ミカサ「しかたがない。私とエレンは主演というだけでそんなに活躍していない」
エレン「してるだろ!CM出るときはだいたい俺が出てるし!ラジオだってMCは俺じゃねえか!」
エレン「しかも駆逐してやる!っていうのは流行語大賞に受賞されてもおかしくなかったぞ!」
アルミン「されなかったけどね」
エレン「アルミン!お前の方が給料いいのも納得いかねえ!主役は俺だろう!」
アルミン「僕はナレーションやってるし、SSの火付け役は僕のゲスミンみたいな所にあるじゃないか」
エレン「ちょっと紅白デビューしたからってよ!俺たちなんか映像の使い回しだから事務所に著作権払ったくらいでほぼNHKからもらえてねえんだぞ!」
アルミン「それはしかたないよ。紅白は異例だったんだから、出れただけでもありがたいと思わないと」
ライナー「なんの話だ?」
エレン「おっ!ライナー!ちょっと聞いてくれよ、俺主役だよな?なのに給料が…」
ライナー「なんだ、そんな話か。男らしくないぞエレン。進撃の巨人は世界的アニメなんだ。それを主演で出れるだけでもいいと思え。」
アルミン「そうだよエレン。汚れ役をかなり引き受けてるライナーに謝りなよ」
エレン「でも尊敬されてる兄貴キャラじゃねえか!見せ場も今後いっぱいあるしよ!」
エレン「そうだ!ベルトルト!あの腰巾着ノッポ汗かきデカブツ野郎ッ!」
ミカサ「だんだん普段のエレンじゃなくなってきた」
ベルトルト「…」
エレン「あいつなんかそれこそ台詞もないクセに!ぶっちぎりで収入No.1だぞ!?不公平にも程があるだろう!」
アルミン「超大型の出演数は異常だしね。着ぐるみやグッズ、それに等身大パネルに…もう数えきれないほどの大活躍を成し遂げてるから…」
ライナー「今日は実写映画の撮影らしい。その後はSMAP×SMAPの草○くんに演技指導とか言ってたな。」
アルミン「ああ、こないだからやってる新入りの巨人とかいうやつだね。演技指導って何を教えるんだろう…」
ミカサ「巨人の役までできるようになったツヨポンは役者としてもう超人の域…」
ベルトルト「…」
ライナー「だいたいエレンだって充分稼いでるんだろうが!」
アルミン「そうだよ!僕たちなんていつ死ぬかわからない状況で不安を隠せないのに!」
ライナー「そうだな、主役は恐らく死んでフェイドアウトの危険性はまずない」
ミカサ「例え死んでも何らかの形でまた出演復帰の可能性はある」
エレン「…!」
ベルトルト「…」
アニ「またくだらない話?」
クリスタ「どうしたの?」
ライナー「アニ、クリスタ」
ミカサ「あ、アニ、そのネイルかわいい」
アニ「ああ、もう出演は当分ないから、ようやくネイルに気を使えるよ」
クリスタ「アニはホントは女子大生だもんね」
エレン「あ、そっか。えっと実際の年齢ってどうなんだっけ?」
アルミン「僕はとクリスタは16歳、ミカサは18歳、ベルトルトとライナーは今年で21で、アニとマルコとジャンが19歳、エレンは17歳だったよね」
ライナー「まあ役者歴はエレンとアニが一番だがな。たしか幼稚園のときからか?」
アニ「まあそうだけど、それを言うならクリスタが一番だよ。なにせ赤ん坊の頃からCM出てるから」
クリスタ「へへ…でも役者になったのはお母ささんが事務所にお願いしてくれたからなんだけどね♪」
エレン「そうなのか、俺はアニとミカサしか同じ事務所じゃねえから知らなかったな」
アニ「あんまり会うこともなかったけどね。」
エルヴィン「なんの話だ?」
アルミン「エルヴィンさん!」
ライナー「こないだの映画観ましたよ。エルヴィンさん!」
エルヴィン「ああ、ありがとう。ところでなんの話だい?」
エレン「いや、ベルトルトがすごい人気じゃないですか?だからちょっと嫉妬してて…みたいな?w」ハハハ
エルヴィン「なんでだよ、エレン。君なんかお金じゃ表せないほどの名誉と地位を獲得できたじゃないか」
エレン「いや、エルヴィンさんやキースさんに比べたらまだまだですよ」
エルヴィン「キースさんと比べられるとなwなにせ俺はあの人に憧れてこの業界にはいったからね」
アルミン「そうなんですか!?」
エルヴィン「この業界にでてもう25年になるが、いやぁ。やっぱりあの人の演技力は凄いよ」
アニ「あれ?エルヴィンさんってお歳おいくつでしたっけ?」
エルヴィン「ああ、今年で44だよ」ハハハ
クリスタ「えぇ!おどろきですぅ」
ライナー「こんなにハードな役で、しかも30代後半の設定だもんな。全然見えないですよ。尊敬します。」
エルヴィン「いや、俳優として当然の心構えだよ。でもまあ、若さに関して言えば君逹が羨ましくなってくるね。でも、それを理由に言い分けはしないよ。今は君たちを引き立てることが全てだ」
エレン「ストイックってこういうことを言うんだなぁ」
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