マミ「うふふふふ!」ドスバキ
シャルロッテ「」
マミ「あはははは!」バキバキ
さやか「マ、マミさん……」
マミ「楽しい!なんて楽しいの!」ドスドスバキっゴッ
まどか「どうしちゃったの……」ブルブル
マミ「ウェーーーイ!」\(^o^)/
マミ「うふふふ……」
マミ「ふう……」
さやか「マミさん!」
マミ「あら、美樹さんに鹿目さん。大丈夫だったかしら」
まどか「私たちは大丈夫……だけど……」
まどか「さ、さっきのは……」
マミ「さっきの?さあ、なんだったかしら?」キョトン
さやか「で、でも……!」
マミ「さあ、魔女も倒した事だし、今日は帰りましょ!」
さやか「マ、マミさん!」
マミ「か・え・り・ま・しょ?」ニコッ
さやか&まどか「は、はい……」
ほむら「この感じ……魔女を倒したのね……」プラーン
マミ「うふふふ……暁美さん」
ほむら「巴マミ……」
さやか「あ、転校生!」
マミ「余計な事をしないように縛っておいたのよ」
まどか「で、でも魔女も倒した事だし……放してあげても……」
マミ「駄目よ」
まどか「でも……」
マミ「彼女にはまだ聞きたい事がいっぱいあるの」
マミ「あとは私が利き出しておくから、あなたたちは先に帰ってて」
さやか「マミさん!尋問するって言うなら、私も……」
マミ「帰れって言ってるでしょ?」
さやか「ぁ……はい……すみません……行こ、まどか」
まどか「でもほ、ほむらちゃんが……」
マミ「手荒な事はしいわ」ニコっ
さやか「マ、マミさんもこう言ってるし、私たちは帰ろうよ、ね」
まどか「う……うん……」
マミ「うふふふふ」フリフリ
ほむら「……」
マミ「さて……と……」
マミ「暁美さん、私と話し合いをしましょう」
ほむら「……なら、これを解いてくれるかしら」
マミ「い~や♪」
マミ「対等な立場で話し合おうなんて言ってないもの」
ほむら「……拷問しようたって何も言わないわよ」
マミ「そう……それでもいいわよ」
マミ「はい!まずは一発ぅ~!」バキっ
ほむら「ぐっ……」
ほむら(どうやらこの世界の巴マミはとても凶悪な性格をしているようね……)
マミ「どうしたかしら?そんなに痛かったかしら?」
マミ「マスケット銃って振りやすいのよね~」ぱしっぱしっ
ほむら「……」
マミ「じゃあ、もう一発!」バキっ
ほむら「うぐっ……!」
マミ「痛い?痛いわよね~?」バキっバキっ
ほむら「ふぐっ……ぐっ……!」ダラー
マミ「でも大丈夫、魔法少女って回復力あるものね~」バキッ
ほむら「うっ……」
マミ「ウェーイ!ウェーイ!」ドスっバキっ
マミ「ふふーい!」バスバスバス
ほむら「ぐぅ……ぅ……!」
マミ「マっミぃぃぃいいいいい!」ドスッ
マミ「まだ話す気にならない?まあいいわ」ベキっ
マミ「ただ私は殴りたいだけだもの」ドゴッ
ほむら「うぅ……ぐっ……」ダラダラ
マミ「ストレス、発散!体型!維持!」バキっドゴっガスっ
マミ「何よりも、楽しいじゃない!一方的に殴るって!」ドゴッバキっ
マミ「あはははは!」ゴスっ
ほむら「はぁ……はぁ……」
ほむら(いつまで……こんな……)
マミ「ムムム……困ったわね」
マミ「以外にも我慢強いわねぇ~」
ほむら「……」プラーン
マミ「そうだわ!一旦、休憩として紅茶をあげましょう!そうしましょう!」パチッ
マミ「うふふ……ほ~ら暁美さん……口を開けて……」
暁美「ふぅ……ぅ……」グイっ
マミ「冷めないうちにどうぞ!」パシャッ
暁美「あ、熱っ……!」
マミ「うふふふ!あらあら、そんなに零しちゃってぇ~」ニヤニヤ
マミ「どうするのぉ~?」
ほむら「ぁ……ぁぁ……」
マミ「あはははは!びちゃびちゃじゃなーい!」
ほむら「こ……こんな……事……」
マミ「あら、びちゃびちゃなのはここも同じねぇ」ピラッ
ほむら「ひゃぅ……!」
ほむら(うぅ……そんな所見ないで……!)
マミ「脱がなきゃ駄目じゃない」スルッ
ほむら(は、恥ず……)
マミ「これでも入らないかしら?」マスケット銃チャキッ
ほむら「ひっ……」
マミ「怖がることはないわ……ちゃんと入るから」
ほむら「い……いや……」
マミ「うふふふふふ……」
ほむら「む、無理……や、やめ……!」
マミ「ティロ・フィナーレ!」ズプププププ
ほむら「ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」ズププププ
―――――
マミ「zzz…………はっ!」ガバッ
マミ「まただわ……」
マミ「最近、暁美さんにいろいろ酷い事をする夢を見るわね……」
ほむら「巴……さん……」
マミ「あっ、暁美さん!?どうしてここに……っては、は、裸?!」
ほむら「巴さん……あんまりよ……あんな……あんな事……」ぶわっ
マミ「」
マミ「えっ……えっと暁美さん……そ、その……」オロオロ
ほむら「……忘れたなんて……言わせませんから……」ポロポロ
マミ「ファ?!え……で、でも……あの……その……ね……?」オロオロ
ほむら「酷い!覚えてないんですか?!」
マミ「ご、ごめんなさい!」ビクッ
ほむら「う……うぅ……」ポロポロ
マミ「その……本当に……」オロオロ
マミ(い、今は……朝の七時?!)
マミ(えっと、昨日は魔女退治の帰りに、みんなで一杯ひっかけて……それから……)
マミ(うぅ……この辺りから記憶が……)
マミ(わ、わ、私、レ…レズとかそういうのに興味なかったじゃない……!)
マミ(で、で、でも知らないベッドで寝てて、暁美さんが裸で隣にいて、泣いているという事は……)
マミ(……私は…………)
マミ「あ、暁美さん……」
ほむら「……なんですか。思い出しましたか?」
マミ「あ、あの……私って暁美さんの事を……」
ほむら「ええ……襲いました……」
マミ「それって、つまりしちゃったって事……?」
ほむら「……はい……」グズっ
ほむら「毎週土曜日恒例のみんなで魔女狩りの帰りに飲んで、マミさんが酔っぱらって!」
ほむら「そのまま酔った勢いでマミさんが私を無理やりホテルに連れ込んで……!」ポロポロ
マミ「嫌ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
マミ(巴マミ、三十年目の人生目前で何やってねのよぉぉおおおおお!)
マミ(よりによって暁美さんと……してしまうなんてぇええええ!!!)
ほむら「嫌って言いたいのは……わ゛た゛し゛の゛ほ゛う゛な゛の゛に゛い゛!」ポロポロポロ
マミ「ごめんなさぁぁああああああい!!」逃亡
ほむら「うぇぇえええええええ!!」
マミ「勢いで出てきちゃったけど……」トボトボ
マミ「さすがに…まずいわよね……?」トボトボ
ぐぅぅううぅぅぅぅ
マミ「ぅぅ……やっちゃったからかな……お腹空いた……」トボトボ
マミ「あ!あんな所にラーメン屋さんが!!」パァァ
マミ「迷ったり、考えたりとかするにしてもまずは腹ごしらえよね!ドンっ
マミ「すみませーん!注文お願いします!」
マミ「ラーメン大盛りと餃子お願いします!」
マミ「ふぅ……初めて入るお店はやっぱり定番のこれよね」
マミ「……ホテル代も払わずに来ちゃったけど……暁美さん、怒ってるかしら……」
マミ「ま、そんな事よりもまずは美味しいラーメンを味わなくちゃ!」
<お待たせしましたーラーメン大盛りと餃子でーす
マミ「はーい!」
マミ「うふふ。いただきます!」ズズッ
マミ「あぁ~美味しいわ~!」
マミ「濃厚スープに絡む固麺!餃子も具がぎっちり!」ハフハフ
マミ「朝からこんなおいしいもの食べれるなんて、最高じゃない!」ゴクゴク
マミ「ぶはぁ~!」
マミ「ごちそうさま」
マミ「さて、お会計……てあら?あらあら?」ゴソゴソ
マミ(さ、財布がない……?!)
マミ(ど、どうして……!?確かにこのバッグに入れてた筈なのに……!)
マミ「ま、まさか……!」
―――――
ほむら「ふぅ……まったく、ヤられた振りをするのは疲れるわね……」財布パフパフ
ほむら「でも、巴さんったらちょっといろいろ理由つけたらすぐ引っかかるんだから……」ジュポっ
ほむら「巴さんだけ狙えば、人生楽だわ~」スパぁ
マミ(ど……どうしましょう……)オドオド
マミ(ポケットに入ってたのはたった六百八十五円……)
マミ(このままじゃ、私無銭飲食であぼんじゃない!)キャー
マミ(どうしましょう……)
「ごちそうさまー……って、あんたマミさんじゃん!」
マミ「ふぇ?あなたは……佐倉さん」
杏子「よ、昨日ぶりじゃん!」フリフリ
マミ「さ、佐倉さん……!あ、あの…………!」
杏子「あんたもしかして、金がないとかか?」
マミ「財布があるって思って今見たら、そのなくて……!」
杏子「しかたねーなー、ここはあたしが持ってやるよ。馴染みの顔だしな!」
マミ「佐倉さん……!」パァァ
佐倉「ただし、倍にして返せよ」ボソッ
マミ「ぅ……はい……」ショボン
風呂行く
戻ってきた。再開する
<ありやとあっしたー
マミ「ぅ……払ってくれてありがとう……」
杏子「ありがとう……ございましただろ?マミ」
マミ「……ありがとうございました」
杏子「へへ。先にも言ったけど、あたしとマミの仲じゃん!ちゃんと倍の二千八十円で返してくれればいいって」
マミ「え、ええ。もちろん返すわ。それで返す日なんだけど……今度の土曜でいいかしら?」
杏子「ん~それだと利子がついて、三千七十八円……払いやすくして三千八十円になるけど……」
マミ「り、利子ですって?!」
おっとミス。利子×利息○
杏子「そ、二千八十円の8%が1日ごとに加算。んで、今日から月曜にかけての分抜いてあげて、月から土までの6日間分ね」
マミ「そ……そんなご無体な……!」
杏子「いいじゃねーか。これでも良心的な方だぜ?」
マミ「で、でも……」
杏子「嫌とは言わせねーぞ」
マミ「……わ、わかったわ……」
杏子「そうかい。それなら頼むぜ」ブルルン
マミ「で、できるだけ早く返すから!」
杏子「おう!はよ返せよ!じゃーな!」ブロロロ……
マミ「はぁ……」
マミ(また友達に借金ができてしまったわ……)
マミ(うぅ……鹿目さんに美樹さん……それに佐倉さん……合わせると一万近くね……)
マミ(う…頭が……)ズキズキっ
マミ(ま、まずは財布を探さなきゃ……)
マミ(交番は……)
<はい。財布の落とし物ですね。わりました、見つかり次第ご連絡しますのでここに電話番号を……
マミ「はい…」スラスラ
<はい、ありがとうございます。それでは
マミ「は、はい。よろしくお願いします…」ペコリ
ガチャ
マミ「はぁ……見つかるかしら……」
マミ「ふぅ……家に帰ってもあれだし、しばらくぶらぶらしましょう」
マミ「何か面白いものでもないかしら?」
マミ「……まだ朝早いし、あんまり開いてないわね…」
マミ「ん~……」
マミ「あ、二十四時間のゲームセンターなら開いているじゃない!」
マミ「しかもまだ朝早く、そんなに人がいないからのんびり楽しめるわ」
マミ「うふふふふ。さっそく、行きましょう!」
マミ「やってきたわ!ゲーセン!」
マミ「手持ちの六百円あまりを使い切らないように注意ね……」
マミ「……そういうと、プレイ料金を見るだけで頭が……」
マミ「あ、この景品とってもかわいいわね。うーん……1プレイ二百円……」
マミ「むむぅ……」
マミ「ん~……ま、一回だけなら…ね」ちゃりーん
マミ「このクレーンを……そう…そこよ!」
ウィーン……ガッ
マミ「掴んだ!」
ウィーン……ボトッ
マミ「キュェエエエ!?」
マミ「なんで?!なんでそこで落ちる訳?!」
マミ「これは魔女の仕業ね!」キッ
マミ「もう1プレイ!」ちゃりーん
ウィーン……スカッ
マミ「マミぃいい!?」
マミ「ラスト……!最後の二百円……!」
マミ「頼む!取れて!」
ウィーン……ガッ
マミ「よしっ!今度こそ掴んだ!」
ウィーン「来て!来て!」
ウィー……ボトッ
マミ「」
マミ「はっ……はは……」
マミ「使い……きっちゃった……六百円……」トボトボ
マミ「私の手持ち…八十五円……」トボトボ
マミ「笑うしかないわよね……」
マミ「はははっ……」
さやか「ん?あれは……マミさん……?」
さやか「マミさん!」
マミ「あら……さやかさん……」
さやか「ちょ……マミさん、顔面蒼白じゃないですか!」
マミ「いいのよ……私のような愚かな豚は放っておいて……」
さやか「マミさん……」
マミ「財布もなくし、友達には借金ばかりの駄目パートなのよ……私は……」
さやか「マミさんってほんと、バカ」ケッ
マミ「うぅ……反論の余地もないわ」ショボン
さやか「マミさんは豚なんかじゃないよ!」
マミ「さやかさん……」
さやか「マミさんは豚じゃなくて、あれっしょ、あれ」
マミ「あれって……?」
さやか「んー……ホルスタイン?」
マミ「」
さやか「だって乳大きいし、なんかおっとりしてるっというより、よくなんか食べてるし」
マミ「ひ、酷い……」
さやか「ま、マミさんならきっといい仕事見つかりますって。そうすれば、金もがっぽり、ですよ」
マミ「いい仕事なんて……」
さやか「だってマミさん、顔はいいし、体も抜群。これなら、キャバなりなんなり……なーんて冗談……てあれ?マミさーん?」
マミ「ひやぁぁあああああ!!!」ダダダ
眠い……今日はここまでね。じゃの
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