現なさるぞ!」

小鳥「崇めたまえー!」ハハーッ

春香『 話 は 聞 か せ て い た だ き ま し た ! 』パリーン

律子『何の話よ!』

雪歩『どこから出てきたの!?』ビクッ

P「新入り二人!?面白そう!これは尾行(ツケ)るしかないっしょ→!亜美真美は物陰から見ていた!」

小鳥「律子さんの電話をこっそり盗み聞きしていたなんて…! この双子、侮れんっ!」

亜美『真美隊長!ターゲット二人を捕捉(ロック)しました!』

真美『よくやった亜美隊員!あの二人だな!』

亜美『二人とも、なかなか良い物をお持ちのようですぜ!』

真美『よし!ならば突入するのみ!』

亜美真美『わ→!』トテテテテテテ

グイッ

律子『駅前で大声で叫ばないの』ハァ

亜美真美『へーい』プラーン

P「この時点で計八人!折角だからと街を歩くひびたか御一行、とある店でやよい、伊織と遭遇した!」

小鳥「やよいおり が あらわれた!」

春香『あっ!やよいー!伊織ー!』

伊織『あら、皆集まってどうしたのよ?』

やよい『なんだか、カッコいい女の人が二人もいますー!』

響『! カッコいいって言ってくれてありがとなー!』ガシッナデナデ

やよい『? えへへー』ニコニコ

伊織『ちょっ…あんた何やよいにいきなり抱きついてるの!?って言うか誰よ!?』

貴音『どうどう』ペチペチ

伊織『あんたも誰よ!?あとおでこ叩くな!』クワッ

P「待ちに待ったランチタイム!折角だから美希のいるであろうおにぎりの店へ凸!」

小鳥「『とつ』ですよ!『デコ』って読むんじゃないですよ!」

貴音『真美味ですね』モッキュモッキュ

真・真美『!?』クルッ

雪歩『真美ちゃんが反応する読み方じゃないんじゃないかなぁ…』

美希『このおにぎりの良さが分かるなんて、キミはいいセンスしてるの!』モグモグ

貴音『四条貴音です』モッキュモッキュ

美希『ミキなの!』モグモグ

響『我那覇響だぞ…二人とも、よくそんな量食えるな…?』ウプッ

P「で、いつの間にかあずささんが迷い込んでまして」

小鳥「都合よく働く方向音痴?」

あずさ『あらあら…大丈夫?』サスサス

響『うぷっ…ありがとうございます…』ゲンナリ

美希『あっ、あずさも765プロのアイドルだよ?』

あずさ『よろしくお願いしますね~』サスサス

響『よろしくお願いします~…』グッタリ

貴音『お世話になります』モッキュモッキュ

P「最後は如月千早!あと一人なのに歩いても歩いても遭遇できぬ、
ならばこちらから呼び出すのみ!」

小鳥「リーチ!リーチ!」

プルルルルルル

千早『はいもしもし…あら、春香?』ピッ

春香《ちっはやちゃーん!今新入りの人達も含めてアイドル皆いるから、千早ちゃんにも来て欲しいの!》

千早『そんな事で掛けてきたの?今自主レッスンしている所だから、悪いけど明日また挨拶させてもらう事にす……』

春香《えー!?千早ちゃんも一緒に来なよ!せっかく皆いるんだから、千早ちゃんも一緒に遊んでくれた方が楽しいのに!
…どうしてもダメ?》ウニャーン

千早『うっ…! わ、私は…』

真《千早ー!一緒に遊ぼうよー!ボクも春香もあずさもやよいもいるからさー!》

やよい《今日1日で、貴音さんと響さんと、すっごく仲良くなれました!千早さんも、きっと仲良くなれますー!》

亜美真美《貴音っちもひびきんもとっても優しいYO!あと会ってないのは千早お姉ちゃんだけだかんね→!》

伊織《千早!あんまり意地張ってないで、さっさと来なさい!》

雪歩《貴音さんや響ちゃんだけじゃなくて、私たちも千早ちゃんと遊びたいですぅ!》

あずさ《千早ちゃーん、今日1日、皆で楽しみましょう?》

律子《千早ー、レッスンもいいけどたまには羽を休めてもいいと思うわよー!》

美希《ミキね、千早さんの事もっともっと知りたいの!だから来てほしいな!》

千早『……皆……』

貴音《…春香、少々電話をお借りしてもよろしいでしょうか?》

春香《えっ? は、はい!》

貴音《もしもし。貴女が如月千早ですか?》

千早『え、ええ。』

貴音《まず…初めまして、この度765プロダクションに新しく所属することになった、四条貴音と申します。以後、お見知り置きを》

千早『は、はい。よろしくお願いします…』

貴音《先程、星井美希と昼食を共にさせていただき、それ以前にも天海春香など貴女の仲間と行動を共にさせていただいていたのですが…
私は貴女と雰囲気の似通う所があるらしく、その間、皆様より貴女の話を多く伺っておりました》

千早『!』

貴音《特に美希と春香のお二方からは、いつも甘えさせてくれる、可愛い、色々なことを教えてくれる、格好いい、尊敬する、世界で活躍できる凄い方…などと、
嬉々として語っておりました。》

千早(あ…あの二人は…!///)カアア

貴音《半日を彼女らと行動させていたただき、わたくしはこの心に巣食う不安の気持ちを良く解す事ができました。
皆様のお陰で、私も響も、健やかな気持ちでこの世界に足を踏み入れられそうです》

千早『……』

貴音《ですから…もし千早嬢が何かに行き詰まっていたり、何かに悩んでいるのだとしたら…
今日彼女らと共に歩く事は、無駄になるどころか貴女が明日を歩む良き源となってくれるでしょう》

貴音《さて…今の貴女にとって、何を為す事が最善の行為となるのでしょうか?》

千早『…私は……』

響《自分もいるぞ!我那覇響、千早と同じ16歳さー!》

千早『!?』ビクッ

響《自分、千早にもちゃんと会ってみたいぞ!真や律子からも、いいやつでスゴいやつって聞いてるぞ!
今日会って、千早の事、もっともーっと知りたいさー!
だから千早、千早にはこっちに来て欲しいぞ!
絶対楽しいからな!》

千早『……ええ、そうね』クス

春香《…ちーはーやーちゃんっ》

千早『ええ。…春香、あなた達が今どこにいるか…教えてくれるかしら?』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

P「そして765プロのアイドル皆、なんやかんやで小鳥さんも加わり、めちゃくちゃ仲を深めたのでしたー!」

小鳥「私の扱い雑ー!」

P「翌日社長によって貴音と響の紹介が行われましたが全く必要ありませんでしたー!」

小鳥「社長涙目ー!」

P「これにて完走ー!」

小鳥「イエー!」

P「妄想でこんなに疲れるとは思わなかったー!」

小鳥「そう言えばコレ妄想でしたねー!お疲れさまでしたー!」

P「キャッホーウ!」

小鳥「イエアアアアア!!!」

P「…すみません。年甲斐もなくはしゃいでしまって」///

小鳥「一緒になって最高にハイ!って奴になった私も同罪ですよ…」///

P「…話を元に戻しますね」

小鳥「はい」

P「765プロにとっての貴音と響って、『新しい風』って感じがするんですよね。
特に千早にとっての貴音は、今まで自分が居たところの温かさを再認識する、良い機会をもたらした子なんじゃないかと。
だから貴音は最後…千早より、美希より後に765に入ったのかなと考えたんです」

P「響はまあ、必ずしも最後に入ったと決めつける根拠はありませんが…貴音とタメって感じがしたので、じゃあやっぱり最後かなと」

小鳥「千早ちゃんと貴音ちゃんは、鏡みたいだって事ですか!なるほどなるほど」フムフム

P「そうなりますね。最後に…美希だけ語っていませんでしたが、美希は『出来るけど性格面で手のかかる妹』と言った感じでしょうか。亜美真美やよいも含めて、ね。
ああいう性格ですから、貴音や響が入るまでに、色んな子と揉め事を起こしたでしょう」

P「その中で美希自身の心も少しずつ成長していって…皆の凄さを知り、認めあう仲になった…そう考えています。
今美希に皆のことを聞いたら、多分良いところばっかり言ってくれると思いますよ」

小鳥「皆大好きですもんね、美希ちゃん!」ニコッ

P「そりゃあもう!」ニッ

小鳥「全員分語ったところで、まとめてみましょうか。

律子さん→春香ちゃん、真ちゃん、伊織ちゃん→雪歩ちゃん
→→亜美ちゃん、真美ちゃん→あずささん→やよいちゃん→千早ちゃん
→→美希ちゃん
→→響ちゃん、貴音ちゃん

の順に入社したって予想でいいんですか?」

P「そうですね。これっぽっちの事を語るのに、えらく時間が掛かったものです。
所々、あとから考えてみたら的外れだったり理由の説明になっていない所もありますしね」

小鳥「でも楽しかったですよ!」

P「ええ、いい暇潰しになりましたし…自分で考えてみる事で、アイドルの新しく注目してみようってポイントも作れました。
聞いてくださってありがとうございます」ペコリ

小鳥「いえいえ、こちらも楽しめましたから!その新しく生まれた価値観を基に、プロデュース活動頑張って下さいね!」

P「精進します」

小鳥「…さて、休憩も終わった所で…律子さんに怒られる前に仕事しましょうか」ゲンナリ

P「そうだ仕事仕事…の前に、実際の順番はどうなんですか?」

小鳥「すみません!この書類の山を片付けてからでお願いします!」ババババ

P「どんだけ仕事ためてんですか!」


おしまいピヨ

やまなしおちなしいみなし、ただ徒然なるままに妄想を書き連ねるだけのSSでした。
読んでくださりありがとうございましたm(__)m

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