姉「おお、それを聞いてしまったか我が弟よ」

男「なぜに、王様口調…」

姉「まぁまぁ、いいから聞きなさい」

姉「実はねぇ、お姉ちゃん…」

姉「大学辞めようかと思ってるんだ☆」ﾋﾟ-ｽ

男「はぁ？」

姉「わー、言っちゃった！」ﾃﾍ

男「なにが~テヘ！~だよ！家族会議物じゃねぇか…」

妹「あ、ちなみに私もなんだお兄ちゃん」

男「お前はあっさりいうな！」

姉「お、妹もか！やっぱり血は争えないねぇ」

妹「ねー！」

男「そこは全力で争えよ…」

男「え、じゃあ何？昨日突然帰ってきたのは…」

姉「お父さんお母さんに言うためだね！」

男「えぇ…」

姉「びっくりした？」

男「ああ、割りと…」

男「まさか姉ちゃんが大学辞めたいなんて思ってるなんて…」

男「り、理由は？」

姉「なんかやる気が起きない」

姉「友達もまぁ出来たし、おもしろいサークルには入ったんだけど…」

男「けど…？」

姉「なんか…ちがうなーって」

男「なんじゃそりゃ…」

妹「私はわかるなぁ！」

男「え、分かっちゃうの！？」

妹「別に特別嫌なことがあったわけじゃないのに、やる気がでないんだよね…」

姉「そうそう、なんかねー」

姉「あと、もう一週間学校行ってないから行きづらい」

男「おい」

妹「私もー」

男「………おい」

男「どうりで最近一番最後にでるようになったのか…」

妹「お兄ちゃんと一緒に登校できないのはつらいけど、せにはらはかえられないよね！」

男「おいおい、思春期かと思ったら不登校だったのかよ…」

妹「うん、お兄ちゃんのシーツの匂いかいでたほうが、百倍楽しいよ！」

男「前言撤回、変態だった」

姉「どうりで、男分が薄かったのか！なぁーるー」ﾎﾟﾝ

男「お前も嗅いだんかい！」

姉「いや舐m「いや、いいよもう！」

男「待て、さっきからのお前らの変態性で、不登校の重大性がかすんでるんだが…」

妹「いや、良く考えるとお兄ちゃんが同じ学校じゃないから、こんなことになってるんじゃないかな？」

姉「確かに！男、大学にこいよ」

男「俺まだ高2なんだけど…」

姉「そこはあれだ…気合いだ」

男「おい…」

妹「そうだよ、お兄ちゃんは義務教育をやり直して然るべきだよ！」

男「お前の日本語は独特だな…」

男「てか、そっちはもっと無理だっての」

妹「えー、じゃあ部屋の中で砂嵐をみる1年間になるのかぁ…」

男「今時の引きこもりは砂嵐を見ないだろ…」

姉「てか、今砂嵐ってみれるの？」

妹「わかんない…、え！じゃあ私は何の嵐を見ればいいの？」

男「何で嵐を見る前提なんだ！現実を見ろよ現実を！」

姉「うわー、そんなセリフ格好いいとでもおもってんの？」ｻｹﾞｽﾐ

男「う…」

姉「まじ、引くわー」

姉「と、見せかけどーん」ｶﾞﾊﾞｧ

男「！？」

男「あぶなっ」ｻｯ

姉「かわされた…！」

男「なぜ押し倒そうとする！？」

姉「そこに弟がいるからさ…」

男「まじ、ひくわー」

姉「えっ…」ｸﾞｻ

男「え！？傷つきやすっ！」

姉「男にに、ひひひひひかれた…」

姉「あばばば…」

妹「と、見せかけど～ん！」ｶﾞﾊﾞｱ

男「あぶなっ」ｻｯ

妹「かわされた～！？」

姉「ちっ、外したか！」

男「いつネタ合わせしたんだよ…」

姉「あたし達の間に言葉などいらない！」

妹「ない！」

男「恐ろしいとしか言えねぇよ…」

男「つか、姉ちゃん」

姉「ん？」

男「父さんに本当に言うつもりなのか？」

姉「うん、学費払ってもらってるしね」

男「たぶん…いや、絶対に滅茶苦茶怒られるぞ」

姉「え、やだ」

男「おい」

妹「お父さん怖いからね、しかたないね」

姉「やっぱり、辞めるの止めようかな…」

男「字面読まないと分からない発言だなぁ」

姉「やっぱり、男を大学に…」

男「無理」

姉「じゃあ、どうすればいいんだよぉ！！」

男「キレるなよ…」

姉「はぁ、じゃあさ、逆に聞きたいんだけどさ」

男「おう」

姉「なんで男は学校がいやじゃないの？」

男「なんでって…」

妹「わたし、気になるなぁ！」

男「そんなの分かんないって…」

姉「かあー！まどろっこしいな！学校は楽しいのかどうかって聞いてるの！」

男「そりゃ……まぁ、楽しい、よ」

姉「なんで？」

男「と、友達いるし…」

姉「あたしにもいるよ」

妹「私も！」

男「部活のやりがいが…」

姉「サークル」

妹「最近パートリーダー任された」

男「うっ…」

姉「他にはないの！？」

男「…ぅ」//

男「す、好きな子がいるから？」//

姉「！」

妹「！」

男「な、なんだよ…」

姉「…誰」

男「はぁ！？言うわけないだろ」

妹「誰」ｼﾞﾘ

男「何故に近寄るんですか？」

姉「男…」ｼﾞﾘ

男「ね、姉ちゃん？」

妹「どうなのさ…」ﾋﾟﾀ

男「い、妹！？」

姉「ねぇ、答えてよ」ﾋﾟﾀ

男「…」ｺﾞｸﾘ

姉「お　と　こ」ﾌｩ-

男「くすぐったいっての！！」ﾊﾞｯ

姉「あぐ」

妹「あうぅ」

男「悪趣味だぞ！兄弟の恋話を聞き出そうとするなんて」

姉「うっさいなぁ、教えてくれてもいいじゃーん」

妹「気になる！」

男「この話は無しです」

男(どうやったら目の光を消せるんだ)ｶﾞｸﾌﾞﾙ

男「てか、お前らの学校行きたくない理由もいい加減だぞ！」

男「なんだよ、~やる気が出ない~って」

男「五月病かよ…」

姉「それだ！」ﾊﾟﾝ

男「え？」

妹「なるほど、私とお姉ちゃんは五月病だったんだ！」

男「こじらせすぎだろ！五月病を…」

男「もう梅雨入りしたぞ！」

姉「そもそも、6月が嫌いなんだよね」

妹「祝日ないのはつらいよねー」

妹「休みがないとさ…」

姉「ああ、休みがないと…」

姉•妹「男(お兄ちゃん)と遊べないし」

男「…？」

妹「あれ、なんなのその顔は」

姉「鈍いねー、全く！だれに似たんだか…」ﾔﾚﾔﾚ

男「…ま、それは置いておくとして」

姉「置かれちゃたよ」

妹「置かれちゃったね」

男「俺が困るから、学校には行ってくれ」

姉「お！」

妹「それは、どういういみ？」

男「あー…」

男「んとー」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

男「まぁ、まずは姉ちゃん」

姉「ほい！」

男「姉ちゃんの大学、俺も受けようと思ってるんだよね」

姉「！」

男「だから、その…2年後に姉ちゃんがいてくれたら心強いっていうか…」

男「嬉しいっていうか…」

姉「おとこ…」

男「あと、妹」

妹「は、はい！」

男「お前、今年俺の高校受けるんだろ？」

妹「…うん」

男「だったら、学校言ってしっかり授業受けろ。学校いかずに受かるほど簡単じゃないぞ、うちの高校は」

妹「…」ｺｸ

男「もう、友達に言っちゃってんだからな…」

男「来年俺の妹が来る、って」

男「だから、な？」ﾅﾃﾞ

妹「お兄ちゃん…」

男「えと、だからさ…」

男「二人とも学校にいってくれ」

男「お願いだ」ﾍﾟｺﾘ

姉「えへへ……まぁ、可愛い弟の頼みと言うなら」

妹「うん」

姉•妹「学校に行くよ」

完

以下、おまけ書きます。

良かったらどうぞ　　


ヘンタイ注意

おまけ

～その夜～

男「川が氾濫して母さんたちが帰ってこれないとは…」

姉「運命のイタズラだね☆」

男「…帰らないのか？」

姉「あたしのじっかはここだよー」

男「おい」

姉「うそだよ、明日の午後から受けるよ講義」

男「そうか…」

姉「でも、」

姉「まさか、男君は人にタダでお願いするわけないよねぇ？」

妹「まさかね！」ﾋｮｺ

男「と、いうと？」

妹「お風呂はいろー！おにぃーちゃん！」

姉「ということさ！あっははは」

男(ハメられた！？)

男「いや、さすがに犯罪だろそれは…」ﾊﾊﾊｯ

妹「え？」ｷﾞﾛ

姉「…」ｼﾞｯ

男「…はは、バスロマン入れよーぜ」

男(なるようになる、だろ…たぶん)

男「なぜ、タオルをまかないのあはたたちは…」

妹「じゃどうだからだよ！」

姉「ほら、よく言うあれだ~きょうだいの体に欲情したりしないよね？~ってやつ」

男「ええ…」

男(あ、でも確かに反応しないや…)

男(俺ってばマジ聖人君子)

男「じゃあ、俺先に湯船に入るよ」

姉「え？一緒にでしょ」

妹「えい！」ﾄﾞﾝ

男「あっぶっな！」ｼﾞｬﾎﾞﾝ

姉「続けー！」

妹「おぉー！」

男(なんで、前後を押さえるかな…)

妹「お兄ちゃん、やせっぽっちだねぇ」

男「そ、そうか」

姉「ああ、全くだ」ｻﾜｻﾜ

男「！？」ﾋﾞｸｯ

男「な、なにして…」

妹「えい」ﾓﾐ

男「っ/や、やめろって」

姉「隙あり！」ｷﾞｭ

男「お、おい！」

妹「はぁ…はぁ、お兄ちゃん…」//

男(まずい、なるようになってしまうー！)

姉「ど、どう？」ｽﾘｽﾘ

男(せ　な　か　に　あ　た　っ　て　る)

男「い、いい加減にっ…」

妹「これがお兄ちゃんの…」

男(オワタ)

男(げ、限界が、なにとは言わないが限界ががが…)

妹「おにいひゃん」

姉「お、おとこぉ」ｽﾘｽﾘ

男「あ」

男「」ﾍﾅ-

姉「あれ？おとこ？」

妹「お、お兄ちゃんが気失っちゃったー！」

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

男「…ん…んん？」ﾓｿﾞ

男(ここは、俺の部屋だな)

妹「お兄ちゃん」ﾋｮｺ

男「！　妹…」

妹「お姉ちゃんと一緒に連れてきたんだ」

妹「やせっぽちなお兄ちゃんはこういう時に役立つね」

男「ああ、それはすまなかっ…ん！？」

男「あれ、俺、服着てないんだけど…」

妹「ん？だって」

妹「必要ないでしょ？」ﾆｯｺﾘ

妹「んっ！」ﾁｭ

男「ん！、んむー…」

妹「ぷはぁ、…はぁ…はぁ、へへ」

男「」

妹「一緒に遊ぼうね、お兄ちゃん」

男(言うまでもなく、初めての遊びだろう)

妹「…んっ！」

男「…？」

妹「ごめん、お兄ちゃんが寝ている間に私一人っ！で…はぁ…」

妹「だからもう…いい…かなぁ…」ﾊｧ

男(何故か体がぐったりして動かない、のぼせたせい、なのか？)

妹「こ、ここ…に」ﾄﾛｫ…

男「い、妹…」

妹「だいじょ…うぶ…おくすりのんだから…」

妹「んっ…」ﾋﾟﾁｬ

男「お、おい」

妹「あぁ！んっ//……っはぁ、あぁ……ん//」ｷﾞｭ-

妹「あ、あぁはいったぁ//」ｸﾁｬ

男「くっう…」

妹「うっごく！……からぁ…//」ｸﾁｬｯ

妹「うぅ//……ははぁ/っくうふ//」ｼﾞｭﾎﾟｯ ﾊﾟﾁｭ

男「い、妹、やめっ」

妹「いっや！」ｽﾞﾎﾟｯ

男「ぐっ…」

妹「ち、ちょうだいよぉ…//おにい…/ちゃんっ//のぉ」ｽﾞﾎﾟｽﾞﾎﾟ

男「だ、だめだ…あっ」ﾄﾞﾋﾟｭｯ

妹「あ、あああ//　あったかぃょお//」ﾋﾋﾞｭﾙﾙ

男「なんで…」

妹「…はぁ、お姉ちゃんばっ…かり、じゃずるいから…//」

男「え？」ﾁﾗｯ

男(なんで姉ちゃんが俺横で？)

男(な、なんで…こ、これは)

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

男「夢だ！」ｶﾞﾊﾞ

男「よっしゃあ！！」

男「昨日のことはなかったんや！やったぁ」ﾑﾆ

妹「んん//」

男「え？」

姉「あ、起きたの？」

男「姉ちゃん…」

姉「早く、学校いったら？」

男「え？…あっ！本当だ！」ｶﾞﾊﾞ

男「あれ、服着てる…」

姉「当たり前でしょー」

男「そ、そうだよね！はははは」

妹「んなぁ…」

男「あ、妹、朝だぞ！」

妹「うん、おはよう」ﾆｺ

男「よし、妹も起きたことだし」

男「学校に…「やだ」

男「え？」

姉•妹「学校に行きたくない」

男「おい」

ちゃん、ちゃん。