万引き自慰メン「少しいいかな?」シコシコ
男「な・・・」
男(何だコイツ・・・ッ!?)ズザッ
万引き自慰メン「ちょっとそのポケットの中身を見せてもらっても・・・いいかな?」シュッシュッシュッ
男(ひ・・・公衆の面前でオナニーをッ!?イカれているのか・・・この状況で・・・)
男(い・・・いやッ!!)バッ!!
JK1「でさー」キャハハ
JK2「マジ?ウケるwwww」
ホームレス「今日の晩飯は・・・」ブツブツブツ
男(皆・・・気づいていないのか!?)
ギャハハハハハハハ!!!
男「!!」
ヤンキー1「でよー、そこで岡崎のヤツが・・・」
ヤンキー1「・・・あ」
ヤンキー1「見ろよあいつ・・・Gメンに捕まってやがるぜ」
ヤンキー2「あーあ、ついてねーな・・・」
ヤンキー3「ちょ、俺あのGメンに会いたくねーわ。また痛い目に遭うぜ」ダッ
ヤンキー2「お、おい待てよ」ダッ
タタタタタタタ…
男「」
男(こ・・・このオナニー男、Gメンなのかッ!?)
男(しかも痛い目って・・・え!?Gメンって殴ったりしない・・・よな?)
万引き自慰メン「ポケットを・・・」ズイッ シコシコ
男「!!!」
男(や・・・やべェェ~~ッ!食材エリアに近づいたのがマズかったか・・・!)
男(くッ・・・こんなキチガイに俺が気おされているッ!こんなカスみたいなヤツにこの俺がッ!!)
万引き自慰メン「」シコシコシコシコ シュッシュッシュッ
男「・・・ッ!!!」ギリ…
男「に・・・ッ!逃げるんだよォォーーーッ!!!」ダッ!!!
万引き自慰メン「!」
万引き自慰メン「させるか・・・ッッ!!!」
グッ!!
シコシコシコシコ
シコシコシコシコシコシコシコシコ
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ」
万引き自慰メン「うううおお~~~ッ!!」シコシコシコシコシコシコシコッ!
万引き自慰メン「どるァァアァアアアッ!!!」グッ!!
ドピュゥゥゥウウウウウウッ!!!!!
精液「」ゴォオッ!!!
男「!?な・・・ッ」
ドギャァァァアアアアアアアッッッ!!!!
男「ぐあばああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」ベギベギベギベギ!!!
男(精液をぶっかけた・・・!?何だこの破壊力はッ!?肋骨が砕けているッ!!!)
男「うぎゃぁぁぁああああッ」ドザァア!!!
男「がフッ・・・」ゴトッ
万引き自慰メン「・・・」
万引き自慰メン「」ザッ
ザッ ザッ ザッ ザッ…
パチ…
男「・・・」
男「」ハッ!!
男「」ガバッ!!!
万引き自慰メン「!」
万引き自慰メン「気が付いたのか」
男「お、お前は変態オナニー男ッ!!!」
万引き自慰メン「人聞きが悪いな」
男「け、警察に通報してやるぞ・・・」
万引き自慰メン「通報されるのはそっちじゃあないのか?ポケットにシャーペン突っ込んでたよな?」
男「う・・・」ギクッ
万引き自慰メン「全く・・・少しだけ挙動不審だったから声をかけてみたんだが・・・」
万引き自慰メン「やはり『見えて』いたんだな」
男「・・・?」
万引き自慰メン「・・・たかが万引きだと思っているんだろうが・・・見たところ中学生か?最近多いんだよ、中学生の万引き」
万引き自慰メン「シャーペン1本で高校1ランク下げないといけなくなるかも知れないんだぞ?」
男「・・・でも」
万引き自慰メン「ん?」
男「ここは病院っぽいけど・・・救急車を呼んでくれたのには感謝するよ。でも・・・人前でオナ・・・自慰するような奴に言われたくはない」
万引き自慰メン「・・・」
万引き自慰メン「お前・・・これまでに万引きしようとしたことはあるか?」
男「・・・ないよ。やったのも、思ったのも今回が初めてだ」
万引き自慰メン「・・・なら仕方ないか」
万引き自慰メン「万引きGメンの正体は・・・俺のような『万引き自慰メン』なんだ」
男「・・・」
男「・・・は?」
万引き自慰メン「普通の人間・・・万引きをしようと思っていない人間や、万引きを行っていない人間には普通の『万引きGメン』に見える。が・・・」
万引き自慰メン「万引きしようと思っている人間や、過去に万引きを行いそれが発覚していない人間には・・・露出オナニーをする変態に見えるんだ」
男「」
万引き自慰メン「簡単に言えば・・・幽霊が見えると思い込んでいる人間には幽霊が見えて、ハナから信じていない人間には見えない。そんな感じだ」
男「よく意味が・・・」
万引き自慰メン「お前の肋骨を完全に破壊した俺の精液も、他の客には見えていない。万引き常習犯や予備軍を除けばな」
万引き自慰メン「あのヤンキー達が俺を警戒していたのはそれだ。過去に俺は連中に向けて精液を発射したことがある」
男「」
万引き自慰メン「発射した精液は1分もあれば自然消滅する。それに・・・万引きをしようとしていない人間には触ることは不可能だ。見ることもな」
万引き自慰メン「周りの客から見たら・・・万引きを指摘されて逃走を図った万引き犯が、いきなり背後から吹き飛ばされて気絶した・・・ってとこかな」
男「」
万引き自慰メン「万引きしようとした奴は俺の本当の姿が見えるから、反応で分かるんだよ。ま、中には万引きしようとしてなくても見える奴がいるっぽいけどな。ハハ」
男「」パターン
万引き自慰メン「お、大丈夫か?」
男「いや、ちょっと・・・わけ分かんなくなって・・・」
万引き自慰メン「怪我が完治したら・・・またスーパーに来るといい。仕事を見せてあげよう」
男(もう見たくもないんだけど・・・)
万引き自慰メン「これ」ス
男「・・・メガネですか?」パシ
万引き自慰メン「ああ。それをかけていれば、万引きしたくなくても自慰メンの本来の姿が見える」
男「・・・」ゲンナリ
万引き自慰メン「是非それをつけて来店するといい。それじゃ」ガタッ スタスタスタスタ
男「はい・・・」
男(会話中もオナニーしてたりして・・・ないよな?触れないからいいけど・・・いや、よくないわ・・・)
数ヶ月後
男(・・・来ちゃった)
男「あ、あのー・・・」
万引き自慰メン「!ああ、あの時の!」
万引き自慰メン「この前は悪かったね・・・ちょっと威力の調節を失敗しちゃってね・・・」
男「ちょ・・・調節?」
万引き自慰メン「ああ。最高出力なら・・・そうだな。一軒家を消し飛ばすくらいかな。弱ければレジ袋を吹き飛ばすくらいさ」
男「・・・へえ」
万引き自慰メン「特に僕の尿道は特殊でね。精液の威力が強いんだ」
男「え?」
男「尿道が特殊って・・・?」
万引き自慰メン「ああ。尿道にライフリングがあるのさ」
男「ライフリング・・・銃身内の螺旋状の溝ですね?弾丸に旋回運動を与え、ジャイロ効果により弾軸の安定を図り直進性を高める目的で用いられる・・・」
万引き自慰メン「詳しいね」
男「銃は男のロマンですから」
万引き自慰メン「どっちかと言うとミサイルが好きだな」
男「んー・・・派手な爆発もいいですけど・・・やっぱり銃がいいです」
万引き自慰メン「そっか。あ・・・話を元に戻そう」
万引き自慰メン「本来は君が言った通り弾丸を真っ直ぐ飛ばすのがライフリングなんだ。射程距離も伸びるけど、初活力の一部が摩擦熱と回転運動に変換されるから破壊力は低下する」
万引き自慰メン「・・・でもね」
万引き自慰メン「それは銃の話だ。僕のは、個々に別々の弾丸を発射するのとは話が違う」
万引き自慰メン「精液は連続している。切れ目がないんだ」
万引き自慰メン「だから、ライフリングでエネルギーが奪われても、後に発射される精液が後押しするからプラスマイナスゼロなんだ」
万引き自慰メン「最後の方の精液は、僕が力を振り絞って射精するから余計な力がかかってここもプラスマイナスゼロ。わかった?」
男「・・・まあ」
万引き自慰メン「それに、ライフリングのおかげで真っ直ぐ発射された精液はドリル状の回転がかかる」
万引き自慰メン「その分破壊力が上がるってわけさ!!」バァアーーーン!!
男「へえ・・・」パチ パチ
万引き自慰メン「今から見せてあげようか?さあ眼鏡をかけて」
男「結構です」
男「で・・・Gメン・・・じゃなかった。自慰メンってどんな仕事なんですか?」
万引き自慰メン「訂正しなくていいよ。Gメンは皆、自慰メンだからね」
男「」
万引き自慰メン「そうだな・・・万引きを指摘する・・・って言わなくてもわかるか。冤罪がないように細心の注意を払っているよ」
男「つらいと思った時とかはあるんですか?」
万引き自慰メン「・・・自分の祖母や祖父くらいの年齢の方が万引きしていて、それを止めるのがちょっとね・・・」
男「・・・なんかすいません」
万引き自慰メン「あ、いいよいいよ!謝らなくてさ」
男「・・・他の自慰メンさん達も同じ方法で?」
万引き自慰メン「んー・・・」
万引き自慰メン「そうだな・・・精液をでかい砲弾にして飛ばす奴もいるよ。僕はビームみたいな感じだけど」
男(元気玉かよ)
万引き自慰メン「それに、その精液の弾を分裂させて小さくして飛ばすのもいる」
男(花京院かよ)
万引き自慰メン「後、精液をロープみたいに使う奴とか」
男(除倫かよ)
万引き自慰メン「まあ精液の形態なんか尿道口をクイッとやれば自由に変えれるけどね」
男「ホースみたいなもんですか」
万引き自慰メン「まあそうだね・・・」
万引き自慰メン「・・・!?」
万引き自慰メン「・・・ッ!!」ジャッ!
男「?」
万引き自慰メン「万引きだな・・・あの子供」
男「え・・・」
ガキ「」キョロキョロ
ガキ「」タタタタタタタタタタ!!
ガキ「」シャッ!
ガキ「」コソコソ…
男「・・・物陰に隠れましたね」
万引き自慰メン「・・・」コクッ
男「」ゴソ…
男(あった)ゴソゴソ
眼鏡「」チャッ
男「・・・」カチャッ
万引き自慰メン「・・・」シコシコシコシコ
男(やっぱコスってたか・・・)
万引き自慰メン「ああ。いつでも非常時に備えて射精できるようにしておくのが自慰メンの義務だからね」シコシコシコシコ
男(エスパーか!?)
ガキ「」コソコソ…
万引き自慰メン「ねえボク」
ガキ「」ビクゥゥッ!!
万引き自慰メン「何を・・・服の中に隠しているのかな?」シュッシュッシュッシュッ
ガキ「え・・・」
万引き自慰メン「」シュッシュッシュッシュッ
ガキ「・・・!?」
万引き自慰メン「ん?」シュッシュッシュッシュッ
ガキ「・・・!」
ガキ「」ダッ!!!
男「ッ!!」
男「に・・・逃げましたよ自慰メンさんッ!!」
万引き自慰メン「逃がしはしないさ」シコシコシコシコ!!
ドッピュウウウウウウッ!!!!
精液「」ビュォォオッ!!!
ガキ「ッ!?」ドゴォォオッ!!!
ガキ「ぎゃッ!!」ドザァ!!
ガキ「痛ッてェェエッ・・・なッ!?」ベチョ…
ガキ(く、くせェ!なんだこの水・・・ッ!?のり!?のりなのか!?)
万引き自慰メン「」ツカツカツカ
ガキ「はッ!!」
万引き自慰メン「フム・・・君がとっていたのは」
万引き自慰メン「」スッ
ガキ「うぐううッ!?」グワシィ!
万引き自慰メン「」ゴソゴソゴソ
万引き自慰メン「」バシィィ!!
万引き自慰メン「これか・・・コロコロコミック」
万引き自慰メン「シャツの中に隠しているから・・・ノートか本だろうと察しはついていたが」
ガキ「て・・・てめぇッ!!」ブンッ!!
万引き自慰メン「おっと」ヒョイッ
万引き自慰メン「大人に向かってそんな口の利き方はよくないなあ」
ガキ「うるせえぞこのバカ店員ッ!俺は天下の未成年様だぜッ!!」ビシィイッ!
ガキ「大人なのに知らないのか!?この世には少年法って法律が・・・」
万引き自慰メン「はいはい」ムンズ
ガキ「は・・・離せッ!離しやがれこのバカッ!タイマンはれや!タイマンで来いッ!!ビビッてんのかよ!?」ズルズルズル
万引き自慰メン「わかったわかった」スタスタスタ
男「ほ、骨は折れてないんですか?この子・・・」
万引き自慰メン「大丈夫、ちょっとした打撲くらいさ」
ガキ「てめえら!何が何だか知らねえけどこうなったらただじゃあおかねえぞッ!!」
万引き自慰メン「怖い怖い」
ガキ「こんの・・・ッ」
シュバッ!!
ガキ「!?」バシィイッ!!
男「!!!」
万引き自慰メン「!」
ガキ「う――」グンッ
ガキ「ごぼォッ・・・!!!」ギュゥゥゥウッ!!!
ガキ「」ギリギリギリギリ
男「な・・・!?」
万引き自慰メン「・・・」
強盗「このガキの首飛ばされたくなかったら、今すぐ金持って来いやァアッ!このビチグソがァアアッ!!!!」
客「え・・・ッ」ドヨドヨドヨ ザワザワザワ
店員「・・・!?」ビク
強盗「チ・・・」
強盗「」バッ!
拳銃「」ジャキッ!!!
強盗「30秒待ってやるッ!!それまでに金を持って来いッ!!!」ジャカァアッ!!!
ガキ「うッ・・・か・・・!!」ギギギ
男「じ・・・自慰メンさんッ!!!」
万引き自慰メン「・・・」
ボロンッ
万引き自慰メン「くッ・・・」シュシュシュシュシュシュシュシュ
万引き自慰メン「ヌウウウ・・・ッ!!!」シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ
強盗「!?」
強盗「な・・・ッ何だァテメエ!?イカれてんのか!?」
男「・・・!?」
男「じ、自慰メンさん!万引き犯以外に、精液は無効なんじゃあ・・・!」
万引き自慰メン「いいか!万引きと言うのは泥棒だ!泥棒とは物を盗むこと!強盗は金を盗む!」シコシコシコシコ
万引き自慰メン「つまり!強盗=万引きだッ!!!」バァアーーーーン!!!
男「なるほど・・・!」
強盗「何をゴチャゴチャ言ってるんでェエーーーーーーッ!!!テメェから死ぬかァッ!!」ジャカッ!!!
万引き自慰メン「そうはいかんッ!!最高出力!!!」ギン!!!
万引き自慰メン「レーザーメンッ!!フルスロットルゥゥウウーーーーーーーーーーッ!!!!」ゴォッ!!!
ドッッッビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!
男「!駄目だッ自慰メンさんッ!!!あのままじゃあ子どもに精液がッ!!!」
万引き自慰メン「大丈夫だ!その心配はないッ!!!」
男「え・・・」
強盗「ヒッ・・・!!!」
強盗「う、うわあああああああああああああああああああああああああああああ」クルッ!!!
男「!」
万引き自慰メン「」ニヤッ
ゴォォオオッ!!!
強盗「」ベギャン!!!
強盗「ぎ・・・」
強盗「ぎいいいやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」ドグシャァァァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!
壁「」ベゴォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!
壁「」ドグワァアアアアアアアアア!!!! ガラガラガラガラ
ガラガラガラガラ バラバラバラ
バラバラバラハ パラパラパラ
パラパラ… パラ…
・・・コンッ
男「・・・!」
万引き自慰メン「だから言ったろ?強盗なんかして・・・働いて金を稼ごうと思わない人間ってのは、心が弱い」
万引き自慰メン「あんなヤツには、正面から物事を受け止める『覚悟』がないんだ。だから、真正面から受けずに逃走すると思ったわけさ」
男「・・・」
万引き自慰メン「さ。子どもの方は下手をすれば擦り傷ができているかもしれないな・・・手当してあげないと」
万引き自慰メン「強盗の方は119と110に電話すればいいだろう・・・」チャッ ピポパ
男「・・・」 ア,モシモシケイサツデスカ?ジツハ…
男(俺も・・・強い心を・・・)
男(『覚悟』を持たないといけないのか・・・)
男「」グッ!!!
数日後・・・
チュミミーン トッテンカン トッテンカン カンカンカン コンコン チュミミーン
男「わぁ・・・」トッテンカン トッテンカン
男(派手に壁ブチ抜いたからな・・・工事中か)
男(これ、営業停止してるし・・・自慰メンさん、かなりキツい処分が・・・)
万引き自慰メン「あれ、男君?」
男「!?」
万引き自慰メン「どうしたんだい?まだ営業していないよ?」
男「え・・・ッ!?どうしてここに!」
万引き自慰メン「?」
男「ブ、ブタ箱にブチ込まれたんじゃあ・・・ッ」
万引き自慰メン「Gメンがブタ箱に入れられてどうするのさ」
男「だって壁破壊して、店に多大な影響を・・・」
万引き自慰メン「こんなことしょっちゅうだよ。精液の破壊力、ナメてるの?」
万引き自慰メン「ま、初めて壁ブッ壊したときにはビビッたけどねー」ハハハ
男(次元が違う・・・)
万引き自慰メン「で、何しに来たんだ?買い物かい?」
男「いえ、店の様子を見に・・・」
万引き自慰メン「へー!熱心だね」
男「それほどでも」
万引き自慰メン「そうだ。何かおごってあげるよ」
男「え?い、いえ、結構です」
万引き自慰メン「中学生が遠慮するなって。さ、近くに別のスーパーがあるからいこうよ。店の中にミスドもあるよ」
男「ドーナツですか」
万引き自慰メン「ああ。僕の友人が勤務していてね・・・余ったドーナツを分けてくれるんだ。タダでね」
男「うっわ!いいですねー!」
万引き自慰メン「ああ!フレンチクルーラーが残ってる時とかは最高さ!」
男「僕はクランツリングとポンデリングが好きです」
万引き自慰メン「僕もポンデ好きだよ!決まりだ、行こう!」ポンッ
テクテクテクテク…
ウィーン…
万引き自慰メン「ミスドの店はあのたこ焼き屋の前を右さ」
男「え、たこ焼き屋!?」
万引き自慰メン「そうだよ。あ、たこ焼きにするかい?たこ焼きも大歓迎だよ」
男「いいですね・・・ああ、どっちにしよう・・・」
ドンッ
男「うおッ!?」ヨロッ
妊婦「あッ・・・」ヨロッ
万引き自慰メン「!」
万引き自慰メン「あ、危ないッ!!!」バッ!!!
妊婦「うッ」ドッ
万引き自慰メン「・・・ッ」グググ…
妊婦「・・・!!!」
万引き自慰メン「よッ・・・」ググ…
妊婦「・・・」ストン
万引き自慰メン「あ・・・危ない所でしたね。転んだらお腹の中の赤ちゃんが・・・」
妊婦「あ・・・ありがとうございます!」ペコッ!
万引き自慰メン「どういたしまして・・・」ペコ
男「ほ、本当にすみませんッ!!」ペコ!!
妊婦「そんなそんな・・・お気になさらずに」
男「そ、そう言われましても・・・」
妊婦「まあまあ・・・それじゃあ、本当にありがとうございました」
万引き自慰メン「いえいえ」
妊婦「それじゃあ」ザッ
テク テク テク テク…
2人「・・・」
男「自慰メンさん、本当に・・・すみませんでした。僕の不注意です」
万引き自慰メン「・・・後をつけよう」
男「・・・え?」
万引き自慰メン「あの妊婦・・・万引き犯だ」
男「!?」
万引き自慰メン「支えた時に分かったよ・・・妊娠なんかしていない」
万引き自慰メン「パッドだ。パッドを腹部に仕込んで、ぶら下げているんだ」
男「え・・・でも、それじゃあ自動ドアの万引き防止の警報機に引っ掛かるんじゃあ・・・」
万引き自慰メン「手に荷物を持っていただろう?あれがオトリさ。あれをわざと警報機に引っ掛かるようにして・・・『本命』の商品は堂々と万引きする」
万引き自慰メン「警報が鳴るのは1回だけだ。それを利用した悪質なトリックだ」
万引き自慰メン「しかも、荷物に入っているのはおそらく小物だ。中学生にイタズラされて入れられた・・・と弁解できる」
男「・・・まさか」
万引き自慰メン「ぶつかったところを他の客も見ている。君だ。君がおそらく容疑者にされる!!」
男「なんてこった・・・ッ!!」
万引き自慰メン「このままじゃあ・・・僕も君の犯罪を黙認した、ということで犯罪者にされる!まずいぞッ!!あの妊婦が自動ドアを抜ける前に止めなくてはッ!!!」
男「は・・・早く精液をッ!!!」
万引き自慰メン「駄目だッ!!!今は勃起していない!!」
男「えッ・・・!?」
万引き自慰メン「仕事中は常にオナニーし、萎えないようにしているが・・・今回、こんなことが起こるとは思っていなかったからな!!自慰をしていなかったんだ!!クソッ!!」
男「・・・!!!」
男「追いかけますッ!!!」ダッ!!!
万引き自慰メン「た・・・頼むぞッ!!!」ボロン!
万引き自慰メン(間に合え・・・ッ!!!)シコシコシコシコシコシコシコシコ
男「・・・!!!!」タタタタタタタタタタタタタタタタタ
妊婦「・・・」テク テク テク テク
万引き自慰メン「・・・!!」シュシュシュシュシュシュシュシュ
妊婦「」テク テク テク テク
男「まずい・・・ッ!!!」ダダダダダダダダダ
男「ちょっとッ!!!待ってくださーーーーーーーいッ!!!」
妊婦「!」ピタッ
装置「」ビィィィーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!
ビィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
妊婦「・・・」ィィィーーーーーーーーーーーーーーーー…
妊婦「」ニシィッ
男(しまッ・・・)
万引き自慰メン「くッ・・・」シュッ シュッ
万引き自慰メン「オラァァァアアアアアッッッ!!!!」ドピュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!
妊婦「・・・ッ!?」
精液「」ギュォォォオオッ!!!
妊婦「え・・・ッ」
ドギャァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!
自動ドア「」ガッシャァァァアアアアアアアア!!!!!!!!!!
妊婦「うぷッ・・・!!」ゴォッ!
精液「」ドバァァアアアアッ
ドロ ドロ ドロ ドロ…
男「・・・自慰メンさんッ!!!」
万引き自慰メン「・・・」
万引き自慰メン「」フゥーーー…
万引き自慰メン「こりゃあ弁償代が高くつくな」
タタタタタタタタタ…
2人「・・・?」
店員「・・・!」バッ!!
店員「!!!」
男(・・・店員!)ザッ
店員「な・・・何だこれは・・・!!」カシャ…
店員「た、大変ですッ!!自慰メンさんッ!!!」
男「!?・・・何!?」
万引き自慰メン「じ・・・自慰メンッ!?」
「・・・おーおー」ザッ
「派手にやってくれたねえ・・・万引き犯はあの女か?」
ピアス「テメェ等がやったのか?」ドォォーーーーーーーーン!!
万引き自慰メン「・・・!!!」
ピアス「・・・ん」
ピアス「こいつ・・・自慰メンみてーだな」
店員「え!?」
ピアス「どーせ他の店の自慰メンが・・・この店を潰しに来たんだろ。ついでに万引き犯をとっちめてくれたっぽいけどな」
ピアス「厨房のガキに他店の自慰メンね・・・万引き犯ボコったのには感謝するが」
ピアス「 他 人 の シ マ で 暴 れ て く れ て ん じ ゃ あ ね ー ぞ 」ズイッ
2人「・・・!!」
ピアス「おい店員!」
店員「は、はいッ!?」ビクッ
ピアス「借りるぜ、屋上・・・」ザッ
店員「・・・はい?」
ピアス「」ビシィイッ!!!
ピアス「こいや、なまっちょろい環境でのんきに働いてきた自慰メン野郎ッ!!!」クッ!
ピアス「屋上でしばいてやっからよォ・・・!!」
万引き自慰メン「・・・!」
男(ああ・・・何でこういろいろ巻き込まれるんだろ)
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