メラルバ「な、なにを言ってるの!?キルリアさん!そんな破廉恥な事!」
キルリア「いいから、いいから、僕から先に見せるよ、エイっ!」
メラルバ「あ、何を!」
キルリア「凄いでしょ」ニコ
メラルバ「こ、これは?サイコキネシス…?」
キルリア「そう!技の見せ合いだよ!」
メラルバ「なんだ…ビックリしました…ならあたしも」
キルリア「ちょっと待って!」
メラルバ「はい?」
キルリア「破廉恥とか言ってたけど何の見せ合いっこだと思ったの?」二ヤァ
メラルバ「ふえ?そ、それは…」
キルリア「ねえねえ、なんの見せ合いっこだと思った?」
メラルバ「あ、それは…」
キルリア「もしかして…hな事k…」
メラルバ「ち、違います!わ、技の見せあいだと思ったんです!」
キルリア「へえ~、そうなんだ~技の見せ合いって破廉恥なんだ~」ニヤニヤ
メラルバ「う、うう~」
キルリア「本当はhな事考えてたんでしょう?」
メラルバ「違います!違います!違いますったら違います!」ガリガリ
キルリア「痛ーい!痛い痛い!」
スイクン「こんら~!小童ども~喧嘩さするでねえ!」
キルリア「おいちゃ~ん、メラルバ君がむしくいしてきた~」
スイクン「まーた、おめさがメラルバさ怒らせたんじゃろ!メラルバなんばされた?」
メラルバ「キルリアさんが変な事言うから!」
スイクン「おめさはまたおなごにスケベこいたか?いい加減恥なおさんか!」
キルリア「う~でも噛んだのはメラルバだよ!なんでいつも僕ばっかり怒るのさ!痛い~」
スイクン「日頃の行いじゃ!おめさはいつもおなごにちょっかい掛けたり悪戯ばっかりしとるからじゃ!ったくキョウヘイどんに治してもらうど…背中さ乗れ…」ポフ
キルリア「ああ…おいちゃんの背中キモチイイ…」
スイクン「気持ちの悪い声さ出すでねえ!腰も振るでねえ!」
ョウヘイ「はい、これで終わり!痛みとれた?」シュウウ
キルリア「ふう…性感帯にきく~」
キョウヘイ「せーかんたい?」
スイクン「まーた、おめさはいらん事を」ポコッ
キルリア「痛…くはない」
スイクン「そういえばキョウヘイどん、出発はいつ頃にするんじゃ?」
キョウヘイ「そうですね、トゲキッスの怪我が治るまであと二日掛かるらしいんでその後になるでしょうね」
スイクン「ほうか…トゲキッスどんには悪いが此処の水は好きじゃから助かるわい」
キョウヘイ「セイガイハの海はきれいですからね~四天王との対戦の前に旅の疲れを癒してて下さいね」
スイクン「お言葉に甘えて…ちょっと泳いでくるでよ」
キョウヘイ「いてらっしゃい、キルリアもメラルバと仲直りしたらまた遊んでおいで」
キルリア「うん、いってくるね」
もしかしてサーナイトの人?
キルリア「メラルバ君!」
メラルバ「ど、どうしたんですか?キルリアさん?」
キルリア「さっきはhな事言ってごめんね」ペコリ
メラルバ「べ、別にいいですよ、その…あたしこそいきなりかじってごめんなさい」ペコ
キルリア「(あれ?なんか何時もと違うな、いつもなら…)」
メラルバ『hなのが移るからしゃべらないでください!』
メラルバ『謝っても許さないんですからね!』
キルリア「(とかいうのに、顔もなんか赤い気がするなあ)」
~15分前~
メラルバ「ひっぐ…もう、あんな子と一緒に旅するの嫌~」
トゲキッス「まあまあ、あの子も悪気があってやってるわけじゃないからねえ」
メラルバ「なんでおばちゃんは何時もあの子の味方するの?」
トゲキッス「そりゃあ、キルリアちゃんもメラルバちゃんも仲間だからねえ」
メラルバ「でもあの子!いつもあたしの嫌がる事するの!ひどいの知ってるでしょう?」
トゲキッス「うふふふふ」
メラルバ「なんで笑うの?アタシ本当に困ってるのに…」
トゲキッス「ごめんなさいね…似てるなあと思ってねえ」
メラルバ「何が似てるの?」
トゲキッス「あんたとキルリアが…あたしとあたしの旦那」
メラルバ「ふえ?」
トゲキッス「ちょっとおばさんの昔話聞きなさいね…」
トゲキッス「ずーっと前ね…多分アンタたちが生まれるよりもずっと」
トゲキッス「キョウヘイちゃんの前の前のトレーナーさんの所に居た頃にね、パーティにすっごく嫌な子が入ってきたの」
トゲキッス「それはもう嫌な奴だったわ…なにかって言うとあたしに突っ掛って来てね…もうそいつの顔見るのも嫌で嫌で仕方ないくらいだったわ」
トゲキッス「そんな時にね…」
メラルバ「あっ、わかった、その嫌な奴をやっつけたのが旦那さんだ!」
トゲキッス「ぶっぶーメラルバ選手10点減点」
メラルバ「えー!」
トゲキッス「そんな時あたしたちはとんでもない強敵に出会ったんだよ」
トゲキッス「とてつもなく大きくてすっごく怖い怪獣みたいなポケモンだったわ…そいつらは雨と日照りを呼んでただでさえ高い威力の技を強化して叩き込んできたわ」
メラルバ「そ、それで?」
トゲキッス「あたし怖くなってね…恥ずかしいけど震えて動けなくなったわ、でもあいつらは容赦なく攻撃してきてね、あぁ、あたしはここで死ぬんだって思った」
トゲキッス「でもね、あたしは死ななかったの…その嫌な奴がね自分の体を盾にして守ってくれたの」
メラルバ「ふえええ!」
トゲキッス「そいつらになんとか倒した後にね、なんで守ってくれたのってその嫌な奴に聞いたの」
メラルバ「なんていったの?」
トゲキッス「ふふ、何にも…それにあたしが惚れちゃってね…そいつが旦那ってわけさ」
メラルバ「なんで…その嫌な奴と結婚しちゃったの?」
トゲキッス「後になってわかったんだけど旦那はね、すっごく照れ屋だったんだよ」
トゲキッス「ずっとあたしの事を好きでいてくれたらしいんだけど、こっぱずかしくて意地悪してたんだよ」
メラルバ「あはは、旦那さん可愛いね」
トゲキッス「ね?」
メラルバ「うん、似てるね」
トゲキッス「あの子もきっと照れ屋なんだよ」
メラルバ「うん、そうかも…」カアア
トゲキッス「ふふ…ああいう男は女がリードしてやるんだよ」
メラルバ「そ、そんな、あ、あたしはあの子の事…そんな…好きじゃない…し」カアアアアアア
トゲキッス「さあ、あの子はあたしの旦那より素直だし謝りに来るころだよ、行っておいで」ポン
メラルバ「う、うん!おばちゃん、ありがとう」トトト
キルリア「今日はここまで、>>6の人は正解だよ」
キルリア「あ、あと今回は男の人が好きな男の人が喜ぶ展開は無いからね」ニッコリ
~今に至る~
キルリア「えーっと…あ、よかったよ許してくれて」
メラルバ「はい、あのね、キルリアさん…」
キルリア「なに?」
メラルバ「(うっ、綺麗な顔…)」
メラルバ「その…私の事…」
キルリア「私の事?」
メラルバ「す…す……」
キルリア「す?」
メラルバ「(はっきりさせとかないと、頑張れあたし!)」
メラルバ「す…す~…」
キルリア「す~?」
メラルバ「あ…す、スイクンさんの事どう思います?」
キルリア「おいちゃん?戦い方はなんかねちっこいけど強くてかっこいいと思うよ」
メラルバ「で、ですよねー……はぁ…」
キルリア「暇だし、どこか遊び行こっか?おいちゃんとこで水泳って…」
メラルバ「ごめんなさい、あたし水は…」
キルリア「だよね,うーん…そうだ!トゲキッスおばちゃんのとこにお見舞いに行こうか!」
メラルバ「だ、ダメです!」
キルリア「うわ!急に大きい声出さないでよ…」
メラルバ「す、すいません(今キルリアさんとトゲキッスさんの所に行ったら絶対勘違いされちゃう)」カアア
キルリア「でもメラルバ君が行きたくないんだったらいいや…いっしょに本でも読もうか?」
メラルバ「ハ、ハイ、それがいいですね」
キルリア「」ペラ
メラルバ「(と言ったものの…)」
キルリア「」ペラ
メラルバ「(近い…近すぎます…ああ…なんだかいい匂い…あたしは変な匂いしてないでしょうか?)」スンスン
キルリア「」ペラ
メラルバ「(それにしてもキルリアさん凄いです…人間さんが使う数式だらけの本をペラペラ読んじゃって…あたしにはちんぷんかんぷんですが、おもしろいんでしょうか?)」
キルリア「」ペラ
メラルバ「あ、あの…」
キルリア「あ、ごめんめくるの早かった?」
メラルバ「い、いえ…そのなんだか難しい数字ばっかりですが面白いのかなって思って…」
キルリア「うん…僕たちの目では確かめられない光のお話しだからね」
メラルバ「へ?そんな所ありました?」
キルリア「うん、僕の読み方があってるならそういうお話しだったよ」
メラルバ「あたしには何が何だかわかりませんで…あっ」
キルリア「そっか、つまんない事に付き合わせてごめんね…」シュン
メラルバ「あ、でもなんて言うか、キルリアさんの隣にいるの楽しかったっていうか…あ、何言ってんだろうあたし、えと、その…」
スイクン「おーい、小童共ー!飯の時間じゃてよー!」
キルリア「ふふふ、ありがとう、すぐいくー!」チュ
メラルバ「へ?あ!ふええええ!?キ、キルリアしゃん!!?」
キルリア「ご飯だって、先に行くね」テテテ
メラルバ「ひゃ、ひゃい…」
キルリア「今日はね、メラルバ君と本読んだんだ」
スイクン「ほ~相対性理論か~わしも昔読んだが半分も解らんかったばってん、お前は賢い子じゃけんの~」
キルリア「僕絶対大きくなったら博士になるんだ、そんで女の子の裸見る為のメガネ作るの!」
スイクン「褒めて大損したわい」パコッ
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