獣の巨人「その手に持ってるやつ…」
ライナー「……」
オナホ「」
エレン「お、おおおおおおおい! ライナー!! それは何なんだぁぁぁぁぁぁ!!」ガタガタッ
クリスタ「お、お願いライナー!! それは何なのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」ガタガタッ
ジャン「おい! 早く言わねぇとそいつが暴れだすだろ!! 早くしろぉぉぉぉ!!」ガタガタッ
コニー「う、うああああああああああ!!! もう駄目だぁあぁあぁあぁあぁあ!!」ガタガタッ
サシャ「や、やああああああああああああああああ!! 死にたくないですぅぅ!!」ガタガタッ
教官「た、頼む!! ブラウン訓練兵!! 答えろ! 答えてくれぇぇぇぇぇぇ!!」ガタガタッ
ライナー(ち、ちくしょおおおお!! なんで…なんだってこんな事に…!!)
ライナー(なんだってんだ…! 何がどうなってやがるんだ!!! うああああ!!)
ライナー(俺が…俺が悪いのか!? それともこの猿野郎が悪いのか!?)
獣の巨人「…早く教えろよ」
ライナー(………なんだよ、この状況………)グスッ
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30分前 食堂
アルミン「…あー 休日なのに暇だね」
ライナー「ああそうだな フランツの様に彼女でもいれば違うんだが」
ベルトルト「彼女か クリスタなんていいよね」
アルミン「クリスタか そうだね」
ライナー「あ、ああ! クリスタとなら、もう結婚でも…!」
ベルトルト「はは… ちょっと気が早すぎるんじゃないかな…」
ライナー「な、なにを! …ん?」
ライナー(…外を歩いているのは…クリスタじゃないか…?)
ライナー(し、しかも私服じゃないか!! スカート! 生足! うおぉぉ!!)
クリスタ「きゃあ!」ビュウウウ!!
ライナー「!!!」
ライナー(み、みみみ…見えた! 見えた!! 見えたぞおい! おおおい!!)
ライナー(見えたよな! 幻か!? いや違うっ!! あ、あれは…あれは!!!)
ライナー(ピ、ピンクの…ピンクのチェックだ!! ピンクのチェックのフリルパンツっ!!)
ライナー(うおっ! うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!! うがああああああ!!)フゴー! フゴー!
アルミン「ラ、ライナー…? どうしたの? 鼻息荒いよ?」
ベルトルト「なんか目も血走ってるし… 大丈夫?」
ライナー「…あ、ああ 大丈夫、大丈夫だ!! 大丈夫に決まってる!!!」
ライナー「…そ、そうだ! ちょ、ちょっと用事を思い出したぞ! ははは!」スクッ
アルミン「…何処へ行くの?」
ライナー「あ、ああ! ちょっと用事だ用事! すぐ戻るさ…!」タタタッ!
ベルトルト「…一体どうしたんだろうね?」
アルミン「うん…」
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男子寮
ライナー「……あった!」ゴソゴソッ
オナホの箱「」
ライナー(ふ、ふふふ… 気の迷いでつい買っちまったが…ついに開封する時が…!)
ライナー(最近忙しくて…買ってからまったく使う機会がなかったんだが…)
ライナー(今日は休日…しかも最高のオカズもあるときた…! やるなら今! 今だ!!)
ライナー「…!」
ライナー(おっと…ここじゃマズいな… 誰か入ってくるかもしれない…)
ライナー(トイレ…いや、それも駄目だ… 誰か来たら気が散るだろう…)
ライナー(…!! そうだ…寮の裏なら…誰も来ないだろう…!)
ライナー(ふ、ふふ… みなぎってきたぞぉぉぉぉぉぉ…!)
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男子寮の裏
ライナー(…よし! 見込みどおり…誰も居ないし…来る奴も皆無だろう…)
ライナー(そ、それでは…早速、箱から…!)ゴソゴソッ
オナホ「」
ライナー(ほ、ほぉぉ…! こうなってるのか…! 随分…柔らかいんだな…!)
ライナー(ん…? なんだ、このドロッとしたのは… 説明書説明書…!)ゴソゴソッ
ライナー(…なるほど! こいつを付けて使えって事なんだな! そりゃそうだよな! ははっ!)
ライナー(…よし! たっぷり塗ったぞ…! さ、さぁ…! やって見るか…!)ガチャガチャ!
「――待った」
ライナー「――っぇあ!!?」ビックゥゥ!!
ライナー(…なっ! なな…なっ!? だ、誰か…誰かいやがったのか…!!?)
ライナー(う、嘘だろ…! こ、こんな所…見られたら…! あ、ああ…!!)
ライナー(い、一体誰だ…! コニーあたりならなんとか誤魔化せ…)チラッ
獣の巨人「…それは何て言うんですか?」
ライナー「――っぼ!? ぼはっ!? え、何!!? ほぎゃああああ!!?」ビックゥゥ!!
ライナー(!!!? きょ、巨人…巨人!? え!? 巨人!?)
ライナー(え…は!? 巨人が…はぁ!? なんで居やがるんだよ…!)
ライナー(し、しかもこいつ…言葉を喋ってやがるぞ…! え!? なんで!!?)
獣の巨人「その手に持ってるやつ」
ライナー(んん!? んんん!? 手、手に持ってるって…)
オナホ「」
獣の巨人「うーん …同じ言語のはずなんだが… 怯えててそれどころじゃないのか…」
獣の巨人「まぁいいや 持って帰れば」スッ ヒョイ!
ライナー「!!?」
ライナー(こ、こいつ…お、俺のオナホを奪うつもりか…!!? ふ、ふざけるんじゃないぞ!!)
ライナー「ちょ…! だ、駄目だ駄目だ!! まだ一回も使ってないんだぞ!! 返せ!!!」
獣の巨人「…やっぱしゃべれるじゃん」
ライナー「お、おい!! さっさと返せと言ってるんだ!! amazonで3000円もしたんだぞ!!」
獣の巨人「…あまぞん? そんなのもあるのか…」
ライナー「い、いいから返せ…!! 早く返しやがれ…!! おい! 返せよおい! 返せっ!!」
獣の巨人「……」耳カリカリ
ライナー「て、てんめぇぇぇ!! 馬鹿にしてやがるのか!? このエテ公、ぶっ飛ばして…」ギリッ…
「きゃ、きゃああああああああああああ!!!?」
ライナー「っん!!?」バッ!
クリスタ「え…えぇぇぇ!!? な、なんで…なんで巨人が! いやあああ!!?」ガタガタッ
エレン「お、おい… なんの騒ぎ…あ、ああああああああああああああああ!!?」ガタガタッ
ジャン「なんだようるせぇ…な!? わああああああああああああああああ!!?」ガタガタッ
コニー「おーい そっちにボールがぁぁぁあああああああああああああああ!!?」ガタガタッ
サシャ「パァン! パァンパぁぁぁああああああああああああああああああ!!?」ガタガタッ
教官「…貴様ら ……何をさわ…さわ…あああああああああああああああ!!?」ガタガタッ
ライナー「―あ! ああ!! うああ…!!!!?」
ライナー(あ、あああ…!! み、皆が騒ぎを聞きつけて…集まってきやがった…!!)
ライナー(う、うぁぁ!! こ、これじゃ巨人になって…ぶちのめす事が…出来ん…出来んぞ…!!)
ライナー(ク、クソっ! クソッたれ!! こ、これじゃ…オナホは諦める…諦めるしかないっ!!)
ライナー(…むしろ、さっさと持っていってくれた方が助かるっ!! こんな状況で返されても…!)
獣の巨人「ほら」ポイッ
ライナー「―う、うわ!」パシッ
ライナー(…っえ!? か、返してくれた…!? え、今? はっ!?)
獣の巨人「返すけどさ …それの名前教えてくれない?」
ライナー「は…!? はぁ!? え、いや…持ってってもいいぞこれ!!」
獣の巨人「いや、いいよ つーか持って帰ってもわからなそうだし」
獣の巨人「だからさ それの名前だけも教えろよ」
ライナー「――!!!?」
ライナー(な、名前…!? 名前を言えってのか…!!? こいつらの前で…!!?)
獣の巨人「…あとさ 教えてくれないと…暴れるからな」
ライナー「――!!!!???」
エレン「ラ、ライナーーー!! な、何なんだよそいつはぁぁぁ!!!」ガタガタッ
ジャン「いまそいつ…暴れる…暴れるっていったぞぉぉぉ!! うああああああああ!!!」ガタガタッ
コニー「お、おおおおいい!! ライナー!! その手に持ってる奴の名前を言えばいいんだろぉぉ!!?」ガタガタッ
クリスタ「ライナーーー!! は、早く答えて…答えてあげてぇぇぇ!!!」ガタガタッ
サシャ「ひぃぃぃぃぃぃ!! 私まだ…まだ死にたくありませぇぇぇぇん!!」ガタガタッ
教官「ブ、ブラウゥゥゥゥゥン!! く、訓練兵団の命運は貴様にかかっているんだぞぉぉぉ!!」ガタガタッ
ライナー(あ、ああ…ああああ!!!!)ガタガタッ
獣の巨人「…ほら さっさと教えろよ」
ライナー「……」
オナホ「」
ライナー(う、うぅぅぅ!! な、なぜ…何故なんだっ! 何故なんだよっ!!)
ライナー(お、俺はただ…ただちょっとシコろうとしただけじゃないか…!!)
ライナー(誰だってある事だろ…! ちょっとシコる事くらい…あるだろうがっ!)
ジャン「お、おおおい 早く答えてくれぇぇぇぇぇ!!」
サシャ「ライナーーー!! お願いでぇぇぇぇぇす!!」
ライナー「ぐぬっ…!」
ライナー(し、しかしだ 俺にこいつらの命運がかかっているのも事実…!)
ライナー(いつまでも…いつまでも愚痴っていてはいられんぞ…!)
ライナー(ふ、ふふ… 幸い…幸いにだ…! このエテモンキーはオナホの事を全く知らない…!)
ライナー(ここは… そうだな…!)
ライナー「…わかった 教えてやろう ただし、教えたらさっさと帰ってもらうぞ!」
獣の巨人「あーわかったわかった 早くしろよ」
ライナー「…これはな、ちくわと言うんだ」
ライナー(ははは… 名前はおろか、何なのかも知らないんだ… 確かめようがないだろっ! さぁ、森へお帰り…!)
獣の巨人「…へー ちくわっていうのか」
ライナー「あ、ああそうだ! ちくわだ! ちくわなんだよっ! さぁ帰れ!」
獣の巨人「…おい そこのお前」
サシャ「ひ、ひぃぃぃ!?」ビックゥゥ!
獣の巨人「これ こいつの持ってるの ちくわって言うのか?」
ライナー「―!!?」
サシャ「…え…!? えぇ…!? ち、違います! ちくわじゃありません!!」ビクビクッ
ライナー「―はぁっ!!!??」
エレン「あ、ああ! それは違う! ちくわじゃねぇ!!」ビクビクッ
コニー「そうだっ! それはちくわじゃねぇ!!」ビクビクッ
ジャン「お、おいライナー! なんでそんな嘘ついてるんだよぉ!!」ビクビクッ
クリスタ「う、嘘なんてついたら…その巨人が暴れちゃうよぉ!!」ビクビクッ
教官「ブラウゥゥゥン!! き、貴様! 私たちの命など、どうでも良いと思っているのかぁぁ!!」ビクビクッ
ライナー(ま、待てぇぇぇぇ! ちょっと待てぇぇぇぇぇ!!)
ライナー(今! 口裏合わせて…ちくわだって言ったら…帰ってくれてただろ!!)
ライナー(今その純粋さは必要ないだろ!! それとも恐怖で…頭が回ってないのか!?)
獣の巨人「…お前 嘘ついたのか?」
ライナー「ひぃえ!? え、いや…!」汗ダラ
獣の巨人「…ォォォォォォオオオオオオオオオオオオオ゛オ゛オ゛!!」
ライナー「ひぃぃぃぃぃっ!?」
エレン「わあああああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
ジャン「ひゃああああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
コニー「っぱああああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
サシャ「にゃああああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
クリスタ「いやあああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
教官「きゃあああああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
獣の巨人「オ゛オ゛オ゛オオオォォォォ……次嘘ついたら暴れるからな」
ライナー「っひ! ひぃ!!」ビクビクッ
エレン「ああああああ…あ、ああ! こ、怖ぇえ! すげぇ怖ぇぇ!!」ガタガタッ
ジャン「ラ、ライナァァァァァァ!! アホォォ!! もう嘘つくんじゃねぇぞ!!」ガタガタッ
コニー「ひ…ひぃえ!! 無理! もう無理!! 無理だって!!」ガタガタッ
サシャ「あ、ああああああ…! 腰…腰が…ぁぁぁ!!」ガタガタッ
クリスタ「ひぃぃぃ…ぃぃ! だ、誰か助けてぇぇぇぇぇぇぇ!!!」ガタガタッ
教官「ブ、ブ、ブラウゥゥゥン!! 貴様! ちゃんと答えろぉぉぉぉ!!!」ガタガタッ
獣の巨人「…ほら はやく本当の名前言えって」
ライナー(…ば、馬鹿野郎! む、無茶苦茶怖いじゃないかっ! 何だこいつ! 怖い!)
ライナー(こ、これは…もう嘘なんて言ってられん…!! オ、オナホールと言うしかない!)
ライナー(し、しかし…幸いに、幸いにだ! …どうやらエレンたちはオナホの事を知らないみたいだ!)
ライナー(なら…ならまだ何とかなる…! いずれオナホを知ったとしても…それはもう遠い過去の話だろう!)
ライナー(言える…言えるぞ…言ってやるさ…言ってやるぞ、このサド猿が!!)
獣の巨人「…言わないのか 暴れるぞ」
ライナー「ま、待て! 言う! 言うぞ…こ、これはな…オナホールと言うんだっ!!」
獣の巨人「…へー オナホールっていうんだね」
エレン「オ、オナホール…!? なんだそれ…!? 皆、知ってるか!?」ガタガタッ
クリスタ「わ、私は知らないよ… そ、そんなの初めて聞いた…!」ガタガタッ
サシャ「え、ええ…!? ま、また…またライナーが嘘ついてるんじゃ…ないですか…!?」ガタガタッ
ジャン「お、おおおおおい!! ライナーてめぇぇぇ!! また嘘ついてんのかよぉ!!」ガタガタッ
コニー「ラ、ライナァァァァァァ!! どういうことだよ! オナホールなんて知らねぇぞ!!」ガタガタッ
教官「ブラウゥゥゥゥゥン!! 貴様…! 貴様…!! また嘘かぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ガタガタッ
ライナー「――っえぇ!!!? お、おいみんな…こ、これは本当に…ひっ! ひぃぃ!」
獣の巨人「…ォォォォォォオオオオオオオオオオオオオ゛オ゛オ゛!!」
エレン「なあああああああああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
ジャン「ほぎゃあああああああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
コニー「っさああああああああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
サシャ「みゃああああああああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
クリスタ「やぁあああああああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
教官「しゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!」ガタガタッ
獣の巨人「オ゛オ゛オ゛オオオォォォォ……いい加減にしろよ」
ライナー「ひゃ…ひゃい! わ、悪かったです…! すいませんでしたっ!」ガタガタッ
エレン「ああああ…ぇっほ! げほ…! あああ…こ、怖ぇぇぇぇ! むっちゃ怖ぇぇええ!」ガタガタッ
ジャン「ライナァァァァァァァァ!! ふざけんじゃねぇぇぇぇぇぇ!!」ガタガタッ
コニー「マ、マジでいい加減にしてくれぇぇぇ!! も、もう無理だぁぁぁぁ!!」ガタガタッ
サシャ「あ、ああああ…あああああ…! た、立て…立てませぇん!!」ガタガタッ
クリスタ「あああ…ぁぁぁ…ユ、ユミルゥゥゥゥ! ユミルゥゥゥゥゥ!!」ガタガタッ
教官「ブゥラウゥゥゥゥゥン!!! 貴様ぁぁ何考えてるんだぁぁぁぁぁぁ!!!」ガタガタッ
獣の巨人「…どうも信じられないな お前」
ライナー「っえ!? い、いや…! その…」
獣の巨人「…じゃあさ そこに落ちてる箱 なんて書いてあるか読めよ」
ライナー「!!!?」
獣の巨人「お前が手にもってるやつが入ってたんだろ?」
ライナー(箱…! 箱だとぉぉぉぉぉ!!!?)
箱『最近、妹が添い寝を求めてきて困っています。』
ライナー(ば…馬鹿っ! 馬鹿野郎っ! こんなもん…言えるわけないだろぉぉぉ!!!)
獣の巨人「お前が言ったあと 他の奴にも読ませるからな」
ライナー「は、はぁぁぁ!!!?」
獣の巨人「だって信じられないもの お前」
ライナー「い、いや…! ちょ、ちょっとそれは…!!」
獣の巨人「そこのお前 こっちきて」
クリスタ「ひ! ひぃぃ!? わ、私ですか…!?」ガタガタッ
ライナー「!!? なっ!? え…い、いや…! ちょっと!!」
エレン「ライナァァァァァ!! 何ためらってんだよおぉぉぉぉぉい!」ガタガタッ
ジャン「おぉぉぉう! そうだぜぇぇぇぇぇ!! 読むだけだろがぁぁぁぁ!!」ガタガタッ
コニー「も、もう勘弁してくれぇぇぇぇ!! 早く帰ってもらってくれぇぇぇぇ!!」ガタガタッ
サシャ「わ、私からもお願いしまぁぁぁぁぁす! もう…無理でぇぇぇすっ!!」ガタガタッ
教官「ブラウゥゥゥゥン!! さっさと読めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」ガタガタッ
獣の巨人「ほら 読めよ」
ライナー「最近…妹が……い…………ます。」ボソッ
獣の巨人「え? いま言った?」
ライナー「い、言った! 言ったぞ!」
獣の巨人「聞こえなかった もう一回」
ライナー「最近…妹……寝……て……ます。」ボソッ
獣の巨人「ォォォォォォオオオオ…」
ライナー「う、うわっ!! 言う! 言うから!! 最近、妹が添い寝を求めてきて困っています。!!」
エレン「…は、はぁ!? なんだそりゃ! お前に妹なんていたのかよっ!?」ガタガタッ
ジャン「またか!? またふざけてんのかぁ!? いい加減にしろよおい!!」ガタガタッ
コニー「ああああ!! もう助けて! 助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」ガタガタッ
サシャ「いやああああ!! ま、また嘘! また嘘ですよぉぉぉぉぉぉぉ!!」ガタガタッ
教官「ブラァァウゥゥゥン!! き、貴様はこの期に及んでもまた嘘かぁ!!」ガタガタッ
獣の巨人「…お前 読んでみて」
クリスタ「―は、はいっ! さ、最近、妹が添い寝を求めてきて困っています。…」ビクビク…
エレン「はああああ!? ほ、本当にそんな名前なのかよっ!? おおおおおい!!」ガタガタッ
ジャン「おいおい何なんだよ!! ライナー! オナホールって何なんだよぉっ!!」ガタガタッ
コニー「無理っ! 無理だぁぁぁぁ!! 次吼えられたら漏らしちまうぞぉぉぉ!!」ガタガタッ
サシャ「そ、添い寝ぇぇぇ!? 妹と添い寝ってどういう事ですかぁぁぁぁぁぁ!!」ガタガタッ
教官「気、気でも狂っているのかブラウゥゥゥン!! なんだその名前はぁぁぁ!!」ガタガタッ
ライナー(う…うぅぅ…)
獣の巨人「…嘘は言ってないみたいだね」
ライナー「―! お、おう! そうだ! 嘘なんかじゃないぞ!! さぁ帰ってくれ!」
獣の巨人「…あのさ それ、どう使うの?」
ライナー「は、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!? 約束が違うだろ!!」
獣の巨人「いいだろ別に 教えろよ」
ライナー(こ、このインチキオラウータンがぁぁぁぁぁぁぁ!!!)
ライナー「や、約束は約束だっ! さぁ帰れ! もう教える事はないっ!!」
獣の巨人「…ふーん」ヒョイッ
ライナー「ちょ…お、おい! 箱なんかつまみ上げて何するつもりだ!」
獣の巨人「…箱の中に何か入ってるね 紙かな」
獣の巨人「…読めねーけど 絵が描いてあるな」
ライナー「!!!?」
ライナー(あ、あれは説明書…!! あ…あれには…あれにはオナホの使い方が…!)
獣の巨人「…へー 股間に当てて使うみたいだね それ」
ライナー「!!!!!???」
エレン「こ、股間…!? 股間に当てて使うのかよそれ!! おおおおい!!!」ガタガタッ
ジャン「おおおおおおい!! 股間に当てて使うもんなんてしらねーぞぉ!!!」ガタガタッ
コニー「な、なんでもいいよもう! 早く帰って! 帰ってくれぇぇぇぇ!!!」ガタガタッ
サシャ「こ、股間に当てて使うって…一体なんなんですかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ガタガタッ
クリスタ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! もういやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ガタガタッ
教官「ブラウゥゥゥゥン!!! 尿瓶か! 尿瓶の類かあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ガタガタッ
獣の巨人「……ちょっとさ やってみせてよ」
ライナー(ほらきたぁぁぁぁぁぁぁ!!! このクソ猿! 無理に、決まってんだろぉぉぉ!!!)
獣の巨人「…やらないと 暴れるからな」
ライナー「い、いや! や、約束は…約束はぁぁぁ!?」
獣の巨人「…いいだろ別に ついでだろ」
エレン「あ、わああああああああああああ!! ライナー!! やってくれぇぇぇ!!」ガタガタッ
ジャン「ああああ! 俺たちも耐えられねぇぞぉ!!!! ライナー! やってくれぇぇぇ!!!」ガタガタッ
コニー「頼む! 頼むぞライナァァァァァァァァ!! 俺たちを助けてくれぇぇぇぇぇ!!!」ガタガタッ
サシャ「お願いしますお願いしますお願いしますライナァァァァァァァ!!!」ガタガタッ
クリスタ「た、助けてぇぇぇぇぇぇ!!! 助けてライナァァァァァァァ!!!!」ガタガタッ
教官「ブラウゥゥゥゥゥゥン!!! 命令だ! やれ! やるんだぁぁぁぁぁ!!!」ガタガタッ
ライナー(ば…馬鹿…馬鹿野郎…!!! 出来るかそんなもんっ! やれと言われて出来る事かっ!!)
ライナー(く、クソ…クソッタレェェェェ!! …っは!? そ、そうか! こうすれば…!!)
ライナー「ほ、ほら! オナホールを股間に当てたぞ!! こう使うんだ…!」
獣の巨人「…いや 違うだろ 絵ではズボンっての? 脱いでるぞ」
ライナー(畜生…! ド畜生が…!! こいつは根っこまでド畜生だっ!!!)
獣の巨人「あとこれは…多分下着もかな 脱げよ」
ライナー(アホ野郎!!! 下らない所で頭まわすんじゃあないっ!!!)
獣の巨人「で…へー 何これ? 性器入れるの? 面白いこと考えるなー」
ライナー(ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!)
獣の巨人「…ほら 早くしろって」
ライナー「い、いや…! ま、待てよおいっ!! 流石にそこまでは…!!」
獣の巨人「…暴れるぞ」
エレン「う、うあああああああああああああああああああああ!!!」ガタガタッ
ジャン「ライナァァァァァァァァァァァァァァァ!! 早く脱げぇぇぇ!!!」ガタガタッ
コニー「だああああああああああああああああああああああああああ!!!」ガタガタッ
ライナー「ほ、ほら! 脱いだぞ!!!」ガチャズル
獣の巨人「…ズボンだけじゃん パンツも脱げよ」
ライナー「い、いや…いや、それは…!!」
獣の巨人「そのあとそれに性器突っ込むんだろ? やらないと…暴れるぞ」
サシャ「なああああああああああああああああああああああ!!!!」ガタガタッ
クリスタ「い、いやあああああああああああああああああああ!!!!」ガタガタッ
教官「ブラウゥウウウウウウウゥゥゥゥゥゥウン!! やってくれぇぇぇぇ!!!」ガタガタッ
獣の巨人「…なんだ 脱がないの?」
ライナー「……」
エレン「ライナァァァァァァァァァァァァァ!! やってくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」ガタガタッ
ジャン「お、俺たちを…俺たちを見捨てないでくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」ガタガタッ
サシャ「ライナー! お願いします! お願いしますよライナァァァァァァァァ!!!!」ガタガタッ
コニー「っひゃあああああああああああ!! 次来たら終わりだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ガタガタッ
クリスタ「ライナァァァァァァァァァァァァァァァァァ!! 助けてぇぇぇぇぇ!!!!」ガタガタッ
教官「ブラウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!! 意地を見せろ! 見せるんだぁ!!!!」ガタガタッ
ライナー(…なんだ…何なんだ…一体 俺が…俺が何をしたって言うんだ…!!!)
ライナー(ただ…ただちょっと…ちょっとシコシコっとしようとしただけじゃないかっ!!!)
ライナー(あ、ああああ…お、俺は…俺はついさっき…クリスタのパンチラを見てたはずだ…!!)
ライナー(なのに…なのに今は! ……クリスタに…俺のシコり姿を見せようとしてやがる……!!)
ライナー(しかもオナホでだ…オナホでだぞ! 致命傷だ…! いや、社会的には即死だ!!)
ライナー(た、例えオナホを知らなくても…シコったら解るだろ 何なのか解るだろぉぉ!!!)
ライナー(いやもうオナホとかそんな問題じゃないっ! 人前でシコるとか…死んだも同然じゃないかっ!!)
ライナー(う、うぁぁぁぁぁ!! クソっ! クソクソっ! 泣けて…泣けてきやがったぁぁ!!!)グスッ
ライナー(お、俺は戦士…戦士なのにオナホ…オナホで戦死…うあぁぁぁぁぁぁ!!!!)グスグスッ
獣の巨人「…どうした? 手伝うか?」
ライナー「うるせぇぇぇぇぇんだよ! 手長猿ぅぅぅぅぅ!!!!」グスグスッ
獣の巨人「ほら 脱げって」グイグイッ
ライナー「や、やめろぉぉぉぉ!! パンツを引っ張るなぁぁぁぁ!!」グスグスッ
ライナー(だ、誰か…誰か…誰か誰か誰か!!!)グスグスッ
ライナー(誰か…助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!)グスグスッ
「ラ、ライナー!! な…何してるんだライナー!!!」
ライナー「!!!」
ライナー「べ、ベルトルトォォォォォ!!!」グスグスッ
ベルトルト「ラ、ライナー!! …っは!? な、きょ、巨人!? 何してるんだライナー!!」
獣の巨人「…脱がないんだね へーそう …ォォォォォォォォォォォォォォォ」
コニー「う、うあああああああ!? ほ、吼える体勢に入ったあああああああああああああ!!!」ガタガタッ
ライナー「ベルトルトォォォォォ!!! た、助けてくれぇぇぇぇぇ!!!」グスグスッ
エレン「あ、あああ…く、来る! 来るぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」ガタガタッ
ベルトルト「ライナー!! っえ!!? な、何だよこれは!? うるさいよ! ライナー!!!!」
クリスタ「い、いやあああああああ!! 怖いよぉぉぉユミルゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」ガタガタッ
ライナー「ベルトルトォォォォォォォォォォォ!!!!」グスグスッ
ジャン「だああああああああああああ!! ライナーァァァァ!! 脱げぇぇぇぇぇ!!!」ガタガタッ
ベルトルト「ライナー!! いや、みんなうるさいよ!! 聞こえないじゃないかっ!!」
サシャ「にゃああああああああああああああ!! 嫌ですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」ガタガタッ
ライナー「ベェェェェルッ!! トォォォォルッ!! トォォォォォォォォ!!!!」グスグスッ
教官「ぢゃあああああああああああああああ!! ブラウゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!」ガタガタッ
ベルトルト「答えろライナー!! ど、どうい…うるさい! うるさいんだよ! ライナァァァァ!!!!」
獣の巨人「ォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛」
ベルトルト「おいライナうわ怖ええええええええええええええええええええええ!!!!」ガタガタッ
コニー「ッなあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」ガタガタッ
ライナー「ベルトルトォォォォォ!! こ、こんな事になってすまなぁぁぁいっ!」グスグスッ
教官「ぶぅううううううううううううううううあああああああああああああああああああああああ!!!」ガタガタッ
ベルトルト「うわああああああああああ怖ええええええええええええええええええええええ!!!」ガタガタッ
獣の巨人「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛」
エレン「ろおおおおおおおおんろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ガタガタッ
ライナー「俺はぁぁぁぁぁぁぁ!!! 戦士として、生きたいたああああああああああい!!!」グスグスッ
クリスタ「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ガタガタッ
サシャ「ぬたああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ガタガタッ
ライナー「こんな所でぇぇぇぇ!! 公開オナニーなんざしたくなああああああああい!!!!」グスグスッ
ジャン「びゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ガタガタッ
サシャ「ああああああああああああああああなんばああああああああああああああああ!!!!!」ガタガタッ
ライナー「綺麗なぁぁぁぁ!! 体で故郷に帰りたああああああああああああああい!!!!」グスグスッ
獣の巨人「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛」
ジャン「ああああああああああああうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ガタガタッ
コニー「ああああああああえっほ! ごほっ! っぱああああああああああああああ!!!!!!!」ガタガタッ
ライナー「だからあああああああ!! 勝負はいまああああ! ここで決めるうううううう!!!!!」グスグスッ
ベルトルト「ずぅああああああああああああがみああああああああああああああああ!!!!!」ガタガタッ
クリスタ「あいいいいいいいいいいいいいいいいいいユミルうううううううううううううううう!!!!!!」ガタガタッ
エレン「だあああああああああ助けてええええええええええええええええええええええ!!!!!」ガタガタッ
ライナー「アニとおおおおおお!!! クリスタにいいい! よろしくいってくれえええええ!!」グスグスッ
教官「らああああああああいらいらああじゃぱああああああああああああああああああ!!!!!」ガタガタッ
教官「ああああああああ駄目だあああああ駄目だああああああああ駄目だああああああああああ!!!!!」ガタガタッ
ベルトルト「あああああああああああああああ怖えええええマジで怖えええええええええええええ!!!!」ガタガタッ
ライナー「それじゃああああ! この猿にいいいいい! 巨人のおお!! 恐ろしさをおおお!!!!!」グスグスッ
エレン「ええええええええええミカサあああああああああああああああああああああああ!!!!!」ガタガタッ
ジャン「死にたくねええええええええええやだああああああああああああああああああああああ!!!!」ガタガタッ
獣の巨人「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛」
コニー「ああああああああああああ無理無理無理無理無理ぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃい!!!!!!!」ジョワアアッ
ライナー「見せてえええええええええええ!! やるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅガリッ!!!!!!」
サシャ「あああああああああああ父さああああああああああああああああああああああああ!!!!」ガタガタッ
クリスタ「ううううううううううううユミルううううぇ! うぇぇぇ! うなああああああああ!!!!」ガタガタッ
カッ!!!
アルミン(その日、獣の巨人が鎧の巨人によって突き飛ばされた…)
アルミン(しかしその後、案外強かった獣の巨人に一方的にボコボコにされた鎧の巨人は…)
アルミン(ピンク色の物体を手に持った獣の巨人に追いかけられながら…)
アルミン(死に物狂いで遥か地平線の彼方へと走り去っていった)
アルミン(そして、絶叫を続けるエレンたちの傍らでは…)
アルミン(『最近、妹が添い寝を求めてきて困っています。』と書かれた何かの化粧箱が…)
アルミン(静かに… ただ静かに… そっと横たわっていた…)
おわり
以上です
読んでいただいた方々、本当にありがとうございました
前回はベルトルト「giant steps」というssを書いたので、読んでもらえると嬉しいです
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