ミカサ「私の、大切な人」 (5)



自分が無力だと、あの時思い知らされた

壁が壊されたあの日

私は目の前で喰われるおばさんをただ見ることしかできなかった。


その日から私はエレンを守ると誓ったんだ。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402602931

エレンは私がいないとダメだから、私はエレンのそばにいるの。

私は自分の体を制御できるから、だれよりも厳しい訓練にも耐えられる。

だから私はだれよりも強い。全部、エレンのため。


ずっと、そう思っていた。




エレン「__サ、ッ。_____ミカサ!!」

ミカサ「……エレン」

エレンが、私をのぞき込んでいる。ガタガタと揺れるここは、__あぁ、今は壁外調査の帰りだ



エレン「おい!後少しで壁の中だそれまでッ__!!」



そして、私は失敗したんだ。



エレン「死ぬなよっ!!」



あの人を庇って



アルミン「ミカサ、どうして僕をッ!」



アルミンを助けて


いつもと変わらない日、そのはずだった。


いつもと同じように私はエレンと同じ班で、いつもと同じように馬を走らせていた。


いつもよりほんの少し巨人との遭遇が多かっただけ。


それがたまたま奇行種が多くて、8匹ぐらい私に向かってきた。それだけ


ただアルミンが少し危なかっただけ。



アルミンが巨人に掴まれた

それを見た瞬間、私はガスを噴射していた。

感情が、制限できなかった。

このSSまとめへのコメント

1 :  夢欄々神♥癒蘭♪   2014年06月16日 (月) 19:28:51   ID: fToWk39v

みかさぁ(泣)

2 :  夢欄々神♥癒蘭♪   2014年06月16日 (月) 21:25:10   ID: fToWk39v

みかしゃあ…(っд;*)
あるみんん…(泣)

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