【寄せ書き的】ケニー「バキューン」【短SSスレ】(92)

ケニー「どうもこの板から…薄汚ねぇアニメ版ファンの匂いがするな」

ケニー「アニメだけ見てファン気取りのどニワカのよぉ」

ケニー「みーつけたー!!」

ケニー「原作厨様がニワカを殺しに来たぜ!!バン!!バン!!」




ケニー「……というのは冗談で、短いSSを好きに書いてくスレだぜ」

ケニー「基本1レス…多くても5レスってとこか」


ケニー「たった数レスしかないSSのためにスレ立てるってぇヤボな真似するヤツを何度か見て思ったんだわ」

ケニー「リレーSSとか言って、スレ立てただけで他人に投げっ放しにしやがる馬鹿もいたじゃねぇか」

ケニー「こういうスレもひとつくらいあってもイイだろ?あぁ?」

ケニー「たまにゃあ俺も気分転換がてらに短いの書いてくからよ?」

ケニー「書き忘れてたぜ。トリまたはコテハン推奨だ」


ケニー「あと安価SSは禁止だ。他人任せなんてダセェ真似すんじゃねぇぞ?」

流れぶった切っていい? 小ネタ投下する。


エレン「なあ、アルミン」

アルミン「なんだい? エレン。突然」

エレン「この間、ミカサが足の毛を処理している場面に遭遇したんだが」

アルミン「?! 何故遭遇しちゃったのかはあえて問わないけど、うん、それで?」

エレン「そしたら、久々に怒られた。「見ないで!!!」と半泣きで言われたんだが、オレ、なんか悪い事したんかな……」

アルミン「そりゃ、怒るよ。ミカサも女の子だからね。そういうところは人に見せたくないんだよ」

エレン「そういうもんか。そっか………」

アルミン「エレンだって、オ○ニーしているところをミカサには見られたくないでしょ?」

エレン「え? あ、ああ……まあ、そらそうだが。そっか、そうだよな」

エレン「…………」

アルミン「エレン?」

エレン「いや、女子にとっては、毛の処理はオナ○ーと同じくらい秘密にしたいことだって思ったら、納得した。ありがと、アルミン。すっきりしたぜ! (立ち去る)」

アルミン「あ、いや今のはあくまで例えで、その……エレンー?!」

アルミン「………(エレンが変な納得の仕方をしたような)」

アルミン「しまった。説明の仕方を間違えた………かも?」



エレン「ミカサー」

ミカサ「何? エレン」

エレン「この間はごめんな」

ミカサ「この間? 何のこと?」

エレン「ミカサが毛の処理を…………」

ミカサ「エレン、そのことは忘れて欲しい(顔赤い)」

エレン「いや、その………すまん。恥ずかしい場面だっていう自覚がなかったんだよ」

ミカサ「? そうだったの?」

エレン「ああ。アルミンに聞いてやっと納得したんだ。悪かったな。見ちまって」

ミカサ「ううん、そういう事なら別にいい」

エレン「良かった。でも今度からミカサも気をつけろよ? オレだったから良かったものの、他の奴らに見られてたらもっと恥ずかしかっただろ?」

ミカサ「ん……? (他の奴らって誰?)」

エレン「それだけ恥ずかしい事なら、人に見られない様にしないとな。今度から、そうしろよ。じゃあな!」

ミカサ「うん……」

ミカサ「…………」

ミカサ「?」

ミカサ「別に他の人には見られてもいい………けど」

ミカサ「エレンに見られたのが、恥ずかしかっただけ………(頬赤い)」





山もオチもないよ! 終わり。

1個目、タイトルつけ忘れた。一応「秘密」ってことで。んじゃ続けて2個目投下する。



2.恋占い

クリスタ「では、カードを引いて下さい。ジャン」

ジャン「あ、ああ……」

ユミル「何やってるんだ? クリスタと……ジャン? 珍しい組み合わせだな」

クリスタ「あ、ユミル。あのね、今、タロットカードの練習をしていてね、ジャンに協力して貰っているの」

ユミル「タロットカード? あの、占いをするカードのことか?」

クリスタ「そうそう。やり方が結構、複雑だから、練習しないと占うの難しいと思って」

ジャン「引いたぞ」

クリスタ「うん、では占っていくよ」

クリスタ「…………(滝汗)」

クリスタ「こ、これはどう、読み取ったらいいのかな……」

ジャン「ど、どんなカードが出たんだ?」

クリスタ「ええっとね、『吊るされた男』ってカードが出たんだけど…」

ユミル(嫌な予感しかしない…)

クリスタ「しかも逆の位置で出たから、これって確か……好きになってはいけない人に惹かれたり、尽くしても応えてくれない相手に恋している………合ってる?」

ジャン「うがっ…! (後半合ってる!)」

ユミル「すげえ! 大当たりじゃねえか」

ジャン「す、救いはねえのか?」

クリスタ「ええっと、じゃあ次のカードを引いてね」

ジャン「引いたぞ」

クリスタ「…………」

クリスタ「えっと……」

クリスタ「『審判』のカードが出たよ。しかも逆位置だから…」

クリスタ「相手に失望? というか幻滅するかもしれないって出てるのかな?」

ジャン「そんな! 幻滅なんてありえねえだろ?」

クリスタ「うーん、でも、相手に対する気持ちが揺らぐかもしれない場面に遭遇するかもしれない」

ユミル「クリスタが言うんだから間違いないだろ。ジャン、試される時がくるんじゃねえの? 自分の愛に」

ジャン「そうか……分かった。俄かには信じられないが、一応気に留めておく」

クリスタ「私の読み方が間違ってたらごめんね」

ユミル「今度は私を占ってくれ」

クリスタ「え? でもこれって恋占いだよ? ユミル、好きな人いるの?」

ユミル「………いると言えばいるし、いないといえばいない」

クリスタ「曖昧ねえ。まあでもいいよ。占ってあげる」





クリスタ「………『女教皇』の正位置カードだね。ええっと、プラトニックな恋になりそうな感じかな」

クリスタ「でも、2枚目の方が……『塔』の正位置だから……突然の別れがやってくる暗示があるみたい」

ユミル「うっ……突然の別れか。それは嫌だな……」

クリスタ「ねえねえ? 相手は誰? 教えてよ~」

ユミル「やだね。そこは教えない」

クリスタ「ユミル~ずるい~!」





マルコ「ジャン? なんか落ち込んでるみたいだけど大丈夫?」

ジャン「あ? ああ……マルコか。マルコは占いって信じるか?」

マルコ「(大方恋の悩みかな?)ええっと、いい事が出たら信じるし、悪い事は信じないよ」

ジャン「! なるほど。そういう方法も有りだな」

ジャン「そうだよな。気持ちが試されるなんて、そんな事、ねえよな……」

マルコ「? どんな結果が出たのか知らないけど、あんまり気にしない方がいいよ」

ジャン「そうだな。そうするよ」

ジャン(所詮は占いだ。マルコの言う通り、気にするだけ無駄かもな)

ジャン(…………)

ジャン(あああでも、気にしちまう自分の性格が嫌だ! くそ!)

マルコ(……ジャンの葛藤がダダ漏れで可愛いなあ。報われないけど)




これも山もオチもないよ! 終わり。

正直言って、こういう小ネタって、自分でレス立てる程のものではない(ストックもない)から、
小ネタ専用スレが存在するのは有難いので、気が向いたらまた投下する。
他に利用する人いなくても、自分はネタあったら投下するんであしからず。

あ、コテハン推奨ってあるけど、面倒臭いからコテハンは無しで書くね。
コテハンを考えるのが面倒なんで。すまんね。スレ主さんよ。

ちなみに小ネタ専用スレって、この板にここ以外に他にあるん?
見つけ方が足りなかったのか、私は見つけられなかったんだが。
途中で終わっているスレじゃなくて、小ネタ専用ね。
他の板ではよく見かけるけど、
ここの板ではこのスレ使っていいよね? スレが勿体ないから。

>>4とか>>10とか暴走☆腹筋おじさんとか
あんたらは

 他人を クズ とか 基地外 とか 気狂い とか中傷したり
 自分が気に入らない人間がスレ立てたらイヤガラセ書き込んだり荒らしたりする

のが当然の行為と思ってるみたいだね?
少なくとも私は>>7-9に書いたように、ちゃんと明記できる理由の上で「明らかに放置されてるスレをゴミと表現しただけ」でしかない
私が自分から他人を誹謗中傷した事はないよ?

あんたらの ご立派なモラル に脱帽するよ


>>44-45
私もそういうスレあれば立てずに、そのスレに書き込んでたんだけど
これだけ数レスだけのスレが大量にあるのに、そういうスレが1つも見つからなかったんですよね
立て捨てだったり、重複とかの立てミス…そんなのばかり

あと、勘違いしてる人もいるけどコテハンは「推奨」であって必須じゃありません

帰宅したのでPCから改めて小ネタSS投下


■クリスタ「い・た・ず・ら♪」■

クリスタ「だ~れだっ?」

アルミン「クリスタでしょ」

クリスタ「あったり~」

アルミン「いきなりどうしたの?」

クリスタ「何となく?いたずら?してみようかな~って?」

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クリスタ「だ~れだっ?」

コニー「クリスタだろ!どうだ!合ってるだろ!」

クリスタ「あったり~」

コニー「へへっ、俺って天才だからなっ!」

クリスタ「凄いねー……………くすっ」

クリスタ「だ~れだっ?」

ユミル「ふぃふふぁ」

クリスタ「え?」

ユミル「ぷはっ…普通はよ、口じゃなくて目ぇ押さえるんじゃねぇの?窒息しちまうわ」

クリスタ「だって……届かなかったんだもん」

-------------------------------------------------------

クリスタ「だ~れだっ?」

ミカサ「クリスタ…」

クリスタ「あったり~」

ミカサ「どうしてお腹を押さえるの?普通は目を押さえるのでは…違わない?」

クリスタ「だってミカサの腹筋に触ってみたかったんだもん」

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クリスタ「だ~れだっ?」

ジャン「あん?クリスタか?」

クリスタ「あったり~」

ジャン「おまえの手からミカサの匂いがするんだが…」

クリスタ「………キモい」

クリスタ「だ~れだっ?」

エレン「クリスタ」

クリスタ「あったり~」

エレン「……もう手を放してくれ」

クリスタ「だってエレン、目つき悪すぎて怖いんだもん」

-------------------------------------------------------

クリスタ「だ~れだっ?」

サシャ「クリスタですね」

クリスタ「あったり~」

サシャ「あ…あの…て、手を放してください」

クリスタ「だってサシャの胸がどれくらい大きいか確かめたかったんだもん」

-------------------------------------------------------

クリスタ「だ~れだっ?」

アニ「…クリスタ」

クリスタ「あったり~」

アニ「……今、すぐ、手を放しな」

クリスタ「だってサシャとアニ、どっちが大きいか確かめたかったんだもん」

クリスタ「だ~れだっ?」

マルコ「クリスタでしょ?」

クリスタ「あったり~」

マルコ「だよね」

クリスタ「………マルコって見た目も反応も地味だね」

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クリスタ「だ~れだっ?」

ベルトルト「…クリスタ」

クリスタ「あったり~」

ベルトルト「えっと…その…な、何で膝カックンしたの?」

クリスタ「だって全然届かなかったんだもん。座り込んでくれて、やっと届いたよっ」

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クリスタ「だ~…」

ライナー「…」ワクワク

クリスタ「…」

ライナー「…」ワクワク

クリスタ「れもいないから、かーえろっと」

ライナー「」


ヒストリア「だ~れだっ?」


ヒストリア「だ~れだっ?」




ヒストリア「だ~…れ………」



【おわり】

>>46
了解っす。やっぱりそうだよね。私の見間違いじゃなかったか。
小ネタスレ、欲しかったから正直、有難いわ。サンクスです。

3.落とし物(*エレンが普通にエロいです。注意)


廊下に一冊のノートが落ちていました。


エレン「ん? なんだ? このノート………」

エレン「(パラパラ……)うは!? なんだこれ?!」

エレン(キョロキョロ)

エレン(スッ)

エレン(誰のか知らんが、教官に届ける前に便所で詳しくチェックするか)



便所の中。


エレン「長い黒髪が綺麗に描かれている。体の描き方もすげえリアルだ…」

エレン「そんでもって、ポーズがやべえ。こんなエッチなポーズ、想像で描いたんかな。天才だ」

エレン「うーん。こんなに美人の絵を精密にセクシーに絵に描いているとは」

エレン「持ち主は誰だろうな? こいつ、絵の才能あるぞ」

エレン「あとこの女の子の顔、どっかで見たような……」

エレン「………………」

エレン「ぜ、全部のページを見てもいいよな? いいよな? (ドキドキ)」




ジャン「やばい。見つからない…」

マルコ「どうしたの?」

ジャン「いや、何でもない。何でもねえよ」

マルコ「何でもないって顔じゃないよ。ジャン、何か落としたの?」

ジャン「何で分かった」

マルコ「いや、さっきから自分の荷物探しているから、分かるよ」

マルコ「…………………」

マルコ「もしかして、例のらくがき帖、なくしたとか?」

ジャン「(お前は名探偵か!)……まあ、実はそうなんだけど」

マルコ「あちゃー………アレ見つかったら、懲罰もんだよ。ジャン、やばいって」

ジャン「だよな……教官の手に渡る前に何とか見つけないと…」

マルコ「拾った奴がいないかどうか聞いてまわってみようか?」

ジャン「ああ、手分けして探すの手伝ってくれるか?」

マルコ「勿論だよ」

二人はジャンのらくがき帖を探しに行きました。




ライナー「ジャンのノート? らくがき帖? 知らんな」

ベルトルト「僕も見てないよ」

マルコ「そうか…」

コニー「なになに? ジャンのらくがき帖? みてみてえな!」

マルコ「あ、出来れば見つけたら中身見ないですぐに返して欲しいんだけど」

ライナー「ん? 何かまずいものでも描いているのか?」

マルコ「ああ……まあ、ねえ(妄想の絵をたくさん描いてるからね)」

コニー「ふーん、まあいいけど。分かった。見つけたら中身見ないで、渡せばいいんだな(無理だけどww)」

マルコ「出来ればそうして欲しい。ノートの柄は、茶色で、裏側の表紙の下に「ASAKIM」っていう名前を書いてあるから」

ベルトルト「アサキン? なにそれ。ペンネーム?」

マルコ「みたいなもんかな。まあ、あんまりそこは触れないであげて欲しい」

ライナー「分かった。見つけたらそうする」

マルコ「お願いするね」




ジャン「なあ、オレの茶色の表紙のノート、この辺で見かけなかったか?」

ナック「んにゃ、見てないが……おまえ、まさかアレ、無くしたんか?」

ジャン「かもしれない」

ミリウス「ぶは! ご愁傷様………」

ジャン「笑ってないで、もし見つけたら知らせてくれ。お前らもオレの妄想の絵で何度か楽しんだ事あんだろ?!」

ナック「分かった分かった。見つけたらすぐ知らせるよ。(ぷぷぷ)」

ミリウス「ああ。見つけたらな(ぷぷぷ)」





便所の中。

エレン「………………」

エレン「ふう」

エレン「いい絵だった。実にいい絵だった」

エレン「特にこの尻がいい。エロい。何でこんなにエロい臀部が描けるのか。尊敬するぜ」

エレン「…………」

エレン「落し物は原則、教官に届けるのが義務だけど」

エレン「…………これを教官に渡したら、これを描いた人が罰せられるかもしれない」

エレン「それだけはダメだ!」

エレン「これだけの芸術品を、教官に渡してはいけない」

エレン「でもずっとこれを持っていたら、もし誰かにそれを知られたら、オレは変態の烙印を押される」

エレン「それにまだ、ノートは白紙が余っている。絵師には是非、新作を描いて貰いたい」

エレン「………持ち主の手がかりはねえかな」

エレン「あ、裏表紙に名前がある」

エレン「ASAKIM(アサキン)? この絵師の名前かな」

エレン「よし、持ち主を探そう! そして新作を描いて貰うんだ!」






アルミン「……………」

エレン「という訳なんだ。アルミン。オレと一緒に持ち主を探すの手伝ってくれ」

アルミン「いや、それはいいけど。だったら僕にも見せてよ。中身を」

エレン「いいけど、ここじゃまずい。便所に籠って見た方がいいぞ」

アルミン「そんなにすごいの?」

エレン「ああ。オレは素直に感動した。これは素晴らしい作品だぞ!」

アルミン「分かった。じゃあちょっと拝借していいかい?」

エレン「ああ! 楽しんでくれ」


数分後。


アルミン「………」

エレン「どうだ?! 良かっただろ?!」

アルミン「実に素晴らしい絵だった。エレン、これは間違いなく素晴らしい作品だよ!」

エレン「だろ?! これを描いた奴は天才だ! 絶対、正体をつきとめないと!」

アルミン「今頃きっと持ち主は困っている筈だよ。だからきっと、探せば見つかる筈だ」

エレン「ああ、絶対見つけないとな!」


そして更に数分後。


ジャン(ダメだ。他の奴らにも大体声かけたけど、皆知らないって言ってる)

ジャン(男子寮の中で落としたのは多分、間違いないとは思うんだが)

ジャン(聞いてねえのは、残るはあの死に急ぎ野郎と、アルミンくらいだけど………)

ジャン(あいつにだけは知られたくねえ! あのらくがきを……)

ジャン(アルミンに聞くしかねえか……でもアルミンとエレンはよく一緒につるんでるし)

ジャン(アルミンに話したら、エレンの耳にも当然入るだろうな)

ジャン(…………ああでも、あの絵がもしも教官の目にとまったら本気でまずい!)

ジャン(聞くしかねえか!)

ジャン「あ、アルミン……!」

アルミン「ジャン?」

エレン「ジャン……?」

ジャン「その、茶色の表紙の、これくらいの大きさの、ノート………」

ジャン「!!!!」

ジャン「アルミン、その手に持ってるのは……」

アルミン「ああ、実はね! これ、すごい作品なんだ! エレンが見つけてね」

エレン「ああ! ジャン、お前も見たいか? すげえエロい絵がたくさん描いてあったぞ!」

アルミン「まさに「あなたが神か!」っていいたくなるほどの絵師だよ! 僕らの妄想を具現化する力を持っているよね!」

エレン「オレ、この絵師のファンになっちまったよ! お前もこれ見たら、絶対そう思うぞ!」

ジャン「………………」

エレン「ジャン?」

ジャン「あ、ああ……そうなんだ。へー……(やばい。オレが描いたとは言い出しにくい)」

エレン「この絵師って多分、この男子寮の中にいるよな? ジャンも探すの手伝ってくれよ」

アルミン「僕からもお願いする。人の手が多い方がいいし」

ジャン「え? ああ……えーっと」

ジャン(どうしよう。ノートを回収したいんだが、ノートの持ち主を探さないとこいつら納得しないだろうし…)

ジャン(そうだ)

ジャン「あ、オレ、実はその絵師と、友達なんだ」

エレン「!」

アルミン「!」

ジャン「んで、そのノートを借りてたんだけど、無くしちまってたんだよ。わりーな、拾ってくれたんだろ。オレから本人に返しておくから、それ、返してくれよ」

エレン「すげえ! ジャン、そいつと友達なのか。オレにも会わせてくれよ!」

ジャン「そ、それは無理だ!」

エレン「なんでだよ?!」

ジャン「(言い訳……そうだ!)そ、そいつは引きこもりでな、オレの幼馴染で、部屋から出ないし、その……文通でしか今は連絡してねえんだ」

アルミン「それってジャンの実家のトロスト区の友人ってこと?」

ジャン「あ、ああ……まあそんなところだ。(もうそういう設定にしておこう)」

アルミン「なるほど。引きこもりの絵師か。いやでも、これだけの腕があれば、その道でやっていけそうだね」

エレン「ああ。オレ、生まれて初めてファンレターみたいなもん、出したいって思っちまったくらいだぞ」

ジャン「! そ、それはやめてくれ。恥ずかしいだろ……(なに言ってんだこいつ!)」

エレン「? なんでジャンが恥ずかしいんだ?」

ジャン「あ、いや、そうじゃなくて、そんな大したもんじゃねえって話だよ。こいつも、趣味で描いてるだけだし…」

アルミン「アマチュアなの?! それすっごく勿体ないよ!」

エレン「ああ……趣味の範囲でこれだけ描けるなら大したもんだよな!」

アルミン「うんうん、いやでも本当にありがとう! その絵師さんにお礼を言っておいてね!」

エレン「くれぐれも頼むぞ! あと新作描いたら見せてくれ!」

ジャン「…………」

アルミン「ジャン?」

ジャン「あ、ああ……伝えておくよ。じゃあな」











ジャン「………………」

マルコ「ジャン、耳まで真っ赤だけど、大丈夫?」

ジャン「うるせ! あいつの事、普段はムカついてしょうがないのに、何で………」

マルコ「素直じゃないねえ……本当は嬉しいんでしょ?」

ジャン「んなわけねえだろおおおおおお!?」



マルコ「………あ」

マルコ「ちなみに絵師の名前を逆から読むと、ジャンが誰をモデルにエロい妄想絵を描いたか分かるよ」

マルコ「あ? 言わなくても分かるって? それもそうだね(クスッ)」




おしまい。

■13巻54話アナザー■

エレン「今だってアルミンはお前の身代わりになって危険な役目を買ってんだぞ」
エレン「あいつらが心配で、それどころじゃないんじゃねぇか?」

ヒストリア「……ごめん。それが正直よくわk…」

エレン「まぁ、あんだけ自分より可愛くなられちゃあ、お前も女としての立つ瀬がねぇよな」

ヒストリア「………えっ?」

エレン「ま、仕方ないって。お前、目つき悪いしよ?」

ヒストリア「……は?」

エレン「俺も目つき悪いって言われるけど、その俺から見ても結構…だもんな」

ヒストリア「…あ゛?」

エレン「それに比べたらアルミンは、どっちかと言えば優しい顔つきだしな」

ヒストリア「…」

エレン「だから…ま、仕方ないって」

ヒストリア「…」

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--------------------
---------

ジャン「たまたま変態オヤジだっただけで、オマエのせいで目覚めたわけじゃねーよ。な?気にすんなよ」

アルミン「うぅ…うっ…うっ…」メソメソ

サシャ「ぶひゅふ…」プッ

コニー「ぷくく…」プププッ




ヒストリア「………………ザマァ」ボソッ


皆「「えっ?」」

ヒストリア「…どうかした?」



【おわり】

絵師ジャンオモロー

>>65
ありがとう。投下して良かった。
また思いついたら小ネタ投下する。

あと
>>1さんも書いてくれて良かった。書くのは私と>>1さんだけかもしれんが、
このスレは有効利用させて貰おうと思う。

他にも小ネタ書きたい人、いたら投下していって欲しい。読みたい。


皆、いろいろ思うところはあるかもしれんが、ごちゃごちゃ考えすぎだと思う。
ここは小ネタスレだから、小ネタを楽しもう。

小ネタスレなんだから、関係ないレスしないでくれよ。
関係ないレスをする方が荒らしって呼ばれるんじゃないのか?

小ネタ読みたい人にとっては、
邪魔でしかないレスはもうそろそろいい加減にやめて欲しい。
小ネタを投下する人がちゃんと存在する以上、ここは無用のスレじゃない。

基地外言う方が基地外。馬鹿と呼ぶ方が馬鹿。という理屈もある。
もう、揚げ足取りでいたちごっこになるだけだよ。

……っていうか、小ネタ書ける人、そんなに少ないの?
ごちゃごちゃ言ってる人達、それより何かネタ出してよ。
テーマがあればこっちも書きやすいし。
リクエストとか書く方がよほど健康的でいい。

4.人の夢と書いて



その指は私の体をなぞっている。

優しく、愛おしげに。何度も、何度も、何度も、執拗に撫でまわして、私の弱い場所を的確に当てている。

まさにその指使いは天才的。彼は私の体を熟知している。当然だ。一緒に居る時間は、誰よりも長い。他人がつけこむ隙は無い。

私達は繋がっている。精神的にも、肉体的にも。その意志さえも。

だから彼は私の弱いところを全部知っている。そこを責められると、もはや私には何も出来ない。

ただ、預けるだけ。全てを。

ずっとこのままで居られたらいいのに。

でも、有限の時間の中で限られる行いは終わりを告げる。呆気なく。

彼の方が満足したら、もうそれ以上の事は行われないのだ。

「ふう……」

吐息がかかって、満足げに笑った彼の瞳は、美しく。

ずっと見つめていたい。そう、思わされる。

「じゃあ、ここまで」

と言ったら、おしまいだ。ああ、なんて儚い行為。

もっと先に。もっとずっと先まで、彼といきたいのに。

彼は残酷に強制終了して、私を放棄するのだ。

そして私はいつも、その行いの余韻を体に纏うしかないのだ。















ミカサ「……………という夢を見たので、エレン、続きは現実で是非」

エレン「するか馬鹿!!」



おしまい。

そういや、ここってエロネタってどこまでOK?
確認しないで投下してしまった。夢オチだけど、苦手な人いたらすまん。

なんだ。似たようなのあったのか。気づかなくてすまん。
でも向こうはカプ限定だな。じゃあエロ系は向こうで書こうかな。
次からこっちはほのぼの系にするわ。

……って、好きなカップリングの方、途中でSSぶつきれてて、
途中から書き込みにくいなオイ。

投下する時は完成させてから投下ってルールにしないと、
次の人が書き込みにくいな…これ。ぶったぎるの罪悪感だ。

じゃあ、他のスレのリクエスト拾ってきたりしてみるわ。サンクスー。
好きなカップリングの方、上げてきたけど無反応だったらそう解釈するね。

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