仁奈「Ｐ！Ｐはいやがりますかー！」ﾓﾌﾊﾞﾊﾞｰﾝ

Ｐ「ん、いるぞー。どうした仁奈。忘れ物か？」

仁奈「はいっ。Ｐを忘れやがったのです！」

Ｐ「え？」

仁奈「ということでー、かくほー。がしゃーん」ﾓﾌｯ

Ｐ「おっと。え、なにこれ手錠…？も、もふもふだな」

仁奈「もふもふです！」ﾆﾊﾟｯ

仁奈「ではれんこうするのです！仁奈に付いて来てくだせー！」

Ｐ「へ、…あ、え？」

仁奈「ほらはやくー」

Ｐ「ちょ、仁奈、待っ、おれまだ仕事が」

ちひろ「パソコンおとしておきますね？」

Ｐ「ああ、ありがとうございますっ。いやじゃなくて、仁奈まっ…」

仁奈「れっつごーほーむですよー！」ﾓﾌﾀﾀｰ


ﾊﾟﾀﾝｯ


ちひろ「……」

ちひろ「ふふ、で、さっきのはなんです？家族で、お父さんみたい…。…もう」ｸｽ

・・・・・


仁奈「ゆーやーけこやけーのっ」

Ｐ「あかとーんぼー」

仁奈「えへへー」ﾆｷﾞﾆｷﾞ

仁奈「あっ、えと、Ｐ。きゅーに連れて来てしまって申し訳ないですよ」

Ｐ「ああ、ううん」ﾓﾌ

Ｐ「大丈夫だよ。今日はもう急ぐ仕事もなかったし。仁奈こそなにかあったのか？」

仁奈「えへー」ﾓﾌﾆﾍｰ

仁奈「今日は仁奈とおねーさんたちとでお泊りなのでごぜーます！Ｐがいねーわけにはいかねーのです！」

Ｐ「ふーん…お泊り」

Ｐ（ん？それむしろ俺がいちゃだめじゃないか？）

仁奈「せーてはことをしそんじるです。はやく行くのです」ｸﾞｲｸﾞｲ

Ｐ「ちょ、ひっぱるなって…。あとそれたぶん逆…とと…」

・・・・・


Ｐ「…。」

仁奈「ついたです！」

Ｐ「…うん。仁奈のうちにな」

仁奈「しゃれですか？？いま楓おねーさんはいねーですよ？」ﾓｮﾄﾝ

Ｐ「ちがうよ」

Ｐ（仁奈の家にか…。大丈夫か。いやだめだろ）

比奈「パパさんがでスね」ﾋｮｺ

Ｐ「うおう」

比奈「…おどろきすぎっス」

Ｐ「お、おう。すまん。油断してた」

比奈「私だってそんな反応されたら傷つくっスよー」ﾌﾟｸｰ

Ｐ「悪かったって。べつに比奈だからって驚いたわけじゃないよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

比奈「んぅ…。あ、や、べつにそこはどーでもいいでスけど…うぁ」

比奈「に、仁奈ちゃんのパパさんがですね、…また出張でいらっしゃらないみたいなので…。お泊りとか、どうかなーって」

Ｐ「ふむ」

仁奈「パパにはちゃんとはなしをとーしてあるですよ！」ﾆﾊﾟｰ

Ｐ「なにそれかっこいい。そっか。じゃあいいのかな」ﾅﾃﾞﾓﾌ

仁奈「いいと思うですー」ﾆﾍｰ

比奈「はい。まあそういうことで」ｸｽ

Ｐ「うん」

・・・・・


比奈「ということでお泊りでス！」
http://i.imgur.com/fpGYn01.png

Ｐ「おー」

柚「おーっ」
http://i.imgur.com/xH2yX6P.png

楓「おー」
http://i.imgur.com/7vUBAg9.png

仁奈「おー、です！」
http://i.imgur.com/g0JNWeF.jpg

Ｐ「…おー」

Ｐ「…みんなすでにパジャマなのは、そういう？」

柚「そういうー」ﾆﾊﾟｰ

柚「ほらほらーＰサンもとっとと着替えちゃえー。わさー」

Ｐ「あー。セクハラだーやめてー」

仁奈「Ｐはどれが似合いますかね！」ﾓﾌﾓﾌﾓﾌﾓ

Ｐ「ちょっと待ってもふもふ音が聞こえてるなんでだよおかしいだろおい」

楓「ふふ、どれにしよっか。仁奈ちゃん」

比奈（ご苦労さまでス）

Ｐ（おー…。まあ仁奈たのしそうだし、いいや）

比奈（そうでスね）ｸｽ



※仁奈以外はコラ画像です

Ｐ「……」ﾓﾌﾓﾌ

柚「可愛い！」

仁奈「お似合いです！」

Ｐ「ありがとう」ﾓﾌﾓﾌ

Ｐ「…じゃあとりあえず、晩ごはんを作ろうか。材料も仁奈と買って来たし」ｶﾞｻ…

柚「おおっＰサンが作ってくれるんだー。わーい」

楓「わーい」

Ｐ「うん。楓さんには、なにかつまみになるものも作りますね。お酒も。買って来ましたよ」ｶﾞｻ

楓「あ…。うふふ。ありがとうございます、プロデューサー」

Ｐ「はい」

Ｐ「比奈にはなにか食べ応えのあるサラダにするよ。でもごはんも食べるんだぞ」

比奈「は、はーい。…えへへ、ありがとうございまス」ﾆﾍｰ

Ｐ「いえいえ」

仁奈「ねー柚おねーさん！」ﾊﾞｯ

仁奈「さっきＰがお菓子を！仁奈にお菓子を買ってくれたんでごぜーますよ！！」ｷﾗｷﾗ

柚「おおー！へへ、やったねーっ」ﾅﾃﾞﾓﾌ

Ｐ「…」ｸｽ

・・・・・


柚「えいえいっ」ｽｺｯ

仁奈「わわっ。に、仁奈もまけてねーです！」ｽｺｺｯ

楓（たのしそう…。ぶたみんとん。…ふふっ、なにも思いつかない）ﾆｺﾆｺ


Ｐ「…」ｼﾞｭｰ

比奈「お皿とか用意するっスか？」ﾋｮｺ

Ｐ「お、助かる」

比奈「いえいえ」

比奈「ハンバーグでスか」ｶﾁｬｶﾁｬ

Ｐ「うん。柚も仁奈も好きだから」ﾋｮｲ

Ｐ「…そうなんだよ。どっちにしても、今日はうちでなにか作ろうと思ってたんだけど、」

Ｐ「みんなは何がいいかなーって、そんなことばかり考えてた」

比奈「……」ｶﾁｬ…

比奈「ふふ、それはなんというか…、私は嬉しいでスけど」

Ｐ「そうか？」

比奈「はい。嬉しいっスよ」

Ｐ「そっか」

比奈「はい」ﾆｺ

・・・・・


Ｐ「仁奈のお家だし仁奈に言ってもらうか」

比奈「そうっスね」

仁奈「？？」

柚「お手をあわせてー」

楓「準備万端です」ｻｯ

Ｐ「楓さんちがいます。乾杯じゃないですお酒は置いてください」

楓「えー」ﾌﾟｸｰ

比奈「もう、楓さん」ｸｽｸｽ

仁奈「？？…あっ、分かった！です！」

Ｐ「おう」

仁奈「はい！えと、ではみんなでー、…いただきます！です！」ﾊﾟﾁｰﾝ

比奈「いただきます」

柚「いただきますっ」

楓「いただきます」

Ｐ「いただきます」ﾍﾟﾁ

仁奈「はい！…わー」

仁奈「わあぁ。えへへっ。ねえＰ！今日はみんながいるですよ！！すごいです！」

Ｐ「うん。そうだな。よかったな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

仁奈「はい！やったー」ｴｯﾍﾍｰ

柚「ハンバーグうまっ♪」ﾊﾟｸｰ

比奈「サラダうまー」ﾓｻｰ

楓「一夜干しうま、です。ふふふ」ﾓｸﾞ

Ｐ「おいしいか？」

仁奈「おいしいです！」ﾓｷｭﾓｷｭｯ

・・・・・


柚「おふとんセットかんりょー！」

仁奈「わーい。ばふっ」

比奈「けほ…。こらー、それ行儀悪い…」

柚「へへっまぁまー比奈サンもっ♪えいっ。ばふー」

比奈「へっ。あ、あわあ。ばふぅ…。も、もー、柚ー」

柚「てへー」

Ｐ「…」

Ｐ（俺はリビングのソファーで…、とか言おうと思ったらリビングに布団を敷かれてしまった）

楓「ふふ。プロデューサー」ﾁｮﾝ

Ｐ「？わ…。か、楓さん？」

楓「…」ﾆｺ

楓「せっかくですから。一緒に寝ましょう？」

Ｐ「……あ、いやでも」

比奈「大丈夫っスよーおそったりしないっスよー」

Ｐ（頼むから逆の心配をしてくれ）

仁奈「では仁奈がＰをおそうです！えいやー」ﾓﾌｧｰ

Ｐ「おわっ、に、仁奈おい…ぐえ」ﾊﾞﾌｯ

柚「へへーっじゃあ柚も行くよっ。えいえいっどさぁー」

Ｐ「ちょ、おも…くるし…」

比奈「あー。女の子に重いなんて言っちゃだめなんでスよ」ﾉｿ

Ｐ「言いつつのるな！」

楓「いまのは流れにのる、のと、実際にのるのと、かけているんですね。お上手です、プロデューサー」

Ｐ「楓さんものらないでー。それはたまたまで…ぐふ」

柚「おー。Ｐサンけっこう体しっかりしてるカモ…。やりおる！てれる！さわさわ」

Ｐ「なんだそれ。知らん。こら触るな」

仁奈「えへへ」ﾓﾌｷﾞｭｰ

仁奈「Ｐもいっしょに寝やがりましょう！そのほうが仁奈はうれしーでごぜーますよ？」

Ｐ「…。」

Ｐ「そう言われると…、まあ、その」

比奈「一緒に寝やがりましょうっスよー」

楓「寝やがりましょう？ふふふ」

Ｐ「成人組はいろいろ気にしてください」

柚「Ｐサンがばぁー」ﾄﾞｻｰ

Ｐ「ぐふっ」

・・・・・


Ｐ「電気消すぞー」

<ﾊｰｲ


ﾊﾟﾁﾝ


Ｐ「…」ﾊﾟｻ

Ｐ「五人だとなんの字って言うんだろうな」

比奈「さあー」

柚「ごの字カナ！」

Ｐ「柚さん意味分かってないですよね？」

楓「どうでしょう…ふむ」

仁奈「『モフ』ならごかくでかけますよ！」

Ｐ「重なると苦しいだろ。というかそれ曲がってる曲がってる」

比奈「ふふ」ｸｽ

Ｐ「…」

Ｐ「まあなんでもいいか。寝よう。おやすみ」

柚「はーい。おやすみなさいっ」

比奈「おやすみでス」

楓「おやすみなさい」

仁奈「おやすみです！」

仁奈「えっへへ。えへへ。今日はさみしくねーですねー」

仁奈「Ｐ。仁奈たのしいですよー」

Ｐ「そっか。よかった」

仁奈「よかったです！」ﾆﾊﾟ

Ｐ（明日の朝ご飯はどうするかな…。）

Ｐ「…」

柚「くかー」

仁奈「……」ﾓﾌﾋﾟｰ…

比奈「くぅ…」

楓「……」ｽｩ…

Ｐ「……」

Ｐ「…明日、また考えればいいか」

Ｐ「おやすみ」


ぱさ・・



・・・・おしまい