アルミン「女性恐怖症エレン」(831)




コニー「おい、あの芋女まだ走らされてるぞ」

エレン「ん?…ああそうだな。五時間くらい経ってるな」
(入隊式の最中に芋食ってドヤ顔とか女は何考えてるかわからん)



マルコ「そういえば君の出身とか訊かれなかったけどどこに住んでたんだい?」


エレン「アルミンと同じでシガンシナ区、そこから開拓地に…」


コニー「シガンシナってことはよ!見たのか?超大型巨人」


エレン「ああ…」

ー食堂ー


ワイワイガヤガヤ…


訓練兵「超大型巨人を見たって本当か!?」


エレン「だから何度も見たって言ってるだろ」


訓練兵「鎧の巨人は!?」


エレン「俺には普通の巨人に見えた」


ミーナ「じゃ、じゃあ普通の巨人は!?」


エレン「!!?」オエップ


アルミン「!!」

マルコ「み、みんな!もう質問はよそう…エレン、すまなかった」

コニー「す、すまん!いろいろ思い出させちまった…」


エレン「ち…ち…がう…」マッサオ


コニー「違うって顔真っ青じゃねえか!無理すんな!」


エレン(アルミン、巨人なんて女共とくらべたら大したことねえってみんなに言ってやれ)アイコンタクト

アルミン(ん?エレンがこっち見て……なるほど理解した!)オヤユビタテ

エレン(よし!伝わった!)


アルミン「みんな!聞いてくれ!」

一同「「?」」


アルミン「巨人なんて実際大したことねえ!俺たちが立体起動装置さえ使いこなせればあんなの敵じゃねえ!」

エレン(大事なとこ抜けてるってアルミン!!)ウップ

アルミン「んでもって調査兵団に入ってこの世から巨人を駆逐してやる!」



アルミン「と彼は眼で訴えています」

マルコ「そ、そうなのか?」

エレン「ア、アル…」

アルミン(とりあえず頷いとくんだエレン!)

エレン「!」コクコク

「オイオイ正気か?」

エレン「?」ウップ

ジャン「俺の名前はジャン、それよりさっきのは本当か?」

エレン「」アルミンアイコンタクト

アルミン「ジャン、確かあんた憲兵団に入りたいんだっけ?」

アルミン「ってエレンは言いたいみたいだ」

ジャン「俺は正直者なんでね、それよりなんで他の奴に代弁させてんだよ?」

ミーナ「ねえ、本当に顔色悪いけど大丈夫?」

エレン「!!」ダッ

アルミン「あ!エレン!ジャン、話はまたあとでいいかい?」

ジャン「お、おう」

ここかいぎょうきせいこわいな

アルミン「すまない!」

ミカサ「……」ダッ

ジャン「あ!おいあんた!」

ミカサ「?」

ジャン「その…綺麗な黒髪だ」

ミカサ「話はそれだけ?」

ジャン「あ、いやその…」

ミカサ「私は急いでいる、ので、失礼させてもらう」

ジャン「あ…」





エレン「オゲロロロロロロロ…」

アルミン「大丈夫?エレン」

エレン「お、おう…ってそれよりなんでさっき大事なとこ抜かしたんだよ!?」

アルミン「それは…馬鹿正直に言うことが正しいわけじゃないからだ」

エレン「は?何言ってんだよ」

アルミン「普通に考えて巨人と女性を同列に例えるとか失礼じゃないか」

エレン「そ、それは」

アルミン「それに初対面の女性にいきなり俺は女が嫌いですなんて言っても相手はいい気分じゃないよね」

エレン「……」


エレン「悪い、女が近くにいたってだけで気が動転しちまったみたいだ」

アルミン「まあこればっかりは少しづつ慣れていくしかないけどね」

エレン「そうだな」

アルミン「というわけでエレンのその体質?はできるだけ隠したほうがいいと思うんだ」

アルミン「僕もできるだけフォローはするよ」

エレン「…迷惑かけちゃってばかりだな…俺」

アルミン「迷惑だなんてそんな」

ミカサ「迷惑などではない」

エレン「!」

アルミン「ミカサ!」

ミカサ「私は家族、アルミンは親友」

ミカサ「ので」

ミカサ「どんなことでも迷惑にならない」

ミカサ「言わば一心同体」

アルミン(何を言ってるんだ?)

エレン「……ミカサ」

ミカサ「何?」

エレン「…もう近づいても大丈夫だぞ」

ミカサとの距離、10m!

ミカサ「…そうしよう」

エレン「…とは言ってもこれからどうするんだ?」

アルミン「やっぱり少しづつ慣れていくしかないと思う」

アルミン「でもミカサとはしゃべれるんだしエレンなら大丈夫だ、きっと乗り越えられる」

エレン「は?何言ってるんだよ、ミカサは家族だから」

アルミン(なんだその理屈は…)

ミカサ「そう、エレンと私は家族、だからだいじょうぶい」vサイン

アルミン「……ミカサ、手がふるえ ミカサ「それ以上言うと削ぐ」フルフル

アルミン「……はい」


アルミン(でもなんでミカサは大丈夫なんだろう)

エレン「…ミカサ、髪切ったほうがよくないか?」

ミカサ「エレンが切ったほうが良いというならそうしよう」

アルミン(普通ならミカサみたいなタイプのほうが怖いと思うんだけど)

ミカサ「アルミン、今何を考えてるの?」ギロ

アルミン「あ、いやなんでもないんだ!」

ミカサ「もしも私が怖いとかエレンから引き離そうとか考えているのならば、そのふざけたアルミソを削ぎ落とそう」

アルミン「待って!何かおかしい!ってかアルミソって何!?」

エレン「ミカサ!!アルミンがそんなこと考えるわけないだろ!!」

ミカサ「でもアルミンは私のほうを見て何か考えてた、これはなにかよからぬ陰謀」

アルミン(なんなんだよさっき親友とか言ってたじゃないか)キリキリ

エレン「…友達を疑うなんて…そんなミカサ嫌いだ」

ミカサ「」ガーン

ミカサ「ごめんなさいエレン、謝るから嫌いにならないで!」

エレン「謝る相手が違うだろ」

ミカサ「そうだった、アルミン、ごめんなさい」

アルミン「僕は問題ないよ、見てたのは事実だしね」

エレン「え?本当に見てたのか?じゃあ ミカサ「静かに」

ミカサ「人の気配がする、ハg…教官かもしれない、ここは隠れるのが得策」

ー物陰ー



エレン「でも意外だな、てっきりミカサのことだから削いでくるとか言いそうだと思ったけど」

ミカサ「それは心外、私はエレンのように猪突猛進ではない」

エレン「…俺の1m以内に入るの禁止な」

ミカサ「」

ミカサ「それはいくらなんでも酷すぎる、この世界は残酷だ」

エレン「何言ってんだお前」

アルミン「あ、人が来た」

エレン・ミカサ「!」

クリスタ「……」



エレン(金髪…)

アルミン(か…可愛い、それは正に天使)

ミカサ(女狐?…それとも雌豹?)

ぱんとられたとりかえしてくる

ぱんとりかえせなかった

ちょっとだけこうしんする

エレン「なあ、アルミン」

アルミン「なんだい?」

エレン「遠目で見るとアルミンに似てるけど、女だよなあれ」

アルミン「たぶん女性だと思う、それもとびきり美人だ」

エレン「怖いけど頑張るべきだよな」

ミカサ「その必要はない」

エレン「なんでだ?」

ミカサ「あの娘は何か危険な臭いがする、私の勘がそう言ってる」

アルミン「ま、まあいきなりはハードル高いしここは僕が対話を試みるよ」

ミカサ「アルミン、無理することはない、彼女のことはスルーすべきそうすべき」

エレン「話してみないとわからないだろ」

ミカサ「エレン、私とアルミンどっちを信じる?」

エレン「は?さっき人のこと疑ってたやつが何言ってんだ」

ミカサ「」

アルミン「じゃ、じゃあ行ってくる」

エレン「頼んだ、アルミン」

アルミン(いやいやこれは役得ってもんでしょ)

アルミン(だってあれ誰が見ても可愛いって言うよね)

アルミン(正に天使、天使との対話)

アルミン(やっべドキドキしてきた)


クリスタ「……」キョロキョロ

クリスタ「……」ハア


「貴様…何をしている」

クリスタ「ひょへ!!?」ビク

「うわわ!!」

クリスタ「え?」

アルミン「あはは…驚かしてごめん」

クリスタ「えっと…」

アルミン「僕はアルミン、君は確か」

クリスタ「…私はクリスタ」

アルミン「よろしく、ってここで何してるんだい?」

クリスタ「それは…その…」

アルミン「パンと水…なるほどそういうことか」

クリスタ「え?」

アルミン「サシャのため…だよね?」

クリスタ「そうだけど、誰にも言わないでね」

アルミン「それはもちろん!」

クリスタ「ありがとう!でもアルミンはどうしてここに?」

アルミン「それはね…」





エレン「アルミン、だいぶ打ち解けてるな」

ミカサ「……」

エレン「最初驚かしたときはどうなるかと思ったけど」

ミカサ(今回もアルミンは正解を導いたというの?)

エレン「俺女にああやって驚かされたらたぶん死ぬな」

ミカサ「大丈夫、そうなる前に全部削ぐ」

エレン「…ミカサ、目が怖い、っとアルミンがこっち来いって言ってるみたいだ」

ミカサ「エレンは私が守る」





クリスタ「アルミンの幼馴染?」

アルミン「紹介するよ、エレンにミカサ」

ミカサ「…よろしく」

エレン「よ…よろひく」アセダラダラ

クリスタ「……」

エレン(クリスタビジョン)「やあ、よろしく」キラキラ


クリスタ(なんか光ってる、かっこいい…)


エレン(な…なんで俺のほうじっと見てんの?やばいションベンちびりそう)アセダラダラ

アルミン(クリスタがエレンを怪しそうに見ている)

アルミン(やばい!やはり会話はまだハードル高いか)

アルミン(そりゃそうださっきミーナに質問されただけではいたんだった)

アルミン(アルミンミステイク!)

ミカサ「アルミン、ここは私の出番」

アルミン「待ってミカサ早まらないで!」

ミカサ「大丈夫、私は強い」

アルミン「いや大丈夫じゃないからわけがわからないよ!」


クリスタ「え…エレン?」

エレン・アルミン・ミカサ「!!」

エレン「ははははい!ななななんでしょうか!?」アセダラダラ

クリスタ「すごい汗だね、もしかして体調悪いの?」

エレン「そっそそんなことないぜ!?tっちょっと自主トレ頑張りすぎちゃって…」アセダラダラ

エレン(間違ってもあんたのせいだとか言っちゃだめだよな)

クリスタ「そんなになるまで!?頑張り屋さんなんだね!」パアァ

エレン「い、いやそんなことは…(逃げたい)」アセダラダラ

ー一方その頃ー



サシャ「…まさか…蒸かし芋が最後に…なるとは…」

サシャ「もっと……いろんなものを食べたかった…」

サシャ「!」

サシャ「」クンクン

サシャ「これは!!」




クリスタ「でもそんなに汗かいてたら風邪ひいちゃうよ」

エレン「そ、それもそうだなじゃあ先に クリスタ「ハンカチしかないけど」ピト

アルミン・ミカサ「!!」

エレン「」ゾワワ

アルミン(ぼ、僕は天使の行動力をなめていた)

ミカサ(やはり始末しておくべきだった)ギリ

クリスタ「エレン?顔色悪いけど…」

エレン「」マッサオ

アルミン(は!何をやってるんだアルミン!)

アルミン(フォローするって言ったじゃないか!)

アルミン(なのになぜ動けなかったアルミン!)

アルミン(ここは男アルミンの出番じゃないか!)

アルミン「そうだエレン 影「グゥオアアアアアアアアアアアアアアア」ヘブン!!」


クリスタ「きゃあああああああああああああ」バシ

エレン「」

影(こ、これは…)

サシャ「パァン!!」

とりあえずねます

つづきはまたじかい

>>1
スプリンガー訓練兵!こんなところで何をやっとる!

>>45
ななななんのことでしょうか(なぜばれたし)

さいかいします

クリスタ「それだけしかないけどとっておいたの。お水もあるからね」

サシャ(なんと)

サシャ「あなたが神ですか!?」

アルミン「」ピクピク

エレン「きゅぅ~…」グッタリ




「オイ」

クリスタ「ひっ!?」

サシャ「!」モッチャモッチャ

ユミル「お前達なにやってんだ?」

クリスタ「こ…これはその…」

ユミル「なあ、お前、いいことしようとしてるだろ?」

クリスタ「!」

ユミル「それは芋女のためにやったのか?お前の得た達成感や高揚感はその労力に見合ったか?」

クリスタ「それは…」

サシャ「」グッタリ

ミカサ「話はそれだけ?」

ユミル「!」

ユミル「なんだお前、いきなり出てくんな」

ミカサ「それはあなたも同じこと。それよりも」

サシャ「グへへ…肉なんて何年振りでしょうか…」zzz

アルミン「ぼ…僕もう疲れたよ…」ピクピク

エレン「」ブクブク

ミカサ「エレンを一刻も早く医務室に連れていくべき」

クリスタ「!そうだねできれば3人とも連れて行ったほうがいいね」

ミカサ「……私はエレンとアルミンを連れて行こう。二人はサシャをお願い」ヒョイ

ユミル「ちょ…勝手に決めるなよ!?」

クリスタ「ユミルだっけ?一緒に運ぼ?」

ユミル「…チッ…わかったよ…(こいつ起きたらとことんこき使ってやるよ)」

ユミル(それにしても泡吹いて倒れてた奴、あの女が抱えた瞬間鳥肌立ってなかったか?)

ー翌日ー


エレン「なあ、アルミン」

アルミン「なんだい?エレン」

エレン「昨日の記憶が途中から全く思い出せないんだけどなんか知ってるか?」

アルミン「…それが僕も途中から何があったか思い出せないんだ。なんだか天使との対話に成功したような気がするんだけど」

エレン「天使?夢とごちゃ混ぜになってるんじゃないか?」

アルミン「ははは…そうかもしれない(そうだよね…まず天使なんてそんな非現実的な…)」

ちょっと遠くの席

クリスタ「おはよう」


アルミン(いたあああああ!!天使いたあああああ!!)

その時アルミンは昨日のことを鮮明に思い出した

天使と対話したことを、そして影に跳ね飛ばされたとき一瞬見えた天使のスカートの中にある天国を!

エレン「アルミン?おいアルミン!」

アルミン「ああ、それは確かな純白…」

エレン「?どうしたんだ一体」

ミカサ「アルミンにもいろいろある、だから今はそっとしておくべき」

エレン「そっか、ところでミカサ」

ミカサ「何?」

エレン「昨日のことが途中から思い出せないんだが何かあったっけ?」

ミカサ「…昨日は何もなかった。エレンは疲れて自分の部屋ですぐ寝てしまった」

エレン「いや朝起きたら医務室にいたんだけど…」

ミカサ「…世の中には思い出さなくてもいいこともある」

エレン「は!?なんだよそれ!?なんか怖いんだけど!」


クリスタ「……」ジー

エレン「ん?なんかあの子こっち見て…」

クリスタ「!」フリフリ

エレン(え?何?手振ってきてる?)ゾク

アルミン「!エレン!天使がこっちに手を振っているよ!」ブンブン

エレン「お、おう」

ミカサ「エレン、振り返す必要はない。あれはエレンに色目を使っている」

エレン「は?何言ってんだ?どう見てもアルミンに手振ってるだろ。なんで俺が振り返すんだよ」

ミカサ「…理由はどうあれわかっているならいい」



クリスタ「…」ションボリ

アルミン(あれ?なんだか天使が落ち込んだような)

アルミン(でもさっきこっちに手を振ってて…は!まさか!)

アルミン「エ…エレン」

エレン「ん?どうした?」

アルミン(クリスタに手を振ってみてくれないか?)アイコンタクト

エレン(え?なんで?)アイコンタクry

アルミン(いいから!一回だけでもいいから!これも訓練だと思って)アイコンタry

エレン(ま、まあ遠くから手を振るぐらいなら)ウナズキ

ミカサ「……」

ークリスタサイドー

クリスタ「…」ハァ

クリスタ(エレンにシカトされた)

クリスタ(私、馴れ馴れしくしすぎたかな?)




クリスタ(?エレンがこっちみてる?)


エレン「…」ギコチナイテブリ

クリスタ「!」パアァ

ユミル(…あの泡吹き野郎私のクリスタに色目使いやがって)

ユミル「おい芋女」

サシャ「はい!なんでしょう神様!」

ユミル「ちょっと耳貸せ…ゴニョゴニョ…」

アルミン(やっぱりかああああああ!!)

アルミン(アルミン大ショック!)

エレン「なんだあいつ、なんかこっち見て思いきり振ってるんだけど…」

アルミン「今ほど君を殴りたくなったことは今までにないかもしれない…」

エレン「はぁ?何言って…」

アルミン「一発だけ!一発だけだから!!」

ミカサ「アルミン?」

アルミン「」ビク

ミカサ「いくらアルミンでも、エレンに手を出したら…」ゴゴゴゴゴゴゴ

アルミン「や、やだなあ、冗談に決まって」

エレン「いや目がすげえ本気だったな」

アルミン「エレエエエエエエエエエエエエエエン」

サシャ「まあまあ喧嘩はよくありませんよ」

エレン「そうだぞ、二人ともその辺に……ん?」ゾワ

アルミン「エレン!?大体君が……へ?」

ミカサ「!!」

エレン「」ゾワワ

アルミン(マズい!!)

サシャ「いやぁ~賑やかでどんな話してるのか気になっちゃって、ところでそのパァン!もらっていいですか?」モグモグ

アルミン(許可とる前に食べてる…)

ミカサ「…」ギロリ

サシャ「!ななななんでミカサが睨んでるんでしょう?これはエレンのパァン!ですよ!」

ミカサ「そうそれはエレンのパン、エレンの許可なく食べることは万死に値する」

サシャ「なら今すぐ許可をもらえばいいんですねエレン!」

エレン「」ガクガクブルブル

エレン「」ガタン

一同「!」

エレン「サ、サシャ!」

サシャ「は、はいなんでしょう?」

エレン「ぜぜぜ全部やる」

サシャ「!ほんとですかエレン!」パアァ

エレン「ミミミミカサ、アアアルミン!先行ってる」ダッ

ミカサ「待ってエレン」ダッ

アルミン「え?ちょ、待ってよ二人とも!」ダッ

サシャ「エレンは神エレンは神」モッキュモッキュ




ユミル(…やっぱりな)ニヤリ

エレン「逃げちゃ駄目だと思ったが恐怖が抑えきれなかった。今は後悔している」ゲッソリ

「何一人でブツブツ言ってんだ?」

エレン「!」

ジャン「よう」

エレン「えっと…ジャン・ホルスタインだっけ?」

ジャン「なんだよそれ!!俺は牛じゃねえぞ!!」

エレン「ちがうのか?じゃあジョン・キルスタイル?」

ジャン「なんだそのふざけた名前は!?」

エレン「じゃあジュン・イルススタイン!!」

ジャン「いい加減にしろ!!俺はジャンキルシュタインだ!!」

エレン「ああ確かそんな名前だったはず」

ジャン「はずじゃねえそれで合ってんだよ!!」

エレン「そうだったか悪い悪い」

ジャン「…お前かなりムカつくな」

エレン「え?どのへんが!?」

ジャン「全部だよ!!」

エレン「」ゼツボウ

ジャン「……それよりてめえこんなところで何やってんだ?」

エレン「…俺の人生についていろいろ考えてた」

ジャン「はぁ!?」

エレン「俺の人生…辛いことばっかだ」

ジャン「何言って」

エレン「おn…いやなんでもねえ忘れてくれ」

ジャン「いやいや変なとこで止めるなよ!!気になるじゃん!」

エレン「ちなみに全部冗談だ」

ジャン「…」プルプル

エレン「?」

ジャン「てめえ…さっさと巨人の餌になっちまえ!!」ムナグラツカミ

エレン「はあ!?いきなりなんだよ!?服が破けちゃうだろ!?」

ジャン「知らねーよ!!さっきから人のことからかいやがって!!」



ミカサ「何やってるの?」


ジャン・エレン「!」バッ

ジャン「こ…これはだな…」

エレン「ジャンにいきなり胸ぐら掴まれただけだ」

ジャン「お、おいてめえ!」

ミカサ「ジャン?」

ジャン「あ、ええっとその…」

ミカサ「覚悟はできてる?」ゴゴゴゴゴゴゴ

ジャン「ご、誤解だ!エレンも何とか言ってやれ!!」

シーン

ジャン「え?あ、あるぇ~?」

ミカサ「……」ゴゴゴゴゴゴゴ




エレン「…これから適性検査だってのにだいぶ疲れちまった」

「オイ」

エレン「」ビクゥ

ユミル「声かけられただけでビビってんじゃねえよ」

エレン「え…えっと…どちら様でしょうか?」ガクブル

ユミル「あ~面と向かって話すのは初めてだったな、泡吹き野郎」

エレン「!?」

ちょっときゅうけいします

さいかいします

ユミル「生憎だがお前に名乗る名前はねえ」

エレン「え?」ガクブル

エレン(というか背高いから男かと思ったけどこの恐怖感は間違いねえ)

エレン(女だ!)

ユミル「なあ、お前…」

エレン「は、はい」アセダラダラ

ユミル「怖いんだろ?」

エレン「な…何がでしょうか?」タキノヨウナアセ

ユミル「オイオイ隠さなくてもいいって、怖いんだろ?おn アルミン「エレエエエエエエエエエエエエエエン」

アルミン「はあ…はあ…やっと見つけたよ…」

ユミル「チッ」

アルミン「で、この人は?」

エレン「い、いや知らない」ガクブル

ユミル「……私は クリスタ「あれ?ユミル?」

クリスタ「こんなところで何して…あ」

アルミン「やあクリスタ」

エレン「」アセダラダラ

クリスタ「エレンにアルミンも?さっき急に食堂から走って出てったけど何かあったの?」

エレン「ちょっと…お花を摘みに」アセダラダラ

アルミン「エレン!?」

ユミル「…行くよクリスタ」

クリスタ「あ、うん……エレン!」

エレン「!?」ビクウ

クリスタ「自主トレもいいけど倒れるまで無理しちゃだめだよ!」

エレン「え!?一体なんの」

アルミン(とりあえず頷いとくべきだと思うよ)アイコンタクト

エレン「!」コクコク

クリスタ「ふふ、じゃあねエレン、アルミン」フリフリ

アルミン(天使や…)フリフリ

エレン(怖くない怖くない)フリフリ

ー外ー



キース「これより立体起動の適性検査を行う!」

キース「尚、これができない奴は即開拓地行だ!覚悟しておけ!」




助教授「これはまだ初歩の初歩だが、この段階から立体機動の素質が見て取れる」

助教授「………ん。…見ろ、あの子だ」

ミカサ「……」ピタ

助教授「まったくブレがない。何をどうすればいいか分かっている。素質とはそういうものだ」

コニー「………」ヨロヨロ

サシャ「………」モグモグ

ジャン「………」クッ

助教授「……今期はできるものが多いみたいだな」

助教授補佐「あの…彼は…」

助教授「……ふむ、素質というものだろう。人並み以上に…!?」





エレン「んぎぎ…」クルクル

キース「何をやっているエレンイェーガー!!ふざけるのも大概にしろ!!」

エレン「いやこれ何かおかしいですって!主に腰回りが!」クルクル

キース「!一度降ろせ!」

エレン「え!?まだやれますって!!」クルクル

キース「いいから黙ってろ!!」

エレン「はい」ストン




助教授「…一部ああいう例外もある(あんなの初めて見た)」





エレン「目が、目があぁぁぁ…回る」

エレン「まさかベルトの金具が破損してたなんてな…」

エレン(でもこれで開拓地行きは免れた)

エレン(これで…巨人共を駆逐できる)

エレン「…しゃあああああああああ」

「盛り上がってるな、エレン・イエーガー」

エレン「!」

ライナー「おっと驚かせちまったか悪い悪い」

ライナー「俺はライナー・ブラウン、お前と同室のはずなんだが…」

エレン「あ~、なぜか医務室で寝てたみたいだ、とりあえずよろしくな!ライナーと…」

ベルトルト「僕はベルトルト・フーバー、よろしく」

エレン「よろしくな!」

ライナー「それよりお前…さっきのはなんだ?思わず笑っちまったんだが」

エレン「いやベルトの金具がどうとか…」

ライナー「…おいおいマジかよ…」

ベルトルト「……」

エレン「?」


※このエレンは女性といるとステータスが著しく下がる代わりに普段は高めになってます。

じゃないと即開拓地行きになりそうなので

ちなみに訓練も女性と組んだ時に限りほぼ必ず最低成績になります。




アルミン「エレン、嬉しそうだね」

ミカサ「それはそう、エレンは私と離れずにすんだって喜んでる」

アルミン「……ミカサ?」

ミカサ「…ほんのジョーク、普段はあまりエレンに触れることはできない。」

ミカサ「ので、少しくらい許してほしい」

アルミン「あはは…」







キース(グリシャよ…お前の息子…)

キース(いろいろ心配だ)

とりあえずここまで

つづきはよるになりそうです

id変わってるけど>>1です

もたもたしてたらこんなじかんに

すこしだけさいかいします

ーとある日、対人格闘訓練ー


エレン「うらあ!!」ブォン

ライナー「ぐわあ!!」ドサ

エレン「わ、悪いライナー、大丈夫か?」

ライナー「…少しは手加減してくれ」

エレン「いやこれでも手加減してるつもりなんだ」

ライナー「おいおい強がりはよしてくれよ…」

エレン「じゃあ次から本気だす…」ゴゴゴゴゴゴゴ

ライナー「え!?マジだったのかよ!?(なんなのこいつ…)」









アニ「……」ジー

ー訓練終了後ー




ライナー「…死ぬかと思った」ボロボロ

ベルトルト「ご愁傷様としか言えないね、彼を甘く見てたんじゃないかライナー」

ライナー「…まあその通りっちゃあその通りだな」

「なんの話をしてるんだい?」

ライナー「ん?アニか、いやちょっとな」

ベルトルト「噂の彼の話だよ」

アニ「ああライナーがコテンパンにやられてた奴か」

ライナー「言わんでくれ…俺は繊細なんだ」

アニ「図体はデカいくせして何言ってんの?」

アニ「それよりさ、ちょっとあんたに頼みたいことが…」

ライナー「ん?どうした」

アニ「今度の格闘訓練…」


ベルトルト(風景と一体化する、慣れれば造作もないことだ…)

ベルトルト(あ、蝶々だ…)












エレン「」ブル

アルミン「どうしたの?エレン」

エレン「いやなんか急に寒気が…」

ー時は再び格闘訓練ー



エレン「どっせい!!」グゥオン

ライナー「ぎゃふん!!」チュドーン

エレン「うわ~、悪い大丈夫か?」

ライナー「…命がいくつあっても足りん」

エレン「そんなこと言わないでくれよ、次こそうまく加減する」

ライナー「そういって何度痛い目を見たことか……ん?」

ライナー「おいエレン」

エレン「ん?どうしたんだライナー」

ライナー「あいつを見てみろ」

エレン「あいつ?」

アニ「……」チラッチラ

ライナー「教官にばれないようにうまくサボってやがる」

ライナー(てかそんな頻繁にチラ見すんなばれちまうぞ)

ライナー「エレン、あいつに短刀の対処を教えてやろうじゃないか」

エレン「エ!?」ヒヤアセ

アニ「……」チラッチラッチラッ

ライナー「あの不真面目な奴には説教だ、兵士とはどうあるべきか教えてやろうじゃないか」ニヤリ

アニ「……」チラッチラッチラッチラッ





エレン「イヤ、ベツニイインジャナイカナ」


ライナー・アニ「!?」

ライナー「何言ってんだエレン!?お前はあれを見て何とも思わんのか!?」

エレン「ドウスルモソノヒトシダイダロ(冗談じゃねえなんとしてでも逃げる!!)」

ライナー「そうは言ってもだな…」チラッ

アニ「……」ゴゴゴゴゴゴゴ

ライナー(このままだと俺の命が…)

ライナー(…こうなったら一か八か、命には代えられん)

ライナー「怖いのか?」

エレン「…は?」

ライナー「どうやら怖気づいたようだな」

エレン「お、怖気づいてなんかねえし!!」

ライナー「今の貴様は兵士などではない!!」

エレン「待てよ!誰もやらないなんて言ってねえだろ!!」

ライナー「…その言葉に嘘はないな」ニヤリ



ベルトルト(エレンは軽い挑発でもすぐ乗るっと)メモメモ

ライナー「じゃあ早速あいつに兵士とはどうあるべきか教えてやるんだ」

エレン「ややややってやるし怖くなんかねえし」アセダラダラ

アニ「……」ジロ

エレン「ヒィ!!?」ビク

ライナー「さあ逝ってこいエレン!!(すまんな俺の命のためだ)」

エレン(あわわわわわなんか挑発に乗ったら大変なことになったでござる)

アニ「……」カマエ

エレン(あべべべべべすごい威圧感です!!小便もれそうです吐きそうです!!)アセダラダラ

アニ「…」スゥ

エレン「え?」

スパーン

エレン(あ、なんかいつの間にか宙を舞ってる)

エレン(なんだよこいつめちゃくちゃ強いじゃん)

エレン(改めて実感したわ)

エレン(女怖い女怖い女怖い女怖い)


そして宙を舞ったエレンは…

一回転してそのまま…

二つの足で着地した

エレン「おろ?」スタ


アニ「!?」

ライナー「!?」

ベルトルト(エレンはネコ科の動物の可能性あり)メモメモ

アニ「あ…あんたどうやって…」

エレン「ほう!?なななななななにが!?」ガクブル

アニ「……」クル

スタスタ

ライナー「ん?アニ?どうしーーー

スパーン

ライナー「」チングリガエシ

アニ(別に私の蹴りが問題ってわけじゃない)

アニ(とすると、原因は)

エレン「……」ガクガクブルブル

アニ(ま、さっきのはマグレって可能性も考えられる)

アニ(ならもう一回…)スゥ

スパーン

エレン「ウップ」スタ

アニ「!?(また!?)」

エレン(やばいマジで吐きそう…)プルプル

アニ「……」

エレン(アニビジョン)「はあ…はあ」ゴゴゴゴゴゴゴ

エレン(現実)「」小鹿状態+マッサオ

アニ「……」ポッ

アニ(!?な、何今の!?)

アニ(ポッて何!?)

エレン(もう…ゴールしてもいい?)ウップ

アニ「…あ、あんたさ」

エレン「!?」ビク

エレン(吐き気はなんとかなりそうだが今度は冷や汗がやばい)アセダラダラ

アニ「私の蹴りをまともにくらって平気なの?」

エレン(全然平気じゃないんですけど!死にそうなんですけど!)

アニ「私、正直自信あったんだけど…」

エレン(あ、また吐き気盛り返してきた…)

アニ「あんたのせいでプライドがズタズタだよ」

エレン(え?なんか語りだしてる?)ウップ

アニ「もしよかったらさ…」

アニ(最初はほんの興味だった)

アニ「今度から…」

アニ(適性検査の時、ある意味一番目立っていた)

アニ「あんたの訓練に…」

アニ(格闘訓練でライナーの奴が楽しそうにしていた)

アニ「つきあってあげてもいいけど?」

アニ(どんな奴かいつからか気になっていたんだ)



エレン「え?やだよ。蹴られるの痛いし」

エレン(アルミンが言ってたぜ、たまには強く断ってみるのもありだと)



アニ「……」

アニ「遠慮なんかしなくていいって」

エレン「え?ちょ」アセダラダラ










アルミーーーーーーーーーーーーーーーーン!!

アルミン(強く断るにしても相手と言葉選びは慎重にって言い忘れてた)

アルミン(…ま、いっか)












エレン「」ブクブク

アニ「……」プイ

アニ「……」チラッ

アニ「……」クス

まあ、変な奴だったよ




ベルトルト(あ、あの雲なんとなくキース教官に似てる)

アルミン「エ!?エレエエエエン!?」

エレン「」ブクブク

アルミン「まいっかとは言ったもののやっぱ心配だから様子見に来たらエレンが泡吹いて倒れていた!」

アルミン「今すぐ医務室に運ばなくては!」

ベルトルト「ついでにライナーもね」

ライナー「」チングリガエシ

ベルトルト「なんともみっともない格好だ」

アルミン「まったくもって同意だ」

アルミン・ベルトルト「教官!!」

カクカクシカジカ



ミカサ「…ねえ、アニ」

アニ「…何か用?」

ミカサ「さっきの技、私にも教えて」ゴゴゴゴゴゴゴ

アニ「……」ゴゴゴゴゴゴゴ

すみませんねむけがやばいです

つづきはあさかひるくらいにきます

ねおきであたまがぼーっとする

とりあえずさいかいします

ー訓練後ー



クリスタ「……」ボー

ユミル(最近私の嫁が元気がない)

ユミル「オイ」

クリスタ「へ?何?ユミル」

ユミル「何さっきからボーっとしてんだ?」

クリスタ「えっと、訓練でちょっと疲れちゃったなって」

ユミル「どうせあの泡吹き野郎のことでも考えてたんだろ?」

クリスタ「そそそそんなことないよ!それに泡吹きって…エレンって名前がちゃんとあるんだよ!」

ユミル「…図星かよ」

クリスタ「ち、違うよ!最近会う機会無いなとか、もっと話したいなとか全然考えてないから!」

ユミル(私のクリスタをここまで穢しやがって…)

ユミル(いっぺん痛い目見せてやるよ…つーか殺す)

ー医務室ー



エレン「」マッサオ

アルミン「!?回復してきたと思ったら一気に真っ青に…」

アルミン(なんだこれは…胸騒ぎならぬ胃騒ぎが)キリキリ

ミカサ「エレン!!」ドアケヤブリ

アルミン「!ミカサ」

ミカサ「アルミン、エレンは無事?」

アルミン「まだ眠ってるけどとりあえずは大丈夫だよ(顔真っ青だけどね)」

ミカサ「エレン、ごめんなさい、あの女狐の息の根を止めることができなかった」

エレン「」マッサオ

アルミン(殺す気だったんかい!まあ平常運転だけど…)

アルミン「そ、それよりさミカサ」

ミカサ「何?」

アルミン「…あのドアどうするの?」

ドアだったもの「」ボロ


ミカサ「…私はアルミンを信じている」

アルミン「…うん?」







ライナー「いてて…俺は一体…ぐお!?腰が…」

ベルトルト(流石にちんぐりがえしのまま運ぶのは体勢的にマズかったか)

ベルトルト(まあライナーなら何の問題も無いな)ウンウン






サシャ「ごっはんのじっかん♪ごっはんのじっかん♪」

ユミル「オイ芋女」

サシャ「?なんですか?」

ユミル「あの泡吹き野郎はどこだ?」

サシャ「…泡吹き野郎ってだれのことですか?」

ユミル「あのエレンとかいう野郎のことだよ」

サシャ「ああエレンですか?エレンなら医務室に…あ、クリスタ」

ユミル「!?(先に食堂行っててくれって言っただろ!?)


壁|スタ「……」ジー

壁|スタ「……」ニコリ


クリスタ「…」ダッ


ユミル(マジかよ…トイレで誤魔化されるほど甘くなかったか…)

サシャ「なんだったんでしょうか?隠れてると思ったらいきなり走り出したりして」

ユミル「……お前のせいだこの糞芋女ぁ!!」

サシャ「え!?なんでですか!?理不尽な八つ当たりですよ!?」

ユミル「うるせえ知るか!!」







ジャン「なんだよあいつら…ぴーぴーうるせえったらありゃしねえ」

マルコ(ジャン…君がそれを言うか)


エレン「……う…ん」パチ

エレン「ここは…医務室か?」ゲッソリ

アルミン「あ、エレン!」

ミカサ「気分はどう?」

エレン「ああ…結構だるい」ゲッソリ

ライナー「よう寝坊助」

エレン「ライナー…ってお前のせいだぞ!」

ライナー「?」キョトン

エレン「なんだよそのキョトンって!大体お前がけしかけたりしなきゃ…」

ライナー「ああすまんすまん、俺もやられたから許して ミカサ「ライナー」

ミカサ「今の話は本当?」

ライナー「い…いやこれはだな…」

ベルトルト(今回ばかりは可哀相だと思うよ)

ミカサ「少し話そう」ガシ

ライナー「え?ちょ」ズルズル


ライナー「」ボロボロ

エレン「だ、大丈夫か?」

ライナー「ああ…もう済んだことだ、水に流そう」ボロボロ

ライナー(というかそうしないとあそこの脳筋女に殺されかねん)

ミカサ(誰が脳筋なのか教えてほしい)

ライナー(こいつ直接脳内に!?)



ドドドドドドドドド

クリスタ「エレン!!」

エレン「!?」ビク

ミカサ「…」ギリ

アルミン(天使!?)

ベルトルト(いや女神!?)

ライナー(結婚しよ!?)

クリスタ「医務室にいるって聞いたから何かあったかと…」

エレン「だ、だいじょぶ…ダヨ」アセダラダラ

ベルトルト「……」

クリスタ「よかった~…エレンに何かあったら…」

ミカサ「何かあったら、何?」ギロ

クリスタ「!」

アルミン(ん?また胃痛が…ここは医務室、どこかに胃薬が)キリキリ


ミカサ「私とエレンは家族、とても強い絆で結ばれている」

クリスタ「それは家族って立場に甘えてるんじゃないかな?」

ミカサ「ぽっと出のあなたには理解できないだろう、私はエレンのことをなんでも知ってる」

クリスタ「そっちこそ理解してるつもりなだけなんじゃないの?」

バチバチ

ライナー「おいおい二人ともそのへんにオグゥア!!」ドム

ライナー「」

アルミン(大正漢方胃腸薬?胃薬とは少し違うけど試してみる価値はある!!)キリキリ


エレン(女怖い女怖い女怖い女怖い女怖い女怖い…)ガタガタ




ユミル(くそ…芋女のせいでだいぶ時間くった…)

ユミル(私のクリスタは無事なんだろうな…)

ユミル(何かあったらマジで殺すぞ泡吹き野郎)


ユミル「クリスタァ!!無事か!?」

クリスタ「…」バチバチ

ミカサ「…」バチバチ

ライナーだったもの「」

ベルトルト「…」ボー

アルミン「胃が、僕のいがあああぁぁぁぁ…」キリキリ

エレン(女怖い女怖い女怖い女怖い女怖い女怖い)ガクガクブルブル



ユミル「」

ユミル「何このカオス」

とりあえずここまで

つづきはまたよるのよていです

ageしんこうしちゃってもいいんですかね?

というわけでひにちまたぐまえにもどってこれましたさいかいします

ー兵舎ー



エレン「」ゲッソリ

アルミン「」キリキリ

ライナー「」ボロボロ

ベルトルト(なんで3人がこんなに荒れ果てているかって?)

ベルトルト(ミカサとクリスタが喧嘩してユミルが仲裁)

ベルトルト(その隙を見て僕がライナーを、アルミンがエレンを連れて逃走)

ベルトルト(上手く食堂に着いたはいいけど…)

ベルトルト(僕たちの食事は全てサシャの胃袋に)

ベルトルト(サシャ曰く「反省?何それ美味しいんですか?」とのことだ)


ベルトルト(それで現在に至る、以上僕の日課の一日の状況整理終わり)

エレン「き…今日も…飯にありつけなかった…」ヨボヨボ

アルミン「仕方ないよ、サシャがいる以上…あ、だいぶ治まってきた」キリキリ

ライナー「…もうやだ故郷に帰りたい」ボロボロ

ベルトルト(いや元々帰るのが目的だろ)



コニー「ん?あんたらなんで死にそうなんだ?特にエレン」

エレン「あ~……大丈夫じゃ…あと一日食べなくても死にゃせん」ヨボヨボ

コニー「ふ~んそっか」



アルミン・ライナー・ベルトルト「いや死ぬだろ」

コニー「それよりあんたら風呂どうすんだ?風呂」

コニー「入浴時間限られてんだから早くしたほうがいいぞ」

ライナー「ん?もうそんな時間か」

ベルトルト「じゃあさっさと入っちゃおうか」

ライナー「そうだな、今日は一段と疲れた…」

アルミン「そ、そうだね、エレン…」

エレン「…俺はもうちょっと休憩してから入る…」ゲソ

アルミン「ライナー、僕たちは後から行くよ」

ライナー「おう!先行ってるぞ」




エレン「…無理して付き合わなくてもいいんだぞ」

アルミン「ん?何のことだい?」

ー風呂ー

ミカサ「……」

アニ「……」

クリスタ「……」

サシャ「……?」モッチャモッチャ

ユミル(…気まずい)

ミーナ(気まずいなんてもんじゃないよ何この空気)

サシャ「みんな何風呂で気張ってるんですか?もっとリラックスしましょうよ」

ユミル(お前はよくこの空気で平気でいられるな…)


クリスタ「…ねえ、ミカサ」

ミカサ「何?」

クリスタ「エレンがいつも疲れてる原因って…」

ミカサ「私は原因だとおm クリスタ「自主トレ頑張ってるからだよね?」

ミカサ「!?」

アニ(自主トレ?)

ミーナ(へぇ~エレン頑張ってるな~)

ユミル(苦し紛れの嘘簡単に信じちゃうクリスタマジ天使)


ミカサ「…そういうことにしておく、だからエレンの邪魔はしないほうがいい」

クリスタ「むしろそれで体壊しちゃうなら無理させないほうが良いんじゃないの?」

ミカサ「大丈夫、部外者は何も心配しなくていい」

ユミル(平常心保ってるように見えるが目が泳いでるわ声裏返ってるわ嘘つく気あんのか?こいつ)

クリスタ「部外者って…そんないいかたないんじゃない!?」

アニ「今のは聞き捨てならないね」

ミカサ「事実を言ったまで」

ミーナ「え?なんで喧嘩になってるの?」オロオロ

サシャ「は~…いい湯です」モッキュモッキュ


ユミル(…しゃーない、ちょいと私のクリスタに加勢してやるか)

ユミル「うるせーなーお前ら、たかだか泡吹き野郎のことでよー」

ユミル「だいたいいつも疲れて見えるってのはあいつg ミカサ「削ぐ」

ユミル「!」

ミカサ「ユミル、あなたが何を言いたいのか知らない」

ミカサ「でもあなたがその続きを言うのなら私はあなたの息の根を止めなければならない」

ユミル「……おーこわ」

ユミル(ていうか、完全に認めちまってんじゃねえか…)

ミーナ(ここここんどはユミルとミカサ!?)

ミーナ(なにこの展開?ドロドロですかそうなんですか!?)

ミーナ(うっは興奮してきた)ハアハア

アニ「……」ペシ

ミーナ「あう」

ミカサ「でも私も少し、ほんの少し大人げなかったかもしれない」

ユミル「は?」

ミカサ「エレンはかっこいい、だからクリスタが色目使うのもわかる」

クリスタ「へ?色目?」

ミカサ「アニがボディタッチで誘惑するのもわかる」

アニ「唐突に何言ってんのあんた」

ミカサ「サシャがエレンの食事を執拗に狙うのもわかる」

サシャ「はい!エレンのごはんは特別美味しく感じます!」

ミカサ「そうみんなエレンを狙うのもわかる」

ユミル「安心しろ、別にみんな狙ってないから」

ユミル(なにこれ?唐突に語りだしたことに突っ込んじゃだめなん?)

ミカサ「私はそれに寛容であるべきだった、なぜなら…」

ミカサ「家族だから!」

ミカサ「これは揺るぎようのない事実」

ミカサ「でも私は大人げなく嫉妬してしまった、これは失態だった」

ミカサ「だからみんなに一つ提案がある」

クリスタ・アニ「…何?」

ミカサ「…仲直りをしよう」

クリスタ・アニ「は?」

ユミル(言ってることが支離滅裂になってんぞ)

ミカサ「でも確かに私も一ミリくらい悪かったと思う、でも二人ともエレンが困ってるのに必要以上に迫るのはよくない」

クリスタ「それは自由だよ!」

アニ「大体困ってたら本人が避けるなりするはずだよ」

ミカサ「エレン幼少期の写真(グリシャさんからもらった)」

クリスタ「ミカサ、ごめんね!」

アニ「私も悪かったよ」

ユミル(私のクリスタが…写真で懐柔された…だと)

ミーナ(さっきから話についていけない私は普通なんだよね?」

サシャ「…おっふ肉や~…ムニャムニャ」zzz

ミーナ(サシャいつの間にか寝てるし…)

ユミル(ん?3人とも壁のほうに?)

ユミル「!いや待て!!お前ら何しようとしてんだ!?」

ミカサ「…友情の」

アニ・クリスタ「儀式」

ユミル「ちょ!?二人はどうでもいいがクリスタァ!?」

クリスタ「止めないでユミル、今ならなんだってできる気がするの」

ユミル「クリスタァ!?」

ミーナ「アニまでどうしちゃったの!?」

アニ「いつやるの?今でしょ!!って声が聞こえた」

ミーナ「」

ユミル「待ってくれクリスタ!!そんな遠くに行かないでくれ!!」

ミーナ「アニ!?考え直して!!」




ミカサ「さあ、エレンの彼方へ…」

クリスタ「go,to」

アニ「heaven」








ライナー「……いやん」






ミカサ「……go」

クリスタ「……to」

アニ「……hell」



その後、風呂から戻ってきたライナーは悪化していた

本人曰く「とくに理由のない暴力に襲われた」とか

ちょうどそのころアルミンの胃痛が戻ったらしい

不思議なこともあるもんだね

そういえばエレンっていつもみんなの後に風呂に入るけどなんでだろ?

今度それとなく訊いてみようかな

                     ベルトルト・フーバー

とりあえずここまで

ちょっとぐだぐだしすぎたようなきがします

つづきはあさかひるごろに

あなたのssは面白い、ので、見ていてとても楽しい、
なのにsage進行というのは続きが来たのか分かりにくくて残念だ、
なのであなたはage進行するといい、age進行していろ、


age進行でおしゃなす...

こにいさん
これ面白いですよ、ひき続き期待

>>142
ざんねんなのはおまえのげんごりょくだとかなんとかじゃんがいってたぞ

でもそういってもらえるとうれしいのでageしんこうでやらせていただきます

>>143
おおおれはこにいじゃねえぞ

まったりさいかいします

ー翌日、食堂ー


エレン「…なあ、アルミン」

アルミン「なんだい?エレン」

エレン「俺は今…」ウルウル

エレン「幸せだああああああ!!」ガツガツムシャムシャ

アルミン「うわ!!すごい速さだ…」

ミカサ「エレン、ゆっくり食べないとだめ」

エレン「そんなことしてたらまたサシャに奪われちまう!!」ガツガツ

ミカサ「その心配はない」

アルミン「?」

ミカサ「あれのせいでエレンは苦しい思いをした、しかるべき報いを与えた、それだけ」




サシャ「お風呂に入ってたとこまでは覚えてるんですが…」

サシャ「なぜ私は縛られてるんでしょうか?」ポツーン


アニ「……」チラッチラッ

クリスタ「……」ジー

アルミン「…ねえ、ミカサ」

ミカサ「何?アルミン」

アルミン「なんか視線を感じるんだけど…」

ミカサ「気にしなくていい、目を合わせてはいけない」

ミカサ(お風呂でのぼせて暴走したなんて…これはとてつもない失態)

アルミン「うん…(ん?また胃に違和感が…)」

エレン「はぁ~…ごちそうさま」ホッコリ

ミカサ(可愛い)

アニ(可愛い)チラッチラッ

クリスタ(可愛い)ジー

ユミル(どうしちまったんだクリスタ…)グス

ドドドドドドドドド

サシャ「ごっは―――――ん!!」バーン

ミカサ・アニ・クリスタ「!!」

サシャ「とその前に」スタスタ

サシャ「…」クンクン

ミカサ「?」

サシャ「…」クンクン

アニ「?」

サシャ「…」クンクン

クリスタ「どうしたの?サシャ」

サシャ「犯人はあなたたちですね!」ドヤァ


ミカサ・アニ・クリスタ「!?」

サシャ「縄からあなたたちの臭いがしました!!」

ミカサ・アニ・クリスタ「!!ちょ静かに!」

ナワッテイッタ?
シバッタノカ?
テンシニナラシバラレテモイイカモ
ケッコンシヨ

サシャ「酷いじゃないですか!!せめて服くらい着せといてくださいよ!!」

オイ、イモオンナハダカデシバラレタノカ?
ヤッベコウフンシテキタ
smプレイデモヤッテタノカ?

クリスタ「お願いだからサシャ!静かに!」

サシャ「いくら神の頼みといってもこればっかりh クリスタ「私のパンあげるから!!」

サシャ「私はクリスタがそんなことしないって信じてました!!」

サシャ「うまうま」ガツガツ

ミカサ「…収まった」

アニ「…助かった」

ガチャ

キース「今しがた何かしら騒いだ音が聞こえたようだが…」

キース「説明してもらおうか」



ミカサ「サシャが放h サシャ「ミカサとアニがsmプレイした音です!!」

ミカサ・アニ「!?」


キース「…少しは慎みを覚えろ」ドンビキ

バタン

ミカサ・アニ「……」

ミカサ「……サシャ?」

アニ「……」

サシャ「……フーッ」ドヤァ

アニ「…!まさか…」


クリスタ「…フーッ」ドヤァ

ミカサ・アニ「!!?」

ユミル(私のクリスタが…どんどん遠い存在に…)

サシャ「そういえばエレンがいませんね」

アニ「!?」

ミカサ「アルミンもいない」

ミカサ(ということは一緒なのだろう、まあアルミンなら大丈夫と信じよう)

クリスタ「どこいっちゃったんだろ?」

ミカサ「クリスタが気にすることではない、訓練で必ず会うのだから」

アニ「そう言ってまた抜け駆けしようとしてるんじゃないの?」

ミカサ「そんなことは クリスタ「こうしちゃいられない!」ダッ

アニ「あ!待ちな!」ダッ

ミカサ(…マズいことになった)

ミカサ(エレン、私が行くまでどうか無事でいて)ダッ

ユミル(エレン殺すエレン殺すエレン殺すエレン殺す)

ー男子寮エレン一行の部屋ー


アルミン「ごめん手伝ってもらっちゃって」

ベルトルト「かまわないよ、なんだかんだ頼られるのは悪い気がしないから」

エレン(裸で縛られたとか大声で叫ぶとかほんと女って何考えてるかわかんねえ)

ベルトルト「……アルミン」

アルミン「なんだい?」

ベルトルト「…訊きたいことがあるんだけど」

アルミン「……」

エレン「アルミン?」

ベルトルト「エレンにもここにいてもらったほうがいいかも」

アルミン「…そうだね」

エレン「おい何二人で分かり合ってんだよ寂しいじゃんか」

ベルトルト「言いたくなければ言わなくていい、むしろハイかいいえだけでもいい」

アルミン「…わかった」

ベルトルト「エレン…君は極端に何かを避けてるね」

エレン「!?」

ベルトルト「それは…女性かい?」

アルミン「……」

ベルトルト「僕のちょっとした趣味で人間観察っていうのがあってね」

エレン「……」ドキドキ

エレン(なにこれ俺見透かされちゃってる?)

ベルトルト「ちょっとエレンを面白いと思ったから観察してみたんだ」

エレン(え?ストーカー?)

ベルトルト「勘違いしないでほしいけど僕にそっちの気はないよ」

エレン(ほっ)

ベルトルト「話が逸れちゃったね、それで気になったことがあってね」

アルミン「……」

ベルトルト「たまたまかもしれないけど女性と接触したときだけ明らかに動揺してたよね?」

エレン「そ、そんなことは…」

ベルトルト「別に誰かにばらすつもりも無い、そのうえでもう一度訊く」

ベルトルト「エレン、君は女性恐怖症だね?」

エレン(ア、アルミン…)

アルミン「そうだ」

エレン「!?」

アルミン「ここまで言われて今更隠し通せる話でもないよ、それに誰にも言わないとも言ってるしね」

エレン「おい!そんなの口では何とでも言えるだろ!」

ベルトルト「その発言がもうすでに認めてしまってるようなものだけどね」

ベルトルト「でも本当に誰にも言うつもりはないから安心してほしい」

エレン「とは言ってもだな…」

アルミン「確信をつかれないまま噂が広まるという可能性もある」

アルミン「だからここは信じるしかないよ」

ベルトルト「まあ簡単に信じてもらえるとは思ってないよ」

ベルトルト「だから僕も協力させてもらうっていうのはどうだろう?」

エレン「!?」

アルミン「…いいのかい?」

ベルトルト「かまわないよさっきも言ったけど頼られるのは嫌いじゃない」

アルミン「僕としては願ったり叶ったりなんだけど(この前のような胃痛に襲われたとき対処の使用がないからね)」

アルミン「何か見返りとか考えちゃうよね」

ライナー「見返り?そうだな~…」

エレン・アルミン「!?」

ベルトルト「ライナー?いつから戻ってたの?」

ライナー「おう!エレンが女性とうんたらかんたらのあたりだな」

ライナー「というかベルトルトこそいつの間にいなくなってたもんでな」

ライナー「んで戻ってきたら部屋からなんか聞こえたわけだ」

アルミン(つまりほぼ内容聞かれたわけですねわかります)

エレン「…ライナー」ギロ

ライナー「おっと誰にも言うつもりはねえってむしろ俺も協力者だ!」

ライナー「むしろ俺の場合別のベクトルだが女は怖いって思ってる!」

ライナー「あいつら遠慮なしに殴ってきやがるからな」

ライナー(ま、天使は別だがな、もっと殴られたい…)ウヘヘ

ベルトルト「と、とにかく僕たちは協力者ってことだ」

ライナー「ま、同じ部屋の奴らで秘密を共有ってわけだ」

アルミン「二人とも…」

エレン「…ありがとな」

ライナー「いいってことよ」

ベルトルト「これからもよろしく」

エレン(秘密がばれた)

エレン(最初は何されるかわからなかった)

エレン(だが二人は協力してくれるって言ってくれた)

エレン(俺だっていつまでもこの体質に甘えるわけにはいかねえ)

エレン(女共、俺の反撃は…ここからだ!!)

アルミン「」アワワワ

エレン「ん?アルミンどうした?あっちになんかあんのか?」クル




窓スタ「……」ベター

窓ニ「……」ベター





エレン「」


きぃぁああああああああ

ミカサ「エレン!大丈夫!?」バーン


クリスタ「チッ」スッ

アニ「フン」スッ


ミカサ「エレン!あの女狐共に何かされなかった?」ガシッユサユサ

エレン「や…やめ」トリハダ

アルミン「ミカサ!!」

ミカサ「は!エレンごめんなさい!私…」

エレン「だ、だだ、だいじょぶ…」ガクガク

ベルトルト(ミカサの場合近づくのは大丈夫でも)

ライナー(過度のボディタッチはngか)

ベルトルト(何かヒントがあるかと思ったけど…)

ライナー(前途多難だな…)

ライナー「というかミカサ、ここ男子部屋なんだが…」

ミカサ「何か問題?」ギロ

ライナー「イヤナンデモアリマセン」

アルミン「ミカサ、ちょっといいかい?」

ミカサ「何?アルミン、私はあのチビ共を駆除しなければならない」

アルミン「ミカサにも話さないといけないと思ったんだ」

ミカサ「手短にお願い」

アルミン「協力者ができた」

ミカサ「……」ジロ

ベルトルト「…よ、よろしく」

ライナー「…ってわけだ」

ミカサ「…アルミン」

アルミン「はい」

ミカサ「理解はした、でも納得はしてない」

アルミン「……」

ミカサ「でも今は害虫の駆除が先」

ミカサ「ので、今度納得のいく理由を聞かせてもらう」ダッ

アルミン「…わかった」





ライナー「……」

ベルトルト「……」

エレン「女をなめてたわけじゃねえ…でもさっきのはあまりにも」ガクブル

アルミン「いやあれはエレンじゃなくても怖いと思う」

ー立体起動訓練ー


キース「今回は3人一組で行動してもらう!」

キース「なお、組み合わせはこちらで決めたもので動いてもらう!」

キース「まず一組目!」









エレン「……」ドキドキ

アルミン(ん?胃が?…どうか何も起こりませんように)キリキリ

ジャン(ミカサミカサミカサミカサ)

ミカサ(エレンエレンエレンエレン)

ーエレン、ジャン、ユミルペアー



エレン「……」

ジャン「…てめえかよ」

エレン「まあなっちまったもんは仕方ないだろ」

エレン(それよりも)チラ


ユミル「……」ニタァ


エレン(殺される予感しかしないんですけど)ガクガクブルブル

ジャン「?」

ーライナー、ハンナ、フランツペアー


ライナー(見事に同盟が離れ離れだな)

ライナー(…それよりも)

ハンナ「も~うフランツったら~♡」

フランツ「ははは、ハンナこそ♡」

アハハ、ウフフ♡




ライナー(こいつらぶん殴っていいか?)

ーアルミン、クリスタ、サシャペアー

アルミン(…なんでだろう…天使と一緒なのに)

クリスタ「ん?」

アルミン(嬉しい…はずなのに)

サシャ「アルミンどうしたんでしょ?」


クリスタ「さあ」キョトン



アルミン(どうしてこんなに胃が痛いんだよぉぉぉ)キリキリ

ーミカサ、マルコ、トーマスペアー


ミカサ「……」

マルコ「よ、よろしく」

トーマス「こ、こちらこそ」

ミカサ「…この世界は残酷だ」

トーマス(なんか語りだしてるよ)

マルコ(だ、大丈夫かな)

ミカサ「こうなったらそこの二人に大事な戦いで死ぬ呪いをかけなければならない」


トーマス・マルコ「!?」

マルコ「何それ!?」

トーマス「どんな八つ当たりだよ!?」

ーアニ、ミーナ、コニーペアー

アニ「……」

ミーナ「頑張ろうね!アニ」

アニ「私は頑張るつもりないよ」

ミーナ「あぅ…」

コニー「おいアニ!頑張んないって足引っ張んじゃねえぞ!!」

アニ「心配しなくてもあんたよりは大丈夫なつもりだよ」

ミーナ「ア…アニ…」

コニー「そっかなら問題ないな!」

アニ「!?」

ミーナ(もしかして…挑発に気づいてない?)

ーベルトルト、ダズ、サムエルペアー


ダズ「…緊張で吐きそう」ウップ

サムエル「いやこれ訓練だから」

ダズ「でもよぅ…訓練でも死人でるって…」

サムエル(じゃあなんのために訓練兵志願したんだよ…)




ベルトルト(エレン大丈夫かな…)ボー

とりあえずここまで

たぶんもどってこれるのはひにちまたいだあとだとおもいます

あれ、これってなんで女性恐怖症がばれたらまずいんだ?

>>184
教官にバレたら戦力外通告=開拓地行きになるかも、を恐れてるんじゃね?
実際女性とチーム組む事になったらエレンが足引っ張るのは確定的に明らかだし、
そういう事になりそうな人間を「訓練兵団の隊長」が実戦に投入する判断はしないと思う。

>>186 男多い上通常時高スペックなら班員調整して使うんじゃね?

>>1です
もどってきたはいいんですがたいりょくが…
あさからかくことをおゆるしください

>>184
一応エレンたちが危惧してるのは正に>>186の言う通りです説明不足で申し訳ないです
まあばれたところで主にアルミンがなんとかしてしまうのではとか考えてしまいますが…
書いといてなんですが中々難しい設定です>>186さんありがとう

ではまたあさに

コニー漢字かけたのか・・・

みなさまおはようございます>>1です
よるはもうしわけございませんでしただいぶらくになりました

ちょっとよるのほそく
>>190で書いたことはエレンたちが危惧してることであって実際教官はどうするかはわかりません
>>187がいうように通常時が高スペックであるしなにかしら猶予は与えられる可能性はあります
まあそこはばれてみないことにはわかりませんが(こんな粗だらけの設定で申し訳ない)

>>192べべつにかんじくらいかけるし!
あるみんにてつだってもらったとかそんなんじゃねえしおれこにーじゃねえし!


とちゅうきゅうけいをはさみながらまったりさいかいします

いくら通常時高スペックでも近くに女がいるだけでスペックダウンな兵士なんて邪魔なだけじゃない?
兵士に求められてるのは安定した戦力だろうし

キース「今回の訓練は巨人がウンヌンカンヌン…」

キース「よってこの見取り図のa地点からb地点への…」

キース「その際の速さとガスの残量、連携が…」


ユミル(こんなに早く泡吹き野郎を潰す機会が来るなんてな)ニヤニヤ

ユミル(やっべつい二ヤけちまう)ウヒヒ


ジャン「?おいどうした?大丈夫か?」

エレン「しし心配すんな、問題ねえ」ガクブル

エレン(大丈夫だ目を合わせるな声を聞くな距離をとれ!)


ジャン「…まあてめえのことなんざ心配しちゃいねえが足だけは引っ張んなよ?」

>>195言い訳にしかならないのですが一応少しづつ克服していく予定です
前に常に最低成績と書いたのですがそれはその時点でのことであって今後は改善していく予定です

キース「一番遅かったものには罰を与える!心しておけ!」

キース「では始め!」

バシュンバシュン


ジャン「じゃあ俺たちも行こうぜ!」

エレン「お、おう!」

ユミル「……」

バシュンバシュン

ジャン「……」チラッ

エレン「……」

ジャン(こいつ…合わせなくても追いついてきやがる…だと?)

ジャン(それよりか俺が合せられてるって気さえしてくんぞ)

ジャン(…ムカつくぜ)

ジャン(それに…)

ユミル「……」ゴゴゴゴゴ

ジャン(うしろのあいつの気迫はなんなんだ!?)


エレン(振り向くな…後ろには後悔しかない…)アセダラダラ

ギュルルルル

ジャン「!?エレン!!避けろ!!」

エレン「!?」シュン



ユミル「悪い悪いアンカー飛ばすとこミスったw……チッ」

ジャン「あぶねえだろ!!気ぃ付けろ!!」

エレン(俺あいつ怒らせるようなことしたっけ?)アセダラダラ




ライナー「……」

ハンナ・フランツ(お姫様抱っこ)「♡♡」イチャイチャ





ライナー(お姫様抱っこで立体起動とかなんなのこいつら…)




サシャ「二人ともちゃんと付いてきてますかー?」

クリスタ「なんとか…でもアルミンが…」


アルミン「……」キリキリ

サシャ「頑張ってくださいアルミン!!向こうでお肉が待ってます!!」

アルミン「それで効果があるのはサシャだけだよ」キリキリ

サシャ「あああ!!アルミンが変なこと思い出させるから食べたくなったじゃないですか!!」

アルミン「知らないよ!!」キリキリ

ミカサ「……」


マルコ「ミ…ミカサ!」

トーマス「ペースが…」


ミカサ「追いつけなければあなたたちは死ぬ、それだけ」


マルコ「だからなんなのそれ!?」

トーマス「縁起悪いこと言うなよ!!」


ミカサ「エレン待ってて、必ず助けに行く」

コニー「ひゃっほーーーう!!」

アニ「……」

ミーナ「…えっと」


コニー「どうしたお前ら!言いたいことあんなら言ってみろ!!」


ミーナ「じゃ、じゃあ」

アニ「あんた、思いっきり道間違えてるよ」

コニー「は!?そんなはずは…」

コニー「ここどこ!?」

アニ「……」ハア

アニ「私が先導するよ、付いてきな」

ミーナ(なんだかんだで頑張っちゃうアニ可愛い)




ダズ「も…もう…限界」

サムエル「!?」

ダズ「オゲロロロロロロロオロr…」

サムエル「ちょ!?飛びながらまき散らすな!!」




ベルトルト(……ちょっとかかったんだけど)イラッ



ジャン「さっきからあいつなんなんだ?ミスりすぎにも程があるだろ!!」

ジャン(それを紙一重で避け続けるあいつも相当だが…)

ユミル(流石にもう当たらねえか…無駄に機動力ありやがる)

ユミル(ならこんどは…)バシュン

エレン「?」

ジャン(おいマジで何やってんだあいつ…)

ユミル「直接蹴るだけだあああああああ!!」ゴオォォォォォ

ジャン「阿保かテメええええええええ!!」

ジャン「ついに本性表しやがったな!!何が目的だ!!」

ユミル「知るか!!あの野郎さえいなければクリスタは!!」

ジャン(駄目だこいつ早く何とかしないと)

ジャン「んなことしたら営倉、下手したら豚箱行だぞ!!」

ユミル「それでこいつをぶっ潰せるなら本望だ!!」

ジャン「んなことになったらクリスタ悲しむんじゃねえか!?」

ユミル「!!」

エレン(何この熱い展開、崩壊ってどころじゃねえぞ)アセダラダラ


ジャン「考え直せ!!」

ユミル「もう遅ええええええ!!」

ジャン「なんでだよ!?」

ユミル「止まんねえんだよおおおおおお!!」

ジャン(やっぱこいつ馬鹿だ)

ジャン「避けろおおおおおお!!」

ユミル「くそがあああああ!!」


ヒョイ


ジャン・ユミル「!?」


エレン(あっぶね間一髪…)アセダラダラ

ユミル(マズい!!この先は!!)

ユミル(ぶつかる!!)

ユミル(上手く体勢を…間に合わな)



ガシ




ユミル(…あん?)

エレン(ん?ってあいつ!!)

エレン(あのままじゃぶつかっちまうじゃねえか!!)

エレン(ジャンは…確実に間に合わない)

エレン(いけるのは俺だけ…)

エレン(怖い…怖い…怖い)ガクガクブルブル

エレン(でも…目の前の人間を助けられないことのほうがもっと怖い!!)

エレン(そうだできるできないじゃねえ!やるかやらないかだ!)

エレン(後悔なんてのは後からすればいい!!)

エレン(今やれることをやる!!)バシュン


ユミル「お前…なんで…」

エレン「ししし知るか!かっかからだが勝手にうう動いたんだ!」マッサオ

ユミル「…馬鹿かお前」

エレン「……悪い」ウップ

ユミル「あん?」

エレン「…堕ちる」シロメ

ユミル「!?」




ドボン

きゅうけいします

1じくらいからさいかいしたいとおもいます

ゆみるほんとはこんなかっこわるくないよごめんね
ちょっとおばかなゆみるさんもありだとおもったんだ

ではさいかいします

ジャン「!?」

ジャン「…落ちやがった」

ジャン(あいつら一体なんなんだよ…)

ジャン(わけわからんことに振り回される身にもなってみやがれってんだ)

ジャン(とりあえず助け出さねえと)

ジャン(ドベ確定だよ畜生!!)

ーゴール地点ー




ダズ「まさかの一番乗り…」

サムエル「ほんとだよ」

ベルトルト「……」




ミカサ「……」スタ


ミカサ「…エレンはどこ?」キョロキョロ

マルコ「はあ…はあ…早いよミカサ」

トーマス「本当に死ぬかと思った…」


ミカサ「……」スタスタ

マルコ「どこへ行くんだいミカサ」

ミカサ「まだエレンは来ていない、私はエレンを探しに行く」


ライナー「まあ慌てるな、まだそんなに時間が経っちゃいないだろ」スタ

ライナー「…3番乗りか」

ミカサ「……」

ベルトルト「まあ心配な気持ちもわかるよ」

ベルトルト(何か胸騒ぎがするのは事実だしね)

ライナー「おうベルトルト、お前らが1番か?」

ベルトルト「どうやらそうみたいだ、ミカサより早かったのが信じられないけど…」

ベルトルト(なんかあったんだろうな…)

サシャ「にっくうぅぅぅぅぅ!!」スタ

アルミン「いや肉は無いと思うよ」スタ

クリスタ「もう所々集まってるみたいだね」スタ

サシャ「え!?肉無いんですか!?なら私はなんのために…」orz

クリスタ(ん?あれ?違う班のミカサとベルトルトとライナー集まって何話してるんだろ?)

アルミン(エレンは…まだ来ていない…当たらないでくれよアルミン勘)キリキリ

コニー「ふぅ~…なんとかドベは免れたみたいだな」スタ

アニ「あんたが盛大に道間違えなければたぶん1位だったよ」

ミーナ「アニったら…(悔しそうにしてるアニマジgood!)」

コニー「いやそれはないんじゃないか?たぶん1位はミカサだろ」

アニ「……」

アニ(…さてとあいつは…まだ来てない)

アニ(あそこに集まってるやつらにでも訊いてみるか)

コニー「おい無視するなよ寂しいじゃんか」



ミカサ「いくらなんでも遅いこれはなにかあったかもしれない」

ライナー「落ち着けミカサ、ここで慌ててもなんの解決にもならんぞ」

ミカサ「慌ててなどいない、ただ私はエレンを探しに行く、それだけ」

ライナー「だからそんな闇雲にだな…」

アニ「探しに行くってあてはあるのかい?」

クリスタ「わからないまま探しても見つかるとは思えないけど」

ミカサ「ならどうやったらわかる?」

クリスタ「それは…」



ジャン「助けてくれ!!」

ジャン「ゼエ…ゼエ…」スタ

一同「ジャン!?」

ライナー「お前一人か?エレンとユミルは…」

ジャン「実は…」





ミカサ「ジャン」

ジャン「……」

ミカサ「今は感傷的になっている場合ではない」

ミカサ「今優先すべきことはただ一つ」

一同「2人を助けに!」

キース「ならん!」

一同「!?」

キース「ここでくたばるのならばそこまでの奴だったということだ」

キース「これが実戦だったならば2人はとっくに巨人に食われてる」

キース「今更助けに行ったところでミイラ取りがミイラになるだけだ!」

ジャン「し、しかし…」

キース「今は私が喋っているのだがキルシュタイン訓練兵?」

ジャン「……」



キース「……2人が自力で帰ってくれば話は別だ」

一同「?」

キース「2人が帰ってくるまで待ちたい奴は待っていろ」

キース「私は訓練が終わり次第一度ここを離れる」

キース「ただし待つのならば問答無用で罰則をつけるがな」

一同「!」



キース(うわぁ…自分でも何言っちゃってんだろクビ覚悟だよ…)

ー一方その頃ー




エレン「……ん…」

エレン「…ここは(確か泉っぽいところに落ちて…)」

ユミル「目ぇ覚めたか泡吹き野郎」

エレン「!!」ビク

ユミル「安心しな、今のところはどうこうするつもりはねえ」

エレン(それってそのうちどうこうするってことじゃないですかやだー)ビクビク

ユミル「それと…絶対こっちみんなよ」

エレン「?い、いやふ、普通に見ないけど」ビクビク

ユミル「…なんかそういう反応されるとむかつくな…」

エレン(じゃあどうすればいいんだよ…)

エレン(ん…そういえば)

エレン(パン一)「な、なんで俺服着てねえんだ?」ビクビク

ユミル「…今乾かしてんだよ悪いか?」

エレン「あ、あうんそっか、ごめん」ビクビク

ユミル「……」

エレン(ん?まてよ?ってことは)

エレン(ユミルは下着姿ってことか?)



エレン(…なんとおぞましい)ガクガクブルブル

※ちょっとこのへんでオリジナル設定入ります


ユミル「…それより…」

エレン「?」ガクブル

ユミル「お前の体…」

エレン「!」

ユミル「なんでそんな火傷跡や古傷が…」

エレン「…だ、誰にも言うなよ」ガクガクブルブル

ユミル「…言わねえよ」

エレン「…ま、まあ小さいころに…い、いろいろあったんだ」ブルブル

ユミル「…詳しくは訊かねえけど、それが原因ってとこか?」

エレン「……」ブルブル

ユミル「…沈黙は肯定ってことでいいんだな?」

エレン「…も、もうこのはなしはやめよう」ブルブル


ユミル「…わかった」

※お目汚し申し訳ございませんでした


エレン「…そ、それよりジャンは?」ブルブル

ユミル「ああ、助けを呼んでくるって言ったっきりだな」

エレン「そ、そっか…」ブルブル






ユミル「……なあ」

エレン「?」ブルブル





ユミル「ア…アリガトナ…」カアァ

エレン「!?いいい今…何て?」ブルブル


ユミル「な、なんでもねえよバーーカ」

エレン「!?」ブルブル



ユミル(だ、駄目だ…)

ユミル(お互い背向けてんのにこれじゃたぶん目も合わせらんねえ…)

ユミル(私にはクリスタがいるっていうのに…)

ユミル(マジふざけんな泡吹き野郎…)




エレン(…後ろから邪念を感じる…ような気がする)ガクガク


ユミル「お、おい!」

エレン「な、何!?」ビク

ユミル「お、お前に言っておくことがある!」

エレン「だだだから何!?」ビクビク

ユミル「ク、クリスタに手だしたらただじゃおかねえからな!」

エレン「なななんで今クリスタの名前が?」ビクビク

ユミル「それともう一つ!」

エレン「ええ!?まだ!?」ビクビク

ユミル「…お前のこと、鍛えてやるよ」

エレン「?」ビクビク

ユミル「だーかーら!手伝ってやるっていってんだ!」

エレン「!?」ビクビク

ユミル「治したいんだろ?女性恐怖症!」

エレン「そそそそれはもう」ビクビク

ユミル「わ、私も協力してやるよ」カアァ

エレン「え?ええ!?」ビクビク

ユミル「駄目って言ったら噂が広まるだけだ!」

エレン「え?ちょ」ビク

ユミル「わ、私にとってはただの暇つぶしだからな!」

エレン「……」ビクビク

ユミル「沈黙は肯定ということだな?」

エレン「…ハイモウソレデイイデス」マッサオ

ユミル「そうと決まれば早速lesson,1だ」ス

エレン「ちょ!何を!? ミカサ「エレン!!」

ミカサ「怪我は…!!?」

アニ「……」

クリスタ「……」

サシャ「ん?なんで二人とも裸に近い格好なんでしょう?」

ライナー「エレン…お前、男にグフゥ!!」

ライナー「」

ベルトルト(僕は何も見ていない僕は何も見ていない)

アルミン(あぁ…今やっと僕の胃痛の原因がわかったよ…よくも当たってくれたなアルミン勘)


ユミル「い…いやこれはだな…」アタフタ

エレン「」ガクガクブルブル

ユミル「お、おいジャン!!ちゃんと説明したんだろうな!?」

ジャン「あ?んなわけねえだろ、誰が下着姿でイチャコラなんて説明すんだよ」ププ

ユミル「こぉ~のぉ~やぁ~ろぉ~…」ゴゴゴゴゴゴゴ

アニ「それはこっちの台詞だよ」

ユミル「!?」

ミカサ「私はユミルはそんなことはしないと信じていた、だけにとても残念だ」

ユミル「違うんだお前ら誤解してるんだ!!」

クリスタ「…ユミル…これどういうこと?ちょっと説明してほしいな…」

ユミル「クリスタまで…」

ジャン「ま、てめえらのせいでドベになったんだからこれくらいの罰は受けてもらわないとな」ニヤリ

ユミル「う…裏切り者があああぁぁぁぁぁ!!!」

ミカサ「それよりジャン」

ジャン「ん?どうしたミカsオグフゥ!!」

ジャン「」

ミカサ「女性の下着姿を見てニヤニヤしているのは不潔、とても気持ち悪い」

アニ「それに関しては同意だよ」

クリスタ「ジャン…キモ」

サシャ「最低ですねジャン!!」

ジャン(なんでここまで言われてんだ俺)






ベルトルト(話は終わったのだろうか?)

アルミン(い、今はとにかく隠れるんだ)キリキリ

~夜、営庭~



タッタッタッタッタッタ

ライナー「ま、当然だな」

ベルトルト「罰則は罰則だしね」

ジャン「畜生なんで俺まで…」

ユミル「お前にはお似合いだけどな」ププ

ミカサ「犬がなぜ人間の言葉を喋るの?」

アニ「犬は黙ってないと」

クリスタ「またお仕置きが必要かな?」

ユミル「……わん」

アルミン「で……でも…罰が…朝日に向かって…走れ…って…なんだよ」

エレン「アルミン大丈夫か?なんならおんぶしてやろうか?」

一同「!?」

サシャ「じゃ、じゃあ私おんぶしてください!!」

ミカサ「いや、ここは家族である私が」

アニ「あんたじゃあ重すぎだよ、というわけでここは私が」

クリスタ「だったら一番軽い私が」

ユミル「お前ら揃いも揃って…まあ私デモ…」

クリスタ「犬」

ユミル「わん」

アニ「次しゃべったら四足歩行で」

ユミル「」

ジャン「ん?エレンの野郎いねえぞ」

一同「!?」

クリスタ「?ああ!いつのまに先に!!」

アニ「しかもあるみんをおぶって!?」

ミカサ「アルミン、私はあなたを親友と思ってる、でもこれはあんまりだ」

ユミル「わん」

ライナー「おいおいどんな体力してんだよ…」

ベルトルト「もはや気力と言うべきだね」

ライナー「…ベルトルト…俺たちは…」

ベルトルト「…わかってる」

アニ「……」

ライナー「ま、今は朝日に向かって走ろうぜ!!」

ベルトルト「…ああ!!」


サシャ「エレン!!次私お願いします!!」

ミカサ「ここは私にするべき!!」

アニ「遠慮なんかしなくていいって!!」

クリスタ「私が一番いいと思うの!!」

ユミル「わん」


ジャン(元気だな)


エレン「おおおおお前らなんなんだよおおおおおお!!!」ハジケルアセ

ユミル(始めは泡吹いてるやつって印象だった)

ユミル(んでもって次はクリスタに色目を使ってるやつ)

ユミル(正直何度ぶっ殺したいと思ったことか…)

ユミル(あああああんなことが無ければよお)

ユミル(あんな助け方されたら少なからず意識しちまうだろうが…)

ユミル(ああもうこれからどうすりゃいいんだ)

ユミル(…まあまずクリスタに手出ししたらぶっ殺すとして)

ユミル(しばらくは私の暇つぶしに付き合ってもらうか」ボソ

ミカサ「今犬がなんかいった」

アニ「四足歩行」

クリスタ「お仕置きだね」

ユミル「」

ちょっとはずします

ゆうがたごろもどるよていです

ゆうがたごろといってたんですがだいぶおくれてしまいました

さいかいします

~数日後、夜~


アルミン「ベルトルト、ライナー、ちょっといいかい?」

ベルトルト「アルミン、ちょうどよかった」

ライナー「俺たちもお前に訊きたいことがあったんだ」

アルミン「?二人が僕に訊きたいこと?」

ベルトルト「そう、それで僕たちが訊きたいのは…」

ライナー「エレンがこの時間特訓と称して必ずどこかへ行くってことだ」

アルミン「!!」

ベルトルト「アルミンは何か聞いていないかい?」

アルミン「実は…僕も二人にそのことを訊きたかったんだ」

ライナー「その様子だとアルミンも知らねえか…」

ベルトルト「残念ながら僕たちも何もわからない」

ライナー「ま、アルミンが知らねえことは俺たちなんてもっとわかんねえけどな」

アルミン「…そっか、二人とも、ありがとう」

ベルトルト「お役に立てず申し訳ない」

ライナー「ま、わりとすぐに戻ってくるから心配はないんだけどな」

アルミン「……」

アルミン(なるべく僕も心配しない様にしてるけど…)

アルミン(毎回帰ってきたエレンの顔色が悪いのが気になるんだよ)

アルミン(大体水汲みに行って帰ってくる程度の時間)

アルミン(その短い時間に何があるのか…)

アルミン(親友として教えてもらえないのは少し寂しい)



アルミン「…よし」

ベルトルト「ん?どうしたんだい?アルミン」

アルミン「ん?いやちょっとトイレにね」

ライナー「そうか…ま、頑張ってこい」b

アルミン「トイレで何を頑張るんだい?」

ガチャ、バタン






ライナー「さて…」

ベルトルト「後をつけるんだねライナー!」

ライナー「ああ、尾行は今、ここで決める!」

~外~




アルミン(わりと簡単に見つかった)

アルミン(井戸の近くの物陰)

アルミン(そこにいたのは…エレンと…ユミル!?)

アルミン(あの二人がどうして!?)

アルミン(よく見なくてもわかる、エレンは震えている)

アルミン(ユミルはその近くで…見守ってるっていうのか?あれ…)

アルミン(というかユミルって怖い印象あったんだけど…あんな顔するんだ…)




アルミン(あ、手をつないだ)

アルミン(エレンの顔がみるみるうちに青くなっていく…)

アルミン(ユミルがなんか言ってるみたいだけど…ここじゃ遠くで聞き取れない)

アルミン(もうちょっと近くに……ん?)

サシャ「……ブツブツ」


アルミン(サシャ?どうしたんだろ?)

アルミン(なんかブツブツ言ってるみたいだけどちょっと気になるな)

アルミン(こんな時間にこんなところにいるのが悪い!さあ盗み聞きだ!)

アルミン(なになに~…!!?)




サシャ「へえ~最近なんか急に優しくなったなと思ったらそういうことですかそうですか水汲み当番代わるって言ったのもこれが目的だったんですね私見ちゃいましたさてはエレンのごはんが目的なんですかそうなんですか?渡しませんよ絶対エレンもエレンのごはんもというか
こんな夜中に密会とか何考えてるんですかあなたたちエレン浮気は許しませんよミカサとアニとクリスタはただ追っかけてるだけだったんで見逃してたんですがまさかこんなところにダークホースがいたなんて私驚いちゃいましたユミルそこどいてくださいエレンのとなりは私エレンエレンエレンエレン」


アルミン「!?サシャ!?」

サシャ「ん…?…え!?なんでこんなところにアルミンが!?」

アルミン「ちょ!?声デカい!!」


ユミル「誰だ!!」





アルミン「……にゃ~」


ユミル「……なんだ猫か…」

ユミル「…まあ…今日はこのくらいでいいだろ」

エレン「……ホ」マッサオ

ユミル「何ほっとしてんだ?まだまだ特訓は続けるからな!」

エレン「は、はいぃ!!」ビクゥ

ユミル「はぁ~…こんな調子じゃいつ克服できるかわかんねえ」

エレン「ユ…ユミル」マッサオ

ユミル「ん?どうした?」

エレン「あああありがとな」ギコチナイエガオ

ユミル「!!?」ドキ

ユミル(ま、こいつの笑った顔が今日の報酬ってことにしといてやるよ)

アルミン「あ、帰った…」

サシャ「…あ、あの…アルミン」

アルミン「ん?どうしたの?サシャ」

サシャ「…そろそろ…どいてもらえると…」

アルミン「!?ごめんサシャ!!」

サシャ「…アルミンって意外と大胆なんですね」

アルミン「ち…違うってそれよりもサシャ!」

サシャ「なんですか?」

アルミン「さっきのは何だったんだい?」

サシャ「?なんのことですか?」

アルミン(とぼけた…だと?)

サシャ「大体なんで私こんなところにいるんですか?」

アルミン「!?」

サシャ「も…もしかしてアルミンが連れて来たとか?」

アルミン「…本当に覚えていないの?」

サシャ「そうですね~ユミルが水汲みに行ったとこまで覚えてますよ」ドヤァ

アルミン(…あの行動が無意識だとするなら…)

アルミン(これはかなりまずいんじゃないか?)

アルミン(これは…なんとしてでもなんとかしなければ)

アルミン(エレンを守り、サシャをできるだけ傷つけない方法…)


アルミン(…よし決めた!!)

~部屋~




アルミン「というわけでサシャに僕に恋をさせようと思うのだがどうだろう?」




ライナー「……アルミン、お前頭大丈夫か?」

ベルトルト「君はきっと疲れてるんだよ」

アルミン「!?」

エレン「…zzzz」

めしくってきます

病んでるサシャなんかで見たな 血を欲しがってたやつ

>>284,286そんなssがあったんですかやっちまった…
一応このサシャは病むけど行動できないって感じのヘタレヤンデレっていうものにしようとおもってたのですが…


てかこにーっていっぱいいるんだな


さいかいします

~翌日、食堂~




アルミン「サシャ!となりいいかな?」

サシャ「?別にいいですけど」

エレン「?」

ミカサ「?」

ライナー(本当に実行しやがったあいつ)

ベルトルト(迷走しているよアルミン)

サシャ「でも珍しいですね、アルミンとそんなに接点なかったような気がするんですが」

アルミン「そうだったっけ?」

サシャ「まあそんなことはどうでもいいんでパァンもらっていいですか?」

アルミン「かまわないよ、はい、あーん」

サシャ「!?」

アルミン「?うわ!!ごめん!!無意識に…」

サシャ「いやいいんですけど…恥ずかしいんで普通にもらえますか?」


エレン「…今日のアルミンどうした?」

ミカサ「…わからない、最近のアルミンは人知を超える」


ライナー(今のは流石にキモいぞアルミン…)

ベルトルト(アルミンは壊れてしまった)

アルミン(とか思ってるんだろうなライナーとベルトルトは…)

アルミン(だが僕としては計画を否定されて黙っているほど温厚ではない)

アルミン(まあ正直仲良くなる以外なんも考えてないんだけど…)

サシャ「?」モッキュモッキュ

アルミン(たぶんサシャは僕を変な奴と思うだろう)

アルミン(でもそれも計画の内)

アルミン(とにかくいい意味だろうが悪い意味だろうが意識させればいい)

アルミン(これも親友を守るため)

アルミン(勝負はここからだ、サシャ・ブラウス!)

サシャ(げさきい笑み浮かべちょるな~…)





ライナー「アルミン」

アルミン「なんだいライナー」

ライナー「お前…本当に実行してるのか?」

アルミン「そうだけど」

ライナー「昨日は言い方が悪かったかもしれんがやっぱりやめたほうがいいんじゃないか?」

アルミン「…どうしてそう思うんだい?」

ライナー「こう言っちゃ悪いが今のお前は暴走しているように見える」

アルミン「……」

アルミン「大丈夫!必ず成功させて見せる!」

ライナー「あ、おい!」

ベルトルト「……」













ベルトルト「まさか…ね…」

ライナー「ん?どうしたベルトルト」

ベルトルト「いや、なんでもないよ」

ベルトルト(まだ確信は持てないからね)


エレン「あ、ライナーにベルトルト!」

エレン「なんか朝からアルミンの様子がおかしいんだがお前ら何か知ってるか?」

ライナー「……いやそれが俺たちにも」

ベルトルト「さっぱりわからないんだ」

エレン「そっか、なんかわかったら教えてくれ!」



ライナー(間接的にお前が原因なんて言えない…)

ベルトルト(あんな純粋な瞳を向けられたら僕たちまで罪悪感が…)

それからというもの…


アルミン「今日もとなり…いいかな?」

サシャ「パァン一つで手を打ちましょう」

最初は警戒していたサシャも次第に打ち解けはじめ


アルミン「今日もry」

サシャ「パァンパァン!!」


サシャの中でアルミンは餌をくれる人…という印象になった

まあエレンのごはんに魔の手が及ばなくなってきたのは成功といえるのだろうか?

                        byべるとると・ふーばー

~夜、外~



アルミン「……」



サシャ「…ナンデナンデ」ブツブツ



アルミン「…ハァ」


アルミン(打ち解けるには打ち解けたけどまだ根本的な解決には…)





クリスタ「サシャが普段どんな人かって?」

アルミン「うん、大まかでいいから教えてほしいんだ」

クリスタ「別にいいけど、どうして?」

アルミン「い、いやちょっと気になってね」

クリスタ「ふ~ん、そっかぁ…」

アルミン「?」

クリスタ「アルミン、サシャに恋してるんだね!」

アルミン「!!?」

クリスタ「?違うの?」

アルミン(ままままさかそんなこれはエレンを守るためであって)

クリスタ「?」

アルミン(いや、でもここはハイと答えたほうが情報は得られやすいいかも…)

アルミン「そ、そうだね、サシャに恋してる…かもしれない」

クリスタ「!やっぱりね!そうとわかれば協力するよ!」

アルミン「あ、ありがとう」

アルミン(これは縁起なんだ、僕は決してサシャのことは…)

アルミン(しかしなぜ近くにいる天使にときめかない…)

クリスタ「でも正直普段のサシャとあんまりかわらないかも」

クリスタ「ただ…ちょっと壁を感じることはあるなぁ」

クリスタ「あと最近たまに虚ろな目っていうのかな?そういうのがたまにあるかな」

アルミン(まあ、僕の知る情報とそんなに変わらないか…)

アルミン(収穫は壁、ウォール・サシャといったところか…)

アルミン(その壁を破った先に…何かが見えるのかもしれない)

アルミン(しかし壁というものは強固であり繊細だ…)

アルミン(もし破ってしまったら崩壊しかねん)

アルミン(…もっと情報を集めるか)




アニ「サシャのことで知ってる情報?」

アルミン「何かあったら教えてほしいんだ」

アニ「大食い」

アルミン「いやそれは誰でも知ってるよ」

アニ「冗談だよ、ただ役に立ちそうな情報は持ち合わせちゃいないよ」

アルミン「そっか、急にごめん変なこと訊いて」

アニ「かまわないよ、それにしても意外だね」

アルミン「?」

アニ「あんたがサシャのこと好きだなんて」

アルミン「!?」

アルミン「ななななんで!?」

アニ「違うのかい?それにしては…」

アルミン「ままままさか!!」

アニ「恋する乙女みたいな顔してるけどね」

アルミン「!?」

アニ「ま、頑張りなよ、協力はしないけど応援はしとくよ」






アルミン「……」

アルミン「次いこ次」




ユミル「お前のほうから私に話しかけてくるなんて珍しいじゃないか」

アルミン「ちょっと訊きたいことがあってね」

ユミル「…めんどくせえ他あたりな」

アルミン「ユミルはサシャのことについて困ってることがあるんじゃないか?」

ユミル「!?」

アルミン「最近サシャの様子がおかしいとかそういうことは思わなかったかい?」

アルミン(ユミルには最初から直球勝負といかせてもらうよ)

ユミル「さ、さぁ~何の事だか」

アルミン「とぼけなくていいよ、見たから」

ユミル「!?まさか…」

アルミン「最近エレンのことが心配になってね」

ユミル「…死ぬ覚悟はできてるんだろうな?」

アルミン「その前に聞いてほしい、そして約束してほしい」

ユミル「なんだ?今更命乞いか?」

アルミン「僕はどうなってもいい、ただサシャとは今まで通りに接してやってほしい」

ユミル「…話だけなら聞いてやるよ」

アルミン「…いやだめだ、これだけは譲れない、君のためでもある」

ユミル「…わかったよ約束してやる」

アルミン「ありがとう、僕が二人の特訓を見つけたとき実は…」

アルミン「サシャも君たちを見ていた」

ユミル「!!」

アルミン「その時のサシャは異常だった、ただひたすら恐ろしいことを呟いていた」

アルミン「それも無意識にね」

ユミル「…それで?お前はどうしたいんだ?」

アルミン「エレンを守りたい」

ユミル「…それとサシャに何の関係が…」

アルミン「サシャが呟いていたのはエレンのことだ」

アルミン「ここからは君がエレンの味方だと信じて話す」

アルミン「このままではサシャがエレンを狙いかねない!」

アルミン「それをどうにかして止めたい!」

アルミン「エレンを守ると思って力を貸してほしい!」

ユミル「……」



ユミル「一つ気になることがあるんだが…」

アルミン「?」

ユミル「本当にそれだけか?」

アルミン「それだけ…って?」

ユミル「お前…恋してるんじゃないか?」

アルミン「ユミルまで!?」

ユミル「だってさっきの話聞く限りただ守ればいいなら芋女のことなんか無視して話進めればいい」

ユミル「じゃあなんで庇うような真似をした?」

アルミン「それは…」

ユミル「どうせお前のことだから傷つけたくないからとかいうんだろうな」

アルミン「……」

ユミル「お前は自分にすら嘘ついてやがる」

ユミル「それでいいのか?」


アルミン「……そうだ」

アルミン「そうだよ!僕はたぶんサシャのことが好きだ!」

ユミル「……」フン

アルミン「ほんといつの間にかだよ!自分でもおかしいと思うよ!」

ユミル「…最初からそう言えってんだ」

バーン

ライナー「そうだったのか!!」

ベルトルト「やっぱりね!」

アルミン「!?」

ミカサ「アルミン」

アルミン「ミカサまで!?」

ミカサ「アルミンは親友、だから私にも協力させてほしい」

アルミン「ミカサ…」

アルミン「でも…みんななんでここに?」

ユミル「……」ベー

ベルトルト「どうやらユミルがアルミンがサシャのことを訊いて回ってるって噂を聞いたらしくてね」

ライナー「とりあえず自分にも訊きに来るだろうと察して俺たちに召集かけたってわけだ」

アルミン「いやなんで召集かけたの?」

ユミル「おもしろそうだったから」テヘ

ミカサ「今回はユミルのほうが上手」

アルミン「…まいったよ」

ユミル「ま、今回はエレンの事情を知ってるやつだけ呼び寄せたから許してくれや」

ライナー「そういうことだ…ってん?」

ベルトルト「ユミル?」

ミカサ「いつからエレンを名前で呼ぶようになったの?」

ユミル「え?えっと空耳じゃないか?」

アルミン「いや確かに言ったよ」

ユミル「」アセダラダラ

ライナー「…ほほぅ」ニヤニヤ

ベルトルト「へぇ~」ニヤニヤ

ミカサ「……名前の呼び方くらいかわるのは問題…ない」フルフル

~一方その頃~


エレン「ん?あいつらどこいったんだ?」

エレン「…なんだかミカサまでいないと逆に不気味だな…」

エレン「…今日はユミル特訓も中止だって言ってたし」

エレン「たまにはのんびり部屋で」ガチャ



サシャ「あ、エレン!」モグモグ


エレン「……」


バタン

サシャ「ちょ、なんで閉めるんですか!?」バンバン

エレン「ううううるせえしるか!!大体なんでおおおお前が部屋に」ガクガク

サシャ「なんでって…当たり前じゃないですか~」

エレン「は?」ガクブル

サシャ「私とエレンの仲じゃないですか~♪」

エレン「」

エレン(これは…逃げるが勝ち)ダ

サシャ「あ、そっか閉められても普通に開ければいいんでした!」ガチャ

サシャ「これはうっかり……って」

シーン

サシャ「……ほほーう」

サシャ「…」クンカクンカ

エレン「なんだよあいつ!マジでシャレにならねえ…」

ジャン「何がシャレにならねえんだ?」

エレン「ジャン!悪い!助けてくれ!」

ジャン「やなこった!てめえに巻き込まれると碌なことがねえ!!」

エレン「そんなこと言わずに」

サシャ「エレエエエエエエエエエエエエエエン!!」ドドドドドドドドド

エレン「!!」ビクゥ

エレン「あとは頼んだジャン」ダッ

ジャン「はぁ!?何言って…」

サシャ「邪魔しなんな!!」ゴッ

ジャン「」



アルミン「…みんな、ありがとう」

アルミン「今日が…勝負の時だ!」

ライナー「頑張れよ」

ベルトルト「君ならやれるさ」

ミカサ「アルミン、私はいつでもあなたの味方」

ユミル「ま、がんばれや」



クリスタ「みんな!!ここにいたの!?」


一同「?」

ユミル「どうした私のクリスタ、そんな血相変えて」

クリスタ「大変なの!サシャが…」

クリスタ「暴れだしたって…」

一同「!!」

アルミン(遅かったか)キリキリ

エレン「いやああああああああああああああ」ハジケルアセ




サシャ「待ってくださぁぁぁぁぁあああああい!!」ドドドドドドドドド



エレン「俺が何をしたっていうんだあああああああ!!」トビチルアセ



サシャ「エレエエエエエエエエエエエエエエン!!」ドドドドドドドドド


エレエエエエエエン
ヤダアアアアアアア



ライナー「…こちらブラウン、目標を確認」

ライナー「…とはいっても誰も反応しないけどな」


ライナー「…たぶんあれをクリスタがやったら可愛いんだろうがな…」


ライナー「…さて…行くか」

エレン「!!ライナー!」

ライナー「よう!後は任せな!」

エレン「悪い!頼んだ!」





サシャ「…ライナーも邪魔するんですか?」

ライナー「エレンに味方するのが邪魔ならそういうことだな」

サシャ「…なら、そこを退かせるまで!!」

ライナー「俺にも意地はある!!」




ライナー「」チングリガエシ


サシャ「エレエエエエエエエエエエエエエエン」ドドドド





ベルトルト(ライナー…君のことは忘れない)

ベルトルト「…っと追いかけなきゃ」

ライナー「……」

ライナー「よっこいしょっと」

ライナー「流石にまともにくらうと痛いもんだな」

ライナー(しかしわざとエレンとサシャを誘導しろって…)

ライナー(あっちは行き止まりのはずだが)







ライナー「頑張れよ…アルミン」





クリスタ「…!」

クリスタ「サシャが来た!」

ユミル「クリスタ、ここは私に任せてはやく逃げるんだ」

クリスタ「やだよ、私だってサシャに正気にもどってほしい!」

ユミル「…勝手にしな」

クリスタ「勝手にする」

サシャ「こんどはあなたたちですか」

クリスタ「サシャ!一体どうしちゃったの?」

サシャ「?何がでしょうか?」

クリスタ「私の知ってるサシャはこんなことしないはず!」

サシャ「私はいつも通りですよ」キョトン

ユミル「クリスタ、たぶん今のこいつに何言っても無駄だ」

サシャ「こいつって…あいかわらず口が悪いですねユミル」

ユミル「お前こそいつになったらその気持ち悪い敬語やめるんだ?」

サシャ「…いちいちうるさいですね今構ってる暇ないんですよ!」

ユミル「お前になくてもこっちにはあるってな」


サシャ「私はエレンと話がしたいだけなんですなんで邪魔するんですか?」


ユミル「さあね」


サシャ「…ならどいてもらうだけです!!」

エレン「ほんとになんなんだよ…」ゼエゼエ

ミカサ「エレン、無事?怪我はない?」

エレン「サシャのせいで物凄く気分が悪い以外は大丈夫」


ミカサ「…ここは行き止まり、でも戻るとサシャに遭遇しそう」

エレン「…ああ」

ミカサ「ここは一度サシャと話をしてみるべき」

エレン「!?」

ミカサ「大丈夫、何かあったら私が守る」

エレン(久しぶりに頼もしいミカサを見た気がする)

サシャ「見つけました!エレン!」

エレン「!?」

ミカサ(時間はアルミンの想定通り)

ミカサ(あとはアルミンにまかせれば)

サシャ「探しましたよどうして逃げるんですか恥ずかしがり屋さんなんですね」

エレン「……」ガクブル

サシャ「震えてるじゃないですか寒いんですか?じゃあ私が温めてあげますさあこっちにきてください」

エレン「や…やだ…」ガクブル

サシャ「どうしてそんなこというんですか?寂しいじゃないですか私はこんなに想ってるのに…」

ミカサ(アルミン…何をやってるの?)

エレン「…ししし知らん!!」ガクブル

サシャ「知らないってなんですか?最初に私にあれだけ優しくしておいて今更ハイ知らんぷりですか?私は隣にいたいだけなんです寂しいんです優しくした責任くらいとったらどうですか?私を癒してください一人はもう嫌だ!」



「それが君の本音だね」

エレン、ミカサ「!!」



サシャ「また邪魔ですか…」

アルミン「悪いけどそういうことになる」

サシャ「…私は今エレンと話をしてるんです」

アルミン「でも当の本人は話をしたくないみたいだ」

エレン「だ、誰か…助け…」ガクガクブルブル

ミカサ「エレン、気をしっかり持って!」


サシャ「ミカサそこどいてください!私が介抱しますからエレンもそのほうがいいですよね?ですから



ダキ




サシャ「!?」

アルミン「もうやめるんだサシャ!!」


サシャ「離してください!!あなたは部外者です!!」

アルミン「いいや離さない部外者じゃないから!!」

サシャ「何をいtt アルミン「好きなんだ!!」

サシャ「!?」

アルミン「普段よく食べるとこも優しいところもちょっとおバカなところも笑顔も真剣な顔も何もかも全部ひっくるめて」

アルミン「好きなんだ!!」

サシャ「な!?いきなり何を言って…」

アルミン「僕じゃだめですか!?」

サシャ「は!?」

アルミン「そばにいるの僕じゃだめですか!?」




エレン「アルミン…サシャのこと…好きだったのか」ガクブル

ミカサ「ごめんなさいエレン、今は空気を読んでほしい」


サシャ「何を言ってるんですか?私にはエレンが…」


エレン「……」ガクガクブルブル



サシャ「は……はは…わかってましたよ…」

サシャ「…最初から望みなんてなかったんです」

アルミン「……」

サシャ「勝手に暴走して勝手に周りを傷つけて」

サシャ「こんなわたしなんtアルミン「ふざけるな!!」

サシャ「!!」

アルミン「なに勝手に自己解決してるんだ!僕の気持ちはどうなる!?」

サシャ「……」

アルミン「暴走した!?僕が意地でも止めてやる!!」

アルミン「誰かを傷つけた!?なら謝ればいい!!僕だって一緒に謝る!!」

アルミン「だから……自分を…卑下しないでくれ…」

サシャ「ア…アルミン」ブワ

サシャ「ひぐ……ぐす……えぐ…うわあああああああああ」




エレン「さっきまで俺を恐怖の底に陥れようとした奴がいつの間にか親友の胸で泣いていた何を言ってるかわからねえと思うが」テンパリ

ミカサ「私はエレンにこんなこと言いたくないでも言わせてほしいお願い今は黙っててほしい」

ベルトルト「人というのは脆いもの」

ベルトルト「歯車がずれてしまえばとんでもない行動をとることがある」

ベルトルト「そうなった時に歯車を直してあげられる、そんな存在がいれば」

ベルトルト「どんなことでも乗り越えられる」

ベルトルト「人と人が支えあうのは…そういうことかもしれない」

ベルトルト「これにて一件落着…だね」




一同(なぜかベルトルトが〆た…)


そのあとサシャは今回の件の被害者に謝ってったそうだ

ユミルあたりはこき使う気満々だったらしい

俺のほうにも謝りに来たがサシャ曰く手ごたえを感じなかったそうだ

いや正直結構痛かったけどな

まあなんだかんだあってサシャの件は今後落ち着いていきそうだ

ちなみによる騒いだのがマズったのかまた走らされたけどな

アルミンがサシャをおぶる姿は最高だったぜ(笑)

                      ライナー・ブラウン

~数日後~


アルミン「僕たち」

サシャ「付き合うことになりました」

ライナー「おう!おめでとうってまだ付き合ってなかったのか?」

アルミン「まあ…なんというか」

サシャ「私の心の整理がつかなかったといいますか」

ベルトルト「まあなんにせよよかったじゃないか」

アルミン「うん、ありがとう!」

ライナー「でもそういうのは俺たちの前にエレンやミカサに言うもんじゃないのか?」

アルミン「あ~うん、言ったんだけどね」

サシャ「まあ…嵐が過ぎ去ったばかりといいますか…」

ライナー「?」




エレン「おめでとう!アルミン!」

アルミン「うん!ありがとう!」

サシャ「……」

エレンとサシャの距離5m

アルミン「エレン…」

サシャ「まあ仕方ないと言いますか」

エレン「もう俺自身は許してるんだけど…体が…」

サシャ「…」キョリツメル

エレン「ひぃ!!」

サシャ(…なんねこれ、楽しい)

アルミン「ちょっとサシャ!!」



ミカサ「おめでとう、アルミン」

アルミン「ありがとう!」

ミカサ(これでエレンに付きまとう害虫が一つ減った、アルミンにはとても感謝してる)

アルミン(今ミカサが何考えてるか大体わかっちゃうよ…)

サシャ「ちょっとアルミン!彼女差し置いて何二人で分かり合っちゃってるんですか!?」

アルミン「え!?いやそんなこと!!」

サシャ「あ~る~み~ん?」

アルミン「誤解だあああああ」ダ

サシャ「私から逃げられると思ってるんですか!!」ダッ


ミカサ「……元気なのはいいこと」


アルミン「というわけで…」

ライナー「まああの二人らしいっちゃらしいけどな」

ベルトルト(エレン、悪化したのか…サシャ限定で)


ライナー「でもお前らなんだかんだお似合いじゃねえか」

サシャ「はい♪アルミンはもう私のものです!」

アルミン「僕は物じゃないんだけど…」

サシャ「誰にも渡しませんよ!!」

アルミン「はは…お手柔らかに…」



ライナー「…そういやアニどこだ?」

ベルトルト「……」




ミーナ「アニ?大丈夫?」

アニ「……」

ミーナ「……」

アニ「なんかあいつら結構楽しそうにしてたそうじゃないか」

ミーナ「よくわからないけど元気出して!」

アニ「正直群れるのそんな好きじゃないといっても仲間はずれは酷いと思う」

ミーナ「アニどうしたの?」

アニ「あ~なんか腹立ってきたちょっとライナー蹴ってくる」

ミーナ「アニ!?ちょっとまってってば~」

とりあえずここまで

サシャ、アルミン編は終わりです
あと残りはミカサ編やってルート入ろうかなって感じです
ただミカサ編はオリジナル要素が入るので飛ばしてしまってもいいかもしれません

どようびはこれないので
にちようびのあさに

べるしってるかしょくよくとせいよくはry
てかめんへらびっちしょじょってじゃんるあったらよくね?


すいません>>1です
またこりずにきました

ところでばんがいへんなんてかんがえてみたんだけどじゅようある?
なくてもかくけど

でははじまります

~とある日~



エレン「ファンクラブ?」

ライナー「なんかそんなものがあるらしいな、俺もよくわからんが」

ベルトルト「まあ一種の娯楽みたいなものじゃないかな?」

エレン「ふ~ん…暇な奴もいるんだな」

ライナー「このご時世いつ死ぬかわからないもんだし、楽しみの一つや二つあってもいいってことだろ」

エレン「なんか話聞いてると気になってくるな、まだ内容の一ミリも明かされてないけど」

ライナー「まずファンクラブというものがどういうものかということだろ」

ベルトルト「まずファンっていうと…愛好者ってことかな?」

ライナー「クラブっていうと集まりか…」

エレン「愛好者…集まり…」

う~ん

ライナー「わからん」

ベルトルト「まず何を愛好するんだ?」

エレン「こんな時は…」





アルミン「ファンクラブ?」

エレン「そうそう、アルミンなら何かわかるかなって思って」

ライナー「やっぱ困った時はアルミン先生だろ」

ベルトルト「一体何を愛好するんだろうと思ってね」


アルミン「たぶん、愛好するものはひとそれぞれじゃないかな?」

ライナー「というと?」

アルミン「たとえばライナーのファンになる人もいればベルトルトのファンになる人もいるってことだ」

サシャ「じゃあ私アルミンファンクラブに入ります!!」ヒョコ

エレン「ひぃ!?」






壁レン「…」ジー

アルミン「大丈夫だよエレン、もうサシャは何もしないから」

壁レン「…」ジー

サシャ「…私エレンに嫌われてるんでしょうか?」

壁レン「そ、そんなことはない!!だいぶマシになってきたぞ!」

距離3メートル

アルミン「大丈夫だよ、そのうちまたいつも通りになるから」ナデナデ

サシャ「…フーッ」ドヤァ

ベルトルト(撫でられながらドヤ顔ってなんなんだよ)

ライナー「さて…行くか」




ユミル「ファンクラブだあ?」

ライナー「なんか最近訓練兵の間で流行ってるようだが…」

ユミル(…知らなかった)

ベルトルト「その様子だと知らないみたいだね」

ユミル「わ、悪いか!?」

エレン「誰も悪いなんて言ってないだろ」ボソ

ユミル「…ほ~う?お前はいつから口答えできるようになったんだ?

エレン「はう!?」ビク

ユミル(今日の特訓覚悟しておけよ)アイコンタクト

エレン「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」ブツブツ

ライナー、ベルトルト「?」



ユミル「で?そのファンクラブとやらを探してどうしたいんだ?」

ライナー「いや別にどうもしないが」

ユミル「は?」

ベルトルト「ただの好奇心ってやつだよ」

ユミル(…まあ暇つぶしにはなるか)

ユミル「私も手伝ってやるよ、ファンクラブ探しとかいうやつに」

ライナー「いや別に手伝うほどのもんじゃないと思うが」

ユミル「あ?」ギロ

ライナー「歓迎しよう!」

ユミル「でも4人で固まって聞き込みってのも効率悪いと思うんだよな~」

ライナー「ん?なら二手にでもわかれるか」

エレン「じゃ、じゃあ俺ライナーかべr ユミル「お前はこっちな!」ガシ

エレン「ひぃ!?」ガクガクブルブル

ユミル「さっさといくぞ」ズルズル

エレン「あばばばばば」ブクブク


ライナー(すっげえ人の顔色ってあんなに早く変わるもんなんだな)

ベルトルト(みるみるうちに真っ青に…)





ライナー「さて…行くか」





コニー「ファンクラブ?なにそれ」

ユミル「やっぱ馬鹿にはわかんねえか」

コニー「バカって言ったほうが馬鹿なんだぞ」

ユミル「あ!?ぶっ殺すぞ?」

コニー「それよりエレン顔色悪いけど大丈夫か?」

ユミル「おい無視か?お?」

エレン「だ、大丈夫だ、も、問題ない」マッサオ

ユミル「たぶんこいつに訊いても無駄そうだな、行くぞ」ガシ

エレン「ひぃ!?」ビクゥ



コニー(あいつら仲いいな、付き合ってんのか?)




マルコ「ファンクラブ?ああ最近流行りの」

ライナー「知ってるのか?」

マルコ「僕はとくにどこにも所属してないけどね」

ベルトルト「どこにもってことはやっぱり複数あるのかい?」

マルコ「そうだね、ちなみに君たちのファンクラブもあるって噂だよ」

ライナー「俺たちの?」

ベルトルト「全く知らなかった」

マルコ「ファンクラブといっても非公認が多いみたいなんだ」

ライナー「それっていいのか?」

マルコ「どうなんだろ?僕は別にいいと思うけど」

ベルトルト「まあ別に何かしてくるってわけでもなさそうだしね」

ライナー「…そういうもんか」

マルコ「あ!そういえば!」

ライナー「どうした?」

マルコ「そういえばジャンが言ってたんだけど、休日の掲示板で面白いものが見れるそうだ」

ライナー「掲示板?」

ベルトルト「何か必要な情報をできるだけ正確に伝える方法だね」

ライナー「そんなもんあったのか?」

ベルトルト「あったみたいだね」





ジャン「……ファンクラブ?」

ユミル「おいなんだ今の間は」

ジャン「し…知らねえな…他を当たれや」

ユミル「…隠してるとお前のためにならねえぞ」

ジャン「……」

ジャン(いや別にてめえに知られてもいいんだけどよ…)

エレン「…もうほんとね…俺に安息は無いのかと…」ブツブツ

ジャン(この厄介ごとが歩いてるような奴がいる以上巻き込まれるのはごめんだ)

ユミル「…どうしても口を割らないつもりか?」

ジャン(ええいもうままよ!!)

ジャン「ユミル!こっちこい!」


カクカクシカジカ

ユミル「ふ~ん、なるほどな」

ジャン「言っとくが俺はもう何も知らねえからな」

ユミル「ま、そういうことにしといてやるよ」

ジャン「じゃあな」






エレン「…つまり、どういうこと?」

ユミル「つまりあれだ、休日に掲示板見に行けってことだろ?」

エレン「…つまり、どういうこと?」×

エレン「…つ、つまり、どういうこと?」ビクビク○






ユミル「で?なにかわかったか?」

ライナー「とりあえずいろんな奴のファンクラブがあって」

ベルトルト「大体が非公認ってことだな」

ライナー「んでもって休日の掲示板で面白いものが見れるってくらいだな」

エレン「あ、それ俺たちも聞いたぞ、それ以外はさっぱりだけど」

ユミル「まあ、つまり掲示板見に行けばいいわけだろ?」

ライナー「そういうことだな」

ベルトルト「じゃあ休日の朝食後掲示板前集合で」

ユミル「なんでベルトルさんが仕切ってんのかわからんけど了解」

ユミル「さて、そうと決まれば」ガシ

エレン「!?」ビックゥ

ユミル「ちょ~っときてほしいんだなエレンさんよぉ~…」ズルズル

エレン「え!?ちょま!いやだあああがぼごぼぐぶ…」ブクブク

ライナー(泡吹いて叫べないんだな、それで気絶しなくなったのは改善されてるのか…)

ベルトルト(僕はこのエレンこそ胃に穴が空きそうだと思うんだけど…)






ライナー「さて…行くか」

~特訓は省略~





エレン「今日のユミルさんいつも以上に怖かったお…」

エレン「…もう帰って寝ようそうしよう」

エレン「…ん?なんだこれ?手紙?」

エレン「……これは俺宛じゃないな、うん」

エレン「愛しのエレンさんとか書いてるけどきっと違うエレンさんだ」

エレン「…なんか寒気してきた」ブルブル

ちょっとめしとられないうちにくってきます

うっしゃめしにありつけた
さしゃにぜったいめしはやらん

たたいまかえりました>>1です

さいかいします

~休日~



ライナー「さて時間だな」

ベルトルト「一体何があるんだろうね」

エレン「とりあえず行こうぜ」

ユミル(クリスタファンクラブあったら潰す、誰にもクリスタに近づけさせん)ゴゴゴゴゴゴゴ










ライナー「なんだ…これは」

{☆クリスタマジ天使☆}

{アニに蔑まされたい人集まれ!!}

{ライナーニキと一緒にバナナ食べたい}

{ベルさんと一緒に風景となる…}

{ジャンってツンデレだよね?}

{アアアアアルウウウウミイイイインンンン}

{ハンナ♡}

{フランツ♡}

{嘔吐系男子ダズ}



ベルトルト「ほんとになんだこれ?」

ユミル「やっぱりあったか…クリスタファンクラブなんぞ…」ゴゴゴゴゴ

エレン「これが…ファンクラブ…」

ライナー「それより見てみろ!!もうひと枠なんかあるぞ!」

ベルトルト「ほんとだ…」


{ミカサたんマジぺろぺろ}

{ユミル!結婚してくれ!}

{サシャに恵みの飯を}

{コニーの頭をジョリジョリしたい}

ユミル「な…なんで私の名前が…」

ミカサ「なぜ、私の名前があるの?」ビリビリ

ベルトルト(!?ナチュラルに出てきてナチュラルに破り捨てた!?)

エレン「ミカサいたのか」

ミカサ「私はエレンが心の中で呼んだらすぐにでもとんでくる」

エレン「いや今はとくに呼んでないけど」

ミカサ「……」

ライナー「それよりも…一番目立つところにあるのは…」


{エレンきゅん♡こっち向いて♪}



エレン「……」ウップ

ユミル「おい吐くなよ!?絶対吐くなよ!?」


ライナー「こっちに詳細があるみたいだ」

{アニに蔑まされたい人集まれ!!}
会長|ミーナ・カロライナ

{アアアアアルウウウウミイイイインンンン}
会長|サシャ・ブラウス

{ミカサたんマジぺろぺろ}
会長|ジャン・キルシュタイン

{サシャに恵みの飯を}
会長|アルミン・アルレルト


一同(あいつらなにやってんの?)

ミカサ「それは些細な問題、今一番気にしなければいけないのは」ビリビリ

ベルトルト(ジャンのところだけ綺麗に破り捨てた…)

ミカサ「確実にこっち」


{エレンきゅん♡こっち向いて♪}
会長|クリスタ・レンズ
副会長|アニ・レオンハート





ライナー・ベルトルト(アニイイイィィィィィィィィ!!)

ユミル(クリスタアアアアァァァァァ!!!)

エレン(な…なんだ?この胃に穴が空いたような痛みは)キリキリ

ライナー「なんなのこれ?なんなのこれ?」

ベルトルト「僕にももう何がなんだか…」

ユミル「なぜだ…なぜなんだクリスタァ…」

ミカサ「3人とも、今は感傷的になっている場合ではない」

ミカサ「アニとクリスタから事情を突き止めるのが先、違う?」

エレン(なんで俺のほうを見るんだミカサ、今俺は胃が痛くて考えることを放棄している)キリキリ

ミカサ「…エレンもそうするべきと言っている」

エレン(いや言ってないぞ)キリキリ

ミカサ「私は行く、エレンと一緒に行く、臆病なあなたたちは指をくわえてみてろ」

エレン(何?俺強制!?)キリキリ

ライナー「…やってやるさ」

ベルトルト「臆病なんて言われて黙って引き下がれるほど弱いつもりはない」

ユミル「きっとクリスタにも何か事情があるんだ!!」

エレン(いやなんもないと思うぞ)キリキリ

ミカサ「…あなたたちは強い、私は信じていた」

ライナー「お前一人に行かせやしないさ」

ベルトルト「仲間…だろ?」

ユミル「そうと決まったらもたもたしてられねえな!」

ミカサ「行こう!」


エレン(何この熱い展開)キリキリ

エレン(それに俺が今いるポジションに物凄い違和感を感じる)キリキリ

~食堂前~



ライナー「で、なんで食堂なんだ?」

ミカサ「ここから奴らの気配がする」

ユミル(クリスタ…)

ベルトルト「ん?何か聞こえてきた」

エレン(もうやだ帰りたい)キリキリ






クリスタ「エレンきゅん規約第11条!」

会員達「「エレンきゅんは愛でるもの!だが恋のアプローチをしてはならない!」」


クリスタ「そうだぁ!エレンきゅんとの過度の接触はしてはいけない!」

クリスタ「しかし残念ながらそれを破ってしまったものがいる!」

会員達「!?」

クリスタ「会員no,75!!」

75「は、はい!」

クリスタ「きさまぁ!規約を破ったなぁ!」

75「いえ!そのようなことは!」

クリスタ「ではこれはなんだぁ!」バッ

75「そ、それは!」

クリスタ「これは…ラブレターではないかぁ!」

75「なぜそれを!!」

クリスタ「それは些細なことだ!それよりも…」

クリスタ「規約を破ったものはぁ!!」

会員達「「ギルティ!!」」

クリスタ「じゃ、アニお願い」

アニ「しょうがないね」ガシ

75「い、いや…待ってください…お慈悲を」

アニ「遠慮なんかしなくていいって」ズルズル

75「いやああああああああああああああ」








75「あふぅ~ん♥アニ様もっと~♥」

アニ「冗談じゃないよ!」

クリスタ(75訓練兵ってどмだったんだ…)

ちょっときゅうけいします

ちなみにエレンファンクラブの会員の多さは大体クリスタが原因です

教官が探してたぞ

>>403ほんとか!?
おれがここにいるなんてぜったいいうなよ!?

クリスタが原因という意味はまず合法的に話せるとふんだ男子会員もいるということです
ちなみに純粋なファンもたぶん多いんじゃないかな?(そのほうがエレンも苦労しそうだし)


じゃあさいかいします






ベルトルト「……マジ引くわぁ~」

ライナー「…いや俺は……だがしかし…う~ん」

ユミル「もうだめだ……何もかもおしまいだ…」

ミカサ「……」

エレン「…ミカサ?」キリキリ

ミカサ「……悔しい」ギリ

エレン「はぁ!?」キリキリ

ミカサ「確かにあれは害虫をエレンに近づけさせないためにはいい方法」

ミカサ「でもきっと何か裏があるはず」

ミカサ「あの二人がいいことを考えるわけがない」

ミカサ「そうでないと……私の努力は…」ポロポロ

エレン「……」キリキリ

ライナー(ミカサが…)

ベルトルト(悔し泣き…だと…)

エレン「と、とりあえず元気出せミカサ」ナデナデ

ミカサ「撫でてくれるのはうれしいでも物凄い鳥肌しかも震えている、無理はしないで…」

エレン「べ、べつにむりなんかしてねえやい!」ガクガクブルブル

ユミル(私も慰めてくんねえかな~?結構今の私ボロボロなんだけど)





ライナー「さて…乗り込むか」

ベルトルト「行くんだね?ライナー!」

ライナー「ああ!話は今!ここで決める!」バーン


会員達「「入会希望者ですか?」」


ライナー「!?」


会員達「「では中のほうへお入りください」」


ベルトルト「え?ちょっと?僕たち違う!そんなにわらわら近寄らないで!」







ライナー「というわけで」

ベルトルト「今日から僕たち君のファンになりました」

エレン「裏切り者があああああ!!」

ユミル「…役立たずが」

ミカサ「失望した」

ライナー「でも正直数で押し切られちゃどうしようもな…」

ベルトルト「ごめん…そのあとのクリスタの上目づかいに勝てなかった…」

ライナー「もうあれじゃね?エレンぶっこめばよくね?」

ベルトルト「そうそうエレン行けば丸く収まるようなきがする」

エレン「お、お前ら何を言ってぐっ!!また!?」キリキリ

ミカサ「それには同意できない、エレンを危険にさらす行為はご法度」

ユミル「…しゃーねー私が行く!」

ミカサ「!?」

ユミル「行ってちょっとクリスタの目ぇ覚まさせてくる」

エレン「お…おま…本気で?」キリキリ

ユミル「安心しな、ちょっと行って帰ってくるだけだ」

ミカサ「ユミル…私は信じよう」

エレン「が、頑張れよ」キリキリ

ユミル「おう!」

ユミル「…」ガチャ

クリスタ「あ!ユミル!」

ユミル「!?」

ユミル(最初からラスボス…だと…)

ユミル(そのクリスタの格好は衝撃だった)

ユミル(なんかピンクの上着羽織って…鉢巻だと?)

クリスタ「ユミルも入会希望?」

ユミル(ん?よく見りゃアニも…なんだありゃ似合わねえ…)

アニ「…」ギロ

クリスタ「ちょっとユミル聞いてる?」プクー

ユミル「ん?ああ聞いてる聞いてる」

クリスタ「じゃあ入会してくれるの?」

ユミル「いや…それは…」

クリスタ「え?違うの…?」

ユミル(どうするユミル…私にとってクリスタは何よりも大切だ)

ユミル(だが…ここで頷くことがいいこととは思えねえ)

アニ「さっきから黙り込んでないではっきりしたらどうだい?」

ユミル「そうは言ってもだな…」

クリスタ「私…ユミルのこと…信じてたんだけどな…」

ユミル「……」

ユミル(そうだ、私の目的はクリスタの目を覚まさせること)

ユミル(そうさ、やってやるよ私!)

ユミル(クリスタに…ファンクラブに絶対負けねえ!)






ユミル「クリスタには勝てなかったよ…」

エレン「な…ユミルまで…」

ミカサ「あなたは情けない、とても情けない」

ミカサ「ので、土下座するべき」

ユミル「すいませんでした」ドゲザ

ミカサ「では負け犬ルームへどうぞ」

~負け犬ルーム~

ライナー「ユミル…」

ベルトルト「その気持ち…わかるよ」

ユミル「お前らなんかにわかられたくないやい」グス



エレン「で?どうするんだ?」キリキリ

ミカサ「大丈夫、こんなこともあろうと助っ人を呼んだ」

エレン「え?助っ人」キリキリ


エレン「!?」

ドドドドドドドドド

アルミン「呼ばれて飛び出て!!」

サシャ「じゃじゃじゃじゃーーーーん!!」


壁レン(3m)「」

ミカサ「アルミン、よく来てくれた」

アルミン「親友の頼みさ!断るはずがない!」

ミカサ「しばらく見ないうちにまた伝染した」

アルミン「大丈夫これでも座学で誰にも負ける気がしない!」

サシャ「アルミンは頭もいいんですよ!」

ミカサ「知ってる」



壁レン「」ガクガクブルブル


サシャ「……」チカヅク

壁レン「ひぃ!?」

アルミン「で?頼みってなんだい?」

ミカサ「とりあえずクリスタの討伐を」

アルミン「天使をかい?ははは冗談だろ?」

サシャ「…」ギロ

アルミン「もちろん一番はサシャだけどね!」

ミカサ「誰が一番かは訊いてない、問題はこの扉の向こうにあるもの」

アルミン「…一体なにが…!?」

サシャ「どうしたんですか?アルミン」

アルミン「これは…新手の宗教かい?」

ミカサ「わりと近い、流石アルミン」

アルミン「…あの光景を見るに…」

アルミン「むやみに突っ込むとあっという間に宗教に加担させられ」

アルミン「あれを乗り越えたとしてもクリスタが待ってる」

アルミン「大体クリスタの上目づかいで敗北、それに残れたとしても」

アルミン「アニにドмに目覚めさせられて入会完了ってわけか」

ミカサ「少し変なのが混じったけど大体あってる」

サシャ「流石アルミン超天才です!!」






壁レン(もう帰っていいかな)

ミカサ「そして敗北者はあちら」



ライナー「…」ズーン

ベルトルト(そうだ今こそ風景になるんだ)

ユミル「ぐす……ひっく」


アルミン(ドsの泣き顔とか超そそる…)

サシャ「アルミン?」ギロ

アルミン「ははは…どうしたんだい?愛しのサシャそんな怖い顔して」


ミカサ「…とにかくここまでやられて引き下がれないのが事実」

ミカサ「どうかアルミンの力を貸してほしい」

サシャ「私は!?」

ミカサ「別にどうでもいい」

サシャ「!?」

ちょっとようじができました

よるもどってきますもうしわけございません

おまえらがおもしろすぎてあたまがいたい
おれてんさいだけどわらっちまったぞ
ちなみにかいぞうなんてされてないからな!ぜったいされてないからな!

すいませんおそくなりました>>1です

さいかいします


ミカサ「正直アルミンがダメなら私が説得(物理)しようと思ってる」

ミカサ「ので、アルミンにはがんばってほしい」

アルミン「…とは言ったものの今むやみに入ると正直敗北の未来しか見えない」

アルミン「だから…とりあえず集会が終わるまで待ってみようと思う」

ミカサ「…アルミンがそういうなら信じよう」

サシャ「流石アルミン!天才です!」




エレン(いやそれぐらい俺でもわかるけど…)

エレン(…とりあえずあいつらに任せて俺はもう帰ろう、胃が痛いんだ)キリキリ

ユミル「……ぐす…ん?」

ユミル「あいつ、どこ行くんだ?」

ユミル(…いいや、今私はほぼいないもの扱いされてるし)

ユミル(追いかけよう)

ユミル(別に心配とかしてるわけじゃねえしここで座ってるのが暇なだけだし)





ライナー「zzzz…」

ベルトルト(正座しながら寝るなんて起きた後足がどうなっても知らないよ)

ベルトルト「…ねえ、ユミル」

ベルトルト「…ユミル?どこいったんだろ」





アルミン「集会が終わった、ここは一旦隠れよう」

サシャ「なんでですか?」

アルミン「そりゃ見つかったら宗教に勧誘されちゃううでしょ?」

アルミン「僕は数で押されたら逃げ切れるような気がしない」

ミカサ「…それくらいなら私が削いでも…」

アルミン「穏便に解決しなくていいならそれでもいいんだけど」

ミカサ(正直どうでもいい)

アルミン「それだと僕来た意味ないよね?」

ミカサ(そうだった)





ワイワイガヤガヤ


クリスタ「ふぅ…疲れた、もう喉ガラガラ…」

アニ「お疲れ、あんたほんと頑張るね」

クリスタ「そりゃもう私エレンのこと大好きだし」

アニ「エレンきゅん規約第11条」

クリスタ「…あれ的な…会長だから許される的な」テヘ

アニ「じゃあ私も副会長だし」





アニ「じゃ」

クリスタ「エレンニウム…補給しに行きますか」





アルミン(ん?会員より先にクリスタたちがでて…)

アルミン(てか今更だけど二人ともなんだよその格好)

アルミン(ピンクの上着に鉢巻)

アルミン(クリスタならともかくアニそんなイメージないよ)

サシャ「あれ?クリスタとアニって何ですかその恰好!?ブゥワハッハッハ!!」

アルミン(馬鹿!やっべシラネ僕隠れとこ)

クリスタ「!?サシャ?どうしてここに!?」

サシャ「ブフ…ってなんででしょうアルミン?」

シーン

サシャ「ア…アル…アルミン」ウツロナメ

クリスタ「もしかして入会希望?」

アニ「じゃ、ここに署名しな」

サシャ「……アルミンニミステラレタアルミンニミステラレタ」ブツブツ




アルミン(わぁ~おサシャメンヘラ発動だ)

ミカサ「あれはこの前みたいに暴走する可能性がある、早急に対処すべき」

アルミン「hahahaしょうがないなサシャは!」ダッ

ミカサ(アルミンが近づいた瞬間、サシャの眩しいくらいの笑顔)

ミカサ(そして四人は楽しそうに会話し…)

ミカサ(そして…署名する)

ミカサ(今ここに二人の裏切り者が誕生した瞬間だった)

ミカサ「エレン、ここはもう私が」

シーン

ミカサ「…エレン?」


ベルトルト「ミカサ!」

ミカサ「何?裏切り者2号」

ベルトルト「うっ!ってそんなことよりユミルがどっかいった!」

ミカサ「!」

ミカサ「…まさかユミル…エレンを独り占めに?」

ベルトルト「いやまさかそんなことは…」

ミカサ「こうしてはいられない!」ダッ

ベルトルト「ミカサ!?ちょっと!?」

ベルトルト(僕もこの正座で寝てる人がいなければ追いかけたいんだけど)

ライナー「zzzz…うほっ」

ベルトルト(なんか寝顔見てたらムカついてきた)イライラ




アルミン「は!僕は何を!?」

サシャ「ファンクラブに入会しました!!」

アルミン「なん…だと…?」





エレン「せっかく休日なんだし、ちょっと街に出かけてもよかったんだよな…」

エレン「今更外出届出すのもな…」

エレン「それにさっきの胃の痛み、俺疲れてんのかな?」

エレン「ここ最近…まともに休息をとってないことを思い出した」

エレン「そうと決まれば俺の部屋へレッツゴー」

~エレンご一行の部屋~



ガチャ

エレン「愛しの固いベットよ、俺は帰ってきた!」



クリスタ(エレンのパンツ、装着!)シャキーン

アニ(馬鹿だねクリスタ!こういうのはやっぱり穿いてこそ…)シャキーン

クリスタ・アニ「あ」


エレン「」





エレン「」ガクガクブルブル

エレン「キィヤアアアアアア!!」ダッ


クリスタ「あ!待ってエレン!せめて生エレンのスメルを!」


アニ「なんで逃げるのさ!」


クリスタ・アニ「……」


クリスタ・アニ「…」クンカクンカ






エレン「な、なんだったんだ今の…幻か?」ガクブル


ユミル「お?エレン!こんなところにいたのか」

エレン「はぅ!?」ビク

ユミル「お前相変わらずビビりだな…私だよ」

エレン「あ、ああユミルか」ガクブル



ユミル「…なんかあったのか?」

エレン「…俺な女性恐怖症のせいか、変な幻覚見るようになっちまった…」


ユミル「…は?」

エレン「あのな…ピンクの上着着たクリスタとアニが…」ガクブル

エレン「俺の私物漁ってた…」ガクブル

ユミル「え?ちょっと何かたりだして…」


エレン「確か…クリスタは俺のパンツをかぶって…」ウツロナメ

ユミル「やめろ!なんか現実っぽいけどクリスタはそんなことしないと信じたい!」

エレン「アニなんか俺のパンツ直に穿いてたぜ…」レイプメ

ユミル「なんかいろいろおかしい!」

エレン「俺、疲れてんのかな?はは…笑っちまうよな…」レイプメ

ユミル「バカヤロウ!!」ダキ

エレン「あばば!?」ビク

ユミル「きっとお前疲れてんだ!!」

エレン「あばばばばば」マッサオ

ユミル「今はもうゆっくり休め!!」

エレン「うべべべべべ」ブクブク

ユミル「もう…泣いてもいいんだぞ」

エレン「」チーン

ユミル「あ…やっべつい勢い余って」



ミカサ「何してるの?」


ユミル「……oh」アセダラダラ

ゆみるがえれんとかんどうてきなはぐしたところでここまで

つづきはあさかひるくらいに

ちなみに>>448

エレン「…俺な女性恐怖症のせいか、変な幻覚見るようになっちまった…」×

エレン「…俺な…女性恐怖症のせいか、変な幻覚見るようになっちまった…」ガクブル○

ではまた

おはようございますというじかんでもないけど>>1です
もうぐっすりとねてしまいましたねぼうですごめんなさい

あるみんがおかしいのはさしゃにうむをほきゅうしすぎたからってじゃんがいってた

こにぃがだいすきなみんながだいすきだ

でははじまりはじまり

~医務室~



ミカサ「何かいいたいことは?」

ユミル「ございません」ボロボロ

ミカサ「ではおすわり」

ユミル「わん」


ミカサ「そのままホーム」


ユミル「わん」スタスタ


ガチャ、バタン

ミカサ「…私がいない間に何があったかわからない」

ミカサ「でもこれだけは言える」

ミカサ「やはりエレンは私が見ていないとだめ」ドン

ミカサ「…エレンが安らかな顔で白目をむいてる」

ミカサ「これはこれであり」







クリスタ(エレンが医務室に行ったのは調査済み)

アニ(問題はあの腹筋脳筋女をどうするか…)

クリスタ「…どうでもいいけどそういえばアニエレンのパンツ穿いたままじゃない?」

アニ「見えなきゃいいんだよ、クリスタだって被ってたらばれるよ」

クリスタ「あ、被ってるの忘れてた」





ジャン「なんでだ?なんでミカサファンクラブだけ悲惨なことに…」

マルコ「僕が言えたことじゃないと思うけど馬鹿だろ」

ジャン「あ!?なんでだよ!?」

マルコ「だってミカサがあんなの許可するはずないでしょ」

ジャン「んなもんやってみなきゃわかんねえだろうが!」

マルコ「やってみた結果がこれだもんね」

ジャン「くそぅ……くそぅ…」

マルコ(ん?あそこにいるのは)

ジャン「ん?あれは…クリスタと…アニ?」

ジャン(なんだよあの恰好)

ジャン(クリスタなんて男もんのパンツ被ってるし…)

マルコ(美女二人にあまり言いたくないけど)

ジャン・マルコ「マジ引くわ~…」

ジャン(あ、クリスタパンツしまった)

マルコ(気づいてなかったのか…天然天使マジ天使)


ジャン(そして医務室に突入っと)

マルコ「…なんだったんだ?」

ジャン「医務室からミカサの気配がする」

マルコ(お前もなんなんだよ…)

ガチャ



ミカサ「…何の用?」

アニ「別に?」

クリスタ「エレンが倒れたって聞いたから」

ミカサ「…エレンが倒れたのはついさっき」

ミカサ「いくらなんでも情報が伝わるのが早すぎる」

ミカサ「誰から聞いたの?」ギロ


アニ「別に誰だっていいじゃないか」

クリスタ「私達はただエレンが心配で」

ミカサ「変態共が何を言ってるの?」

クリスタ・アニ「!?」

アニ「へ、変態?」

クリスタ「エレンの見舞いに来ただけでなんで変態に!?」

ミカサ「変態じゃないならなぜエレンのパンツを穿いてるの?アニ」

アニ「!!?」

ミカサ「それにクリスタもエレンのパンツを持っている」

ミカサ「しかも長い毛が一本付着している、つまり」

ミカサ「あなたはエレンのパンツを被った、クリスタ」

クリスタ「!!?」

ミカサ「なんでわかった?って顔してる」

ミカサ「それは当然、私はエレンのことならなんでも知っている」

ミカサ「エレンのパンツの行方なんて造作もないこと」

アニ「……ぐっ」

ミカサ「でもあなたたちの気持ちもわかる」

ミカサ「エレンのものは神聖なもの、触れたくなる気持ちもわかる」

ミカサ「でもあえて言わせてもらう、二人ともそのパンツを返しなさい」

クリスタ「……フーッ」ドヤァ

ミカサ(…クリスタ?)

クリスタ「私知ってるんだからね!」

クリスタ「ミカサの私物の中にエレンのものがあるってことくらい」

ミカサ「!?」

クリスタ「見ちゃったもん!大量の古いエレンのパンツ!」

ミカサ「!」

アニ「…どうやらあんたは私達以上だったわけかい」

ミカサ「…言いがかり、証拠はない」

クリスタ「…no,75」

75「はい!」ス(古いエレンのパンツ×5)

アニ「御苦労だったね」ゲシ

75「あぁ~ん♥アニ様~♥」

クリスタ「これ、もらっちゃうけどいい?」

ミカサ「…なななななんのこここことかわからららななない」メガグルグル

アニ「ふふ…[誰]のだか知らないけど私ももらっちゃおうかな~?」

ミカサ「ダメ!!」

クリスタ「……」ニヤリ

ミカサ「要求は何?」

クリスタ「エレンの隣にいる権利を要求する!」

アニ「あれ?11条は?」

クリスタ「ほら…あれ的な?会長だから許される的な?」

アニ「ず、ずるい!」

ミカサ「…それは譲れない」

クリスタ「まあ私達もただで譲ってもらおうとは思ってないもん」

アニ「あ、そういえば私も副会長だから云々…」

クリスタ「というわけで勝負を要求します!内容は!」

クリスタ「どっちがよりエレンの隣にふさわしいか!」

アニ(どっち?あれ?私もしかして入ってない?え?まじ?)




エレン(みなさんこんにちは)

エレン(エレン・イェーガ―です)

エレン(どうやら久々に気絶したようです)

エレン(で、起きたら医務室ってところまではいいんですが…)

エレン(なんかとんでもないことになってるようです)

エレン(それはというとですね…)

エレン(まずお前ら何医務室でパンツ連呼してんの?)ガクブル

エレン(てかなんでいんの?しかも勝負ってなに?)ガクブル

クリスタ「勝負は今夜!」

ミカサ「…わかった」

クリスタ「あと、補佐的なパートナーも用意しといてね!」

クリスタ「私はもちろんアニ!」

アニ「クリスタ…」パアァ

アニ「ミカサ…首を洗って待ってな!」





ミカサ「…負けない、そして私のパートナーはもちろん」

エレン「いやわかんないけどたぶん俺はngじゃね?」マッサオ

ミカサ「…残念、この世界は残酷だった」



エレン「でも今のクリスタすごい笑顔でアニをチョイスしたな」

ミカサ「どこかのユミルが血の涙を流しそうな光景だった」












ミカサ「…いつから起きてたの?」

エレン「お前らがパンツ連呼してたあたりから」

ミカサ「…エレン、あなたは何も聞いていない」

エレン「は?なんで、ちょ、今触るなやばい鳥肌」ガクブル



エレン「で?お前協力者はどうするんだよ?」マッサオ

ミカサ「とりあえずユミル犬で行こうと思う」

エレン「犬って…でもいいのか?」

ミカサ「?」

エレン「あいつ一応クリスタに懐柔されたぞ」

ミカサ「…そうだった」

エレン「ややこしいことになりそうだからやめたほうがいいだろ」

ミカサ「…どうしよう」オロオロ

エレン「しっかりしろ!ミカサ!」

ミカサ「!」

エレン「俺も協力してやる!だからそんなおろおろすんな!」

ミカサ「…本音は?」

エレン「お前がしっかりしてくれないと俺の命が危ない、巨人を駆逐できない」

ミカサ「理解した」



エレン「とりあえずジャンあたりどうだ?」

ミカサ「やだ、ジャンは私をいやらしい目で見てくる、ちなみにエレンになら見られていい」

エレン「そっか、じゃあ…」

ミカサ(あれ?スルーされた)

エレン「じゃあマルコ」

ミカサ「前に八つ当たりで呪いをかけてしまった、気まずい」

エレン「なんだそりゃ?」

ミカサ「気にしないでほしい」

エレン「う~ん…マルコもダメとなると…」

エレン「!」

エレン「…いいあてがある」

ミカサ「?」

ちょっとはなれます

あ、みかさはへんたいだけどちょくせつきがいはくわえないからいちおうせんひきはされてるらしいけど
けっしてみかさにいわされたわけじゃないからな!

さいかいします

~夜、???~


アルミン「さあ!始まりました!エレンはどっちのもの!?」

アルミン「司会は私アルミン・アルレルトがお送りします!」

アルミン「ではさっそく選手のほうに入場して頂きましょう」

アルミン「赤コーナー!クリスタ、アニチーム!!」

ワーワー

クリスタ「頑張るから!」

アニ「…ま、やれるだけやるさ」



アルミン(畜生サシャを人質に取られた…)

アルミン(クリスタは堕天した)

アルミン「青コーナー、ミカサ、コニーチーム!!」

ワーワー?

コニー「え?俺なにも聞かされてないんだけど、え?」

ミカサ「大丈夫、私はエレンの判断を信じてる」

コニー「だから何すりゃいいんだよ!?俺なんもわかんないの馬鹿だからじゃないよな!?」


ライナー「…コニー…だと?」

ベルトルト「まずこの勝負自体がなんだろ?って感じだけど」

ジャン「ミカサーーーーー!!頑張れーーーー!!」

ミカサ「…」ギロ

ジャン「お!こっち見てくれたぞ!!見たか!?マルコ!!」

マルコ「あれは確実に睨んでたと思うよ」

アルミン「そして!今回の賞品の登場です!!」

バーン


エレン「ん”ーーーーー!!ん”ーーーーー!!」サルグツワ

ユミル「すまねえ……すまねえ……」ナワヒキズリ


ライナー「これは酷い」

ベルトルト「もうエレンは人間すら信用できなくなりそうじゃないか…」

アルミン(僕だって親友を賞品扱いなんてしたくないんだ)

アルミン(でも言うこと聞かないとサシャが…)ウルウル



ミカサ「エレン、必ず助ける」

コニー「え?どうなってんの?なんであいつ縛られてんの!?」



クリスタ「ついにこの時が…」

アニ「エレンと…ふふ……」


アルミン「では今回の勝負の説明をさせていただきます!」

アルミン「まず、お題を決めてそのお題で戦っていただき」

アルミン「審査員の得点が高いほうが勝ちです」

アルミン「そして、先に二回勝ったほうがエレンを獲得できます!」

アルミン「では審査員の方々です!!」

ライナー「なんか選ばれちまった」

ジャン「ミカサ!!ミカサ!!」

マルコ「ジャンが煩すぎて殴りたい」

ミーナ「よろしくって私も!?」

ユミル「エレン…すまねえ…」


アルミン(ファンクラブ会員が2人にアニloveのミーナ…)

アルミン(ミカサアウェーじゃないか!!)

アルミン「こんなの八百 クリスタ「アルミン?」

アルミン「はいなんでもありませんではさっそく最初のお題にまいりましょう」

アルミン「最初のお題はこちら!!」

バーン

アルミン『愛の告白!?男をキュンとさせる言葉』です!」

エレン(なんだそりゃ)ムゴムグ

コニー「なんだそりゃ?」

アルミン「ちなみにこちらのお題はユミルさんの私物[男に愛の告白を言わせる方法]から応用させていただきました!」

ユミル「やめろおおおおおおおおおおおおお!!!」カオマッカ

ライナー「意外とピュアゴフゥア!!」ドゴォ

ユミル「それ以上いうとぶっ殺す!!」

ベルトルト(ユミル…それは可愛すぎるだろ)

ミーナ「そういえばベルトルトって審査員じゃないけどなんでここに?」

ベルトルト「ん?ああなんかレフェリー的なものらしいよ」

ライナー・マルコ(乱闘でもあんのかよ…)


ミカサ「…大丈夫私は負けない」ゴゴゴゴゴ

コニー「え?俺エレンに告白すんの?」





クリスタ「ミカサは言語力が残念、コニーは頭が残念、よって」

アニ「この勝負…勝てる」

コニー「おいお前ら聞こえてんぞ誰の頭が残念だって?」

アルミン「3回勝負でより多くの審査を得たほうの勝利です!」

アルミン「それではまずどちらが先か、このくじ引きで決めたいと思います」

ミカサ「順番なんて些細なこと」ス

クリスタ「そんなこと言ってると後で泣きを見るんだから」


先行:クリスタペア 後攻:ミカサペア


エレン(どうでもいいから早くこの縄解いてほしい)ムグムグ

アルミン「では早速行ってみましょう!先行クリスタペア」

クリスタ「じゃ、行ってくる!」

アニ「任せたよ」

アルミン「始め!!」

スタスタ

エレン(ちょ!!近い30㎝以内で症状が)アセダラダラ

クリスタ「……エレン!」

エレン「ムグ!?」ビク

クリスタ「私ね……ずっと隠してたことがあるんだ…」モジモジ

エレン「ム……ムグ…」アセダラダラ

クリスタ「私ね…」モジモジ







クリスタ「あなたのこと!ずっと見てました!」

クリスタ「いつまでも見ていたい!好きです!」

エレン「ムグ…」マッサオ





ライナー(結婚しよ)

ベルトルト(結婚しよ)

ユミル(結婚しよ)

アルミン「あの上目づかいでの告白!これは高得点が期待されます!」

クリスタ「……フーッ」カオマッカ


アルミン「おっとこれは!!ドヤ顔しながら顔真っ赤です!」

アルミン「ではここでエレンの感想を聞いてみましょう!」

ベルトルト「大丈夫かい?」サルグツワトリ

エレン「ああ…すまねえベルトルト、って感想?」マッサオ

アルミン「うん」

エレン「…まあ…いいんじゃないか?」マッサオ

エレン(ここで恐ろしいなんて言ったときにはどうなることかわかったもんじゃねえ)

アルミン「では続きましてミカサチームです!!」

ミカサ「行ってくる」

コニー「おう!なんか知らんが頑張れ」

アルミン「始め」


ミカサ「エレン」

エレン「ん?」

ミカサ「私はエレンが好き、ここにいる誰よりもずっと好き」

ミカサ「ので、私はエレンと恋人同士になることができる!」

ミカサ「エレンは私のことを見ていればいい、ずっと私を見ていろ」

ミカサ「どう?」

エレン「いや、どうと言われても…」

アルミン「ミカサ選手の告白終わったようです!しかしこれは…」

ライナー(酷いな)

ジャン(言語力残念なミカサ萌え)

マルコ(…これはこれでありかも)

ミーナ(…ないかも)

ユミル(ねーな)


ミカサ「……」サワヤカ

アルミン「ああっと!!ミカサ選手!!なんというやり切った顔でしょう!」

アルミン「ではエレンの感想も聞いてみましょう!」



エレン「告白というより命令だな」

ミカサ「」

エレン「あとさっきの目が怖い」

ミカサ「」

アルミン「やめて!!ミカサのライフはもうゼロだよ!!」

エレン「お、おう」



アルミン「…と気を取り直して判定どうぞ!!」



ライナー:クリスタ

ライナー(すまんミカサ、これは出来レースでもなく当然の結果だ)

ジャン:ミカサ

ジャン(俺なら今の告白で即okだぜ!)

マルコ:ミカサ

マルコ(意外とありだと思ってしまった僕がいるんだ)

ミーナ:クリスタ

ミーナ(これは勝負するまでもないと思う)

ユミル:クリスタ

ユミル(ミカサにはがっかりだ)

アルミン「というわけで一回目はクリスタペアの勝利!」

ワーワー

クリスタ「この調子でガンガンいっちゃうよ!!」

アニ「負ける気がしないね」




ミカサ「私の告白は完璧だったはず…」

コニー「おう!元気出せ!」

アルミン「ではさっさと二回目いっちゃいましょう!!」


アルミン「先行入れ替わりましてミカサペア」

コニー「俺イマイチルールわかんないんだけど」

ミカサ「大丈夫、エレンが認めたコニーならできる」

アルミン「始め!!」



エレン「ま、野郎で申し訳ないけど我慢してくれや」

コニー「気にすんな!俺お前のこと大好きだぞ!」

エレン「!?」

一同「!?」

コニー「ん?なんだ?俺おかしいこといったか?」

エレン「え?え?」

コニー「最初見たときは変な奴だと思ったけどな!」

コニー「どんな訓練でもめげねえし正直かっこいいって思った!」

コニー「あんま話す機会とかなかったけどさ!」

コニー「俺お前みたいな同期がいてよかったぜ!」

コニー「最高の仲間だ!!」

エレン「…あ、仲間って意味かマジでびっくりした…」

コニー「ん?それ以外に何があるんだ?野郎同士で」

アルミン「こ…これは予想外です!!」

アルミン「まさかのダークホースコニー!!」

アルミン「あまりの驚きにアルミン大噴火です!!」

ライナー(ほんとに予想外だぞコニー)

ベルトルト(びっくりだ…)

ジャン(あいつあんなかっこよかったっけ?)

マルコ(ただの馬鹿じゃなかったんだ)

ミーナ(あれ?なんだろう…コニーとエレンを見てると…)

ユミル(やるじゃねえか…馬鹿のくせに)

アルミン「ではここでエレンの感想を聞いてみましょう」



エレン「正直コニーが輝いて見えます」

コニー「おい!俺の頭は輝いてないからな!」



アルミン「ではつづいてクリスタペアです!」

アニ「じゃ、行ってくる」

クリスタ「意外な強敵だよ」

アニ「心配ないよ、相手は馬鹿だ」

アルミン「始め!!」




エレン(なんか一番怖そうなんだけど…)

アニ「……え~れ~ん♪」

エレン「!?」ゾワワ

アニ「わたしね♪えれんのことちょ~だいしゅき♪」

エレン「」ガクガクブルブル

アニ「ね~え♪えれんはどうなの~?」

アニ「はっきりしないとぉ~…」

アニ「襲っちゃうぞ♪」キャピ


エレン「」マッサオ

エレン(だめだ…泡を出しちゃいけねえなんとしてでも堪えろ!!)

エレン(なんだこれ!?たぶんどの拷問よりもきつい!!)



アルミン「……は!申し訳ありません私アルミン!あまりの光景に我を失いました!」

アニ「…フーッ」ドヤァ

アルミン「なんとアニまでドヤ顔を習得しました!もともとサシャのものなのに!」

ライナー(アニ…お前どうしちまったんだ?)

ベルトルト(アニは戦士じゃなくなった…)

ジャン(今なら砂糖が吐ける気がする)

マルコ(僕は今何かすごいものを見たような気がする)

ミーナ(ぶりっ子アニ萌え)

ユミル(だめだこいつはやくなんとかしないと)

アルミン「で、ではエレンの感想を…」

エレン「…ごめん…正直に言う」

エレン「寒気がした」

アニ「!!?」

アニ「…またまたご冗談を」




アルミン「では判定お願いします!」


ライナー:コニー

ライナー(すまん、アニ、わかってくれ)

ジャン:コニー

ジャン(これは確実にこっちだろ)

マルコ:アニ

マルコ(アニに可能性を見た)

ミーナ:コニー

ミーナ(ごめんアニ!今コニーとエレンに何か可能性が見えたの!)

ユミル:コニー

ユミル(馬鹿を見直した)

アルミン「というわけで2回目はミカサペアの勝利!!」

ワーワー

アニ「なんでさ!?」

クリスタ「アニ…今度の休日ゴスロリ衣装用意しとくね」

アニ「!?」





ミカサ「流石エレンが認めたコニー、見直した」

コニー「おう!なんだかよくわかんないけどよかったな!」


アルミン「では3回目!」

アルミン「3回目はどちらか一人自由に選んでいただいて結構です」

コニー「どうすんだ?」

ミカサ「私が行こう」





アニ「リベンジさせてください」

クリスタ「…負けたら次の休日ゴスロリで街徘徊だからね」

アニ「はい」

エレン(え?あの二人?)

エレン(コニーの癒し空間は?…え、無い?)

エレン(やだああああああああ!!)



アルミン「おっとてっきりコニー対クリスタの対決が見れると思ったのですが…」

アルミン「これはこれで面白そうです!!」

アルミン「では先行クリスタペア!アニ!」

アニ「こ、今度こそ!」

クリスタ「頑張って!」

アルミン「始め!!」




エレン(もうやだ…誰か助けて…)

アニ「……べ…」

エレン(べ?)

アニ「別に!あんたのことなんて好きじゃないんだからね!」プリプリ

エレン「!?」ビク

アニ「格闘訓練だってしょーーーーがなく組んであげてるだけなんだからね!!」

エレン「???」ビクビク

アニ「でも…エレンがどうしてもっていうなら…」

アニ「今度の休日、一緒に出かけてもいいけど?」

エレン「いや出かける予定ないけど」ガクブル

アニ「……」

アニ「遠慮しなくていいって」


アルミン「はいここまでーーーー!!」

アルミン「とりあえずアニらしいといえばアニらしいって感じでした」

ライナー(途中からアニらしさが出てきたな)

ベルトルト(悪くなかったと思うよ)

ジャン(今回は砂糖はかずに済みそうだ)

マルコ(ちょっと可能性が薄れてきたな)

ミーナ(やっぱアニはこうでなくっちゃ)

ユミル(やりゃできんじゃねえか)

アルミン「最初はさっきの二の舞になるかと思いましたがとりあえずエレンの感想を」

エレン「正直いって寒気はしましたがさっきよりマシだと思います」マッサオ


アニ「……」

アニ(さっきのほうが渾身の策だったのに…)ドヨーン


アルミン「では続いてミカサペア!ミカサ!」

ミカサ「今度は負けない」

コニー「おう!頑張れ!」


アルミン「始め!」




エレン(ミカサ…一体どうするんだ?)




ミカサ「……好き」

ミカサ「普段のエレンも訓練で調子が良くてはしゃぐエレンも子供っぽく笑うエレンも怒った顔も全部全部ひっくるめて」

ミカサ「私はエレンが好き!」

エレン「…お、お ミカサ「私じゃだめですか?」

エレン「へ?」

ミカサ「そばにいるの私じゃだめですか!?」



アルミン(まさかのパクリ!?)

アルミン(確かにあの現場に居合わせたのは…)

アルミン(僕、エレン、サシャ、そしてミカサ)

アルミン(いやいいんだけどね、別に僕が恥ずかしいだけなんだけどね)

アルミン「というわけでミカサのほうもなかなかインパクトがありました!」

ライナー(ミカサ…すごいんだな)

ベルトルト(いやあの時僕もじつはいたんだけどね、〆だけ)

ジャン(俺もう死んでもいい…)

マルコ(あたしゃもうギャップにびっくりだよ)

ミーナ(ミカサ…あんな顔もできるんだ)

ユミル(けっ…なんか気に入らねえ)

アルミン「というわけでエレンの感想を」

エレン「ん~なんかどっかで聞いたことあるようなフレーズだったな…」

アルミン「き、気のせいじゃないかな?」

ミカサ「これはアル アルミン「ミカサちょっと静かにしようか!」

ミカサ「…アルミンがそういうなら」


アルミン「では!判定お願いします!」

ライナー:アニ

ライナー(すまんミカサ、俺はやっぱりアニを選ぶ)

ジャン:ミカサ

ジャン(もう満足なんだ俺)

マルコ:ミカサ

マルコ(アニに可能性が薄れた時点で)

ミーナ:アニ

ミーナ(やっぱアニの可愛さで私の世界がやばい)

ユミル:ミカサ

ユミル(気に入らねえけど…)





アルミン「というわけで…第一回戦は…」

アルミン「ミカサ、コニーペアの勝利です!!」

ミカサ「アイムウィナー…」

コニー「なんだ?喜んでいいのか?」




アニ「……」

クリスタ「…じゃ、次の休日楽しみにしててね!」

アニ「……うん」


アルミン「では2回戦に コニー「ちょっと待った!!」

一同「!?」

コニー「これって一体何やってんだ?」

アルミン「何って勝負だけど」

コニー「勝負ってなんの勝負だ?」

アルミン「エレン争奪戦」

コニー「はぁ!?」

一同「!?」

コニー「つまりエレンが賞品ってことか!?」

クリスタ「だからそういって コニー「バカヤロウ!!」

クリスタ「!?」

コニー「エレンはものじゃねえんだぞ!!」

アルミン(はい…ごもっともです)

コニー「お前らこんなことして楽しいか?」

コニー「エレンが置いてけぼりになっちゃってるだろ!!」

コニー「ついでに俺も置いてけぼりだ!!」

ライナー(今日のコニーどうした?)

ベルトルト(別人じゃないか?)

ジャン(な!?あいつにばっかいい思いさせたくねえ!!)

マルコ(この戦争、乗るべきか乗らざるべきか)

ミーナ(コニー×エレン…この胸の高まりは…何?)

ユミル(馬鹿じゃない馬鹿なんて馬鹿じゃない私も何言ってるかわかんない!!)

コニー「お前らみんな俺のこと馬鹿にするけどな!!」

コニー「俺からすればお前らのほうが馬鹿だ!!」

コニー「アルミン!お前エレンの親友だろ!?」

コニー「おかしいと思わねえのか!?」

アルミン「でもサシャが コニー「んなもん根性で取り返せ!!」

コニー「自分の彼女くらい自分で取り返せ!!」

コニー「で!?なんの話だっけ!?」

クリスタ「こ、この国の仕組みについて」オドオド

コニー「おう!この国ってのはな!」

コニー「って違う!!バカ!!」

一同(馬鹿はお前だ)

コニー「とにかくだな!こんなまどろっこしい真似しないで…」

コニー「正々堂々と勝負したらどうだ!!」

コニー「エレンみたいな真っ直ぐな奴そうそういねえぞ!」

一同(あんたが一番真っ直ぐかも)

コニー「でもお前らがこんなまがったことしててエレンが振り向くはずねえだろ!!」

一同「!!」

一同(コニーが正論しか言わない…だと)

エレン「ぐ…ふぐぅぅぅぅ…」

エレン(俺置いてけぼりだけどこれだけわかる)

エレン(コニーいいやつ)

コニー「とくに主犯三人!!」

クリスタ、アニ、ミカサ「!!?」

コニー「お前らの様子見たことあるけどな」

コニー「俺からしたらそばかすのほうがよっぽどエレンの気持ち汲み取ってるぞ!」

ユミル(なぜそこで私をだす!!?)

ユミル(ありがたいけど3人の目が怖い!!)

コニー「少しはそばかす見習ったらどうだ?」

クリスタ「……」

アニ「……フン」

ミカサ「ごめんなさい」

クリスタ、アニ「!?」

ミカサ「私はどうかしていた」

ミカサ「エレンの気持ちを考えてなかった」

ミカサ「そればかりか2人の挑発にまんまと乗っかってしまった」

ミカサ「これからはエレンに正直にパンツをもらいに行く」

エレン(やらねえけど)グス

コニー「おう!ならエレンに直接謝ればいいと思うぞ!」

ミカサ「そうする」





クリスタ(コニー…恐るべし)

アニ(正直完敗…)





コニーのお陰もあって勝負は無事中止になった

サシャも帰ってきて一件落着だった

で、クリスタはエレンファンクラブ会長を辞めた

本人曰く「正々堂々勝負したいから」とのこと

アニも副会長を辞めて新しい会長は75という人になったらしい

ちなみに今回も案の定教官に大目玉くらって走らされた

すごい大人数で走ったのは面白かったけど

サシャをおぶって体力がついたといってもきついものはきつい

あと今回はライナーが目立たなかったような気がするけど気のせいかな?

                        アルミン・アルレルト

~数日後、食堂~


エレン「コニー、隣いいか?」

コニー「おう!いいぞ!」

アルミン(あの一件以来エレンとコニーの仲が良くなった)

アルミン(親友としてはちょっと寂しい気もするかも)

サシャ「アルミン!!あ~んしてくださいあ~ん!」

アルミン(まあそれは贅沢ってもんだよね?)


ミカサ「エレン、あなたの食べかけのパンと私の食べかけのパンを交換したい」

エレン「は?なんでだよ、わけわかんねえよ」

コニー「交換してやればいいんじゃないのか?減るもんじゃないし」

エレン「まあいいけど…ほら」

ミカサ「コニー、感謝する」

エレン「ていうかお腹いっぱいだから全部やるよ」

ミカサ「……まだまだ先は長い」

ライナー「…しかしなんだか釈然としないな」

ベルトルト「何がだい?」

ライナー「あの時のコニーは一体何だったんだ?」

ベルトルト「…それは考えてもしょうがないよ…たぶん」

ライナー「そうか…あの時のコニーこそ頼れる兄貴みたいなもんだったのかもな」

ベルトルト「はは…ライナーだって頼れる兄貴じゃないか」

ライナー「よせやい」





エレン「さて…今日はどうするかな?」


クリスタ「あ!エレン!」

エレン「!!」ビク

クリスタ「ちょっと見てほしいものがあるんだけど」

エレン「な、なんだ?」ガクブル


クリスタ「じゃじゃーーーーん♪」





アニ(ゴスロリ)「…じろじろみんな恥ずかしい」

エレン「いや見てませんが」ガクブル

アニ(ゴスロリ)「……」

クリスタ「どうかな?」

エレン「…に…にゃうん…じゃないかい」ガクブル

アニ「!?」


クリスタ「むぅ」プク

クリスタ「私も着てくる!!」ダッ





アニ「あのさ…」

エレン「はい」ガクブル

アニ「この後暇だったら一緒に出掛けないかい?」







エレン「やだよたまにはゆっくり寝たいし」ガクブル


アニ「……」


アニ「またまたご冗談を」


エレン「え?ちょ」




ぎゃああああああ

とりあえず番外編に見せかけたクリスタ編に見せかけたアニ編に見せかけたコニー編終了です

次はミカサメインにしようかユミルメインにしようか

どっちにしても最後の話になる予定です

ちょっとめしくってきます

ただいま

ゆみるのにんきがたかいけどしょうすうながらみかさもいるってかんじか

おけいわかったみかさとゆみるがつぎのはなしのめいんじゃ

じゃあさいかいします

~数日後、夜~




ユミル「相変わらず鳥肌は立ってるけど手つなぐくらいなら大丈夫そうだな」

エレン「お…おう」ブルブル

ユミル「じゃ、次のステップ行くか」

エレン「次は…何するんだ?」ブルブル

ユミル「…キス?」

エレン「なんとなくだがすげえぶっ飛んだ気がする」ブルブル

ユミル「そっかそっか、じゃあ膝枕なんてどうだ?」

エレン「…まだハードル高い気がするけどやってやる」

ユミル「そうこなくっちゃな!じゃ失礼して」ポス

エレン「!?」

ユミル「ん?なんだ?」ニヤニヤ

エレン「あ…あの…ユミルさん?」ガクブル

ユミル「ん~?」ニヤニヤ

エレン「俺が寝るほうじゃないんでしょうか?」ガクブル

ユミル「私の膝は安くないんだよ」ニヤニヤ

エレン「そ…そうは…言われても…」ガクブル

ユミル「私の知ってるエレンはこれくらいでへこたれたりしない」キリッ

エレン「こ…これは荒療治すぎ…ん?」ガクブル

ユミル「……」

エレン「あ、あの~…ユミルさん?」ガクブル

ユミル「…zzz」

エレン(なん…だと…)

~物陰~




ミカサ「……」

ミカサ「ユミル…」

ミカサ「あなたに問いたい」

ミカサ「あなたはエレンを幸せにできるの?」

ミカサ「私はエレンが幸せなら…」

ミカサ「……違う」

ミカサ「私はエレンの家族」

ミカサ「……」

~エレン達の部屋~



アルミン「…う~ん」

ライナー「どうした?アルミン」

アルミン「いやそれが…最近ミカサの様子がおかしくて」

ライナー「サシャという彼女がいるのに他の女のこと考えていいのか?」ニヤニヤ

アルミン「ミカサは幼馴染で親友だ、気にもなるよ」

ライナー「おっふ真面目な話でしたか」

ベルトルト「ライナーがkyでごめんね」

アルミン「今に始まったことじゃないから別にいいよ」

ライナー「……」

アルミン「…はぁ~…」

ベルトルト「でもミカサの様子がおかしいって具体的にどうな感じなんだい?」

アルミン「まあこれは細かいところだから長い付き合いじゃないとわからないんだけどね」

アルミン「エレンとの距離が少し変わった気がする」

ライナー「?どういうことだ?」

アルミン「まずミカサはわりとエレンの近くにいることが多いよね?」

ベルトルト「うん」

アルミン「それ自体は変わってないんだけど…なんというか」

アルミン「一歩引いて後ろに付くみたいな感じ?」

ライナー「?さっぱりわからん」

アルミン「安心して僕も説明しててさっぱりわかんないから」

ベルトルト「でも言われてみればミカサがエレンの世話を焼くみたいなのも減った気がする」

アルミン「やっぱりそう思う?」

ライナー「……ズバリ恋だな」

アルミン「?ミカサはエレンのことずっと好きだよ」

ライナー「違う違う、今までのはただの独占欲だ」

アルミン「!」

ベルトルト「ライナーが珍しく頭を使った!」

ライナー「やめてくれない?俺これでも成績いいんだよ?」

ライナー「まあここは本人に訊いてみないとわからんだろ」

アルミン「それもそうだね…じゃあ明日あたり訊いてみるよ」

ベルトルト「まあこういうデリケートな問題は表立って手伝えないけど」

ベルトルト「頑張って」

アルミン「ありがとう、これでサシャと気兼ねなくイチャイチャできる日も近い」

ライナー(結局それか…)

ベルトルト(心配した僕が馬鹿だった)

~ミカサ達の部屋~


サシャ「なんか最近ミカサおかしくないですか?」

クリスタ「?どんなふうに?」

サシャ「なんかエレンの顔まともに見ない様にしてるような気がします!」

アニ(好都合じゃないか)

サシャ「アルミンが心配しちゃってて気軽にいちゃつけないんですよ!」

サシャ「どうすればいいですかね?」

アニ(正直あんたらのことはどうでもいいんだよ)

クリスタ「…たぶんなんだけど…ミカサは恋したんじゃないかな?」

アニ「は?ミカサはエレンのことこれでもかってくらい好きじゃないか」

クリスタ「あれはただの独占欲だと思うよ」

アニ、サシャ「?」

クリスタ「今まではエレンが離れるのがやなだけの独占欲」

クリスタ「で、今はほんとの恋、正直邪魔したい」

アニ「そっか…私も邪魔したい」

サシャ「そうですか?別に邪魔したいとは思いませんけどね」

アニ「あんたにはこの気持ち一生わからないだろうね」

サシャ「?」

クリスタ「ミカサがエレンを意識している最中…これはチャンスだね」

アニ「今までのような妨害は少ないはず」

クリスタ、アニ「じゃ、エレンにパンツ貰いに行こう」


サシャ「なんだか知らないけど頑張ってくださーい」ヒラヒラ

~外~



エレン「」ガクブル

ユミル「…zzz」

エレン(…どうすんの?これ)

エレン(もしかして…朝までこのまま!?)

エレン(何その拷問)

エレン「あわわ…」ガクブル


ミカサ「エレン?」


エレン「あば!?ってミカサか」ガクブル

ミカサ「何してるの?」

エレン「俺にも何が何だか…」

ミカサ「そう…」



ヒョイ

エレン「?」

ミカサ「夜遅くこんなところにいると風邪をひく」

エレン「あ、ああ」

ミカサ「ユミルは私が連れていく、だからエレンも部屋でゆっくり休んで」

エレン「…ありがとな」

ミカサ「礼には及ばない、それじゃ」




エレン「ミカサ、やけに顔赤かったような…熱でもあんのか?」






ミカサ(動悸が激しい…内臓を支配できない…)ドクンドクン





エレン(さて思わぬ形で訓練が終了した)

エレン(まあ早く寝れるに越したことはないな)




エレン(部屋の前に、クリスタとアニ?)


エレン(やな予感がする…さよなら俺の快眠)

~翌日、食堂~



エレン「あ~眠ぃ~…」

コニー「どうした?元気がねえな!」

エレン「久々にあいつらに追っかけまわされとぁ…」ファー

コニー「そっか、災難だったな」

エレン「正々堂々なのはいいけど堂々とし過ぎだろ…」

コニー「まあいいじゃねえか!っとおーーいミカサ!」

ミカサ「!」

コニー「俺らんとこ一つ空いてるぞ!どうだ?」

ミカサ「…わかった」

エレン「?」

エレン「ミカサ?」

ミカサ「何?エレン」

エレン「なんか調子悪そうだけど大丈夫か?」

ミカサ「問題ない」

エレン「そういってお前はすぐ無理するからな…」

ミカサ「大丈夫、絶対迷惑はかけない」

エレン「いや迷惑なんて思わねえけど…」

コニー「ま、本人が大丈夫って言ってるなら大丈夫だろ」

エレン「……」





ライナー「…確かにおかしい…」

ベルトルト「すごくミカサがしおらしく見える…」

アルミン「いや前はあそこまであからさまじゃなかったよ」

サシャ「つまり悪化してるってことですか?アッカーマンだけに」

シーン


サシャ「ごめんなさい調子に乗りました」

アルミン「ごめん、今のは流石に庇えない」

ライナー「ま、なんにせよ早めに手は打ったほうがいいってことだな」

アルミン「……そうだね」





ジャン「おい、マルコ」

マルコ「なんだい?ジャン」

ジャン「最近のミカサ…やけに色っぽくないか?」

マルコ「また君はミカサを嫌らしい目でうわぁおホントだ!」

ジャン「ミカサが可愛すぎて生きるのが辛い」

マルコ「それに関しては今回同意する」





ユミル(昨日エレンと特訓してたとこまで覚えてるんだが…)

ユミル(気が付いたら部屋にいた…)

ユミル(誰か運んでくれたのだろうか?)

クリスタ「?どうしたの?ユミル」

ユミル「ん?いや…ちょっとな」






アニ(朝まで私と一緒に走ってたはずのクリスタが元気な件)

ミーナ「アニ?大丈夫?」

アニ「あんたは元気そうで羨ましいよ」

ミーナ(そりゃもう朝からコニエレ見てハスハスですから)




ミカサ(どうして?)

ミカサ(エレンの顔をまともに見れない)

ミカサ(前までは普通にできてたのに)

ミカサ(体を支配できない)






エレン「……」

~馬術訓練~





エレン「なあ、アルミン」

アルミン「…ミカサのこと?」

エレン「ああ、なんか具合悪そうで心配でな」

アルミン「…エレン」

アルミン(ミカサのあれはライナーの言う通り恋だと思う)

アルミン(正直に伝えるのが最善の方法)

アルミン(でも相手は特殊の中の特殊)

アルミン(女性を極端に拒絶する…エレン)

アルミン(今は家族という絆で成り立ってると前ミカサが言ってた)

アルミン(それを改めて一人の女と意識させると…)

アルミン(何も起こらないかもしれないけど…何かが起こった時に取り返しがつかない)

アルミン(ミカサは…たぶんそれを恐れてるんだと思う)

エレン「アルミン?」

アルミン「ふぇ?何?」

エレン「いや何怖い顔してんだって思って」

アルミン「い、いや何でもないよ」

コニー「エレン!!アルミン!!」

サシャ「大変です!!」

エレン「コニーにサシャ?どうしたそんな血相変えて」

サシャ「そ…それが…」






コニー「ミカサが落馬した!!」




エレン「!?」ダッ

アルミン「あ!エレン!!」

~医務室前~



エレン「ミカサは!?」

ライナー「落ち着け、今ユミルとクリスタが中で話をしてる」

ベルトルト「着替えとかの都合もあるからね、今男が入るのは無粋だよ」

ライナー「幸い命に別状はないそうだ」

ベルトルト「怪我も軽い打撲とかのもので一週間あれば完治するそうだよ」

ライナー「ま、あのミカサだ、きっと大丈夫だ」

エレン「……そっか…」

エレン「ん?クリスタって大丈夫なのか?」


ライナー「……」アセダラダラ


エレン「おいなんとか言えよ」


ベルトルト「最近クリスタ正々堂々モットー大丈夫」


エレン「なんでカタコトなんだよ!?」



ユミル「医務室の前では静かにしろ!!馬鹿!」

エレン、ライナー、ベルトルト「!」

ユミル「ってお前らか…」

ユミル「もう入っていいぞ」

エレン「ありがとう!ユミル!」

ユミル「お、おう」

ライナー「んじゃ失礼するか」

ベルトルト「ミカサ、大丈夫かい?」




エレン「……なんで…」


エレン「なんで……ゴスロリなんだ…」

ライナー「わぁーお」

ベルトルト「…可愛い」






ミカサ(ゴスロリ)「私にはよくわからない」

クリスタ「筋肉質だから笑えると思ったのに!」

ユミル「口に出さないほうがいいぞ私のクリスター」

エレン「それよりもミカサ!!」

ミカサ(ゴス)「!!」

エレン「心配させんじゃねえ!!」

ミカサ(ゴス)「ご、ごめんなさい」

ライナー「お…おい説教なら後で」

ミカサ(ゴス)「いい、今回は私が悪い、エレンを心配させてしまった」

エレン「お前は…大事な家族なんだからな」

ミカサ(ゴス)「!…そう…家族」






ユミル「……」



ユミル(あいつらは家族だから距離も近い)

ユミル(私よりも…)

ユミル(特訓と称して近づく努力もした)

ユミル(でもそれも長い年月には敵わねえのか)

ユミル(…あ~あマジで嫉妬しちまうよ)

ガチャ、バタン


エレン「…?ユミル?」

ミカサ「……」

ミカサ「…エレン」

エレン「?」

ミカサ「…着替えたい」

ミカサ「ので、私の裸を見たいというなら止めないけど…」

エレン「ライナー、ベルトルト行くぞ!」

ライナー「お、おう」

ベルトルト「じゃあミカサ、お大事に」

ミカサ「じゃあまた」


ガチャ、バタン




クリスタ「…嘘でしょ?」

ミカサ「!?」

クリスタ「ミカサ、ユミルに気を遣ったんだよね?」

ミカサ「…何を言ってるのかわからない」

クリスタ「まあ言いたくないなら別に言わなくてもいいけど」

クリスタ「でもそうやって遠慮して後悔することになっても…」

ミカサ「大丈夫、私はエレンが幸せなら…」

クリスタ「じゃあ…なんで震えてるの?」

ミカサ「!!」





エレン「じゃ、俺たちも訓練に戻らないとな!」

ベルトルト「…エレン」

エレン「ん?」

ライナー「…ちょっと…サボらないか?」

エレン「は?やだよ!俺には努力が必要だし!」

ライナー「とは言ってももう訓練終了の時間だがな!」

ベルトルト「そういうこと、だからもうサボってもサボらなくても何の問題もない」

エレン「……」

ライナー「エレン、連れていきたい場所がある」

エレン「?」

~(本来ならば適性試験で失敗してくるはずだった場所)~



エレン「…ここか?」

ライナー「本来ならば朝日が昇るときに来るのがベストなんだが」

ベルトルト「なんとなく君をここに連れてきたくなってね」

エレン「……」

ライナー「エレン」

エレン「?」

ベルトルト「好きな人は…いるかい?」

エレン「……いる」

ベルトルト「そっか…」
 
エレン「でも怖い…俺に覚悟がないから」

ライナー「…焦る必要は無いんじゃないか?」

ベルトルト「覚悟なんて自ずとつくものさ、エレンの様な努力家なら」

エレン「…お前ら何が言いたいんだ?」

ライナー「まあ…あれだ…きばんなよってことだ」

ベルトルト「エレンは息抜きを知らなそうだからね」

エレン「生憎環境がそうさせてくれないからな」

ライナー「お前がさっきミカサに対して怒鳴ったのは心配もあるだろうが」

ライナー「お前自身心に余裕がなさそうだったように見えた」

ベルトルト「ミカサの変化に戸惑ってまたストレスの悪循環」

ベルトルト「一人で解決しようとしても無理なものは無理だ」

ライナー「ま、俺たちみたいなのもいるし遠慮なく頼れってことだ」

ベルトルト「そういうこと」

エレン「おまえら…」

ライナー「じゃ、帰るか」

ベルトルト「で?エレンの好きな人は誰だい?」ニヤニヤ

エレン「誰が言うか!!」












ユミル「……」

ユミル(エレンの好きな人…やっぱミカサなんだろうか…)

~ミカサ達の部屋~




クリスタ「ゴスロリマッチョとかおもしろそうだったのに…」

アニ「どうしたんだい?」

クリスタ「案外ミカサがゴスロリ似合った件、背高いのに…」

アニ「??」

クリスタ「くやしいのう…くやしいのう…」

ユミル「……」

アニ「…?」

クリスタ「ユミル?どうしたの?」

ユミル「ん?なんでもねえ」ゴロン

サシャ「あれなんかあるって言ってるようなもんですよ!」

ユミル「黙れ芋女、死にたいか?」

サシャ「いえ滅相もございません!」

~エレン達の部屋~



ライナー「……」

ベルトルト「ライナー…」

ライナー「ああ、わかってるさ」

ベルトルト「……エレン」

ライナー「………だったら…」

ベルトルト「……」






エレン(ユミル、今日は来なかったな…)

~翌日~

ユミル「ミカサ、大丈夫か?」

ミカサ「平気、正直もう訓練に復帰できる」

ユミル「まあ…あんま無理すんなよ」

ミカサ「大丈夫、もうあなたたちに迷惑はかけない」

ユミル「……一つ訊いていいか?」

ミカサ「なんなりと」

ユミル「お前、エレンのことどう思ってるんだ?」

ミカサ「好き、家族としてではなく一人の女として」

ユミル「…そっか」

ユミル「それだけきけりゃ安心だ」

ユミル「エレンから目を背けんなよ」

ユミル「じゃあな」




ミカサ「ユミル…目を背けているのは…」

やばいねむけまっくすだぜ

すんませんねます

つづきはあさかひるくらいに

>>1ですおはよう

ではさいかいします

~訓練後、夕食~



エレン「……」

コニー「どうした?エレン」

エレン「別になんでもねえよ」

コニー「あれか?ミカサがいなくて寂しい的な?」

エレン「ば!そんなんじゃねえよ」

コニー「そっか!なんかあったらそうだんしてくれよ!」

エレン「おう…ありがとな」










ユミル「……」

クリスタ「ユミル?」

ユミル(…これでいいんだ)

ユミル(私とエレンは結局は他人)

ユミル(でも…なんなんだろうな…)

ユミル(正直…自分が馬鹿みたいに思える)

ユミル(とんだ道化だ)


クリスタ「……」




ライナー「…ふむ」

ベルトルト「?」

~夜、???~



ライナー「というわけで」

ライナー「鍋パーティーを始めたいと思います」

ベルトルト「え?何がというわけなの?というかこんなのどっから持って来たの!?」

グツグツ

ライナー「まあまあ細かいことは気にすんな」

コニー「美味そうじゃねえか!」

サシャ「鍋♪鍋♪」

アルミン「しかしどういう思考回路でここにたどり着いたか知りたい」

クリスタ「まあまあせっかくライナーが用意してくれたんだしね(エレンいないのが残念だけど)」

ユミル「で?」

ユミル「なんで一番無関係そうな私まで呼ばれてるんだ?」

ライナー「ん?主役が何言ってんだ?」

ユミル「は?」

ライナー「というわけで…ぶっちゃけコーナー」パフパフ

ライナー「まず最初のお題は?」

ユミル「おいだからなんで私がここに呼ばれてんだって話聞けよ!」

ライナー「みんなー好きな人いるー?」

ベルトルト「これまた唐突だ」

アルミン「ほんとライナーどうしちゃったの?」

クリスタ「え?好きな人?それはぁ…」モジモジ


サシャ「はふはふがつがつむしゃむしゃ!!」

コニー「おい!よくばんな!なくなっちまうだろ!」

ライナー「じゃあまず俺からな!!」

ライナー「俺はくr クリスタ「お断りします」

ライナー「……」

クリスタ「お断りします」




ベルトルト(何がしたいんだよライナー)

ライナー「じゃ、じゃあ気を取り直してベルトルト!」

ベルトルト「え!?僕!?」

ベルトルト「い、いないんだけど…」

ライナー「またまた~」

ベルトルト「……」

ライナー「ほら、ぶっちゃけろよ、な?」

ベルトルト(このライナーうざい)

コニー「ん?べるとると好きな奴いるのか?」

アルミン「これは興味深い」

ベルトルト「(ああうざいもう無難に答える)アニだよ」

ライナー「…ん?」

ライナー「おま…そうなの!?」

ベルトルト(違うに決まってるだろいないんだよ本当は)

ライナー「…応援してるぞ」キリッ

ベルトルト(何?ライナー頭でも打ったの?)イライラ




ユミル(こいつらの目的が読めねえ)

ライナー「じゃあ次クリスタ!」



クリスタ「私!?えっとね…すごく恥ずかしいね」モジモジ

ベルトルト(たぶん知らない人いないんじゃないか?)

アルミン(コニーですら知ってるくらいだし)


クリスタ「えっと……その」モジモジ


ユミル(もじもじしてるクリスタマジ天使…堕天したのはまやかしだったのか)

クリスタ「じゃあ言うね!」

ライナー「お!ついにか!」

ベルトルト(さっさとしろよ)

アルミン「はいサシャあ~ん♪」

サシャ「あ~ん♪」



クリスタ「私!実はエレンが好きなの!」





一同(いやみんな知ってる)

クリスタ「エレンが好きな理由はね…」モジモジ



ライナー「さ!次はコニー行ってみようか!」


コニー「俺か?そうだな!」

コニー「みんな大好きだ!」


ベルトルト(ああ、そうだコニーは確かこんなやつだった)

アルミン(あの時のあれでかなり美化されてたんだ)

ユミル(馬鹿が馬鹿で安心した)



ライナー「じゃあ…アルミンとサシャは地雷っぽいし…」


アルミン「地雷ってなんだよ!」

サシャ「食えるんですか!?美味しいんですか!?」



ライナー「じゃ、本命行くか」ニヤリ

ユミル「!?」ゾク

クリスタ「でね!そのときのエレンったらね…」モジモジ



ライナー「では、洗いざらい吐いてもらおうか?ユミルさんよ」


ユミル「な、何を言って…」


ライナー「ここにいる奴は正直に吐いた、あとはお前だけだ」

ベルトルト(いや僕は正直に吐いてないけどね)


ユミル「い…いねえよそんなもん」

ライナー「本当か?」

ユミル「な…何が言いたいんだよお前…」

クリスタ「もうあの時はびっくりしたよ!だってエレンがね」モジモジ



ライナー「後悔しないか?」

ユミル「何を後悔するんだよ」

ライナー「だってなんか最近辛そうだし」

ユミル「!?」

ライナー「あいつから目逸らしてるし」

ユミル「……」

ライナー「正直あのドsユミルの片鱗も見えない」

ユミル「いやそれはどうでもいい」

クリスタ「それでね!エレンのこんな話もあるんだ!」



ライナー「貴様、譲ろうとしてるな?」

ユミル「!?」

ライナー「自分は年月に負けた道化だと思ってるな?」


ユミル「何を言って…」

ライナー「俺はな…やらないで後悔するよりやって後悔したほうが良いと思うんだ、結果はどうあれ」


ユミル「……」

ライナー「名前を言ってやれ、そしてそいつのことが好きだと認めてやれ」






アルミン(ライナーがちゃんと頼れる兄貴してる…だと…)

サシャ「アルミン!!早く食べさせてください!」

クリスタ「3人で私の渾身の衣装着て街に出かけたときなんか…でもエレンすぐ帰っちゃったんだけど…」



ベルトルト(もしかしてこれが目的?じゃあライナーは…)

ユミル「………だよ」

ライナー「ん?聞こえないぞ」

ユミル「ああそうだよ!私はエレンのことが好きだよ!」


クリスタ「え!?そうなの!?ユミル!!」

コニー「今クリスタが黙ったほうが良いと思うのは俺が馬鹿だからじゃねえよな!」


アルミン「あ」

サシャ「なくなっちゃいました」


ユミル「もうわけわかんねえよマジで!」

ユミル「もうほんといつの間にかじゃねえか!」

ユミル「でもな…やっぱ私には無理なんだ」

ユミル「家族に…勝てる気がしない…」


ライナー「……さっきも言ったが」

ライナー「やらない後悔よりやる後悔だ」

ライナー「ずっと抱え込むより…一度当たって砕けてみるのいいんじゃないか?」

ユミル「…砕けるの前提かよ」

ライナー「いや知らん、それは神のみぞしるってとこだろう」

ユミル「…無責任だな」

ライナー「ここに鍋の具材がある」

サシャ「!!」

ライナー「今日はとことん鍋パーティとしゃれ込もうじゃないか」ミヤリ

一同(流石みんなの兄貴!)

ライナー「さて、続いてのお題だ」

ユミル「……チッ」

ユミル(まさかゴリラに諭される日が来るなんてな…)

ライナー「好きな人を好きになったきっかけがしーりたーいな♪」

一同(なんだそりゃ…)

アルミン(それさんざんさっきクリスタが喋ってた奴だよね)

ライナー「今日はとことん鍋パーティとしゃれ込もうじゃないか」ミヤリ×


ライナー「今日はとことん鍋パーティとしゃれ込もうじゃないか」ニヤリ○


ミヤリってなんだよニヤリだよ…

~翌日、医務室~




ユミル「どうした?急に呼び出したりして」

ミカサ「……ユミル」

ミカサ「私は今度の休日エレンを街に誘う」

ミカサ「そこで…私は勝負に出る」



ユミル「…そっか」

ミカサ「ユミル」

ユミル「あ?」









ミカサ「あなたも目を背けないで、勝負に出てほしい」






ユミル「!」

ユミル「…考えとく」


ガチャ、バタン












ミカサ「……」

ミカサ(私はエレンが好き)

ミカサ(その気持ちは誰にも負けない)

ミカサ(気持ちは…)









ユミル(まさかミカサにまで気づかれてたなんてな)

ユミル(どんだけわかりやすいんだよ私)

ユミル(わかりやすすぎて欠伸がでる)ポロ

ガチャ

エレン「…ミカサ?調子はどうだ?」

ミカサ「もう訓練に出ても問題なさそう」

エレン「そっか、まあ無理すんなよ」

ミカサ「…エレン」

エレン「ん?」

ミカサ「今度の休日、私と一緒に街に行ってほしい」

エレン「どうした?急に」

ミカサ「快気祝い、駄目?」

エレン「別に駄目じゃねえけど」

ミカサ「なら行こう、これは決定事項」

エレン「…たく…休日まで治せよ」

ミカサ「…余裕」










エレン(もうミカサと出会って結構経つんだな…)

~エレン、幼少期~



グリシャ「エレン、今日は新しいお友達に会いに行くんだ」

エレン(幼少)「…女じゃないなら誰でもいいよ」

グリシャ「女の子だけどいい子だからすぐに仲良くなれるよ」

エレン「!?やだああああああああああああああ!!!」グイグイ


グリシャ「ははは大丈夫ってそんな引きずるな服が伸びちょ!?力強い何これ私の息子!?ちょ!!痛い痛い痛い!!」





グリシャ「こ…ここがアッカーマンさんの家だ」ボロボロ

エレン「……ぐす」

グリシャ(10歳にも満たない子供に素手で殺されそうになるとかシャレにならんぞ)ボロボロ

グリシャ「アッカーマンさん」コンコン

シーン

グリシャ「イェーガ―です、診察に」コンコン

シーン

グリシャ「留守…いやそんなはずは」ガチャ

グリシャ「ん?開いて……!!?」

~再び現在~



エレン(あれは衝撃だった…思い出したくもなかったけど)


エレン(あの後確か…)








エレン(なぜか助けに行ったんだっけ俺…)

~幼少期~


エレンが暴漢の首鮮血の結末したり竜巻旋風脚くらわせたりミカサが床破ったりしたけど省略





ミカサ「…私…これからどこへ帰ればいいの?」

グリシャ(エレン…go)アイコンタクト

エレン(はああああ!?何言って…)

グリシャ(自分で助けたんだから最後まで自分でやってみろ)クイクイ

エレン「……」マフラートル

ミカサ「……!」

エレン「…あああああったたかかいだろ?」ガクブル

ミカサ「……」

エレン「か、かか帰るぞ!おお俺たたちのい家に…」ガクブル

ミカサ「……うん」ポロポロ







ミカサ(あんなに震えて寒いのだろうか)

ミカサ(なら一緒に巻けば)ス

エレン「!!?」ビクゥ

ドサ

エレン「」ブクブク


グリシャ「…oh」

~現在~


エレン(あれからミカサと一緒に暮らし始めたんだっけ?)

エレン(最初はミカサもダメだったんだっけ?)

エレン(むしろある程度大丈夫だったのが母さんしか…)

エレン「……」




エレン「ぐ……ふぐううぅぅぅ…ぐす…かあ…さん…」





ユミル「勝負…か…」

ユミル「柄じゃねえって」

アニ「何が柄じゃないんだい?」

ユミル「!?」

アニ「なんでここにいるって?私がいちゃ悪い?」

ユミル「いや誰もそんなこと言ってねえ」

アニ「いや悪いって言えよ言いたいんだろ?」

ユミル「???」

アニ「……ごめんどうかしてた」

ユミル「…どうしたんだ?」

アニ「昨日クリスタがライナー達と鍋パしたって…」

ユミル「あ…」

アニ「何?その反応、もしかしてあんたも…?」

ユミル「……」

アニ「あ~また仲間外れかいらいらしてきたライナー肉塊にしてくる」

ユミル「……」

アニ「あ、それと…」

ユミル「?」


アニ「あいつは渡すつもりないけど…」

アニ「たまには頑張ってみるのもいいんじゃないの?」

ユミル「!?」

アニ「言いたいことはそれだけ、それじゃ」




ユミル「……」

ユミル(これでも…努力したつもりなんだけどな)

ユミル(特訓…だいぶ成果も出たんだけどな)

ユミル(でも…未だに迷ってる自分がいる)

ユミル(休日…来なけりゃいいんだがな)








ライナー「ん?アニか」

ライナー「どうした?そんな怖い顔して」

ライナー「ははは、冗談きついぞ殺すって…」

ライナー「え?マジ?ちょ!待って話せばわかる!」






~そして迎えた休日~




ミカサ「エレン、行こう」

エレン「ああ、久しぶりの街だ」







ユミル「……」

とりあえずここまで


つづきはよるに

にわかはしょうせつをかおうとおもった

ていうかミヤリミヤリやめたげてよぅ!
それもこれもらいなぁのせいだ!

>>1です

さいかいします

~街~



エレン「…こうして二人で出かけるのなんて久しぶりだな」

ミカサ「エレンは訓練ばっかりで息抜きを知らないから」

エレン「はは、そうかもしれねえな」

ミカサ「私としては無理をしてばっかりのエレンは見るに堪えなかった」

エレン「……」




ジャン(気になって後をつけたら…)

ジャン(あいつらできてんの?)

アニ「いやそれはないね」

ジャン「…どっからでてきたそしてどうやって俺の心を読んだ?」



エレン「…ミカサってお洒落とか興味あんのか?」

ミカサ「エレンが望むなら」

エレン「いや俺は関係ないだろ」

ミカサ「…私はエレンにもらったマフラーがある、それで十分」

エレン「…そっか、よし!」

エレン「ミカサ!ちょっとここで待っててくれ!」

ミカサ「?」





アニ「エレンが一人になった!これはチャンス」

ジャン「今だけは邪魔しないでやれや俺だってミカサと一緒にちゅっちゅしたいんだわ」

アニ「…キモ」

ジャン「おめえにだけは言われたくねえよ」



ミカサ「…」ポツーン

ミカサ「…」モジモジ

ミカサ「…」ポフポフ

ミカサ「…」チラチラ

ミカサ「…」ボー

ミカサ「…」オロオロ



ジャン(おいおいなんだよあの落ち着きのなさ可愛すぎんだろ!?)

アニ(くそ!!不覚にも可愛いとか思ってしまった!!)




エレン「ミカサ――!!」


ミカサ「!!」


エレン「はあ…はあ…わりと待たせちまったな」

ミカサ「大丈夫、私にとってエレンは待つ時間も有意義」


エレン「なんだそりゃ?」

エレン「それより…ほら」


ミカサ「……これは?」



ジャン(マフラー?)

アニ(マフラーだね)

ジャン(だから直接脳内に話しかけんのやめれ!びっくりする!)

エレン「…実はさ…ちょっと恥ずかしいけど」

エレン「あの時のあれ、ちょっとやり直したくてさ」

エレン「ほら、あん時はお前も怖くてまともに会話できなかったからさ」

ミカサ「……うん」ウルウル

エレン「おいおいまだなんもしてないのに泣くなよ」




アニ「エレン、そのやり取りを私にする権利を与えるよ」

ジャン「まずお前にその権利はねえから」

アニ「あ?」

ジャン「ピュ~♪」

エレン(恥ずかしいけどやってやる!)

エレン(あの時できなかったあれを!)ファサ


ミカサ「!」


エレン「…あったかいだろ?」


ミカサ「…うん」ポロポロ





ジャン(痛い痛い痛い痛いあのやり取り痛いミカサ可愛いけど!)

アニ「…キュン♥」

ジャン「え?マジ?」

エレン「さ、まだ街めぐりは終わっちゃいねえ…行くぞ」ギュ


ミカサ「!?」







ミカサ「エレン…」

エレン「なんだ?」ブルブル


ミカサ「鳥肌立ってる」クス

エレン「…うるせえ」ブルブル



ジャン(え?あいつなんであんな震えてんの?)

アニ(あれだよ、きっとミカサに対する拒絶反応だよ)

ジャン(はいはい緊張緊張)





ミカサ「これはエレンのためにありそう」

エレン「俺のためってんなわけねえだろ」

ミカサ「でもこの服は事実そう思うエレンはこの服を着るべき」

エレン「なんでそんな鬼気迫ってるんだよわかったよ買うよ」


ミカサ「え?私が選んだのだから私が出すべき」


エレン「ばーか俺の服なんだから俺が払うんだよ」

ミカサ「……」

エレン「でもな、お前が選んでくれて嬉しかったぜ!」

ミカサ「!」



アニ「エレンに似合う服なんて私が選んであげるのに」

ジャン「ミカサに似合う服は俺に任せろ」バリバリ

~夕方~



エレン「そろそろ帰らないとな」

ミカサ「……」

エレン「今日はいい息抜きになった!」

エレン「ありがとな!」












ミカサ「エレン!!」






ミカサ「私はエレンが好き!誰よりもエレンがずっと好き!」

ミカサ「この気持ちだけは負けない!!」

ミカサ「ので!その気持ちをエレンにぶつける!」

ミカサ「私の気持ち!どうか受け取って!」

ミカサ「私と付き合ってほしい!」




エレン「……」

エレン「お前の気持ち、すごくうれしい」

エレン「巨人を駆逐するしか考えてない野郎ならまだしも」

エレン「女嫌いのクズヤロウ、それが俺だ」

エレン「今はだいぶマシになってきた」

エレン「これもミカサのお陰だよ、ありがとう」

エレン「こんな俺を気にかけてくれて」








エレン「でもごめん…俺はミカサとは付き合えない」





ミカサ「!」


エレン「俺はやっぱ最低な男だ」

エレン「お前の気持ちを考えずにこういうことを言うことを許してくれ」

エレン「俺とミカサは家族…今でも俺の中ではそういう認識だ」

ミカサ「……」

エレン「やっぱり、俺にとってミカサは大切な家族なんだ」

ミカサ「…エレン」

エレン「…ごめん、お前の気持ちを考えてやれなくて」

ミカサ「エレンは…好きな人いる?」

エレン「!気づいてたのか」

ミカサ「私はエレンのことならなんでも知ってる」

エレン「…それは怖いな」

ミカサ「行ってあげて」

エレン「…いいのか?」

ミカサ「私は勝負に負けた、それだけ」

エレン「?」

ミカサ「なんでもない、早く行くべき」

エレン「…ありがとう!」




ミカサ「エレン!」

エレン「ん?」

ミカサ「私をエレンの家族でいさせてくれる?」






エレン「当たり前だろ!」ニカッ





ミカサ(ああ、この笑顔が大好き)

ミカサ(この世界は残酷だ…)

ミカサ(そして…なによりも美しい)





ジャン「……なあアニ」

アニ「……なんだい?」

ジャン「俺さ、もうあいつに完全敗北したと思ったんだよ」

アニ「は?思ったじゃなくて現在進行でしてるよ」

ジャン「でもな、あいつはあのミカサを振ったんだ」

アニ「ああそうだね(これで私にチャンスが)」

ジャン「俺にも春が来た」

アニ「あっそ、じゃあね」

ジャン「まあまあ聞いてけよ!な?」

ミカサ「よかったら聞かせてほしい」

ジャン「おう!まずな!…うん?」

ミカサ「ここで何をしているの?」ゴゴゴゴゴ

アニ(しーらないっと)スタコラサッサ

~???~




ユミル「……」

ユミル(なんで街にいるんだっけ?)

ユミル(確か適当にぶらぶらしてたらあいつに会えるかなって思ったんだっけ?)

ユミル「んな偶然あるかっつうの」




ユミル「…帰るか」








エレン「こんなところで何やってるんだ?」




ユミル「どうして…ここに?」



エレン「さあ…俺の勘を頼りにな」


ユミル「どんな勘だよ…」


エレン「で、こんなところで何やってるんだ」

ユミル「お前こそミカサの奴はどうした?」


エレン「ミカサの告白は断ってきた!」


ユミル「はぁ!?なんで?」


エレン「ユミル」

エレン「連れていきたい場所があるんだ」

~(本来ならば適性試験で失敗してくるはずだった場所)~

ここまで来るのにお互い無言だった
なんだかんだ黙って付いてきてくれて嬉しいかも


ユミル「なんだ?ここは」

エレン「まあ、朝日が登るくらいがちょうどいいらしいんだけどな」

ユミル「は?どんだけ時間あると思ってんだ?」

エレン「…さあ」

ユミル「…あれかお前私を襲うつもりか?」

エレン「んなわけねえだろ返り討ちにあうだろうが」

ユミル(私そんなふうに思われてんの!?)ガーン


エレン「あ~!!話が逸れた!!」

ユミル「?」

エレン「単刀直入に言うぞ!」ブルブル

ユミル(あ、手震えてる、恐怖症か緊張か見分け付かない)






エレン「どうやら俺はお前が好きみたいだ!!」ブルブル






ユミル「…は?」

ユミル「な…なんだってえええええぇぇぇぇ!!?」

ユミル(え?何今こいつなんて言った?)

ユミル(suki?す…き…?好き?)

ユミル(えええええまじでえええええ!!?)

ユミル(あれじゃん!?ミカサ大勝利みたいな空気になってたじゃん!!)




エレン「…なんとか言えよ」ブルブル


ユミル「あ~…うんなんだその…うれしいぞ」

ユミル「最初はなんだこの泡吹き野郎って感じだったんだ」

ユミル「クリスタに色目使うわクリスタ崩壊させるわ…」

ユミル「ぶっ殺そうかと思ってた」

ユミル「お前の女性恐怖症なんてネタ見つけたときは歓喜だった」

ユミル「でもある時お前に助けられた」

ユミル「そん時からだろうな、お前を意識したの」

ユミル「正直いって私もお前のこと好きだ」





ユミル「だからこそ私たちは付き合うべきじゃない」




エレン「…え?なんで…?」

ユミル「それは…お前が一番よくわかってるはずだ」

エレン「…女性…恐怖症?」

ユミル「それがある限りお前は辛い思いをするだけだ」

ユミル「そんな辛そうにしてるのは見るに堪えない」

エレン「……」

ユミル「まだ、先は長いだろうが改善しな!そん時はまた告白だろうがなんだろうが受けてやる」

ユミル(これで…これでいいんだ)ウル

ユミル(じゃないと…お前も辛い思いするだけなんだよ…)



エレン「……ユミル!!」





ユミル「なんだ?まだなんkんむ!!?」

ユミル(ななんあななななんだ!?)

ユミル(なんでこいつの顔が近くに!?)

ユミル(それにこれは…)







エレン「ぷはぁ!!」ガクブル


ユミル「…震えてんじゃねえか」


エレン「うっせえ」ガクブル

エレン「なんで俺が辛いと決めつけた?」ブルブル

エレン「俺はお前といて辛いと思ったことなんて無い!」ブルブル

エレン「殺されそうだと思ったことはあるけど」ブルブル

エレン「でも、俺はお前が好きだから!」

エレン「お前と一緒に…克服したい!!」

エレン「ユミルとなら!俺は克服できると信じてる!」

エレン「だから…俺と一緒にいてほしい!!」

エレン「俺の隣はユミル!お前にいてほしい!」





ユミル「……くそが」ウル

エレン「俺と…付き合ってくれないだろうか?」

ユミル「…バカヤロウ」ウルウル

ユミル「そんな告白されたら断るに断れねえじゃねえか!」ポロポロ






エレン「…ありがとう」






エレン「で…」


エレン「なんでわたくしはひざまくらされてるのでしょうか?」ガクブル

ユミル「うっせ人のこと泣かした罰だ」

エレン「いやそうではなくてですね…なぜわたくしがねるほうなのかと」ガクブル

ユミル「ん~?あれ~?さっきの根性はどこ行ったんですか~?」

エレン「…それを言ってしまえば俺はなにも言えなくなる」ガクブル

ユミル「まあ私の膝は超貴重なんだからな、精々味わっとけ」

エレン「…はい」ガクブル

ユミル「ちなみに朝までな!」

エレン「!?」

ユミル「だって見たいし朝日」

エレン「そ…そりゃそうですが…」ガクブル

ユミル「男…見せてくれよエレン」

エレン「はい」ガクブル





ミカサ「エレン…無事に済んでよかった」

ライナー「ほんとだな」

ミカサ「ライナー、あなたは肉塊になったって聞いたけど」

ライナー「……」

ベルトルト「でもまさか両想いだったなんて」

ライナー「ま、あれを邪魔するのも野暮ってもんさ」

ベルトルト「そうだね、じゃあ僕たちも帰ろうか」

ミカサ「そうしよう」

ベルトルト「ん?ミカサがあっさり引くなんて」

ミカサ「馬鹿言わないで、私は元々潔い」

ミカサ「それに…私は家族でいられる、それで満足」

ライナー「あいつ帰ってきたら散々からかってやろうぜ」

ミカサ「たまにはいいかもしれない」

ベルトルト「…君はほんとにミカサかい?」

ミカサ「吹っ切れた」

ミカサ「ちなみにエレンの告白はユミルの愛読書[男に愛の告白を言わせる方法]の自分が好きなところに酷似している」

ライナー「は?じゃあ」

ベルトルト「パクったのか?」

ミカサ「それは違う、エレンはその本の存在自体知らない」

ライナー、ベルトルト「?」

ミカサ「つまり天然で正解を導き出した」

ライナー「なん」

ベルトルト「だと」

ミカサ「そこがエレンのすごいところ、私も鼻が高い」

ミカサ「ちなみにエレンの告白はユミルの愛読書[男に愛の告白を言わせる方法]の自分が好きなところに酷似している」×

ミカサ「ちなみにエレンの告白はユミルの愛読書[男に愛の告白を言わせる方法]のユミルが好きなところに酷似している」○








エレン「…ん?」ブルブル

ユミル「…zzz」

エレン「なんで膝貸してるほうが寝るんだよ…」ブルブル


エレン「…あ」ブルブル




エレン「ユミル!起きろ!」ブルブル


ユミル「ん~?どうした~?」




エレン「マジで綺麗な朝日だ」ブルb





ユミル「!」

ユミル「……しゃれた真似しやがる」




エレン「ユミル」

ユミル「ん?」

エレン「俺はこの朝日に誓う」


エレン「絶対…克服してみせる!」





ユミル「ああ、期待しといてやるよ」

~兵舎~







エレン「…なんとかみんなが起きる前に帰ってこれたな」

ユミル「まあしかたねえだろ、あの朝日を見たと思えば安いもんだ」

エレン「…ロマンチストってやつか?」

ユミル「…シラネ」




エレン「じゃ、また朝食の時間に」

ユミル「寝てねえからって訓練に支障だすなよ」

エレン「おう!」

~エレン達の部屋~



ライナー「…」ニヤニヤ

ベルトルト「…」ニヤニヤ

アルミン「…」ニヤニヤ


エレン「……」






エレン(あれ?俺今こいつら殴っても許される気がする)

~ミカサ達の部屋~



サシャ「…」ニヤニヤ

ミカサ「……」

クリスタ「…」プク

アニ「…(まさか成功しちゃうなんて…)」

ミーナ「コニーとエレンには無限の可能性……ムニャムニャ」


ミカサ「ユミル」

ユミル「お、おう?」

ミカサ「おめでとう」

ユミル「!?」


ユミル(ミカサが優しい…だと…)


んでもって散々からかわれた

朝帰りだとかしっぽりだとか…わけわかんねえ

とりあえずライナー一発殴っといた、すっきり

今のアルミンにもくらわせてやりたい…じょうだんだって

そのあとジャンとマルコにあった

ジャンはなんか爽やかな顔でありがとなとか言ってた…わけわからん

                            エレン・イェーガー

エレンの古傷設定はもう触れないんですかねー?

とりあえずえぴろーぐのこしてここまで

つづきはあさかひるにきます

>>723ふれたほうがいい?

オリジナル要素強いからやめといたほうが良いかなって思ったんだけど

なんなら終わった後おまけでかく

こちらこそなかなか無責任な感じでほのめかして申し訳ない

好き嫌いが分かれそうな設定に書いた後気づいて後悔した

とりあえずねます

おはようございます

きょうもげんきにねぼうした

さいかいします

エレンの古傷 ← いい作品だからなおさら気になるというか
話の流れというか、全体の雰囲気を崩すかもしれないと
判断できるなら書かなくてもいいっすよー

~食堂~




コニー「なあ…エレン」

エレン「ん?」

コニー「お前ってあいつと付き合ってんの?」

エレン「あいつ?」

コニー「そばかす」

エレン「そうだけど」

コニー「一緒に飯食ったりしなくていいのか?」

エレン「…ああ、俺にとって巨人を駆逐するために兵士になることが絶対条件だ」

エレン「あいつもそのことはわかってくれてる」

コニー「ふ~んそんなもんか」



エレン(正直言うとユミルの近くにいるクリスタが怖いなんていえない…)

エレン(あれだし、ユミルとミカサ以外はやっぱ未だに怖い)

>>730ちょっと朝起きて考えたんですが
本編終わった後におまけでちょっとその部分にふれてみようかなって思います
蛇足、邪魔だと思う人は見ない様にしてもらおうかと(すごく上からみたいな言い方で申し訳ない)





ライナー「痛い、なんで俺だけ」ボロボロ

ベルトルト「そこにライナーがいたから…じゃないかな?」

アルミン「なんかどこかの登山家みたいな言い方だね」

サシャ「ほら手休まってますよ早く早く!!」

アルミン「はい、あ~ん♪」



ライナー「こうしてバカップルは増えていくんだな」

ベルトルト「エレンとユミルがバカップルになるなんて想像できないけど」

ライナー「昨日の膝枕は十分バカップルだろ」





ジャン「……うへへ」

マルコ「ジャン、いつにも増して気持ち悪いけどどうしたの?」

ジャン「お?聞いてくれるか?」

マルコ「いや別にいいよ」

ジャン「まあ聞いてけって、実はな…」






ミカサ「ジャンが壊れた」

コニー「お!ミカサ!席空いてるぞ」

エレン「一緒に食おうぜ」

ミカサ「浮気は感心しない」

エレン「は?何言ってんだよ、俺とお前は家族だし、ユミルだってちゃんとわかってるさ」

ミカサ「…なら一緒に食べる」






ユミル「……」

ユミル(畜生ミカサ羨ましい、エレンは私のもんなのに)

ユミル(でも…)

クリスタ「ん?どうしたの?」

アニ「元気ないね」

ユミル(なんか見張られてるんです…)

アニ「だって当たって砕けろとは言ったけど砕けると思ったし」

クリスタ「そうそう、だってエレン私のこと好きだし」

アニ「は?」

クリスタ「あ?」

ユミル(前途多難だなこりゃ…)

ユミル(ていうかなんでナチュラルに人の心読んでんの?)ゾワ

ミーナ「コニエレ…いやベルライ?いやライベル…ありかも」






ライナー(ユミルの奴はいろいろ苦労してそうだな)

ライナー(さて、どうやらまた俺が動くことになりそうだ)









ベルトルト(またライナーが良からぬことを考えてる)



アルミン「あ!サシャに食べさせてたら僕の分が!」

サシャ「ごちそうさまでした!」

~???~




ライナー「というわけで第二回鍋を囲む会、ミヤリはないよ!始まります」

グツグツ

ベルトルト「また!?だから何処ルートで入手するの!?これ!!」

ライナー「…フーッ」ドヤァ

ベルトルト(うわきめぇ…)

ユミル「で?」

アルミン「今度は何が目的なんだい?」




エレン「おお!うまそうだな!」

サシャ「……」ジュルリ

コニー「アルミンがいてくれてよかった俺じゃサシャを止められん」


ライナー「それではまずは…」

ドゥルルルルルルルルルル

ライナー「素敵な恋バナきいてみたーいな♪」バーン


ユミル「だから話聞けよ!!」

アルミン「おい!何が目的なんだライナー!!」


サシャ「ハア…ハア…ハア…」


エレン「おい…だんだんサシャが近づいてないか?」ガクブル

コニー「アルミン!止めないとマズいことに!」

ライナー(いつの間にやらエレンはサシャを3m以内に近づくことを許してるな)

ライナー(ユミル…お前のお陰なんじゃないか?)

ライナー「じゃ、俺からな!俺はクr クリスタ「お断りします」バーン

ライナー「……」

クリスタ「お断りします」



アニ「ライナー」

ライナー「…」アセダラダラ

アニ「まだ懲りてなかったようだね」


肉塊「では気を取り直して…」

ベルトルト(ほんとに何がしたいんだよこの馬鹿)



クリスタ「鍋パやってると聞いて」

アニ「飛び入り参加したいと思った」

クリスタ、アニ「そんなは私は恋する乙女」

クリスタ、アニ「というわけで、エレン…」

エレン「!?」ビク

クリスタ、アニ「パンツください!」

エレン「や……やだ…」ガクブル


アルミン「…食べよっか」

サシャ「うっしゃ!!ガツガツムシャムシャ」

コニー「ってはえぇ!!」


ユミル(ああ、なんかこのカオスな光景、懐かしい)

エレン「やだああああああ!!」ダッ


クリスタ「あ!エレン!」

アニ「待ちな!」


ミカサ「させない!」

クリスタ、アニ「!!」


コニー「あれ、ミカサってさっきいなかったような…」

サシャ「こまけえことは気にすんなってどこかの誰かが言ってたような気がします!!」

アルミン「…これがミカサだよ」


ミカサ「ユミル!」

ユミル「!」



ミカサ「この二人の害虫は私が食い止める」

ミカサ「ので、あなたはエレンを追うべき」








ユミル「…チッ…わかったよ!」ダッ



クリスタ「あ!」

アニ「しまった!」




ベルトルト「な…なんだこれは…ライナー!」

肉塊「……」ミヤリ

ベルトルト(なんだよ!その不敵な笑みは!)

ベルトルト(まさかこれが目的だったとでも!?)

肉塊「あいつらがくることは予想済み」

肉塊「本当の目的はあいつらを二人きりにすることだったのさ」

ベルトルト(な!?なんだってええええ!?)



アルミン「ふぃ~…」

サシャ「ごちそうさまでした!!」

コニー「俺たち3人で全部食っちゃったけど問題ないよな!」

肉塊「ああ、問題ない」ニヤリ

肉塊「……」ミヤリ×

肉塊「……」ニヤリ○

あああああああああああああああああああだからミヤリじゃねえよニヤリだよ



ミカサ「私の特技は…」

ミカサ「肉を削ぐこと」

ミカサ「必要に迫られればいつでも披露します」

ミカサ「エレンの邪魔をする、つまり私の特技を体験したい方は…」

ミカサ「どうぞ前へ」ゴゴゴゴゴ




アニ「…やってやろうじゃないか」

クリスタ「…絶対負けない」



サシャ「こ…これは…」

コニー「乱闘パーティだ!!」

アルミン(ん?お帰り僕の胃痛、久しぶりだね)キリキリ






エレン「……あいつらもう追ってきてないよな…」


ユミル「エレン!」

エレン「!」ビク

エレン「なんだユミルか」

ユミル「なんだその反応は、傷つくぞ」

エレン「悪い、久々の恐怖を味わったんでな」

ユミル「あんだけ息巻いといてこれじゃ先が思いやられるな」ケラケラ

エレン「……そんなことより見ろよ!」

ユミル「?」

エレン「星が…綺麗だ」

ユミル「…お前にもそんな感性あったんだな」

エレン「失礼な!」

ユミル「でもまあ…そんなお前も…いいと思う」ボソ

エレン「ん?なんだよ聞こえねえぞ」

ユミル「なんでもねーよばーか♪」

エレン「……」

ユミル「……」


エレン「なあ…」

ユミル「あん?」




こうしてお互いは顔を近づけ

二度目の口づけを交わした

それは前回のような勢いではない

その間だけ時間が止まってるような…そんなキスだった

                          見物者・ベルトルト




ユミル「…相変わらず震えてんじゃねえか」


エレン「バカヤロウこれは嬉しさの震えだ」ブルブル


ユミル「どんないいわけだよ…」





エレン「じゃ…帰るか」

ユミル「なあ…」

エレン「?」

ユミル「お前の部屋…なんでもねえ」

エレン「なんだよ気になるだろ?」

ユミル「ならさっさと克服しやがれ!そしたら最後まで言ってやる!」

エレン「?」




キース「……」

キース(あの二人、デキていたのか…)

キース(いつ死んでもおかしくない状況に置かれてるとはいえ)

キース(努力のイェーガーがまさかあの女と…)

キース(グリシャよ、お前の息子…なかなか色物好きのようだ)

キース(…今回ばかりは見逃してやる)

キース(あそこで乱闘パーティしているやつらは別だがな)ゴゴゴゴゴ

おう、きのうのことだけどな

なんからんとうぱーてぃしてたらきょうかんにみつかった

それでけっきょくあさまではしらされたんだ

ほかのやつはにちじょうさはんじとかいってたな

おれはじめてだったからおまえらすげえとおもった

あるみんなんてさしゃおんぶしてたんだからな

それにしてもあのなべはどっからもってきたんだろう

らいなーにきいてみよう
 
                           こにーすぷりんがー

~数日後、休日~


ユミル「お前と街に出るの自体初めてだな」

エレン「ん?ああそうだっけ?」

ユミル「なんだかんだ一緒にいることが多かったからな」

エレン「でも幸せだぞ」








エレン「なんか視線を感じるけど…」



クリスタ「…」ジー

アニ「…」チラッチラ

ユミル「んなもんシカトだシカト」

ユミル(クリスタをシカトするとか胃が痛いけど)キリキリ


ユミル「まあ最強のボディガードが付いてるから大丈夫だろ」


ミカサ「今日の私はsp」


エレン「な…なんか悪いなミカサ」

ミカサ「大丈夫、私もあの害虫はどうにかしないとと思ってる」


エレン「…お、おう」


ユミル「アニはどうなってもいいけどクリスタは…」

ミカサ「目を覚まさせるだけ、そういうこと?」

ユミル「物わかりが良くて助かる」





ジャン「畜生エレンの野郎ミカサを振ったくせに利用するなんて…」

マルコ「あれはミカサが付いていくって聞かなかったみたいだよ」

ライナー「ああ、エレンもそれは悪いって必死に断ってたからな」

ベルトルト「でもミカサに押し切られたんだよね」

アルミン「それがミカサなんだよ、たぶんエレンはミカサに勝てないんじゃないかな」


サシャ「ミカサかっこいいですもんね!!アルミンの次に!」


ジャン「惚気んな糞芋女」

ジャン「でも何が悲しくてあいつらの…」

ライナー「お前が付いてくるって言ったんだ、俺は知らん」

ベルトルト「なんなら帰ってもいいけど…どうする?」

ジャン「な!?誰も帰るなんて言ってねえだろ!?」

マルコ「でも確かに悲しいよね…男が集まって…」

ジャン「それは…」

ライナー「ま、いいんじゃないか?俺たちは兵士なんだ」




アルミン、サシャ「イチャイチャ」






クリスタ「…ぐぬぬ」

アニ「…クリスタ」

クリスタ「何?」

アニ「もう我慢できない」

クリスタ「私も同じだよ」

アニ「…じゃあ…」




クリスタ、アニ「とつげきーーーーー!!!」

~???~


パサ


キース(…ん?)


キース(これは…)





キース「…」



キース(ライナー・ブラウン)

キース(屈強な体格と精神力を持ち、仲間より高い信頼を得る)

キース(そして最近は鍋パーティにハマっているようだが、具材などをどこから入手しているのか不明、食糧庫などにも損害はなし)

キース(ちなみに私も一度参加した)



キース(入団後、体力面において兵士の基準に達していないものの、座学においては非凡な発想を見せていたが)

キース(ある日をきっかけに体力が急上昇、そして座学の成績は変わらないが馬鹿な言動が目立ち始めた)

キース(サシャ・ブラウスと付き合っているとのうわさもあるが…)

キース(そうであれば合点もいく)

>>761修正

キース(アルミン・アルレルト)

キース(入団後、体力面において兵士の基準に達していないものの、座学においては非凡な発想を見せていたが)

キース(ある日をきっかけに体力が急上昇、そして座学の成績は変わらないが馬鹿な言動が目立ち始めた)

キース(サシャ・ブラウスと付き合っているとのうわさもあるが…)

キース(そうであれば合点もいく)



キース(アニ・レオンハート)

キース(斬撃の進入角度に非の打ちどころがなく、目標を深くえぐり取るとの評価を得る)

キース(だが奇行に走ることがあり、若干の心配面がある)



キース(ベルトルト・フーバー)

キース(最初のころは自分から行動を起こすことがなく、自分の行動を他人に委ねてしまうところがあった)

キース(しかししだいにまわりに打ち解けて、陰から支える存在となった、しかし時折何か影を見せるときがある)

キース(趣味は人間観察、風景になること…らしい)

キース(なんだそりゃ)



キース(ジャン・キルシュタイン)

キース(立体機動装置の理解が深く、その性能を引き出す術に長けていると評価)

キース(しかしなにやらおかしい行動をとり、自滅することがあり)

キース(心配)



キース(コニー・スプリンガー)

キース(バランス感覚がよく、小回りのきく機動が得意、頭の回転は鈍く作戦の誤認も多々あった)

キース(しかし時おり予想外の行動で周りを助けるとの噂)

キース(ついたあだ名がスーパー・コニーだそうだ)



キース(サシャ・ブラウス)

キース(身のこなしが素早く、型やぶりな勘の良さがあるが、型にはまらない故に組織的な行動には向かない)

キース(前記の通りアルミン・アルレルトと交際しているとの噂もあるが)

キース(こちらは平常運転だ)

キース(どうやら彼女はしりに敷くタイプのようだ)



キース(クリスタ・レンズ)

キース(何事にも献身的に尽くす姿勢から仲間からの信頼が高い、馬術に長ける以外、体力は人並以下)

キース(頭脳は優秀、気品があり、かわいいと評判)

キース(だが彼女もアニ・レオンハートと同じ奇行や暴走に走る傾向があり)

キース(いわゆる残念な美人である)



キース(ユミル・xxx)

キース(非常に狡猾、戦闘技術が高く洞察力に優れており、個人としては有能だが、彼女の資質的に、自分以外の主に従うことが考えにくいところがあった)

キース(兵士に最も必要な部分を欠いていたが…)

キース(エレン・イェーガーとの交際をきっかけに丸くなったもよう)



キース(ミカサ・アッカーマン)

キース(難解な科目も完全にこなし、歴代でも類の無い逸材との評価)

キース(何かきっかけがあったのか周りとのコミュニケーションも増えた)

キース(まあもともと協調性もそれなりにあったんだけどね)



キース(エレン・イェーガー)

キース(元々のスペックは高いが成績にむらがあり)

キース(しかし強い目的意識を持ち、他ならぬ努力で徐々に成績を安定させた)





キース(グリシャよ、お前の息子…中々頼もしいぞ)





エレン「いやあああああああああああああ!!!」ハジケルアセ

ミカサ「ここは私に任せて!」

ユミル「頼んだ!!」




クリスタ「ミカサ!またあなたなの!?」

アニ「今度は邪魔させないよ!!」

ミカサ「それはこっちの台詞!」




キース(いや…面白いといったほうがいいな)フッ






エレン「もうやだあああああああああああ!!」トビチルアセ


ユミル「だあぁぁぁもう待てって!!あいつらはミカサが止めてくれてるから!!」



エレンのドタバタで前途多難な日常

ひとまず一旦おしまいです

この先エレンにはいろんな困難が待ち受けているでしょうが

エレンならなんとかなるような気がします



ちなみに遠いようで近い未来、トロスト区でミーナを助けてしまい惚れられて

追いかけまわされて二人一緒に巨人に食われて巨人化するのも

ハンジさんに恐怖症センサーが発動したり発動しなかったりで混乱したり

女型巨人の件で過去最大の恐怖を味わうことになるのはまた別のお話です


ユミル「女性恐怖症エレン!」

アルミン完

というわけでなんとかおわりです
こんないきおいだけのだぶんにおつきあいいただきかんしゃかんげきです

こんなながくなるなんておもわなかった
じつをいうとあるみんにアルミンミステイクっていわせたかっただけだったんだ

みんなのだいすきなきゃらをほうかいさせてごめんよはんせいはしてるけどこうかいはしてない



じゃあきゅうけいごにおまけをちょろっと

ちなみにさいごすれたいといってるひとがちがうのはしようです

ただいま
ちょろとおちよういんにしたみーなのにんきにしっと

ではおまけ※ちゅうい※

いままでいじょうのじこまんぞくおなにーおりじなるです
ずつう、めまい、はきなどのしょうじょうがみられたかたはぶらうざをそっととじてあるみんみすていくとさけんでください

ミヤリはないからな!ぜったいだからな!

でははじまります

~おまけ~



ユミル「どうした?ミカサ、こんなところに呼び出して」

ミカサ「あなたはエレンの恋人、よってエレンのことを知るべきだと思う」

ユミル「まあ…そうだけどよ」

ミカサ「あなたは知っているはず、エレンに無数の傷があることを」

ユミル「!!」

ミカサ「あれは私に出会う前からすでにあったもの」

ユミル「え?…お前と会う以前から?」

ミカサ「そう、その話をする前にこれを読んでほしい」


ユミル「なんだ?このボロボロの本は…」

ミカサ「私はある人に託されただけ」


ユミル「…まあお前が読めっていうなら」ペラ




エレンが帰ってきた

しかし完全にこころを閉ざし、親である私達をも拒絶していた


許さない

絶対に許さないショタコンども

私はあなたたちを駆逐する

エレンをこんな目に合わせたあなたたちを絶対に駆逐する





ユミル「な…なんだこりゃ…?」

ミカサ「驚くのも無理は無い、私も最初見たときは死ぬかと思った」

ユミル「え?…ほんとあいつに何があったの?」

ミカサ「猟奇的なショタコンに誘拐されたらしい」

ユミル「は?」

ミカサ「シガンシナは平和だと思っていた、でもそれはまやかし」

ミカサ「つけられたのはその時の傷」

ミカサ「そのショタコンババアが捕まるのがもう少し遅ければエレンは死んでいたかもしれない」

ミカサ「そのショタコンババアがどうなったか知らないがまだ生きているというのならしかるべき報いを」

ユミル「……」

ユミル(あいつの症状を最初のうちはいじってた自分が情けねえ)

ミカサ「小さいときのトラウマは心に残るもの」

ユミル「…まだページあんのか」ペラ



あれから数日が経った


未だエレンは心を開かない

ご飯も最低限しか食べない

みるみるうちにやせ細ってくエレン

どうすればいいのかわからない

ミカサ「この時は相当辛かったらしい」

ユミル「……なんだよこれ衝撃的過ぎんだろ」

ミカサ「日記でもこれなのに当事者たちはどんな思いをしたか計り知れない」

ユミル「……ここから先も同じようなことが書いてるな」ペラ…ペラ


ユミル「…?」



エレンが私のほうを向いて笑った

その時はあまりの嬉しさに泣き出してしまった

ごめんねエレン

そんなに困った顔をしないで

だってこれは

嬉し涙なんだから



ユミル「ここからちょっとずつ変化がみられるな」

ミカサ「家族の力は偉大」

ユミル「……」

ミカサ「そして必死に心を開こうとしたエレンの努力が実を結んだ」

ユミル「ほんと…家族ってのはすげえもんだな」


ミカサ「もう少し進むと今回の目玉」

ユミル「は?何言って…?」ペラ…ペラ



夫がエレンに新しいお友達を紹介しようと言った

それが女の子だと言うから驚きだ

私は最初は反対した

でも夫はエレンは自分の力で立ち上がる強い子だ、それに症状も改善された

その子はとてもいい子だからエレンの症状回復の手助けになると

私は医者であるあの人を信じることにした



ユミル「…これ、お前か?」

ミカサ「イエス、アイアム」

ユミル「いい子ってどんだけ猫被ってたんだよ」

ミカサ「ワッツ?」

ユミル「散々人を犬扱いしたくせに…」

ミカサ「オウアイムソーリー」

ユミル「そのしゃべり方やめろうぜえ」

ミカサ「ごめんなさい、中々暗い雰囲気だったので場を和ませようと思って」オロオロ


ユミル「全く…」ペラ




夫が女の子を連れ帰ってきた

私は疑問に思った、とりあえず問い詰めてみた

どうやらこの子が夫の言ってた子らしい

両親がいなくなってしまって行くところがないから家で引き取ると

エレンが心配だけどこの子も心配

幸い本当にいい子みたいなので私は喜んで迎え入れることにした

ここはあなたのおうちよ、ミカサ



ユミル「…なあ」

ミカサ「?」

ユミル「この本は上げて落とすのが上手いな」

ミカサ「言ってる意味がわからない」

ユミル「このいなくなったってのはオブラートに包んでるけど死んだってことだろ?」

ミカサ「……」ポロポロ

ユミル「あ」

ミカサ「この世界は…残酷だ」ポロポロ

ユミル「ごめん!悪かった今のは一方的に私が悪かった!」




ミカサ「ごめんなさい、話の腰を折ってしまった」ショボーン

ユミル「いや今回のは完全に私が悪いから」








ユミル「じゃ、続き読むか」ペラ

ミカサ「そうして」



ミカサはいい子だ、いい子なんだけど

どこか変わってる

エレンが外に行くとき付いて行ったときは可愛いものだと

でも、エレンの着替えを手伝ったりお風呂に突撃するのはどうかと思うの

ミカサが女の子ってこともあるけどこのままだとエレンが心配

早めに対策を練らないと



ユミル「…ミカサさんよぉ」

ミカサ「はい」

ユミル「あなた何してるんでしょーか?」

ミカサ「あの時は知らなかった、許してほしい」

ユミル「下手すりゃエレンがショック死してたかもしれないんだぞ」

ミカサ「正直言って考えただけでも恐ろしい」

ユミル「まあ、エレンがそんなことでくたばると思えねえけどな」ペラ



このままだと本当にエレンが危ない

なので私はミカサにエレンのことを打ち明けることにした

結果は成功といえるのだろうか

打ち明けたとき、ミカサは泣いてしまった

正直後悔した、そのあとの光景を見るまでは

なんとエレンがぎこちないながらもミカサを慰めた

その光景に私も泣いてしまった



ユミル「…突然いい話になるな」

ミカサ「その時は私のベストメモリートップ3に入るくらいの出来事」

ユミル「…畜生羨ましい」

ミカサ「…フーッ」ドヤァ

ユミル「その顔やめろあの糞惚気芋女を思い出す」

ミカサ「わかったやめよう」

ユミル「…お前は何がしたいんだ」ペラ…ペラ

ユミル「?」



エレンが調査兵団に入りたいと言った

もちろん私は反対した

でも

ある種のトラウマを抱えたエレンがわがままを言うなんて珍しい

私はあの子を怒ったことを後悔した

その時のエレンの顔が頭から離れない

ごめんなさいエレン

私にとってあなたが何よりの宝物なの




ユミル「…なあミカサ」

ミカサ「……」

ユミル「これで…終わり…だよな」

ミカサ「……」

ユミル「これを書いたのって…」

ミカサ「エレンのお母さん」

ユミル「だよな…」

ユミル「あいつの母親のことは聞いた」

ユミル「なんというか…その…」

ミカサ「無理に言葉にしなくていい」

ミカサ「ユミルの気持ちは十分に伝わってる」

ユミル「そういってもらえると…」パラリ



ユミル(ん?なんか落ちて…)

ユミル(手紙か?あんま気が進まねえが…)


ユミル「!!」



この手紙を読む人へ

あなたがエレンに近しい人だと信じてこの手紙を書きます

彼はある種のトラウマを抱えています

私ではあの子を支えてあげることはできませんでした

どうかあなたのことを信じてお願いがあります

あの子を、エレンを支えてあげてください

そしてエレンと一緒に幸せになってください

私はあなたにエレンを託したいと思います

どうか、エレンをよろしくお願いします

                 (名前の部分が滲んでいて読めない)



ユミル(…なんだよこりゃ)

ユミル(まるで遺書じゃねえか)

ミカサ「ユミル?」

ユミル「……」ポロポロ

ミカサ「……」






ユミル(畜生…いい母さんじゃねえか)










ミカサ「この本を見てどう思った?」

ユミル「変わらねえよ、あいつを支えてやんよ」

ミカサ「…これで晴れてエレンを任せることができる」

ミカサ「でも私はエレンの家族、エレンに酷いことしたら…」

ミカサ「確実に削ぐのでそのつもりで」

ユミル「相変わらず容赦ねえなお前」

ミカサ「それだけエレンのことを大事に思ってるってこと」

ユミル「…負けねえよ」

ミカサ「その意気、私も一応応援してる」

ユミル「一応は余計だ」




ミカサ「でも応援しているのは本当、あなたには期待してる」

ユミル「へ…ありがとよ」

ミカサ「それじゃあ私はこれで」










ユミル「さて、エレンに会いに行くか」




エレン「はあ…はあ…やっと撒いたか」

「何を撒いたって?」

エレン「!?」ビク

ユミル「ビビんな私だ!」

エレン「ユ…ユミルか…よかった~…」

ユミル「で?相変わらず追われてんのか?」

エレン「今回はアニだけだ」

ユミル「クリスタは?」

エレン「なんかクリスタファンクラブがついに行動起こしたとか」

ユミル(あ~そういえばあったな~そんなファンクラブ)

ユミル「じゃ、アニから逃げながらクリスタ助けに行けばいいわけだ」ガシ

エレン「えええ!?なななんで」ブルブル

ユミル「まあまあ細かいこと気にすんな!クリスタの目をそろそろ覚まさせてやんないとな」

エレン「言ってる意味が…」ブルブル








ユミル「いいから行くぞ!泡吹きエレン♪」

エレン「な!?その名前で呼ぶな!!」ブルブル




まあ困難とかいろいろあると思うけど

乗り越えてやるよ

こいつと一緒にな


ユミル「女性恐怖症エレン!」

おまけアルミン完

おわった…なにもかもおわった…

あれだねほんぺんがしりあすだからこっちはこめでぃでせめてみたよごめんね
こういうのがにがてなひとは>>785-817はとばすことをすいしょう

みなさんのしえんのおかげでかんけつすることができました
でもこのねたはまだなにかにつかえそうなのでまたたてるかも

つぎはべつほうめんのssでいってみようかなとかおもってる


おまえらまちがっても乙ミヤリとかつかうなよ!ぜったいだぞ!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom