エレン「ん?なんだこの本?」 アルミン「あぁ、それは…」(11)

アルミン「古代の文献だと思うんだけど…僕には読めないんだよ…」

エレン「マジでか!?アルミンが読めないのかよ!?」

アルミン「教官にも聞いてみたんだけど…わからないって…」

エレン「ふーん」ペラペラ

なにげなしに本をめくるエレン

アルミン「あー、気になるよ!!もやもやする」

エレン「なんだ?一部分だけ読めるぞ!?」

アルミン「本当かい!?なんてかいてあるんだ!?」

エレン「急かすなって…えぇっと……アルミン…第一の術……ザケル???」

ドカァァァァン!!

みたいな

アルミン「………」バチバチ

エレン「…な、なんなんだ!?何が起きた!?」

アルミン「………」バチバチ

エレン「何で部屋が丸焦げてやがる!?なんなんだ、なんなんだよ!?」

アルミン「………」バチバチケプッ

エレン「…アルミン…おい…アルミン!!」

アルミン「!!え?どうしたんだい、エレ…ってなんでこの部屋丸焦げなの!?何があったんだい、エレン?」

エレン「は!?お前…何いってんだよ?」(待てよ、アルミンには記憶が無いのか!?んだよ、それ…)

アルミン「エレン、エレンってば」ユサユサ

エレン「………」

―部屋の外

キース「何事だ、何故煙があがっている!?」

ライナー「何があったんだ!?」

コニー「アルミンが爆弾でも開発したか?」ニシシシ

ジャン「黙れ馬鹿が」

コニー「何だと!?」

―部屋の中

エレン「…部屋の外が騒がしくなってきたな…アルミン…」

アルミン「エレン?」

エレン「今は詳しくは話せないが…この本は俺が預かる」

アルミン「嫌だよ」

エレン「は!?」

アルミン「え?嫌だよって」

エレン「何でだよ!!」

アルミン「僕の本じゃないか!!」

エレン「だからキース「これはどういう状況か…説明してもらおうか…イェーガー!!」

エレン「」

アルミン「なんと言われようとこれは僕の本だよ!!」

このあとアルミンの説得とキース教官への説明で休日がつぶれたことは言うまでもない…不幸だ…

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